【安価】赤城「間宮さん…天城姉さん)ギュッ 間宮「生きてますよ…」【艦これ×ティガ】

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311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:31:09.00 ID:6TH7ZA+cO
1 5機
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:32:57.03 ID:KbI4955CO
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:33:25.74 ID:+eFaUdidO
せい
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:33:46.12 ID:cZNRPwdUO
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:34:05.76 ID:6EmaISA/O
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:34:25.84 ID:LAmfGzubO
317 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/04/27(水) 09:49:08.92 ID:lOkL3P8DO
改造結果

ガッツウイング1号×17
ガッツウイング2号×9
ドルファー202×3
スノーホワイト×1
XIGファイターSS×1

ガッツウイング1号×12
ガッツウイング2号×9
ドルファー202×3
スノーホワイト×1
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1


搭載可能数
ガッツウィング1号5機
ガッツウィング2号4機
ドルファー&ピーバー6機
特別機6機
318 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/01(日) 13:16:35.24 ID:O/LSeu/DO
これからコナンの映画を観るので見終わったら書きます
319 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/01(日) 21:02:54.62 ID:O/LSeu/DO
赤城達が石室司令のところに来てから数日たったある日

飛鷹「赤城さんいますか?」

赤城「なんですか飛鷹さん?」

飛鷹「大本営から連絡です」

飛鷹から渡された電話をとり話をすると、赤城は驚きながらも喜んだような声を上げる

赤城「わかりました、すぐに向かいます」

陸奥「今の連絡は?」

赤城「提督の容疑が晴れたそうです!」

陸奥「! よかったわね」

赤城「はい!」

石室も言葉をかけはしないがよかったと言うように微笑んでいた

赤城「それで私と石室司令は本部の方へ来るようにと」

石室「わかったすぐに仕度をする」
320 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/01(日) 21:13:05.14 ID:O/LSeu/DO
提督は軍の留置場から出され上官の元へ連れてこらされていた

提督(見張りはついてないってことは疑いは晴れたってことだろうけど…)

しかし、わるさめの件などは一体どういう判断が下るか、そんな事を考えながら上官のもとへと向かっていた

コンコン

提督「提督です」

上官「入ってくれ」

ガチャ

提督「赤城、それに石室司令も」

部屋に入ると中には上官のほかに赤城と石室がいた

上官「まず提督、君の件だが…単純な報告のミスと言うことで片が付いた」

提督「ミス…ですか」

明らかにミスではないし、仮にミスとしても何らかの処罰はあるはずである

上官「本来なら罰するべきところだが、まもなく行われる大規模作戦、そこで君のところの艦娘の力が必要だ」
321 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/01(日) 21:22:11.74 ID:O/LSeu/DO
上官「だから今指揮を取るものを変えるのは艦娘のモチベーションに大きく影響するだろう」

艦の時と違い、艦娘の性能はその精神状態に大きく影響され、高翌揚状態と疲労状態とでは攻撃の回避率や命中率が倍以上違うという報告もある

上官「少なくともここ数日の調査でスパイ等の可能性はほぼ無いと言う結論がでたため提督には継続して指揮をとってもらうことに決定したわけだ」

作戦での活躍を期待している、そう言うと今度は赤城達を含めた三人に話始めた

上官「だが、石室さん貴方にはもう少しの間二つの鎮守府の指揮をとってもらいたい」

石室「提督をまだ鎮守府には戻さないということですか?」
322 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/01(日) 21:34:39.79 ID:O/LSeu/DO
上官「いや、提督には任務を任せたい」

提督「どの様な?」

上官「南方海域にいってもらいたい」

提督「!」

現在、南方海域はメルバおよびクリッターがおりそこに行くということは相当な危険が伴う

提督「南方海域ですか」

上官「ん? あぁ、君は南方海域の現状を知っているのだったな」

上官「別に死地に送ろうと言うわけではない、南方海域に現れた巨大生物の内、イースター島から飛来した生物は撃滅している」

提督「どうやって!?」

通常の艦娘にも怪獣を倒すことは可能であるが二体相手に補給も見込めないあの状態で一体倒したことは驚くべきことである

上官「詳しい状態についてはこの艦娘から聞いてくれ」

↓2、新艦娘(雲龍型、伊勢型、扶桑型以外)
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 21:39:13.69 ID:5JTHW8vlO
あきつ丸
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 21:39:15.45 ID:dgl/nIfoo
青葉
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 21:41:15.96 ID:rC8uPuUAO
葛城
326 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/01(日) 22:24:43.33 ID:O/LSeu/DO
上官が入ってくれというと扉を開き艦娘が一人入ってくる

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!」

入ってきたのは重巡洋艦青葉型一番艦青葉であった

提督(衣笠の姉妹艦…)

青葉「南方海域の巨大生物ですが、倒したと言っても私たちが倒したわけではありません」

青葉「現れたもう一方の生物、クリッターの習性はご存知ですか?」

提督「あぁ、一度撃退したことがあるからな」

青葉「なら話は早いです、クリッターを利用して倒したんですよ」

提督「なるほど、そういうことか」

青葉の説明によると、イースター島から飛来した怪獣、メルバが基地を狙って来た時を見計らいあえてクリッターを引き寄せる電波を発信、メルバとクリッターを衝突させたということだった

青葉「一体を倒せたのはよかったんですが、クリッターはそのまま基地に居座ってしまったんですよね」

上官「今、南方海域の艦隊は基地近くの海上で艦隊輸送用のイージス艦二隻の搭乗して待機している状態だ」
327 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/01(日) 22:34:00.67 ID:O/LSeu/DO
上官が入ってくれというと扉を開き艦娘が一人入ってくる

