【安価】赤城「間宮さん…天城姉さん)ギュッ 間宮「生きてますよ…」【艦これ×ティガ】

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711 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 18:29:35.76 ID:X9I2rhC30
大和「提督、このたびはまことに申し訳ありませんでした」

そういって深々と頭を下げる

大和「私のせいで皆さんに迷惑を、間宮さんに大けがまで…罰は受けるつもりです」

提督「…そうだな、大和」

大和「はい」

提督「すまない」

大和「提督?」

提督「大和、君の様子がおかしいことなど気付くチャンスはいくらでもあった、それなのに防げなかったことをゆるしてくれないか?」
712 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 18:43:41.22 ID:X9I2rhC30
提督「それと、できればこれからも艦隊の一員として鎮守府を支えてもらいたい」

大和「はい、もちろんですが、あの…ですが、よろしいのでしょうか提督?」

提督「女提督について一番最初に気が付いていたのは大和だったろ、そんな優秀な艦娘を処分するわけないだろう」

間宮「よかったですね、大和さん」

結論が出たところ外で見ていた赤城と間宮(それとハネジロー)が入ってきくる

提督「間宮さん、体は大丈夫ですか?」

間宮「はい、戦闘はしませんがこれでも艦娘ですから」

提督「それじゃあ改めてよろしく頼む大和」

大和「はい!」

ED -君だけを守りたい-
713 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 18:51:21.33 ID:X9I2rhC30
提督「よかったら、艦隊の一員としてこの鎮守府を支えてほしい」

大和「はい、もちろんですが、あの…よろしいのでしょうか?」

提督「女提督の不審な点にいち早く気が付いたのも大和だ、そんな優秀な艦娘を処分したりはしないさ」

間宮「よかったですね」

結論が出たところで執務室内に赤城と間宮(とハネジロー)が入ってくる

提督「間宮さん、体は大丈夫ですか?」

間宮「戦いはしませんけど艦娘ですから」

提督「改めてよろしくたのむ大和」

大和「はい!」

ED -君だけを守りたい-
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 18:51:56.35 ID:S07qPiYq0
青空があるかぎり〜 風は時を運ぶよ〜
715 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 18:52:37.06 ID:X9I2rhC30
次回予告アツクナレタイヨウ

アートデッセイが苦戦したスヒュームたちを一撃で倒した戦艦プロメテウス

それはアートデッセイ達最大の危機のはじまりであった

次回、ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
第一章「心なき光」
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 19:22:50.57 ID:ITTEsFh30
敵は誰なんだ(すっとぼけ)
初戦が一番怖いな、轟沈ってか跡形もなく吹き飛ばされないといいが
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 21:18:45.18 ID:F9S+LRBMo
乙です
718 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 22:29:26.82 ID:X9I2rhC30
TSUBURAYA

KADOKAWAGAMES
719 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 22:29:56.14 ID:X9I2rhC30
トラック泊地

「全艦一斉砲撃!」

ドドドン

戦艦四隻による一隻砲撃によって大爆発が起きる

「どうだ!」

ドォオオン

爆炎の中から砲撃が飛んでくるのと同時に煙が晴れ深海棲艦の艦隊が姿を現す

「きゃあ!」
720 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 22:45:35.91 ID:X9I2rhC30
「艦載機の発艦不能、制空権取られます!」

傷ついた空母を守る形で陣形を組んで砲撃を続ける

戦艦水鬼「ガラクタドモガ、ムダナコトヲ」

護っている戦艦を敵空母の艦載機が攻撃する

「くそっ…」

ドドドドドドドドド

艦隊の上空を飛んでいた敵艦載機が無数の砲撃によって撃ち落とされていく

「何が…」
721 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 23:14:34.05 ID:X9I2rhC30
砲撃が飛んできた方向を見ると二隻の艦娘がいた

「それでは記録を開始します」

片方がそういうともう一隻の艦娘、プロメテウスが敵艦隊に突っ込んでいく

戦艦水鬼「イッセキデカテルトオモッテイルノカ」

戦艦水鬼をはじめとする戦艦が向かってくるプロメテウスに砲撃をしていくがプロメテウスは回避しさらに距離を縮める

艦載機を落とされた空母も新たに艦載機を発艦して攻撃していくが、雨の様に降り注ぐ砲弾、爆弾を上を見ることもぜずに簡単に回避する

そのまま敵艦隊の目の前まで来て戦艦水鬼と目が合うとプロメテウスはニヤリと笑った

戦艦水鬼「コイツ」

プロメテウスの顔が戦艦水鬼が見た最後となった

次の瞬間プロメテウスの艤装のバルカン砲が火を噴き深海棲艦を一掃したのであった
722 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 23:15:11.97 ID:X9I2rhC30
第一章 心なき光
723 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 23:35:56.79 ID:X9I2rhC30
スヒュームの一件から4日後、本部

上官「今見てもらったのが昨日のトラック泊地での戦闘の様子だ」

集められた作戦に参加する艦娘と提督達がその様子を見て驚愕する

上官「プロメテウスは火力の高さが最大の強みではあるが、そのほかにも艦娘と深海棲艦、怪獣との戦闘、演習の全データをインプットしておりどんな状況においても対応し回避、防御ができる」

その後、作戦の確認を一通り行い話を終える

上官「それでは明日の作戦に備えてやすんでくれ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
本部廊下

瑞鶴「アートデッセイ、プロメテウスってどんな奴なの?」
724 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/11(日) 23:38:54.07 ID:X9I2rhC30
アートデッセイ「さっき動画見たじゃないッスか」

瑞鶴「能力面じゃなくって性格のほうよ」

アートデッセイ「性格ッスか? 活動時期が違うのとプロメテウスに関しては色々あったから詳しくは…」

↓1、アートデッセイに対する呼び方

↓2〜5、その他、特徴

相反する安価の場合は基本先のものを優先
決定事項(目の色、赤)
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 23:40:33.60 ID:E8CFFx94O
アートデッセイ氏
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 23:43:29.60 ID:4vrxmjhQO
艤装の色が黒色と赤色が入り混じった色になってる
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 23:44:57.08 ID:N0th9aZ3O
黒髪
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 23:46:33.89 ID:zpXK16kQO
肌は真っ白
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 23:46:47.94 ID:UHfibWQ/O
長身
730 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/12(月) 00:28:33.50 ID:SWIVsPWe0
プロメテウス「私がどうかしましたか?」

二人が振り向くとそこには話のプロメテウスが立っていた

プロメテウス「こんにちは、そちらは?」

アートデッセイ「防衛鎮守府から出るはずだった飛龍さんの代理で瑞鶴さんッスよ」

プロメテウス「代理は加賀氏ではないのですね」

瑞鶴「なによ、私じゃ不満なの」

プロメテウス「いえ、加賀という空母が正規空母一の艦載機運用能力と聞いていたのでてっきりそちらが来るのかと」

瑞鶴「たしかに加賀さんより同時運用できる艦載機の数は少ないけど実力なら私だって負けてないわ」
731 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/12(月) 01:03:13.20 ID:SWIVsPWe0
プロメテウス「そうですか」

そういうとプロメテウスは瑞鶴に顔を近づけ見つめる

瑞鶴「なによ」

プロメテウス「期待してます」

笑ってそういったプロメテウスに対して瑞鶴は一瞬、寒心に襲われるが、そのままプロメテウスが立ち去ったことによってそのまま忘れ去られた
ーーーーーーーーーーーーーーー
本部、宿舎

瑞鶴「あーもう皆して加賀加賀加賀ってそんなに加賀がすきかー!!」

与えられた部屋に戻った瑞鶴は布団に寝そべると手足をバタつかせながら叫ぶ

アートデッセイ「一番加賀って言ってるのは瑞鶴さんッスけどね」
732 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/12(月) 01:27:23.57 ID:SWIVsPWe0
大和「瑞鶴さんはどうしたんですか?」

アートデッセイ「さっき飛龍さんの代理は加賀さんが来ると思ってたって言われて」

瑞鶴「…やっぱり私じゃ頼りない?」

ビスマルク「加賀と比べちゃうとね」

はっきりと言われ呻きながら布団を転がる

大鳳「でも、実力不足なら作戦にさせたりしないって」
ーーーーーーーーーーーーーーー
三日前、鎮守府から防衛鎮守府に戻ってきてから少しして

提督「それで、アートデッセイ・ビスマルク・大鳳のほかに武蔵の代わりに大和、飛龍の代わりに加賀に行ってもらいたいんだが」
733 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/12(月) 01:32:10.43 ID:SWIVsPWe0
アートデッセイ「エリアルベースちゃんの代わりはいいんッスか?」

提督「そこは本部の艦娘をだすそうだ、それより加賀は行けるか?」

加賀「まだ万全ではありませんが、作戦には支障ありません」

瑞鶴「まって提督!」

加賀が行けると判断し、編成を決定しようとしたときに瑞鶴が割って入ってくる

提督「どうした瑞鶴」

瑞鶴「この作戦、私に行かせてよ!」

加賀「なにを言っているのかしら」

瑞鶴「だって加賀さんは万全じゃないんでしょ、私は万全よ」
734 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/12(月) 01:38:53.76 ID:SWIVsPWe0
提督「確かにそうだな…」

加賀「仮にそうだとしても、飛龍さんの代わりが五航戦というのは納得いきません、赤城さんでいいのでは」

瑞鶴「赤城さんだって最近色々あって疲れているし」

赤城「そうですね…私も瑞鶴さんでいいと思いますよ」

加賀「赤城さん!?」

赤城「加賀さん、瑞鶴さんも新人というわけでも初の作戦というわけでもないのですから心配しすぎですよ」

提督「そうだなじゃあ瑞鶴に任せよう」

瑞鶴「やった!」

加賀「…」
735 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/12(月) 01:49:42.45 ID:SWIVsPWe0
今日はここまで
長身で真っ白な肌に赤い目と黒い髪、そして赤黒い色の艤装…これなんて深海棲艦かな
今回は強さ安価はなしです

割と展開早めかも、今週中にはバトルがはじまるかも
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/12(月) 02:09:11.20 ID:L2TFs6QrO
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/12(月) 09:29:46.02 ID:vgv/UkBVo
乙です
738 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/13(火) 01:07:27.49 ID:a605+apB0
瑞鶴「この作戦で活躍して加賀さんにも私の実力を認めさせてやるんだから!」

ビスマルク「全く、今回は空母はあくまでサポートだってことわすれてないでしょうね」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府

青葉「あのー、青葉ってどうなるんでしょうか?」

男提督「ん? そっか今はどこにも所属してないことになってるもんな」

男提督、阿武隈はこの前の一件の後処理からそのまま今回の作戦の支援の手伝いのために防衛鎮守府に残っていた

阿武隈「どうするんです?」
739 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/13(火) 01:09:06.18 ID:a605+apB0
男提督「どうするって言っても、ウチも艦娘足りてるし旧△鎮守府を使ってるけどあくまで仮だからな」

阿武隈「ラバウルの前線の鎮守府は連合艦隊ってことになってるんで青葉さんについては男提督も一応手順を踏めば判断を下せますよ」

男提督「そうなの?」

阿武隈「覚えておいてくださいよ!」

男提督「そうだな、青葉はどうしたい?」

青葉「そうですね」

↓2、青葉をどうする
1、男提督のところに
2、提督のところ
3、石室提督のところ
4、本部に決めてもらう(△提督のところ)
5、本部のところ
740 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/13(火) 01:20:03.27 ID:a605+apB0
今日はここまで、青葉のその後について完全にわすれてました、本来エピローグに入れるつもりでした

