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【モバマス×遊戯王5D'sTF】コナミ「チームシンデレラガールズ?」

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60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 23:36:37.59 ID:12cfaFhtO

仮にも9期テーマと同等に渡り合うBFェ…
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 23:41:07.99 ID:kLTjRQ2CO
乙。流石伝説のチームサティスファクションの構成員のデッキだ!
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/21(月) 23:41:36.95 ID:4bnnwIqWO
やめろ!
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 13:54:19.50 ID:mXksnN+5o
構成員言うなw

ジャンドとリゾネーター使うのは誰になるかな
64 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 00:07:03.55 ID:uGMsOTam0
コナミ「俺のターン!」手札3

コナミ「俺は手札から竜星の輝跡を発動!」


《竜星の輝跡/Yang Zing Path》 †

通常魔法
「竜星の輝跡」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「竜星」モンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。


コナミ「墓地の竜星3体をデッキに戻し、2枚ドローする!」

コナミ「俺はショウフク、ジョクト、ヘイカンをデッキに戻して2枚ドロー!」手札4

コナミ「……よし!」

コナミ「ジャンク・シンクロンを召喚!」


《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》 †

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

ジャンク・シンクロン 攻1300
65 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 00:12:49.39 ID:uGMsOTam0
コナミ「ジャンク・シンクロンは召喚に成功した時、墓地のレベル2以下のモンスターを特殊召喚できる!」

コナミ「墓地のビシキを蘇生!」


ビシキ 守2000


コナミ(よし、これで合計レベルは8!ジャンク・デストロイヤーを……)

コナミ「俺はレベル3のヘイカンと……」

美嘉「あ、ちょっとストップ!」

コナミ「?」

美嘉「まだアタシのトラップを発動してないんだけど?」

コナミ「トラップ……?」

美嘉「そ、ビシキが特殊召喚に成功した時、アタシはリビングデッドの呼び声を発動★」


《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †

永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

66 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 00:19:58.81 ID:uGMsOTam0
美嘉「アタシはこの効果で、残夜のクリスを指定するよ!」

コナミ(このタイミングでリビングデッド……?)

美嘉「そして更に、リビングデッドの呼び声にチェーンして……」

美嘉「フィールドの星影のノートゥングをリリースする事で、ゴッドバードアタックを発動!」ヒュン!


《ゴッドバードアタック/Icarus Attack》 †

通常罠
(1):自分フィールドの鳥獣族モンスター1体をリリースし、
フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


コナミ「げっ!」

コナミ(コイツ……!)

美嘉「へぇー?気付いたみたいじゃん、アタシが何をしようとしてるか」
67 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 00:27:06.71 ID:uGMsOTam0
美嘉「アンタの竜星モンスターのリクルート効果は"時の任意効果"!」

美嘉「今の状況、ゴッドバードアタックで竜星2体が破壊されたら、本来なら効果が発動するけど」

美嘉「でもその前に、アタシが発動してたリビングデッドの効果処理が割り込む……つまり!」

美嘉「アンタのヘイカンとビシキは、タイミングを逃して効果を発動できない!」

コナミ(ルールの穴をついてきやがった!)

美嘉「ノートゥング!やっちゃえ★」


星影のノートゥング「キュオオオオオオオオッ!!」


ゴオオオオオオオオオ……!!


ヘイカン「」ドカーン

ビシキ「」チュドーン


美嘉「ばいばーい★」

コナミ「くっ……!」
68 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 00:35:22.47 ID:uGMsOTam0
美嘉「そしてリビングデッドの効果で残夜のクリスを特殊召喚!」


残夜のクリス 攻1900


美嘉「いえーい!作戦大成功★」

コナミ「マズい……!」

コナミ(俺のフィールドには、棒立ちのジャンクシンクロン1体だけ)

コナミ(次の攻撃をまともに受ければ確実に負ける……!)

コナミ(今の手札で出来る事は……)

コナミ(……仕方ない)

コナミ(博打、打ってみるか!)

コナミ「……カードを2枚伏せて、ターンエンド」
69 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 00:45:45.76 ID:uGMsOTam0
美嘉「アタシのターン!」手札1

美嘉「さてと、お邪魔虫には退散してもらったし……」

美嘉「そろそろトドメ、さしちゃおっかなー」

美嘉(……なんて言ってはいるけど)

コナミ「…………」

美嘉(あの伏せ2枚、なーんかやな感じ)

美嘉(でも、今アタシのフィールドには驟雨のライキリの他に漆黒のホークジョーと残夜のクリスが居る)

美嘉(厄介なバックを破壊する分には十分!)

美嘉「行くよ!アタシは驟雨のライキリの効果を発……」

コナミ「待ちな」

美嘉「えっ?」

コナミ「悪いな……まだ俺の伏せカードを発動していないぜ」

美嘉「まだ……って事は、アタシのスタンバイフェイズにカードを発動?」

コナミ「そうだ、俺はスタンバイフェイズ終了時に永続トラップ、強化蘇生を発動!」


《強化蘇生/Powerful Rebirth》 †

永続罠
(1):自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
そのモンスターは、レベルが1つ上がり、攻撃力・守備力が100アップする。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
70 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 00:55:06.94 ID:uGMsOTam0
コナミ「俺はこの効果で墓地のヘイカンを選ぶ!」

美嘉(また竜星モンスター……)

美嘉(だけどアタシのフィールドにはレベル4の残夜のクリス、そして墓地には同じレベル4の精鋭のゼピュロス)

美嘉(ゼピュロスの効果を使えば、ランク4のエクシーズモンスターを呼べる)

美嘉(そんなのちっとも怖くなんか……!)

