コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」

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63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 06:32:40.60 ID:ywAVDs9Ho
ほ、ほむらの方が柔らかいし!
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 08:04:55.98 ID:oClnod8aO
寺沢画ほむらならきっと胸と頬骨が発達しまくりよ
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 08:41:31.14 ID:+UXkBiOrO
ほむらの胸部装甲はラグボールの行われるランド競技場の金庫室にも使われる超マイクロ鋼並の硬さ…
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/06/25(土) 09:41:25.05 ID:EPGsCpBB0
女性の肉の柔らかさを知らんとはこれだから童貞は

ひんぬーだろうがむにゅーだろうが特に鍛えてないローティーンならば柔らかいに決まってるだろうが
67 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/25(土) 09:58:33.31 ID:R8NAt5H7O
特に乳ネタ使ってないのにおっぱい談義になっててワロタ
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 10:10:06.47 ID:usl2pYNMO
>>1がいたぞ!逃すな!
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 10:11:49.25 ID:krXTQo65O

        ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい>>1
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \________
     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )
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70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 11:38:03.77 ID:jam9DsvsO
>>63
こないだ亡くなったモハメドアリ氏をマッサージしたことのある指圧氏の証言によると
「上質な筋肉は脱力時はとても柔らかく、アリ氏のそれはマリリンモンローを指圧したときと同じぐらい柔らかかった」だそうだ
つまり実践的な筋肉を纏うコブラもやはり柔らかいはず
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 11:47:42.83 ID:ds26cCHAO
>>70
イチローの筋肉もそんな感じらしいな
どっかで見た
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 12:12:16.31 ID:GndjwhlEo
柔軟性が無いと実用的にはならないからな
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 12:47:39.49 ID:YFZrYCn/o
ほむら=コブラ=イチロー……なんかやだ…
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 12:58:31.81 ID:SpZ1QQTPo
イチローはタイムスリップで何度も強くてニューゲームをしてる
ヒットは心で打つ
すごいの納得だな
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 13:00:56.34 ID:YFZrYCn/o
イチローは魔法少女だったのか……
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 18:21:03.67 ID:F6fPsT6YO
だからイチローはいまだに現役なのか…
77 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/25(土) 22:07:49.45 ID:yhSkOHtxO
12時頃から書き始めますわ
78 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/26(日) 00:13:03.91 ID:knzxCjW/O
申し訳ない
急用できて書けなくなりました
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 00:21:02.04 ID:L/dzT7Wyo
了解ー
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 00:21:15.36 ID:q+BC+8V2P
仕方ないね
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/06/26(日) 00:29:52.73 ID:RNlW9gXT0
昼12時のつもりだったから気にしないで

とはいえこの様子だと昼12時には再開しないんだろうけど
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 05:12:29.83 ID:k6jfU/O7O
>>73
つまりサイコガンを搭載したフリフリドレスで黒髪ロングでダンゴ鼻なイチローだな
83 : [sage]:2016/06/26(日) 16:41:32.21 ID:TCxsVerJ0
12時にも書かないでそのまま忘れられた頃に1レスだけ書いて
そのまま消えていくパターンか……
84 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 21:44:14.19 ID:UHk+cllFO
すまんね
コブマギ始まるよ
85 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 21:44:43.25 ID:UHk+cllFO
【結界内】
マミ「今日こそ逃がさないわよ」

マミはそう言うと、さやかの金属バットに触れた。

すると、金属バットは瞬く間にきらびやかなこん棒へと形を変えた。

さやか「う、うわぁーぁ」

ほむら「すごい…」

マミ「気休め程度だけどね」

コブラ「じゃあ俺はこれを…」

まどかは手渡された物の重さに驚愕した。

両手の平に収まらないそれはコルトパイソン77マグナム。

鈍く光るその芸術的なまでの攻撃性は、まどかの理解を超えていた。

まどか「なにこれ…」

コブラ「お守りさ。宇宙一危険なやつだがね」

まどか「あ、ありがとう」

キュゥべえ「まぁ撃った瞬間にまどかの肩から指先までの間接はもれなく脱臼か骨折だろうね」

まどか「ええ〜!?」

マミ「と、とりあえず私かコブラさんから離れないでね」
86 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 21:46:35.76 ID:UHk+cllFO
薔薇の蔦が生い茂る。

まるで、庭園のようだ。

その禍々しさを覗けば、の話だが。

キュゥべえ「頑張って!もうすぐ結界の最深部だ」

マミ「見て、あれが魔女よ」

さやか「うう…グロい」

まどか「あんなのと戦うんですか?」

マミ「大丈夫!負けるもんですか」

魔女はこちらに気付くと、薔薇の蔦をこちらに飛ばしてきた。

マミはそれを軽くいなすと、スカート中からマスケット銃を無数に取り出し、そして撃った。

マミ(今日こそは!)

