やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。

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1 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/17(木) 17:33:45.96 ID:50/7cu8J0
俺ガイル×脳コメのssです。
初投稿で、更新も遅くなりますが、応援していただけると嬉しいです。
エロ要素は排除していきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442478825
2 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/17(木) 17:35:26.09 ID:50/7cu8J0
〜俺ガイルサイド〜

八幡「……ぷっ、くく……」

 いやあ、このたまたま書店で見つけた『俺の脳内選択肢が学園ラブコメを全力で邪魔している』、ガガガじゃねぇが面白いな。

 学校で読んでたら笑いすぎて引かれるまである。

 ここまで純粋に笑えるヤツは……別に久しぶりでも何でもないが、この最新刊超ホワイトテイルだし、他の巻も買ってみるか。

 つか、ここまで災難なのに、何でコイツ周りの女子に好かれてんの?

 俺なんか選択肢なくても超ぼっちなのに。リア充爆発しろ。

 はあ〜、続きが気になるが、あいにく金欠だな。もうしばらく待つか。

 ……ぼーっとしてたら、選択肢とか出てきそうだな。

 出てほしいわけではないんだがな……こう、なんというか、主人公に憧れるというかな……あ、やべ、これめっちゃフラグた――

【選べ
  1,このまま選択肢が一ヶ月ランダムで発生する
  2,このまま選択肢が一年間ランダムで発生する
  3,このまま選択肢が一生出続ける       
※なお、どの選択肢を選んでも、脳コメの記憶は消える。 】

 ……おい、うそだろ?

こういうフラグ回収とも言えないようなやついらないんだけど。
3 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/17(木) 17:49:18.26 ID:50/7cu8J0
〜脳コメサイド〜

奏「……ぷっ……ははぁっ!」

 やっべ、面白い→尾も白い→ホワイトテイル って……

 思わず家で爆笑してしまった。

 『青春とは嘘であり、悪である』……まさしくその通り。

ショコラ「ふすー……ふすー……」

 よかった、ショコラはまだ寝てるみたいだ。

 爆笑したせいで起こしたら悪いからな。

 しっかし、この『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』ってやつ……あのいいかげんなUOGでもなければ、スニーカーでもないけど、すっげぇ面白い、いやホワイトテイルだな。

 これ、主人公かわいそうだな。俺ほどじゃないけど。

 今日も学校で……

遊王子「かーなでっち!今日の発明品はこれ!」

奏「一日で一つ制作したのか!?いや、てか、一日に一つずつ今までつくってたか!?そんな急にしてました的なこと言われても……」

遊王子「でねでね!今回のやつはすごいんだよ!名付けて『ドキッ!フルダイブの秘薬〜これであなたは二次元の住人〜』っていってね!自分が好きな物語の中に入れるんだよ!擬似的で、物語を改編する事まではできないんだけど……かなでっち!ちょっちためしてみて!」

奏「いや、そんなもん誰が――――」

【選べ
  1,ドキッ!フルダイブの秘薬〜これであなたは二次元の住人〜
   を飲み干す

  2,遊王子謳歌に『アバズレンZ』を飲ませる         】

 実質これ1択じゃねえか!

 謳歌にアバズレンZを飲ませるわけにはいかねえだろ!
 これを知らない人に簡潔にわかりやすく説明すると、媚○だ、アバズレンZは。

奏「わかった、飲むよ……」

 そして俺は、栄養ドリンクくらいの大きさビンのなかの液体を飲み干した。

 すると、軽くS○Oをやってきた気分になって、疲れた。
 ↑の字面だけだと、非常にわかりづらいのが難点。○2つだな。

奏「っぶはあっ!!なんてもんつくってんだ!軽くデスゲームしてきた気分じゃねえか!」

謳歌「じゃあ、成功だね!お父さんとこの前テレビ見てて、『こんなゲームしてみたいな』って話したのがきっかけ!」

奏「なんてこと話てんだ!あと、どうせ作るなら本体作れよ!なんでわざわざ薬にしてんだよ!」

謳歌「え〜……かなでっち、薬じゃないよ、クスリだよ」

奏「なぜか印象が悪くなった気がする!?」

……という、いつも通りっちゃいつも通りのやりとりがあり。

奏「さて……夕ご飯時は過ぎたけど、軽くなんか作るか」
 俺は台所に向かおうとして――

【選べ
  1,総武高校に転入する(一年未満。行くときに俺ガイルの内容は記憶から消え、帰って来た時に戻る)

