悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」爆豪「No.4」

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1 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/08/31(水) 21:56:10.11 ID:8eLEFiVcO
前作等々

悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466998511/

悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」轟「No.2」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469447431/#footer

悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」 八百万「No.3」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470363104/#header

「とりあえず3回も見てきた人ならここの注意事項は分かっているだろう!」

「そしてここからは完全オリジナルストーリーだ!」

「原作と全然設定とか違ーじゃねえかとか…ってか2学期以降の展開同じだったら怖いから!」

「そういうアンチは御法度だぜ?」

「それじゃ今回も早速…」

「更に向こうへ!PLUS ULTRA!!!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472648170
2 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/08/31(水) 22:04:40.29 ID:8eLEFiVcO
(オールマイト殺害)

(雄英高校消滅)

(この2大ニュースは瞬く間に世界へ広がり衝撃を与えていった)

(これで世間がどれほどの影響を受けたか計り知れない)

(特に日本では8月の犯罪発生件数は7月の2倍に相当するという)

(更には裏社会では脳無の取引や密輸なども起こっているらしい)

(誰もが憧れ輝いていたヒーロー社会)

(それが今、崩れ始めていた…)



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 22:05:02.63 ID:F7iXq9fDO
ヒャッハー、新スレだーっ


矛盾に関しては言われるまで忘れてたなぁ…
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 22:36:21.98 ID:DOs354dtO
立て乙
いよいよオリジナルだな
どんなヴィランが出るのか、デクヤオの進展は、デクに遅れをとってる爆豪の巻き返しは、期待することが山ほどある
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 23:57:18.47 ID:ynk5eSac0
設定的にアックマンの子孫とか出てきそう
6 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 00:13:14.63 ID:Uwqho9NLO
「離れて!兎に角離れて!」

ウウウウゥゥゥ

「…なんだ?」

「キャァァ!」

ズドォォォッ

チンピラα「ヒヒヒヒヒ。いいねえいいねえ!」

チンピラα「カス共が怯え、逃げ惑う!」

チンピラα「最っ高におっもしれえ!」

脳無「…」

チンピラα「流石怪人。噂以上のパワーだ…」

チンピラα「あのジイさんもいいものくれるじゃぁん?」

「待て!!」

チンピラα「あ?」

シュタッ

ヒーロー「器物破損、傷害…」

ヒーロー「派手にやってくれたじゃないか敵…」

チンピラα「あ〜?何偉そうな口叩いちゃってんの?」

チンピラα「こちとら最近気分悪くてさ?」

チンピラα「今の内なら見逃さない事もないぜ?」

ヒーロー「………」スッ

チンピラα「…駄目だこりゃ」

チンピラα「おい、脳無ちゃん」クイッ

脳無「…」

ズドッ

ヒーロー(こいつ…まさか脳無…)

シャッ

ヒーロー「速っ…」

ズドォッ

ヒーロー「か…はっ…」

脳無「……」

ヒュゥゥ…

ドゴオオッッ…

ヒーロー「く…そが…」

チンピラα「アヒヒヒヒ…クソで結構結構!!」

チンピラα「テメェラみてぇなよ…正義感ぶる奴は見てるとすっげえムカつくんだ」

チンピラα「ああん?」

ヒーロー「がはっ…」

ヒーロー「たった…1発でこんな…」

チンピラα「あーもういい。殺そう、殺しちゃおう」

チンピラα「でもただ殺すのはつまらないなぁ?」

7 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 00:27:06.74 ID:Uwqho9NLO
市民「ううっ…」

ヒーロー(!避難し遅れた人が…)

チンピラα「まずはか弱い市民を目の前で見殺しにする絶望、味わってもらおか!!!」

脳無「ッッ!」

ダッッ!

市民「…」グダッ

ヒーロー(駄目だ…建物が更に崩れれば瓦礫の下敷きに…)

ヒーロー「やめろぉっ!!」





ピタッ

チンピラα「あ?」

脳無「…」

ヒーロー「動かない…というより…」

ピクピク…

ヒーロー「怯えてる…?」

ヒーロー(おかしい…脳無には感情が無かった筈じゃあないのか?)

ヒーロー(話が違う…)

「よっこら…」ガシッ

ズズッ

「…大丈夫ですか?」

市民「………?は、はい…」

「よかった…さ、早く」

市民「え…あ、ありがとうございます!!」

ダダッ

チンピラα「チッ…なんだテメェは!?」

チンピラα「見た所ガキみてえな背丈だが?」

「…」スタスタ…

ヒーロー「?…な、なん…」

「ごめんなさい」

ストンッ

ヒーロー「!?」

ガクッ

チンピラα「ハァ?なんでそいつ気絶させたんだ?」

「……」ガシッ

<そう派手にやらないでね?さっさとケリつける事

<尻拭いをするのはこっちなんだからねー

「分かってます」ピッ

バッ

「…」

ドサ…

チンピラα「………?」

チンピラ(こいつの顔…どこか…見覚えが…)
8 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 00:47:50.03 ID:Uwqho9NLO
大物『そいつの強さは保証する』