正確に蔦を撃ち落としつつ、魔女の頭上へ登り詰める。

軽やかなステップはまるで演舞のよう。

マミ「今日こそは先輩らしいところ見せるんだから!」

マミの周囲を銃が踊る。

指揮者のごとく、手を振ると、銃は一斉に火を吹いた。

魔女は痛みにのたうち回ると、今までに無い量の蔦を吐き出し、マミを絡めた。

マミ「惜しかったわね」

リボンが蔦を切り裂くと、マミは宙空を舞いながら巨大な銃を構えた。

否、それはもはや火砲と呼ぶに相応しい。

マミ「ティロ・フィナ

バォォン!

マミ「れんん!?」

とてつもない銃声が耳をつんざいた。

横目を振ると、まどかがコルトパイソンを構えたまま腰を抜かしている。

そして、パイソンの銃声からは煙が立ち上っていた。
87 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 21:48:03.27 ID:UHk+cllFO
コブラ「いい狙いだ」

マミ「コブラさん!鹿目さんに危険なことさせないでくれるかしら!」

コブラ「そういうな。この子はお前さんを助けたんだぜ」

マミ「え?」

振り替えると、魔女の額に拳ほどの穴が穿たれていた。

しばらくして、魔女は苦しむように身をよじると、小さくしぼみ、消えた。

マミ「ええ〜」

キュゥべえ「信じられないよ」

さやか「ウソ!まどかスゴい!」

まどか「うぅ〜。手が痛いよぉ」

景色が元に戻った。

グリーフシードが床でころりと半回転すると、その場に静止した。

マミ(今回は大人しいと思ったら…)

マミ「また…」

マミ(また、コブラさんに見せ場取られた…)

コブラ「ガンマンのセンスがあるぜ」

まどか「そんなセンスいらないよ〜」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/27(月) 21:56:56.99 ID:tzYmBhWy0
手が痛いどころじゃすまないだろwwwwww
89 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 22:01:00.70 ID:UHk+cllFO
マミ「これがグリーフシード。魔女の卵」

マミは力の無い目で語ると、グリーフシードを指先で弾いた。

さやか(や、やさぐれとる)

キュゥべえ「マミ、そんなにクサクサしてると穢れ溜まっちゃうよ」

マミ「ふん、だ」

まどか「そ、それって危ないんじゃないかなぁ(棒読み)」

まどかの精一杯の空気の読みっぷりに心をほだされたマミは微笑みを返して、振り返った。

マミ「このままだったら安全よ。むしろ役に立つものでもある」

マミはそう言うと、自分のソウルジェムをグリーフシードに押し当てた。

さやか「わぁ、キレイになった」

マミ「グリーフシードはソウルジェムの穢れを取り除いてくれるの。これで魔力も全回復よ!」

まどか「コブラくんにも使えたりしてね」

さやか「サイコガンは魔力使ってそうだもんね〜」

コブラ「俺が使ったらグリーフシードとやらがパンクしちまうぜ。なにせ、汚れるようなことはほとんどやったからな」

キュゥべえ「全く冗談じゃないのが笑えないよね」
90 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 22:24:40.09 ID:UHk+cllFO
マミ「それと!」

マミは、グリーフシードを入り口の暗がりに投げつけた。

まどか「え?」

暗がりから人影が伸びる。

暁美ほむらは投げつけられたグリーフシードを手のひらで遊ばせながら、ゆっくりと歩を進めた。

マミ「あと一回くらいは使えるはずよ」

ほむら「あなたの獲物よ。あなたが使えばいい」

ほむらはグリーフシードを投げ返した。

コブラ「おっと」

何故か、自分の方に飛んできたグリーフシードをコブラは難なくキャッチした。

ほむら「…」

コブラ「…」

ほむら「…ま、魔法少女は貴方みたいな存在が相応しい」

コブラ「ことわる。俺は人間の女専門でね」

マミ「…帰ったら?」

ほむら「帰るわ」

さやか「感じわる〜」

まどか(そうかなぁ。なんかマミさんと息が合ってるような気が…)
91 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 22:25:16.34 ID:UHk+cllFO
ほむら(コントロールミスった…)

ほむら(いや、引き寄せられたというの?)

