『ラブライブ!The School Idol Movie glee Dream』みんなで叶える夢物語『トベ偶像』

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:26:18.96 ID:59T4lcUEo

花陽「ええええ!!!?」

真姫「何よ?」

花陽「大変ですーーーーーーー!!」

穂乃果「どうしたの?」

花陽「ここでは言えません、部室へ戻らなきゃ!」

絵里「ちょ、何なのよいきなり?」

希「なになにー、教えてー」

絵里「あ、希」

花陽「大変ですー!」

海未「今度は何ですか?」

凛「にゃーーーー」

ことり「まだ終わってないってこと?」

真姫「ナニソレイミワカンナイ」

にこ「行って確認してみるしか無さそうね」

絵里「ええ、ちょっと、今日卒業式なのよ!?」

穂乃果「あわわわわわ」



穂乃果「これって勝手なユメの続きじゃないのーー?

     穂乃果の夢って結構あたるんだよーー!!?

     見てどーなっても知らないよーーーー

     それでもいいならーーー」




穂乃果「よーし、みんな続けーーーーーー!!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465820778
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:26:54.46 ID:59T4lcUEo



μ'sのもとに飛び込んで来た
一つの知らせ

μ'sが見つけた
最高に楽しいライブとは―!?

見たことのない世界との
ふれあいの中

少しずつまた
成長していく9人

最後に何ができるのか?


□□□□
■■■■


リアリティとファンタジーの狭間
輝き出す偶像
現実の哀愁と虚構のユメ



儚きものに託す想い

消えてほしくない願い



夢を叶えた先の場所
その頂点に辿りつけたとして
可能性はこれからも感じることができるのだろうか?
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:27:44.23 ID:59T4lcUEo






■部室



穂乃果「はぁはぁ…やっと着いたよー」

絵里「いきなり走らせないでよ」

にこ「ぜーぜー」

凛「凛は、競争してるみたいで楽しかったにゃ」

にこ「ぜーぜー」

海未「にこは運動不足がすぎますよ」

にこ「ぜーぜー」

まき「にこちゃんもだらしがないわね」

にこ「ぜーぜー」

希「で、結局何やったん?」

にこ「ぜーぜー」

花陽「それはですね…」ゴソゴソ



花陽「ゥヮァァアァァァご飯炊けたヨォォォォォ」パァァァァキラキラ--



にこ「ってなんなのよーー!!!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:28:09.48 ID:59T4lcUEo

にこ「ったくっ、卒業式の感動が吹っ飛んじゃったじゃないの」

希「まぁまぁそう言わず、にこっちも、ご飯パーティーの用意して手伝お」

絵里「とりあえず、ご飯をおにぎりにでもしたほうがいいのかしら」

ことり「じゃ、ことりも手伝うね」

穂乃果「穂乃果は食べる方を頑張るよ!」

海未「そっちの方を頑張るのですか」

穂乃果「じゃそれまで寝とくよ、むにゃむにゃ」

海未「いや、せめて起きなさい穂乃果」


にこ「早くして、さっさと帰るわよ

   立つ鳥後を濁さずっていうでしょ

   ほんと、人騒がせなんだから花陽は」


凛「さっき同じことを聞いた気がするにゃ」

花陽「大変です!」

穂乃果「どうしたの?さっき、これも言ってなかった花陽ちゃん?」

にこ「どーせ、大したことないんでしょ。ほら、さっさと片付けるわよ花陽」


花陽「凄い!凄すぎます!!」

   夢、夢なら夢って先に言って欲しいです!」


真姫「一体何なのよ?」

絵里「こうなったら興奮が止まらないわね、花陽は」


花陽「伝伝伝が発売されることに決定しました!!!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:28:51.40 ID:59T4lcUEo

にこ「ぬゎんですぅってって!!!ほら、どきなさい真姫」

真姫「……」ジトー

凛「二人してPCに集中しすぎだにゃ」

真姫「もー私、そろそろ忙し……」


にこ「えええええ!」


絵里「なんなのよ、にこまで」

海未「二人のアイドルにかける情熱は、素晴らしいものがありますね」

凛「こっちのかよちんも久しぶりだよ」

花陽「皆さん!」

全員「ん?」

絵里「PV?」


花陽「そう!第一回と第二回と大成功におわったラブライブ大会ですが、

   なんと!なんと!伝伝伝のPVに、その優勝者であるμ'sとA-RISEが候補にあがっているんです」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 21:29:01.91 ID:h28oRZMQo
モバ付けろカス
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:29:16.69 ID:59T4lcUEo

