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天龍「ふと気になったんだけどよ。」
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21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 12:04:53.86 ID:Ky/HWbTUO
源一郎じゃないのか…
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 12:17:46.48 ID:hKjUB5MTO
>>21
タイトルの滑舌でわかるだろ……
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 14:13:37.74 ID:e3my30fno
>>22
ワロタ
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/20(月) 15:10:03.81 ID:8zWtOv58O
http://i.imgur.com/y3Ageom.jpg
25 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/22(水) 01:13:07.45 ID:OntX4/fo0
提督やりたいんですけど、どうせ長く続かないのがわかりきってるんで、中々手が出せないんですよね。
>>20
事実、
>>1
は馬鹿なんで、これからも色々御指摘してくれると嬉しいです。
>>17
>>21
済まぬ。タイトルに【艦これ】って付けるべきでした。
26 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/22(水) 01:14:08.21 ID:OntX4/fo0
龍田「天龍ちゃん・・・あなたは疲れてるのよ・・・。」
龍田がやや引きつった笑顔を天龍向ける。まるで子供を諭す様に。
天龍「いや、それは大丈夫だ。なんたって世界水準軽く超えてるかなら。」
あいての てんりゅう には こうかが ない みたいだ・・・。
龍田「そ、そうなの。それで、どうするの?」
天龍「わかんねぇ。そもそも、艦載機ってどうやって飛ばすんだ?」
龍田(その疑問を持つ時点で、空母じゃないって気付かないのかしら。)
本気で悩んでいる天龍を見て、呆れてしまった。だが、だからと言って放っておく訳にもいかない。
27 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/22(水) 01:14:44.21 ID:OntX4/fo0
龍田「それじゃあ、実際に空母に頼んで教えてもらったらどうかしら。ねぇ。」
龍驤「うん?うちか?」
いつの間にか飴ちゃんを配り終えた龍驤が近くに立っていた。
天龍「おう、それが良いな。という訳で龍驤、頼むわ。」
龍驤「何を!?」
〜天龍田 説明中〜
28 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/22(水) 01:15:31.79 ID:OntX4/fo0
龍驤「〜〜〜〜〜〜!!!!!」
腹を抱えて必死に笑いを堪える。
天龍「てめぇ、何がおかしいんだよオイ。」
龍驤「いやぁ、すまんなぁ。でも、まぁキミが言う事もわからんわけやないよ?ただ・・・まぁなんちゅうか・・・なぁ?」
半笑いで龍田へと視線を移す。その龍田も困ったら様に眉間にしわを寄せながら笑っていた。
龍驤「そんじゃあ、やるだけやってみる?」
天龍「よっしゃぁ!」
29 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/22(水) 01:17:20.59 ID:OntX4/fo0
ところ変わって演習場。
かなり広い広場で、様々な訓練用艤装だったり、標的だったりが設置されている。また、組手や白兵訓練にも使われる。
ここに3人はやって来た。
龍驤「さて、んじゃまずは式神ん成る紙を切るとこから始めよか。」
天龍「おう。これを使えば良いんだな?」
龍驤が差し出した紙を受け取る。そして何故か右手には大剣。
龍驤「ちょい待ちぃな!それでどないすんねん!」
天龍「ん?斬るんだろ?」
龍驤「字ぃちゃうやん!そんなんで綺麗に切れる訳ないやん!!さっさと直しとき!」
天龍「しゃーねーな。」
渋々大剣を片付けに行く天龍。そこで新たに閃いた。閃いてしまった。
30 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/22(水) 01:18:14.30 ID:OntX4/fo0
龍驤「ったく。龍田ぁ、あんたも大変やんなぁ。」
龍田「でも可愛いでしょう?」
龍驤「まぁ、否定はせんよ。」
微笑む龍田に龍驤も笑った。実際、見ていて面白い。
天龍「お待たせ。じゃあ、早速飛ばそうぜ。」
龍驤「うん?まだ紙を切ってn、ってなんでやねーん!!!」
天龍の手には立派に折られた紙飛行機が握られていた。
天龍「こっちの方が絶対良く飛ぶだろう?」
龍驤「あかーん!!」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 01:44:18.52 ID:Skqm6O+Wo
どうせ続かないならss書くのも続かないよ
今エタるのも数日後にエタるのも似たようなもんだろ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 02:05:40.92 ID:IJhzZQmZ0
3点リーダーと句読点の打ち方からして頭の悪さが滲み出てるな。どうして初めてなのに他スレをROMったりして学ばないのか。艦これ未プレイですなんて書いたら荒れるに決まってるだろうに。そんなのも分からないのか。
>>8
からして馴れ合いたいだけの奴だって事が分かったからもう書かなくてイイよ。というか書かない方が良い。目を付けられたから徹底的に荒らされるぞ
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 02:16:09.04 ID:Edb60cmRo
天龍が装備してるのは大剣じゃなくて刀な
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 02:19:55.84 ID:sGg0Oh0n0
自虐とか予防線はやめておこう
SSとしての体裁は保ててるからリーダだの句点だのは直したければ直すくらいの気持ちで十分
本人が書く意思あるんだから書けるとこまで書けばいいよ
応援してるから頑張れ
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 07:31:08.91 ID:zgIXOQQAO
ゲームやらんでも漫画なり小説なり(一応)アニメなりあるじゃん
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 08:43:30.12 ID:Skqm6O+Wo
>>35
無料のゲームすらやらない乞食が金払ってそこらを買うわけないだろ
知識は全部ネットで落とした同人か動画しか見てないに決まってる
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 09:03:30.28 ID:2rrjgNcTO
未プレイなんて書いたら荒れるのは分かりきってるのにどうして書いたのか…
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 12:55:59.29 ID:AbZRfLMbO
>>37
>>31-37
みたいなバカがつられるからじゃね?