ほむら(間違いなく、彼はキーパーソン)

ほむら(とりあえず、コントロールミスはうまく取り繕えたみたいね)




キュゥべえ「さっきの絶対マミを狙ってたよね」

マミ「あ、やっぱりそうなのね」

さやか「あのスローイングじゃダメダメっすよ〜」

コブラ「俺が元プロベースボーラーじゃなかったら取れなかったぜ」

まどか「こ、コブラくんプロ野球選手だったんだ。スゴいね」

さやか「なにいってんの。こいつ私たちと同級生だよ」

キュゥべえ「純粋にも程があるよ」

さやか「本当、まどかったら」

キュゥべえ「いや、君だよ君」

さやか「え?」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/27(月) 22:28:13.96 ID:QKU8F+BVO
あの体格で中学生と思えるわけが無い
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/27(月) 22:33:00.97 ID:paI4k0AXO
コブラのせいで多少気まずい程度に関係が緩和されてる
しかもメッキが剥がれてきてる
94 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/27(月) 23:47:19.95 ID:UHk+cllFO
【廃墟:入口】

女性「ここ…あれ、私は?やっやだ、私、なんで、そんな、どうして、あんな、ことを…!」
コブラ「大丈夫さ。君は飛ぼうとしただけさ。俺の胸にな」

女性「え…あ…」

コブラ「なに、着地は大成功だぜ。しっかり俺の腕のなかにいる」

女性「は、はい…///」 キュン

さやか「一件落着、って感じかな」

まどか「うん」

マミ「なんでやねん」




まどか「叶えたい願いごととか、私には難しすぎて、すぐには決められないけれど」

まどか「でも、人助けのためにがんばるマミさんの姿は、とても素敵で」

まどか「こんな私でも、あんな風に誰かの役に立てるとしたら、それはとっても嬉しいなって、思ってしまうのでした」




キュゥべえ「なんか今までの流れを考えての発言だとしたらイヤミに聞こえてしまうのは何故だろうね」
95 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/28(火) 00:10:27.08 ID:Cv7GfVv/O
【3話】

【公園】

深夜、人気は無い。

マミは噴水の前まで歩み出た。

ほむら「分かってるの?」

ほむら「あなたはコブラとかいう訳のわからない男に出番も尊敬も奪われてる」

ほむら「そして、他の二人を魔法少女に誘導してる」

マミ「彼らはキュゥべえに選ばれたのよ」

ほむら「あなたは二人を魔法少女に誘導してる」

マミ「それが面白くないわけ」

ほむら「ええ。迷惑よ。特にコブラ」

マミ「そう、あなたも気付いてたのね。コブラさんの素質に」

ほむら「彼だけは、契約させる訳にはいかない」

マミ「自分より強い相手は邪魔者ってわけ?」

ほむら「いえ…」

マミ「…」

ほむら「見た目…」

マミ「…魔法少女の尊厳が地に墜ちるわ」

ほむら「まぁ、ほっといてもなりはしないと思うんだけど」

マミ「とりあえずキュゥべえにはキツく言っておくわ」

ほむら「このままだと…」

ほむら(まどかが…)

マミ(先輩としての威厳が…)

ほむら・マミ(奪われる気がする…)
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/28(火) 00:59:06.28 ID:zCaIQu31o
意気投合してしまった……ww
97 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/28(火) 23:11:29.56 ID:pw2vHJogO
【病院】

さやか「はぁ…お待たせ」

まどか「あれ?上条くんには会えなかったの?」

さやか「うん、なんだか都合悪いみたいでさ…。失礼しちゃうよね〜」

まどか「ん?さやかちゃん!あれ!」

さやか「ん?なんだ?」

キュゥべえ「グリーフシードだ!孵化しかかってる!」

さやか「ウソ!なんでこんなところで!」

キュゥべえ「危険だ!早く逃げないと!」

さやか「まどか、マミさんの携帯の番号聞いてる?」

まどか「え?ううん」

さやか「マズッたなぁ。まどか先行ってマミさん呼んできて。私はこいつを見張ってる」

キュゥべえ「無茶だよ!マミの助けが間に合うかどうか…」

さやか「放っておけないよ。こんな場所で」

キュゥべえ「…まどか、先に行ってくれ。僕はさやかについていく」

キュゥべえ「マミならここまで来ればテレパシーで僕の位置が分かる」

まどか「私、すぐ呼んでくる!」

さやか「あ、コブラも呼んできて」

まどか「あ、もうLINEで呼んだよ」

キュゥべえ(マミ、もう手遅れなレベルで君は信用されてないかも)

98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/28(火) 23:19:13.71 ID:nVaB0OXkO
LINEやってるコブラ想像して笑った
99 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/28(火) 23:28:51.66 ID:pw2vHJogO
【数刻後】

マミ「ここね」

マミ(キュゥべえ状況は?)

