提督「鎮守府に温泉が湧いた」  (再編)

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361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 06:56:43.42 ID:ONlZX/zio
>>360
再編前のときも普通に問題なくやれてたし大丈夫でしょ
ってか、前回の見てるとループ物の二周目見てる感じで違いも楽しめるなこれ
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 09:43:40.42 ID:/kAem9rSO
乙です
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/08/23(火) 22:06:34.61 ID:D1cJ2S3P0
イタリア空母なら、E-4攻略中に自分の鎮守府に来てますが何か?
ローマの時も攻略中に来ましたし、自分はイタリア艦娘に縁があるようですw
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 22:43:32.55 ID:/obTitI1o
はいはい良かったでちゅねー
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 22:51:41.70 ID:8mgXmqRPo
すごいでちゅねー
366 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 22:55:09.78 ID:S1AEVhz3o

神風「……ちょ、ちょっと春風///」モジモジ

春風「どうしましたか?神風姉さま」

神風「いや、あなたの選んでくれたこの水着なんだけど…露出部分が多すぎでしょ」

春風「そうですか?神風姉さまにピッタリかと思ったのですが。それにとてもよく似合っていますよ」

神風「いや、似合っているかはともかくとても恥ずかしいんだけど…///」

春風「そうですか、うーん、困りましたね」

マックス「大丈夫よ、着ていれば慣れるわよ」

神風「マックスさん…って!!なんですかその破廉恥な水着は!!」

マックス「えっ、そう?」
367 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 22:58:34.29 ID:S1AEVhz3o

神風「そ、そうですよ!!そ、そんな紐みたいな水着で…!!」

マックス「と、言われてもねぇ…」

レーベ「僕たちはこれが普通なんだけど」

神風「れ、レーベさんまで」

リットリオ「だいじょーぶだって。ほらほら、神風も恥ずかしがらないでいこー」グイグイ

神風「わ、分かりましたから引っ張らないでください!!」

春風「ふふふ、姉さまが楽しそうで何よりです」

マックス「…で、あれは狙ってやったの?」

春風「ご想像にお任せします」ニコッ

レーベ「あ、はい」
368 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:01:07.93 ID:S1AEVhz3o

吹雪「うぅー、失敗したなぁ」

深雪「ん、どうしたのさそんなにしょんぼりとして」

吹雪「いや、こんなことなら白露ちゃんたちや漣ちゃん達みたいに水着を買っておけばよかったなーって思って」

白雪「私達が用意できたのはいつものスクール水着ですからね」

深雪「いいじゃねーか。こっちのほうが色々と楽だぜー」

初雪「…うん、同感」

磯波「け、けどちょっとは違う水着を着てみたかったです」

深雪「えー、マジで?」
369 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:05:24.31 ID:S1AEVhz3o

吹雪「スクール水着も悪くはないけど、ちょっとはお洒落をしてみたいよね」

白雪「流石にレーベさんたちのような水着を着る勇気はないですが…///」

深雪「ふーん、変わってるなー」

叢雲「まったく、あんたたちはお洒落とか考えないわけ」

初雪「お洒落より実質を取りたい」キッパリ

深雪「あるもんで間に合うんならそれで十分じゃねーの?」キッパリ

叢雲「…はぁ、あんたたちに聞いた私がばかだったわ」

白雪「アハハ…」

磯波「ま、まあ悔やんでも仕方ないですし着替えちゃいましょうか」

吹雪「そうだね」
370 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:08:54.15 ID:S1AEVhz3o

朝潮「さあみんな、準備はいいですか!!」

大潮「こっちはオッケーです」

霰「……」コクッ

山雲「こっちも大丈夫よ〜、ねっ、朝雲姉〜」

朝雲「まあ、大丈夫だけどね…」

満潮「ってなんでそんなに張り切ってるのよ。別に出撃するわけじゃないんだし」

霞「せっかくの休暇なんだから肩の力を抜いたらいいんじゃないの?」

朝潮「はい、ですから司令官がくださったせっかくの休暇を全力で楽しむためにこうして気持ちを引き締めてるのです」

満潮「ジュ○ミアじゃないんだから…」

霞「っていうかなんで満潮もそんなキャラを知ってるのよ」
371 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:13:56.62 ID:S1AEVhz3o

大潮「まあまあ、朝潮姉さんが生真面目なのは今に始まったことじゃないですからいいじゃないですか」

朝雲「それにしてもあれじゃ逆に疲れちゃうんじゃないの?」

霰「……大丈夫。今行ったから」

霞「…?今行ったって」

朝潮「…?皆さん、どうかしましたk」

荒潮「ふぅっ!」

朝潮「ひゃぁっ!!」ビクtッ!

荒潮「はいはい、ずっとそんなん調子だと疲れちゃうからリラックスしましょうね〜」

朝潮「あ、荒潮!!耳にいきなり息を吹きかけるのはやめなさい!!」

荒潮「はいはい、じゃあ肩の力が抜けたところで出発ね〜」

山雲「ふふふ〜朝潮姉さんをああやってできるのは荒潮姉さんだけね〜」

朝雲「できるというかなんというか…まあ荒潮姉さんぐらいしかできない芸当というのは確かね」
372 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:17:37.57 ID:S1AEVhz3o

黒潮「うんうん、よくにあっとるで親潮」ニコニコ

親潮「あ、ありがとうございます。それにしても私のために水着を用意してくれていたなんて」

黒潮「いやー、ほら、親潮のセクシーな水着姿を見せればウチの提督さんへの評価も上がると思ってーな」ニコニコ

親潮「え…えええ!!!」

初風「はいはい、黒潮もからかわないの」

不知火「黒潮も黒潮です、『喜んでくれればええなー』とあんなにウキウキとしていたじゃないですか」

黒潮「ちょ、それは言わん約束やんか!!」

不知火「あっ、失礼しました。ついうっかりと」

黒潮「いーや今のは絶対わざとやろ」
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 23:18:36.80 ID:xHOrPBHSO
レーベは提督と一緒に男湯だr
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 23:22:35.39 ID:NEDrXtoko
リットリオじゃなくてリベッチオじゃね?
375 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:27:29.68 ID:S1AEVhz3o

陽炎「いやー、うちの姉妹は仲が良くて何よりね」ニヤニヤ

初風「あんた絶対楽しんでるでしょ」

陽炎「そ、そんなことないって!!ひどいわねー」

時津風「ねーねー、それより早く止めに行ってきたほうがいいんじゃないのー?」

浦風「そうじゃな。つかみ合いの喧嘩になる前に何とかするべきじゃな」

陽炎「わ、わかってるわよ。ほら、二人ともストーップ」

磯風「まあ、姉さんが注意すればさすがの二人でも止まるだろうさ」

谷風「なんだかんだ言ってあの二人も陽炎姉さんのいう事は聞くからねー」

浜風「流石陽炎型の長女、といったところですかね」
376 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:28:37.92 ID:S1AEVhz3o
またやらかしました…リットリオじゃなくてリペッチオという事でお願いします…
377 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:30:41.62 ID:S1AEVhz3o

潮「う、ううっ…」ググッ

曙「ん?どうしたの潮?」

潮「あ、曙ちゃん、ちょっと、その…」

漣「あー、成程、そういうわけですか」

朧「潮、またバストサイズは上がったの」

曙「ちょ、また増えた訳!?アンタ本当にどうなってるのよ」

潮「わ、私だって好きで大きくなったわけじゃないんだけど…」

漣「あー、これは神が付いていますわ。主に巨乳の神が」

朧「ならちょっと揉んでみたらご利益あるかな」モニュ!

潮「ちょ、も、揉まないでくださーい!!」
378 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:34:11.67 ID:S1AEVhz3o

漣「グヘヘヘ、よいではないかよいではないか。おおぅ、これはやはりなかなか…」モミッ

潮「ちょっと、本当に、やめt」

曙「………」モミモミモミモミ

潮「曙ちゃんも無言で揉まないでー!!」

綾波「………」ジーッ

敷波「止めとこう。流石に私たちが行ったらまずいって」

綾波「そう、ですね…はぁ」

敷波「なんて言うかさ、アタシたちのほうがお姉さんなのに妹のほうが胸が大きいとこう…虚しくなるね」

綾波「…ですね」
379 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:40:12.41 ID:S1AEVhz3o

望月「…あ、ありのままに今起きたことを話すぞ。あたしはさっきまでなにやら気になる所にいこうと歩いていたら、気づいたら何故かこの場所にいた」

望月「そしてこれまた何故か水着に着替えさせられていた…なんだろ、これ、スタンド攻撃か何かか?」

ゴーヤ「奇遇でちね…さっきもゴーヤも同じような体験をしたんでち」

ゴーヤ「もっとも、ゴーヤの場合はその他になぜか後頭部に衝撃を感じたような記憶があるんでちが…」

望月「そういえば、あたしも首筋に何かが当たったような…」

三日月「はいはい、着替え終わったのならここでじっとしてないで向こうへ行きましょうね」グイッ

ろー「でっちも行くのー」グイーッ

望月「あ、あいよー」

ゴーヤ「わ、分かったでち…それにしても謎が残るでちねぇ」
380 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:49:21.33 ID:S1AEVhz3o

長月「な、なぁ、あとで望月に説明してあげたほうがいいか?」

菊月「説明してあげてもいいだろうが、今度は三日月を見たらおびえるようになるぞ」

菊月「何しろ気絶させてここに運んできたあと無駄なくちゃっちゃと着替えさせたんだからな」

長月「…じゃあ」

菊月「黙ってたほうが賢明だろうな」

イムヤ「とりあえずゴーヤが元の状態に戻ったからいい…のかしら?」

イク「まあ後は十分リラックスすれば自然と忘れると思うの」

ハチ「流石に物理攻撃で止めたなんてのは言えないしね…」

381 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/08/23(火) 23:52:24.66 ID:S1AEVhz3o
今日はここまでです
そして一つお詫びがあります。本来は駆逐艦全員分の話をやろうとしたんですが。人数的に無理でした。
というより仮にやったとするとかなり伸びてしまう気がしたのでこの後は温泉プール編に切り替えていきます。ご了承ください。
一応この後は全艦娘が出せるようになる…予定です

それでは、また
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 00:03:15.61 ID:my6YLd4EO
無理に全員出す必要もないし>>1の好きにやればいい
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 00:07:11.93 ID:I9Nl9AfvO

艦これ関係ないけどジェ○ミアだったはず
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/25(木) 00:43:58.88 ID:UL4f0nFM0
乙乙 面白いよ。 後安価とかあるん?あるんなら(安価)とか付けたほうがいいよ。
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 06:38:06.32 ID:Own6xNQu0
駆逐艦は人数多いからな
50人近くはいるんじゃないか?
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 06:39:57.27 ID:IBQO4uYqo
もっといると思う
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 13:32:56.30 ID:ZkI08vFN0
春イベまでで82いるな
388 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:20:26.87 ID:wiCQ0ODio

  〜   入浴場   〜


文月「うわぁ〜すっごーい!!」

皐月「これ全部お風呂なの!?ふぇ〜」

卯月「むむっ、あっちからプールのほうに行けるみたいだぴょん!!」

弥生「卯月…流石目ざとい」

卯月「弥生、もう少しいい言い方がなかったのかぴょん?」

睦月「よーし、それじゃあ突撃だぁー!!」

如月「睦月ちゃん。そんなに焦ったらころんじゃうわよ」

睦月「大丈夫だって、いくら睦月だってそんなにおっちょこちょいじゃ、ってうわぁっ!?」ツルッ!

如月「ほら、言ってるそばから」ガシッ

睦月「えへへ…ありがとう如月ちゃん」
389 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:24:38.92 ID:wiCQ0ODio

白露「よーし、白露がプールに一番乗りだぁ!!」ダダダッ

子日「むぅ、子日も負けないよぉ〜!!」ダダダッ

初春「二人とも、焦って走るんじゃないと…まったく」

村雨「あらあら、あの元気なところが白露ちゃんらしいけどね」

若葉「なんにせよ、元気なのはいいことだ」

初霜「ですね。ところで若葉は楽しみじゃないの?」

若葉「いや、十分楽しみだがどうかしたか」

初霜「だって表情がいつもと変わらないからどうなのかなって思って」

若葉「…悪かったな。表情が固くて」ムスッ

初霜「あっ、別に悪いわけじゃないからそんなに怒らないで」

若葉「怒ってないぞ」

初霜「怒ってる!!」

初春「これ、二人も喧嘩するでない。まっ、ぷーるで遊んででいれば自然と表情もほぐれるじゃろ」
390 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:27:42.21 ID:wiCQ0ODio

五月雨「み、みんなおいていかないで〜」

春雨「大丈夫。そんなにあせらなくてもいいからゆっくりきて」

涼風「そうそう、特に五月雨はただでさえ転びやすいんだから慎重にいかないとな」

江風「さっきもあっちで睦月が転びそうになってたから気を付けたほうがいいぜー」

海風「大丈夫ですよ。プールは逃げませんから」

五月雨「わ、分かってます!!」

時雨「ふふっ、まるでどっちがお姉さんかわからないね」

夕立「けどなんであっちのほうがしっくりくるっぽい?」

時雨「うーん、五月雨から出る守りたくなるオーラ…かな」

夕立「けどあれだけ心配されてちょっとうらやましいっぽい」

時雨「本人は辛そうだけどね」
391 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:30:30.32 ID:wiCQ0ODio

朝霜「ってかマジでどんだけでかいんだよ。ここ」

風雲「実際目にしてみるとなにこれって感じね」

清霜「まぁまぁ細かいことは気にしないで遊んだもの勝ちだよ!!」

長波「だな。じゃあ夕雲姉行こうぜ」

夕雲「そうですね。そうそう、巻雲さんに沖波さん。メガネはちゃんと耐水性のに変えましたか?」

巻雲「OKです夕雲姉さん!」

沖波「わ、私も大丈夫です」

朝霜「にしていちいち取り替えたりで面倒だな。コンタクトか何かにできないのかい?」

巻雲「こ、コンタクトはちょっと」

沖波「目に直接触れるのが嫌で」

高波「確かに薄くても目にものを入れるのは勇気がいりますね」
392 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:36:11.22 ID:wiCQ0ODio

長波「けどあんなの目にちゃちゃっと入れた後は特に何もしなくてもいいんだろ?」

巻雲「そうは言いますけどやっぱり眼鏡のほうが楽なんです」

沖波「最悪戦闘中に砲弾が当たっても取り替えるだけで済みますし、万が一コンタクトが戦闘中の衝撃で目の中で割れたとしたr」

高波「ひゃぁぁ!!い、痛い話はやめてください!」

沖波「ご、ごめんなさい。そんなつもりじゃなかったのですが」

長波「まあ一長一短あるってことか」

早霜「……けど、目元が軽くなるのはメリットよね」

朝霜「いや、早霜は目元を軽くしないのならその前髪をどうにかしろって」

早霜「ふふふ…それは無理な相談ね」

夕雲「はいはい、たとえメリットがあったとしても嫌なものを人に無理強いしてはいけませんよ」

清霜「ねーねー、話はいいから早く行こうよーーー」パタパタ

風雲「清霜もそんなに急かさないの」
393 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:38:36.04 ID:wiCQ0ODio

秋月「……この設備、普通に入浴しようとしたらいくらぐらいかかるでしょうか?」

初月「とりあえず野口さん一枚じゃ絶対足りないと思う」

秋月「……、で、ですよね」ガタガタ

照月「だ、大丈夫だよ秋月姉!!ここは私たちのために提督が建ててくれたものだからそんなことを気にしなくても」

初月「そうだよ。それに使うのは僕たちだけじゃないんだからさ」

秋月「…し、しかしそうなると提督にどれだけお礼を言えばいいか…」

初月「提督はそんなことを気にする人ではないとは思うけど」

秋月「…ねえ照月。特売品だけど私が着たこの水着をお礼として提督に渡したら喜んでくれると思う?」

照月「ごめんちょっと言ってる意味がわからないよ秋月姉」

初月「間違いなく提督が混乱するだけだからやめたほうがいいよ」
394 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:41:51.86 ID:wiCQ0ODio

島風「へっへーん、泳ぎでもなんでも島風は一番なんだからねー」ダダダダダーーー!!

天龍「あっこらっ!!さっきから走るなって言ってるだろーが!!」

長門「…ふぅ、と口で言っても止まらないか」

陸奥「やっぱり注意して見てたほうがいいみたいね」

長門「だな。それにしてもすまないな天龍。こんなことにつき合わせて」

天龍「い、いえ、ほら、あいつらに後で何かあると後の遠征予定が狂いますしそれn」

龍田「要するに『あの子たちが心配なんです〜』ってことなので大丈夫ですよ〜」

陸奥「あらあら、そうなのね〜」

天龍「なっ、こ、こら龍田。勝手に捏造するんじゃねー!!」

龍田「ごめんなさい。これ、本心だったわね〜」

天龍「だだからな〜!!」

長門「はっはっはっ、まあなんにしてもありがたいことだ」

龍田「ですって。よかったわね〜天龍ちゃん」

天龍「ぜっ、全然よくねーよっ!!」
395 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:47:02.48 ID:wiCQ0ODio

利根「いやぁ、元気があるというのはいいことじゃのぅ」

筑摩「そうですね。ところで姉さん。姉さんはどうしますか?」

利根「んー、そうじゃな。プールの方も気になるんじゃがせっかくじゃし今日はゆっくりと湯船に浸からせてもらおうとするかの」

筑摩「そうですか。それでは私もお供しますね」

利根「いや、筑摩は好きな所を回ってきていいぞ。無理に吾輩に付き合わなくとも」

筑摩「いえ、別に無理はしていませんので安心してください。それに姉さんと温泉にゆっくり入るというのも素敵ですし」

利根「まあ筑摩がそういうのなら吾輩もいいが、筑摩も変わっておるな〜」

筑摩「そうですか?私は自分のしたいようにさせてもらっていますが」

利根「それが変わっているとういうのじゃ」

筑摩「まあ私は変わり者でも構いません」

筑摩「私はただ、利根姉さんと一緒にいられればそれで…」ボソッ

利根「ん?何か言ったか筑摩よ」

筑摩「何でもありませんよ。それでは行きましょう」
396 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/08/27(土) 01:52:05.89 ID:wiCQ0ODio
短いですが今日はここまでです
それにしても駆逐艦だけで80隻以上もいたんですね…↑を見て初めて知りました
最後に、温泉プール編では基本的には全艦種を出していく予定ですが、もしリクエストがあればどうぞ

それでは、また
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 01:55:20.06 ID:Q6E7H9An0
乙乙 面白いよ。
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 01:55:39.90 ID:oXewTQAI0


もう考えてそうだけど、サウナでバカやってフラフラになった連中に経口補水液的なものを補給して回る速吸とか
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 02:43:48.42 ID:P3d7+c2AO
かき氷や軽食食えたりすんのかな?
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 07:25:16.32 ID:igJMlOKN0
>>399
赤城「!!」ガタッ
加賀「!!」ガタッ
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 10:10:30.67 ID:WnjWElMSO
乙です
402 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:03:45.29 ID:zmBHUemEo

〜  大浴場 〜


武蔵「ふぅ〜、いい湯だな」チャポン

大和「そうね、湯加減もちょうどいいし、ゆったり浸かれるし申し分ないわね」

武蔵「ああ、本当に素敵な湯だ…本当に」ウルッ

大和「ちょっ、なんで涙ぐんでるの!?何か嫌な事でもあったの」

武蔵「いや、ほら、私が普通の風呂に浸かると溢れかえってしまっていただろ」

武蔵「だからせめて皆の迷惑にならないように終い湯に浸かるようにしていたのだが、今こうして足を延ばしてゆったりと疲れる幸せを噛みしめると、ついな」

大和「武蔵…苦労していたのね」

武蔵「まあ、それなりにはな」

扶桑「あら、それでも浸かれたのならいいじゃないの」ヌッ

山城「そうですね」ヌッ
403 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:06:53.80 ID:zmBHUemEo

大和「きゃっ!?」

武蔵「うわっ!?お前たち急に出てくるな」

扶桑「あら失礼、けどわざとじゃないのよ」

山城「何故かこうなってしまうんです」

大和「ま、まあそれは置いておいて、お2人は何かあったのですか」

扶桑「フフフ…お風呂に浸かろうと思ったらお風呂の栓が抜けていた経験はありますか?」

山城「またはガスの調子が悪くて氷水のような水風呂だった経験は?」

武蔵「……いや、流石にそれは」

扶桑「体を温めようと思った矢先に緊急出撃の命が下った経験は?」

山城「その他にもえーと」

大和「い、いえ、もう十分、十分ですから」
404 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:11:32.66 ID:zmBHUemEo

山城「まあ私たちはこんな経験をしていまして…いや、したくてしたんじゃないんですよ。本当に」

武蔵「ああ、二人のほうが壮絶な経験をしていたことは分かった。悪かった」

扶桑「いえ、そんな謝らなくても」

山城「ただお二人はなんだかんだあったとしても恵まれていることを伝えたかっただけですから」

大和「ま、まあ今日はお2人も何事もなくこうやって入浴できてるのですからいいじゃないですか」

扶桑「…正直何がないか不安で仕方ないんですが」

山城「今のうちに謝っておきますね。何かあったらごめんなさい」ペコリ

武蔵「いやそんなフラグは立てなくていいから、な」
405 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:14:22.08 ID:zmBHUemEo

伊勢「いやぁ〜それにしてもこうしてると日頃の疲れが癒されるねぇ〜」カポーン

日向「伊勢はそんなに疲れてないだろうが」

伊勢「ひどっ!?あたしだって色々とあるんだよ」

日向「まあ、演習や訓練で伊勢が頑張ってるのは知ってるさ」

伊勢「ほらー、だったらもうちょっと私をいたわっても」

日向「…が、その分自由時間はだらだらしてるがな」

伊勢「うぐっ、だ、だけどそれは生活リズムにメリハリをつける手段だから問題ないt」

日向「そのメリハリの中に部屋の掃除は入れられないのか?」

伊勢「      」
406 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:17:57.99 ID:zmBHUemEo

日向「…まあ、共有の部屋である以上私もとやかくは言えないんだが」

日向「物が散乱している中でゴロゴロしているのは流石にどうかと思うぞ」

伊勢「い、いや、あれはあれで便利なんだよ。欲しいものがすぐ手元に届くしぱっと思いついたものがすぐに取れるし」

日向「…で、いざ探し物をするとなるとどこに行ったか分からず手当たり次第探してその結果さらに散乱すると」

伊勢「……おっしゃる通りでございます」

日向「…はぁ、今度手伝ってやるからきちんと掃除するぞ」

伊勢「ふぁ〜い。トホホ、せっかくの温泉での休みなのにお説教を食らうなんて…」

日向「普段からきちんとしてればこんなこと言わないさ」ハァッ
407 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:20:50.49 ID:zmBHUemEo

〜 露天風呂 〜


アイオワ「ワァーオ!!ベリービューティフル!!」

霧島「いやはや、本当にいい眺めですね」

榛名「温泉に浸かりながらこんな風に海を見れるなんて…感激です!!」

リットリオ「それにこの木の温もり、とっても素敵ですね」

ローマ「確かこれって『檜風呂』っていったかしら?」

比叡「その通りです。それにしてもローマさん詳しいですねー」

ローマ「日本に来る際に日本文化の勉強として色々と調べたのよ。最もこうして入浴できるとは思ってもいなかったけど」

金剛「へー、ローマは勉強熱心なんデスねー」

リットリオ「まあ、単にローマが無類のお風呂好きというのもありますけど」

ローマ「ちょっ!?」
408 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:25:26.15 ID:zmBHUemEo

榛名「えっ、ローマさんってそんなにお風呂が好きなんですか」

リットリオ「イタリアも日本とはだいぶ違いますが温泉が多いですからね。その影響でローマも温泉好きなんです」

比叡「へぇ、これは意外な情報ですね」

ローマ「意外って何よ。ま、まぁせっかく日本に来たのなら日本の温泉の事を調べたくなるものでしょ、だ、だからついでよついで」

金剛「ローマ、傍から見ても無理してるのがバレバレデース…」

アイオワ「オウッ、これが『ツンデレ』デスね!!」

霧島「アイオワさんはどっからそんな言葉を覚えてくるんですか」

アイオワ「アキグモさんとサザナミからジャパンカルチャーとして教わりましたー」

霧島「あの2人め…」ギリギリ
409 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:27:42.51 ID:zmBHUemEo

リットリオ「そういえば向こうにローマ風のお風呂がありましたね、後で行ってみませんか」

アイオワ「あのゴージャスなスカルプチャーのあったお風呂デスネ!!」

比叡「いいですねー、それにしてもあんな凝ったお風呂もあったりでいったい何種類ぐらいあるんですかね?」

ローマ「とりあえず全部回ったらふやけるぐらいはありそうね」

榛名「まあ今日一日で全部入らないでまた今度にとっておきませんか?そっちの方がまた楽しめると思いますし」

金剛「榛名の言う通りデース、それに無理に全部入って後で茹でダコになったら笑い話にもなりませんしネー」

リットリオ「そうですね、けどもうちょっとこのお風呂に浸かりませんか、この木の香り、とても素敵ですし…」

アイオワ「そうそう、そういえばこのほかにもジャパンには変わったスパがあるって聞いたのだけど」
410 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:30:04.44 ID:zmBHUemEo

霧島「変わったお風呂ですか?五右衛門風呂とかそういう類でしょうか」

アイオワ「ノーノー。確か『トルコスパ』とかいう名前だったy」

金剛「はいストーーーップ!!!」

アイオワ「WHAT?」

霧島「あ、アイオワさん。それは知らなくていいです。いや、むしろ忘れてください」

アイオワ「え、え、え?」

ローマ「……ああ、確かあれの事ね。まああまり口外しない方がいいわね」

リットリオ「…///」

比叡「そうだ、トルコスパで思い出したんですが日本にはトルコライスというのがありましてなかなか面白い食べ物なのですがよろしければ今度作りまs」

榛名「それは止めてください」

アイオワ「???」
411 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:33:38.35 ID:zmBHUemEo

〜 ジェットバス 〜


ブワァァァァァッ

赤城「こ、これは…不思議な感覚ですね」

加賀「全身が泡に包まれて、これは癖になります」

蒼龍「た、確かに気持ちいいけど…お腹がちょっと刺激が受けるというか」

飛龍「あー、ぷにぷにだから揺れてるわけか」

蒼龍「ぷにぷにじゃないもん!!ただちょっと気になるだけだもん!!」

赤城「確かになんて言いますか、こう揉まれてるような感じはありますね」

加賀「となるとマッサージ効果もあるのかしら」

飛龍「んー、あるんじゃないですか。ちょっと引き締まったような感じもしますし」

蒼龍「!!!」ピコーン
412 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:36:23.72 ID:zmBHUemEo

赤城「……?」

蒼龍「…んしょ、よいしょ」グイグイ

加賀「…蒼龍。何でそんな不思議な体制をとっているの?」

蒼龍「こ、これはそのー、あのですね」

飛龍「…蒼龍、まさかこの水流をお腹にあててお肉を引き締めようとしてるとかじゃ…」

蒼龍「そ、そんなわけないじゃない!!こ、これはその、ストレッチだから」

赤城「まあその体制はストレッチの体制に見えないこともないですが…」

飛龍「…蒼龍、そんなところでお笑いを取らなくてもいいから、ねっ」

蒼龍「お笑いじゃないもん!真剣だもん!!」

飛龍「いや、どう見ても今の蒼龍の恰好は笑えるから」

加賀「…そうね、流石にその格好はいろいろと見てられないわ」

赤城「だ、大丈夫ですよ蒼龍さんはそこまで太ってるようには見えませんから」

蒼龍「え〜ん!真面目にやろうとしていただけなのに〜」
413 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:39:54.79 ID:zmBHUemEo

雲龍「………」ジーッ

天城「ね、姉様。何をそんなに水面をじっと見ているんですか?」

雲龍「……ちょっと、水面の泡の数を数えていただけ」ジーッ

天城「いや、なんでそんなことをしてるんですか」

雲龍「…泡の数を数えてると、なんだか水面に飲み込まれるような不思議な感覚になってそれが面白くて」

天城「すごく危ない発言に聞こえるんですけどのぼせたりしてませんよね」

雲龍「…大丈夫。たぶん」ボーッ

天城「姉さま、お願いですからしっかりしてください!!」

翔鶴「う、雲龍さん大丈夫かしら?」

葛城「大丈夫だと思いますよ。たぶん天然なだけですから…」ドヨーン

瑞鶴「まあ本当に危なくなったら助けに行くから…」ドヨーン
414 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:42:35.85 ID:zmBHUemEo

翔鶴「え、2人ともどうしたの?なんだが表情がものすごく暗いけど」

葛城「…暗い理由ですか」

瑞鶴「……まあ、あれを見れば、ね」チラッ

雲龍「……大丈夫、大丈夫って言ってるうちは平気だって誰かが言ってたから」プヨプヨ

天城「誰かって誰ですか!?」プヨプヨ

翔鶴「…?と、特に変わった様子はないけど」ポヨーン

瑞鶴「…ジェットバスの勢いに乗ってあれだけ揺れてるのを見せられればねぇ」

葛城「悪意のないのが余計クるんですよねぇ…」

翔鶴「ふ、2人とも元気出して。ほら、この温泉ならもしかしたら胸の成長も期待できる…かも」

瑞鶴「翔鶴姉、儚い希望は時に人を傷つけるんだよ?」

葛城「気持ちはありがたいんですが…なんか、申し訳ありません」

415 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/08/30(火) 01:46:13.84 ID:zmBHUemEo
今日はここまでです
ちなみにトルコ風呂についてですが、ググると簡単に出てきたりします
まぁ…人に簡単に聞けるものではないですね
それでは、また
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 02:22:13.45 ID:5lOLU05Eo
おつ

ノーパンしゃぶしゃぶ!
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 09:35:26.78 ID:3igQCVY0o
トルコに怒られたんだよな…
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 09:44:11.54 ID:rCkpCvYSO
乙です
古代ローマの時代からイタリア人も風呂入るの好きなんだよな(テルマエ・ロマエで知ったけど)

419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 18:19:18.61 ID:hIjnU/7v0
イタリア勢がテルマエ・ロマエを観てると飛龍が多聞丸と騒ぎ出すと?
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/01(木) 00:54:32.57 ID:hzQhBDn/o
阿部寛多聞丸説?
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/01(木) 08:25:25.40 ID:lmp/4o6/O
復活してるじゃねーか!いままで気が付かなかったとは…
応援しています!頑張って下さい!
422 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/04(日) 00:31:03.69 ID:q/7lnoSMo
すいません、ちょっと色々と立て込んでいるため更新ができない状態です
週明けにはなんとかなるので月曜には投下できるかと思います
申し訳ありませんがもう少しお待ちください
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 00:32:13.07 ID:vmaarI5SO
了解です
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 01:07:57.57 ID:p/qgUdr3o
へいへいほー
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 01:40:34.50 ID:CT3yKM9Lo
>>424
へ、丙で何が悪い!!!!(過剰反応)
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 10:51:06.49 ID:hl2D8Cv+O
丙提督、甲茶が呑みたいネ
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 17:34:55.62 ID:IZfE+bN9O
>>426
解体待ったなし
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/09/04(日) 19:15:30.66 ID:SOeSGTFs0
復活してるだと!
懺悔させていただくと前スレ埋め立てたの自分です
許してヒヤシンス
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 21:58:05.84 ID:0IC5RJ0/0
>>428
おうまずはsageようや
430 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:11:22.80 ID:pa1BCRUao
 
   〜  電気風呂  〜 


利根「おおっ、これは…!!」ピリッ

筑摩「大丈夫ですか姉さん!!何かあればすぐに筑摩に言っていただければ」ガバァ!