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!」

入ってきたのは重巡洋艦青葉型一番艦青葉であった

提督(衣笠の姉妹艦…)

青葉「南方海域の巨大生物ですが、倒したと言っても私たちが倒したわけではありません」

青葉「現れたもう一方の生物、クリッターの習性はご存知ですか?」

提督「あぁ、一度撃退したことがあるからな」

青葉「なら話は早いです、クリッターを利用して倒したんですよ」

提督「なるほど、そういうことか」

青葉の説明によると、イースター島から飛来した怪獣、メルバが基地を狙って来た時を見計らいあえてクリッターを引き寄せる電波を発信、メルバとクリッターを衝突させたということだった

青葉「一体を倒せたのはよかったんですが、クリッターはそのまま基地に居座ってしまったんですよね」

上官「今、南方海域の艦隊は基地近くの海上で艦隊輸送用のイージス艦二隻の搭乗して待機している状態だ」
328 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/01(日) 22:58:45.91 ID:O/LSeu/DO
青葉「本来なら青葉たちが護衛をしつつ撤退すればいいんですが、怪獣が現れてから深海棲艦の勢力が増していて」

上官「そこで提督には深海棲艦を撃退し、艦の撤退を支援してほしい」

上官「だから提督は艦隊を編成してラウバル行ってくれ」

提督「了解しました」

上官「石室さんはその間他の艦娘をあずかっていてほしいのだ」

石室「わかりました」
ーーーーーーーーーーーーーーー
本部、廊下

赤城「提督、艦隊の編成はどうしますか?」

提督「そうだな、クリッターとの交戦を考えてアートデッセイは入れた方がいいだろう」
提督「他は…」

↓2、3、4艦娘指定
(潜水艦一隻固定=U511固定なので選択肢からU511が無いです、大和もまだ出撃不可)

長門、ビスマルク、伊勢、金剛、比叡、榛名、霧島、伊勢
赤城、加賀、祥鳳 、瑞鶴、龍驤、大鳳、翔鶴
足柄、羽黒
暁、響、雷、電、秋月、島風、初雪、曙、夕立、、五月雨、時雨、朝潮、春雨
那珂、大淀、夕張
明石
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 23:01:05.90 ID:7LSXqU7wO
足柄
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 23:01:11.90 ID:PHkUWXQ3O
秋月
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 23:01:22.44 ID:y2sWl32VO
加賀
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/01(日) 23:01:48.84 ID:+Sf1WonFO
ビスマルク
333 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 00:18:47.20 ID:QgH82oxDO
防衛鎮守府

赤城「というわけで、アートデッセイさん、ビスマルクさん、加賀さん、ユーさんは提督と一緒にラウバルまで」

秋月「赤城さん、秋月も行かせてください!」

島風「ちょっと秋月!?」

赤城「秋月さん?」

秋月「お願いします」

赤城「私が勝手に変更するわけには…」

秋月「お願いします!」

赤城「…わかりました、提督には伝えておきます」

秋月「ありがとうございます」


赤城「明日には出撃ですので準備をしておいてください」

アートデッセイ(秋月ちゃん…)
ーーーーーーーーーーーーーーー
南方海域、イージス艦船内

「交代です」

「もうそんな時間か、ほらお前も起きろ見張りにいくぞ」

「ふぁい」

南提督「すみませんねぇ、レーダーを使うわけにもいけないので」

「すみません、弛んでました」

南提督「いいですよそれぐらい、青葉はもう本土まで着いている頃ですもう少し辛抱してください」
334 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 01:27:54.36 ID:QgH82oxDO
南提督(あのクリッターと言う生物は電波さえ出さなければよってこないですし、深海棲艦は対抗できるだけの戦力はまだあります)

「提督」

南提督「仁淀さん、どうしましたか?」

仁淀「救援は来るのでしょうか、男提督が戻ってからも救援は来ませんでした…今回もまた」

南提督「可能性はあります、そうなった場合は艦を捨ててブインを目指します」

仁淀「艦を捨ててって提督はどうするんですか!」

南提督「落ち着いてください、艦と運命を共にすると考えているわけではありませんから」

仁淀「当たり前です、その時は引っ張ってでも連れていきますよ」

南提督「ははは、お手柔らかにおねがいしますよ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
その夜

防衛鎮守府、赤城・加賀の部屋

コンコン

加賀「誰かしら」

ガチャ

加賀「貴女…なにか用?」

春雨「こ、こんばんは、あの赤城さんは居ますか?」

赤城「何かしら」

春雨「あの…わるさめちゃんについては、何か言ってませんでしたか!」

赤城「大丈夫ですよ、それについては明日を楽しみにしていてください」

春雨「明日ですか?」
335 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 02:15:24.56 ID:QgH82oxDO
翌日

防衛鎮守府

あきつ丸「失礼するのであります」

春雨「…」

あきつ丸「本日付で提督殿の艦隊所属となったあきつ丸であります」

春雨「…っ」

あきつ丸「艦隊に所属となってありますが、役割は"この深海棲艦"および貴女方の行動の見張りでありますから、変な動きは」

春雨「わるさめちゃん!」ダキシメ

わるさめ「春雨!」

あきつ丸「だから余計なことはしないでほしいのであります!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
浜風「態々鎮守府に送り込んで監視をすると言うことはやはり疑いは晴れていないんでしょうか?」

那智「いや、あの艦娘は陸軍の艦娘だ、差し詰めこれを使って海軍の艦娘に関する情報を得るつもりなんだろう」
336 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 02:18:50.58 ID:QgH82oxDO
あきつ丸「…」ジッ

