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提督「鎮守府に温泉が湧いた」 (再編)
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84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 01:47:52.01 ID:o8awqx2bO
表裏のない・・・
つまり大淀はどっちが胸でどっちが背中か分からn
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 02:01:15.49 ID:hJQ9xgzAO
おい、
>>84
の方に凄まじい量の砲弾が飛んでったぞ
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 02:53:59.10 ID:phwUxkITO
>>84
バカだなぁそんなの一発で分かるだろ?揉んでみて凹凸が大きめなら表だよ
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 02:55:02.45 ID:XW7RSQDJo
>>84
無茶しやがって・・・
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 02:57:37.55 ID:Cj384AVpO
まな板の上にレーズンが二つ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 05:59:07.73 ID:8edtrkBno
つまり
>>88
の状態でRJは100%の完成d
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 17:10:47.74 ID:OkxmJ9hH0
>>89
馬鹿だなぁ、そこは大ほ(ゴシャァ
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 20:18:13.54 ID:kBMaOHLjO
おまいら…
貧乳はステータスなんだから馬鹿にするんじゃないよ!!
92 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/16(土) 21:31:33.41 ID:bCOHM2vNo
; ._..__Λ_..__ ・ ;
; /; ::::\; :
;:/ :: 。・ :: :;;;;ヽ : ・
/ :: 。 ・ ::: | ;
; ⌒⌒⌒⌒||⌒⌒⌒⌒ ;
; ___ ||
ヽ==@==|| ∧___∧
;・ (´・ω・ ||(´・ω・`) なにやらひどい差別があると聞いてきましたが
; ( .つO(つ■∪ 少しお時間よろしいでしょうか?
: u−u´ .`u−u
…すいません、話の流れ的になんとなくやってみたくなりました
今日もまた深夜投稿予定です
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/07/16(土) 22:08:10.09 ID:HBU+niey0
いや、これは差別ではなく事実d(文面はここで途切れている)
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 23:12:44.26 ID:UK2l+Q2AO
sagaは半角
95 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 00:29:49.78 ID:1xQv+eSBo
大淀「あら、提督も大袈裟ですね」
提督「いや、決して大袈裟じゃないんですが…」コンコン
鳥海「失礼します提督」ガチャッ
霧島「先日頼まれた温泉の調査の件で報告に上がりました…あら」
鳥海「なんだかすごい空気ですが何かあったんですか?」
提督「あ、えーと。なんでもないよ」
加賀「そうですね、ちょっと身の危険を感じたぐらいで」
霧島「…まあ提督がそういうのなら」
大淀「私のほうも提督に報告することは終わりましたのでどうぞ」
加賀「それにしても早かったですね」
霧島「ええ、妖精さんがだいぶ資料をまとめていてくれてたので調査自体はスムーズに進みました」
鳥海「多少想定外なこともありましたが、それは後で報告することにします」
96 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 00:38:59.33 ID:1xQv+eSBo
提督「想定外?」
大淀「お二人がそういうとは珍しいですね」
霧島「いえ、本当に私たちも本当に驚いたので…まあ置いておきましょう」
鳥海「えーと、では改めまして温泉の内容ですが」
霧島「源泉の温度は60℃とやや高めですが有害成分の混入など入浴の妨げになりそうなものはほぼ見られません」
霧島「また湯量のほうにつきましても妖精さんの話だと安定して湧き出ているため源泉がそう尽きることはないだろうとのことです」
鳥海「むしろなんでこんな源泉が今まで見つからなかったのかと不思議がっていましたが」
提督「やっぱ雪風の力か?」
鳥海「流石に私たちでもそこまではわかりませんが…どうですかね」
加賀「しかしこれで温泉に関する心配事は解消されたのですから喜んでいいのでは」
97 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 00:43:44.48 ID:1xQv+eSBo
霧島「あー、申し訳ありません。心配事について一つだけお伝えしたことがありまして」
提督「うん?」
大淀「まだ何かあるのですか」
鳥海「いえ、先ほどお伝えしなかった温泉の効能についてなんですが」
提督「あー、肩こりリウマチに効くとかそういうやつか」
大淀「私としても肩こりに効くかどうかは知りたいですね。事務仕事が多いのでどうしても疲れますし」
加賀「疲労を和らげる効果があるのならその分鍛錬も有効にできますね」
霧島「えっとですね、その効能なんですが…」
鳥海「………測定、不能でした」
提督「……はい?」
98 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 00:49:25.50 ID:1xQv+eSBo
加賀「いや、測定不能とはわけがわからないのですが」
霧島「正確には様々な有効成分がこれでもかと含まれていまして、大体なんにでも効いてしまうため何に効くのかがわからない状態です」
鳥海「高速修復材とまでいってしまいますと少し大げさですが、それに近いものはあると思います」
提督「…それって、人が入っても大丈夫なのか?」
霧島「ええ、その辺は確認しましたので大丈夫です。大丈夫ですが…なんなんでしょうね、これ」
鳥海「なんていいますか…こんな温泉前代未聞です」
大淀「そこまで言い切ってしまいますか」
霧島「はい。これに関しては妖精さんたちもお手上げでした」
加賀「妖精さんたちがお手上げってどれだけすごいのですか?」
鳥海「…私たちもそう思いまして、とりあえずどれだけすごいのかを確認してもらうために潜水部隊の皆さんに協力してもらったのですが」
99 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 00:54:37.74 ID:1xQv+eSBo
〜 〜 〜
ゴーヤ「…はぁ!?ゴーヤたちにそのドラム缶風呂に入れと?」ギロッ!!
ろー「で、でっち、怒ってるて!!」
ゴーヤ「ふん、別に怒ってないでち」
霧島「申し訳ありません。しかし温泉の効能がどれぐらい効果があるのかを確かめたいものでして」
イムヤ「まあ、協力自体は別に構わないんだけど」
イク「正直その少しの時間でも休憩が欲しいの」
ハチ「普段の二倍以上のスケジュールでの働きで本を読む時間すらないし…」
シオイ「できれば他の人にお願いしたいんですが」
鳥海「いえ、温泉の効能としても疲労回復にもかなりの効果があるらしいので皆さんの疲労も癒されるかと思いますよ」
ゴーヤ「ふん、そんなのガマの油並みに信用できないでち」
ろー「???がま、アブラ???」
ハチ「ろーちゃん。日本のたとえだよ」
イク「それにしてもゴーヤも変な例えをするのね」
100 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 01:01:51.88 ID:1xQv+eSBo
イムヤ「けどものは試しに入ってみる?最悪のぼせたらさらに休憩できそうだし」
シオイ「そうだね、いっそのぼせるようにいっそもぐっちゃおうかな?」
ハチ「ドラム缶の中でもぐったら間違いなく頭をぶつけるからやめたほうがいいよ」
イク「そもそもいくら調査といってもドラム缶風呂はどうかと思うの」
鳥海「申し訳ございません、なにぶん時間がなかったものですので」
シオイ「まあこういうのもたまにはいいんじゃないの?ちょっとキャンプっぽくってさ」
ろー「うん、ろーちゃんもやってみたいですって!!」
霧島「すいません、ご協力感謝します」
ろー「ねっ、でっちも入ろ?ねっ!!」
ゴーヤ「でっちじゃないでち…はぁ、仕方ないでちねぇ」ブツブツ
101 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 01:07:35.66 ID:1xQv+eSBo
参考BGM
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22929175?playlist_type=deflist&mylist_sort=1&ref=my_deflist_s1_p1_n101
シオイ「ふぁー!!いいお湯だったーーー!!!」ザバーン!!
