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どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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436 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 14:45:09.94 ID:fYMmDu6D0
#47【餌と罠】
オトノキザカ。
時刻は午後で、間もなく夕方に差し掛かる頃。
一番最初にオトノキザカに戻ってきたPrintempsは時間があるので城下町で買い物をしていた。
ことり「早くに帰ってこれたおかげで布だったり回復道具だったり、たくさん買えてよかった!」
花陽「…あれ?奥から走ってきてるのって凜ちゃんたちじゃない??」
メインストリートの奥を見ると、Lilywhiteがすごいスピードで走ってくる。
穂乃果「ほんとだ!おーい!!」
ことり「やけに急いでない…?」
海未「3人とも!!」
あっという間にPrintempsのもとへついたLilywhiteは一呼吸を置いて確認を取る。
凜「ハァ、ハァ…か、かよちん!真姫ちゃんたちは帰ってきてる!?」
花陽「まだ帰ってきてないよ?ゴールゴスト広いみたいだし、私たちよりは時間かかりそうだよね」
ことり「みんなが帰ってきたら通りそうなメインストリートで買い物してたんだー」
希「ということは、ゴールゴストからの連絡は正しい見たいやね・・・」
穂乃果「連絡?」
海未「それが・・・」
Lilywhiteはスクリオーネで聞いた「BiBiが捕まった」という情報を伝える。
穂乃果「つ、捕まった!?どうして!?」
海未「わかりません。ですが、大変な事態であることは明確。すぐにでもゴールゴストへ向かいましょう」
ことり「そうだね。ゴールゴストに行って詳しく調べないと・・・」
花陽「でもμ'sも確保命令が出たんだよね?行っても大丈夫かなぁ・・・」
希「けどこのままあの3人をほったらかしにはできひん。行くしかない」
穂乃果「そうだね・・・まずは女王様に事情を説明しよう!」
城へ戻り、女王に事情を説明する。
女王「そんなことが・・・。ゴールゴスト王は優しく偉大な王。μ'sを指名手配などするはずが・・・」
女王「ひとまずウェイスト大陸にはμ'sの指名手配はデマであると広めておきます」
女王「すぐ行かれるのでしょう?気をつけて向かってください。何があるか分かりません」
穂乃果「わかりました!」
希「まずはジーズへ飛ぶしかないね。もうすぐ日が落ちるし、隠れて動くにはちょうどええ」
サクラコから受け取っていたジーズ行きクリスタルを使って全員で転送する!
ディウゥゥゥゥゥゥゥン・・・・・・
437 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 14:45:59.80 ID:fYMmDu6D0
到着したのはジーズ村長の家の裏手。
周りを確認するが、誰もいない。
希「ここは、村長の家の裏庭やな」
穂乃果「ひとまず村長が無事か確認する?」
ガチャ
家の裏口が開き、村長が顔をだす。
村長「家の中へおいで」
穂乃果「すみません、お邪魔します」
6人は家の中に入る。
村長「・・・3人居ないということは、ゴールゴストが流した情報は本当のようですね」
穂乃果「村長さんは大丈夫ですか?」
村長「ええ、まだこの村にゴールゴスト兵は来ていません。大丈夫ですよ」
ことり「よかった…」
μ'sは自分たちがゴールゴストに向かいたい旨を村長へ説明する。
村長「それでしたら、このクリスタルをお使いください」
真姫「転送クリスタル?」
村長「ええ、あと一回しか使用できないですがゴールゴストの裏路地に着くはずです」
海未「よろしいのですか??」
村長「今は亡き友人に会いに行くために使っていたクリスタルです。使い道が無くて困っていたくらいですよ」
海未「そんな大切なものを…。ありがとうございます」
凜「よし、これで早速行くにゃ!」
村長「このローブを着なさい。顔が認識されにくくなる軽い魔法がかけられています。役に立つでしょう」
大きなローブを受け取り、全員が着用する。
すると村長が穂乃果へ歩み寄る。
村長「転送する前に、どうしても高坂穂乃果さんに見せたいものがあるのですがよろしいですか?」
穂乃果「見せたいもの?」
村長「ええ、お時間は取りません。きっと、見ていったほうがいいでしょう」
村長「皆様もよろしければどうぞ。裏手ですので」
村長が裏口から外に出る。
μ'sもそれに続く。
438 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 14:53:16.08 ID:fYMmDu6D0
進んだ先には墓がたくさん並んでいた。