絵里「凄いわね」

花陽「凄いってもんじゃないです!」

絵里「ぇ……」


花陽「そして、ここらがとっても重要

    今回は、伝伝伝のPV撮影の為に、新曲を三曲作り、しかも!しかも!そのうちの一曲を、

    ミュージカルの代名詞とも言えるブロードウェイで披露するんです」


海未「つまり、私達が海外の舞台で歌うということですか?」


花陽「その通り、更に、PVには、世界ラブライブ大会とも合わせ、その優勝者には……」

絵里「優勝者には?」

花陽「全米デビューが約束されています」


全員「えええええええぇぇぇえええーーーーーーー!!!!」」」」
全員「えええええええぇぇぇえええーーーーーーー!!!!」」」
全員「えええええええぇぇぇえええーーーーーーー!!!!」」
全員「えええええええぇぇぇえええーーーーーーー!!!!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:30:00.84 ID:59T4lcUEo



OP「〜♪♪〜」
理想化しすぎた憧憬、つきつけられた現実
それでも好き。といえる強さをもつ




                l7l7                          l7l7
  ∠ニニニニ7∠ニニニニ7 ∠ニニニニ7    _/ニ7∠ニニニニ7 /7
 ∠ニニニニ7      // ∠ニニニニ7∠ニニ /        // //
  ∠ニニニ/     ∠ニ/  ∠ニニニ/    .//        ∠ニ/ /7
                  S c h o o l  i d o l  p r o j e c t




――全てのアイドルたちへ

ラブライブ!The School Idol Movie glee Dream『トベ偶像』
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:30:31.57 ID:59T4lcUEo



穂乃果「それ、本当なの?花陽ちゃん!」

ことり「まだ一緒に続けられるのぉ」

花陽「はい、ラブライブ世界大会の開催は二週間後!

    その時まで、三曲を作らないといけないんです」

真姫「二週間で……」

海未「三曲……」

絵里「これは、いくらなんでもムチャに近いわね」


にこ「な〜に、言ってるの。全米デビューよ!

   全 米 デ ビ ュ ーーー!!

   こんな機会はまたとないチャンスよ!

   それぐらい、どーってことないでしょ」


ことり「あはは、にこちゃんは曲を作らないから……」

穂乃果「うーん、みんなと一緒にいれるなら、まだやりたいんだけどなぁ」

凛「りーんも、そう思うにゃー!」

絵里「それは、私だってそう思うわ。だけど……」

にこ「だったら、そのうちの一曲の作詞は、今度こそ、『にこにーにこちゃん』を……」

希「もーちょっと前向きに考えてみればいいんと違う?」

にこ「ってやっぱりスルぅー」

花陽「みなさん、これは、またとないチャンスです」

海未「ですが、三曲ともなると、かなりのチカラを必要としますね」

絵里「……なら」

真姫「まさか……」

絵里「ことりっ!」

真姫「え?」

ことり「ん?」


絵里「合宿よぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」
絵里「合宿よぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!!!!」」
絵里「合宿よぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!!!!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:31:00.01 ID:59T4lcUEo