大物『そこらにいる並のヒーローじゃ相手にならない』

チンピラα『ヤッホーイ!サンキューなジイさん!助かったわー』

大物『もうそいつはお前さんの所有物になった…別に俺があれこれ言う必要はねえが…』

大物『こいつにだけは注意しろ』ピラッ

チンピラα『あ?なんだこの餓鬼』

大物『今は無き、雄英高校の生徒さんよ』

大物『こいつは要注意人物だ』

大物『まず、その個体じゃ倒せない』

チンピラα『なんだと!?』

大物『それ位優秀な子だ』

大物『特徴を予め伝えておく』





「…」

チンピラα 大物「『…そばかすと…』」

チンピラα 大物「『緑色の髪と…』」

大物『んま…なんか地味っぽい感じの奴!』

チンピラα「…」

大物『名を…』






チンピラα「み、緑谷…出久…!?」



緑谷「うわっ…やっぱり知られてる…」アセアセ

緑谷「はっ、恥ずかしい…もう3ヶ月以上も前の話なのに…」

緑谷「雄英ってすごいなぁ…」ウルウルッ…

チンピラα「何もんだテメェ!」

緑谷「ん?」

チンピラα「こんな貧弱なガキが脳無より強い!?」

チンピラα「写真でもそうだったが、期待はずれだぜ!」

緑谷「写真…?まさか僕の情報を…」

チンピラα「フン!テメェは1度見た事あるかもしれねえが」

チンピラα「この脳無はそこらの雑魚敵とはワケが違うんだよ!」

チンピラα「行け、脳無!奴をぶっ殺せ!!」

脳無「…ッ」ズドッ

緑谷「…」

シャッ

チンピラα「!?消えた…」

脳無「…」キョロキョロ

チンピラα(脳無でも捉えきれねえ速さだってのか!?どんだけ速えんだよ…)

チンピラα(これじゃさっきのを再現してるような…)
9 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 01:12:24.61 ID:Uwqho9NLO
ドガァァァァッ!!!

脳無「!?」

チンピラα「なっ…!」

緑谷「…っ」

緑谷「りゃああっ!!」

バキィッッ!!

脳無「〜ッ!」ドサッ

緑谷「だぁっ!」ズドォォォッ!!

脳無「ッッッ!」ドバッ!

チンピラα「ハァァァ!?」

クルクルッ…

シュタッ

脳無「…ッ…」ググッ…

緑谷「…」スタスタ…

脳無「ッッッ!!!」ダッッ!

ダダッ…

脳無「ッ〜!!」ブンッ

ドッッ!

チンピラα「ヒヒッ!モロくらいやがっ…」

ググッ…

緑谷「………」

脳無「…〜!!?」

ビリビリッ

緑谷「ワン・フォー・オール…フルカウル」

バギィィッッッッ!!!

脳無「ッッ!?」ゴォォッ

ダンッ

緑谷「DETROIT…」

グッ

緑谷「SMASHHHHH!!!」

ドガァァァアアッッッ!

脳無「ーーッッッ〜…」

ドオオオオオオオンッッッ…

チンピラα「なぁぁあああにぃぃぃ!?」ゴォッッ…

シュタッ

緑谷「ふぅ…」

緑谷「1発だと被害がでかくなると思ったけど…」

緑谷「5発は打ちすぎたかなぁ?」

チンピラα「……は………?」

緑谷「…」ギロッ

チンピラα「ヒ、ヒヒッヒッヒヒッヒヒヒ…」

チンピラα「すいやせんでしたぁぁあ!!!?」ダダダダダ…

緑谷「…逃げた…かな?」
10 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 01:38:21.00 ID:Uwqho9NLO
<全く…登下校中だろうがなんだろうがお構いなしだねぇ

<君先月これ3回やったからね?

緑谷「すみませんすみません…ほら…放っておけなかったし」

<まぁ…もう直ぐ仮免とるだろうし、少しは言い訳できるかもだけどねえ

<これが最後であってほしいね

<ほんじゃね、人が集まる前にさっさと行っちゃってね

緑谷「はい!」

ダダッ…




緑谷「なんとか着いたぞ!」

緑谷「遂に来た…第二の高校生活の幕開けだ…」

緑谷「ここが…志優学校!」




相澤『…で、今後の緑谷君の志望校についてでふが…』

相澤『この三校の中から選んでいただきます』

デクママ『…え?この3つだけ?』

相澤『ええ…と言っても、分散させてしまっては生徒の安全を確保できなくなるためです」

相澤『加えて、雄英生徒…特に1年は爆破テロの犯人として疑われています』

相澤『その意味もあり、このような形をとらせていただきました…』

デクママ『…』

相澤『因みに、参考程度…』

相澤『この中にある志優高校…』

相澤『ここは、根津校長がかつて通っていた高校だ』

緑谷『え!?校長先生が…』




緑谷「…」

相澤『テメェが決める事じゃねえ、子どもの将来は子どもが決めるんだ』

緑谷(正直あの言葉は嬉しかった…)

緑谷(けど自分に責任がないわけじゃない…)

緑谷(言われて当然の事をした)

緑谷(オールマイトも…悟空さんも…もういない…)

