艦これSS投稿スレ5隻目

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 05:03:14.93 ID:vBnKH9dSo
ブラウザゲーム
『艦隊これくしょん 〜艦これ〜』
の、SSを投稿するスレです。
主に、一レスや少ないレス数で終わる短いSS、小ネタを投稿します。
次スレは>>980が建ててください。

※意見や感想はいいですが、他人の作品を煽ったりするのは控えましょう。
※誰でも投稿OKです。
※誰かがSSを投下している最中に割り込まないよう気を付けましょう。
※R指定や極端な鬱展開など、人を選ぶ内容のものは投下前に注意書きをしましょう。
※書き溜めをし、素早い投下を心がけましょう。
※安価作品はご遠慮ください。

前スレ

艦これSS投稿スレ4隻目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423208102/

関連スレ

なし

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459454594
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 05:04:02.12 ID:vBnKH9dSo
前スレが落ちてしまったので立てました
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 05:04:38.55 ID:vBnKH9dSo
では早速投稿を……
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 05:05:53.61 ID:vBnKH9dSo
明石「出来ました! 艦娘の語尾に♥を付けるスイッチです」

提督「で か し た !」

大淀「は? なんですかそれ……」

提督「俺はネットのSSが好きでな。こんなSSがあったから明石に似たようなのを作ってもらった」


池袋晶葉「出来たぞ! アイドルの語尾に♥を付けるスイッチだ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458650629/


大淀「」

明石「提督! くれ悪ですよ!」

提督「わかってるって。で、早速呼んでみたぞ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 05:06:57.30 ID:vBnKH9dSo
曙「何? 何か用?」

明石「チョイスがベタすぎて切腹もんですね、これ」

提督「まあそう言うな。こんな曙が……」ジーーッ

曙「だから、ジロジロ見んなって、このクソ提督っ!」

提督「こうすると……」ポチッ

曙「こっち見んな♥ このクソ提督♥」

明石「あら〜〜」ニヤニヤ

提督「だろ?」ニタニタ

曙「触ったらマジで怒るから♥ あり得ないからっ♥」

曙「ホント♥ 冗談じゃないわ♥」

曙「なにニヤついてんの♥ どんだけ言えばわかるのよ♥ あたしはクソ提督が大っ嫌いなの♥♥」

曙「不愉快よ♥ なんか調子でないから失礼するわ♥」

明石「たまりませんわ〜。言葉はツンツンしてるのに♥がついて可愛くなりました」

提督「こいつはたまらねぇ」

提督「で、次は……」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 05:08:18.95 ID:vBnKH9dSo
龍田「提督、失礼します」

明石「意外かもです」

提督「ちょっと考えがあってな」

龍田「あはっ♪何か気になる事でも〜?」

提督「いや龍田の顔が見たくなってね」ポチッ

龍田「物欲しげな目で見てもだめですよ〜♥ おさわりは禁止されています〜♥ その手、落ちても知らないですよ♥」

提督「実は今度、龍田に出撃してもらおうと思っていてな」

龍田「出撃ですか〜♥ 死にたい船はどこかしら♥ 私の魚雷、うずうずしてる♥」

龍田「出撃はとても嬉しいです♥ でも〜天龍ちゃんにも出撃させてあげてね♥」

龍田「天龍ちゃんを泣かせたら〜♥ 絶対許さないわ〜♥ うっふふふふ……♥」

龍田「じゃあ、失礼するわ〜♥」

明石「色気が増して良かったですけど、普段とあまり変わらないような……?」

提督「うむ。色気キャラの色気を増したらどうなるか試したかった」

提督「あと俺が単に龍田スキーというのもある」

提督「もう一人呼んである」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 05:10:53.91 ID:vBnKH9dSo
霰「司令官……。なんです……か……?」

