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悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」爆豪「No.4」
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1 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/08/31(水) 21:56:10.11 ID:8eLEFiVcO
前作等々
悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466998511/
悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」轟「No.2」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469447431/#footer
悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」 八百万「No.3」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470363104/#header
「とりあえず3回も見てきた人ならここの注意事項は分かっているだろう!」
「そしてここからは完全オリジナルストーリーだ!」
「原作と全然設定とか違ーじゃねえかとか…ってか2学期以降の展開同じだったら怖いから!」
「そういうアンチは御法度だぜ?」
「それじゃ今回も早速…」
「更に向こうへ!PLUS ULTRA!!!」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1472648170
2 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/08/31(水) 22:04:40.29 ID:8eLEFiVcO
(オールマイト殺害)
(雄英高校消滅)
(この2大ニュースは瞬く間に世界へ広がり衝撃を与えていった)
(これで世間がどれほどの影響を受けたか計り知れない)
(特に日本では8月の犯罪発生件数は7月の2倍に相当するという)
(更には裏社会では脳無の取引や密輸なども起こっているらしい)
(誰もが憧れ輝いていたヒーロー社会)
(それが今、崩れ始めていた…)
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/31(水) 22:05:02.63 ID:F7iXq9fDO
ヒャッハー、新スレだーっ
矛盾に関しては言われるまで忘れてたなぁ…
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/31(水) 22:36:21.98 ID:DOs354dtO
立て乙
いよいよオリジナルだな
どんなヴィランが出るのか、デクヤオの進展は、デクに遅れをとってる爆豪の巻き返しは、期待することが山ほどある
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/31(水) 23:57:18.47 ID:ynk5eSac0
設定的にアックマンの子孫とか出てきそう
6 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 00:13:14.63 ID:Uwqho9NLO
「離れて!兎に角離れて!」
ウウウウゥゥゥ
「…なんだ?」
「キャァァ!」
ズドォォォッ
チンピラα「ヒヒヒヒヒ。いいねえいいねえ!」
チンピラα「カス共が怯え、逃げ惑う!」
チンピラα「最っ高におっもしれえ!」
脳無「…」
チンピラα「流石怪人。噂以上のパワーだ…」
チンピラα「あのジイさんもいいものくれるじゃぁん?」
「待て!!」
チンピラα「あ?」
シュタッ
ヒーロー「器物破損、傷害…」
ヒーロー「派手にやってくれたじゃないか敵…」
チンピラα「あ〜?何偉そうな口叩いちゃってんの?」
チンピラα「こちとら最近気分悪くてさ?」
チンピラα「今の内なら見逃さない事もないぜ?」
ヒーロー「………」スッ
チンピラα「…駄目だこりゃ」
チンピラα「おい、脳無ちゃん」クイッ
脳無「…」
ズドッ
ヒーロー(こいつ…まさか脳無…)
シャッ
ヒーロー「速っ…」
ズドォッ
ヒーロー「か…はっ…」
脳無「……」
ヒュゥゥ…
ドゴオオッッ…
ヒーロー「く…そが…」
チンピラα「アヒヒヒヒ…クソで結構結構!!」
チンピラα「テメェラみてぇなよ…正義感ぶる奴は見てるとすっげえムカつくんだ」
チンピラα「ああん?」
ヒーロー「がはっ…」
ヒーロー「たった…1発でこんな…」
チンピラα「あーもういい。殺そう、殺しちゃおう」
チンピラα「でもただ殺すのはつまらないなぁ?」
7 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 00:27:06.74 ID:Uwqho9NLO
市民「ううっ…」
ヒーロー(!避難し遅れた人が…)
チンピラα「まずはか弱い市民を目の前で見殺しにする絶望、味わってもらおか!!!」
脳無「ッッ!」
ダッッ!
市民「…」グダッ
ヒーロー(駄目だ…建物が更に崩れれば瓦礫の下敷きに…)
ヒーロー「やめろぉっ!!」
ピタッ
チンピラα「あ?」
脳無「…」
ヒーロー「動かない…というより…」
ピクピク…
ヒーロー「怯えてる…?」
ヒーロー(おかしい…脳無には感情が無かった筈じゃあないのか?)
ヒーロー(話が違う…)
「よっこら…」ガシッ
ズズッ
「…大丈夫ですか?」
市民「………?は、はい…」
「よかった…さ、早く」
市民「え…あ、ありがとうございます!!」
ダダッ
チンピラα「チッ…なんだテメェは!?」
チンピラα「見た所ガキみてえな背丈だが?」
「…」スタスタ…
ヒーロー「?…な、なん…」
「ごめんなさい」
ストンッ
ヒーロー「!?」
ガクッ
チンピラα「ハァ?なんでそいつ気絶させたんだ?」
「……」ガシッ
<そう派手にやらないでね?さっさとケリつける事
<尻拭いをするのはこっちなんだからねー
「分かってます」ピッ
バッ
「…」
ドサ…
チンピラα「………?」
チンピラ(こいつの顔…どこか…見覚えが…)
8 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 00:47:50.03 ID:Uwqho9NLO
大物『そいつの強さは保証する』
大物『そこらにいる並のヒーローじゃ相手にならない』
チンピラα『ヤッホーイ!サンキューなジイさん!助かったわー』
大物『もうそいつはお前さんの所有物になった…別に俺があれこれ言う必要はねえが…』
大物『こいつにだけは注意しろ』ピラッ
チンピラα『あ?なんだこの餓鬼』
大物『今は無き、雄英高校の生徒さんよ』
大物『こいつは要注意人物だ』
大物『まず、その個体じゃ倒せない』
チンピラα『なんだと!?』
大物『それ位優秀な子だ』
大物『特徴を予め伝えておく』
「…」
チンピラα 大物「『…そばかすと…』」
チンピラα 大物「『緑色の髪と…』」
大物『んま…なんか地味っぽい感じの奴!』
チンピラα「…」
大物『名を…』
チンピラα「み、緑谷…出久…!?」
緑谷「うわっ…やっぱり知られてる…」アセアセ
緑谷「はっ、恥ずかしい…もう3ヶ月以上も前の話なのに…」
緑谷「雄英ってすごいなぁ…」ウルウルッ…
チンピラα「何もんだテメェ!」
緑谷「ん?」
チンピラα「こんな貧弱なガキが脳無より強い!?」
チンピラα「写真でもそうだったが、期待はずれだぜ!」
緑谷「写真…?まさか僕の情報を…」
チンピラα「フン!テメェは1度見た事あるかもしれねえが」
チンピラα「この脳無はそこらの雑魚敵とはワケが違うんだよ!」
チンピラα「行け、脳無!奴をぶっ殺せ!!」
脳無「…ッ」ズドッ
緑谷「…」
シャッ
チンピラα「!?消えた…」
脳無「…」キョロキョロ
チンピラα(脳無でも捉えきれねえ速さだってのか!?どんだけ速えんだよ…)
チンピラα(これじゃさっきのを再現してるような…)
9 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 01:12:24.61 ID:Uwqho9NLO
ドガァァァァッ!!!
脳無「!?」
チンピラα「なっ…!」
緑谷「…っ」
緑谷「りゃああっ!!」
バキィッッ!!
脳無「〜ッ!」ドサッ
緑谷「だぁっ!」ズドォォォッ!!
脳無「ッッッ!」ドバッ!
チンピラα「ハァァァ!?」
クルクルッ…
シュタッ
脳無「…ッ…」ググッ…
緑谷「…」スタスタ…
脳無「ッッッ!!!」ダッッ!
ダダッ…
脳無「ッ〜!!」ブンッ
ドッッ!
チンピラα「ヒヒッ!モロくらいやがっ…」
ググッ…
緑谷「………」
脳無「…〜!!?」
ビリビリッ
緑谷「ワン・フォー・オール…フルカウル」
バギィィッッッッ!!!
脳無「ッッ!?」ゴォォッ
ダンッ
緑谷「DETROIT…」
グッ
緑谷「SMASHHHHH!!!」
ドガァァァアアッッッ!
脳無「ーーッッッ〜…」
ドオオオオオオオンッッッ…
チンピラα「なぁぁあああにぃぃぃ!?」ゴォッッ…
シュタッ
緑谷「ふぅ…」
緑谷「1発だと被害がでかくなると思ったけど…」
緑谷「5発は打ちすぎたかなぁ?」
チンピラα「……は………?」
緑谷「…」ギロッ
チンピラα「ヒ、ヒヒッヒッヒヒッヒヒヒ…」
チンピラα「すいやせんでしたぁぁあ!!!?」ダダダダダ…
緑谷「…逃げた…かな?」
10 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 01:38:21.00 ID:Uwqho9NLO
<全く…登下校中だろうがなんだろうがお構いなしだねぇ
<君先月これ3回やったからね?