コナミ「更に俺は強化蘇生にチェーンして、竜星の極みを発動!」


《竜星の極み/Yang Zing Unleashed》 †

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。
(2):自分または相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに
魔法&罠ゾーンに表側表示で存在するこのカードを
墓地へ送ってこの効果を発動できる。
「竜星」モンスター1体以上を含むモンスターを素材としてSモンスター1体をS召喚する。


コナミ「そして強化蘇生の効果で、レベルを1、攻守を100上げてヘイカンを呼び出す」


ヘイカン 守0→100 ☆3→☆4


美嘉「…………!」
71 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 01:04:33.74 ID:uGMsOTam0
コナミ「竜星モンスターの特徴は、他の竜星をリクルートする効果だけじゃない」

コナミ「竜星のもう一つの能力……それは相手ターンでのシンクロ召喚!」

美嘉「……でもその効果、素材は全て竜星モンスターじゃないといけないはずだよね?」

コナミ「そうだ、だがこの竜星の極みは表側表示の時に墓地に送る事で、竜星以外のモンスターを含む相手ターンでのシンクロが可能になる!」

コナミ「つまりこれで、お前の行動に反応してシンクロ召喚を行えるようになった!」

美嘉(ヘイカンのレベルは1つ上がって4……そしてジャンクシンクロンは3……)

美嘉(合計は7……)


《ブラック・ローズ・ドラゴン/Black Rose Dragon》 †

シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上のカードを全て破壊できる。
また、1ターンに1度、自分の墓地の植物族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して表側攻撃表示にし、
エンドフェイズ時までその攻撃力を0にする。


美嘉(やな予感しかしないんだけど……!)
72 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/25(金) 01:13:45.15 ID:uGMsOTam0
すっごい中途半端ですが、いったん切ります。

読んでくださった方、ありがとうございました。
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/25(金) 01:15:20.05 ID:suyLl2/l0
乙です
72切り……千早?
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/25(金) 13:44:00.41 ID:kWfNrmcKo
ブラックローズさんはお手軽リセットキーすぎる。[ピザ]リ一枚から出てきて更地にしていきやがる
75 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:28:44.89 ID:XP67yDhm0
美嘉「……アタシは墓地の精鋭のゼピュロスの効果を発動、黒い旋風を手札に戻して特殊召喚した後、400のダメージを受ける」LP4800手札2


ゼピュロス 守1000


美嘉(ひとまずはこれで黒い旋風は回収……っと)

コナミ「…………」

美嘉(動きはなし、か……)

美嘉(今のアタシの手札は黒い旋風と隠れ蓑のスチーム)


《BF−隠れ蓑のスチーム/Blackwing - Steam the Cloak》 †

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 800/守1200
「BF−隠れ蓑のスチーム」の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分フィールドに「スチーム・トークン」(水族・風・星1・攻/守100)1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードをS素材とする場合、
他のS素材モンスターは全て「BF」モンスターでなければならない。


美嘉(黒い旋風が確保できてる事も考えればリカバリーは効くかも……)

美嘉(このまま相手にターンを渡したって結果は同じ)

美嘉(それなら……アンタの罠にはまってあげる!)
76 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:35:14.83 ID:XP67yDhm0
美嘉「アタシはレベル4の精鋭のゼピュロスと残夜のクリスで、オーバーレイ★」

美嘉「全てを凍り付かす、誇り高き霊鳥……!」

美嘉「エクシーズ召喚!零鳥獣シルフィーネ!」


《零鳥獣シルフィーネ/Ice Beast Zerofyne》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/鳥獣族/攻2000/守2200
鳥獣族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果を無効にし、
このカードの攻撃力はこのカード以外の
フィールド上に表側表示で存在するカードの数×300ポイントアップする。
このカードの効果は次の自分のスタンバイフェイズ時まで適用される。

シルフィーネ 攻2000


美嘉(この子を止めないとブラックローズの効果は使えない!さぁ、竜星の極みを使って……)

コナミ「…………」

美嘉「えっ!?」

コナミ「どうした?まだお前のターンだ」

美嘉「どうしたって……」
77 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:41:00.70 ID:XP67yDhm0
美嘉(ハッタリのつもり?でも出ちゃった以上は、もうこの子は止められないハズ!)

美嘉「シルフィーネの効果発動!オーバーレイユニット一つを使って、相手の表側のカードの効果を全て無効にする!」

コナミ「竜星の極みの効果発動!自身を墓地に送る事で、シンクロ召喚を行う!」

コナミ「俺はレベル4となったヘイカンに、レベル3のジャンクシンクロンをチューニング!」

美嘉(来た!でもブラックローズはタイミングを逃して……!)

コナミ「光射す道が闇の巨竜を導く……!」

☆4+☆3=☆7

コナミ「シンクロ召喚!来い、邪竜星−ガイザー!」


《邪竜星−ガイザー/Yazi, Evil of the Yang Zing》 †

シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「邪竜星−ガイザー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):自分フィールドの「竜星」モンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(3):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

ガイザー 守2100
78 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:41:49.44 ID:XP67yDhm0
美嘉「ブラックローズじゃない……!?」

コナミ「ガイザーは相手の効果対象にはならない!更にヘイカンをシンクロ素材とした事で、戦闘で破壊する事も出来ない!」

美嘉「でも、ここでシルフィーネの効果!アンタのフィールドのカードの効果を無効にする!」

美嘉「パーフェクトフリーズ!」


シルフィーネ「ヒュオオオオオ……!」


美嘉「更にシルフィーネがこの効果を使った時、全フィールドの表側のカードの数だけ、攻撃力を300上げる!」


シルフィーネ 攻2000→3200


美嘉「効果が無効になった今、ガイザーは驟雨のライキリの効果から逃れられない!」

美嘉「驟雨のライキリの効果で、ガイザーを破壊!」


ガイザー「」ドカーン


コナミ「ガイザーの効果発動!相手によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから幻竜族1体を守備表示で特殊召喚する!」
79 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:42:57.59 ID:XP67yDhm0
美嘉「……なるほどね、リクルート効果を持つシンクロモンスターで戦線維持しようって訳?」

美嘉「だけど、アンタのデッキの竜星モンスターだって無限にいる訳じゃないハズ」

美嘉「いつまでそうやってガードを固めて……」


ライキリ「……ぐっ!?」


美嘉「え……?」


ホークジョー「ぬぅ……!?」

シルフィーネ「きゅうぅ……」


美嘉「アタシのモンスターが、全部守備表示に……!」

美嘉(何で……こんな効果を持つ竜星モンスターなんて……!)