明石「想定外っていうか……」

提督「うむ」

提督「霰、こっちに来なさい」

霰「なぁに?」

提督「この四連装酸素魚雷をあげよう」ポチッ

霰「んちゃ♥ あの……♥ 嬉しいです……♥」

提督「よしよし、このピロリンキャンデーもあげるからお部屋にかえりなさい」ナデナデ

霰「失礼……します……♥」

明石「提督……」

提督「みなまで言うな。そう、その通りだ。僕が、僕こそが霰スキーだ」

大淀「どうでもいいですが、その装置の開発費用、経費として絶対認めませんからね♥」

大淀「二人で自腹で払って下さいね♥」

明石「待って♥ 違うの♥」

提督「話を聞いて♥」


おしまい
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 05:11:56.13 ID:vBnKH9dSo
終わりです
ありがとうございました
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 05:36:10.20 ID:yYo/ra8I0
建て乙&投稿乙
やはり語尾ハートは良いな……!
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 05:38:03.17 ID:w8p0mYspO
パクリかよ[ピーーー]
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 08:26:15.69 ID:roUe1XQ3o
スレ建て&投稿乙です!

お祝いになるか分かりませんが、私も一つ小ネタを投稿させて頂きます。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 08:26:53.59 ID:roUe1XQ3o
『エイプリルフール』

阿武隈「あ、おはよう響ちゃん。今日もいい天気だね」

響「おはよう阿武隈さん。今日も良い一日になると良いな」

響「ところで……実は、阿武隈さんに伝えないといけないことがあるんだ」

阿武隈「なになに、響ちゃん?」

響「私は……本当は不死鳥じゃないんだ」

阿武隈「ふぇ……?」

阿武隈(あっ!? そういえば今日は四月一日、エイプリルフールかぁ……うん、ここは騙されてあげよう)

阿武隈「響ちゃん不死鳥じゃなかったんだ!? あたしびっくりしました!」

響「今まで騙していてごめんね」

阿武隈「別に良いよ。でもそっか……今までずっと響ちゃんは不死鳥だと思ってたのになぁ」

響「そうかい? それは嬉しいな」

若葉「若葉だ」

阿武隈「あ、おはよう若葉ちゃん」

若葉「おはようだ、阿武隈さん。響」

響「おはよう、若葉」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 08:27:35.80 ID:roUe1XQ3o
若葉「響、今日もさっそく練習を始めるぞ」

響「そうだね。みんなを笑わせるため、練習は欠かせないな」

阿武隈「笑わせる? 二人とも、どうしたの?」

若葉「今まで黙っていたが……実は私達はコンビを組むことにしたんだ」

阿武隈「コンビ? なんで?」

響「お笑いコンビだよ」

若葉「若葉だ」

響「響だよ」

若葉・響「二人で若葉響だよ」

阿武隈「そうなんだ。二人が漫才するの、楽しみにしてるね、えへへ」

響「その爆笑ぶりから、お笑い王の通り名を広めてみせるよ」

若葉「大丈夫だ」

響「それと、もう一つ阿武隈さんに伝えることがあったんだ」

阿武隈「まだあるの? なにかな?」

響「もう、阿武隈さんによじ登るのはやめるよ」

阿武隈「……」

若葉「そうか」

響「そうだよ」ジリジリ

響「もう阿武隈さんに」ガシッ

響「登ることはしないさ」よじよじ

響「ハラショー」キラキラ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 08:28:37.35 ID:roUe1XQ3o
若葉「言ってるそばから登ってるじゃないか」

響「ごめんね、阿武隈さん。実は今までのことは全部エイプリルフールさ」

阿武隈「知ってた」

島風「阿武隈さん、響ちゃん! 若葉ちゃん! おはようございまーす!」

阿武隈「あ、島風ちゃん、おはよう」

島風「えっとね、阿武隈さん。実はね……私、とっても遅いんだ」

阿武隈「ふえ?」

島風「今まで嘘ついてごめんね……島風、すっごく遅いの」

島風「阿武隈さんも分かってたでしょ? 本当は私、遅いって」チラッ

阿武隈(否定して欲しそうーっ!?)

