提督「鎮守府に温泉が湧いた」  (再編)

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359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 05:13:25.73 ID:NtXXS0ROO
温泉スレなのにまだ入る前という事実
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 06:47:59.91 ID:F+0mDF+4O
てか、無理矢理全員出そうとして苦労してない?
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 06:56:43.42 ID:ONlZX/zio
>>360
再編前のときも普通に問題なくやれてたし大丈夫でしょ
ってか、前回の見てるとループ物の二周目見てる感じで違いも楽しめるなこれ
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 09:43:40.42 ID:/kAem9rSO
乙です
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/08/23(火) 22:06:34.61 ID:D1cJ2S3P0
イタリア空母なら、E-4攻略中に自分の鎮守府に来てますが何か?
ローマの時も攻略中に来ましたし、自分はイタリア艦娘に縁があるようですw
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 22:43:32.55 ID:/obTitI1o
はいはい良かったでちゅねー
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 22:51:41.70 ID:8mgXmqRPo
すごいでちゅねー
366 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 22:55:09.78 ID:S1AEVhz3o

神風「……ちょ、ちょっと春風///」モジモジ

春風「どうしましたか?神風姉さま」

神風「いや、あなたの選んでくれたこの水着なんだけど…露出部分が多すぎでしょ」

春風「そうですか?神風姉さまにピッタリかと思ったのですが。それにとてもよく似合っていますよ」

神風「いや、似合っているかはともかくとても恥ずかしいんだけど…///」

春風「そうですか、うーん、困りましたね」

マックス「大丈夫よ、着ていれば慣れるわよ」

神風「マックスさん…って!!なんですかその破廉恥な水着は!!」

マックス「えっ、そう?」
367 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 22:58:34.29 ID:S1AEVhz3o

神風「そ、そうですよ!!そ、そんな紐みたいな水着で…!!」

マックス「と、言われてもねぇ…」

レーベ「僕たちはこれが普通なんだけど」

神風「れ、レーベさんまで」

リットリオ「だいじょーぶだって。ほらほら、神風も恥ずかしがらないでいこー」グイグイ

神風「わ、分かりましたから引っ張らないでください!!」

春風「ふふふ、姉さまが楽しそうで何よりです」

マックス「…で、あれは狙ってやったの?」

春風「ご想像にお任せします」ニコッ

レーベ「あ、はい」
368 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:01:07.93 ID:S1AEVhz3o

吹雪「うぅー、失敗したなぁ」

深雪「ん、どうしたのさそんなにしょんぼりとして」

吹雪「いや、こんなことなら白露ちゃんたちや漣ちゃん達みたいに水着を買っておけばよかったなーって思って」

白雪「私達が用意できたのはいつものスクール水着ですからね」

深雪「いいじゃねーか。こっちのほうが色々と楽だぜー」

初雪「…うん、同感」

磯波「け、けどちょっとは違う水着を着てみたかったです」

深雪「えー、マジで?」
369 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:05:24.31 ID:S1AEVhz3o

吹雪「スクール水着も悪くはないけど、ちょっとはお洒落をしてみたいよね」

白雪「流石にレーベさんたちのような水着を着る勇気はないですが…///」

深雪「ふーん、変わってるなー」

叢雲「まったく、あんたたちはお洒落とか考えないわけ」

初雪「お洒落より実質を取りたい」キッパリ

深雪「あるもんで間に合うんならそれで十分じゃねーの?」キッパリ

叢雲「…はぁ、あんたたちに聞いた私がばかだったわ」

白雪「アハハ…」

磯波「ま、まあ悔やんでも仕方ないですし着替えちゃいましょうか」

吹雪「そうだね」
370 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:08:54.15 ID:S1AEVhz3o

朝潮「さあみんな、準備はいいですか!!」

大潮「こっちはオッケーです」

霰「……」コクッ

山雲「こっちも大丈夫よ〜、ねっ、朝雲姉〜」

朝雲「まあ、大丈夫だけどね…」

満潮「ってなんでそんなに張り切ってるのよ。別に出撃するわけじゃないんだし」

霞「せっかくの休暇なんだから肩の力を抜いたらいいんじゃないの?」

朝潮「はい、ですから司令官がくださったせっかくの休暇を全力で楽しむためにこうして気持ちを引き締めてるのです」

満潮「ジュ○ミアじゃないんだから…」

霞「っていうかなんで満潮もそんなキャラを知ってるのよ」
371 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:13:56.62 ID:S1AEVhz3o

大潮「まあまあ、朝潮姉さんが生真面目なのは今に始まったことじゃないですからいいじゃないですか」

朝雲「それにしてもあれじゃ逆に疲れちゃうんじゃないの?」

霰「……大丈夫。今行ったから」

霞「…?今行ったって」

朝潮「…?皆さん、どうかしましたk」

荒潮「ふぅっ!」

朝潮「ひゃぁっ!!」ビクtッ!

荒潮「はいはい、ずっとそんなん調子だと疲れちゃうからリラックスしましょうね〜」

朝潮「あ、荒潮!!耳にいきなり息を吹きかけるのはやめなさい!!」

荒潮「はいはい、じゃあ肩の力が抜けたところで出発ね〜」

山雲「ふふふ〜朝潮姉さんをああやってできるのは荒潮姉さんだけね〜」

朝雲「できるというかなんというか…まあ荒潮姉さんぐらいしかできない芸当というのは確かね」
372 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:17:37.57 ID:S1AEVhz3o

黒潮「うんうん、よくにあっとるで親潮」ニコニコ

親潮「あ、ありがとうございます。それにしても私のために水着を用意してくれていたなんて」

黒潮「いやー、ほら、親潮のセクシーな水着姿を見せればウチの提督さんへの評価も上がると思ってーな」ニコニコ

親潮「え…えええ!!!」

初風「はいはい、黒潮もからかわないの」

不知火「黒潮も黒潮です、『喜んでくれればええなー』とあんなにウキウキとしていたじゃないですか」

黒潮「ちょ、それは言わん約束やんか!!」

不知火「あっ、失礼しました。ついうっかりと」

黒潮「いーや今のは絶対わざとやろ」
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 23:18:36.80 ID:xHOrPBHSO
レーベは提督と一緒に男湯だr
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 23:22:35.39 ID:NEDrXtoko
リットリオじゃなくてリベッチオじゃね?
375 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:27:29.68 ID:S1AEVhz3o

陽炎「いやー、うちの姉妹は仲が良くて何よりね」ニヤニヤ

初風「あんた絶対楽しんでるでしょ」

陽炎「そ、そんなことないって!!ひどいわねー」

時津風「ねーねー、それより早く止めに行ってきたほうがいいんじゃないのー?」

浦風「そうじゃな。つかみ合いの喧嘩になる前に何とかするべきじゃな」

陽炎「わ、わかってるわよ。ほら、二人ともストーップ」

磯風「まあ、姉さんが注意すればさすがの二人でも止まるだろうさ」

谷風「なんだかんだ言ってあの二人も陽炎姉さんのいう事は聞くからねー」

浜風「流石陽炎型の長女、といったところですかね」
376 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:28:37.92 ID:S1AEVhz3o
またやらかしました…リットリオじゃなくてリペッチオという事でお願いします…
377 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:30:41.62 ID:S1AEVhz3o

潮「う、ううっ…」ググッ

曙「ん?どうしたの潮?」

潮「あ、曙ちゃん、ちょっと、その…」

漣「あー、成程、そういうわけですか」

朧「潮、またバストサイズは上がったの」

曙「ちょ、また増えた訳!?アンタ本当にどうなってるのよ」

潮「わ、私だって好きで大きくなったわけじゃないんだけど…」

漣「あー、これは神が付いていますわ。主に巨乳の神が」

朧「ならちょっと揉んでみたらご利益あるかな」モニュ!