さらにここから↓2、作戦前日のどこの様子をみる?
場所(本部か防衛鎮守府のどこか)
or
人物(提督・石室とその艦娘+男提督、青葉、阿武隈、上官、元帥、△提督)
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/13(火) 01:24:01.84 ID:QFHijBZgO
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/13(火) 01:25:00.07 ID:KUz1Mq67O
元帥
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/13(火) 01:26:01.01 ID:ih3rKqZEO
△提督
744 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/14(水) 00:15:27.57 ID:ss7O3ZAg0
青葉「通常通り本部に報告して配属先を決めてもらいます」

阿武隈「そうですか、頑張ってくださいね」

青葉「はい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
本部、元帥執務室

上官「元帥、なぜエリアル・ベースおよびアートデッセイを本部所属にしないのですか」

元帥「規定通りに提督君や石室司令それぞれに対応を任せているだけだが」

上官「ですが、アレらは通常の艦娘とは違います、特に対怪獣において重要な兵器です、それを一鎮守府においておくなど…」

元帥「下手に本部所属にすると出撃させるのにも大変だろう、それよりあくまで鎮守府所属ならば緊急応援という形でいくらでも出撃できる」
745 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/14(水) 00:23:13.35 ID:ss7O3ZAg0
上官「…それと、女提督の研究については」

元帥「一部しか見つからなかった」

上官「ならどんな手を使っても女提督に吐かせるべきです」

元帥「口頭で喋らせることができるような簡単な技術ではない、それに元々深海棲艦に使っていたもので艦娘に使用できるとも限らんし、その深海棲艦においても十数回の出撃で負荷に耐えられずに死亡している」

元帥「そんなリスクのあるシステムの使用を許可はできん」

上官「研究を進めれば改善できる可能性は十分あります」

元帥「できるかもわからないことにどれだけの犠牲を払うつもりだ」

上官「しかし、艦種関係なく艤装を扱うことができれば!」
746 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/14(水) 00:32:50.10 ID:ss7O3ZAg0
元帥「とにかく今は作戦に集中するんだ、少なくともこの作戦が終わるまでそれについて話すつもりはない」

上官「…失礼しました」

ガチャ…バタン

コンコン

↓2「失礼します」

↓2、元帥秘書官
ブラウザ版艦これ初期実装艦の駆逐艦以外の今まで出ていない艦娘から

↓3、どこをみる(あと2回)
作戦前日のどこの様子をみる?
場所(本部か防衛鎮守府のどこか)
or
人物(提督・石室とその艦娘+男提督、青葉、阿武隈、上官、元帥、△提督)
747 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/14(水) 00:33:17.36 ID:ss7O3ZAg0
今日はここまで、ちなみに条件にあう艦娘は以下の通りのはずです
鳳翔、千歳、隼鷹、千代田
扶桑、山城、伊勢、日向
古鷹、加古、利根、筑摩、最上、鳥海、摩耶、愛宕、高翌雄、妙高
川内、由良、名取、長良、天龍、龍田、木曾、大井、北上、多摩、球磨

ちなみに元帥は前やった軍のブラックやクズの比率安価で多数を取った性格です
ブラックなら女提督に拷問してでも情報を聞き出していたり、クズなら上官が元帥暗殺を考えるなど割と大きな分岐でした
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 00:50:57.99 ID:kVg1mXBbO
扶桑
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 00:51:14.15 ID:RRN77f2YO
△提督
750 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/18(日) 23:12:26.82 ID:D5RhsJOU0
扶桑「資料お持ちしました」

元帥「ありがとう…聞いていたか?」

扶桑「はい」

元帥「悪い奴ではないんだが」

扶桑「わかっています、それに私は元帥の決定ならどんなものでも従いますよ」

元帥「信頼してくれているのはうれしいが、下手なことしたら山城や満潮に何を言われるか」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
本部

△提督「提督さん、こんにちは」

提督「久しぶりです」
751 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/18(日) 23:16:53.11 ID:D5RhsJOU0
提督「この前の怪獣被害はもう大丈夫ですか?」

△提督「はい、やっと民家の修繕が終わったところです」

提督「引っ越したばかりなのに大変でしたね」

△提督「でもそのおかげで地域の人や艦娘達と親しくなれましたよ」

提督「そういえば、結局車返しそびれちゃってすいません」

△提督「大丈夫ですよ、今の鎮守府は駆逐艦をメインとした警戒任務が中心の鎮守府で車を取りにくる時間ぐらいいくらでもありますから」

提督「でも怪獣はどこにでるかわかりませんから気を付けてくださいね」

△提督「流石に二回も同じ場所にでるなんてことは…」
752 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/18(日) 23:18:27.43 ID:D5RhsJOU0
△提督「それより最近近くの山、霧門岳の火山活動が活発になってるのが心配ですかね」

提督「火山活動が?」

△提督「はい、主に対応するのは陸軍や警察ですけど噴火してすぐの対応は鎮守府がすることになるかもしれないですからね」

提督(火山か…)

↓2、作戦前日のどこの様子をみる? (ラスト)
場所(本部か防衛鎮守府のどこか)
or
人物(提督・石室とその艦娘+男提督、青葉、阿武隈、上官、元帥、△提督)
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/19(月) 00:06:38.28 ID:OTpVk8RXO
上官
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/19(月) 00:06:47.05 ID:hu7qEeNSO
わるさめ
755 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 00:02:23.98 ID:pDpRcrAO0
防衛鎮守府、外訓練場

エリアルベース「ハァ…ハァ…」

わるさめ「フゥ…」

武蔵「まだ数日だが二人とも多少は体力がついてきたな」

あきつ丸「それでも平均以下でありますよ」

わるさめ・あきつ丸はあの後、武蔵によるエリアルベースの特訓に参加していた

あきつ丸「直接参加しないとはいえ空気が少しピリピリしているでありますな」

エリアルベース「飛龍さんとかは作戦に参加できないのをすごく不満そうにしていました」

武蔵「そうだな、石室司令の決定に不満があるわけじゃないが私も作戦に参加したくはあったしな」
756 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 00:07:57.20 ID:pDpRcrAO0
武蔵「飲み物がもうなかったか…取りに行ってくるから少し休んでてくれ」

二人とももうクタクタといった感じでその場に座り込む

エリアルベース「それにしてもあきつ丸さんがわるさめさんが特訓に参加することを許可したのは意外でした」

わるさめ「タシカニ」

あきつ丸「下手に部屋にいるより、数人で行動したほうがやりやすいと判断しただけでありますよ」

割と自由に行動させてはいるものの提督の所の艦娘の同行は許可しなかったりなど監視の役割はしっかりこなしている

エリアルベース「そういえば、どうしてわるさめさんも参加しているんですか?」

わるさめ「ソレハ、今回ノ事モダケド私迷惑カケテバカリダカラ何カデキル事ハナイカナッテ」
757 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 00:34:37.88 ID:pDpRcrAO0
エリアルベース「それと体を鍛えることに何か関係が?


武蔵「いや、今のこの状態じゃほとんど何もできないだろうからとりあえずできることが見つかるまで体でも鍛えてみたらどうだって私がすすめたんだ」

もどってきた武蔵が飲み物を配る

武蔵「何するにしても体を鍛えておいて損はないだろう、物事の基本は体力だしな…よし、それじゃ飲んだら再開するか」

エリアルベース「武蔵さん、体だけじゃなくて頭も鍛えましょうよ」

武蔵「まだ余裕があるみたいだな、もう少しペースを上げるか」

エリアルベース「そんなぁ…」
758 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 00:43:46.26 ID:pDpRcrAO0
作戦当日、防衛鎮守府港

アートデッセイ「結局ここから出撃するんなら本部に出向く必要はなかったんじゃ無いッスか?」

提督「作戦の最終確認とかあるんだからそういうわけにはいかないだろ」

アートデッセイ「にしてもすごい人の数ッスねー」

大鳳「確かに鎮守府にここまで人が多いのは不思議に感じちゃいますね」

広場には今回の作戦のための艦娘の整備施設と司令部が設置されており、そのための人員が出入りしていた

提督「それじゃ私は司令部のほうに行ってくるからお前たちも準備をしっかりな」

そういって提督は仮設司令部に入っていく

アートデッセイ「って言っても、もう準備は終わってるんッスけどねぇ」

↓1、だれで
1、アートデッセイ
2、ビスマルク
3、大鳳
4、瑞鶴
5、大和

↓2、どこに向かう
1、仮設司令部
2、仮設整備施設
3、防衛鎮守府、執務室
4、防衛鎮守府、工廠 
5、防衛鎮守府、食堂
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/20(火) 00:48:01.54 ID:aCyX9MTdO
5
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/20(火) 00:48:08.41 ID:a0LlhbHvO
761 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 01:43:55.76 ID:pDpRcrAO0
大和は特にすることもなく防衛鎮守府を歩きまわっていると食堂の前で呼び止められる

大和「武蔵」

武蔵「これから出撃だったな」

大和「えぇ、貴女は何を?」

武蔵「ちょっと仲間のひ弱なのの特訓を、お前のところの深海棲艦も一緒にな」

大和「えっわるさめちゃんも!?」

武蔵「あぁ、アレは中々面白いな、少しすれば来ると思うが待つか?」
762 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 01:52:57.49 ID:pDpRcrAO0
大和「…やめておきます」

武蔵「なんだ、まだ気にしてるのか?」

大和「まだ謝ってもいないですから」

大和は女提督の一件後からわるさめにまだあっていない

大和「多少はね、でも今会いたくないのはそういうわけじゃなですよ、作戦が終わってからしっかり謝ろうと思ってるんです」

大和の様子をみて武蔵がフッと笑う

武蔵「前にあった時より随分マシな顔になったな、これなら私の代理も安心して任せられる」
763 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 01:55:39.28 ID:pDpRcrAO0
武蔵「私の姉として不甲斐ない様を見せたら承知しないからな」

大和「もちろですよ、大和型一番艦ですから」

武蔵「もうそろそろ時間だろう」

大和「そうですね、それじゃわるさめちゃんをよろしくお願いしますね」

↓2、だれで
1、アートデッセイ
2、ビスマルク
3、大鳳
4、瑞鶴

↓3、どこに向かう
1、仮設司令部
2、仮設整備施設
3、防衛鎮守府、執務室
4、防衛鎮守府、工廠 
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/20(火) 01:58:58.11 ID:Ox+dCu0BO
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/20(火) 01:59:07.76 ID:vDv+QN0RO
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/20(火) 01:59:12.65 ID:G5aL6H2HO
1
767 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/20(火) 01:59:18.56 ID:pDpRcrAO0
今日はここまでです
たぶん明日も投稿できると思います、次回は出撃です

今回のお話ではほとんど出番はありませんが△提督の災難は続きます
768 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/21(水) 20:40:27.50 ID:1NleiEST0
瑞鶴「失礼しまーす」コソッ

提督「瑞鶴、どうした?」

瑞鶴「態々港の前に司令部を設置するなんて珍しいなって思って見に来ただけよ」

本部の艦娘が参加する作戦でも通常本部の司令部から指揮を行うのが一般的であり仮設司令部を立てることなどほとんどない

瑞鶴「提督さん、あのモニターなに?」

仮設司令部の中は見慣れた通信機材や海図などがおかれた机の他に大きなモニターが設置されていた

提督「あぁアレは艦隊の様子をリアルタイムで確認するためのモニターだ」

瑞鶴「そんなことできたの!?」

提督「成層圏ギリギリ上空50qにガッツウイング1号とファイターEXを待機させてそれを中継機に通信を行うんだ」
769 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/21(水) 21:03:11.54 ID:1NleiEST0
提督「そのための受信機の設置もかねてここに仮設司令部がおかれているが、一応本部からでも映像は見られるようになってて、訓練中の艦娘や今本部に来ている各地の提督達も見ることになってる」