若葉(丸分かりだな)

響(丸分かりだね)

阿武隈「もう、島風ちゃんったらバレバレの嘘つかないの。島風ちゃんが遅いわけないじゃない」

島風「そう!? やっぱり阿武隈さんには分かっちゃう!? そうよね、だって島風は速いもん!」

阿武隈「うん。島風ちゃんは速いもんね。これからももっと速くなれるよう、頑張ってね」

島風「はーい!」

阿武隈「あ、あたしも一つ伝えないといけないことがありました」

若葉「なんだ?」

阿武隈「今日はおやつ抜きです」



響「……今日は辛い一日になるな」

島風「連装砲ちゃん……今日は阿武隈さんのおやつ食べられないんだって。辛い日になるけど、頑張ろうね」

若葉「痛いぞ……だが悪くない」

阿武隈「落ち込み過ぎぃ!? エイプリルフール、エイプリルフールだから! 嘘だからね!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/04/01(金) 08:29:23.57 ID:roUe1XQ3o
以上です。ありがとうございました。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 12:03:49.62 ID:Wbts4mkKo
乙なのだわ
みんなかわいくて、ほっこりした
よかったっす
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 14:40:46.57 ID:Wbts4mkKo
感想はともかく投稿はsagaでもいいかも……
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/03(日) 01:11:55.82 ID:jEftLEsYo
ふと思い付いた小ネタを投下します。
次から二レスお借りします。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/03(日) 01:12:52.09 ID:jEftLEsYo
深海棲艦との戦いが終わり、しばらくの時間が流れた。

国を護るため、命をかけて戦いを続けていた艦娘達。

彼女達は今――

電「イナズマイレブン! キックオフなのです!」

フィールドの上にいた。



榛名「ゴール前での勝手は! 榛名が! 許しません!」

実況「榛名選手自軍ゴール前のピンチを防ぐ! 速さと高さを併せ持った彼女は敵ストライカーの勝手を簡単には許さないーっ!」



初霜「私が! 守ります!」

実況「初霜選手敵のパスを華麗にカット! 体格こそ恵まれてませんが、彼女の守備センスはそれを補って余るものがあります!」



若葉「九十分走り続けても大丈夫」

実況「若葉選手、運動量が落ちません! フィールドを走り続けるその姿は味方にとっては頼もしく、相手にとっては非常にやっかいでしょう!」



五十鈴「五十鈴には丸見えよ!」

実況「あっと五十鈴選手いつの間にか敵の死角にいたー! 彼女の状況を見る目はやはり並ではないーっ!」



蒼龍「飛龍には負けません!」

実況「蒼龍選手ボールをがっちりキャッチ! この守護神からゴールを奪うのは並大抵のことではありません!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/03(日) 01:14:10.42 ID:jEftLEsYo
熊野「このボール……熊野が責任を持って運びますわ!」

実況「熊野選手鮮やかなボールさばき! 彼女はフィールドの上でも華麗さを私達に見せつけてくれています!」



暁「暁の出番ね! 見てなさい!」

実況「暁選手サイドライン際を高速で駆け上がる! 暁ちゃんは見かけ通りのただのお子様ではありません!」

暁「お子様言うな!」



阿武隈「ほーらね、そこにいたでしょ!」

実況「阿武隈選手、ノールックで鳥海選手へのキラーパス! 彼女の味方を生かす能力は随一! 影の功労者と言っても良いでしょう!」



鳥海「そこね……計算通り!」

実況「鳥海選手、相手DFの隙をついて強烈なシュートだーっ! 戦略とパワーを併せ持つ彼女は敵にとってこの上なく恐ろしいストライカーだ!」



電「切れそうなボールも……できれば助けたいのです!」

実況「電選手、サイドラインを割りそうなボールをギリギリでトラップ! 居て欲しい場所に常にいる! 目立ちませんが、阿武隈選手とは違う意味で、彼女もまたチームに欠かせない存在です!」