潮「ちょ、も、揉まないでくださーい!!」
378 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:34:11.67 ID:S1AEVhz3o

漣「グヘヘヘ、よいではないかよいではないか。おおぅ、これはやはりなかなか…」モミッ

潮「ちょっと、本当に、やめt」

曙「………」モミモミモミモミ

潮「曙ちゃんも無言で揉まないでー!!」

綾波「………」ジーッ

敷波「止めとこう。流石に私たちが行ったらまずいって」

綾波「そう、ですね…はぁ」

敷波「なんて言うかさ、アタシたちのほうがお姉さんなのに妹のほうが胸が大きいとこう…虚しくなるね」

綾波「…ですね」
379 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:40:12.41 ID:S1AEVhz3o

望月「…あ、ありのままに今起きたことを話すぞ。あたしはさっきまでなにやら気になる所にいこうと歩いていたら、気づいたら何故かこの場所にいた」

望月「そしてこれまた何故か水着に着替えさせられていた…なんだろ、これ、スタンド攻撃か何かか?」

ゴーヤ「奇遇でちね…さっきもゴーヤも同じような体験をしたんでち」

ゴーヤ「もっとも、ゴーヤの場合はその他になぜか後頭部に衝撃を感じたような記憶があるんでちが…」

望月「そういえば、あたしも首筋に何かが当たったような…」

三日月「はいはい、着替え終わったのならここでじっとしてないで向こうへ行きましょうね」グイッ

ろー「でっちも行くのー」グイーッ

望月「あ、あいよー」

ゴーヤ「わ、分かったでち…それにしても謎が残るでちねぇ」
380 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/23(火) 23:49:21.33 ID:S1AEVhz3o

長月「な、なぁ、あとで望月に説明してあげたほうがいいか?」

菊月「説明してあげてもいいだろうが、今度は三日月を見たらおびえるようになるぞ」

菊月「何しろ気絶させてここに運んできたあと無駄なくちゃっちゃと着替えさせたんだからな」

長月「…じゃあ」

菊月「黙ってたほうが賢明だろうな」

イムヤ「とりあえずゴーヤが元の状態に戻ったからいい…のかしら?」

イク「まあ後は十分リラックスすれば自然と忘れると思うの」

ハチ「流石に物理攻撃で止めたなんてのは言えないしね…」

381 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/08/23(火) 23:52:24.66 ID:S1AEVhz3o
今日はここまでです
そして一つお詫びがあります。本来は駆逐艦全員分の話をやろうとしたんですが。人数的に無理でした。
というより仮にやったとするとかなり伸びてしまう気がしたのでこの後は温泉プール編に切り替えていきます。ご了承ください。
一応この後は全艦娘が出せるようになる…予定です

それでは、また
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 00:03:15.61 ID:my6YLd4EO
無理に全員出す必要もないし>>1の好きにやればいい
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 00:07:11.93 ID:I9Nl9AfvO

艦これ関係ないけどジェ○ミアだったはず
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/25(木) 00:43:58.88 ID:UL4f0nFM0
乙乙 面白いよ。 後安価とかあるん?あるんなら(安価)とか付けたほうがいいよ。
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 06:38:06.32 ID:Own6xNQu0
駆逐艦は人数多いからな
50人近くはいるんじゃないか?
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 06:39:57.27 ID:IBQO4uYqo
もっといると思う
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 13:32:56.30 ID:ZkI08vFN0
春イベまでで82いるな
388 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:20:26.87 ID:wiCQ0ODio

  〜   入浴場   〜


文月「うわぁ〜すっごーい!!」

皐月「これ全部お風呂なの!?ふぇ〜」

卯月「むむっ、あっちからプールのほうに行けるみたいだぴょん!!」

弥生「卯月…流石目ざとい」

卯月「弥生、もう少しいい言い方がなかったのかぴょん?」

睦月「よーし、それじゃあ突撃だぁー!!」

如月「睦月ちゃん。そんなに焦ったらころんじゃうわよ」

睦月「大丈夫だって、いくら睦月だってそんなにおっちょこちょいじゃ、ってうわぁっ!?」ツルッ!

如月「ほら、言ってるそばから」ガシッ

睦月「えへへ…ありがとう如月ちゃん」
389 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:24:38.92 ID:wiCQ0ODio

白露「よーし、白露がプールに一番乗りだぁ!!」ダダダッ

子日「むぅ、子日も負けないよぉ〜!!」ダダダッ

初春「二人とも、焦って走るんじゃないと…まったく」

村雨「あらあら、あの元気なところが白露ちゃんらしいけどね」

若葉「なんにせよ、元気なのはいいことだ」

初霜「ですね。ところで若葉は楽しみじゃないの?」

若葉「いや、十分楽しみだがどうかしたか」

初霜「だって表情がいつもと変わらないからどうなのかなって思って」

若葉「…悪かったな。表情が固くて」ムスッ

初霜「あっ、別に悪いわけじゃないからそんなに怒らないで」

若葉「怒ってないぞ」

初霜「怒ってる!!」

初春「これ、二人も喧嘩するでない。まっ、ぷーるで遊んででいれば自然と表情もほぐれるじゃろ」
390 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:27:42.21 ID:wiCQ0ODio

五月雨「み、みんなおいていかないで〜」

春雨「大丈夫。そんなにあせらなくてもいいからゆっくりきて」

涼風「そうそう、特に五月雨はただでさえ転びやすいんだから慎重にいかないとな」

江風「さっきもあっちで睦月が転びそうになってたから気を付けたほうがいいぜー」

海風「大丈夫ですよ。プールは逃げませんから」

五月雨「わ、分かってます!!」

時雨「ふふっ、まるでどっちがお姉さんかわからないね」

夕立「けどなんであっちのほうがしっくりくるっぽい?」

時雨「うーん、五月雨から出る守りたくなるオーラ…かな」

夕立「けどあれだけ心配されてちょっとうらやましいっぽい」

時雨「本人は辛そうだけどね」
391 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:30:30.32 ID:wiCQ0ODio