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 14:09:16.13 ID:6J23NNQaO
大漁そうで何よりw
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/22(水) 19:37:38.39 ID:ETunm62nO
じゃあ結構釣れたしこのスレも終了でいいよね?
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/23(木) 00:20:55.08 ID:6D9q92+l0
言い訳が女々しい、予防線はる位ならROMってろや
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/23(木) 06:31:26.67 ID:RxpYddUjO
と、何も書けない創造力も想像力も無いオタクが申しております。
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/23(木) 09:00:33.16 ID:1eC12MkMO
>>42
盛大なブーメラン乙
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/24(金) 01:55:40.54 ID:+tsom4cko
>>43
おっ、そうだなw
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/24(金) 01:57:02.86 ID:+tsom4cko
自分で書けないなら黙ってろって意味だよw
言外の意味も理解できないおこちゃまは黙ってましょうねぇ〜wwwww
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/24(金) 01:59:06.48 ID:vIUsnDpMo
と、何も書けない創造力も想像力も無いオタクが申しております。
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/24(金) 03:13:09.75 ID:rWpEGD4go
>>46
盛大なブーメラン乙
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/24(金) 08:40:12.89 ID:oOjH6VH9o
なぜこういう奴らって文句言うやつは書いてないって思い込むんだろうな
もし自分がss書いてたらそんなこと思うわけないのに
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/25(土) 18:21:34.45 ID:CYJ+OXdoo
自分がそうだから読んでるやつは全員読むだけと思ってるんだろ
バカだよね
50 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:46:43.02 ID:T/xO54ln0
天龍「さーて、どうしたもんかなぁ。」
結局、式神での発艦を諦めた天龍が廊下を歩く。その直ぐ隣を龍田が付いて歩いていた。
龍田「それじゃあ次は弓かしら?」
天龍「それだ。そんじゃあ、武道場か。」
この時間なら誰かいるだろうと、2人して武道場へと向かった。
51 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:47:28.43 ID:T/xO54ln0
そしてここは武道場。
演習場と似てはいるが、ここは畳が引かれている場合もあれば弓道場もあり、所謂実戦的な武道とは少し異なる場所となっている。
天龍が扉を開け、弓道場を除くとそこには3人いた。
翔鶴「あら?空母以外の方なんて珍しいわね。」
瑞鶴「うん?あ、本当だ。何の用?」
弓を構えていた翔鶴、瑞鶴が矢を緩めて天龍達の方へと寄ってきた。
提督「まさか弓兵へとジョブチェンジか?」
何故か軍服のままで矢を番えている提督も姿勢はそのまま目線だけを天龍達へと向けた。
天龍「まさか。でも弓もアリっちゃアリかな。」
瑞鶴「それじゃあ試しに引いてみる?」
52 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:48:27.41 ID:T/xO54ln0
瑞鶴に進められ、壁際に立ててある弓と矢を手に取った。
天龍「で、これはどうやって使うんだ?」
加賀「任せなさい。」デデンッ!
瑞鶴「お呼びでないわよ。」
勢い良く現れた加賀を瑞鶴は一蹴した。
そのまま加賀は道場の隅で膝を抱えながら丸くなる。
天龍「おいおい、いくらなんでも酷いんじゃねぇか?」
翔鶴「大丈夫です。いつもの事なので。」
53 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:49:36.02 ID:T/xO54ln0
瑞鶴「で、弓の構えからだけど、射法八節って言って、足踏みから残心まであってね。」
瑞鶴が巻藁に向かい、弓を構えた。
瑞鶴「えっとね、まずこの姿勢が足踏み。そして胴造り。こうやって重心を安定させるの。」
瑞鶴が足を軽く開き、腰をスッと軽く落とす。そして弓に矢を番えた。
加賀「という風に型にはめるのが弓道だけど、ぶっちゃけ、実戦では当たれば構えなんてどうでもいいわ。」
瑞鶴「おいコラ加賀。」
加賀「あ?なに?五航戦。」
いつの間にか復活した加賀に、瑞鶴が青筋を立てながら睨みつける。負けじと加賀も瑞鶴を見下す。
提督「相変わらず仲良いなお前ら。」
翔鶴(どこが!?)