緑谷「すみませんすみません…ほら…放っておけなかったし」
<まぁ…もう直ぐ仮免とるだろうし、少しは言い訳できるかもだけどねえ
<これが最後であってほしいね
<ほんじゃね、人が集まる前にさっさと行っちゃってね
緑谷「はい!」
ダダッ…
緑谷「なんとか着いたぞ!」
緑谷「遂に来た…第二の高校生活の幕開けだ…」
緑谷「ここが…志優学校!」
相澤『…で、今後の緑谷君の志望校についてでふが…』
相澤『この三校の中から選んでいただきます』
デクママ『…え?この3つだけ?』
相澤『ええ…と言っても、分散させてしまっては生徒の安全を確保できなくなるためです」
相澤『加えて、雄英生徒…特に1年は爆破テロの犯人として疑われています』
相澤『その意味もあり、このような形をとらせていただきました…』
デクママ『…』
相澤『因みに、参考程度…』
相澤『この中にある志優高校…』
相澤『ここは、根津校長がかつて通っていた高校だ』
緑谷『え!?校長先生が…』
緑谷「…」
相澤『テメェが決める事じゃねえ、子どもの将来は子どもが決めるんだ』
緑谷(正直あの言葉は嬉しかった…)
緑谷(けど自分に責任がないわけじゃない…)
緑谷(言われて当然の事をした)
緑谷(オールマイトも…悟空さんも…もういない…)
緑谷(これからは自分1人で壁を越えなきゃいけないんだから…)スタスタ…
緑谷「…あ」
上鳴「あ」
轟「お」
緑谷「上鳴君…それに轟君!」
上鳴「ひっさしぶりじゃねえかよ!おい!」
上鳴「おめえもやっぱここ選んぶんだなぁ?な!?」
轟「緑谷…お前背ェ高くなったな」
緑谷「え、そ、そう?1ヶ月じゃそんな…」
上鳴「とりあえず教室行こうぜ」
上鳴「もう皆いる頃だろ!」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/01(木) 01:55:25.83 ID:GYa0rbqfO
強者集まりすぎィ!
12 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 02:12:56.49 ID:Uwqho9NLO
ガラッ
緑谷「失礼しま…」
爆豪「あ?」
バタン!
緑谷「………」
ガラッ…
爆豪「おい…とりあえずドア閉めた理由聞かせてもらおうか…なぁデク…」ボボッ
緑谷「い、いやいや!これはその…」
緑谷「そう!手が滑ったんだようん!」
緑谷「ほら!これちょっと押しただけですぐ閉まる!」バタン!
爆豪「ああそうかいそうかい…💢」ボボッ
緑谷(うう…まぁ絶対この展開だとは思ってたけどやっぱりこうなるのか…)
緑谷(皆一校に集まらないように志望校についてクラスで話すのは固く禁じられていた…)
緑谷(この為、誰がどこに入るのか把握できないわけだトホホ…)
上鳴「お、爆豪!お前もか!」
爆豪「ドブ野郎テメェもか」
上鳴「それお前!」
轟「入るぞ」スタスタ…
緑谷「お…結構いるいる」
峰田「おー!緑谷よく来たな!」
耳郎「げっ…上鳴あんた来てたのかよ…」
上鳴「まーた一緒だなハハッ!」
切島「うおおおお!A組地味に多ぉぉっ!」
切島「時間的にゃこれで全員揃ったのかな?」
八百万「緑谷さん…貴方もここへ?」
緑谷「あ、八百万さん!奇遇だね」
緑谷「また一緒に勉強できると思うと嬉しいよ」
八百万(ああ…なんてありがたきお言葉…///)
八百万(私…今なら死ねますわ…)
八百万(いや死にましょう)
緑谷「?」
轟「」
峰田「轟がショートしましたwww」
上鳴「誰が上手い事言えとwww」
13 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 02:31:45.58 ID:Uwqho9NLO
拳藤「よ、デク」
緑谷「!」
拳藤「久しぶり!」
八百万(また!)ギロッ
緑谷「拳藤さんもここへ?」
拳藤「うん。なんたって雄英高校校長の出身校だからね」
拳藤「行くっきゃないっしょ」
緑谷「だね!」
上鳴「いいなぁ相変わらずあんな可愛い子と仲良くしてて」
峰田「相変わらずモテるなぁ」
上鳴「お?」ガシッ
耳郎「…」グイイッ
上鳴「いてててててえええ!?」
バチンッ
上鳴「何してんのよサァ!?」
耳郎「べっつに〜?」ホジホジ…
物真(くっそ…あのそばクソ野郎が…)
物真(なんでああも人前で堂々とイチャイチャできるもんだねえ?)
物真(見せびらかして何したいんですかぁ?)
物真(単細胞ですかー?あ、あいつミジンコだった)
物真(とりあえず死ね!!)
唯「んー…?」
切島「よ」
雄「よ」
切島「俺切島だよろしくな!」
唯「ん」ガシッ
峰田(伝説の…超一文字少女だと?)
峰田(イイなぁ!)
緑谷「……それにしても…」
緑谷「ここ…空き席がありすぎじゃない…?」
拳藤「確かにねぇ…」
拳藤「あたし達みたいな数が編入するから何かしら嫌な予感はしてたけど…」
八百万「…どうやら…あの御三方以外は転校なさったみたいですわね」
緑谷「…………」
14 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 03:15:22.49 ID:Uwqho9NLO
少女「……」
緑谷「…あの…」
少女「……」
緑谷「君は…」
少女「……」
緑谷「……」
少女「…」ペラ…
緑谷(読書中ですねぇ…)
緑谷「…」
少年「……」
緑谷「あの…」
少年「邪魔だ」
緑谷「……えと」
少年「邪魔だと言っている」
緑谷「あ、ああ…うん。ごめんね」
切島(人間に触角って生えてたっけ)ヒソヒソ…
上鳴(別に今の時代珍しくねえさ)ヒソヒソ…
緑谷「あの…」
「ふむふむ」
緑谷「あのー」
「成る程成る程、ここがこうなって?うんうん」
緑谷「あn」
「それでここのパーツがああしてんでドリルでガガガして最後にウィンガシャンて」
緑谷「あのっっ!?」
「うわわっ!お、驚かさないでよ…」
緑谷「いや…3回くらいは声かけたんだけど…」
「え、そう?ごめんごめん。本読むのに集中してて…」
緑谷(よかった…この人はまとも?そうだ)
「紹介が遅れてしまった」スチャ…
土岡「僕は土岡堀助」
土岡「よろしく」
緑谷「よろしくね」
峰田「なんかオーラが緑谷と全く同じだな…」
上鳴「キャラ被ってるやん」
轟(飯田→四角、ミッドナイト→三角、こいつ→丸………?)
土岡「それじゃそこの2人にも挨拶してもらおうか」
15 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 03:54:28.75 ID:Uwqho9NLO
土岡「おーい風華ちゃーん」
少女「!」ビクッ
土岡「ちょっと雄英生の皆に挨拶してくれないかな」
少女「…いいわよ」
緑谷(反応した!)
香久山「…香久山風華よ」
香久山「呼び方は好きで構わないわ」
香久山「以上」
緑谷「あ、僕は緑
香久山「貴方の事は興味ない」
緑谷「」
八百万「まぁ…なんて失礼な…」
香久山「ごめんなさい。まだ本が読み切ってないのよ、話なら後にしてくれる?」
切島(怖)
峰田(あれがいわゆるツンか!)
土岡「ま、まぁその内慣れてくるよ…」<……多分
土岡「ああいう子なんだよ…」
緑谷「へ、へぇ…」
土岡「それじゃ次に…」
ギロッ
土岡「ひっ!?」
少年「またお前か眼鏡」
土岡「き、きき君が初対面からそそそんな反応するから編入生が怖がってるじゃなななないか…」ガタガタ…
(あんたがな…💧)
少年「ふん。何が自己紹介だ」
少年「仲良しごっこでもあるまいし」
土岡「うう…」
少年「俺はお前らと馬鹿げた事に付き合うつもりなどない」
スタスタ…
切島「なんだよ感じ悪いなあいつ…」
土岡「滑草笛郎」
土岡「クラス中の嫌われ者さ」
土岡「ま、今じゃ嫌う者すら居なくなったけどね」
緑谷「…」
16 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 04:31:00.61 ID:Uwqho9NLO
緑谷(平和の象徴が死んた…)
緑谷(更に僕らの多大なる被害…)
緑谷(ヒーローは容赦なく殺害対象)
緑谷(そう突きつけられちゃヒーローの道を諦めるのも無理はないだろう)
緑谷(本人がその気でなくとも親が許さないだろうし……)
緑谷(皆…いなくなったのか…)
拳藤「この後は対面式か?」
土岡「いや、今日は他の1年と2、3年で始業ミーティングらしい」
土岡「多分後日じゃないかなぁ」
拳藤「ふーん…」
土岡「まぁ初日だし、自己紹介とか、先生の話とかで終わりだと思うよ?」
土岡「さっきチャイムも鳴ったしそろそろ来るはずなんだけどなぁ…」
耳郎「言われてみれば…」
上鳴「来るの遅えな…」
「なにしてるんだろうねーせんせー」
緑谷「そうだ…」
緑谷「ね!?」
土岡「嘘だろっ…」
耳郎「いつの間に教室に…?」
上鳴「いやそれよりも…」
峰田「何だあの先生…ロ、ロロロ…」
唯「おー」
切島「お、おい今ドア開ける所誰か見た?もしくは音とか…」
轟「ドア見てたが変化もなかったし動く音なんてしなかった…」
物真「な、なんで…」ガタガタ…
爆豪「あんたが…」
「あっらーモノちゃんにバクちゃん、いちだんたくましくなったじゃん?」
「せんせーうれしー!」
緑谷「あ、会ったこと…あるの…?」
物真「しょ、職業体験の時に……」
爆豪「まさかこんな形で再会する事になるなんてな…」
爆豪「今日は厄日だぜ…」ガタガタ…
「なになに、まるでそれじゃあたしがさいなんみたいないいかたじゃん!」
「しつれいしちゃうね!」プンプン
緑谷「貴方は一体…?」
「?わたし?わたしはね…」
「きょうからしゆうがっこう1ねんヒーローかのたんにんをつとめる…」
「心は80」
「体は10!」
瞬「まばたき ときよ(瞬斎与)だよ!よろしくね!」
緑谷「…」
「はあああああ!?」
17 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 04:32:02.78 ID:Uwqho9NLO
一旦お休み
の前に…
ここでオリキャラの簡単な説明だけしときましょう
18 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 04:49:06.22 ID:Uwqho9NLO
まず香久山風華ちゃん
イメージ的には暁○ほ○らみたいな感じ
ロングヘアはなんとなく、いなかったから
後こういうクールなヒロインもA組にはいなかったからなぁ
八百万<ワタクシハ!?
