アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】

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190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 10:46:50.04 ID:9/RN8uI7O
>>189
コロニー落としは一年戦争開始時(ガンダムに乗る一年弱前)の頃だから、流石にそれはないやろ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 11:18:47.77 ID:Q53TQo0Ko
>>187
それ言ったら、某飯マズ国の代表候補生の機体は青を基調とした機体でビット6基装備高出力(レーザー)ビームライフル・ビームサーベルだからHi-νに……
192 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/14(火) 21:22:36.16 ID:gS4P7mGm0
入学式前日の朝。俺はぐっすりと寝ていた。
しかし、俺の安眠は怪しい気配を感じて妨げられることとなった。
そう、更識だ。更識が最後のスキンシップと称して過激な衣装で迫ってきていたのだった。
裸にエプロンを着ただけ、に見えるように際どい水着を着てエプロンをした更識が飛び付こうとしていた。
目が合うと、照れた表情が浮かんで俯いた。...照れるならやるなと言いたい。

楯無「悪気は無かったの!許して!」

アムロ「...あ、ああ。と、特に気にしていないが...」

突然の謝罪に出鼻を挫かれた。少し潤んだ瞳で見られたら、怒ろうにも怒れない。
というよりも、怒っても俺が疲れるだけで全く進展が無さそうだ。

アムロ「そんなことやってると、バカな男は野獣になるぞ」

楯無「アムロくんならならないって分かってたもん」

楯無(もしかしたら...なんてこと思ってた、とは言えないわ)

アムロ「ハァ...俺だって男なんだから、少しは考えろよ?」

正直、興奮はした。
しかしそれは男性として仕方無いことであって、襲い掛かりたい衝動に駆られる程ではない。
何度も心のなかで言っているが、俺は決してロリコンではない。
193 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/14(火) 21:36:32.92 ID:gS4P7mGm0
顔を洗って俺の中で燻っていた黒い衝動を落ち着ける。ついでに目も覚めてきた。
俺も男だ。少しは発散しておかないと、これから辛いかもしれない。
何せ嫌でも女性と関わることになるのだ。うっかり、貪欲な男だと思われるようなことをしでかすのは勘弁したい。

さっぱりして洗面所から出ると、既に制服に早着替えしている更識がいた。
着替えの時間的に水着の上から制服を着ただけの気もする。

アムロ「更識も、少しは落ち着いたかい?」

楯無「『も』ってことはアムロくんも少しは感じることがあったのね?」

アムロ「揚げ足を取らなくていい」

楯無「キャー、襲われるー」

アムロ「勘弁してくれ。入学前から性犯罪者扱いなんて洒落にならん」

アムロ「ところで、俺の存在は世界に公開されたのか?」

楯無「あ〜...そのことだけど、まだ伏せておこうってことで明日公開するわ」

アムロ「俺には関係無いことだから、特に気にはしない」

楯無「あら、また家族に会えるかもしれないのよ?関係無いとは言い切れないんじゃない?」

アムロ「いくら家族だったとしても、俺が覚えていなければ、赤の他人と変わらないさ」

アムロ(つい口走っちまった。更識に不審に思われるのは危険だ)

アムロ(更識なら、時間をかければ直ぐに俺の正体を突き止めるはずだ)

何しろ、テレビや新聞を見せないようにして、ある程度違和感が無いように情報統制している。
更識の過度なスキンシップも、そのことから気を逸らす為の一環であるのだろう。
俺に社会を詳しく教えず、学園側が比較的俺を扱いやすくしようとしているのが見え見えだ。
無名の男性搭乗者を今後、国のために利用したいのは理解できるが...
流石に学園も、過去最強の織斑先生の弟を利用するのは躊躇するようだ。

アムロ(それもこれも、連邦に見張られていた時に嫌と言うほど味わったけどな)
194 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/14(火) 21:45:03.12 ID:gS4P7mGm0
更識が学園側からの密偵だろうと、別だろうとまだ行動には移さないはずだ。
俺がさっきのようなボロを出して、感付かれないようにすればそれで解決だ。
在学中はそういう柵には囚われないと謳っているのだ。多少信用してもいいだろう。

アムロ「まあ、記憶が無くても生きていけるならそれでいいけどな」

楯無「悲しくないの?家族とか今までの思い出は何もないのよ?」

アムロ「あと少しで死ぬわけじゃないんだ。忘れる前に負けない位思い出を作ればいいさ」

母さんは必死だったあの頃の俺を否定し、父さんは酸素欠乏症になって死んでしまった。
家族関連で、いい記憶なんて殆ど無い。
どうしても、ベルトーチカやチェーンと過ごした日々の方が記憶に残っている。

楯無「それならいいけど...しつこいかもしれないけど、本当に大丈夫ね?」

アムロ「いざというときは、更識に慰めてもらうよ」

楯無「ッ......!もう、からかわないで!」

慰める、という言葉にアクセントをおいたため直ぐに気付いた。
大胆なことをするクセに、意外なところで純情なので困ってしまう。
195 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/14(火) 21:53:51.19 ID:gS4P7mGm0
アムロ「ハハハ、すまない」