2人のやり取りを聞いていた天龍は少し悩んだ後で、弓を置いた。そして右手で矢を振りかぶる。
54 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:50:17.03 ID:T/xO54ln0
天龍「オラァ!!」
龍田・翔鶴「「なんでそうなるの!?」」
2人のツッコミを他所に、投げられた矢は60m?先の巻藁に刺さった。
天龍「お、ど真ん中とはいかねぇがなんとか刺さったな。」
瑞鶴「いやいやいや!おかしいから!!」
天龍「ん?どこが。当たればいいんだろ?」
瑞鶴「弓使えよ!八節守れよ!こんなん弓道じゃないじゃん!!」
55 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:51:35.58 ID:T/xO54ln0
声を荒げる瑞鶴の後ろで加賀がスッと弓を構え、矢を放った。
それは真っ直ぐ飛び、天龍の放った(投げた)矢にそのまま突き刺さる。
翔鶴「継ぎ矢・・・初めて見ました・・・。」
加賀「やりました。」ドヤァ
瑞鶴「ぐぬぬ・・・。」
提督「ふむ。では・・・。」
驚愕する2人に胸を張る加賀。その後ろで今度は提督が矢を番え、そして放つ。
それは空を切り裂き、そしてそれは更に長い一本の矢になった。
加賀「お見事です。」
瑞鶴「嘘・・・。」
翔鶴(素敵・・・。)
56 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:52:23.09 ID:T/xO54ln0
加賀「さぁ次はあなたの番よ。」
瑞鶴「いやいや、出来るわけないでしょ。」
手を振る瑞鶴。それを無言で、そして冷めた目で見下す加賀。
瑞鶴「やってやろうじゃないの!!!」
翔鶴「おおおおお落ち着いて瑞鶴!?」
弓を構えようとする瑞鶴を必死に翔鶴が止める。
瑞鶴「翔鶴姉、邪魔しないで!女には引けない戦いがあるのよ!」
加賀「・・・弓だけに引けないと(笑)」
瑞鶴「うっさいわね!やってやるって言ってんじゃないの!!!」
翔鶴「あわわわわ・・・ず、瑞鶴、れれれ冷静にににに!」
提督「先ずはお前が落ち着け。」
57 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/06/29(水) 09:53:10.04 ID:T/xO54ln0
書き溜めはここまで。
>>33
ご指摘ありがとうございます。
>>34
ありがとうございます。適当に頑張ります。
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/29(水) 10:15:36.92 ID:Due//GYAO
そりゃ実際の弓道と海上で発艦の為に弓を撃つんじゃ勝手が違うだろうけど「実戦で当たれば型なんてどうでもいいんだよ」とか言うのは駄目過ぎだろ……
そういうのは基礎を修めた人間が実戦を通して自分なりの形を掴んだ後に至る考えであってド素人に言うもんじゃねぇわ
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/06/29(水) 11:01:41.36 ID:aAbZYMKhO
教える側としても、型に嵌めたものが全てと思われると困るから、こう言うことは割りと言うし言われるかな。
実践で相手は型通りに動いてくれないから。
どうでもいいは言い過ぎだけどwww
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/29(水) 11:43:35.05 ID:0NXB77+6O
おつ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/29(水) 12:12:05.69 ID:qszZQqzNo
剣道やってた時にしょっぱな素振り1時間やらされた後「まあぶっちゃけ、素振り何千回しても
人斬れるわけじゃないんだけどなww」って言われたぞ。
剣道でそれ言っちゃダメだろ……とは思った。
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/29(水) 12:29:46.09 ID:eEmaM5iwO
完全にあのMMD意識してるじゃねぇかw笑ったわ
ひとまず乙
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/29(水) 13:03:56.07 ID:TqPsZrjVO
弓道と弓術の違いをまた説明しないといけないの?アニメであれだけ叩かれたのに?