コナミ「教えてやるぜ……俺が呼び出したのは!」


ナイト・ドラゴリッチ「…………」守0


《ナイト・ドラゴリッチ/Night Dragolich》 †

効果モンスター
星4/闇属性/幻竜族/攻1700/守 0
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
幻竜族以外のデッキ・エクストラデッキから特殊召喚されている
攻撃表示モンスターは守備表示になる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
幻竜族以外のデッキ・エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの守備力は、
その元々の守備力分ダウンする。
80 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:44:29.74 ID:XP67yDhm0
美嘉「ナイト・ドラゴリッチ……!」

コナミ「コイツは俺の場にいる限り、幻竜族以外のデッキ、またはエクストラデッキから呼び出されたモンスターは全て守備表示になる!」

コナミ「そして更に、守備力を元々の守備力分ダウンさせる!」


ホークジョー 守0

ライキリ 守0

シルフィーネ 守0


美嘉「……ただガードを固めた訳じゃないって事ね」

美嘉「でもアンタ、一つ見落としてる事があるんじゃない?」

美嘉「アタシは漆黒のホークジョーの効果発動!墓地の星影のノートゥングを蘇生!」


ノートゥング 攻2400


美嘉「特殊召喚に成功した時、アンタとモンスター1体にそれぞれ800のダメージを与える!」

コナミ「…………」LP3800

美嘉「そして、墓地から特殊召喚されたノートゥングはナイト・ドラゴリッチの効果を受けない!」


星影のノートゥング「シャオオオオオオッ!!」攻2400

ナイト・ドラゴリッチ「」ズバーン
81 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:46:02.57 ID:XP67yDhm0
美嘉「これで、ターンエンド★」

コナミ(危ない……相手のもう一枚の手札が黒槍のブラストだったら終わってたな)

美嘉「何とかこのターンは凌いだみたいだけど、これでアンタのフィールドはゼロになった!」

美嘉「次のターンで、終わりにしてあげる!」

コナミ「ああ、次のターンが来ればいいけどな」

美嘉「えっ?」

コナミ(漆黒のホークジョーを中心に据え、黒い旋風と星影のノートゥングの手数で圧倒する……)

コナミ(クロウの速攻戦術が、ここではこんな形で進化している)

コナミ(面白い……)

コナミ(やっぱりこういうヤツとのデュエルが、一番面白い!)

コナミ「行くぜ……俺の!」


コナミ「ターン!」手札2


美嘉「…………!!」
82 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:47:07.71 ID:XP67yDhm0
コナミ「俺が引いたのは……風竜星−ホロウ!」


《風竜星−ホロウ/Pulao, Wind of the Yang Zing》 †

効果モンスター
星1/風属性/幻竜族/攻 0/守1800
「風竜星−ホロウ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「風竜星−ホロウ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、魔法カードの効果を受けない。

ホロウ 攻0


美嘉「また竜星……!」

美嘉(ううん、まだ何か!)

コナミ「そして永続魔法……竜星の気脈を発動!」


《竜星の気脈/Yang Zing Prana》 †

永続魔法
(1):自分の墓地の「竜星」モンスターの属性の種類の数によって以下の効果を得る。
●2種類以上:自分フィールドの「竜星」モンスターの攻撃力は500アップする。
●3種類以上:自分フィールドの「竜星」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
●4種類以上:相手はモンスターをセットできず、
相手フィールドの表側表示モンスターは全て攻撃表示になる。
●5種類以上:このカードを墓地へ送って発動できる。
フィールドのカードを全て破壊する。
83 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:48:18.01 ID:XP67yDhm0
コナミ「竜星の気脈は、墓地の竜星の属性の種類に応じて効果が増えていくカード!」

コナミ「今俺の墓地にいるのは、光のリフン、闇のガイザー、炎のシュンゲイ、地のヘイカン、そして水のビシキ!」

コナミ「属性の種類が5種類以上なら、このカードを墓地へ送る事で、フィールドのカードを全て破壊する事ができる!」

美嘉「はああっ!?」

美嘉(ここに来て、フィールドリセット……!?)

美嘉(この為にあの時ガイザーを……!)


コナミ「いけぇえーー!!」


竜星達「グオオオオオオオオオオオッ!!!」


ドガアアアアアアアアアアアアン……!!!!


美嘉「う、そ……」
84 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:49:30.38 ID:XP67yDhm0
コナミ「そしてホロウの効果発動!破壊された時他の竜星を呼び出す!」

コナミ「さらに、俺は墓地のリフンの効果も併せて発動する!」

コナミ「墓地のリフンはフィールドの竜星が破壊された時、特殊召喚できる!」


リフン 守0


コナミ「そしてホロウの効果!俺が呼び出すのは、炎竜星−シュンゲイ!」


シュンゲイ 攻1900


コナミ「レベル4のシュンゲイに、レベル1のリフンをチューニング!」

コナミ「現れろ……その躍動感あふれる剣撃の魂!」

コナミ「シンクロ召喚!HSR!チャンバライダー!」


《HSRチャンバライダー》 †

シンクロ・効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻2000/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「HSRチャンバライダー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
このカードの攻撃力は200アップする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
除外されている自分の「スピードロイド」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

チャンバライダー 攻2000


コナミ「チャンバライダーは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる!」

コナミ「更にこのカードは、戦闘を行う度に自分の攻撃力を200ポイントずつ上げる!」
85 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:50:24.44 ID:XP67yDhm0
美嘉(そっか、あのアタシのターンでブラックローズの効果を発動してたらこのコンボは使えなかった……)

美嘉(そこまで考えてたって訳……だけど!)

美嘉「それで2回攻撃したとしても攻撃力の合計は4600!まだアタシのライフは残る!」

コナミ「いいや、これで終わりだ」

美嘉「何で!」

コナミ「シンクロ素材にしたシュンゲイの効果で、攻撃力が500上がってるぜ」


美嘉「あ」


美嘉「……マジ?」

コナミ「マジ」


チャンバライダー「ウンウン」コクコク 攻2000→2500

86 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:51:18.31 ID:XP67yDhm0
コナミ「バトルフェイズ、チャンバライダーで攻撃!」


チャンバライダー「オオオオオオオオオオオッ!!」


ズバッ!


