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勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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1 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:43:10.60 ID:lfUZ9G4a0
前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391439700/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1466192590
2 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:44:06.27 ID:lfUZ9G4a0
〜あらすじ〜
タイトル詐欺になりました
3 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:44:35.64 ID:lfUZ9G4a0
−幕間−
【敵バラモスを想起せよ】
4 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:45:06.03 ID:lfUZ9G4a0
騎士団長「事態は深刻です」
――ランシール・中央神殿――
−世界首脳会議・会場−
「何か事態に悪化するような事態が?」
騎士団長「いえ、特にそういうわけではありません」
騎士団長「ただ、無さ過ぎるのです……進展があまりに無い」
騎士団長「賢者ガルナの末裔が魔族にかどわかされてからもうじき一年経ちます」
騎士団長「しかし彼女の行方どころか、オーブの一つも発見されておりません」
騎士団長「聖地アリアハンの王の失権は未だ続いておりますし、国連勇者の行方不明者も出ています」
騎士団長「このままでは我々人類が魔族に大きな遅れをとってしまうのでは、と思いまして」
−国連の勇者席−
ポルトガ勇者(……よく言うぜ)
イシス勇者「……」
エジンベア勇者「ふぁーあ……」
ムオル勇者「……」
ジパング勇者「……それでー?どうしたんじゃよそれが」
騎士団長「ですから、こちらも……失礼、“サマンオサ”も色々と積極的に体制を変えて取り組まなければならないと考えております」
騎士団長「……エジンベア大臣」
エジンベア大臣「はっ」
ガタッ
エジンベア大臣「えー、では少々お時間を頂きまして……支援物資の計画案を」
……。…。
ポルトガ勇者(……まるであいつがサマンオサの……いや)
ポルトガ勇者(サマンオサが軍備拡大で現状世界一の強大国家になった今、まるであいつが国連の仕切り役だ)
ポルトガ勇者(着実にまずい方向へむかってやがるぜ……)
エジンベア大臣「……――と、そこでポルトガ領の国連港を経由します」
騎士団長「では、その際は物資補給の支援を。ポルトガ王。お願い申し上げます」
ポルトガ王「……わかり申した」
イシス勇者(……毎回毎回、あれじゃポルトガが本当に奴隷だ)
5 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:45:32.92 ID:lfUZ9G4a0
スッ
ロマリア王「……少しよろしい感じ?」
騎士団長「?はい、どうされました?」
ロマリア王「エジンベアの物資の流通資料を見せていただいてもよろしい感じ?」
騎士団長「……」
エジンベア大臣「……」
ロマリア王「いやー、ちょっと失念しちゃった系の出来事あった系でー」
ロマリア王「このままじゃうちの大臣が四足歩行の生き物になってしまう……」
ロマリア大臣「なんねえよお前ほんとあのこういう場でやめて」
ロマリア大臣「……しかし、私からもお願いします」
ロマリア大臣「サマンオサへの麦の輸出と、春種の事で少々考えたいことが」
騎士団長「……」
ニコ
騎士団長「どうぞどうぞ。エジンベア大臣」
エジンベア大臣「……は」
すっ
ロマリア王「テンキューテンキュー……キスする……?ミラクルキッス欲しい……?」
エジンベア大臣「や、やめて下されロマリア王様やめて下され」
パラッ
ロマリア王「そんじゃ大臣全部覚えておくんじゃ」
ロマリア大臣「全投げっすかアンタ本当最低だな!!」
ロマリア王「だってぇー、お前記憶力いいしー。頭いいシー」
騎士団長「はぁ……」
騎士団長(どうにも苦手ですね……ロマリアの人間は)
エジンベア大臣「ですのでポルトガ大臣様、そちらの財務大臣に……」
……。…。
ロマリア大臣「あーもう、恥かきましたよ」
ロマリア王「全部覚えたら色々あげちゃうぞ☆爪とか☆」
ロマリア大臣「きめえよ」
パラッ
ロマリア大臣「……ちょっと静かにしててください」
ロマリア王「全部覚えろ」ボソ
ロマリア大臣「……はい」ボソ
ロマリア王「特に……鉄の欄」ボソ
ロマリア大臣「…………仰せのままに」ボソ
6 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:46:04.43 ID:lfUZ9G4a0
エジンベア大臣「それと……皆さん御存知かと思われますが、近頃海賊の被害が相次いでおります」
エジンベア大臣「なので、物資を奪われぬように警備を固めるようにお願いします」
騎士団長「そうですね、先月だけでも国連の船七隻が被害に遭いました」
騎士団長「各国の貿易船は十分お気をつけて下さい」
騎士団長「では、何か他に論のある方おられますか?」
ランシール神官「……では、私も少々時間を頂こう」
騎士団長「どうぞどうぞ」
ランシール神官「有難く」
スクッ…
ランシール神官「……先ほど騎士団長殿が仰ったとおり、今は窮地。我々は何か手をうたねばなりません」
ランシール神官「そこで……」チラッ
ジパング勇者「……」
ランシール神官「……」
騎士団長「……」
ランシール神官「……――人類の切り札を一つ、出さねばばるまいと考えております」
ザワッ
「……人類の……」
「切り札……?」