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/29(水) 16:46:06.61 ID:NHJPmosmO
ほんとそれ
しかも型ガ〜っていう人ほど素人っていうね
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/29(水) 17:52:05.64 ID:CzOALPJ5O
この流れで加賀がガチアドバイスしてるように見えるのは相当やばい
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/30(木) 18:24:54.45 ID:yjWIOG+to
ここは達人の多いインターネッツですね
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 09:51:11.75 ID:dol1uBBAO
そら他人にケチをつけさせたら右に出る者はいないような猛者ばかりだからな
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 09:59:19.37 ID:nRXJD2WxO
そりゃケチつけても咎められない場所にいるんだからケチつけられても仕方ないだろ
ケチつけられたくないなら付けたら咎められる場所に行けばいい
地球人はみんな平等!平和を愛してる!平和を愛してるんだから暴力なんか振るわない!なんて言いながら金目のものジャラジャラつけて警察もろくに寄らないような発展途上国のスラム街を1人で歩くようなもんなのに
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 10:49:17.58 ID:yGYMsr+oO
「こいつケチなんかつけて偉そうでムカつく」
「でもこいつのケチの内容の反論が思いつかない……」
「ケチつけてること自体叩いてやろwwwwwwwwwwww」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 19:09:29.46 ID:rFr7mS/Fo
>>68-69
話の流れも読めないアスペかよ
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 19:13:43.92 ID:nRXJD2WxO
まさか二日も前の話題がまだ続いてると思ってたのか
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 19:24:22.28 ID:rFr7mS/Fo
?
何言ってんだお前
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 19:32:25.73 ID:nRXJD2WxO
なんだお前か、触って損した
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 19:46:35.40 ID:rFr7mS/Fo
誰のこと言ってんだ……?
>>66-67
は皮肉を言ってるだけなのにそれを勘違いしてるようだしシャドーボクシングは余所でやってくださいな
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/01(金) 20:48:56.67 ID:dol1uBBAO
ID:nRXJD2WxOは俺のレスをどういう解釈したんだ……?
ケチ付けることに対して何の言及もしてないんだが
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/03(日) 14:52:50.34 ID:XqJcULc0O
それを人は後釣り宣言と言うのだ
77 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 09:54:51.89 ID:losVzcdV0
天龍「つーワケなんだよ。」
艤装を装着し、愛用の刀を肩にかけて海岸の岩に腰をかけて話す。
????「そうなの・・・。話はわかったわ。でもね・・・。」
天龍の話を聞いていた相手がわざと聞こえるように大きな溜息を吐いた。
天龍「うん?なんだ、お疲れか?」
????「そうね。主にあなたのせいでね・・・!」
天龍「なんだよ、何かあるなら言えよ?」
78 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 09:55:19.06 ID:losVzcdV0
空母棲鬼「ここ深海棲艦の基地!なんで艦娘が、しかも単艦でいるのよ!!」
79 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 09:56:23.05 ID:losVzcdV0
ここは鎮守府から離れた無人島の海岸。
人は住んでおらず、無人島だがここに一部の深海棲艦らが陣取っている。
(もっとも、人類との間には物流もあり、ある程度良好な外交関係を結べているという不思議。)
天龍「んな細けぇ事はどうでもいいんだよ。」
空母棲鬼「良くないわよ・・・。」
ケラケラ笑う天龍に小さく溜息を吐く棲鬼。
天龍「で、だ。艦載機の飛ばし方教えてくれよ。」
空母棲鬼「どうしてそうなるの!?」
天龍「いいじゃねえか。日本語教えてやっただろ?そのおかげでこんなに流暢に話せるようになったんだし。」
声を荒げる空母棲鬼に天龍は唇を尖らせる。
空母棲鬼「それはあなたのおかげでじゃなくて、提督殿のおかげでしょう。
あと、最大の理由は
>>1
が文章をカタカナに変換するのが面倒だからよ。」
80 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 09:56:52.82 ID:losVzcdV0
天龍「お前は何を言っているんだ。」
