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船員「船長!宝の地図です!」海賊「そんな事より働け」
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176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/25(水) 00:51:20.33 ID:M4WQdOVp0
>>175
まだみたいですよ…おじーさん…
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/25(水) 02:30:12.85 ID:x2UtZ3KJ0
おばあちゃん!おじいちゃん!
こんどあのひといつくるのかなぁ!!!
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/25(水) 20:32:40.55 ID:mYWichYu0
何かこの口調でナイフとくると某メイド長しかおもいつかない
スライムいったいお前は…
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/25(水) 20:37:35.69 ID:JKApuE4oO
ただのロリコンです
180 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 00:59:29.07 ID:fKz6B1sF0
再開
181 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:04:13.20 ID:fKz6B1sF0
海賊「しかしまぁ……」
船員「やっぱり見つかりませんねぇ」
海賊「ランスラットを誘き寄せるエサでもあれば何とかなる気がするんだが」
金髪少女「そのエサとなるものは船の中に張り巡らされていますからね」
眼帯少女「……水道管、一通り見て回ったけどダメ」
海賊「あ、すみません何だか変なことに巻き込んでしまって……」
金髪少女「私達には敬語何なんですね?」
海賊「ええまぁ、貴女達は雇った訳ではなく協力者ですので」
船員「無償でお手伝いとかお人好しの域超えてますがな」
182 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:06:39.89 ID:fKz6B1sF0
金髪少女「はい、好きでやってますから!」
眼帯少女「……楽しそうだから」
海賊「黒髪のヒトは来なかったみたいですが……」
金髪少女「彼女の事ですから、純粋に興味がないだけかと」
船員「前の日に散々ちょっかいかけておいてドライなヒトだなぁ」
海賊「お前から失礼な発言が飛び出す度に私のイライラが募るんだからさ、そろそろ口と閉じような?」
183 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:12:56.93 ID:fKz6B1sF0
金髪少女「確か、一匹とは限らないんでしたっけ?」
海賊「規模は小さくても範囲が広いので、そうではないかと他の冒険者から意見があったので」
眼帯少女「……そのランスラットっていうネズミについてはよく分からないけど。この広い船の中で単独で動くような動物なの?」
船員「えーっとですね、この動物大辞典によりますと、単独行動はあまりしないようですね。親恋人友人なんかと一緒に動くケースが多いとか」ペラペラ
海賊「なんでそんなもん持ち歩いてんだお前……」
金髪少女「複数引き居たとしても、一か所に居るのなら辻褄が合わなくなりますね」
海賊「そうですね、傷は小さな穴が一つ。それが点々としているので」
184 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:18:34.03 ID:fKz6B1sF0
船員「他のヒトと意見真っ二つだなややこしい!!」
海賊「一度は船体を下水管ごとぶち抜いているハズで、今もなお船内に健在……複数引きから一匹になったという線もあるか」
船員「一匹海に置き去りにされちゃったって事ですかい」
海賊「ありえない事も無いだろう」
金髪少女「そうですねー。まぁ、今はとりあえず探す事に専念しましょうか」
眼帯少女「……ねずみー」
ギャアアアアアアアアーーーーー
海賊「ッ!なんだ!?」
金髪少女「悲鳴……」
船員「上の階です、行きましょう!」
海賊「お、おい!?」
185 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:22:26.28 ID:fKz6B1sF0
ドン☆
吟遊詩人「」
海賊「コイツは……」
船員「息はあります、脈は正常……どういう訳か、軽い中毒症状起こしてるみたいですが」
金髪少女(前の食堂での件でもそうですけど、凄く手際いいですね、この船員さん)
眼帯少女(……基礎的な処置に慣れてる。不思議な感じ)
海賊「中毒症状ってなんだよ……」
船員「何だと聞かれても……変なもんでも食ったんじゃないですか?」
海賊「いやいや、流石にいくらコイツが変態でもそんな……」
オーク娘「うにゃ?ここに隠しておいた生ハムが無くなってるにゃ?」
海賊「……」
船員「……」
186 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:25:54.59 ID:fKz6B1sF0
海賊「いやお前……」
船員「ここで何してるんですか」
オーク娘「ウチのボ……お嬢様とスライムメイドに置いて行かれたから一人で散策していたにゃ。お腹が減ったから昨日ここに隠した新鮮な生ハムをつまみに来たにゃ!」
海賊「コイツは泥棒を泥棒とも思っていないのか……」
オーク娘「違うにゃ、海に漂流する前にくすねておいた一週間前のものにゃ」
海賊「なんでナマモノを保存も出来ない劣悪な環境で残そうとしたの!?そして何で勝手にこんな所に隠したの!?馬鹿なの!?」
オーク娘「半分好奇心にゃ」
187 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:29:09.14 ID:fKz6B1sF0
海賊「んじゃあコイツはハム喰って死んだって事でいいのか」ゴロン
吟遊詩人「」
船員「そんな即効性あるものとは思えないですけどねぇ……」
金髪少女「……」
眼帯少女「……どうしたの?」
ズルズル…
金髪少女「原因、見つけました。追いましょう」ダッ
眼帯少女「……え?ああ……うん?」ダッ
船員「あれ、あの二人行っちゃいましたよ?」
海賊「何か見つけたのか?まぁいいや、とりあえずコイツを医務室に運ぶか……ん?」
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 01:31:56.11 ID:WbfjYDY9o
生ハムは塩漬けされてるから生物じゃないぞ
普通に有能な保存食
189 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:32:55.58 ID:fKz6B1sF0
海賊「なんでコイツこんなに濡れてるんだ?周りに水気なんて……」
べちょぁ〜……
海賊「……なんだこのバケツの水ひっくり返したような状況は」
船員「よく見りゃ辺り一面水浸しですね」
オーク娘「そこの水道管破裂してるにゃ」
海賊「にゃああああああああああああああああああああ!!チクショウまたやられてらあああああああああああああああ!!」ガンガンガン!!