霧島「協力ありがとうございました。それで、体調のほうはどうですか?」
イク「びっくりするぐらいバッチリなの!!」キラキラ
イムヤ「いや、こんな短時間で効果があるかと思ったけどこれはすごいわ」キラキラ
ハチ「体が軽い…こんな気持ちになったの初めて」キラキラ
イク「いくら体が軽くなったかと言って余計なフラグは立てなくてもいいの」
シオイ「けど本当にこのお湯すごいですよ!晴嵐さんもこんなに喜んでるし」キララ
イムヤ「それはそれで本当に大丈夫なの?」
鳥海「では皆さん体調のほうの回復はかなりされたということで」
ろー「はいっ!!ろーちゃん達もばっちり回復しました!!ね、でっち」キラキラ
ゴーヤ「………」キラキラ
102 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 01:12:14.57 ID:1xQv+eSBo
ろー「…?で、でっち?」
霧島「ゴーヤさん!?何か具合でも悪くなt」
ゴーヤ「でちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」グォォォォォォ!!!
鳥海「!!!」
ゴーヤ「んーっ!!馴染む、実に馴染むでち!」
イムヤ「何がそんなに馴染んだのよ」
シオイ「と、とりあえず気分が悪くなったってことではなさそうだね」
ゴーヤ「気分が悪い?否っ!!否でち!!」
ゴーヤ「そう、この気持ち!!最高にハイってやつでちぃぃぃぃ!!!」
ハチ「なんかジョジョっぽいことを言い出したけど…」
ろー「で、でっち、落ち着いてって!!」
103 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 01:16:46.52 ID:1xQv+eSBo
ゴーヤ「落ち着いていられないでち!!この勢いならオリョール海を単独完全攻略も可能!!」
ゴーヤ「待ってろ深海棲艦!!ゴーヤが正義の鉄槌を下してやるでちぃぃぃぃぃぃ!!!」ドドドドドドド
霧島「………」ポカーン
鳥海「………」ポカーン
イムヤ「…ねぇ、ゴーヤに何があったかわかる?」
シオイ「た、たぶん一番疲れていたから一番温泉での疲労回復が多くて、それであんなテンションになったんだと思うよ」
ハチ「刃牙でいうところの毒手から回復した後に砂糖水をがぶ飲みして体力を回復させたような感じかな」
イク「まぁイクたちも体調が回復したから気持ちもわからないこともないけど」
ロー「で、でっち…別人みたい」
イク「まあ気のすむまで回ってくれば頭も冷えると思うの」
104 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 01:21:25.01 ID:1xQv+eSBo
〜 〜 〜
霧島「…とまあこんな感じになりまして」
鳥海「その後本当に単騎でオリョール海を周回。敵補給基地を何回か制圧した後もとの状態に戻りました」
大淀「ああ、それであんなよくわからない報告が来ていたのですか」
提督「報告って?」
大淀「いえ、あの辺りに関する任務が瞬く間に達成されたとの報告がきていたので疑問には思っていたのですが…」
霧島「たぶんそれ全部ゴーヤさんがやってくれたのだと思います」
鳥海「私たちが言っていた想定外とはそのことです」
加賀「…提督、私はよく知らないのですが温泉というのはすべてこんなものなのですか?」
提督「違う、少なくとも俺の知ってる温泉にはない」
大淀「どことなくMOTHER2の温泉を彷彿させますね」
105 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 01:27:49.89 ID:1xQv+eSBo
霧島「それでは提督。私たちの報告はこれで終わりますが、最後に少しいいでしょうか?」
提督「どうした。そんなに改まって」
鳥海「いえ、今回建造している施設なんですが…」
霧島「確かにほかの人からも提督が駆逐艦の皆にねだられて資材を全投入したという話は聞いていました」
提督「ねだられてというか無言の圧力だったがな」
鳥海「それで、先ほど温泉の調査の関係で妖精さんたちの現場に入らせてもらうことができたのですが…」
霧島「明らかに資材量を超えるような巨大施設が作られていたのですけど」
提督「…はい?」
106 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/17(日) 01:30:57.73 ID:1xQv+eSBo
鳥海「作業自体は途中という感じでしたが、それでもかなりの大きさの鉄骨の基礎が張り巡らされていました」
霧島「まだ何とも言えませんが、もしかしたらこの鎮守府よりも大きな建物ができるのかもしれません」
提督「………」
加賀「………」
大淀「………」
鳥海「その反応を見ますと、提督さんたちも知らなかったみたいですね」
霧島「…どうします?」
提督「いや、どうしますって言われてもなぁ」
大淀「ま、まあ許可自体は取ってあるので問題はないと思いますが」
加賀「…なるようになりますよ。提督」ハァッ
107 :
◆KObYJPvVwhMN
[sage]:2016/07/17(日) 01:32:02.29 ID:1xQv+eSBo
今日はここまでです
ところで温泉の効能についてなんですが…胸の発育に効果のある温泉てないもんですね。いや深い意味はありませんが
それでは、また
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/17(日) 01:55:10.83 ID:G6tDHXKiO
乙
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/07/17(日) 01:57:51.05 ID:Yek/3Sjk0
乙
次の更新がッ!楽しみでたまらないッ!
でちぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/17(日) 04:14:44.36 ID:YiHDPvXf0
こんなのゴーヤじゃないわ!ただのイオナよ!(戦力的な意味で)
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/17(日) 09:49:49.01 ID:f+WfDEQSO
乙でち
ゴーヤ「でちでちでちでちでちでちでちでちでちでちでちぃぃぃッ!!」
とスタープラチナ張りに魚雷撃ちまくったんだろうな
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/17(日) 10:02:10.55 ID:qw6CCo52O
乙です。
でっち……前はなかったやり取り楽しいなぁ、そういや前の時はまだ新米で5000のドラム缶とか10000のとか言ってたな……ウチの鎮守府にも200000のくれ、大和なんて都市伝説なんや……。
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/17(日) 10:41:18.02 ID:1lJWRcbJ0
胸の発育に効果のある温泉ねぇ
一時的な物でよければ一応ありますよ……子宝の湯というものが
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/07/17(日) 16:10:15.04 ID:11FhRCBZO
そのうち深海棲艦も入りに来るようになったら平和な海になるな。
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/17(日) 16:14:12.01 ID:hqxNkcS+O
>>114
うるせぇsageろks
116 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 00:36:50.42 ID:ZNrVo/mQo
〜 さらに数日後 〜
シーン…
加賀「…あら、今日は工事の音がしませんね」
提督「連日の仕事だったから妖精さんたちも休みなんだろう。月月火水木金金てわけではないだろうしな」
加賀「それにしても妖精さんたちも毎日毎日カンカンと本当によく頑張ってくれてますね」
提督「ああ、資材の件はともかくとしてこちらが無理な注文をしたというのにありがたいことだよ」
提督「けど妖精さんたちが休みとなると直接妖精さんたちのところにもっていったほうがいいかなぁ」
加賀「提督、妖精さんたちに何か用事でも?」
提督「んー用事っていうかちょっと」コンコン
大淀「失礼します提督。頼まれていたものをお持ちしました」ガチャ
117 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 00:45:38.51 ID:ZNrVo/mQo
提督「ああ、ありがとうございます大淀さん」
大淀「いえいえ、これぐらいお安い御用ですよ」
加賀「提督、いったい何を頼んだのですか?」
提督「いや、これだよこれ」ファサッ
加賀「これは…羊羹ですか」?
提督「それも間宮さん特製のな。ほら、頑張ってくれている妖精さんへの差し入れにしようと思ってね」
加賀「成程、そういうことでしたか」
提督「確か間宮さんの羊羹は妖精さんたちの大好物だっただろ」
加賀「というか妖精さんたちは甘いものは基本的に好きですね」
提督「だから間宮さんにお願いして用意してもらったんだ、で俺が直接取りに行きたかったんだけどちょっと手が離せなくて」
大淀「それで私が代わりに間宮さんのところに取りに行ってたんです」
118 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 00:50:55.36 ID:ZNrVo/mQo
提督「妖精さんが休みだとは思ってなかったが、ちょうど休みならこれを食べてもらって十分休養を取ってもらおうか」
加賀「いいですね。きっと喜んでくれると思いますよ」
大淀「なんていっても間宮さんの羊羹は絶品ですしね」
加賀「ところで提督。差し入れにしてはずいぶん量が多いように見えますが」
提督「そりゃまあ妖精さんたち全員分ともなればこれぐらい必要だろ?それにいっぺんに食べなくてもお茶のたびに食べてもらってもいいし」
加賀「………」ジーッ
提督「悪いがやらんぞ」
加賀「失礼な、私がいつ欲しがりましたか?」
大淀「いえ、失礼ながら視線がものすごく欲しがっていましたよ」
提督「目は口程に物を言うってな」
119 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 00:57:07.86 ID:ZNrVo/mQo
加賀「むぅ…とはいえ妖精さんたちの差し入れですし我慢しますか」コンコン
妖精C「失礼…提督」ガチャ
妖精A「ちょっちお邪魔するでー」
提督「おお、妖精さんたち。ちょうどよかったです」
妖精B「あら、丁度良かったとは?」
提督「いや、いまから妖精さんたちのところに伺おうと思っていたところでして」
妖精A「えっ、うちらになんか用事でもあったんかいな?」
提督「はい、せっかくの休みみたいなのでこれを食べてもらってゆっくり休んでもらおうと思いまして」
妖精C「これは……ま、まさかの間宮羊羹…!!」
妖精B「しかもこんなにたくさん、本当によろしいんですか!?」
提督「構いませんよ。これからも作業は続くでしょうしたくさん食べてください」
妖精C「何という慈悲。感謝…圧倒的感謝…!!」
120 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 01:01:36.10 ID:ZNrVo/mQo
妖精A「いやー、ホンマにありがとうなー…って言いたいんやけどな」
提督「あれ、羊羹はお嫌いでしたか?」
妖精A「いや大好物や!!ってそうじゃなくってウチたちがここに来た理由なんやけど」
加賀「はい?」
妖精B「えっとですね、温泉施設の建築。すべて完了しました」
大淀「………えっ」
妖精A「まあまだ周りの覆いは外してへんけどこの後確認作業が終わったらすぐに外すから安心してーや」
加賀「 」
大淀「 」
提督「いやいやいや、何言ってるんですか!!まだ建築始めてから一週間もたってないですよね」
妖精C「ククク…そのために抜いておいた…素早い作業を可能にする手抜きのために何本か支柱を」
加賀「それ完全に駄目じゃないですか」
121 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 01:07:53.20 ID:ZNrVo/mQo
妖精B「とまあ冗談は置いておきまして」
大淀「いや、むしろ冗談なんですかそれ」
提督「この速さだと手抜き工事と言われても納得しますけど」
妖精B「むー、失礼ですね。手抜き工事なんて私たちがするわけないじゃないですか」
妖精A「まあ工法その他についてはトップシークレットっつーことで一つお願いしたいんやけど」
妖精C「しかし、品質は保証する…妖精一同が自信をもって!!」
提督「…いや、正直工法がわかったところで真似できる気がしません」
加賀「いろいろと常識を覆してますからね」
大淀「また一つ妖精さんの謎が増えてしまいましたか」
122 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 01:11:56.00 ID:ZNrVo/mQo
大淀「ところで確認作業とは?」
妖精A「そうそう、それなんやけどちょっとこの後時間大丈夫かいな?」
提督「時間ですが?仕事もとりあえず一区切り付きましたので大丈夫ですが」
妖精B「では加賀さんと大淀さんにもお願いしたいのですが施設の案内をしたいので一緒に来ていただけないでしょうか」
加賀「施設の案内ですが?」
妖精A「そうそう、というか案内もかねて内装や設備とかのチェックをしてもらいたいんやけど」
妖精C「我々でも確認はした。しかし、第三者との再確認は大事…見落としはあってはならない…」
加賀「はぁ…私は別に構いませんが」
大淀「施設の案内とは失礼ですがちょっと大げさすぎではないでしょうか?」
123 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 01:16:56.43 ID:ZNrVo/mQo
妖精B「いえ、失礼ですが決して大げさではないですよ」
加賀「とはいえ温泉を見るだけとなると…」
提督「まあまあ、妖精さんたちが案内してくれるんだからここは一緒に行ってみようじゃないか」
提督「それに妖精さんたちの自慢の設備なんだからきっとびっくりすることがあるかもしれないぞ」
大淀「…そうですね。失礼しました。つい勝手なことを言ってしまって」
妖精C「我々は別に構わない。構わないが…びっくり、ねぇ…」ニヤニヤ
妖精A「果たして本当にビックリですむんかいなー?」ニヤニヤ
加賀「???」
大淀「???ずいぶん意味深ですね」
妖精B「まあまあ、あとは着いてみてのお楽しみというやつですよ」ニヤニヤ
提督「…なんか、とんでもないことになってるんじゃないだろうが」
124 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 01:21:20.46 ID:ZNrVo/mQo
〜 〜 〜
ゴゴゴゴゴ…
大淀「 」( ゚д゚)ポカーン
加賀「 」( ゚д゚)
提督「 」( ゚д゚ ) ナニコレ
妖精C「ククク、予想通り…予想通りの反応!!」
妖精A「つーわけで、これが提督の依頼で完成させた温泉施設、いや、スパリゾートといったほうがええかな?」
妖精B「まああくまで私たちのつけた名称ですけど…」
妖精s「「「スパリゾート カンコレです!!」」」 ババーン!!