空母棲鬼「気にしない。そもそも、あなた空母じゃないじゃない。それどころか搭載数0だし。」
天龍「でも名前は龍なんだぜ?」
空母棲鬼「・・・はぁ。」
いたって真面目に答える天龍に再度深い溜息を吐いてしまった。
只々呆れるしかないが、どうやら天龍は割と本気らしい。
困ってしまった空母棲鬼。そこに遠くから走ってくる少女(?)が見えた。
81 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 09:57:28.76 ID:losVzcdV0
北方棲姫「カンムスッ!ナニシニ キタ! カエレッ・・・!」プンプン
手を振り回しながら頬を膨らませ小走りでやってくる。
そのまま飛びかかってきた所を天龍は難なくキャッチし、膝の上に座らせた。
天龍「悪かったな。次はちゃんと前もって連絡するよ。今回は大目に見てくれ。」
北方棲姫「ムー、シカタナイナ。」ムフー
後ろから抱きかかえる様に座らせ、頭を撫でる。まるで猫の様に目を細め喉を鳴らす。
空母棲姫・天龍((かわいい。))
82 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 09:58:38.49 ID:losVzcdV0
天龍「そういやぁおチビちゃんも艦載機持ってんだよな。どうやって飛ばしてるのか教えてくれよ。」
北方棲姫「チョウシニ ノルナ。ソコマデスル ギリハ ナイネ。」
髪を撫でられ、目を細めながら北方棲姫はソッポを向いた。
天龍「所で北方棲姫。ここにこんな物があるんだが。」
北方棲姫「!?ソ、ソレハ!」
天龍が艤装から取り出した箱には『1/72 零式艦上戦闘機』と書かれてあった。
目を輝かせ、必死に手を伸ばす。
北方棲姫「ゼロ!オイテケ!」
天龍「そらよ。ちゃんと自分で造れよ?」
北方棲姫「テンリュウ スキ!アリガトー!」
空母棲鬼(かわいい。)
83 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 09:59:41.41 ID:losVzcdV0
天龍「で、だ。艦載機ってどうやって飛ばすんだ?」
北方棲姫「ンー?コレノ コトカ?」
北方棲姫と天龍の周りに丸い球体が2つ、3つと現れクルクル回り出す。
天龍「そうそう、それそれ。艦娘のとは根本から違うんだろうし、やっぱり難しいか?」
空母棲鬼「当然んでしょう。そもそもあなた達と違って妖精の力に頼ってないもの。」
クルクルと踊るように回る艦載機(?)を目で追いながら微笑む空母棲鬼が言う。そして北方棲姫の凄さを改めて感じていた。
おそらく自分にはここまで繊細な操作は出来ない。
天龍「って事は、これは自分の意思で動かしてるってことか。」
北方棲姫「シカモ ノウハコントロール デキル!」フハハハ
84 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 10:00:12.61 ID:losVzcdV0
天龍「しゃーねーな。今回はこれで帰るぜ。」
北方棲姫「テンリュウ カエルノカ?」
膝から北方棲姫を降ろして頭を撫でた。
くすぐったそうに目を閉じる。
天龍「ああ。またな。」
北方棲姫「ツギハ レップウ オイテケ!」オテテフリフリ
天龍「気が向いたらな。」
手を振り返しながら帰ろうとした所で表情を厳しくする。
空母棲鬼「まあ、そうなるわね。」
85 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 10:01:31.32 ID:losVzcdV0
レ級「このまま帰れると思うなよ艦娘!」
そこには戦闘態勢でレ級、リ級、チ級が笑みを浮かべていた。
リ級「すべての深海棲艦が友好的ではないと知ってるだろう。」
チ級「こんな所に1人で来てしまった己の不幸を呪うがいい!」
レ級を中心にまるで戦隊物の様なポーズを決める3人。当然の様にドヤ顔である。
天龍(オレが言えた台詞じゃねーが、こいつらも世俗に染まったなぁ。)
レ級「改二にすらなれない軽巡など、この世からけしさってしまえー!」
天龍「あ"・・・?」
一瞬で場の空気が変わった。レ級ら3人の笑みが凍り、全身を恐ろしい程の冷や汗が流れ出す。
86 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 10:02:45.23 ID:losVzcdV0
チラッと空母棲鬼へと視線を向ける。笑いながら首を振って言った。
深海棲鬼「死なない程度にならやっちゃってもいいわ。」
天龍「チッ・・・しゃあねえな・・・。50パーセントくらいか・・・。」
背中を艤装を外し、刀だけを逆手に持ち、3人を睨みつけた。
足が竦み身体が震える。全身がまるで蛇に睨まれた蛙のように動かなくなった。
天龍「1つ言っておく。改二に『なれない』んじゃない。『ならない』んだ。」
天龍「ドラゴンインストール!!!」
87 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 10:03:41.35 ID:losVzcdV0
火山が噴火する様に、雷が天を迸る様に、激流が大地を削る様に、天龍を莫大なエネルギーが覆った。
レ級「ハァ!?」
リ級「ヒィ!?」
チ級「フゥ!?」
天龍「タイラン レイヴ!!」
大地を穿つ焔の渦。大気を焼き尽くす熱量が消え去った後には、全身黒く焦げた3人が倒れていた。
天龍「安心しろ、峰打ちだ。」
88 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/07(木) 10:04:16.61 ID:losVzcdV0
書き溜めはここまで。
格ゲーはやるもんじゃない。見て楽しむ物だ(白目)
>>62
はい、完全にアレですw
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/07(木) 10:42:12.00 ID:hjyXEENZO
安っぽい戦隊モノやんけ!