利根「落ち着け筑摩。なに、この風呂の刺激にちょっと驚いただけじゃ」

筑摩「そうでしたか、失礼いたしました」

利根「全く。筑摩はそそっかしいのぅ。それにしてもこの刺激、慣れると心地いいの〜」ピリピリ

筑摩「そうですね。この刺激が肩こりや腰痛などの疲れを緩和してくれるそうですよ」ピリッ

利根「成程、それにこの温泉の効能も合わさってこうか倍増というわけじゃな!!」

筑摩「そうなりますかね」

利根「それにしても、肩こり…のぅ」ハァッ

筑摩「…姉さん?」
431 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:17:32.79 ID:pa1BCRUao

利根「いや、吾輩自体はそこまで気にしてるわけじゃないのじゃがやはり胸が大きいと肩こりが起きやすいのじゃろ?」

筑摩「!!!」

利根「自分で言って悲しくはなるが、こんなお子様体形じゃなくて筑摩のような体つきならよかったのうと思ってn」

筑摩「何をいっているんですか姉さん!!」ザバァッ!

利根「!!!」

筑摩「いいですか。今の利根姉さんの姿こそ私にとっての姉さんとして完成された姿なんです」

利根「ち、筑m」

筑摩「それを否定するなんてとんでもない。いえ、私が許しません」

利根「ち、ちk」

筑摩「確かに私のような体つきは姉さんにとって魅力的かもしれません。しかし、それ以上の魅力を姉さんはもっているのです。お願いですから姉さんもそれを自覚してください」

利根「    」

筑摩「大丈夫です。たとえ誰もが姉さんの魅力を認めなくても、私は認めますから…絶対に」

利根「ち、筑摩…気持ちは嬉しいんじゃが…正直怖いぞ」グスッ
432 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:20:03.62 ID:pa1BCRUao

愛宕「あら〜、あっちはなんだか楽しそうね〜」

高翌雄「た、楽しそう…かしら???」

摩耶「なんつーか、利根がすげー涙目になってるのが気になるんだけど」

愛宕「気になるからって邪魔しちゃだめよ〜、姉妹水入らずなんだから」

鳥海「むしろ水を差した方が利根さんにとってはいいような気もするんですが」

摩耶「といっても近寄るなオーラも出てるがな」

鳥海「主に筑摩さんから、ですが」

高翌雄「まあそれはそれとして…こういう刺激のあるお風呂というのも新鮮ね」

摩耶「だなー、こう、ガーッと元気になる気がするぜ!!」

鳥海「摩耶はいつもそんな感じじゃないですか」
433 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:23:37.05 ID:pa1BCRUao

高翌雄「そうね、そういう点だと摩耶ってなんていうかこう…体育系みたいな感じよね」

摩耶「まっ、それがこの摩耶様の美点だしな。細かい事は気にせずガンガン進む、これが一番だぜ」

鳥海「……まあ、脳筋と言えなくもないけど」ボソッ

摩耶「ん?鳥海なんか言ったか」

鳥海「い、いえ何も」

愛宕「後は口調を直してお姉ちゃん子になってくれれば完璧なんだけど〜」

摩耶「あー、まあ…無理、だな。性格的に」

愛宕「もうっ、少しぐらい努力したっていいと思うわよ」

高翌雄「といってもおしとやかになった摩耶とかって想像できる?」ヒソヒソ

鳥海「多分摩耶に似た何かになるのは間違いないかと」ヒソヒソ

摩耶「おい、2人とも聞こえてんぞ!!」
434 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:28:14.28 ID:pa1BCRUao

  〜 寝湯  〜


足柄「あぁぁ〜最高だわ。これ〜」グデー

妙高「足柄、あまりそんなおじさんのような唸り声をあげるのは駄目ですよ」

足柄「おじさんだなんてひどいわぁ〜。けど無理〜」

那智「まぁ、こんな体勢で湯に浸かれば足柄の気持ちも分からなくなないがな」

羽黒「寝ながら温泉に浸かると、まるで何かに包まれているような気分になれますね」

那智「ああ、そのおかげでリラックスできるわけだが…」チラッ

足柄「あぁ〜これ私を間違いなく駄目にするわ、というか駄目になる自信があるわ」

妙高「何を得意気にいってるんですか」

那智「あそこまで堕落するのも考え物だがな」

羽黒「あっ、アハハ…」
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 01:29:24.57 ID:iHdE8sfyo
スペック的に脳筋はむしろ鳥海の方だろいい加減にしろ!
436 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:31:34.10 ID:pa1BCRUao

那智「しかし足柄、あまり長い間入っていると体がふやけて大変な事になるぞ」

足柄「大丈夫よ。ほら、あっちに水風呂があるじゃない」

那智「まああることはあるが…それがどうした」

足柄「分からない?たとえ浸かりすぎてもあっちに入って肌を引き締めれば元通り…いえ、温泉の効能もプラスしてピチピチの肌になるわけよ」

妙高「まあ、確かに水風呂には肌を引き締める効果があったりはしますが…」

羽黒「そう上手くいくでしょうか?」

足柄「フフフ、見てなさい。私の肌がピチピチになっていくのを皆に見せてあげるんだから!!」

妙高「いえ、正直私達に見せられても反応に困るんですけど」

羽黒「それに足柄姉さんの肌は元々綺麗ですし…」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 01:33:04.28 ID:ui3KEg9zo
たかおちゃんが文字化け起こすからsaga入れたほうがいいんじゃないかなー
登場シーン終わったみたいだけど
438 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:39:36.96 ID:pa1BCRUao

那智「…まあ、言いたいことは2人が大体言ってくれたから私からはあまり言うことはないが」

足柄「あら、といいつつ何かあるわけね」

那智「今足柄が言った入浴法は科学的根拠もある立派な入浴法だ」

羽黒「そうなんですか?」

那智「ああ、血行をよくしたりする割とメジャーな入浴法だ」

足柄「ふふっ、つまりそんなことを知らないうちに実践しようとした私がすごいって事を那智は言いたいのね」

那智「いや、まあそれもあったりはするが…

妙高「するが…?」

那智「その行動パターン、おじさん通り越しておじいちゃんみたいだぞ」

足柄「ぐ は  っ !!」

妙高「……今のは流石に堪えましたか」

羽黒「あ、だけど確かに言われてみればそんな感じがしますね」

妙高「羽黒、これ以上言うのは止めましょう。無理に傷口をえぐることのないわ」
439 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:41:26.78 ID:pa1BCRUao
すいません、またsaga忘れてました
文字化け起こしてますけど高雄という事でお願いします
440 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:44:29.50 ID:pa1BCRUao

青葉「ふぅ…」チャポーン

衣笠「おんやー青葉、なーにそんなに疲れ切った顔してんのさ」ニヤニヤ

青葉「原因が何をいっているんですが!!目の前であんな大合唱されたら疲れるに決まってるでしょうが!!」

加古「いや、あれは自業自得みたいなもんだろ」

青葉「そ、それはそうかもしれませんが…」

古鷹「け、けど最後は青葉もやってくれたよね」

青葉「……トホホ、まさか本当に皆の前で脱ぐことになるとはこの青葉でも想像できませんでしたよ」

衣笠「いやー、けど撮影できなかったのは素直に残念ね」

加古「あそこで青葉が涙目で止めなければできたんだけど」

青葉「当たり前です!!万が一にでもあんなの撮影されでもしたら黒歴史もいいところです!!」
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 01:44:54.95 ID:mpwmejlA0
>>420別の映画か終戦記念ドラマか何かで多聞丸やってた気が?他の配役に比べて明らかに似せる気なかった印象
442 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:47:23.40 ID:pa1BCRUao

衣笠「いいじゃないのよ。ほら、ひと夏の過ちみたいな感じでさ」

加古「青葉そういうゴシップ記事みたいなの好きだろ?」

青葉「2人とも青葉の事をなんだと思っているんですか」

古鷹「………」

加古「ん、どうしたの古鷹。さっきから黙ってるけど」

古鷹「えっ、ううん。ちょっと…」

青葉「ほう、古鷹さんがそんな反応をするなんて珍しいですねー。何か隠し事でもあるんですかー」ニヤニヤ

衣笠「あー、またいつもの青葉に戻っちゃったか」

古鷹「隠し事なんて…ただ、ちょっと」

青葉「ちょっと?」

古鷹「…さっきの青葉の映像。私が撮っていたって言ったら青葉が驚くかな…って思って」

青葉「……へ?」

衣笠「マジで!?」
443 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:51:16.63 ID:pa1BCRUao

古鷹「…う、うん。この目の所なんだけど実は特殊なコンタクトになっていてそれで撮影を」スッ

青葉「ちょ、聞いてませんよそんなこと!!ってそうじゃなくて古鷹さん。お願いですから処分してください!!今すぐに!最悪青葉自決しますよ!」

衣笠「いや、青葉もちょっとは落ち着きなさいよ」

加古「へー、にしてもそんなもんがあったなんて初耳だなー」

古鷹「うん、だって冗談だもの」

青葉「……はぁ!?」

古鷹「青葉の慌てる姿が見たくなっちゃって、それで、ね」ニコッ

青葉「…はぁぁぁぁ〜、お願いですからもうこれ以上青葉を虐めないでくださいよ〜」ウェーン

衣笠「アハハ。それにしても古鷹も演技上手くなったね。まるで本当の事みたいだったわ」

青葉「フフフ…まあ、ね」

加古「………」

加古『あ、あれ話が嘘じゃなくてマジな時の古鷹の眼だわ』
444 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:53:33.43 ID:pa1BCRUao

 〜  サウナ というかサウナ前にて 〜


速吸「あのー、みなさーん。お願いですから無理はしないでくださーい」

飛鷹「速吸ちゃん。もう放っておいていいわよ。あの3人が絶対速吸ちゃんの言う事聞くわけないし」

ザラ「なんというか、こんな心配かけて本当に申し訳ございません」ペコペコ

速吸「いえ、別に私は大丈夫なのですが、もし何かあってからだと大変ですし」

千代田「…まあ、私も心配なんだけど一度決めたらお姉も頑固だしなぁ」

祥鳳「あら、みなさんサウナの前でどうしたんですか?」

速吸「祥鳳さん、いえ、私たちが何かあるわけではないんですが」

飛鷹「まあ説明するのも馬鹿らしい話なんだけどね…」
445 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:55:42.12 ID:pa1BCRUao

  〜  少し前  〜


隼鷹「よし、ここは発想を逆転させよう」

千歳「発想の逆転?」

隼鷹「そう、私たちはさっき飛鷹たちの手によって生命の源でもあるお酒を取り上げられてしまったわけだ」

ポーラ「う〜、今でも悔やまれます〜」

千歳「いや、さすがにポーラのあの持ち込み方は私でもどうかと思ったけど」

隼鷹「そこでだ、風呂に入りながら飲むのではなくて風呂から上がった後に飲む方向にシフトしようという訳だ」

千歳「お風呂上り…そして飲むお酒…となると!!」

隼鷹「そう、おビール様だ!!!!」

ポーラ「ビール!!」ガタッ!
446 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:59:39.96 ID:pa1BCRUao

隼鷹「さらに、そのおビール様を美味しく飲めるようにする設備がここにある」

ポーラ「設備…、サウナですか」

千歳「…成程、サウナでたっぷり汗を流した後にキンキンに冷えたビールを飲むと」

隼鷹「想像してみろ、カラカラに乾いた喉を潤すビール特有のあの風味、あののどこし…」

ポーラ「……」ゴクッ

千歳「最高ね」ゴクッ

隼鷹「だろ?それじゃあ、ビールのためにいざ突g」

速吸「あ、皆さんサウナに入るんですか」

千歳「あら速吸ちゃん。ええ、そのつもりだけど」

速吸「あの、でしたらこのスポーツドリンクをどうぞ!汗をかいた分の水分補給は大事ですから」スッ!
447 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:02:56.70 ID:pa1BCRUao

ポーラ「ありがとうございます〜けど、今回は遠慮しておきますね」

速吸「えっ?どうしてですか」

隼鷹「……速吸ちゃん。確かに補給は大事だ。けどあたしたちはそれ以上に大事な感動を手に入れたいんだ」

速吸「感動…ですか」

ポーラ「そうなんです。けど、そのためにはそれは飲むわけにはいかないんでして」

千歳「ごめんね。速吸ちゃんの事を蔑ろにしてるわけじゃないんだけど…けど、今の私達には不要なものなのよ」

速吸「???」

隼鷹「まあ、そんなわけでちょっと入ってくるわ」ガチャッ

ポーラ「ポーラ達は大丈夫ですから速吸さんも温泉を楽しんで下さい〜」

千歳「さて、…行きますか!!」

速吸「あのっ、本当に大丈夫なんですか〜!?」
448 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:07:14.41 ID:pa1BCRUao

 〜 〜 〜


速吸「…という事がありまして、はじめは私も他の所に行ったりしてたんですが、あれから30分以上経っても皆さんが出てこなかったのでどうしても気になって、それで…」

祥鳳「成程、それは確かに気になりますね」

千代田「普通30分もサウナなんかに入ってたら出てくると思うんだけど」

ザラ「まったく、お酒が絡むと底力を出すんだから」

祥鳳「…で、結果的に大丈夫だったんですか?」

ザラ「まあ声をかけてみたら3人とも反応したから大丈夫だとは思うけど…」

千代田「無理矢理だすと今度はヘソを曲げちゃうかもしれないから大変なのよ」

飛鷹「さっきのお酒取り上げだけでもぶーぶー言ってたしね」

飛鷹「まっ、何しても何かしら言われそうだし放っとくのが一番かもね」
449 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:13:13.14 ID:pa1BCRUao

飛鷹「まっ、何しても何かしら言われそうだし放っとくのが一番かもね」

ザラ「ですね。それじゃあ速吸さん、私達と一緒にあっちのお風呂に行きませんか?」

速吸「えっ、けど隼鷹さんたちは…」

千代田「大丈夫ですよ。流石にお姉たちでも身の危険を感じたら出てきますし」

祥鳳「そうそう、確かあちらにはローマを模したお風呂があったみたいですがそちらなんてどうですか?」

飛鷹「いいわね。じゃあ行きましょうか」

速吸「………はいっ!!」





隼鷹「あー、千歳ー、いつから分身できるようになったんだー?」グデーッ

千歳「何言ってんのー、それにしても不思議ねー。飲んでもいないのにくるくる回ってるわー」グデー

ポーラ「お酒…お酒ぇ…」バタンキュー
450 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:19:23.69 ID:pa1BCRUao

〜 打たせ湯 〜


大淀「………ふぅ」ダァァァァァァ

明石「おーよどさぁーんー!!」ギュッ!!

大淀「きゃっ!?って明石!?」

明石「えー、なにその反応?せっかく声をかけたのにー」

大淀「打たせ湯でリラックスしてるときにいきなり飛びつかれればそんな反応にもなりますって」

明石「もう、硬いなー。せっかくの休みなんだからもっとリラックスしなきゃ」

大淀「明石が砕けすぎてるんですよ」

明石「まあまあ細かいことは気にしないの。それより今回の件は本当にありがとねー」

大淀「今回の件?何のことですか」

明石「大本営への報告の件、簡単にやったように言ってたみたいだけどさ、実際のところだいぶ無理な交渉したんでしょ」
451 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:22:23.76 ID:pa1BCRUao

大淀「…どこからその情報を」

明石「まあ色々とね。それを差し引いてもあれだけの短時間でまとめ上げるのは流石だわ」

大淀「…まあ、みんなのためですから」

大淀「それにせっかくの提督の好意がこんな下らない事で消されてしまってはたまったもんじゃありませんからね」

明石「もー、縁の下の力だねー大淀は」

大淀「別にそんなつもりじゃ…ってどこ触ってるんですか!?」ムニッ!

明石「えーっと、感謝の気持ちも込めて明石特別マッサージをとしてあげようかなーって思って」ワキワキ

大淀「間に合ってます!間に合ってますから!!」

明石「まあまあ、そんな遠慮なさらずにっと」 グイッ

大淀「いや、遠慮じゃなくって、本当に…きゃぁぁ!!」ムニィッ!

明石「ありゃ、こりゃ随分体中のあちこちがこってるねー、これは本格的にやらなくちゃ」ゴキゴキッ!!

大淀「いや、本当にいいって…ってはぁぁぁ〜」グニャァァァ

明石「はーい、らくーにしていていいからねー」グキグキ
452 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:26:01.92 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「………」ダァァァァァァ

瑞穂「あきつ丸さん、頭から打たせ湯を浴びていったいどうしたんですか?確か打たせ湯は患部にあてるもののはずですが」

あきつ丸「瑞穂殿ですか。いえ、これは効能うんぬんよりは自分への戒めを込めてやっているのであります」

瑞穂「戒め…ですか?」

あきつ丸「ええ、いまだ将校殿との約束も果たせず、流されるまま提督殿の行為に甘えるような形になってしまった自分の未熟な精神を戒めているのであります」

あきつ丸「本来であれば真水であればありがたかったのですが、流石になかったのでこのような形で妥協する形になってしまいましたが…」

秋津洲「だったらあきつんもはじめっからそんなことしなければいいかも」ヒョコッ

あきつ丸「だから誰があきつんでありますか!!」

秋津洲「???あきつんはあきつんでしょ?」
453 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:28:57.09 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「まったくもう…と、いけないいけない。という事で自分はここにしばらくこうしてますので瑞穂殿も気にしないでほしいのであります。それとできればそれをどっかにつれて行ってくれるとありがたいのですが」

秋津洲「むー、それ扱いはさすがにひどいかも!!」

瑞穂「あ、秋津洲さん。あきつ丸さんにもあきつ丸さんの考えがあるんですからここは静かにしておきましょう」

秋津洲「むー、戒めねー」

秋津洲「………!!」ピコーン

瑞穂「???」

秋津洲「フフフ、秋津洲、とってもいい事おもいついちゃったかも!」

瑞穂「…なんでしょう。すごく嫌な予感がするんですが」ブルッ
454 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:34:24.77 ID:pa1BCRUao

あきつ丸『………』チョッ、マズイデスヨ!

あきつ丸『………集中。集中するのですあきつ丸』コレグライダイジョーブカモ

あきつ丸『…雑音も多少しますが、そんなものは気にしてはいけない』イエ、トイウカソンナコトシタラサスガニ

あきつ丸『思い出せ。自分に課せられた使命を。そして、それを必ず叶えるという将校殿や提督殿に誓ったあの思いを…』ダイジョウブ、アキツシモスマイルデドウニカナルカモ!

あきつ丸『…そう、自分は皆のため、そして何より自分自身のために…!!』サーテ、ソレデハ…

秋津洲「それ、どーん!!」ザバァァァァ!!!

あきつ丸「うぎゃfdmksjふぃさjでおいじぇふぁじゃdそfjsdf−−−!!」

瑞穂「あぁ…」

秋津洲「ふふっ、秋津洲のどっきり冷水バケツチャレンジ大成功かも!!」

瑞穂「秋津洲さん、さすがにやりすぎですよ!!」

秋津洲「大丈夫だって。あきつんは戒め中なんだからこれぐらいの刺激で動揺しているようならまだまだかも」

455 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:37:04.94 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「………」

秋津洲「あっ、どうだった?びっくりしたあきつん」

あきつ丸「…………」フルフルフルフル


ぷっつん!!


秋津洲「ぷっつん?」

瑞穂「      」

あきつ丸「…………」スッ

秋津洲「あ、あきつん…ど、どこから出したのそのハリセンは」

あきつ丸「ああ、これでありますか。これはですね。流石に帯刀は危険だからと提督殿に渡されたものであります」

あきつ丸「まあ提督殿なりのジョークだったかもしれませんが、まさかこのような形で役に立つとは思ってもいませんでした」ニヤァ

秋津洲「そ、そうなんだ…」ビクッ
456 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:43:31.22 ID:pa1BCRUao

推奨BGM 好きな方をどうぞ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17611035

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15338644
457 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:45:31.92 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「さて、それではそこになおっていただけますかな。秋 津 洲 殿 」ユラァ

秋津洲「あ、あきつ丸さんも冗談がきついかもー。なんて」ニコッ

あきつ丸「秋 津 洲 」ギロッ

秋津洲「あ、あ、あ、そのー…」

あきつ丸「つべこべ言わずそこになおれぇぇぇぇぇ!!!」

秋津洲「!!逃げるよ!瑞穂ちゃん」ガシッ

瑞穂「えっ!?」グイッ

あきつ丸「またんぁぁぁぁあい!!!」ダッ

瑞穂「なんで私までぇぇぇ!?」ズドドドドーー!!!

秋津洲「水母仲間として一蓮托生かもぉぉぉ!!」ズドドドドーー!!!

 
458 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/06(火) 02:48:55.58 ID:pa1BCRUao
今日はここまでです
いやぁ、saga忘れが多いですね,前の時もやらかしましたがどうも忘れてしまいます

それでは、また
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 02:58:44.05 ID:ui3KEg9zo
>>458
おつおつ
古鷹ちゃんによるDVD!DVD!撮影公開まだー?
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 09:43:58.07 ID:dldwkjvSO
乙です
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 21:10:48.71 ID:AKOreSVo0
乙です。
飲兵衛共の流れも、アル重入って会話のバリエーションが増えますね……そして3人になっても……飲兵衛は飲兵衛なのか。
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 23:27:19.66 ID:Nthw31c8O
たまには提督も出してあげてほしいかなーって
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/07(水) 20:29:13.90 ID:cMc8QlSj0
>>443
青葉「フフフ…まあ、ね」

ここ古鷹じゃね?
464 :伊58 [saga]:2016/09/07(水) 21:49:23.17 ID:fe2GDdV50
オリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でちオリョクル嫌でち
465 :まるゆ [saga]:2016/09/07(水) 21:52:28.75 ID:fe2GDdV50
近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ近代化改修嫌だ
466 :ゆっくりれいむ [saga]:2016/09/08(木) 19:50:26.11 ID:CclOws8P0
ゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってねゆっくりしていってね
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/09(金) 22:54:53.98 ID:DEwlWhRY0
キャラ多すぎてなかなか話が進まねぇなぁ…
ここらで読むの止めるわ
とりあえず乙
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/09(金) 23:08:14.44 ID:mVeCvCwgO
完結したら読むわ
完結したらね
469 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:04:37.77 ID:ShnzhTato

〜 プールエリア 流れるプール 〜


ゴーヤ「はぁ〜癒される〜癒されるんでち〜」グテー

ろー「でっちー、向こうのほうに行ってみようよ〜」ユサユサ

ゴーヤ「うるさいでち、ゴーヤは今日はこのゴムボートにひたすら揺られる感覚を楽しんでるから放っておいてほしいでち」
 
ろー「もうっ、でっちったらー!!」

ゴーヤ「だからでっちじゃないと言っているのに」

イムヤ「はぁ、ゴーヤったら復活したら復活したらでだらけちゃって」

イク「まあ復活しただけましだと思うの。もしも当たり所が悪かったら…」

ハチ「そんな恐ろしいことは考えない方がいいと思うよ」
470 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:10:15.07 ID:ShnzhTato

シオイ「けどゴーヤの気持ちも分かるけどね。普段みたいに泳がなくてもこうして流れに身を任せられるのもいいもんだよねー」

ろー「けどそれとこれとは話は別ですって!!」

イムヤ「それにしても本当にろーちゃんはゴーヤが好きなんだね」

ろー「だってでっちがいたほうが楽しいんです!」

ゴーヤ「だからでっちじゃないと…っていい加減この突っ込みも疲れたでち」

龍鳳「ふふっ、けどこうしてゴーヤさんたちを見ているとなんだかお父さんに休日のお出かけをせがむ娘さんを見ているみたいですね」

イク「言われてみれば確かにそう見えるの」

ゴーヤ「ゴーヤはそんなに年を取ってないでち」

イムヤ「いや、あくまで例えでしょ」
471 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:15:25.56 ID:ShnzhTato

ろー「ふんっ、でっちなんてもう知らないんです!!そのまま渦潮にでも巻き込まれちゃえばいいんです」プンプン!

ハチ「ろーちゃんもなにとんでもないことを言っているの!?」

シオイ「ありゃ、こりゃ相当お怒りだね」

ゴーヤ「はいはい、そういうのならいずれオリョール海で聞いてあげるから今日ぐらいは静かにさせてくだち」

ろー「ふん!!でっちのわからz…でっち、渦潮!!」

イムヤ「いやいや、こんな流れるプールで渦潮なんてそんなオカルトあるわけないd」

シオイ「…えっ、嘘」

龍鳳「ゴーヤさん、退避してください!!」

ゴーヤ「はぁ、みんなしてゴーヤを担ごうなんてそんなことがあるわけないd」クルッ


ゴゴゴゴゴ……


ゴーヤ「ってなんで本当に渦潮があるんでちぃぃぃぃぃ!!!!」ゴォォォォォ!!!
472 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:22:07.91 ID:ShnzhTato

ろー「大変!でっちが渦潮に!!」

イムヤ「いやいや、本当になんでこんなもんがあるのよ」

ハチ「みんな、あの看板!?」

イク「看板?えーっと、何々…」


『うずしおゾーン展開中!燃料弾薬の消失のない安全な渦潮をお確かめください』


イク「なんだ、ただのアトラクションみたいなものだったの。これなら安心なのね」

シオイ「いや今ボートごとゴーヤが飲み込まれたんだけど」

ハチ「もしかしたら調整にミスがあったのかな」

龍鳳「いや、皆さんそんな冷静に議論してる場合ではないですよ」

ろー「でっちーーー!!!」

ゴーヤ「なんでいつもゴーヤだけこんな目に合うんでちかぁぁぁぁぁ!!!」グルグルグルグルー
473 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:28:29.04 ID:ShnzhTato

子日「よーし、いっくよーーー!!」ピョーン!!

ドッボーン!!

子日「うわぁ〜クルクル楽しぃ〜」クルクルー

初春「全く。本当に子日は元気じゃのう」 

若葉「…だな」

初霜「けどあえて渦潮に飛び込んで遊ぶなんて子日ちゃんらしいですね」

初春「まあ、安全ならそこまで心配することもないが」

子日「ねぇねぇ、みんな早く入ろうよー」

若葉「ああ、分かった」ザバッ

初霜「じゃあ私もっ」ザバッ

初春「…ま、確かに楽しいもんじゃな」ザバァッ
474 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:33:54.61 ID:ShnzhTato

子日「うーん、クルクルクルクル〜!!」クルクルー

初霜「っと、ちょっと気を抜くと渦潮に体を持ってかれそうです」クルクルー

初春「お、おおぅ、皆は大丈夫か」クルクルー

子日「大丈夫だよ〜」

初霜「私も大丈夫です」

若葉「………」

初春「ん、若葉?」

初霜「どうしたの!まさか足がつったとか」

若葉「いや、そんなことはない。ただ」

初霜「ただ?」

若葉「………目が回ってちょっと動きが不安定なだけだ」ウプッ
475 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:39:57.48 ID:ShnzhTato

初春「いや、それは十分問題あるじゃろ!!」

初霜「というより気分が悪いならなんですぐに言わないの!!」

若葉「…いや、この目の回る感覚も意外に悪くないというか…」

若葉「なんだか慣れればこれもありじゃないかと思ってな」ドヤァ

初春「馬鹿なことをいっておるんじゃない!!子日、若葉を引き上げるのを手伝ってくれんか」

子日「はーい」

若葉「…いや、まだ大丈夫だ、問題ない」キリッ

初霜「なわけないでしょ!!」

初春「むしろ問題しかないわ!」

476 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:43:53.01 ID:ShnzhTato

〜 大プール 〜


リベッチオ「センダイさーん、こっちは準備OKでーす!!」

川内「ありがとー、ふふっ、それじゃあいっちょやりますか」

神通「姉さん。くれぐれも誤解を生まないようにしてくださいね」

川内「分かってるって。それにこれは海外艦のみんなからお願いされたんだからやって上げないとかわいそうでしょ」

神通「…はぁ、まあ、そうですけど」

那珂「大丈夫だって。それに万が一失敗した時の空気を和ませるために那珂ちゃんのステージ準備もオッケーだよ」

神通「いや、那珂ちゃんはただおとなしくしててくれればそれで結構ですから」

那珂「えー、ファンサービスはー?」

神通「後にしてください」
477 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:47:49.20 ID:ShnzhTato

グラーフ「……さて、ビスマルクがどうしてもというからお願いしてみたわけだが」

ビスマルク「ちょっと、私だけじゃなくてもみんなも気になってたでしょ!?」

レーベ「まぁ、そうだけど」

マックス「けど、実際にあんなニンジャみたいな芸当ってできるのかしら?」

リベッチオ「どうだろうねー、なにせ足場が水面に浮かべたビート板だけだし」

グラーフ「どう考えても普通は沈むわね」

プリンツ「けどセンダイさんは走り抜けられるとは言ってましたけど」

マックス「私達の無茶なお願いに付き合ってくれただけじゃないの?」

レーベ「けどセンダイさんってどことなくニンジャっぽい面もあるけど…」

グラーフ「雰囲気だけでできれば苦労しないわよ」
478 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:53:03.05 ID:ShnzhTato

ビスマルク「もうっ、せっかくセンダイがやってくれるっていうんだからそんなつまらないこと言うのは止めましょうよ!!」

マックス「…それもそうね」

川内「……よしっ」

那珂「準備はいいね。それじゃぁ…よーい、スタート!」

海外艦s「!!!」

川内「…!おりゃりゃりゃりゃりゃりゃー!!!」

プリンツ「ふぇぇ!」

レーベ「ほ、本当に走ってる…」

グラーフ「アイエエエエ!センダイ!センダイナンデ!?」

リベッチオ「なんかグラーフさんが壊れちゃったよ!?」

マックス「多分あまりの驚きで精神が耐えられなかったのね」
479 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 01:58:01.06 ID:ShnzhTato

川内「おりゃりゃりゃりゃりゃ、よしっ、ゴーーール!!!」シュタッ

ビスマルク「Wunderbar!!」

グラーフ「Wunderbar!!いやぁ、本当に二ホンにはニンジャというのは実在したんだな」

川内「いやぁ、これはニンジャじゃなくてもだれでもできるよ」

プリンツ「本当ですか!!」

川内「本当本当」

リベッチオ「けど普通あんな足場に足を乗っけたら沈んじゃうよね」

川内「そこ、そこがポイントだよ」

リベッチオ「???」

川内「いい、逆に考えればいいんだよ。足が沈むなら足が沈む前に次の足を出せばいいやって」

マックス「…いや、その理屈はおかしくないかしら?」
480 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 02:00:39.21 ID:ShnzhTato

川内「慣れだよ慣れ。で足が沈まなくなったら次はバランスを保つようにこう体の重心をこうくいtt」ガシッ

神通「姉さん。これ以上皆さんに嘘知識を教え込むのは止めましょうか」グイーッ

川内「イタタ、別に嘘知識じゃないけど」

神通「あの芸当ができるのは姉さんぐらいです」

ビスマルク「やっぱりセンダイはニンジャなのね!?」

神通「ほら、やっぱりこんな風に誤解を生むでしょう」

グラーフ「いや、誤解というかセンダイしかできないのならもうニンジャとして認めてもいいのでは?」

神通「…忍者は夜戦であそこまではしゃぎませんよ」ハァッ

リベッチオ「あー、確かにそーかも」
481 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/10(土) 02:04:33.38 ID:ShnzhTato

那珂「よーしっ、じゃあ次は那珂ちゃんがいくねー」

レーベ「えっ、ナカさんもあれができるんですか」

川内「いや、私も初耳だけど」

グラーフ「えっ」

那珂「ふふふっ、そーれっ」ピョイーン

プリンツ「あれっ、センダイさんと違って飛び跳ねて」

那珂「ふふっ、那珂ちゃんだってこれぐらいぃぃぃぃぃ!!!」ドボーン!!

