「ハーレム……」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:08:44.96 ID:+5VRZFYb0
艦これの台本形式SS
何かのクロスあるかも

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468116524
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:10:42.40 ID:+5VRZFYb0
提督「……ハーレム」

加賀「はい?」

提督「いや、この状況はハーレムなのか、ってな」

加賀「はぁ」

提督「そうじゃない事を祈る」

加賀「正解です」

提督「そうか」ホッ

加賀「正確には貴女と私との愛の巣です」

提督「おい」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:13:20.23 ID:+5VRZFYb0
加賀「何がご不満でも?」

提督「全体的に不満と言うか、拒否だ」

加賀「相変わらず真面目ですね」

提督「この状況がおかしいだろ。いくら適性がある者しかできないからと言って、自分以外全員女とか……」

加賀「男性なら泣いて喜ぶと思いますが?」

提督「俺は異常に感じるおかげでそれ程でもない」

加賀「……不能?」

提督「おい」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:17:49.74 ID:+5VRZFYb0
提督「……もう直ぐ第二艦隊が遠征から戻って来るか」

加賀「そうですね」

提督「資材の方はどうだ?」

加賀「弾薬15万、それ以外は限界値です」

提督「ふむ」

加賀「まぁ、弾薬も少なくはないんですけどね」

提督「だがこれだけ差があると気にもなる、か」

加賀「私が遠征に行きましょうか?」

提督「待て。正規空母が遠征に出て何をするつもりだ。まともな調達法なんだろうな?」

加賀「秘密です」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:21:28.80 ID:iHlHgsgao
ほう…
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:24:30.47 ID:+5VRZFYb0
提督「春の作戦が終わって少しは肩が軽くなると思ったら……」

Iowa「アドミラール!」バンッ

金剛「ああっ?! ちょ、後輩の癖に何先に提督に会おうとしてるんデスカ?!」

Iowa「オウ、ソーリー? それにしてもアナタのイングリッシュ、半端なイントネイションネ?」

金剛「ファット?! ワタシのはキングストンイングリッシュネ! アナタの泥水みたいに濁った英語と一緒にして欲しくないデス!」

Iowa「Haaa?!」ピキッ

金剛「闘るデス?!」ピキピキ

提督「外でやれ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:26:49.25 ID:+5VRZFYb0
提督「榛名ご苦労だったな」

榛名「いえ……。で、でも頑張りました!」

提督「ああ」

榛名「……が、頑張りました!」

提督「ああ」

榛名「が、頑張り……」

提督「?」

榛名「……」ジー

提督「……」ナデナデ

榛名「!」パァッ

提督(健気と言うか、純心と言うか……)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:28:15.58 ID:Z2igyyc9o
アドミラルはドイツ語でアイオワはアメリカだから英語だろうに…
呼称ぐらいしっかりしてくれよな
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:30:17.66 ID:+5VRZFYb0
提督「遅い」

島風「 」ガーン

提督「お前は朝は弱いんだな」

島風「そ、そんな事……」

提督「何か理由が?」

島風「き、昨日は愛宕さんと遊んでたの、ゲームで……」

提督「徹夜か」

島風「うん……」

提督「TVゲームか?」

島風「うん、チャレンジャーをずっとやってたの」

提督「待て、それファミコンか? ファミコンのアレをずっとやってたのか?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:31:14.88 ID:+5VRZFYb0
>>8
あ、そうなんですか?
それは申し訳ない……昼飯抜けします
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:35:47.04 ID:TKFukYUb0
>>8
何言ってんだこいつ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:36:30.28 ID:jlSknnFG0
>>8 アドミラルは英語だ馬鹿
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:37:18.47 ID:+5VRZFYb0
提督「お前はゲームが好きなんだな」

愛宕「そうです! 結構マニアなんですよ私!」

提督「古いゲームもたくさんあるんだな」

愛宕「エ〇ゲーもありますよ」

提督「……これジャガーか? ジャガー何て持ってる奴初めて見たぞ」

愛宕「エ〇ゲーもやりますよ?」

提督「……分かった分かった。何か勧めたいのが?」

愛宕「凄い名作があって、それが最近家庭用でリメイク版が出るけど。オリジナル版は本当に良くて」

提督「うん? これ98でしか動かないぞ? ああ、エミュレーターを使うのか」

愛宕「ああ、いえ。ちゃんと本体ありますよ」ヨイショット

提督「……パソコンもゲーム機扱いか」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:41:28.56 ID:+5VRZFYb0
素麺を冷やしている間続投


愛宕「……ね、凄いでしょう?」

提督「シナリオは当時にしてはかなり斬新だったんだろうな」

愛宕「そうです! 解ってもらえました? じゃぁ、次はですね……」

提督「またこの手のやつか?」

愛宕「じゃじゃーん! なんとVRです!」

提督「おい、それ任天堂が昔出したやつだろ?」

愛宕「VRです!」

提督「分った分かった。ほう、ソフトも結構持ってるんだな。流石だ」

愛宕「いえ、これ、発売されたの全部です」

提督「なに?」

愛宕「これで全部なんですよ」

提督「そうなのか……」

愛宕「はい、そうなんです……」シュン
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:44:39.49 ID:+5VRZFYb0
足柄「ただいまぁ、今戻ったわよ」

提督「ああ、ご苦労」

足柄「はい、これ報告書」

提督「ん」

足柄「相変わらず仕事ばっかりね。手伝う?」

提督「頼めるか? 加賀も秘書をやってくれているんだが、今日は多くてな……」

足柄「これくらい気にしないでいいわよ。じゃ、これから始めるわね」

提督「悪いな。後でコーヒーを入れてこよう」

足柄「あ、私紅茶がいいな」

提督「ん? そうか、分った」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:46:55.43 ID:iHlHgsgao
>Youがこの艦隊のAdmiralなの? いいじゃない!
私たちのこともよろしく!
http://wikiwiki.jp/kancolle/?Iowa
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:47:48.24 ID:+5VRZFYb0
提督「ふぅ……」