楯無「もうっ!反省してないでしょ!」

アムロ「更識が言えたことじゃないだろ。この数日俺がどれだけ苦労したか...」

楯無「ムキになってやり返すなんて、大人気ない!」

アムロ「言っとけ、言っとけ」

楯無「それで、今日のことなんだけど...」

少し照れながら怒っていた更識の表情が、突然真面目になる。
この変わりようにはいつも驚かされる。といっても数日程度の付き合いだが。

楯無「今日は入学式の準備で忙しいし、私は面倒みれないのよ」

楯無「と、いうことで。今日はここで自由にしててね〜」

アムロ「といってもやることは、昨日の復習位か」

楯無「そうなるわね...余りに退屈だったら、呼びにきてね♪」

アムロ「部屋から出たところで迷うだけだから遠慮しとく」

ということで、今日は暇な一日になりそうだ。
向こうでは、こんな日はデスクワークとしていたが、ここではそんなことができるはずもない。
明日に備えると言うことも兼ねて、軽く勉強して多めに休息を取っておこう。
196 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/14(火) 22:10:50.86 ID:gS4P7mGm0
楯無「たっだいまー!アムロくん、元気に...ってあらら。寝ちゃってるわ」

楯無「!」

楯無は、何かを思い付いた顔をして早速行動に移した。

―――――――

いかんいかん、うたた寝していたようだ。
頭をふって目を開けると...机にほぼ裸体の更識が横たわっていた。

楯無「わ、私を召し上がれ♪」

思い切り照れているのが伺えるが、勇気を振り絞ったのか途中からいつの調子になる。
少しドキンとした自分を今すぐ張り倒してやりたい。

楯無「ア、アムロく〜ん?み、見えてる〜?」

少しからかってやろうか。
今までの分のお返しもプラスにして、これでチャラだ。

アムロ「ほら、立って壁に寄りかかるんだ」

吹き出しそうになるのを堪えて、真剣な表情を作りながら更識に言う。
照れた感じで立ち上がると、更識は素直に壁に寄りかかる感じとなった。
どこか事後的な雰囲気がするのは気のせいだろうか?犯罪者の気分になってくる。

アムロ「いい子だ...」

優しく包み込むようにして更識を抱きしめる。
キスをする、という雰囲気作りの視線を更識に送ると、目が潤みながら頷いてくれた。
更識の顔に俺の顔を近付け、あと少しで唇と唇が触れあうようなその瞬間に俺は堪えきれなくなって笑ってしまった。
更識から急いで顔を離し、吹き出す。

アムロ「自分から誘っておいて、そんなに緊張して照れるなって」

楯無「も、もう!」

更識は顔を真っ赤にしてベッドに飛んでいった。
今更だが、かなり酷いことをした。

アムロ「更識、申し訳ない!ここまで本気にするとは思わなくて、な」

楯無「はぁ...仕方無いわね。私も似たようなことを今までしてた訳だし、お相子ってことで」

アムロ「本当に申し訳ない」

楯無「一緒の部屋で過ごすのも今日で最後だし、いい思い出になったわ」

何処か吹っ切れた感じの更識を見て、安堵する。

アムロ「そういえば、明日にはもう入学式か...」

アムロ「早いものだ...濃い時間を過ごせたよ」

楯無「それなら良かったわ。私も楽しかったわよ、アムロくん♪」

なんてことがあって、入学式前日は終わった。
明日からはIS学園に正式に入学して忙しくなるはずだ。
...何故か、とても不安だ。
197 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/14(火) 22:13:46.14 ID:gS4P7mGm0
今日はここまでです。
壁ドンの代わりのイベント的なモノを交えて前日譚はやっと終了です。
この調子で終わるかな?と今になって心配になってきました。
もしかしたらこのスレでは終わりきらないかもしれません。
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 22:28:09.81 ID:i8zN/cWAO
乙!
思うがままに書いて次スレ立てもエエんやで
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 22:53:35.13 ID:J2a8mTBlo
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                   `j、 l;l ゙ii::::::::::::::,; -メ‐、 ヽ::::::::::::::::::::ノ  ,irメ /
                  /:lトヾ,, ヾ--./ / ./ヽ, `──‐‐´ ,r/l_/::::\
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200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:04:02.51 ID:qaLpdFiOo
おつおつ
続けば続くほど俺得
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:07:37.19 ID:du5L1o5JO
乙です
次スレいけばエエやん(エエやん)
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 23:23:20.09 ID:KoqnmYxg0
乙です
どんどん続けて下さい
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 00:28:48.42 ID:w9WKIeqVO
待ってるからどんどん書いてくれや!
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 06:53:35.57 ID:jp+2Q+G8o
ふぅ・・・
手玉に取る側が手玉に取られる様は最高ですね・・・ウッ
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 08:34:31.10 ID:R7AT7RoRo
アムロがいても(29)じゃ一夏の負担は減らなそうである
206 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/15(水) 21:15:44.40 ID:wl7sPVhi0
楯無「起きて〜?早く、早く〜!」