美嘉「くぅっ……!」LP2100

コナミ「これで……終わりだ!」


ズバアアアァァァン……!!


美嘉「うああああああああっ!!」LP0  ピー

87 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/09/27(日) 19:52:15.33 ID:XP67yDhm0
またまた短いですが、今回はここまでにします。

読んでくださった方、ありがとうございました。


デレステ楽しすぎてSS進まないんじゃ^〜
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 20:19:37.11 ID:VlsaWeeyo
乙乙

SS書くためにデレステ休んでもいいんやで
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/27(日) 23:34:49.25 ID:sQvN3AMGO

今デレステはイベント中だから仕方ないね
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/09/27(日) 23:52:25.29 ID:UzxUGeYN0
乙です
アタポンのユニット名が5C'sとかそんな感じだったなあ
91 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/07(水) 23:56:23.70 ID:BePDQjX70
美嘉「あーあ……負けちゃった」

コナミ「いや、やられたよ、あんな方法でリクルート効果を破ってくるなんてな」

美嘉「……それ、勝った方が言うセリフ?」

コナミ「いいや、正直危なかった……お前、やっぱ強いんだな」

コナミ「久しぶりにいいデュエルが出来た、礼を言うぜ」

美嘉「……ぷっ」

コナミ「ん?」

美嘉「あははっゴメンゴメン、でもこっちから喧嘩売ったのにそんな爽やかな事言っちゃうからさ」

美嘉「莉嘉が言ってた通りの人なんだなーって思っちゃった」
92 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/07(水) 23:58:47.40 ID:BePDQjX70
コナミ「喧嘩……?ああ、俺を潰すってヤツか?」

美嘉「うん……でも潰してやろうなんて嘘、大体アンタに勝ったとこでアイドルには関係ないし」

美嘉「莉嘉がやたらアンタの事気に入ってたから、ちょっとちょっかいかけてやろうと思ったの」

美嘉「それに、アンタが本当に噂のデュエリストなら、こんなチャンス滅多にないじゃん?」

美嘉「だから今のアタシがどれ位通用するか、知っておきたかったんだ」

美嘉「……ごめんね、何か試すような事しちゃってさ」

コナミ「いいや、お前みたいなヤツとのデュエルはいつでも大歓迎だ」

コナミ「またデュエルしようぜ、今度はお互い本気でな」ニッ

美嘉「うんっ、喜んで★」ニコッ

美嘉(本気で、ね……そーいう事も分かっちゃうか)
93 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:01:28.89 ID:uxWJzPVK0
美嘉「……あ、そうだ」

コナミ「何だ?」

美嘉「ねぇ……莉嘉、ちゃんとうまくやれてる?」

コナミ「莉嘉、か?」

美嘉「ほら、あの子アタシがきっかけでこの業界に入った訳だし」

美嘉「何か背伸びして無茶したりしてないかなーなんて思ってさ」

コナミ「……心配か?」

美嘉「うん……最近、仕事も忙しくなって一緒に居てあげられる時間も少なくなってきたしさ」

美嘉「嫌な事ばっかりでへこたれてないかなって……」

コナミ「……大丈夫だ、アイツなら楽しんでアイドルやってるよ」

美嘉「ほんと?」

コナミ「あぁ……確かに、アイドルの仕事に対してプレッシャーを感じてた時もあった」

コナミ「お前みたいな、カッコいいアイドルにならなくちゃいけないってな」

美嘉「莉嘉が……そんな事……」
94 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:04:58.99 ID:uxWJzPVK0
コナミ「でも、今は違う」

コナミ「今のアイツは、自分らしいアイドルの形を磨こうとしてる」

コナミ「アイツなりのやり方で、お前を目指している」

コナミ「……だから安心しな、莉嘉はよくやってる」

コナミ「優秀なプロデューサーもついてるしな」ニッ

美嘉「……そっか、莉嘉、ちゃんと頑張ってるんだ」

美嘉「アタシを目指して、か……ふふっ、生意気なんだから」

美嘉「ありがとね、莉嘉の事支えてくれて」

コナミ「俺は、デュエル教えてるだけだぜ?」

美嘉「それでも、ありがと」

美嘉「莉嘉の先生が変なヤツだったらどうしようかと思ったけど」

美嘉「……うんっ、何か安心したっ」

美嘉「あんな子だけど、これからもよろしくね?」

コナミ「おう」
95 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:08:26.67 ID:uxWJzPVK0
コナミ「……って、俺って変なヤツだと思われてたのか?」

美嘉「あ、ううん!莉嘉ったらアンタの事、結構面白おかしく言ってくる事もあるからさ」

美嘉「何かデュエルの事しか考えてないデュエルの鬼とか、デュエルしてなかったら死んじゃうとか」

コナミ「……流石にそんな事はねーよ」

美嘉「だよねー!ホントあの子ったら大げさに言い過ぎるんだから……」



美嘉「挙句の果てにアンタが異世界から来たなんて言うんだもん、アタシもう笑っちゃって……」


コナミ「いや、それは本当なんだけど」



美嘉「……へ?」

96 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:13:59.17 ID:uxWJzPVK0
…………
………
……


ブオーン…



幻竜星-チョウホウ「出番なかったお(´・ω・`)」



美嘉「デュエルしてる時は気にもしてなかったけどさ」

美嘉「マジでただのカードが実体化してるじゃん……」

コナミ「ああ、この世界にはこういうの無いみたいだな」

美嘉「それにデュエルディスクもアタシ達のとは違うみたい」

美嘉「何か虹色の光みたいなのがキラキラしてて、ちょっとキレイかも……」
97 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:16:05.40 ID:uxWJzPVK0
美嘉「……ていうかアンタ、そんな状況で呑気にデュエル教えてていい訳?」