緑谷(これからは自分1人で壁を越えなきゃいけないんだから…)スタスタ…

緑谷「…あ」

上鳴「あ」

轟「お」

緑谷「上鳴君…それに轟君!」

上鳴「ひっさしぶりじゃねえかよ!おい!」

上鳴「おめえもやっぱここ選んぶんだなぁ?な!?」

轟「緑谷…お前背ェ高くなったな」

緑谷「え、そ、そう?1ヶ月じゃそんな…」

上鳴「とりあえず教室行こうぜ」

上鳴「もう皆いる頃だろ!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/01(木) 01:55:25.83 ID:GYa0rbqfO
強者集まりすぎィ!
12 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 02:12:56.49 ID:Uwqho9NLO
ガラッ

緑谷「失礼しま…」

爆豪「あ?」

バタン!

緑谷「………」

ガラッ…

爆豪「おい…とりあえずドア閉めた理由聞かせてもらおうか…なぁデク…」ボボッ

緑谷「い、いやいや!これはその…」

緑谷「そう!手が滑ったんだようん!」

緑谷「ほら!これちょっと押しただけですぐ閉まる!」バタン!

爆豪「ああそうかいそうかい…💢」ボボッ

緑谷(うう…まぁ絶対この展開だとは思ってたけどやっぱりこうなるのか…)

緑谷(皆一校に集まらないように志望校についてクラスで話すのは固く禁じられていた…)

緑谷(この為、誰がどこに入るのか把握できないわけだトホホ…)

上鳴「お、爆豪!お前もか!」

爆豪「ドブ野郎テメェもか」

上鳴「それお前!」

轟「入るぞ」スタスタ…

緑谷「お…結構いるいる」

峰田「おー!緑谷よく来たな!」

耳郎「げっ…上鳴あんた来てたのかよ…」

上鳴「まーた一緒だなハハッ!」

切島「うおおおお!A組地味に多ぉぉっ!」

切島「時間的にゃこれで全員揃ったのかな?」

八百万「緑谷さん…貴方もここへ?」

緑谷「あ、八百万さん!奇遇だね」

緑谷「また一緒に勉強できると思うと嬉しいよ」

八百万(ああ…なんてありがたきお言葉…///)

八百万(私…今なら死ねますわ…)

八百万(いや死にましょう)

緑谷「?」

轟「」

峰田「轟がショートしましたwww」

上鳴「誰が上手い事言えとwww」

13 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 02:31:45.58 ID:Uwqho9NLO
拳藤「よ、デク」

緑谷「!」

拳藤「久しぶり!」

八百万(また!)ギロッ

緑谷「拳藤さんもここへ?」

拳藤「うん。なんたって雄英高校校長の出身校だからね」

拳藤「行くっきゃないっしょ」

緑谷「だね!」

上鳴「いいなぁ相変わらずあんな可愛い子と仲良くしてて」

峰田「相変わらずモテるなぁ」

上鳴「お?」ガシッ

耳郎「…」グイイッ

上鳴「いてててててえええ!?」

バチンッ

上鳴「何してんのよサァ!?」

耳郎「べっつに〜?」ホジホジ…

物真(くっそ…あのそばクソ野郎が…)

物真(なんでああも人前で堂々とイチャイチャできるもんだねえ?)

物真(見せびらかして何したいんですかぁ?)

物真(単細胞ですかー?あ、あいつミジンコだった)

物真(とりあえず死ね!!)

唯「んー…?」

切島「よ」

雄「よ」

切島「俺切島だよろしくな!」

唯「ん」ガシッ

峰田(伝説の…超一文字少女だと?)

峰田(イイなぁ!)

緑谷「……それにしても…」

緑谷「ここ…空き席がありすぎじゃない…?」

拳藤「確かにねぇ…」

拳藤「あたし達みたいな数が編入するから何かしら嫌な予感はしてたけど…」

八百万「…どうやら…あの御三方以外は転校なさったみたいですわね」

緑谷「…………」
14 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 03:15:22.49 ID:Uwqho9NLO
少女「……」

緑谷「…あの…」

少女「……」

緑谷「君は…」

少女「……」

緑谷「……」

少女「…」ペラ…

緑谷(読書中ですねぇ…)


緑谷「…」

少年「……」

緑谷「あの…」

少年「邪魔だ」

緑谷「……えと」

少年「邪魔だと言っている」

緑谷「あ、ああ…うん。ごめんね」

切島(人間に触角って生えてたっけ)ヒソヒソ…

上鳴(別に今の時代珍しくねえさ)ヒソヒソ…


緑谷「あの…」

「ふむふむ」

緑谷「あのー」

「成る程成る程、ここがこうなって?うんうん」

緑谷「あn」
「それでここのパーツがああしてんでドリルでガガガして最後にウィンガシャンて」

緑谷「あのっっ!?」

「うわわっ!お、驚かさないでよ…」

緑谷「いや…3回くらいは声かけたんだけど…」

「え、そう?ごめんごめん。本読むのに集中してて…」

緑谷(よかった…この人はまとも?そうだ)



「紹介が遅れてしまった」スチャ…

土岡「僕は土岡堀助」

土岡「よろしく」

緑谷「よろしくね」

峰田「なんかオーラが緑谷と全く同じだな…」

上鳴「キャラ被ってるやん」

轟(飯田→四角、ミッドナイト→三角、こいつ→丸………?)