ビスマルク「ビスマルクの戦い――見せてあげるわ! Feuer!」

実況「ビスマルク選手の正確で強烈なシュートが相手ゴールに突き刺さったーっ! こと点を取ることに関して、ビスマルク選手の右にでる選手はほとんどいないーっ!」



電「やったのです! 電達は……最高のイレブンなのです!」

提督……もとい監督がサッカークラブに着任しました。これよりチームの指揮を執ります。

艦これサッカー! 始まりません!



以上です、ありがとうございました。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/03(日) 17:35:40.66 ID:WE1kOfzrO
おつ
始まらないのねww
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 00:13:03.95 ID:FWcHD3RrO
乙乙
予告いいな
俺も思い付いたらなんか書こう
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 03:29:50.73 ID:kxv/ok4Zo
数レスかります
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/14(木) 03:32:11.20 ID:kxv/ok4Zo
*スカ注意!

提督「しかしえらい目にあったな……語尾に♥を付ける装備開発の費用を、本当に自腹で払うことになるとは……」

提督「大淀の金の取り立ては『闇金ウシジマくん』や『ミナミの帝王』どころじゃなかった……」

明石「わたしは今まさにえらい目にあってます! 数か月先まで給料を差し押さえられてますから! ご飯おごって下さい!」

提督「まあ待て。私にいい考えがある。これを見てくれ」


尿入りボトルをコンビニに陳列、知らずに買った客は… 青森、容疑の37歳男逮捕
http://www.sankei.com/affairs/news/160413/afr1604130024-n1.html


明石「ヴォエエェエエエエ!!!」

明石「なんてもんを見せるんですかッ!!!」

提督「タコスッ!!!」

提督「……グホッ……腰の入ったいいパンチだ……でも問題はそこじゃない……」

提督「……今度、艦娘の健康診断があるだろ……」

明石「そうですが……それが?」

提督「お前が艦娘の廃液を集めて、機関部の状態をチェックするだろ……」

明石「はい……」

提督「検査が終わった廃液はどうする……?」

明石「もちろん廃棄します……」

提督「そこだッ! 明石、そこなんだ!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/14(木) 03:33:45.06 ID:kxv/ok4Zo
時は流れて……


明石「やりましたね! 艦娘の廃液があんなに高値で売れるなんて!」

提督「小ぎれいなペットボトルに入れて、顔写真を付ければ……こちらの言い値で売れるわけだ」

明石「健康診断さまさまですね!」

提督「今は年一回の健康診断だが……うちは艦娘の健康に気遣うホワイト鎮守府だからな……半年に一回にしようと思うが、どうだ?」

明石「さすが提督!」

提督「だろ! わは、わは、わぁーーっはっはっはっは!」

明石「あーっはっはっは!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/14(木) 03:36:53.45 ID:kxv/ok4Zo
一方、大淀の部屋では……


大淀「提督……ネットオークションでド派手にやってますね……でも豚は太らせてから〆るもの……もう少し待ちましょう……」


数か月後、景気の良かった提督がいきなりみすぼらしくなった。

同じころ、大淀がキャデラック・リムジンを買った。運転手は提督。

何があったかは定かではない。


おしまい
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 03:37:33.55 ID:kxv/ok4Zo
おわりです
ありがとうございました〜
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/14(木) 07:46:24.13 ID:eaLMkMxJO
ライダーネタ

提督「…どうして!」

日向「残念だ、本当に残念だよ提督。君となら共に瑞雲を目指せると思ったのに!」バキッ!

提督「ぐあっ!」

提督「…そのための鎮守府だろ!俺とお前で造り上げた、人類を救うための!」

日向「…」

提督「日向ぁぁぁぁぁ!!!」

日向「…」ロック、オン!