※大体鎮守府と同じぐらいの大きさです
提督「いやいやいや、なにこれ?ホテルやん!っていうか温泉ちゃうやん!?こんなんウチ依頼してへんって!?」
加賀「て、提督。理解不能すぎて口調が滅茶苦茶ですよ、まずは落ち着きましょう」
大淀「そ、そうですよ、こういう時は素数です。素数をどうかして落ち着きましょう。えーっと…」
加賀「大淀さんも落ち着いてください」
125 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 01:26:28.91 ID:ZNrVo/mQo
提督「す、すまない…ちょっと取り乱してしまった」
大淀「すいません。お恥ずかしいところをお見せしてしまいまして」
妖精C「ククク…これが見たかった…愉悦、圧倒的愉悦!!」
加賀「いや、霧島さんたちの話からとんでもないことになっているとは思っていましたが本当にとんでもないことになってましたね」
提督「こんなことを聞くのもどうかと思うんですが…これ、本当に依頼した温泉ですか?」
妖精B「あら、だから言ったじゃないですか。予算に見合ったものを作ると」
妖精A「まあウチラもいろいろと頑張ったとけどなー」
大淀「あのー、明らかに予算オーバーしてる気がするんですが」
妖精A「まーまー細かいことは気にしない気にしない!!それよりも外側だけで驚いていたらこれから先が持たんでー?」
提督「これ以上驚かされる何かがあるんですか」
126 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/18(月) 01:31:17.63 ID:ZNrVo/mQo
妖精B「もちろんです!むしろこんなものは序の口ですよ」
加賀「…まあ、外側がこれだけ大きい以上そうなりますか」
妖精C「むしろ、これからが本番…本当のサプライズはこれから…!!」
妖精A「それにまだ肝心の温泉すら見てへんやん」
提督「ああ、そういえばそうでしたね」
妖精「さぁ、それでは改めて建物の中を案内していきますね」
大淀「…なんでしょう、だんだん怖くなってきたんですが」
提督「俺もだ。なんでだろ、こういうのって普通ワクワクするもんなのになぁ…」
加賀「自分の想像を遥かに超えたものを出させられると恐怖を感じるものなのですね」
127 :
◆KObYJPvVwhMN
[sage]:2016/07/18(月) 01:34:44.29 ID:ZNrVo/mQo
今日はここまでです
加賀さんが落ち着いてるように見えるかもしれませんが、驚きが一周して逆に冷静になった感じです
それでは、また
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 01:51:39.35 ID:q6+sEZrm0
乙!
とりあえず次回から入ってくのかね
温泉つったらこの曲は外せないよなぁ
てな訳で手前勝手ながら支援投下的な
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm10429834?cp_in=wt_srch
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 02:26:07.91 ID:pE8X91WyO
乙です。
今回は大淀も一緒か、たのしみだな。
130 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 00:41:37.41 ID:3kLy2CQ9o
〜 1F エントラスホール 〜
妖精A「まずは玄関やね。皆が集合しても大丈夫なように大きめに作っておいたで、あ、靴はそっちでスリッパに履き替えてなー」
提督「はい早速おかしいですね。なんですかここは」
加賀「玄関…というかホールですねこれ」
妖精B「?まあ呼び方的にはエントランスホールなので違いないですがなにか問題がありましたか?」
大淀「いえ、普通ホテルとかじゃないとこんなのはないのに何故ここにこんなのがあるのかという事に驚いているんです」
妖精A「そりゃー、狭い玄関やとみんなでいっぺんに来た時に難儀するからやけど」
妖精C「昔の人は言いました…大きいことはいいことだ…!!」
提督「流石にここまで立派だと逆にかしこまるんですが」
131 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 00:47:07.78 ID:3kLy2CQ9o
妖精B「さて、それではメインとなる温泉に案内しますので正面の階段から二階に上がっていただけますか?」
提督「え、温泉なのに2階あるんですか?」
大淀「というより2階があることが前提なんですね。いえ、想定はしていましたけど」
妖精A「あー、そのあたりはちょっち事情があって」
加賀「というより1階にもこのホール以外の設備がありますよね。あれについては?」
大淀「それにこのどこからか聞こえてくる懐かしい音楽はいったい…?」
妖精「ククク…それは後のお楽しみ。全部いっぺんに紹介したらそれこそ風情がない…!!」
提督「まあいっぺんに紹介されても理解に苦しみそうなんで構いませんが」
大淀「ここまでくると一つ一つ心を落ち着かせながら見ていったほうがいいですね」
132 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 00:53:05.11 ID:3kLy2CQ9o
〜 2F ロッカールーム 〜
加賀「うわぁ…」
妖精B「どうですか、この大きさなら全員が着替えをしても大丈夫ですよね」
妖精A「ちなみに収容人数は300人までや」
加賀「もう人数の上限がおかしいですよね。全員合わせてもそんな人数いないですよ」
大淀「いや、そもそもここの広さだけで鎮守府の入渠場ぐらいの大きさがあるんですが」
提督「しかも、これだけの広さでロッカールームっていうのがな…」
妖精C「こればかりは仕方ない…色々な設備を取り付けたらこれぐらいの広さになってしまったのだから…」
妖精B「ただし、お手洗いに洗面台。髪の長い艦娘さんのための業務用ドライヤーやちょっとした支度を整えるための化粧台を設置してありますのでみなさんに不自由をかけることはないですよ」
加賀「ここまでいたせりつくせりで不満を感じたら罰が当たります」
大淀「ですね」
133 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 00:58:19.94 ID:3kLy2CQ9o
提督「…というかですね、あの自動販売機は何なんですか?」チラッ
妖精A「あー、あれはミルクスタンドや」
大淀「ミルクスタンド?」
妖精C「風呂上りの一杯…これに勝るものはない…!!そのためだけに設置した……t」
大淀「まあ、確かにお風呂上がりの牛乳は美味しいですけどそのためだけにとは…」
妖精B「といっても補充の関係もあって内容は普通の牛乳とコーヒー牛乳、それにフルーツ牛乳しか用意できませんたが」
提督「いやいや十分ですよ。むしろそれ以外に何かあるんですか?」
妖精A「イチゴ牛乳…これが置ければどれだけ良かったか…!!」
加賀「そのイチゴ牛乳にかける情熱はいったい何なんですか」
妖精A「とまあ冗談は置いといていよいよメインの紹介やでー」
134 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 01:02:43.43 ID:3kLy2CQ9o
〜 2F 大浴場 〜
妖精B「はい、それではここがメインスペースの浴場になります、あ、まだ説明中なので入浴は控えてくださいね」
提督「いや、っていうより…浴場って一つじゃないのか?」
妖精C「冗談を…私達がそんな芸のないことをするわけがない…作ったさ、それこそ膨大な数を…!!」
妖精A「えーっと、メインの大浴場に、古代ローマをイメージしたテルマエ風お風呂。泡風呂打たせ湯水風呂露天風呂。それに和風に決めた檜風呂にえーっと」
加賀「いえ、もうけっこうです。膨大な数のお風呂があることはわかりましたので」