マックス「…沈んだわね」

神通「…とまぁ、普通はああなりますので真似しないでくださいね」

リベッチオ「はーい」

ビスマルク「成程、あれが話に聞く『オヤクソクゲイニン』というものね」

神通「お願いですからそれは本人の前では言わないであげてください。たぶん泣いちゃいますので」
482 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/10(土) 02:05:09.45 ID:ShnzhTato
今日はここまでです
それでは、また
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/10(土) 02:11:11.97 ID:y47QWbfFO
乙です。
島風のスピードならできそう?
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/10(土) 09:33:29.73 ID:swMx11USO
乙です
485 :ゆっくりれいむ [saga]:2016/09/10(土) 15:37:09.57 ID:6y5crNta0
このssはれいむ達が占拠したよ!!早くあまあま持ってきてね!!
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/10(土) 21:58:53.00 ID:SnYzw5XFo
スピードだけで出来たらニンジャなんてあだ名つかんのやで
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 02:29:48.92 ID:xYjAP1AHo
体重は軽いだろうけど蹴り足の反動が強くて深く水に沈み込むから足を取られて失速する
488 :ゆっくりまりさ [sage]:2016/09/11(日) 14:11:10.09 ID:1+ZkrC/B0
まりさもいるのぜ!!!
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/13(火) 02:22:28.65 ID:3Y/jMmtm0
蹴りの強さじゃなくて足の回転が重要そうだな…ビート板ダッシュ
490 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 00:46:10.75 ID:ACKTt6fTo

〜 競泳用プール 〜


まるゆ「ふぅっ…ふぅっ…!!」バシャバシャ

木曾「よーし、その調子だぞまるゆ。もう少しだ!!」

まるゆ「……ふぅ…ふぅ…ふぅっ!!」ガシッ!!

木曾「すごいぞまるゆ。今回は一人で泳ぎ切れたじゃないか」ナデナデ

まるゆ「木曾さん、私、一度も沈まないで頑張りれました!!」

木曾「うんうん、本当によくやった。さて、疲れただろうから休憩をはさんでもう一回やってみるぞ。もし辛いようなら変更してもいいが…」

まるゆ「大丈夫です木曾さん。まるゆだってやればできることを見せてやるんですから」

木曾「ふっ、言ったなまるゆ。自分の口からそう言ったのなら俺も妥協はさせないぞ。それでもいいんだな」ニヤッ

まるゆ「はいっ!」
491 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 00:52:40.55 ID:ACKTt6fTo

 〜     〜

球磨「…とまあ、パッと見だとまるで二人ですごい距離に挑戦しているように見えるけど」

多摩「あれ、距離にすると25mぐらいなんだにゃ」

球磨「いや、実際艤装を装備していないでの特訓だからそれなりの効果はあるのかもしれないクマが」

多摩「正直過保護にしか見えないにゃ」

球磨「まったく、本当に木曾はまるゆには甘々なんだクマ」

多摩「まあ多摩たちも散々木曾を甘やかしたからある意味ああなるのは仕方なかいのかもしれないにゃ」

球磨「はぁ、もう少し厳しく躾けておけば良かったクマ?」

多摩「いや、多分末っ子という点でああなっていたと思うにゃ。たぶん下に誰かいなかったからまるゆが妹みたいに見えてるんだと思うにゃ」

球磨「…まあ、元気に育ってくれただけ良かったと思うクマ」ハァッ
492 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 00:56:59.54 ID:ACKTt6fTo

多摩「…まあ、確かに元気に育つのも大事だけどあっちを見ているとそれ以外にも大切なものがあったかもしれないって思うにゃ」

球磨「あっち?」クルッ

大井「はぁ…いいですね。北上さん。あの二人のような関係性って」ウットリ

北上「んー、そうだね。まあちょっと木曾が甘すぎるようにも見えるけど」

大井「!!そうだ、北上さん。実は私も泳ぐのが得意じゃないんですがもしよろしければ北上さんに手取り足取り教えていただけn」

北上「はい浮き輪」ボスッ

大井「………」

北上「んー、これを使って練習すれば大丈夫でしょ」

大井「え、ええ、確かに大丈夫なんですができれば北上さんに手取り足取りというか肌で触れ合いながらのワンツーマンのトレーニングをおs」

北上「じゃあ浮き輪追加でー」ボスボスボスッ

大井「      」ウキワタワー
493 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:04:14.21 ID:ACKTt6fTo

球磨「……あっち、か、クマ…」

多摩「実際問題姉妹艦での恋愛自体は多摩は否定しないにゃ。うん、否定はしないんだけど…」

多摩「正直大井の場合は重症すぎて見てられないんだにゃ」

球磨「…多摩、何か今からでもできることはあるかクマ?」

多摩「あれをどうにかしろと?たぶんやったところで無駄な努力で終わるにゃ」

球磨「…ああ、球磨もそう思うクマ」

多摩「はぁっ、なんていうか…上手くいかないもんだにゃ」


北上「…と姉さん達は言ってるけど。私達から見たら姉さんたちも十分変わってると思うけどねー」

大井「すいません北上さん、浮き輪が邪魔してうまく聞こえないんですが」ウキワタワー

北上「あー、ごめんごめん。じゃあ聞き流しといていいや」

大井「      」
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 01:05:24.10 ID:wKvM1y4AO
そろそろ提督出してやれよwwww
495 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:08:46.95 ID:ACKTt6fTo

名取「ふぅ…ふぅっ!!」バシャバシャ

長良「はっ…はっ…とぉっ!!」バシャっ!

五十鈴「ゴール!!タイムは…27秒5よ」

長良「やったぁ!!ベストタイム切ったー!!」カチッ

名取「おめでとうございます!!」パチパチ

五十鈴「いやぁ、しかしここに来てまでタイム測定なんて本当によくやるものね」

長良「えー、だって自分がどんだけ成長したとか気にならない?」

五十鈴「ないわよ。それにしても名取もお疲れさま。悪いわね姉さんにつき合わせちゃって」

名取「いえ、私は別に泳ぐことは嫌いじゃないですから」

五十鈴「うんうん、偉いわねぇ。名取は」
496 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:14:16.18 ID:ACKTt6fTo

長良「というか五十鈴は泳がないの?なんだったら今度は私がタイムを計るけど」

五十鈴「私はあまり泳ぐのが得意じゃないから別にいいわ」

長良「へー、変わってるね」

五十鈴「いや、長良姉さんに言われたくはないわよ」

名取「あれ、そういえば由良ちゃんとかはどこへ?」キョロキョロ

五十鈴「あー、あっちでアホに付き合わされてるわよ」

名取「?」

五十鈴「どこから用意したか知らないけどあっちで夕張特製のゴムボートの実験台…もとい道連れに連れていかれたわ」

名取「えっと、言い方があまり変わってないような気がするんだけど」

五十鈴「大丈夫よ、似たようなものだしね」

長良「へー、けど特製のゴムボートなんてなんだか楽しそうじゃない?」

五十鈴「…まあ、普通のプールなら楽しいかもしれないけどあそこだとどうかしらね…」ハァッ
497 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:18:11.76 ID:ACKTt6fTo

 〜 ウォータースライダー 〜


由良「絶対に碌なことにならないわ」

夕張「大丈夫だって。安全性はチェック済みだから…たぶん、うん」

由良「いや、そんな自信ないならあっちにある普通のゴムボートを使ったらいいじゃないの。なんでわざわざスライダーにエンジン付きのボートを使おうとするのよ」

夕張「由良には分からないかな〜加速+加速の興奮が」

由良「そんなもん分かりたくもないわよ」

夕張「まーまー、とりあえず乗った乗った」

由良「……夕立ちゃん。何かあったらよろしくね」ボソッ
498 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:21:59.34 ID:ACKTt6fTo

夕張「なーに言ってんのさ、それじゃあ行くよー、それ」

由良「はぁ…うん!!」ガコッ

夕張「あれ、加速が想像以上d」グォッ!

由良「きゃぁぁぁぁぁ!!!」グォォォォン!!



鬼怒「うぉー!!」シュイーン

阿武隈「きゃっ!?」バッシャーン!!

鬼怒「ふぅ〜、いや〜いざやってみると楽しいねこれ」

阿武隈「ちょっと怖かったけど面白かったね、うん!!」

鬼怒「さーて、あの二人が来ないうちにさっさとどいて置かないと。万が一何かあったら大変だしね」

阿武隈「夕張ちゃんは大丈夫って言ってたけど本当に平気なのかな〜?」

鬼怒「まぁ、最悪何かあったとしてもあの二人なら大丈夫でしょ」
499 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:26:37.42 ID:ACKTt6fTo

阿武隈「うーん…うん?」キャァァァァァ!!

鬼怒「ん、何かどこからか悲鳴g」チョ、ド、ドウニカシナサイヨーーー!!

由良「な、、何でもいいから早くエンジンを止めてぇぇぇぇ!!」ゴゴゴゴ

夕張「ごめぇぇぇん、制御ができないぃぃぃ!!」ゴゴゴゴ

由良「だからあれだけいったのにぃぃぃぃぃ!!」ゴォォォォォ!!

鬼怒「ちょ、まtt」

阿武隈「き、k」


バッツシャーーーン!!!
500 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:29:22.98 ID:ACKTt6fTo

夕張「…や、やっと止まった…」ヨロッ

鬼怒「…こ、こっちは巻き込まれて大惨事なんだけど…」ヨロヨロ

夕張「おっかしいなぁ、実験の時は大丈夫だったのに」

由良「ゆ〜う〜ば〜り〜!!」ゴゴゴゴゴ…

夕張「あ、ゆ、由良。大丈夫だったんだ、そりゃあよかった」

由良「いいわけないでしょぉぉぉぉ!!」ウガァァ!!

夕張「ご、ごめんなさーい!!」

鬼怒「ってそうだ、阿武隈〜、大丈夫かぁ〜」キョロキョロ

阿武隈「………うぅ」ムクッ

鬼怒「良かった。大丈夫だった…てうわっ」

阿武隈「えーん、まともに波を被っちゃって髪型が台無しなんですけど〜」アフロヘアー

鬼怒「あらら、ま、まぁ…無事で良かった。かな?」

阿武隈「全然良くない!!」
501 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:34:22.20 ID:ACKTt6fTo

  〜     〜

敷波「な、なんていうか…なかなか面白い物が見れたね」

綾波「夕張さんと由良さん、大丈夫でしょうか?」

朧「まあ大丈夫じゃないの?プール自体から飛び出してはいなかったわけだし」

潮「こ、声も聞こえてきましたし…主に夕張さんの悲鳴でしたが」

漣「まあよく言うじゃないですか。『ギャグ補正中は轟沈することはない』と」

曙「アンタは一体何を言ってるの」

朧「いや、あれはギャグ補正じゃなくて単に轟沈したとしても不思議な力で生き返るだけだから」

曙「って朧もなに真面目に答えてるのよ」
502 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:38:31.03 ID:ACKTt6fTo

漣「さて、それじゃあネタ会話も済んだことだし気を取り直して私たちも滑ってみますか」

綾波「では先に私たち三人で行きますね」

敷波「いいかー、くれぐれも時間を置いて滑ってこいよー。向こうでぶつかったなんて洒落にならないからな」

漣「大丈夫!!漣にお任せあれ」

朧「どうしよう。すごく安心できないんだけど」

潮「だ、大丈夫だよ。一応これでも漣ちゃんでも常識はわきまえてるから」

曙「そうそう、常識知らずに見えるけどこういう所はちゃんとしてるからね」

漣「ん、今すごくディスられた気がするんですけど?」

綾波「気のせいですよ」

敷波「というより気にしないのが花だな」
503 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:41:58.62 ID:ACKTt6fTo

ウワーッ、キャー!!ユ、ユレルーーー!!

漣「……さーて、向こうから出てくるのも見えたことですし漣たちも行くとしますか」バッシャーン

曙「………」

潮「……?曙ちゃん、どうしたの」

曙「べ、別にどうもしないわよ!!」ブルッ

漣「おやぁ〜本当ですか〜?」ニヤニヤ

潮「もしかして曙ちゃん…こういうの怖かったりする」

曙「そ、そんなわけないでしょ!!こ、こんなん全然平気よ」

漣「そうですかー、それじゃあ曙さん。先頭お願いしますね〜」

曙「なっ」

漣「いやぁ〜こう見えて実は漣は怖がりでして〜、ここは平気そうな曙さんにお願いしようかと思いましてねぇ」ニヤニヤ
504 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:46:11.82 ID:ACKTt6fTo

曙「うっ、うぅぅ……」ウルッ

漣「おやぁ〜どうしましたか〜?さっきまでの威勢がないような気がするんですけど〜???」

潮「さ、漣ちゃん。流石にちょっとそれはつらいと思うよ。ほら、曙ちゃんが涙目になっちゃったし」

曙「な、涙目なんかになってないわよ!!」

漣「アハハ、冗談ですよ冗談。それじゃあ真ん中ならいいでしょ。そうすれば挟まれる感じになって怖さも薄れるだろうし」

曙「…!!そ、そうね。まぁそういうならそれでいいわ。うん」

漣「とまあこんなところまで無駄にツンデレになる曙なのであった」

潮「そんなナレーション風に言わなくても」

曙「だから誰がツンデレだってのよ!!」

漣「つ鏡」

曙「あー、もうっ!!」
505 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/14(水) 01:57:02.44 ID:ACKTt6fTo


バッシャーン!!!


敷波「おっ、三人も戻ってきたか」

綾波「皆さん、どうでしたか〜」

漣「………///」カァァァァッ!!

曙「だ、だから悪かったって。本当に…ごめん」

朧「えーっと、聞くのも野暮かもしれないんだけど…何があったのさ」

潮「えっと、その…ボートに乗ってるときに体を安定させるために横の所に取っ手があるよね」

敷波「あー、確かにあるな。で、それとこれと何の関係が」

潮「その、あまりに動きが速くて途中で曙ちゃんがそれを放しちゃったらしくて、それで取っ手の代わりに、その、漣ちゃんの胸を…///」

綾波「あら、それでこんなことになったのですね」

漣「うぅ、まさかこんなところで大事なものを失うとは流石の漣でも予想してませんでしたよ」シクシク

曙「だ、だからその…本当にゴメン」

潮「こ、こういう時ってどうしたらいいんでしょうか?」

敷波「…ほっといてあげるのが一番いいんじゃない?」

朧「うん、下手に触れると逆に傷になりそうだし」 
506 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/14(水) 01:59:44.41 ID:ACKTt6fTo
今日はここまでです
それで提督についてなんですが…正直に言いますと前半は仕事という名目上ほぼ出てきません
その代わり後半は提督の出番が増えますのでご了承ください
といってもこの流れだといつになるやら…なるべく早く仕上げる予定ではあるのですが
それでは、また
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 09:53:03.27 ID:8bApqggSO
乙です
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 10:01:36.46 ID:59hWgdM0o
ウォータースライダーで水着が食い込んだり脱げないとは妖精さんめ設計をミスしたな?!
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 11:23:45.38 ID:4ZeKxjsvo
まだ前半だったのか・・・無理すんなよ・・・
510 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:07:49.19 ID:M1bjm57Fo

〜 アスレチックプール 〜


春風「…みなさん、準備はいいですね」


「「「「「「「「「「「……………」」」」」」」」」」」シーン


春風「それでは今から睦月型対白露型(+神風お姉さま)の水鉄砲対決を始めます。それでは………スタート!!」パンッ!!

睦月「てぇい!!先手必勝なのね!!」ピュッ!!

五月雨「きゃあっ!!」ピシャッ

睦月「よーし、先手もらtt」

白露「ならこっちも一番乗りだよっ」ピシャッ!!

睦月「きゃぁぁぁ、やーらーれーた」バタッ

白露「へへっ、白露を差し置いて一番乗りなんて許さないんだからねっ」
511 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:11:46.40 ID:M1bjm57Fo

長月「くそっ、さっそく睦月がやられたか」

菊月「まあ一人で突撃していけばああもなるか」

長月「全く、だから集団で行動した方がいいといったのに」

菊月「とにかく私たちも気を付けないと、集団で行動してる分目立つしな」

皐月「僕たちの場合髪の色でも目立つけどね」

長月「それを言うな。私達だって好きでこの色になったわけじゃないんだから」

菊月「おい、いくら遊びとはいえ向こうチームにバレるぞ。少しは隠れる努力をしないと…」

皐月「…いや、その必要はないみたいだよ」

長月「はぁ、なんでそんなことが」クルッ



涼風「まあつまりこういう事さね」ガチャッ
512 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:16:35.88 ID:M1bjm57Fo

長月「…成程な、確かにこれじゃあ用心しても無駄か」

菊月「それにしてもなんで先に撃たなかったんだ?」

涼風「いやー、皐月ちゃんにはばれてたし、それに」

江風「集団には集団で、だろ」

海風「流石に皆さん相手だと涼風さん一人だと荷が重いと思いますし」

皐月「なるほどー、みんなが来るのを待ってたわけね」

江風「くらえっ、五月雨姉貴の敵!!」バシュッ

海風「これも勝負ですのでお覚悟を」バシュー!!

長月「ふん、ただでくたばってたまるか!!」ヒョイッ

皐月「へへっ、どうせやられるならみんな巻き込んでやるんだから」ガチャッ

菊月「菊月…参る!!」バババッ!!
513 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:22:02.51 ID:M1bjm57Fo

望月「いやぁ〜なんだか向こうは白熱してますなぁ」

三日月「何をのんびりしてるの!そんなんだといい的になっちゃいますよ」

神風「…!!見つけました、とぉっ!!」ピューッ!!

三日月「ほら、見つかっちゃった!」

望月「大丈夫だよ〜結局のところ当たらなきゃいいんだし」ヒョーイ

神風「外した!?ならもう一度」ガチャッ

望月「それにさ」

如月「神風さん。ちょっといいですか」トントン

神風「!?」グルッ

如月「隙あり、です」ピュッ

神風「くっ!?ふ、不覚」ビチャッ!!

望月「勝負事にはおとりの役目も必要だと思うよー」
514 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:26:41.31 ID:M1bjm57Fo

三日月「全く。作戦ならそうと先に言ってください!!」

望月「あー、ごめんごめん。でごめんついでにいう事があるんだけど」

三日月「ん、まだ何か?」

望月「いやー、もう少し粘れると思ったんだけどさ」

三日月「?つまりどういう事n」

如月「きゃあっ」ビチャッ

春雨「も、もらいました!!」

村雨「ふふ、悪いけど同じ作戦は二度は通用しないわよ」ガチャッ

望月「………とまあ、いつの間にか囲まれちゃったって事かな」

三日月「       」
515 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:33:13.34 ID:M1bjm57Fo

夕立「そこっ!?」ピュッ!!

文月「ぶっぶ〜はっずれぇ〜」ヒョーイ

夕立「もうっ、ちょこまかと動きすぎっぽい!!」

時雨「援護するよ、夕立」ピュピュッ

夕立「お願い!!」ピューッ!!

文月「踏み込みが足りん!!なんてね〜」ヒョイヒョイッ

時雨「参ったね…僕たちの連携をああも簡単に抜けられるなんて」

文月「あはは、鬼さんこちらぁ〜それっ」ピュッ!

時雨「おっと!?」ヒョコッ!

夕立「もう、一体全体どうなってるの!!」

時雨「よけるし隙があればこっちを狙ってくるし、いや、すごいね文月ちゃん」

文月「褒めてくれるの?ありがと〜」

夕立「もうこうなったら夕立も本気出しちゃうんだからね!!」ゴォォッ!!

時雨「ああっ、仕方ないなぁもう」ゴォッ!!
516 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:37:06.82 ID:M1bjm57Fo

春雨「ゆ、夕立姉さんが苦戦してる!?」

村雨「あー、あのトリッキーな立ち回りなら無理もないわよ」

白露「それにしても遊びとはいえあの二人を本気にさせるなんて文月ちゃんすごいね」

卯月「いや、あれは正直卯月たちもおどろいてるぴょん」

弥生「……うん」

村雨「まああの三人は置いといて、残ってるのは私達だけみたいよ」カチャッ

春雨「そっちは二人、こっちは三人。そして卯月さんたちを囲んでいる状況です」

弥生「…まあ、私達はただ逃げ回ってただけだし」

卯月「それは言わなくてもいいぴょん」
517 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:42:49.42 ID:M1bjm57Fo

村雨「さぁさぁ、どうする。降参する?」

卯月「降参?いや、うーちゃんたちはこの状況から逆転してみせるぴょん!!」

春雨「この囲まれてる状況でですか?」

卯月「ふふふ、こういう時のための秘策があるんだぴょん」

村雨「秘策?」

弥生「…え、弥生、それ聞いてないけど」

卯月「秘策とはピンチの時に初めて教えるもんなんだぴょん」

白露「秘策ねぇ、まあ、どんなもんか知らないけど」ガチャッ

白露「だったらそれを使われる前に倒しちゃうんだから」ピューッ!!

春雨「は、はいっ、私も」ピューッ!!

村雨「ま、用心に越したことはないからね」ピュッ!!
518 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:46:46.86 ID:M1bjm57Fo

卯月「!!ここだぴょん!!必殺」

弥生「えっ!?」ガシッ

卯月「弥生バリアー!!!」

白露「なっ、そんなんあり!?」

弥生「      」ビチャビチャビチャー

春雨「や、弥生さん!!」

卯月「ふっ、隙ありだぴょん」ピュピュピューッ

白露「きゃっ!!」ビシャッ

春雨「ふえっ!!」ビチャッ!

村雨「ああっ!!」ビチャッ!!



春雨「そこまでです!勝者、睦月型チーム!!」
519 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:53:59.99 ID:M1bjm57Fo

文月「うーん、楽しかったね〜」

夕立「うぅぅ、悔しいよぉ〜」

時雨「まさか最後はこっちに突撃しながら撃ってくるとは思わなかったよ」

文月「けど夕立ちゃんのが当たったからおあいこだね〜」

時雨「いや、文月ちゃんに当たったと同時に文月ちゃんが撃ったのが僕たち二人に当たったんだけど」

文月「え〜、偶然だよ〜」

春雨「偶然…なんでしょうか」

村雨「さぁ、どうかしらね?」

睦月「それにしても驚いたね。まさか最後に卯月が残るなんて」

如月「…まあ、確かに驚いたけど、それ以上に」

卯月「…ふぅ、戦いの後はいつも虚しいもんだぴょん」トントン

卯月「ん、弥生どうしたんだp」クルッ
520 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 01:59:43.41 ID:M1bjm57Fo

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11111052



弥生「……… 卯 月 ?」 



卯月「             」
521 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 02:02:33.01 ID:M1bjm57Fo

卯月「…あ、も、もしかして怒ってる、ぴょん?」

弥生「……ねぇ、なんで事前に伝えてくれなかったの?」

卯月「い、いやほら伝えちゃうと、そのー、驚きもなくなるしバレちゃうかもと思って」

弥生「…そう」

卯月「ま、まぁ弥生のおかげで勝てたようなものだしできれば許してほしいなー、なんて」ニコッ

弥生「…… で、 何 か い う 事 は ? 」ゴゴゴゴゴ…

卯月「ご、ご、ごめんなさーい!!」ドゲザー!

望月「あーあ、ありゃ大変だ」

江風「なぁ、表情からだとあんまよくわかんないけどあれどれぐらい怒ってるんだ?」

長月「例えるなら神通さんのマジ切れの一段下ぐらいかな?」

五月雨「それってとっても危なくないですか!?」

皐月「ま、まあ大丈夫だと思うよ…たぶん」
522 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/15(木) 02:06:59.28 ID:M1bjm57Fo

神風「…うぅ、まさか後ろを取られるなんて…」

春風「お疲れ様です神風お姉さま」

神風「春風、ありがとう。けど、ね…」

春風「はい、とても面白い試合でしたね。特にお姉様が後ろを取られて驚いているところとかは特に」

神風「ぐふぉっ!?」

春風「まあ油断はだれにでもあることですし次に生かしましょうか」

神風「はぁ、そうね」

春風「それにしても、普段見ることができない姿が見れて春風とっても面白かったです」

神風「あ、貴方ねぇ…」

春風「ふふっ、冗談です。とても素敵でしたよ」

神風「…こ、今度はあんな不覚はとらないんだから!!」
523 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/15(木) 02:08:20.71 ID:M1bjm57Fo
今日はここまでです
それと修正箇所が一つ、前回のウォータースライダー部分なんですが、正しくはボートスライダーです
ウォータースライダーはまた後日やります
それでは、また
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/15(木) 09:43:13.60 ID:bFd02CVSO
乙です
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/15(木) 09:51:40.11 ID:ESVOaDTgo
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/15(木) 09:56:34.94 ID:3tuWui32o
乙です。
良かった食い込まない水着はいなかったんだね…
527 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 00:52:46.73 ID:IX6c7dOdo

朝潮「さて、それでは次は私たちの番ですか」

夕雲「ええ、お互い頑張りましょうか」

朝潮「はい、私たちも全力で行かせていただきます!!」

夕雲「ふふふ、こちらも負けませんよ」ニコッ

満潮「全く、朝潮ったらこんなゲームなんかになに本気になってるのよ」

霞「ま、朝潮らしいといえばらしいけど」

荒潮「そこが可愛いのよね〜ふふふっ」

大潮「けどさ、さっきの勝負結構見ごたえあったよね」

霰「…うん、すごく面白かった」

528 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 00:57:16.48 ID:IX6c7dOdo

朝雲「そうね、水鉄砲だったけどみんな真剣にやってると面白いものね」

山雲「そうですね〜最後の卯月ちゃんのあれはとても勉強になりました〜」

朝雲「いや、だからと言って同じことを私でやらないでよ」

山雲「大丈夫です〜むしろやるとしたら山雲に盾になりますので〜」

朝雲「ちょっとやめてよそんな宣言」

霰「……だけど、勝つためには何でもやる、というのも勝負では大切…」

満潮「はぁ、全くみんな浮かれちゃってるんだから」

朝霜「そうそう、どうせ実力の上じゃアタシ達に勝ち目ないんだからそこまで真剣にやることはねーよなぁ」

霞「……はぁ!?」ピクッ
529 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 00:59:23.49 ID:IX6c7dOdo

霞「ちょっと、今言ったこと訂正しなさいよ」

早霜「…別に、ただ正直な感想を言っただけよ…」

満潮「へぇ〜、それはそれはずいぶん聞き捨てならないことを言ってくれるじゃないの」

清霜「大丈夫!勝つのはこっちだからね」

霞「……上等じゃない」

満潮「その自信、絶対にへし折ってやるわ!!!」

朝霜「おーおー、怖い怖い」

巻雲「もうっ、あそこまでいう事ないのにー!!」

風雲「いや、確かにちょっと本気にしてくるとは言ったけど、あれは言い過ぎじゃない?」
530 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:03:06.79 ID:IX6c7dOdo

高波「ど、どうしましょう。このままだと喧嘩になっちゃう…かも!?」

長波「いや、そこんとこは大丈夫だろ。ほら、ほかの皆を見てみろよ」

高波「他のみなさん、ですか?」チラッ

他の朝潮型「「「「…………」」」」ニコニコニコニコ

沖波「わ、笑って…ますね」

長波「まー、みんなあれが本気じゃないってことがわかってんだろ。そりゃあ多少はカチンときてるかもしれないけどさ」

風雲「…で、あの挑発をまともに受けたのがあの二人、と」

沖波「根が純粋という事でしょうか」

巻雲「とうより単純b」

夕雲「はい巻雲さん。いくら何でもそれ以上言っては駄目ですよ」

巻雲「ご、ごめんなさい!夕雲姉さん」

長波「まあなんにせよ、対戦自体は楽しくなりそうだなー」
531 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:11:53.18 ID:IX6c7dOdo

シズミナサイ!!
オット、アブナイアブナイ…ッテェェ!!
バカネ、ソノサキニアルノハジゴクy
ハイハイ、アタマヲヒヤサナサイット
キャァッ!!チョ、フイウチハヒキョウジャナイノ!!
イヤー、コレモセンリャクヨ



陽炎「いや〜みんな思いっきりたのしんでますねぇ〜」

不知火「何を年寄りくさいことを言っているんですか」

親潮「しかし、なんというか、白熱した試合ですね…」

初風「白熱してるというよりはなんか鬼気迫るものを感じるんだけど。特に霞たちあたりから」

532 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:16:25.04 ID:IX6c7dOdo

親潮「そう言われてみれば確かにそうですね…何かあったんでしょうか?」

黒潮「まぁ、あの二人の表情を見れば大体わかるけどなぁ」

陽炎「おおかた誰かしらに煽られて頭に血が上ってるんでしょ。まったく単純なんだから」

不知火「それ、向こうも陽炎には言われたくないっていうでしょうね」

陽炎「ちょっと、それじゃまるで私が単純みたいじゃないの!」

不知火「はて、違いましたか?」

陽炎「あんたねぇ」

初風「そういう所が単純って言われるのよ」

黒潮「まあまぁ2人とも、そうや、なんやったら今から睦月ちゃん辺りに対戦でも申し込んでこようか?」

陽炎「…いやぁ、私はこうして波打ち際でパシャパシャしてるだけで満足よ」

初風「それに他のみんなも思い思いいに楽しんでるみたいだしね」
533 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:25:23.12 ID:IX6c7dOdo

 〜 ビーチバレー 〜



秋月「それでは行きますね…それっ!!」ポーン!

