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【安価】赤城「間宮さん…天城姉さん)ギュッ 間宮「生きてますよ…」【艦これ×ティガ】
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511 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/07(日) 19:24:18.90 ID:7o/XUkAe0
大変お待たせしました明日のテストが終わったら書き始めます
明日には投稿できないと思いますが、水曜日までには投稿しようと思います
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/08(月) 15:48:03.16 ID:pxdj0/vo0
りょ
513 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 00:35:40.64 ID:gZObJGhZ0
アートデッセイはデラック砲を離れて行っている艦に向けるが青葉がその邪魔をする
青葉「待ってください、中にまだ生存者がいるかも!」
アートデッセイ「艦内にいる敵の数からみて中に隠れてる人がいるとは…」
先ほど甲板に上がった時に一瞬であるが透視装置で艦内を確認したが大量のディゴンで埋め尽くされていた
青葉「で、でも…」
無線(南提督)<安心してください、艦内にディゴン達以外に生きている者はいませんよ>
馬鹿にするようにアートデッセイたちに言い放つスヒューム
アートデッセイ「そこまで言うならお望み通り沈めてやるッスよ!!」
アートデッセイは水平線ギリギリにいる艦を撃つため地面から10メートルほど浮きデラック砲を向ける
キュイイイイイイイ
アートデッセイ「デラック砲発射!!」
514 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 01:06:34.18 ID:gZObJGhZ0
イイィィィィ…ィィ……ィ……
アートデッセイの発言とは裏腹にデラック砲は発射されない
アートデッセイ「どうしたんッスか!?」
自らの偽装を確認するが燃料弾薬もまだあるし故障もしていない
青葉「後ろ!!」
振り向くとレイキュバスがその大きな挟みを振り上げており、アートデッセイは回避するためにマキシマの出力を上げようとするが、デラック砲同様に反応せずアートデッセイはそのまま挟みで凍った海に叩きつけられる
青葉「大丈夫ですか!?」
すぐにアートデッセイに駆け寄る、アートデッセイはかなりのダメージは喰らっていたがまだ戦闘できないほどのものではなかった
アートデッセイ「ぅぐ…な…にが…」
515 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 01:12:40.75 ID:gZObJGhZ0
ラバウル沖、艦内
提督達は上に上がるための階段近くで隠れていた
ビスマルク「ねぇ提督、ユーたちは大丈夫かしら…」
提督(ラバウルには深海棲艦、艦内にはディゴン…となれば南提督が乗っているはずのあの艦にはスヒュームとレイキュバスがいると考えるべきか)
ラバウルとこの艦の状況を考えれば南提督の艦が何もないはずがない
提督(人工太陽はない、アートデッセイならレイキュバスに十分対抗できるだろう…問題はスヒュームだが…)
提督「今は信じて自分たちのこの状況を切り抜けることに専念しよう…大丈夫、アートデッセイもいるんだ」
ビスマルク「そうよね」
カツンカツン
階段を何者かが下りてくる音に二人は警戒を強める
提督・ビスマルク「加賀!」
516 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 01:19:04.88 ID:gZObJGhZ0
上から降りてきたのは提督達を探すために秋月と別れた加賀であった
加賀「よかった二人とも無事みたいね」
提督「秋月は?」
加賀「男提督のほうに向かわせたわ、上層は人型の謎の生物に占拠されています」
提督「下も同じ状態だ船員も全員殺されていた」
加賀「どうしますか? このままだと後数分でラバウルからの敵艦載機の攻撃を受けますが」
提督「そうだな…」
艦はまだ動いており、操舵室か機関室に行けば止めるなり方向を変えるなりはできる
提督(しかし、この人数ではその後の航行は不可能…だが海中にはディゴンが潜んでいるかわからない…)
↓2、提督はどうする
1、とりあえず男提督たちと合流
2、艦の進行方向を変えるために操舵室に
3、艦を止めるために機関室に
アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督達のHP◆◆◆◆
517 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/12(金) 01:23:11.85 ID:gZObJGhZ0
今日はここまでです
柔道も体操もさすがでしたねー…はい、オリンピックみてて遅れましたスイマセン
これからはパソコンで書いていくので書き方が少し変わったりミスがあるかもしれません、見づらくなってたりするところはどんどん指摘してください
次回は明日を予定してます(今度は嘘じゃないです)
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/12(金) 01:37:05.60 ID:0RKveEmKo
3
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/12(金) 15:05:20.51 ID:oVVIMoEd0
乙
520 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 18:11:57.05 ID:gZObJGhZ0
提督「この艦を止めるために機関室に向かう」
機関室は下層部後方にあるため先に進まなくてはならない
ビスマルク「二人とも下がってて」
建物内では艦載機は飛ばせない(正確には飛ばせるがすぐに墜落してしまう)のでディゴンの相手はビスマルクがするしかない
ーーーーーーーーーーーーーーーー
同艦内
提督達が機関室に向かってから数分後に秋月達も階段へとたどりついていた
秋月(司令達にも加賀さんにも会わなかったけど…まだ下にいるのかしら)
秋月「司令達がまだ下層部にいるとしたら機関室に向かっているはずです、向かいましょう」
男提督「……」
秋月の言葉に反応することなく男提督は首をさすりながら階段の下を見つめている
秋月「男提督?」
521 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 18:22:09.17 ID:gZObJGhZ0
男提督「…いや、下層部には向かわない」
秋月「何言っているんですか、早く合流しないと」
男提督「この艦を止めるなら提督たちだけで十分だ、それより船体上層に破損が見られない以上、敵が侵入したのは下層と考えられるそんなところに全員が下りるのは危険だ」
秋月は一瞬驚いた表情をすると、すぐに険しい表情に変わる
秋月「危険だから行きたくないと言っているんですか?」
なるべく落ち着いていったつもりであったが秋月の口調は明らかに強くなっていた
男提督の先ほどの発言は秋月には「危険なことは提督たちに任せてこのまま逃げてしまおう」と言っているようにしか聞こえなかった
男提督「そうじゃ…」
秋月「その命令は聞けません元々、後で合流することになっていますので行かせていただきます」
522 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 18:27:41.26 ID:PZwgeAfL0
男提督「おい!」
秋月「怖いのならここら辺に隠れていてください、あいつらは配管上などには上ってこれないようですし」
男提督は秋月を止めようとするが、聞く耳を持たずにそのまま階段を下りて行ってしまう
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上
レイキュバス「キィイィィィ」
倒れている、アートデッセイを叩き潰そうとレイキュバスが近づいて来る
青葉「立ってください」
肩を借りて立ち上がるが、走っているだけではすぐに追いつかれるためレイキュバスの注意をそらすようにガッツウイング2号に命令する
アートデッセイ(でも何が…)
距離をとっている間にもアートデッセイは自身の艤装を確認する燃料・マキシマの出力その他諸々のハード面には一切以上はなかった
523 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 18:31:32.56 ID:PZwgeAfL0
アートデッセイ(ならシステムエラーッスか?)