日向「君は、私の理解者ではなかった」


ズドーン


提督「ぐあぁぁぁ!!」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/14(木) 07:48:00.55 ID:eaLMkMxJO
おわりすね
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/14(木) 09:52:56.94 ID:0STH6bEV0
「提督!」

「お、どうした?」

「江風が改――」

「提督!…失礼します…」

「!?五月雨!どうしたんだ?そんなに落ち込んで」

「改二……私じゃなかったんです…」

「そんな!じゃあ誰が……」

「!あ、それ江風…だ…」

「そ、そうだったのか…それはおめで――」

「私、やっぱりお役に立てていないですよね…」

「えっ!?いや、そんなことは無いぞ!!」

「ですけど……私ドジだし、遠征ぐらいしか手伝えること無くて、大本営からの情報を聞いたとき、私だと思っていたんです」

「俺もそう思っていたんだが……」

「…………その…姉貴、その……えーっと……」

「でも、私じゃなくて……私、このままずっと役に立てないんでしょうか……?」

「……そんなことないぞ」

「えっ…でも改二じゃないんですよ…」

「改二なんてどうでもいい!」

「えっ」

「えっ……それはどういうことでしょうか?」

「そんなものがなくても、俺は五月雨のことを頼りにしてる。もう一度言うが改二なんてどうでもいいんだ!」

「えっ」

「…………提督…そこまで言って下さるなんて…」

「お前は大事な初期艦で、何より…俺の嫁じゃないか。そんなことでくよくよするんじゃない」

「…………あのさ…江風の改二は――」

「ありがとうございます!提督にそういう風に言っていただけて、頑張るぞ!って気持ちになりました!」

「その意気だ!」

「江風!今から演習に付き合って!」

「えっ」

「お願い!」

「……しゃーねぇなぁ…」

「じゃあ直ぐに行きましょう!」

「いや、その前に提督と話を――」

「駄目!早く!」

「えっ!?ひ、引っ張らないでくれよ!」


【妨害】
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 09:55:08.16 ID:0STH6bEV0
今更ながら立っていることに気づいた……>>1さん、ありがとうございます
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 00:24:53.72 ID:QTGYBVq6o
さみちゃんカワイイ!
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 00:27:05.11 ID:QTGYBVq6o
>>28のネタがわからなかったので検索してみた
「仮面ライダー鎧武」でいいのかな?
まさか脚本を虚淵玄が書いてるとは……ビビった……
乙でした
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 01:01:58.43 ID:+otqIGI4o
数スレかります
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 01:03:48.98 ID:+otqIGI4o
*エロ注意!
>>26の続き


鎮守府のとある昼下がり。


秋月「鎮守府のイチョウのギンナン、いっぱい採れましたね」

照月「ギンナン炊き込みご飯! 有り! ですね、うん!」

秋月「ネットに入れて土に埋めておけば、皮が剥きやすくなるそうよ」

照月「浮いた食費でパンの耳を買おうよ! ねぇ!」

秋月「そうですね……パンの耳……洋食……なんて贅沢……」


そこにキャデラックのリムジンが、テールスライドしながら登場。


提督「おらおら! 貧乏人はどきやがれ!」ギャリギャリギャリ

秋月「キャー!」

照月「ワァー!」

提督「大淀様のご出勤だ! ズガタッキェー!」


庁舎の正面に乗り付けたキャデラック。

提督が運転席から下りて、赤いカーペットを車から玄関までコロコロと敷く。


提督「どうぞ」ドアガチャ

大淀「ありがとう」ジュッ

提督「うぁ熱ぃい!」


提督の額で葉巻の火を消す大淀。

熱さで転げまわる提督。


大淀「あなた、自分の立場がわかっていませんね? あなたは艦娘より下なんですよ。秋月と照月に謝りなさい」

提督「へへーーーーっ」ドゲザッ

大淀「それとご飯をご馳走してあげなさい。あなたの金でね……」

提督「さすが大淀様、お優しい!」ペチッ

提督(くそっ! キャデラックのリムジンとか……スラムから成り上がったラッパーかっつの! いつか逆転してやる!)
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 01:04:54.91 ID:+otqIGI4o
指令室では明石が待っていた。