アートデッセイ「あきつ丸さん」
あきつ丸「なんでありますか」

アートデッセイ「艦隊の一員になるんッスよね?」

あきつ丸「書類上はそうでありますが」

アートデッセイ「じゃあ初後輩ッスね」

あきつ丸「は? 何を言っているのでありますか」

曙「ちょっとあんた何言ってんのよ、こいつは陸軍の手先なのよ」

電「曙ちゃん声が大きいのです!」

アートデッセイ「でも悪い人じゃないっすよ?」

曙「そう言うことじゃなくって」

アートデッセイ「まぁ後輩は置いといて、提督とわるさめちゃんが戻ってきたのも含めて歓迎会やるのはどうッスか」

金剛「それはNiceな考えてネー」

曙「いや、あんたたち話を」

アートデッセイ「あ、わるさめちゃんってのはこの娘の名前ッスから覚えてください」

あきつ丸「」

加賀「アートデッセイさん、置いていきますよ」

アートデッセイ「はい、直ぐいきまーす」

アートデッセイ「あきつ丸さん、これからよろしくッスね」アクシュ

アートデッセイ「それじゃ」ダッ

あきつ丸「一体なんなのでありますか…」
337 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 02:19:56.21 ID:QgH82oxDO
青葉「あっ皆さーん、こちらです!」

提督「遅いぞ、この艦で行くんだ」

青葉「はい、この艦なら2日でラウバルまでいけます」

ビスマルク「遅れたのはアートデッセイのせいよ」

アートデッセイ「私、艦に乗るのは初めてなんッスよね〜」

青葉「貴女が噂のアートデッセイさんですね」

アートデッセイ「はい、そうッスけど」

青葉「青葉です、あとで色々聞かせてください」

アートデッセイ「それは構わないッスけど、あっ男提督さん貴方も行くんッスね」

男提督「あぁ」

秋月「…」ギロ

アートデッセイ「…あの秋月ちゃんがメッチャ睨んでますけど、どうしたんッスか」ヒソヒソ

男提督「あぁ、照月に関してちょっと余計なこと言っちまってな怒らせちまったんだよ」
338 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/02(月) 02:22:39.87 ID:QgH82oxDO
今日はここまで

わるさめの件を書くのわすれてて少し変な所に入れました…

メルバファンの方いたらすみません、メルバは退場です
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 02:44:00.64 ID:4G/+6lUPO

わるさめも帰ってこれて良かったな
男提督はなにやらかしたんだか
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 09:54:01.05 ID:m38mp4eIo
乙です
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 11:54:18.63 ID:iXTERk2B0
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 12:56:51.21 ID:6w82jcmI0

>>339、軽口たたくキャラっぽいし不謹慎なこと言ったんじゃないか
メルバの活躍がまったくないなんて、メルバのファンやめてゴルザのファンになります
343 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 17:14:27.74 ID:QgH82oxDO
防衛鎮守府、倉庫

ガシャン

明石「ごめんね」

わるさめ「イエ、気ニシナイデクダサイ」

防衛鎮守府に営倉はなかったため急遽牢をつくったのである

あきつ丸「それでは出ていってもらえるでありますか」

明石「…」

答えるわけでもなくあきつ丸を一度睨んだあと倉庫からでていく

あきつ丸「…はぁ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
海上

艦の中には提督とアートデッセイ達五隻と男提督、阿武隈、青葉の九名が乗っている(当然、他に艦を動かす人も乗っている)

提督「加賀、私がいなかった間の何かあったか?」

加賀「アートデッセイが改二になりました」

提督「そこら辺は報告を受けてる」

加賀「他には…そう言えば、秋月さんが度々外出していましたね」

提督「秋月が? そういえば今回の任務にも行きたいと赤城に頼み込んだらしいな」

加賀「はい、理由まではわかりませんが」

提督「わかったありがとう」

↓2、誰のところに行く?
男提督、阿武隈、青葉、アートデッセイ、ビスマルク、秋月、U511
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 17:15:28.02 ID:cMes1qHVo
ビスマルク
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/02(月) 17:26:51.51 ID:KcmHnkdAO
ビスマルク
346 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 22:50:52.65 ID:QgH82oxDO
提督「ビスマルク居るか」ガチャ

ビスマルク「っ、アトミラール開けちゃ」

ここで一つ言っておくことがある
潜水艦にはある規則があり、外出の際には外出用の制服を着用しなければならない

というのも、日本の潜水艦の普段の制服は俗に言うスクール水着であり、そのままで外出するのはいかがなものかという意見がでたからである

提督(伊号潜水艦の服装が問題なのでユーは別に着替える必要なはいのだが、律儀に守っている)

提督(なぜいきなりこんなことを考えるかって? 答えは簡単だ)

U511「ぁ…アトミラール…」

U511、着替え中

さらに言えばまさに下着を下ろしている最中という最高もとい最悪のタイミングで扉を開けてしまった

提督(普段なら部屋にノックもせずに入ったりはしない、しかし今は艦の中なので感覚が違ったんだ、狙ったわけじゃぁない)

U511「っ〜〜〜///」

全身の透き通るような白い肌の中、顔だけを羞恥から耳まで真っ赤に染めながらしゃがみこむ

提督「い、あ、す、すまんユー」

ビスマルク「謝る前に出ていきなさいよ!」
347 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 23:14:42.93 ID:QgH82oxDO
数分後