体を揺すられる感覚。決して心地よいものではない。
目を覚まそうとしない自分に喝を入れて、なんとか目だけは開ける。
制服姿の更識が、顔を覗き込むようにしながら俺を起こそうとしている。
目が合うと、照れた表情を見せて俯いた。昨日の事でも思い出したのだろう、純情なことだ。

さて、いつまでも布団とデートしている訳にもいかない。

アムロ「ン...おはよう、更識」

楯無「やっと起きた...そろそろアムロくんの情報を世界に発信するから、しっかりしてよね」

アムロ「入学式前に公開するのか?」

楯無「入学式中に見つかって、権利争いが起きるのは嫌でしょ?」

アムロ「ン、そうだね...」

楯無「ちゃんと分かってる?いつものように顔洗ってきなよ」

アムロ「遠慮なくそうさせてもらう...」

少し目を擦りながら、洗面所へと足を進める。
207 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/15(水) 21:24:01.94 ID:wl7sPVhi0
冷水によってしっかりと目が覚める。
少し前までは睡眠時間が足りなくてもしっかりと覚醒できたが、予期せぬ平和ボケがあるようだ。

アムロ「情報の公開だが...俺は同行しなくていいのか?」

楯無「いや、二言三言話すことはあるでしょうね」

アムロ「入学式前で忙しいてのに、人が来るかな?」

楯無「時計をちゃんと見た?まだ未明よ」

アムロ「どうりで俺も起きれないわけだ。要は、今から強引に間に合わせるのか」

楯無「世界で二人目のISを動かせる男性よ、絶対に釣られてくるわ」

楯無「気になっていたんだけど、アムロくんの国籍はどうするの?名前と一部のこと以外は覚えてないんでしょう?」

アムロ「国家代表になりたいわけでもないから、卒業までに決めておきたいが...」

アムロ「勝手に縁談だって上がるだろうし、婿養子としてその国の顔にされるのがオチだろうさ」

アムロ「政治的な柵を受けにくい様に努力しないとな」

楯無「そこまで考えてるなら大丈夫かな...?お姉さんも協力するわ」

アムロ「そういうことは素直に先輩と先生に任せるとするよ」
208 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/15(水) 21:32:14.91 ID:wl7sPVhi0
楯無「今から十分後には情報を発信。入学式の一時間前くらいには各国の記者の前で会見...かな」

アムロ「ハァ...これからを思うと気苦労が絶えないね」

楯無「織斑先生が会見の時には大体答えてくれると思うわよ」

アムロ「まあ、ある程度の質問は覚えていないで一蹴すればいいとして...」

アムロ「俺の家族を騙る奴等がどうしてくるかだな。学園に直接電話でも掛けるのか?」

楯無「電話を掛けて直接対談を取り付けたいところでしょうね。本当に家族の方かもしれないけど...」

アムロ「家族とは、記憶よりももっと強い何かで結ばれているんだ。記憶なんて無くても分かるだろう」

アムロ「どんな偽名が出てくるのか楽しみだな。しばらく『レイ家』の人間が大量発生するぞ」

楯無「あらあら、それは愉快。でも気負いすぎないでね...」

楯無「頼り無いかもしれないけど、力になれる筈だから」

アムロ「ありがとうございます、更識先輩」

楯無「やっぱり頼ってないじゃない!」

先輩、と言って煽った訳ではなく本心だったが仕方無い。
本当に、これからが心配で仕方無い。
209 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/15(水) 21:38:39.76 ID:wl7sPVhi0
もう、会見まであと十分程に迫ってきている。
俺の情報は世界を震撼させ、身元も明らかになっていない俺を取り込もうと蜂起しているようだ。
いくら家族を騙ろうと、俺の家族がここにいるわけない。全員偽物だと割り切れるのは楽なものだ。

ベッドの棚においてあるデジタル時計を何度も見ても時間はそこまで過ぎていない。
終わらせるならとっとと終わらせたいところだが、規模が規模だ。仕方無いと言えよう。
本当に世界中から記者が飛んでくるとは思わなかった。いずれは各国のお偉いさんも来るかもしれないという。
せめて俺の回りには迷惑を掛けないようにしてほしいが、そこまで善意的な奴等では無いだろう。

本当に、大変だし困ったものだ。
210 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/15(水) 21:55:02.78 ID:wl7sPVhi0
さて、会見の時。
更識に場所まで送ってもらい、「緊張し過ぎずにね♪」という声援をもらった。
控え室には黒いスーツを着こなした織斑先生が待機していた。
俺はIS学園の制服を着ている。髪型は、寝癖は取りはしたが固めはせず天然パーマのままだ。