その次、土岡堀助君
イメージ的には……ええと…
丸井くん、うん、あれ物知り博士
え?分からない?
それじゃの○太でいいよ野比で!
狸<適当だなぁ
はい、次は滑草くん
…………
名前から察しろ!!
…というよりバラしたくないが本音
………いやもう現時点で皆さん分かりますよね?どういうキャラか、てか名前が露骨s
最後にNo.2からずっと引き伸ばしてたこの子、瞬ちゃん
毎回ひらがなにしようすると間違えるのがお約束
ある意味誤字フラグ…恐ろしい子
…キャラを作る為にひらがなだけにしてあふだけなので
読みづらいのであれば普通に漢字変換します
このまま続行するというのが濃厚ですが
で、肝心のイメージ像は人吉瞳ちゃん(?)ですな、可愛いは正義
とりあえずBBAといった人には怒りの鉄槌が下されます
元ネタの人的には針千本かも…
大体どんなキャラかは把握できましたか?
本来ならば設定画的な絵を自分で書いて見せるのが手っ取り早いですけど
残念ながら私には絵の才能など皆無に等しいので諦めてください
?努力しろ?
無理
個性などは後ほど明らかにしていく予定です
まぁもうほとんどが予想つきそうな名前ですが…
それではしばらくグッバイ
19 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 18:09:16.57 ID:tmlQeNkfO
追記〜
香久山風華(かぐやまふうか)
土岡堀助(つちおかほりすけ)
滑草笛郎(なめくさてきろう)
瞬斎与(まばたきときよ)
読みはこうなります
私の余りのネーミングセンスに草生えないね、しょうがないね
特に滑草の読み方がだいぶ怪しいよなこれ…
というわけで再開
瞬「はいはいはーい!」
瞬「というわけではつHRはじめていくよー!」
緑谷「…💧」
緑谷(何が何だか…)
緑谷(心は80、体は10?)
緑谷(確かに僕らより背がかなり小さいが…)
緑谷(そういう個性なのか?)
瞬「とはいってもなにもはなすことないんだよねー」
瞬「なにしよっか」
緑谷(考えてないの?)
瞬「そーだ!わたしのこと、ぜんぜんしらないだろうからはなしたげる!」
瞬「ことしでげんえき60ねんめ!こんなにながいひとはめったにいないんじゃないかな?」
瞬「それとプロとなりうるたまごをようせいするしごともやってたりするの」
瞬「たしか30にんいじょうせけんにおくりだしたきがする」
切島「へ、へぇ…すげぇすね……」
切島「30人!?」
上鳴「たった1人で!?」
瞬「まぁねえ!」
土岡「どんなプロヒーローがいたんですか?」
瞬「そうだねぇ…きみたちがしってるひとたちのなかなら…」
瞬「エクトブラズムとギャングオルカと…ベストジーニスト…」
緑谷「な、No.4ヒーローまで!?」
耳郎「すっげえ…」
峰田(別に小学生に興味はないなぁ)
瞬「あと、そこのないぶせいならわかるとおもうけど」
瞬「あたしがここにふにんしてくるのはきょうがはじめてなの」
緑谷「…?」
瞬「…わたしはねづのどうりょうよ」
瞬「ここまでいえばなんであたしがきたか…」
瞬「わかるはずよ…」
緑谷「…」
20 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 20:46:36.02 ID:9ZZrWrS8O
瞬「ゆうえいしゅうげき…ほすじけん…らち…」
瞬「もうあなたたちじしんはあくしてるとおもうけど…」
瞬「ねらわらているのよ、ヴィランれんごうに」
瞬「じたいはきゅうをようするわ」
瞬「そのため…あなたたちにはらいねんの3月…すなわちこんねんどちゅうに」
バンッ
瞬「ゆうえいこうこうヒーローかのかていをしゅうりょうしてもらうわ」
切島「か、課程修了って…まさか…」
拳藤「残りの6、7カ月で2年半分のカリキュラムを受けろと…」
瞬「そゆこと!」
上鳴「ま、まじかよ…どんだけハードなんだ…」
瞬「だーじょぶだーじょぶ!いままでさまざまなかべをのりこえてきたきみたちならおちゃのこさいさいよ」
瞬「…そこの3にんは…」
土岡「…」
香久山「…」
滑草「ふん。ぬるいな、その2倍は欲しい」
轟(余裕こいてやがる…)
瞬「けいけんのさはあれど、じつりょくじゃきみたちとタメはれるぐらいのチカラはもってるよ」
耳郎「…」
爆豪 物真「」ガタガタ
耳郎「何してんの?」
瞬「とまぁ…きょうはあたしのじこしょうかいとこんごのほうしんをはなしたとこでおわりかな」
瞬「このあといちぶのひとは『にもつせいり』があるだろうからね」
瞬「それじゃあこれにてHRしゅーりょー!みんなきをつけてかえってねー」
フッ
緑谷「き、消えた…」
八百万「なん…でしたの?」
上鳴「テレポートか?すげえ個性だなぁ」
峰田「ん?机の中に何か置いてあるぞ?」
緑谷「?」ゴソゴソ…
緑谷「…『渡しそびれてしまいましあ。この書類は後で各自確認しておいてね…』……」
耳郎「ね、ねえ…これって…」
切島「い、いま書いたやつ…だよな?」
緑谷「……💧」
緑谷(こうして謎が多いまま第二の高校生活1日目は終わった)
緑谷(幼い老人…)
緑谷(あの3人の個性…)
緑谷(……滑草君は……)
緑谷(神様のご家族…なのかなぁ…)
21 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/01(木) 21:56:24.21 ID:9ZZrWrS8O
緑谷(…)
緑谷(予想以上に早く終わっちゃったなぁ…)
緑谷(今日学校に行った意味あったのか💦?)
緑谷(まぁおかげで…)
緑谷(荷物整理の時間ができたからいいか…)
緑谷「ここが今日から僕の家かぁ…」
緑谷(というものの…)
緑谷(この志優学校…)
緑谷(家から2時間半もかかる場所だったのだ)
緑谷(仕方なく…その高校の寮に入る事に決めた)
緑谷(………)
緑谷(まぁここも…)
緑谷(ある意味監視しやすいからいい…のかな)
カランカラン…
店員『イラッシャイマセー』
店員『お客様1名でよろしいでしょうか?』
緑谷『あ、いや…その…』
<おーい緑谷くーんこっちこっちー
緑谷『あ』
『僕チョコレートパフェ1つ』
緑谷『そ…それじゃ僕はチーズケーキで…』
店員『かしこまりました』
スタスタ…
『ここは僕の行きつけの店でねー…』ガチャ…
『味は保証するからね』
緑谷『はぁ…』
緑谷『それはいいんですけど…』バタン…
緑谷『わざわざ喫茶店のこんな個室で話す事も…』
『いやいや警察署とか物騒な場所で物騒な事話すよりかはこうリラックスできるような場所で話したらいいかなぁ…なんてね』
緑谷『あ、あんまりリラックスできませんけど…』
『だよねー』
『じゃ、とりあえず自己紹介しとこかね』
雨良『僕の名前は伊井戸雨良(いいど・うりょう)』
雨良『君の秘書兼監査員だからね』
雨良『つー訳でよろしくね』ガシッ
緑谷『え…ええ…』
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/01(木) 22:00:52.94 ID:IRtjjxXDO
>>14
切島は芦戸さんの頭が見えてないのか
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/02(金) 05:22:04.27 ID:EqTVa7jfO
>>22
触覚とは認識してない
24 :
べ、別に寝落ちしてたわけじゃないんだからね!?