システムのほうを確認するとすぐに原因が判明する
アートデッセイ「なっ!? どういうことッスか!!」
青葉「どうしたんですか!?」
アートデッセイの艤装には外部からの強制命令が下されておりすべての機能を停止状態にされていた
アートデッセイ(そんなことがあるはずは…外部からの命令はダイブハンガー以外からはできないはずッスよ)
当然だが、ダイブハンガーは存在しないし、そもそもこの世界のコンピュータではアートデッセイの艤装に搭載されているコンピュータと性能に大きな差が存在するためアートデッセイ側からはともかく外からアートデッセイ内部につなぐことは難しい
無線(南提督)<途中で面白ものを拾いましてね>
アートデッセイのPDIに映像が送られてくる、そこにはウネウネとうごめくクラゲやイカのような触手が映し出されていた
524 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 18:34:18.73 ID:PZwgeAfL0
アートデッセイ「カニの次はイカッスか、海上じゃなくて食卓で会いたいッスね」
皮肉にしか聞こえないが半分本心である
青葉「アートデッセイさんこの触手に何か絡まってます」
巻き付かれていてほとんど見えないが腕と艤装の一部が触手から覗いていた
アートデッセイ「!?」
その艤装にはデザインの変更があったため見慣れてはいないがよく知っている文字が刻まれたマークが刻まれていた
アートデッセイ「TPC…クラーコフッスか」
スヒュームにとらえられていたのはネオフロンティア時代に移り強化再編されたTPC・GUTSの移動要塞として作られた正式名称クラーコフNF-3000であった
青葉「どういうことですか?」
アートデッセイ「これはッスね…」
525 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 18:40:36.66 ID:PZwgeAfL0
説明しようとしたところで背後から爆発音がして振り返ると、ガッツウイング2号が黒煙を上げて墜落していくところでだった
アートデッセイ「とにかく、海中にいるコイツをどうにかしないと私の艤装は使えないってことッスよ!」
レイキュバスを警戒しつつ早口で青葉に状況を伝える
青葉「でもどうやって」
アートデッセイ「…任せるしか無いッスね」
無線を極短距離のものに切り替え海中、氷の下にいるはずのU511だけに無線をつなげる
アートデッセイ「ユーちゃん、お願いします」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海中
通信を受けたU511はスヒュームが潜んでいるであろう海底を覗く、そこは分厚い氷に太陽が阻まれているのも相まって潜ったら浮上できないと錯覚するほど真っ暗であった
526 :
続きはバイト後に
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/12(金) 18:44:32.55 ID:PZwgeAfL0
心臓の鼓動が早まる、別にU-511は出撃や深海棲艦相手に怯えるほど弱くはない
しかし、自分に重要な役割が与えられることは少なく、ましてや今の様に仲間の命がかかったものは初めてだった
U511(ユーが…やるの?)
無線の向こうから青葉が無茶だと言っている声が聞こえた、ユー自身そう思う
U511(でも…やらなきゃ)
U511「ユー行きます」
無線(アートデッセイ)<お願いします>
海底に向けゆっくりと潜水を開始した
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上
青葉「潜水艦一隻で怪獣の相手なんて自殺行為ですよ!」
アートデッセイ「でもそれ以外手が無いんッス」
しかし、向こうも何もしないわけではない、レイキュバスが二人を片付けるために近づいてくる
アートデッセイ「こっちはこっちで集中するッスよ」
使用可能なガッツハイパーガンを構えつつレイキュバスに向かい合う
↓2、アートデッセイたちはどうする
1、レイキュバスへと向かいながら左右に分かれつつ攻撃
2、艦載機発艦(1種類、数指定)
3、凍ってない海上に向かって撤退
アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆
搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×3
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1
527 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/12(金) 19:15:54.05 ID:Qmeuna7B0
あ
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/12(金) 19:43:07.61 ID:IrpMAZaw0
1
529 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/13(土) 01:02:51.72 ID:k9+ch64H0
アートデッセイ「左右に別れましょう」
青葉「了解しました!」
その言葉を合図に二人は全力でレイキュバスの左右に走り出す
レイキュバス「キィイ!?」
基本的に大した知能のないレイキュバスは二手に分かれたアートデッセイたちのどちらに狙いを定めればよいか判断がつかずに戸惑い動きが止まる
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ラバウル沖、艦内下層部
ピチャ…ピチャ…
ディゴンたちが入ってきた穴が近いのか床には海水がたまっていた
「キィシャア」
ビスマルク「チッ数が多いわね」
530 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/13(土) 01:03:46.99 ID:k9+ch64H0
表れるディゴンを文字通り吹き飛ばしていく
提督「大丈夫か?」
ビスマルク「大したことはないけど、この調子で出てこられると弾が持たないわね」
加賀「ここが機関室ね」
何とか機関室までたどりついた提督達だがすでにビスマルクは弾薬の大半を使い果たしていた
提督「明けるぞ」
ビスマルクが砲身を向け無言でうなずくと扉を勢いよく開ける
ビスマルク「…中にはいないようね」
機関室の中も若干浸水していることを除けば普段通りであった
提督「ならさっさとこの艦を止めてみんなと合流しよう」
そういって提督は制御装置を操作し始める
531 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/13(土) 01:08:15.91 ID:k9+ch64H0
「あれ、どうするんだっけな?」
「提督早くしてください」
「いや、昔一度習っただけだから…」
キシィ…
「ちょっと早くしないと、またあいつらが来るわよ」
ピチャ…ピチャ…
「そうだそうだこれをこうして…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「よし、止まった」
ビスマルク「それじゃあさっさと…」
扉の付近で警戒していたビスマルクが振り返ると加賀に襲い掛かろうとしているディゴンを発見し艤装を構えるが下手に撃てば加賀も危ないし機械にもあたるかもしれない