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/07(木) 13:06:30.11 ID:xzDo66f6O
純粋に気持ち悪い
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/07(木) 19:50:14.77 ID:mMRjD5uDO
乙
コレじゃないなとは思うがコレはコレで面白いと思うの
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/07(木) 22:42:55.40 ID:GG3pXo9rO
続きはよ(_・ω・)_バァン…
93 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/11(月) 10:09:04.15 ID:XCUK1KDX0
天龍「さーて・・・どうすっかなぁ。」
天龍は鎮守府へと戻り、格納庫に艤装を返そうと歩きながら考えていた。
天龍(紙は難しそうだし、弓もなんか違う。深海棲艦の方法もよくわからん。あとは・・・あ。)
日向「ん?天龍じゃないか。今日は出撃の予定は無かっただろう?」
格納庫の入り口で日向と出会った。手には雑巾と、やや濁った様な水の入ったバケツを持っていた。
94 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/11(月) 10:09:44.31 ID:XCUK1KDX0
天龍「日向じゃん。そういうアンタも今日は待機だったはずだろ?なんで格納庫にいたんだ?」
日向「なに、艤装のチェックとメンテナンスさ。」
そう答える日向の肩には嬉しそうに微笑む妖精がいた。
天龍「なるほど。艤装という手が残っていたな。」
日向「うん?何の話だ?」
〜天龍説明中〜
95 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/11(月) 10:12:40.56 ID:XCUK1KDX0
日向「なるほど。いわゆる航空巡洋艦ということか。」
艤装を解除した天龍と並んで、格納庫の隣にあるベンチに腰掛けながら缶コーヒーを飲む。
天龍「うーん・・・まあ、だいたいそんな感じだ。オレでも艤装を改造すれば艦載機飛ばせるかな?」
日向「どうだろう。そのあたりは、詳しいものに聞いてみないとなんとも言えないな。」
飲み終わった缶を投げる。それは真っ直ぐ飛び、少し離れたゴミ箱の穴へとスッと入った。
それを見た天龍も飲み終わった缶を投げる。それは穴の縁にあたり、歪な音を立てて外へと飛び出て転がってしまった。
天龍「むぅ・・・。」
日向「フッ。艤装に関しては明石に聞くには1番だろうな。瑞雲を1機あげよう。試しに頼んでみると良い。」
天龍「そうだな。早速行ってみるぜ。サンキューな。」
受け取った瑞雲を片手に、缶を拾って捨て直して格納庫を後にした。
96 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/11(月) 10:13:57.11 ID:XCUK1KDX0
工廠
天龍「という訳だ。」
明石「中々に無茶な事言いますね。」
夕張「発想としては面白いんじゃないかな。」
北上「いや〜。木曾っちの重雷装の改修よりムズいんじゃない?」
天龍の話を聞いた3人が各々感想を漏らす。共通しているのは難色を示している所だ。
天龍「なんとか何ねぇかな。」
明石「うーん、ちょっと時間もらえます?3人で少し相談してみるんで。あ、そこ座っててください。」
明石が指差した方にあった椅子に天龍が腰掛ける。それとほぼ同時に明石は大きめの机に大きな紙を広げた。それを3人が囲う。
97 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/11(月) 10:14:59.99 ID:XCUK1KDX0
明石「先ずは全体の装甲を・・・。」
夕張「それじゃ内装にはMフスキーのクラフトを。」
北上「え、だったらTスラのドライブの方が安定性がいいじゃん。」
明石「一層の事G・ブースター作った方が早いし楽なんじゃ。」
北上「いやいや、それ武器だから。付けるんならF・ユニットつけてキャヴァルリーにしちゃおうよ。」
天龍「おい待てコラ。さっきから出てくる単語が色々おかしい。」
98 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/11(月) 10:15:39.86 ID:XCUK1KDX0
書き溜めはここまで。
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/11(月) 10:55:15.96 ID:LI/ug4Q9O
おつ
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/11(月) 12:58:09.23 ID:uhH8lnJIO
ニコ厨の巣窟みたいなスレだな
巣に帰ればいいのに
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/11(月) 14:35:52.08 ID:gyKlG4G5o
搭載機関でお悩みのそこのあなた、比較的安全なコジマ粒子発生装置はいかがでしょう。
クイックブーストやオーバードブーストのような移動手段からプライマルアーマーのような防御機構
コジマキャノンのような攻撃兵装への転用も可能。
さらにはVOBによる超音速戦闘も可能で、発電施設にも使われるほどクリーンなエネルギーです。
興味をお持ちのあなた、ぜひアクアビット社まで。
もっふもふのけものとともに、皆さんのご連絡をお待ちしております
,;゙ ・ω・;,