ビスマルク「で、なんのようかしら、まさか覗きに来たわけじゃないでしょ」

提督「え? あぁ、私がいない間に変わったことがなかったか聞きたかったんだ」

ビスマルク「そうねユーが着替えを見られて傷ついたことぐらいかしら」

提督「う…、それ以外だ」

ビスマルク「そうね…何だかんだいって皆多少は無理をしてるわ、特に赤城ね」

提督「やはり」

ビスマルク「あとユーが不安そうにしてたわ、戦闘経験が少ないから足手まといになるんじゃないかって」

提督「そんなことはないぞ」

ビスマルク「わかってるわ、だから励ましてって言おうと思ったんだけど、今日は会わない方がいいわね」

提督「ほんとにすまなかったと謝っていたと伝えてくれ」

ビスマルク「はずかしがってるだけで別に怒ってるわけじゃないけど…伝えとくわ」
348 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/02(月) 23:32:09.05 ID:QgH82oxDO
南方海域、海上

「海上にもソナーにも異常なし、大丈夫そうね、そっちはどう?」

「こっちも」

サッ

一瞬、水中に影が通ったように見えた

「ソナーには異常ないよね…」

「どうしたの?」

「いま下に何か通った気がして」

「魚じゃない?」

「かなぁ?」

「はやく交代しよ、私眠いよ」

「うん…」

ドォン…グラグラ

「な、なにこの揺れ!?」

「あそこ見て、凍ってる」

「嘘でしょ!?」

「とにかく提督に連絡を」
ーーーーーーーーーーーーーーー
艦内司令室

南提督「なんですか今の揺れは」

「提督、船尾が凍りついています」

仁淀「ここは南方海域ですよ、海が凍るわけ」

南提督「何者かが何かをしたと考えるべきでしょう、全員戦闘体勢!!」
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 00:09:11.09 ID:diKEKZhPO
レイキュバスかな?
350 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 01:16:11.90 ID:Z0KNCrtDO
「全くなんなのよ次から次へと」

「見て海が!」

艦娘達が甲板に出る頃には横にならんで停泊している二隻の艦の内、右側の艦の右側の海が人が立てるほど完全に凍りついていた

「こっちに居るみたいだな」

「どうやらあれみたいよ」

ザバァアン

海から氷の大地の端に巨大な生物が登ってくる

「なんだあれは蟹か」

スピーカー<砲撃開始!>

「てぇー」

ドォン…ドドォン、ドォンドォン

十数隻の一斉砲撃が怪獣を襲う

「傷一つついてない!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
南提督(倒すのは難しいですね)

南提督「航行準備は?」

仁淀「一番艦はスクリューが完全に凍ってしまって、二番艦は準備完了してます」

南提督「二番艦だけでも出航させてください」

仁淀「わかりました」
351 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 01:18:29.07 ID:Z0KNCrtDO
仁淀「二番艦出航してください」

南提督「戦闘中の艦娘は発煙弾で敵の視界を奪ってください、一番艦に乗っている艦娘はその隙に二番艦に移動を」

南提督「危険ですがこのまま敵海域を突っ切ります」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ちっ、敵前逃亡か情けねぇ」

一番艦から艦娘が凍っていない海上におりて行く

「いくぞ」

バシュ…バシュ…

怪獣を煙がつつみ視界を塞ぐ

「今のうちに」

無線<そんなことをしても無駄ですよ>

「え?」

ブシュウウウウウウウ
ーーーーーーーーーーーーーーー
仁淀「提督も早く退艦を」

南提督「わかってます」

無線<ザザッ…ザーーーーーーーーー>
352 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 01:22:00.92 ID:Z0KNCrtDO
怪獣の相手をしていた艦娘の無線からノイズが流れてくる

南提督「どうしました、どうしました!?」

呼びかけるも聞こえてくるのはノイズだけで返事はこない

仁淀「…提督…あれ」

提督は仁淀に促され窓から直接艦娘の様子を確認する

南提督「なっ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ピキ…パキ…

怪獣と戦っていた艦娘は怪獣の吐いた冷凍ガスによって全身を一瞬に凍らされていた

「艤装が凍って…」

「足がぁああ!!?」

冷凍ガスは海を更に凍らせ二番艦に移ろうとしていた艦娘達は艤装が張り付き、酷いものは膝ぐらいまで凍っていた
ーーーーーーーーーーーーーーー
南提督「この艦から砲撃はできますか」

仁淀「もう船内からほぼ全艦降りてしまったので、コンピューター制御のミサイルなら」

南提督「それであの生物の攻撃をお願いします」

353 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 01:25:27.31 ID:Z0KNCrtDO
南提督「海上の全員は自分が逃げることだけ考えてください」

無線<無駄ですよ、だれも逃がしませんから>

無線から南提督の声が聞こえてくる

南提督「だれだ!」

無駄<フフフ、そんなことを気にしている場合ですか>

ドシン…ドシン…

無線<ほら大切な艦娘達が踏み砕かれていきますよ>

先程全身を凍らされた艦娘達を怪獣が踏み潰しながら、まだ生きている艦娘の方へと歩いていく

南提督「止めろ!!」

無線<船も艦娘も逃がすなレイキュバス>
354 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 01:32:53.59 ID:Z0KNCrtDO
「いやだ…いやだ…」

仲間をバラバラに踏み砕きながら向かってくる様子は残ってる艦娘の心を折るのに十分だった

「ハァ…ハァ…」

辛うじて氷から抜け出した艦娘は二番艦の方へと一目散に向かっていく

無線<船も艦娘も逃がすなレイキュバス>

レイキュバスと呼ばれた怪獣の目の色が青から赤に変化する

ピュンピュンピュン

それと同時に今度は口から冷凍ガスではなく火球を撃ち出す

ドォオオン

「ア"ア"ア"アァァァァァ…ァ……ァ………」

火球の直撃をくらった二番艦は乗り込もうとしていた艦娘を巻き込みながら爆発、轟沈

氷に張り付けられていた艦娘は火球をくらい蒸発、艤装すら残って居なかった
355 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/03(火) 01:35:21.06 ID:Z0KNCrtDO
今日はここまで、ラッキースケベのほのぼの回デシタネ