朝霜「ってかマジでどんだけでかいんだよ。ここ」

風雲「実際目にしてみるとなにこれって感じね」

清霜「まぁまぁ細かいことは気にしないで遊んだもの勝ちだよ!!」

長波「だな。じゃあ夕雲姉行こうぜ」

夕雲「そうですね。そうそう、巻雲さんに沖波さん。メガネはちゃんと耐水性のに変えましたか?」

巻雲「OKです夕雲姉さん!」

沖波「わ、私も大丈夫です」

朝霜「にしていちいち取り替えたりで面倒だな。コンタクトか何かにできないのかい?」

巻雲「こ、コンタクトはちょっと」

沖波「目に直接触れるのが嫌で」

高波「確かに薄くても目にものを入れるのは勇気がいりますね」
392 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:36:11.22 ID:wiCQ0ODio

長波「けどあんなの目にちゃちゃっと入れた後は特に何もしなくてもいいんだろ?」

巻雲「そうは言いますけどやっぱり眼鏡のほうが楽なんです」

沖波「最悪戦闘中に砲弾が当たっても取り替えるだけで済みますし、万が一コンタクトが戦闘中の衝撃で目の中で割れたとしたr」

高波「ひゃぁぁ!!い、痛い話はやめてください!」

沖波「ご、ごめんなさい。そんなつもりじゃなかったのですが」

長波「まあ一長一短あるってことか」

早霜「……けど、目元が軽くなるのはメリットよね」

朝霜「いや、早霜は目元を軽くしないのならその前髪をどうにかしろって」

早霜「ふふふ…それは無理な相談ね」

夕雲「はいはい、たとえメリットがあったとしても嫌なものを人に無理強いしてはいけませんよ」

清霜「ねーねー、話はいいから早く行こうよーーー」パタパタ

風雲「清霜もそんなに急かさないの」
393 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:38:36.04 ID:wiCQ0ODio

秋月「……この設備、普通に入浴しようとしたらいくらぐらいかかるでしょうか?」

初月「とりあえず野口さん一枚じゃ絶対足りないと思う」

秋月「……、で、ですよね」ガタガタ

照月「だ、大丈夫だよ秋月姉!!ここは私たちのために提督が建ててくれたものだからそんなことを気にしなくても」

初月「そうだよ。それに使うのは僕たちだけじゃないんだからさ」

秋月「…し、しかしそうなると提督にどれだけお礼を言えばいいか…」

初月「提督はそんなことを気にする人ではないとは思うけど」

秋月「…ねえ照月。特売品だけど私が着たこの水着をお礼として提督に渡したら喜んでくれると思う?」

照月「ごめんちょっと言ってる意味がわからないよ秋月姉」

初月「間違いなく提督が混乱するだけだからやめたほうがいいよ」
394 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:41:51.86 ID:wiCQ0ODio

島風「へっへーん、泳ぎでもなんでも島風は一番なんだからねー」ダダダダダーーー!!

天龍「あっこらっ!!さっきから走るなって言ってるだろーが!!」

長門「…ふぅ、と口で言っても止まらないか」

陸奥「やっぱり注意して見てたほうがいいみたいね」

長門「だな。それにしてもすまないな天龍。こんなことにつき合わせて」

天龍「い、いえ、ほら、あいつらに後で何かあると後の遠征予定が狂いますしそれn」

龍田「要するに『あの子たちが心配なんです〜』ってことなので大丈夫ですよ〜」

陸奥「あらあら、そうなのね〜」

天龍「なっ、こ、こら龍田。勝手に捏造するんじゃねー!!」

龍田「ごめんなさい。これ、本心だったわね〜」

天龍「だだからな〜!!」

長門「はっはっはっ、まあなんにしてもありがたいことだ」

龍田「ですって。よかったわね〜天龍ちゃん」

天龍「ぜっ、全然よくねーよっ!!」
395 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/27(土) 01:47:02.48 ID:wiCQ0ODio

利根「いやぁ、元気があるというのはいいことじゃのぅ」

筑摩「そうですね。ところで姉さん。姉さんはどうしますか?」

利根「んー、そうじゃな。プールの方も気になるんじゃがせっかくじゃし今日はゆっくりと湯船に浸からせてもらおうとするかの」

筑摩「そうですか。それでは私もお供しますね」

利根「いや、筑摩は好きな所を回ってきていいぞ。無理に吾輩に付き合わなくとも」

筑摩「いえ、別に無理はしていませんので安心してください。それに姉さんと温泉にゆっくり入るというのも素敵ですし」

利根「まあ筑摩がそういうのなら吾輩もいいが、筑摩も変わっておるな〜」

筑摩「そうですか?私は自分のしたいようにさせてもらっていますが」

利根「それが変わっているとういうのじゃ」

筑摩「まあ私は変わり者でも構いません」

筑摩「私はただ、利根姉さんと一緒にいられればそれで…」ボソッ

利根「ん?何か言ったか筑摩よ」

筑摩「何でもありませんよ。それでは行きましょう」
396 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/08/27(土) 01:52:05.89 ID:wiCQ0ODio
短いですが今日はここまでです
それにしても駆逐艦だけで80隻以上もいたんですね…↑を見て初めて知りました
最後に、温泉プール編では基本的には全艦種を出していく予定ですが、もしリクエストがあればどうぞ

それでは、また
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 01:55:20.06 ID:Q6E7H9An0
乙乙 面白いよ。
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 01:55:39.90 ID:oXewTQAI0


もう考えてそうだけど、サウナでバカやってフラフラになった連中に経口補水液的なものを補給して回る速吸とか
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 02:43:48.42 ID:P3d7+c2AO
かき氷や軽食食えたりすんのかな?
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 07:25:16.32 ID:igJMlOKN0
>>399
赤城「!!」ガタッ
加賀「!!」ガタッ
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 10:10:30.67 ID:WnjWElMSO
乙です
402 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:03:45.29 ID:zmBHUemEo

〜  大浴場 〜


武蔵「ふぅ〜、いい湯だな」チャポン

大和「そうね、湯加減もちょうどいいし、ゆったり浸かれるし申し分ないわね」

武蔵「ああ、本当に素敵な湯だ…本当に」ウルッ

大和「ちょっ、なんで涙ぐんでるの!?何か嫌な事でもあったの」

武蔵「いや、ほら、私が普通の風呂に浸かると溢れかえってしまっていただろ」

武蔵「だからせめて皆の迷惑にならないように終い湯に浸かるようにしていたのだが、今こうして足を延ばしてゆったりと疲れる幸せを噛みしめると、ついな」

大和「武蔵…苦労していたのね」

武蔵「まあ、それなりにはな」

扶桑「あら、それでも浸かれたのならいいじゃないの」ヌッ

山城「そうですね」ヌッ
403 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:06:53.80 ID:zmBHUemEo