キュゥべえ(まだ大丈夫。孵化する気配はまだないよ)

まどか(さやかちゃん、大丈夫?)

さやか(へいきへいき!退屈過ぎて居眠りするところだったわ)

キュゥべえ(なるべく静かに来てくれるかい)

マミ(分かったわ。ところで…)

キュゥべえ(なんだい?)

マミ(コブラさんはいるかしら?)

キュゥべえ(え?まだ来てないけど)

マミ(よし、今日こそは…いいところ見せるわ!)

キュゥべえ(仲間は多い方がいいと思うけどなぁ)

マミ(ふふふ、カッコいい先輩カッコいい先輩)

キュゥべえ(こじらせてるなぁ)
100 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/28(火) 23:51:48.95 ID:pw2vHJogO
まどか「間に合って良かった」

マミ「無茶しすぎって言いたいところだけど、今回は冴えた手だったわね」

まどか「あっ…」

まどかは足を止めた。

視線の先には暁美ほむらが立ちふさがっている。

マミ「何か用かしら」

ほむら「今回の獲物は私が狩る。あなたは手を引いて」

マミ「そうはいかないわ。キュゥべえと美樹さんを迎えに行かないと」

ほむら「その二人の安全は私が保証する」

マミ「…たい」

ほむら「え?」

マミ「私はコブラさんに勝ちたい!」

ほむら「!!」

マミ「通して」

ほむら(こ、この覚悟!今まで繰り返し見てきた「巴マミ」とは違う!)

ほむら(コブラの出現が、結果として成長を促したというの!?)

マミ「行くわ」

ほむら「分かったわ。健闘を祈る」

マミは親指を立てるとほむらに向けた。

すると、ほむらも親指を立て返した。

まどか(やっぱ仲良いなぁ)
101 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/06/29(水) 00:07:55.38 ID:E2sZvRztO
まどか「あの、マミさん」

マミ「なぁに」

まどか「私、願い事いろいろ考えてみたんですけど」

マミ「決まりそうなの?」

まどか「私、誰かの助けになれるようになりたいんです」

まどか「だから、魔法少女になれたら、私の願い叶っちゃうんです」

まどか「こんな自分でも、誰かの役に立てるんだって、胸を張って生きていけたら、それが一番の夢だから」

マミ「大変だよ…痛いし、怖いし、恋をしている暇だって…」

まどか「それでも私、コブラくんに憧れてるんです…」

マミ「え?」

マミ「ごめんなさい。よく聞こえなかった」

マミ「もう一回言ってくれるかしら」

まどか「マミさんです…」

マミ「憧れるほどのものじゃないわよ…私」




ほむら(い、言わせたわ)

ほむら(完全に強制してる…)
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 00:17:36.22 ID:PR63Cac8O
コブラ「やったね、たえちゃん!」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 00:25:52.52 ID:Z2ivuuMmO
えぇ…
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 08:29:53.56 ID:Z9ZdKsMnO
今……決定的な『何か』がまどかの中で切れた音がしたような……
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 14:52:45.50 ID:5kbjv9oZo
まどか用に全身タイツと葉巻用意しなきゃ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 15:18:42.03 ID:1BjcUx9CO
完全に先輩(笑)と化している…
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 15:37:43.08 ID:GKkClKTDO
マミさん…
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/30(木) 23:22:08.07 ID:HHln7dW1P
よっしゃ!
もうまどっちが魔法少女になる心配はないな!
109 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 16:31:12.11 ID:XUaQga8pO
マミ「本当に、これから私と一緒に戦ってくれるの?傍にいてくれるの?」

まどか「え…あ、はい、まぁ私なんかでよかったら」

マミ「参ったなぁ。まだまだちゃんと先輩ぶってなきゃいけないのになぁ。やっぱり私ダメな子だ」

ほむら(ほんとにダメな子っぽい…)

