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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/02/11(木) 21:13:04.62 ID:VyTyW24Co
「もう行こうぜ」
「うん」
「あたしたちさ、二見さんと仲良くなったから。今度放課後一緒に遊びに行くからね」
「何で俺に言ってるんだよ」
「池山って独占欲強そうだし、二見さんのこと束縛しそうじゃん」
「そんなことねえよ。何言ってるんだよ」
「あたしもそんなことないと思うなあ。どちらかと言うとあたしの方が池山君を束縛して
嫌われそうで怖い」
「え」
「そんなわけないでしょ。どう考えても二見さんの方がスペック高いじゃん」
「そうそう。二見さんってぼっちで寂しかったところを池山に付け込まれたんじゃない?
今のあんたなら男なんて選びたい放題だよ」
「考え直したら?」
「おまえらなあ」
でも、実はそんなに不快じゃない。二見が普通にクラスメートに人気があるらしいこと
の方が嬉しかった。
「冗談だって・・・・・・冗談。何マジになってるのよ」
「冗談だって。池山君」
「おまえも何嬉しそうに笑ってるんだよ」
「じゃあ、冗談はこの辺にして邪魔者は消えようか」
「うんうん。じゃあ、次は本当に付き合ってよね」
「うん、ごめんね。今度また誘ってね」
「うん。じゃあ、また明日」
「またね」
「なあ」
「うん」
「何でいきなりあいつらと仲良くなったの?」
「仲良くなったっていうかさ」
「うん」
「君の彼女になったんだから、もうぼっちとか暗い女だとか周りの人に思われるのも嫌だ
し」
「はあ?」
「だからさ、普通に目立たないくらいの女になろうかと思って」
「いったい何で? おまえそういうの気にならない人でしょ? 今までだって好き好んで
ぼっちやってたんでしょうが」
「あたしはそれでもいいけど」
「それなら」
「でもそれじゃ君に申し訳ないし」
「まあ、おまえが普通に同級生と会話している方が、俺も嬉しいけどさ」
「やっぱさ、君が遠山さんと付き合えば周りはそれなりに納得すると思うのね」
「え? 何言ってるの」
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