大和「きゃっ!?」

武蔵「うわっ!?お前たち急に出てくるな」

扶桑「あら失礼、けどわざとじゃないのよ」

山城「何故かこうなってしまうんです」

大和「ま、まあそれは置いておいて、お2人は何かあったのですか」

扶桑「フフフ…お風呂に浸かろうと思ったらお風呂の栓が抜けていた経験はありますか?」

山城「またはガスの調子が悪くて氷水のような水風呂だった経験は?」

武蔵「……いや、流石にそれは」

扶桑「体を温めようと思った矢先に緊急出撃の命が下った経験は?」

山城「その他にもえーと」

大和「い、いえ、もう十分、十分ですから」
404 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:11:32.66 ID:zmBHUemEo

山城「まあ私たちはこんな経験をしていまして…いや、したくてしたんじゃないんですよ。本当に」

武蔵「ああ、二人のほうが壮絶な経験をしていたことは分かった。悪かった」

扶桑「いえ、そんな謝らなくても」

山城「ただお二人はなんだかんだあったとしても恵まれていることを伝えたかっただけですから」

大和「ま、まあ今日はお2人も何事もなくこうやって入浴できてるのですからいいじゃないですか」

扶桑「…正直何がないか不安で仕方ないんですが」

山城「今のうちに謝っておきますね。何かあったらごめんなさい」ペコリ

武蔵「いやそんなフラグは立てなくていいから、な」
405 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:14:22.08 ID:zmBHUemEo

伊勢「いやぁ〜それにしてもこうしてると日頃の疲れが癒されるねぇ〜」カポーン

日向「伊勢はそんなに疲れてないだろうが」

伊勢「ひどっ!?あたしだって色々とあるんだよ」

日向「まあ、演習や訓練で伊勢が頑張ってるのは知ってるさ」

伊勢「ほらー、だったらもうちょっと私をいたわっても」

日向「…が、その分自由時間はだらだらしてるがな」

伊勢「うぐっ、だ、だけどそれは生活リズムにメリハリをつける手段だから問題ないt」

日向「そのメリハリの中に部屋の掃除は入れられないのか?」

伊勢「      」
406 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:17:57.99 ID:zmBHUemEo

日向「…まあ、共有の部屋である以上私もとやかくは言えないんだが」

日向「物が散乱している中でゴロゴロしているのは流石にどうかと思うぞ」

伊勢「い、いや、あれはあれで便利なんだよ。欲しいものがすぐ手元に届くしぱっと思いついたものがすぐに取れるし」

日向「…で、いざ探し物をするとなるとどこに行ったか分からず手当たり次第探してその結果さらに散乱すると」

伊勢「……おっしゃる通りでございます」

日向「…はぁ、今度手伝ってやるからきちんと掃除するぞ」

伊勢「ふぁ〜い。トホホ、せっかくの温泉での休みなのにお説教を食らうなんて…」

日向「普段からきちんとしてればこんなこと言わないさ」ハァッ
407 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:20:50.49 ID:zmBHUemEo

〜 露天風呂 〜


アイオワ「ワァーオ!!ベリービューティフル!!」

霧島「いやはや、本当にいい眺めですね」

榛名「温泉に浸かりながらこんな風に海を見れるなんて…感激です!!」

リットリオ「それにこの木の温もり、とっても素敵ですね」

ローマ「確かこれって『檜風呂』っていったかしら?」

比叡「その通りです。それにしてもローマさん詳しいですねー」

ローマ「日本に来る際に日本文化の勉強として色々と調べたのよ。最もこうして入浴できるとは思ってもいなかったけど」

金剛「へー、ローマは勉強熱心なんデスねー」

リットリオ「まあ、単にローマが無類のお風呂好きというのもありますけど」

ローマ「ちょっ!?」
408 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:25:26.15 ID:zmBHUemEo

榛名「えっ、ローマさんってそんなにお風呂が好きなんですか」

リットリオ「イタリアも日本とはだいぶ違いますが温泉が多いですからね。その影響でローマも温泉好きなんです」

比叡「へぇ、これは意外な情報ですね」

ローマ「意外って何よ。ま、まぁせっかく日本に来たのなら日本の温泉の事を調べたくなるものでしょ、だ、だからついでよついで」

金剛「ローマ、傍から見ても無理してるのがバレバレデース…」

アイオワ「オウッ、これが『ツンデレ』デスね!!」

霧島「アイオワさんはどっからそんな言葉を覚えてくるんですか」

アイオワ「アキグモさんとサザナミからジャパンカルチャーとして教わりましたー」

霧島「あの2人め…」ギリギリ
409 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:27:42.51 ID:zmBHUemEo

リットリオ「そういえば向こうにローマ風のお風呂がありましたね、後で行ってみませんか」

アイオワ「あのゴージャスなスカルプチャーのあったお風呂デスネ!!」

比叡「いいですねー、それにしてもあんな凝ったお風呂もあったりでいったい何種類ぐらいあるんですかね?」

ローマ「とりあえず全部回ったらふやけるぐらいはありそうね」

榛名「まあ今日一日で全部入らないでまた今度にとっておきませんか?そっちの方がまた楽しめると思いますし」

金剛「榛名の言う通りデース、それに無理に全部入って後で茹でダコになったら笑い話にもなりませんしネー」

リットリオ「そうですね、けどもうちょっとこのお風呂に浸かりませんか、この木の香り、とても素敵ですし…」

アイオワ「そうそう、そういえばこのほかにもジャパンには変わったスパがあるって聞いたのだけど」
410 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:30:04.44 ID:zmBHUemEo

霧島「変わったお風呂ですか?五右衛門風呂とかそういう類でしょうか」

アイオワ「ノーノー。確か『トルコスパ』とかいう名前だったy」

金剛「はいストーーーップ!!!」

アイオワ「WHAT?」

霧島「あ、アイオワさん。それは知らなくていいです。いや、むしろ忘れてください」

アイオワ「え、え、え?」

ローマ「……ああ、確かあれの事ね。まああまり口外しない方がいいわね」

リットリオ「…///」

比叡「そうだ、トルコスパで思い出したんですが日本にはトルコライスというのがありましてなかなか面白い食べ物なのですがよろしければ今度作りまs」

榛名「それは止めてください」

アイオワ「???」
411 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:33:38.35 ID:zmBHUemEo