穂乃果「おお!今度は学校でするんだねっ!絵里ちゃん!」


絵里「そうね、今回はスランプって訳じゃないから、

   ここで場所を提供してもらうのがいいんじゃない?」


海未「確かに、みんなが集まれて、練習が出来る場所といえば学校が最適かもしれませんが……」

真姫「ちょっと待って、私はやるとは……」

にこ「な〜に、いってるのよ。ここで、μ'sの凄さを魅せつけるのは、日本の為でもあるのよ」


花陽「はい、今回のPVは世界ラブライブ大会に合わせ、日本代表には、

   日本という、和をコンセプトにしたものが求められているんです」


穂乃果「ってことは、私達、本当に日本の為に頑張れるちゃうんだ!」

海未「お国のためですか」


穂乃果「言い方が古いよー。海未ちゃん!」

     音ノ木のおじいちゃんにもおばあちゃんにも親孝行できるんだよ!」

     やろうよ!ことりちゃん!海未ちゃん!」


ことり「穂乃果ちゃんが言うのなら、私も頑張ってみようかな」チラッ

穂乃果「ニパァ」チラッ

海未「ハァ、仕方ないですねー、日本のよい所を知ってもらうためならば」

穂乃果「そーこなくっちゃ!」

にこ「よーし、花陽、アイドルの特訓を開始するわよ!」

花陽「はい、頑張ります!」

凛「近所の人に自慢するにゃー」

絵里「なら、決まりね!」

真姫「チョ……」

希「……」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:31:35.76 ID:59T4lcUEo


絵里「私はことりと理事長室に掛け合いに行くわ」

ことり「私ひとりでも、だいじょうぶだと思うよ、絵里ちゃん」



絵里「理事長、お話があります」

理事長「世界大会?」

絵里「はい、今度のラブライブは世界です、その日本を代表とするグループにμ'sが選ばれました」

理事長「それは、すごいわね」

絵里「合宿の許可は事前にとは知っていますが、許可して頂きたく……」

ことり「おかあさん、今度は本当に大変なの」

理事長「合宿の許可は……そうね、私が見落としていたのかもしれないわね」ウィンク

ことり「おかあさん!」
絵里「理事長!」



穂乃果「じゃあ、明日からも学校に集まろうね!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:32:02.66 ID:59T4lcUEo


絵里「今回は特に、作詞の海未、作曲の真姫、衣装のことり

   この三人のバックアップを一番大切にしていきましょう」


真姫「ちょっと待って、私は泊まれるとは……」


絵里「ああ、別に泊まれる許可もとっただけで、学校の部室の使用許可を頂いたのよ。

   私と希とにこは卒業してしまったからね。だから、だいじょうぶよ真姫」


真姫「……ソウ」

にこ「この二週間は曲作りの為に、学校にくると思えばいいのよ」

真姫「わ、わたしはにこちゃんと違って忙しいの」

にこ「なんですってー」

希「まぁまぁ優先順位を大切にしながら、真姫ちゃんも出来うる限りやればいいんよ」


絵里「そうね、ある程度は仕方ないかもしれないけれど、

   今度のことは私達μ'sのこれからの運命が変わってしまうかもしれないもの」


穂乃果「わたしたちの」

海未「うんめいが」

ことり「かわる?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:32:28.59 ID:59T4lcUEo

にこ「そーよ、全米デビューよ!!!宇宙ナンバーワンアイドルに相応しいデビューよ!」

花陽「本当にそうなったら、わたしたちどうなっちゃうのぉおおおお」パァァァァアア

にこ「私達は私達で特訓するわよ、花陽!」

花陽「はいっいつでもにこちゃんについていきます!」

にこ「もしもアイドルになれたら、なんかじゃない!絶対になってみせるわよ!」

花陽「はいっにこちゃんっ」

凛「にゃー二人で盛り上がってずるいにゃ」

穂乃果「でも、本当にそーなったら素敵だよね」

海未「このままμ'sで何かをできるというのは喜ばしいものです。」

ことり「私もそう思うな」

希「みんな、なんだかんだでμ'sで活動できるのが楽しいんやね」

絵里「そうね、私もこのμ'sを続けられるだけで嬉しいもの」

希「うちら三年生組は特にそうかもしれんよね」

真姫「……」

絵里「まぁともかく、各自家に帰って事情を説明してちょうだい!」

全員「はいっ!」

穂乃果「さぁ行こう!!!」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:33:14.18 ID:59T4lcUEo






■帰り道



ヒデコ「ちょっと〜穂乃果〜聞いたよ〜〜」

フミコ「ホント凄いじゃない!」

ミカ「いやーあんたたちならやるとは思ってたけどさー」

穂乃果「えっ?三人共もー知ってるの?」

ヒデコ「何言ってるの〜μ'sのみんな噂になってるよ」

海未「えぇ!?」

フミコ「いやー今回は海外の舞台だなんて信じられないよね」

ことり「うん」

ミカ「私達も絶対に応援するからねっ!!!」

穂乃果「ありがとう!ヒデコ、フミ、ミカ!」

女「きゃーーー穂乃果さーーん!」

穂乃果「ぅぉぉぁあ」

女「海未先輩!今回も作詞頑張ってください」

海未「ファッ!」

女「ことりさん、かわいい衣装期待してます!!」

ことり「ありがとう」

ヒデコ「ほんとうに、μ'sは凄いね。」

フミコ「穂乃果も困ったことがあれば私達に何かいいなさいよ」

ミカ「そうね、出来る範囲でいいなら私達も手伝ってあげるからさ」


穂乃果「みんな!ありがとう!!!