明石「頼まれてた装置ができました!」

大淀「ありがとう! うふふっ♥」

提督「何が出来たんですか?」

大淀「新型の近代化改修装置の試作品です。これを使えば艦娘の機能の交換が出来るのです」

大淀「例えば……軽巡の対潜能力と潜水艦の開幕雷撃能力とを交換できます。すると対潜型の潜水艦ができるんです」

提督「ほほぉ」

大淀「まだ研究段階ですけどね……機能だけでなく部位も交換できるんです」ニタァ

明石「提督、科学の発展の礎となってください!」ガシッ

提督「え? なに? 両脇から抱えられて……やめろ……放せ! 俺をどうする気だ! グワーーーーッ!」


十分後。


大淀「私のナニと提督のアレを交換しました……これで明石と思いを遂げられます♥」

明石「大淀……♥」

大淀「明石……♥ ベッドに行きましょう♥」

提督「俺はどうすれば……」

大淀「大人しくしていてください。適当なことすると上層部に今までのことを言いますからね……」

提督「ヒェッ……」


仮眠室に消える大淀と明石。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 01:05:56.05 ID:+otqIGI4o
提督「せっかく女になったしな……風呂でも行くか……だわ……」


女風呂に堂々と入る提督。


提督(た、たまりませんわ……つるぺたやボインボインが目の前に……)


電「誰なのです? 司令官さんに顔が似ていますが……」

提督「俺……じゃなくて私は提督の……姉ですわ! オホホホ!」

愛宕「お姉さまですか!」

提督「は、はい……」

妙高「それはそれは……お背中を流しましょうか?」

提督「い、いえ……大丈夫ですわ」

提督(あれ? おかしいな……? 目の前につるぺた幼女、ボインボイン姉貴、モデル体型ギャルの裸体があるのに……そんなにグッとこない……)


提督は大人しく湯舟に入ると、あっさりと風呂場を出た。


三時間後。


大淀「うふふっ♥ クセになりそうですね♥ 名残惜しいですが元に戻しましょう♥」

提督「大淀様、ご満足して頂けましたか? オホホホ!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 01:07:05.17 ID:+otqIGI4o
元に戻った大淀と提督は部屋に帰ったのだが……。


大淀「……あそこが『使用済み』になっている……どういうこと……???」

大淀「指令室の内線番号は……もしもし!!! 提督!!! どういうことですか!!!」

提督「あぁ……あれは……」


風呂を出た提督はブラブラしていた。そこに……。


憲兵「あなたは誰でありますか? ここは部外者立ち入り禁止であります!」

提督(やだ……憲兵さんカッコイイ……なんか下っ腹にキュンキュンくるわ……)

提督「その……提督の姉です……弟が心配で来てしまいました」

憲兵「そうでありますか……それで……なんで本官に寄りかかるのでありますか?」

提督「ちょっと……その……目まいが……」

憲兵「保健室にお連れするであります!」


保健室のベッドに寝かされる提督。


提督「ありがとうございます」

憲兵「いえいえ」

提督「憲兵さん……すこし恥ずかしいお願いがあるの……大声で言いたくないので……顔を近づけて下さる?」

憲兵「なんでありますか?」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 01:08:27.40 ID:+otqIGI4o
提督は近づいた憲兵の頭を掴み、チョークスリーパーで絞め落とした。