長門「煙草は身体に悪いぞ」フゥ

提督「数本数はかなり少ない方なんだ……て、おい。お前が吸ってるのは何だ?」

長門「アイ〇スだ」

提督「うん?」

長門「最近の電子煙草でな。煙全く臭くないんだぞ?」

提督「ほう」

長門「吸ってみるか?」

提督「いいのか?」

長門「ああ、遠慮するな。それと吸ったら間接キスだからケッコンだな」

提督「ハードル低すぎないか……?」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:48:04.05 ID:Z2igyyc9o
スマンな俺の勘違いだったわ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:50:05.56 ID:jlSknnFG0
英語:アドミラル(admiral)
ドイツ語:アトミラール(Admiral)
イタリア語:アンミラーリョ(ammiraglio)
ロシア語:アドミラール(адмирал)

Верныйは司令官、イタリア勢は提督だけどね
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:53:13.92 ID:+5VRZFYb0
>>18
いえいえ、また気になった事があれば宜しくです

隼鷹「提督っ、お酒飲もう!」

提督「こんな夜中に……まぁ、時間は選んでるな」

隼鷹「そりゃ、一応ね。今日は、コレ!」ドンッ

提督「うん? これは何の酒だ?」

隼鷹「ミードって言ってね、蜂蜜で作ったお酒なんだ」

提督「……甘い?」

隼鷹「甘いのもあるし、香りだけってのもあるよ。お酒としての歴史はかなーり古いんだって」

提督「へぇ……」

隼鷹「ツマミ、ある?」

提督「用意しよう」

隼鷹「よろしく〜」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 11:57:23.91 ID:+5VRZFYb0
提督「ふむ……」

朝潮「あ、司令官、おはようございます」

提督「ああ、おはよう」

朝潮「? あの、それは?」

提督「DVDだ、映画の」

朝潮「映画ですか。司令官は映画が好きなんですか?」

提督「そうだな。結構好きな方だ」

朝潮「そうなですかぁ……」

提督「仕事が終わったら一緒に観るか?」

朝潮「えっ、いいんですか!?」パァッ

提督「構わない。だが、これ、ホラーだぞ?」

朝潮「あ……えっと……一緒に観て頂けるなら大丈夫です、きっと」

提督「そうか、じゃぁ夜にな」

朝潮「はい! 了解しました! あ、因みに簡単でいいんですけど、どんな内容の?」

提督「ピエロのだ」


>>19
参考になります
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:00:25.53 ID:+5VRZFYb0
朝潮「……こ、これは結構怖かったです……」ガタガタ

提督「そうだな。俺もピエロが出てくるホラーは幾つか観た事あるがこれは特に出来が良かったな」

朝潮「け、結構容赦ない描写でしたね」

提督「これはもともとアマチュアが作ったのを本職の監督が気に入ってリメイクして作ったものだそうだ」

朝潮「! へぇ、そうなんですか? 凄い……」

提督「だから本当の意味でのオリジナル版もネットの動画にあるはずだ。観てみるか?」

朝潮「ま、また服掴んでも宜しいですか?」

提督「構わん」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:04:31.27 ID:+5VRZFYb0
提督「ほら」

天龍「おう、サンキュー!」

提督「お前は何か使ったりしてるんだ?」

天龍「ん? 給料か?」

提督「ああ」

天龍「いや、普通にアクセとか服とか化粧品かな」

提督「ほう」

天龍「へへ、意外か? まぁ、嗜みってやつだよ」

提督「なるほどな」

天龍「因みに趣味って話なら自転車かな」

提督「サイクリングか」

天龍「ああ、何なら今度一緒に走るか? 普通の自転車でも大丈夫なコース選ぶぜ」

提督「ん、なら招待に預かろうか。俺も運動は好きだからな」

天龍「そうこなくっちゃ!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:09:04.50 ID:+5VRZFYb0
赤城「はぁ……」

提督「どうした?」

赤城「空腹が資材で満たせたら良いんですけどねぇ……」

提督「まぁ、あれはあくまでお前達が戦うための燃料みたいなものだからな」

赤城「ええ、流石に私も重油をごくごく飲んだりボーキをバリバリ食べている姿は想像できませんし、お見せしたくまもないです」

提督「……だな」

赤城「ええ……」ハァ

提督「……食事、行くか」

赤城「えっ、本当ですか?!」パァッ

提督「それを待っていたんだろう?」

赤城「はい♪」

提督「ふっ、そうだな、外食にするか。行きつけのイタリアレストランがある。そこはどうだ?」

赤城「うふふ、何処でも構いませんよ♪ あ、お金は割り勘でいいですからね」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 12:09:23.69 ID:JaN9RzAFO
>>6>>19
ファッ!?ロシア語やんけ(池沼並感)
なんつーか伸ばしたり伸ばさなかったりでややこしいのな
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:15:05.54 ID:+5VRZFYb0
あきつ「提督殿」

提督「ん、あきつか」

あきつ「はい。あの、このような所で……避暑ですか?」

提督「建物の影に入っているだけだが大分違うんだ」

あきつ「なるほど……」

提督「因みに子供の頃はこんな感じで陽が当たっているところで冬は日向ぼっことかしたな」

あきつ「ああ、なんか良いでありますね、それ」

提督「ああ、懐かしい気がする」

あきつ「ですかぁ……」

提督「隣座っていいぞ」

あきつ「え?」

提督「時間があって、お前が嫌じゃないなら、だが。偶には雑談をして過ごそうかとな」

あきつ「そういうことなら是非! 喜んでお受けするであります!」ニコッ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:22:09.51 ID:+5VRZFYb0
>>25
あ、本当だww
これ気付かなかったww


