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うしおとセイバー
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1 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:19:09.24 ID:brxTQRYY0
凛「……告げる。汝の身は我が下に、我が運命は汝の剣に」
凛「聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
凛「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」
凛「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ。天秤の守り手よ……!!」
凛(……間違いなく最強のカードを引き当てた)
ドーン!!
凛「はい?」
凛「え……ええぇぇ!?」
??「やれやれ……。相変わらず人間はやかましいな」
「うしおととら」×「Fate/stay night」
『うしおとセイバー』
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1467519548
2 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:21:29.87 ID:brxTQRYY0
このスレは
>>1
が大昔に建てた、うしお「聖杯戦争?」というスレの内容を書き直したものです。
アニメ「うしおととら」の最終回の熱さにやられて、どうしても書き直したくなったので建てました。
完全に自己満足スレとなっております、その為もちろんのことsage進行で行きます。
皆様とアニメうしとらの感想など言い合いながら、まったり進行で行ければと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
3 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:24:47.52 ID:brxTQRYY0
ttps://www.youtube.com/watch?v=3iC5uEYtlZM
ttps://www.youtube.com/watch?v=Qy7Q77ZD_ME
4 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:26:20.98 ID:brxTQRYY0
【第一話 始まりの日 】
5 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:27:54.17 ID:brxTQRYY0
・潮の部屋
桜「蒼月君、そろそろ起きないと遅刻してしまいますよ」
うしお「……う……ん? あぁ、桜姉ちゃん。おはよう」
桜「おはようございます。蒼月君」
6 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:31:23.69 ID:brxTQRYY0
・蒼月家居間
うしお「はー、ごちそーさん」
桜「蒼月君。お茶をどうぞ」
うしお「それにしても親父と母ちゃんが総本山に行ってるからって、桜姉ちゃんに毎日ご飯作ってもらっていいのかなァ」
桜「気にしないで下さい。私も蒼月君にお礼がしたいんですから」
うしお「お礼って、オレが桜姉ちゃんの兄貴を止めた事かい?」
桜「はい。兄さんが弓を持ったばかりの男子を見世物にしていたのを、蒼月君が止めてくれましたから」
うしお「オレ、ああいうのは見てらんねえからさ」
桜「……はい」
うしお「……あ、あーー!? もうこんな時間だ!!」
桜「えっ、あ、そうですね。早く片付けましょう」
7 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:34:16.39 ID:brxTQRYY0
・遠坂邸
??「おい、人間の女ァ」
??「わしは早く強えヤツとやりてえのよ」
??「おい人間の女。聞いとんのか、人間の女」
凛「あーーもう!! この『とら』!!」
凛「アンタねぇ、私はマスターなのよ!?」
とら「あぁ? それがどうした、人間の女」
凛「あ……あったま来たーーッ!! 私のことはマスターって呼べーー!!」
とら「お、おい、おめえ分かっとんのか!? 令呪ってえのは……!!」
凛「うるさいうるさいうるさーーい!!」
8 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:37:42.25 ID:brxTQRYY0
・蒼月家玄関
麻子「うしお、また桜先輩に起こしてもらったんでしょ?」
真由子「うしお君が毎日ちゃんと起きてるなんて珍しいもんね〜」
うしお「な、なにをーー!!」
麻子「そ、それよりあんた、おじさんとおばさんが居ないからって桜先輩に……」
麻子「や、やや、やらしいことしてないでしょーねーっ!?」
うしお「な、なに言ってるんだよ麻子ーーっ!?」
真由子「本当二人とも朝から仲いいんだからぁ」
桜「ふふっ」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/03(日) 13:39:39.27 ID:Blp5zQrTO
そう言えばとらと切嗣の声って同じだったよね
ロードエルメロイの代わりにヒョウ(使っているスマホじゃ変換出来ない)が出て来たら笑う
10 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:43:11.01 ID:brxTQRYY0
・交差点
真由子「それじゃまた後でね。キリオ君」