村長「ええと・・・これですね」
村長がひとつの墓の前で止まる。
村長「穂乃果さん、あなたが最初にこの村にいらっしゃった際に『村長の写真』の前で立ち止まったことを覚えていますか?」
穂乃果「…はい」
凛「そういえば、ずらーーって並んだ写真を見ながら歩いてたのに突然立ち止まったの覚えてるにゃ」
にこ「確かその時…『ユキホ』って言ってたわよね」
花陽「ユキホ…どこかで……」
穂乃果「雪穂は…私の妹」
絵里「妹…そういえば創世神界で、ホノカには妹がいたって聞いたわね…」
真姫「…その雪穂さんのお墓ってことなのね」
村長「高坂雪穂が穂乃果さんの妹…?」
村長の反応を見て、μ'sはハッとする。
創世神界で聞いた話は本来は知られることのない話。μ'sであるから特別に話してもらったものだったからだ。
村長「…深くは聞きません。私は、私が知りえたことをあなた方に伝えるのみ」
村長「真姫さんのおっしゃる通り、これは高坂雪穂さんのお墓です」
穂乃果は墓のそばにそっと寄り、撫でる。
海未「穂乃果…」
穂乃果「ここで雪穂が眠ってるんですね・・・」
村長「…いいえ、いらっしゃらないのです」
穂乃果「え…?」
村長「続きは家に戻ってから話しましょう」
談話室に戻るμ'sと村長。
村長は引き出しから古い本を取り出す。
村長「あなた方がイムタージュに向かってから書庫の整理をしていましたらこれが見つかりました」
村長「これは今から500年ほど前の手記です。」
凜「ご・・・!?」
村長「この文書によると、高坂雪穂はその頃に行方不明になったと書かれています。なので墓だけが作られたらしいのです」
穂乃果「行方不明…」
村長「…彼女の姉についても少しだけ記述があります」
そういいながら本を開いて読み出す。
村長「『高坂雪穂は若くして村長になった。彼女には姉の『ホノカ』がいたが姉は行方不明で見つからず、次女である雪穂が村長に任命された』」
村長「穂乃果さんと同じ名前ですね。運命的なものを感じます」
穂乃果「あはは…」
439 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:02:48.63 ID:fYMmDu6D0
海未「始まりのμ'sであるホノカは行方不明ということになっていたようですね」ボソッ
真姫「そのようね」ボソツ
村長「『雪穂は村長でありながら有名な鍛冶師であった』」
穂乃果「やっぱり、鍛冶師だったんだね」
真姫「…確か、リーズンの里に行くためにマイルズに寄った時にそんな話をしてなかった?」
真姫「穂乃果の剣は、500年前に有名な鍛冶師によって作られたって」
凛「あ!その剣を打った人のこと『ユキホ』って言ってたにゃ!」
穂乃果「うん」
穂乃果は背のフェアリー・サンシャインを触りながら言う。
穂乃果「雪穂が作ってくれた剣」
村長「その剣が高坂雪穂が打った剣ですか・・・?」
穂乃果「はい。といっても、一回折れちゃって打ち直してもらったんですけど…」
絵里「…私が折ってしまったんです」
穂乃果「もう絵里ちゃん!!!次そのことで落ち込んだら怒るっていったよね!?」
絵里「ご、ごめん…」
希「えりちよしよし」
村長「その剣を打ちなおしたのはどこですか?」
穂乃果「あ、えーっと、クロスシーラです」
村長「…この手記にはこんなことも書いていますよ」
村長「『高坂雪穂は若いころから世界を巡って弟子を多く育てていた。鍛冶師の集い場クロスシーラでもその実力を発揮し、彼女の技術は後世にも引き継いでいく宝であるとされた』と記されています」
ことり「クロスシーラでフェアリー・エフェクトを打ち直してくれた鍛冶師の方はあの街で一番の鍛冶師だったはず・・・」
ことり「…もしかしたら、彼の技は雪穂さんのものだったのかもしれないね!穂乃果ちゃん!」
穂乃果「うん!きっとそうだよ!だからこんなに素敵な剣になったんだと思う!」
村長「…ですが、書物はこう続きます。『30歳という若さで行方不明になり、そのまま帰ってくることはなかった。前村長の希望により墓が作られ、村長は別の家の娘に継がれた』」
村長「ここで引き継がれた娘から私に至るまで血は途絶えておりません」
村長「それと、先ほどの雪穂さんの墓の近くにお姉さんのお墓も作られたようです。そちらも行方不明なので眠られてはいませんが…」
穂乃果は胸に手を当てて少し俯く。
ことり「穂乃果ちゃん…」
村長「手記に書いてある高坂雪穂さんについての情報は以上です」
村長「何か、役に立ちそうでしょうか?」
穂乃果「村長さん、ありがとうございます。ひとつ、モヤモヤが晴れました!」
海未「大丈夫なのですか?穂乃果」
穂乃果「うん。雪穂の分まで頑張らないと!」
穂乃果は裏口から外に出て転送クリスタルを取り出す。
5人は穂乃果に触れる。
穂乃果「それじゃあ村長さん、いってきます!村の皆さんにありがとうと伝えておいてください!」
村長「もちろんです。お気をつけて」
μ's6人はゴールゴストへ転送した!!