マミ「でもさ。せっかくなんだし、願いごとは何か考えておきなさい」

まどか「せっかく…ですかねぇ、やっぱり」


マミ「契約は契約なんだから、ものはついでと思っておこうよ」

まどか「いやぁ…その…」

マミ「じゃあ、こうしましょう。この魔女をやっつけるまでに願いごとが決まらなかったら、その時は、キュゥべえにコブラさんを消してもらうように頼みましょう」

まどか「へ!?」

マミ「そう。まるで霧のように消えるがごとく…」

まどか「ふぇ」

マミ「それで、みんなでパーティするの」

まどか「マミさん落ち着いてください…」

マミ「はっ!?」

まどか「はぃ…」

110 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 16:34:06.13 ID:XUaQga8pO
キュゥべえ「マミ!グリーフシードが動き始めた!孵化が始まる。急いで!」

マミ「オッケー、わかったわ。今日という今日は速攻で片付けるわよ」

菓子がうず高く盛られたホールに出た。

使い魔が蠢きマミを囲む。

マミ「体が軽い…」

召喚された銃が意思を帯びたように飛翔する。

マミ「こんな気持ちで戦うのは初めて」

マミ「もう、何も怖くない」

魔女は周囲の菓子よりも高いところに鎮座している。

マミは銃を両手で握ると、魔女が座る椅子を薙ぎ倒した。

虚を付かれた魔女はフラフラと浮遊すると壁際に逃げた。

しかし、マミの魔弾はそれを逃さない。

至近に弾着する魔弾を受けて、魔女は力なく地面に伏した。

ほむら(この流れ、やはりいつもと『変わらない』!)

ほむら「それ以上は!」

ほむらは確信にも似た不安を声に出さずにはいられなかった。

今まで何百と見てきたマミの死

高確率で死に至るこの瞬間

コブラの出現で油断していたのは間違いなくほむら自身であった。
111 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 16:35:18.43 ID:XUaQga8pO
さやか「よっしゃぁ!」

マミ「悪いけど、これで決めさせてもらうわ!!」

リボンが魔女を捕らえ、宙空で捕縛した。

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

大口径の魔力が射出される。

そして、魔女を撃ち抜く。

マミ「あっ…」

吐き出されたのは魔女であった。

ほむらはここから先の結末を知っている。

ほむら(やはり…変えられないのね)

マミが喰われんとする


その時である。



「変えられるさ!」

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 16:41:53.59 ID:Blp5zQrTO
きたぁぁぁぁぁ

それと同時にマミの精神が折れるな
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/03(日) 16:49:39.87 ID:RqzpAVElo
負ける気がしない
114 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 17:04:29.60 ID:XUaQga8pO
閃光がホールを横断する。

マミ「きゃぁぁ!」

魔女が振り返る間もなくその後頭部に大きな穴ができた。

コブラ「間に合ったぜ!どうやら最高のタイミングらしい!」

さやか「コブラ!」

まどか「コブラくん!」

マミ「あ、あ…」

マミは腰から砕けるようにへたりこむと、わなわなと震えてだした。

マミ「た、助かったっていうの…」

コブラは、まだ立てずにいるマミを抱きかかえると耳元で囁いた。

コブラ「まだ、死ぬのは早いぜ。火星のデートは予約済みさ」

マミ「こ、コブラさん…私…あなたのことを…」

マミは目に涙を浮かべた。

コブラは、指先で流れる涙を払った。

コブラ「おっと、そこまでだ。かわいいままでいた方が得だぜ。特に美人はよ」

マミ「うう、うわぁぁぁん」

まどか「コブラくん…」

コブラ「よう、時間通りだろ。」

まどか「…うん!」

まどかは満面の笑みを浮かべた。



ほむら(かわいい…)

ほむら(じゃなかった)

ほむら(この男、今までのパターンを打ち破った)

ほむら(まどか非契約ルートの場合、巴マミは高確率でここで死ぬ)

ほむら(因果が変わったというの…?)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 20:01:41.28 ID:aD9Nb/u6P
そりゃもうその男は、銀河系の1つや2つは救ってますから
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 20:11:38.06 ID:iydpTm48o
女は割と死んでるけどな
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 20:34:43.37 ID:pgZ6sHVw0
そして候補者がコブラしか居なくなるわけか
118 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 21:42:32.48 ID:3bx8djSeO
誤字だけど、

マミは〜(中略)〜震えてだした。

何を出したんですかねぇ(ゲス顔)
119 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 22:08:33.73 ID:3bx8djSeO
ほむら「命拾いしたわね、貴女達」