船員「ちょ!船長落ち着いて!!船!!その手甲で殴ったら船壊れますって!!」
オーク娘「あ、ハムみっけ。なんだ、食べられてなかったのにゃ」
海賊「へ?んじゃあコイツは一体……」
船員「状況的にランスラットにやられたって事でしょうか?でも目立った外傷も無しに……まさか食った?」
海賊「くっ!?……いやそれは流石に無いだろ」
海賊「……」チラッ
船員「……」チラッ
吟遊詩人「」
海賊「ないよね?」
※ありません
190 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:33:49.01 ID:fKz6B1sF0
>>188
オーク娘「マジで未加工の切り落とし肉にゃ」
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 01:34:48.40 ID:WbfjYDY9o
それ生ハムじゃなくて生肉じゃねぇか!
192 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:38:04.92 ID:fKz6B1sF0
海賊「なんか途中で苦しい言い訳が入った気がしたがまぁいいとして」
船員「いいのかよ」
海賊「私達が追っているものは本当にランスラットなのか?」
船員「何だか妙にそうではない気がしてきましたよ」
海賊「各員に通達。標的は微量ながら毒性を持っている可能性がある。気を付けて捜索せよ!」
海賊「大人一人を気絶させるくらいには強い、可能ならば万能解毒剤を医務室から持って行くように」
オーク娘「無知を晒してしまったにゃー」ツンツン
吟遊詩人「」
オーク娘「もういらないからコイツの口に突っ込んどくにゃ」グイッ
吟遊詩人「オゴッ」
193 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:49:29.75 ID:fKz6B1sF0
……
騎士「収穫ゼロ!!」
竜少女「午前の部終了!!」
ゴブリン娘「むー、追いつけると思ったのだが。あのイキモノ、中々やるのだ」
スライム娘「寛大ですわお嬢様。あのような下等生物にも感動なさるとは……それに比べてそこの妖怪乳デカピンク、お前何してんたんだ」
オーク娘「お肉食べ損ねたにゃー」
金髪少女「……」
眼帯少女「……姿は捕えられなかった。でもあと少し」
船員「やっぱり難しいですね」
海賊「こればかりは仕方ない……が、お前たち!午前も頼むぞ!」
海賊「それと、働き詰めだと悪いから食事はこちらで用意させてもらった!」
「「「おおー」」」
194 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:54:24.26 ID:fKz6B1sF0
コック「へい、俺の特製サンドイッチだ!心して喰え!!」
騎士「行くか」ガタッ
竜少女「そうじゃの」ガタッ
ゴブリン娘「まだあっちのほう散策してなかったな」ガタッ
スライム娘「お嬢様、後で私が軽食を作りますわ」ガタッ
オーク娘「ちょっと厨房漁るにゃ」ガタッ
コック「HAHAHA☆オーケーオーケー、見知った顔達よ。俺の料理が信用ならないことは分かった。でもパスタじゃないから安心して喰え!な!お願い!!料理人としての自身無くなるから!!マジで!!お金払うから!!」
船員「安全性とプライドを捨てた男の末路か……」フッ
海賊「お前楽しんでない?」
195 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 01:59:21.07 ID:fKz6B1sF0
ズルズル……
金髪少女「……来た」
眼帯少女「……?」
竜少女「ッ!近くに何かおる!」バッ
騎士「え、ええ!?いきなり臨戦態勢!?」ジャキン
スライム娘「お嬢様」サッ
オーク娘「お下がりください」サッ
ゴブリン娘「な、なんなのだ!?」
船員「船長、感じました?」
海賊「明確に……こちらに視線を向けられたのを感じた……来るぞ!!」
196 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 02:06:01.01 ID:fKz6B1sF0
ビュッ!!
ガシャーン!!
オーク娘「チッ!」
ゴブリン娘「ギャーーーーーー!!私のお皿が割れたーーーーーー!!」
スライム娘「ピンク色!お嬢様をそのまま抱えて護っていなさい!」
オーク娘「何が見えた!?」
騎士「長細い"何か"だ!!ありゃあネズミじゃねぇ!!」
竜少女「尋常ではないくらい速い!全員視界を確保しろ!それぞれ違う場所を見て護れ!」
海賊「目はいい方だと自信があったが……即座に対応できるとはこいつら……恐れ入ったぞ」
船員「船長、私の後ろに隠れていてください。お守します」
海賊「馬鹿言え、お前が私に守られるんだよ」
眼帯少女「……見えた?」
金髪少女「み、見えましたけど……いやそんなまさか……いやいやいや、そんな……」
眼帯少女「……サッパリわからない」
197 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 02:09:31.36 ID:fKz6B1sF0
ビュッ!!
ガシャーン!!
騎士「あぁーーー!!俺の皿までやられた!!やろうぶっ殺してやる!!」
竜少女「阿呆かお主は!?そんな事で一々キレておる場合ではないじゃろ!?」
ビュッ!!
ガシャーン!!