440 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:06:25.62 ID:fYMmDu6D0
申し訳ない…。
今同行していないBiBiが登場していました。
ミスです。
今はいないので、PrintenmpsとLilywhiteの誰かに置き換えてください…
441 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:10:08.45 ID:fYMmDu6D0
置き換えても一部会話が成立しないですね…
その会話は無かったことにしてください…
続き投下します↓
442 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:11:22.91 ID:fYMmDu6D0
転送先は裏路地。
もう日が落ちており、薄暗く人通りもほとんど無い。
凜「村長さんの言うとおりだにゃ」
ことり「これからどうしよう?」
海未「まずは情報収集でしょうね。なぜ私たちが指名手配されたのか調べなければ」
希「せやね。けど、いくら魔法がかかっているとしてもローブ姿で固まって行動するのは危険や」
希「全員バラバラに分かれて街を散策しよう。30分後にここ集合でどうやろうか?」
花陽「うん、いいと思う!」
ことり「大きい道は通らないほうがいいかもね」
海未「ええ、そうですね。ひとまず今の私たちには情報が足りていませんから、なんでもいいので情報を集めましょう」
希「みんないい?1人だとしてもばれたらおしまいや。バレそうになったら逃げること!」
穂乃果「わかった!よし…それじゃあ30分後またここで!」
6人は散開し、探索を始めた。
別々の道を歩くメンバーたち。5分くらい歩いて、全員が別々の方向へ。
穂乃果(といっても、何からすればいいのやら・・・)
穂乃果(とりあえず、城でも見てこようかな?)
城へと進んでいく穂乃果。この城下町の大きさには驚いている。
穂乃果(お城遠いなぁ・・・)
穂乃果(大きい国には結構行ってるけど、ここまで大きいのははじめてだなぁ・・・)
少し街をこそこそと歩いていると、街の広場から小さな光の柱が出現する。
穂乃果「!?」
光の柱から長方形の光が出現し、そこに兵士が映った。
街の人「お、こんな時間に映像クリスタルが動いたぞ。何かあったのかな」
穂乃果(凄い。モニターみたいなものかな…?)
映像の兵士「国民に告ぐ。ゴールゴストを脅かす大罪人”μ's”が我が国に入り込んだ」
穂乃果「!?」
映像の兵士「国民は直ちに家に避難せよ。再度知らせがあるまで外出を禁ずる!」
街の人「な!?お、おい帰るぞ」
街の人は一緒に行動していた人たちとそそくさと帰ろうとする。
街の人「そこのローブのあんた!ぼさっとしてないで帰ったほうがいいぞ!」
穂乃果「え!?あ、は、はい…」
男「その必要はない」
穂乃果の返事を遮るように男の声がする。
声のほうを向くと、大剣を背負った筋肉質の男が立っていた。
彼の声を聞いてまわりの住民たちはざわつく。
男「早く避難するんだ。ここは危険だぞ!」
筋肉質の男がそういうと、ざわついていた住民たちはバタバタと帰りだす。
穂乃果「…」
穂乃果は男をじっと見つめる。
男「まんまと餌にかかったものだな、μ's」
穂乃果「やっぱり、気づいていたんですね」
443 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:17:42.41 ID:fYMmDu6D0
男「ゴールゴストには街のいたるところに魔方陣が張られている。お前たちが転送してきたのも筒抜けだった」
穂乃果「そんな…」
男「今頃、ほかの仲間たちも我々に見つかっているはずだ」
男「そして、あの3人もこの方法で見つけ出したのだ」
穂乃果「!!」
穂乃果は身構えて強く言い放つ。
穂乃果「3人はどこ!?」
男「連れて行ってやろう・・・。同じ場所へ!」
男は背中から身の丈ほどある大剣を抜き、構える。
男「ゴールゴスト第1兵団団長『ガオエミ』だ」
ガオエミ「宜しく頼むぞ、高坂穂乃果」
穂乃果「私たちは国王様に用事があるだけです!!あの3人を捕まえたのも何かの勘違いなんです!」
ガオエミ「勘違いではない。今回のμ's捕縛命令は全てゴールゴスト王からの命令だ」
穂乃果「えっ?ど、どうして…」
穂乃果が少しうつむいてから前を向くと、ガオエミはすぐ目の前まで詰めていた!