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/11(月) 20:22:56.19 ID:OxnrUlyAO
>>101
くっさ
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 15:40:39.45 ID:EnlbR7PMO
乙( ゚ω ゚ )ゝ
104 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/18(月) 20:48:01.79 ID:n8lWlwj/0
>>101
霞「こんなものを載せて喜ぶの、この変態!」
雷「コジマは・・・。」
電「マズイのです・・・。」
105 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/18(月) 20:48:58.78 ID:n8lWlwj/0
北上「さぁーって、大体こんな感じかな?」
北上が大雑把に書かれた設計図(?)を丸める。
明石「武装の性能や概要一覧はこんな感じですね。どうですか?」
箇条書きになった紙を天龍に差し出した。眉間に皺を寄せながらとりあえず受け取り、目を通す。
そしてその表情がだんだんと変わる。
そう、まるで子供が特撮ヒーローの巨大ロボットを見ているように、キラキラと輝いていいった。
夕張「どや?」
天龍「パーフェクトだ!」
106 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/18(月) 20:49:42.76 ID:n8lWlwj/0
天龍「どれぐらいで完成するんだ?」
明石「今から開発しはじめてから明日丸一日使えば、明後日の午前中にはテストできます。」
天龍「よっしゃぁっ!早速頼むぜ!」
夕張「私がきっちりチェックするからね。」
北上「いいね〜痺れるね〜。」
明石がクレーンを装備し、夕張が資材を運び、北上がスパナやレンチを両手でクルクル回す。
この後、たった1つの艤装により、鎮守府は深刻な資材不足を強いられる。
107 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/18(月) 20:50:51.39 ID:n8lWlwj/0
そして時が進み、艤装のテスト日。
工廠にはテンション高めの天龍と、それに付き添う龍田がいた。
明石「待ってたわ。さぁ、早速テストしましょう。」
扉を開けて明石が中から顔をのぞかせた。そして手にしたスイッチを押す。
やや大きめに音を立てながら工廠のシャッターが開いた。中には布が被せてある艤装と思われる物が1つ。その左右に北上と夕張が立っていた。
天龍「こいつが完成品か!」
夕張「まだテスト段階だから制限装置はついてるけどね。」
龍田「これ、建造費大丈夫?」ヒソヒソ
龍田がこそっと北上に耳打ちする。
北上はそっぽをむいた。
108 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/18(月) 20:52:06.30 ID:n8lWlwj/0
明石「それではご覧あれ!」
明石が勢い良く布をめくった。そこに現れたのは漆黒の盾の様なものと2対の剣。そして黒い翼の様な艤装だった。
天龍「うおおおおおおおッ!!!」
龍田「えぇぇ・・・。」
明石「えー、こちらが背中に装着するマガノイクタチ改。低空ならば単体で艦娘飛行させるだけの出力が出ます。残念ながらエネルギーの吸収機能は再現できませんでした。」
置いてある艤装に手を置きながら胸を張る。
夕張「こっちが簡易型トリケロス改。貫徹弾は無いですが、14センチ単装砲と射出機の複合となってます。艦載機が最大12機まで発艦出来ます。」シカモ ノウハコントロール デキル
右手に装備しながら構えて見せた。
北上「で、こっちはただの剣。別に不思議な機能とかは全く無いよー。」
両手に持ってクルクル回す。
各々がとても良い笑顔でそれぞれを説明する。それを物凄く輝いた顔で天龍が効いていた。
明石「どうですか?」
天龍「完璧だ!」
提督「で、資材は?」
109 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/18(月) 20:53:36.00 ID:n8lWlwj/0
何処からともなく現れた提督。その一言に3人は一斉に視線をそらした。
提督「明石。」
明石「・・・提督は今まで食べたパンの枚数を覚えてますか?」メ ソラシー
提督「夕張。」
夕張「私は記憶にございません。」スベテ ヒショガ
提督「北上。」
北上「昨日までの時点で99822です。」ドヤッ
提督「鎮守府100週掛ける3セット。制限時間は昼までな。」
3人「「「Aye,Sir!」」」
敬礼をし、ほぼ同時に3人が駆け出した。それを確認し、今度は天龍と龍田へと向く。
110 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/18(月) 20:55:00.79 ID:n8lWlwj/0
提督「発案は?」
天龍「あ、オレだ。一応。」
目を輝かせたまま、スッと右手を上げた。
龍田「あ、えっと、天龍ちゃんは相談しただけで、開発はあの3人だから、えっと、その・・・。」
取り繕う様に龍田が言う。珍しく慌てている様だ。それを見て提督は聞こえる様にわざと大きくため息を吐いた。
提督「作ってしまったものはしょうがない。私も資材を無駄にしてしまった事は有るからなぁ。」
そう言って盾を手に取った。軽く触りながら握り確認する。
提督「有用性を示せ。使える様なら許す。というかむしろ個人的には量産したい。」
天龍「よっしゃぁ!任せろ!」
突然だけど安価下1〜3
天龍の演習相手はだーれだ?