532 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/13(土) 01:09:26.33 ID:k9+ch64H0
加賀「大丈夫よ」
つかみかかるディゴンの腕をかわすと相手の勢いを利用して投げ飛ばす
ビスマルク「流石ね」
キィシィ…キィイ…
物陰からゾロゾロとディゴンたちが出てくる
加賀「どうやらここの何処かから侵入しているみたいね」
↓1、提督達はどうする
1、侵入場所を探す
2、深追いはせずに機関室から離れる
アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/13(土) 05:47:30.99 ID:JFMYn43cO
1
534 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/14(日) 18:54:05.03 ID:dxlBl+Nl0
提督「放置していても敵が増える一方だ、侵入場所を探して塞ごう」
ビスマルク「わかったわ、加賀これを使って」
そういうと副砲を加賀に渡しディゴンたちが現れたほうへと足を進めていく
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「キィシィ」
数体のディゴンが現れるがそれに対しては相手をせず、先に進んで行くと浸水が一番進行しているところに行きつく
提督「ここか」
元から段差になっているのか、それとも真下に穴が開いているのかはわからないが足がつかないほど深い
提督「水中を確認するから周りを見張っててくれ」
加賀「わかったわ」
上着だけを脱いで先ほど拾った懐中電灯を持って潜る
535 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/14(日) 18:55:57.02 ID:dxlBl+Nl0
防衛鎮守府、司令室
少し騒がしくなっている部屋の中に石室司令が入ってくる
石室「どうした」
五十鈴「ラバウルからの艦が一隻こちらに向かっています」
石室「何か連絡は?」
飛鷹「南提督とその艦隊が乗っているそうで、負傷者も多いので鎮守府内の母港に入れてほしいと」
石室「……」
↓1、コンマ
00〜29、わかった、鎮守府内に誘導しろ
30〜49、鎮守府外の港に停泊
50〜99、…いや、その場で停止させろ
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/14(日) 20:06:33.73 ID:+qfGXJs5O
あ
537 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/15(月) 23:15:28.07 ID:4HpLFPX+0
石室「…いや、その場で待機させて防衛線に待機している艦娘に艦に行くように連絡してくれ」
五十鈴はその命令に従いすぐに連絡をとる
陸奥「どうかしたんですか?」
石室「何か嫌な予感がしてな」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海中、深度100m
既に自分の周り数メートルしか確認できないほど暗くなっている
U511(ソナーに反応なし…)
視覚が頼りにできない海中ではソナーに頼るしかない
U511(もっと深いところなのかな…)
538 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/15(月) 23:48:28.02 ID:4HpLFPX+0
U-511の潜水可能深度は約350メートル
U511(深度…130…50…70…90…200)
人の体になってから艦だったころと違い限界が文字通り肌で感じられるので限界ぎりぎりまで潜ることが可能なので大戦中の頃より深く潜れるようになったがそれでも400メートルは潜れない
U511(もしそれ以下の深度にいるとしたら…)
U511「!」
そんな考えが頭をよぎった時にソナーに反応がある
U511(反応が小さい? 魚…じゃないよね、こっちに向かってくる)
反応から探している怪獣のものではないことが分かり、安心が半分、落胆が半分といった気持ちになるが、すぐにその反応がこちらを目指し移動していることに気が付き警戒する
539 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/15(月) 23:57:06.44 ID:4HpLFPX+0
ピカッ
海中ではないはずの人工的な光が差し込む、その光源はミニチュアのような小さな青い潜水艦であった
U511「これは…艦載機?」
現れた小さな潜水艦に対しU-511はアートデッセイが使っている艦載機と似たようなものを感じた
潜水艦は目の前まで来たと思ったらUターンして離れていく
U511(ついてこいってこと、なのかな)
このまま闇雲に探していてもいたずらに時間が過ぎていくだけと判断し、とりあえずついていくことにした
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ラバウル沖、艦内
提督「だめだ、水中だし穴が大きすぎる…」
浸水箇所を確認から戻ってきた提督が待っていた二人にづける
二人のそばにはディゴンの死体が十数体転がっており侵入箇所はここだけではないのかもしれないとも提督は考えていた
提督「とりあえず、この区画を閉鎖しておこう、少しは時間が稼げるはずだ」
540 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/15(月) 23:58:43.36 ID:4HpLFPX+0
今日はここまで、E-3でダブルダイソンと戯れる日々です。
イベント海域攻略中は今ぐらいな感じでちょくちょく投下していきます
とりあえず明日も投稿予定
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/16(火) 00:14:31.78 ID:m+xFAxIvo
乙です
542 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/17(水) 01:35:23.47 ID:gr8uFddI0
ビスマルク「そうしたいんだけどね…」
加賀「もう弾薬が残ってないわ」
どうするか考える間もなくディゴン達が近づいてくる音が聞こえる
提督「一度隠れよう」
入り組んだ機材や配管の陰に身を隠そうとした時、提督の足がつかまれそちらのほうを見る
「キィシィ」
水中から顔を出したディゴンと目があった瞬間、そのまま水中に引き込まれそうになり近くにいた加賀は提督の腕をつかむ
提督「痛い痛い!!、加賀痛い、でも離さないで」
提督の発言をうるさいと一蹴すると一気に引き剥がす
543 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/17(水) 01:41:13.24 ID:gr8uFddI0
提督「っ〜〜!!」
腕を無理な形で引っ張られ亜脱臼をおこしたが、それを気にする暇もなく浸水部分から離れる
タンタンタン
逃げる提督達の前から足音が近づいてくる
ビスマルク「加賀、艦載機は使えないの?」
加賀「無茶いわないで」
加賀達弓道式の発艦方法ではある程度広い空間が必要であるし旋回できる幅が無ければ着艦ができない
提督はディゴンを倒すことが目的ではないので出てきた瞬間に体勢を崩して突破しようと考え二人に目配せをすると、二人も同じことを考えているようで頷いた