スライム娘「コイツ……皿を狙っている?」
オーク娘「お皿じゃない……にゃ。多分コレ」
海賊「まさかサンドイッチ……?」
198 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 02:12:46.81 ID:fKz6B1sF0
グシャッ!!グシャッ!!
竜少女「間違いない、サンドイッチを狙って"喰っておる"」
騎士「お、おお脅かしやがって……は、腹が減ってたにしちゃちょいとやり過ぎじゃあ……」
船員「被害自体は軽微みたいですが……船長、いかがいたしましょう」
海賊「決まっている……ここで仕留める!!」
船員「おお!いかにも海賊っぽい目つきに!!滅ぼせ畜生!!意にそぐわぬものは全て切り捨てる!!って感じですか?」
海賊「 食 器 代 も タ ダ じ ゃ あ な い !!」
船員「ああ、そういう……」
199 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 02:15:43.26 ID:fKz6B1sF0
ビュッ!!
海賊(来る方向が分かるなら!!)
海賊「コイツの餌食だ!!賭けろ戦斧・ガルガニア!!打ち砕け刃よ!!」ブォン!!
???「ッ!?」
騎士「な、なんだあの斧!?」
竜少女「ふむ、魔導核を付けておるな」
200 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 02:21:24.31 ID:fKz6B1sF0
船員「説明しよう!!戦斧ガルガニアとは、先代が残した遺品の一つであり、重力の魔導核が埋め込まれているのだ!!手甲に埋め込まれている同じく重力の魔導核との相乗効果でとてつもない重力波を生み出し!!反発させあいそして引き寄せる!!それがウチの船長の戦い方!この技にハマってしまったが最期!刃に向かって自ら飛び込む他なくなってしまうのだ!!」
ゴブリン娘「説明ご苦労なのだ」
スライム娘「さっきあの手甲でコックさん殴られてませんでした?」
コック「超振動が起きてて気持ちよかったです」
オーク娘「変態さんにゃ」
海賊「うおおおおお!!」ザシュッ!!
???「ピギッ!!」
海賊「手ごたえアリだ……真っ二つだな。お前の正体見せてみろ!!」
騎士「あれ?」
竜少女「のじゃ?」
金髪少女「あー、やっぱり……」
海賊「……ンなッ!!」
船員「こ、コイツは!?」
201 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/05/26(木) 02:22:08.46 ID:fKz6B1sF0
小休止
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/05/26(木) 07:10:39.58 ID:upKKnlwOo
乙ー
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/26(木) 08:07:29.17 ID:3Jw9UYVgO
少年漫画みたいな切り方しやがって…!!
乙
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 00:50:04.38 ID:A391XHr/O
再開して
205 :
◆cZ/h8axXSU
[sage]:2016/05/29(日) 16:19:40.19 ID:osJMvlaE0
今日の更新は無し
明日は結構ガッツリ行く予定
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/29(日) 16:52:44.85 ID:ZIxueFRLO
OKまってる
207 :
◆cZ/h8axXSU
[sage]:2016/05/29(日) 19:26:50.51 ID:eFrE0yHBO
ごめん、仕事で明後日まで帰れんくなった
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/05/31(火) 01:57:59.78 ID:0ZVMGz240
お仕事頑張ってくださいね
209 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 00:15:36.75 ID:HgOYhf3M0
再開
210 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 00:16:57.91 ID:HgOYhf3M0
パスタ「ブミャー……」
海賊「……」
船員「……」
騎士「……」
竜少女「……」
ゴブリン娘「……」
スライム娘「……」
オーク娘「……」
海賊「は?」
211 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 00:23:45.00 ID:HgOYhf3M0
パスタ「ミギィ……ミギィ……」
海賊「ごめん、ちょっと意味わかんない。何アレ」
船員「率直に言います、パスタですね」
海賊「いや、うんそうなんだけどね?もっとこう……生物とかに出来なかったかなー?」
船員「ナマモノじゃないんですかねぇ」
海賊「加工品だよ?」
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/06/01(水) 00:30:54.97 ID:xrkMCCMe0
はじまたー!