  2,海浜幕張高校に転入する(折本かおりにディスられる、行くときに俺ガイルの内容は記憶から消え、帰って来た時に戻る) 】


え、なにこれ?
4 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/17(木) 17:50:51.36 ID:50/7cu8J0
※なにか選択肢に関してのネタなどあればお願いします。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/17(木) 18:08:33.86 ID:zEJ1NkLIo
支援しますよ 選択肢は思いつかんな
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/17(木) 18:17:23.69 ID:6Y9wCgj3o
支援
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/17(木) 18:36:53.36 ID:nI6n3qfZO
C
選べよ
1.権藤大子に結婚を申し込む
2.平塚静に結婚を申し込む
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/17(木) 18:37:34.93 ID:2/umgW4DO
1.元気よく「やっはろ〜ゆきのん」と雪ノ下雪乃に挨拶する
2.ニヤニヤしながら「よぉ脇ノ下」と雪ノ下雪乃に挨拶する
9 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/17(木) 18:38:48.69 ID:50/7cu8J0

〜俺ガイルサイド〜

……いや、これ、1しかねえだろ。3とか終わってるわ。


 一生とかホントに無理ッスから。てか、できるんならなくしてくれませんかね?アマノカミノソラウさん?


 というか、脳コメの記憶をピンポイントで、どうやってなくすんだよ。


 とここで、頭にとんでもない激痛が走る。


 つっ!……これが例の頭痛ってわけか。てか、なんで俺に選択肢降りてんの?この世界って、脳コメじゃないよね?俺ガイルだよな!?


 ここで再び、催促の頭痛。

八幡「……ってえ〜、しゃあねえ、1だ!」


 すると、ぐにゃりと視界が回った。
10 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/17(木) 18:41:53.52 ID:50/7cu8J0
〜ここで合体ルート〜

 目の前に見慣れた家。のリビング。

 そして、美形の高校生と思われる男の姿があった。

 逆に。

 奏からみると、そこはどこか既視感のある、とあるリビングだっ
 隣に顔がある。

 つまりは、床に並んで寝ているわけで。

 男二人が、床に寝ている。かなりの至近距離で。

八幡(こんなとこ、小町や誰かに見られたら……)

奏(えっと……まずは状況を整理……

【選べ
   1,比企谷小町にこの状況を見られる
   2,比企谷小町に目撃されるかわりに、比企谷八幡の『呪い』が消える   】                               】

奏(整理……したいのになあ……)

 泣き顔になる。精神的なものと、頭痛的なものとの両方で。

 まず、比企谷八幡と小町って、誰ですか。

11 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/17(木) 18:43:34.81 ID:50/7cu8J0
 頭痛。

奏(やっぱ、呪いは消えた方がいいよな。うん)

 2を選び取る。

八幡「ううーん……」

「ごみいちゃん……?」

同時に、リビングの出入り口に、中学生くらいの女の子がいた。

大子さん「奏ちゅわあん、わたしから離れるだなんてひどいじゃない」

八幡・奏「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(以下略)」

比企谷家のリビングに響き渡る悲鳴。

 無理矢理なこの世界は、無理矢理の方向転換のために、少し世界観をいじるくらいのことはするようだった。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/09/17(木) 18:52:49.10 ID:p1TN7toBO
サイド使いかよwwwwww
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/17(木) 22:11:07.72 ID:rtMjqqf20
どっかで未完の俺ガイル×脳コメ見たが同じ人?
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/18(金) 01:18:02.20 ID:NEXmejkno
脳コメ好きだけどss少ないから嬉しい
15 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/09/18(金) 15:42:18.28 ID:ES98ZO0z0
※連休中は投稿できないかもです。
書きためは頑張る神原ので、よろしくです

あ、本編に関係ない作者コメントは、最初に※をつけますね。
16 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/18(金) 15:49:41.22 ID:ES98ZO0z0
>>5,6,7,8,14
ありがとうございます
>>12
また投稿しますが、基本奏視点です

>>13
いえ、>>1でも言っている通り、初投稿です。
17 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/18(金) 16:23:05.44 ID:ES98ZO0z0
つーことで、状況確認。

八幡「お前は天草奏というんだな?」

奏「君は比企谷八幡でいいね?」

八幡・奏「で、なんでこんなことになっているんだ?」

 「お兄ちゃん!」

 見知らぬ女の子が話しかけてくる。

八幡「どうした、小町」

 どうやら、小町ちゃんというらしい。

小町「今日から住んでいる家のリフォームで、うちに一年滞在する天草奏さんじゃない!忘れたの?」

八幡「そうだったか?」

奏(そうだったの?)

小町「そうだよ!作者の無理なせっt……いや、お父さんの仕事の同僚の息子がちょっと家に住めないからうちに泊めるって、昨日言ってたじゃん!もー……ごみいちゃん、ちゃんとしてよね」

 とても活発な女子のようだ。

小町「あ、天草さん!わたし、比企谷小町っていいます!これからしばらくよろしくお願いしますね!」

八幡「……そういうことらしいから、よろしくな、天草」

奏「ああ……よろしく。僕のことは奏でいいよ」
18 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/18(金) 16:24:12.65 ID:ES98ZO0z0
小町「はい!奏さん!早速明日から学校ですが、制服はアイロンかけましたから!あと、わからないことがあったら言ってくださいね!わたしも小町でいいですよ!」

奏「うん、ありがとう小町ちゃ――」

【選べ

  1,「うわあ、やったね!これから女子中学生と一つ屋根の下で暮らすんだ!」
  2,「うわぁ、やったね!こんな可愛い女の子が今日から僕の妹だなんて!」                          】

 社会的に死んだな、僕。

 最高に悪いスタートじゃないか。

 迷った末、2を選択。

 お願い、神さま!僕を救って!