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/02(金) 16:40:46.15 ID:LBp6AhDiO
雨良『ん…まぁ』パクッ
雨良『早い話ね、君にはこれからこれから言う高校にね、潜入調査をしてもらいたいわけだがね』
緑谷『は、はぁ…』
緑谷『つまりそこが1番犯人のいる可能性の高い…』
雨良『うん』
緑谷『な…なんでですか?』
雨良『…君が1番行きそうな場所だったからね』
緑谷『!』
雨良『実際君もここに希望を入れようとしてたよね?』
雨良『相澤先生はわざとあの情報を流したんだろうね』
雨良『最高峰のトップ…根津元校長の出身校』
雨良『君が惹かれないはずがない』
緑谷『…ま、まぁ…確かに』
雨良『後ば…………』
雨良『はいっか別に』
緑谷『?』
雨良『それとヒーロー科生徒が1番多く入る可能性が高いからね』
雨良『次のターゲットにもうってつけなわけだねえ』モグモグ…
緑谷『…』<パフェウメー
緑谷『あの…僕がそこに入るのってその理由もあるんですよね?』
雨良『?ああ…そだね』
雨良『人数が多ければそこに犯人が潜り込んでる可能性が高いからね』
緑谷『…でも…』
緑谷『それってやっぱり僕達を疑っての話ですよね…』
緑谷『確かに夏季合宿中なら大半の生徒なら殺せますが…』
緑谷『それだけで僕らに容疑をかけるのはムシが良すぎませんか?』
緑谷『他の科の人達で学校にいなかった人もいるし…』
緑谷『それに…全員殺したいならわざわざ夏休みの時じゃなくて職業体験の時の方が都合がいいはず…』
雨良『…』パクッ
雨良『そうだねえ…1つ挙げるとするならば』モグモグ…
雨良『USJの件かね』
緑谷『USJ?』
雨良『うん』
雨良『緑谷君も知ってるよね?USJの規則』
雨良『本来あの場はヒーロー養成の為にある』
雨良『だからヒーロー科しか使えないはずなんだよねぇ』
雨良『ちゃんと校則にも「行く場合は教員の引率が必要」って書いてあるしね』
雨良『そして2、3年のヒーロー科は全員死亡』
雨良『結果、消去法でいくと答えは君達に辿り着くんだ』
緑谷『なる…ほど』
25 :
訂正入れます
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/02(金) 16:50:17.92 ID:LBp6AhDiO
雨良『ん…まぁ』パクッ
雨良『早い話ね、君にはこれからこれから言う高校にね、潜入調査をしてもらいたいわけだがね』
緑谷『は、はぁ…』
緑谷『つまりそこが1番犯人のいる可能性の高い…』
雨良『うん』
緑谷『な…なんでですか?』
雨良『…君が1番行きそうな場所だったからね』
緑谷『!』
雨良『実際君もここに希望を入れようとしてたよね?』
雨良『相澤先生はわざとあの情報を流したんだろうね』
雨良『最高峰のトップ…根津元校長の出身校』
雨良『君が惹かれないはずがない』
緑谷『…ま、まぁ…確かに』
雨良『後ば…………』
雨良『はいっか別に』
緑谷『?』
雨良『それとヒーロー科生徒が1番多く入る可能性が高いからね』
雨良『次のターゲットにもうってつけなわけだねえ』モグモグ…
緑谷『…』<パフェウメー
緑谷『あの…僕がそこに入るのってその理由もあるんですよね?』
雨良『?ああ…そだね』
雨良『人数が多ければそこに犯人が潜り込んでる可能性が高いからね』
緑谷『…でも…』
緑谷『それってやっぱり僕達を疑っての話ですよね…』
緑谷『確かに夏季合宿中なら大半の生徒なら殺せますが…』
緑谷『それだけで僕らに容疑をかけるのはムシが良すぎませんか?』
緑谷『他の科の人達で学校にいなかった人もいるし…』
緑谷『それに…全員殺したいならわざわざ夏休みの時じゃなくて職業体験の時の方が都合がいいはず…』
雨良『…』パクッ
雨良『そうだねえ…1つ挙げるとするならば』モグモグ…
雨良『USJの件かね』
緑谷『USJ?』
雨良『うん』
雨良『実はテロの時…』
雨良『そこにも仕掛けられてたんだよね、爆弾』
緑谷『!?あれは爆発に巻き込まれたんじゃ…』
雨良『調べた所爆弾の残骸の様なものが発見された』
雨良『犯人はUSJにも入ったんだ』
26 :
訂正入れます
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/02(金) 17:20:58.87 ID:LBp6AhDiO
雨良『多分13号が残る事を恐れたんじゃないかな』
雨良『彼は校舎にいる時間よりナUSJにいる時間の方がよっぽど長いからね』
雨良『彼が異変に気付けばすぐさま助けるはずだからねえ』
雨良『13号先生が生きていれば数十人は助かったと思うね、僕は』
《わーー!私好きなの13号!!》
緑谷(13号…)
雨良『緑谷君も知ってるよね?USJの規則』
雨良『本来あの場はヒーロー養成の為にある』
雨良『だからヒーロー科しか使えないはずなんだよねぇ』
雨良『ちゃんと校則にも「行く場合は教員の引率が必要」って書いてあるしね』
雨良『そして2、3年のヒーロー科は全員死亡』
雨良『結果、消去法でいくと答えは君達に辿り着くんだよね』
緑谷『なる…ほど』
雨良『まぁね…信じられないのも分かるけどね』
雨良『これらの情報から考えちゃうと君達が怪しいと思うのも無理ないんだよね』
雨良『だからって会見の時のアレはどうかしてると思うけどねぇ』ボソッ
緑谷『………』
雨良『それと…職場体験の時やらなかったのは…』
雨良『悟空さんがいたからじゃないかねぇ…?』
緑谷『といいますと?』
雨良『あの人戦闘の経歴さえ見れば超人の域をはるかに超えてるからね』
雨良『オールマイト級のパワーをもった脳無をあっさり蹴散らしたしね』
雨良『古い言い伝えだと大魔王から人々を守ったとも言われてる…』
緑谷『へぇ…』
緑谷(大魔王?)
雨良『…ま、その話は置いといて…』
雨良『本題だ。ここに来させた理由を話すね』
雨良『監査員と言っても僕は24時間君を監視するのはほぼ不可能と言っていい』
雨良『そこでこれだね』
緑谷『時計…?』
雨良『その時計にはちーーーーっちゃなモニターが付いててね?』
雨良『これで君の周りが見えるわけだ』
雨良『万が一君が怪しげな行動しても僕には筒抜けって訳だね』<入浴するときもつけてね
緑谷『僕の監視カメラでもあるんですか…』
雨良『当然。君はAFOを殺すなんて前代未聞の事をしでかした少年だからね』
雨良『ただでさえヒーロー殺しを瀕死状態までに追い詰めたってだけで大ニュースなのにね』
緑谷『あ、ああ…その事については…反省しかありません…💧』
雨良『この時計は通話機能もついてる』<兼携帯みたいなもんだね
雨良『そこで僕が許可を出せば………』
雨良『敵は駄目だな、脳無まで』
雨良『脳無を撃退してもいいよ』
緑谷『え?』
27 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/02(金) 18:56:13.67 ID:LBp6AhDiO
雨良『最近、脳無は人目に触れすぎている』
雨良『存在を知った者が交渉して闇取引される可能性が高いんでね』
雨良『野放しにしておく事は出来ないからね』
雨良『資格はなくとも君には力があるしね』
雨良『それに、これは君を信頼してでの話だからね』
雨良『人を救うには…君の力も必要なんだ』
緑谷『………』
緑谷「……」
雨良『ただし乱用はしないでねー』
緑谷「💦」
緑谷「行くか…」
スタスタ…
「その影は、闇の如し!」
「その速さ、風の如し!」
「か弱き市民達の為」
「悪しき者をいざ成敗!!」
シロガネ「シロガネ!」
クロガネ「クロガネ!」
シロガネ クロガネ「我らビビットヤイバーー!」
「…………」
シロガネ クロガネ「……」
シロガネ「キャーー!今日もセリフ決まったわよ蔵ちゃん!」ダキッ
クロガネ「僕らの愛の力さ、ミッちゃん」
シロガネ クロガネ「愛の力ってスバラシーーー!!!」
爆豪(ここまで来ると同情したくなる)
峰田(こういう奴らに限ってすぐ別れるんだよね、分かります)
緑谷「わぁぁ…ビビットヤイバだ!」
緑谷「その華麗な忍法で多くの人々を救けてきた若手実力派!」
緑谷「エッジショットを除けば1、2を争う忍者ヒーローだ!」
クロガネ「説明サンキュー!おかげで自己紹介省けたよ!」
クロガネ「どーも編入生諸君!よく来てくれた!」
クロガネ「寮長の新竹分蔵(しんたけぶんぞう)だ」
(個性はコピー!あらゆる物体の分身を作るぞ!)
クロガネ「そして僕の彼女の水野瑞樹(みずのみずき)だ!」
シロガネ「皆よろしくねー」
(個性は水!体の様々な箇所から水を生成するぞ!)<彼曰く宇宙1美味しいとか
クロガネ「最初の内は慣れないと思うが」
クロガネ「徐々に寮の皆と打ち解け合えるだろう!」
クロガネ「最高の志優生活になる事を祈る!」
28 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/02(金) 21:53:37.56 ID:rCUt5vNQ0
ガチャ…
緑谷「ここが僕達の住処かぁ…」
上鳴「なんつーか…狭えな部屋」
上鳴「しかも一部屋2人とか…」<プライベートもクソもねえな
緑谷「まぁ…雄英と違ってそんな大きい学校じゃないからね」
緑谷「一々1人ずつなんて多く提供できないよ」
上鳴(ここじゃオカズ食えなさそ)
緑谷「…にしても…」
緑谷「校長先生が卒業した高校…」
緑谷「といっても…」
シロガネ「そんな実感わかないよね」
シロガネ「痕跡すら残ってない」
シロガネ「かつては日本有数のヒーロー科高校として名を上げてたって言うのに…」
シロガネ「今となっては目も向けてくれない」
シロガネ「なんでここ職員5人しかいないの〜」
クロガネ(僕が分身の術使えば解決する話だからだよなぁ)
クロガネ「時代が時代だからね」
クロガネ「そんな騒がれてたのは2、30年前…」
クロガネ「僕達が生まれた頃から雄英はあったんだ」
クロガネ「今の雄英はね…」
シロガネ「オールマイトが現れてから25年…」
シロガネ「志優…雄英…」
シロガネ「果たして次はどうなるか…」
クロガネ「次の世代でも現れるのかなぁ…」
シロガネ「…でもさ」
シロガネ「面白い子達が来たんじゃない?」
クロガネ「…うん。確かに」
クロガネ「ただでさえ雄英の子が来るってだけで驚いちゃったからなぁ」
シロガネ「くぅぅ…明日から忙しくなるよぉ〜蔵ちゃん!」
クロガネ「頑張って2人(+3人)で切り盛りしていこう…ミッちゃん」
緑谷「……」
緑谷「監視ねぇ…」
雨良<寝てるねえ
緑谷「だって何もする事ないんですもん」
雨良<見られたくない事シたいんだったら1分モニター切るけどね?