舞風「よっと」パシッ

野分「嵐、お願い」トース

嵐「あいよっ、とぉぉぉっ!!」アターック!!

初月「甘いっ」ブローック!!

萩風「ああっ!!」

秋雲「へへっ、トスなら任せろー」ポーン

照月「それじゃあ…これでっ」アターック!!

嵐「野分!!レシーブ」

野分「この距離から無理言わないでって!!」パシーン!!

秋雲「いえーい!お見事」
534 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:30:04.93 ID:IX6c7dOdo

秋月「見事に決めましたね、照月」

照月「いえ、あそこで初月がとめてくれたおかげです」

初月「なに、僕はただできることをやっただけさ」

秋雲「いやー流石イケメン枠。いう事が違いますなぁ」

初月「ん、なんだそのイケメン枠とは」

嵐「秋雲、あまり混乱させるようなことを言わない方がいいぞ」

萩風「ところでみなさん、丁度区切りがいいですし少し休憩を挟みませんか?」

舞風「さんせーい」

秋月「そうですね。それでむこうで休憩しますか」

照月「それにしてもまさかビーチバレーのコートまであるとは予想外でしたね」

野分「ええ、というよりなんでプールにこんなのがあるのか本当に疑問なんだけど」
535 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:35:01.56 ID:IX6c7dOdo

萩風「温泉だけじゃなくてプールにコートまで…嬉しいことは嬉しいですが確かに謎ですね」

嵐「まっ、俺たちが気にしても仕方ねー事だろ」

舞風「そーそー、まああるなら遠慮なく使わせてもらおうよ」

秋月「それにしても秋雲さん申し訳ありません。人数の足りない関係でこっちに入ってもらってしまって」

秋雲「んー?あーいいのいいの。スケッチもあらかた終わったところだし、それに…」チラッ

萩風「それに」

秋雲「まあなんていうか、近くで実物の資料を観察するのも大事だしねー」ニヤニヤ

秋月「???」バイーン

照月「???」バイーン

初月「………言いたいことはよく分からないが邪念を感じるのは確かだな」ポイーン

野分「それ、多分当たってるわよ」
536 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:44:32.10 ID:IX6c7dOdo

阿賀野「さぁーて、十分休憩したしまた遊びにいこーか」

矢矧「お、お願い、もう少し休憩させてください…?」ハァッ

能代「あ、アタシも賛成…流石に疲れたわ」ゼェゼェ

阿賀野「えー、二人ともだらしがないな〜?ねっ、酒匂」

酒匂「阿賀野姉のいう通りだよー」

能代「な、姉さんはともかく何で酒匂までそんな元気なの…?」

酒匂「?楽しいから?」

阿賀野「だよねー」

矢矧「こ、これが天然の底力…なのかしら」

能代「そのどこから出てくるか分からないエネルギーと体力、本当にうらやましいわ…」 ハァッ
537 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/23(金) 01:53:46.61 ID:IX6c7dOdo

阿賀野「失礼しちゃうなー。ただちょっとプールを楽しんだだけなのにこんな風に言われうなんてさー」

酒匂「まったくなのです!」

矢矧「…着いた早々プールにダイビングして競争を始めたと思ったら今度はウォータースライダーに突撃」

能代「一回やったらもう一回と最終的には五回も繰り返してさらに全員で強制的にボートスライダーを三回も…あれは酔ったわ」

阿賀野「うんうん、楽しかったよね!」

酒匂「ボートのやつはくるくる回って楽しかったよねー!!」

矢矧「うっ!?あの回るのを思い出したら吐き気が…」フラッ

能代「しっかりして矢矧!矢矧がここで倒れたら私一人じゃ二人を制御できないから!」

阿賀野「さーて、じゃあ話してるうちに休憩できただろうからそろそろ行こー」

酒匂「おーーー!」

能代「いや、全然休憩出来てないんですけど!?」

矢矧「「……あぁ、休みなのに休めないって皮肉なものね」

能代「今なら子供に振り回されるお父さんの気持ちがわかる気がするわ」ハァッ
538 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/23(金) 01:55:22.73 ID:IX6c7dOdo
今日はここまでです
次回、温泉(プール編)最終回です
まあその後着替え関連でちょっとやりますが
それでは、また
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/23(金) 06:46:34.82 ID:CZI+UmIao
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/23(金) 09:32:11.20 ID:PcQPNMOSO
乙です
541 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:10:18.15 ID:cyoQrMubo

   〜波の出るプール〜


島風「もおー、天龍おっそーい!!もっと早く漕げないのー!!!」バンバンバンバン

天龍「うるせー、これでも必死なんだよ!!」ギコギコ

天津風「ちょっと島風、無理なこと言わないの」

時津風「そーそー、それにあんまり無理いっちゃうと船が転覆しちゃうよー」

雪風「大丈夫です!!そんなことは雪風が絶対にさせません!!」

天津風「いや、雪風の意思でどうこうできる問題じゃないからね」

天龍「ったく、監視、じゃなかった。のんびりしてたと思ったらまさかボートを漕げなんて頼まれるなんてなぁ」ハァッ

天津風「いえ、本当に無理なこと言って申し訳ございません」ペコリ

天龍「…まっ、退屈してたのは事実だし別に構わねーけどよ」
542 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:13:21.02 ID:cyoQrMubo

龍田「天龍ちゃ〜ん、そっちはどう〜?」ギコギコ

雪風「あっ、龍田さんだちです」

浦風「いやぁ、プールでボートに揺られるとは不思議な気持ちじゃのぅ」

磯風」「しかし普通に泳ぐのとは違いこれはこれで面白いな」

谷風「だねー、そんでこの時々来る波がまたスリルがあっていいわ」ユラッ

浜風「それにしても龍田さん。本当にありがとうございます」

龍田「ふふふ、別にいいわよ〜。みんなが楽しんでくれればそれで」

谷風「よー、島風、そっちの具合はどうでぃ?」

島風「楽しいけど遅いのが残念なのー」

浦風「いや、手漕ぎのゴムボートにそこまで求めるのも酷な話じゃろうて」

天龍「ったく、文句だけしっかりと言うんだからな」
543 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:17:28.55 ID:cyoQrMubo

ザワッ…

雪風「あっ、天龍さん大変です!!」

天龍「ん、どしたー?」

雪風「大きな波がこっちに向かってきてます!!避けないと危ないですよ」

天龍「大げさだな、まあそりゃあ波の出るプールなら多少大波ぐらいくるだr」クルッ


ザバァァァァァァアアアアア!!!


天龍「      」

天津風「なっ、何あれ!?」

島風「うわー、おっきぃー」

時津風「本当だ、あれぐらいの波だと波乗りとかもできるかなー?」

天津風「ってなんであんたたちそんなのんきな反応してんのよ!!」
544 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:20:54.64 ID:cyoQrMubo

龍田「あら、大変ね〜、どうしようかしら?」

磯風「まあ焦っても仕方ないな」

谷風「ってなに落ち着いてるのさ!!早く避難しないと」

浜風「落ち着いて下さい。谷風。冷静に状況を考えましょう」

浦風「そうそう、どういう原理でできたか知らんがあの大波を今から避けるのは無理な話じゃ」

谷風「そ、それじゃあどうするのさ」

磯風「なに、こういう時のために水泳の授業があったんだろ」

谷風「……え、それってまさか」

龍田「はい、それじゃあみんな、波に呑まれても溺れないように気を付けてね〜」

3人「「「はーい」」」

谷風「って転覆するの前提かーい!!」
545 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:24:35.20 ID:cyoQrMubo

ザッバァァァァァァン!!!



天龍「………」プカプカ

天津風「………」プカプカ

天龍「………えーと、悪い、今、いったい何があったんだ、誰かわかるか?」

時津風「えーっと、確か大波が来た時になにかこう…不思議な力で波の上にボートが乗り上げてそのまま流されたような感じ…かなぁ」

雪風「まあなんにしても転覆しなくて良かったですね!!」

天龍「いや、おかしいだろ!普通あんな大波が来たら飲み込まれるようなもんだろうが」

天津風「なんていうか…不思議な力が起こったのとしか言えないですね」

島風「けどあのグイーって引っ張られるような感覚が楽しかったねー」

雪風「はいっ、できるならもう一度やってみたいです」

天龍「あんなんもうお断りだ!!」
546 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:32:47.39 ID:cyoQrMubo

龍田「…ふぅ、みんな〜大丈夫?」ザバァッ

谷風「は、ハハハ、ひどい目にあったぜぇ」

磯風「いや、まさかこんな形で水泳を試すとは思ってもいなかったな」

浦風「そうじゃねぇ〜、ん、浜風はどうしたんじゃ?」

谷風「おっ、あっちにいるぞ、おーい!!」

浜風「!!…///」プイッ

浦風「ん、なんじゃ?こっちを向かんとそっぽ向こうでうずくまっておるが」

龍田「…あっ、もしかして水着がはだけたのかしら〜?」

谷風「ん、これって…」ムンズ

磯風「それ、浜風の水着だな」
547 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:38:20.90 ID:cyoQrMubo

谷風「にしてもこれサイズ大きいな、なにカップぐらいあるんだか」ビローン

磯風「さあな、あとで浜風に直接聞いたらどうだ?」

谷風「いや、それはそれでなんだかダメージを受けそうなんで、ちょっと」

浦風「こらこら、谷風もそんな見てないで早く浜風に渡してきてあげんと」

浜風「!!そ、それ、こっちに返してくださいっ!!」ダダッ

浦風「あかん!浜風焦って胸元もろだしじゃぞ!!」

浜風「!!きゃっ///!」ガバッ

龍田「浜風ちゃん、今届けに行くからそこで待っててね〜」

谷風「しかし、波が着て水着が取れるなんてまるで漫画のお約束みたいだな」

548 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:41:25.90 ID:cyoQrMubo

〜  ジャグジー  〜


鈴谷「いやぁ〜遊んだあとはこういうリラックスできるのが本当にありがたいねぇ〜」ゴボボボ

熊野「言動がおじさん臭いですよ、鈴谷」

鈴谷「いや、だってさあっちこっち試したくなるもんじゃん。ねぇ」

最上「そうだねー、しっかし、駆逐艦のみんなも元気だね」

三隈「そうですね、まあ、今の状況を考えればはしゃぐ気持ちも分からなくはないですが」

熊野「…ですわね。現状、戦況が好転する目途は今だ経っていませんし」

最上「今この時にも深海棲艦の襲撃が来てもおかしくないもんね」

三隈「…いつの日か本当に何も憂いなく楽しめる時間が来ればいいんですけどね」

鈴谷「はいはい、三人とも暗ーい話題はそれまで!!そんな話をしてたって全然楽しくないから、ねっ?」
549 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:45:20.27 ID:cyoQrMubo

最上「うーん、まさか鈴谷にこんな風に諭されるなんて思いもしなかったかな」

三隈「ただここは鈴谷の言う通りですね」

熊野「そうですわね、確かに私たちが少し考えすぎていましたか」

鈴谷「ちょっと、それじゃあまるで鈴谷が何にも考えていないみたいじゃんか!!」

熊野「みたい、じゃなくてそうなのでは」

鈴谷「んなわけないでしょ!!」

三隈「まぁ、鈴谷のその前向きなところは私たちも見習わないといけませんね」

鈴谷「むー、褒められてるのかもしれないけどちっともうれしくなーい」

最上「まぁまぁ、鈴谷も機嫌直してよ、ねっ?」
550 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:47:47.33 ID:cyoQrMubo

龍驤「いやー、しっかし下にもこんなんがあって助かったわ」ゴボボボボ

大鳳「そうですね。いえ、上のお風呂も気になるんですけど」

瑞鳳「……正直、あの集団の中で入れる気がしないよね」ハァッ

龍驤「…はぁ、せめてもう少しサイズがあったらなぁ」

鳳翔「みなさん気にしすぎですよ。他の皆さんがその…サイズを比べることなんてありませんって」

瑞鳳「鳳翔さん、それは分かってるんですよ」

鳳翔「でしたら何故?」

大鳳「……まあ、行ってしまえば私たちのエゴみたいなもんですね」

龍驤「どーしてもあの胸に囲まれて入る勇気がないっていうウチラの思い込みなんや。分かってるんやけどなぁ」

瑞鳳「悲しいよね。本当に」グスッ

鳳翔「そ、そんな泣かなくても」
551 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:53:30.82 ID:cyoQrMubo

龍驤「…あぁ、すまんなぁ鳳翔さん、せっかくの休みにウチラの愚痴に付き合わせてもうて」

鳳翔「いえ、私は別に構いませんよ」クォラァァァァァ!!

大鳳「……?あの声は…あきつ丸さん?」ヒィィィィッ!!

瑞鳳「と瑞穂さんたち?」

瑞穂「あ、秋津洲さん、そろそろ諦めましょうよ…」ハァハァ

秋津洲「駄目!!諦めたらそこで試合終了かも!!」

あきつ丸「くぉらぁぁぁぁ!!いい加減に止まらんかぁぁぁぁ!!」ドドドドドド!!

秋津洲「そのハリセンを下げてくれたら止まるかもぉぉぉ!!」

あきつ丸「だったら諦めてそこになおれぇぇぇぇぇ!!」

秋津洲「うぅぅ、あきつんしつこすぎぃぃぃぃ!?」



龍驤「……なにやってるんやあいつら?」

鳳翔「…さ、さぁ」
552 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 01:56:04.83 ID:cyoQrMubo

瑞穂「あ、秋津洲さん、わ、私もう…」グラッ

秋津洲「!!だめかも!!それじゃああきつんの餌食になっちゃうかも!!」

瑞穂「…ご、ごめんなさい」バタッ!

秋津洲「瑞穂ちゃぁぁぁぁん!!!」

秋津洲「うぅぅ、瑞穂ちゃん…その犠牲は忘れないかm」

あきつ丸「だからまたんかぁぁぁぁ!!」ドドドドドド!!!

秋津洲「えぇぇぇぇ、瑞穂ちゃんが生贄になったのになんでまだ追っかけてくるのぉぉぉぉ」

あきつ丸「元々狙いはお前だけじゃぁぁぁぁぁぁ!!」

秋津洲「そんなぁぁぁぁぁぁ!!!??」

553 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:00:55.31 ID:cyoQrMubo

瑞穂「ハァ、も、もう無理…」

鳳翔「み、瑞穂さん、しっかりしてください!!」

瑞穂「ほ、鳳翔さん…ありがとうございます」

瑞鳳「はいお水!!これ飲んで少し落ち着いて」

瑞穂「す、すいません…何から何まで…ふぅっ」ゴクゴク

大鳳「まだ無理はしない方がいいですよ、あれだけ全力で走ってたわけですから」

龍驤「にしてもあきつ丸、めっちゃ顔を真っ赤にして秋津洲を追っかけてったな。一体何があったんや?」

瑞穂「じ、実は…かくかくしかじかでして」

瑞鳳「これこれうまうまという訳なんだ」

龍驤「ってあいつら子供かいな!!」

大鳳「…まああきつ丸さんの性格を考えるとあそこまで血相を変えて怒る理由も分かりますね」

鳳翔「けど、それでしたら急いであの二人を止めたほうがいいのでは」

大鳳「大丈夫じゃないですか、向こうは行き止まりみたいなもんですから自然と止まると思いますよ」

瑞鳳「ああ、確かにそうだね。あっちにあるのは…」
554 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:03:07.92 ID:cyoQrMubo

〜 ウォータースライダー 〜


深雪「い、いいか。絶対にアタシが滑り終わるまで近づくなよ!!」ウガーッ!!

雷「大丈夫よ、ちゃーんと見張っててあげるから」

電「むぅ、それにしてもあそこまで言われるとなんだか頭にくるのです」

叢雲「いや、あんたたちの場合は因縁がありすぎるからでしょ」

吹雪「まぁタイミングが重なっちゃったのが悪かったのかな」

白雪「ですかね…それで、あちらで固まってる暁さんはどうしたんですか?」

響「ああ、元はといえばあっちのグルグル回る上級スライダーの方にに暁が挑戦してみたいっていう訳でここに来たんだけど」

暁「……………」ゴクッ

響「思った以上に怖そうで委縮してるみたいなんだ」
555 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:07:54.35 ID:cyoQrMubo

暁「べ、別に怖がってないわよ!!ただ…そう、今は気持ちを落ち着かせてるの!!」

雷「と言いつつかれこれ三分以上経ってるけどね」

響「気持ちを落ち着かせるのにはちょっと長すぎないかい?」

暁「し、仕方ないでしょ!気持ちが落ち着かないんだから!」

初雪「……まぁ、私は気にしないけどね。のんびりするのも好きだし」

磯波「とはいえこのまま私たちがここで待機してるだけなのも他の方に迷惑が掛かりますよね」

叢雲「そうね、じゃあとっとと滑っちゃいましょうか」

吹雪「だね…うん?」



秋津洲「あ、あわわわわ…」

あきつ丸「ふふふ、袋小路とは、いよいよ年貢の納め時というやつでありますなぁ」ニヤァ
556 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:11:53.15 ID:cyoQrMubo

磯波「あきつ丸さんと秋津洲さん、いったいどうしたんですか」

秋津洲「あ、磯波ちゃん!!お願いだから秋津洲を助けてほしいかも!!」

白雪「…というより状況が飲みこめないんですけど一体何があったんですか?」

秋津洲「えーと、話せば長くなるんだけd」

あきつ丸「隙ありぃぃぃいい!!!」ブォォン!!

秋津洲「うわっと!?」ヒョイッ

初雪「うわぁ…とりあえず面倒そうなのは確実みたいだね」

吹雪「あ、あきつ丸さん、とりあえず落ち着いてください」

あきつ丸「いえいえ、自分はとぉっても落ち着いていますよ。そう、やぁっと獲物を前にしたんですから…」ニコニコ

叢雲「全然落ち着いてないじゃないの!!」
557 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:16:53.73 ID:cyoQrMubo

秋津洲「あ、あきつん、謝るからどうか暴れないでほしいかも、ねっ?」

あきつ丸「もう遅いわぁぁぁ!!」ブォォォォオン!!

秋津洲「なんとぉぉぉぉぉ!!」ヒラッ!!

秋津洲「秋津洲流回避術、舐めないでほしいかも…あれっ」グラッ

磯波「きゃっ!?」ドンッ

叢雲「ちょ、こっちに倒れられてm」グラッ

吹雪「うわぁっ!!」ドシーン!!

雷「ちょ、こっちに来たら…ああっ」グイッ

深雪「よーし、それじゃあちょっとすべr」

電「ど、どいてくださーいぃぃぃ!!」グォォォォォ!!

深雪「…ってなんで電がこっちに倒れてくるんだぁぁぁぁぁ!!!???」

電「不可抗力なのですうぅぅぅぅぅぅ!!」ドッシィィィィン!!
558 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:19:23.89 ID:cyoQrMubo

暁「ちょ、い、いったい何があったの!?」

響「…なんというか、秋津洲さんが避けた影響で将棋倒しみたいになって結果的に深雪と電が同じスライダーで滑る羽目になった…って感じかな?」

暁「なんなのよそれ!?」

響「いや、私に聞かれても正直何が何やら」

暁「と、とにかく皆を助けないと」

響「そうだね、とりあえず磯波さんたちを起こしt」

秋津洲「こうなったら最後の手段!?」

響「えっ?」ガシッ

暁「ちょ」ガシッ

あきつ丸「むむっ!!まさか!!!」

秋津洲「あばよぉ〜あきつん〜かもぉぉぉぉ〜」ズザァァァァッ!!

暁「ってなんで私たちも巻き込まれるのぉぉぉぉ!!???」

響「…あえていうなら、通り道にいたから、かな」

暁「そんな冷静な判断はいらないのぉぉぉぉ!!!」ウワァァァン!!
559 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:23:55.66 ID:cyoQrMubo

あきつ丸「不覚!!まさか袋小路かと思ったら滑って逃げるという奇策を使うとは、しかも人質を取るとは何たる外道!!」

あきつ丸「しかし、自分は諦めないであります!こうなったらこれを通って秋津洲の所に向かって…」トントン

あきつ丸「ん?誰でありますか?悪いですが自分はこれからあやつを追いかける任務があるので邪魔をしないでほしいでありm」クルッ

香取「………ええ、邪魔はしませんよ」ゴゴゴゴゴ

鹿島「…ただ、この状況を無視してどこかへ行くというのは、ちょっと感心しませんねぇ」ゴゴゴゴゴ

あきつ丸「か、香取殿…に、鹿島殿。いえ、これは不可抗力といいますかその…」

香取「ええ、言いたいことは後で聞きます、ですから」ニコッ

鹿島「とりあえず、今は落ち着いて今自分が何をすべきか考えましょうか…」ニコッ

あきつ丸「       」チーン
560 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:25:48.95 ID:cyoQrMubo

 〜   〜    〜


あきつ丸「……………」セイザー

秋津洲「………」セイザー

長門「お互いに悪い」キッパリ

あきつ丸「いや、しかしもとはといえば秋津洲殿が」

陸奥「そうね、原因としては秋津洲ちゃんがやった悪戯が大本の原因ね。で、そこは反省してる?」

秋津洲「も、もちろん反省してるかも」

長門「…とまあ、全面的に秋津洲が悪かったのは事実だが、その後が問題だ」

長門「いくら頭に血がのぼったからと言って周りに迷惑をかける行動は感心しないぞ、あきつ丸」

あきつ丸「くっ、そ、その通りであります…」
561 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:28:59.45 ID:cyoQrMubo

長門「まぁ不幸中の幸いというか、吹雪たちには特に目立った怪我はなくてよかったといえばよかったが…」チラッ

香取「大丈夫ですよ深雪さん、怪我も何もありませんからしっかりしてください」

深雪「うーん、電がぁ、電がぁ……」グデーッ

電「電はここにいるのです」

磯波「い、電さん。多分電さんを呼んでるわけじゃないと思いますよ」

叢雲「というよりその呼びかけだと逆効果になりそうね」

暁「うーん、グルグル、ぐるぐるぅ…」グテーッ

鹿島「……ふぅ、まあ意識自体はしっかりしてますししばらくそっとしてあげましょうか」

響「ああ、それにしてもまさか滑り終わった後泡を吹いて倒れるなんて思ってもいなかったよ」

吹雪「暁ちゃんよっぽど苦手だったんだね」

白雪「まあ勇気を出そうとしていたところに秋津洲さんに一緒に強引に滑らされればこうもなりますかね」

陸奥「……色々ダメージを受けたみたいだから、あの二人には後でしっかりと謝っといた方がいいわよ」

秋津洲「はぁーい」

あきつ丸「…了解したのであります」
562 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:32:57.66 ID:cyoQrMubo

吹雪「ま、まああきつ丸さんたちも反省してくれたみたいだし、大事にならなくて良かった…のかなぁ?」

叢雲「深雪と暁は結構なダメージを受けたけどね」

白雪「とりあえずある程度は回れましたし深雪ちゃんが回復したら一度プールから上がりますか?」

磯波「そうですね、他の施設も見てみたいですし」

初雪「賛成!!」ガバッ!!

叢雲「あんたいきなり元気になったわね」

白雪「そういえば初雪ちゃん、どこかから引き寄せられるものがあったんだっけ?」

初雪「うん、というより多分そこで引きこもるから後よろしく」

磯波「いえ、よろしくと言われましても…」

吹雪「まあ、とりあえずは深雪ちゃんの回復を待ってかないとね」
563 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:36:10.71 ID:cyoQrMubo

ブゥゥゥゥン…


吹雪「………あれっ」

白雪「?どうしたの吹雪ちゃん」

吹雪「いや、私の気のせいかもしれないんだけど今何か飛んでなかったかな?」

叢雲「…別に何も感じないけど」キョロキョロ

初雪「水しぶきか何かじゃないの?」

吹雪「うーん、そうなの、かなぁ…」

深雪「…うーん………はっ!?」ガバッ!

叢雲「あっ、ようやく正気を取り戻したみたいね」

深雪「あ、アタシは一体どうなったのさ!?無事、無事なのか」

吹雪「大丈夫だよ深雪ちゃん。電ちゃんとはぶつかったけど何事もなかったから、ねっ」

磯波「ふぅ、深雪さんも意識がはっきりしたみたいですしこれで一安心ですかね」

初雪「うん、だからすぐに移動しようそうしよう」

叢雲「アンタは少しぐらいは深雪を労わってあげなさい!」
564 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/29(木) 02:44:15.90 ID:cyoQrMubo

〜  ??? 〜


ヲ級「………ヲッ」

ル級「…以上ガ偵察機ニヨルヲ級カラノ報告ニナリマス。姫様」

戦艦棲姫「……成程、随分タノシソウナコトヲシテイルナ」ニヤッ

チ級「ソレデ、ドウイタシマスカ」

戦艦棲姫「緊急招集ダ、全部隊、ココ二集結スルヨウニ伝エロ、姫級モ全部ダ!!」

ヲ級「ヲッ!!」ダッ

ル級「ハッ!!」ダッ

チ級「ショウチシマシタ!!」ダダッ

チ級『全部隊ノ集結、コレハタダ事デハナイ…遂二決着ヲツケルカ』

戦艦棲姫「フフフ…楽シミニシテオレヨ…」
565 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/29(木) 02:45:49.07 ID:cyoQrMubo
とりあえずここまでになります
久々の投下だったためちょっと長めになってしまいました。というより感覚が空きすぎて申し訳ございません
それでは、また
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/09/29(木) 09:00:30.21 ID:OPh3sj/Po
>>564
…前回、深海棲艦側の描写レスだった気がするんだが、なぁ(汗

わるさめちゃんとほっぽちゃんのn(雷撃されました
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 09:11:42.02 ID:MwGG5JF7O
乙です。
楽しみにしておれ……誰がかな?
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 09:36:20.90 ID:/RsKYPUSO
乙です
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 14:17:53.12 ID:pEKoFo9DO
以前も深海勢が絡むのか度々話題になってたし、その辺りはまあ、ね?


さてと……
( ゚∀゚)o彡゜ケツ!ケツ!
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 16:15:51.81 ID:ShValoJFO
深海勢でるのか…勿論敵としてだよな?
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 23:16:31.56 ID:Y0OUVtRM0
>>570
いや、わかんねぇぞ?
友達の家へ遊びに行く感覚かもよ?
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/30(金) 08:36:18.72 ID:FwTA2yaSO
(温泉を)楽しみにしとりよ
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/02(日) 17:08:41.65 ID:zVS72H+eO
前回は深海勢って出てたっけ?
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/02(日) 23:35:03.26 ID:VJKGmRy4O
出てないよ、雑談で色々言われてたけど。

沖夕とか礫夕とか名乗ってくるんじゃね?とか。
575 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/10/05(水) 00:40:44.52 ID:7eSftuKeo

 〜 脱衣所 〜


利根「ふぁぁぁぁ、いい湯じゃったぁ〜」キラキラ

筑摩「そうですね、それにしてもお湯に浸かってるだけでここまで疲れだけでなく気分が高翌揚するというのが驚きです」キラキラ

利根「そうじゃな?言われてみれば不思議なものじゃな」

伊勢「あー、それについてはここの温泉になんだったか忘れたけどなんやかんや…とにかく色々な有効成分が含まれてるからだってさ」

筑摩「なんやかんやって、そんなに覚えられないぐらい多いのですか?」

伊勢「うん、なにせそれを試した時にちょっとした事件が起こったぐらいだし」

日向「ゴーヤが暴走した件だな、いや、暴走というか覚醒したみたいな感じだったか」

利根「……いまさらじゃが、この湯、本当に大丈夫なのかのう?」

伊勢「ま、まあ妖精さんたちがそのあたりは上手い事調整したって言ってたし大丈夫…なんじゃないの?」

日向「まあ副作用があったとしてもゴーヤみたいにちょっとタミフル状態にになるだけだから問題ないだろう」

筑摩「いえ、それはだいぶ問題だと思いますが」
576 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 00:43:26.00 ID:7eSftuKeo

神通「………」ムスッ

那珂「ねーねー神通ちゃん、さっきは那珂ちゃんたちもはしゃぎすぎたのは謝るからさー」

川内「そうそう、そんな難しい顔にならないでよ、ねっ」

神通「………」ムスーッ

那珂「もうっ、神通ちゃんってばー」

黒潮「あれ、お2人ともどないしたんですか?」

不知火「なにやら神通さんがだいぶ悩んでいるようですが」

那珂「あっ、ねぇねぇみんなからも何か言ってあげて!神通ちゃんさっきからずーっとこの調子で困ってるの」

川内「いやー、まああたし達がはしゃぎ過ぎて神通に迷惑をかけたのは分かってんだけどね」

陽炎「と、私たちに言われましても…ねぇ」チラッ

初風「まあいつも私たちが何かしら言われてる立場だから」

親潮「私達が何か言うなんて恐れ多いといいますか、その…」

川内「あー、ゴメンね。無理いっちゃって」
577 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 00:46:39.31 ID:7eSftuKeo

不知火「…!!」ゾクッ

黒潮「ん、どうしたんや不知火?」

不知火「い、いえ、今何か悪寒がしまして」

初風「悪寒?」

神通「………ふぅ」

那珂「あっ、やっと神通ちゃんが反応してくれたー」

神通「えっ…あっ、失礼しました。つい考え事をしていたら周りを見えなくなってしまいまして」

川内「いや、それにしても深く考えすぎでしょ!結構わたしたちも声かけたのにさ」

神通「いえ、本当に失礼しました」ペコリ
578 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 00:50:39.73 ID:7eSftuKeo

親潮「それにしても神通さんがそこまで深く考え込むなんて何か気になる点でもあったんですか?」

神通「いえ、今後の訓練メニューの見直しを考えていまして」

初風「………えっ」

神通「この温泉の疲労削減の効果を考えれば今以上に体力を使う訓練をおこなえるはずです。まあ入浴時間はありますがそれを差し引いても問題ないでしょう」

陽炎「えーと、それはつまり今以上に訓練が厳しくなる…と?」

神通「厳しくはないですね。ただ、より充実した訓練になるとは思いますよ?」ニコッ

陽炎s「      」チーン

那珂「うわぁ〜、陽炎ちゃんたちが一気に死線を潜り抜けてきたみたいな表情になっちゃったよ」

川内「…神通。いくらこれがあるからとはいえそんなに無理をさせるな…なっ」ポンッ

神通「???」
579 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 00:52:43.56 ID:7eSftuKeo

天城「それにしても、お風呂の種類が本当に豊富で一日で巡るのはやはり無理ですね」

葛城「いや、そりゃそうでしょ、全部に入ってたらゆでだこになっちゃうわよ」

雲龍「……私は、今そんな気分よ///」ボーッ

葛城「って雲龍姉のぼせてるの!?」

雲龍「ちょっと温まりすぎたみたいね…けど、まだ大丈夫よ///」ボーッ

天城「いえ、万が一という事もありますしあちらで風に当たってください」

葛城「ちょっとお水持ってくるね」トテテ

雲龍「ありがとう…天城、葛城///」

葛城「それにしても雲龍姉ものぼせたならのぼせたって言ってよね」ワーワー

天城「まぁ、気持ち良すぎてついつい浸かりすぎたのかもしれませんし…あら、あちらがなにやら騒がしいですね??」ギャーギャー!
580 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 00:55:01.25 ID:7eSftuKeo

飛鷹「アンタたちは本当にもうっ」ズルズル

ザラ「全くー!!」ズルズル

千代田「手間をかけさせないでよねーーー!!!」ズルズル


隼鷹「あはは〜ごめんごめん」グテー

ポーラ「うー、せかいがぐるぐるまわってみえますー」グテー

千歳「あぁー、すずしー」バタンキュー


龍驤「なんやなんや、これは一体何の騒ぎや?」

瑞鳳「って隼鷹さんたち全身真っ赤だけどなにしたらこうなるの!?」

祥鳳「あっ、瑞鳳。いえ、実は…かくかくしかじかで」

大鳳「……えーっと、つまりまとめるとあまりにも三人がサウナ室から出てこないから見に行ってみたら三人ともこんな風になっていたと」

龍驤「…で、そうなった大本の原因は酒をうまく飲みたかったからと…しょーもなっ!!」

581 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 00:57:32.25 ID:7eSftuKeo

ポーラ「しょーもなくないですよー、おさけをおいしくのむのはぎむですー」

千歳「そーよそーよ」

隼鷹「うんうん、いいこといったぞーポーラ」

瑞鳳「ってお酒って言葉に反応した!!」

祥鳳「もう、なんなんですかね。この三人のお酒にかける執念は」

ザラ「はい、お水を持ってきてあげたからこれを飲んで少しは頭を冷やしなさい」

ポーラ「ありがとうザラねえさまー、けどポーラはもうちょっとアルコールのきいたのがほしいですー」

隼鷹「そうだねー、どうせならすいぶんをとるのもかねてビールなんかさいこうだねー」

千歳「さんせーい!」

飛鷹「アンタたちはぁねぇ…」
582 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:00:14.15 ID:7eSftuKeo

鳳翔「……みなさん」ゴゴゴゴゴ

隼鷹「!!!」ビクッ

鳳翔「これだけ私たちに心配をかけて、さらに私達を困らせることを言うようなら………」

鳳翔「… … … 怒 り ま す よ ?」ニコリ

三人「「「は、はいっ!!」」」ビシィッ!!