土岡「それじゃそこの2人にも挨拶してもらおうか」
15 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 03:54:28.75 ID:Uwqho9NLO
土岡「おーい風華ちゃーん」

少女「!」ビクッ

土岡「ちょっと雄英生の皆に挨拶してくれないかな」

少女「…いいわよ」

緑谷(反応した!)

香久山「…香久山風華よ」

香久山「呼び方は好きで構わないわ」

香久山「以上」

緑谷「あ、僕は緑
香久山「貴方の事は興味ない」

緑谷「」

八百万「まぁ…なんて失礼な…」

香久山「ごめんなさい。まだ本が読み切ってないのよ、話なら後にしてくれる?」

切島(怖)

峰田(あれがいわゆるツンか!)

土岡「ま、まぁその内慣れてくるよ…」<……多分

土岡「ああいう子なんだよ…」

緑谷「へ、へぇ…」

土岡「それじゃ次に…」

ギロッ

土岡「ひっ!?」

少年「またお前か眼鏡」

土岡「き、きき君が初対面からそそそんな反応するから編入生が怖がってるじゃなななないか…」ガタガタ…

(あんたがな…💧)

少年「ふん。何が自己紹介だ」

少年「仲良しごっこでもあるまいし」

土岡「うう…」

少年「俺はお前らと馬鹿げた事に付き合うつもりなどない」

スタスタ…

切島「なんだよ感じ悪いなあいつ…」

土岡「滑草笛郎」

土岡「クラス中の嫌われ者さ」

土岡「ま、今じゃ嫌う者すら居なくなったけどね」

緑谷「…」
16 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 04:31:00.61 ID:Uwqho9NLO
緑谷(平和の象徴が死んた…)

緑谷(更に僕らの多大なる被害…)

緑谷(ヒーローは容赦なく殺害対象)

緑谷(そう突きつけられちゃヒーローの道を諦めるのも無理はないだろう)

緑谷(本人がその気でなくとも親が許さないだろうし……)

緑谷(皆…いなくなったのか…)

拳藤「この後は対面式か?」

土岡「いや、今日は他の1年と2、3年で始業ミーティングらしい」

土岡「多分後日じゃないかなぁ」

拳藤「ふーん…」

土岡「まぁ初日だし、自己紹介とか、先生の話とかで終わりだと思うよ?」

土岡「さっきチャイムも鳴ったしそろそろ来るはずなんだけどなぁ…」

耳郎「言われてみれば…」

上鳴「来るの遅えな…」

「なにしてるんだろうねーせんせー」

緑谷「そうだ…」

緑谷「ね!?」

土岡「嘘だろっ…」

耳郎「いつの間に教室に…?」

上鳴「いやそれよりも…」

峰田「何だあの先生…ロ、ロロロ…」

唯「おー」

切島「お、おい今ドア開ける所誰か見た?もしくは音とか…」

轟「ドア見てたが変化もなかったし動く音なんてしなかった…」

物真「な、なんで…」ガタガタ…

爆豪「あんたが…」

「あっらーモノちゃんにバクちゃん、いちだんたくましくなったじゃん?」

「せんせーうれしー!」

緑谷「あ、会ったこと…あるの…?」

物真「しょ、職業体験の時に……」

爆豪「まさかこんな形で再会する事になるなんてな…」

爆豪「今日は厄日だぜ…」ガタガタ…

「なになに、まるでそれじゃあたしがさいなんみたいないいかたじゃん!」

「しつれいしちゃうね!」プンプン

緑谷「貴方は一体…?」

「?わたし?わたしはね…」

「きょうからしゆうがっこう1ねんヒーローかのたんにんをつとめる…」

「心は80」

「体は10!」

瞬「まばたき ときよ(瞬斎与)だよ!よろしくね!」

緑谷「…」

「はあああああ!?」


17 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 04:32:02.78 ID:Uwqho9NLO
一旦お休み

の前に…

ここでオリキャラの簡単な説明だけしときましょう
18 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 04:49:06.22 ID:Uwqho9NLO
まず香久山風華ちゃん

イメージ的には暁○ほ○らみたいな感じ

ロングヘアはなんとなく、いなかったから

後こういうクールなヒロインもA組にはいなかったからなぁ

八百万<ワタクシハ!?

その次、土岡堀助君

イメージ的には……ええと…

丸井くん、うん、あれ物知り博士

え?分からない?

それじゃの○太でいいよ野比で!

狸<適当だなぁ

はい、次は滑草くん

…………

名前から察しろ!!