奏「うわぁ、やったね!こんな可愛い女の子が今日から僕の妹だなんて!」

小町「え!可愛い妹!?ありがとうございます、奏さん!小町、奏さんの妹になった記憶はありませんが、妹扱いしてくださいね!あ、今の小町的にポイント高い!」

 小町ちゃんは「ひゃー!」と叫んで階段を駆け上って行った。

八幡「お前、何言ってんの?」

 八幡はとても腐った目を僕に向けている。

奏「いや、これは――」

【選べ

  1,「いやあ、こんな可愛い女の子と同棲できるなんて嬉しいなと思ってさ!」(朗らかな笑顔で)

  2,「実は、僕頭の中に選択肢が浮かんで、選ばないとひどい頭痛がするんだ」(比企谷八幡のみ知らせられる。比企谷八幡が他人に話しそうになったとき、比企谷八幡にも頭痛。ついでに話している間中、ずっと30倍の頭痛)
                               】

 ふざけとるわ!1とか!
 まあショコラと同棲してたわけだけども!

 というか、今回注目すべきは2の選択肢だ。

 頭痛30倍とはいえ、少しでも他人に知らせられるのは有り難い。

 というか、それで僕生きていられるのか?そんな頭痛くらって?

 とりあえず、2を選択。

 すると、とんでもない頭痛が頭をはしり、気絶してしまった。
19 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/18(金) 16:24:46.91 ID:ES98ZO0z0
小町「はい!奏さん!早速明日から学校ですが、制服はアイロンかけましたから!あと、わからないことがあったら言ってくださいね!わたしも小町でいいですよ!」

奏「うん、ありがとう小町ちゃ――」

【選べ

  1,「うわあ、やったね!これから女子中学生と一つ屋根の下で暮らすんだ!」
  2,「うわぁ、やったね!こんな可愛い女の子が今日から僕の妹だなんて!」                          】

 社会的に死んだな、僕。

 最高に悪いスタートじゃないか。

 迷った末、2を選択。

 お願い、神さま!僕を救って!

奏「うわぁ、やったね!こんな可愛い女の子が今日から僕の妹だなんて!」

小町「え!可愛い妹!?ありがとうございます、奏さん!小町、奏さんの妹になった記憶はありませんが、妹扱いしてくださいね!あ、今の小町的にポイント高い!」

 小町ちゃんは「ひゃー!」と叫んで階段を駆け上って行った。

八幡「お前、何言ってんの?」

 八幡はとても腐った目を僕に向けている。

奏「いや、これは――」

【選べ

  1,「いやあ、こんな可愛い女の子と同棲できるなんて嬉しいなと思ってさ!」(朗らかな笑顔で)

  2,「実は、僕頭の中に選択肢が浮かんで、選ばないとひどい頭痛がするんだ」(比企谷八幡のみ知らせられる。比企谷八幡が他人に話しそうになったとき、比企谷八幡にも頭痛。ついでに話している間中、ずっと30倍の頭痛)
                               】

 ふざけとるわ!1とか!
 まあショコラと同棲してたわけだけども!

 というか、今回注目すべきは2の選択肢だ。

 頭痛30倍とはいえ、少しでも他人に知らせられるのは有り難い。

 というか、それで僕生きていられるのか?そんな頭痛くらって?

 とりあえず、2を選択。

 すると、とんでもない頭痛が頭をはしり、気絶してしまった。
20 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/18(金) 16:25:51.57 ID:ES98ZO0z0
※「失礼、間違えました」
21 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/18(金) 16:27:07.78 ID:ES98ZO0z0
   〜八幡サイド〜
 奏はすこし止まり、考えるようなそぶりをしたあと、白目をむいて話し始めた。というか、脳は停止しているのに、勝手に口が動いているかのような印象をうけた。

奏「実は、俺頭の中に選択肢が浮かんで、選ばないとひどい頭痛がするんだ。このことを人に話そうとするといつも頭痛がして、話せないようになってる」

八幡(普通は受け入れられねえが……こいつ、気絶してるのか?頭痛で?
 なら、少しは信用してみるか?)

八幡(安価にはたよらねぇ……。様子見、するか)

 しばらくすると、奏は目を覚ました。

八幡「なぁ……お前、その……っ!?」

 奏に選択肢のことを聞こうとしたのだが、頭痛がしてうまくしゃべれない。

八幡(これが、選択肢の頭痛ってやつか?)