とっさに腰から盾を取り出して大剣の大振りを受け止める!すこし飛ばされるが体勢が崩れることはなく着地。
ガオエミ「ほう」
穂乃果は背中から剣を抜く。
穂乃果「戦うしか方法はないの・・・?どういうことなの・・・?」
ガオエミ「迷っている暇なんてないぞ!」
困惑する穂乃果に向かってガオエミはまた攻撃を仕掛ける。
穂乃果は剣にオレンジの魔力をまとわせてガオエミに向かって振るう!
穂乃果「くっ……オレンジ・スプラッシュ!」
対してガオエミは大剣に雷魔力をまとわせて振りぬいた!
ガオエミ「サンダースラッシュ!」
威力はガオエミの一撃の方が高く、穂乃果は剣をはじかれる。なんとか体勢は保ち、剣も握り締めている。
だがそんな穂乃果の腹部へガオエミの蹴りが直撃。
よろめく穂乃果へ向けて大剣を振り下ろした!
なんとかバックステップで直撃を避ける穂乃果だが、左肩を切り裂かれてしまう。
穂乃果(強い・・・)
穂乃果(気をつけて、みんな!)
それぞれ他の場所にいる5人も第1兵団と相対していた――――
444 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:21:47.87 ID:fYMmDu6D0
【希サイド】
希「第1兵団・・・。それに王様の命令ってどういうこと?」
アヤチ「うふふっ、私たちを倒したら教えてあげる!」
弓使いのアヤチが矢を引いて希に向け放つ!
希はバックステップで避ける。
しかしその先にはもう1人の第1兵団員である短剣使いが攻め寄っていた!
短剣使い「はっ!」
短剣を振るう!
希はとっさに体をひねって直撃は避けるが2本の短剣でそれぞれ腕と脇腹を軽く切りつけられる。
アヤチ「あ、スカイ外した〜」
短剣使いの女性はアヤチのほうを向いて怒鳴る。
スカイ「うるさいなぁ!ウォームアップしてないんだから仕方ないでしょ!」
希(第1兵団。総勢10人からなる世界最強の兵士たち・・・。えりちたちが捕まったのにも納得がいく。)
希(噂通り、強い…!)
希の体から雷があふれ出す!
希「サモンコネクト:ヒュベリガル」
スカイ「やる気ね」
アヤチ「臨むところだよ!」
スカイは短剣をクルクルと回し、超速で希まで詰め寄る!
希「速い!?」
タロットに雷をまとわせて投げつけるが当たるはずもなく、スカイは攻撃を避けながら希に詰め寄る!
そんな希へ矢が飛んでくる!アヤチの放った矢はかなり速く、避けるのでやっとだ。
希「メガサンダー!」
手に持ったタロットから上位雷魔法を放つが、スカイは足元に風を巻き起こさせてすさまじい速度でジャンプ。
そのまま希に詰め寄って風をまとわせた短剣で突く!
しかし希は手に持ったタロットを投げつけ、雷を炸裂させる。
希「ヒュベリサンダー!!」
スカイは風を巻き起こして体を動かしほとんど回避。希の肩へ突きが命中してしまう。
突きは片手で行っており、希の左肩に刺さる!さらに風の魔力が込められているので傷口も開く!
希「うぐっ!」
とっさに地面に張った魔法陣からプラムを召喚する!
プラムは召喚されたままスカイに突進し、スカイの腹部に直撃して吹き飛ばす!
スカイ「きゃっ!」
希「プラム!その弓使いをお願い!」
スカイ「召喚獣か・・・。噂には聞いてたけどすごいわね」
希「あなたにはこの子や!おいでアルファング!」
空中に展開した魔方陣から氷の狼が出現してスカイへ飛びつく!
スカイ「!!」
希「こっからや!」
445 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:24:50.42 ID:fYMmDu6D0
【凜サイド】
パール「質問は終わりかい?星空凜」
凜「王様の命令・・・全く納得できないにゃ!」
サウスノ「おしゃべりはいいだろうパール。さっさと終わらせよう」
パール「・・・そうだな」
杖を振り下ろしたパール。
すると、凜の真上から雷が降り注ぐ!
凜「にゃ!?」
しかしバク宙で回避し、身構える。
凜「やる気?」
サウスノ「もちろん!」
サウスノはムチを渦を巻くように振るう。すると炎魔力がムチに溜まっていく。
ジャンプしたサウスノはムチを凜めがけて振るう!
炎をまとったムチが凜を襲うが、凜は冷静に攻撃を視認し回避!