…というよりバラしたくないが本音

………いやもう現時点で皆さん分かりますよね?どういうキャラか、てか名前が露骨s

最後にNo.2からずっと引き伸ばしてたこの子、瞬ちゃん

毎回ひらがなにしようすると間違えるのがお約束

ある意味誤字フラグ…恐ろしい子

…キャラを作る為にひらがなだけにしてあふだけなので

読みづらいのであれば普通に漢字変換します

このまま続行するというのが濃厚ですが

で、肝心のイメージ像は人吉瞳ちゃん(?)ですな、可愛いは正義

とりあえずBBAといった人には怒りの鉄槌が下されます

元ネタの人的には針千本かも…

大体どんなキャラかは把握できましたか?

本来ならば設定画的な絵を自分で書いて見せるのが手っ取り早いですけど

残念ながら私には絵の才能など皆無に等しいので諦めてください

?努力しろ?

無理

個性などは後ほど明らかにしていく予定です

まぁもうほとんどが予想つきそうな名前ですが…

それではしばらくグッバイ
19 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 18:09:16.57 ID:tmlQeNkfO
追記〜

香久山風華(かぐやまふうか)

土岡堀助(つちおかほりすけ)

滑草笛郎(なめくさてきろう)

瞬斎与(まばたきときよ)

読みはこうなります

私の余りのネーミングセンスに草生えないね、しょうがないね

特に滑草の読み方がだいぶ怪しいよなこれ…

というわけで再開






瞬「はいはいはーい!」

瞬「というわけではつHRはじめていくよー!」

緑谷「…💧」

緑谷(何が何だか…)

緑谷(心は80、体は10?)

緑谷(確かに僕らより背がかなり小さいが…)

緑谷(そういう個性なのか?)

瞬「とはいってもなにもはなすことないんだよねー」

瞬「なにしよっか」

緑谷(考えてないの?)

瞬「そーだ!わたしのこと、ぜんぜんしらないだろうからはなしたげる!」

瞬「ことしでげんえき60ねんめ!こんなにながいひとはめったにいないんじゃないかな?」

瞬「それとプロとなりうるたまごをようせいするしごともやってたりするの」

瞬「たしか30にんいじょうせけんにおくりだしたきがする」

切島「へ、へぇ…すげぇすね……」

切島「30人!?」

上鳴「たった1人で!?」

瞬「まぁねえ!」

土岡「どんなプロヒーローがいたんですか?」

瞬「そうだねぇ…きみたちがしってるひとたちのなかなら…」

瞬「エクトブラズムとギャングオルカと…ベストジーニスト…」

緑谷「な、No.4ヒーローまで!?」

耳郎「すっげえ…」

峰田(別に小学生に興味はないなぁ)

瞬「あと、そこのないぶせいならわかるとおもうけど」

瞬「あたしがここにふにんしてくるのはきょうがはじめてなの」

緑谷「…?」

瞬「…わたしはねづのどうりょうよ」

瞬「ここまでいえばなんであたしがきたか…」

瞬「わかるはずよ…」

緑谷「…」
20 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 20:46:36.02 ID:9ZZrWrS8O
瞬「ゆうえいしゅうげき…ほすじけん…らち…」

瞬「もうあなたたちじしんはあくしてるとおもうけど…」

瞬「ねらわらているのよ、ヴィランれんごうに」

瞬「じたいはきゅうをようするわ」

瞬「そのため…あなたたちにはらいねんの3月…すなわちこんねんどちゅうに」

バンッ

瞬「ゆうえいこうこうヒーローかのかていをしゅうりょうしてもらうわ」

切島「か、課程修了って…まさか…」

拳藤「残りの6、7カ月で2年半分のカリキュラムを受けろと…」

瞬「そゆこと!」

上鳴「ま、まじかよ…どんだけハードなんだ…」

瞬「だーじょぶだーじょぶ!いままでさまざまなかべをのりこえてきたきみたちならおちゃのこさいさいよ」

瞬「…そこの3にんは…」

土岡「…」

香久山「…」

滑草「ふん。ぬるいな、その2倍は欲しい」

轟(余裕こいてやがる…)

瞬「けいけんのさはあれど、じつりょくじゃきみたちとタメはれるぐらいのチカラはもってるよ」

耳郎「…」

爆豪 物真「」ガタガタ

耳郎「何してんの?」

瞬「とまぁ…きょうはあたしのじこしょうかいとこんごのほうしんをはなしたとこでおわりかな」

瞬「このあといちぶのひとは『にもつせいり』があるだろうからね」

瞬「それじゃあこれにてHRしゅーりょー!みんなきをつけてかえってねー」

フッ

緑谷「き、消えた…」

八百万「なん…でしたの?」

上鳴「テレポートか?すげえ個性だなぁ」

峰田「ん?机の中に何か置いてあるぞ?」

緑谷「?」ゴソゴソ…

緑谷「…『渡しそびれてしまいましあ。この書類は後で各自確認しておいてね…』……」

耳郎「ね、ねえ…これって…」

切島「い、いま書いたやつ…だよな?」

緑谷「……💧」



緑谷(こうして謎が多いまま第二の高校生活1日目は終わった)

緑谷(幼い老人…)

緑谷(あの3人の個性…)

緑谷(……滑草君は……)

緑谷(神様のご家族…なのかなぁ…)


21 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/01(木) 21:56:24.21 ID:9ZZrWrS8O
緑谷(…)

緑谷(予想以上に早く終わっちゃったなぁ…)

緑谷(今日学校に行った意味あったのか💦?)