瑞鶴「えっそうなの!? 戦闘している様子をリアルタイムで皆に見られると思うと緊張するなぁ」

上官「そんな調子で大丈夫なのか」

提督「上官」

瑞鶴「今のは別に、少し恥ずかしいってだけで、別にこれぐらいでミスしたりなんかは」

上官「今回の作戦の空母の役割はサポートだ、こんなことで一々動揺しているようでは…」

瑞鶴「確かに先輩方に比べれば未熟な部分はあるでしょうが単純な艦載機運用能力は二航戦の先輩方や赤城さんにだって」

提督「よせ瑞鶴、そろそろ時間だ港に行け」
770 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/21(水) 21:19:12.13 ID:1NleiEST0
瑞鶴は上官にまだ何か言いたそうにするが言われた通り仮設司令部から出て行った

提督「瑞鶴はすでに十分主力の一人として成長しています」

上官「そうでなくては困る、次世代の空母も既に製造されているんだ」

提督「雲龍型ですか、艦載機運用能力について難があり開発が遅れていたんじゃ」

上官「一番艦、二番艦がやっと実戦配備レベルまで達したところだ、三番艦も最終調整中だ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府、執務室

陸奥「失礼します」

報告のために執務室に入ると石室は執務室の窓から外の様子を見ていた
771 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/21(水) 21:28:58.99 ID:1NleiEST0
陸奥「エリアルベースが配置につきました」

石室「わかった、艦隊が出撃し次第艦載機を発艦させてくれ」

陸奥「了解しました」

陸奥も一瞬窓のほうを見てみる本部第一艦隊が出撃に備えているのが確認できた

陸奥「今回の作戦への不参加といい、何かあるのでしょうか?」

その言葉に再度、窓のほうを向き艦隊の中のプロメテウスを見つめる

石室「何かあるというわけではない、我々は何かあった時のために備えるだけだ」
772 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/21(水) 21:51:45.00 ID:1NleiEST0
瑞鶴が港に向かうと既にビスマルク、大和、大鳳が戻ってきていた

瑞鶴「あれ、アートデッセイは?」

大和「まだ戻ってこないんですよ」

アートデッセイ「遅くなったッス」

ビスマルク「おそいわよ!」

アートデッセイ「ごめんなさい、ちょっと頼まれごとがあったんッスよ」

大鳳「頼まれごと?」

アートデッセイ「石室司令にアメリカの司令官に技術協力ってことでこれを渡してくれって」
773 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/21(水) 23:12:10.40 ID:1NleiEST0
ビスマルク「いいの勝手に?」

アートデッセイ「ピーパー用の格納庫が開いてるんで大丈夫ッスよ」

アートデッセイはそういって艤装に石室から受け取ったで木の船のようなものをしまう
ーーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府、食堂

スピーカー<第二艦隊出撃するわ

スピーカー<補給部隊出撃します

赤城「始まりましたね」

加賀「…はい」
774 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/21(水) 23:55:13.55 ID:1NleiEST0
出撃から数時間後

仮設司令部

「敵前衛艦隊撃破、間もなく沖ノ鳥海域周辺の敵基地に到着します」

上官「敵基地沖についたら敵艦隊の様子を確認、敵主力艦隊を確認後ネオマキシマ砲を発射」

無線「了解」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「…ネオマキシマ砲」

キュィイイイン

プロメテウス「発射」

ドォオオオオン
775 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/22(木) 00:08:16.15 ID:Zascg2Ov0
ネオマキシマ砲が発射されると目を開けていられないほどの光に包まれ、離れている艦隊に届くほどの大きな波が発生する

瑞鶴「島が…」

光が収まると島が半分なくなっていた

ビスマルク「なんて威力よ」

プロメテウス「まだ直撃から逃れた深海棲艦が少し残っていますから殲滅をお願いします」

見ると島の警戒に当たっていて攻撃を逃れたのか数隻の深海棲艦が確認できた

プロメテウス「ほら、アートデッセイ氏もお願いします」

アートデッセイ「…」
776 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/22(木) 00:15:41.87 ID:Zascg2Ov0
翌日、本部

「見たかよ昨日の」

「見たよ、島ごと倒すなんてね」

本部は昨日の艦隊の様子の話題で持ち切りだった

「昨日の深夜、ウェーク島の敵基地も壊滅させて、今からミッドウェー島につくらしいよ」

「見に行こうぜ」

「サボってるのバレたらまた給料減らされるよ」

「大丈夫そうだぜ」

艦隊の様子が見れる部屋の前に行くと同じく艦隊の様子を見に行く人でごった返していた
777 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/22(木) 00:16:30.21 ID:Zascg2Ov0
ウェーク島沖、海上

プロメテウス「補給完了しました、これよりウェーク島に到着します向かいます」

補給艦に洋上補給を行ってもらい、燃料弾薬を補充する

無線<ではこれまで通り、ウェーク島の敵艦隊を確認ができたら砲撃を開始してくれ>

プロメテウス「了解」

「此処まで一方的だと砲撃って感じがしないけどな」

「口を慎め、そろそろいいんじゃないか?」

プロメテウス「そう…ですね…そろそろ、いい頃合いですね」

直下コンマ
被開幕攻撃(99に近いほど大ダメージ)
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/22(木) 00:35:58.94 ID:j1WIbxxfO
779 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/22(木) 23:00:47.90 ID:Zascg2Ov0
ガシャン

艦隊から一歩引いたところでプロメテウスはネオマキシマ砲ではなくバルカン砲を艦隊へと向ける

「おい、何やって」

アートデッセイ「離れて!」

ダダダダダダダダダダ

バルカン砲によって撃ちだされた砲弾が雨の様にアートデッセイ達に降りそそいだ
ーーーーーーーーーーーーーーー
仮設司令部

提督「どうした、アートデッセイ、応答しろ」

アートデッセイの艤装についているカメラからの映像が一旦切れたかと思うとすぐに再開される
780 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/22(木) 23:10:38.71 ID:Zascg2Ov0
アートデッセイ「大丈夫ッス」

見渡すとアートデッセイと大和は小破程度だが他は皆中破以上のダメージを喰らっていた

「大丈夫ですか、しっかりしてください!」

特に補給艦の護衛をしていた重巡のうち一隻は補給艦をかばったのか大破の上、気を失っているようであった

無線(上官)<どういうつもりだ!>

プロメテウス「あれ、まだわかりませんか? わかりやすく攻撃という形にしたつもりなんですが…そうですね、これでわかってくれますかね」

そういうとバルカン砲を気を失っている重巡とそれを支えている補給艦に向ける

アートデッセイ「っ!」

↓2、アートデッセイはどうする?
1、補給艦たちとプロメテウスの間に割って入る
2、艦載機を発艦し攻撃
3、通常火力にて攻撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/22(木) 23:21:11.05 ID:g+5m1btJO
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/22(木) 23:21:16.98 ID:Zkolfn/mO
783 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/22(木) 23:47:45.46 ID:Zascg2Ov0
アートデッセイ「やらせるッスか!」

プロメテウスの攻撃を止めるためアートデッセイはデラック砲以外の通常火力で砲撃する

プロメテウス「予想より単調な攻撃ね」

振り向きもせずにプロメテウスはその攻撃を回避し補給艦達に近づく

アートデッセイ「逃げッ」

ドォン

アートデッセイが叫ぶより早く補給艦たち砲撃されその場に沈んで行った

プロメテウス「これで理解してくれましたか?」
784 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/23(金) 01:02:44.28 ID:0wGPEVEj0
「テメェ…よくも」

「第一艦隊戦闘態勢、単縦陣形で一気に叩き潰す」

プロメテウスを除く第一艦隊が単縦陣形を組むとプロメテウスに対し一斉砲撃を開始する

プロメテウス「姿形が変わってもやることは変わらない鈍い攻撃…」

降ってくる砲弾を直撃のものだけ一歩分動き回避する

「あたらない」

「撃ち続けろ!」

↓1、アートデッセイ達はどうする
1、大鳳、艦載機発艦
2、ビスマルクも砲撃しつつ魚雷発射
3、大和、ビスマルクが後ろから砲撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/23(金) 01:59:15.62 ID:W7TeAgLbO
786 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/23(金) 10:00:04.91 ID:0wGPEVEj0
ビスマルク「大和」

ビスマルクの呼びかけに無言でうなずくとプロメテウスの死角に回り込む

プロメテウス「そして、不意打ち…といっても予測されてしまう程度じゃ不意打ちとも呼べないけれども」ボソッ

ドドォオン

ビスマルク「なっ!」

大和「砲弾を撃ち落とした」
ーーーーーーーーーーーーーーー
提督「攻撃が一切当たらない」

上官「無駄だ、そんな攻撃では意味がない…奴は全艦娘の戦闘データを完全に記憶している」
787 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/23(金) 10:33:45.16 ID:0wGPEVEj0
提督「個人のデータはそうでも艦隊の動きすべてを知ってるわけじゃ」

上官「演習を含め奴の被弾率は0%だ、データがなくとも通常の砲撃なら砲口を見るだけで十分に回避できる!!」

そういいながら上官は机にこぶしを叩きつけた
ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「今度はこっちがやらせてもらいますよ」

次の瞬間には砲弾の雨を抜け、並んでいる第一艦隊の間に割って入り左右にバルカン砲を発射した

「なんて速さだ」

その攻撃でプロメテウスの一番近くにいた艦が轟沈、他の艦は少なくないダメージを負う

プロメテウス「ほら、もっと頑張ってくださいよ」
788 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/23(金) 10:47:30.38 ID:0wGPEVEj0
「くそッ!」

残った艦も必死に反撃するも、プロメテウスは至近距離での砲撃に対し焦る様子もなく軽々と回避していく

ビスマルク「チッ、他の艦があんなに近くにいたんじゃ砲撃できない瑞鶴、艦載機で援護を」

瑞鶴「それが…」

見ると最初の攻撃で弓や飛行甲板がやられ発艦不能になっていた

瑞鶴「ごめん」

大鳳「私は行けます」

損傷としては瑞鶴と同程度だが、装甲空母であった大鳳はまだ発艦可能であり、すぐに艦載機を発艦、援護を開始する
789 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/23(金) 10:54:44.69 ID:0wGPEVEj0
爆撃、魚雷、砲撃の三方からの攻撃にも顔色一つ変える様子もなく避け続けていく

プロメテウス「この程度」

プロメテウスは挑発するようにアートデッセイに目を向けながらそういった

↓2、アートデッセイどうする?
1、艦載機発艦(種類指定)
2、デラック砲で遠距離から砲撃
3、通常火力とガッツハイパーガンを使いつつ接近戦

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆

ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×4
ドルファー202×3
スノーホワイト×1
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/23(金) 11:44:09.28 ID:5WCGmawVO
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/23(金) 11:45:21.93 ID:rQARQiJTO
1XIGファイター
792 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/24(土) 16:28:41.58 ID:ZAJsORf90
バシュ

ハイパーガンから発艦された艦載機はそのまま変形せずに真っすぐプロメテウスのほうに飛んでくる

プロメテウス(速い…スノーホワイト?)