〜 ジェットバス 〜


ブワァァァァァッ

赤城「こ、これは…不思議な感覚ですね」

加賀「全身が泡に包まれて、これは癖になります」

蒼龍「た、確かに気持ちいいけど…お腹がちょっと刺激が受けるというか」

飛龍「あー、ぷにぷにだから揺れてるわけか」

蒼龍「ぷにぷにじゃないもん!!ただちょっと気になるだけだもん!!」

赤城「確かになんて言いますか、こう揉まれてるような感じはありますね」

加賀「となるとマッサージ効果もあるのかしら」

飛龍「んー、あるんじゃないですか。ちょっと引き締まったような感じもしますし」

蒼龍「!!!」ピコーン
412 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:36:23.72 ID:zmBHUemEo

赤城「……?」

蒼龍「…んしょ、よいしょ」グイグイ

加賀「…蒼龍。何でそんな不思議な体制をとっているの?」

蒼龍「こ、これはそのー、あのですね」

飛龍「…蒼龍、まさかこの水流をお腹にあててお肉を引き締めようとしてるとかじゃ…」

蒼龍「そ、そんなわけないじゃない!!こ、これはその、ストレッチだから」

赤城「まあその体制はストレッチの体制に見えないこともないですが…」

飛龍「…蒼龍、そんなところでお笑いを取らなくてもいいから、ねっ」

蒼龍「お笑いじゃないもん!真剣だもん!!」

飛龍「いや、どう見ても今の蒼龍の恰好は笑えるから」

加賀「…そうね、流石にその格好はいろいろと見てられないわ」

赤城「だ、大丈夫ですよ蒼龍さんはそこまで太ってるようには見えませんから」

蒼龍「え〜ん!真面目にやろうとしていただけなのに〜」
413 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:39:54.79 ID:zmBHUemEo

雲龍「………」ジーッ

天城「ね、姉様。何をそんなに水面をじっと見ているんですか?」

雲龍「……ちょっと、水面の泡の数を数えていただけ」ジーッ

天城「いや、なんでそんなことをしてるんですか」

雲龍「…泡の数を数えてると、なんだか水面に飲み込まれるような不思議な感覚になってそれが面白くて」

天城「すごく危ない発言に聞こえるんですけどのぼせたりしてませんよね」

雲龍「…大丈夫。たぶん」ボーッ

天城「姉さま、お願いですからしっかりしてください!!」

翔鶴「う、雲龍さん大丈夫かしら?」

葛城「大丈夫だと思いますよ。たぶん天然なだけですから…」ドヨーン

瑞鶴「まあ本当に危なくなったら助けに行くから…」ドヨーン
414 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/08/30(火) 01:42:35.85 ID:zmBHUemEo

翔鶴「え、2人ともどうしたの?なんだが表情がものすごく暗いけど」

葛城「…暗い理由ですか」

瑞鶴「……まあ、あれを見れば、ね」チラッ

雲龍「……大丈夫、大丈夫って言ってるうちは平気だって誰かが言ってたから」プヨプヨ

天城「誰かって誰ですか!?」プヨプヨ

翔鶴「…?と、特に変わった様子はないけど」ポヨーン

瑞鶴「…ジェットバスの勢いに乗ってあれだけ揺れてるのを見せられればねぇ」

葛城「悪意のないのが余計クるんですよねぇ…」

翔鶴「ふ、2人とも元気出して。ほら、この温泉ならもしかしたら胸の成長も期待できる…かも」

瑞鶴「翔鶴姉、儚い希望は時に人を傷つけるんだよ?」

葛城「気持ちはありがたいんですが…なんか、申し訳ありません」

415 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/08/30(火) 01:46:13.84 ID:zmBHUemEo
今日はここまでです
ちなみにトルコ風呂についてですが、ググると簡単に出てきたりします
まぁ…人に簡単に聞けるものではないですね
それでは、また
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 02:22:13.45 ID:5lOLU05Eo
おつ

ノーパンしゃぶしゃぶ!
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 09:35:26.78 ID:3igQCVY0o
トルコに怒られたんだよな…
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 09:44:11.54 ID:rCkpCvYSO
乙です
古代ローマの時代からイタリア人も風呂入るの好きなんだよな(テルマエ・ロマエで知ったけど)

419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 18:19:18.61 ID:hIjnU/7v0
イタリア勢がテルマエ・ロマエを観てると飛龍が多聞丸と騒ぎ出すと?
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/01(木) 00:54:32.57 ID:hzQhBDn/o
阿部寛多聞丸説?
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/01(木) 08:25:25.40 ID:lmp/4o6/O
復活してるじゃねーか!いままで気が付かなかったとは…
応援しています!頑張って下さい!
422 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/04(日) 00:31:03.69 ID:q/7lnoSMo
すいません、ちょっと色々と立て込んでいるため更新ができない状態です
週明けにはなんとかなるので月曜には投下できるかと思います
申し訳ありませんがもう少しお待ちください
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 00:32:13.07 ID:vmaarI5SO
了解です
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 01:07:57.57 ID:p/qgUdr3o
へいへいほー
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 01:40:34.50 ID:CT3yKM9Lo
>>424
へ、丙で何が悪い!!!!(過剰反応)
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 10:51:06.49 ID:hl2D8Cv+O
丙提督、甲茶が呑みたいネ
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 17:34:55.62 ID:IZfE+bN9O
>>426
解体待ったなし
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/09/04(日) 19:15:30.66 ID:SOeSGTFs0
復活してるだと!
懺悔させていただくと前スレ埋め立てたの自分です
許してヒヤシンス
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 21:58:05.84 ID:0IC5RJ0/0
>>428
おうまずはsageようや
430 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:11:22.80 ID:pa1BCRUao
 
   〜  電気風呂  〜 


利根「おおっ、これは…!!」ピリッ

筑摩「大丈夫ですか姉さん!!何かあればすぐに筑摩に言っていただければ」ガバァ!

利根「落ち着け筑摩。なに、この風呂の刺激にちょっと驚いただけじゃ」

筑摩「そうでしたか、失礼いたしました」

利根「全く。筑摩はそそっかしいのぅ。それにしてもこの刺激、慣れると心地いいの〜」ピリピリ

筑摩「そうですね。この刺激が肩こりや腰痛などの疲れを緩和してくれるそうですよ」ピリッ

利根「成程、それにこの温泉の効能も合わさってこうか倍増というわけじゃな!!」

筑摩「そうなりますかね」

利根「それにしても、肩こり…のぅ」ハァッ

筑摩「…姉さん?」
431 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:17:32.79 ID:pa1BCRUao

利根「いや、吾輩自体はそこまで気にしてるわけじゃないのじゃがやはり胸が大きいと肩こりが起きやすいのじゃろ?」

筑摩「!!!」

利根「自分で言って悲しくはなるが、こんなお子様体形じゃなくて筑摩のような体つきならよかったのうと思ってn」

筑摩「何をいっているんですか姉さん!!」ザバァッ!