大和「演習の結果報告書です」

提督「ん……うん、概ね結果良しと言ったところか」

大和「ありがとうございます」

提督「流石だな」

大和「いえ、そんな……。私みたいな超消費艦を演習だけじゃなくて実戦にも少なからず出して頂いてるだけで私は……」

提督「あとはアイオワだけだな」

大和「!」

提督「ライバル視してるだろう?」

大和「ええ、長門達には申し訳ないですが、初めて好敵手と呼べる人を見つけた気がします」

提督「はは、逆に武蔵はダルそうだったがな」

大和「あの人は……メンド臭いがりなので……。でも本心では喜んでると思いますよ」

提督「ふむ、頼もしいな」

大和「ええ、お任せください。そして、これからもどうぞ遠慮なく私たちをお頼り下さい」ニコッ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:26:53.52 ID:+5VRZFYb0
曙「ねぇ提督」

提督「うん?」

曙「あなた、今暇よね?」

提督「ん? いや、まだ手を付けられる仕事はあるが……」

曙「そ、そう……」シュンッ

提督「……10分待てるか?」

曙「え?」

提督「何か用事があるんだろう? 相談なら乗るぞ」

曙「! あ、ありがと! ちょっと気になる本があってさ、ちょっと提督に色々聞きたくて……」

提督「分った。そこで待ってろ」

曙「分った!」パァッ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:27:45.07 ID:+5VRZFYb0
今度は本当に飯抜けです
ではノシ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:42:46.94 ID:+5VRZFYb0
最上「暑いなぁ……」

提督「そうだな」

最上「何でこんなに暑いんだろう……」

提督「夏だからだろう」

最上「ここは年中夏じゃないか……」

提督「ここは日本じゃないからな」

最上「もう、おかげずっと汗かきっぱなしだよ」

提督「俺は寒いのは苦手だから結構願ったり叶ったりだけどな」

最上「だとしても限度があるじゃん」

提督「まぁ、な」

最上「もう僕もイク達みたいに水着になろうかな」

提督「あいつらだって普段は普通の服着てるだろう。何常に水着になろうとしてるんだ」

最上「駄目?」

提督「当たり前だ。風紀的に却下だ」

最上「ケチ……」

提督「そういう問題じゃないだろう」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:46:53.96 ID:+5VRZFYb0
不知火「ん……」

提督「……」

不知火「あの……」

提督「ん?」

不知火「……釣りですか?」

提督「ん? ああ。お前は……散歩か?」

不知火「はい」

提督「ん、そうか」

不知火「はい」

提督「……」

不知火「……」ジッ

提督「ほら」スッ

不知火「え?」

提督「暇なら浮きを見ててくれないか?」

不知火「不知火でよければ」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:51:10.11 ID:+5VRZFYb0
青葉「み、見ちゃいました!」

提督「そうか」カキカキ

青葉「ちょっと?! もう少しマシな反応をして下さいよ?!」

提督「お前はよく解らん事で騒ぎ過ぎだからな。これくらいが良いだろう」

青葉「そんなぁ……」ガーン

提督「で、何を見たんだ?」

青葉「え? 訊いてくれるんですか?」

提督「訊かないで後悔するなら訊いて反省した方がマシだからな」

青葉「流石提督ですね! ありがとうございます! 実はですね……」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 12:57:49.11 ID:+5VRZFYb0
鳥海「えっ、提督もツ〇ッターやってたですか?」

提督「まぁな。ほら、仕事の通達とかする時楽だし」

鳥海「え、それ機密的にマズイんじゃ……」

提督「時間の通達だけだ。『何時集合』とか、それだけだ」

鳥海「ああ、なるほど」

提督「因みに13時集合でも1300とか、明らかにその手の人間だと判るようにもしていない」

鳥海「一応気を注意をされているんですね」

提督「まぁな」

鳥海「じゃぁフォロワーも私たち(艦娘)だけ?」

提督「ああ、あとはそれとあとは仕事の同僚だけだな」

鳥海「へぇ……。あの、私もフォローしてもいいですか?」

提督「勿論だ」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:01:31.71 ID:+5VRZFYb0
矢矧「ふんふん……」

提督「矢矧」

矢矧「あ、提督。はい、何です?」

提督「これ、今朝届いたんだが。お前宛てじゃないか?」

矢矧「え? あ、そうですね。これ私のです」

提督「通販か」

矢矧「はい、どうしても欲しいものがあって」

提督「此処は辺境だからな……」

矢矧「環境は良いんですけどね。如何せん生活必需品くらいしか手に入らないのが……」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:11:08.12 ID:+5VRZFYb0
Bis「ちょっと貴方」

提督「ん、どうした?」

Bis「何でここにはグラーフはいないのかしら?」

提督「その事か。単純に配備がこちらまで回らなかっただけだ」

Bis「何でよ」

提督「ドイツ海軍が厚意で特別に譲渡してくれたんだぞ? 文句言うな」

Bis「うぅ……」

提督「そんなに同郷の仲間が欲しいのか?」

Bis「だってドイツの空母なんてここにはいないじゃない」

提督「お前はチームでも作るつもりか」

Bis「貴方も入れてあげもいいわよ?」フフン

提督「結構だ」

Bis「なんでよ?!」ガーン
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 13:15:32.69 ID:eCPEMuMkO
曙と愛宕にちょっと違和感感じるだけですごいいい雰囲気
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:20:34.58 ID:+5VRZFYb0
名取「え? 次の演習私が旗艦ですか?」

提督「ああ、お前もそれなりに練度が上がってきたしな。偶には皆を率いてみるのも良いだろう」

名取「は、はい……。うぅ……」ドキドキ

提督「勝敗は気にするな。あと演習が終わったら何か褒美でもやろう」

名取「えっ? あの、それって何でも……?」

提督「まぁ、無茶苦茶な事じゃなければな」(名取はそう非常識な事は言わないだろう)

名取「あの……でしたら、でしたら……」

提督「ああ」

名取「演習が終わったら私を提督のお嫁さんにして下さい!」

その日、提督の基地で演習の前に艦隊旗艦の座争奪戦が起こった
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 13:28:35.07 ID:/7C04KCDO
基本的にヨーロッパ系の言語はにかよるよね。人種や歴史的に見て関わり深いところだと全く同じ読みの単語がある場合もあるし……
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:29:05.33 ID:+5VRZFYb0
秋雲「それでは、今から打ち上げを始めまーす!」