プロメテウスは光線状の艦載機を回避し通り過ぎた艦載機をバルカン砲で狙い撃つ

ギュン

プロメテウス「!」

艦載機は跳ねるように砲撃を回避するとそのまま宙返りをするように反転・攻撃、プロメテウスは回避不能と判断しとっさに防御する

プロメテウス「XIGファイターSS…」
793 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/24(土) 17:36:00.78 ID:ZAJsORf90
プロメテウスは防御して傷が付いた装甲をチラリと見た

アートデッセイ「余所見は厳禁ッスよ」

防御でできた死角を使いアートデッセイは追撃のために一気にプロメテウスとの距離を詰める

プロメテウス「…」

しかし、アートデッセイの移動した先には既にプロメテウスの砲口が向いており、アートデッセイの肩にその砲撃が突き刺さる

アートデッセイ「痛っ!!」

プロメテウス「ガッツウイング系以外の艦載機を持っていたのは少々予想外だったけどXIGファイターの性能も理解してますよ」

バランスを崩しそうになったアートデッセイの首をつかむ上げると、手を放すのと同時にバルカン砲を接射
する
794 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/24(土) 18:17:43.33 ID:Juexn27V0
大和「大丈夫ですか!?」

アートデッセイ「は、はい…まだ行けるッスよ」

プロメテウス「流石に頑丈ですね」

いつの間にか、アートデッセイ達と本部の艦娘でプロメテウスを取り囲むような形になっているが、焦りの色が見えるのはアートデッセイ達のほうであった

プロメテウス「ほら、どうしたんです、反撃しないんですか?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
仮設司令部

翔鶴「出撃させてください!」

提督「落ち着け、今から行っても到着まで1日以上かかる」
795 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/24(土) 18:28:52.37 ID:Juexn27V0
提督「ここは、アートデッセイ達を信じるしかない」

その様子を入口のほうで見ていたエリアルベースが部屋からでていった

画面(プロメテウス)<ほら、どうしたんです、反撃しないんですか?>

提督「…」

↓2、どうする
1、全艦撤退命令
2、損傷具合が軽度なもの以外に撤退命令
3、総火力をもって一斉攻撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/24(土) 21:34:22.41 ID:09C6Ux1DO
2
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/24(土) 21:37:28.29 ID:EoiosaeWO
1
798 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 01:19:28.90 ID:4pvR/Ie+0
無線(上官)<……だ>

「え?」

無線(上官)<撤退だ、全艦撤退しろ>

「ここまでやられて引き下がれるか!」

「そんなこと言ってる場合じゃない、ただアイツが素直に見逃すとは…」

大和「攻撃しつつ距離を取りましょう」

無線(上官)<ある程度距離が取れたら一斉砲撃、少しでも視界を遮ったところで三方に分かれ撤退>
799 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 01:32:25.10 ID:4pvR/Ie+0
ビスマルク「分かれてって…」

無線(上官)<固まってネオマキシマ砲を使われればお終いだ>

ビスマルク「わかったわ」

瑞鶴大鳳を除いた九隻の砲撃も時には避け、時には撃ち落としながら平然と立っていた

プロメテウス「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府、司令室

エリアルベースはノックをすると返事を待たずに部屋に入る
800 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 02:21:33.73 ID:4pvR/Ie+0
五十鈴「ちょっと…」

それに対して注意をしようとした五十鈴を陸奥は止めエリアルベースの前に立つ

陸奥「出撃なら認められないわよ、それに貴女だってミッドウェーまで行くには数時間はかかるでしょ」

エリアルベース「ファイターだけなら1時間…SSだけなら30分ちょっとで着きます」

陸奥「数機の艦載機だけ行かせてどうするのよ」

エリアルベース「お願いします!」

石室「…わかった、許可する」
801 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 02:23:56.85 ID:4pvR/Ie+0
陸奥「司令!」

エリアルベース「ありがとうごさいます」
ーーーーーーーーーーーーーーー


エリアルベース「ファイターSS、ピースキャリー発艦」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ミッドウェー島沖

「くそ、なんで当たらないんだよ」

プロメテウスに当たった攻撃は先ほどのファイターSSの一発のみある
802 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 02:28:26.94 ID:4pvR/Ie+0
今日はここまでです、色々あってここ数日めっちゃ不規則になりましたが明日も起きてから掃除をしつつ投稿するつもりです
学校がはじまる前にここの戦い終わらせたいんです
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 08:11:05.35 ID:sKAqE32K0
804 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 10:11:11.37 ID:4pvR/Ie+0
本部の艦隊の旗艦が大和に視線を送ると、大和もそれに応え先ほどまでの途切れない攻撃をやめ一斉砲撃へのタイミングを合わせる

プロメテウス「…」

「全艦全砲門一斉砲火!」

ドドドドドドド…

デラック砲も含めた計9隻の一斉砲撃は全く隙間がないほどの密度、実際にいくつか砲弾同士がいくつもぶつかりながらプロメテウスに降り注ぐ

「全艦全速力で撤退」

水しぶきが上がりきる前に反転、一気に速度を上げプロメテウスから離れる
805 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 10:58:20.22 ID:n1zOYvMT0
ザァアアアアアア

「!?」

流石にあれだけの砲撃では無傷ではないはずと思って後ろを確認した艦娘の一隻は、水しぶきの中に砲撃を受ける前と一切変わらない位置に立っているプロメテウスを見た

プロメテウス「こそこそと何をするかと思ったら、目くらましからの逃走?」

キィイイイイイイイイ

プロメテウス「高々数十ノットの艦が逃げられるとでも」

アートデッセイ「えぇ思ってるッスよ!」

ネオマキシマで一気に距離を詰めようとしていたプロメテウスの目の前にガッツウイング1号三機とガッツウイング2号を二機発艦した状態のアートデッセイが立ちふさがる
806 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 11:36:20.70 ID:n1zOYvMT0
大鳳「アートデッセイさん!」

瑞鶴「あのバカ一人で…」

アートデッセイが残っていることに気づくと瑞鶴は反転し戻っていく

ビスマルク「ちょっと瑞鶴、待ちなさい!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「なんです、自分が囮になって皆を助けようとでも?」

アートデッセイ「まさか、倒すつもりッスよ」

プロメテウス「一人で? さっきまでのでわからないんですか?」
807 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 11:38:54.58 ID:n1zOYvMT0
アートデッセイ「わかる? なんのことッスかね、私が分かったのはアンタが攻撃を喰らうのを怖がってるビビりだってことぐらいッスよ」

アートデッセイ「そっちこそわかってるんッスか、アンタのバルカン砲じゃ私の装甲を破れる威力は…

プロメテウス「だったらこうすればいいんでしょ」

アートデッセイ「なっ!」

プロメテウスは主砲であるネオマキシマ砲をアートデッセイに向けチャージを始める

アートデッセイ(プロメテウス自身だってチャージの時の隙はわかっているはずなのに…)

アートデッセイの作戦はプロメテウスがネオマキシマ砲を撃つときのチャージの隙を狙うことであったがまさかいきなり使うとは思わずに驚き不審に思うが深く考えている時間はない

↓2
1、デキサスビーム×2
2、通常火力一斉砲撃
3、デラック砲(マキシマ砲も可)

アートデッセイ達のHP◆◆
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 13:01:56.66 ID:sKAqE32K0
フミィ
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 16:22:04.89 ID:p/8ms2ZNO
810 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 21:38:07.90 ID:4pvR/Ie+0
アートデッセイ「デラック砲発射!」

十メートルも離れていない至近距離で多少の反動を覚悟でデラック砲を発射する

アートデッセイ(でもチャージ中でこの距離なら)

プロメテウスは向かってくるビームに対し手に突き出すとその前方にレンズのような透明な物体が出現、ビームはその中へ吸収すると一拍おいてアートデッセイに向けて放出される

アートデッセイ「!?」

ドォオオン

直撃直前で瑞鶴がアートデッセイの腕を引っ張り移動させる
811 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 22:01:26.95 ID:4pvR/Ie+0
瑞鶴「大丈夫!」

アートデッセイ「ちょっと…大丈夫じゃない…ッスね」

移動によって体へのダメージは大したことないが、艤装の右側が半壊していた

プロメテウス「これでわかりましたか? 何をしようと無駄なんですよ、戦闘データが完全なら相手が何者であっても決して負けること決してない」

アートデッセイ「くっ」

ドォン

ガッツハイパーガンを構えようとするがその前にガッツハイパーガンを撃ち飛ばされる
812 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 22:24:44.79 ID:4pvR/Ie+0
プロメテウス「でも、もう少し楽しめると思っていたんですがね、先輩といえば聞こえはいいですが所詮は旧式ということですかね」

アートデッセイを支えていた瑞鶴がプロメテウスをにらむ

プロメテウス「そういえば貴女、全く攻撃しないんですね」

その言葉に瑞鶴は弦の切れた弓を握りしめる

プロメテウス「出撃前の威勢はどうしたんですか?」

瑞鶴「こっのぉ!」

プロメテウスの挑発に素手で殴りかかるが簡単に腕をつかまれる
813 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 22:53:21.94 ID:4pvR/Ie+0
プロメテウス「空母も少しは期待してたんですが…少し傷つくだけで自分の身すら守れない脆弱な艦」

つかんでいるのとは逆の手で首をつかみ上げる

大和「瑞鶴さん!」

アートデッセイ達を助けるため大和、ビスマルク、大鳳が反転してこちらに向かっていた

プロメテウス「これ以上、期待できなさそうね」

瑞鶴「好き勝手いってんじゃ…ないわよ、絶対アンタの顔に一発ぶち込んでやるんだから」

ガシャン

顔にネオマキシマ砲の砲口を突き付けられ、瑞鶴は歯を噛みしめごくりと生唾を飲む
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 22:54:42.35 ID:1HmMC2uYO
エリアルベースはよ
815 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 23:20:46.19 ID:4pvR/Ie+0
アートデッセイ「瑞鶴さん!!」

プロメテウスはその砲口の向きを変え近づいてくる大和たちに向けチャージを開始する

瑞鶴「皆逃げて!」

プロメテウス「第一艦隊も含め十分射程範囲内ですよ」

アートデッセイ(マキシマで連れて離れる? この損傷じゃ三人も抱えられないし射程外まで逃げられる…攻撃するにもここからじゃ瑞鶴さんに)

↓2、どうする?
1、マキシマオーバードライブをフル稼働で二人を抱えて逃げる(大和、大鳳、ビスマルクの中から二人指定)
2、マキシマオーバードライブをフル稼働で三人を抱えて逃げる
3、三人とプロメテウスの間に入りマキシマ砲発射

アートデッセイ達のHP
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:25:03.96 ID:2C5cvWovO
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:25:12.77 ID:wNq1UMIxO
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:26:48.75 ID:H0IOXByFo
ゾロ目ktkr
これで勝つる
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:41:08.99 ID:Da5CyY9BO
やったぜ
820 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:03:54.81 ID:kZyoOSmy0
アートデッセイ「マキシマオーバードライブ起動」

バチバチ

艤装の損傷からかマキシマオーバードライブからいくつもショートする音が聞こえるがそれを気にする余裕もなく、加速し大和たちのほうへ向かう

アートデッセイ「伏せて!」

ネオマキシマ砲のチャージ音が時限爆弾のカウントダウンの様に鳴るなか大和たちの目の前まで来るとプロメテウスのほうを振り返りデラック砲を構える

プロメテウス「ネオマキシマ砲」
アートデッセイ「マキシマ砲」

「「発射」」
821 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:46:35.66 ID:kZyoOSmy0
仮設司令部

ザーーーーーーーーー

アートデッセイのマキシマ砲発射の声の後、画面が一瞬白く埋め尽くされたあと映像は途切れてしまう

上官「艦隊はどうなった!」

「通信応答ありません」

翔鶴「そんな…」

上官「なんてことだ…なんてことだ!」
822 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:58:52.40 ID:kZyoOSmy0
戦闘終了

アートデッセイ、生死不明
大和、生死不明
ビスマルク、生死不明
大鳳、生死不明
瑞鶴、生死不明

プロメテウス、小破未満?