千冬「時間になった、では行くぞ」

アムロ「分かりました」

ドアを開けると、おぞましい量のカメラから目が潰れるんじゃないかと思うほどフラッシュを焚かれた。

アムロ「皆様、今日は私のためにわざわざお集まりいただき大変感謝しております」

アムロ「私が、かの織斑一夏に続いてISを操縦出来る男性である...アムロ・レイです」

また大量のフラッシュが焚かれる。世界で中継されているのだろう。

アムロ「どうぞ皆様、これから宜しくお願い致します」

頭を下げると、またフラッシュが焚かれる。

千冬「彼はこのIS学園が保護する、ということになっています」

千冬「事前に公表した通り、彼は記憶喪失者で国籍が不明だからです」

――――――

これから会見は順調に進んでいき、質問を受け付ける時間となった。

「アムロ・レイさんの専用機はどこの国が作ることになるのでしょうか?」

千冬「それは現在は未定です。様々な国の合作となる可能性も有り得ます」

「アムロさんは、お家族と再会したいと思われますか?」

アムロ「そうですね。私としても、早く家族と会いたい思いで一杯です」

「自分がISを動かせると分かった時、どんな気持ちでしたか?」

アムロ「正直、自分に恐怖しました。ISを動かせた喜びよりも、それで差別されないかという思いでした」

どうやら、まだまだ続きそうだ。
211 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/15(水) 21:57:42.66 ID:wl7sPVhi0
今日はここまでです。
記者らしい質問が全く思い浮かばないです。何か、案をいただけないでしょうか?

そして、何だかんだでまだ前日譚は続きます。
皆様の言葉に甘えて、自分なりに丁寧に書いていきますね。
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 22:04:52.48 ID:QywwvU7U0
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:04:24.32 ID:JSdweWtT0
ガキだと思って煽って情報口走らせようとするのは確実にいるな
記憶喪失自体疑ってどこの大国の後ろ盾があるのか漏らさせるのに躍起になる輩
あなたの家族なら既にウチの局に名乗り出てますよと言い出す局
日本語堪能ですね日本人でしょ?
などなど
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:06:05.49 ID:knikSF+sO
乙です

記者の質問
記憶喪失との事ですが、名前以外で覚えてらっしゃる事はありますでしょうか?
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:11:01.82 ID:+ZnNGm930
乙です
さすが一年戦争の英雄、インタビュー慣れしてる(笑)
質問ネタとしては
「記憶喪失者がどういう経緯でISに関わったのか?」
「そもそもどんな状況で発見されたのか?」

というのはいかがでしょうか?
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:14:59.79 ID:N0eMTly5o
乙です

>>213
ところがどっこい、中身は死線をくぐり抜けて軟禁にも慣れた30手前の大ベテラン
誰もそうは思わんだろうなぁ

記者の質問
これからできるであろうライバルに、ご自身が望む事はなんですか?
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:28:03.10 ID:XTP4csXWO
乙です
これが若さか…
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:28:38.90 ID:mOWkwruWo
どこまで記憶を喪失してるかとかは普通に聞かれるだろうな
その辺は千冬が説明してるかもしれんが
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/15(水) 23:36:26.95 ID:DYgCaWF00
三流雑誌の記者にIS学園でハーレム生活送る事について低俗な感じプンプンで聞かれそう
というか聞かれてほしい
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 02:26:45.10 ID:nSUIEfWqo
>>219
ゲスニックマガジンかな?
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 09:32:04.81 ID:IMhw1jagO
いい〜仕事だなぁ〜
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 11:17:09.52 ID:Vga95YJdO
ゲスタイプの登場だな
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 19:24:10.36 ID:JTam8+tao
ゲスです!
224 : ◆eIXIH1pnXg [sage]:2016/06/16(木) 21:35:14.52 ID:Bl1rtHth0
皆様、いろいろ書いていただいてありがとうございます。
申し訳ないことに明日から旅行に出かける関係上、今日から月曜日まで更新できないと思います。
食中毒の時に世話になった分を、彼女に返さないと気がすまないので。

