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提督「鎮守府に温泉が湧いた」 (再編)
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1 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/12(火) 23:25:06.03 ID:z3E/wcEGo
注意
※艦隊これくしょんの二次SSになります
※ご都合主義的なことがかなり出てきます
※キャラが違う、また崩壊しているキャラもでると思います
※口調が原作と違うキャラ(特にアイオワ)がいます。具体的には口調が英語表記ではなくカタカナ表記になっています
これらが苦手な方はご注意ください
それでも大丈夫な方は、駄文ですがどうかお付き合いください
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1468333505
2 :
◆KObYJPvVwhMN
[sage]:2016/07/12(火) 23:30:10.89 ID:z3E/wcEGo
※注意と謝罪
このスレは、以前1が投下して結果エターになった提督「鎮守府に温泉が湧いた」の内容を再編したものになっています
なので、途中までは内容がだぶる場面が多々あるかと思います
そして、以前のスレを見てくださった方がいたらこの場を借りて謝罪を、更新が途絶えてしまい申し訳ございませんでした
今回はそのようなことがないように努力しますので、よろしければご覧ください
3 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/12(火) 23:41:35.73 ID:z3E/wcEGo
〜鎮守府内 提督執務室〜
提督「うーん…ここも、おっ、ここなんて良さそうだな」バサッ
提督「ふむ、ここは景色も良さそうだしいい感じだが…」パラパラ
コンコン
加賀「失礼します。提督、今日も秘書官としどうぞよろしく…提督?」
提督「おお、悪い悪い。今ちょっと片付けるから少し待っててくれ」ガサガサ
加賀「それは別に構いませんがその大量の資料は一体なんです?」
提督「いや、まあ資料って言うかなんていうか…これだよ」バサッ
加賀「何々…全国絶景温泉マップ?」
提督「ああ、加賀は温泉は知ってるか」
加賀「情報だけは知ってはいますが実際に見たことはないですね。何でも入渠場に近いものだとか」
提督「まあ大体そんなもんだ。もっとも癒すのは傷だけじゃなくて心や体の疲れも取ってくれるがな」
加賀「成程、なかなか興味深いですね」
4 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/12(火) 23:51:05.06 ID:z3E/wcEGo
提督「…まあ、戦況が油断できない以上本物の温泉を見に行くのは難しいか」
加賀「それで、この資料というか本を見て一体どうしたんです」
提督「いや、なんというかイメージで楽しんでたんだよ」
加賀「イメージ?」
提督「そう、俺もこんな状況だから温泉なんかに行けるわけないからせめてこういうのを見て気分だけでもーって感じでな」
加賀「そうでしたか。しかし私たちならいざ知らず提督一人だけなら大本営に休暇届なりだせば数日ぐらいの時間は作れるのでは?数日ぐらいなら私たちだけでも何とかなりますし」
提督「おいおい、お前達が必死で戦ってる最中に俺一人だけでのんびりとできるわけないだろ。それに俺が空けてるうちにここに万が一の事があったらお前たちに合わす顔がないわ」
提督「もっとも、お前達も全員連れて行けるというなら話は別なんだが…」
加賀「それこそ無理な話です。ここの防衛に穴を開けるというだけでも論外な話しですし、それ以前にここまでの大人数ですと行動するだけでも一苦労ですよ」
提督「だよなー。まっ、分かってはいるんだがな…」
加賀「流石にこればかりは私たちの力ではどうしようもないです」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/12(火) 23:52:19.59 ID:rG4/R4Yh0
続きからじゃなくて最初からか
期待
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/12(火) 23:54:42.44 ID:X1AyTvXI0
復活したのか期待
7 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/13(水) 00:00:07.61 ID:cX+q6B9To
提督「まあ、無理なことを言っていても仕方ないか。まずは目の前の仕事を…」ドタドタドタドタ!!
加賀「なんでしょうか?」バンバン!!
提督「随分慌てているようだが…どうぞ」バンバンバンバン!!
バターーーーン!!!!!