敗北E?
823 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:59:29.55 ID:kZyoOSmy0
海上、ミッドウェー島周辺海域

無線<変わった様子はあるか?>

「いえ何もないわ、さっきの地響きはなんだったのかしらね」

無線<わからん、とりあえず何もなければ戻ってこい>

「わかっ…ちょっと待って」

無線<どうした?>

「あれは…艦娘?」
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:01:10.46 ID:0oFN/vMlO
これはどうなったんだろう
825 :毎度轟沈判定安価をぶち壊すゾロ目 ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/26(月) 02:01:56.80 ID:kZyoOSmy0
今日はここまで
ちゃうねん、別にぞろ目無視ったわけじゃないねん
>>823がゾロ目によって追加されたところです

ここはティガ&ダイナで言えばクリオモス島だから…勝敗はすでに決まっているbyキサラギ博士
でも、ゾロ目でこの後のプロットを大分変更中です
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:10:27.15 ID:bIWVr8XNO

どうやらどう転んでも負け確イベントだったみたいだけどゾロ目が出なかった場合轟沈も確定だったのだろうか
それとも正解選択肢を選びまくってエリアルベースの援護がくるまで耐え続けるのが正規ルートでの轟沈回避方法だったのだろうか
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:34:19.66 ID:V2lJuUPh0
乙、最後のは深海生還で鹵獲されたっぽい?
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:57:19.12 ID:47V2FvSFO
他所の提督と艦娘じゃね多分
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 06:56:38.24 ID:s7ElG/LFo
乙です
830 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/26(月) 13:44:52.98 ID:kZyoOSmy0
次回予告アツクナレタイヨウ

再び姿を現したプロメテウス

それを軍は総力をもって迎え撃つ

そしてプロメテウスの真の姿を見せる

次回、ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
第二章「エリアルベース敗北」
ーーーーーーーーーーーーーーー
今日の夜も投稿します
ちなみに予告とサブタイトルは列伝のオマージュですが四章構成ではなく三章構成のつもりです

>>826、基本轟沈確定はないです轟沈しやすい話はあってもあくまで安価のルート次第では助かるルートがあるようにしています
今回で言えばネオマキシマ砲発射までにHPが残っていれば…の予定でした
831 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 23:32:38.31 ID:kZyoOSmy0
瑞鶴(眩しい…もう朝?)

目を覚ました瑞鶴は日差しから逃れるように毛布の中に潜る

瑞鶴(えぇっと今日の予定は…)

ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「少し傷つくだけで自分の身すら守れない脆弱な艦」
ーーーーーーーーーーーーーーー

頭が働き始めた所で、ミッドウェーでのことを思い出し飛び起きる

瑞鶴「ぅ…」

起き上がったところで体に痛みが走り顔をしかめる

瑞鶴「ここは医務室よね」
832 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 23:43:48.76 ID:kZyoOSmy0
周囲を見渡すが着替えがおいてあるだけで他に誰もおらず、瑞鶴は急いで着替えると外にでた

瑞鶴(防衛鎮守府みたいね)

廊下を歩いていくと食堂が見え、誰かに状況を確認しようと中に入る

瑞鶴「誰もいない…」

食堂に誰もいないなど言うことは何処の鎮守府でも滅多にない

瑞鶴(そういえば、廊下でも誰の声も聞こえなかった…)

瑞鶴「誰かいませんかー、誰かいませんかー!」

二回大きく叫ぶが誰の返事も聞こえない
833 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 23:52:00.46 ID:kZyoOSmy0
男提督「司令室にいる数人以外出払ってるぞ」

瑞鶴「きゃ!」

誰からの返事も聞こえず若干不安になっていたところに後ろからいきなり声をかけられ思わず声を上げる

瑞鶴「男提督さんか、驚かせないでよ」

男提督はごめんごめんと悪びれる様子もなく謝る

瑞鶴「それより、皆は? プロメテウスはどうなったの!?」

男提督「落ち着け、それはこっちが聞きたいぐらいなんだが…まぁいい説明してやる」

男提督によると、プロメテウスとアートデッセイが主砲を撃ちあって映像と通信が途切れてから10分後エリアルベースの艦載機がミッドウェー島沖まで到着、瑞鶴を発見
その後、瑞鶴を救出するためエリアルベースが単艦で出撃、周辺を多少捜索したが誰も見つからず仕方がなく帰還、すでにプロメテウスと戦ってから丸1日たっているそうだ
834 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/27(火) 00:19:40.72 ID:WKuurfFB0
瑞鶴「捜索はどうなってるの!」

男提督「捜索はこれ以上しないそうだ」

瑞鶴「なんで!」

男提督「プロメテウスの行方がつかめないから陸海空全軍総警戒態勢で艦娘はほぼ全艦海上だ」

思い返すと外からヘリの音などがずっと聞こえていた

男提督「わかったら本部に向かうぞ、お偉いさん方があの撃ち合いの後にどうなったのか聞きたいそうだ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
車中

瑞鶴「…なんでアンタが運転しないの?」

男提督「前の基地から逃げる時に免許証忘れたんだよ」
835 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/27(火) 01:27:08.59 ID:WKuurfFB0
本部、会議室

男提督「瑞鶴を連れてきました」

入ってくれという声がしたあと、瑞鶴だけが会議室内に入る

元帥「翔鶴型二番艦の瑞鶴だね」

瑞鶴「ハイ」

会議室にいる人物を見ると、提督、石室を筆頭に見知った顔のほか、普段なら瑞鶴は会わないであろう上官達が見えた

元帥「それでは、映像が途絶えた後について話してくれ」

瑞鶴「はい…」
836 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/27(火) 01:37:35.22 ID:WKuurfFB0
今日はここまで、次回も安価なしの説明パートですかね

男提督が防衛鎮守府にいる理由が移動手段がバス、電車などの交通機関しかないためです
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/27(火) 01:56:34.96 ID:NiybPVOCO

瑞鶴がエリアルベースに保護されたとなると>>823は瑞鶴を除く四人組かもしくはプロメテウスかって感じか
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/27(火) 06:57:01.16 ID:4ionVwtro
乙です
839 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 00:14:49.79 ID:n8ck2ePS0
ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「ネオマキシマ砲、発射」

プロメテウスにつかまれていた瑞鶴はアートデッセイ達がそのまま光の中に飲み込まれていくように見えたあと、辺りは目が明けていられないほどの光に包まれる

瑞鶴「きゃっ」

光が収まると同時にプロメテウスに手を離され海に落ちる

瑞鶴(皆は!)

瑞鶴はアートデッセイ達がいた方を見て絶句する

ザザザザザザザ

そこはまるで神話や何かのワンシーンの様に海が抉れ、そこに水が流れ込んでいた
840 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 00:49:35.23 ID:n8ck2ePS0
プロメテウス「通信が途切てしまったわね」

瑞鶴「…」

目の前に降りてくるプロメテウスに対して瑞鶴はにらみつけることしかできない

瑞鶴「…やるならやりなさいよ」

プロメテウス「戦いで楽しめない以上、無様に命乞いでもしてくれたほうがおもしろいんだけど」

瑞鶴「誰がっ!」

プロメテウス「私が手を下さなくても今の貴女なら深海棲艦にすら手も足も出せないでしょうけどね」

瑞鶴はミッドウェー島の方からこちらに向かってきている深海棲艦を確認するが、プロメテウスは真逆の方向を見ていた
841 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 01:03:21.95 ID:n8ck2ePS0
プロメテウス(…XIGファイターSSが三機)

プロメテウス「五日後の正午、都市正面海域より攻撃を開始するわ、何処に逃げようとも抵抗をやめても無駄、運よく生き残れたらそう伝えて」

そういうとゆっくりと上昇しどこかへ飛び去った
ーーーーーーーーーーーーーーー
瑞鶴「そのあと深海棲艦に襲われて気絶を」

元帥「そのあとのことについては石室司令より聞いている」

元帥「五日後の正午か」

△提督「既に一日経過していますので四日後の正午ですね」

元帥「陸空の上層部に連絡してくれ」
842 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 01:10:13.67 ID:n8ck2ePS0
元帥「報告ご苦労、戻ってくれ」

瑞鶴は頭を下げると会議室を出る

瑞鶴「はぁ…」

↓2、瑞鶴はどうする?
1、会議室のそばで待つ
2、本部内部を回る
3、本部の外に出る
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 01:31:08.55 ID:XGhMGhFao
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 01:31:29.45 ID:KoeyqnueO
845 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 20:52:52.28 ID:weP/iSUw0
男提督「おっ」

会議室横の休憩所に出ると、男提督が飲み物を買おうとしていた

男提督「…奢らないぞ」

それを無視して休憩所の椅子に腰を下ろす

男提督「ボケにはツッコもうぜ」

瑞鶴はその言葉にも反応せずに暫し沈黙が流れる

男提督「四日後に来るんだってな」

瑞鶴「…聞いてたのね」

男提督「一応な、本部の連中はかなりビビってるみたいだぜ」
846 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 21:11:30.13 ID:weP/iSUw0
男提督「まぁビビってるのは本部の連中だけじゃないみたいだがな」

瑞鶴「ビビってなんか!」

男提督「そうかい、じゃあ何もできなかった後悔か? それとも仲間を失った悲しみか?」

どっちでも良いがというように買った飲み物に口を付ける

男提督「恐怖をするなってのは無理な話かもしれない、そもそも恐怖は自分でどうこうできるものじゃないしな」

男提督「どれにしても今は四日後の戦いに頭を切り替えるべきじゃないか、戦わずに見てるつもりならそれでもいいが」

瑞鶴「勝手なこと言わないでよ…自分が戦うわけでもない癖に、勝手なこと言わないでよ!」

瑞鶴は胸倉をつかむ勢いで立ち上がり詰め寄る
847 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 21:22:16.47 ID:weP/iSUw0
ガチャ

会議が終わったらしく会議室から提督達が出てきた

提督「瑞鶴、それに男提督も」

瑞鶴「提督さん」

部屋から出てきた提督は瑞鶴たちに気づいて休憩所に入る

男提督「それじゃ」

男提督は瑞鶴の肩を叩くと休憩所から出る

提督「どうした?」

瑞鶴「なんでもない」
848 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 21:24:56.41 ID:weP/iSUw0
提督は自動販売機で飲み物を二つ買うと一つを瑞鶴に渡す