コナミ「そうするしかなかったんだよ、周りに知ってるもんなんて何もなかった」

コナミ「でも、デュエルモンスターズだけはここにもあった」

コナミ「だからデュエルに関わっていれば、いつか手がかりも見つかるんじゃないかと思ったんだ」

美嘉「それでCGプロでデュエル教えてるって訳か……」

コナミ「ああ、運よく卯月やPさんに出会えてよかったよ」

コナミ「……ま、そうは言っても帰る手がかりなんてまだ見つかって無いんだけどな」

美嘉「ふーん……何か大変な目に合ってんだねー」
98 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:17:00.18 ID:uxWJzPVK0
美嘉「でも、おかげでカワイイ女の子が沢山の事務所に入れたじゃん★」

コナミ「そうか?でもなぁ……」

美嘉「ん?何か不満なの?莉嘉に言いつけちゃおっかなー?」

コナミ「いいや、最近強い相手に巡り合えてないからさ」

美嘉「強い相手って……デュエルの?」

コナミ「ああ……アイツらにデュエル教えるのはいいけど、やっぱデュエルってのは自分でやるのが一番だろ?」

コナミ「……だから、元のデュエル漬けの日々が恋しくなってきちまってな」

コナミ「さっきまでだって、どっかに強いデュエリスト落ちてねーかなって思ってたとこだったし……」

美嘉(あ、あれ……莉嘉が言ってた事、あながち間違ってないんじゃ……)
99 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:17:43.55 ID:uxWJzPVK0
コナミ「せめて、知ってるヤツが居れば……」

美嘉「そっか……まぁ確かに知らない場所で1人じゃ心細いかもね」

コナミ「俺の仲間がここに居れば状況は違ったんだろうけどな」

美嘉「アンタにもいるんだ、そう言うマブダチってヤツ」

コナミ「……あぁ」

コナミ(遊星や皆の事……今は信じるしかないもんな……)

美嘉「だよねぇ、友達とか居ればちょっとは心強くは……」




美嘉「……友達?」




コナミ「どうかしたか?」


美嘉「異界から来た……友のため……」


コナミ「?」
100 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:18:16.19 ID:uxWJzPVK0
美嘉「ねぇ、アンタの世界ってやっぱデュエル強い人多いの?」

コナミ「あ、ああ、そりゃあ強いヤツなんてゴロゴロいるけど……」

美嘉「…………」

コナミ「……美嘉?」


美嘉「……アンタの知り合い」




美嘉「ひょっとしたら、この世界に来てるかも」




コナミ「……何!?」
101 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/08(木) 00:18:49.80 ID:uxWJzPVK0
ここで切ります。

読んでくださった方、ありがとうございました。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 00:23:43.31 ID:nQXtcNeZO

一体誰なんだ…
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 00:34:10.75 ID:0fKYSyxWo

意外と別のコナミ君がいる世界のやつだったりしてゼアルとかGXとか
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 22:39:40.92 ID:0ZxYqI59O

異世界から友のため・・・なにか白い盾のようなフィールを感じる
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 22:42:20.09 ID:qVdfkGZ1O
異次元の道を通っている途中で飛行船に轢かれてCG次元に来た白き盾か……
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/10/17(土) 12:33:07.85 ID:t0fQUVgc0
TG代行が火を吹くな
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 20:13:45.61 ID:tfjKm/vgo
僕だ!
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 20:31:53.39 ID:flILHeWeO
ブルーノ!お前だったら喜びで泣く
109 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:01:48.62 ID:Al2xeykM0
…………
………
……



裕子「むむむ……むむむむむ……!」

李衣菜「……どう?」

裕子「み、見えました……!」

裕子「ズバリ!伝説の黒石ですっ!」

李衣菜「…………」ペラリ


《伝説の黒石/The Black Stone of Legend》 †

効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
「伝説の黒石」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを手札に加える。


裕子「や……やった!やりました!」

李衣菜「おおー!とうとう成功!」




李衣菜「……4回目だけど」

裕子「うぅ……それは言わないでください……」
110 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:11:00.59 ID:Al2xeykM0
李衣菜「でもすごいじゃん!こないだやった時は全然成功しなかったのにさ!」

裕子「そうですっ!ユッコのサイキックパワーは日々進化してるんですよ!」エッヘン

裕子「この調子で行けば、サイキックドローでデュエルだって勝ちまくりですっ!」

李衣菜「あはは、それならもっと練習しないとね」

裕子「えへへ……そうですね」

裕子「あ、そういえば李衣菜ちゃんはギター弾けるようになりましたか?」

李衣菜「う……」ギクッ

裕子「確か、次会う時にギター聞かせてねって……」

李衣菜「ほ、ほら!今日はギター持ってきてないし!いやー、お披露目できなくて残念だなー」メソラシ
111 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:21:56.75 ID:Al2xeykM0
裕子「なるほどー……あ!それなら今練習してる曲の事とか教えてくださいよ!」

李衣菜「うえっ!?え、えーと……」

裕子「え……李衣菜ちゃん、まさか……」

李衣菜「あ、あはは……」

裕子「……ふーん、私には練習しろーなんて言っておきながら」

裕子「自分はギター全然弾けないんですね」ジトー

李衣菜「ぜ、全然弾けないとは言ってないじゃん!」

裕子「じゃあどれ位弾けるんですか?」

李衣菜「その……今はコードの練習してるとこで……」ゴニョゴニョ


2人「「…………」」


裕子「……お互い、本物になるにはまだまだ頑張らなきゃ、ですね」

李衣菜「……そだね」
112 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:34:36.20 ID:Al2xeykM0
李衣菜「それにしても、ユッコがあの城ヶ崎美嘉と同じ事務所だなんて思わなかったなぁ」

裕子「李衣菜ちゃんは、あの島村卯月ちゃんと同期なんでしたっけ?」

李衣菜「まぁ、入るタイミングは皆の中で一番遅かったんだけどね」

李衣菜「だけどそれでDLCに優勝しちゃうんだもん、やっぱすごいなって思う」

裕子「あはは……近くにすごい人がいると、不甲斐なさにヘコんじゃうな……」

李衣菜「うん……でも、私にもチャンスがあるんだって気もしてるんだ」

裕子「え?」

李衣菜「ほら、卯月ちゃんだって、元は私と同じところからスタートだった訳だし」

李衣菜「もし、私と卯月ちゃんで違うとこがあるんだとしたら……」

李衣菜「どんな形だって、自分の信じる事に向かって進んでいく事……忘れてなかったんだと思う」
113 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:43:49.10 ID:Al2xeykM0
裕子「信じる事に、向かって……」