妖精A「ちなみに全部の湯が源泉かけ流しやから回復効果もばっちりやで」
大淀「となるとあの時のようなゴーヤさんみたいになる可能性も?」
妖精B「いえ、あの時は状況が状況でしたから流石にああなることはないかと…たぶん」
提督「妖精さんでも断言はできないんですか…」
135 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 01:05:50.23 ID:3kLy2CQ9o
妖精A「そうそう、いう必要もないかもしれんけどサウナルームも完備しとったわ」
提督「なんでそんなサウナがあるのが当たり前みたいになってるんですが」
妖精C「冷えた牛乳を飲むためには外せない…これは必須ともいえる…!!」
加賀「本当に牛乳にこだわってますね」
大淀「…とりあえずお風呂については大体わかりました。それで一つ質問なんですが」
妖精A「ん、なんや?」
大淀「先ほどからちらっと見えてはいたんですけど、ここの下、要は1階部分に何かありますよね。あれはいったい…」
妖精「ああ、あれはプールですよ」
提督「そっか、プールか。道理で1階部分がふさがってるわけだー」
加賀「成程、それなら納得ですね」
大淀「そうですかーいえこれで疑問は解けました。ありがとうございます」
三人「「「………」」」ポクポクポク…
三人「「「プールぅぅぅぅぅぅ!!!!???」」」チーン!!
136 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 01:09:39.92 ID:3kLy2CQ9o
〜 1F プールエリア 〜
提督「マジだ。マジでプールがあるわ…」
大淀「これだけの大きさなら、確かに1階部分からは入れませんね」
妖精B「温泉だけだと駆逐艦の子たちが飽きちゃうと思ってつい作っちゃいました」
加賀「なんでそんな思い付きみたいな感覚で作っちゃうんですか」
妖精C「ククク…悪ノリ、圧倒的悪ノリ……!!」
提督「悪ノリの方向がとんでもない方向に間違ってますよ!!」
妖精A「えー、せっかく作ったんに嬉しくないんかいな?」
提督「いえ、嬉しいですけどまさかここまでとは…」
大淀「もう温泉ってレベルを超えてますよねこれ」
妖精B「プールの温水には源泉を使用してますのでこれも一応温泉ですよ」
加賀「いえ、そういう問題ではないんですけど…」
137 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/20(水) 01:14:54.38 ID:3kLy2CQ9o
妖精A「ちなみにこっちも上の浴場に負けずに種類は豊富やで。流れるプールにウォータースライダー、波の出るプールに純粋な水泳のための専用プール。それこそ遊び方は様々や」
妖精B「それからこちらでは浮き輪やボール。それにちょっとしたボートの貸し出しもしてます。もっともそのあたりはセルフサービスですが」
妖精A「なので片づけるのだけは自分たちでしてもらうで」
大淀「いえいえ、それぐらい問題ないです。むしろやらせてください」
妖精C「その中でもおすすめはこれ…DASH村村長型アヒルさんゴムボート(鳴き声付き)……!!」ガァガァ
提督「なんでこんなものまで作っちゃったんですか」ガァ?
妖精C「この造形…鳴き声…可愛いかったから仕方ない……!!」ガァガァガァ
提督「本当に自由にやってますね」ガァ゙!!
加賀「………けど、ちょっと乗ってみたいですねこれ」ボソッ
大淀「……ええ」ボソッ
提督「えっ?」
138 :
◆KObYJPvVwhMN
[sage]:2016/07/20(水) 01:16:40.42 ID:3kLy2CQ9o
今日はここまでです
前のスレでも思ったんですがこの温泉施設。彼岸島の大きさぐらい巨大になってる気がするんですよね…まあ面白そうならそれでいいんですが
それでは、また
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/20(水) 01:29:05.06 ID:dvXWWU0DO
おつー
彼岸大陸がなんだって?
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/20(水) 12:19:31.39 ID:LoQtg/ex0
風呂上がりの一杯は格別だよな(コーヒー牛乳派)
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/20(水) 12:37:53.41 ID:eM8+M00po
温泉鎮守府…
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/20(水) 13:46:23.58 ID:N/K0zX8AO
乙です。
……多分、この鎮守府これから艦娘には困らないだろーなー(呆然)
課金で資材かき集めるから、うちの鎮守府にも作って下さい。
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/20(水) 14:30:16.77 ID:iHeaR8QHo
入渠で順番待ちしないであろう事は羨ましいわ
資材投下で出来るならうちにもほしい
144 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 00:41:06.85 ID:nVfA1t9Mo
妖精B「さて、以上で温泉及びプール施設の紹介は終わりますが何か足りないものとかありましたか?」
提督「いや、もうほんとおなかいっぱいです」
大淀「温泉で癒されるというより遊びすぎて逆に疲れそうですね」
加賀「ええ、まあ間違いなくみんな喜ぶとは思いますが」
妖精「ん、今疲れるかもしれないって言うた?」
大淀「あ、いえ別にそれが悪いというわけじゃなくてですね」
妖精C「ククク…なら簡単な事。疲れたならば癒せばいい……!!」
提督「はい?」
妖精B「そんな人はこちらをどうぞ!!」
145 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 00:49:20.36 ID:nVfA1t9Mo
〜 2F リラクゼーションルーム 〜
提督「…なんですかここは?」
妖精A「要はリラックスできるものが欲しいんやろ?そういう時はここを利用して頂戴な」
妖精C「静かな空間と、ゆったりとしたマッサージチェアの極上のひと時を貴方に……」
加賀「なんですかその宣伝文句みたいなのは」
妖精B「まあ平たく言えばただの休憩室みたいなものですね」
大淀「ただの休憩室に普通マッサージチェアなんてないと思うのですが」
妖精C「有名な言葉がある…常識に囚われてはいけないと……!!」
提督「それたぶんどこかの世界限定だと思いますよ?」
146 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 00:54:11.35 ID:nVfA1t9Mo
加賀「まあこの際マッサージチェアはいいでしょう。しかし、この周りにある本はいったい…」
妖精A「ああ、なんか面白そうな漫画を詰め込んでみたんや」
妖精B「漫画だけではなくちょっとした小説もありますよ、リラックスには読書もいいですし」
大淀「それにしてもまたずいぶんありますね。まるで漫画喫茶みたいです」
提督「うわ、こち亀が横一列に収納されてるわ」
加賀「こちらはパタリロが」
妖精C「ちなみにここでは飲食自体は自由…しかし、本を汚すのはご法度……!!」
妖精B「みんなで使う施設はみんなで綺麗に使いましょうね」
提督「…ここ、初雪とか望月を放り込んだら絶対出てこなくなるな」
妖精A「さあさあまだまだ施設案内は続くでー、お次はこちらや!!」
147 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:02:18.04 ID:nVfA1t9Mo
〜 ジム 〜
妖精B「はい、こちらは見たまんまですがジムになっております」
加賀「これは説明されなくてもわかりますね。さも当たり前のようにあるのはこの際置いといて」