一同「はーい」

提督「待て」

秋雲「ん? なーに?」

提督「これは何の集まりだ? そして何故俺は呼ばれたんだ?」

秋雲「即売会で本が全部売れたからその打ち上げだよ。提督はゲスト」

提督「本……同人誌か」

秋雲「うん、見る?」スッ

提督「俺は男同士の内容は興味ない」

秋雲「そう? でもこれ、モデル提督なんだけどなぁ。一応意見を……ちょっと何するの?!」

提督「廃棄だ。もしくは封印だ。全部集めろ」

秋雲「そ、それだけは!」

提督「……なら本人に断りなくモデルにしたのを勝手に出すな。手順を踏んでいれば文句はない。いいな?」

秋雲「はぁい……ごめんなさい」


>>36
ありです
自分なりにキャラ付けされたのが何人いますからね
そこまで違和感出ない様には気を付けるつもりですが
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:35:28.85 ID:+5VRZFYb0
巻雲「司令官様!」

提督「ん?」

巻雲「わたしも秋雲みたいに絵が描けるようになりたいです!」

提督「……何故俺に言う?」(こいつは確かトーン貼り係だったか)

巻雲「モデルとして秋雲の眼鏡にかなった司令官様のアドバイスが欲しいんです!」

提督「……俺はできたら使うな、あとなるべく男同士のアレはやめてくれ、以上だ」

巻雲「それ要求です! そして死刑宣告です!」ガーン

提督「死活問題なのか……」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:40:56.57 ID:+5VRZFYb0
祥鳳「うーん……」

提督「あまり近くで見ると目を悪くするぞ」

祥鳳「あ、提督」

提督「お前も……ああ、いや。ネットショッピングか」

祥鳳「ええ、はい。良さそうな鞄を探しているんですけど写真だと判らない事あるじゃないですか?」

提督「なるほどな」

祥鳳「だから凄く購入を悩んでいるんです」

提督「だけどそれ、だよな? それそんなに高くないように思うんだが。思い切って買ってもいいんじゃないか?」

祥鳳「いえ、失敗はしたくないんです。買う(飛ばす)なら確実に決めたい(撃沈)んです」

提督「……そうか」(心なしか何か願望が見えた気がする)
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:45:30.32 ID:+5VRZFYb0
明石「〜〜♪」

提督「機嫌が良いな。何か良い道具でも揃えたか?」

明石「あ、提督。そう、その通りです。やっぱり日本製は良いですねぇ♪」ブンブン

提督「そうか」(重そうな金槌をまるでタクトのように軽々と……)

明石「提督も何か作って欲しいのがあったら言って下さいね。予算さえ用意してくれたら私やりますから」

提督「今は特には無いが……車の調子を見て貰えるか。多分スターターだと思うんだが」

明石「ええ、勿論良いですよ」

提督「直ったら俺にドライブでもどうだ?」

明石「! お題は結構です。頑張りますね!」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:50:52.08 ID:+5VRZFYb0
葛城「はぁ……」

提督「……」スタスタ

葛城「ちょっと無視しないで下さいよぅ」ガシッ

提督「ああ、悪い。気付かなかった」(胸を押さえて悩んでれば、こいつは一つしかないからな)

葛城「提督、私どうしたら良いんでしょう?」

提督「何故主語が無い?」

葛城「解ってると思ったからですよ。解ってますよね?」

提督「だとしても男の俺に聞く事じゃないだろう?」

葛城「ケッコンしたら大きしてもらえると聞きました。ということで宜しくお願いs」

提督「まず情報の発信源を言え。いや、加賀だろう? 先ずはそこからだ」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 13:57:46.13 ID:+5VRZFYb0
龍驤「その話ほんまなん?!」

葛城「龍驤さん、いや、ちゃん?」

龍驤「ちゃん言うなやぁ!」

提督「……」

龍驤「まぁ、それよりな? なぁ、それってほんまなん?ほんまなん?」

葛城「ええ、確かな……信用ができる情報です!」(だって先輩の情報だし)

龍驤「ほーか、なら……てなわけあるかーい!」バシーン

葛城「いたぁぁぁ?! ちょ、何するんですか?」(え、これツッコミ?)

龍驤「ほんなんで直ぐに解決したら、これで悩んでる人間なんてあっとゆーまに世の中んからに居なくなるっちゅーねん!」

葛城「うぅ……そんな?!」

提督「……」(なんだこの三文芝居。龍驤のやつも楽しんでいるな)
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:06:35.49 ID:+5VRZFYb0
50まで言ったらいったん休憩します

長月「なぁ菊月」

菊月「なんだ長月」

長月「私たちって何か似ているよな?」

菊月「ふむ……。確かに高潔さや勇ましさは似ているよなわたし達は」

長月「いやもう、単純にキャラというやつがな……」

菊月「言うな……。でも髪の色も違うし若干私の方が童の様で可愛げがあると言われているではないか?」

長月「おい、いくら自分を持ち上げる為とは言え、それは些か苦しくないか」

菊月「……他に言いようがあるなら教えてくれ。わたしがそんなに口が上手くないのは知っているだろう?」

長月「うん……」

菊月「はぁ……あ、司令官!」

提督「ん?」

菊月「なぁ、司令官。私達ってどうだ?」

長月「菊月ー?!」(いくらなんでも端折り過ぎだぁ?!)