因みにユーちゃんの着替えはメンテが27時半までかかるとか言われてイラついてやった後悔はしてない

356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 01:36:18.16 ID:rk5WFS2bO
おつ
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 01:55:34.09 ID:ixsT92iSo
乙です
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 07:08:49.11 ID:92X99qa10
乙 ついに来たかレイキュバス。クラーコフは無事かな
359 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/03(火) 18:25:57.28 ID:Z0KNCrtDO
イベント単純計算で最低42隻必要なんで情報がある程度揃うまで書きたいと思います
360 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 18:26:57.48 ID:Z0KNCrtDO
防衛鎮守府、倉庫

あきつ丸「…」

わるさめ「…」

明石が出ていってから沈黙が続いていた

コンコン

あきつ丸「どなたでありますか」

「エリアルベースです」

どうぞと言いながら鍵を開ける

ガチャ

あきつ丸「なんの御用でありますか?」

エリアルベース「わるさめさんと話したいんですが」

あきつ丸「話すぐらいなら構わないでありますが」

エリアルベース「それでできれば鉄格子の中に入って話したいんですが」

あきつ丸「それはできないのであります」

あきつ丸「この深海棲艦は戦闘能力はなしとされてるでありますが、人形である以上他の人や艦娘を人質にとるなどの可能性はありますから」

エリアルベース「戦闘能力はなし…ですか?」

わるさめ「…」
361 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 19:04:16.13 ID:Z0KNCrtDO
エリアルベースはわるさめと直接会ったことはないが義足を作る際に少し手伝っており、明石達が悪のりで作った艤装に関しても知っている

エリアルベース(それは着けられたままですね…どういうことでしょうか)

わるさめの艤装は通常の艤装同様、自在に出し入れが可能だが意図してそうしたわけではないが仕舞うと艤装の事を知っている人が確認しないと気づくことは難しい

あきつ丸「どうかしたのでありますか?」

わるさめ(マズイ)

わるさめは別に隠していたわけではないが(戦闘能力なしと判断されていたのは今知った)もし武器を隠し持っていたと知れたらどうなるかはわからない

エリアルベース「深海棲艦の身体を詳しく調べてみたいので中に入らせてください、お願いします」

あきつ丸「そういわれましても…」

エリアルベース「艦載機も出してれば不意をつかれることもありませんから」

あきつ丸「…わかったのであります」
362 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 19:26:04.29 ID:Z0KNCrtDO
エリアルベースはわるさめと直接会ったことはないが義足を作る際に少し手伝っており、明石達が悪のりで作った艤装に関しても知っている

エリアルベース(それは着けられたままですね…どういうことでしょうか)

わるさめの艤装は通常の艤装同様、自在に出し入れが可能だが意図してそうしたわけではないが仕舞うと艤装の事を知っている人が確認しないと気づくことは難しい

あきつ丸「どうかしたのでありますか?」

わるさめ(マズイ)

わるさめは別に隠していたわけではないが(戦闘能力なしと判断されていたのは今知った)もし武器を隠し持っていたと知れたらどうなるかはわからない

エリアルベース「深海棲艦の身体を詳しく調べてみたいので中に入らせてください、お願いします」

あきつ丸「そういわれましても…」

エリアルベース「艦載機も出してれば不意をつかれることもありませんから」

あきつ丸「…わかったのであります」
363 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 19:33:08.83 ID:Z0KNCrtDO
エリアルベースはファイターEXを発艦させると檻の中に入りわるさめへと近づく

わるさめ「アノ…」

エリアルベース「艤装もってますよね」

わるさめ「…ハイ、デモ隠シテタワケジャナクッテ!」

エリアルベース「静かにしてください」

エリアルベース(艤装を隠し持ってたとしれたら流石にマズイですよね)

今ここで渡してもらおうにも、あきつ丸に見られてしまっては意味がない

エリアルベース(でも放置するわけには)

わるさめの艤装はマキシマを使ったものであり燃費が悪いなど色々問題はあるが一発の威力で言えば戦艦並、もしくはそれ以上なので放置するわけにはいかない

エリアルベース「わかりました、でも無条件に信じることはできません、だからPALを置いていきます」

エリアルベース「もしマキシマ・オーバードライブが起動しようとしたら攻撃をします、いいですね」

わるさめ「ハイ」
364 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/03(火) 19:37:37.43 ID:Z0KNCrtDO
エリアルベース「もう大丈夫です、ありがとうございました」

エリアルベース「それと普段の様子もデータに録っておきたいのでこのコを置いていっていいですか」

あきつ丸「構わないでありますよ

エリアルベース「それじゃあ失礼しました」

↓3、どこを見てみる
1、防衛鎮守府(艦娘指定)
2、艦(艦娘指定)
3、南方海域
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 19:38:29.60 ID:jMWNx+4AO
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 20:15:24.34 ID:777BxCjNO
2赤城
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/03(火) 20:15:29.64 ID:tt8J2sMKO
2秋月
368 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 00:49:19.73 ID:5k6RlWsDO
甲板

