0079 -宇宙が降った日-

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164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/29(日) 16:48:50.58 ID:mVCeyrH+O
乙カレー

サプライズグレイス
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/03(金) 19:07:52.36 ID:tL0LlPeKO

ここは地獄だ……としか言いようがない詰みっぷり
166 : ◆EhtsT9zeko [sage]:2017/02/28(火) 20:55:25.28 ID:4JJXp2HZ0
保守!
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 07:14:39.81 ID:2FMoZjLA0
ふむ…
168 : ◆EhtsT9zeko [sage]:2017/05/29(月) 12:51:22.24 ID:r0gIcZfKO
ほ…しゅ…
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 14:55:42.97 ID:Uj2YSu7YO


お、生きてましたかw
生存報告ありがとう。
環境やモチベーション整ったらまた楽しませて下さいね
170 : :2017/05/30(火) 18:23:30.97 ID:lYZRI31K0
なんかすごい
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/04(火) 13:33:14.72 ID:w3UdhvJ3O
待つさ…
172 : ◆EhtsT9zeko [sage]:2017/11/09(木) 00:18:33.15 ID:DJ+VA71W0
書いてる…続きは、書いているの…
少しずつ、本当に少しずつ…
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/09(木) 00:50:58.72 ID:Nf5/3r6Co
まってるよー
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/28(水) 06:29:57.67 ID:bGT73T5Eo
まだかー
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/22(日) 17:56:14.28 ID:QpvkvfbKo
にゃー
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 10:37:15.73 ID:Jz4IaFsW0
【最悪のSS作者】ゴンベッサこと先原直樹、ついに謝罪
http://i.imgur.com/Kx4KYDR.jpg

あの痛いSSコピペ「で、無視...と。」の作者。

2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。一言の謝罪もない、そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。

以来、ヲチに逆恨みを起こし、2018年に至るまでの5年間、ヲチスレを毎日監視。

自分はヲチスレで自演などしていない、別人だ、などとしつこく粘着を続けてきたが、
その過程でヲチに顔写真を押さえられ、自演も暴かれ続け、晒し者にされた挙句、
とうとう謝罪に追い込まれた→ http://www65.atwiki.jp/utagyaku/

2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を引き起こし、
警察により逮捕されていたことが判明している。
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 10:06:54.22 ID:LOBWR+dLO
☆★
178 :キャタピラです ◆EhtsT9zeko [saga]:2018/12/26(水) 01:04:36.87 ID:OfgSS0Ubo
新しいことを始めたいけど、新しいことを始める前に…
俺にはまだ、やり残したことがった…!
179 :キャタピラです ◆EhtsT9zeko [saga]:2018/12/26(水) 01:05:56.10 ID:OfgSS0Ubo

 

 「こっちです。足元、気を付けて」

翌日、無線の修理作業をカイルとテレンスに任せた俺とグレイスは、「見て欲しいものがある」と言うマーサに案内をされてヒュー達が根城にしているのとは別の生存者キャンプに来ていた。

 あのアパートからそれほど離れていない距離に、彼女達の住処はあった。

 崩れかけたビルの中、元はオフィスか何かだったのだろうフロアに、トタンや布で間仕切りが並んでいる空間が、それだった。

 瓦礫をまたぎながら中に入るとすぐに、昨晩俺達を襲撃してきた内の一人、アジア系のミキが小走りで俺達のもとにやってくる。

「来てくれたんですね!」

「ああ」

俺は、そうとだけ答えてフロアに目を走らせる。

ヒソヒソと囁き合う声や、小さな子供の泣き声があちこちから聞こえていた。

どうやら、間仕切りの中には、想像していた以上の生存者がいるようだ。

「ずいぶん居るみたいだな…」

「ええ。でも、動けるのは、10人…あとは、赤ちゃんのいる人とか、まだ幼い子供に…それから、怪我人が三人…」

「具合いは?」

「一人は良くありません…脚を吹き飛ばされていて…あとの二人は、骨折です」

俺の質問に、マーサは暗い表情で答えた。

昨晩は15人、と言っていたが、実働できるのは10人、か…

俺は、その情報だけを頭に刻んでおく。

「どうぞ、こっちに」

ミキがそう声を上げて、俺達をフロアの奥へと誘導する。

後ろにいたグレイスに視線を送ると、彼女は緊張した様子で俺にうなずいて返す。

相変わらず、しっかりしてて頼もしいったらない。

俺もグレイスにうなずき返して、ミキとマーサの後へと続いた。

 フロアの奥へと進むと、その先に金属製のドアが見えた。どうやら、あとから取り付けたものらしく、入り口に対して微妙にズレているのが分かる。

 マーサが手にしていたペンライトに明かりをつけてそのドアを開け、俺達に手招きをしてきた。

 俺はさりげなく腰に手を当てて、拳銃の安全装置を外してから、グレイスの手を引いて進む。

 ドアをくぐるとその先は倉庫のようで、中央に質素なテーブルが置かれ、壁際には食料らしいダンボール箱がうずたかく積まれていた。

「それで、見て欲しいものってのは?」

俺は、部屋の奥には踏み込まず、その場に立ちどまってマーサに尋ねる。

するとマーサは、

「はい、これなんです」

と言って、ダンボール箱の中から何かを取り出して、テーブルの上に置いた。

 「小銃…!?」

先にそう声をあげたのは、グレイスだった。

 
180 :キャタピラです ◆EhtsT9zeko [saga]:2018/12/26(水) 01:07:52.10 ID:OfgSS0Ubo
 彼女の言う通り、マーサがテーブルに置いたのは、連邦軍や警官隊も使っているアサルトライフルだった。