李衣菜「……前までの私は、ただ憧れてるだけだった」

李衣菜「憧れてるだけで、私が目指すものに向かってく事、忘れてたんだ」

李衣菜「でも今は違う、だって……なりたいものに向かって頑張る事が大事だって事……」

李衣菜「あの時、ユッコが気づかせてくれたからさ」

裕子「李衣菜ちゃん……」

李衣菜「だから今なら胸張って言えるよ!」

李衣菜「いつか卯月ちゃんに追いついて、私のロックを皆に伝えてやるんだって!」

李衣菜「あの時、ユッコに会えたから……そう言えるようになったんだ」

李衣菜「……だからありがとね、ユッコ」

裕子「…………!」
114 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:48:31.74 ID:Al2xeykM0
裕子「も、もうっ!そう改まってお礼言われると照れちゃうじゃないですか!」

裕子「……でも、そうですよね」

裕子「私、どうかしてました……ヘコんでる場合じゃない、ですよね!」

李衣菜「うん!その意気!」

裕子「えへへ、今度は私が李衣菜ちゃんに元気もらっちゃいましたね……」

裕子「……あ、でもギター弾けないのは流石にないかなーって思います」

李衣菜「ちょ、ちょっと!まだそれ言う!?」

裕子「もちろんですっ!ギターって言えばロックの基本みたいなもんじゃないですか!」

裕子「これじゃ私が一歩リードみたいですね!」
115 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:53:53.34 ID:Al2xeykM0
李衣菜「わ、私のロックは、音楽だけに留まらないの!」

裕子「ほう、例えば?」

李衣菜「例えば……そう、デュエルだってロックに決めちゃうんだから!」

裕子「……デュエル、ですか」

李衣菜「うん、私のロックなソウルを体現したデュエルで、いつか見てる人を熱くするんだ!」

裕子「…………」

李衣菜「ユッコ?」

裕子「……李衣菜ちゃん、ちょっと私とデュエルしてみませんか?」

李衣菜「え?今から?」
116 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 00:58:33.65 ID:Al2xeykM0
裕子「ロックとサイキック、確かに比べようがないかもしれません」

裕子「でも、アイドルとして前に進もうとしてるなら、デュエルは避けて通れません!」

李衣菜「なるほど……そういえば初めて会った時も、2人共負けてヘコんでたっけ」

裕子「はいっ!だから、お互いあの時からどれ位前に進めたか、一度コレで確かめてみませんか?」

李衣菜「……へへ、面白いね」

李衣菜「売られたデュエルは買わなきゃ……ロックじゃないよね!」スッ

裕子「ふっふっふ、そうこなくちゃ!」

裕子「ユッコのサイキックデュエル……とくとお見せしましょう!」スッ
117 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:01:22.73 ID:Al2xeykM0


李衣菜「勝っても負けても、恨みっこ無しで!」


裕子「もちろんですっ!」



李衣菜「よーっし、それじゃ早速!」





李衣菜裕子「「デュエ……!」」




美嘉「はーい、ストップ」

118 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:01:56.42 ID:Al2xeykM0
李衣菜「へっ?」

裕子「み、美嘉ちゃん!?」

李衣菜「城ヶ崎、美嘉……さん?」

美嘉「どもどもー★何かウチのユッコがお世話になっちゃってるみたいで」

李衣菜「は、はぁ……」

裕子「美嘉ちゃん、何でここに?撮影はもう終わってるんじゃ……」

美嘉「何でって、アンタがいつまで経っても戻ってこないからじゃないの」

美嘉「もしかして……この後も仕事入ってるって事、忘れてない?」

裕子「え?……はっ!そ、そうでした!」
119 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:06:25.91 ID:Al2xeykM0
美嘉「あのねぇ……この撮影だって遅刻しそうになったみたいじゃん?」

美嘉「いい?アイドルの仕事ってのは、スタッフさん無しじゃ成り立たないんだから遅刻とか絶対ダメ!」

美嘉「ユッコはこれからどんどん仕事入ってくんだから、その辺ちゃんと気にしないと……」くどくど

裕子「あうぅ……ごめんなさい……」

李衣菜(ゆ、ユッコが説教されてる……)

李衣菜(聞いてた通り、美嘉さんって真面目な人なんだなぁ)

コナミ「思ったより、しっかりしたヤツだよなー」

李衣菜「はい……」

李衣菜「……えっ!?」
120 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:10:08.39 ID:Al2xeykM0
コナミ「よっ」

李衣菜「こ、コナミさん!?何でここに!?」

コナミ「ああ、社長にお前の様子見て来いって言われたんだよ」

美嘉「あぁ、ごめんね?せっかく来てたのを、ちょっとアタシが引き止めちゃってさ」

美嘉「それで、李衣菜ちゃんだっけ?悪いけど、ユッコとのデュエルはまた今度って事で★」

裕子「うぅ……残念です」

美嘉「あはは、頑張ってればまた会えるって、同じアイドルなんだし★」

美嘉「そういう事で、まぁ莉嘉によろしく言っといてよ、あとそっちのプロデューサーさんにも」

李衣菜「は、はいっ!」
121 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:11:58.79 ID:Al2xeykM0
美嘉「それからアンタも、今日はありがとね★」

コナミ「おう」

コナミ「……さっきの件、よろしく頼む」ボソッ

美嘉「……うん、任せといて」ヒソッ

李衣菜「?」

美嘉「それじゃ行こっか、ユッコ」

裕子「うんっ、李衣菜ちゃん、ばいばいっ!」

李衣菜「あ、うん!デュエルはまた今度ね!」

裕子「はいっ、今度必ず!負けませんよ?」

李衣菜「へへ、こっちこそ!」
122 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:14:21.08 ID:Al2xeykM0
…………
………
……