キリオ「うん、お姉ちゃん」
うしお「キリオまたなーっ!」
キリオ「あっ、うしお兄ちゃん」
うしお「ん? どうしたキリオ」
キリオ「……うん」
キリオ「前から真由子姉ちゃんを狙ってる組織や協会がいるのは話してると思うんだけど、昨日の夜にも来たんだ」
うしお「なに!?」
キリオ「でも、昨日の奴は……。ちょっと違ったよ」
11 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:45:57.24 ID:brxTQRYY0
・キリオ回想
??「へぇ、ガキのくせに中々やるじゃねぇか」
キリオ「お姉ちゃんは、僕が守る」
??「嬢ちゃんからとんでもねぇ力を感じるが、魔術師ってワケじゃなさそうだ」
キリオ「ま、待て!!」
??「悪いな。ウチの雇い主がお前とは戦うなってよ」
キリオ「そいつは、『赤い槍』を持った男だったよ」
うしお「赤い……槍……?」
12 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:49:41.28 ID:brxTQRYY0
・穂群原学園校門
うしお(……『槍』か……)
麻子「どうしたのよ、うしお」
うしお「なんでもねえよ」
凛「…………」
うしお「ん?」
桜「蒼月君? 遠坂先輩がどうかしたんですか?」
うしお「遠坂先輩?」
麻子「あんた遠坂先輩知らないの!?」
真由子「遠坂凛先輩。容姿端麗、頭脳明晰、悪い噂は全くなくて男子生徒の憧れの的らしいよ〜」
うしお「へぇ、そんな先輩がいたのかァ」
13 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:53:58.91 ID:brxTQRYY0
・穂群原学園屋上
凛「とら。他のサーヴァントの動きは分かる?」
とら「けっ、わしはそんなことは出来んぞ『ますたー』」
凛「そうよね」
凛(……まさか、二年前に蒼月君と一緒に白面の者から世界を救った妖怪の英霊を召喚しちゃうなんてね……)
とら「おい、ますたー。わしは早く他のヤツらをぶっ飛ばしてえんだ」
凛(しかも、召喚の失敗で二年前のことは忘れてる……)
凛「分かったわ、とら。私に付いて来て、様子を探りに行きましょう」
凛(だけど、最強のカードであることは間違いないわ)
14 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 13:56:31.46 ID:brxTQRYY0
・交差点
うしお「槍の男のことを考えてたら、一日終わっちまった……」
うしお「もう一回キリオに話を聞きに行くかァ」
うしお「ん?」
??「フフッ」
??「早く呼び出さないと死んじゃうよ、お兄ちゃん」
うしお「えっ!?」
15 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:02:17.70 ID:brxTQRYY0
・ビル屋上
凛「とら、この街を見ても何も思い出さない?」
とら「なぁんにもな」
凛「そう……」
とら「わしは記憶なんかどうでもいい。他の奴らをぶっ倒すだけよ」
凛「そうね、あなたの記憶がなくても関係ない。私は『聖杯戦争』に勝つだけよ」
とら「へっ、それでいいのよ。ますたー」
凛「覚悟は出来ているわ。とら」
16 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:06:05.02 ID:brxTQRYY0
【第二話 運命の夜 】
17 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:08:31.98 ID:brxTQRYY0
・交差点
うしお「キリオ。昨日の夜は大丈夫だったのか?」
キリオ「うん、何もなかったよ」
うしお「そうか、それならいいんだけどよ」
うしお(あの女の子はなんだったんだ……)
麻子「コラーっ!! うしお遅刻するわよーっ!!」
うしお「今行くってーの!!」
18 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:10:47.39 ID:brxTQRYY0
・穂群原学園屋上
凛「とら、気づいてる?」
とら「あぁ」
凛「近くで敵の気配がするわ。私達をずっと見てる」
とら「けっ、もったいつけやがって」
凛「面白いわ。人がいなくなるまで様子を見ましょう」
19 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:14:21.96 ID:brxTQRYY0
・穂群原学園屋上
とら「来たかよ。暗くなるのを待ってやがったな」
凛「凄い殺気……」
??「いい夜だな。そこの妖(バケモノ)もそう思うだろう?」
凛「とらが見えてる!? コイツ、やっぱりサーヴァント!!」
??「そういうこと。で、それが分かるお嬢ちゃんはオレの敵ってことでいいんだなぁっ!!」
凛「とら!!」
とら「へっ、やっと遊べらァ」
??「ほう、話が早くていいねぇ。そうでなくちゃ」
凛「槍使い、ランサーのサーヴァントね」
ランサー「いかにも。まさか妖の英霊がいたとはな。まぁ、出会ったからにはやるだけだ」
20 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:20:25.85 ID:brxTQRYY0
・穂群原学園屋上
ランサー「チィッ」
とら「おおおおお!!!!」
ランサー「ぐっ、これ程とはな……。すぐに撤退命令が出るはずだ」
とら「逃がすかよーーっ!!」
ランサー「へっ、いいのか? お前の雷のおかげで人が集まって来てるぜ」
凛「と、とら!! ダメよ、今、人に見られるワケには……」
とら「けっ、しくじったか。ますたー乗れ!!」