 八幡は理解が早かった。

 選択肢のことは、奏にすら話せない。
22 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/18(金) 16:27:58.82 ID:ES98ZO0z0

奏・比企谷家に居候。記憶はない。
八幡・記憶はない。
小町・作者のてごm……なんでもない
です。

追記・基本奏視点で書いていきます。
23 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/09/18(金) 16:28:50.26 ID:ES98ZO0z0
八幡「ところで」

奏「ん?」

八幡「明日から2学期始まるんだが……学校とか、大丈夫か?」



そして、翌日。
学校だ。
奏は八幡と同じクラスのようなので、家からクラスまで一緒に行った。
が。

雪乃「」
八幡「」

階段のところで、美少女とすれ違った。
八幡と美少女は、何事か話しているようだが、内容までは入ってこない。
お互いがお互いを知っているからこそ流れる空気。
しかし決して良くない空気に、奏はなにも言えなかった。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/19(土) 01:54:22.22 ID:JeEwg3pMo
くっそつまんない
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/19(土) 02:12:43.14 ID:12ztENd4o
乙です
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/19(土) 10:09:39.64 ID:rHvhQVlLO
くっそつまんない人間がいるけどNGで
27 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/20(日) 17:22:57.30 ID:KZrhG8JQ0

そして、クラス。
見知らぬ人の中、やや緊張する。

結衣「あ! やっはろー!ヒッキー!」

八幡「おう」

結衣「え!?それだけ!? まあいっか……

   あ、君だあれ?」

やたら明るい、可愛げな少女が八幡に話しかける。

いや、俺にかな?

奏「今日から総武高校に転校してきた、天草奏です。これからよろしく」

結衣「うん、よろしく!優美子−、姫菜、転校生だって−!」

 どうやら、早くに溶け込めそうだ。



 この後、八幡は平塚教諭(独身)に強制的に文化祭実行委員にされた。




【選べ

1, 自分も文化祭実行委員になる
2, 孤立する                 】

 ……え?
 俺もですか?
28 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/20(日) 17:36:38.88 ID:KZrhG8JQ0
 次の時間、なぜかここFクラスのみ臨時で(平塚先生の担当クラスだからか? あの人は文化祭の教師側責任者だそうだ)もうひとり役員をだすことになり、それが俺になった。

 葉山君とかやりそうだと思ったんだけどな。
 なにかしら、理由があるのかもしれない。

 Fクラスは劇をするそうだが、俺は(海老名さん怖いなにあれショコラの進化形?)なんとかにげ、いや参加しないことになった。


姫菜「とつはやはち……+かな!?」ブファッ

優美子「擬態しろし」
29 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/20(日) 17:38:51.82 ID:KZrhG8JQ0

昨日なぜか投稿できなかったです、すんません。
ペンネームとかってあった方がいいですかね?

次はいつになるかわかりませんが、書き溜めはあるので早めにできると思います。
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/20(日) 17:45:41.53 ID:/CgeGexDO
乙です
楽しみに待ってます
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/20(日) 17:45:42.13 ID:JD5lAfJTo
乙です!
32 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/09/23(水) 09:43:06.89 ID:eqe/CnbC0
※お久しぶりです
投下します
33 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/23(水) 09:47:13.65 ID:eqe/CnbC0
 時間はとんで、数日後。


 文化祭実行委員会のミーティングにて。


 実行委員長を決める段だ。


相模「はーい、わたしやりまーす」


語尾に「w」をつけて話す彼女以外、誰も立候補しなかったので、彼女に決まった。


めぐり「雪ノ下さんがやってくれれば安心なんだけどなあ……」

雪乃「城廻先輩、立候補した人がいるのに、失礼ですよ。それに私は別に……」

めぐり「そうだね、ごめんなさい。
    相模さん、よろしくね」

相模「はい!」ww

奏「八幡はしないのか?」

八幡「いや、俺がやっても誰も仕事しないだろ」

雪乃「ええそうね。比企谷くんがリーダーなんて努められるはずがないものね。」

八幡「まあな」

奏(………………)
34 : ◆oUKRClYegEez [saga]:2015/09/23(水) 09:50:09.48 ID:eqe/CnbC0
モブA「……で……」
モブB「うんそうそう……」

 会議は進まない。
 進行役が全く機能していないのだ。

 相模なんとか。

 文化祭実行委員長になったのはいいものの、それだけでなにもこの状況を変えようとしない。

 そろそろ会議を本格的に始めないと、本番予定に間に合わなくなってくる――

【選べ
 1, このまま誰かが動くのを待つ。
 2, 自分から積極的に動き、流れを変えようとする。
 3, 「あはは! さがみん、ぼくちんも話に混ぜてよぉ!」的なことを  】

 よし、2だ。

 珍しく即決。
 3については、ツッコまないでおこう。
 その時間すら惜しい――

雪乃「あの、相模さん。 そろそろ会議を始めてもらえないかしら?
   先ほどから始める気配が全くないものだから」

 なんと、選択肢による強制を受ける前に一人の女子が行動していた。
 よく見れば、新学期初めに八幡となにかあった気の女子だ。

 容姿端麗ではあるのだが、その眼光には特筆すべき強さがある。

めぐり「そうだね。相模さん、そろそろ初めてくれるかな?」

 相模の隣の生徒会長(だったはず)が話かける。

 いや、関係ない話だが……なんかこう、あの人を見ているとほんわかしてくる。

 八幡は「めぐりっしゅ☆」とか言ってたような、言ってなかったような……

相模「あ、すみません……
   では、これから文化祭実行委員会をはじめまぁす」

語尾に「www」とつきそうな口調で話し始める相模。

こんなんで本当に大丈夫だろうか?

