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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/11/23(月) 23:33:32.92 ID:2aggOrwDo
次の停車駅で、俺は幼馴染の少女を見つけた。
有希。俺の幼馴染であり俺の初恋の相手。
「お姉ちゃんだ。今日も夕さんと一緒だね」
「・・・・・・まあ、あいつら同じ駅だし家も隣だしな」
「そんだけの理由かなあ? 毎朝いつも一緒じゃんお姉ちゃんと夕さん」
「ああ、そうだな」
それ以外には何も言いようがなかったから、俺はとりあえずそう言った。
「まあ、でもお似合いだよね。お姉ちゃん綺麗だし夕さんもイケメンだし」
「・・・・・・うん。まあね」
「お姉ちゃん、うちの隣から引っ越して正解だったね。お隣さんがお兄ちゃんからイケメ
ンの夕さんにグレードアップしたことだし」
それがどういう意味か、麻衣に確かめるまでの時間は与えられなかった。開いたドアか
ら、有希と夕也が乗り込んできたのだ。
「あ、お姉ちゃーん!」
「おはよう麻衣ちゃん」
「ようお二人さん」
夕也も俺たちにあいさつした。普段どおりのさわやかな感じで。
「おはようございます」
「・・・・・・おはよ」
俺も二人に向かってあいさつした。ぼそっとした声だと思われたかもしれないけど。
「麻人どうしたの? 朝から元気ないじゃん」
有希が半分からかっているような表情で俺に話しかけた。
「おまえ、俺の貸したあれにはまって寝不足なんじゃねえだろうな」
夕也がからかい気味に言った。よりにもよって有希が聞いているのに。
「・・・・・・バカよせ。妹が聞いてるんだぞ」
「何々? 何の話」
有希が口を挟んだ。
「何でもねえよ。男同士の話だ」
「何か感じ悪い」
有希の言葉に続けて麻衣も口を開いた。
「ほんと。男って嫌だよね、お姉ちゃん」
「うんうん。本当に信じられるのはあんただけよ。麻衣ちゃん愛してる」
「わ! お兄ちゃんの前ではやめてください・・・・・・じゃなくて。混んだ電車の中ではやめ
て」
突然、有希に抱き寄せられた麻衣が狼狽して抗議した。
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