瑞鶴「ありがと」

提督「瑞鶴、どうする戻るか?」

↓1、瑞鶴たちはどうする?
1、防衛鎮守府に戻る
2、まだ戻らない
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/30(金) 22:30:31.16 ID:h2ELcHL9O
850 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/10/02(日) 23:29:30.09 ID:Q1L1e2Tf0
スイマセン、全然筆が進まないのと学校が始まるので今週はかけないかも(書くとしたら水曜日か金曜日)
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 21:19:48.38 ID:jdykVpju0
待ってます
852 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/10/22(土) 21:54:54.04 ID:Fs3ZaWbK0
明日はリアル秋刀魚祭りに行ってきますので書けませんがやっと余裕ができてきたので再開する予定です(明日の疲労が酷くなければ月曜日、酷ければ水曜日)
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 19:20:37.25 ID:Z0xCcDRgO
待ってる
854 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/10/26(水) 21:48:12.01 ID:ufvRl+iX0
瑞鶴「…」

提督「瑞鶴」

瑞鶴「ごめん聞いてなかった、何?」

提督「起きてから何も食べてないだろう、食べて戻らないか?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
食堂

提督「食事時じゃないからすいてるな」

瑞鶴「日替わり定食一つください」

「私も一つください」

瑞鶴が注文をした横で同じものを注文する人の声が聞こえる
855 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/10/26(水) 21:50:26.83 ID:ufvRl+iX0
「ごめんなさい、今ので丁度売り切れなんです」

「そうですか…それじゃあ別の…」

提督達が横を見ると注文の主は金剛とはまた違う和服風の服装の艦娘であった

提督「たしか扶桑型の…」

扶桑「姉の扶桑のほうです」

提督「以前写真で見ただけだったので」

扶桑「別にかまいませんよ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
提督「ここの食堂の料理すごくおいしくなりましたよね」

扶桑「そうですね、ある提督が食事が艦娘に与える影響をしらべてからかなり変わりましたね」
856 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/10/26(水) 22:23:48.08 ID:ufvRl+iX0
扶桑「瑞鶴さんは口に合わなかったかしら?」

瑞鶴「そんな、美味しいですよ」

扶桑「無理をしなくてもいいですよ、今回は色々大変でしたでしょうから一度ゆっくり休んでください」

瑞鶴「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
扶桑「それじゃあ失礼しますね」

提督「元帥さんによろしく伝えておいてください」

扶桑「はい、それと瑞鶴さん、悩みがあったら相談に乗りますよ」

扶桑「仲間には逆に話しづらいこともあったりしますから、頼りないかもしれませんが艦娘の先輩として力になりますよ」

瑞鶴「頼りないなんてそんな、ありがとうございます」
857 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/10/26(水) 22:25:04.54 ID:ufvRl+iX0
防衛鎮守府、司令室

陸奥「四日後の正午、都市正面海域において私たちと提督の艦娘の連合艦隊を展開しプロメテウスを迎え撃つことになったわ」

蒼龍「あの本部の艦娘や、他鎮守府の増援はないんですか?」

陸奥「本部の艦娘は数隻でるらしいけど、他の鎮守府からの増援はないわ、そのかわりに陸軍と空軍からの増援が出るわ」

陸奥「ただこれも敵に上陸された場合を想定してのことだから敵が宣言通り正面から来た場合は私たちだけで相手にすることになるわね」

↓2、どこの様子を見る?(瑞鶴以外)
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/26(水) 22:57:31.91 ID:/rU1d8r9O
石室提督
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 07:09:42.25 ID:sd0EUEGFO
ゾロ目で生きてるみたいだしアートデッセイ
無理ならわるさめで
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 00:27:19.03 ID:k1c2hbBa0
>>1はまだか!
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/11/19(土) 17:04:53.53 ID:zb51EQjN0
保守
862 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/11/26(土) 13:05:07.70 ID:9Y6J0vmh0
生存報告、一ヵ月近く開いてしまい申し訳ありません
少し前に書ける時間があったのですが、どうせなら艦これの映画を見てから続きを書こうと

というわけで見てきました。まぁ叩かれるんだろうなぁというのが一番の感想でしたね
個人的にはアニメの時点でここまで作る気でいたとしたらもう少しやりようがあったかなと思いました、後から決定したとしたらむしろよくあそこまで踏み込んだなと思ってます
色々書くとネタバレになりそうなんで続きを投稿しつつ少しずつ触れていきます
ここまででいえるのは天龍かっけぇ!
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 22:15:42.82 ID:yzTLk6aL0
期待
864 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/12/31(土) 19:45:14.65 ID:VB/vplcU0
防衛鎮守府 医務室

町に流れている避難勧告の放送が防衛鎮守府まで聞こえてくる

ガチャと音を立てて扉が開くと陸奥が入ってくる

陸奥「あら、どうしてこんなところに?」

クラーコフの様子を見に来た陸奥は中にいたわるさめを見て少し驚いたように尋ねる

わるさめ「外部ノ人ガ来テイルカラ、ココ二居テト」

鎮守府内とその周辺には増援の準備のために陸空軍の関係者が動いていた
陸奥はそれを聞いて、納得するとクラーコフの容態を確認する
865 :明けましておめでとうございます ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/01(日) 11:12:25.32 ID:n5zXe+xz0
わるさめ「アノ…」

陸奥「何?」

わるさめ「作戦中、私ハドウシテイタラ?」

陸奥「そうね…この娘とあきつ丸と一緒に避難所のほうへいってもらうことになるかしら」

そういいながら陸奥はクラーコフの移動の手筈を医師に伝える

わるさめ「提督サン達モ作戦二参加スルンデスカ?」

陸奥「どうして、そんなことを気にするのかしら」

わるさめ「ソレハ…」

陸奥「誰がとまでは言えないけど、参加するわね…心配?」
866 :明けましておめでとうございます ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/01(日) 13:22:48.39 ID:n5zXe+xz0
その問いに、わるさめは無言で頷く

陸奥「心配しなくていいわ、私たちは勝つわ」

わるさめ「…勝テルンデスカ、アートデッセイサン達ガ手モ足モ出ナカッタンデスヨ」

わるさめ「ソレニ向コウハコッチノ事ヲ知ッテルケド、コッチハアノ戦イノ映像程度シカ知ラナイ」

陸奥「厳しい戦いになるでしょうね、でも確かに情報は大事だけど、今までだって敵については知らないことのほうが多かったわ」

話しながら医師から書類を受け取ると医務室から出ていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
瑞鶴と提督は防衛鎮守府に戻る車内にいた

鎮守府近くの地域はすでに避難が完了しているらしく、道路には戦車をはじめ多連装ロケットなど多くの兵器が置かれている
867 :明けましておめでとうございます ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/01(日) 15:08:45.13 ID:n5zXe+xz0
防衛鎮守府

到着したころには既に日が沈んでおり、戻った提督達は各自の部屋に戻っていた

室内に入るとベッドに横になる同室の翔鶴は居なかったが、瑞鶴にとってはありがたかった

瑞鶴「四日後…」

瑞鶴(絶対に倒してやるんだ)

そのまま瑞鶴は深い眠りの海に沈んでいった

直下、誰の様子を見る(夜)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 15:10:43.98 ID:vm3xwi1xO
朝潮
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 20:28:57.93 ID:VM+6Lxx70
あけおめ
870 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/02(月) 01:19:39.21 ID:jg70hNxI0
朝潮「お願いします」

臨時の執務室において朝潮は提督に対して頭を下げる

朝潮「司令官、アートデッセイさんたちが轟沈したとは思えないんです、皆の捜索に行かせてください」

提督「残念だがこれは私の一存では決められない、仮に決められたとしてもミッドウェーは遠すぎるし危険すぎる」

朝潮「ですが」

提督「朝潮!」

朝潮「っ…」

提督「気持ちはわかるが捜索は無理だ、分かってくれ」

朝潮「…失礼しました」
871 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/02(月) 01:21:50.81 ID:jg70hNxI0
臨時の執務室から出ると部屋の前に曙が立っていた

曙「全く、ミッドウェーまで捜索に行きたいなんて許可が下りるわけないでしょ」

朝潮「でも、なんか皆生きているような気がして…」

時雨「曙もあきらめろって言ってるわけじゃないよ」

朝潮「時雨」

時雨「じゃなきゃ、石室司令に頼み込みになんていかないよ」

曙「ちょっと時雨!」

曙「通常の艦隊じゃあの海域まで行くのも厳しいわ、行けたとしても数日がかりで捜索なんて出来る状態じゃないでしょ、だからエリアルベースの協力を得られないかと思ってね」
872 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/02(月) 01:27:44.37 ID:jg70hNxI0
朝潮「どうだったんですか」

曙はため息をついて首を横に振った

時雨「でも、エリアルベース本人が協力するっていうことなら止めはしないって」

朝潮「じゃあ、すぐに協力をお願いしに」

時雨「そのつもりなんだけど、部屋にもいないしどこにも見当たらないんだよ」

曙「それにもうすぐ消灯時間になるから、私たちは明日の朝すぐに部屋に向かうつもりだけどあんたはどうする」

朝潮「私も行きます」

↓2、朝(作戦まで残り三日)どこを見てみる
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日はここまで、映画のネタバレをそろそろ言っていいものかと悩む今日この頃、安価じゃなくて100レスぐらいで艦これ映画と特撮のクロスとかも色々妄想しちゃってましたレギオンとかね
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 01:33:28.38 ID:FIRolLt0O
間宮
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 01:33:34.82 ID:v4hJaO/jO
エリアルベース
875 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:30:28.06 ID:X3S3XSuD0
瑞鶴(ここは…)

上も下もわからないような真っ暗な空間が広がっていた

少しすると辺りにクラゲがふわふわと浮かんでいるのが見えた、その途端に上に上がっていく感覚が押し寄せる

瑞鶴(何?)

気付くと海上に立っており、体も動かせるが前にも後ろにも進ことができない

瑞鶴(皆?)

振り向くと、翔鶴・加賀をはじめとする鎮守府の面々が海上を進んでいた、瑞鶴は皆が進む先を見ると一つの人影が見える

瑞鶴(プロメテウス!!)

プロメテウスは瑞鶴と目が合うと口元を歪めながら砲口を翔鶴たちに向ける
876 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:35:22.02 ID:X3S3XSuD0
瑞鶴(皆、逃げて!)

叫ぼうとしても声は出ず、動くこともできない

瑞鶴(赤城さん!加賀さん!)