緑谷(まぁおかげで…)

緑谷(荷物整理の時間ができたからいいか…)

緑谷「ここが今日から僕の家かぁ…」



緑谷(というものの…)

緑谷(この志優学校…)

緑谷(家から2時間半もかかる場所だったのだ)

緑谷(仕方なく…その高校の寮に入る事に決めた)

緑谷(………)

緑谷(まぁここも…)

緑谷(ある意味監視しやすいからいい…のかな)






カランカラン…

店員『イラッシャイマセー』

店員『お客様1名でよろしいでしょうか?』

緑谷『あ、いや…その…』

<おーい緑谷くーんこっちこっちー

緑谷『あ』




『僕チョコレートパフェ1つ』

緑谷『そ…それじゃ僕はチーズケーキで…』

店員『かしこまりました』

スタスタ…

『ここは僕の行きつけの店でねー…』ガチャ…

『味は保証するからね』

緑谷『はぁ…』

緑谷『それはいいんですけど…』バタン…




緑谷『わざわざ喫茶店のこんな個室で話す事も…』

『いやいや警察署とか物騒な場所で物騒な事話すよりかはこうリラックスできるような場所で話したらいいかなぁ…なんてね』

緑谷『あ、あんまりリラックスできませんけど…』

『だよねー』

『じゃ、とりあえず自己紹介しとこかね』

雨良『僕の名前は伊井戸雨良(いいど・うりょう)』

雨良『君の秘書兼監査員だからね』

雨良『つー訳でよろしくね』ガシッ

緑谷『え…ええ…』
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/01(木) 22:00:52.94 ID:IRtjjxXDO
>>14 切島は芦戸さんの頭が見えてないのか
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/02(金) 05:22:04.27 ID:EqTVa7jfO
>>22
触覚とは認識してない
24 :べ、別に寝落ちしてたわけじゃないんだからね!? ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/02(金) 16:40:46.15 ID:LBp6AhDiO
雨良『ん…まぁ』パクッ

雨良『早い話ね、君にはこれからこれから言う高校にね、潜入調査をしてもらいたいわけだがね』

緑谷『は、はぁ…』

緑谷『つまりそこが1番犯人のいる可能性の高い…』

雨良『うん』

緑谷『な…なんでですか?』

雨良『…君が1番行きそうな場所だったからね』

緑谷『!』

雨良『実際君もここに希望を入れようとしてたよね?』

雨良『相澤先生はわざとあの情報を流したんだろうね』

雨良『最高峰のトップ…根津元校長の出身校』

雨良『君が惹かれないはずがない』

緑谷『…ま、まぁ…確かに』

雨良『後ば…………』

雨良『はいっか別に』

緑谷『?』

雨良『それとヒーロー科生徒が1番多く入る可能性が高いからね』

雨良『次のターゲットにもうってつけなわけだねえ』モグモグ…

緑谷『…』<パフェウメー

緑谷『あの…僕がそこに入るのってその理由もあるんですよね?』

雨良『?ああ…そだね』

雨良『人数が多ければそこに犯人が潜り込んでる可能性が高いからね』

緑谷『…でも…』

緑谷『それってやっぱり僕達を疑っての話ですよね…』

緑谷『確かに夏季合宿中なら大半の生徒なら殺せますが…』

緑谷『それだけで僕らに容疑をかけるのはムシが良すぎませんか?』

緑谷『他の科の人達で学校にいなかった人もいるし…』

緑谷『それに…全員殺したいならわざわざ夏休みの時じゃなくて職業体験の時の方が都合がいいはず…』

雨良『…』パクッ

雨良『そうだねえ…1つ挙げるとするならば』モグモグ…

雨良『USJの件かね』

緑谷『USJ?』

雨良『うん』

雨良『緑谷君も知ってるよね?USJの規則』

雨良『本来あの場はヒーロー養成の為にある』

雨良『だからヒーロー科しか使えないはずなんだよねぇ』

雨良『ちゃんと校則にも「行く場合は教員の引率が必要」って書いてあるしね』

雨良『そして2、3年のヒーロー科は全員死亡』

雨良『結果、消去法でいくと答えは君達に辿り着くんだ』

緑谷『なる…ほど』
25 :訂正入れます ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/02(金) 16:50:17.92 ID:LBp6AhDiO
雨良『ん…まぁ』パクッ