544 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/17(水) 01:43:40.76 ID:gr8uFddI0
タンタンタン
ビスマルクは飛び出した人影の足を思いっきり蹴り飛ばす
「ひゃ!?」
ビスマルク「あら?」
ディゴンを蹴るつもりで思いっきり蹴ったビスマルクであったが相手がそれよりもずっと軽かったため、ビスマルクはそのまま勢い余ってしりもちをつき、蹴られた相手は一回転して背中を床に打ち付ける
秋月「いてて」
提督「秋月!」
秋月「司令! それに皆さんも!」
飛び出してきたのは秋月であり、蹴ってしまったビスマルクの謝罪もそこそこに秋月とともに機関室を離れた
545 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/17(水) 01:48:26.62 ID:gr8uFddI0
今日はここまで、妖怪T残る怖い…明日(正確には今日)も投稿します
明日は安価をする予定なのでそんな遅くならないうちに投稿したいとおもってます
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/17(水) 01:54:08.02 ID:84fJPx9eO
乙
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/17(水) 17:20:35.97 ID:aat8zZtr0
乙
548 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/17(水) 22:35:46.10 ID:gr8uFddI0
南提督が乗っているとされる艦に二人の本部所属の艦娘が近づいており、石室司令官はその二人に警戒するようにと伝えていた
だが、そんな警戒も空しく艦にはすでに誰もおらず、"乗っていた者"達は海中から次々と陸へ上がっていた
それから数分後、異常を知らせる警報が鎮守府に鳴り響いた
防衛鎮守府、司令室
石室「どうした」
飛鷹「訓練場からの連絡で鎮守府に無数の生物が侵入しているそうです」
五十鈴「艦を確認に行っていた者からの報告で、艦内には誰もいないそうです」
石室「そいつらが乗ってきたということか…、総員戦闘態勢、空母は偵察機をだして敵の勢力の確認をさせてくれ」
すぐに命令が鎮守府中に伝わり、すぐに本部にも情報が届いた
549 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/17(水) 23:11:05.62 ID:gr8uFddI0
防衛鎮守府、倉庫
あきつ丸「何かあったようでありますな」
倉庫は鎮守府の隅にあるため(また内部にスピーカーがないため)騒がしさは伝わってくるが詳しい情報が伝わってこない
あきつ丸「そこで、待っていて…といっても元より出られないでありますな」
わるさめをそのままにあきつ丸は事態を確認するため、倉庫から出て行った
ーーーーーーーーーーーーーーーー
深度350m
U-511の限界深度ギリギリにスヒュームは居た
U511(嘘でしょ…)
そこにいたのはU-511の想像よりはるかに大きい怪獣であった
550 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/17(水) 23:39:48.63 ID:gr8uFddI0
U511(これを相手にするの…)
実際にはあくまでクラーコフの救出が目的なのだが
今はまだ敵に気づかれていないが救う時には当然気づかれる、もしその触手ので締め上げられたら人が虫を潰すように簡単につぶれてしまうだろう
U511(先につかまってる艦娘を探そう)
一先ずどう助けるかは考えずにクラーコフの場所を探すことにした、当然触手に触れれば気づかれてしまうため間を縫うように泳いでき此処まで案内してくれた小さな潜水艦もそのあとに続いていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ラバウル沖、艦内
機関室からでてディゴンに遭遇しないよう慎重に上に上るための階段
加賀「男提督は?」
秋月「階段のところで隠れてもらっています」
551 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/17(水) 23:58:05.03 ID:gr8uFddI0
今日はここまで、ほんとは安価を入れたかったんですが、今日は久々に動いたせいで筋肉痛なのか風の引きはじめなのか全身が痛いのでここまでにします
明日は体調が回復していれば投稿します
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/18(木) 00:01:32.35 ID:O0SYX7hOO
お大事に
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/18(木) 01:00:50.32 ID:rtDHWe/Ao
乙です
554 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/21(日) 21:02:48.75 ID:6VVIewrK0
少し寝込んで昨日はバイトだったので書けませんでした(まだ少しのどの調子が悪いです)
イベントも突破したので明日は今回なくて困った速吸を掘りながら投稿しようとおもいます。
555 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/22(月) 22:37:09.93 ID:omb04JB90
訂正
>>550
機関室からでてディゴンに遭遇しないよう慎重に上に上るための階段
↓
機関室からでてディゴンに遭遇しないよう慎重に周囲を警戒しながら進んでいた
556 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/22(月) 22:38:15.23 ID:omb04JB90
半ば置いてきた形になるが、ついてこなかったとこを見ると男提督は隠れていることにしたのであろうと秋月は判断した
提督「弾薬はどれぐらい残ってる?」
秋月「7発です」
敵と遭遇するときの距離的に考えても秋月が外すことはほぼないが、艦内の敵が残り七匹以内と考えるのはあまりにも楽観的過ぎる
ビスマルク「これからどうするの?」
提督「この艦で待つか離れるか…」
加賀「待つとしたら補給が必要ね」
秋月「でも海中にさっきの奴らがどれだけいるかわかりませんよ」
提督「幸い航行速度が遅い艦がいないから一気に離れれば少なくともさっきの奴らには追い付かれないだろう」
557 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/22(月) 22:39:42.65 ID:omb04JB90
提督「でも深海棲艦に追われたらまずいな」
加賀「そうね、私たちだけならともかく提督達を連れてとなると難しいわね」
ビスマルク「とりあえず、離れるにしても待つにしても早く決めないと」
提督「そうだな」
↓2、提督たちはどうする
アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/22(月) 22:51:11.00 ID:a9VMChv60
下
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/23(火) 00:21:40.24 ID:VrEZ40QGO
選択肢がないけどこっちで考えろって事かな?