サウスノ「はぁっ!」
空中にいるサウスノが手を引き寄せるとムチもしなりがら引き寄せられ、背後から凜を襲う!
前転して避ける凜だが、真上から雷が降り注ぐ!
パール「メガサンダー!」
だがその雷も凜には当たらない。ジャンプで雷を避けた凜は着地したサウスノへ一気に詰め寄る!
サウスノ「な!?」
パール「身軽だな」
雷魔力を携えた右の拳がうねり、小さな鈴の音と共にサウスノの脇腹に直撃する!!
凜「Ring a signal!!」
バチィィッ!!
炸裂した雷と拳の威力も合わさってサウスノは吹き飛ばされる。
しかしそのとき、ムチをふるって凜の首に巻きつける!
凜「!?」
吹き飛ばされる勢いを利用してムチをひっぱり、凜が家の壁に激突するように投げ飛ばす!
凜「きゃぁっ!」
地面に転がると首からムチが解かれるが、サウスノはそのまますぐにムチを振るう!
凜(Ring a signalが直撃したのにもう攻撃してくるなんて!)
パール「大丈夫かサウスノ」
サウスノ「結構痛かったよ・・・。あの速度も驚いた、クスーナやスカイくらい速かったんじゃないか?」
パール「さすがはμ'sってところだろう」
すると、近くの家の壁が壊れてそこから飛んできた何者かが倒れこむ。
凜「希ちゃん!?」
希「り、凜ちゃん・・・」
446 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:28:02.35 ID:fYMmDu6D0
それは傷だらけの希だった。
その穴から短剣を持った女性と、屋根の上から弓を持った女性が現れる。
パール「そっちは終わるの早いんだな」
アヤチ「相手が相性良かったんだと思うよ。回りを気にして召喚獣もろくに動かせてなかったから消えちゃったし」
スカイ「私のスピードにもついて来れなかった」
凜が希に駆け寄る。
希「ごめん凜ちゃん・・・。まわりの家を壊せなくて召喚獣を思った通り動かせなかった・・・」
凜「大丈夫だよ希ちゃん。この4人とも凜が倒すから」
スカイ「へぇ!星空凜もやっぱり面白いね!」
凜「もう怒った!!」
パール「アヤチ、一緒にガオエミのところへ行こう」
アヤチ「ええ?ガオエミなら大丈夫でしょ?」
パール「ガオエミが相手している彼女は要注意人物だ。それに見たくないのかい?彼女を」
アヤチ「・・・高坂穂乃果、確かに気になるかも」
パール「そういうことだから、任せたよサウスノ、スカイ」
サウスノ「好きにすればいいさ、僕は星空凜が気になっているし」
スカイ「私も!」
パールとアヤチは2人で一緒にどこかへ行く。
スカイ「それじゃあ星空凜ちゃん、いくよ?」
風を足にまとわせて超速で詰め寄ってくるスカイ!
だが凜も反応している!
スカイの短剣をかわし、右肩に左手のパンチを放つ!
よろめくスカイに追い討ちをかけるように右手から雷魔力弾を放った!
凜「Ring a speak!!」
しかしその魔力弾はムチにより打ち落とされる。
その隙に詰め寄ったスカイは短剣に風をまとわせ、そのまま突く!
うなる風は刃となって凜を襲い、腹部を貫いた!
凜「うっ!?」
さらにムチが炎をまとって凜の背中を打ち付ける!
バシュウッ!!
凜に直撃し、前方によろめくとスカイは突進突きを放った!
突きが命中するかと思われた次の瞬間、突きの軌道は大きく上にそれる!!
凜「静鈴の構え・・・!」
凛が瞬時に両手で突きを逸らしたのだ!
サウスノ「カウンター技か!」
完全に体勢が崩されたスカイの胸に向かって、全力の右拳を突き放つ!!
右腕全体が雷を帯びており、稲妻のように超スピードで炸裂した!!
凜「Ring a Lightning!!!」
447 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:28:57.86 ID:fYMmDu6D0
直撃するかに思われたその瞬間、凜の右手にムチが巻かれてパンチの威力が下がる!
スカイに当たるが、本来の威力の半分も出せていなかった!
凜「そんな!?」
そのムチから炎が吹き出て凜を襲う。
炎に包まれる凜だが、勢いよく真上にジャンプすることでムチを解き炎から逃れる!
しかし、そんな凜の正面にスカイが飛び上がってきた!
スカイ「やられるかと思ったよ!」
風をまとわせた短剣でクロスに切りつけ、凜の胸部は激しく切り裂かれる。
空中で脱力する凜。スカイは風を起こしてその場から離脱。
すると炎をまとったムチが渦を巻くように放たれて凜を囲む!