提督「……お前は菊月以外の何ものでもないだろ」ポン

菊月「あ……」

提督「長月、それはお前も同じだ」

長月「あ……」テテッ

ポンッ

提督「解ったか?」

長月「あ、ああ!」キラキラ

菊月「えへへ♪」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:18:39.59 ID:+5VRZFYb0
神風「ぐす……」プスプス

春風「姉様……」(演習で直ぐに中破以上になっちゃうから……)

神風「だ、大丈夫よ春風。もうすぐ私達も改造を受けれるんだから。そうなれば装備も多く……」

提督「……」テクテク……

春風「あ、司令官様」

神風「え?」

提督「うん?」

神風「……」ボー

提督「……神風、春風。改造はもう直ぐだったな? 辛いだろうが、もう少し頑張ってくれれば耐久力も……」

神風「……っ」ブワッ

ダッ

春風「姉様?!」

ダキッ

提督「……」

神風「〜〜っ」プルプル

春風「姉様……」

提督「……」ナデナデ

春風「……」

提督「春風」

春風「あ、はい!」

提督「お前は大丈夫か?」

春風「司令官様……」

テテッ……ダキッ

提督「……」

春風「司令官様……」

提督「ああ」

春風「私達、必ずご期待にお応えしてみせますわ……」

神風「……」コクコク

提督「ああ、分っている」ナデナデ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:25:11.69 ID:+5VRZFYb0
霧島「ふふ、私の分析によれば……ここです!」ビシッ

提督「むっ」

霧島「ふふっ、王手です」フンス

提督「ふむ……」コトッ

霧島「ふふん、逃がしませんよ。ここです」ピシッ

提督「……」コトッ

霧島「むむ、見苦しいですね。えいっ」ピシッ

提督「……ふむ」ピシッ

霧島「むっ、なら……って、あれ? ええっ?!」

提督「チェックメイトだ」

霧島「ぐぐ……」(つ、詰んでる……)

提督「ふっ、上手く誘導されたな」

霧島「く、悔しい……」

提督「まぁ、俺も楽ではなかった。よく戦った方だ」

霧島「むぅ……まだ余裕がありそうですね?」

提督「うん? 案外そうでもないがな」

霧島「もう一戦お願いします!」

提督「いいだろう」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:31:23.83 ID:+5VRZFYb0
イク「うーん……」

提督「どうした? 水上機の模型なんか持って」

イク「あ、提督。ううん、ちょっとね。私も水上機乗せられたらなぁって」

提督「開幕で先制攻撃できるのが羨ましいのか」

イク「まぁ無理なのは分かってるんだけどね。でも皆がやってるの見たら少しは憧れたりもするわ」

提督「ろーやまるゆだって頑張ってるじゃないか」

イク「まぁねぇ……」

提督「ふむ……。なら一度飛んでみるか?」

イク「え?」

提督「飛ばすことは無理でも飛行機になら乗って飛ぶことはできるぞ?」

イク「えぇ? ちょっと、何それ? 論点のすり替え? あはは」

提督「どうだ?」

イク「仕方ないわね。いいわ気分転換になるかもしれないし。ろーやまるゆも呼んできていい?」

提督「勿論だ」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 14:34:34.53 ID:kKW6szSJo
19??168じゃなくて?
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:36:41.01 ID:+5VRZFYb0
比叡「カレーできました!」

提督「ん、美味いな」

比叡「でしょう?」

提督「『お前』は結構料理が苦手な事で有名なのにな」

比叡「まぁ、全員が全員同じとは限らないという事ですよ」ヨソオイ

提督「うん、やっぱり美味い。良い嫁になるなお前」

比叡「え、それって……」

提督「ん? ああ、金剛のな」

比叡「は?! ちょっと、なんでですか?! そこは普通提督の嫁、でしょう?!」

提督「ん? だってお前、アイツの事凄く好きだろう?」

比叡「時と場所くらい私だって選びます! お願いですから私の人格評価をただのシスコンにしないで下さい!」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:39:00.50 ID:+5VRZFYb0
>>49
ご指摘通りですね
訂正して投稿し直します
そして次の投稿でいったん休憩

イムヤ「うーん……」

提督「どうした? 水上機の模型なんか持って」

イムヤ「あ、提督。ううん、ちょっとね。私も水上機乗せられたらなぁって」

提督「開幕で先制攻撃できるのが羨ましいのか」

イムヤ「まぁ無理なのは分かってるんだけどね。でも皆がやってるの見たら少しは憧れたりもするわ」

提督「ろーやまるゆだって頑張ってるじゃないか」

イムヤ「まぁねぇ……」

提督「ふむ……。なら一度飛んでみるか?」

イムヤ「え?」

提督「飛ばすことは無理でも飛行機になら乗って飛ぶことはできるぞ?」

イムヤ「えぇ? ちょっと、何それ? 論点のすり替え? あはは」

提督「どうだ?」

イムヤ「仕方ないわね。いいわ気分転換になるかもしれないし。ろーやまるゆも呼んできていい?」

提督「勿論だ」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:45:22.55 ID:+5VRZFYb0
レ級「遊びに来たよ!」

提督「なに堂々と敵地に入ってきてるんだ」

レ級「えー? でも『僕達』は戦ってないじゃん?」

提督「それはあくあまで『お前達』だけ交戦を放棄して一方的に和睦してきただけだろう」

レ級「だって別に戦いたくないし」

提督「全くいきなり現れて『仲直りしよう』と言ってきた時、ここがどれだけ混乱した思っているんだ……」

レ級「あー、あの時は面白かったねー。何人かは怖くて泣いちゃってたしさ」

提督「さも楽しげに言うな。趣味が悪いぞ」

レ級「ん、ゴメン」

提督「……全く」

レ級「……で」

提督「うん?」

レ級「ダメ?」

提督「飯くらいは出してやる。あと、この部屋から出るなよ。遊ぶものなら持って来てやるから」

レ級「ヤター! ありがとう!!」ルンルン
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 14:47:12.07 ID:+5VRZFYb0
ではいったん失礼します
一応また来るつもりではあります
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 15:08:11.07 ID:POBmTtZAO
この友好的な僕っ娘レ級はどこでドロップしますかね?
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 16:08:51.73 ID:kUI/PlPvO
おつん
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 16:19:04.02 ID:DIKXAoCbo
おつおつ、深海棲艦もいるのか
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 17:29:50.59 ID:+5VRZFYb0
>>54いつか実装される事願ってますww
>>54>>55おつありです
>>56普通に喋る深海棲艦ですけどねww


レ級「えいっ、三連鎖!」ピコピコ

ル級「わわ! れ、連鎖返し!」ピコピコ

ヲ級「あっ、ズルイ! ル級ズルイ!」

タ級「なんでル級だけズルイのよ……」

提督「……」(なんか増えてる)