雨良『早い話ね、君にはこれからこれから言う高校にね、潜入調査をしてもらいたいわけだがね』

緑谷『は、はぁ…』

緑谷『つまりそこが1番犯人のいる可能性の高い…』

雨良『うん』

緑谷『な…なんでですか?』

雨良『…君が1番行きそうな場所だったからね』

緑谷『!』

雨良『実際君もここに希望を入れようとしてたよね?』

雨良『相澤先生はわざとあの情報を流したんだろうね』

雨良『最高峰のトップ…根津元校長の出身校』

雨良『君が惹かれないはずがない』

緑谷『…ま、まぁ…確かに』

雨良『後ば…………』

雨良『はいっか別に』

緑谷『?』

雨良『それとヒーロー科生徒が1番多く入る可能性が高いからね』

雨良『次のターゲットにもうってつけなわけだねえ』モグモグ…

緑谷『…』<パフェウメー

緑谷『あの…僕がそこに入るのってその理由もあるんですよね?』

雨良『?ああ…そだね』

雨良『人数が多ければそこに犯人が潜り込んでる可能性が高いからね』

緑谷『…でも…』

緑谷『それってやっぱり僕達を疑っての話ですよね…』

緑谷『確かに夏季合宿中なら大半の生徒なら殺せますが…』

緑谷『それだけで僕らに容疑をかけるのはムシが良すぎませんか?』

緑谷『他の科の人達で学校にいなかった人もいるし…』

緑谷『それに…全員殺したいならわざわざ夏休みの時じゃなくて職業体験の時の方が都合がいいはず…』

雨良『…』パクッ

雨良『そうだねえ…1つ挙げるとするならば』モグモグ…

雨良『USJの件かね』

緑谷『USJ?』

雨良『うん』

雨良『実はテロの時…』

雨良『そこにも仕掛けられてたんだよね、爆弾』

緑谷『!?あれは爆発に巻き込まれたんじゃ…』

雨良『調べた所爆弾の残骸の様なものが発見された』

雨良『犯人はUSJにも入ったんだ』
26 :訂正入れます ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/02(金) 17:20:58.87 ID:LBp6AhDiO
雨良『多分13号が残る事を恐れたんじゃないかな』

雨良『彼は校舎にいる時間よりナUSJにいる時間の方がよっぽど長いからね』

雨良『彼が異変に気付けばすぐさま助けるはずだからねえ』

雨良『13号先生が生きていれば数十人は助かったと思うね、僕は』

《わーー!私好きなの13号!!》

緑谷(13号…)

雨良『緑谷君も知ってるよね?USJの規則』

雨良『本来あの場はヒーロー養成の為にある』

雨良『だからヒーロー科しか使えないはずなんだよねぇ』

雨良『ちゃんと校則にも「行く場合は教員の引率が必要」って書いてあるしね』

雨良『そして2、3年のヒーロー科は全員死亡』

雨良『結果、消去法でいくと答えは君達に辿り着くんだよね』

緑谷『なる…ほど』

雨良『まぁね…信じられないのも分かるけどね』

雨良『これらの情報から考えちゃうと君達が怪しいと思うのも無理ないんだよね』

雨良『だからって会見の時のアレはどうかしてると思うけどねぇ』ボソッ

緑谷『………』

雨良『それと…職場体験の時やらなかったのは…』

雨良『悟空さんがいたからじゃないかねぇ…?』

緑谷『といいますと?』

雨良『あの人戦闘の経歴さえ見れば超人の域をはるかに超えてるからね』

雨良『オールマイト級のパワーをもった脳無をあっさり蹴散らしたしね』

雨良『古い言い伝えだと大魔王から人々を守ったとも言われてる…』

緑谷『へぇ…』

緑谷(大魔王?)

雨良『…ま、その話は置いといて…』

雨良『本題だ。ここに来させた理由を話すね』

雨良『監査員と言っても僕は24時間君を監視するのはほぼ不可能と言っていい』

雨良『そこでこれだね』

緑谷『時計…?』

雨良『その時計にはちーーーーっちゃなモニターが付いててね?』

雨良『これで君の周りが見えるわけだ』

雨良『万が一君が怪しげな行動しても僕には筒抜けって訳だね』<入浴するときもつけてね

緑谷『僕の監視カメラでもあるんですか…』

雨良『当然。君はAFOを殺すなんて前代未聞の事をしでかした少年だからね』

雨良『ただでさえヒーロー殺しを瀕死状態までに追い詰めたってだけで大ニュースなのにね』

緑谷『あ、ああ…その事については…反省しかありません…💧』

雨良『この時計は通話機能もついてる』<兼携帯みたいなもんだね

雨良『そこで僕が許可を出せば………』

雨良『敵は駄目だな、脳無まで』

雨良『脳無を撃退してもいいよ』

緑谷『え?』

27 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/02(金) 18:56:13.67 ID:LBp6AhDiO
雨良『最近、脳無は人目に触れすぎている』

雨良『存在を知った者が交渉して闇取引される可能性が高いんでね』

雨良『野放しにしておく事は出来ないからね』

雨良『資格はなくとも君には力があるしね』

雨良『それに、これは君を信頼してでの話だからね』

雨良『人を救うには…君の力も必要なんだ』

緑谷『………』





緑谷「……」

雨良『ただし乱用はしないでねー』

緑谷「💦」

緑谷「行くか…」

スタスタ…



「その影は、闇の如し!」

「その速さ、風の如し!」

「か弱き市民達の為」

「悪しき者をいざ成敗!!」

シロガネ「シロガネ!」

クロガネ「クロガネ!」

シロガネ クロガネ「我らビビットヤイバーー!」

「…………」

シロガネ クロガネ「……」

シロガネ「キャーー!今日もセリフ決まったわよ蔵ちゃん!」ダキッ

クロガネ「僕らの愛の力さ、ミッちゃん」

シロガネ クロガネ「愛の力ってスバラシーーー!!!」

爆豪(ここまで来ると同情したくなる)