213 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 00:32:15.48 ID:HgOYhf3M0
騎士「しかしなんで……パスタ?」
竜少女「理由も求めようとするでない。ともかく一旦仕留めてから……」
パスタ「ピギャー!!」シュバッ
ゴブリン娘「逃げたのだ!!追うぞ!」
スライム娘「お嬢様、もう関わらない方がよろしいかと……」
オーク娘「ウチのボスが行くっていうから行くしかないにゃー」
金髪少女「どうしましょうかコレ……」
眼帯少女「……面白そうだから追うー」
214 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 00:43:34.84 ID:HgOYhf3M0
コック「あれは……いや、そんなまさか……」
海賊「一応聞いておく、何か知ってるのか?」
コック「ああ……間違いない!あのパスタは俺が作ったパスタだ!!」
海賊「知ってた」ギリギリギリギリ
コック「痛い痛い痛い痛い」
船員「そういや先日異形とかしたパスタを海に捨てましたね……」
海賊「どういう経緯かは知らんが、コイツが作ったパスタに生命が宿り海を彷徨い再び我が船に帰ってきたという訳だ」
船員「アレ作った時材料は何を使ったんだよオイ」
コック「素パスタに隠し味としてランスラットの毛を少々☆」
海賊「それを客に出す気だったのか?ええ?」ギリギリギリギリギリ
コック「HAHAHA☆ある種の実験だよ実験そんなものお客さんに出す訳があああああああああ!!」メリメリ
215 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 00:53:36.86 ID:HgOYhf3M0
海賊「後でみっちり絞めるとして、私達も追うぞ!」
船員「外のプールに逃げ込んだみたいです。ランスラットの習性があるのならプールを穴だらけにされる可能性も……」
海賊「だああああもう!!まずお客さんの安全確保!!次いでウチの人員を集結!!今度こそぶち殺すぞ!!」
船員「張り切ってますねー」
海賊「あのプール設置するのにどれだけの金が」
船員「言うと思ったよ守銭奴め☆」
216 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:26:02.48 ID:HgOYhf3M0
……
騎士「あっというまに!」
竜少女「かこんだのじゃ!!」
パスタ「ピィ…」
下っ端A「お客さんの非難は既に完了してますぜ」
下っ端B「後はボスの合図で奴を仕留められます」
海賊「よくやった!」
船員「ハッハッハ!プールはもうボロボロだけどな!!」
海賊「……」
海賊「……」グスン
下っ端C「お前の何気ない一言がボスを傷つける」
217 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:28:23.69 ID:HgOYhf3M0
海賊「さぁ大人しくするんだ。なに痛みは感じないさ、今度は切断じゃなくて消滅だからな!!」ジリジリ
パスタ「キュルルン…」
海賊「覚悟ォーーー!!」
コック「ま、待ってくれーーー!!」バッ
海賊「何!?」
218 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:31:53.24 ID:HgOYhf3M0
コック「殺さないでやってくれ!こいつは確かにパスタだ、そしてたくさんの人に迷惑もかけた……でも!!」
コック「一つの生命なんだ!ありえない事だが、食べ物に宿った命なんだ!!」
パスタ「チュル…」
コック「だから……こいつをどうか……」
船員「どうします?」
海賊「どうもこうも処刑は決まってるぞ。つーかテメーが撒いた種だろーが」
コック「そんな殺生な!!」
下っ端C「あ、船長、いい事考えました」
海賊「え?」クイッ ザクッ
コック「ギャー!!なんか俺が斬られたーーー!?」
219 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:35:49.45 ID:HgOYhf3M0
下っ端C「この子、売り飛ばしたらそこそこいい値段すると思うのですけど」
海賊「そーだなー、珍しい変異体みたいなもんだしそっちの方がいいかなー」
海賊「かっ捌いて実験に使われたりサンプルとして薬漬けにされたり最悪脳だけ取り出されて機械に繋がれたり」
パスタ「!!?」
コック「やめろー!!そんなのパスタじゃない!!俺の知ってるパスタは皆を笑顔に……」
海賊「出来なかったから殺処分だっつってんだろ」グリグリ
コック「踏まないで!!ド頭踏まないで!!」
船員「船長ウチの被害が大きくなった分だけ海賊っぽくなっていくなぁ……」
下っ端B「死活問題だしまぁ……」
220 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:39:39.86 ID:HgOYhf3M0
パスタ「プゥ…」ナデナデ
コック「パスタ……お前、俺を慰めてくれるのか?なんていい子なんだ!!だから俺はこの子を助けたいtガフッ」
パスタ「キシャー!!」ズシャッ
ゴブリン娘「生みの親に牙をむいたーーーー!?」
スライム娘「始めから主従関係など成立していなかったようですわお嬢様」
オーク娘「あのコック口にパスタの切れ端入れられて泡吹いてるにゃ」
船員「中毒症状の原因はアレか」
騎士「うっ、頭が……」
竜少女「よいよい、思い出さんでも」
221 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:42:33.72 ID:HgOYhf3M0
パスタ「ムギャー!!」
海賊「!」
下っ端A「ボス!!」
下っ端B「アブねぇ!!」
船員「ッ!!姫!!」
竜少女「?」
海賊「お前を処刑する一番いい方法を思いついたぞ」ガッ!
パスタ「ッ!!」
222 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:46:24.96 ID:HgOYhf3M0
海賊「私の手甲の重力を忘れたか?やはり所詮は低能なネズミか」
パスタ「ングッ!ンギッ!!」
下っ端A「いやアンタ……」
下っ端C「まさか普通につかむとは……」
海賊「あんまり美味くもねーけど、パスタの解体ショーと行きますか」
海賊「ちょいと高くて狙いにくいが……この位置から海に落ちりゃあスクリューに巻き込まれそうだな」
パスタ「ミギー!!」
海賊「手こずらせやがって……じゃあな、クソパスタ!!」
パスタ「―――!!」
グチャグチャ!!