何卒ご理解ください。
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 21:54:11.95 ID:hUcsks5vo
彼女を持つ者は自分のことしか考えていない!だから抹[ピーーー]ると宣言した!
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 21:57:02.22 ID:sS8CjK6No
了解
彼女と一緒に楽しんできてください
227 : ◆eIXIH1pnXg [sage]:2016/06/16(木) 22:03:18.07 ID:Bl1rtHth0
>>225
人が人に罰を与えるなどと!
本当に申し訳ないです。
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 22:26:56.30 ID:RgKrFZwQ0
ゲスです!旅行に出かけるって言ってるけど本当はゲス旅行なんでしょ?
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 22:31:37.72 ID:eZJ6BOpXO
>>1が彼女に壁ドンしたら許す
お気を付けて
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 22:36:18.53 ID:Cb7tjJLz0
週明けの再開待ってます。
楽しんできてください。
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 23:50:20.22 ID:BYRkpZ3Vo
???「アムロのララァって寝言を聞いた女は何人もいるんだ」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 02:15:01.89 ID:kXpOCqIXo
旅行中でもケータイに書き溜めは出来ますよねぇ?(ゲス顔)
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/21(火) 20:21:41.78 ID:31t0adGro
いろいろ頑張っては見たものの年齢の差は隠せず
「アムロくんっておじさん臭いよねー」
と言われて
(いや俺はまだ29だしいくら一回り近く年齢差があるとはいえおっさんじゃないはずだ…!そうか!シャア…お前も苦労してたんだな…)
とメッチャー苦悩した上に勝手に理解りあった気になって青がベースのノースリーブの襟を立ててサングラスをかけてキメるアムロ
234 : ◆eIXIH1pnXg [sage]:2016/06/23(木) 21:36:19.52 ID:f1b0ccRk0
更新遅くなって申し訳ありません。
少し仕事が立て込んでまして...
明日書きます。
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/23(木) 21:56:30.16 ID:5wDX5CBmo
把握
あまり無理はなさらずに
236 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/24(金) 22:47:55.45 ID:sJXZNQsg0
「記憶喪失とのことですが、どこまで覚えているのでしょうか?」

千冬「事前にお伝えした通り、自分の名前以外はほぼ覚えていないようでした」

千冬(その割りにはどうも肝が据わっている上に、大人びている)

「いずれ出来るであろうライバルに、御自身が望むことは何ですか?」

アムロ「そうですね...互いに切磋琢磨し合う、そんな関係になりたいです」

「これからほぼ女性だらけの学園生活になりますが、正直どう思っていますか?男の憧れですよね?」

アムロ(如何にもな低俗な質問だな...こんな質問ばっかなら、嫌気が差す)

アムロ「現在の社会風潮に捕らわれることなく、『学友として』仲良くやっていきたいと思います」

これからも来るであろう二流、三流雑誌からの男女関係についての質問を牽制する意味もあって、学友としてというのを強調した。

「実際のところ、自分の国籍とかは分からないんですか?まだ子供でしょう?誰からの支援の無しにISに触れる機会がありますかね?」

要は、バックの国がいるだろうからそれを吐き出せと俺に言っている。
俺を子供だと思って、煽ることである程度情報を引き出そうとしているのだろう。
しかし、質問は中々痛い所を付いてくる。

千冬「これも既にお伝えしましたが、彼とは個人的な付き合いがありまして。それで冗談交じりで起動を促したところ、本当にやってのけたということです」

中々いい助け船を出してくれた。
世界的に有名な織斑先生の一言だ。いくら女性記者であろうと、邪険に扱うことは出来ないようだ。

カイさんも、こんな者達と同じ仕事をしていると考えると複雑な心境だ。
237 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/24(金) 22:59:46.14 ID:sJXZNQsg0
そのあとも、やれ○○局に家族が来ていますやら記憶喪失が嘘か真かやら色々と聞かれた。
ある程度あしらうように答えていると、入学式の時間が迫ってきているようで織斑先生に合図されてこの部屋から去ることになった、
出てから開口一番、織斑先生の言葉はこうだ。

千冬「妙に慣れていたな。過去に取材経験はあるのか?」

千冬「まあ、聞いても覚えてはいないだろうがな」

アムロ「どうだろうか...でも、意外と初めてという感じはしませんでした」

千冬「そうか...あれだけの記者がいて驚いただろう?」

アムロ「質はともかくとして、ですけどね」

てっきり国で代表的な局や雑誌の記者しか入れないと思っていたが、ある程度金を払えば入れたようだ。
俺を客寄せとして使い、IS学園はある程度儲けたことになる。

千冬「いずれまたこういう機会があるだろうから、その時もその落ち着きを忘れるなよ」

アムロ「分かっていますよ」

そう言って、俺と織斑先生はどんどん歩みを進めていった。

――――――

一方、残されて撤収の準備を始めた記者団達は、アムロに何か訳があると嗅ぎ付けていた。
何としてでも、本当の家族とバックの国を暴いてみせると全員が息巻いている。
こうして、記者団達は何も無いことを知らずに、裏取り調査などに無駄な時間と金を掛けていくようになる。

しかし、これはアムロには知る由もない、記者団達の無駄な話。
238 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/24(金) 23:02:11.52 ID:sJXZNQsg0
今日はここまでです。
ここに来て突然仕事が忙しくなり...
体調を崩しやすいので、しっかりと体調管理しつつ書き進められるように努力していきます。

ちなみに、旅行はとても楽しむことが出来ました。
ありがとうございました。
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/24(金) 23:06:32.89 ID:4J5OEpeEo