 マガジンが後方についているブルバップ式の、俺やカイルが扱いになれた、連邦軍制式、M72A1アサルトライフル…

「まだ、何挺もあります。ここのみんなが、あちこちからこっそり集めてきました」

ミキが、静かな声でそういう。

俺は、二人に警戒をしながら、そのライフルを手に取った。

 薄ら暗い室内でも、高熱にさらされて焼け焦げているのが分かった。樹脂製の部品はことごとくなくなっているし、バレルも目で見て分かるほどに歪んでいる。

とてもじゃないが、使い物にはならない…だが…

「全部で、どれくらいあるんだ?」

「たぶん…同じ型のものが全部で20挺くらいは…」

俺の質問に、マーサがミキと目を合わせてから答える。

おそらく、この街にあった駐屯基地の備品だろう。

それにしても20か…もしかすると…廃部品をバラシて組み替えれば、完動品をいくつかでっち上げられるかもしれない…

あとは、4.8ミリ口径弾があれば…

 「マーサ、この街で、銃弾が売っていたような商店や、銃砲店がどこかにあったか?」

「銃弾が売っていたようなお店…」

マーサは再びミキと目を合わせる。

二人はしばらく考えるようなそぶりを見せてつかの間、

「そういえば」

とミキが口を開いた。

「北東の郊外のあたりには射撃場があったので…もしかしたら、その周辺になら、お店があるかもしれません」

「アレックスさん、銃弾をさがすつもりですか?」

グレイスが俺に尋ねて来る。

俺はグレイスを振り返ってうなずいた。

「ああ。俺達の拳銃だけじゃ、弾があっても勝ち目は薄かったが…ライフルが使えるんなら話は別だ。隙を見て、あのアパートから狙撃もできるかもしれない」

そう、あのアパートからは、距離にして100mほど先に、ヒュー達が根城にしているアパートが見下ろせる。

このライフルの有効射程は実感では300mほど。俺はともかく、カイルの腕なら、単発で勝負を付けられる可能性がある。

それに、狙撃ではなくても、数をそろえれば武装解除を促すこともできるかもしれない…

そうすれば、俺達は自分たちの身の安全を確保するだけではなく、ここに押し込められている彼女達のことも助けることができるはずだ。

 俺の脳裏には、あの日、基地のシェルターから脱出する際に聞こえて来た無数の声がよみがえってきていた。

 
181 :キャタピラです ◆EhtsT9zeko [saga]:2018/12/26(水) 01:08:23.77 ID:OfgSS0Ubo

「…もう、誰かを見捨てるのはごめんなんだ」

「えっ…?」

「いや、なんでもない、独り言だ…」

俺は、グレイスに、自分の気持ちを悟られてはいけないような気がして、そんな言い訳をした。

 「ミキ、案内してくれるか?」

「は、はい!」

「グレイスも一緒に。それから、マーサ。やつらに気取られないように、アマンダをここに連れて来てくれないか?」

「アマンダさんを…?」

「やつに、銃の点検を頼む。メモを書いておくから、これに従うように伝えてくれ」

俺はそう言いながら、アパートの部屋からクスねて置いたメモ用紙にボールペンを走らせた。


一つ、銃器を確認し、使える部品を組み合わせて完動品を丁稚上げること。

二つ、使い方を、動ける連中にレクチャーしておくこと。

三つ、出来上がっ銃は、分散して隠すから、食糧庫か何かに入れて、運びやすくしておくこと。

 あとは…ひとまずは、不要か。

 それでも俺はしばらく書き残しがないかを考え、それでも「ない」と結論付けて、手紙をマーサに手渡した。

集まった面々に視線を送ると、みんなが俺を見ていた。

 なるほど…軍曹らしくなってきた、ってことか。皆が、引き締まった表情で俺のことを見ている。

 グレイスだけは唯一、少し不安そうではあるけど…これは、性格だから仕方ないだろう。

「…よし、それじゃぁ、準備に掛かろう」

俺がそう合図をすると、全員は静かにうなずいて、静かにその場を離れて行った。
 
182 :キャタピラです ◆EhtsT9zeko [saga]:2018/12/26(水) 01:08:51.79 ID:OfgSS0Ubo
こんな感じで、チマチマ上げていく予定なので、よろしく。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/26(水) 09:27:36.97 ID:Ymw1bqLBo
生きてたのか! 久しぶりに乙!!
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