なら全員で艦から離れてアートデッセイ達や阿武隈達と合流しよう
艦内を出る際に男提督とも合流出来たら男提督も連れて行って
560 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/23(火) 00:32:30.99 ID:v/5JpHRX0
スイマセンミスです、選択しありでやるつもりでした…けど、とりあえず
>>559
の阿武隈達と合流まで採用します(アートデッセイとは離れてるのでそこはまた別に)
561 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/23(火) 00:34:51.84 ID:v/5JpHRX0
とりあえずここまでで、さらにプラスで直下で
弾薬を補給しに行く
補給せずにできるだけ早く離れる
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/23(火) 00:36:55.31 ID:XN5OAJ+qO
補給してから離れようか
ついでに阿武隈達の弾薬って持っていけるかな?
563 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/23(火) 23:15:35.50 ID:v/5JpHRX0
提督「そうだな…弾薬の補給後、この艦を離れよう」
提督の判断に従い移動を開始する、船の構造上、弾薬庫を経由し男提督と合流し外に出ることとなる
提督「秋月、頼むぞ」
秋月「任せてください」
現在、砲撃翌用の弾薬が残っている(加賀の艦載機用の弾薬は残っているが)のは秋月のみなので秋月を先頭に進んで行く
「キシィ」「キィシァ」
秋月「はぁ!」
ドン…ドン…
現れたディゴンを打ち倒すが、その奥からさらに何体もの近づいてくる足音が聞こえる
564 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/24(水) 01:09:09.18 ID:P9WVM5GI0
加賀「通路を変えましょう」
ビスマルク「チッ、こんなやつら相手に逃げる羽目になるとはね」
提督「武器がないんじゃ仕方がないさ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府
あちこちで艦娘がディゴンと交戦している砲撃音が響いていた
石室「避難状況は?」
五十鈴「まだ1割ほどしか」
石室「絶対に町に通すな」
565 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/24(水) 01:12:38.50 ID:P9WVM5GI0
防衛鎮守府、外
天津風「コイツら大したことはないけど…多すぎ!」
Z3「弾薬が切れが起きないようにしないと」
そういっている間にも海からは次々と海からディゴンが上がってくる
倉庫
ダダダダッ
PALによる攻撃をくらったディゴンは倒れる、よく見るとすでに多くのディゴンが牢屋の中に入って倒されていた
わるさめ「ナニガ起コッテルノ?」
PAL<ワカリマセン、タダワタシハモウタマギレデス>
牢屋はすでにディゴンの攻撃によってその機能をはたしていない
↓2、わるさめはどうする?
1、倉庫からでて隠れる
2、倉庫からでて戦う
3、倉庫に残る
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/24(水) 02:23:51.98 ID:7S9aJcn4O
2
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/24(水) 02:23:58.54 ID:HoJJTCJsO
1
568 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/24(水) 22:29:43.93 ID:P9WVM5GI0
わるさめ(ココモ危険ダヨネ…)
わるさめ「隠レルカラ、ツイテキテ」
頷いたPALを抱えると倉庫の扉を開け周りにディゴンたちがいないことを確認すると素早く外に出ていく
ーーーーーーーーーーーーーーーー
本部
「侵入した生物についての情報は!」
「ラバウルはどうなっている!?」
「情報によると侵入した生物はラバウルの艦に乗って来たとのことです」
「となると…」
本部の会議室は侵入した生物と連絡が取れなくなったラバウルのことで騒然となっていた
569 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/24(水) 22:52:46.45 ID:P9WVM5GI0
さらに海上に巨大生物が現れたことについての情報も入ってくる
上官「元帥、よろしいですか?」
元帥「なんだ」
上官「差し出がましいようですが、海上の巨大生物については私に任せていただきたい」
上官の発言に対してほかの上官達が苦言を呈する
上官「次の大規模作戦、まだその計画を疑問視している者も多いそうですので」
「こんな状態で作戦が実行できると思っているのか!」
上官「むしろこんな状況だからこそやる意味がある、それを証明するために任せていただきたい」
元帥「…わかった、よかろう」
上官「ありがとうございます、失礼します」
570 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/25(木) 00:25:33.81 ID:2OiLtPdf0
会議室を出るとすぐに連絡をとる
上官「準備ができ次第出撃してくれ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上
アートデッセイ「ハァ…ハァ…大丈夫ッスか?」
青葉「まだ何とか…」
二人はU-511がクラーコフを助け出すのを信じてレイキュバスの攻撃をかわしながら時間を稼いでいた
アートデッセイ(流石にそろそろ限界ッスね…)
二人とも上手く回避しているが砕けた氷などが当たり体中ボロボロであり、それでなくとも氷の冷気と走り回ったことで体力が奪われている
GUTSスーツ同様、耐熱、耐寒、耐衝撃に優れた制服を着ているアートデッセイでこれなのだ、青葉はより消耗しているだろう
↓2、アートデッセイはどうする
1、二人で一度海上に引く
2、青葉だけ、海上に引かせる
3、艦載機を出し一度距離をとる
アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/25(木) 01:14:45.45 ID:SQIUT5gTO
3
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/25(木) 01:14:52.23 ID:Er9WrJ7TO