21 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:23:32.80 ID:brxTQRYY0
・蒼月家付近上空
ランサー「あのヤロウ、こっちはバケモノとやりあった後だってのに……」
ランサー「魔力を感じたから見て来いとは、人使いが荒すぎるんじゃねーか」
ランサー「あの寺か」
ランサー「……なるほど。微弱だが魔力を感じる」
22 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:29:10.67 ID:brxTQRYY0
うしお「また桜姉ちゃんに晩飯作ってもらっちまったなァ」
うしお「ん? 蔵の方に誰かいる……?」
うしお「桜姉ちゃんは今帰ったし、照道さんも夕方に帰ったから……」
うしお「だ、誰だ!!」
ランサー「見られたか……」
ランサー「ま、運がなかったな坊主。見られたからには死んでくれや」
うしお「赤い、槍!?」
23 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:33:53.13 ID:brxTQRYY0
ランサー「ハァッ!!」
うしお「うわああああ!!」
ランサー「……おいおい。まさか蔵の中に隠れたつもりか?」
うしお(あ、あれがキリオの言ってた赤い槍の男……)
うしお(オヤジもいねえのにどうすりゃいいんだ……)
うしお(この地下室もすぐにバレちまうよ……)
うしお「……そういや『アイツ』と出会ったのはここだったなァ」
ランサー「へぇ、地下室なんてあるのか」
24 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:40:26.23 ID:brxTQRYY0
うしお「!?」
ランサー「鬼ごっこは、ここまでだ」
ランサー「ひょっとするとお前が七人目だったのかもな」
うしお「七人目……? 何のことだが知らねえけど……」
うしお「オレは……負けねえぞ!!!!」
??「はぁっ!!!!」
ランサー「な……なに!? コ、コイツは……!?」
25 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:42:24.39 ID:brxTQRYY0
・蒼月家付近上空
凛「やっぱりあの場所から魔力を感じるわ」
とら「さっきの槍使いかよ?」
凛「そこまでは分からないけど、もしかしたらサーヴァント同士で戦ってるのかも」
とら「へっ、面白え。二匹いっぺんに相手してやるぜーーっ!!」
凛「ちょ、ちょっと、とらっ、飛ばしっ、過ぎっ」
26 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 14:45:46.78 ID:brxTQRYY0
うしお「え……あ……」
??「サーヴァント、セイバー」
セイバー「召喚に従い、参上した」
セイバー「問おう」
セイバー「貴方が私のマスターか」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/03(日) 18:50:17.80 ID:yzQHfb0X0
期待してる
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/03(日) 18:52:33.41 ID:6tNpSDS4O
おぉ、昔読んだぞ
きたいしとく
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/03(日) 19:55:32.17 ID:xXKzQ8/6o
なんでアニメ版って原作既読勢からあんなに評価悪いの?
少なくとも今季の中では結構面白かった方だと思うけど
というよりくまみこが酷すぎるからそれ以外はなんでも面白いけど
30 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:21:18.37 ID:brxTQRYY0
【第三話 開幕 】
31 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:23:33.60 ID:brxTQRYY0
うしお「うわああああ!! なんだなんだ姉ちゃんなんだ!?」
セイバー「これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある」
セイバー「ここに契約は完了した」
セイバー「先程の敵がまだ外にいるようです。マスターはここに」
うしお「あっ、ね、姉ちゃん!!」
うしお「行っちまった……」
32 :
◆I4R7vnLM4w
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:37:46.78 ID:brxTQRYY0
ランサー「……かわしたな。我が必殺のゲイボルクを」
セイバー「ゲイボルク……。御身はアイルランドの光の御子か?」
ランサー「ドジったぜ。コイツを出すからには必殺でなけりゃヤバイってのに」
ランサー「今日はバケモノの相手をやらされたりと、厄日だな」
セイバー「バケモノ……?」
ランサー「おっと、あまり喋ると雇い主がうるさいんでね」
セイバー「逃げるのか?」
ランサー「追って来るなら構わんぞ。ただし、その時は決死の覚悟を抱いて来い」
うしお「姉ちゃん!! さっきはサンキュ、じゃなくて槍で刺された傷は!?」
うしお「あれ、治ってる……」
セイバー「いえ、これは自動修復で外面を覆っただけです。マスター、傷の治療を」
うしお「そ、そうだよな、待っててくれ!! 家から救急箱持って来るよ!!」
セイバー「マ、マスター!? そういう意味ではなく……」
セイバー「あと一度の戦闘なら支障はない、か」
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