憲兵「ハッ!? なんで本官は手錠をされて、ベッドに縛り付けられてるのでありますか?」

提督「答えは……『愛ゆえに』……ですわ」

憲兵「チャックを開けるのを、止めるであります!!!」

提督「あら……元気がないですわ……えいっ!」ズッス

提督「わぁい! 立った! 立った! ●●●が立った!」

憲兵「はうっ!!! ア●ルに指を突っ込んで前●腺をグリグリするのは、止めるであります!!!」

提督「いただきます! むんッ!」ブチチッ

提督「むぅ……痛みさえも心地よい……!」ニヤリ

憲兵「本官の貞操が……ああ……」


提督「なぁーーーーんつことがあったな!」

大淀「」

提督「それから憲兵と電話番号とメアド交換してな! 『結婚を前提にお付き合いを!』なんて言われちまった」

提督「まったく俺もすみに置けないな! わは、わは、わーーーーっはっはっは!!!」

大淀「」


三分後。


大淀「提督のバカはどこです!?!?」ドアバーーーーン

電「司令官さんなら『グラーフを見つける旅に出ます。探さないで下さい』と書置きを残して、どこかに行ったのです……」


おしまい
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 01:09:33.81 ID:+otqIGI4o
おはりです
ありしゃした〜
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 01:10:32.81 ID:+otqIGI4o
>>34
数レスのまちがいです……
すまねぇ……
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 09:23:52.02 ID:+wV43/uDO
>>33
せやで
主人公が神様になるために友達と喧嘩したりするハチャメチャドタバタラブコメディやで
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 16:04:38.60 ID:qOuVKcqXO
陸奥「大人っぽくなりたい?」

暁「はい!陸奥さんみたいな綺麗で格好いい女の人になりたいんです!」

陸奥「そんなこと言ってくれるなんて、嬉しいわ……でも、そうねぇ…」

暁「………………」

陸奥「そ、そんなに見つめないで……」

暁「お願いします!」

陸奥「そう言われても……」

暁「…………」

陸奥「…………私がわかる限りでってことになっちゃうけど…いいかしら?」

暁「ありがとうございます!」

陸奥「……口調」

暁「口調……ですか?」

陸奥「必要以上の敬語は却って余裕がないみたいに感じちゃうから……そうね…いつも余裕のある、落ち着いた口調で話すのはどうかしら?」

暁「余裕……」




提督「おーい、暁ー」

暁「司令官?」

提督「少し相談したいことが」

暁「なにかし……!」

提督「?」

暁「…………ふふっ、なぁに?」

提督「?……あ、ええっと…あぁ、以前話してくれた装備についてだが」

暁「装備……あぁ、あのこと」

提督「主砲のほかに電探を乗せるか、はたまた魚雷にするか…どっちがいい?」

暁「そうねぇ……!要らないわ」

提督「そうか、いら……え?」

暁「何事にも余裕をもって行動しないといけないわぁ……そう思うでしょう?」

提督「いや…でも……そんなところで余裕を持たれても…」

暁「できる大人の女は、そういうところで気を使うのよ?」

提督「お、おう…!……なあ、暁」

暁「なにかしら?」

提督「実は、大人になるための儀式があってな?」

暁「えっ……そんなのが必要なの?」

提督「ああ。どうだ?試しに今夜――」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 16:06:06.31 ID:qOuVKcqXO
うちのれでぃ改二記念
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 16:37:15.51 ID:PsWe7xb9o

儀式って何ですかね?(すっとぼけ)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 16:39:11.33 ID:uukYZl2Lo
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 16:39:49.35 ID:uMqbEJFHo
暁ちゃんかわいい、乙です
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 19:30:08.82 ID:demEw/Hk0
ネタSS一本。2〜4レスくらい?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 19:32:48.56 ID:demEw/Hk0
【とある提督と泊地水鬼】



「モウ…トベナイ、トベナイノヨ…」

(マタ、アノソラニ…)

(デモ、モウ、ムリナノ。トベナイノ…)