1
573 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/25(木) 01:52:14.77 ID:2OiLtPdf0
アートデッセイ「一旦氷から離れて距離をとりましょう」
青葉「はい」
二人は今砲とハイパーガンに装填している弾を一気にレイキュバスに撃ち込むと怯んだすきに凍っていない海に降りる
レイキュバス「キィイィィィ」
レイキュバスは二人が海に冷凍ガスをはき凍らせた海を走って追いかける
青葉「流石にこっちのほうが早いみたいですね」
アートデッセイ「冷えた体がもどるまでこのまま海上を逃げましょう、できればユーちゃんが何とかしてくれるといいッスけど」
青葉「あれ? アートデッセイさん、あの蟹の動きが止まりましたよ、あきらめたのかな」
アートデッセイもレイキュバスのほうを見ると、凍らせた海の二人に一番近いところで立ち止まっていた
574 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/25(木) 01:52:51.22 ID:2OiLtPdf0
アートデッセイ「追い回しても無駄だと思ったんッスかね」
おってこないレイキュバスに対して二人も海上で速度を緩め、様子をみる
レイキュバス「キィィ」
二人は気が付いていないが、レイキュバスの目が青から赤色に変わっていた
青葉「なにか、様子が…」
青葉がレイキュバスの様子が変わったと言おうとしたその時、レイキュバスの口から巨大な火炎弾が発射される
アートデッセイ「避けて!!」
二人は即座に回避行動をとるが、火炎弾はすぐそばの海上に着弾し熱風が二人を襲う
575 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/25(木) 01:54:58.48 ID:2OiLtPdf0
今日はここまで、夏風邪って治りがおそいですね咳だけが残ってます
とりあえず明日(今日)もなかなか来てくれない速吸堀をしながら投下するつもりです
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/25(木) 06:56:38.41 ID:zBmVInxao
乙です
577 :
すいませんなんでもしまかぜ
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/26(金) 00:39:55.82 ID:yRVrKuM30
忘れ物とかで一日中あちこちはしりまわるはめになってしまって書ける気力がないので明日にします。
578 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/26(金) 23:31:16.53 ID:yRVrKuM30
提督「あそこの階段を上がってすぐのところが弾薬庫のはずだ」
ディゴンが出てこないうちに(男提督と秋月が分かれた階段とは別の)階段を上ってしまおうと駆け寄るが、その階段からディゴンを下りてくる
加賀「チッ」
間の悪さに加賀が思わず舌打ちをするが、ディゴンたちが向かってくるのは変わらない
秋月「邪魔です!」
回り道をしている時間もないため降りてきたディゴン達を撃ち一気に階段を駆け上がるが、そこにもディゴンたちが待ち構えていた
提督「くそっ、秋月残りは」
秋月「残り2発です」
階段を上がったところにはさっと見ただけで6匹のディゴンがいる
579 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/26(金) 23:57:34.80 ID:yRVrKuM30
提督「一度隠れてやり過ごすしか」
ビスマルク「そういうわけにもいかないわよ」
ビスマルクの声に振り向くと階段の下からもディゴンたちが迫ってきていた
提督「秋月、行け!」
ドンッ
弾薬庫へと向かう通路にいるディゴン達に砲撃し残るディゴンに体当たりして抜けようとする
ビスマルク「はなしなさいよ!」
加賀「っ…」
提督「ビスマルク、加賀!」
580 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/27(土) 00:08:14.20 ID:18alnVJH0
加賀とビスマルクは下から上って来たディゴンに足を通路にいたやつに体をつかまれてしまう
秋月「加賀さん、ビスマルクさん」
秋月が砲をつかんでいるディゴン達に向けて構えるがそれを提督が止める
提督「後一発しかないんだ」
秋月「でも…」
加賀「いいから、早く弾薬庫にっ…」
弾薬庫に近いといっても自分の艤装にあった弾薬を探して戻ってくるまでに多少時間がかかる
秋月「うぅ…」
↓2、秋月はどうする
1、加賀を捕まえているディゴンを撃つ
2、ビスマルクを捕まえているディゴンを撃つ
3、撃たずに弾薬庫に向かう
アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 00:09:04.09 ID:4gtcV0UhO
2
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 00:09:10.98 ID:RnXJFj9NO
3
583 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/27(土) 00:36:10.73 ID:18alnVJH0
秋月「………すいません」
そういって砲身を下げる
ビスマルク「なるべく早くお願いね」
秋月「はい」
早くとは言ったものの、ビスマルクも秋月も戻ってくるまで持たないのはわかっており、秋月の返事も声が震えていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海中
U511(みつけた)
U-511達普通の艦娘とは雰囲気の違う艦娘が触手に雁字搦めにされ、そこにいた
U511「どうしよう…」
先ほど上から爆発による衝撃があったとおもったらアートデッセイたちとの通信に雑音が多くなった、やられてはいないがダメージを負ったのだろう、なるべく早くこの艦娘を助け出さなければならない
584 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/27(土) 00:59:25.32 ID:18alnVJH0
U511(でも、どうやって)
巻き付いてる触手を掃うだけなら魚雷を叩き込めば行けるだろうが、それをして助け出してもすぐにU-511ごとまた捕まえられてしまう
ズゥウウウン
また、上から衝撃はが伝わってくる
U511(早くしないと!)