サウスノ「終わりだ」
一気にムチの持ち手を引っ張ると、渦を巻いていたムチが中心に勢いよく引き寄せられ激しい炎とともに凜を地面にたたきつけた!
凜「っ…」
希「凜・・・ちゃん・・・」
それを見ていた希もついに意識を失う。
凜「ぐ・・・ううっ・・・」
大ダメージを受けながらも立ち上がろうとする凜だが、傷が深すぎる。
腹部には貫通傷と胸部に大きな切り傷、背中にムチによる傷と炎による負傷。
力尽きた凜は意識を失い倒れこんだ。
スカイ「ふーっ…だいぶいいの貰っちゃった…」
サウスノ「恐ろしい少女だったよ…」
448 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:30:09.75 ID:fYMmDu6D0
少し時間はさかのぼり・・・
【花陽サイド】
花陽「あなたたちは何が目的ですか!」
リッキー「それはいえないなぁ」
斧を持った男性が答える。
リッキー「さてと、魔法使いが相手となると少し面倒だな」
花陽は杖を構える。
リッキー「けど、魔法使いや弓使いといった遠距離系の人たちは斬られることに慣れていない」
リッキー「正直、一撃入れれば終わりだと思っているよ」
花陽「っ・・・」
少し静寂に包まれ、リッキーが地面を蹴り走り出す!
花陽「メガウィンド!」
杖から上位風魔法が放たれ、風の刃がリッキーを襲う!
しかし彼は斧を振ってはじいたり、華麗な身のこなしで攻撃を避けていく。
すぐに接近し、斧を振り下ろした!
花陽「リフレクト!!」
花陽の前に展開された防御魔法で斧の攻撃は防がれる!
しかしその一撃で防御魔法壁にはひびが入ってしまう!
リッキー「その程度か!」
リッキーが再度振りかぶったそのとき、花陽は防御魔法壁を解除し自分の両隣から氷を出現させてリッキーに向けて放つ!
花陽「マルチフリーズ!」
2本の氷を斧で防ぐものの衝撃でリッキーは吹き飛ばされる。
しかし空中で斧に炎をまとわせて振り下ろすと、炎が放たれる!
花陽はバックステップで避ける!リッキーは着地して2撃目を放った!
思わず防御魔法壁で攻撃を防ぐが、今度は破壊されてしまう!
そこで杖を真上に掲げ、一気に振り下ろした!
花陽「ヘヴンストライク!」
空から激しい風が降りそそぐ!花陽の必殺技だ!
リッキー「きかねぇ!」
斧を振り回して全力の炎の渦を発生させ、ヘヴンストライクを弾き飛ばしてしまったのだ!
花陽「えっ!?」
驚愕している花陽に詰め寄る。
リッキー「戦いやすかったぜ」
斧で上半身を深く切りつける。
花陽の体には激痛が走り、その場に崩れ落ちた。
リッキー「死んではいねえだろう」
花陽を抱えると、道の奥から希と凜を抱えたスカイとサウスノが歩いてくる。
リッキー「ちぇ、1番じゃないのか」
449 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:34:14.76 ID:fYMmDu6D0
【ことりサイド】
片手剣の女「南ことり、あなたはプリースト。私には絶対に敵いません」
ことり「・・・やらないとわからないよ!」
片手剣の女「私の名前はシンスリー。ゴールゴスト第1兵団副兵士長です」
ことり「第1兵団って・・・世界最強の兵隊・・・」
シンスリー「ええ。私は副団長です。よろしく」
そう言って片手剣と盾を取り出す。
ことり「よし…」
シンスリー「気合を入れてますが…」
シンスリー「戦いにもならない」
ことり「!!」
シンスリー「無駄な抵抗はしないで!意味ないから!」
シンスリーは剣に水魔力をまとわせる。
そのままダッシュで接近!ことりが自分の正面にリフレクトを展開する!
