【ガルパン】エリカ「バーを経営していたら……どうしてこうなったのよ」【安価】

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259 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/28(火) 21:09:16.96 ID:c25Ohjmq0




エリカ「はぁ!!??」




260 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/28(火) 21:10:03.34 ID:c25Ohjmq0
今日はここまで。ほなまた
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 21:50:03.21 ID:TyT5z0zAo

まる1年たってるから話大分忘れてるから読み直すかな
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 08:18:30.87 ID:7qbFCjP4O
一年もたつってマジかよ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 13:08:30.92 ID:Thesx/Ybo
スレ開始なんて去年の5月やぞ
再開したけど人戻ってこないね
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 01:17:36.11 ID:j8gFAKtzO
まさか再開してるとは思わなかったぞ

待ってた
265 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 21:30:09.39 ID:C/x3wp+E0
エリカ「ちょっとアンタそれどういうことなのよ!」

みほ「す、すみません!でもそういう話が実際流れてるというか聞いたといいますか……」

エリカ「いやなんでそんな話になってるのよ……」

みほ「それじゃお店は閉めないんですね!?またお酒飲めるんですよね!?」

エリカ「……」

みほ「……え?」

エリカ「いやお店は閉めないわよ?ただ……」

「少し……いや結構お休みが増えるかも……しれない」

エリカ「……」

みほ「……ええ!!??」

エリカ「いちいち反応がうるさいのよ!」

みほ「すみません……で、でも!」

エリカ「いやまあ言いたいことは大体わかるわよ。どうしてそうなるか、よね?」

みほ「は、はい!もしかして病気ですか!?それともまたエリカさんの家の人たちが……もしそうなら私今度は……」

エリカ「ま、待って!私は別に病気じゃないから大丈夫よ!家も関係ない!私個人的なことだから!」

みほ「……本当ですか?」

エリカ「そうよ!だからその怖い目止めなさいってば!」

みほ「す、すみません……エリカさんのことってなると正気じゃいられなくて……」

エリカ「ありがたいけど少しは抑えてよね」

みほ「は、はい……あれ?そうするとなんで休みが多くなるんですか?」

エリカ「そうね……まぁいずれ話す必要があったと思うし、いい機会よね」

エリカ「実は私ね」
266 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 21:45:28.03 ID:C/x3wp+E0
エリカ「大学受験をね、もう一回してみようかなって思ってるのよ」

みほ「大学……受験ですか?」

エリカ「そ。私、色々あったとはいえ大学に落ちてるじゃない?」

エリカ「今の私は、あの事件があったから存在しているのよ」

エリカ「だから今になって改まって恨むことも仕返しをすることなんて考えてないわ。むしろ色んなことがスッキリしてよかったと思ってるのよ」

エリカ「ただ、いろんなことがスッキリした中で一つだけ心に残ってるのが、『私は本当は大学に入れる実力があったのか?』ってことなのよね」

みほ「実力ですか?」

エリカ「もしかしたら家のこと云々で有耶無耶になってるかもしれないけれど、元々学力が足りてなかったかもしれないじゃない?」

みほ「そんなことありません!あの時のエリカさんの実力なら間違いなくh」

エリカ「入ってた、って言いたいんでしょ?」

みほ「は、はい……」

エリカ「そうね。私だって入ってたと思うわ。私はあの時はいつも以上に完璧な回答をしたと思うわ」

エリカ「でも、その時の私は今の私とは違うの。すべてを忘れようとしてのに体に縛り付けていた私と、すべてを知って清算のできた今の私とね」

エリカ「そんな今だからできる、いややりたいのよね」

エリカ「今ならきっと……誰にでも胸の張れる結果が手に入ると思うのよ」

みほ「エリカさん……」

エリカ「というわけで、大学受験をしてみようと思ってるの」
267 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 22:03:47.77 ID:C/x3wp+E0
みほ「もしかしてお店を休みにするのって」

エリカ「受験勉強よ。まぁさすがに今から受験生になるんだったらこれぐらいはしないと追いつけないと思うからね」

エリカ「だからお店を少し休みを多くして受験勉強に割きたいのよね」

みほ「そういうことだったんですね……」

エリカ「……で、私としては聞きたいことがあるのよね」

みほ「はい?なんですか?」

エリカ「私がお店を閉めるって噂の情報源よ。いったい誰がこんなこと流したのよ?」

みほ「そ、それは……」

D「みほさん、もう隠さなくていいですよ。私のこと思っての行動、感謝いたします」

エリカ「え……ダージリン?!」

ダージリン「ごきげんようエリカ、みほさん。そして……ごめんなさい」

エリカ「もしかして……」

ダージリン「事の発端は数日前のことです……」
………
……



エリカ「うーん……うーん……」

ダージリン(あら……珍しく真剣そうな顔をなさって……一体何事かしら?)

エリカ「いやでも……これは……」

ダージリン(ちょっと遠くてうまく聞き取れないわね……)

エリカ「お店……考え……」

ダージリン(お店のこと……?)

エリカ「…………辞めよう……かな」

ダージリン(お店を……辞める!!??)

エリカ(お店を閉めるのだけは辞めよう。それなら休みを増やすとかかな?)