ほむらはそういうと、コブラの腕の中で泣きじゃくるマミを指差した。

ほむら「目に焼き付けておきなさい。魔法少女になるって、そういうことよ」

まどか「もし…コブラくんが助けに来なかったら」

さやか「マミさんは…」

ほむら「間違いなく死んでいたわ」

まどか「…」

まどかは身震いすると、口をつぐんだ。

ほむら「これに懲りたら魔法少女になろうだなんて思わないことね」

キュゥべえ「暁美ほむら。それを決めるのは彼女たちだよ。余計な口を挟まないでもらいたいね」

ほむら「あなたは黙っていなさい。この期に及んで、まだ彼女たちに魔法少女になる意志があると思って?」

キュゥべえ「さやか、まどか…」

さやか「…」

まどか「…」

二人は俯いたままなにも話さない。
120 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 22:31:41.79 ID:3bx8djSeO
【4話:学校】

まどか「何か…違う国に来ちゃったみたいだね」

さやか「知らないんだよ、誰も。」

まどか「私たちの知らないところでも、誰かが戦って死んでるのかな…」

さやか「マミさんほどの人でも、ギリギリやってるんだもん。やっぱそうでしょ…」

まどか「うん…」

さやか「まどかはさ、今でもまだ、魔法少女になりたいって思ってる?」

まどか「ん…」

まどかは地面を眺めた。

そこには否定が見て取れる。

さやか「やっぱ、そうだよね…うん。仕方ないよ」

まどか「虫が良すぎるよね…。でも無理」

まどかは自分を抱き締めるように腕を組むと、静かに震えた。

まどか「でも、私、いつ死ぬか分からないなんて、怖いよう。嫌だよう」

さやか「まどか…」

まどか「私は…コブラくんみたいになれない」

キュゥべえ「いや、そこはならなくていいと思うよ。筋肉的に」
121 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 22:41:33.14 ID:3bx8djSeO
さやか「マミさん…大丈夫かな」

キュゥべえ「だいぶまいってたからね。でも、あのあとコブラが慰めてたみたいだから大丈夫じゃないかな」

まどか「これからもこのまちを守ってくれるのかな…」

さやか「コブラとマミさんがコンビを組めば楽勝でしょ!」

キュゥべえ「それこそ虫が良すぎると思うけどな」

まどか「やっぱ…そうだよね」

さやか「また、死ぬような目に合ってください。とは言えないよね…」

キュゥべえ「君たちが契約して、チームを組めばより安全に魔女退治ができると思うけど…」

まどかとさやかは無言のまま目を逸らした。

キュゥべえ「そうか、君たちの気持ちは分かったよ。巻き込んですまなかった。」

キュゥべえ「じゃあ…これで」

まどか「ごめんなさい。…私、弱い子で」



ほむら(明るい展開だったからノリで魔法少女になるかと懸念してたけど…大丈夫のようね)

ほむら(一応釘指しといて正解だったわ)

ほむら(そういえば、巴マミは今日も欠席ね…大丈夫かしら)
122 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/03(日) 23:07:51.93 ID:3bx8djSeO
【マミの家】

コブラ「さて、そろそろ帰るかな」

マミ「えっ…」

カシャン!