千代田「鳳翔さん、ありがとうございます」ペコッ

鳳翔「いえいえ、困った子がいたらちゃんと注意しないといけませんから」

龍驤「さ、さすが鳳翔さんや。あの三人を一発で黙らせるなんて…」

大鳳「まあ間違いなく鎮守府で一番怒らせてはいけない人ですからね」
583 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:03:47.31 ID:7eSftuKeo

妖精A「はーい、みんな注目してやー、今からちょっと連絡があるでー」

吹雪「あれ、妖精さんたち。どうかしたんですか?」

妖精B「いえ、渡したちの方で浴衣の方を用意させていただいたのでよろしければ着ていただけますでしょうか?」

深雪「浴衣ぁ!?」

妖精C「そう、浴衣…温泉とくれば浴衣。これはまさに定番中の定番…否定はさせない…!!」

叢雲「いや、まあ定番かもしれないけど」

妖精A「ちなみに今まで着てた制服はこっちで洗濯して後で届けるからその辺は心配戦でも大丈夫やで」

白雪「いえ、浴衣自体はありがたいのですがそこまでしてされるとなんだか申し訳ないですね」

妖精C「『気にするな!!』…と、どこかの大王も言っていたから大丈夫だ…問題ない…!!」

叢雲「ってだれよ大王って」

初雪「たぶんジュラ○星人じゃないの?」

妖精C「正解…っ! Congratulations…!」パチパチ

初雪「やった」

叢雲「いや、なんであんたはそんなくだらないクイズを即答できるのよ」
584 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:04:58.25 ID:7eSftuKeo

磯波「それにしてもこの浴衣、浴衣自体も立派ですし数もありますが一体どこで頼んだんでしょうか」

妖精B「え、私たちが作りましたが」

深雪「…はい?」

妖精A「んー、まああれやな。なんか作ろうと思ってぱぱぱってやってみたらできたみたいな感じや」

磯波「ぱぱぱってやった…ですか」

白雪「簡単に言ってますけどかなりとんでもない事やってますよね」

妖精A「まーまー、固いことは言いっこなしやで」

吹雪「え、えーと、まあ気にしてても仕方ないしさっさと着替えちゃおうか」

白雪「そ、そうですね」
585 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:08:28.36 ID:7eSftuKeo

扶桑「ふぅ、どうかしら山城?」ファサッ

山城「ね、姉さま…とてもよく似合ってます///」

長門「ほぅ、さすがに扶桑たちは着るのが早いな」

陸奥「普段の服が浴衣に近いというか、和服っぽいから慣れてるのねー」

長門「…で、こっちは」チラッ

大和「む、武蔵!!それでは胸元がはだけ過ぎよ!!もう少ししっかり着なさい!!」

武蔵「いいじゃないか。多少胸が見えていても普段と大差ないだろ?」

大和「普段は普段!だけどこれは浴衣なんですからちゃんと着て!!」

武蔵「むぅ、仕方ないな…」ガサガサ

長門「…私が言うのもなんだが、さすがにあれはないだろ…」

陸奥「確かにあっちの方が武蔵さんらしいんだけど、さすがにねぇ」
586 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:11:34.47 ID:7eSftuKeo

飛龍「せーの、よーーーっと!」ギュー!

蒼龍「ちょっ、飛龍締めすぎだって、ここまできつく締めなくても大丈夫だってー」

飛龍「いや、蒼龍の場合は少し動いただけでもそれがはみ出る可能性があるからね、ちゃーんと縛っておかないとさ」キュッ

蒼龍「それにしても締めすぎよ、コレものすごく窮屈なんだけど」

飛龍「うーん、もう少し締めたいんだけどなー」

蒼龍「これ以上やったら今度は形が崩れるわよ!」

飛龍「じゃあこんなもんでいいかー、うーむ」


瑞鶴「むむむ、なんて贅沢な…」 ギギギ

翔鶴「ほ、ほら。浴衣とか和服とかはその、スレンダーな方が似合うっていうでしょ。だから浴衣だったら瑞鶴の方が似合ってるわよ」

瑞鶴「…ゴメン、翔鶴姉。それ全然慰めになってないわ」ズーン

翔鶴「あ、あぁ…ゴメンね、瑞鶴」
587 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:13:17.94 ID:7eSftuKeo
夕雲「はいっ、高波さん。これで大丈夫ですよ」キュッ

高波「夕雲姉さん、ありがとうございます!!」

長波「いやぁ、さっすが夕雲姉。着付けから何やら完璧だわ」

清霜「本当だね。おかげで私達もばっちり着られたし」

早霜「…ただ、ちょっと、あれはねぇ」チラッ

朝霜「あー、まぁなんていうか。夕雲姉さんもあれがなければなぁ」チラ

巻雲「あのー、夕雲姉さ〜ん」

夕雲「あら、どうかしましたか巻雲さん?」

巻雲「いえ、ほかの皆はちゃんとしてるのにどうして巻雲だけ袖がダラーんとしてるんでしょうか〜?」ダラーン

夕雲「可愛いからです」キッパリ
588 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:15:06.56 ID:7eSftuKeo

巻雲「……えっと」

夕雲「可愛いからです」

夕雲「失礼、他の皆さんも可愛らしいですが巻雲さんはその中でも特にその姿が可愛いからそうさせてもらいました」

夕雲「というよりしっかりした服装の巻雲さんなんてそれはもはや巻雲さんではありません」

巻雲「いえ、巻雲は巻雲ですけd」

夕雲「いえ、違います」クワッ!

夕雲「なので不便だとは思いますが巻雲さんはそのままでいてください、いいですね」

巻雲「…は、はい…」

沖波「な、なんで巻雲姉さんが絡むとあんな風になっちゃうんでしょうか?」

風雲「…ほんと、なんでかしら」

長波「まああれか、完璧な人なんて存在しないってことなのかね」
589 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:18:59.26 ID:7eSftuKeo

秋津洲「はいっ、これで完成かも!!」キュキュッ

あきつ丸「むぅ…流石正月に着物を着こなしていただけはありますな。しっかりと結べているであります」

秋津洲「それにしても意外かも、浴衣の着方がわからなかったなんて」

あきつ丸「向こうにいたときはそんな余裕などありませんでしたからな」

秋津洲「そっか。ねぇ、あきつ丸…さん」

あきつ丸「ん?」

秋津洲「その、さっきは…調子に乗りすぎて本当にゴメン…なさい」

あきつ丸「……」

秋津洲「ただちょっと、あきつ丸…さんと遊びたくて、それで、その…悪気はなかったといえば嘘だけど、だけど私h」

あきつ丸「いいでありますよ」
590 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/05(水) 01:20:52.26 ID:7eSftuKeo

秋津洲「…へっ?」

あきつ丸「確かに自分も大人げない面もありましたしお互いに反省することにしましょう。それと…」

あきつ丸「……秋津洲殿の口からさん付けされると何やら不気味な気分になりますので、その…あきつん、呼びでいいであります」

秋津洲「ホント!!」

あきつ丸「と、とはいえどちゃんと節度を持っての対応をですn」

秋津洲「やったー、だからあきつん大好きかもー!!」ギューッ!!

あきつ丸「ちょ、いきなり飛びかかるなっ、というか少しは礼節をもって接っしろー!!」

瑞穂「…うん、とりあえずあの二人の仲直りは成功、ですかね?」

大淀「そうですね。もっとも、また秋津洲さんが何かをやらかさなければ、という前提はありますが」

明石「うんうん、正に雨降って地固まるってね」
591 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/10/05(水) 01:21:58.36 ID:7eSftuKeo
今日はここまでです
しかしながら更新間隔がだんだんと遅くなって申し訳ありません
なんとか今年中には完結…できるよう頑張ります
それでは、また
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 01:39:31.94 ID:Qcqgmbz7O
乙です。
焦らんでもいいっすよー年単位でちまちま進んでるスレもあるんだし、無理しないで落ちなければそれでいいんで。
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 02:46:59.00 ID:HA9ELlOlo
乙かも!
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 09:44:55.14 ID:Av1dVOISO
乙です
浴衣を着たってことはそろそろ一航戦の二人が本領発揮する宴会かな
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 22:09:18.31 ID:SCL+K8Ii0
その前にもっちー初雪大ハッスルだ
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 20:26:55.20 ID:ypk8iACZO
おつ
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 20:09:36.68 ID:1fZw8s7A0
提督まだかな まだかな
598 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/11(火) 23:12:21.05 ID:EoJvR5a6o

由良「…うーん、なにかしらこれ?」

夕張「ん、そんなに悩んでどしたの?」

由良「いや、髪を乾かそうと思ってドライヤーがないかと探しにきたらこんなのがあって」 ズイッ

夕張「こんなの?んー、見た感じヘルメットかな?」

由良「確かにヘルメットっぽいけどちょっと違う気がするのよ。一応洗面台にあるわけだし」

妖精B「それについては私が説明しましょう」 ササッ

由良「妖精さん?」

妖精B「これは私たちがノリで作ったヘルメット型ドライヤーになります」

由良「ドライヤーですか?」

夕張「っていうかノリって言いましたよね今」

妖精B「そこはまあ気にしない方向で」

夕張「いや、すごく不安になるんですけど」

妖精B「さて、由良さんもそうですが髪の長い方が多いですから髪を乾かすのにはどうしても時間がかかりますよね」

由良「そうですね、確かに普通のドライヤーで髪を乾かすとなると長い時間がかかりますし、それでも均一に乾かなくて苦労したり…」

妖精B「そこで、そんな悩みを解決するために私たちが開発したのがこのヘルメット型ドライヤーなのです!!」

夕張「うーん、なんだか深夜の通販番組みたいなノリになってきたぞ」

599 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/11(火) 23:20:31.87 ID:EoJvR5a6o

由良「といっても見た感じはヘルメットですけど中はどうなってるのですか」

妖精B「えーと、内部の説明はその…禁則事項でして」

夕張「なんですかその未来技術みたいなのは」

妖精B「と、とにかく!皆さんが驚くことは間違いないです!!」

夕張「強引にまとめましたね」

妖精B「まあ、百聞は一見に如かずと言いますしまずは…あっ、吹雪さーん」

吹雪「ふぇっ?どうかしましたか」

妖精B「いえ、ちょっとこっちに来ていただいていいですか」チョイチョイ

吹雪「???はい」トテトテ

夕張「って、ちょっとまさか」

吹雪「どうかしましたか?それにこのヘルメットみたいなのh」カポッ

由良「あっ」

妖精B「というわけで実験d…じゃなかった、実演者として吹雪さんに体験してもらおうと思います」

吹雪「ちょっと!いきなりなんなんですか実演者って!っていうより今実験台って言おうとしましたよね!!」

妖精B「のワの?」

吹雪「なに誤魔化そうとしてるんですか!!」

妖精B「というわけで実演を始めたいと思いマース」

吹雪「お願いですから私を無視して話しを進めないでくださーい!!」
600 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/11(火) 23:26:45.68 ID:EoJvR5a6o

吹雪「な、なんだか良く分からないですけどかぶり心地はそんなに悪くはないですね」

妖精B「はい、どんな長い髪の方でも対応できるような構造になっていますので」

吹雪「えっと、つまりこれはドライヤー、でいいんですよね?」

夕張「うん…たぶん、ね」

吹雪「な、なんでそんなに不安になるような事を言うんですか」

妖精B「さーて、それでは早速スイッチオン!!」カチッ

夕張「おおっ、ドライヤーの音だ」 ブーン

由良「へぇ〜ヘルメットの中で均一的に乾かしていくのね」

吹雪「けどこれだとちょっと時間がかかりそうな気がするんですが」ブォーン

妖精2「安心してください、そろそろ始まりますので」 ゴゴゴゴゴ

吹雪「…始まる?」サッ、ワールド!

吹雪「!!!」オラオラオラオラオラオラオラオラ!!

吹雪「ちょっ!このなかで一体何が起こってるんですか!?」ムダムダムダムダムダムダムダァ!

妖精B「そのヘルメットのなかにはマイナスイオン発生装置やその他諸々が組み込まれていまして、そのおかげで短時間で髪を美しく乾かせるんです」キングクリムゾン!

吹雪「いやいや、これ絶対装置とかそういうのじゃないですよね!!明らかにスタンド的なものを感じるんですけど!!」カテイヲスットバシ、ケッカダケガノコル!

妖精B「気のせいですよ、それにスタンドなんて非科学的なものが存在するわけないじゃないですか」クラエ、メイドインヘブン!

吹雪「それ言ったら私たち全否定な気がするんですけど!!」トキハ、カソクスル !!

由良「な、なんていうか個性的な装置ね」

夕張「いやー、だけどこれ見てる分には楽しいわ、コレ」

吹雪「やられてる身としてはこの後の仕上がりがすごく心配なんですけどこれーーー!!!」バイツァ、ダスト!!
601 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/11(火) 23:31:39.27 ID:EoJvR5a6o

〜 三分後 〜

吹雪「………」ツヤツヤ

由良「か、髪の艶とかがすごく綺麗…それにとってもさらさらね」

夕張「それよりも乾かす時間とっても早いわこれ。。いや、ちょっとというかかなーり気になるところもあるけど」

妖精B「艦娘のみなさんは人数が多いですからね、『短時間で美しい髪を』を目指してみました」

吹雪「……ものすごく釈然としないんですけど、文句のつけようがないです。コレ」サラッサラ!

妖精B「気に入ってくれましたか、それは良かったです」

深雪「うわっ、吹雪髪さらさらじゃん!すっげー」

白雪「へぇ、あのドライヤーでこんなにさらさらになったんだー。…というより吹雪ちゃん大丈夫?なにかすごく疲れてる顔してるけど」

吹雪「だ、大丈夫だよ…多分。アハハ…」

磯波「そ、それじゃあ私もやってみます」カポッ!

叢雲「まっ、物は試しにやってみましょうかね」カポッ!

夕張「…由良もやってみる?」

由良「…少し落ち着いて、勇気が出たらやってみる、かな」
602 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/11(火) 23:50:46.56 ID:EoJvR5a6o

叢雲「ちょ、ちょっと何なのよこれー!!!」ドラララララァ!

磯波「あ、あわわわわ…」ゴールド、エクスペリエンスダ!!

如月「か、髪が痛む…というよりどうなっちょうのよこれ!?」ワァナァビィィィィィィ!!

睦月「だ、大丈夫だよ如月ちゃん。睦月がついてるからってうおおおー!!」ヤッタァァアバァァァァ!!

大淀「あーーーかーーーしーーー!!」アリアリアリアリアリアリィ

明石「これは私は関与してないってーーー!!!」アリーウ"ェ、デルチ!!



矢矧「………」

能代「………」

阿賀野「うわぁ〜盛り上がってるぅ」

酒匂「なんだか楽しそうだね〜」

矢矧「いや、髪を乾かすのに盛り上がるとか普通ないわよ」

能代「けど吹雪ちゃんの仕上がりを見ると…これもあり、なのかしら?」
603 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/11(火) 23:53:52.38 ID:EoJvR5a6o

ガシャン!!

長月「ふぅ、さて、と」スッ

皐月「お先にもーらいっと!!」パシッ!!

長月「あっ、こら皐月!それは私が選んだやつだぞ」

皐月「へっへ〜、こういうのは早い者勝ちだよ!!」

長月「そんなことはどうでもいい!!とにかく返さないと私も怒るぞ!!」

菊月「なんだ長月、怒鳴るなんておまえらしくもない」

長月「いや、皐月のやつが私が狙っていたフルーツ牛乳を横取りしたんだ」

皐月「横取りなんてひどいなー、ただ自動販売機から出てきたところをさっと取っただけじゃないか」

長月「それを横取りというんだ!!」
604 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/11(火) 23:59:18.65 ID:EoJvR5a6o

菊月「全く…子供じゃあるまいしまた次を選べばいいだけだろうが」ハァッ

長月「…ま、まあ、それはそうだが」

菊月「そんなくだらない事で事で争っていたらいつか大けがをするぞ、長月」

長月「くっ、まさか菊月に諭されるとは…まあいい。確かに菊月のいう事にも一理あるし改めて並びなおしてフルーツ牛乳を手にいれt」

文月「あっ、ごめんね〜私のでフルーツ牛乳終わっちゃったみたい」

長月「………」

菊月「………」

長月「…菊月、それは?」

菊月「…フルーツ牛乳だが」

長月「よし、それなら交換しy」

菊月「しないぞ」

長月「……つ なにをしても うばいとる」

菊月「あー、もうコーヒー牛乳で我慢しろっ!!」

長月「うるさい!!私は今はフルーツ牛乳の気分なんだー!!」ウガー!!
605 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/12(水) 00:03:55.46 ID:QX3os/rmo

ギャーギャー、ワーワ!!


卯月「まったく、牛乳ぐらいで大喧嘩するなんてみーんなまだまだ子供だぴょん」ハァッ

弥生「…けど、卯月の持ってるの、フルーツ牛乳だよね。それをあの二人に渡せば喧嘩は収まるんじゃないの?」

卯月「え、えーと、喧嘩をすればそれもまた成長を助ける結果になるからうーちゃんはあえて心を鬼にしてこれを隠してるんd」サッ

弥生「長月、これ、卯月がこれあげるから喧嘩は止めなさいだって」パシッ

卯月「えっ、ちょっとまtt!!」

長月「えっ、けど…本当にいいのか?」

卯月「いやいや、うーちゃんはそんなのm」ムグッ

弥生「みんなで仲良くしてほしいから…だから喧嘩は止めて、だって…」

長月「…分かった。ありがとう。卯月」

卯月「ど、どういたしまして…だ、ぴょん…」

弥生「…うんうん、お姉さんらしいよ。卯月」ナデナデ

卯月「流石にあの状況になったらうーちゃんだって嘘ぴょんなんて言えないぴょん…それにしても弥生の意地悪…」シクシク

弥生「…さっき、盾にされたお返し…」ジトーッ

卯月「うぅ、まさか弥生にこんな形で意趣返しされるなんて…」
606 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/12(水) 00:07:59.24 ID:QX3os/rmo

アイオワ「WOW!!これがあのシネマにも出てきたビン入りミルクね!!」

マックス「正確には日本の銭湯の特色品としてだけど」

リットリオ「あの映画は私たちが見ても新鮮で面白かったです。あそこまで濃い顔の人はイタリアにもあまりいませんけど」

ローマ「それにしても日本人はよくこんなものを思いつくものよね。この形状と言い中身といい」

レーベ「けどお風呂上りにはピッタリだと思うよ」

グラーフ「そうだな、えーと、飲むのにはまずキャップを外してと」キュポッ

ビスマルク「みんなちょっと待ちなさい!!」

リットリオ「どうしたんですかビスマルクさん?」

ビスマルク「いい、この瓶入りミルクには日本で常識となっている飲み方があるらしいのよ。それを教わってきたからみんなでその飲み方で飲みましょう!!」

マックス「…なにそれ、初耳よ」

プリンツ「嘘じゃないですよ!その証拠に駆逐艦の子たちはみんな同じ飲み方をしてました」

アイオワ「なるほど、日本のレーギサホウみたいなものなのね」
607 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/12(水) 00:11:57.97 ID:QX3os/rmo

グラーフ「しかしミルク一つの飲み方にそんなのがあるのか。つくづく不思議な国だ」

レーベ「というよりそれ自体がどことなく嘘っぽい気もするんだけど気のせいかな?」

マックス「奇遇ね。私もそう思ったわ」

ローマ「…ちなみに、2人ともそれは誰から聞いたの?」

ビスマルク「漣よ!あと秋雲ね!」

グラーフ「…二人には悪いが、それ、完全にからかわれているぞ」

プリンツ「むー、そんなことありませんよ!!」

リットリオ「まぁまぁ、試すだけならいいじゃないですか。ここはビスマルクさんたちを信じてやってみましょうよ」

レーベ「…そうだね。それにあんまり否定しちゃうとすねちゃうし」

マックス「はぁ…誰が初めに言ったかは知らないけど大きい暁とはうまい事言ったものね」

ビスマルク「ん?今何か言ったかしら?」

マックス「何でもないわ。ただの独り言よ」
608 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/12(水) 00:15:59.67 ID:QX3os/rmo

ビスマルク「いい、みんなキャップは外したわね」キュポッ!!

アイオワ「オッケーよ!!」

リットリオ「こっちも大丈夫です」

プリンツ「それではまずは腰に手を当ててください」ガシッ

ローマ「…こんな感じかしら?」ガシッ

ビスマルク「そうそう、そうしたらビンを持ってるほうの小指を立てる!」クイッ!

マックス「…小指を?」

レーベ「…た、立てたけど」クイッッ!

ビスマルク「そうしたら後はビンを口に近づけて一気に飲むだけよ!!」ゴクッ

プリンツ「はいっ!!」ゴクゴク


ゴクゴクゴクゴク…


リットリオ「ふぅ〜お風呂上がりの冷えたミルクってこんなに美味しいんですね」

アイオワ「それにこの容器のおかげかしら?とてもデリシャスに感じるわ!!」

ビスマルク「どうっ、これが日本の正しいビン入り牛乳の飲み方なのよ」ドヤァッ

ローマ「…百歩譲って腰に手を当てるのは分かるわ。飲みやすいし」

グラーフ「しかし小指を立てるのはまったくわからないのだが」

プリンツ「えーと、確か赤い仮面の人がやっていたからとか秋雲さんたちは言っていましたけど」

マックス「誰よ赤い仮面の人って」
609 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/12(水) 00:17:54.91 ID:QX3os/rmo

漣「赤い仮面の人が良く分からい人はトニーたけざきのガンダム漫画を見ましょう。ガルマ相手に暴走したシャアが見れますよー」

秋雲「ただし原作のシリアスは崩壊してるしある程度の下ネタに耐えられないと辛いかもよ〜」

曙「アンタたちは間違った知識をビスマルクさんたちに教えるなっつーの!!」ポカッ!!
610 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/10/12(水) 00:19:06.56 ID:QX3os/rmo
今日はここまでです
最後にものすごくマイナーなネタを放り込んで申し訳ございません。
けどあの小指を立ててジュースを飲むシャアの姿が印象に残りすぎてつい出してしましました。

それでは、また
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/12(水) 00:32:24.00 ID:EnOQPk0wo
乙なのです。
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/12(水) 01:27:06.84 ID:kRxKfdDJO
乙です。
風呂の映画ツーと、電話や溶鉱炉の前に居る人の映画か?
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/12(水) 06:40:21.49 ID:ifl6X2+Qo
吹雪は不憫可愛い
614 :運営終了は犯罪 [sage saga]:2016/10/12(水) 07:16:23.92 ID:N8YTJFXe0
イケメン金髪王子須賀京太郎様に処女を捧げるss知の分禁止破瓜描写未だですか
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/12(水) 09:53:55.63 ID:XWOoD4iSO
乙です
イタリア 銭湯 平たい顔族


これで検索すると出る映画のことだな

616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/13(木) 21:42:09.18 ID:wwlJoa1HO
おつ
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 22:07:48.93 ID:8w2M52fEo
トニーたけざきはネタのいじり方がおかしい
そういや単行本には未収録の話し合ったような
618 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/10/18(火) 22:14:19.85 ID:qp6gO5yfo

青葉「さーて、古鷹さんたちのおかげで無事に浴衣への着替えも完了しましたし、早速行くとしますか」

加古「おー」

衣笠「ちょっと、二人だけでどこに行くつもりなの?」ガシッ

古鷹「なんだか嫌な予感がするのだけれど…」

青葉「ふっふっふっ、ずばり、今日の夕飯の独占取材です!!」

古鷹「夕飯の独占取材?」

青葉「そうです!!提督も言っていましたが今日の夕飯は間宮さんたちが腕によりをかけて作ってくれるそうじゃないですか」

衣笠「あー、まあそんなことを言ってたわね」

加古「となったらやっぱり内容が気になるのは人情でしょ、だから私たちがそのびっくりするようなちょっと取材しようかなーって思ってるわけよ」
619 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 22:19:11.58 ID:qp6gO5yfo

衣笠「なるほど、あんたたちの言いたいことは分かるわ。けどね…」

古鷹「取材なら間宮さんたちも協力してくれるとは思うけど、それならなんでカメラを置いていくのかな?」

青葉「えーっと、それは…ほら、衣笠にさっき取り上げられたのもありますが」

加古「ぶっちゃけると素早く動くのに邪魔になるからかな」

古鷹「え、取材なら素早く動く必要はないよね」

青葉「い、いえ取材は常に迅速な行動こそが肝心でしてそれでですね」

衣笠「…分かったわ。あんたたち取材だとか言いつつ夕飯のつまみ食いに行くつもりね?」

青葉「ぎくっ!?」

加古「な、何故それに気づく!?」

衣笠「いやあんたたちのその不自然な行動を見てれば嫌でも気づくわよ」
620 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 22:27:49.95 ID:qp6gO5yfo

古鷹「ねぇ、青葉。加古。つまみ食いなんて間宮さんたちに悪いからやめようよ。夕飯の楽しみにとっておこう。ねっ?」

青葉「くっ、さすが古鷹さん…はい、確かにそうだと思います。ですがっ!!」クルッ

加古「私たちにだって譲れないものがあるんだーーー!!」ダダダダダー!!

衣笠「あっ、こらーーー!!待ちなさーい!!」

青葉「一番に報告しますんでそれで勘弁してくださーい!!」

衣笠「…はぁ、あの二人は…こういう時だけ本当に素早いんだから」

古鷹「間宮さんたちを困らせないといいんだけど…」

衣笠「本当、そっちが心配よね」

赤城「すいません、今、つまみ食いという言葉が聞こえたのですが」ヌッ!

621 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 22:34:59.97 ID:qp6gO5yfo

古鷹「うわっ、赤城さん!?」

赤城「教えてください、それは私の気のせいですか?いえ、気のせいであってほしいのですが」

衣笠「いえ…実は今加古と青葉の二人が間宮さんの所につまみ食いに向かっているところでして。情けない話ですが」

赤城「な、なんて事を…」

加賀「赤城さん、さっき聞こえた内容はまさか…!!」

衣笠「加賀さんも聞こえてたんですか!?」

赤城「…青葉さんと、加古さんが向かったと…」

加賀「今から止めに行くのは…無理、ですね」

赤城「…ええ。残念ですか」

古鷹「えっ、ど、どういうことなんです?」

赤城「……まあ、あとで本人たちに聞いてみるといいと思いますよ」

加賀「もっとも、正常に話せれば、ですが」
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 22:35:23.65 ID:I103k7QA0
正々堂々と取材申込みすれば試食位は出来るだろ?

取材受けるかは置く。


つか被るタイプのドライヤーってちょっと小洒落た美容室に有るよな?