峰田(こういう奴らに限ってすぐ別れるんだよね、分かります)

緑谷「わぁぁ…ビビットヤイバだ!」

緑谷「その華麗な忍法で多くの人々を救けてきた若手実力派!」

緑谷「エッジショットを除けば1、2を争う忍者ヒーローだ!」

クロガネ「説明サンキュー!おかげで自己紹介省けたよ!」

クロガネ「どーも編入生諸君!よく来てくれた!」

クロガネ「寮長の新竹分蔵(しんたけぶんぞう)だ」

(個性はコピー!あらゆる物体の分身を作るぞ!)

クロガネ「そして僕の彼女の水野瑞樹(みずのみずき)だ!」

シロガネ「皆よろしくねー」

(個性は水!体の様々な箇所から水を生成するぞ!)<彼曰く宇宙1美味しいとか

クロガネ「最初の内は慣れないと思うが」

クロガネ「徐々に寮の皆と打ち解け合えるだろう!」

クロガネ「最高の志優生活になる事を祈る!」
28 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/02(金) 21:53:37.56 ID:rCUt5vNQ0
ガチャ…

緑谷「ここが僕達の住処かぁ…」

上鳴「なんつーか…狭えな部屋」

上鳴「しかも一部屋2人とか…」<プライベートもクソもねえな

緑谷「まぁ…雄英と違ってそんな大きい学校じゃないからね」

緑谷「一々1人ずつなんて多く提供できないよ」

上鳴(ここじゃオカズ食えなさそ)

緑谷「…にしても…」

緑谷「校長先生が卒業した高校…」

緑谷「といっても…」




シロガネ「そんな実感わかないよね」

シロガネ「痕跡すら残ってない」

シロガネ「かつては日本有数のヒーロー科高校として名を上げてたって言うのに…」

シロガネ「今となっては目も向けてくれない」

シロガネ「なんでここ職員5人しかいないの〜」

クロガネ(僕が分身の術使えば解決する話だからだよなぁ)

クロガネ「時代が時代だからね」

クロガネ「そんな騒がれてたのは2、30年前…」

クロガネ「僕達が生まれた頃から雄英はあったんだ」

クロガネ「今の雄英はね…」

シロガネ「オールマイトが現れてから25年…」

シロガネ「志優…雄英…」

シロガネ「果たして次はどうなるか…」

クロガネ「次の世代でも現れるのかなぁ…」

シロガネ「…でもさ」

シロガネ「面白い子達が来たんじゃない?」

クロガネ「…うん。確かに」

クロガネ「ただでさえ雄英の子が来るってだけで驚いちゃったからなぁ」

シロガネ「くぅぅ…明日から忙しくなるよぉ〜蔵ちゃん!」

クロガネ「頑張って2人(+3人)で切り盛りしていこう…ミッちゃん」




緑谷「……」

緑谷「監視ねぇ…」

雨良<寝てるねえ

緑谷「だって何もする事ないんですもん」

雨良<見られたくない事シたいんだったら1分モニター切るけどね?

緑谷「変な事想像してますね」

雨良<はっはっは。なんせ君の日常生活観察し放題だからね

雨良<これでも恋バナとか興味あったりするんだよね

雨良<ねえねえ好きな人とかいないの、ねえねえ

緑谷(女子か)
29 : ◆6Vre9lRf4. [saga]:2016/09/02(金) 22:05:28.57 ID:rCUt5vNQ0
雨良<部屋に引きこもるのは体に毒だからね?

雨良<もう皆夕食食べ終わったし

雨良<多分暇してる人が多いんじゃね?

緑谷「そうですかねぇ…皆部屋の整理とか明日の準備とか…」

雨良<準備て…明日から1週間オリエンテーション期間で授業ないんだよね?しかも午前中のみって…

雨良<このゆとりめ!僕なんか睡眠時間毎日12時間しかないんだからね!?

緑谷(それはおかしい…)

緑谷(え、て事は他の人も見てるのこれ…)

緑谷「で、でもきっと仮免試験の事も兼ねてこの週は授業がないだけでしょうし…」

緑谷「暇なら尚更その時間利用して練習とかしてますよ」

雨良<……君はする必要なしだからなぁ

緑谷「門限すぎてなければ『彼処』にでも行ったんですけどねぇ…」

雨良<8時って今時早すぎだよねえ

緑谷「まぁ僕達の場合夜中1人で出歩くのも危ないですし」

雨良<……

緑谷「……」

雨良<外出よ!中もっとじっくり見たいからね!!

緑谷(本音出た)

緑谷(さてと…)

緑谷(出るって言ってもどこに行こう…)

緑谷(施設内だと…)

緑谷「とりあえず談話にでも行くか…」



緑谷「えー…と」

緑谷「談話コーナーは…」

緑谷「ここか」

緑谷「?」

>>30「あ」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/02(金) 22:48:50.30 ID:TwQ+rxxuO
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