焦れば焦るほど考えはまとまらない
U511(やっぱりユーにはむり…、でも、一瞬なら…)
あの艦娘経由でアートデッセイの艤装を止めてるわけだから、あの艦娘を助けられなくても一度触手から離せればアートデッセイは艤装を使えるようになるはずである
585 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/27(土) 01:06:21.76 ID:18alnVJH0
今日はここまでです
割とクライマックスになってきました、スヒュームってでかいですよね
スヒューム、193m
ガタノゾーア 200m
ゾグ(第一形態) 127m
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 01:12:50.00 ID:79kDvlSi0
a
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 01:16:29.80 ID:JVTbpuKxO
乙
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 08:56:05.76 ID:E0Ft/1T2o
乙です
589 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 00:04:10.42 ID:zz7iDwdd0
防衛鎮守府
わるさめ「ネェ、誰カニ連絡ハトレナイ?」
PAL<…ムリデス>
わるさめはほかの建物の陰に隠れながら移動していた
わるさめ(ドウシヨウ…)
できれば事態が解決し次第、倉庫に戻りたいと思ってるが、状況が確認できないためどうしようもない
わるさめ(砲撃音ガ聞コエルカラ、マダ解決シテナイハズダケド…)
移動しようとして建物の陰から周りを確認すると多数のディゴンを見つけすぐに身を隠す
590 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 00:20:52.07 ID:zz7iDwdd0
そして慎重にもう一度覗くと最初はわからなかったが、ディゴンは二人の艦娘を囲んでいた
「くそ、弾切れだ」
「ひっ、来ないで……何なのよこいつら」
体格からすると(一応体格と艦種は関係ないはずなのだが)駆逐艦であろう二人のうち一人は完全に戦意を喪失していた
「しっかりしろ」
「こんな奴らと戦うなんて聞いてないわよ!」
そんなことを言っている間にもじりじりとディゴン達が近寄ってくる
わるさめ(アノママダト…)
周りを見るが辺りにほかの艦娘は見当たらない
↓2、わるさめはどうする
1、隠れている
2、助けに入る
3、助けを呼ぶ
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/28(日) 00:37:07.09 ID:e3fRTnMwO
2
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/28(日) 00:37:12.06 ID:te02mKzLO
2
593 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 01:07:11.75 ID:zz7iDwdd0
わるさめ「…PAL、艤装ヲ使ウヨ、ニューマキシマオーバードライブ始動」
その声と共に艤装を展開し、建物の陰から飛び出すのと同時にディゴンを撃ち抜いていく
「きゃあ!」
襲われていた二人はわけもわからず、とりあえず身を屈め、わるさめはその間に残りのディゴンを仕留める
「なにが…」
銃声が止まったのに気づき顔を上げると取り囲んでいたディゴンはすべて倒されていた
「た、たすかっ…きゃあ!」
戦意喪失していた方の艦娘がわるさめに気が付きしりもちをつく
「く、駆逐棲姫!?」
594 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 01:25:04.65 ID:zz7iDwdd0
もう一人がとっさにしりもちをついた艦娘の前に出て砲を向けるが、そもそも弾は入ってないので攻撃はできない
(くそ、深海棲艦まで侵入してるのか)
助けられているのだが、本人にとってはむしろ危機感が上がっていた
わるさめ「…」
「ひっ」
向けられた敵意に若干悲しそうな顔をするが、二人、特に元々怯えていた方の艦娘にとっては恐怖を増加させるだけであった
あきつ丸「何をしているのでありますか」
倉庫にわるさめがいないことに気が付きPALの位置情報頼りに来たあきつ丸とエリアルベースが現れ、二人の艦娘はやっと安堵の表情を浮かべる
595 :
◆X/f/70tIuYgp
[sage]:2016/08/28(日) 01:28:44.05 ID:zz7iDwdd0
今日はここまでです。
わるさめの選択肢はまぁ結果見えていたけど入れました(ぞろ目やあえて違うのを選ぶ人もいるかもしれないし)
明日(今日)も投稿します、29、30は台風がやばくなければ投稿できないんで明日は多めに投稿するつもりです
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/28(日) 01:40:56.32 ID:H1of9Md7O
乙
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/28(日) 02:02:51.57 ID:usctPcH+O
乙です
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/28(日) 07:03:22.77 ID:8U7n+WXzo
乙です
599 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 12:47:07.53 ID:P2IGG75Q0
エリアルベース「あの、あきつ丸さん」
あきつ丸「エリアルベース殿は二人を安全なところまで連れて行ってほしいのであります」
PALを一度戻し装弾の補給と今までの状況を確認したエリアルベースがそれをあきつ丸に伝えようとするがさえぎられてしまう
あきつ丸「それとPALはそのまま置いて行ってほしいであります」
完全な部外者である二人がいると話せないと判断したのかエリアルベースもそれに従い二人を誘導していく
あきつ丸「…はぁ」
わるさめ「アノ…ソノ…コレハ…」
あきつ丸「あー、周りを見れば状況は大体わかるであります」
600 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 12:56:51.82 ID:P2IGG75Q0
あきつ丸「しかし、その艤装は何でありますか」
わるさめは答えられずに黙ってしまう
あきつ丸「隠しもっていたわけでありますね…となれば貴方の危険性の有無をもう一度しっかり判断する必要があるでありますが…」
わるさめ「…」
あきつ丸はしゃべりながらわるさめに近づいてくる