レ級「あ、提督!」

ル級「お、お邪魔してます」ペコ

ヲ級「ご飯! ご飯!」

タ級「あなた達少しは遠慮しなさい。提督、ごめんね?」

提督「ああ、いや……」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 17:36:17.03 ID:+5VRZFYb0
電「あのー……」

提督「なんだ?」

電「あちらに居た深海棲艦は……」

提督「少なくとも敵対していない。俺も困ってる……」

電「はぁ……」

提督「まぁ、危険だと判れば相応の対応をするだけだ」

電「か、勝てますかね……」

提督「正直解らん。強過ぎるのは確かだと思うからな」

電「で、ですね」

提督「怖い思いをさせて悪いな」

電「いえ、電たちは艦娘ですから。いざという時は自分の責務を果たすだけなのです」

提督「……偉いな」ナデナデ

電「あ……。は、はい!」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 17:41:19.05 ID:+5VRZFYb0
摩耶「提督! 花火しようぜ!」

提督「……気のせいか、俺にはお前が水着を着ているように見えるが」

摩耶「海でするからな」フンス

提督「偉そうにするな。まさかその恰好のまま建物の中を通ってここに来たのか?」

摩耶「? そうだけど?」キョトン

提督「……」(子供か)

摩耶「なんだよ?」

提督「……いや、取り敢えずもう少し待て。やるのは10時くらいからにしよう」

摩耶「あと1時間か。いいぜ」ポスッ

提督「……おい」

摩耶「うん?」

提督「膝に乗る?」

摩耶「映画観てたじゃん」

提督「説明になってないぞ」

摩耶「いいから観ようぜ」ピョンピョン

提督「やめろ、跳ねるな。観えん」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 17:58:34.16 ID:+5VRZFYb0
加賀「麻耶さんが水着で提督の膝に座ったと聞きました」

提督「……」

加賀「贔屓はいけませんね? 平等な扱いを希望します」

提督「却下だ」

加賀「何故です?」

提督「お前のその姿はなんだ?」

加賀「? 水着ですが?」

提督「おかしいな。俺にはどう見ても下着姿にしか見えないんだが?」

加賀「覆ってる面積と形状的には水着と断言しても差支えないと思うのですが」

提督「断言するな。明確に間違っているぞ」

加賀「いけずですね」

提督「お前は本当に『加賀』か……」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 18:12:14.43 ID:+5VRZFYb0
ポーラ「こ〜んば〜んはぁ〜。ポーラさんでーすよー」ヒック

提督「泥酔してるやつとは酒は飲みたくないんだが」

ポーラ「……ふっ」パンッ

提督「?」

ポーラ「ポーラさん素面に戻りましたぁー」

提督「冗談だろ……」

ポーラ「酔い覚ましもいろいろ方法がありますからねぇ。ツボとか気合いとか」

提督「なんだ最後の気合いって」

ポーラ「あ? 知りたいですかー? 教えますよー?」

提督「嫌な予感しかしないんだが」

ポーラ「はい、先ずはこれを飲んでくださーい。ウィスキーのダブルです」

提督「シングルでもない上にストレート化」

ポーラ「はい、先ずはどうぞどうぞー」

ごくごくっ

ポーラ「おー良い飲みっぷりですねぇ。惚れちゃいそうです〜♪」スリスリ

提督「ふぅ……暑いぞ、離れろ」

ポーラ「ふふ、それはお酒の所為ですかねぇ。それともポーラさんの体温のせいでしょうか〜?」

提督「両方だな」

ポーラ「正解でぇす。ではその酔いをさましてさしあげま〜す。……えいっ」

むぎゅっ

提督「むぐっ?」

ポーラ「……」ギュー

提督「……」(暑い。苦しい。感触はアレだがこれはキツ……)プルプル

ポーラ「はい、かんせーい」バッ

提督「っは、はぁ……はぁ……」

ポーラ「うふふ〜、どうです〜? 酔いは覚めましたぁ?」ニヤニヤ

提督「いろんな意味でキツイ……。覚めはしたが……」ハァハァ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 18:24:22.02 ID:+5VRZFYb0
ヴェル「司令官、良い夜だね」

提督「なんだエアコンが壊れたか?」

ヴェル「正解」ビシッ

提督「待ってろ。明石を呼ぶ」

ヴェル「報酬は用意してるから大丈夫だよ」フリフリ

提督「うん? なんだそれ?」

ヴェル「チタン」

提督「なに?」

ヴェル「今回の報酬は素材にしてみた」

提督「そんなの手に入るんだな……」

ヴェル「明石との交渉材料には最適な物のひとつだよ」

提督「相変わらず目の付け所が独特だな」

ヴェル「ふふ、もっと褒めていいよ?」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 18:29:46.12 ID:+5VRZFYb0
川内「さぁ夜戦だぁ!」

提督「最近夜に尋ねてくる奴が多いな……」

川内「さぁ提督! わたしと夜戦しよう!」

提督「何をどうしろというんだ……」

川内「いや、単に目が冴えて相手をして欲しくてさ」テレッ

提督「妹達がいるだろう」

川内「追い出されちゃった☆」テレッ

提督「出て行け」

川内「ちょ、即答?!」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 18:46:10.25 ID:+5VRZFYb0
Iowa「ハイ、ムサシ!」

武蔵「なんだジャジャ馬じゃないか」

Iowa「hum? ジャja...?」

武蔵「あーえっと、英語で言うと何て言うんだろうなえっと……カラミティ? いや、これは違うな……」

Iowa「ホワッット?! 誰が calamity デスッテ?!」

武蔵「いや、悪い。これは多分間違いだ。えーと、馬は分かるがジャジャ、の馬のジャジャ……」

Iowa「日本語なのに分からないノ?」

武蔵「よくよく考えればこれ日本語ぽくない気がしないか?」

Iowa「ワタシに訊かないデヨ!」

提督「……」(仲良いなこいつら)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 18:51:28.66 ID:+5VRZFYb0
日向「提督」