妖精A「ロードランナー等いろんなマシンを置いといたから軽く鍛えるのには最適やで」
妖精C「その気になればここで鍛え、温泉に入り疲労を取りまた鍛えという永久機関も可能……!!」
提督「いや、いくらできたとしてもそんなことする奴は…ああ、長良あたりがやりそうだな」
大淀「長門さんや武蔵さんもでしょうか」
加賀「後は能代さん辺りが阿賀野さんを鍛えるために連れて来るかもしれませんね」
妖精B「はい、それでは次行きますよー」
148 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:12:03.90 ID:nVfA1t9Mo
〜 2F アミューズメントパーク 〜
参考BGM
http://www.nicovideo.jp/watch/nm4443899
大淀「…ああ、さっきから聞こえていたのはこの音楽でしたか」
妖精B「はい、温泉といえばやっぱりゲームセンターですよね」
加賀「そういうものなのですか?」
提督「いや、違うと思う。まああったとしても温泉のゲームセンターというとあまり大きいイメージはないが」
妖精C「そのひなびたイメージをぶち壊す……!!それが目標…!!」
妖精A「もちろん昔懐かしのアーケードゲームもあるし最新の筐体やプリクラクレーンゲームもなんでもござれや」
大淀「ちなみに料金は?」
妖精A「景品が絡むもの以外は基本無料やね」
提督「もう普通の温泉どころがゲームセンターまで超えてますよこれ」
149 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:17:04.12 ID:nVfA1t9Mo
妖精B「そうそう、大人向けのゲームももちろん取り揃えていますよ」
妖精C「全自動麻雀卓…ダーツ…スマートボール、ポーカー台やビリヤード台…これをこなせることこそレディの嗜み……!!」
提督「それ言うと暁が絶対に誤解しますので本人の前で言わないでくださいね」
妖精A「あとは定番の卓球台やボーリング場。子供向けのトランポリン付きボールプールやマニア向けのミニ四駆コースと歌好きのためのカラオケルームも完備してるで」
妖精B「静かに映画を見たい人のためにシアタールームもあります」
大淀「いえ、もう多すぎて何が何だか…」
加賀「まるでラ○ンドワンですね」
提督「それにしてもこんな大量の遊具…といっていいかわからないですが一体誰が作ったんですか?」
家具妖精職人「わ た し で す」ドン!!
提督「貴方ですか!!」
家具妖精職人「いやー、最近はあまり家具も作る機会もなくてヒマでヒマで、で、ちょっと暇つぶしのために作ってみたらこれがまたはまっちゃいまして」キラキラ
大淀「それで職人魂に火が付いたと」
家具妖精職人「いやー、久しぶりに楽しませてもらいましたわ」キラキラ
提督「それより筐体とか家具で片づけていいのでしょうか…?」
150 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:24:44.09 ID:nVfA1t9Mo
〜 1F 大宴会場 〜
妖精A「温泉でゆっくりして、思い思いに寝たり遊んだりした後はやっぱり宴会でしょ!!」
妖精B「というわけで1階は大広間の宴会場にしちゃいました」
提督「これはまた…大きい、ですね」
加賀「ま、まあ人数も多いですからこれぐらいでちょうどいいのでしょうか?」
大淀「……そ、そうですね。というよりそういうことにしておきましょう」
妖精B「ちなみにテーブルや布団なんかも別のところにしまってありますのでもし宴会等で使うようでしたら自由に使ってください」
提督「テーブルはともかく何故布団まで?」
妖精C「勿論…酔いつぶれた時のため……」
提督「もういっそここで旅館でもやったほうがいいのでは?」
加賀「間違いなくお客さん呼べますね」
大淀「いえ、一応軍施設なので旅館はちょっと…」
151 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:28:47.27 ID:nVfA1t9Mo
妖精B「さて、これだけ広い宴会場だと食事を作るのも運ぶのも大変ですよね」
大淀「まあ、確かに鎮守部の厨房から運んでくるとなると重労働ですね」
妖精B「しかしご安心ください!!ここの隣に大規模な厨房を用意させていただきました!!」
妖精A「間宮さんや伊良湖さんの意見を取り入れた厨房やから使い勝手も折り紙つきやで」
妖精C「調理器具にしても様々なもの用意している…つまり、存分に腕が振るえる環境だという事……!!」
妖精A「といっても肝心の材料は用意してへんけど」
妖精B「そのあたりは各自でご用意のほうお願いしますね」
提督「いえ、もう本当に充分ですから」
加賀「これで材料まで用意されていたら恐怖でしかないです」
大淀「そもそも普通の人がここ使いこなせるんですね?」
152 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:33:02.78 ID:nVfA1t9Mo
〜 〜 〜
妖精B「さて、これで全施設の紹介が終わりましたがいかがでしたでしょうか?」ニヤニヤ
提督「正直妖精さんたちを舐めていました。本当に申し訳ございません」orz
加賀「私も反省しております」orz
大淀「大変失礼いたしました」orz
妖精C「ククク…これが私たちの実力…舐めてもらっては困る……!!」
提督「いえ、本当になんてお礼を言っていいのやら」
妖精A「まあうちらも楽しくやらせてもらったし別にええって。それにちゃーんと対価はもらったしね」
妖精C「むしろ、これらを最大限に使って欲しい……!それこそ本望……!!」
提督「妖精さん……」
153 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:35:26.16 ID:nVfA1t9Mo
大淀「…あっ、そういえば今気づいたんですが」
提督「ん、どうした?」
大淀「いえ、そういえば提督専用になるとは思うんですが男湯がなかったような気がしまして」
加賀「そう言われてみれば…」
提督「いや、さすがに妖精さんたちが忘れるなんてことは…」
妖精s「「「………」」」
妖精s「「「あっ」」」
提督「ってマジで忘れてたんですか!?」
妖精A「いやー、うちらとしたことがうっかりしてたわ」
妖精B「ま、まあ提督なら水着を着て入れば問題ないと思いますよ…たぶん」
妖精C「むしろそこからTOLOVEる的な展開が……!!」
提督「あるわけないでしょーが」
154 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/21(木) 01:38:51.41 ID:nVfA1t9Mo
加賀「まあ、作ってしまったものは仕方ないですし妖精さんの言う通り水着を着て入浴すればいいのでは?」
提督「お前なぁ…一応男なんだが気にしないのか?」
加賀「別に、提督ですし」
大淀「そうですね。提督なら問題ないです」
提督「頼むから少しは気にしてくれよ…」
加賀「まあ一部の子たちは驚くかもしれませんけど」
大淀「驚いた衝撃で爆撃される可能性もありますね」
提督「まったく笑えないわな」
加賀「後はみんなと入る時間をずらすぐらいでしょうか?」
提督「……はぁ、そうするしかないか」
155 :
◆KObYJPvVwhMN
[sage]:2016/07/21(木) 01:41:30.31 ID:nVfA1t9Mo
今日はここまでです
…前のスレ以上にアミューズメントパークのほうがえらいことになりましたね
ちなみにミニ四駆のコースは思い付きで入れました。面白そうなので後悔はしていませんが
それでは、また
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/21(木) 03:46:46.36 ID:aXOohr9AO
乙ー
プライズゲーム以外は基本無料か。
駆逐艦達は休みに入り浸るな。
後管理は誰が?妖精さん?