そしておかえりなさい
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/24(金) 23:18:34.79 ID:BxYliAww0
乙です
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/24(金) 23:26:23.37 ID:tCeyZX9Io
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/24(金) 23:37:15.39 ID:pKXrSNX+o
乙、楽しみにしてる
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 08:13:23.46 ID:sk7oZ5YUo
乙かれ、そしてもげるがいい!
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 17:48:06.93 ID:eDrhjy4w0
体調管理しつつ、とか努力、とか
後手のワードが目立つんだよ!だから大人はっ!
俺は無理せず書いて下さいねなんて言わないからな!!(ゴミ山の少年並みの感想)
245 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/28(火) 21:55:02.20 ID:m+WZw9+90
アムロ(今思い返すと、織斑先生の発言は怪しかったな)

アムロ(個人的な付き合いがあろうと、俺が記憶喪失なら意味がないというのに。それほど、痛い所を突かれたってことだな)

現在は、入学式の真っ只中だ。あと少しで、各々の教室へと案内されるといった感じであろう。
軍の将校から聞く有難い御言葉よりは聞く価値があるが、大人にもなると当然のようなことを気を付けるよう色々言われるのは退屈だ。
それに、必然的に俺へと向けられる好奇の視線が俺の居心地をもっと悪くしていた。

――――――――

そんな思いがありながらも、無事に入学式が終わると、教室へ行くこととなった。
俺は1-1に所属することになる。要は、例の織斑一夏と同じクラスということだ。
これも織斑先生なりのフォローだろう。もしかしたら、弟を楽にしたいという姉の情けだったかもしれない。

教室に入るや否や、クラス中の女生徒達からテレビで見た「例のあの人」扱いされている。
俺と織斑一夏で女子が二つに分かれ、それぞれ囲まれてワーキャーされているわけだ。

何とか、名簿順に自己紹介をしていくことになり、例の織斑一夏の番が来た...が。
なんと呆けている様子。

山田「ええと、織斑君の番なんだけどお願い出来るかな?」

一夏「ああ...えっと、はい!」

一夏「織斑一夏です、これからよろしく!」

これだけで座った。居たたまれない空気が流れる。
よくも悪くも鈍感なようだ。当の本人はケロッとしている。

そこで織斑先生が入ってきて、出席簿と見られる黒い帳面で一夏を叩いた。

千冬「マトモに自己紹介も出来んのか、お前は!」

一夏「いってえ...何だよ、千冬姉...」

千冬「織斑先生と呼べ」

ここで教室内は一気にヒートアップ。
やれ、貴女に会うためにこの学校に入ったとかとんでもない内容のモノばかり。

千冬「私の受け持つクラスは何故こうも問題児が多いんだ...」

胃薬でも常備してそうな絶望した表情を浮かべている。
246 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/28(火) 22:05:14.58 ID:m+WZw9+90
千冬「次はレイ、お前の番だ」

そのあともどんちゃん騒ぎは続いたものの、とうとう俺の番まで回ってきた。

アムロ「どうも、アムロ・レイだ。男でも、皆に劣らないように頑張っていきたい。是非、一年よろしく頼む」

こう言い終えて座ると、キャーキャー教室内が騒がしくなる。
やれ大人っぽいとか、思ったより大胆とか好き放題言われた。

千冬「喧しい!少しは静かにしろ!」

この一喝で大人しくなるだけ、まだ可愛いものかもしれない。
金髪の女子が俺を睨み付けていたが、理由はわからない。
それよりも意識は俺の隣に座っている織斑少年をじっと見つめている黒髪の女子に向いていたからだ。

最後まで紹介を終えると、先生二人も軽く自己紹介をした。
準備が終わったら授業が始まるという。軽く伸びていると、例の黒髪の女子が近付いてきた。
織斑少年は俺とどうしても話したそうにしていたが、彼女の方が先でいいだろう。

アムロ「織斑君を借りたいんだろう?織斑君は後で俺と話そう」

一夏「いきなりなんだって...絶対だからなー!」

引っ張られて、どっかに連れていかれた。
俺もこれでゆっくり、というわけにはいかないか。
女子が好奇心を満たしたい衝動に駆られて俺に質問をするまであと何分だろうか。

まだまだ慣れるには時間が掛かりそうだ。
247 : ◆eIXIH1pnXg :2016/06/28(火) 22:06:38.92 ID:m+WZw9+90
すいません、眠くて駄目です。
生活サイクル崩れて来た上に、文章の構想練る暇なくて大変です。
次回まで、また時間が空くかもしれません。
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/28(火) 22:14:09.07 ID:pjY8ex6zo

ちょっと気になるだけだけどアムロの地の文は「女子」より「少女達」の方が同世代じゃないし29歳の雰囲気が出ると思う
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/28(火) 22:37:16.61 ID:o4ug3PVPo
乙です
そりゃあ高校世代から見れば30近辺なんてオッサンも良いとこだ
でも実際なってみるとまだ若い気でいる不思議
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/28(火) 23:30:27.02 ID:46fWgKSiO
乙です
仕事の休み時間に30分でも15分でも仮眠を取るとスッキリするオヌヌメ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 00:00:24.52 ID:y90xg5170
乙です
いよいよ学園生活のスタートか
気長に待ってます
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 08:40:02.01 ID:Leh5+p7sO