緑谷「変な事想像してますね」
雨良<はっはっは。なんせ君の日常生活観察し放題だからね
雨良<これでも恋バナとか興味あったりするんだよね
雨良<ねえねえ好きな人とかいないの、ねえねえ
緑谷(女子か)
29 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/02(金) 22:05:28.57 ID:rCUt5vNQ0
雨良<部屋に引きこもるのは体に毒だからね?
雨良<もう皆夕食食べ終わったし
雨良<多分暇してる人が多いんじゃね?
緑谷「そうですかねぇ…皆部屋の整理とか明日の準備とか…」
雨良<準備て…明日から1週間オリエンテーション期間で授業ないんだよね?しかも午前中のみって…
雨良<このゆとりめ!僕なんか睡眠時間毎日12時間しかないんだからね!?
緑谷(それはおかしい…)
緑谷(え、て事は他の人も見てるのこれ…)
緑谷「で、でもきっと仮免試験の事も兼ねてこの週は授業がないだけでしょうし…」
緑谷「暇なら尚更その時間利用して練習とかしてますよ」
雨良<……君はする必要なしだからなぁ
緑谷「門限すぎてなければ『彼処』にでも行ったんですけどねぇ…」
雨良<8時って今時早すぎだよねえ
緑谷「まぁ僕達の場合夜中1人で出歩くのも危ないですし」
雨良<……
緑谷「……」
雨良<外出よ!中もっとじっくり見たいからね!!
緑谷(本音出た)
緑谷(さてと…)
緑谷(出るって言ってもどこに行こう…)
緑谷(施設内だと…)
緑谷「とりあえず談話にでも行くか…」
緑谷「えー…と」
緑谷「談話コーナーは…」
緑谷「ここか」
緑谷「?」
>>30
「あ」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/02(金) 22:48:50.30 ID:TwQ+rxxuO
八百万
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/02(金) 23:19:37.97 ID:1Mm8md/ho
やったぜ
32 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 00:20:55.03 ID:yM2Ppx6n0
八百万「み、緑谷さん…///」
緑谷「八百万さんじゃないか!」
雨良(うわー…この子すっごいデカイねー)
雨良(この子と毎日キャッキャウフフやってるのか…)
雨良(羨ま死ぃねぇっ!!!)
緑谷「八百万さんも暇潰しに来たの?」
八百万「え…あ、まぁ…」
八百万「今ここにある本を読んでいますの」
緑谷「本?」
八百万「本はあらゆる情報を与えてくれます」
八百万「少しでも知識を蓄え、多くの物質を創造できればと思い…」
緑谷「……」
緑谷「すごいなぁ八百万さんは」
八百万「えっ!?」
緑谷「だってどんな空き時間でも有効活用してるもん」
緑谷「こうぶらぶら歩いてる僕とは段違いだ」
八百万「いや…それは…その…///」
雨良(………)
雨良(う、うーん…)
雨良(そうですか…そっち系のパターンなんですねはい…)
緑谷「今どういう本読んでるの?」
八百万「え、あ、そ、そうっ…ですね!」
八百万「こ、ここれは少々面白い随筆でして…」
緑谷「うんうん」
チャキ…
緑谷「……」
八百万「…………えっ………と……」
香久山「…まさか偶然、ここで会えるなんてね」
八百万(あれは日本刀………)
緑谷「な、何そんな物騒な物持って出歩いてるの…?」
香久山「何、別に誰か殺す為に持ち込んでるわけじゃないわよ」
緑谷「…じゃあ一体なんなのさ?」
香久山「………」
香久山「1つ、手合わせ願うわ」
緑谷「手合わせ……?」
33 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 01:53:22.36 ID:yM2Ppx6n0
雨良(学校と寮でそれぞれ体育館あるのね…)
雨良(贅沢だねー)
緑谷「…」
バキバキッ
香久山「…」
スチャ…
八百万「み、緑谷さん…」
緑谷「…始める前に1つ聞きたいんだけどさ」
緑谷「なんで僕なんかと手合わせしたいの?」
香久山「簡単な理由よ」
香久山「最高峰の実力とやらを確かめたいから」
緑谷「……だったら体育祭優勝の轟君につけてもらえばいいじゃないか」
香久山「興味がわいたからよ、貴方に」
緑谷「興味?」
香久山「質問は1つと言った筈よ」
緑谷「…そんな揚げ足取らないでよ…」
緑谷 香久山「……」
ビュォッッ…
緑谷(な、何この風…時代劇じゃあるまいし…)
緑谷(…体育館…なんだよな?)
緑谷(なんで風が…)
八百万「…」
八百万(……どちらが先に攻めるかと言えば…)
香久山「……」チャキ…
緑谷(あっちか!)
ブオッ
緑谷「……」
緑谷「?」
八百万(素振り?)
緑谷「……」
緑谷「い!?」ヒョッ
八百万「え?」
スパッ
緑谷「………」
シュゥゥ…
緑谷「き、斬跡……」
八百万「飛ぶ斬撃…しかも…見えない?」
ス…
緑谷「くっそ…かすった…」
緑谷「そういう事かい?」
緑谷「今のは…」
緑谷「鎌鼬か…!」
34 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 02:58:44.18 ID:yM2Ppx6n0
八百万「鎌鼬…?」
緑谷「ああ…というか…旋風と言ったほうがいいか…」
緑谷「さっきの風といい今の旋風といい…」
緑谷「…君は…」
緑谷「風を操る個性か…?」
香久山「当たりよ、その通り」
八百万「風を起こす個性ですって…?」
緑谷「じゃなきゃこんな空間じゃ風は起きない」
緑谷「それに一瞬、空間の歪みが見えた」
緑谷「あれがなかったら今頃首斬られてた…」
香久山「まだ斬られるチャンスはあるわよ」
ブブオッ!
緑谷「な…」
ヒョッ…
ヒョッ…
緑谷「複数出してきたか…」
ゴッッ!
緑谷(しかも追尾かよ…)
緑谷(くっ…見えないから尚更避けづらい…)
緑谷「だけど…」
ダッ…
八百万「抜けた!」
緑谷(これなら鎌鼬が来るまでに間に合う!)
緑谷「だああっ!」
ブンッ
香久山「!!!」
スカッ
緑谷「え」
八百万「嘘…」
八百万(外れた…)
八百万(なんで!?)
緑谷(風…タイミング…方向…)
緑谷(まさか…)
八百万「っ!緑谷さん後ろ!!」
緑谷「あっ…」
ズババッ…
八百万「っ…」
緑谷「………が……」
フラッ…
香久山「……おやすみなさい」
ドサッ…
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/03(土) 03:05:23.38 ID:39x0dx4uO
流石にチョロすぎるだろェ
36 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 03:29:22.10 ID:yM2Ppx6n0
八百万「緑谷さん!?」
香久山「…」
緑谷「……いちちち…」
緑谷「あーいたた…」
緑谷「切り傷数カ所できたかも…」
香久山「…あまり効いてないのね」
緑谷「いやうん痛い」
香久山「…」<いちち
緑谷「驚いた驚いた…」
緑谷「まさか攻撃の寸前に風を前方に送って僕の体を後退させるなんて…」
緑谷「これじゃ当たらないわけだ…」
香久山「鋭いじゃない。それも当たりよ」
緑谷「なら…風も影響されないくらいの攻撃なら…」
緑谷「どうかな」バキバキッ
香久山「……」
香久山「さぁ?」チャキ…
ブオッブオッブオッ…
緑谷「!?」
八百万(ここからでも見える…)
八百万(緑谷さんの周りの空間が…全部歪んでる…)
八百万(どれだけの数の鎌鼬を放ってるの…)
香久山「旋・乱風」
緑谷「か、囲まれた…!?」
香久山「貴方に逃げ場はない」
香久山「2個や3個じゃ効かないようなら…」
香久山「2、300個ならどうかしら」
緑谷(マジかよ…!)
香久山「はぁぁっ!」ブンッ
ゴッッ!
緑谷(!!)
香久山(さぁ来なさい。動いた瞬間が貴方の負けよ…)
緑谷(……)
緑谷(ここだ!)
ゴッッ…
香久山(……あれ…動かな…)
スカッ
香久山「当たっ…た筈なのに消えてる!?」
八百万「…なるほど…」
緑谷「こっちだ」
香久山(う、後ろ…」
香久山「!?」ガッ!
八百万「絞め技…!」
八百万「残像拳で隙を作って至近距離まで近づいた!」
37 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 03:50:32.54 ID:yM2Ppx6n0
ギュゥゥ…
香久山「か…はっ…」
緑谷「この密着状態なら風は送れない」
緑谷「後は気絶するまで絞めるだけ…!」ギュゥゥ
香久山「で…も…まだ…」
緑谷「ごめん、もう終わり」
ゴキッ
香久山「あ…」
ガクッ…
緑谷「おっとと…やり過ぎちゃったかな」
緑谷「結構手こずっちゃったなぁ…」
雨良<肩慣らしにはなったんじゃないかねぇ…
緑谷「ですね」
雨良<にしてもわざわざ近づかなくても良かったんじゃないの?
雨良<衝撃波でスドーンとかね、かめはめ波でドカーンとかのほうが手っ取り早い気もしたがねぇ
緑谷「それでもいいんですけど被害が大きくなりそうだったので…」
雨良<あー確かに
八百万「………」
緑谷『すごいなぁ八百万さんは』
緑谷『こうぶらぶら歩いてる僕とは段違いだ』
八百万(……私が凄いなら貴方はなんなのですか…)
八百万(……超凄い?)
緑谷<あれ、この会話ってここでしちゃまずいんじゃ…
雨良<ま、まぁ小さい音量だし大丈夫じゃね?