623 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 22:41:53.71 ID:qp6gO5yfo

衣笠「そう言えば赤城さんたちが間宮さんたちのところにつまみ食いに行ったっていう話は聞かないですね?お2人なら習慣化していてもおかしくないのに」

加賀「それはどういう意味かしら」ギロッ

古鷹「あっ、すいません。つい普段のイメージから想像してしまったといいますかその」

衣笠「古鷹。それフォローになってないって」

赤城「…恥ずかしい話ですが、私達も過去一度だけやろうとしたことはあります」

古鷹「…やっぱりあるんですか」

加賀「ですが、もうあんな危険なことは二度としません」ブルッ

赤城「ええ、私たちが間違っていたんです」ブルッ

衣笠「お2人がそんなに怯えるって…そんなにヤバいんですか?」

赤城「ヤバいといいますか、まさにあそこは戦場です」ガタガタ

加賀「ええ、それも地獄のような…ですね」ガタガタ
624 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 22:46:28.61 ID:qp6gO5yfo

〜 1F 厨房 〜


青葉「ふふふっ、さーて、それでは取材を開始しちゃいましょうか」

加古「まあ取材という名のつまみ食いが主な目的だけどな」

青葉「いいじゃないですか、実際に味わってみて伝えるのも記者としての使命です!!大先輩として彦○呂さんやヨネ○ケさんたちがいるじゃないですか」

加古「あの人たちは本業じゃないと思うんだけど」

青葉「もう、細かい事を気にしちゃだめですよ、とにかくレポートをですね…ん?」

加古「どうした青葉?何かあったか?」

青葉「うーん演説?ですかね、間宮さんの声だとは思うんですがこっちから聞こえるんですよ」

加古「料理前に演説?どういう事?」

青葉「ここからだとちょっと分からないですね、とりあえずもう少し近づいてみましょうか」サササッ
625 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 22:53:06.14 ID:qp6gO5yfo

※警告

この後ですが、間宮さん及び伊良湖ちゃんのキャラが崩壊っていうレベルで済まされないぐらい壊れます
というより文も多少おかしい部分もあります。 ご注意ください
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/18(火) 22:54:16.67 ID:qheZ4oDn0
ああ、あの演説か……w
627 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 22:56:14.79 ID:qp6gO5yfo


間宮「みなさん、私は料理が好きです」

間宮「みなさん、私は料理が好きです」

間宮「みなさん!私は、料理が大好きです」

間宮「和食が好きです、洋食が好きです、中華が好きです、フレンチが好きです、イタリアンが好きです、エスニック料理が好きです、麺料理が好きです、ジャンクフードが好きです、スイーツが好きです!!」

間宮「焼いて、煮て、煮詰めて、炙って、茹でて、蒸して、炒めて、煮込んで、生で、揚げて…」

間宮「この厨房で行われるありとあらゆる調理行動がだぁいすきです」

間宮「肉をカリカリになるまで焼いてその肉汁でソースを作るのが好きです」

間宮「ガチガチに筋張った肉をトロトロに煮込んだときなどは心が躍ります」

間宮「新鮮な魚を持ち味を損なわぬように捌くのが好きです」

間宮「魚を旨みをそのまま閉じ込めて蒸し焼きにして、うまくいったときなど胸がすくような気持ちになります」

間宮「たくさんの野菜をいっぺんに調理するのが好きです」

間宮「見たことのない野菜をありとあらゆる方法で調理し、それが上手く当てはまったときなどは絶頂すら覚えます」
628 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:02:09.29 ID:qp6gO5yfo

間宮「みなさん、私は修羅場のような調理を望んでします」

間宮「みなさん!私に従ってくれる給付艦のみなさん!!」

間宮「あなた達はどんなどんな調理を望みますか?」

間宮「圧倒的な調理を望みますか?」

間宮「提督の期待に答えるような調理を望みますか?」

間宮「艦娘の全員を満足させられるような調理を望みますか?」

給付艦組一同「「「「「調理!、調理!調理!」」」」」

間宮「いいでしょう、ならば大調理です」

間宮「私たちは今まさに振り下ろされる包丁そのものです」

間宮「提督、そして艦娘の皆さん達を満足させるのに普段の料理ではもはや足りません!!」



間宮「大 調 理 を ! !」


間宮「一 心 不 乱 の 大 調 理 を !!」
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 23:08:26.13 ID:onIZGbvHo
これだから日本人(ジャップ)は
そ ん な だから衰退するのだ
630 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:11:31.67 ID:qp6gO5yfo

間宮「しかし、今の状況は決していいものとは言えません」

間宮「何分急な話だったため材料の買い出し等に今の今までの時間がかかってしまいました」

間宮「私たちに残された時間は決して多くはないです」

間宮「…では質問します。時間がない分、私たちは品数を妥協すべきでしょうか?」

給付艦組一同「「「「「否っ!!」」」」」

間宮「では、手のかかる料理はやめにしますか?」

給付艦組一同「「「「「否っ!!」」」」」

間宮「その通りです。確かに時間は多くないですし、私たち自体人数は多くはないです、しかし皆さんは調理に関して言えば一騎当千の古強者だと私は信じています」

間宮「ならば、それならば不可能はないはずです!!!」

間宮「さあ、かつて彼女達を裏で支えた実力を今一度全員に知らしめてあげましょう」

間宮「調理を!!一心不乱の大調理を!!」

給付艦組一同「「「「「間宮殿!!給付艦間宮殿!!間宮総料理長殿!!」」」」」」ウォォォォォッ!!

631 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:14:41.55 ID:qp6gO5yfo

間宮「さて、みなさんの覚悟を聞かせてもらったところで改めて担当を指定します」

間宮「料理全般の指揮は私が執ります。では、伊良湖…伊良湖さんはいますか?」

伊良湖「こちらに」スッ

間宮「伊良湖さん、あなたにはデザート全般の指揮をお任せします。あなたの実力を出し切ってください」

伊良湖「分かりました。しかし、質問なのですがどんな種類のものをどれだけ用意すれば満足してもらえるでしょうか?」

間宮「伊良湖さん。根本的に違っていますね」フルフル

伊良湖「…といいますと?」

間宮「満足してもらうのではなく、満足させるのです」

間宮「量についても同様です。彼女達の食欲は大変旺盛、並みの量では満足してもらえないと考えたほうがいいでしょう」

伊良湖「…しかし、そうなると一体私はどうすれば」

間宮「簡単なことです。あなたが思いつくものを思いつくだけ作りあげればいいのです」

間宮「量、種類について一切妥協はしなくていいです、なぜならここが私たちの戦場なのですから」

伊良湖「はっ!了解しました!!」
632 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:17:22.50 ID:qp6gO5yfo

間宮「他のみなさんも肝に銘じて置いてください」

間宮「自分達は今修羅場にいると、自分の実力以上を出し切る覚悟で望むと!!いいですね」

給付艦組一同「「「「「はっ、間宮総料理長殿」」」」」

間宮「なに、難しく考えることはないですよ。手について物を刻み、目に付いたものを調理すればいいのです」

間宮「全てはこの機会を用意してくれた提督のため…」

間宮「そして、提督を慕う全ての艦娘のために」

間宮「総員、第一種戦闘配置!!」

給付艦組一同「「「「「はっ!!」」」」ザザッ!

間宮「さぁ、みなさん。『御馳走』を作りますよ」




青葉「      」

加古「      」
633 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:20:54.61 ID:qp6gO5yfo

青葉「や、ヤバいです…これは」ガタガタガタガタ

加古「な、なんつーか、触れちゃいけないものに触れちゃった…な」ガタガタガタガタ

青葉「そ、そうですね、いえ、取材はやめましょうか」

加古「そ、そうだな。うん、衣笠たちも心配してたし帰ろうか」

間宮「さて、調理開始…といきたいところですが」

伊良湖「ええ、何やらネズミが紛れ込んでいるみたいですねぇ」

給付艦組一同「「「!!!」」」ギロッ!!

2人「「ひぃっ!に、逃げないt!」」

間宮「そこですねっ!!」シュッ!!

カカカッ!!

青葉「ひぃっ、フォーク!!?」

加古「な、なんでフォークが刺さるんだよぉぉ!!」
634 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:26:31.37 ID:qp6gO5yfo

間宮「ああ、失礼しました。ネズミではなく青葉さんたちでしたか」

伊良湖「申し訳ございません。見ての通り気が立っているものでして」

加古「い、いえ、こ、こちらこそ…」

青葉「そ、それではこれd」

間宮「お詫びはします。しますが…青葉さんたちが何故ここにいたかを教えていただけないでしょうか?」

青葉「え、ええ、えええとその取材、取材でして」

間宮「成程、皆さんに今日の夕食について伝えたかったと…そういう事ですか」

加古「は、はい、イエス」

伊良湖「それにしても不思議ですねぇ。取材というのならカメラやメモなどもっていてもおかしくないはずですが」

伊良湖「…何故、お二方とも、何も持っていないのでしょうか?」
635 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:30:48.45 ID:qp6gO5yfo

加古「あー、え、えっと、そのー、コレハ、ソノ」

伊良湖「というよりも取材でしたらもう少し堂々と入ってきていただければ私達も対応できたのですが」

伊良湖「…何故、隠れるようにいたんですか?」

青葉「いえ、それは、つまり、そのー」

間宮「…申し訳ございません。誤解かもしれないので先に謝っておきますね」

間宮「……貴方たち。もしかしたら、ええ、本当に仮の話ですが」

間宮「つ ま み 食 い を、しにきたとか…そんなことはありませんよね?」ニコッ

青葉「       」

加古「       」
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 23:32:43.97 ID:+3FzcnkA0
青葉ハンバーグの加古ソース添えww
637 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:39:17.60 ID:qp6gO5yfo

間宮「…あくまで、これは個人的に思っていることではあるんですが」

間宮「私には、どうしても許せないものが2つあります」

間宮「一つは食べられることなく処分されていく料理を見ること。そしてもう一つが…」

間宮「せっかく作った料理を横から つ ま み 食 い さ れ る ことです」

間宮「もっとも、海軍にはギンバイという風習があったのでもしかしたらつまみ食いもその一環で行われてもおかしくはないでしょう」

間宮「しかし、他の誰もが許してもこの私は許しません!!」

間宮「私たちの戦場ともいえるこの調理場をいを無断で荒らすもの…そんな人たちはどうなるか、分かりますよね」

伊良湖「見敵必殺!!」

給付艦組一同「「「見敵必殺!見敵必殺!見敵必殺!」」」

間宮「…まあ、つまり、そういう事です」


青葉「       」チーン

加古「       」チーン
638 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:44:31.97 ID:qp6gO5yfo

伊良湖「…あれ、もしかしたら」

間宮「どうしましたか、伊良湖さん?」

伊良湖「いえ、お2人は提督さんの所に差し入れを持っていきたかったのではないかと思いまして」

間宮「……成程」

伊良湖「提督さんも仕事中でしょうし、頑張ってる提督さんのために差し入れをもって行きたくもなりますよね」

間宮「確かにそうですね、では、そんな提督さんに渡せる何かいいものでもありますか?」

伊良湖「それぐらいならすぐ準備できます」ガサガサ

間宮「…さて、では今準備していますのでお2人で提督の元に届けていただけます?」

青葉「あ…ああ…は」

加古「は…はい」

伊良湖「間宮さん、準備できました」スッ

間宮「ではこちらをお願いします。…ああ、それと」

青葉「ひゃいっ!!」ビクッ!

間宮「……いえ、一応言っておきますが」



間宮「 次 は な い で す よ ?」ニコリ



青葉「       」

加古「       」
639 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:47:19.68 ID:qp6gO5yfo

〜 提督執務室 〜


提督「…ふぅ、こっちの資料はこれでよしっと、で、こっちの報告書は…」カキカキ

コンコン

提督「ん、どうぞ」

青葉「失礼しますー」ガチャッ

加古「頑張ってる提督のために差し入れもってきたぜー」

提督「おお、すまないな2人とも」

青葉「いえいえ、これぐらいお安い御用ですよ。それにしても提督もさぼらず頑張っていますね」

加古「まったく、提督も真面目だねぇ。多少手を抜いてもわかりゃしないと思うんだけど」

提督「そういう事やってると後々めんどくさい事になるんだよ。もっとも、俺にできることと言ったらこれぐらいしかないからな」
640 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:52:17.10 ID:qp6gO5yfo

青葉「またまた謙遜してー。みんな提督には感謝しているんですよ?」

加古「そうそう、こういう補給とかの細かい作業を提督がやってくれてるからこそみんな安心して戦えてるんだから」

提督「当たり前だろ。決戦の時に必要なものがなくて結果的に負けました、なんて自体は避けたいからな」

加古「当たり前ねぇ、まあ、そりゃそうなんだけどさ」

青葉「その当たり前が出来なかったんですよねぇ。いや、戦力の差もありましたけど」ハァッ

提督「あっ…悪い。嫌な事を思い出させたか」

加古「いや、まぁあれも仕方ないっちゃ仕方ないんだけど」

青葉「…物資切れの恐怖は前の時に散々味わいましたからね」

加古「正直もうあんなのは御免だわ」


641 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:55:41.61 ID:qp6gO5yfo

提督「あっ、えーっと、それで、温泉はどうだった?楽しんでもらえたか?」

加古「いやぁ、なんていうかさぁ…なんだよあれ」

青葉「みんな楽しんでましたよ。ええ…ただ、あれは流石にやりすぎなんじゃないですか?」

提督「うん、俺もそう思った」

加古「はじめ入ったときはなんだこのホテルって思ったよ、いやマジで」

青葉「妖精さんたちどれだけ全力出したんですか?」

提督「知らん。むしろこっちが聞きたいぐらいだ」

加古「…で、中も中で回り切れないぐらい風呂はあるわプールまであるわ」

青葉「まだ私達も全部見てませんがまだまだ色々とあるんですよね」

提督「…ああ。俺も良く分かってないけど。まぁ、みんなが楽しんでくれてるようなら何よりだわ」
642 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/18(火) 23:58:39.02 ID:qp6gO5yfo

青葉「ところで司令官、まだお仕事の方は終わりそうにないんですか?」

提督「ようやく半分っていったところだな。夕食までには何とかなるさ」

加古「え、じゃあ提督風呂入んねーのか?せっかくあんのに」

提督「…あそこ、男湯がないんだ」

青葉「???それがどうかしましたか?」

提督「いやいや、そんなところにのこのこ入っていけるかっつーの!!」

青葉「みんな別に気にしないと思いますよ?水着も着てますし。ねー」

加古「まあ今更だよな」

提督「お前たちが気にしなくとも俺が気にするんだよ!!」

加古「ふーん、提督も変わってんな」

提督「いや、お前たちがオープン過ぎるだけだから。まぁ俺は食事の後にでもゆっくり入らせてもらうさ」

青葉「じゃあその姿を青葉が記念に」

提督「撮るんじゃないぞ」

青葉「ちぇー」
643 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/19(水) 00:00:13.48 ID:8aEyvfiMo

提督「いやぁ、それにしても甘いものの差し入れは嬉しいな。間宮さんたちに渡されたのか?」パクッ

青葉「     」ビクッ

加古「     」ビクッ

提督「…うん、美味い!!いやぁ、疲れが吹っ飛んでいくわ」モグモグ

青葉「     」

加古「     」

提督「さて、これを食べたらもうひと頑張りするか…ん、どうした二人とも」

青葉「…さい」ガタガタ

加古「…なさい」ガタガタ

提督「……青葉、加古?」

青葉「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ハイライトオフ

加古「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ハイライトオフ

提督「お、おい、2人とも、しっかりしろーーー!!!」
644 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/10/19(水) 00:01:41.48 ID:8aEyvfiMo
今日はここまでです

いやぁ、前回よりも間宮さんたちがヤバい事になっちゃいました
実際つまみ食いされたぐらいならここまで怒らないとは思います…たぶん

それでは、また
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 00:03:34.60 ID:MJwr7Zj9o
乙ー
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 00:19:03.36 ID:B915M3DG0
乙、これを省略するはずがないよなww

>実際つまみ食いされたぐらいならここまで怒らないとは思います…たぶん
それが一航戦の「つまみ食い」でも?
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 01:22:01.90 ID:CyzV4PXXO
乙です。
前は大淀か加賀辺りが持ってきたんだっけか?いや高翌雄?まぁ青葉も加古もブジデナニヨリデスネー。
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 10:33:01.62 ID:y2ulvTqdo
おつ
まぁ提督たちもイベ前はピリピリするし多少はね?
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 10:42:40.05 ID:a8lyZi8So
前回はこの演説提督が見ててそっ閉じしたんだっけか
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 18:53:50.90 ID:3SRwEIRJ0
間宮と伊良湖でこれだと鳳翔さんは…いや、考えないでおこう…
651 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:17:06.48 ID:aNqz4xexo

〜 リラクゼーションルーム 〜



ゴーヤ「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ〜」ゴウンゴウン

イク「ゴーヤ、いくら気持ちよかったとしてもその声はどうかと思うの」ゴウンゴウン

ゴーヤ「だっでごのまっざーじじぇあががらだにものすごくあっでぇ〜」ゴゴゴ

イムヤ「これ疲れが取れる前にゴーヤが色々と壊れるんじゃないの?」

イク「否定はできないの」

シオイ「けど気持ちは分かるけよ。、このマッサージチェアに座ってると体のコリがどんどんほぐれていくもん。隠れている疲れまで消えちゃいそうだよ〜」ゴウンゴウン

ろー「ねぇねぇでっち、それが終わったら他の所に行ってみようよ〜」ユサユサ

ゴーヤ「だからでっち呼ぶなし。それにゴーヤは夕飯までここでずっと癒されてるからろーちゃんは一人で行ってくるといいの」
652 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:21:47.22 ID:aNqz4xexo

ろー「むー、ろーちゃんはでっちと一緒がいいのー!!」ジタバタ

ゴーヤ「ふん、何と言われようとゴーヤは夕飯までここにいるでち」

シオイ「もう、ゴーヤも強情だな〜」

イムヤ「まあ普段散々疲れてるから気持ちは分からなくはないけどね」

ハチ「ふふっ、なんだか二人を見てると休日に出かけたい子供をなだめるお父さんを見てるみたい」

シオイ「ああ、確かにそんな感じに見えるね」

イク「正に頑固おやじなの」

ゴーヤ「勝手にゴーヤを子持ちみたいにしないでほしいんだけど」

ろー「もうっ、そんなに癒されたいのならこうするって!!」カチカチッ



マッサージ強度   弱   中   強    つ最強



ゴーヤ「ちょ、何をいじくってるでち!?」
653 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:25:40.65 ID:aNqz4xexo

シオイ「さ、最強?」

ゴーヤ「いや、なんでマッサージチェアにこんな項目が…ってぇぇぇぇえ」バキバキバキバキ

イムヤ「ちょ、骨の鳴ってる音がここまで聞こえてるんだけど!!」

ハチ「さ、さすが最強…」

ゴーヤ「いや、そんなこと納得してないでちょっと止めてぇぇぇぇぇぇ!!!」グニィィィィィィl!!

ろー「ふーんっ!」

ハチ「あら、ろーちゃんが完全に拗ねちゃったの」

イク「それにしてもこれ見てる分には面白いけれど本当に大丈夫なの?」

シオイ「ま、まぁドライヤーの例もあるし妖精さんの事だし大丈夫…じゃ、ないかな?」

イムヤ「最悪修復材もあるしね」

ゴーヤ「ちょ、聞くだけでも恐ろしい事言わないでぇぇぇぇ!!」ガガガガガガ

654 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:28:59.55 ID:aNqz4xexo

望月「ん〜、初雪。それどこまで読んだ?」ペラペラ

初雪「…もう読み終わる」ペラッ

望月「おう、じゃあ次そっち貸してくれない?」

初雪「…ん」 バサッ

望月「いやー、それにしても直観通りここは極楽だわ。暑くもなく寒くもなくマッサージも出来て漫画も読み放題でオマケに飲み物もあると。まあ全部セルフサービスだけど」

初雪「…多少の不便は仕方ない」

望月「だよねー、あと残念なのはネット環境がないって事だけど、流石にそこまでを望むのは贅沢ってもんかな」

初雪「…それがあったら私ずっとここに引きこもれる自信がある」

望月「あー、アタシも自信あるわ。その前にたぶん長月あたりに連行されるだろうけど」

初雪「……だったら、こっちに引き込めばいい」キラッ

望月「引き込む?無理無理。他のみんなが黙ってないよ。っていうかそれはそっちも同じでしょ」

初雪「………」コクッ
655 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:32:49.15 ID:aNqz4xexo

三日月「全く、いきなり姿が見えなくなったと思ったらやっぱりここに来てたんですか」ハァッ

白雪「確かに2人がここを楽しみにしてたのは分かってましたがせめて一声かけてくれほしかったんですけど」

初雪「…そこは素直にゴメン。けど、気づいたら行動に移してた」

望月「それに下手したらここに来る前にどこかに連行される可能性もあったしなー」

三日月「そんなことしないですよ」

望月「んー、だったらさっきアタシが気を失った時の事を聞きたいんだけど」

三日月「まぁ2人ともここで大人しくしてる分には問題ないですかね」

望月「いや、だから気を失ってるときの事をさ」

白雪「そうですね。それではお2人とも食事の時にはちゃんと来てくださいね」

初雪「…大丈夫。食事の時間は絶対に守る」

三日月「もっちーもお願いしますよ」

望月「いや、私の質問は無視かよ」
656 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:45:47.51 ID:aNqz4xexo

望月「全く、あの二人も大概お節介だよな。そう思わないか?」

初雪「…うん。けどああやって気にかけてくれるのは嬉しいよ」

望月「初雪もか…まぁ、アタシもだけど。本当にお節介な奴らだと思うよ。そりゃあ姉妹艦だし当然なのかもしれないけどさ。だけど…」

初雪「……だけど?」

望月「こんな奴に気を使わなくてもいいのに…って思いたくもなるんだよ。アタシなんか放って置いてくれればいいのにってね。けど、その優しさが何だか本当に嬉しくて、その…申し訳なくてさ」

初雪「………」

望月「だからこそ、こんなアタシだけどみんなを守りたいとも思うし大事にしたいって思ったり…ってナシナシ!!こんなんアタシのキャラじゃなかったわ。ってことで初雪も今のは忘れて」アワアワ

初雪「………」

つスマホ

望月「ちょっと、なんだよそのスマホ。ってまさか今の!?」

初雪「……ぶいっ」 REC

望月「ちょっ!ま、マジで消してっ!!んなもん他のみんなに見られた日には」

初雪「…残念、もう送信した」ピッ!

望月「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!?」

初雪「…まぁ、怒られることはないと思うよ?」

望月「もっとタチが悪いっつーの!!」
657 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:50:44.47 ID:aNqz4xexo

隼鷹「んー、なんか騒がしーな?」

千歳「いいじゃないの。そこまでギャーギャー言い合ってるわけじゃないんだから」

ポーラ「きっと痴話喧嘩みたいなもんですよ〜」

飛鷹「アンタたちは人の事よりも自分の体のことを心配してなさい」

千代田「そうそう」

隼鷹「ふぁ〜い」

ザラ「それでは私たちはほかの場所を散策してきますから3人共安静にしててくださいね」

千代田「く、れ、ぐ、れ、も、お酒なんて飲まないように!!」

千歳「大丈夫よ。っていうよりどれだけ信用ないのよ私達」

ポーラ「そうですよ〜私たちの事を少しは信用してください〜」

飛鷹「こういう時に普段の行動が物を言うのよ」

千代田「というよりお酒のためにあんなゆでだこになった姿を見れば信用なんてできなくなるでしょ」

ポーラ「いや〜あれはポーラ達にも想定外でした〜」
658 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:51:54.37 ID:aNqz4xexo

隼鷹「いや〜それにしても3人のおかげでだいぶ回復したわ」

千歳「本当、感謝してもしたりないわね」

飛鷹「だったら今度からはあんな無茶なことはしないでよ」

ザラ「流石に今度あんなことがあったら面倒見ませんからね!!」

ポーラ「了解で〜す」

飛鷹「はぁ…まったく」

千代田「それじゃあ私達も行きましょうか」

ザラ「そうですね、それじゃあまた食事の時に」スタスタ

ポーラ「は〜い、いってらっしゃ〜い」
659 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:54:22.39 ID:aNqz4xexo

隼鷹「……さて、鬼、もとい飛鷹たちは行ったわけだが…用意してるか?」

千歳「ふふっ、私を舐めないでよね」ガサガサ

ポーラ「流石に大瓶を隠すのは無理でしたが、小瓶なら問題ありません〜」ゴソゴソ

隼鷹「おっ、日本酒に…ポーラのは?」

ポーラ「ワインです〜これとっても美味しいんですよ〜」

千歳「で、隼鷹はないなんて事は…」

隼鷹「あると思うかい?」ササッ

ポーラ「おおっ、ウィスキーですか。いいですね〜」

隼鷹「しっかし見事に種類がバラバラだな」

千歳「いいじゃないの。どうせ小瓶だし食前酒みたいなものよ」

ポーラ「そうですよ〜それにあまり飲み過ぎるとザラ姉様たちにバレてしまいますし」

隼鷹「…だな。まっ、バレない程度にこそこそやるのもまた粋なものってね」

千歳「なーに言ってるのよ。まあ確かにそういうのも悪くないかもね」
660 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 01:56:45.85 ID:aNqz4xexo

ポーラ「それじゃあ、駆け付け3杯という事で〜さっそく飲んでいきましょ〜」

隼鷹「よーし、準備はオッケーか?」

千歳「大丈夫よ」

ポーラ「それじゃあ…そうですね、とりあえずこうしてゆでだこから回復して無事にお酒が飲めることに感謝して」




3人「「「かんぱーい!!」」」




「へぇ、乾杯、ねぇ…」

「あれだけ安静にしていてって言ったのに…」

「お〜ね〜ぇ〜?」
661 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 03:06:20.67 ID:aNqz4xexo

隼鷹「ひ、飛鷹…で、出かけたんじゃ」

飛鷹「万が一の事もあるかなって思って見に来たのよ。…まぁ、正解だったみたいね」

ザラ「それにしてもこれ、本当にどこに隠していたのかしら…ねぇ、ポーラ?」

ポーラ「あ、あのこれはその胸の谷間に…って何言わせてるんですかぁ〜ザラ姉s」

ザラ「そ う い う の い ら な い か ら」

ポーラ「あ、あ、あ…はい」

千代田「…まぁ、とりあえずこれは没収するとして」ササッ

千歳「そ、そんな!せめてこの一杯だけh」

千代田「お 姉 ?」ゴゴゴゴゴ

千歳「ひぃっ!!」
662 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/10/26(水) 03:08:34.04 ID:aNqz4xexo

飛鷹「…まぁ、そうね。とりあえず」

ザラ「ええ。色々とありますが」

千代田「まずは平和的に」



3人「「「ちょっと、お話ししましょうか…?」」」ゴゴゴゴゴ



隼鷹「     」チーン

ポーラ「     」チーン

千歳「     」チーン


ギャァァァーーー!!!
663 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/10/26(水) 03:10:23.37 ID:aNqz4xexo
今日はここまでです
途中、寝落ちしていたため時間が飛びました
ちなみに初雪の送信相手は睦月型全員だったりします

それでは、また
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 03:14:53.52 ID:i6XEuCqV0
乙!
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 04:12:37.85 ID:7cezYewro

もっちーと初雪と一緒にだらけたい
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 06:18:43.91 ID:hOFMaycgO
乙です。
睦月型全員か、水無月はいないんだっけかタイミングの関係で、少し惜しいなぁ、そして飲兵衛が増えてもしかる人も増えるから大勢に変化なしなんやね。
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 09:45:12.60 ID:hr1mnGCSO
乙です
668 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:18:20.42 ID:tQm4W3tfo

  〜 〜 〜


大和「…ねぇ武蔵、ちょっと気になったことがあるのだけど」

武蔵「何だ?といっても言いたいことは察せるが」

大和「こう、私も実際に行った事がないから適当な事はいえないけど、こういう所の遊び場的なものって、卓球台とか、よくてこじんまりしたゲームセンターみたいなものぐらいしかないと思っていたんだけど…」

武蔵「そうだな、少なくとも私もここに来るまでそう思っていた」

大和「そうよね、だけどコレって…」チラッ



〜アミューズメントパーク カンコレ!!〜なんでもあります、揃ってます!!

http://www.nicovideo.jp/watch/nm4443899?ref=search_tag_video&ss_pos=1&ss_id=5ba44408-b073-4dbd-8ebb-693853570e33



大和「どうみてもこじんまりとしてないわよね。これ」
 
武蔵「…商業施設か何かかここは?」

大和「提督は楽しめるだろうとは言ってたけど、内容も大きさも正直色々と私の想像を遥かに超えていたわ」
669 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:20:13.38 ID:tQm4W3tfo

〜 シアタールーム 〜


山雲「わぁ〜たくさん映画がありますね〜」キョロキョロ

朝雲「本当、どこのTSU○AYAよ」

朝潮「成程、ここで選んであちらのシアタールームで鑑賞するという感じなのですね」

満潮「見た感じそんなところね。それにしてもアンタたちは映画なんかでいいの?向こうも色々とあるみたいだけど」

大潮「エヘヘ、実はさっきのゲームでちょっと疲れちゃいまして少し休みたいんです」

荒潮「誰かさんが張り切っちゃったからね〜?誰かとは言わないけど」

霞「それもう言ってるようなもんでしょ!!どーせ私達のせいって事でしょ」

満潮「ちょっと、私まで巻き込まないでよ」

霞「なによ!!あんたが一番ムキになってたでしょ」

満潮「はぁ!?それはこっちのセリフよ!!」

2人「「グギギギギ…」」

霰「……どっちもどっち」ボソッ

荒潮「よねぇ〜」
670 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:25:28.22 ID:tQm4W3tfo

朝潮「2人とも、こんな所で争っていても仕方ないですよ。時間も限られていますし早く選んで鑑賞しましょうか」

満潮「ぐっ…わ、分かったわよ」

霰「…けど、何を見よう?」

朝雲「そうね、多分みんな見たいのもバラバラだろうし」

山雲「それじゃあみんなでひとつづつ選んでその中から決めましょうか〜」

大潮「賛成です!!」

荒潮「じゃあ、決まったらここに集まりましょうか〜」

霞「はぁ…まったく面倒ね」

満潮「…まぁ、どうせ朝潮とかが選んだのになるだろうし私は好きに選ばせてもらおうかしら」ガサガサ

霞「…そうね、まっ、どうせ見ないし…」ガサッ
671 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:28:09.22 ID:tQm4W3tfo

 〜 しばらくして 〜 


霞「……そうね、この事態を想定してなかった私が悪かったわ」

満潮「おおかた荒潮辺りがホラー映画を放り込んでくるだろうとは思っていたけど」

霞「まさか荒潮だけじゃなくて…」



朝潮つ デビルマン(実写版)

荒潮つ 死霊の盆踊り

大潮つ ドラゴンボールエボリューション

朝雲つ トランスモーファー

山雲つ 恐怖!!キノコ男

霰つ  メタルマン



満潮「なんで全員でネタに走ってんのよーーー!!!」
672 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:35:02.85 ID:tQm4W3tfo

霞「まず朝潮!!なにそれ!そんなものを上映して私達を悪夢に陥れたいの!?」

朝潮「いえ、荒潮になにかすごい映画がないかと聞いたらこれを渡してくれまして」

霞「そりゃあすごいでしょうね、ひどい意味でだけど!!」

荒潮「あらあら、けど私は嘘は言ってないわよ〜」

満潮「まあそりゃあそうでしょうね。で、あんたのは…もういいわ」

荒潮「あら、反応が冷たいわね〜」

満潮「元々アンタはネタを入れてくると思ってたからはじめから参考にするつもりはなかったわ」

大潮「はいっ!私のはいい映画ですよ!!なんせみんなが絶対に知ってるタイトルですから」

満潮「だったらなんでアニメ映画の方じゃなくてそっちを持ってきたのよ…」

大潮「見たことなかったからです!」

霞「一生見なくていいわよそんなもの」
673 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:38:41.56 ID:tQm4W3tfo

満潮「…で、なんでまた朝雲はそんな映画を?」

朝雲「えっ、だってこれ話題になったじゃないの。ほら、声優にアニメの人を使ったとかで」

満潮「うん、それは別のほうね。というか比べるのもおこがましい別物だけど」

山雲「私は野菜繋がりです〜。それにキノコは友達ですし〜」

霞「そのタイトルに恐怖ってついているのは気にならなかったの?」

山雲「キノコにも怖い種類がありますよ〜」

霞「で、ラストは霰だけど」

霰「…んちゃ、とうよりロボットつながりで…なんちゃって」

霞「アンタの場合はボケてるのか本気なのか分かりずらいんだけど」

満潮「全く…ロクな映画がないじゃないのよ」

霞「本当ね…はぁっ」
674 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:42:00.44 ID:tQm4W3tfo