223 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:48:30.57 ID:HgOYhf3M0
……
海賊「大変ご迷惑をおかけしました!!お客様の皆々様には深くお詫び申し上げます!!」ペコペコ
下っ端D「うっす」
下っ端E「おっす」
騎士「何はともあれ一件落着ってところか」
コック「パスタ……我が子よ……」
騎士「……」
竜少女「同情するなよ。アレが原因じゃ」
224 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:51:59.76 ID:HgOYhf3M0
竜少女「しかし……」
船員「はい?なんですか?」
竜少女「いや、部外者のワシがあまり首を突っ込むような事ではないが……なにやら複雑そうな事情を抱えていると思ってな」
スライム娘「それに、身のこなしやら何やらを見てもやっぱり貴女……」
船員「なーに言ってんだか。私ゃただの船乗りですたい」
スライム娘「ふぅん、私と同じ臭いしかしませんわ」
ゴブリン娘「お前はいい匂いなのだ!」ダキッ
スライム娘「お、お嬢様!?」
225 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 01:54:45.97 ID:HgOYhf3M0
ゴブリン娘「お前からは何も……血なまぐささなど感じないのだ。だからそんな事をいうな……」
スライム娘「お、お……」
スライム娘「お嬢様ァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」ブバッ
オーク娘「鼻血臭いにゃ」
竜少女「お熱いのぅ」
船員「……オイちょっとまて!?私からは血なまぐささが漂ってるってか!?」
竜少女「ま、どう捉えるはお主次第じゃと思うがの」
船員「まったく意地の悪い人達ですねぇ」
226 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:08:22.05 ID:HgOYhf3M0
海賊「それよりもコックさんよお」ガシッ
コック「ヒィ!?」
海賊「ちょっと調べさせてもらったら、アンタの実家かなりの金持ちみたいだけど……弁償とかさ」
コック「こ、これ……親父のクレジットカードです」
海賊「どうも」ニッコリ
騎士「人間のクズだ……」
竜少女「どっちがとは聞かんぞ」
海賊「よし!盗るもん盗ったしそいつは海に捨てておけ!港も近いし泳いで渡れるだろ」
下っ端D「うっす」
下っ端E「おっす」
コック「え!?ちょ!?ま……あーーーーーーーーー」
ポチャン
騎士「当然だよな」
竜少女「当然じゃの」
227 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:11:22.71 ID:HgOYhf3M0
――――――
―――
―
海賊「ご乗船」
「「「「ありがとうございました!」」」」
海賊「また御贔屓にお願いします!」
騎士「いやー、中々ハードな旅だったな」
竜少女「ま、退屈はせんで済んだがの」
キキッ
竜少女「おお、アンドレ。元気になったか」
キキッ!
騎士(名前変わってる……)
228 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:13:43.64 ID:HgOYhf3M0
騎士「ところで、あのへんてこりん3人組はどうした?」
海賊「アイツら港に付いた瞬間逃げました……」
騎士「……まぁ、差し出す気は無かったんだろ?」
海賊「ええまぁ……緊急だったのもあって食料については仕方ないと割り切りますけど」
船員「最後に冷蔵庫の中身持って行かれましたがな」
海賊「……」
竜少女「ドンマイじゃ」
229 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:17:45.59 ID:HgOYhf3M0
ゴブリン娘「我々はこの海上都市!ひいては海底都市で再起を図るのだー!!」ダダダッ
スライム娘「勇猛ですわお嬢様。あそこでめげずに食料を掻っ攫うなんて……ああ、素敵ですわお嬢様」
オーク娘「やることが一々小さいにゃ」モグモグ
スライム娘「おいコラ猫モドキ、文句言ってんじゃあねーぞ?」
オーク娘「海底都市に先に向かわせた部下達が事務所構えてるにゃ。とっととそこへ行くにゃボス」
ゴブリン娘「ふははは!!悪の組織は不滅なのだー!!」ダダダッ
ドシャッ
ゴブリン娘「……うぐゅ」ジワッ
オーク娘「ちゃんと前見て走るにゃ」
スライム娘「あぁ……泣き顔も可愛いですわお嬢様」ハァハァ
オーク娘「手ェ貸してやれよ」
230 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:22:21.32 ID:HgOYhf3M0
海賊「……なんかあのゴブリンの娘が転んで涙ぐんでるビジョンが見えた」
船員「怪しい薬でもキメてんですか船長?」
騎士「その歳で薬はやめとけよー?碌な人生送れなくなるぞ?」
海賊「やってないからな!?」
船員「ところで、貴方達はこのまま海上都市へ?」
騎士「そうだな……ちょっと探し物があるから」
竜少女「大したものではないがの。海底都市に水竜の伝説があると聞いてな」
海賊「竜……」
船員「伝説とか言ってますけど、たしか普通に竜族のシーサーペント棲息してましたよね?」
竜少女「まぁ、それはそれじゃ……」
騎士「じゃあ俺たちはこれで」
竜少女「世話になったの!」
231 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:24:31.83 ID:HgOYhf3M0
船員「なんだかお客さん続々と降りて行きますねー」
海賊「当然だろ、ここを目的地とした人が大半なんだから」
船員「一周年記念っつっても、最後までウチの旅に付き合ってくれるヒトが少なくて寂しいですねー」
海賊「ま、所詮は運搬業、こんなもんだよ」
船員「張り切ってコレクション晒したくせに」ボソッ
海賊「……」
海賊「……」ジワッ
船員「はいはい泣かない泣かない」
232 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:25:58.32 ID:HgOYhf3M0
黒髪少女「あら、こんばんは、小さな船長さん」
海賊「あ、どうも」
船員「貴女もここで降りるんですか?」
黒髪少女「いいえ、ちょっと買い出しに行くだけで私は居残り組ですよ。最後まで貴方達の旅にお供するつもりです」