提督「ああ、ん? 日向か」

日向「まだ仕事?」

提督「あと1時間くらいで終わると思う」

日向「提督」

提督「うん……?」

日向「今日の秘書艦は私だったんだけどな」

提督「……悪い」

日向「水臭いじゃないか。待ってて、ちょっと着替えてくるから」

提督「着替える? それ寝間着じゃないのか?」

日向「ああ、でもせっかくだからネグリジェにでも、な?」

提督「待て。なんでだ? なんでそれに着替える必要がある?」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 18:58:20.22 ID:+5VRZFYb0
夕立「夕立、帰ったっぽい!」

提督「ん、ご苦労」

夕立「提督さんはい、これ!」スッ

提督「ん……上々だな。偉いぞ」

夕立「ふふふ〜♪ 任せてっ」ブイッ

提督「さて……」スクッ

夕立「ん?」

提督「遠征に行ってた皆を呼んで来い。茶店にでも連れて行ってやる」

夕立「! うん! 直ぐに呼んでくるね!」パタパタ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 19:27:59.55 ID:+5VRZFYb0
提督「神通、もういいぞ今日の仕事はこれで終わりだ」

神通「はい、畏まりました。提督もお疲れ様でした」

提督「ああ、お前もご苦労だった。さて……」

神通「え、もしかしてまだお休みにならないのですか?」

提督「風呂だ」

神通「あ……」カァッ

提督「?」(照れるところかアレが)

神通「す、すいませんでした」

提督「あ? いや……」(何がだ?)

神通「お、お詫びに提督のお背中を……!」グルグル

提督「は?」

神通「せ、せめてものお詫びに……!」ガシッ

提督「待て、落ち着け神通。おい……っ」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 19:35:54.30 ID:+5VRZFYb0
望月「眠い……」

初月「そうだね……」

望月「寝ちゃおうか」

初月「仕方ないよね。うん、これは仕方ない……」

提督「自分の部屋で寝ろ」

望月「えー、でも提督のソファー気持ち良いしー」

初月「ズルイよねぇ? まるでベッドみたいじゃん」

提督「そりゃ応接用だからな。多少は据わり心地も良いだろう」

望月「なら寝るしかないね」

初月「だね」

提督「体裁が悪いからやめろ。せめて俺の私室のベッドで寝てろ」

望月「! 行く……!」キラン

初月「行くっきゃないね……!」キラン

提督「お前達、眠気はどうした」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 19:47:25.00 ID:+5VRZFYb0
山城「不幸だわ……」

提督「そうか」

山城「相手してくれない恨めしい……」

提督「仕事しろ」

山城「……」プクー

提督「何が不満なんだ」

山城「最近扶桑型では姉様ばかり出てる……」

提督「ああ、姉が危険な実戦に出ていて不満なのか」

山城「えっ、ま、まぁそういう考え方もあるわね」

提督「なんだ、単純にお前も出たいのか」

山城「私だって戦艦ですよ? 体が鈍ってしまいます」

提督「分かった。今度は扶桑と入れ替えてやろう」

山城「別に一緒に出撃でも良いんですけど?」

提督「それは……この日は確か……」

山城「?」

提督「陸奥に交渉沁みろ」

山城「う……勝てるかしら」

提督「別に戦艦だからと言って力押ししなくてもいいだろう……」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 20:18:53.56 ID:+5VRZFYb0
Z1「提督、提督!」

Z3「提督はいるかしら?」

提督「どうした」

Z1「あ、提督! ねぇ聞いて聞いて!」

Z3「相談があるの」

提督「ああ」

Z1「今日、今日ね。給料を見つけたんだ!」バーン

提督「……は?」

Z3「落ち着きなさい。提督は解ってないわ。提督、いいかしら?」

提督「ああ、頼む」

Z3「お給料貰ったのはいいんだけど」

提督「ああ」

Z3「ちょっと給付に手違いが」

提督「うん?」

Z1「給料が多いんだ」

Z3「こんなに貰ったの初めてなんだけど…。。」

提督「ああ、物価は日本が10倍くらい高いからな。過剰な分は口座に……ああ、全部現金で出たのか」

Z1「え? もしかして口座にはもっとあるの?」

Z3「そういえば通帳貰ったような」

提督「まぁ此処ではいくら持っていたところで、あんまり買える物はないけどな」

Z1「あっ、だから皆インターネットを使ってるんだね」

Z3「そういう事ね」

提督「別に利用するなとは言わないが、一応高額な買い物をするときは相談しろよ」

Z1「はーい」

Z3「たくさんたくさん……何を買おうかな……」ボソボソ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 22:24:57.98 ID:+5VRZFYb0
提督「むぅ……」

鈴谷「なに難しい顔してんのー?」

提督「ん? まぁ大したことじゃない」

鈴谷「え? そうなんだ?」

提督「ああ」

鈴谷「ふーん……」

提督「……」

鈴谷「……」ジー

トンントン

提督「?」

鈴谷「教えてっ」

提督「え?」

鈴谷「何考えてるのか鈴谷にも教えて」

提督「いや、お前には全く関係事なんだが」

鈴谷「気になったの!」

提督「分かった。だから引っ張るな」

鈴谷「宜しい」フンス

提督「休みだ」

鈴谷「え?」

提督「今度急に休みが入ってな。元からそうだが予定が何もないから何をして過ごそうか考えていたんだ」

鈴谷「それ、鈴谷にむっちゃ関係あるじゃん!!」

提督「何故だ」
72 : ◆2K.qthLIN. :2016/07/10(日) 22:26:51.05 ID:+5VRZFYb0
あ、ID変わったけど>>1です
酉着けようかな
73 : ◆2K.qthLIN. :2016/07/10(日) 22:35:15.31 ID:+5VRZFYb0
鈴谷「〜♪」