利根「!!!」

筑摩「いいですか。今の利根姉さんの姿こそ私にとっての姉さんとして完成された姿なんです」

利根「ち、筑m」

筑摩「それを否定するなんてとんでもない。いえ、私が許しません」

利根「ち、ちk」

筑摩「確かに私のような体つきは姉さんにとって魅力的かもしれません。しかし、それ以上の魅力を姉さんはもっているのです。お願いですから姉さんもそれを自覚してください」

利根「    」

筑摩「大丈夫です。たとえ誰もが姉さんの魅力を認めなくても、私は認めますから…絶対に」

利根「ち、筑摩…気持ちは嬉しいんじゃが…正直怖いぞ」グスッ
432 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:20:03.62 ID:pa1BCRUao

愛宕「あら〜、あっちはなんだか楽しそうね〜」

高翌雄「た、楽しそう…かしら???」

摩耶「なんつーか、利根がすげー涙目になってるのが気になるんだけど」

愛宕「気になるからって邪魔しちゃだめよ〜、姉妹水入らずなんだから」

鳥海「むしろ水を差した方が利根さんにとってはいいような気もするんですが」

摩耶「といっても近寄るなオーラも出てるがな」

鳥海「主に筑摩さんから、ですが」

高翌雄「まあそれはそれとして…こういう刺激のあるお風呂というのも新鮮ね」

摩耶「だなー、こう、ガーッと元気になる気がするぜ!!」

鳥海「摩耶はいつもそんな感じじゃないですか」
433 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:23:37.05 ID:pa1BCRUao

高翌雄「そうね、そういう点だと摩耶ってなんていうかこう…体育系みたいな感じよね」

摩耶「まっ、それがこの摩耶様の美点だしな。細かい事は気にせずガンガン進む、これが一番だぜ」

鳥海「……まあ、脳筋と言えなくもないけど」ボソッ

摩耶「ん?鳥海なんか言ったか」

鳥海「い、いえ何も」

愛宕「後は口調を直してお姉ちゃん子になってくれれば完璧なんだけど〜」

摩耶「あー、まあ…無理、だな。性格的に」

愛宕「もうっ、少しぐらい努力したっていいと思うわよ」

高翌雄「といってもおしとやかになった摩耶とかって想像できる?」ヒソヒソ

鳥海「多分摩耶に似た何かになるのは間違いないかと」ヒソヒソ

摩耶「おい、2人とも聞こえてんぞ!!」
434 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:28:14.28 ID:pa1BCRUao

  〜 寝湯  〜


足柄「あぁぁ〜最高だわ。これ〜」グデー

妙高「足柄、あまりそんなおじさんのような唸り声をあげるのは駄目ですよ」

足柄「おじさんだなんてひどいわぁ〜。けど無理〜」

那智「まぁ、こんな体勢で湯に浸かれば足柄の気持ちも分からなくなないがな」

羽黒「寝ながら温泉に浸かると、まるで何かに包まれているような気分になれますね」

那智「ああ、そのおかげでリラックスできるわけだが…」チラッ

足柄「あぁ〜これ私を間違いなく駄目にするわ、というか駄目になる自信があるわ」

妙高「何を得意気にいってるんですか」

那智「あそこまで堕落するのも考え物だがな」

羽黒「あっ、アハハ…」
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 01:29:24.57 ID:iHdE8sfyo
スペック的に脳筋はむしろ鳥海の方だろいい加減にしろ!
436 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:31:34.10 ID:pa1BCRUao

那智「しかし足柄、あまり長い間入っていると体がふやけて大変な事になるぞ」

足柄「大丈夫よ。ほら、あっちに水風呂があるじゃない」

那智「まああることはあるが…それがどうした」

足柄「分からない?たとえ浸かりすぎてもあっちに入って肌を引き締めれば元通り…いえ、温泉の効能もプラスしてピチピチの肌になるわけよ」

妙高「まあ、確かに水風呂には肌を引き締める効果があったりはしますが…」

羽黒「そう上手くいくでしょうか?」

足柄「フフフ、見てなさい。私の肌がピチピチになっていくのを皆に見せてあげるんだから!!」

妙高「いえ、正直私達に見せられても反応に困るんですけど」

羽黒「それに足柄姉さんの肌は元々綺麗ですし…」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 01:33:04.28 ID:ui3KEg9zo
たかおちゃんが文字化け起こすからsaga入れたほうがいいんじゃないかなー
登場シーン終わったみたいだけど
438 : ◆KObYJPvVwhMN :2016/09/06(火) 01:39:36.96 ID:pa1BCRUao

那智「…まあ、言いたいことは2人が大体言ってくれたから私からはあまり言うことはないが」

足柄「あら、といいつつ何かあるわけね」

那智「今足柄が言った入浴法は科学的根拠もある立派な入浴法だ」

羽黒「そうなんですか?」

那智「ああ、血行をよくしたりする割とメジャーな入浴法だ」

足柄「ふふっ、つまりそんなことを知らないうちに実践しようとした私がすごいって事を那智は言いたいのね」

那智「いや、まあそれもあったりはするが…

妙高「するが…?」

那智「その行動パターン、おじさん通り越しておじいちゃんみたいだぞ」

足柄「ぐ は  っ !!」

妙高「……今のは流石に堪えましたか」

羽黒「あ、だけど確かに言われてみればそんな感じがしますね」

妙高「羽黒、これ以上言うのは止めましょう。無理に傷口をえぐることのないわ」
439 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:41:26.78 ID:pa1BCRUao
すいません、またsaga忘れてました
文字化け起こしてますけど高雄という事でお願いします
440 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:44:29.50 ID:pa1BCRUao

青葉「ふぅ…」チャポーン

衣笠「おんやー青葉、なーにそんなに疲れ切った顔してんのさ」ニヤニヤ

青葉「原因が何をいっているんですが!!目の前であんな大合唱されたら疲れるに決まってるでしょうが!!」

加古「いや、あれは自業自得みたいなもんだろ」

青葉「そ、それはそうかもしれませんが…」

古鷹「け、けど最後は青葉もやってくれたよね」

青葉「……トホホ、まさか本当に皆の前で脱ぐことになるとはこの青葉でも想像できませんでしたよ」

衣笠「いやー、けど撮影できなかったのは素直に残念ね」

加古「あそこで青葉が涙目で止めなければできたんだけど」

青葉「当たり前です!!万が一にでもあんなの撮影されでもしたら黒歴史もいいところです!!」
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 01:44:54.95 ID:mpwmejlA0
>>420別の映画か終戦記念ドラマか何かで多聞丸やってた気が?他の配役に比べて明らかに似せる気なかった印象
442 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:47:23.40 ID:pa1BCRUao