海賊「ありがとうございます!」パァァ
黒髪少女(可愛い)
船員(可愛い)
233 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:27:55.03 ID:HgOYhf3M0
船員「あ!それより何でネズミ討伐に参加してくれなかったんですかー!人手足りなかったんですよー!」
海賊「ンなもん強要してないから別にいいだろ」
黒髪少女「中々面白かったそうですね。判断を見誤りました」
船員「そうそう!いやーまさか船長がみんなの前で裸体を晒すことになろうとは……」
海賊「 無 い よ ! ? そ ん な 場 面 ま っ た く ! ? 」
黒髪少女「フフ、やっぱり行事には積極的に参加すべきでしたね」
234 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:38:12.76 ID:HgOYhf3M0
黒髪少女「それでは今日はこの辺で。また明日からの旅を楽しみにしています」
海賊「はい!おやすみなさい!」
黒髪少女「ええ、おやすみなさい……」
船員「残ってくれる人もいるのは嬉しいですね」
海賊「ホント……」
235 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:39:54.62 ID:HgOYhf3M0
船員「船長、一応今から急ピッチで修理させて、明日の昼過ぎには予定通り出港できるようにはします」
海賊「ああ、その為に腕のいい連中を雇ったからな」
海賊「……」
海賊「出費が痛かった」
船員「一言多いなーもう☆」
236 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:41:48.05 ID:HgOYhf3M0
船員「今日はもうお部屋に戻ってお休みになられたらどうですか?やること無いですし」
海賊「そうだなー。他の仕事も何だかんだでニューメンバーが受け持ってくれてるし……ってかアイツら残るんだな」
船員「そりゃあ、ちょっと強めの呪い掛けましたから」
海賊「なんか話と違くない?」
船員「それはそれ、これはこれ」
237 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:44:04.40 ID:HgOYhf3M0
……
海賊「……疲れた」
海賊(こうして企画して、私自身が人前で色々やるなんて初めてだからどうなるかと思ったけど)
海賊「……どうにもならない事多すぎじゃね?」
海賊「それはともかく……はぁ、昨日から自室に戻ってなかったが、こりゃ酷い。私の部屋まで被害受けてたか」
海賊「ああもう、壁にまで穴が開いて……ん?何だコレ、手紙?」
238 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:50:06.42 ID:HgOYhf3M0
海賊(親父宛て……そういや、ここって元々親父の部屋だったしなぁ。でも何で壁の中にこんなもん隠してんだ)
海賊「小難しい事書いてあってよく分かんねぇや……それに……この紋章」
海賊「確か、ブリファライトの保有国の……」
海賊「"石のありかは地図に記す"……」
海賊「……そういやあの地図にも同じ紋章があったな……てっきり親父が悪戯で書いたものだと思っていたが、文章だけだったのか」
海賊「……なんて書いてあったかは読んでなかったな」
海賊「……」
海賊「ええい忘れろ忘れろ!!大体気色悪いなオイ!?こんな場所に隠すなんて!?」
海賊「もう寝る!!修理は明日考える!!おやすみ私!!」
239 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/01(水) 02:50:35.77 ID:HgOYhf3M0
小休止、やっと前半終了
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/01(水) 02:52:49.20 ID:3TwkYmZk0
乙
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/06/01(水) 06:49:08.37 ID:M6cJ0hsfo
乙ー
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/01(水) 21:00:39.95 ID:77Xi1EPQ0
パスタのパスタが作品を追う毎に暗黒進化していく…
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/06/04(土) 22:19:22.01 ID:XQMSofQ7O
パスタが宇宙を創成する日もそう近くないな…
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/06/04(土) 22:48:40.73 ID:MCmlYuAlO
下げ
245 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:15:21.46 ID:04nZ5GLo0
再開
246 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:17:53.44 ID:04nZ5GLo0
――――――
――
―
海賊「〜♪」
船員「ちょっ、船長待ってくださいよー!」
海賊「あんまり遅いと置いていくぞ〜」
船員「全くもう機嫌めっちゃよくなっちゃって……」
海賊「そりゃあ良くもなるだろ。昨日の深夜に船の修理終わったんだから」
船員「まぁそりゃそのおかげで午前中はこうしてお買い物できるくらいには余裕が出来ましたけど……」
247 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:20:39.52 ID:04nZ5GLo0
船員「ちょっとおかしくないですか?急ピッチで進めても昼前に終わらせる予定だったのに」
海賊「早く終わるに越した事はないだろう。3時間ばかりだか他の船員たちにも休みをやれたのは大きいし」
船員「ありがたいですけど何だかなぁ」
海賊「しかし、あの商人に感謝だな。まさか安価でここまでしてくれるとは」
船員「チョーうさんくせーですよあの着物の商人!!」
248 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:23:28.88 ID:04nZ5GLo0
―
―――