 なお、雪ノ下が先に行動したため、俺は行動しなくても頭痛はしな――

奏「イタッ!?」

 えぇ!?

 この雰囲気を変えろと!?

 ……しかたない、頭痛止まないし、そういうことなのかな……?

八幡「おい天草、どうした?」

奏「えー、もうちょっと話してよーよーw」

雪乃「天草奏くん、でしたか?
   静かに。会議は始まっています」

 っこえぇぇぇぇっ!!??

 なにこの人!? すごく怖い!

 視線だけで人を殺せそう。

 なに? 写○眼なの?

 まあ頭痛止んだからいいんだけど……

八幡「天草……いくらアレがあったとしても、雪ノ下にケンカを売ることはやめておけ」

 ハイ、深く心に刻みました。

 俺も死にたくないからね。
35 : ◆oUKRClYegEez [saga]:2015/09/23(水) 09:50:40.32 ID:eqe/CnbC0
モブA「……で……」
モブB「うんそうそう……」

 会議は進まない。
 進行役が全く機能していないのだ。

 相模なんとか。

 文化祭実行委員長になったのはいいものの、それだけでなにもこの状況を変えようとしない。

 そろそろ会議を本格的に始めないと、本番予定に間に合わなくなってくる――

【選べ
 1, このまま誰かが動くのを待つ。
 2, 自分から積極的に動き、流れを変えようとする。
 3, 「あはは! さがみん、ぼくちんも話に混ぜてよぉ!」的なことを  】

 よし、2だ。

 珍しく即決。
 3については、ツッコまないでおこう。
 その時間すら惜しい――

雪乃「あの、相模さん。 そろそろ会議を始めてもらえないかしら?
   先ほどから始める気配が全くないものだから」

 なんと、選択肢による強制を受ける前に一人の女子が行動していた。
 よく見れば、新学期初めに八幡となにかあった気の女子だ。

 容姿端麗ではあるのだが、その眼光には特筆すべき強さがある。

めぐり「そうだね。相模さん、そろそろ初めてくれるかな?」

 相模の隣の生徒会長(だったはず)が話かける。

 いや、関係ない話だが……なんかこう、あの人を見ているとほんわかしてくる。

 八幡は「めぐりっしゅ☆」とか言ってたような、言ってなかったような……

相模「あ、すみません……
   では、これから文化祭実行委員会をはじめまぁす」

語尾に「www」とつきそうな口調で話し始める相模。

こんなんで本当に大丈夫だろうか?

 なお、雪ノ下が先に行動したため、俺は行動しなくても頭痛はしな――

奏「イタッ!?」

 えぇ!?

 この雰囲気を変えろと!?

 ……しかたない、頭痛止まないし、そういうことなのかな……?

八幡「おい天草、どうした?」

奏「えー、もうちょっと話してよーよーw」

雪乃「天草奏くん、でしたか?
   静かに。会議は始まっています」

 っこえぇぇぇぇっ!!??

 なにこの人!? すごく怖い!

 視線だけで人を殺せそう。

 なに? 写○眼なの?

 まあ頭痛止んだからいいんだけど……

八幡「天草……いくらアレがあったとしても、雪ノ下にケンカを売ることはやめておけ」

 ハイ、深く心に刻みました。

 俺も死にたくないからね。
36 : ◆oUKRClYegEez [saga]:2015/09/23(水) 09:53:33.95 ID:eqe/CnbC0
モブA「……で……」
モブB「うんそうそう……」

 会議は進まない。
 進行役が全く機能していないのだ。

 相模なんとか。

 文化祭実行委員長になったのはいいものの、それだけでなにもこの状況を変えようとしない。

 そろそろ会議を本格的に始めないと、本番予定に間に合わなくなってくる――

【選べ
 1, このまま誰かが動くのを待つ。
 2, 自分から積極的に動き、流れを変えようとする。
 3, 「あはは! さがみん、ぼくちんも話に混ぜてよぉ!」的なことを  】

 よし、2だ。

 珍しく即決。
 3については、ツッコまないでおこう。
 その時間すら惜しい――

雪乃「あの、相模さん。 そろそろ会議を始めてもらえないかしら?
   先ほどから始める気配が全くないものだから」

 なんと、選択肢による強制を受ける前に一人の女子が行動していた。
 よく見れば、新学期初めに八幡となにかあった気の女子だ。

 容姿端麗ではあるのだが、その眼光には特筆すべき強さがある。

めぐり「そうだね。相模さん、そろそろ初めてくれるかな?」

 相模の隣の生徒会長(だったはず)が話かける。

 いや、関係ない話だが……なんかこう、あの人を見ているとほんわかしてくる。

 八幡は「めぐりっしゅ☆」とか言ってたような、言ってなかったような……

相模「あ、すみません……
   では、これから文化祭実行委員会をはじめまぁす」

語尾に「www」とつきそうな口調で話し始める相模。

こんなんで本当に大丈夫だろうか?