ついに本編か
楽しみで夜と朝は眠れないわ
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 03:52:03.90 ID:IHaEdM+xO
保守
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 21:35:00.89 ID:ruczoGtro
待ってる
255 : ◆eIXIH1pnXg [sage]:2016/07/20(水) 23:31:40.82 ID:tfeCO5Oo0
本当に申し訳ありません。
会社で色々とありまして...
部下がもう少し動いてくれれば時間が取れるんですけど、自分も当初はこんなもんだったので部下には強く言えず...
小中学校は夏休みに入ったなんてニュースを聞いて、心底羨ましく思います。

もう少しして今のドタバタが収まれば、また書いていけると思います。
読んでくださる皆様には心苦しい思いではありますが、今しがたお待ちください。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 23:57:59.61 ID:9bcNFAJt0
ハイストリーマー版アムロ状態か・・・
頑張ってください
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 00:07:25.29 ID:BBnQT7TR0
お前の部下働かせてくる
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 00:34:10.41 ID:cGLt24430
俺が代わりに働いてやんよ
だから職をくれ
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 01:05:14.35 ID:CsuhTsdfO
職場の後輩出来るとほんとに教えることの難しさっていうのがわかりますよねー…
自分も教える立場なんでサクサク仕事してくれないのを見てるとモヤモヤするのはすごいわかります。ゆっくり更新してください、待ってますんで、
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 07:32:35.18 ID:1TcXt+U6o
自分でやるのとは大違いだからな〜
特に自身が悪い意味で長嶋タイプだから苦労したわ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 07:56:18.52 ID:WxD6sCwTO
長嶋タイプとか驕ってんな
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 08:08:12.52 ID:1TcXt+U6o
能力自体が長嶋並みとか思ってもいねーよww
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/22(金) 00:28:46.25 ID:0wIr8HHPo
長嶋タイプで伝わる人間はここにはそういないぞ
全部感覚的で具体的に教えられないってヤツだな
つまり>>1が悪い
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/26(火) 03:57:41.57 ID:ilR1+eLp0
保守
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/26(火) 13:24:17.69 ID:rEMwPoFR0
おいついてしもた……。楽しみに待っとるで
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/27(水) 14:46:06.65 ID:Hm2ZOJLh0
保守
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/27(水) 15:33:12.44 ID:LvYEFz0T0
その学園にはローラが潜んでいるんじゃないのかい?(悪質なデマ)
あ、続きは楽しみにしてます
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/28(木) 12:10:45.52 ID:QF6MSLyq0
保守
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/29(金) 02:54:00.30 ID:NPuRi0Cg0
保守
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/29(金) 02:56:40.17 ID:hYyOtX/FO
何回もageて荒らしか?
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/29(金) 06:52:42.37 ID:NPuRi0Cg0
申し訳ない、sageるのを忘れてた。以後気を付ける
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/29(金) 14:14:50.94 ID:LpV1f7tRo
どっちみち>>1がやらないと保守意味なしなんだが
273 : ◆eIXIH1pnXg :2016/07/30(土) 00:53:37.42 ID:Xf0btKke0
特に何もするわけでも考えるわけでもない。
ただただ時計を眺めていると、やっと少女達が話しかける覚悟を決めたようだ。
まず俺に近付いてきたのは出で立ちが東洋系の、恐らく日本人の少女。

アムロ「俺に何か質問でもあるかい?でも、俺も思い出せない事ばかりだから...」

思い出話を聞かれても困るので、先に聞かれないようにしておく。

「いいの、いいの。でもぉ...ええっと...」

二の句が続かず、抜け駆けしたのにズルいだの何だの言われて少し可哀想だ。

「ア、アムロ君は...わ、私達のクラスの中で気になっている人はいますか!?」

意を決したのか、途中から捲し上げるように早口で力強く聞いてきた。
流石に予想できぬ質問であったので苦笑せざるを得なかった。

アムロ「一日二日で好きな人が決まるほど、俺はプレイボーイじゃない...」

アムロ「だから、皆可愛いとは思うけどまだ恋愛感情を抱くほどでは無いかな」

やんわりと否定しながら、されどいずれそうなることを示唆するような発言に留めておく。
この発言で、色目使ってると睨まれるやら可愛いって言われたと盛り上がるやらで一時的に教室がかなり騒がしくなる。

十分に気を使った発言一つでコレとなると、発言意欲が削がれる。
発言に気を使わないといけない瞬間が、こんなところで訪れるとは思ってもみなかった。
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 01:01:05.22 ID:cwP6bNQG0
待ってた!
275 : ◆eIXIH1pnXg :2016/07/30(土) 01:10:38.82 ID:Xf0btKke0
その後も軽く――といっても俺はかなり気を使ったが会話を交わしていると、織斑少年が帰ってきた。
何故か連れて出て行った少女は不機嫌になっていて、織斑少年は顔に疑問符を浮かべている。
黒髪の少女に何をしたのか気になったので、織斑少年に話しかける。