艦はできるだけ早く着くために敵勢海域近くギリギリを航海しているため常時二隻の艦娘か甲板で見張りをしているのである

秋月「…」

男提督「おい、そんなの見てたら見張りの意味がないだろ」

男提督は秋月が見ていた物を取り上げる

秋月「っ…返して!」

取り返そうと飛びかかるが男提督は反射的に飛び退き手は空を切り秋月はそのままバランスを崩して転んでしまう

男提督(あっちゃ〜)

男提督「悪い大丈夫か?」

手を差し出すが、秋月はそれを無視して立ち上がる

秋月「返してください」

男提督「返すが…この写真はなんだ」

秋月「…」

男提督「写ってるのはお前と照月とあと一人は誰だ秋月型だろうが冬月じゃないな」

秋月「…初月です」

男提督「なるほど、撮ったのは冬月ってところか」
369 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 00:49:45.35 ID:5k6RlWsDO
秋月「貴方には関係ないです」

男提督「そうだな、確かにお前がどんな写真を持ってようと関係ない…が、お前この任務の内容わかってるだろうな」

秋月「…」

男提督「残ってる者の救援であって怪獣退治じゃない」

秋月「…」

男提督「私情を挟むな…っていうのは無理だろうが行動によって起きるメリットデメリットを考えろよ」

秋月「…艦娘として復帰できないであろう冬月を見捨てたみたいにですか」

男提督「…あぁ、そうだよ」

「提督それはどういうことですか!?」

男提督の後ろに見張りの交代のために来たアートデッセイと阿武隈がたっていた

秋月「失礼します」

すれ違い様に写真を取り返すとそのまま部屋へと走っていってしまった

アートデッセイ「さっきいってた秋月ちゃんを怒らせた余計な事について詳しく話してもらえるッスか」

阿武隈「そうです説明してください!」
370 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 00:57:53.53 ID:5k6RlWsDO
今日はここまで
イベントが艦娘の使いどころを誤ると詰んでしまいそうで手が出せないでいます


明日の再開安価

↓3、どこを見てみる
1、防衛鎮守府(艦娘指定)
2、艦(艦娘指定)
3、南方海域
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 01:04:16.18 ID:VLvz5r0ZO
3
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 01:05:26.33 ID:MjZO8IsLO
1照月
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 01:05:32.19 ID:QGz69kU/O
1大和
374 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/04(水) 01:14:26.38 ID:5k6RlWsDO
すみません
照月は防衛鎮守府じゃなく旧△鎮守府
大和は間宮共々、鎮守府に居るので今回は選択不可です

直下再安価

選択可能艦娘

防衛鎮守府
武蔵・長門・陸奥・金剛・比叡・霧島・榛名・ローマ・イタリア 赤城・蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴・大鳳
龍驤・祥鳳・瑞鳳・飛鷹
那智・足柄・羽黒・プリンツ五十鈴・那珂・夕張・大淀 如月・初雪・曙・暁・響・雷・電・時雨・夕立・春雨・五月雨・朝潮・不知火・雪風・天津風・浜風・島風・Z1・Z3・libeccio
明石

艦内
ビスマルク・アートデッセイ・U511・加賀・秋月・阿武隈・青葉
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 01:16:05.75 ID:FJK+DHS0O
アートデッセイ
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 01:45:26.13 ID:sowmkpLq0
乙、男提督はゲス提督なのか
377 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 19:55:39.43 ID:5k6RlWsDO
アートデッセイ「今の話を詳しく」

男提督「悪いけど飯まだだから後でな」

アートデッセイは服をつかんで止めようとするが、男提督はヒラリとかわしながら艦内に入ってしまう

男提督「見張りはしっかりな」

阿武隈「ちょっと提督ぅ!」

アートデッセイ「阿武隈さん、さっき秋月ちゃんが言っていたことはどういうことッスか」

阿武隈「あ、あたしもなんの事だか」

アートデッセイ「さっきの話だと、生きていた冬月ちゃんを男提督が見捨てたみたいに聞こえたッスけど」

阿武隈「そんな事ないわ、照月ちゃんを助けたのはあたしだけど…照月ちゃん以外に生存者はいなかったから」

救助の時の光景を思い出したのか少し青ざめながらもはっきりを応える

阿武隈「それに、男提督はセクハラはしてくるし執務室にえっ…へんな本を隠してたりするけど、それだけなんだからぁ」

アートデッセイ「えーと、それだけじゃ不味くないッスか?」
378 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 19:57:37.37 ID:5k6RlWsDO
アートデッセイ「艦娘の命を最優先に考えて行動してるのはわかったッスけど、ならなおさらさっきの話はどういうことなんッスかね」

阿武隈「わかりません…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ラウバル

「士官、この基地に艦が一隻向かってきてます」

士官「本土から来る予定には早すぎる、どこの艦だ」

「それが、前線のところの物です」

士官「あの海域を自力で抜けたのか…、すぐに連絡をとれ」

「はっ!」

↓2、どこをみる?
1、防衛鎮守府(艦娘指定)2、提督達の艦(艦娘指定)
3、南提督達の艦?
4、ラウバル基地
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 20:30:53.19 ID:eWcyt373O
3
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 20:30:58.27 ID:s5YYE/tuO
4
381 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 21:45:01.45 ID:5k6RlWsDO
通信士「こちらラウバル基地、応答してください」