 なお、雪ノ下が先に行動したため、俺は行動しなくても頭痛はしな――

奏「イタッ!?」

 えぇ!?

 この雰囲気を変えろと!?

 ……しかたない、頭痛止まないし、そういうことなのかな……?

八幡「おい天草、どうした?」

奏「えー、もうちょっと話してよーよーw」

雪乃「天草奏くん、でしたか?
   静かに。会議は始まっています」

 っこえぇぇぇぇっ!!??

 なにこの人!? すごく怖い!

 視線だけで人を殺せそう。

 なに? 写○眼なの?

 まあ頭痛止んだからいいんだけど……

八幡「天草……いくらアレがあったとしても、雪ノ下にケンカを売ることはやめておけ」

 ハイ、深く心に刻みました。

 俺も死にたくないからね。
37 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/09/23(水) 09:54:33.69 ID:eqe/CnbC0
※あれ?
3つもやってしまった。すみません。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/23(水) 10:11:07.53 ID:t27hdesAO
許す
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/23(水) 11:51:22.25 ID:HJQnqAHAO
エラーが出たら少し時間置いてリロードな
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/25(金) 01:04:57.71 ID:fyOTrTbTO
写◯眼からイザナミへ
41 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/26(土) 20:01:35.83 ID:t3Cw20t30
相模「えぇー、本日の議題は……」

雪乃「……スローガンが……」

 といったふうに、今日も会議が始まった。

 いつも通り、しかしこれでは間に合う気がしない。

でも選択肢でもないので、会議にはきちんと参加。

 スローガンを真面目に考える。

 でも、転入生の俺が考えてもそんなにじゃあないかな……

八幡「人〜よく見れば片方楽してる文化祭〜ってのは……」

 吹いた。

 思わず吹いてしまった。

 理由を説明している間も、俺は八幡の隣で笑いをこらえる。

 しかし、実際に音をたてた俺より、肩をふるわせて俯いている雪ノ下さんの方に、周囲の目は向いていた。

 傍目からでも、笑いをこらえているのがわかる。

 ひとしきり笑った後、

雪乃「却下。」

 デスヨネ〜。

 面白かったんだけどなぁ。
42 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/26(土) 20:23:51.96 ID:t3Cw20t30
陽乃「あっはっはっはっは! さすが比企谷くん、面白いこと言うわぁ!」

 先日から、有志ということで(?)参加している雪ノ下陽乃さんが大声を上げて笑った。

雪乃「姉さん、やめてくれないかしら?」

陽乃「ああごめんごめん、雪乃ちゃん。
   ついついね……いやあ、笑った笑った。会議続けて?」

雪乃「はぁ……。相模さん、これ以上続けても案は出ないと思うわ。
   またスローガンはまた明日にして、今日は他の仕事をしましょう」

相模「あ、はい、そうですね。では、会議を終わります。」

 がやがやと人が出て行く。

 会議は終わり、しかし作業が終わった訳ではない。

 八幡と同じ係(本質的にいまは雑用となっている)に配属され、忙しくする。

 と、そこへ

静「なあ天草。お前、奉仕部に入って見る気はないか?」

 クラスの担任の先生が話かけてきた。

 平塚先生。

奏「奉仕部?」

静「なにも部活はやっていないのだろう? わたしが顧問をしている部だ。なに、あまりクラスになじめていなさそうだったのでな、おせっかいかもしれんが、それが教師だからな。比企谷もいるぞ。どうだ?」

 断る理由もないので、

奏「はい、わかりました」

静「うむ。では、比企谷達に声をかけておくから、放課後に職員室に来てくれ」

奏「わかりました」
43 : ◆oUKRClYegEez :2015/09/26(土) 20:25:43.23 ID:t3Cw20t30

静「というわけだ、雪ノ下。部室に来てくれ」

雪乃「そんな余裕がないのは先生ならよく知っておいでだと思うのですが……」

静「まあ、そう怒るな。新入部員への部活説明ができないほどではないだろう?」

雪乃「そうかもしれませんが……」

静「では、またな」

静(押し切らないと負けるな)