コナミ「……アイツ、成長してたか?」

李衣菜「はい……へへ、また会えてよかったです」

コナミ「フフ、そうか……負けんなよ?」

李衣菜「も、もちろんです!」

コナミ「それなら、お前もギターの練習もっと頑張らないとな」

李衣菜「う、コナミさんまで……」

李衣菜「……あ!それはそうと、美嘉さんとなんていつ知り合ったんですか?」

コナミ「ああ、あっちが莉嘉から俺の事聞いてたみたいでさ」

コナミ「それで、さっき控え室で軽く手合わせしたんだ」

李衣菜「手合わせって……あの美嘉さんとデュエルですか!?」

コナミ「おう、まぁスパーリングみたいなもんだったけどな」

コナミ「でも聞いてた通りいいデュエルの腕だ、また手合わせしたいもんだな」
123 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:15:56.33 ID:Al2xeykM0
李衣菜「へぇー……それで、今美嘉さんと何の話を……」

コナミ「ん?……あぁアレか、別に大した事じゃないよ」

李衣菜「大した事ない、ですか……その割には」

コナミ「李衣菜、余計な詮索するヤツは、ロックとは言えないぞ」

李衣菜「む……とりあえずロックって言っておけば私が納得すると思ってません?」

コナミ「……さて、お前はこれからどうすんだ?」

李衣菜「あ!はぐらかしたって事は!」

コナミ「はいはい悪かったって……それで?」

李衣菜「むぅ……私はまだ休憩中だったんで、これからまた撮影の続きですけど……」
124 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:16:58.43 ID:Al2xeykM0
コナミ「そっか、じゃあ仕事の続き、ちゃんと頑張れよ」

李衣菜「え?コナミさんは……」

コナミ「ああ、俺はもう帰るぜ」

李衣菜「……あの、社長から様子を見るように頼まれてたんですよね?」

コナミ「おう、様子なら今見たからな」

李衣菜「えぇ……何しに来たんですか……」

コナミ「俺も見てやりたいのはやまやまなんだよ、でも状況が変わったんだ」

李衣菜「状況?」

コナミ「ああ」



コナミ「明日はちょっとばかり、忙しくなりそうだからな」

125 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/19(月) 01:17:45.68 ID:Al2xeykM0


今回はここまでです。

デレマスアニメはとうとう終わりを迎えてしまいましたが
こちらの方は未だ終わりが見えそうにありません。

長い間お付き合い頂いている方がもしいらっしゃれば、頭が上がらない思いです。
これでもちゃんと最後まで書ききる気持ちだけはあるので
お暇つぶしにでも使っていただければと思います。


それではここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:32:05.97 ID:jpUIt9S0o
乙乙
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 11:14:33.05 ID:nUQdBW4Ao
おつつ

終わってほしくないから長引くのは大歓迎だww
128 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:32:51.48 ID:eOgrZShU0
…………
………
……


翌日 事務所



未央「いやぁー、事務所に全員集合なんて久しぶりだね!」

莉嘉「うんうん!皆最近お仕事で忙しかったよねー☆」

未央「特にしまむーなんか、最近テレビで見ない事なんてないし!」

卯月「でも、自分がテレビに映ってると、何だか変な感じです……」

未央「そんな事ないって!さっすが、私達のしまむーって感じ!」

卯月「えへへ……それにしても、今日は何で集められたんでしょう?」

楓「何でも、社長から私達に話があるって聞いたけど……」
129 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:33:43.27 ID:eOgrZShU0
李衣菜「わざわざ集める位だし、結構大事な話なのかな?」

智絵里「うん、悪い話じゃなければいいな……」

未央「大丈夫だってちえりん、ほら!しまむーのDLC出場が決まった時もこんな感じだったし!」

未央「ね、コナミん!」

コナミ「…………」

未央「コナミん?おーい」

コナミ「ん……ああ、そうだな」

未央「?」
130 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:34:39.01 ID:eOgrZShU0

ガチャッ


アイドル達「!」

モバP「……皆、揃っているな」

アイドル達「おはようございますっ!」

社長「うん、皆おはよう」

未央「プロデューサー、今日私達が集められたのって……」

モバP「それはこれから説明する……社長、お願いします」

社長「うむ……まずは、島村卯月君」

卯月「は、はいっ!」
131 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:35:46.73 ID:eOgrZShU0
社長「DLC以降の君の活躍、私の耳にも入っているよ……よく頑張っているようだね」ニコ

卯月「あ、ありがとうございますっ!」

社長「うむ……もちろん他のアイドル諸君の仕事ぶりも、彼からよく聞いているよ」

社長「それぞれ与えられた仕事、立派にこなしてくれているようだね」

社長「ファンも徐々にではあるが増え続けている、大変喜ばしい事だ」

未央「いやぁ、そこはやっぱりしまむーという出世頭のおかげで……」

社長「そんな事は無い、注目度が上がったのは確かに島村君の活躍があった事も大きいだろう」

社長「しかし、それだけで君達の人気が上がる訳ではない」

社長「いくら観衆の目に触れようと、実力が伴わなくては彼らに魅力を伝える事は出来まい」

社長「この人気は、これまでの君達の培ってきた努力が認められたからだと、確信しているよ」
132 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:36:53.66 ID:eOgrZShU0
莉嘉「えへへ……」

李衣菜「な、何だかこうやって褒められるとくすぐったいね……」

社長「ふふふ……さて、本題はここからだ」

社長「諸君には、これまで個々の力を磨いてもらって来た」

社長「ステージでの表現力、パフォーマンス……もちろん、デュエルの腕も大分力を付けた事だろう」

社長「しかし、もちろんここで満足すべきではない」

社長「君達の進むべきトップアイドルへの道……それはまだこれからも続いていく」

社長「それを駆け上がっていくため、君達は次の戦いのステージへ向け、準備を進める段階に入らなくてはならない」

社長「君達が一丸となって、来たる総力戦を戦いぬく為の準備、をね」
133 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:37:57.91 ID:eOgrZShU0
楓「総力戦……?」

莉嘉「……あ!」

智絵里「それって、もしかして……!」

社長「そう、この度我がCGプロダクションは……!」


社長「DAGP……デュエルライブ・オールスターグランプリへの参戦が認められた!」


アイドル達「!!」

李衣菜「嘘……!」

卯月「ほ、ホントですか!?」

莉嘉「Pくん!ホントに出れちゃうの!?」

未央「私達が、DAGPに……!」
134 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:39:17.48 ID:eOgrZShU0
コナミ「DAGP?」