――――――
下っ端A「船長!申し訳ないっす!俺達じゃ対応できなくて……」
海賊「あーもう……なんだよこっちは眠りかけだったのに呼び出して……」
下っ端B「いや、今すぐに船を直せるって奴が現れましてね」
海賊「なんじゃそら、無理に決まってんだろ。ちょっとそいつ通せ」
下っ端C「了解です。はいってらっしゃい」
249 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:25:25.47 ID:04nZ5GLo0
下っ端A「……」
下っ端B「……」
海賊「……来ないな」
下っ端C「オイどこ行った!?」
ガチャ
船員「せんちょー、なんか業者が大量に船に乗り込んできてますけど、こんな時間から修理ですか?」
海賊「は!?」
250 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:29:13.32 ID:04nZ5GLo0
……
商人「オイてめぇら!!私に"貸し"を大量に作っておいてタダじゃあ終わらせねぇぞ!!」
商人「ニーア商会に捨てられた船大工共!!誰が拾ってやったと思ってんだァ?恩に報いろ!惜しまず働け私の為に!!明日この船が予定通り出なきゃ色々こっちの計画が狂っちまうんだよ!!ホラそこサボんなコンチクショウ!!こっちは監視も付けてんだぞ」
剣士「ふぁ〜……」ウツラウツラ
幽霊「……もう11時だよ、寝ようよ」
子ウサギ「ウキュウ……」
商人「ホラお前たちは連中の働きを監視してろ!!レアアイテムが手に入るかどうかがかかってんだよ!!」
剣士「コイツは何でこんなに元気なんだ……」
海賊「オイこら貴様らぁああああ!!」
商人「おんや?」
251 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:31:36.68 ID:04nZ5GLo0
海賊「これは私の船だぞ!何許可なく勝手に業者入れてんだ!?」
商人「おお、貴女がこの船の船長さんですか!どうも、ワタクシ旅商人の林檎と申します!お近づきの印としてリンゴ飴でもどうぞ」
海賊「おー、こりゃご丁寧にどうも……じゃなくてだな!!」ペロペロ
船員「船長、こんな時間に食ったら虫歯になりますよ」
商人(食べはするのか)
252 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:42:55.55 ID:04nZ5GLo0
船員「それより何が目的ですかいアンタ。ウチは借金だらけだからまともに金は払ないぞ」
海賊「悲しい事実を突きつけなくていい。その発言は私にしか効かない」
商人「いーですいーです。お金なんて取ろうとは思っちゃいないですから」
海賊「なに?」
商人「訳あって明日中にキッチリ出港してもらわないと私が困るんですよ。ホイ」
海賊「ん?ウチの乗船券じゃないか」
船員「って、客!?」
商人「そういう事ですねー」
253 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:45:42.01 ID:04nZ5GLo0
商人「腕は確かな奴らなんで、このくらい楽勝ですよ」
海賊「そんな事しなくても明日の昼前には……」
商人「直る保証ありますか?正直酷いありさまですけど」
海賊「そっ……それでも最新技術を駆使すれば……」
商人「まぁ最近の技術ならお金積めば船大工だけでなくとも魔法を使ってちょちょいのちょい!って感じですが……」
商人「お高いんでしょ?」ボソッ
海賊「うぐぅ!」
254 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:51:11.78 ID:04nZ5GLo0
商人「かるーく見積もって、ここらの工事代の半額以下に抑えられそうですし、私を信じて任せてくださいな……えっと、このくらいかな」カタカタ チーン
船員「せ、船長!?かなり安いですよ!?この商人何者ですか!?」
商人「ぬっふっふ、通りすがりのマルチ美少女着物商人とだけ伝えておきましょう!」
剣士「23歳は少女ではないぞ」
商人「黙れ護衛!!お前はもっと食い入るように監視しとけオラ!!」
剣士「……ま、そもそもコイツは20代には見えんか」
船員「船長、なんかこれ信用していいかどうか……」
海賊「し、しかしこの金額は魅力的だ……」
船員「揺らぎますかい」
255 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:55:53.72 ID:04nZ5GLo0
海賊「わ、分かった、信じよう!」
船員「お金に釣られちゃったー☆」
商人「いやぁ物分かりが良くて助かります!じゃあここにサインお願いしまーす!あ、詐欺とかじゃないんで一応全文目ェ通しといてくださいね」
海賊「……まぁ変なところは無いな」
船員「ちょーっとちょっと!犬耳商人!アンタの目的は何だってんだ!いくらなんでも気前良すぎだろ!」
商人「狼です。利害の一致ってやつですよ、私にも私の目的があるんで。あ、作業もう半分終わったみたいですね」
海賊「早ッ!!」
商人「まーこのペースなら深夜中には終わるでしょうし、船長さん達はドーンと構えて眠っててくださいな!オイこらサボんなウチの!!」
剣士「Zzz…」
幽霊「スヤァ」
子ウサギ「ウーキュー……」
船員「……」
256 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:57:48.59 ID:04nZ5GLo0
――――――
―――
―
海賊「お前、何だか最後まで気に入らなかったみたいだけど」
船員「先代の残した船をどこの誰かも分からない奴に触ってほしくなかっただけですよ」
海賊「お前そういうの気にする性格だっけ?」
船員「もーこのチビッ子は失礼な事平気で言うな!」
海賊「お前の方が失礼だって気づいてる?」
257 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/05(日) 00:59:35.64 ID:04nZ5GLo0
小休止
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/05(日) 01:33:06.42 ID:qqxqtR+K0
乙。みんな大好き着物商人だー
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/05(日) 01:37:36.53 ID:fY99fq1to
わぁい林檎ちゃんだー!