そのまま、プロメテウスはネオマキシマ砲を発射し光が皆を飲み込んでいく

瑞鶴(翔鶴姉!!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
光に飲み込まれ、皆の体が粒子状に崩壊したところで飛び起きる

瑞鶴「ハァ…ハァ…夢か」

隣のベッドには翔鶴がまだ寝ており、時間を確認すると4時半過ぎであった
877 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:40:42.67 ID:X3S3XSuD0
瑞鶴「気持ち悪い…」

結構な寝汗をかいていてかなりの不快感があった

瑞鶴(そういえば昨日、そのまま寝ちゃったんだ)

とりあえず汗を流すため、なるべく音を立てないように着替えをもって浴場へと向かう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
工廠

「…ちゃん、エリアルベースちゃーん」

エリアルベース「はい!」

工廠の作業机に突っ伏す形で寝ていたエリアルベースは飛び起きる
878 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:53:01.94 ID:X3S3XSuD0
明石「おはようございます」

エリアルベース「おはようございます、ごめんなさい、いつの間にか寝ちゃって」

明石「別に謝ることないですけど、どうです、調子は?」

エリアルベース「艤装のほうの改造はどうにかなりそうですが、艦載機の改修がどうも」

机の上には解体してあるファイターSS、SGがあった

明石「やっぱり3、4日じゃ…」

エリアルベース「わかってます…でも、そうでもしないと…」

明石「そうですね、とりあずやれるだけやってみますか、私たちも手伝いますよ」

エリアルベース「ありがとうごさいます」
879 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 00:00:59.24 ID:cbiNsTAF0
エリアルベース「基本はこの設計図の…」

明石「その前に一度、お風呂に入ってきたら?」

エリアルベース「え?」

明石は自信のほっぺを指さして示し、それに従い手の甲で拭うとオイルで汚れていた

明石「夕張も呼んで、設計図を確認するにも時間がかかるからその間に入って来なよ」

エリアルベース「そうさせてもらいますね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入渠ドック

脱衣所に入ると服の入った籠があったため誰かが入っていることがわかる

エリアルベース(こんな時間に珍しいですね)
880 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 00:18:30.83 ID:cbiNsTAF0
エリアルベース「失礼します」

瑞鶴「貴女は」

エリアルベース「エリアルベースです、瑞鶴さんであってますよね?」

髪型で判断しているというわけではない(一部姉妹艦は本当に顔も声もそっくりな艦はいる)がさすがにほとんど話したこともない同士では確認せざるおえない

エリアルベース「こんな時間にどうしたんですか?」

瑞鶴「寝汗が酷くてね、貴女こそその顔どうしたの?」

エリアルベース「昨日、工廠で艦載機と艤装の改造を行ってたんですけどそのまま寝ちゃいまして」

↓2、瑞鶴は何を話す
1、改造について
2、プロメテウスについて
3、自分を救出した時のことについて
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 00:19:59.18 ID:8qMS+SmyO
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 00:20:05.53 ID:3zEmhqL0O
3
883 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 01:52:38.91 ID:cbiNsTAF0
瑞鶴「貴女が私を助けてくれたのよね、ありがとう」

エリアルベース「お礼なんていいですよ」

瑞鶴「その時なんだけど…誰か他にいなかったの」

エリアルベース「すいません、ついた時に周囲100キロ四方は艦載機で調べましたが瑞鶴さん以外はだれも」

瑞鶴「もう少し、捜索してればもしかしたら」

エリアルベース「…」

瑞鶴「ごめん、こんなこと言っても仕方がないのに」

エリアルベース「そんなことは、もっと早く駆けつけてアートデッセイさんと連携してれば違った結果になっていたかも」

アートデッセイのマキシマ砲ほどわかりやすい火力はないがエリアルベースも規格外の性能を誇る
884 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 02:00:03.62 ID:cbiNsTAF0
主砲の火力、速度、装甲はアートデッセイに劣っているが、通常の艦娘よりは高い性能であり、艦載機運用能力、燃費などではアートデッセイよりも上である

瑞鶴「確かにね」

エリアルベース「すいません」

瑞鶴「いや、責めてるわけじゃないのよ、そもそも裏切りなんて想定してなかったんだから」

瑞鶴「そうじゃなくて私みたいなただの空母じゃ相手にならないなぁって」

エリアルベース「そんなことは」

瑞鶴「別に気を使わなくていいわよ、あの戦いでも真っ先に戦闘不能になっちゃったし」

瑞鶴「いっそ戦艦とかに生まれてれば沈む瞬間まで戦えたのになー」

エリアルベース「瑞鶴さん!」

瑞鶴「ごめんごめん、愚痴っちゃって、お先に失礼するね」
885 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 02:03:20.03 ID:cbiNsTAF0
エリアルベース「瑞鶴さん、確かに自分に足らないものを自覚するのは大切ですが、無いものねだりとは違いますよ」

瑞鶴「…」

エリアルベース「今自分ができることをよく考えてみてください」

瑞鶴「そんなこと言われないくてもわかってるわよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
脱衣所

瑞鶴(でも、いったい私に何ができるっていうのよ)

↓2、昼(作戦まで残り三日)瑞鶴どうする
1、戻って寝る
2、何処かに行く(a:街、b:訓練場、c:食堂、d:工廠、e:医務室、f:本部)
3、誰かに会いに行く(次の中から、提督、男提督、扶桑、翔鶴、エリアルベース)

2はabcdefのみで、3なら名前のみで可

今日はここまでです、
ちなみに3日、2日、1日前の朝、昼、夜と当日の朝の計10回(多少スキップはするかも)の行動で決戦の時のメインキャラとその行動を決める予定(勝敗はあくまで戦闘パート)
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 02:07:58.56 ID:NU5jiQc0O
2e
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 02:08:13.08 ID:vUTp6Vj6O
3翔鶴
888 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/05(木) 19:24:21.44 ID:r31KYtwK0
翔鶴・瑞鶴の部屋

部屋に戻ると翔鶴も起床していた

翔鶴「瑞鶴どこいっていたの?」

瑞鶴「ごめん、ちょっとシャワーを浴びに」

食事に行くかと尋ねられたが、瑞鶴は食欲がないと断ると翔鶴も艤装の整備をはじめた

瑞鶴「別に翔鶴姉だけでも食べてきていいのに」

翔鶴「私もそこまでおなかがすいているわけじゃないから」

そのまま瑞鶴は艦載機を眺めながら黙る
889 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/05(木) 19:33:55.43 ID:r31KYtwK0
瑞鶴「翔鶴姉、迎撃作戦はどうなったの?」

翔鶴「石室司令の艦隊と有志の艦娘が参加することになっているわ、ただ今のところ参加することを決めているのは私と赤城さん、加賀さん、長門さん、金剛さん、比叡さん、春名さん、霧島さんの八隻だけみたいね」

翔鶴「他の皆も参加したがっていたけど、提督が認めなかったの」

瑞鶴「他の鎮守府からは? それに本部からも」

翔鶴「参加しないことを決定したらしいわ」

瑞鶴(そうよね、あんな化け物相手なんてしたくないわよね)

瑞鶴「翔鶴姉…、私、翔鶴姉に作戦参加してほしくない、沈んで、死んでほしくない」
890 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/05(木) 19:37:52.75 ID:r31KYtwK0
瑞鶴「ごめん、すごく勝手で失礼なこと言ってるのはわかってる」

翔鶴「そんなことは無いわ、私も同じよ…だから、瑞鶴や提督を守るために戦うの」

瑞鶴「…私に何ができるのかな」

翔鶴「わからないわ」

翔鶴は整備を終えて立ち上がると瑞鶴へと向くと作戦会議に行ってくると伝えて部屋から出て行った

↓3、昼(作戦まで残り三日)どこを見る
1、作戦会議
2、本部
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 19:40:27.06 ID:L9CYS9S/O
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 19:41:11.18 ID:53r057mRO
3加賀
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 19:41:17.03 ID:Qyknj+6aO
3朝潮
894 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:38:28.01 ID:J3hisaWw0
防衛鎮守府、廊下

朝潮は窓枠に腕を置きながら外を見ていた

大淀「どうしました?」

朝潮「大淀さん」

大淀「何かありましたか? 思いつめた感じでしたが」

朝潮「いえ…さっき」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エリアルベース「艦隊の捜索ですか…」

朝潮「お願いします」
895 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:41:39.58 ID:J3hisaWw0
エリアルベース「…すみません、お断りします」

朝潮「どうしてですか!」

エリアルベース「三日後の正午に迎撃戦を控えてますから」

曙「アンタなら行って帰っても半日かからないでしょ!」

エリアルベース「艤装は今、改装中なんです」

朝潮「一度中断することはできないんですか」

エリアルベース「そうすると迎撃戦までに改造が完了できなくなってしまうので」

朝潮「大規模改装でもなければそこまでの変化は、空母としての艦載機運用能力なんか特に」
896 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:50:28.16 ID:J3hisaWw0
エリアルベース「それはやってみなければわからないことですから、今は時間が惜しいんです、出て行ってもらえますか」

曙「ちょっと」

時雨「二人とも…、作戦のために動いていることはわかったよ、だったら作戦後だったら協力してもらえないかな」

エリアルベース「…わかりました」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝潮「ということがありまして」

大淀「なるほど…でも、そもそもエリアルベースさんは此処の所属ですし…」

朝潮「それはわかっています、すぐにでも捜索に行ってほしい気持ちはもちろんありますけど」

朝潮「深海棲艦との闘いが激化して行くにつれ、どうしても戦闘より、護衛や輸送、救助などの支援任務が多くなってきました」
897 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:56:46.88 ID:J3hisaWw0
朝潮「でも、深海棲艦以外の敵が出始めて、その支援すらできないことが悔しいんです」

大淀「現状たしかに、アートデッセイさんやエリアルベースさんに頼りになっているところはありますし、皆、歯痒い思いをしてます」

大淀「ですが、そのままでいるつもりなんで誰もいませんよ、だから、女提督さんのやったこともそうですし」

もちろん、やりかたは認められませんがと付け加えながら続ける

大淀「明石さんや夕張さんも工廠でアートデッセイさんたちの艤装の技術を応用できないか研究してるんです」

大淀「誰もがすぐにそういった具体的な行動がとれるわけではありませんが、今は日々の訓練をして備えとくことが大切なんじゃないでしょうか」

朝潮「そう…ですね、はい、そうします」

失礼しましたと頭を下げると朝潮は訓練場へと向かっていった

↓3、夜(作戦まで残り三日)どこを見る
1、本部
2、工廠
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 01:09:47.84 ID:Z1Hs0fp6O
3赤城
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 01:10:02.78 ID:+UtwdXr3O
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 01:10:10.43 ID:Pqq6HGb+O
3秋月
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 22:35:57.98 ID:JE+CVDPD0
待ってる
902 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2017/02/18(土) 00:02:43.86 ID:vKAf56px0
お待たせしました、長かった試験も終わったので再開していきたいと思います
とりあえず明日、遅くととも明後日には投稿します
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 14:19:18.84 ID:Z84rGFMTo
まだか…
904 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2017/03/06(月) 00:06:58.48 ID:8+4h2t/w0
私生活がだいぶごたごたして結局全然書けずにすいませんでした

短いですが少しだけ
905 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/03/06(月) 00:07:44.99 ID:8+4h2t/w0
防衛鎮守府、廊下

雷「あっ、翔鶴さん」

翔鶴「あら、秋月さんに第六駆逐隊の皆さん」

電「こんばんはなのです」

翔鶴「こんばんは、そろってどうしたの?」

暁「今まで鎮守府正面海域の警戒任務だったのよ」

翔鶴「そうだったの、お疲れ様」

秋月「あの翔鶴さん、瑞鶴さんの様子は」
906 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/03/06(月) 00:09:07.45 ID:8+4h2t/w0
翔鶴「かなり参ってはいますね」

響「あんなことがあった後だ、無理もないさ」

秋月「秋月にできることがあったら何でも言ってください」

雷「雷も協力するわ!」

翔鶴「ありがとう…もしもの時は瑞鶴を支えてあげてくださいね」

秋月「翔鶴さん!?」

暁「弱気になっちゃだめよ!」

翔鶴「…わかってますよ」

響「…」
907 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/03/06(月) 00:15:41.97 ID:8+4h2t/w0
書き始めでも書いた通り、私生活でごたごたして書ける精神状況になかったのですが落ち着いて余裕ができたので再開します
今週は考える時間はありますが投稿できる時間がなさそうなので一度にある程度安価を取ってしまおうと思います。(恐らく投稿はよっぽどいっぱいアイデアが出ない限り来週の月曜の予定です)