あきつ丸「今はそんなことをしている暇はないでありますし、なにより戦力は少しでも多いほうがいいのであります」
わるさめ「!」
あきつ丸「そこで貴方にはPALの見張りの下、侵入者の撃退を手伝ってもらうであります」
601 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 13:12:51.03 ID:P2IGG75Q0
そういってあきつ丸は自分の帽子と上着を脱ぐとわるさめに渡す
わるさめ「コレハ?」
あきつ丸「そのままの恰好でいては先ほど同様に勘違いを生むでありますからこれを着ていくといいであります」
わるさめは礼を言うとそれを着る
あきつ丸「艤装についての処分はあとで判断するつもりでありますが…もし、この騒動に紛れて艤装を外されてしまったら隠し持っていたことは証明できないでありますなー」
後半がだいぶ棒読みになっていたことに少し可笑しさを覚ええしまうが、あきつ丸は今回の件については目をつぶるつもりらしい
あきつ丸「まぁ何か事情を知っている様子だったエリアルベース殿には後でしっかりとお話をするつもりではありますが…」
迷惑をかけてしまうことになったエリアルベースに対し心の中で謝罪をしつつわるさめはPALと共にディゴン撃退に向かった
602 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 13:30:43.19 ID:P2IGG75Q0
ラバウル沖、艦内
男提督「二人ともどけ!」
弾薬庫まで向かうため走りだそうとした秋月達の後ろからいきなり男提督の声が聞こえる
秋月「男提督!」
振り返ると、大量の荷物が乗った台車を全力で押している男提督がこっちに向かっているのが見え、二人は通路の端によって避ける
男提督「オラよっと」
ガシャーン ジャラジャラジャラ
男提督はそのままの勢いで台車をディゴンに衝突させ、衝突させられたディゴンは後ろにいたほかのディゴンたちまで巻き込んで倒れこむ
603 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 13:47:35.68 ID:P2IGG75Q0
「キィシャァ!」
数匹ビスマルクたちから引きはがすことこそできたがディゴン達を倒したわけではなくすぐに向かってくる
ビスマルク「なにやってるのよ早く逃げなさいよ」
男提督「いやもう逃げる必要はないぜ」
倒れた台車に乗っていた荷物の一つを秋月に投げる
男提督「俺ができるのはここまでだ後は頼んだ」
投げられたものを受け取ると礼をいうのも後回しにして艤装にそれを装填してディゴンたちを次々と撃っていく
男提督「さっすが」
十数秒のうちに秋月はビスマルクたちや男提督を巻き込むことなく的確にディゴンのみを一掃した
604 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 13:59:27.54 ID:P2IGG75Q0
提督「加賀、ビスマルク大丈夫か」
ビスマルク「えぇ、加賀も台車の車輪に足の指を轢かれたこと以外は大丈夫そうよ」
足をおさえて涙目でうずくまっている加賀はなかなかのレアシーンであったが、すぐに痛みは引いたようで今は男提督をにらんでいる
男提督「いや、しょうがないだろ」
男提督が持ってきた弾薬の量は満杯までは言っていなかったため全員で弾薬庫まで行きあたらめて弾薬を補充している
秋月「…弾薬を取りに行っていたんですね」
男提督「弾薬が足りなくなるのは目に見えてたからな」
秋月「さっきは…」
605 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 14:11:40.76 ID:P2IGG75Q0
先ほど男提督と別れた時のことを謝ろうとしたとき艦が大きく揺れる
男提督「大丈夫か?」
秋月「は、はい」
大丈夫ですという前にさらに艦が何度も大きく揺れる
提督「どうやら外から攻撃を受けているみたいだな」
ディゴンたちが直接、艦を破壊するとは思えないためおそらくラバウルにいる深海棲艦が近づき攻撃してきたのだろう
提督「皆、この艦を出るぞ」
一同「了解」
606 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 14:21:56.39 ID:P2IGG75Q0
弾薬は十分にあるため現れるディゴンをすべて撃ち倒しながら一気にに甲板まで向かっていく
男提督「くそ、すでに敵艦載機に取り囲まれてる」
出口からそとの様子をうかがうと獲物を狙う鳥の様に上空に深海棲艦の艦載機が数十機旋回しており、このまま甲板出ればハチの巣にされるだろう
ビスマルク「あら、これぐらいなら問題ないわよ」
加賀「秋月、行くわよ」
秋月「ハイ!」
そういうとまず秋月が甲板に飛び出すと的確に敵戦闘機を撃ち抜く、それと同時に加賀も甲板に出て艦載機を発艦させる
当然、敵の攻撃機が加賀を狙うがそれも次々と秋月が撃ち落とす
607 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 14:42:53.42 ID:zz7iDwdd0
艦載機を発艦しきった後は加賀の戦闘機が残りの敵艦載機を撃ち落とし制空権を確保した
男提督「…いや、嘘だろ」
提督「急げ、今のうちに降りるぞ」
加賀「いえ、それは待ったほうがいいわ」
甲板に出てきた提督たちも加賀が見ている方を見て見ると、そこにはこちらに向かっている深海棲艦の艦隊がいた
男提督「南方棲戦姫…」
秋月「敵は南方棲戦姫一隻、空母ヲ級flagship一隻、戦艦ル級flagship一隻、重巡リ級flagship二隻、軽母ヌ級elit一隻です」
↓2、どうする
1、提督たちを艦に残し戦う
2、提督たちをつれ撤退
アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/28(日) 14:45:06.10 ID:zQz7UPmTO
1
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/28(日) 14:45:16.13 ID:OqwEkAfOO
2
610 :
◆X/f/70tIuYgp
:2016/08/28(日) 15:57:20.79 ID:zz7iDwdd0
提督「艦内の敵も全部片付けられたわけじゃないし敵も強力だ、ここは撤退しよう」
ビスマルク「どうやって、ボートを曳航してたら追いつかれるわよ」
男提督「こうなるわけか」
男提督を秋月が、提督をビスマルクが抱きかかえた状態で海上を進んでいる
ビスマルク「加賀後ろは任せたわよ」
加賀「わかってるわ」
幸い全員航行速度が速いため敵の射程距離内には入ることはないが、敵艦載機に対してはそうはいかない、そのため追いついてきた敵艦載機を加賀の艦載機が撃ち落としていく
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