アムロ「織斑君、彼女に何をしたんだい?相当不機嫌なのが見て取れるが...」

一夏「それがさ、俺にもよく分からなくて...なんで箒はキレてるんだ?」

アムロ「俺に聞かれても、直前まで話していたのは君だろ?」

一夏「ちょっと話してたら突然怒り出しちゃってさ。悪いことしたかなあ...」

アムロ「そうか...」

どうにも、この少年。少々鈍感であるらしい。
普通に話をしていてファーストネームで呼びあう仲の者を怒らせることがあるだろうか。
どこかで地雷を踏んだのだろうが、本人は気付いていない様子。

これは...内心の気持ちは同じだろうと、真の共感を織斑少年に求められるかが不安になってきた。
恋愛関係まで疎かったら、俺は一人で悩んでいかなくてはならないのだ。
いくら多少鈍感であろうと、ここまで露骨だったら気付くであろう。
276 : ◆eIXIH1pnXg :2016/07/30(土) 01:19:32.37 ID:Xf0btKke0
一夏「ところでさ、改めてだけど俺は織斑一夏。同じ男同士、宜しくな!」

アムロ「俺はアムロ、アムロ・レイだ。自由に呼んでくれて構わない」

一夏「俺はアムロって呼ぶから俺の事も一夏でいいよ」

アムロ「ン、じゃあ一夏。これから宜しく」

織斑少年改め、一夏から差し出された右手に応える様に握手をすると図ったように授業開始のベルが鳴る。
織斑先生の計らいか、俺と一夏は席が隣だ。...お陰様で集める視線も一夏分を足したものになる。
よって、集める視線は好奇も侮蔑も含め教室全体のモノとなる。
これでは集中できるものも出来やしない。

ということで、マトモに集中して授業を受けれなかった。
更識と勉強してなければ、とっくに隣の少年のようにおいてけぼりにされていたハズだ。

たった一回の授業でここまで滅入るとは。
この先を危ぶむ心が強くなってきた。
277 : ◆eIXIH1pnXg :2016/07/30(土) 01:21:10.94 ID:Xf0btKke0
更新遅れて申し訳ありませんでした。
忙しさは相変わらずですが、慣れてきたので書き込む時間も出来ました。
一日一レスはどういう形でも付けられるようにしていきます。
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 01:21:27.41 ID:jRGtxkywo
おつ
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 01:24:26.08 ID:cwP6bNQG0
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 02:46:35.40 ID:lPeUv9710
おつです
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 08:49:35.98 ID:WgDvfEBhO

ホモとしか思えない一夏にたいしてこの大人の対応よ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 09:22:10.52 ID:fHI5GSjZo
乙です。
まぁ、周りが女だらけで息がつまると考えるとしゃーないとは思うが
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 16:34:53.58 ID:peDzHurbO
ニュータイプで鈍感とかあり得ねえしな
ジュドーさんは妹が優先順位一位なだけでなかなか鋭い
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 18:16:55.15 ID:DHnP30470
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 20:22:09.52 ID:a9vNSwkN0
乙です
286 : ◆eIXIH1pnXg [sage]:2016/07/30(土) 23:32:06.44 ID:Xf0btKke0
今日はこれから飲みに行ってくるので書けません。
明日には更新できると思います。
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/31(日) 04:21:07.69 ID:mMzCwGe5o
ワンサマーさんは鈍感以前に人の心が理解できないんじゃね?
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/31(日) 05:40:38.30 ID:WDuVAitiO
ニュータイプには一番遠いな
289 : ◆eIXIH1pnXg :2016/08/01(月) 01:15:18.56 ID:uZn/V6Wz0
隣でうんうんと唸っている一夏に色々と教えてあげながら、授業を終える。
すると、自己紹介の際から俺達に怪訝な視線を送っていた金髪の少女が近付いてきた。

セシリア「ちょっと宜しくて?」

アムロ「何のようかな?」

セシリア「あら、男の割にはしっかりと受け答えが出来ますのね」

なるほど。女尊男卑の考えに完全に染まっているようだ。

アムロ「そんな差別をしにわざわざ話し掛けてきた訳では無いだろう?」

セシリア「あら、わたくしに話し掛けてもらっているのにその態度は何です?」

一夏「どこの誰だか知らないけど、その態度はアムロに失礼だろ!」

セシリア「まさか、このわたくし。セシリア・オルコットを知らないと言いますの?」

一夏「分かんないから聞いてるんだろ」

これは、厄介な事になったかもしれない。
俺はこのような態度を全く気にしないが、一夏はそうでもなかったらしい。当然といえば当然だ。
お互いが熱くなったら、俺が止めるとしよう。
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