衣笠「いいじゃないのよ。ほら、ひと夏の過ちみたいな感じでさ」

加古「青葉そういうゴシップ記事みたいなの好きだろ?」

青葉「2人とも青葉の事をなんだと思っているんですか」

古鷹「………」

加古「ん、どうしたの古鷹。さっきから黙ってるけど」

古鷹「えっ、ううん。ちょっと…」

青葉「ほう、古鷹さんがそんな反応をするなんて珍しいですねー。何か隠し事でもあるんですかー」ニヤニヤ

衣笠「あー、またいつもの青葉に戻っちゃったか」

古鷹「隠し事なんて…ただ、ちょっと」

青葉「ちょっと?」

古鷹「…さっきの青葉の映像。私が撮っていたって言ったら青葉が驚くかな…って思って」

青葉「……へ?」

衣笠「マジで!?」
443 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:51:16.63 ID:pa1BCRUao

古鷹「…う、うん。この目の所なんだけど実は特殊なコンタクトになっていてそれで撮影を」スッ

青葉「ちょ、聞いてませんよそんなこと!!ってそうじゃなくて古鷹さん。お願いですから処分してください!!今すぐに!最悪青葉自決しますよ!」

衣笠「いや、青葉もちょっとは落ち着きなさいよ」

加古「へー、にしてもそんなもんがあったなんて初耳だなー」

古鷹「うん、だって冗談だもの」

青葉「……はぁ!?」

古鷹「青葉の慌てる姿が見たくなっちゃって、それで、ね」ニコッ

青葉「…はぁぁぁぁ〜、お願いですからもうこれ以上青葉を虐めないでくださいよ〜」ウェーン

衣笠「アハハ。それにしても古鷹も演技上手くなったね。まるで本当の事みたいだったわ」

青葉「フフフ…まあ、ね」

加古「………」

加古『あ、あれ話が嘘じゃなくてマジな時の古鷹の眼だわ』
444 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:53:33.43 ID:pa1BCRUao

 〜  サウナ というかサウナ前にて 〜


速吸「あのー、みなさーん。お願いですから無理はしないでくださーい」

飛鷹「速吸ちゃん。もう放っておいていいわよ。あの3人が絶対速吸ちゃんの言う事聞くわけないし」

ザラ「なんというか、こんな心配かけて本当に申し訳ございません」ペコペコ

速吸「いえ、別に私は大丈夫なのですが、もし何かあってからだと大変ですし」

千代田「…まあ、私も心配なんだけど一度決めたらお姉も頑固だしなぁ」

祥鳳「あら、みなさんサウナの前でどうしたんですか?」

速吸「祥鳳さん、いえ、私たちが何かあるわけではないんですが」

飛鷹「まあ説明するのも馬鹿らしい話なんだけどね…」
445 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:55:42.12 ID:pa1BCRUao

  〜  少し前  〜


隼鷹「よし、ここは発想を逆転させよう」

千歳「発想の逆転?」

隼鷹「そう、私たちはさっき飛鷹たちの手によって生命の源でもあるお酒を取り上げられてしまったわけだ」

ポーラ「う〜、今でも悔やまれます〜」

千歳「いや、さすがにポーラのあの持ち込み方は私でもどうかと思ったけど」

隼鷹「そこでだ、風呂に入りながら飲むのではなくて風呂から上がった後に飲む方向にシフトしようという訳だ」

千歳「お風呂上り…そして飲むお酒…となると!!」

隼鷹「そう、おビール様だ!!!!」

ポーラ「ビール!!」ガタッ!
446 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 01:59:39.96 ID:pa1BCRUao

隼鷹「さらに、そのおビール様を美味しく飲めるようにする設備がここにある」

ポーラ「設備…、サウナですか」

千歳「…成程、サウナでたっぷり汗を流した後にキンキンに冷えたビールを飲むと」

隼鷹「想像してみろ、カラカラに乾いた喉を潤すビール特有のあの風味、あののどこし…」

ポーラ「……」ゴクッ

千歳「最高ね」ゴクッ

隼鷹「だろ?それじゃあ、ビールのためにいざ突g」

速吸「あ、皆さんサウナに入るんですか」

千歳「あら速吸ちゃん。ええ、そのつもりだけど」

速吸「あの、でしたらこのスポーツドリンクをどうぞ!汗をかいた分の水分補給は大事ですから」スッ!
447 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:02:56.70 ID:pa1BCRUao

ポーラ「ありがとうございます〜けど、今回は遠慮しておきますね」

速吸「えっ?どうしてですか」

隼鷹「……速吸ちゃん。確かに補給は大事だ。けどあたしたちはそれ以上に大事な感動を手に入れたいんだ」

速吸「感動…ですか」

ポーラ「そうなんです。けど、そのためにはそれは飲むわけにはいかないんでして」

千歳「ごめんね。速吸ちゃんの事を蔑ろにしてるわけじゃないんだけど…けど、今の私達には不要なものなのよ」

速吸「???」

隼鷹「まあ、そんなわけでちょっと入ってくるわ」ガチャッ

ポーラ「ポーラ達は大丈夫ですから速吸さんも温泉を楽しんで下さい〜」

千歳「さて、…行きますか!!」

速吸「あのっ、本当に大丈夫なんですか〜!?」
448 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:07:14.41 ID:pa1BCRUao

 〜 〜 〜


速吸「…という事がありまして、はじめは私も他の所に行ったりしてたんですが、あれから30分以上経っても皆さんが出てこなかったのでどうしても気になって、それで…」

祥鳳「成程、それは確かに気になりますね」

千代田「普通30分もサウナなんかに入ってたら出てくると思うんだけど」

ザラ「まったく、お酒が絡むと底力を出すんだから」

祥鳳「…で、結果的に大丈夫だったんですか?」

ザラ「まあ声をかけてみたら3人とも反応したから大丈夫だとは思うけど…」

千代田「無理矢理だすと今度はヘソを曲げちゃうかもしれないから大変なのよ」

飛鷹「さっきのお酒取り上げだけでもぶーぶー言ってたしね」

飛鷹「まっ、何しても何かしら言われそうだし放っとくのが一番かもね」
449 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:13:13.14 ID:pa1BCRUao

飛鷹「まっ、何しても何かしら言われそうだし放っとくのが一番かもね」

ザラ「ですね。それじゃあ速吸さん、私達と一緒にあっちのお風呂に行きませんか?」

速吸「えっ、けど隼鷹さんたちは…」

千代田「大丈夫ですよ。流石にお姉たちでも身の危険を感じたら出てきますし」

祥鳳「そうそう、確かあちらにはローマを模したお風呂があったみたいですがそちらなんてどうですか?」

飛鷹「いいわね。じゃあ行きましょうか」

速吸「………はいっ!!」





隼鷹「あー、千歳ー、いつから分身できるようになったんだー?」グデーッ

千歳「何言ってんのー、それにしても不思議ねー。飲んでもいないのにくるくる回ってるわー」グデー

ポーラ「お酒…お酒ぇ…」バタンキュー
450 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:19:23.69 ID:pa1BCRUao

〜 打たせ湯 〜


大淀「………ふぅ」ダァァァァァァ

明石「おーよどさぁーんー!!」ギュッ!!