無線(南提督)<こちら前線基地の南提督です>

通信士「ご無事で何よりです」

無線(南提督)<これ以上待っていると自力での脱出が不可能になってしまったので、危険でしたが自力での脱出を試みました>


通信士「そのまま港に入ってください」

無線(南提督)<はい、それと救援の件についてはどうなっていたのでしょうか>

通信士「明後日の朝には本土から救援の部隊が到着してましたよ」

無線(南提督)<そうですか、それはタイミングが悪かったですね>

通信士「なに言ってるんですか、皆さんが無事だったんですからよかったんですよ」

無線(南提督?)<いえ、ラウバルをゆっくり落としてから本土に向かうつもりだったのですが>

通信士「…なにを言ってるんですか?」

無線(南提督?)<レイキュバスに基地機能を麻痺させたら後は深海棲艦に任せて直ぐに本土に向かうとしますよ>

次の瞬間、ラウバル基地に火球が雨のように降り注いだ
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 22:00:00.57 ID:/HIffTMZ0
ああ、そういえばレイキュバスを操ってるスヒュームはネットとか通信とかから声を拾って話すから南提督の声も真似されたのか
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 22:05:02.44 ID:e/UlVjaRO
ラウバウ?
ラバウルの間違えかな?
384 :間違えですラウバル→ラバウルに脳内変換お願いします ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 22:23:19.58 ID:5k6RlWsDO
「なにが起きた!?」

「火薬庫に火が、消火を!!」

艦はラバウルの港に止まることなくそのまま過ぎ去って行く

「士官は!?」

「北東より深海棲艦が近づいてます」

「活動可能な空母は全艦抜錨しろ」

司令塔が居なくなった基地の指揮系統は滅茶苦茶になっていく

無線(?)<ついでよ、目障りな蝿も落としてあげなさい>

レイキュバスは艦載機とそれを操る空母をめがけ火球を放ち焼き払うと艦を追うように海へと入っていった

↓2、どこをみる?
1、防衛鎮守府(艦娘指定)
2、提督達の艦(艦娘指定)
3、南提督達の艦?
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 22:25:26.31 ID:CFvXLb8rO
3
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 22:25:31.92 ID:OBY/mJO1O
1春雨
387 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 23:43:39.25 ID:5k6RlWsDO
防衛鎮守府、倉庫前

春雨「…」

ウロウロ…ウロウロ…

春雨はわるさめが居る倉庫の前を行ったり来たりを繰り返していた

提督の艦娘たちはわるさめと会うのは、あきつ丸が許可をしたとき以外認められていない

春雨(お願いしても合わせてもらえないよね…)

あきつ丸「…」

春雨「何か理由をつけて…でも…うぅ……」

あきつ丸「何をしているでありますか?」

春雨「ひゃうっ!? あの、これは、わるさめちゃんとは、別に…あの、あの」

突然声をかけられ、パニックになる
388 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 23:50:54.07 ID:5k6RlWsDO
あきつ丸「別に責めているわけではないので落ち着くであります」

春雨「は、はい…あの、別になにかしようとしていたわけじゃ…ないです」

あきつ丸「あの深海棲艦に会いに来たのでありますね」

春雨「た。たまたま通っただけで」

あきつ丸「会いに来たのでありますね」

春雨「…はい」

あきつ丸は自分の手帳を取り出すとそこに何か書き込んでいる

春雨「なにをしてるんですか」

あきつ丸「一応、何時に誰が会ったかを記録しているであります、それでは入っていいのでありますよ」

春雨「え! いいんですか?」

あきつ丸「はい、自分にいってもらえればかまわないでありますが」

春雨「合わせてもらえないと思ってました」

あきつ丸「合わせる気がないなら態々こんなところまで連れてこないのでありますよ」
389 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/04(水) 23:54:44.20 ID:5k6RlWsDO
その夜

↓2、どこみる
1、防衛鎮守府、食堂
2、防衛鎮守府、倉庫
3、提督達の艦、食堂
4、提督達の艦、甲板
5、南提督の艦?
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 23:56:08.11 ID:9XaD+UjiO
1
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 23:56:13.87 ID:tfywzCpFO
3
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/04(水) 23:57:59.54 ID:a/u3WIBIO
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 00:17:04.33 ID:+hQRF/H10
5とって敵サイドの情報えたほうがよくないか?もう遅いけど
394 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/05(木) 00:57:32.67 ID:hY+AcJXDO
提督「…」モグモグ

U511「…///」モグモグチラチラ

秋月「…」モグモグジロリ

男提督「…」モグモグ

加賀「…」モグモグ

阿武隈(うぅ…気不味い)

※ビスマルクとアートデッセイは見張り中

青葉「あの、何かすごく空気が重い気がするんですけど何かあったんですか?」

「…」

青葉の問いかけにも誰も応える者は居ない

青葉「ここのご飯美味しいですよね、何でも作ってる人は調理師学校いって有名なレストランで働いてたらしいですよ」

「…」

阿武隈(誰か反応してあげてよ、青葉さん完全に無視されて泣きそうじゃないですかぁ)

そう考えてる阿武隈もこの重い雰囲気に喋り出せないでいるわけだが

青葉「えっ…、そ、そうだー、提督さんって特撮好きで結構知られてるんですが何で好きなんですか、昔から好きなんですか? 特に何が好きとかもあったら教えてください!」

提督「え? あぁ、息子が好きだったんだよ」
395 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/05(木) 01:09:17.40 ID:hY+AcJXDO
青葉「息子さんですか、何歳なんですか?」

提督「9才だったよ」

青葉「…だった?」

提督「五年前深海棲艦が攻めてきたときにたまたま鎮守府に来ていてね、その時に妻と一緒に死んだよ」

加賀「…」

加賀が青葉の事を睨み付け、睨み付けられた青葉は肩をビクッと震わせる

青葉「す、すみません…」
加賀「…チッ」

阿武隈(青葉さぁぁん!! 状況を悪くしないでくださいよ!)