雪乃「はぁ……」


静「すまないが……」

結衣「いえいえそんな! わああ、新入部員かあ、楽しみだなあ」

静(雪ノ下よりかなり女子高生らしいな……)
44 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/09/26(土) 20:30:15.92 ID:t3Cw20t30
※どもです。
見てくれている皆さん、ありがとうございます。
このままこのssは、基本俺ガイル原作にそって(カットしつつ、多少いじって)やります。
次もいつになるのかはわかりませんが、これからもお願いします。
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 01:09:22.44 ID:P76u4lJAO
選べ…

A.由比ヶ浜に「胸を揉ませてくれ」と土下座する

B.雪ノ下に「何を食べたらそんな貧相な胸に育つんだ?」と聞く

C.平塚先生に結婚を申し込む
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 03:11:32.58 ID:064pxRwOo
乙です!
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/02(金) 01:20:43.01 ID:liTVMj4Ao
選択肢が原作より甘いな。
もっとめちゃくちゃな選択肢だそうぜ
48 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/10/03(土) 15:06:26.50 ID:O3Uy1mFg0
※投下します。
49 : ◆oUKRClYegEez :2015/10/03(土) 15:06:55.86 ID:O3Uy1mFg0
〜会議後〜

静「というわけで、新入部員の天草だ。」

奏「天草奏です。これからよろしく」

静「雪ノ下、説明してくれ」

雪乃「はい……
   天草さん、ここは奉仕部です。
   主な活動は生徒達の相談にのり、解決へ導くことです」

八幡「魚をやるのではなく、魚の取り方を教える、だっけか」

雪乃「そうね。腐ったヒキザカナくんはだれもほしがらないだろうけれど」

八幡「だれだよヒキザカナくん。腐っているのは俺でなく俺の目だ」

結衣「ヒッキーのツッコミそこなんだ!?」

奏「ん? 由比ヶ浜さんってFクラスの?」

結衣「うん、そうだよ! 改めてよろしくね、奏くん!」

雪乃「まあ、わからないことがあればそこの二人でなくわたしに聞いてね。やる気がない人と説明がわかりづらい人だから」

結衣「ゆきのんひどいし!?」

八幡「まあ、妥当だな」

結衣「ヒッキーまで!?」

八幡「俺は俺に対する侮辱に妥当だと言ったんだが……」

静「しばらくは文化祭で活動できないが、顔を合わせる機会はあるんだ。親睦を深めるのも悪くないよ」

奏「わかりました」
50 : ◆oUKRClYegEez :2015/10/03(土) 15:08:18.01 ID:O3Uy1mFg0
 翌日。

会議の流れは相変わらず悪く、進まない。
ある程度決めてある仕事をするだけで、それ以上の案が出てこない。

そんな中、雪ノ下さんの前に並べられた仕事だけが増えてゆく。

委員長相模さんが自分のクラス、Fクラスに入り浸っているせいで、本来相模さんのものである仕事が副委員長である雪ノ下さんにまわっているのだ。

 大変だろう。

 限られた時間の中で二人分以上の仕事をこなしているのだから。

 そう、二人分以上。

 自分のノルマ、相模さんの分、そして相模さん以外にもさぼっている実行委員会のメンバーの分。

 さすがにある程度は、事実あまり仕事のない『記録係』である俺と八幡たちに割り振られてはいるのだが、

八幡「仕事したくない……社畜はいやだ……」

それでも雪ノ下さんの負担はかなり大きい。

 いつ体を壊してもおかしくない働きぶりをするほどに。

【選べ

1, 「雪ノ下さん、俺が2/3くらい仕事もらおうか?」

 2,「雪ノ下さん、俺が全部仕事やってくるよ!」

 3,「雪ノ下……お前、最近頑張りすぎじゃね? ……少しは自愛して休めよ」イケメン風に                    】

3無茶ぶりかっ!

俺にそんなのできるわけねぇっ!

 俺はそんなキャラじゃない!

 でも……雪ノ下さんが働き過ぎのような気がするのは確かだしな……

 全部はさすがに僕自身ができないけれど、選択肢にあった2/3くらいなら、引き受けよう。

奏「雪ノ下さん。
  俺が2/3くらい仕事もらおうか?」

雪乃「……あ、ごめんなさい。なんですか?」

 集中しすぎて聞いていなかったようだった。

 八幡の『絶対に許さない』ノートには、学年主席・雪ノ下雪乃と書いてあった。

 恐ろしく要領のいい人なのだろう。

 ノートのことに関しては、悲しいので触れないでおく。

 そんな人がこれほどまでに集中しなければならない状況は、おかしいと思った。

奏「よければ僕も手が空いてきたし、その仕事2/3ほどもらおうか?」

雪乃「ありがとう天草くん。
   けれど、委員長代理である私がしなければならない案件もあるから、一概に2/3の仕事をあげることもできないの。
   気持ちだけは嬉しいのだけれど、後で仕事を割り振るから、その時またよろしくね」