荒潮「あらあら〜それにしてもおかしいわね〜」ニヤニヤ

山雲「そうですね〜まだ」ニコニコ

山雲「私たちは2人の映画を紹介してもらってませんよね〜」

朝潮「ふむ、確かにそうですね」

満潮「!!!」

霞「あ、あんたたちまさかそれを狙ってわざと!!」

朝雲「…ゴメンね、2人とも」

荒潮「それじゃあ2人の選んだのから見るという事で〜」

霞「い、いいわよ!!もうこうなったらドラゴンボールでも」

満潮「そ、そうね、デビルマンでも別に私はb」

大潮「はいはい、2人とも観念してくださーい」ヒョーイ
675 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:44:55.44 ID:tQm4W3tfo

霞「ああっ!!」

満潮「ちょっ」

朝潮「何々、2人の選んだのは…」


満潮つ ワンニャン時空伝

霞つ  オールスターズDX


荒潮「あら、随分可愛らしいわね〜」

霰「…なんだか意外」クスッ

満潮「…なによ、笑いたければ笑いなさいよ」

霞「…いいでしょう、私がこういうのを選んだって」

大潮「全然問題ないです!!むしろどっちも見てみたいです!!」

朝雲「まあ面白そうよね。少なくとも私たちの選んだのよりは」

山雲「それじゃあこの二つから多数決で選びましょうか〜」


ソレジャーコッチガイイヒトー、テヲアゲテー


満潮「ううっ、なにこの羞恥プレイ…」

霞「皆が選んでるのを見るだけでもものすごく辛いんだけど…」
676 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:49:25.04 ID:tQm4W3tfo

  〜  シアタールーム 別室  〜


鈴谷「いやぁ〜それにしてもまさかこんなのがあるとはねぇ〜」

三隈「あの話題作『君の名は』がここで見られるとは思いもしませんでしたわ」

最上「聞いたことはあったけど見たことはなかったんだよね。けど本当に面白いのかな?」

鈴谷「あんだけ話題になったんだしそりゃあ面白いっしょ!!私もよく内容は知らないけど」

熊野「まあ初めから内容が分かっていたら面白さも半減しますそれでいいのでは?」

鈴谷「そだねー、そういえばこの映画の監督って他の作品もあったんだね。知らなかったよ」

最上「えーっと、確か『秒速5センチメートル』とか『ほしのこえ』とかいろいろとあったよね。後で時間のある時にでも見てみようか」

熊野「そうしましょうか。けどタイトルからして内容はきっと素敵なラブロマンスみたいなものが想像できますわ」
677 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:52:05.65 ID:tQm4W3tfo

三隈「秒速5センチメートル…確か桜の花びらの落ちる速度、でしたか」

最上「へぇ〜三隈って物知りだね」

三隈「い、いえちょっとした雑学みたいなものですし。まぁ、私とモガミンみたいなラブストーリーならいいと思いますけど///」ボソッ

最上「ん?三隈なんか言った?」

三隈「な、なんでもありません!!」

鈴谷「なーにやってるんだか」

熊野「まあなんにせよ仲が良いのはいいことですわ」

鈴谷「これで内容がものすごおーく鬱になるようなないようだったら逆に笑えるんだけどね」

熊野「流石にそれはないでしょう。そんなタイトルで内容がそんなのだとしたらそれこそ誰得になってしまいますわ」

鈴谷「だよねー、んなわけないかアハハハハ」
678 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/01(火) 23:57:04.72 ID:tQm4W3tfo

あきつ丸「む、むぅ…」

瑞穂「あきつ丸さん。どうかしましたか」

あきつ丸「い、いえこういう映画、というか娯楽というものに慣れていないものでどうしていればいいか途方にくれているのでありまして」

瑞穂「大丈夫ですよ、気を楽にして見ればいいんですから」

あきつ丸「そ、そうですね…心配をおかけして申し訳ないのであります」ペコリ

瑞穂「いえ、だからそんなに謝らなくても」

秋津洲「みんなー、秋津洲がみんなのためにドリンクを持ってきたかも!!」ガチャッ

鈴谷「おっ、サンキュー!!」

三隈「秋津洲さん、ありがとうございます」

秋津洲「ふふっ、どういたしましてかも!!」
679 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:01:34.52 ID:7fejUGgco

あきつ丸「あ、ありがとう…その、秋津洲殿」

秋津洲「おおっ、あきつんから素直なお礼ってもしかしたら初めて聞いたかも」

瑞穂「秋津洲さん、あまりからかわないであげてください」

秋津洲「じょーだん、じょーだんかも」

秋津洲「…で、これが鈴谷んたちのリクエストのコーラと」カチャッ

秋津洲「くまりんこたちのリクエストの紅茶。で瑞穂ちゃんリクエストのウーロン茶と」カチャカチャ

瑞穂「ありがとうございます。ってそれは…」

秋津洲「はいっ!!あきつん専用特製謎ジュースかも」


ゴゴゴゴゴ…


あきつ丸「…なんですか、このおぞましい色をした物は?」

秋津洲「あれ、あきつん知らないの?結構流行ってるんだよ謎ジュース」

あきつ丸「そ、そうなんでありますか鈴谷殿?」
680 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:04:37.62 ID:7fejUGgco

鈴谷「あー謎ドリンクね。まぁドリンクバーとかではやったりはするかな。一度ぐらいは」

あきつ丸「そ、そうなんでありますか…」

秋津洲「ねー、嘘じゃないでしょ」

熊野「鈴谷、それは罰ゲームとかでやるものでは?」ヒソヒソ

鈴谷「いや、なんだか面白そうだし」ヒソヒソ

あきつ丸「ま、まぁそれならいただくのであります」ゴクッ

あきつ丸「って甘苦っ!?」ゲホッ!

秋津洲「甘苦く、そしていて毒々しい色彩。これを飲み合うのがトレンドなのかも」

あきつ丸「と、トレンドなら仕方ないのでありますね…」

瑞穂「秋津洲さん、バレたらまた後で怒られますよ」ヒソヒソ

秋津洲「大丈夫、今のあきつんなら許してくれるかも…多分」ヒソヒソ

最上「はい、それじゃあそろそろ上映始めるよー」

全員「「「「「「はーい」!!」」」」」」
681 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:11:26.94 ID:7fejUGgco

〜 ビリヤード 〜


金剛「オーウ!コレはまた懐かしいものがありマスネー」バンバン!

霧島「ビリヤード台ですか。そういえば英国ではビリヤードといえばかなりメジャーな遊戯でしだね」

金剛「そうデース!かの有名なシャーロックホームズも好んでいた由緒正しきスポーツなのデスヨ」

榛名「へぇー、ビリヤードってスポーツだったんですか」

金剛「イエス!!もっとも他のスポーツみたいにそこまで体は動かしていませんが。そうだ、ちょうどいいですしみんなでナインボールしませんか?」

比叡「ナインボール?というとあのロボットの?」

榛名「比叡姉様、多分そっちのイレギュラーとは関係ないかと思いますが」

霧島「えーと確かナインボールというと1から9まで順番にボールを落としていくゲーム…で良かったでしょうか?姉様」

金剛「そうデス。ビリヤードの中でもとってもポピュラーな遊び方なのですヨー」

榛名「興味はあるんですが…恥ずかしながら榛名はビリヤードの経験がないんです」

霧島「実は私も…知識としてはあるんですが」

比叡「うーん、ロボのほうなら得意なんだけどなー」
682 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:14:18.85 ID:7fejUGgco

金剛「大丈夫デス!ルール自体は複雑なものでははないですし、打ち方とかが分からなくても私がその都度教えていきマース」

霧島「成程、それなら私たちでも安心ですね」

榛名「けどいいんですか?せっかくのゲームなのに金剛姉様に負担がかかってしまうのでは…?」

金剛「ノープログレムデース!!可愛い妹達に教えるんですからむしろ楽しいデスよ」

比叡「か、可愛いだなんて、そんな…姉様、みんなの前で大胆すぎです///」

霧島「大体想像つきますけど一人で盛り上がらないでください」

金剛「まあ日本には習うより慣れろというコトワザもありますし、さっそくやっていきまショー」

榛名「はいっ!よろしくお願いします。金剛姉様!!」

比叡「比叡も!気合!入れて!いきますよー!!」

霧島「それでは姉さま、不慣れで申し訳ありませんがよろしくお願いします」

金剛「ハーイ!それじゃあレッツ、スタートデース!!」
683 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:22:36.56 ID:7fejUGgco

〜 数ゲーム後 〜


榛名「…てぇ!!」コーン!ガコッ!!

金剛「オーゥ!榛名、ナイスデース!!」パチパチ

霧島「お見事です。姉様」

榛名「そ、そんな…たまたまですよ」

金剛「ノーノー、榛名もですけどみんなとっても上手くなってマスヨー!」

霧島「ひとえに金剛姉さまの指導が上手だったおかげですよ」

金剛「いえ、私の力なんて微力ですしやっぱりみんなが優秀だからデース。そんな優秀な妹たちがいて私としてはとっても嬉しいデース!」

霧島「褒め過ぎです。やはり金剛姉さまの始動の賜物ですよ」

榛名「そうです!!やはり金剛姉さまの力があってこそです!ですよね比叡姉様」クルッ



比叡「ぐぬぬ…」 パルパルパルパル


霧島「あっ」

榛名「…比叡姉さま?」

比叡「…はっ、ええ、全部金剛お姉さまのおかげですよ!はいっ」アセアセ

金剛「えへへ、ちょっと恥ずかしいのデース///」
684 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:27:57.14 ID:7fejUGgco

比叡『ぐぬぬ、榛名ばかり褒められてなんだかとっても悔しいです』 シンコキュー

比叡『っていけないいけない。こんな嫉妬していては金剛姉さまに嫌われてしまうわ』 シンコキュー

比叡『ここはやっぱり私も金剛姉さまを驚かせるようなショットをしてみせて、それで…』シンコキュー

 〜 〜 〜


比叡『とぉっ!』コーン!ガコガコガコッ!!

金剛『ワァーオ!!こんな華麗で美しいショット、私いままで見たことがないデス!比叡、とっても凄いですヨー!?』

比叡『いえ、これも全部姉さまのおかげです。私はただ、金剛姉さまを思いながら打っただけですので…』

金剛『比叡…私はようやく今、とても大事なことに気づきまシタ』

金剛『こんな華麗なショットを打てる大切な妹の気持ちに…』

比叡『姉さま…』

http://www.nicovideo.jp/watch/nm17170805?ref=search_tag_video&ss_pos=30&ss_id=98e83aaa-8897-4ba1-bae2-b7e95cb5aee6

 〜 〜 〜

比叡「…で、その後二人は幸せなキスをして、そして…キャー!?」 バタバタ

金剛「比叡ー、次は比叡の番ですヨー?」

比叡「ひゃい!?し、失礼しましたー!?」

榛名「比叡姉さま…大丈夫でしょうか、なにか考え事をしていたみたいですが」

霧島「大丈夫です。姉様からしたらある意味平常運転ですので」
685 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:32:34.50 ID:7fejUGgco

比叡「それでは、比叡…行きます!」

比叡『落ち着いて…落ち着いて打つのよ私。そう、さっきのイメージみたいに』スゥー

比叡『イメージするのは、そう…主砲を発射するときみたに!!』キッ!!

比叡「…てぇぇぇぇい!!」バコォッ!

比叡「…ばこっ?」ヒューン

金剛「ごふぉっ!?」ゴスッ!!

比叡「ね、姉さまーーー!?」 ガコッ

榛名「な、なんていう事でしょう」

榛名「比叡姉様が打ったボールが宙に舞い上がり、と思ったら金剛姉様を直撃したと思ったらそのボールがちゃんと次のボールに当たって穴に入っていったと…」

榛名「これは…一体…?」
686 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:37:04.23 ID:7fejUGgco

霧島「…ジャンプショット」

榛名「えっ知っているのですか霧島!?」

霧島「はい、ショットのとき、間に邪魔なボールがある際にあえて打球を浮かせてボールを避けるテクニックです」

霧島「とはいえテクニックの難易度的に言えばかなり高度ですし今回みたいに人に当ててそのボールを当てて入れるなんてことはまず有り得ません」

霧島「言い方を変えれば神業と言っても差し支えないかもしれません」

榛名「そんなショットを身につけていたなんて、流石比叡姉さまです!!」

霧島「まぁ、これを狙ってやったとしたら相当だと思いますけど…」チラッ

比叡「姉様、金剛姉様ーーー!!!」

霧島「…あの反応を見るに完全に不幸な偶然だと思います。まあ狙ってとしたらそれはそれで大問題ですけど」

687 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:39:55.54 ID:7fejUGgco

榛名「ってそれよりも金剛姉さまは大丈夫なんでしょうか!?」

金剛「わ、私は大丈夫デース…俗にいう、が、顔面セーフということで…」フラッ

霧島「それ全然セーフじゃないですよね!?」

比叡「しっかりしてください姉さま!!」 ユサユサ

金剛「ひ、比叡…さっきのショットは、と、とても素晴らしかったですが…」

金剛「ただ、今度は、肩の力を抜いて、も、もうすこしリラックスして打てば…いい、と」ガクッ

比叡「ね、姉さまーーー!!!」

霧島「…気絶しただけですね。それでも安静にしていた方がいいですが」

榛名「け、けど元気そうで安心しました」

霧島「…まあビリヤードのボールが顔面に当たってこの程度で済んだのは幸い…といえますかね?」

比叡「あーん!どうして私っていつもこうなるのーーー!!」ウワーン!!
688 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:45:17.01 ID:7fejUGgco

 〜 〜 〜

明石「…よしっ、これでおわりっと!!」コーン!ガコッ!!

大淀「ナイスショット!」 パチパチ

明石「いやぁ〜正直始めるまではこれって面白いのかな?とは思ったけどやっていくとなかなかに楽しいわ」

大淀「単純なようでゲーム性もなかなか奥が深いですからね」

明石「しかし意外だねー、大淀がビリヤードが得意だったなんて」

大淀「あら、そんなに意外ですか?」

明石「うーん、まぁ大淀ってあまり遊びに行くとかしてるようなイメージがなかったから。どっちかっていうと仕事優先みたいな感じで」

大淀「まあ確かにそうですね。ですがビリヤードとかも仕事に使えるんですよ?」

明石「使えるって…一体どこでさ?」

大淀「大本営のみなさんとの付き合いでですよ」

明石「あっ、そっちか。成程」
689 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:54:51.47 ID:7fejUGgco

大淀「向こうはこちらと違いかなり厳格ですからそれなりに娯楽も限られてるみたいなので、ビリヤードとかは数少ない娯楽なんです」

大淀「だから私も付き合う上でできるようになった…という感じですかね。勿論麻雀やダーツもですが」

明石「へぇー、知らなかったわ。道理で得意なわけだ」

大淀「そういう所はあまりこちらでは関係ない話ですから知らなくても無理もないですが」

明石「あっ、そうだ。じゃあ質問なんだけど」

大淀「はい、なんでしょうか?」

明石「ほら、そういうのって付き合いとはいえど賭けが絡んでくるときってあるじゃん。そういうのはどうなの?」

大淀「賭けですか…あまりそういう人はいませんね」

明石「へぇ〜、ってあまりって事は?」

大淀「勿論そういう人もいますよ。もっとも、賭ける内容はここの機密情報や私自身、駆逐艦の引き渡し等人によって色々ですけど」

明石「…マジで?ってそれかなりやばいんじゃないの!?さすがにそういう勝負は」

大淀「全部受けてますが何か?」

明石「なっ、なにやってんのさーーー!!」
690 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/11/02(水) 00:58:59.92 ID:7fejUGgco

大淀「?そこまで驚くことですか」

明石「そりゃ驚くよ!!ってまさかもう既にそういう情報を流したりとかもしかしたら大淀自身も…!!」

大淀「してませんよ。だって私、負けませんし」

明石「いや、負けないってそんな簡単に…」

大淀「…そうですね、それではこのナインボールを例にしますと」スッ

大淀「ブレイクショットをしてから、もしくは相手のミスでこっちの番が回ってきたら」バコーン!

大淀「一度もミスをせずにこんな風にボールを全部入れていけば…」ガコガコガコガコガコガコガコ!!

大淀「ほらっ、全然問題ないです」ガコッ

明石「        」

大淀「こんな感じで大体5〜6回ぐらい相手をすればたいていそこで相手の心が折れますから。あっ、賭けの際に相手に破格の条件を飲ませますから結果的にはプラスになったりしますね」

大淀「麻雀やダーツもそうですね。要は負ける前に相手を叩き潰せばいい…それだけですよ」ニコッ

明石「……大淀って凄いね。色々と」

大淀「そうでもないですよ。そうだ、明石がよければ今度一緒に大本営に行きますか?多分賭けに乗ってくれる人はいますけど」

明石「丁重にお断りさせていただきます」ペコリ
691 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/11/02(水) 01:02:04.13 ID:7fejUGgco
今日はここまでです

今回のネタの謎ジュースは出典は咲日和だったりします
要はドリンクバーのジュースを適当にミックスしたという感じです。勿論美味しくないです
後は映画のネタはニコニコのゆっくりクソ映画レビューを参考にさせていただきました。気になった方は後悔しない程度に見てみてください

それではまた
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 01:25:55.63 ID:3S/r5FOfO
乙です。
ドリンクバーはカルピス系ベースにしてあと二つまでなら大抵はいけるけどな、考えなしに四つ以上混ぜるのは非常に危険です。
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 10:03:23.11 ID:EKiWeSvSO
乙です
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 13:39:54.51 ID:RnNYr/ajo
実写版デビルマンはやめろおおおお!!
メタルマンとかトランスモーファーとかは笑えるからまだいいがデビルマンは笑うとか以前の問題だからやめろおおおお!!
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 19:04:07.38 ID:ERX95FTfO
デビルマンは映画見てから原作読んだら、そりゃ叩かれるなぁと思った
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 00:52:38.83 ID:V2WCwmkY0
駆逐艦にファニーゲームを見せよう(ゲス顔)
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 15:39:49.25 ID:u7d2eXToo
誤字だと思ったら本当にあるんだ、トランスモーファー
なんて恐ろしい・・・
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 17:51:42.35 ID:zfFaQ9pSO
ハローシャークネード
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 22:27:21.49 ID:jy8alpAI0
今さらだけど>>682
ノープログレムじゃなくてノープロブレムじゃね?
700 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/29(火) 23:57:57.03 ID:PfDHyd7mo

〜 ミニ四駆広場〜


日向「おおっ…こんな素敵なものがあるとは!!」キラキラ

伊勢「あぁ〜懐かしいねこれ。見たことだけはあったよこういうコース」

日向「ミニ四駆を走らせるのにはこういうコースは必須だからな。最も、最近ではあまり見なくなってしまったがな」

伊勢「まぁブームだからね。で、どうするのさ日向。向こうに色々とあるみたいだけど」

日向「もちろん組み立てて走らせるさ。さて、いったい何があるのだろうか…」ガサガサ

伊勢「ふふっ、本当に日向ってこういうのが好きだよね〜」

島風「あれ、2人ともなにやってるの?」ヒョコッ

時津風「なんかレーン?みたいなのがたくさんあるけど…なにこれ?」

雪風「流しそうめんの機械か何かでしょうか?」

天津風「何言ってんよ、普通こんな所で流しそうめんなんてしないでしょ」

初風「いや、もうちょっと突っ込む所があると思うんだけど」
701 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:02:26.10 ID:+wrQBBTfo

伊勢「ああこれはね、ミニ四駆っていうおもちゃ?のコースなのよ」

島風「みによんく?」

時津風「なにそれ?」

伊勢「あちゃ〜、みんなは知らないのか。いや、時の流れは怖いわ」

雪風「それで、そのみによんくというのは何なのですか?」

伊勢「んー、といっても私もそこまで詳しくないんだけど」

日向「なら私が説明しよう」ヌッ

島風「おうっ!?」

初風「ひっ!?」

伊勢「ちょっ、いきなり出てこないでよ日向。みんなびっくりしちゃったじゃん」


702 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:07:16.65 ID:+wrQBBTfo

日向「それはすまない。しかしどうやらミニ四駆の歴史を知りたがっていたみたいだからついいてもたってもいられなくなってな」

天津風「いえ、私たちはそこまで詳しく知りたいわけじゃ」

日向「なに、そんなに遠慮することはない。皆のためにゆっくりと説明していこうじゃないか」

時津風「あれ、日向さんってこんなキャラだったっけ?」

初風「いや、私が知るわけないでしょ」

日向「まず初めにミニ四駆の歴史自体はかなり古く田宮模型のクイックレーサーという模型から始まっていて、それが後に子供でも安心して作れるようパーツを極力簡略化したレーサーミニ四駆として販売されることになったが、これにはある問題点があってそれは…」ペラペラペラペラペラ

島風「うぅ〜説明がながーい!!」

日向「何をいうか。基本から学ぶことが勉学にとっては一番重要なことだぞ島風」

天津風「いや、そもそもミニ四駆って勉学なんですか」

日向「?当たり前だろう?」

時津風「言いきっちゃったよ」
703 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:10:47.60 ID:+wrQBBTfo

初風「はぁっ…この流れだとこれはもう最後まで聞くしかないのかしら」

天津風「かもしれないわね」

日向「…まあいい、それでだが」

伊勢「まあ、要はこういう事よ」シャーッ!!

島風「うわーっ。はっやーい!!」

時津風「へぇ〜こういう感じのおもちゃなんだ」

日向「おい伊勢。何故話の腰を折るような事をするんだ」

伊勢「いや、みんな日向の説明に完全に参ってたからね。それに実物を見せて説明してあげるのが一番でしょ」

日向「む、むぅ…」

天津風「ところで伊勢さん。今走らせているこれ?はどうしたんですか?」

伊勢「あーこれ?向こうに置いてあったからちょっと持ってきたのよ。まあこれは完成品だけど本来は自分で組み立てるんだけどね」
704 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:15:40.43 ID:+wrQBBTfo

雪風「えっ、これって自分で作れるんですか!?」

伊勢「まあだいたいは形になってできてるんだけど、そこから自分で少しずつ手を加えていって自分の好みに仕上げていくのよ」

初風「へぇ〜、全部が子供向けってわけでもないのね」

伊勢「そうそう!…で、こだわりすぎちゃった見本がこれね」つ日向

初風「…ああ」

天津風「成程、良く分かりました」

日向「??まあ何にせよミニ四駆の事を少しでも理解してくれたのならならそれでいいが」

島風「ねぇねぇ、それなら早速作ってみたいんだけどー」

伊勢「そうだね、それじゃあみんなで試しに作って走らせてみようか!」

「「「「「「わーい!!」」」」」」

伊勢「…ってなんで日向も一緒になって喜んでるのさ」

日向「悪いか?」

伊勢「いや、まあその…いいや、もう」
705 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:18:06.25 ID:+wrQBBTfo
 
 〜   組み立て中   〜


伊勢「という訳で第一回鎮守府温泉記念杯開幕ー!!」

日向「まぁ要は試し走行だがな」

伊勢「いいじゃん、こういう方が面白いし」

初風「それにしても本当に簡単にできたわね」

時津風「パーツも色々とあるから楽しいね〜」

天津風「…にしても、これだけのパーツやらキット、いったいどこから集めたのかしら…」

雪風「きっと妖精さんの力です!!」

島風「ふふっ、なんにしても競争なら負けないんだからねっ!!」 

雪風「雪風だって負けませんよ!!」

日向「私だって負けるものか」

伊勢「いや、日向は自重しなさいよ」
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/30(水) 00:21:15.60 ID:OeLuXAlPo
日向は軽量化しすぎてコースアウトかな?
707 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:22:02.30 ID:+wrQBBTfo

伊勢「さて、それじゃあ改めてルール説明…と言っても単純だけど一般的な0型レーンで先に三周した人が優勝ねー」

伊勢「で、審判は私で出場者の機体は以下の通りね」

1島風 連装砲ちゃん四号(プロトセイバーJB)
2初風 とにかく丈夫そうなの(ブロッケンギガント)
3時津風 まるっこ(シャイニングスコーピオン)
4天津風 連装法くん四号(プロトセイバーエボリューション)
5雪風 くまさん号(ミニ四駆くまモンバージョン)
6日向 瑞雲零式(ゴッドバーニングサン)

伊勢「なんというか…まぁ、みんな個性的なの選んだね」

日向「なに、こういう所に個性が出てくるのがミニ四駆の醍醐味というやつだ」

時津風「けどこうやって名前をつけてあげるととなんだか愛着がわくねぇ」

雪風「本当に相棒って感じがします」

初風「私はとりあえず無事に走ってくれればいいわ。ぶつからずに吹っ飛ばなければそれで…」

天津風「ちゃんとコースがあるから衝突とかはしないでしょ…たぶん」
708 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:28:03.61 ID:+wrQBBTfo

伊勢「さぁ、それじゃあそろそろ行くよー、セットしてぇー」ウ"ゥーッ

伊勢「それじゃあ…レディー、ゴー!!」シャァァァァ---

天津風「ちょっ、何よあの速さは」

伊勢「おおっ、早い、一気に抜けたのが島風の連装砲ちゃんだー」

島風「ふっふーん、なんか速そうなモーターとか電池とか取り付けたから早いのは当たり前だよ!!」

雪風「ああ、あの稲妻とか竜巻とかついていたやつですか」

天津風「ああ、さすがに非公式とか書いてあったから使わなかったけど…あんなに早くなるものなのね」

島風「ふふっ、これで島風の独走だーーー!!」

日向「…甘いな」ガコッ

時津風「あっ」バシーン!!

伊勢「おおっ、島風の連装砲ちゃんがあまりの速さでコーナーを曲がり切れずにコースアウトしたー!!」

島風「れ、連装砲ちゃーん!!!」
709 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:31:04.69 ID:+wrQBBTfo

初風「成程、あまりに早すぎるとあんな感じ吹っ飛んでにコースアウトしてしまう訳ね」

天津風「大丈夫なの?あれ」

島風「…良かったー、損傷なしだ」

伊勢「まあよほど無理な改造をしてなければ壊れないよ、ミニ四駆って割と丈夫だしね」

初風「ってレースの方は…あっ」

伊勢「おーっと、なんと日向の瑞雲零式と雪風のクマさん号が並んだー!?」

初風「いやおかしいでしょ。私の機体は重いからだし時津風と天津風のはほとんどいじってなかったから遅いのは分かるけどなんで日向さんの機体があんなに早いのよ」

日向「単純な事。お前たちとは経験が違うからな」

時津風「えー、まさかあの時間で色々とやったの?確か日向さん皆に色々と教えてたよねー」

日向「…まあな。ちなみに雪風の機体をいじらせてもらったのも私だ」

天津風「…なんていうか、すごいですね」
710 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:38:05.22 ID:+wrQBBTfo

日向「しかし、雪風の機体がああも調子がいいとはな…まぁ、最後に勝つのはこの私だが…ん?」シュウゥゥゥ

伊勢「おや、日向の機体の調子が何やら…」ゥゥゥ…ピタッ!!

日向「!!!」

伊勢「と、止まったーーー!?そ、そしてその間に雪風の機体が今、ゴール!!!」

雪風「わぁーい!!」

伊勢「そして時津風、天津風、初風の順番でゴールイン。それにてもこれは予想外の展開だー」

日向「馬鹿な!!私の調整は完璧だったはず…」

時津風「あれっ、何かレーンに散らばってるけどなんだろこれ?」

天津風「細かいけど何かの破片みたいね」

日向「!!まっ、まさか…!!」

日向「やはり…ギアがイカれた…か」ガクッ

初風「なにこの幸運展開」

天津風「いや、これは幸運とかじゃないでしょ」
711 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:44:35.81 ID:+wrQBBTfo

時津風「うーん、けどやっぱり一度走るのを見るのと自分で作ったのを走らせるのとだと違うもんだねー、やっぱりこっちのほうが面白いねっ!!」

雪風「うんっ、それにまだまだ早くなりそうでそこも楽しみです!!」

島風「むーっ。今回は失敗しちゃったけど今度は負けないよ!!」

日向「ああ。それでは整備した後また一回走らせようか」

時津風「望むところだー!!」

初風「はぁっ、皆コロッとはまっちゃって…」

天津風「といいつつ初風も楽しいんじゃないの?」

初風「…何か悪い?」

伊勢「アハハ、まっ、勝負もいいけどこうしてワイワイやれるのもミニ四駆の楽しみ方だね」

日向「うむ、講義をした甲斐もあったというものだ」

伊勢「いや、あれはむしろ逆効果だから」
712 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:55:11.72 ID:+wrQBBTfo

〜 麻雀卓 〜


那智「……」パシッ

足柄「…くっ。最後もハイテイ狙いダメなんてっ!」パシッ

羽黒「じ、じゃぁコレで」パシッ

妙高「さすがに最後は現物ですね」パシッ

那智「同じくだ。ふぅ、残念だったな足柄。これで二回連続か?」

足柄「ええそうよ!!全く、リーチをかけておいて流局なんてサイテーよっ!!」

那智「まあいいじゃないか。ちなみに手の方はノーテンだ」パタッ

妙高「同じくノーテン」パタッ

羽黒「て、テンパイです」パタッ

足柄「あーっ!!リーチ棒がまた無駄になったーー!」パタッ

那智「いいじゃないか、テンパイ分でプラスになるんだから」

足柄「あのね、麻雀ってのはね、あがれなきゃ全く嬉しくないの!!」ウガー!