緑谷「や、八百万さん?」
八百万「…あ、はっはい!とってもその…」
八百万「か、かこよかったでふわ…」
緑谷「?」
八百万「な、なんでもありませんわ!」
緑谷「…ま、いっか。それじゃ早速部屋に…」
緑谷「……あ、鎌鼬…」
緑谷「放置してたから…」
八百万「え?」チラッ
八百万「あ」
緑谷「ポロポロ…」
緑谷 八百万「………💧」
緑谷(翌日先生の説教地獄が待っていたのは言うまでもない…)
38 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 03:54:37.12 ID:yM2Ppx6n0
久々のポロポロ貰いましたありがとうございますw
というわけで寮編でした
寮は特にイベントも滅多にないので安価でなんか遊ぶみたいな感じです
今日みたいなのは珍しい
とりあえずキャラ紹介とかは明日にします
もう限界…
後戦闘シーンとかやっぱり分かりづらいかなぁ
特にオリキャラとか動きが想像しづらいかもしれません
やっぱりイメージ画でも書くべきなのか…
とりあえず今日は以上
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/03(土) 03:59:02.91 ID:3kEfYvP0O
乙
そういえば葉隠とか他校?行った人はどうなったんだろ?
40 :
そういえば席順決めてねぇ…
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 17:11:49.94 ID:yM2Ppx6n0
緑谷(朝食を食べ荷物をまとめた僕らは…)
緑谷(とうとう2日目を迎える…)
土岡「昨日寮で派手に暴れたって?」ヒョコッ
土岡「さては雄英の人達に何かしでかしたね?」
香久山「貴方には関係ないでしょ、土岡君」
土岡「関係あるんだけどなぁ…」
土岡「もしかして…緑谷君に挑戦したのかい?」
香久山「ぇっ!?何故分かったの!?」
土岡「いや、昨日まともに話したのは緑谷君しかいなかったからさ」
香久山「…そう…」
土岡「いい加減他の人とも会話しときなよ」
土岡「この後文化祭だってあるんだしここでコミュニケーションとれなかったら…」
キーンコーンカーンコーン…
土岡「うあっ…もう時間か」
切島「………眠ぃ……」
上鳴(休みの生活リズムが直らね…)
峰田(1〜2時まで起きてたからなぁ…)ゴシゴシ
爆豪(早く帰りてぇ)
物真(拳藤かわいい)
瞬「おはようしょくん!」フッ
爆豪 物真「」ビクッ!
耳郎(一々ビビってて草)
瞬「えーと…にっちょくとかってきめてなかったっけ…」
瞬「あ、それどころかやくしょくすらきまってないか…」
瞬「きょうはなしあわないと…」
緑谷(とりあえず挨拶しないかなぁ…)
瞬「えー…あ…じゃあHRはじめます」
瞬「きょうから1しゅうかんはこのがっこうになれてもらうためのオリエンテーション………」
瞬「というめいもくのもと。かりめんしけんまでのじゅんびをおこないます」
轟(そいやそんなのあったな)<夏季合宿の目的忘れてた
緑谷(仮免かぁ…)
緑谷(緊急事態のみに限りヒーロー活動を許される免許…)
緑谷(これがあればかなり活動の許容範囲が広がるぞ…!)グッ
緑谷(…一々証拠を揉み消す必要もないしね…💧)
瞬「これはじんめいにちょくせつかかわるせきにんじゅうだいなしかくよ」
瞬「とうぜんしけんもきびしく、れいねんしゅとくりつは5わりきるとかなんとか」
峰田「うぇぇ…そんな大変なのかよ…」
瞬「そのため、この1しゅうかんはごぜんちゅうはわたしのしどう+α、ごごはじしゅくんれんというスケジュールでやってくわ」
瞬「ごごはあそぶためにあけてんじゃないのよー」
41 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 17:40:36.24 ID:yM2Ppx6n0
瞬「とりあえず、そのくわしいないようはごじつはなすとして…」
瞬「これから1しゅうかんのよていをはなすよ」
今日 対面式・役職決め・学校オリエンテーション・その他諸々
3日〜8日 特訓
9日 本番
緑谷「ちょっと配分おかしくないですかね、先生」
瞬「いいのいいの!こんなぎょうじなんかにじかんとってるひまないの!」
緑谷(行事というかなんかその…まぁいいやぁ…)
瞬「HRがおわりしだいたいめんしきのへやにしゅうごう…か…」
瞬「じゃ、みんなさっそくしゅっぱつしよー!」
(ノリに乗れない…)
「ウオオオッ!!」
緑谷(こ、こりゃ…たまげた…)
緑谷(歓迎ムードが半端ない…)
「キャーー!轟君轟君!体育祭優勝した人!」
「かっこいー!」
轟(うるせ…)
「お、おい…あれが爆豪って奴か!?」
「ヘドロ事件とかですげえ騒がれた奴!!」
爆豪「…?」
八百万(改めて雄英はどんな学校か実感できますわね…)
拳藤(雄英生ってだけでこんなちやほやされるからなぁ)
唯「ん」
「よろしくね緑谷君!」
「おい地味男!俺とLINE交換しようぜ!」
ワイワイ…
緑谷「え、あ、はい…あよろしく…」
緑谷(ひぇぇ…)
緑谷(もはや式じゃなくなってる〜!?)
切島「いやぁすげーな!俺達あっという間に皆の注目の的だぜ?」スタスタ…
上鳴「ああ!雄英の知名度半端ねえなおい」
上鳴「こりゃ意外とすぐ寮で遊び仲間ができるかもな!」
上鳴「雄英でもA組以外の奴とは親交なかったからなぁ…」
峰田(いい娘もいっぱいいたなぁ)<ハァハァ
緑谷「……」スタスタ…
轟「なぁ…緑谷」
緑谷「?何?轟君」
轟「おかしいと思わないか?あれ」
緑谷「……君も?」
轟「ああ…ありゃちょっとリアクションが過ぎてる」
轟「普通ならあんな風に俺達を快く迎えるわけねえよ」
42 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 20:43:22.10 ID:yM2Ppx6n0
轟「考えてもみろ。この間まで敵の襲撃を受けていた学生達だ」
轟「今や敵連合のターゲットと見てもいいだろう」
轟「そんな輩が自分達の学校に来て災い以外の何になる」
轟「恐らく大半は俺達を軽蔑してるんだろう」
轟「ここの学校も今となっちゃヒーロー教育を推し進めてるってわけでもなさそうだし」
轟「…あらゆる意味で雄英よりも過酷な生活になるかもしれないな」
緑谷「そう……かな……」
瞬「はい!というわけでさっそくクラスいいんきめてこーー!」
瞬「まぁまだぜんきのだんかいだけどもうすぐこうきにはいっちゃうから」
瞬「じっしつ1ねんのおわりまでやってもらうことになるんだけど…」チラッ
シーン
瞬「……あ、あれ?💧」
「……」
緑谷「…」
八百万「……………」
瞬(誰も挙げない…)
瞬(こんな積極的な子達なら立候補の1人や2人出るとは思ってたけど…)
瞬(……無理ないか)
瞬(あれだけ敵と遭遇してきたもの)
瞬(どんな状況でも皆をまとめ上げ…対処できるのか)
瞬(精神面にも肉体的にも強くなきゃ務まらないし)
瞬(何より皆からの信頼が厚い人でなければ話にならない)
瞬<ダレモイナイ?
切島(正直今の俺に1学期の緑谷や八百万みたいに皆を支えられる自信がねえ…)
上鳴(初めの頃は自身のアピールとかそういう事考えて挙手してたけど…)
耳郎(あんな事あった後じゃあたしには荷が重過ぎる役職だよ…)
唯(ん………)
瞬「……いなさそうね」
八百万(な、何をしているの八百万百…)
八百万(ここで勇気を出さず挙げずにどうするっていうの…?)
瞬「しかたない。ならりっこうほじゃなくてすい…」
八百万(う…でも…やっぱり…)
八百万(私には…挙げられ…)
スッ…
瞬「…3にんでたわね」
緑谷「え」クルッ
拳藤「あ」
爆豪「げ」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/09/03(土) 20:52:13.82 ID:tVk+yRXq0
オリキャラだけ地の文をつ買うべきなんだけど難しいかなー
44 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 20:59:06.75 ID:yM2Ppx6n0
爆豪「だぁかぁらぁ!なんでテメェと組まなきゃならんのだ俺が!!」
緑谷「だ、だって…ほら…拳藤さんがわざわざ君の為に譲ってくれるらしいじゃないか…」
拳藤「別にその…あたしは絶対!ってわけじゃないからいいんだけどさ…」
爆豪「とにかくコイツト組むのだけは断固拒否する!」
緑谷「そんな事言ってたら話し合い進まないじゃないか!」
爆豪「俺には否定する権利がある!」<HAHAHA
緑谷「権利とかそういう話じゃなくてっ!」
瞬「……らちがあかん」
瞬「じゃんけんしなさい!」
緑谷 爆豪 拳藤「え」
瞬「それならもんくないでしょ!?」
緑谷「ろっく」
爆豪「ぺーぱー」
拳藤「しざーす」
緑谷 爆豪 拳藤「こー」
爆豪「なっ…!」
瞬「えーバクちゃんが石でほかのふたりがかみだから…」
轟「2人パー勝ちか」
拳藤「うおおっ…デクと一緒かぁ…」
拳藤「これから頑張ろ、な!」
緑谷「…あの…その…」
拳藤「?」
爆豪<ジャンケンで負けた…デクに…1発で…
爆豪<は、はは…HAHAHA…
拳藤「……………」
八百万「」
物真「」
耳郎「保健室連れて行った方がいいんじゃ…」
轟(助かった…)
上鳴「またあの娘と一緒かよ、羨ましー」
峰田「だなー」
土岡「……」
香久山(挙げてなくてよかった)
滑草「…フン」
瞬「さーてそれじゃあ…」
瞬「こっからのしんこうはクラスいいんさんにたのもうかなー」
緑谷 拳藤「え」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/03(土) 21:16:12.02 ID:IyefNa0yO
あえて爆豪クラス委員だったら興味深い
46 :
>>44否定する権利っつーか拒否権だよねうん
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/03(土) 23:02:44.77 ID:yM2Ppx6n0
緑谷「ええっと…それじゃ…あの…役職決めますはい…」
緑谷「まずええっと…」
緑谷<ナニカラキメレバイイノ?