 気づいた。

 仕事の割り振りという作業ですら、今は雪ノ下さんの負担になっていることに。
51 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/10/03(土) 15:10:40.20 ID:O3Uy1mFg0
※まずい……書き溜めがなくなってきた……
保守投稿になっても、一ヶ月以内にはがんばります……たぶん……
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 15:30:08.12 ID:wlx96aO7o
乙です!
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/07(水) 20:21:24.13 ID:Ya1+YaRr0
作者の構ってちゃんオーラがヤベェ
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 22:52:22.21 ID:WJiH1Yd+O
あげks>>53の構ってちゃんオーラがヤベェ
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 23:53:05.57 ID:QBJ4zJzmo
sage厨チョン野郎>>54の構ってチョンオーラがヤベェ
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 19:35:45.13 ID:/5QoD0uHO
>>55
特大ブーメランwwww
57 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/10/10(土) 16:13:25.42 ID:meYOU6be0
※どうも、凪です。
こ、これは荒れたうちに入るのでしょうか?w
ともあれ、書き溜めできたので投下します。
58 : ◆oUKRClYegEez :2015/10/10(土) 16:15:32.92 ID:meYOU6be0
しかし、言葉は優しいが、ずっと机に視線が向き、なお雰囲気で「余計なお世話」と言われてしまえば、口を開くことはできない。


【選べ

1, 明日から委員会を比企谷八幡とともにサボる

2, 明日から委員会をサボる

3, 委員会で何かがおこる          】


またきたよ……『何かがおこる』。

 この前は真夏に雪が降ったっけ。

 でも、委員会をサボるわけにはいかない。

 なにかなら、他の人に迷惑がかかる可能性が、他の二つよりは低いだろう。

 ……のはずだ。

 3を選択しても、翌日までなにも起こらなかった。

 そして翌日。

 体調不良で雪ノ下さんが休んだ。
59 : ◆oUKRClYegEez :2015/10/10(土) 16:17:57.75 ID:meYOU6be0
 委員会に顔を出さなかった雪ノ下さん。
 そこで初めて雪ノ下さんが休んでいることを聞いた。

静「今日は雪ノ下は休みだ。
  奉仕部で行ってみてはどうだ?
  あいにくと、私は今日は外せない用事があってな……」

結衣「わかりました!
   ゆきのんのお見舞い行ってきますね。
   ヒッキーも来るでしょ?」

八幡「いや、別に俺は……」

結衣「奏くんは?」

奏「行ってもいいのなら、行きたいけどね」

 今、彼女は文化祭実行委員に、ひいては学校に必要な人物だ。

 それに、同じ部活の人間として、お見舞いはしたい。

結衣「奏くん、ヒッキー説得して!」

奏「ん? う、うん。
  八幡、行こう。
  心配じゃないのかい?」

八幡「……」

 しぶしぶではあったが、八幡も来ることにさせられ――なった。


 そして、下校中。 

【選べ

 1, 雪ノ下雪乃の寝込みを襲う

 2,比企谷小町の寝込みを襲う     】


奏(……)

奏(もう……なにも言うまい……)
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/10(土) 21:03:39.47 ID:tMWGhwomO
はよ
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/10(土) 21:04:07.65 ID:tMWGhwomO
2はよ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/10(土) 22:34:03.19 ID:DaE7HcVjo
2しか見えない
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 08:14:44.42 ID:OAwkb/2eO
小町なら受け入れてくれるさ
一つになりなさい
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/12(月) 10:39:31.97 ID:2Njig8i+O
はよ
65 : ◆oUKRClYegEez [sage]:2015/10/12(月) 15:48:32.44 ID:v8gfj6+70
※皆さん小町好きすぎませんか……?
投下です。
土曜更新できるように書いてきます。
66 : ◆oUKRClYegEez :2015/10/12(月) 15:50:35.80 ID:v8gfj6+70
 『妹』(?)との超えてはいけない一線を感じた俺は、仕方なく、1を選択してしまった。

ほんと、他人に迷惑をかける選択肢は選びたくはないけれど……雪ノ下さんならうまくかわしてくれそうだし(その方にかける)、
俺にも一応、考えはあった。

うまく危険を回避するための、策は。
67 : ◆oUKRClYegEez :2015/10/12(月) 16:01:40.27 ID:v8gfj6+70
 ……なんてかっこよく言って、いや思ってみたものだが、どうということはない。

 選択肢を実行する前に八幡にあらかじめ「5秒たったら止めて」 と言っておき、ゆ〜っくり動く俺を止めてもらう。

 八幡は選択肢のことを知っているから、こういう時頼みやすい。


 本当にそれだけのことなのだが、思考をのぞけるはずの選択肢が、頭痛を送ってこないということは、つまりOKということなのだろう。

 選択肢自体が呆れかえっている、という線も、ないこともないのだが。


 一つだけ問題があるとすれば、それは由比ヶ浜さんだが……がんばってどうにかする他ないだろう。
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/12(月) 17:57:06.53 ID:7qqlvxxuO
まだ?
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