筐体自体は家具つうか建具の範疇か?
小さな奴は鉄製家具の応用で、基盤は買って配線は明石さんも協力か?
憶測ばかりで申し訳ねえ
続き待っとります。
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/21(木) 03:56:11.56 ID:uayIFYED0
乙
なんかもう普通に遊びに行きたいわwwwwww
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/21(木) 04:38:49.09 ID:/kZ4NVXK0
乙です。
さてさて皆の反応が楽しみだなぁ。
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/21(木) 09:47:11.88 ID:eWV1uAlSO
乙です
見える、見えるぞ宴会場で歌う那珂ちゃんの姿が
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/21(木) 09:59:34.40 ID:LhcqZsxDO
明石、夕張、島風でミニ四駆合宿が始まりそう
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/21(木) 10:12:46.06 ID:WiKOf90tO
提督用に離れ位なら後からでも作れるだろう…覗こうと思えば覗ける離れか二人きりになれる離れか
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/21(木) 12:37:13.00 ID:5/0DdffO0
俺の休日がほぼすべて詰まってる…
乙乙
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/07/21(木) 17:30:44.75 ID:u/W4Dbzx0
ああああ
164 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/22(金) 01:16:48.87 ID:rTqfea2Po
大淀「しかし、これだけの大きな施設となりますと維持が大変ではないですか?流石に細かなメンテナンスは私達ではできませんし」
提督「そうだな。仮にできたとしても夕張や明石、何とか頑張ってもらって秋津洲ぐらいか」
妖精A「何やそんな心配かいな?それなら問題あらへんよ」
妖精B「機材等のメンテナンスや点検清掃等については私たちがアフターサービスとして行いますので安心してください」
提督「いやいや、いくら何でも妖精さんたちにそこまでさせてしまうわけにはいきませんよ」
妖精C「問題ない。それにその分の経費はちゃんといただく…具体的には開発の失敗や大型k」モガッ!
妖精B「しーっ!!」
加賀「今ものすごく不穏なことが聞こえた気がしたんですが」
大淀「もしかして、あれって意図的に…?」
妖精A「い、いやーさて何のことやらアハハハハ」
提督「…まぁ、聞かなかったことにしておきましょう。仮にそうだとしても内容的には魅力的ですし」
165 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/22(金) 01:23:11.13 ID:rTqfea2Po
加賀「ところでこの施設の電力等はどうしているのですか?外側から確認した限りでは鎮守府から電力を引いているようには見えませんでしたが」
提督「いや、地中にケーブルでも埋めて引いているんだろ。いくらなんでも妖精さんたちだって電力を作り出すことができるわけが」
妖精B「え、できますけど」
大淀「…できちゃうんですか」
妖精「いや、さすがに電力を無から用意することなんてできへんよ。ただ温泉の熱やら太陽光やら波力発電やらを組み合わせて発電する方法をとらしてもらってるけど」
妖精B「さらに水道の水も地下から汲みあげていたりします」
提督「まるでドラ○もんの世界みたいですね」
妖精C「最悪鎮守府が襲撃されたとしても、ここだけは自力で活動することも可能……!!」
提督「だったらもういっそここを鎮守府にしないか?」
大淀「流石に無理です。気持ちはわかりますが」
加賀「鎮守府よりも住み心地よさそうですしね」
166 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/22(金) 01:30:42.26 ID:rTqfea2Po
妖精A「さてさて、説明のほうも大体終わったしウチラは表の足場を片づけてくるんで後は好きに使ってーな」
提督「ええ、本当に丁寧な説明を最後までありがとうございました」
妖精B「いえいえ、こちらこそあんなにたくさんの羊羹、本当にありがとうございます」
妖精A「これが終わったらみんなで仲良く分けて食べさててもらうでー」
妖精C「作業終了後の熱い番茶…そして羊羹……、至福!まさに至福の時……!!」
妖精B「それじゃあ失礼しますねー」トテテテテテー
大淀「……行ってしまいましたね」
加賀「本当にサプライズの連続でしたね。提督」
提督「………ブツブツ」
大淀「提督、どうかしましたか?」
167 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/22(金) 01:32:25.89 ID:rTqfea2Po
提督「いや、ちょっとな…なあ大淀、加賀。ちょっと相談したいことがあるんだが」
大淀「相談したいことですか?」
加賀「別に構いませんが」
提督「ああ、実はだな…」ゴニョゴニョ
大淀「………!!へっ、い、いえ、確かに任務自体は終了してますので可能といえば可能ですが」
加賀「遠征部隊の皆さんもそろそろ帰還する頃合いですのでできないことはないですけど…しかし提督。本当によろしいのですか?」
提督「勿論だ。最も、この後間宮さんのところに聞きにいかないといけないからそれ次第だがな」
大淀「け、けどそこまで提督がすることではないのでは」
提督「まあ俺が好きでやることだ。気にしなくていいさ」
168 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/22(金) 01:37:02.44 ID:rTqfea2Po
加賀「……わかりました。では私達はどうすればいいですか」
提督「そうだな。俺は間宮さんのところに行ってちょっとできるかどうか聞いてくるからその間に二人は鹿島と香取を呼んで事情を説明してくれないか?」
大淀「お二人をですか?」
提督「駆逐艦のみんなの誘導係をお願いしたいんだ。いくら広いといっても混み合うことは確実だからな」
加賀「不必要な混乱を避けるためですか。了解です。それではちょっとお二人のところに行ってきます」
大淀「ふふっ、なんでしょうか。こうしているとまるでお祭りの準備みたいですね」
加賀「あまりこういう機会もなかったですからね」
提督「さて、それじゃあ俺も間宮さんのところに行ってくるよ」
169 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/22(金) 01:40:02.97 ID:rTqfea2Po
〜 〜 〜
提督「…というわけでして、急な話で申し訳ないのですがお願いできないでしょうか」
間宮「わかりました。私達でよければ精一杯頑張らせていただきます」