     μ'sで精一杯頑張るからねー!!!!」


女「海外までは見にいけないけれど、ネットとテレビで応援していますね!」

女「頑張ってください!!!!」

穂乃果「みんなぁ、ほんとうに、ほんとうにありがとーーー!!!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:33:40.34 ID:59T4lcUEo


絵里「あらあら、穂乃果達ったら囲まれて」

希「不思議な感じやね、まだうちらのことを応援してくれている人がいるのは」


にこ「ふふふ、見てなさいこんなもんじゃないわよ

   にこにーを応援しててよかったって思わせてあげるから」


絵里「頼りにしてるわよにこ、明日からも楽しい一日が始まりそうね」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:34:11.13 ID:59T4lcUEo


凛「学校に行くのは嫌だけど、授業しなくてμ'sだけの活動だから楽しみだにゃー」

花陽「そうだね、凛ちゃん。ところで、お泊りはするのかな?」

凛「できるだけ、泊まれるようにするつもりだよ」

花陽「真姫ちゃんは、どうしちゃうの?」

真姫「わ、わたしは別に……」

凛「あーせっかくだし泊まろうよー」

真姫「……」

花陽「あんまり、無理いっちゃ悪いよ凛ちゃん」

真姫「……」

花陽「そういえば、PV候補のA-RISEはどうしちゃうのかな?」

凛「ん?一緒に出るんじゃないの?」


花陽「ラブライブの世界大会もスクールアイドル限定になっちゃうの

   A-RISEは、プロデビューが決定している噂もあったから」


凛「あー確かにツバサさん三人組は、プロになってもおかしくないよね」

花陽「そう思うよね、凛ちゃんも」

凛「すごいにゃー!」

真姫「なーにいってるの、そのA-RISEに私達は勝ったのよ」

凛「そう考えるとμ'sってもっともっとすごいのかにゃ?」

花陽「そうだね、私達、こんな素敵なすごいスクールアイドルに入れたんだよ」

凛「凛は、かよちんが入ってくれてよかったにゃー」

花陽「私が入れたのは、凛ちゃんのおかげだよ。ありがとう凛ちゃん」

凛「そんなことないよ、真姫ちゃんもいたし」

花陽「勿論、真姫ちゃんも背中を押してくれたお陰だよ。ありがとうね、真姫ちゃん」

真姫「……花陽」

凛「凛はμ'sのみんなといれるだけで嬉しいんだよ」

花陽「それは私もそうだよ。明日から頑張ろうね、凛ちゃん、真姫ちゃん!」

真姫「……」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:34:37.54 ID:59T4lcUEo
■真姫宅



真姫「ただいま」

真姫ママ「あら?遅かったわね」

真姫「うん、ちょっと……」

真姫ママ「そうね、まだまだ学生生活を楽しんでいい年頃ですもの」

真姫「そういうわけじゃ……」

真姫ママ「ふふ、μ'sのみんなといたのかしら」

真姫「……うん」


真姫ママ「貴方がスクールアイドルをするって聞いた時は、驚いたものよ。

      だけどラブライブで見事に優勝。そして、そのまま解散」


真姫「……」


真姫ママ「でもだからといって、医学の勉強だけでなく、

     そんなに急いで経営学の勉強までしなくてもいいのよ?

     貴方には病院を継いでほしいってパパは思っているのだろうけれど、

     私は貴方が好きなようにすればいいと思ってるわ」


真姫「……」

真姫ママ「一番大事なのは、貴方が幸せになることよ」

真姫「……」

真姫「ワカッテルワヨ……」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:35:08.19 ID:59T4lcUEo
■穂乃果宅



雪穂「おねーーちゃーーーん」

穂乃果「んぁ?」

雪穂「んぁ?じゃないよ全く!もうちょっと恰好よくしてよねー!」

穂乃果「なーんでいきなりそんなこと、雪穂に言われなくちゃなんないのさ!」

雪穂「もーそんなこといって、亜里沙も見てるよ」

穂乃果「ほぇ?」

亜里沙「こんばんわ、穂乃果さん!!!聞きましたよ!!!」

穂乃果「もしかして?」

亜里沙「はい!!μ'sの曲がステージがまた見れるんだって!!!すごく楽しみです」

穂乃果「もーそんなところまで」

雪穂「なんかねー学校中でも噂がすごいんだよねー」

亜里沙「そうですよー、μ'sのいる学校に進学するってだけで羨ましがられていますよ」


雪穂「今や、おねーちゃんは高坂家のおねーちゃんじゃなくて、

   日本の顔のスクールアイドルの高坂穂乃果になりつつあるんだよ」


亜里沙「亜里沙は絶対に絶対に、応援しますから!!!!」

穂乃果「あは、なんかスゴイことになってきてるんだね」

亜里沙「だから、海外でも優勝してデビューしちゃってくださいね!!!」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:36:00.03 ID:59T4lcUEo
■にこ宅



こころ「えええ?おねーさまが海外デビュー−−!!?」

ここあ「そうみたいなんだ」


こたろう「でびゅーーーーーー」


にこ「そーよ、あんたたち。にこはついに日本を通り超えて海外へ進出するのよ!!