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 21:04:34.02 ID:vu+fipEhO
大和
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 21:05:24.38 ID:4ZoYojfAO
武蔵
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 21:43:47.78 ID:jNgYUvqVO
清霜
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 22:25:08.95 ID:Lg0Ylfz/o
マルフォイ!早く来てくれ!マルフォーイ!!
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/19(火) 10:33:08.20 ID:EY6YorPKo
三姉妹が相手かよww
116 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/24(日) 18:00:45.68 ID:RZ0F56FM0
天龍「相手は誰だ?」
提督「まぁ待て。」
気分が高揚している天龍と、とりあえずホッと胸を撫で下ろして龍田を尻目に、提督は携帯電話を取り出した。パパッと番号を打ち込み耳に当てる。
?????『フォイ。』
提督「大尉か。そこに大和がいるだろう?今から第3演習海上へ来る様に伝えてくれ。」
?????『フォイ!?今日は外国軍との軍事演習だ。大和が抜けると困るよ。』
提督「1人抜けても余裕だろう。うまくやってくれ。」
?????『仕方ないな。貸し一つだ。』
117 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/24(日) 18:01:30.64 ID:RZ0F56FM0
某演習場
青年は話を終えると、小さなため息と共に携帯電話をポケットへとしまった。
?????「ゴメン、大和。直ぐに鎮守府へ戻ってくれるか?提督の命令だ。」
大和「提督が?こちらの演習はどうしましょうか。」
?????「まぁ、僕と他のメンバーでなんとかするから。」
大和「はい。それではマルフォイ大尉、これより大和、鎮守府へ帰投します。」
敬礼をし、そのまま海上へと飛び出した。それが見えたのか、相手側の司令官がこちらへと走ってきた。
相手司令官「どういう事かね大尉。彼女は今回の演習の旗艦のはずだが。」
眉間にシワを寄せ威圧してくる司令官に、笑顔のマルフォイがどこからか取り出した小さな杖を向ける。
マルフォイ「Imperio.」
杖が一瞬小さく光った。
マルフォイ「それじゃあ司令官殿。演習を始めましょう。何も問題はないですね?」
司令官「ああ、そうだな。問題ない。演習を始めよう。」
118 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/24(日) 18:02:31.77 ID:RZ0F56FM0
工廠
天龍「大和か!いいねぇ、相手に不足はねぇぜ!」
平手と拳をパチっと合わせながら嬉しそうにする天龍。
提督「そんな訳ないだろう。」
天龍「は?」
再度番号を打ち込み耳に当てた。
??『私だ。』
提督「非番に済まないな、武蔵。」
119 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/24(日) 18:04:08.95 ID:RZ0F56FM0
艦娘寮。
ここには艦娘の部屋がある。個室から相部屋まであり、本人たちの希望で選ぶ事ができる。また、共用の浴室や台所等だけでなく小さな売店もあり、基本的な日常生活はこの寮内だけで一通りできる様になっている。
そしてここは武蔵の個室。各部屋に設置されている鎮守府の内線電話を手に取った。
武蔵「構わん。緊急か?」
提督『それ程でもないが、今から第3演習海上へと艤装装着で来て欲しい。』
武蔵「ほう。」
武蔵の目付きがやや厳しい物に変わった。
提督『詳しい事は着いてから話す。大丈夫か?』
武蔵「大丈夫だ。直ぐに用意しよう。だが、折角の非番なんだがなぁ。」
意地悪そうに笑う武蔵。実際は特に予定がある訳でもないので、問題はない。だがあえて不満を口にした。
提督『わかっている。今度一杯奢る。』
武蔵「特級で頼む。」
提督『せめて一級にしてくれ。』
武蔵「フフフ、わかった。直ぐに向かう。」
受話器を置き、振り返る。ついさっきまで一緒に雑談をしていた清霜が椅子に座っていた。
武蔵「という訳で今から演習らしい。一緒に来るか?」
清霜「お伴します!」
120 :
◆wO2YycwzMI
[saga]:2016/07/24(日) 18:05:10.10 ID:RZ0F56FM0
提督「という訳だ。おそらく清霜も今日は非番だから武蔵と一緒に来るだろうな。3対1だ。」
天龍「フ・・・フフ・・・怖い・・・。」
携帯電話をしまい、振り返る提督の視線の先には汗をダラダラと流す天龍がいた。
龍田「流石に大和級2人(と駆逐艦)を相手にするのは・・・。」
提督「別に勝てとは言ってないだろ。有用性を示せればそれで良い。行くぞ。」
天龍「はーなーせー!」
天龍の襟首を掴んで引きずりながら工廠を出た。
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