ランシール神官「皆さんは我らが敵。バラモスをご存知だと思われる」
ランシール神官「そう。魔王だ。……我々が倒さねばならない相手」
ランシール神官「今は奴に対抗する術は無い。情報も少なすぎる……そう」
ランシール神官「我々はバラモスについてもっと色んな事を知るべきである」
ランシール神官「……イシス女王様」
イシス女王「は、はいっ!!?」ビクッ
ランシール神官「貴女様にお願いしたい事があります」
イシス女王「……お願いしたい、事?」
イシス側近「それは一体」
ランシール神官「……バラモスについて、我々人類は何も知らない」
ランシール神官「しかし、ただ一人……ただ一人だけ」
7 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:47:03.23 ID:lfUZ9G4a0
ランシール神官「バラモスと対峙し、生きて帰った男が居る」
8 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:47:35.66 ID:lfUZ9G4a0
第七章
9 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:48:05.01 ID:lfUZ9G4a0
――どこかの海域・船上――
ざぁーん… ざぁーん…
ミャー ミャー
戦士「……」グデー
魔法使い「……」グデー
「「……」」
戦士「なあ魔法使い……なんか見えたか」
魔法使い「なんにもみえないよぉ」
戦士「そっか……」
魔法使い「ねーねー戦士。なにかつれた?」
戦士「……アタシの竿、引いてるように見えるか?」
魔法使い「……釣れないねえ」
戦士「釣れないな……」
「「暇だねぇ……」」
ポルトガ姫「……今日も二人は相変わらずっすね」
武道家「私もあいつらの事言えないんだけどね……」
僧侶「ポルトガ姫ちゃん、航路は順調ですか?」
ポルトガ姫「まあ、風があまりないんで停滞気味っす」
武道家「……舵とってないしね」
盗賊「……」
ポルトガ姫「……盗賊ちゃん」
盗賊「……」
ポルトガ姫「盗賊ちゃん」
盗賊「……はっ、な、何?……」
ポルトガ姫「本が逆さですよ」
盗賊「……あ……」
ポルトガ姫(ポルトガを出発してそろそろ一年すぎるんすけど)
ポルトガ姫(みんな本調子には戻らないみたいっす)
10 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:48:34.02 ID:lfUZ9G4a0
魔法使い「……しりとりする?」
戦士「……りんご」
武道家「いい天気ね……」
僧侶「……お祈りしていようかな……」
盗賊「……」
ポルトガ姫「……」
ポルトガ姫(この人らにとって、仲間が欠けるってのは相当な致命傷みたいっすね……)
魔法使い「ごはん」
戦士「しりとり終了じゃん……」
ポルトガ姫(しかし覇気無さすぎっす)
ヒョイッ
遊び人「呼んだ?」
ポルトガ姫「あ、遊び人ちゃん」
魔法使い「よんでないよ?」
遊び人「でも今ごはんって」
戦士「ああ、しりとりだよ」
遊び人「あ、そうなの。てっきり催促かと思った」
遊び人「でもお昼ご飯できたからみんな食べよ?」
戦士「食べる!!」
魔法使い「やったぁ」
ポルトガ姫(ごはん好きすぎっすねこの人ら)
ポルトガ姫「でも私も好きっす!!!ごはん!!!!」
遊び人「いきなりの告白された」
遊び人「それじゃ、ちょっと待っててね。すぐに」
ドオオオン!!!!!
「「「「!!!!?」」」」
11 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:50:02.49 ID:lfUZ9G4a0
ガタッ!!
武道家「何の音!?」
戦士「魔物か!?」
タッタッタ
女勇者「皆!!なんだい今の音は!?」
盗賊「……女勇者!それが私達にも……」
僧侶「……!あ!あれ見てください!!」
女勇者「あれ……?」
ポルトガ姫「…………!!!」
魔法使い「……な」
戦士「なんだ……?あの」
バタバタ…
オォォオォォォ……
戦士「ドクロの旗を掲げた……でかい船は……」
ポルトガ姫(あれは……!!!)
――――――――――
「おかしらぁ!目標の手前に着弾しました!!」
「狙い通りです!!」
?「よくやった。すぐに船を寄せな」
「見たところ、数人は武装してるみたいです」
「抵抗する場合はどうしますか?」
?「せっかちだね……まずは話をしてからだ」
?「……まあ」
しゅらっ
ジャキィッ
?「話の内容次第なら、アタイが切り伏せるさ」
12 :
◆3VOBH3KJAk
[sage saga]:2016/06/18(土) 04:50:28.35 ID:lfUZ9G4a0
今日はおしまいです
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 06:45:18.59 ID:NZP9CB7pO
こっちも乙
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 08:53:59.89 ID:Jh9gMWc8o
たくさんおつですー
女海賊さんキタ!
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 13:15:34.23 ID:EOvrU5IV0
乙でございます
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 13:19:50.57 ID:zAu3GuAfo
乙 待ってた
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 20:46:45.95 ID:piYrqXifo
乙ですー
新展開キタコレ
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 13:45:06.75 ID:VaHg9nNDO
おつおつ!!
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