伊良湖「それで作業のほうは向こうの厨房を使わせてもらってもいいんですね」
提督「はい、素人目で見てもかなり立派な設備でしたので快適な調理ができるかと思います」
伊良湖「そういえば少し前に厨房に関する意見を妖精さんたちが聞きに来ていましたがそのためだったんですか」
間宮「それにしても…本当に予算のほうは提督さんが出す形でよろしいのですか?失礼ながら提督さんが自腹を切らなくても」
提督「いえ、今でも皆には遠征等でかなりの苦労をかけていますのでその罪滅ぼしのようなものですよ」
提督「自虐に聞こえるかもしれませんが、自分にできることはこれぐらいしかありませんので」
170 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/22(金) 01:44:24.79 ID:rTqfea2Po
伊良湖「提督さん……」
間宮「………わかりました。間宮、いえ、給付艦一同全力を尽くさせていただきます!!」
伊良湖「あっと驚かせるようなメニューにしますのでどうか期待していてくださいね!!」
提督「ええ、こちらこそお願いいたします」
間宮「さて、そうなると材料がまるで足りないわ、ちょっと買い出しに行ってこないと」
伊良湖「あっ、私が買い出しに行ってきますので間宮さんはメニューを考えていていただけませんか」
間宮「あら、じゃあ伊良湖ちゃんお願い。材料は後で連絡するから」
伊良湖「はいっ、了解です!!」
提督「さて…これで準備は万全だな」
171 :
◆KObYJPvVwhMN
[sage]:2016/07/22(金) 01:46:16.30 ID:rTqfea2Po
今日はここまでです
内容紹介のほうは終わりましたので次回より、いよいよスパリゾートカンコレ編始動です
それでは、また
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/22(金) 01:48:37.61 ID:9W4lp2vWo
乙
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/22(金) 01:53:13.88 ID:AWqtj4570
乙
カンコレ編始まると提督がほとんど出なくなるよな
再編だから加筆に期待
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/22(金) 13:19:47.93 ID:1ze76ZoAO
乙。
これだけの規模のモノを維持するのに資材でオケ。
遠征艦隊の志願者が激増したりして。
後提督相手に不埒な商売する誰かがいるな(願望)
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/22(金) 19:05:44.28 ID:FXVVC5sX0
俺ガイルのSS以外アップすんなww
176 :
◆wcPz4KwFa.
[sage]:2016/07/22(金) 19:42:57.41 ID:y1P01xq9O
何言ってんだこいつ
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/23(土) 22:57:27.96 ID:M2jrEWNO0
おつおつ。続編ずっと待ってたから嬉しい
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/25(月) 22:19:25.38 ID:rZdcPS330
乙
今後も提督に出番を!
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/25(月) 23:53:45.78 ID:7+h0A0yf0
いいねぇ
こういうの個人的にワクワクして好き
乙
180 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/26(火) 00:25:00.47 ID:9LHgq9Ajo
〜 〜 〜
提督「戻ったぞ。間宮さんたちはオッケーだそうだ」ガチャッ
鹿島「あ、提督さん。お疲れ様です」
提督「おお、香取に鹿島。急に呼び出して悪かったな」
香取「いえ、別に構いませんよ」
加賀「これからの事については提督が出かけてる間に二人には説明しておきました」
大淀「二人ともその程度なら問題ないとのことです」
鹿島「はい、そういう事でしたら私たちも慣れていますので」
提督「ありがとう。さて、これで問題はないな」
香取「しかし提督。本当にいいのですか?皆さん頑張ってくれていますがまだまだ資源のほうは回復しきっていませんが」
提督「いいさ。それにせっかくの記念日なんだ。今日ぐらいはそんなこと忘れたっていいだろ」
大淀「まあここまで準備した以上今更変えるのも難しいですけどね」
提督「そうだな、さて…やるか」
181 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/26(火) 00:31:30.01 ID:9LHgq9Ajo
〜 そのころ鎮守府では 〜
天龍「おーい、遠征部隊帰投したぞー」
龍田「天龍さん達もお疲れさま〜。まあ私たちもついさっき帰投したところだけど」
文月「うーん、今回も頑張ったよ〜」
長月「資源のほうはすでに搬入済みだ」
卯月「ふふん、うーちゃんたちにかかればこんなの楽勝なんだぴょん!」
弥生「…さっきまでもう疲れた〜ってずっと泣き言言ってなかった…?」
卯月「うっ!?」
菊月「まあまあ、それは忘れてやろうじゃないか」
皐月「そうそう、それにこっちのほうが卯月らしいしね〜」
卯月「うぅ〜みんなしてうーちゃんの事をいじめるんだぴょん」シクシク
如月「ふふっ、よしよし」ナデナデ
182 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/26(火) 00:39:11.65 ID:9LHgq9Ajo
初春「ほら、泣いてないでお茶が入ったから飲んだらどうじゃ?」スッ
卯月「あっ、それならいただくぴょん!!」
初霜「みなさんもどうぞ。少しでも休んで疲れを癒してください」
如月「あら、ご馳走様です」ゴクゴク
子日「いいっていいって、こういう時はお互い様だよ〜」
若葉「それに疲労回復も大事な任務だ」
初霜「もうっ、またそんな言い方をして」
若葉「えっ、そ、そう言われても…」
初春「まったく、若葉も変わらんのう」
183 :
◆KObYJPvVwhMN
[saga]:2016/07/26(火) 00:43:14.17 ID:9LHgq9Ajo
望月「ふぃ〜じゃあ次の引継ぎよろしく〜」
睦月「睦月たちはちょっと休憩するの」
綾波「はい、了解しました」
吹雪「さて、次は私たちの番だね」
白雪「そうですね、ほら、初雪ちゃんも起きて」ツンツン
初雪「むぅ…もう少し休ませて」
叢雲「何言ってんのよ、ほら、起きなさいって」グイグイ
敷波「む、叢雲ちゃんちょっと強すぎるよ」
深雪「まあじゃんけんで負けたのを恨むんだね、その代わり深雪さまはゆっくりさせてもらうわ」
漣「同じくドロンさせてもらいますよー」
叢雲「まったく…じゃんけんで勝った子が一回休みなんて誰が決めたんだか」
曙「とりあえずあの態度を見てると漣をはったおしたくなるわ」
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