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/06/05(日) 04:37:50.39 ID:RQPYPmFJo
乙ー
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/05(日) 04:44:30.58 ID:JSUmE/ZE0
乙
林檎ちゃん出てくると安心する
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/05(日) 05:03:32.39 ID:P1hbz/ffo
ssは面白いのに回りがただただ不快
別ssとのシェアワールドでの話何だろうけど
>>1
が繋がりがあるなんて言ってる訳じゃないのに別ssの話しかしないとか可哀想だわ
263 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 01:32:19.51 ID:BmzUPJxT0
再開
264 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 01:35:36.48 ID:BmzUPJxT0
船員「ところで船長、お買い物って何を買うんです?ほとんどネットの通販で済ませるのに出歩くなんて珍しい」
海賊「ああ、最近この海上都市に腕のいい鍛冶師が居るって話を聞いてな。武器の手入れと何か新作の装備でもないかと思って」
船員「年頃の娘っ子が見るもんじゃねぇよ!?」
海賊「これでもファッションにも気を遣ってるぞ?最近、フルプレートの鎧にハマっててな……」
船員「色気も何もありゃしねぇな!?」
265 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 01:38:47.25 ID:BmzUPJxT0
海賊「ここだな」
船員「随分近い所にあるんですね……ってか普通の工場だ」
海賊「普段こうした小さな工場を借りているらしいんだ。何でも、冒険者を兼業してるらしくてな」
船員「あの着物商人みたいに旅商人してる感じですか」
海賊「そういう冒険者の中にこそいい人材が埋もれてるんだよなー。お邪魔しまーす!武器見てくださーい」
船員「……」
船員「いや、せめて女の子らしく振る舞わせないと……嫁の貰い手無くなるぞオイ」
266 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 01:42:12.39 ID:BmzUPJxT0
仮面男「ん?お客さん?」
海賊「うわすっげぇビジュアルの人が出てきた」
船員「ッ!!」
仮面男「こんにちは、可愛いお嬢さん。私になにか用かな?」
海賊「いえ、腕のいい鍛冶師の話を聞いて来たのですが、貴方が?」
仮面男「ハハ、腕がいいかは分からないけれど。そうだね、私は鍛冶師をしているよ」
海賊「それじゃあ早速で悪いんですけど、私の武器のメンテナンスをお願いしたいのですが……」
仮面男「残念、今日はもう店仕舞いなんだ」
海賊「え?まだ朝も早いですよ?」
267 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 01:46:12.41 ID:BmzUPJxT0
仮面男「昼の便の船に乗る予定でね。もうこの地を離れるんだ」
海賊「あー……そっかー」
仮面男「申し訳ないけれど、そういう事なんだ……でも、本格的な事は出来ないけれど、一通り目を通して上げることくらいは出来るよ」
海賊「あ、それじゃあそれだけでもお願いします!これです」
仮面男「うん、それじゃあ確かに預かるね」
海賊「よかったー、変な仮面被って怪しいと思ったけど割といい人で」
船員「ッ……」
海賊「……どうした?」
船員「船長……あの男……」
海賊「?」
268 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 01:49:45.79 ID:BmzUPJxT0
仮面男「……」
海賊「あの人がどうかしたのか?」
船員「……あの、すみません」
仮面男「ん?私かい?」
船員「貴方以外誰が居るんですか。申し訳ありませんが、差支え無ければその仮面の下を顔を見せてもらえませんか?」
海賊「お、おい!失礼だぞ何言ってんだ!!」
仮面男「構わないよ。傷がある訳でも、正体を知られたくない訳でもないからね、ホラ」スチャ
船員「……」
仮面男「ま、素性が分からないような奴を信用は出来ないってのは理解しているよ」
海賊「そッそんなつもりは……お前何やってんだよ!とりあえず謝っとけ!」
船員「……すみません」
仮面男「いいよ、多分"君の言いたい事は分かる"から」
269 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 01:55:41.75 ID:BmzUPJxT0
仮面男「はい、点検終わったよ」
海賊「あ、どうも」
仮面男「いい腕の職人が作った斧だね。使い込まれてもいるし、このモデルが作られてからかなりの年月が経っているがほとんど原型を残している」
仮面男「ただ柄の部分が少し緩くなってるのと、魔導核の消耗が少し出てるね」
仮面男「永久式じゃないし、重力の魔導核は珍しいから、また同じ効果を持たせようとするとちょっと値が張るけれど……もっと手に入りやすくて使いやすいものに変えてみたらどうだい?」
海賊「いえ、これはこのままでいいんです」
仮面男「何か思い入れでもあるのかな?」
海賊「そんなものじゃないですよ。ただ、親父が借金と一緒に残したものの一つなんで、コイツとは長く付き合っていきたいと思って」
仮面男「そっか……でも、近々ちゃんとした鍛冶師に見てもらうといい。そのまま使い続けたら事故の元だからね」
海賊「ありがとうございました!」
270 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 02:00:58.91 ID:BmzUPJxT0
海賊「ところで、お昼に出発との事ですけど、どの船に乗るんですか?」
船員「……この時間だと出港する船は4隻ありますが」
仮面男「えっとねー……このチケットかな」ピラッ
仮面男「友人から渡されたものだから私も詳しくは知らないけれど」
海賊「……なぁ、これ見覚えあるぞ」
船員「いや船長、見覚え有るも何も……」
271 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 02:08:32.81 ID:BmzUPJxT0
――――――
―――
―
海賊「"おかげさまで海賊団立て直し1周年記念皆様ありがとう格安ちょっと遠出クルーズ"後半戦の開始です!」
海賊「本日は当船にご乗船いただき誠にありがとうございます!」
海賊「貴方様方は我が社のスポンサーとして超特待VIPとしてお招きさせていただきました」
海賊「どうぞ3日間、ごゆっくりとお過ごしくださいませ!」
仮面男「いやー、まさか彼らこの船に投資してたとはね。これ特待チケットだったんだ」
鎧少女「興味ない。私は部屋に籠るぞ」
仮面男「……数日ほったらかしにしたの怒ってる?」
鎧少女「うるさい鍛冶馬鹿、お前は一生ハンマー握ってろ」プイッ
仮面男「あ、ちょっと!そんな態度悪いと船の人に迷惑だよ」
海賊「……」
海賊(アレがウチのスポンサーの関係者とは……世の中分かんねぇな)
272 :
◆cZ/h8axXSU
[saga]:2016/06/06(月) 02:08:58.90 ID:BmzUPJxT0
小休止
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/06/06(月) 02:18:53.27 ID:tvWOzW8so
乙ー
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/06(月) 02:56:07.32 ID:iF9QIyj/0
乙
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/06/13(月) 00:29:58.09 ID:HekpDx+I0
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