那智「ははっ、違いない」
713 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 00:59:08.81 ID:+wrQBBTfo

妙高「とはいってもその捨て牌からのリーチでは何狙いかはバレバレですよ」

足柄「えー、そんな…って妙高姉さんバッチリ私の上がり牌固めてるじゃないの!!」

妙高「たぶんこのあたりだと思ってましたが…途中であがりを放棄した甲斐がありましたね」

那智「ふむ、やはりそっち狙いだったか。私も出来る限り止めていたがな」

足柄「どーりで出てこないわけね!そんな姑息な手を使わないで正々堂々勝負しなさいよ!」

妙高「足柄、なにもやみくもに攻めるだけが戦闘じゃありませんよ」

妙高「確かに攻めも大切ですが、自分が不利な状況に置かれてると分かったらすぐに撤退する勇気もまた戦略です」

那智「特に相手に手が割れているのに無理に攻めるというのはそれはもはや愚策と言わざるを得ない」

足柄「うぐっ」

那智「幾多の戦場を経験してきたお前なら分かるだろ」

足柄「うがー、分かっているけど納得いかなーーーい!!」

羽黒「ね、姉さん。どうか落ち着いてください」

那智「…というか羽黒、あまり気にしていなかったがお前の方が足柄よりもよっぽど危険じゃないか」
714 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 01:01:18.72 ID:+wrQBBTfo

足柄「えー、そんなに…ってぇぇぇぇ!!!」

妙高「ロンで跳満、ツモとドラ次第で倍満でしたか。さすがにコレは考慮できてませんでしたね」

羽黒「こ、コレは最後の方にたまたま揃っただけで、最初から狙っていたわけじゃ…」

那智「確かにそうだな。捨て牌からは全く読み取れないぞ」

妙高「私もさすがにこれは…」

足柄「ちょ、ちょっと待って。じゃあ、下手してたらこの局で…」

那智「下手したら誰かしらぶっ飛んでいたかもな。良かったな足柄。首が繋がって」

足柄「羽黒…恐ろしい子っ!!」 ブルッ

羽黒「わ、私はそんな。そこまですごいわけでは…」

妙高「いえ、そんな謙遜せずに自分に自信を持つのも大事ですよ」

那智「そうだ、少なくとも今回は私たちでも見抜けなかったんだからな」

羽黒「は…はいっ!!」

那智「もっとも、あちらの卓から比べれば可愛いものなのかもしれないがな」チラ

足柄「まぁ…色々と次元が違うからね」
715 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 01:02:42.55 ID:+wrQBBTfo

〜 別卓 〜


???「………」パシッ

???「………」パシッ

???「………」パシッ

???「………」パシッ!

???「…ロン」

???「!!」ガタッ

赤城「タンヤオ、イーペーコー、ドラ3。満貫です」パタtッ

???「………!」

不知火「…ご無礼、頭ハネです」パタッ

???「?!?!?」

不知火「白のみ、千点」

赤城「ククク、なかなか楽しませてくれますね。不知火さん」

不知火「いえ、赤城さんと比べたらまだまだですよ」
716 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 01:04:40.91 ID:+wrQBBTfo

赤城「フフ…その捨て牌で、ですか?」

不知火「……」

赤城「少し前、不知火さんの捨て牌からなにやら不思議なノイズが見えましたが、それを見て合点しましたよ」

赤城「不合理…今のあなたの打ち筋は麻雀としては不合理の極み!!」

赤城「しかし…なかなかどうしてその不合理が武器となる…この麻雀においては」

不知火「偶然ですよ、偶然」

赤城「……っ、ククク…」

赤城「楽しいっ!今、私はとても楽しいです!!」

赤城「…始めは何故あなたが私に勝負を挑んできたかと思いましたが…今はっきりと分かりました」

赤城「好敵手…今のあなたはそう呼ぶにふさわしい…!!」ゴゴゴゴゴ…

不知火「…感謝の極み」ゴゴゴゴゴ…

赤城「…クッ、ククク…いいでしょう。どちらが強いか…勝負です!!」ジャラッ

不知火「…ええ。では、参りましょう」ジャラッ
717 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 01:13:39.30 ID:+wrQBBTfo

※ナレーション  古○徹 

この局、何故赤城はこのような事を不知火に言ったのか。それは不知火の捨て牌にあった
実は不知火、頭ハネをする直前までホンイツ白中の絶好の手で待っていた
しかし不知火は赤城の妙な”気”を感じ、そしてためらいなく中を落としていったのだ
さらに不知火は瞬く間にテンパイに戻し、結果的に赤城の満貫手を阻止した形になった
しかし、テンパイ手をすぐに引き直すそのヒキもさることながら自分の直観を信じ、それを実行に移した不知火の行動は傍から見れば不合理そのものである
そう、不合理を極めたような不知火の麻雀はまるで…

”人鬼”…まさにそのものであった

718 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 01:18:09.83 ID:+wrQBBTfo

 〜 〜 〜

飛龍「し、信じられない…あの赤城のあがりを頭ハネで流すなんて」

蒼龍「い、今マジモードだよね。たまーにスイッチが入って私達でも手がつけられなくなる」

飛龍「うん、あの景色がグニャーって見えそうになるあのモードだよ。赤城」

飛龍「赤城があの状態になったらあがることはおろかまるで捨て牌すら赤城に操られるような感覚になるのに、その赤城からあがりを奪うだけじゃなく更にあの余裕なんて」

蒼龍「…単純な疑問なんだけど、不知火ちゃんて駆逐艦だよね?」

飛龍「そこは間違いないよ。けど、今あの子から出てるオーラは…まるで駆逐艦とは思えない」

飛龍「例えるなら、そう…戦艦棲姫のような」

蒼龍「いや、あんなに禍々しくはないけど、いや、それよりももっと怖い、そう…」

二人「「 … … 人 鬼 … ! ! ! 」」ゴクッ

黒潮「まー、初見の人が今の不知火を見ればそういいたくなるのも無理はないわな」

親潮「ですね。実際あの時の姉さんは本当にすごいですし」

飛龍「えっ、二人は何か知ってるの?」

黒潮「まー、話せば長くなるんやけど」
719 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 01:25:34.35 ID:+wrQBBTfo

飛龍「多重人格?」

黒潮「そうそう、今の不知火の状態。元は雪風と対等に勝負するために作り上げた擬似的な人格なんですよ」

黒潮「ほら、雪風って幸運艦ですやん?それもあってか知らんけど普段からもゲームとかになるとめっちゃ強いんですわ」

蒼龍「…確かに賭け事とかで雪風ちゃんの負けるイメージってないわね。というか勝てる気がしないわ」

黒潮「まあ強いって事に越したことはないんやろうけど、そのせいで雪風が寂しがってしもーて。何ていうか…強者の孤独っちゅーやつかな?」

親潮「それで、なんとか雪風と対等な勝負が出来るようにと、不知火姉さんが必死の練習の上で作り上げた擬似的な人格…それがあれです」

飛龍「…成程ね」

親潮「ちなみにその時読んでいた『むこうぶち』という漫画に影響を受けたとか聞いたことがあります」

蒼龍「なんでまたそんなとんでもないものに手を出したんだか」

黒潮「その成果は分からないんですが、麻雀限定だったりとか言葉遣いが変になったりとか色々制約がある見たいなんですよ。ただ、まさか赤城さんと勝負するなんて思ってもいなかったですが」

飛龍「赤城も麻雀が強いしもしかしたら強者同士が惹かれあったしたのかな?」

親潮「案外そうかもしれませんね」
720 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/11/30(水) 01:29:39.45 ID:+wrQBBTfo

黒潮「まあ、楽しそうだからええんじゃないですが?」

飛龍「まぁ確かに二人は楽しそうだけど…」


赤城「ククク………」ゴゴゴゴゴ

不知火「…ふふっ」ゴゴゴゴゴ





加賀「 」チーン

陽炎「 」チーン




蒼龍「あの2人みたいに巻き込まれたくはないわね」

親潮「ですね」

飛龍「うーん、もしかしたらニセアカギも今の2人みたいな気分だったのかな?」

黒潮「まぁまともにあがれませんしプレッシャーも半端ないですしそんなもんかもしれませんね。おお怖い怖い」
721 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/11/30(水) 01:31:01.52 ID:+wrQBBTfo
今日はここまでです
色々とあって更新が遅れてしまいました…もう呆れられてる方もいるとは思います
ただ、なんとかエターだけはならないようにはします

それでは、また
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 01:39:06.80 ID:ZQxPvAIgO
乙です。
ミニ四駆とは懐かしい、そして雪風……。
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 05:59:56.28 ID:x032MhCdo
乙。
よし、黒澤さんと哭きの竜連れて来ようぜ(錯乱)
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 09:53:19.06 ID:RwccCmSSO
乙です
プロトセイバーエボリューションってディスプレイ用で走らないからスーパーTZシャーシ辺りにボディつけての参加だろうな

725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 16:12:22.06 ID:vVSvn7RsO
乙です。
再販物のプロトセイバーエボリューションプレミアムかと思ったけどどうなんですかね?
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 17:19:19.15 ID:Lscm27yA0
飛龍蒼龍に呼び捨てにされる赤城さん
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 23:52:37.80 ID:ULxZ7IwW0
8歳と9歳と10歳の時と、12歳と13歳の時も、僕はずっと・・・待ってた  乙
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 09:57:33.83 ID:TQcGne+/o
クリスマスプレゼント?
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/12/25(日) 18:30:22.79 ID:huW2qmtAo
保守ー
730 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/12/29(木) 01:22:54.35 ID:vZYaFEN0o
色々と遅くなってすいません。
ここ最近時間が思ったように取れずまた更新の方が遅くなりそうです。
なんとか一月からは再会できるようにします。
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 03:59:13.93 ID:V3lEey7Io
頑張ってね
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 09:43:55.87 ID:T+N+IjaSO
了解です
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 16:47:37.48 ID:VZidna2p0
舞ってる
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/10(火) 22:00:15.10 ID:wWXQcT5eO
あけおめ
735 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 00:42:38.23 ID:D6q5DWZUo

〜 カラオケルーム 〜


参考BGM http://www.nicovideo.jp/watch/sm7965992


涼風「〜♪」

夕立「うん、涼風すっごく上手っぽい」

白露「だね、このコブシが聞いてる声がなんとも心地いいわ」

江風「ああ、確かにすごいけど…なんでこんなに涼風って演歌が上手いんだ?」

海風「うーん、やっぱり江戸っ子だから、かな?」

春雨「あれ、だけど涼風って確か横須賀の浦賀生まれだったんっじゃあ」

時雨「ついでにいうなら所属場所は佐世保だね」

春雨「…だとしたら、涼風って一体」

村雨「はいはい、春雨ちゃんもそういう細かい事は言わないの」

736 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 00:47:13.77 ID:D6q5DWZUo

涼風「そうそう、要は心がそこにあればいいのよ!気持ちの問題ってわけよ」

白露「あっ、お疲れ様」

涼風「おうっ、さてさて、採点結果の方は…っと」 
 

               87点!!デデン


涼風「ありゃ〜嬉しいけどまた微妙な点だなこりゃ」

五月雨「そうかな?さっきの私が歌ったのより高いけど」

時雨「いや、あれは初めマイクがハウリングして歌えてなかったところがあったからあの点数になったのだと思うよ」

江風「いやぁ、あれには驚かされたわ。五月雨の姉貴が歌いだそうとしたらあのキーン音だもんな」

海風「まぁ五月雨姉さんらしいハプニングでしたね」

夕立「まるでマイクに五月雨が乗り移ったっぽかったの」

五月雨「もうっ、皆で茶化さないでください!!」
737 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 00:54:04.46 ID:D6q5DWZUo

時雨「それにしても本当に高得点って出ないもんなんだね。今まで歌った中で一番高かったのって村雨の90点ぐらいじゃないかな」

村雨「そうね。後はだいたい80点後半が多いかしら」

夕立「この機械、もしかしたら故障してる?」コンコン

白露「いや、流石にそれはないでしょ」

春雨「採点自体がゲーム感覚のようなものですしそこまで高得点が出ないようになってるんじゃないですかね」

涼風「それにしても難しいのは分かってるけど一度ぐらいは100点とか拝んでみたいよなぁ〜」

白露「よーし、それなら私もとっておきの曲を出しちゃうよ!!」

江風「あれっ、白露の姉貴、なにか秘蔵の曲でもあんの」

白露「うーん、秘蔵の曲というかなんだかキャラ的に歌いやすい曲なんだ」
738 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:02:52.37 ID:D6q5DWZUo

海風「キャラ的に歌いやすい曲…ですか?」

白露「うん、まぁけい○んの『ごはん○おかず』って曲なんだけど」

時雨「それ完全に見た目の問題じゃない!?」

江風「ああ、そういえば姉貴ってどことなく平沢○に似てるというか」

村雨「はい、そのあたりで止めておきましょうね」

江風「なんでさ、もしかしたら進かもしれないじゃんか」

時雨「いや、それはそれで嫌だなぁ」

春雨「あっ、じゃあ私はスマイルプリ○ュアのキャラソングでも歌いましょうか。声が似てるから多分高得点になるかと思いますが」

五月雨「あ、それがありなら私も私も色々とありますよ、えーっと」

時雨「うん、そろそろ収拾がつかなくなるから止めておかないかな」

夕立「そうそう、みんなで楽しんで歌うのが一番いいっぽい!!」
739 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:10:08.26 ID:D6q5DWZUo
 
〜 〜 〜 

参考BGM http://www.nicovideo.jp/watch/sm22017384?ref=search_key_video&ss_pos=8&ss_id=6a5189c9-d311-4780-b0d6-cec1790777de

那珂「…ふぅ、どうだったみんなー」

神通「素晴らしい歌でしたよ」パチパチ

野分「はいっ!那珂さんの歌、とっても素敵でした!!」パチパチパチパチ

嵐「うん、なんていうか聞いてて安心する歌声だよな」

舞風「うんうん、それに歌声で元気になるよねー」

萩風「ええ、さすが艦隊のアイドルですね」

那珂「えへへ〜そんなに褒められると照れちゃうな〜」テレテレ

川内「…まっ、艦隊のアイドル(自称)だけどね」

神通「姉さん!!」

川内「ジョーダンだって、まあ那珂の歌が上手いのは事実だし」
740 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:14:39.05 ID:D6q5DWZUo

川内「…まぁ、歌が上手いのはいいんだけどさぁ…」

那珂「???」

川内「連続で10曲ぶっ続けで歌うのはどうかと思うよ」

那珂「……あれっ?」

川内「あれって気づいてなかったんかい!?」

那珂「いやー、そういえば那珂ちゃんばっかりが歌っているような気はしてたけどそんなに歌ってたんだ」

嵐「えっ、俺はてっきり気づいてるもんだと思ってたんだけど」

神通「那珂ちゃんはたまにうっかりしてる時がありますからね」

那珂「えーっ、じゃあ那珂ちゃんちょっと休憩するからみんなもジャンジャン入れていって、はいっ!?」

野分「…えっ」
741 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:17:50.58 ID:D6q5DWZUo

萩風「と言われましても…神通さんどうぞ」

神通「いえ私は披露するほど歌もうまくないですし…姉さんはいかがですか」

川内「いや、私は忍者ソングなら歌えるけどそれを披露するわけにはねぇ…じゃあ舞風」

舞風「えーっと、舞風はどちらかと言いますと踊る専門ですし…という訳でのわっち」

野分「いやいやいや!!那珂さんの前で歌うなんてそんな恐れ多い事…あ、嵐は?」

嵐「んな無茶ぶりすんなって」

那珂「もーっ!!みんな恥ずかしがらないで歌って!!カラオケはそういうものなんだからね!!」

那珂「という訳で那珂ちゃんからの命令です。今からみんなでじゃんけんをして負けたら歌う事!!」

川内「いや、なんでそんな罰ゲーム風になってんだよ」

那珂「だってこうでもしないとみんな譲り合うというか押し付け合って進まないでしょ。だから那珂ちゃんなりの荒治療みたいなもなの!!」
742 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:22:51.97 ID:D6q5DWZUo

神通「…まぁ、那珂ちゃんのいう事ももっともですね。ではみなさん、始めましょうか」

那珂「はい、それじゃあ…だーさなきゃ負けよー。じゃんけんポン!!」


野分「なっ」

嵐「あがっ!」


舞風「ありゃりゃ、のわっちと嵐が負けだー」

神通「では、今度は2人のうちどっちが歌うかを…」

萩風「ちょっと待ってください。どうせなら二人でデュエット曲を歌ってもらうのはどうでしょうか」

野分「なっ!?」

川内「デュエット?いいんじゃないのそういうのも」

嵐「お、おい萩風、なに勝手な事言ってんだよ」

萩風「いいじゃないですか、それに確か前に二人で歌った事ありましたよね」

舞風「あー、あの2人の歓迎会の時のあれね。あったあった」
743 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:29:07.85 ID:D6q5DWZUo

野分「い、いやだけどあれを那珂さん達の前で披露するのは流石に…」

那珂「えー、何々、那珂ちゃん聞きたいなー」

神通「…と那珂ちゃんが言っていますが」

嵐「…逃げ道は塞がれたってか」

舞風「みたいだね。で、どうするの」

野分「〜!!!歌います。歌いますけど期待しないでくださいね」

嵐「まぁ、なるようになるか」ハァッ

萩風「ふふっ、嵐達の歌声、楽しみですね」

舞風「うん、のわっち達のあの声、素敵だかね」

川内「で、二人はいったい何を歌うのよ」

野分「……これです」ピッ!
744 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:38:26.56 ID:D6q5DWZUo

参考BGM  http://www.nicovideo.jp/watch/sm9054932

〜 2人熱唱中 〜

野分「……ふぅ」

嵐「なんとかやり切ったな」

神通「………」

川内「………」

舞風「………」

萩風「………」





那珂「      」

745 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:43:03.97 ID:D6q5DWZUo

嵐「ってなにこの反応、やっぱり駄々滑りだったか?」

萩風「いえ、駄々滑りだなんてそんな…というより聞き惚れてました」

舞風「…うん、この2人の織り成すハーモニーが、こう、恰好良すぎて…」

神通「何と言いますか…とにかく素敵でした」

川内「…あ、うん。あくまでも仮の話だけどこれ恋人の前で歌ったら間違いなく惚れなおすわ。そんだけの力がある」

嵐「そんな大げさな…ですよね、那珂さん」

那珂「………」

野分「…那珂さん?」

那珂「………」シュルシュルシュル

なか「………」バサッ!!
746 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:48:44.01 ID:D6q5DWZUo

嵐「なぁっ!?」

野分「ってなんで頭のお団子をほどいたんですか!那珂さん!?」

なか「…いや、なんというか、自分が井の中の蛙だったというか上には上がいるという事を知るべきだったというか…なんかもう、ただ申し訳なかったと思いまして」

嵐「いやいやいや、そんなことないですって。というより口調もおかしくなってますけど!?」

なか「いえそんなことないですよ。ただ、これから那珂は驕り高ぶらないように謙虚な態度で歌に対して努めていく事をここに誓います」

野分「誓わなくていいですから!!お願いですからいつも通りの那珂さんでいてください!!」

神通「那珂ちゃん。また一ついい経験をしましたね」

川内「姉としては落ち込む妹の姿は悲しいけど、けどこれを機に立派になってくれればそれは良いよね」

萩風「那珂さん…頑張ってください」

舞風「私達も応援してますから!!」

嵐「ちょ、だ、だれかこの状況をどうにかしてくれーーー!!!」
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/26(木) 01:58:24.35 ID:/nR7B9O7o
(」゚Д゚)」ナカチャーン!!!!
748 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 01:58:30.20 ID:D6q5DWZUo

 〜 〜 〜 

参考BGM http://www.nicovideo.jp/watch/sm10214201


衣笠「……っと、どうだったかな?」

青葉「いやー衣笠、お見事!!」

古鷹「うん、とっても上手だったよ衣笠ちゃん」

加古「やっぱり衣笠って歌うまいよなー、何かコツでもあるのか」

青葉「いえ、これは多分コツというより声帯の妖精さんのおかげと言いますか」

衣笠「危ない発言をするんじゃない!!」ポカッ

青葉「あたっ、ひどいですよ衣笠。青葉のほうがお姉さんなんですよ」

衣笠「それはそれ、これはこれ!!」

青葉「ぶーぶー、横暴ですー」
749 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:00:25.95 ID:D6q5DWZUo

古鷹「はいはい、青葉も拗ねないの」

加古「よーし、それじゃあ次は私が歌っちゃうぞー」

衣笠「うーん、加古が歌うとなるとスイミン不足あたり?」

青葉「いや、それだとまんまじゃないですか」

古鷹「確かに…となると何か子守歌的な何かかな?」

加古「おいおい、なんでそんなに私=睡眠に結び付けるのさ」

衣笠「えっ、違うの」

加古「違うっつーの、まったく…アタシが入れたのはこれだっつーの」ピッ
750 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:05:38.33 ID:D6q5DWZUo
 
参考BGM http://www.nicovideo.jp/watch/sm27309608

三人「「「( ゚д゚)ポカーン」」」

加古「ふっふーん、どうよ、私の歌は」

衣笠「いやなんというか…アンタのイメージと明らかに違うわね」

青葉「なんですかねこの声は合ってるのに内容が壊滅的にあっていないという謎の感覚は…」

加古「ひっでー言われ様だな。まっ、もともと古鷹が歌ってたのを覚えたやつだからそれも無理もないか」

青葉「ああ、それなら納得しました」

衣笠「まっ、そうじゃなきゃあんたがこんな歌を歌えるわけないか」

古鷹「けどすごいね加古も。私が歌ってたのを聞いただけで覚えるなんて」

加古「いや、なんとか思い出しながら歌ってはみたから結構あやふやだぞ?」

衣笠「それでも十分すごいわよ、というよりあんたがこんな曲を歌うのに素で驚いたわ」
751 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:07:04.85 ID:D6q5DWZUo

加古「さーてと、それじゃあ今度は青葉が歌ってみようか」

青葉「ええっ、あ、青葉ですか!?」

衣笠「そーそー、さっきは古鷹も歌ったし今度は順番的に言ってアンタの番よ」

青葉「ううっ、あまり歌は得意ではないのですが…」

衣笠「だーいじょうーぶだって!!ねっ、古鷹」

古鷹「うん…青葉の歌、聞いてみたいな」キラキラ

青葉「ううっ…し、仕方ないですね」

加古「全く、青葉も古鷹にはかなわないってか」

青葉「うるさいですよ、加古!!」



衣笠「アハハ…だけど、何とか2人とも持ち直したみたいね」

古鷹「うん、元気になってくれたみたいで安心したかな」
752 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:08:24.88 ID:D6q5DWZUo

衣笠「…っていうか、本当にさっき提督に呼ばれたときは驚いたわ」

古鷹「だね。まさか2人が執務室で目の焦点が合わないまま誰かに向かって謝り続けたなんてね…」

衣笠「にしても提督もひどいわ。そんな状態のこの二人をどうにかしてくれてって言われてもこっちも困るってのに」

古鷹「けど提督が一番困ったと思うよ。話してたらいきなりあんな状態になったんだから」

衣笠「…考えてみれば一種のホラーよね、それ」

古鷹「で、その後ここに連れてきて私達2人でで加古たちのために癒されそうな歌を歌ってなんとか2人とも回復したけど…」

衣笠「2人がなんでああなったか、という理由はまだ聞かない方がいいわね」

古鷹「そうだね。もしかしたら2人ともまたあの状態になっちゃうかもしれないし」

衣笠「いくら自業自得とはいってもねぇ…流石に2人には同情するわ」

加古「おーい、なーに二人で内緒話をしてんだよ」

青葉「もうっ、せっかく歌うんですから2人とも聞いていてくださいよー」

衣笠「はいはい、分かってるわよ」

古鷹「ゴメンね、ちょっと相談事してただけだから」
753 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:25:27.26 ID:D6q5DWZUo

 〜 〜 〜 

https://www.youtube.com/watch?v=ur4BkAkR71w

矢矧「お、おそまつさまでした…///」 ペコッ

阿賀野「すごいすごーい!!矢矧ちゃん上手ー!!!」ワーッ!!

酒匂「矢矧ちゃん、とっても歌が上手いんだね」パチパチパチパチーーー!!

矢矧「ど、どうも…むぅ、聞いてくれてるのは姉妹とはいえどやっぱり恥ずかしいわ」

能代「それにしてもどこで覚えたのよ?有名といえば有名な曲だけど」

矢矧「えっと、大和さんが好きな曲だっていうから聴いていたら覚えたのだけど…変だったかしら」

能代「ううん。ただまあ、やっぱり大和さんの影響は大きいのね」

阿賀野「確かにこの歌を大和さんが歌ったらものすごく映えそうかもねぇ」

酒匂「桜つながりでとっても似合いそうかも!!」

阿賀野「ついでに周りに神風ちゃんとかがいたら完璧だね。服装的に」

矢矧「まぁ、確かに…ああ、確かに合うわね」

能代「確かにこういう和風?の曲とか似合いそうね。まあ大和さんがアニメソング好きって言うのも意外だけど」

754 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:26:28.32 ID:D6q5DWZUo

阿賀野「さーて、次は誰の番かなー?」

酒匂「えーっと…あっ、次は酒匂の番だー!!」

能代「あら、さっきはポップな曲だったけど次は何を入れたの?」

酒匂「えっとね、酒匂がものすごく気に入ってる曲だよ!!」

矢矧「気に入ってる曲?最近の曲とか?」

酒匂「えっとね、曲自体はあまり有名じゃないし、そんなに明るい曲じゃないんだけどね、こう心に染み渡ってくるような曲なの」

酒匂「だけど聞いてるととってもあったかくなれるような曲なの。たぶんみんなも気に入ると思うよ」

能代「へぇー、って事はバラード系かしら?」

阿賀野「まあまあ、聞いてみればすぐに分かるんじゃないの?」

矢矧「一体どんな曲なのかしら、楽しみね」

酒匂「あっ、始まったよ〜♪」
755 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:27:30.24 ID:D6q5DWZUo

〜 I believe 〜海の底から 〜



https://www.youtube.com/watch?v=F1cLL2ndPCs



阿賀野「         」

能代「         」

矢矧「         」
756 : ◆KObYJPvVwhMN :2017/01/26(木) 02:29:23.46 ID:D6q5DWZUo

 〜♪ 酒匂熱唱中 ♪〜 


酒匂「ねぇねぇどうだった、酒匂上手に歌えてたかな?」

阿賀野「い、いい曲だったよ、とっても…」グスッ

酒匂「だよねー、気に入ってくれたら酒匂とっても嬉しいんだけd」

矢矧「酒匂ーーー!!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥ!!!!

酒匂「ぴやぁぁぁぁぁぁ!!ど、どうしたの矢矧ちゃん!?」

矢矧「ゴメンなさい、貴方一人だけ置いてきてしまって…!?」ギュゥゥゥゥ!!!

酒匂「えっ!?あっ、あの作戦の事?けどみんな迎えに来てくれたし酒匂はそんなにきにしてないけy」

能代「痛かったよね…あんな事をされたら、それなのに私たちは…!!」ムギュッ!

阿賀野「今度は、今度はずっと一緒にいるからね!!」ムギューーー!!!

酒匂「えっ!?えっ!?えっ!?」

阿賀野「阿賀野型は、例え何があってもこれからはずっと一緒だよっ!!」

酒匂「?????」


※三人には歌の歌詞が意味深に聞こえたみたいです
757 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2017/01/26(木) 02:30:55.12 ID:D6q5DWZUo
今日はここまでです
さて、永い間放置していましたが、ようやく時間が取れるようになったので再開していきたいと思います。
まだまだ長くなるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです
それでは、また
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/26(木) 02:52:48.93 ID:SvAHmwde0
乙です。
久しぶりの更新待ってました、次回も楽しみにしてます。
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/26(木) 03:49:52.21 ID:3B0MerlJo

師匠が歌うけいおんはちょっと嫌かなあ…
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/26(木) 06:13:17.47 ID:BgZ0RP8qo

ガッサが歌うなら、と思ったがビス子は声の方であって歌の方ではなかった
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/26(木) 08:06:29.25 ID:Ai6jY3v90
お久しぶり乙
師匠歌わせるんなら吹雪型と二航戦だよなぁ
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/26(木) 10:03:04.36 ID:OfcBY9NSO
乙です
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 23:00:37.45 ID:mLlI1Lz+O
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/03/09(木) 09:43:31.39 ID:BF4w/SMYo
保守ー
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 16:32:57.27 ID:+qUYyhISO
まだやってたのかよ
はよエタレや
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/04(火) 00:43:47.94 ID:ik9tv9emo
保守
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/17(月) 23:40:59.16 ID:kmx1EOFIo
保守
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 11:36:11.77 ID:s7sS/U+n0
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 01:42:23.52 ID:lGkiM2GB0
a
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 19:44:35.08 ID:W/dV3jfMo
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 00:38:40.38 ID:xsZTonVbo
待ってるのね
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 02:48:48.20 ID:gCXsqjYco
待ち続ける
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/03(月) 00:54:57.62 ID:/vF8Gyk+o
xyz
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/29(土) 22:44:22.03 ID:1bvTxWPso
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 08:49:52.46 ID:X9zICM8Qo
待ってるぞ
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 19:21:27.34 ID:Nsmah6TA0
またエタかよ
もうスレ立てないでくれ
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 18:37:02.08 ID:/L4IdS5Q0
負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じ抜く事、スレがエタリそうな時、それが一番大事〜

待ってる。
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 12:21:58.74 ID:Le5Ggt2rO
もう、ss書くな二度とくるな
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/22(金) 09:08:35.53 ID:OPisdV/Eo
猫吊るし「撤退は許しません」
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 00:28:01.55 ID:TnuWHosho
待ってるのです
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 21:02:14.10 ID:bF710yxX0
松輪
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/13(水) 08:16:27.99 ID:8nP8PV/H0
待ってるんだからね
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/13(土) 22:03:23.00 ID:1gq37DbZ0
保守
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 12:33:46.05 ID:0jnDTEbu0
永遠にお前を見ているぞ
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/12(月) 00:35:51.40 ID:qFBaHKNK0
甲掘り辛い
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 18:46:25.14 ID:Y99USQago
また、放置プレイか
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 20:51:26.47 ID:19D7v1I+0
間宮の身体ってなんであんなにエロいんだろうな
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/22(日) 16:57:33.14 ID:HcQd5BbKo
>>787
ハニトラ用だよ
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 18:11:17.78 ID:oUwlWm330
ハニトラでもいいから間宮といいことしたい
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 12:44:11.97 ID:mHHD1TlC0
間宮といいことしたい
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 10:30:01.31 ID:sa/P+wIXo
保守
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/22(水) 19:11:11.82 ID:MdMbGMC00
間宮ぺろぺろ
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/16(火) 08:52:26.73 ID:Sn4u891Z0
間宮れろれろ
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/14(水) 00:28:02.78 ID:QUZeTNrB0
間宮もみもみ
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 01:39:02.84 ID:PGG8gEVM0
間宮すりすり
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/03(木) 01:40:21.33 ID:pjMYmvZZ0
間宮むしゃむしゃ
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/06(水) 16:36:30.86 ID:HgG6Rv5N0
間宮しゃぶしゃぶ
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/03(日) 00:11:32.42 ID:U0ILyeON0
間宮えろえろ
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/04(木) 01:15:19.78 ID:1zspPOWP0
間宮ずぶずぶ
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 15:14:38.91 ID:RR/RpLDk0
間宮ぽんぽん
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 02:23:12.76 ID:aTcFDeG70
間宮ぎゅっぎゅっ
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/01(月) 18:00:59.84 ID:Z8pzPI4H0
間宮ぴょんぴょん
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/03(土) 14:40:21.49 ID:jG3iupSe0
間宮きゃっきゃ
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/03(土) 17:07:20.06 ID:l+/4T2S3o
何作目の放り投げ?
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/17(火) 10:12:42.05 ID:43zebODa0
もうだめか
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 21:50:54.64 ID:RkQ1p+jz0
まだ終わらんよ
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 06:47:15.68 ID:E+Ib1GkTo
>>806
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