マミはティーポットを落とすとその場に立ちすくした。

コブラ「おっと、違うんだ。誤解だ。この口はたまに嘘をつくんだ。たまにね」

マミ「そうよね。びっくりしちゃった。その…あのね」

コブラ「なんだい?」

マミ「ずっと…この家にいてもいいのよ」

コブラ「…嬉しい話なんだが」

マミ「嬉しい!?嬉しいって言ってくれるのね。そうと決まればパーティしなきゃ」

コブラ「え、いや」

マミの耳に声は届いていないようだ。

マミは奥に行くと、大きなケーキを運んできた。

コブラ「こりゃ、大きいな。まるでウェディング…」

コブラはそこまで言うと、口を閉じた。

マミ「はい。あーん」

コブラ「え、遠慮しとくよ。ママに自分のことは自分でやれって言われてるんだ」

マミ「食べてくれないの…?」

マミは上目遣いでコブラを見るとあからさまに悲しそうな目をした。

コブラ「女性からのプレゼントは甘んじて受けとれとも言われてる」

コブラはケーキを口にすると苦笑いを浮かべた。

マミ「部屋はどこを使ってもいいから…」

コブラ「…」

マミ「ずっと一緒に…」

コブラ(レディ…地球の魔女はちょっと手強いぜ)
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 23:50:16.38 ID:UfW5Ne6l0
お巡りさーーあ、ダメだ警官じゃ歯が立たない
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 23:57:46.88 ID:I8iW/8l6O
完全に依存しちゃってるな
まぁコブラだし仕方ない
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 00:27:43.58 ID:hZTV9L5L0
マミさん毎回こんなんなってんな(SS並感)
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 00:43:16.59 ID:NSM2uUP40
なつき過ぎるとヤバいんじゃあ……
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 08:35:28.79 ID:WoNwC5jX0
こういうタイプの引き止め方するキャラって何気に原作だといなかったかもねコブラ
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 10:55:30.76 ID:nHiDmCYzO
馴れ馴れしく近付いてくる女は大抵ギルドの殺し屋だしな
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:40:08.17 ID:NAUipJB1P
何気にこういうタイプの女ってコブラの天敵かもしれん
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:46:49.42 ID:Ex7GV0wuO
ただコブラを一つの場所に定住させそうな女って大体死ぬからなぁ
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 22:01:48.10 ID:UhK7H4SSo
肉体はすでに死んでるからセーフ
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 08:29:59.23 ID:G9QY3iztO

慰める(意味深)の成果が出ましたね
133 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/05(火) 11:45:12.44 ID:ukCJG5CfO
なんか同じネタのスレ出来ててワロタ

どうすっぺか続けるべきか
134 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/05(火) 11:46:58.13 ID:ukCJG5CfO
あっちげえな

昔(2012年)に誰かがやってたやつか

うーむ不覚
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 11:49:35.48 ID:v3p79nILo
気にすんな。このスレの台詞回しが好きだ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 12:14:15.59 ID:cqD8OAC90
俺も好きだし切磋琢磨すればええやん
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 12:30:07.07 ID:9/A8Dvgco
>>133
書きたいように書けばいいよ
そもそもラノベや漫画なんてネタかぶりしまくりだからな、気にするだけ無駄
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 19:06:26.27 ID:MlPDUfGAo
そんな事よりも
コブラがマミさんと致したか致してないかの方が重要だと思うんだ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 20:48:36.36 ID:kGkFfjVRO
所詮全ては何かのパクり
ならばコピーして潰してしまえばいいってシュワルツローズの偉い人が言ってた
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 23:32:12.58 ID:MHBP6dRPP
欝フラグブレイカーと名高いコブラさんと、
暗いストーリーのまどマギの組み合わせは割と多くの人が思いついてたと思うよ
特に欝フラグクラッシャーズの人気に火が付いたのは2008年頃からだし

>>138の方がよっぽど物議をかもす問題だ
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 23:38:45.67 ID:qKLM3x4UO
なんでもいいが外野は騒ぎすぎるなよー
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 23:40:27.14 ID:uMa2FghYo
コブラは無垢な少女と致すような事はしない
多分
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/06(水) 00:07:37.50 ID:G3mttf47o
マミさんは無垢じゃないだろ
身体的にもコブラの美女たちに引けを取らないし
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/06(水) 00:13:13.64 ID:gCkhs9sfo
どうやって慰めたかによるな
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/06(水) 22:03:22.29 ID:aAnGOP7co
>>127
神の瞳編に居たよ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/06(水) 22:06:51.33 ID:lTma73/VO
>>142
コブラさんは15歳の女の子に大人のキスぐらいはしてる…
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/08(金) 11:55:11.25 ID:u9I7vz6LO
マダー?
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/08(金) 12:02:06.95 ID:yJy+/6pNo
パンツ脱いで待ってる
149 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/09(土) 08:39:52.28 ID:2NYGuKvwO
すまんの
今週はちょっと忙しい

いろいろアドバイスありがとう
書くことは継続します!

でもちょっと思ったのは

情報を保存したり共有する技術がますます進化した未来の子供たちは、その情報飽和社会の中で自分自身の固有情報を見出だすことができるのだろうか…

自分自身がすべて真似事のように感じられる。一挙手一投足のすべてに前例がある。まるで如来の手のひらで転がされる孫悟空のように。

外部記憶情報の保存技術の向上は将来的に情報飽和を招き、可能性という概念を破壊し、人から個性を奪うかもね。

別にハードディスクとか本とかぶっ壊せって話じゃないよ。いつかそういうふうに人が個性を模索できなくなった時に人類のカタストロフィもありそうって話。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 12:40:33.23 ID:ciLINU2r0
えっ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 14:29:13.13 ID:HuWH5SuH0
んまそ、よくわかんなかったです
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 14:32:01.93 ID:NhHNTx7do
長い三行でまとめて
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 14:50:05.76 ID:fXonmTxzO
二番煎じになっちゃったすまんそのことを俺は気にしてるんだ
ってことじゃないか
154 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/09(土) 15:09:58.28 ID:UyWEoaTrO
あひゃひゃひゃひゃ

みんな情報の海に溺れて模倣の波に個を奪われればいいのだ!