「…フフ、ウフフフ……」



「ああ、助かった!人がいた!」



「?!……ダレ?ナゼ、ココ二?」

「いや、海外に行こうとしたら船から落ちてしまってね…」

「たまたま流れる着いた島に人がいるなんてラッキーだった」

「…ニンゲン……カ」


(…ココデコロスノハ、カンタンダケド……)

(ドウセナラ、スコシ、アソンデカラニ…)


「ところで、ここがどこだかわかりますか?」

「というより、キミはなぜここに?一人なのかい?」

「ネエ?アナタハ、ソラヲトベル?」

「え?…いや、うーん……」


(フフフ、コマッテル。ドウセ、ムリニキマッテル)

(デモ、『ムリ』ナンテコタエタラ、ソノトキハ…)


「…難しいだろうけど、きっとできるさ!頑張れば、できる!」

「エ?」


(ナニ?ニンゲンノクセニ…、トベルトイウノ?アノ、ソラヲ?……フフ、ウフフフフ…)


「フザケナイデ!」

「?!」

「ニンゲンフゼイガ!…ワタシダッテ…トベナイノニ!!」



「アノソラヲ、トビタイノニ!!」

50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 19:33:52.88 ID:demEw/Hk0

「……そうやって、キミは嘆くばかりなのか?何の努力もせずに?」

「?!」

「そうやって、言い訳してるんじゃないですか?」


(ウ、ウルサイ…)


「できないこと、無理だって、諦めてるんじゃないですか?」


(ダマッテ…)


「駄目だ駄目だ!あきらめちゃだめだ!」

「できる!できる!絶対にできるんだから!」

「ダマッテヨ!!ニンゲンノクセニ!!」

「…ガンバッテ、ドウニカナルナラ、コノコウゲキカラ、イキノコッテミテヨ!」

「え?」


ガシャッ!!


「なっ……うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


ドォオオオオン!!!
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 19:36:02.74 ID:demEw/Hk0
(ドウシテ…?ワタシハ、アノニンゲンヲウッタハズ…)

(ナノニ、ドウシテ、ワタシノウシロガ、モエテイルノ?)

(ドウシテ、ドウシテ、アノニンゲンハ…)


「ドウシテ、ムキズナノ?!」

「…打ち返したのさ。ラケットでね」



「ナニ、ソレ…」

「ほら、頑張れば、こんなことだってできる」

「……、アナタハ、デキル。…デキタ。デモ、ワタシハ…」

「…真剣だからこそ、ぶつかる壁がある。」

「エ?」

「キミがなやんでいるのは、真剣にその思いを叶えたいからだ」

「ア…」

「100回叩くと壊れる壁があったとする。」

「でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。」

「でも…キミが次に叩く一回で!壁は打ち破れるかもしれないんだ!」

「?!」

「だから、あきらめないで。何よりも大切なのは、貴方自身がどうしたいかだ」

「……………、コノハクチカラ、ダシテアゲル」

「え?…ほ、本当かい?」

「コノコタチニ、ツカマッテ。スグ、ニンゲンノマチニツク」

「助かるよ!ありがとう!」







「……ワタシガ、ドウシタイカ…カ」

(…トリタチガ、ソラヲ、ジユウニ……)

「…マタ…アノソラニ……アア…キレイ……大きな翼…!」

52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 19:36:45.20 ID:demEw/Hk0

「ご主人様!!まーた単身敵地に乗り込んで!!皆心配したんですからね!!」

「ごめんごめん。でも、彼女もこれで、前に進んでくれるといいけど」

「はぁー。まぁ、こういう平和的なのもきらいじゃないですがー」

「話し合いで解決しようなんて、上から酔狂な奴だって思われてるんですからね!」

「まあそうだよね。でも大丈夫!彼女たちも話せばきっとわかってくれる!」

「Don't worry! Be Happy!」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 19:38:17.88 ID:demEw/Hk0
終わり。MADとかでよくネタにされがちな彼ですが、私は好きです
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