吹雪「し、し、し、司令官!!大変、大変なんです!?」
白雪「吹雪ちゃん落ち着いて、えーと、その」
吹雪「そうそう、えーっと、何から説明すればいいのか、そのー」
加賀「貴方達、慌てているのはわかるけどもう少し落ち着きなさい」
白雪「しっ、失礼しました」
提督「いや、俺は構わないんだが…で、どうした。そこまで慌てて入って来るところを見るとただごとじゃあなさそうだが」
吹雪「まあ、確かにただ事じゃないんですけど」
8 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/13(水) 00:03:51.11 ID:cX+q6B9To
提督「しかし二人が慌てて入ってきたところを見ると急を要するわけだろ?」
吹雪「まあ、急いでいるのは事実なんですが」
加賀「まさか…敵の強襲!!」ガタッ
提督「馬鹿な!!警備部隊からそんな報告はなかったぞ」ガタッ
白雪「違います!その危険はないですので安心してください」
加賀「…では、一体何があったというの?」
吹雪「そのー、信じてもらえるか分からないですが」
提督「???」
白雪「鎮守府の裏でなんですが、長門さん達が言うにはですね…」
吹雪「お、温泉?が、わ、湧いたみたいなんです!!」
提督「 」
加賀「 」
二人「「はぁぁぁぁぁぁぁl!!!!???」」
9 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/13(水) 00:10:07.92 ID:cX+q6B9To
〜 数時間前 鎮守府敷地内 空き地 〜
トテトテトテトテ
雪風「ふーむ、この辺からは反応はありませんか…では、今度はこちらを…」トテトテ
初風「雪風ー、もうそろそろこんなことやめない?何回やっても無駄よ無駄」
雪風「そんなことはありません!!諦めなければきっと結果は付いてくるはずです!!」トテトテトテトテ
陽炎「結果…ねぇ」
初風「全く、あの頑固なところは一体誰に似たのかしら」チラッ
不知火「なんですか初風?不知火に何か」
初風「気のせいよ、気のせい」
黒潮「まーまー二人とも、そんなピリピリせんと雪風も頑張ってるんやからウチラは優しく見守っていよーや」
陽炎「そうは言っても流石にこれはどうかと思うわよ。いくら雪風が幸運艦だからって」
不知火「しかしもし本当に何かあったとしたら…あら?」
吹雪「あれっ、陽炎ちゃんたちこんな朝早くからどうしたの」
白雪「雪風さんがあちこち動き回っているように見えますが」
10 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/13(水) 00:15:18.19 ID:cX+q6B9To
黒潮「おはよーさん!二人は朝の散歩かいな」
白雪「ええ、ちょっと時間もあったので…それでいったい何をしているんですか?」
陽炎「あー、吹雪ちゃんに白雪ちゃん。いやー、ちょっと雪風の思いつきでね」
不知火「やっているというか何というか…しいて言うなら探索、ですかね」
吹雪「探索?」
黒潮「いやー、なんていうかウチの鎮守府って万年資材不足やん。それに加えて海外艦のみんなが来てくれたりしてどんどん大所帯になっていってるやん?」
初風「で、そんな中で私たちでも何かできることはないかって昨日陽炎型のみんなで話し合ったわけ」
不知火「もっとも出た案としては浜風あたりの同人誌を出して利益を出すとかダンス教室をひらくとかそれならいっそ料理教室をやりたいとか最終的にはグダグダになって終わってしまいましたが」
吹雪「へぇ〜」
陽炎「…で、今朝になって雪風が名案がありますって言って寝ていたところをいきなりたたき起こされたわけよ」
初風「ちなみにほかのみんなは何かを察したのかドアにしっかりカギをかけてブロックしていたから被害?を免れたわ」
不知火「…まあ、この件についてはほかの皆にはあとできつく言っておくつもりですが」ギロッ
11 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/13(水) 00:19:20.23 ID:cX+q6B9To
白雪「成程、それでその雪風さんの思いついた名案というのは?」
吹雪「なにか棒みたいなものを持ってあちこち歩き回っているみたいだけど…」
陽炎「あー、あれね。ところで二人は『ダウジング』って知ってる?」
白雪「『だうじんぐ』ですか?」
吹雪「んーごめん、ちょっと聞いたことはないかな」
初風「私もそこまで詳しくは知らないのだけど、簡単に言えば雪風の持っているあの棒が反応すると地下になにかがある…らしいの」
不知火「言い方を変えるとソナーみたいなものでしょうか」
白雪「だから雪風ちゃんがあちこち歩き回っているわけですね」
陽炎「とはいっても反応するかどうかも分からないしそもそも反応しても地下に本当に何かがあるかっていう確証はないのよね」
黒潮「正直バクチみたいなもんやな。まあ雪風は『これで地下から石油やボーキサイトが発掘されれば鎮守府もきっと豊かになるはずです!!』とはいっとるけどなぁ」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/13(水) 00:19:20.56 ID:lcM6LTCg0
待ってたー!
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/07/13(水) 00:20:47.25 ID:Xvr5J9fw0
期待
14 :
◆KObYJPvVwhMN
:2016/07/13(水) 00:24:27.85 ID:cX+q6B9To
初風「私は無駄だと思うのだけどね。っていうかあんな棒二本で簡単に石油が出てきたら苦労してないわよ」
吹雪「た、確かにそういわれてみると…」
黒潮「けど万が一ってこともあるやん?」
吹雪「まあ雪風ちゃんは幸運艦だからなにかが感覚でわかるのかも」
不知火「そうですね。案外私たちが本当に驚くものを見つけてくれるかもしれませんよ。たとえば不発弾とか」
陽炎「ちょっと不知火!本当に起こりそうだから冗談にもならないようなことをいわないでよ!」
白雪「けど雪風さんがあんなに一生懸命やってるのですから何でもいいですから出てきてほしいですね」
初風「そりゃあ、私だって雪風の苦労は報われてほしいとは思うけど…」
陽炎「流石にこんな途方もない作業だとねぇ…」
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