青葉「さ、さっきアートデッセイさんに話しを聞いたんですけどアートデッセイさんにも妹がいるらしいですね」

秋月「…」ピクッ

青葉「そう言えば秋月ちゃ
阿武隈「青葉さぁん!! アートデッセイさんについて"部屋で"詳しく話し聞かせてください!」
396 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/05(木) 01:10:13.17 ID:hY+AcJXDO
今日はここまで

393の言うように安価先に選ばれたところは情報が入るので今後地雷回避しやすいようになってます(ラバウルとか)
ただ全く無意味な安価もあります

安価、安価です

とりあえずクラーコフの容姿を決めときたいので(性格などは奪還できればまた安価取りますので容姿以外は下にずらします)
↓3、4、5、クラーコフの特徴
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 03:28:39.79 ID:cC5/egsFO
ksk
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 04:33:19.93 ID:/7DkbZz1O
ふみぃ
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 04:33:31.45 ID:I1wa5WjMO
白髪
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 04:34:56.82 ID:HZDSsE2kO
艤装がゴツい
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 04:36:06.71 ID:ab+zR3I+O
中肉中背でアルビノ
402 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/05(木) 09:25:21.58 ID:hY+AcJXDO
中肉中背は本来の意味でいいんですよね?(勘違いしている人も多いので)

白髪、ゴツい艤装、中肉中背、アルビノなので遠目には深海棲艦に見えそうですね

銀髪と白髪の差…
銀髪(アートデッセイ)は翔鶴、白髪(クラーコフ)は雲龍の髪の色合いでぐらいの差ですかね
アルビノなので真っ白な肌に赤いお目目

身体は中肉中背なので、アートデッセイよりも低く体(の一部)は小さく、エリアルベースよりは高いし大きいぐらいで、実際のサイズと反比例してる
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 10:51:17.99 ID:582ClSrCo
乙です
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 10:55:19.85 ID:+hQRF/H10
原点のクラーコフをベースにした艤装ってことは可動式のアームが背中にX字型についてるって感じか。あと水中にも潜れると。
改二になったらネオマキシマでワープしたりネオマキシマ砲が撃てるようになるのかな
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 14:49:33.24 ID:C5RdVJwu0

>>404、そして異世界に飛ばされるわけか
ガチレスすればネオマキシマは航法であってワープではない、エリアルベースも居るからワープジャンプも可能かもしれないけど
406 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/05(木) 15:59:49.54 ID:hY+AcJXDO


甲板

アートデッセイ「んあ〜〜〜」ノビー

提督「お疲れ」

アートデッセイ「あっおはようございます」

提督「おはよう、ここからは部屋で休んでてくれ」

アートデッセイ「あとどれぐらいで着くんッスか?」

提督「このペースなら夜にはラバウルに着けるそうだ」

アートデッセイ「それじゃそれまでしっかり休んでおきま…」ピクッ

提督「どうした?」

アートデッセイ「進行方向、500q先から何か向かって来てるッス」

提督「深海棲艦か?」

アートデッセイ「…いや、サイズからすると艦艇ッスね」

提督「なんだ、報告は受けてないぞ…アートデッセイはそのまま見張りを続けてくれ」

アートデッセイ「了解」
ーーーーーーーーーーーーーーー
艦内、司令室

提督「どうですか?」

船員「流石に距離が離れすぎていて、無線も届きません」

提督「そうですか」

船員「どうしますか? 艦艇なら敵の可能性は低いですが」

↓2、提督はどうする
1、このまま無線の届く距離まで接近
2、艦載機による偵察
3、気付かれないように島陰に隠れて様子を見る
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 16:01:17.62 ID:GuyqrTZco
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 16:01:46.30 ID:N2tQMvo6O
2
409 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/05(木) 18:06:17.38 ID:hY+AcJXDO
提督「無線を借ります」

提督「アートデッセイ、聞こえるか?」

無線(アートデッセイ)<はい、どうでした?>

提督「離れすぎていてわからないそうだ、ただちに艦載機を飛ばして偵察してくれ」

無線(アートデッセイ)<了解ッス>
ーーーーーーーーーーーーーーー
ビスマルク「正体不明の艦艇が向かってきているんですって?」

青葉「ラバウルからの艦じゃないんですか?」

提督「そしたら尚の事連絡が来るはずだ、アートデッセイどうだ」

アートデッセイ「やっぱり艦艇ですね、日本海軍の物ッス」

ガッツウイング1号からの映像がPDIに映し出される

阿武隈「この艦艇は、前線基地に配備されていたものです」

提督「ほんとか?」

青葉「はい、基地を囮に怪獣を一体倒した後、皆でこの艦ともう一隻に乗って海上に避難してましたから」
410 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/05(木) 18:48:25.72 ID:hY+AcJXDO
提督「だったら余計にんでこんなところに…」

アートデッセイ「自力で脱出したんじゃないッスか?」

ビスマルク「それが難しいから救援に来たんじゃないの」

アートデッセイ「ガッツウイング経由で連絡とれるッスけどどうします?」

提督「頼む」

アートデッセイ「こちら本部の提督のところに所属しているアートデッセイッス、応答してください」

無線<ザザッ…ザッ、こちら前線基地の南提督です>

青葉「南提督、無事だったんですねよかったです!」

無線(南提督)<…すみません、無線の調子が悪くて、誰ですか?>

青葉「青葉ですよ、青葉」

提督「悪い後にしてくれ、我々はこれから南方海域に貴殿方の救援に向かうところだったんですが」

無線(南提督)<はいラバウルの士官から話は聞いています、すみませんお手数をおかけして>

提督「それはいいんですが、状況を教えていただきたい」
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