エリカ「うーん……うーん……」

ダージリン「そ、そんな……今すぐ皆さんに知らせなければ……」
268 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 22:20:15.64 ID:C/x3wp+E0
エリカ「で、それから話だけが独り歩きしちゃったのね……」

ダージリン「すみません……誰よりもあなたのことを大切にするつもりだったのにこんなことになってしまって……」

エリカ「そんな……むしろ相談しなかった私のほうが悪いに決まってるわ!こんな大事なことなのに」

ダージリン「いいえ、あなたの口から正式に考えを聞く前に慌ててしまった私が悪いのです。今になってみればそんな大事な話を誰にも相談しないわけがありませんもの」

エリカ「あ、頭を上げてってば…大丈夫よきっと。そんな大ごとにならないってば」

みほ「そ、それが……」

エリカ「え?何?もしかしちゃうの?」

ダージリン「先ほど西住流と島田流、文部科学省のトップが緊急会議を開くことになり」

みほ「日本中の社会人戦車道チームのスカウト、世界各国の戦車道チームの要人が集まってエリカさんをスカウトしようって躍起になってたり」

ミカ「このお店を贔屓にしていた実は政界財界の人たちが法やら資金を集めたり色んなところで動きが始まっているみたいだね」

エリカ「ミカお姉様!?どうしてこんなところに!?」

ミカ「その質問に意味があるとは思えないな。それよりも、今すぐすべきことがあるんじゃないかな?」

エリカ「それは……まぁそのとおりよね」

ダージリン「エリカ……」

エリカ「……まぁ仕方ないわね。一つ一つ誤解を解かなきゃいけないわね」

エリカ「ねぇダージリン、申し訳ないとかそんなこと思ってるなら一つだけ言うこと聞いてもらっていい?」

ダージリン「!な、なんでも言ってください!」

エリカ「じゃあ私、これからいろんなところいかなきゃいけないと思うのよね。だから、それに一緒についてくること、ってのはどうかしら?」

ダージリン「……え?」

エリカ「きっと一人だと私……疲れてまた壊れちゃいそうよね?そんなとき、あなたと一緒にいたら頑張れると思うの」

エリカ「ついでに、二人で色んなものを見て、食べて、体験して、思い出を増やせたら最高じゃない?」

ダージリン「エリカ……!」

エリカ「忙しいけど、来てもらえますか?」

ダージリン「……勿論です。どこまでもご一緒させてもらいますわ」

エリカ「ありがと、ダージリン…………さーて、まずはどこから行こうかしら?」
269 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 22:25:27.01 ID:C/x3wp+E0
きっと……今までの私の人生は決して幸せとはいえるものではなかっと思う。

これから先、もしかしたらもっとひどい目に合うかもしれない。

でも、昔と違うのは、今の私には誰よりも信頼できるパートナーがいること。

そして友達もたくさんできた。恩人も数えきれないくらいに増えた。

昔では考えられないくらいに私の周りには人があふれている。

もう誰かにおびえる必要なんてないの。こんだけ力強い味方がいるなら、何にも怖くない。

だから、私は流れる時のままに進めていた足を止めて、

自分の力で歩んでいける。

きっと、辛くても幸せな道があるはずだから。
270 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 22:30:00.51 ID:C/x3wp+E0
エピローグ

エリカ(ふ、ふふ……随分と時間がかかったけどなんとか誤解も全部解けたわ……!)

エリカ(その間にダージリンと色んな所に行けてよかった///)

エリカ(でもそんな浮ついた気持ちはここまでよ!)

エリカ(さぁ……こんどこそ受験を!!と、そういえば忙しくてカレンダーとか確認してなかったわね。今日は……)

カレンダー「今日は4月29日やで」

エリカ「」

カレンダー「今日は4月29日やで」

エリカ「」

カレンダー「受験は……来年やな」

エリカ「」

エリカ「いやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
271 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 22:30:46.77 ID:C/x3wp+E0
エリカ「大学落ちたのでバーを経営することになった」 完
272 : ◆5XLLhK8kNI [sage saga]:2017/11/30(木) 22:36:32.04 ID:C/x3wp+E0
これにて物語は終わりです。完走した感想ですが途中失踪見たくなってしまい申し訳ありませんでした。試験勉強のためにパソコン起動してなかったので、こんなことにまでなってしまいました。

スマホかなんかでも生存報告できたのに本当に申し訳ないです。

でも保守をしてくださった皆様のおかげで最後まで書ききることができました。本当にありがとうございます。

完結までかけたのは人生で初めてなので変な感じになってしまったかもしれないです。

次もバーで誰か働かせたいと思ってるので、バーで働いてるSS書けたらいいです。

ではまたどこかでお会いしましょう。ほな、また
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 22:48:47.77 ID:KNrKtGtg0
完走おつかれさまー
次回作楽しみにしてます
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 22:50:36.16 ID:GVOMGwvAo
おつー、もう少しイチャイチャみれると思ったからびっくりしましたが完走おつかれさまっす!
275 : ◆5XLLhK8kNI :2017/11/30(木) 23:03:26.71 ID:C/x3wp+E0
蛇足 多分次は咲の京太郎かFGOかグラブルで書きたいです。

R18の方に作るかもしれないですがいまのところ決まってません。ほな今度こそまた
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 00:11:48.73 ID:NWwFIQ17o

なんか駆け足気味だったけど最後までみれてよかったわ
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 22:13:16.39 ID:HrPWc9lsO
大長編おつでした
ガルパンじゃないなら今後会うことは無さそうだけど気が向いたらまた書いてくれ
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/02(土) 00:23:06.06 ID:dXZQHz3A0
気がついたら終わってたナリ
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