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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/01/30(土) 22:47:43.74 ID:ZYZlVptYo
午前中の授業終了後、俺は二見の声に起こされた。
「池山君、池山君ってば。起きてよ」
「あ」
「あ、じゃないわよ。授業終わったよ」
「俺、寝ちゃってたのか」
「机に突っ伏して盛大にね。あの先生だから見て見ぬ振りしてくれたけど、他の先生だっ
たら怒られてるよ」
「うん。何かいつのまにか寝ちゃったみたいだ」
「寝不足で疲れてるんでしょ。何で寝不足なのかは知らないけど」
「何でもないよ」
「今日は妹さんと一緒にお昼?」
「いや今日は約束してないよ」
「じゃあよかったら一緒にお昼食べない?」
「いや、ちょっと夕也と話がしたいんでさ」
「広瀬君、授業終わったらすぐ教室を出てっちゃったよ。気分悪そうだった」
あいつ、もしかして俺のこと避けてるのか? 昨日はちゃんと話せたのに。
「じゃあ、中庭に行こうか」
二見が言った。
「君も、二見さんとか広瀬君のことでも考えて眠れなくなったんでしょ」
「違うよ」
「じゃあ妹さんのことでも考えてた?」
「だから違うって」
「じゃあ何で寝不足なの? 場合によっては力になってあげられるかもよ」
「力になるっておまえが?」
「ぼっちのあたしが言っても信じてくれないかもしれないけど、あたしって問題解決能力
が高いぼっちなんだよ」
「何だよそれ」
「ほんとだよ」
二見は突然微笑んだ。それはすごく可愛いい笑顔だった。正直に言っちまうか。俺はそ
う思った。それでこいつがどんな反応するかも知りたい気がするし。
「ええとだな」
「うんうん」
「おまえの立てたスレを三十分おきくらいに見に行ってたら寝そびれた」
「え・・・・・・つうか、え?」
「いや何か落ちないようにスレ保守している人がいっぱいいたから、おまえがスレに戻っ
てくるんじゃないかと思ってさ」
「飽きれた。今日は戻れないってレスしたのに」
「まあ、あとさ。正直な話、おまえの画像が気になって眠れなかったっていうのもある」
「え」
やばい、引かれたか。俺はそう思った。
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