拳藤<ナンデモインジャナイ?
緑谷「ぶ、文化祭実行委員を決めます…はい」
切島「文実!?今更!?」
峰田「つーかこの状況で俺達文化祭出れるわけねえだろ…」
瞬「このがっこうはクラスでさいていでもだしものひとつするってきそくだからねえ」
瞬「ぶんかさいへのさんかはぎむづけられてるよ」
耳郎「え…つまり残り2ヶ月で出し物決めて準備しろっつーの?」
物真「無茶振りにもほどがあるじゃないか」
土岡「いや…もう出し物は変更できない…」
土岡「人数がどれだけ1学期と違おうが、今更変えられないしね」
上鳴「1番ダルいパターンじゃねえかよおい…」クルッ
上鳴「誰かその3人の中で文実入ってるやついねえの?」
土岡「…いや…まぁ風華ちゃんが一応現文実だけど…」チラッ
香久山「…」ギロッ
上鳴(俺無理だわ)クルッ
爆豪(そういうのやるのダルい)
轟(八百万の所以外には行かないぞ俺は)
瞬(これも出ないかぁ…)
瞬(1人だけでいいから出ないかな)
緑谷「……」
緑谷「あの…誰もいないなら…僕やりましょうか?」
「……え?」
八百万「」
香久山「なんで貴方なんかとやる羽目に…」
緑谷「あははは…まぁその…ごめんねなんか勝手に来ちゃって」
香久山「メッセージが来てから30秒以内に返信しなさい」
香久山「でなければ不在中とみなすわ」<1、2時間は携帯開かないわよ
緑谷「え、ええ〜!?」
八百万「……なんでしょう…これは私に対する天罰なのでしょうか…」
耳郎(なんてフォローすればいいのこれ…)
瞬「えー…とこれでひとまずきめるべきことはきめられたかな」
瞬「それじゃさっそくしゆうこうこうオリエンテーションをはじめるよー」
緑谷(オリエンテーションか…)
緑谷(…って言っても何やるんだろう…)
緑谷(学校案内?…校舎内周るのって結構時間かかるぞ?)
瞬「まーオリエンテーションっつってもわたしのはなしをちょーっときくだけなんだけどさ」
瞬「まずいっておきたいのはここのこうそく…というか…」
瞬「コンセプト、かな」
47 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 00:12:36.22 ID:ng3tLbVK0
緑谷「コンセプト?」
瞬「そそ!たぶんゆうえいでもいわれてたとおもうんだよね」
瞬「あるいじんのおことば」
切島「ああ…確かナポレオンの…」
切島「ええと…」
物真「真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者の事である」
物真「…ですっけ」
瞬「さっすがモノちゃんおぼえてるねぇ」
瞬「それでゆうえいはプルスウルトラだったんだけど…」
瞬「じつはそれ、ウチのうけうりなの」
「ええ!?」
瞬「あ、いやその…完全パクリってわけじゃないのよ…」
瞬「ウチはオマージュがナポレオンだとかはいってないし…」
瞬「ねづがぼこうのリスペクトをしたかったんでしょうねー」
緑谷「それで…この学校のコンセプトっていうのは…」
瞬「ま、プルスウルトラよりなんというか…たんじゅんにナポレオンの文をようやくしてみたってかんじ」
瞬「ほんこうのコンセプト…それは…」
瞬「Get Super(ただ乗り越えていけ)よ」
上鳴「ゲット…」
耳郎「スーパー?」
瞬「いみあいとしたらPlus Ultraとおなじだけど」
瞬「こっちはこっちでしっくりくるでしょ?」
八百万「シンプル・イズ・ベストですものね」
瞬「さぁ!きょうからみんなでこれをさけぼー!」
瞬「せーの!r
「Get Super!!!」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/04(日) 01:14:33.28 ID:H30WKrWlO
頑張れ八百万!一緒に寝ようと誘われたお前がナンバーワンだ!
49 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 02:28:20.75 ID:ng3tLbVK0
キーンコーンカーンコーン
瞬「そんじゃ、またみんなあしたね!」
瞬「あしたからほんかくてきにくんれんするからコスチュームもってきてよー」
緑谷「…」<ハーイ
緑谷(…そうだ…コスチューム…)フッ
緑谷(発目さんが改良してくれた母製スーツγ…)
緑谷(明日は一暴れするぞ〜)ニッ…
上鳴「うっしゃー午後暇だぜー!」
上鳴「峰田!外どっか出かけるか!」
峰田「いいな!」
八百万「ちょ、ちょっと…娯楽に興じる暇などありませんわよ?」
上鳴「自分追い詰めすぎるのも体に悪いぜ?たまには休息も肝心」
切島「とりあえず帰ろうぜ、腹減った!」
香久山「じゃあまた学校でね、土岡君」
土岡「君も寮の人と仲良くやりなよ?」
香久山「…ええ」
緑谷(土岡君と滑草君は通学生なんだよなぁ)
緑谷(話したい事とかもあったのに)
スタスタ…
緑谷(改めて見ると雄英と内装も偉い違ってるなぁ…)
緑谷(廊下が意外と汚い…)
緑谷(さてと…この後は…)
ガシッ…
緑谷「………」
緑谷「何の用ですか、斎与先生…」
瞬「えへへ…見てないのにバレちゃった」
瞬「ちょっと付き合ってくれないかな?」
緑谷「………」
50 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 02:38:08.68 ID:ng3tLbVK0
緑谷「……」
瞬「よっ…ほ…」
緑谷(昨晩といい今日といい…)
緑谷(なんだ?ここの学校は初対面の人に決闘をするのが掟なのか?)
瞬「ごめんねえ、時間取らせて〜」
瞬「でもね、見ておきたいんだ。君の実力は」
瞬「早速昨日トラブル起こしちゃったみたいだし」
瞬「私の力がどれだけ通用するか…」
緑谷「…」
瞬「とは言っても昨日風華ちゃんがやったようなガチンコバトルはしないよ」
瞬「貴方が1発でも私に攻撃できれば勝ち」
瞬「それだけよ」
緑谷「……え…いいんですか?ルールそれだけで」
瞬「私にとってはその位のハンディキャップ関係ないからね」
緑谷(……)
緑谷(斎与先生の個性…)
緑谷(見た感じ瞬間移動…テレポート系かと思ったけど…)
緑谷(いくら瞬間移動といえど攻撃する寸前に避けて反撃すれば…)
緑谷「……」スッ…
瞬「行くよ」
ドガァッッ!
緑谷「がっ!?」
緑谷「くっ…」
瞬「お、意外と効いてる効いてる」
緑谷(なんだ今の…合図と同時に攻撃した!?)
緑谷(移動に気付けなかった…!)
瞬「じゃあも1発!」
緑谷「!?」ズドッッ!
緑谷「ぐぁっ…」
瞬「いいねぇ…でもそっちも攻撃してくれないと張り合いないぞ♪」
緑谷「言われずとも…!」
ズドッッ!
緑谷「………え」
バキィッッ!!
緑谷「うぉっ…」ズザザッ…
緑谷「はぁ…はぁ…」
瞬「あれ?攻撃してくるんじゃなかったの…?」
緑谷(なんて個性だ…信じられない…)
緑谷(きっと攻撃のモーションと同時にテレポートしてるんだ…)
緑谷(…それにしてもさっきから反応できないのは否めないな…)
緑谷(……)
51 :
学校の体育館にて戦闘中です
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 02:54:42.69 ID:ng3tLbVK0
瞬「それじゃもっといくよ!」
緑谷「くっ…」ガッ
ドガァッッ!!!
瞬「後ろガラ空き!」
緑谷「がぁ…」
緑谷(駄目だ…ガードしても後ろに回り込んでしまう…)
緑谷(なんとか態勢を…)
雨良<…ね、ねぇ…緑谷君?
緑谷「え?…ど、どうしました?」
雨良<さっきから瞬間移動とかなんとか言ってるけどねぇ…
雨良<そんな技一個も使ってないんだけどねぇ
緑谷「!?」
瞬「?どうしたの?」
緑谷「そ、それってどういう…」コソコソ…
雨良<僕にはどちらかというと…
雨良<君が一時停止してるように見えたね
雨良<先生が攻撃する直前まで君動かないだからね
緑谷「え、え…つ、つまり…」
瞬「誰と何喋ってんのー!」
ズドォォォッ!
緑谷「ごはっ!?」
雨良<ほら今のもー…
雨良<…て、あれ?聞いてる?
緑谷「え、あ…聞いてますけど…」
雨良<……そうなのかねぇ…
緑谷「……」
緑谷(…待てよ…つまり…)
瞬「よく通話してる余裕なんてあるねぇぇっ!」
緑谷(攻撃自体は…いやまぁ痛いけど大した事は…)
緑谷(今は時計に集中しろ!)
緑谷(針の位置…!)
ドゴォッッ!!
緑谷「がっ………」
瞬「そろそろきつくなってきたんじゃない?」
緑谷(…あれは…)
緑谷(針の動きが速い…!)
緑谷(いやこれは…まさか…!)