   ママも出張しちゃうみたいだけど、あんたたち留守番はまかせたわよ」


にこママ「働く女はツライってね、なんて嘘うそ冗談よ。頑張りなさい。はばたく鳥は後ろを振りかえず、よ」

にこ「立つ鳥後をみたいな諺?」

にこママ「これは私の造語よ、けど家事はホントに大丈夫?」

こころ「任せて下さい。おねーさまがいつでもアイドル活動できるように、家事全般を出来るようになりました」

ここあ「掃除は得意になったよ」

にこ「任せたわよ、にこが海外から帰った時を楽しみにしてなさい」

こころ「さすがは、おねーーさま、μ'sで日本ナンバーワンアイドルグループになったかと思えば」

ここあ「今度は海外だなんてね」

にこ「あんたたち、一生懸命にこを応援しなさいよ!!」ダキッ

こころ「おねーさま!」

ここあ「おねーちゃん!」


こたろう「でびゅーーーーーー」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:36:26.62 ID:59T4lcUEo
■絵里宅



絵里「ええ、お祖母様、音ノ木坂ですが、もしかすると知名度が飛躍的に……

   楽しみにしておいてください。え?今回の海外の主催者は誰だ?いえ、そこまでは……」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:36:55.81 ID:59T4lcUEo






■校内



穂乃果「うおおおぉおおぉうぉ!!!」

穂乃果「練習に遅れる〜」

穂乃果「!?」

穂乃果「あ……」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:37:36.26 ID:59T4lcUEo
■音楽室



穂乃果「懐かしいな……真姫ちゃんのピアノ」


真姫「愛してるバンザーイ〜♪」

穂乃果「うん」パチパチパチパチ

真姫「ヴェエエ///」

真姫「いつから、そこにいたのよ?」

穂乃果「ほんのついさっきだよ。初めて会った時の真姫ちゃんのピアノを思い出しちゃって」

真姫「……あの時は腕立てまでさせられたわね」


穂乃果「ほんとだよねー、でもμ'sに入ってくれた!

    あの時さ、真姫ちゃんの曲がなかったらファーストライブもできなかったんだよね

    そう思うと穂乃果も感慨深いよ」


真姫「アリガト」クルクル

穂乃果「あの時から、私はみんなに頼ってばっかりだけど、それでも私ができることをみんなにって思って」

真姫「……穂乃果はそれがいいところでしょ」


穂乃果「そうかなー?私だって海未ちゃんみたいに作詞とかことりちゃんみたいに衣装とか作れたらなー

    って思うんだけどさー、何もできないし、だからそれができる人にはすっごく感謝してるんだよ

    今度も三曲で大変だろうけど、何か私にできる事があればいつでもいってね

    あ、真姫ちゃんは言わなくても何でもできるかぁ」


真姫「と、当然でしょー」

穂乃果「でも、本当に悩んでるんだったらいつでもいってね」

真姫「……」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:38:34.25 ID:59T4lcUEo
■屋上



絵里「それじゃ各自、休憩しましょ」

穂乃果「ううー絵里ちゃんスパルタ過ぎるよー」


絵里「何いってるのよ、衣装や作詞、作曲、みんな頑張っているんだから

   それを出来ない私達がこれぐらいするのは当然でしょ。

   みんなも、あの三人の手助けになることは積極的にやっていきましょ」


穂乃果「わかったよー。それがμ'sのためになるんならさ」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/13(月) 21:39:01.73 ID:59T4lcUEo
■弓道場



海未「和がテーマですか、みんなの期待に沿わなければと考えると不安になりますね……」

海未「……気持ちから入ってみますか」

海未「ラブアロシュー」


ガラッ


穂乃果「海未ちゃん、なんでこんなところにいるの?」

海未「ヒャッ」

穂乃果「ん?なにその声」

海未「いえ、気のせいです」

穂乃果「いやーいったよー。弓道の掛け声かな?」

海未「……べ、別に弓道をするわけではないのですが、精神を整えようと」

穂乃果「なるほど!作詞作りに必要なことなんだ」

海未「直接には関係はないかもしれませんが、やはりここに来ると心が落ち着きますので」


穂乃果「落ち着くよねー和の雰囲気がするというか。

     だけど、穂乃果は海外行くのはいいけど英語のことを考えると不安になるなー」
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