↓1、朝(作戦まで残り2日)どこを見る
↓3、昼(作戦まで残り2日)どこを見る
↓5、夜(作戦まで残り2日)どこを見る
1、本部
2、工廠
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 00:39:49.62 ID:nNF8LrUG0
1
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 09:56:06.74 ID:WfrMkls1O
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 09:56:18.10 ID:B+ZCuF0UO
2
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 10:06:12.34 ID:7RvJjqo6O
3瑞鶴
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 10:06:38.56 ID:FEHf/pOJo
3春雨
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/03(月) 22:23:52.96 ID:LX6gBlB/O
待ち
914 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 11:14:58.16 ID:5+LzuR5W0
朝、本部・資料室

男提督は先のプロメテウスとの闘いの映像を繰り返し再生し確認していた

男提督「…」

阿武隈「ホントすごいですね」

男提督「うわっ!? なんだ阿武隈か、ビックリさせるなよ」

いきなり後ろから声をかけられ驚きながら振り返る

男提督「なんでここにいるの?」

阿武隈「なんでここにいるのじゃないですよ! 行き場所も言わずにフラフラと!!」

男提督「あーごめんごめん」
915 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 11:44:55.24 ID:5+LzuR5W0
阿武隈「おかげで、あたしやイムヤで書類の整理やることになったんですから」

男提督「まぁほら、俺より二人のほうが得意だろ」

阿武隈「わかってるならしっかりしてください!!」

男提督「はいはい」

阿武隈「全く…」

阿武隈「作戦、参加するんですか?」

男提督「したいの?」

阿武隈「それは…」
916 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 12:25:12.65 ID:lEIW68ve0
男提督「しなさ、うちに空母や戦艦はいないし、飛べるんじゃ魚雷も当たらないだろうからな」

阿武隈「そう…ですね」

男提督「そうだ、これ戻しといて」

男提督が指さした方向には多くの資料が山積みになっていた

阿武隈「なんでそんなに出しているんですか」

男提督「プロメテウスと戦った艦娘のデータをね」

阿武隈「データだけであんなに正確に戦えるんでしょうか」

男提督「さぁね、どっかの馬鹿が訓練の効率化をはかるためにかなり能力の詳細を書くようになったらしいからな」
917 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 13:00:55.13 ID:lEIW68ve0
男提督「まぁ、スパイなんてまず考える必要もなかったし、しょうがないだろうけど」

阿武隈「そうするとやっぱり今度の戦いも厳しいってことですよね、私達も協力したほうがいいんじゃないんですか」

男提督「そこまで厳しいのかね」

阿武隈「え?」

男提督「確かに、確かにあの攻撃翌力は脅威だしあの回避力も厄介だけども逆に言えば避けなければならないってことだ」

阿武隈「あてれば倒せる、ってことですか」

男提督「いやぁ、プロメテウスのデータ見る限り一発二発じゃ無理だろうね、かといって」

阿武隈「そんな何発もあてられるのか…」
918 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 13:29:59.45 ID:lEIW68ve0
男提督(まぁ、そんなこと石室司令もわかってると思うけど…)

扶桑「ここにいましたか」

男提督「扶桑さん、何か用事ですか?」

扶桑「元帥が話があるそうです」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府・工廠

明石「雨が降り始めてきた」

夕張「作戦中に雨がふらないといいけど」

エリアル・ベース「一応予報では曇りですけど」
919 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 16:25:26.59 ID:wYZdwcj/0
明石「今度の戦いは空母と戦艦が主体だから天候が崩れると困りますね」

エリアル・ベース「それじゃあ、演習に行っている間、艦載機の改修の続きお願いします」

明石「任せてください!」

夕張「改修を手伝ってわかったけど、ここの艤装って一つ一つ色々な改造がされてるわよね」

エリアル・ベース「日々の訓練も大切ですが、威力そのものはどうしても艤装だよりになりますから」

エリアル・ベース「実験的なものも多いですけど…」

明石「これカタパルトですか」
920 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 17:16:09.72 ID:34eJWEED0
エリアル・ベース「空母用のカタパルトの試作品らしいです、飛龍さん達が試したらしいですけどイマイチだったらしいです」

夕張「へー」

明石「夕張さん」

何かを思いついたようにカタパルトを手に取っていた夕張に呼びかけ、目があうと夕張も明石の意図がわかったのか頷く

明石「…あの、幾つか私達が使ってもいいですか?」

エリアル・ベース「私に権限があるわけじゃないのでどうとも…」

夕張「誰に聞けばいいの?」

エリアル・ベース「一応、二航戦のお二人の所有になっているので飛龍さんと蒼龍さんとあと石室司令に許可をもらう必要があると思います」
921 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 17:59:30.74 ID:dOOgxREX0
明石「それじゃ、許可もらいにいってきますか、夕張はその間に改修の続きお願い」

夕張「任せてといて」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府、倉庫

春雨「んっと」

春雨は艦載機を港に近い倉庫に移す作業の手伝いをしていた

飛龍「それで最後?」

春雨「たぶん…」

五月雨「まだ、一つありまっ!!」

遅れて荷物を運んでいた五月雨は段差に躓き持っていた荷物を飛ばしながら倒れこむ
922 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 18:57:50.28 ID:dOOgxREX0
春雨「いたた、大丈夫?」

五月雨が倒れる前に春雨が受け止めたが、受け止めきれずに春雨がしりもちをつく形となった

五月雨「ありがとう、大丈夫…あっ、荷物は!?」

蒼龍「こっちもセーフだよ」

見ると蒼龍が荷物をキャッチしていた
ーーーーーーーーーーーーーーー
春雨「…はい、600機、全部ありますね」

飛龍「うん、ありがと」
923 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 20:01:53.18 ID:4lst5qwS0
五月雨「輸送は慣れてますから」

蒼龍「その割には危なっかしかったけどね」

五月雨「うっ…気を付けます」

春雨「それに何かをしている方が気がまぎれますから…」

飛龍「…、思いつめるなってのは無理な話かもしれないけど、それじゃ持たないわよ」

春雨「は、はい」

蒼龍「手伝ってくれたお礼は、明後日の作戦が終わったら何か奢ってあげるわ」

明石「すいませーん、蒼龍さんと飛龍さんいますかー」

蒼龍「明石さん、どうしたんですか?」

明石「二人にお願いしたいことが・・・」
924 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 20:46:10.95 ID:4lst5qwS0
作戦前日、朝

翔鶴・瑞鶴の部屋

演習へ出かける翔鶴は、部屋から出る際に瑞鶴に声をかけるが、瑞鶴は布団に入ったままで返事はない

ガチャ、バタン

瑞鶴「………はぁ」

↓2、瑞鶴はどうする
どこにもいかない
演習場
工廠
防衛鎮守府裏
防衛鎮守府外

※それぞれの場所でこの話でここまでに出てきたキャラが出てきます
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/21(金) 20:50:29.66 ID:Ab6NI6buO
ksk
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/21(金) 21:04:50.34 ID:wJLFz/uGO
どこにもいかない
927 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 23:36:57.47 ID:5+LzuR5W0
コンコン

瑞鶴「…」

秋月「入りますよ」

秋月が入ってきても起きずに寝たふりを続ける

秋月「瑞鶴さーん、起きてますか?」

瑞鶴「…」

秋月「起きてますよね」

瑞鶴「…」

秋月「起きるまで待ってますから」
928 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/21(金) 23:59:46.81 ID:5+LzuR5W0
瑞鶴「…」

秋月「…」

瑞鶴「…はぁ」

秋月「おはようございます」

瑞鶴「何の用?」

秋月「昨日からずっと部屋にこもりっきりで何も食べてないって翔鶴さんから聞いたので食事をもってきました」

瑞鶴「いらな<グー>…///」

秋月「どうぞ!」

瑞鶴「ありがと」
929 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2017/04/22(土) 00:06:41.52 ID:Ut1kmgkp0
今日はここまでで

このまま前日は瑞鶴の行動選択のみで進めていきます、この選択によって瑞鶴の参戦の状況が変わっていきます。(参戦しない場合もあります)
ちなみに朝、昼、晩で同じ場所でも違う人に会います。どこで誰に会うかはすでに全部決めてあるのでここから戦闘開始までは長く開くことはないはずです…たぶん
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 00:31:06.43 ID:OcKXPpI/o
乙です
931 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/27(木) 11:23:44.63 ID:a43Tfv3g0
瑞鶴「ねぇ秋月、今の私どう見える?」

秋月「どう見える…ですか?」

瑞鶴「アイツを、戦いを恐れているように見えるのか、仲間を失ったことで悲しんでいるように見えるのか」

瑞鶴「確かに恐くないわけじゃない、でも震えて戦えないかって言われるとそういうわけじゃないわ」

瑞鶴「でも、何か…気持ちが入らないのよ」

秋月「…」

瑞鶴「仮に私が作戦に参加しても結果は何も変わらない気がしちゃうの」

秋月「その感じ、分かるような気がします」
932 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/27(木) 12:23:13.25 ID:jjU4tvjO0
秋月「同じかわかりませんが私も以前似たような気持ちになっていたことがあります」

瑞鶴「そうなの?」

秋月「はい、着任してしばらくした後、瑞鶴さん翔鶴さんの護衛を任されていた時期があったじゃないですか、護衛を任されたのにお二人に中大破をさせてしまった」

瑞鶴「あぁ、でもあれは私達がまだ未熟だったからで、加賀さんにも散々言われたし」

瑞鶴「実際に交代した加賀さん達は作戦を成功させたわけだし」

秋月「あの時、二人のことを引きずって敵艦載機の撃墜がうまくいかなかったんですよ」

秋月「それでも赤城さん達はまるで関係ないかの様に敵の攻撃を避けて作戦を遂行しているのを見てその後、私の防空ってあってもなくても変わらないのかなって考えていたんですよ」

瑞鶴「そんなことないわよ、秋月の防空は頼りにしてるし」
933 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/04/27(木) 13:57:41.30 ID:Q4XgLqgo0
秋月「ありがとうございます、私が瑞鶴さんにいえるのも同じことです」

秋月「瑞鶴さんはこの艦隊の主力の一人です、居ても居なくても変わらないなんてことは絶対にないです、これはたぶん私だけじゃなくて司令や皆もそう思ってるはずです」

瑞鶴「提督さんはともかく加賀さんはどうだろう」

秋月「そんなことないですよ!」

瑞鶴「そうかな…」

秋月「瑞鶴さん…」

瑞鶴「ありがと、少し元気が出たわ、片付けは自分でやるから」

秋月「はい、失礼します」

↓2、瑞鶴はどうする
自室にいる
演習場
工廠
防衛鎮守府裏
防衛鎮守府外
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/27(木) 13:58:50.22 ID:Qqj5uvPto
演習場
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/27(木) 14:14:44.90 ID:W6vJa1kGO
工廠
936 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2017/05/24(水) 00:24:14.02 ID:/5zKzl2h0
春イベ終わりましたね。
オール甲クリア、新規の艦娘は無事手に入りました。
これから書き始めるので明日か明後日には投稿できると思います。
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 17:32:05.14 ID:3WaZGwyp0
はよ
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/03(月) 22:58:12.38 ID:PxmN7dAWO
次イベントが始まってまうで…
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 23:45:44.13 ID:vqvGofWcO
保守
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 19:40:45.92 ID:Kb0UFuR2O
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/13(金) 17:23:44.44 ID:sEfMG63ao
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 22:52:24.38 ID:/MIrrXjw0
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 20:32:42.20 ID:VWBayugw0
保守
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 11:47:39.51 ID:ayXO3wGnO
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/01(木) 13:06:46.40 ID:PAednAqSO
保守
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 22:13:29.48 ID:fk7srNZSo
私まーつーわー
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/13(日) 00:21:49.10 ID:/9RUi88A0
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