シンスリー「無駄!」
彼女の斬撃はリフレクトを打ち破り、ことりの右脇腹を深く切り裂いた。
ことり「うっ…」
シンスリー「強固なリフレクトだけど、残念ですね」
しかしその瞬間にことりは自分の腹部に上位治癒魔法をかける。
シンスリー「うわさに聞いたとおり、素晴らしい治癒魔法だね」
シンスリーは不敵な笑みを浮かべてもう一度詰め寄るが、右から飛んでくる矢に気付いて回避する。
シンスリー「誰?」
屋根の上から海未が狙撃していた。
海未「ことり!」
ことり「海未ちゃん…」
もう一度狙撃してシンスリーを攻撃する海未。
するとシンスリーが乗っている屋根の上に爪使いの女クスーナと槍使いの女ディアーが現れる。
シンスリー「なるほど。あの2人を巻いて援護に…。園田海未、なかなかやるね」
クスーナ「ちょこまかと・・・」
ディアー「相性最悪だー」
シンスリー「2人とも、交代です」
クスーナ「悔しいけどシンスリーに譲るよ」
ディアー「賛成!」
シンスリー「その代わり、そちらのプリーストはよろしく」
海未「ことり!逃げてください!」
そういわれて逃げようとすることりだが、正面にクスーナが降り立つ。
クスーナ「行かせないよ?」
ことり「く…」
450 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:35:44.21 ID:fYMmDu6D0
海未「ことり!!」
海未「くっ・・・どうしてあの力が使えないのですか・・・!」
以前のリーズンの里で発動した覚醒。海未はそれを発動できずにいた。
オトノキザカで黒い龍と戦った時もそうだ。
すると、自分が乗っている屋根の上に片手剣使いの女性が乗る。
シンスリー「私はシンスリー。第1兵団の副団長」
海未「μ'sの園田海未です」
シンスリー「ここからは私が相手をします」
片手剣をひるがえし海未に詰め寄るシンスリー。
海未は魔力の矢を放つが盾に防がれてしまう。
シンスリー「はぁっ!」
片手剣の攻撃を弓で受け止める!
シンスリー「頑丈な弓だね」
水界の槍弓に魔力を込めて槍に変形させる!
海未「槍でもありますから!」
槍の薙ぎ払い攻撃を放つが、また盾で防がれる。
シンスリー「変形…すごい武器。けど…!!」
盾で槍を弾くとそのまま盾で打撃攻撃!
胸に直撃し海未がのけぞると、そのまま詰め寄ってシンスリーは海未に飛び込む!
完全に体勢を崩された海未は倒れこみ、その上からシンスリーが乗る!
さらに水魔力が込められた突きが海未の腹部の中心に炸裂し、剣は貫通する。
海未「っ!?」
傾斜のある屋根で倒れたが、貫通した剣が屋根に突き刺さったことによりストッパーとなって滑り落ちない。
シンスリーは盾を使って海未の右腕を押さえ、右足で左手を押さえている。
シンスリー「チェックメイト」
盾を振りかぶって海未の額へ打撃攻撃!
直撃し、海未は意識が朦朧とする。
視線の先のことりは、槍使いのディアーの突きに貫かれて倒れた。
シンスリー「弓使いとプリースト完了。残りは・・・」
451 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:39:44.40 ID:fYMmDu6D0
【穂乃果サイド】
μ'sと第1兵団リーダー同士の戦いは続いていた。
穂乃果「スパイラル・オレンジ!」
光を宿した突きを防いだガオエミは、大剣を地面を突き刺す。
穂乃果(まずい!)
突き刺した大剣から雷が放たれ、地面より雷魔力が吹き出る!
穂乃果はバックステップで避けようとするが、あまりの攻撃範囲に避けきれず直撃。
穂乃果「うあっ!!」
倒れこみそうになるが、ぐっとこらえて着地。
ガオエミは地面から大剣を抜き、雷を宿して突撃する。
穂乃果もオレンジの光魔力を込める。剣は激しく輝き、がっしりと構える。
穂乃果「オレンジ・エクスプロード!」
ガオエミ「サンダースラッシュ!」
2本の剣はぶつかり合うが、やはり穂乃果の片手剣が弾かれる。
しかし今回は穂乃果がすぐに2撃目を放つ!
ガオエミも迎え撃ち、もう一度衝突!
穂乃果「3撃目!!」
よりいっそう輝きを増した3撃目を放つ!
ガオエミはもう迎え撃てないため、剣で防ぐ!
オレンジの光は爆発するかのように炸裂し、ガオエミを吹き飛ばした!
ガオエミは空中で態勢を整えて着地する。
ガオエミ「スピード、パワーともに申し分ない。μ'sのリーダーは伊達じゃないな」
穂乃果「はぁ・・・はぁ・・・。どうして戦わなければならないの?命令だから??」
ガオエミ「そうだ」
穂乃果「私たちが何をしたっていうの!?」
穂乃果「説明もなしに襲ってくるなんておかしいじゃん!」
ガオエミ「王の命令は絶対だ」
穂乃果「私たちは味方です!!」
ガオエミ「それは王が決めることだ」
穂乃果「もう!分からずや!」
左手に持っていた盾を背中にしまう。
左肩を切り裂かれたせいで動かすだけで痛みが走るが、気合を入れて左手に魔力を集中する!
穂乃果「シャイニーブレイド!」
魔力による剣が出現する!