大淀「きゃっ!?って明石!?」

明石「えー、なにその反応?せっかく声をかけたのにー」

大淀「打たせ湯でリラックスしてるときにいきなり飛びつかれればそんな反応にもなりますって」

明石「もう、硬いなー。せっかくの休みなんだからもっとリラックスしなきゃ」

大淀「明石が砕けすぎてるんですよ」

明石「まあまあ細かいことは気にしないの。それより今回の件は本当にありがとねー」

大淀「今回の件?何のことですか」

明石「大本営への報告の件、簡単にやったように言ってたみたいだけどさ、実際のところだいぶ無理な交渉したんでしょ」
451 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:22:23.76 ID:pa1BCRUao

大淀「…どこからその情報を」

明石「まあ色々とね。それを差し引いてもあれだけの短時間でまとめ上げるのは流石だわ」

大淀「…まあ、みんなのためですから」

大淀「それにせっかくの提督の好意がこんな下らない事で消されてしまってはたまったもんじゃありませんからね」

明石「もー、縁の下の力だねー大淀は」

大淀「別にそんなつもりじゃ…ってどこ触ってるんですか!?」ムニッ!

明石「えーっと、感謝の気持ちも込めて明石特別マッサージをとしてあげようかなーって思って」ワキワキ

大淀「間に合ってます!間に合ってますから!!」

明石「まあまあ、そんな遠慮なさらずにっと」 グイッ

大淀「いや、遠慮じゃなくって、本当に…きゃぁぁ!!」ムニィッ!

明石「ありゃ、こりゃ随分体中のあちこちがこってるねー、これは本格的にやらなくちゃ」ゴキゴキッ!!

大淀「いや、本当にいいって…ってはぁぁぁ〜」グニャァァァ

明石「はーい、らくーにしていていいからねー」グキグキ
452 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:26:01.92 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「………」ダァァァァァァ

瑞穂「あきつ丸さん、頭から打たせ湯を浴びていったいどうしたんですか?確か打たせ湯は患部にあてるもののはずですが」

あきつ丸「瑞穂殿ですか。いえ、これは効能うんぬんよりは自分への戒めを込めてやっているのであります」

瑞穂「戒め…ですか?」

あきつ丸「ええ、いまだ将校殿との約束も果たせず、流されるまま提督殿の行為に甘えるような形になってしまった自分の未熟な精神を戒めているのであります」

あきつ丸「本来であれば真水であればありがたかったのですが、流石になかったのでこのような形で妥協する形になってしまいましたが…」

秋津洲「だったらあきつんもはじめっからそんなことしなければいいかも」ヒョコッ

あきつ丸「だから誰があきつんでありますか!!」

秋津洲「???あきつんはあきつんでしょ?」
453 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:28:57.09 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「まったくもう…と、いけないいけない。という事で自分はここにしばらくこうしてますので瑞穂殿も気にしないでほしいのであります。それとできればそれをどっかにつれて行ってくれるとありがたいのですが」

秋津洲「むー、それ扱いはさすがにひどいかも!!」

瑞穂「あ、秋津洲さん。あきつ丸さんにもあきつ丸さんの考えがあるんですからここは静かにしておきましょう」

秋津洲「むー、戒めねー」

秋津洲「………!!」ピコーン

瑞穂「???」

秋津洲「フフフ、秋津洲、とってもいい事おもいついちゃったかも!」

瑞穂「…なんでしょう。すごく嫌な予感がするんですが」ブルッ
454 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:34:24.77 ID:pa1BCRUao

あきつ丸『………』チョッ、マズイデスヨ!

あきつ丸『………集中。集中するのですあきつ丸』コレグライダイジョーブカモ

あきつ丸『…雑音も多少しますが、そんなものは気にしてはいけない』イエ、トイウカソンナコトシタラサスガニ

あきつ丸『思い出せ。自分に課せられた使命を。そして、それを必ず叶えるという将校殿や提督殿に誓ったあの思いを…』ダイジョウブ、アキツシモスマイルデドウニカナルカモ!

あきつ丸『…そう、自分は皆のため、そして何より自分自身のために…!!』サーテ、ソレデハ…

秋津洲「それ、どーん!!」ザバァァァァ!!!

あきつ丸「うぎゃfdmksjふぃさjでおいじぇふぁじゃdそfjsdf−−−!!」

瑞穂「あぁ…」

秋津洲「ふふっ、秋津洲のどっきり冷水バケツチャレンジ大成功かも!!」

瑞穂「秋津洲さん、さすがにやりすぎですよ!!」

秋津洲「大丈夫だって。あきつんは戒め中なんだからこれぐらいの刺激で動揺しているようならまだまだかも」

455 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:37:04.94 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「………」

秋津洲「あっ、どうだった?びっくりしたあきつん」

あきつ丸「…………」フルフルフルフル


ぷっつん!!


秋津洲「ぷっつん?」

瑞穂「      」

あきつ丸「…………」スッ

秋津洲「あ、あきつん…ど、どこから出したのそのハリセンは」

あきつ丸「ああ、これでありますか。これはですね。流石に帯刀は危険だからと提督殿に渡されたものであります」

あきつ丸「まあ提督殿なりのジョークだったかもしれませんが、まさかこのような形で役に立つとは思ってもいませんでした」ニヤァ

秋津洲「そ、そうなんだ…」ビクッ
456 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:43:31.22 ID:pa1BCRUao

推奨BGM 好きな方をどうぞ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17611035

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15338644
457 : ◆KObYJPvVwhMN [saga]:2016/09/06(火) 02:45:31.92 ID:pa1BCRUao

あきつ丸「さて、それではそこになおっていただけますかな。秋 津 洲 殿 」ユラァ

秋津洲「あ、あきつ丸さんも冗談がきついかもー。なんて」ニコッ

あきつ丸「秋 津 洲 」ギロッ

秋津洲「あ、あ、あ、そのー…」

あきつ丸「つべこべ言わずそこになおれぇぇぇぇぇ!!!」

秋津洲「!!逃げるよ!瑞穂ちゃん」ガシッ

瑞穂「えっ!?」グイッ

あきつ丸「またんぁぁぁぁあい!!!」ダッ

瑞穂「なんで私までぇぇぇ!?」ズドドドドーー!!!

秋津洲「水母仲間として一蓮托生かもぉぉぉ!!」ズドドドドーー!!!

 
458 : ◆KObYJPvVwhMN [sage]:2016/09/06(火) 02:48:55.58 ID:pa1BCRUao
今日はここまでです
いやぁ、saga忘れが多いですね,前の時もやらかしましたがどうも忘れてしまいます

それでは、また
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