熊野「上機嫌ですわね。お出かけの準備?」

鈴谷「うん、提督とお出かけすんの」

熊野「えっ」

鈴谷「熊野留守番宜しくね」

熊野「お待ちなさい」

鈴谷「なに?」

熊野「こほん……。ここは私が代わって提督とお出かけしてあげてもよろしくてよ?」

鈴谷「え? なんでそうなんの?」

熊野「鈴谷は以前から部屋でダラダラしているではありませんか。今日もそうして宜しくてよ」

鈴谷「いや、だから提督と出かけるって……」

熊野「お互い休みなのだから鈴谷の代わりに私が出ても問題は無い筈ですわ」

鈴谷「えぇ? 何それ? 意味わかんないよ!」

熊野「とにかく代わって下さい!」

鈴谷「やだし! 鈴谷提督と一緒に遊びに行くの初めてだもん!」

熊野「私だってありませんわ!」

ギャーギャー


提督「……」(二人で来ればいいだろうに)
74 : ◆2K.qthLIN. :2016/07/10(日) 22:42:32.31 ID:+5VRZFYb0
鳳翔「あ、提督。今お帰り……あの」

提督「鈴谷が途中で疲れたとか言いだしてな」

熊野「提督っ、次は私の番ですからね!」グイグイ

提督「鈴谷に言え。引っ張るな」

鈴谷「……ぐーぐー」

熊野「嘘だというのがバレバレですわよ!」

鳳翔「まぁ、ふふふ」

提督「ん……鳳翔」

鳳翔「あ、はい?」

提督「後で飲まないか? 酒が飲みたくなった」

鳳翔「え? 私で宜しければ♪」

鈴谷「あっ、鈴谷も一緒に飲む!」

熊野「ほらっ、やっぱり嘘寝だったじゃないですか!」

ギャーギャー

提督「……」

鳳翔「ふふふ、大変ですね」

提督「ふっ、嫌ではないんだけどな」
75 : ◆2K.qthLIN. :2016/07/10(日) 22:50:29.20 ID:+5VRZFYb0
今日中に100まで行けたらいいな


霞「司令官!」

提督「ん……お前もランニングか?」

霞「うん、日課」

提督「そうか、よく今まで会わなかったもんだな」

霞「あはは、それは言えてるわね」

提督「……どれくらい走ってるんだ?」

霞「距離? 朝は大体20kmくらいかな」

提督「流石艦娘だな」

霞「人だってそれくらい走る人はいるでしょ?」

提督「アスリートや厳しい土地に住んでいる人間はな。俺はせいぜい5kmくらいだ」

霞「へぇ」

提督「もうそっちは終わるのか?」

霞「え? うん、もう終わるところね」

提督「そうか、俺ももうすぐだ。終わったら飲み物を買ってやろう」

霞「ホント? ありがとう♪」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 22:54:18.50 ID:jlSknnFG0
メール欄にsaga入れといた方がいいよ
77 : ◆2K.qthLIN. :2016/07/10(日) 22:58:08.03 ID:+5VRZFYb0
那智「提督、ちょっと相談があるんだが」

提督「うん? いいぞ、今は大丈夫だ」

那智「すまないな。実はちょっとパソコンの、インターネットの使い方を教えて欲しいんだが……」

提督「……最早此処では必須のスキルとなりつつあるんだな」

那智「私もそういうのとは無縁だと思っていたんだがな。こうも生活必需品しか現地で調達できないとあっては……」

提督「因みに良かったら教えて欲しいんだが、何が欲しいんだ?」

那智「ん? 私が生活に必要なもの以外を欲するのは意外か?」

提督「正直な。お前には質実剛健というイメージを持っているからな」

那智「はは、何だそれは。いや、寧ろそこはお礼を言うべきところだったりするのかもな」

提督「ふっ、そうだな」

那智「私も一応女だから多少化粧品とかな。姉さん達のを見てると自分も少し使ってみたいのとか出てくるんだ」

提督「借りないのか?」

那智「借りてもいいが、できれば自分のが欲しい」

提督「そういうものか?」

那智「まぁな」
78 : ◆2K.qthLIN. [sage]:2016/07/10(日) 22:59:17.28 ID:+5VRZFYb0
>>76
了解です、ありですよ
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 23:04:49.86 ID:jlSknnFG0
>>78 sageじゃなくてsaga入れておくと高翌雄とか変換されなくなる
80 : ◆2K.qthLIN. [saga]:2016/07/10(日) 23:15:29.40 ID:+5VRZFYb0
>>79
あ、sagaですか
了解です

古鷹「加古、遅いっ」

加古「わわっ! ちょっと古鷹、もうちょっと手加減してよぉ!」

古鷹「いつもぼんやりしてるのが、わ・る・い・ん・で……しょ! ふっ……!」

加古「わぁっ?!」(危なっ?! 今掠った! あれ当たったらヤバかった!)

提督「精が出るな。組手みたいなものか?」

古鷹「あ、提督。おはようございます」

提督「艦娘なのに接近戦の鍛錬とは感心だな」

古鷹「え? あ、ありがとうございます! 身体を動かすのが好きなんですよ」

加古「……」(うわー、あんなぶりっ子な古鷹初めて見るわー)

古鷹「……なに?」

加古「えー? なーんもー?」ニヤニヤ

古鷹「もうちょっと……鍛錬が必要みたいね」キッ

加古「ええ?! なんでそうなるのさ?!」
81 : ◆2K.qthLIN. [saga]:2016/07/10(日) 23:23:25.28 ID:+5VRZFYb0
叢雲「お疲れ様。はい」

提督「ああ、ありがとう。ん……」ズズッ

叢雲「頑張ってるわね」

提督「もう直ぐ追われそうだからな」カキカキ

叢雲「こっち、もう添削終わったわ」

提督「どうだ?」

叢雲「問題無し」

提督「そうか」

叢雲「早く終わらせましょ。寝たいわ」

提督「そうだな。うん? 一緒に寝るつもりか?」

叢雲「偶にはいいじゃない。ケッコンもしてるんだし」

提督「……そうだな」

叢雲「あ、因みに」

提督「ん?」

叢雲「……『寝かせない』方もシて欲しい……」

提督「……分かった」

叢雲「加賀さんもこんな風に誘えばいいのに」ボソ

提督「うん?」

叢雲「内緒」

提督「そうか」
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