ふう。あれ…ここは…どこだ?
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 15:34:26.50 ID:DcStmdRfO
なんでもいーけどはよ書いてくれ、待ってるぞ
156 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/09(土) 16:55:33.47 ID:UyWEoaTrO
えーと、次は5話か
ちょい書き貯めるから暫しまたれい
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 21:12:19.06 ID:fL0qVgTkO
アッハイ
158 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/10(日) 02:00:42.50 ID:FTbce0bvO
【5話:帰り道】

まどか「あ…」

ほむら「忠告を聞き入れてくれたのね」

まどか「うん…」

ほむら「巴マミの運命は変わったわ」

まどか「えっ…」

ほむら「訪れるはずの死が回避された」

まどか「な、なんでそんなこと…」

ほむら「でも、それは死を先延ばしにしたに過ぎない」

まどか「あの結界の中で…一人ぼっちで」

ほむら「魔法少女の最期なんてそんなものよ」

ほむら「誰にも気付かれずに忘れ去られても仕方のないことだわ」

まどか「私は覚えてる!マミさんのことだって…」

ほむら「そう言ってもらえるだけ巴マミは幸せね」

まどか「コブラくんのことだって!助けてくれたこと忘れないもん!」

ほむら「それは忘れなさい」

まどか「え?」
159 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/10(日) 02:01:49.68 ID:FTbce0bvO
【病院】

さやか「何聞いてるの?」

恭介「…復活の巨人イデオン」

さやか「ああ、たいらいさお?素敵な曲だよね」

恭介「さやかはさ、僕を苛めてるのかい?」

さやか「え…?」

恭介「何で最近持ってくるのが古いアニソンばっかなんだよ!」

さやか「ご、ごめん」

恭介「嫌がらせなのかい!?」

さやか「き、気に入らなかったかな?これは?」

さやかは鞄からまだ封を切っていないCDを取り出した。

恭介「…えーと、炎のさだめ?」

さやか「…これはむせるよ。ヤバイくらい」

恭介「人の話聞いてないよね!」

さやか「ご、ごめん!これは?」

さやかはさらに封を切っていないCDを取り出した。

恭介「乾いた大地…?クラシックかな?」

さやか「いや、ザブングルのエンディング曲なんだけどさ。オープニングよりも名曲だと思うんだよね」

恭介「串田アキラの曲は全部弾けるよ…」

さやか「また、聞きたいな」

恭介「でももうダメなんだ」

さやか「え…?」

恭介「もう、演奏はあきらめろってさ。奇跡や魔法でもなければ…」

さやか「…あるよ」

さやか「奇跡も魔法もあるんだよ」

160 : ◆rgRx/bLTG. [saga]:2016/07/10(日) 02:03:26.20 ID:FTbce0bvO
【廃工場】

さやかが病院を出てから数刻後、仁美を追っていたまどかは工場にいた。

工場長「俺はダメなんだ…もう」

液体がバケツに注がれる。

容器には、混ぜることでガスを発生させる旨の警告がしたためてある。

まどか「ダメ…それはだめっ!」

仁美「邪魔をしてはいけませんわ。あれは神聖な儀式ですの」

まどか「だって!ここにいるみんな死んじゃうよ!」

仁美「あらぁ素晴らしいことじゃないですかぁ」

まどか「仁美ちゃん!」

注がれた液体に、さらに別の液体が注がれる。

まどか「あ…ああ」

仁美「生きている体なんて邪魔なだけですわ…あら?」

液体に変化はない。

工場長「…おかしいな」

「残念だったなぁ」

工場長「誰だ!?」

マッチョなその男は、暗がりから歩み出るとバケツを持ち上げた。

まどか「コブラくん!」

コブラ「薬品は残念ながら入れ換えさせてもらった」

コブラはバケツの中身を勢いよく飲み干した。

まどか「!?」

コブラ「安心しな。毒じゃない。ただ、乙女が飲むと危険だぜ」

コブラはそう言い放つとバケツを宙に投げ、サイコガンで撃ち抜いた。

コブラ「貴様が混ぜたのはウォッカとオレンジジュース。『スクリュードライバー』の出来上がりだぜ」

まどか「すごい…!」

コブラ「こういう夜にはピッタリな代物さ!」

工場長「お、おのれ!」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 02:10:17.46 ID:wtlVgXJ80
すり替えておいたのさ!
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 02:12:50.34 ID:p+SsJBxHO
ヒュー!
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