すると、屋根の上から杖を持った男性と弓を持った女性が現れる。
パール「ガオエミ、大丈夫かい?」
アヤチ「きつかったら言ってね〜」
ガオエミ「問題ない、見ているんだ」
穂乃果(他の兵団の人・・・?じゃあ他のみんなは・・・?)
穂乃果「・・・今は目の前の相手に集中しないと!」
精神を研ぎ澄ます穂乃果。さきほどまでとは別人のようだ。
パール「あれが高坂穂乃果か」
アヤチ「可愛い子だね。μ'sみんな可愛くて困るー」
パール「お手並み拝見だ」
452 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:42:38.07 ID:fYMmDu6D0
穂乃果「ふぅーっ・・・」
穂乃果(動揺なんてしていられない。みんながピンチなら、私が助ける!!)
ガオエミ「迷いがなくなったか・・・」
穂乃果「はぁっ!!」
全力で駆け出した穂乃果はすぐにガオエミまで詰め寄り、2本の剣で連撃をはなつ!
ガオエミは両手剣で防ぎ続ける。
ガオエミ「ふんっ!」
雷魔力が剣から放たれ、穂乃果は一度距離をとる。
その穂乃果に詰め寄ったガオエミは渾身の縦斬りを放った!
穂乃果「オレンジ・クロス!!!」
剣にオレンジ色の光魔力を宿し、クロスして縦斬りを防ぐ!
そのままガオエミの剣を弾くことに成功した!
ガオエミ「パワーまで上がっているのか!」
穂乃果「はぁっ!」
右手に持つフェアリー・サンシャインに光魔力を宿し、必殺の突きを放った!
穂乃果「スパイラル・オレンジ!」
ガオエミ「らぁっ!!」
ガオエミは弾かれた両手剣に雷を宿し、雷による推進力で超スピードの縦斬りを放つ!
ガオエミ「フラッシュブレイド!!」
縦斬りは穂乃果の突きを完全に弾き、さらに弾かれた剣は穂乃果の手を離れて飛ばされてしまう。
穂乃果「しまった!?」
ガオエミ「もう一撃だ!フラッシュブレイド!」
今度は超スピードの斬り上げを放つ!
穂乃果は左手の魔力剣で受け止めるが、あまりの威力に魔力の剣は消滅。
もう一度左肩を斬られてしまう!
その勢いで後方へ吹き飛び、着地するも左肩から激痛が走る。
穂乃果「ううっ・・・」
すると、他の第1兵団のメンバーがμ'sメンバーを担いで近寄ってくる。
パール「ガオエミ!他も揃ってきたぞ」
ガオエミも振り返り、みごと作戦を遂行した団員を確認する。
ガオエミ「後は俺だけだ。全員待機させろ」
パール「了解」
その光景を見た穂乃果。
穂乃果「はぁ…はぁ…みんな…!」
敵に抱えられている傷だらけのメンバーたち。
肩で息をしている穂乃果の前にフェアリー・サンシャインが投げられる。
投げたのはガオエミだった。
ガオエミ「剣を取れ。かかってこい」
453 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:43:55.79 ID:fYMmDu6D0
穂乃果はフェアリー・サンシャインを掴み、痛みをこらえて構える。
ガオエミ「世界最強の剣士の力を見せてやろう」
穂乃果「・・・はぁぁぁぁぁっ!!!!!」
片手剣にオレンジの魔力を込めて突進する穂乃果。
構えは突きで『スパイラル・オレンジ』だ。
ガオエミ「・・・」
大剣を腰に携え、ずっしりと深く構える。
突進する穂乃果が突こうとしたその瞬間、大剣とは思えないようなスピードで雷をまとった水平な斬撃が放たれる!
しかし、穂乃果は冷静だった!
突きを放つことなく、低くかがむことで横斬りを回避!
そのままがらあきの胸部へ突きをはなった!
穂乃果「スパイラル・オレンジ!!」
だが、ガオエミは上体をそらしてギリギリで突きを避けた。
そのままガオエミは大剣を引き、穂乃果の腹部を滑らせるように斬る。
斬られた腹部には深い傷ができて、血が吹き出る。
穂乃果(あそこから避けられるなんて・・・)
穂乃果(みんな・・・)
穂乃果の意識は徐々に消えていった…。
#47【餌と罠】end...
454 :
◆G2i9TD/uc6FP
[saga]:2024/02/02(金) 15:44:48.14 ID:fYMmDu6D0
次回のラブライブ!
#48【レジスタンス】
455 :
◆G2i9TD/uc6FP
[sage]:2024/02/02(金) 15:46:02.88 ID:fYMmDu6D0
今回はここまで!!
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