ズザザッ…
瞬「…意外と大した事なかったわね…」
瞬「まぁ『初見』じゃ仕方ないか」
瞬「ほんじゃまそろそろ終わらせますか…」スッ…
52 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 03:15:22.58 ID:ng3tLbVK0
緑谷(初見じゃ駄目…ねぇ…)
緑谷(ありがとうございます斎与先生…!)
緑谷おかげで確信を持てましたよ!)
緑谷(答えがはっきり分かったぞ!)
ドボォォオッッッ!!!
緑谷「……うごぉあっっ…」
ガクッ
瞬「あちゃ…もう堕ちちゃった?」
瞬「そんなに気持ちよかったかなぁ…」
緑谷「………」
緑谷「ええ……気持ちいい…一撃でしたよ…」
瞬「!?」
ガシッ
緑谷「ようやく捕まえられましたよ…右腕」
緑谷「ここなら…確実にあなたを攻撃できる…!」
瞬(え、あ、バレちゃった…?)
緑谷「さてと…そろそろ…」
緑谷「さっきまでのお返しをしませんとね…!!!」
緑谷「TEXAS…」
瞬「ひ、ひぃぃ…」
緑谷「SLAPPPPPP!!!」ベチベチベチベチベチベチ…
瞬「……ん…」
瞬「あ…ん?」
緑谷「気付きましたか?」
瞬「ぅぅ…いたたた…そんな超高速ビンタなんて卑怯だよぉ…」
緑谷「す、すみません…」
瞬「…にしてもいつ分かったの?私の個性」
瞬「私の個性を知る手段なんてないと思ったけど」
緑谷「……時計の針ですよ」
瞬「針…?」
緑谷「ええ…その針が1秒後に動く距離を記憶して攻撃された後どの位動くか見てみたんです」
緑谷「思った通り、その3倍の距離は移動してました」
瞬「なるほど…それで自分の時間だけ動いてないってわかったのね」
緑谷「ええ…おそらく…貴方の個性は…」
緑谷「対象の物の時を止める…ですかね」
瞬「ご名答。よく分かってるじゃん」
53 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 03:27:35.16 ID:ng3tLbVK0
瞬「まぁ厳密には時を過ぎ操るだから他の事も出来るんだけどね」
瞬「いやぁ…この歳ともなると中々対象多くするの難しくてねぇ…」
瞬「精々毎回君らの時を止めテレポートしてるように見せかけてるアレ、その人数が限界かなぁ…」
緑谷「あの…それでなんとなく予想はついたんですけど…それも個性の?」
瞬「あー体は10ってやつ?」
瞬「そうだね。10歳の時古くから伝わる書に不老法ってのがあってね」
瞬「面白半分で試してみたら成長が止まっちゃってね…」
緑谷「それで…70年間?大変ですね…」
瞬「まぁ自業自得だよ、面白半分にやった結果だし」
瞬「一歩間違えばそれ程危ない力って事だね」
緑谷「…」
瞬「久々にいい運動したー!」
瞬「ありがとねー。やっぱり君強いや」
緑谷「あ、いや…それ程でも…」
瞬(……君なら…)
瞬(『あの技』も出来るかもしれない…)
瞬(…ま、なんにせよ後での話だし)
瞬「よし!きょうのほしゅうはここまで!」
緑谷(補習なんだ…)
瞬「おつかれさま!さぁかえったかえった!」
瞬「りょうのひとたちがかえりをまってるよ!」
緑谷「はい!」
54 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 03:29:48.97 ID:ng3tLbVK0
本当は寮の安価もしたかった…
でも時間的に厳しいね
今日はここまで
明日もよかったらみてください
因みに先生が漢字を使うようになったのは仕様です。ミスじゃないです
55 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 12:30:21.31 ID:ng3tLbVK0
スタスタ…
雨良<…ん…なんというかね君…
雨良<女運あるんじゃない?
緑谷「な、なんですかそれ…」
雨良<昨日からやたらと可愛い娘と絡まれてるからね
雨良<最後のはロリBBAなのはおいといて
緑谷「…」
雨良<で、やっぱり学校の方は慣れそうかねえ?
緑谷「あ、まぁ…」
緑谷「…でも1つ気になる事が…」
雨良<?
緑谷「ここの監視は僕がしていますけど…」
緑谷「残りの2校はどうなんですか?」
緑谷「やっぱり僕とは別の人で監査員がついていたり…」
雨良<まぁね。
雨良<ただ、相手もそれを熟知してる
雨良<先生の誰かが自分らを調査しているかもしれない…
雨良<きっと敵側もそれ位の予想はしてるだろーね
雨良<ま、だからこそ雄英生が紛れて監視してるなんて思いつきもしないだろうしね
雨良<君をその役割にしたのはそういう利点もあるからだ
緑谷「…相手だってその1人なんだから少しは疑うとは思いますけどね…」
雨良<ねえねえ、君あのクラスと長い付き合いしてるんだろ?
雨良<おおよそ誰が犯人って予測つかないもんかねぇ?
緑谷「ええええ!?」
緑谷「そ、そんな…僕にはげ、現時点ではそんな皆怪しいとは思えないし…」
雨良<世の中には半信半疑って言葉があってだね…💧
雨良<いいかい?確かにね、仲間を信じる事はとても大切だってのはそら当たり前の話だけどね
雨良<その反面ね、疑う事も大事になってくるんだよ?
緑谷「…」
雨良<友達だから〜。家族だから〜。
雨良<そんな奴らが全員善人ってわけじゃないからね
雨良<人間そんなできた生物じゃないからね
雨良<それを逆手に相手を騙したり利用したりなんて事は日常茶飯事な訳ね
緑谷「そう…でしょうか?」
雨良<社会に出ればそんな事いくらでも起こりうる
雨良<お生憎だがね…1学期を通してね
雨良<内通者がいる事位誰だって想像がつくしね
雨良<今どこかで誰かが君を疑ったりしてるかもしれない
緑谷「……」
雨良<……まぁ、君はなんというかいろいろやらかしてるからそんな風には思われないと思うけどね
雨良<君も犯人の可能性のある1人なんだから
雨良<そこら辺はよく考えておかないとね
緑谷「はぁ…」
56 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 12:45:38.76 ID:ng3tLbVK0
雨良<でさでさ、君の中で今1番疑わしいと思われる人物って誰がいるのかね?
雨良<別にそこの学校の人じゃなくてもいいからさぁ
雨良<君の意見で犯人探しがかなり進展する可能性もあるしね
雨良<今の所の意見言ってみてよ
緑谷「え、ぇぇ…」
雨良<参考にしたいんだ
緑谷「……う、…ううう…」
緑谷(…そもそもの所、まずあの中に爆弾を仕掛けた張本人がいるとは思えない…)
緑谷(皆一緒に様々な困難を乗り越えてきたんだ)
緑谷(その中に裏切り者がいるなんて到底思えない…)
緑谷(とするとB組か…?いや自分の他のクラスのを疑う事自体おかしいだろそりゃ…)
緑谷(実際そんな人がいるとも思えない…拳藤さんも然り、鉄哲君も然り…)
緑谷(…1人…1人挙げるとするなら…)
緑谷(今1番怪しいと思う人は…)
>>57
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/04(日) 13:39:17.79 ID:HGe8WUpfO
透明になれる葉隠
58 :
◆6Vre9lRf4.
[saga]:2016/09/04(日) 14:44:48.24 ID:ng3tLbVK0
緑谷「……」
緑谷「そう…ですね」
緑谷「僕はそんな事信じられないし、疑いたくもない」
緑谷「でも…あえて言うなら…」
緑谷「葉隠さん…とか」
雨良<へぇ…
雨良<んじゃ根拠を聞かせてもらおうかね
緑谷「まず、透明になる個性」
緑谷「これはかなり隠密行動に適しています」
緑谷「誰にも気付かれず爆弾を仕掛ける事も可能ですし…」
緑谷「何より…USJでの行動…」
緑谷「どうやら、一緒にいた様な事を言ってましたが」
緑谷「肝心の本人は姿が見えなかったと聞いてます」
緑谷「そして…2つ目にガスの影響」
緑谷「葉隠さんと耳郎さんが気絶し、眠っていましたが…」
緑谷「先に葉隠さんが起きたらしいです」
緑谷(耳郎さんが目覚めたのはその数時間後…)
緑谷(意識が戻る時間に差がありすぎる…)
緑谷「想像したくはないけど…あの人なら…」
緑谷「可能…かも…」
雨良<ふむふむ…
雨良<なるほどなるほど
雨良<確かにそれなら人目を盗んでUSJに仕掛けるのも容易いしね…
雨良<可能性は高い
雨良<中々いい線いってるじゃないの
緑谷「い、いやでも…僕はそれでも…あの人がそんな事する人には…」
雨良<……ま。まだ始まったばっかだしね、気長に探せばいいと思うけどね
雨良<僕自身もね、そんな早く解決できる問題じゃないってのは百も承知だから
緑谷「そうですかね…」
雨良「………」
雨良「…いいじゃない。僕も丁度同じ事を考えていたところだ」
雨良「葉隠透…常日頃から姿を見せないってだけでも随分不思議な娘じゃないか」
雨良「僕としても同意見なのだが…」
雨良(少し引っかかる点がある…)
雨良(果たしてあの娘に電波を遮断できるような術はあるのか?)
雨良(それとも向こう側にそういう個性を持つ敵でもいるのか?)
雨良(その点で行くと上鳴君や八百万さん辺りが怪しくなってくる)
雨良(それに……)
雨良(何故わざわざ毒ガスを吸う必要があったんだ…)
雨良(味方と裏づけさせる為のフェイク…か?)
雨良(………)
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