社長「……DLC、デュエルライブカーニバルが新人アイドルによる個人戦だとすれば」

社長「これはプロダクション単位で争う、まぁ言ってみれば団体戦の様なものだ」

モバP「しかし、全部のプロダクションが参加できる訳じゃない」

モバP「その年の実績なんかを考慮して、運営委員会が出場プロダクションを選抜する……俺たちは今回それに選ばれたって事だな」

社長「当然、大会規模はDLCの比では無い」

社長「大会は予選、本選に分かれており、予選トーナメントを勝ち抜いた8つのプロダクションが本選へ進む」

社長「そこからさらに本選トーナメント、まさにその年での最強のプロダクションを決める戦いと言っていいだろう」

社長「そして優勝すれば前年度の勝者……つまり」



社長「女王、765プロダクションへの挑戦権を得る……!」
135 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:40:34.53 ID:eOgrZShU0
楓「765プロ……!」

卯月「私達が、春香さん達と……!」

莉嘉「おおー……!」

未央「て事は……ふっふっふ、いおりんにリベンジする時が来たって訳だね!」

李衣菜「未央、流石に気が早すぎるって」

智絵里「でもすごい……本当に私達がDAGPに……」

未央「だから言ったじゃん!これまでずっと頑張ってきたんだし、悪い話なんてないって!」

未央「ねっ、プロデューサー!」

モバP「…………」

智絵里「プロデューサー、さん……?」

社長「……今日の話には、まだ続きがある」

未央「え?」
136 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:41:40.06 ID:eOgrZShU0
社長「予選トーナメントだが、実は既に詳細が発表されている」

社長「まず、予選は各ブロック8つのプロダクションがトーナメントで争い、優勝したプロダクションが本選に進出する事になる」

李衣菜「8組でのトーナメントって事は……3回勝てば本選行きって事かぁ」

モバP「ああ、そしてこの予選トーナメント……少し変則的な方式を取っている」

モバP「1戦毎にルールが変わるんだ」

智絵里「ルールが、変わる……?」
137 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:42:27.69 ID:eOgrZShU0
モバP「そう、具体的に言うと、1回戦が1チーム3人のユニット戦、2回戦がタッグデュエル……」

モバP「そしてトーナメント決勝が1回戦と同じくトリオユニットで争う事になる」

モバP「つまり、1つのプロダクションから3つユニットを作り、1回ずつ戦っていくんだ」

未央「なるほど……プロダクション同士って言っても、ユニット単位でデュエルするんだね」

李衣菜「1回戦のユニットが負けちゃったら、後の2組が戦う事無く終わり、か……厳しいね」

モバP「ああ、そういう問題もあるな」

莉嘉「"も"?」

卯月「この他にもルールがあるんですか?」
138 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:44:50.39 ID:eOgrZShU0
未央「……え?ちょっと待って」

未央「3人のユニット2組にタッグが1組って事は……」

李衣菜「3+3+2……全部で8人って事、だよね……?」

卯月「……あっ」

社長「……そう、今のCGプロダクションの所属アイドルは6人」

モバP「俺たちが予選をフルメンバーで戦い抜く為には」




モバP「……所属アイドルが、後2人足りない」
139 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/10/28(水) 00:45:35.89 ID:eOgrZShU0
毎度毎度、短いですがここまでです。

読んでくださった方、ありがとうございました。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 04:56:57.87 ID:/tWaUoxFo
乙乙
「あと二人必要」か……ふむ……
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 09:38:24.54 ID:PKKTFZCto
二人も足りてないのによく出場認められたな…っていうのは言いっこ無し?
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 13:52:11.92 ID:wpEEA28nO
DLC優勝者が所属してるプロダクションだしまぁ多少はね?
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/29(木) 02:06:57.17 ID:KJFS0In0o
おつー
144 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 00:39:47.00 ID:mXXmIXTV0
李衣菜「2人足りないって……」

未央「それじゃ私達……DAGPには出られないって事!?」

社長「まぁまぁ、話を最後まで聞いてくれたまえ」

社長「人数が足りなくて出られないなら、そもそも我々の参戦は認められないよ」

未央「あ……そ、そっか……」

智絵里「でも、それじゃあ6人でどうやって……」
145 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 00:47:47.85 ID:mXXmIXTV0
社長「うむ……まずタッグデュエル、これは2人揃わなければ話にならない」

楓「タッグデュエルに一人だと、戦術が統一されてむしろ戦いやすくなってしまうものね」

モバP「そう……しかしトリオユニット戦は、勝ち抜き戦の方式を取っているんだ」

卯月「勝ち抜き……?」

モバP「そう、ユニット戦と言っても、基本的にデュエルは1対1、互いのユニットから1人を出して行うんだ」

モバP「1人4000のライフを持ち、ライフが0になった場合、次のプレイヤーがフィールドのカードを引き継いでデュエルを続ける」

モバP「それを繰り返して、相手を全員倒せば勝ちって事」
146 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 00:55:22.03 ID:mXXmIXTV0
李衣菜「おおー、何かアニメの5D'sみたいだね」

コナミ「っ!」ビクッ

楓「ふぁいぶでぃーず?」

莉嘉「あ、知ってる!デュエルモンスターズのアニメでしょ?バイクに乗るやつ!」

モバP「李衣菜はいっつも形から入るからな」

李衣菜「う……い、いいじゃないですか別に!」

社長「はっはっは、まぁそれは一先ず置いておくとして、だ」

社長「この勝ち抜きというルールに、我々が付け入る隙があるんだ」
147 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:04:02.05 ID:mXXmIXTV0
智絵里「……!そっか……勝ち抜きって言う事は……!」

社長「そう、こちらの3人目に回る前に相手の3人目を倒してしまえば」

モバP「こちらが3人である必要はなくなる、という事になるな」

李衣菜「……なるほどね、6人で勝ち上がる為には」

未央「トリオユニットに2人で勝たなきゃいけないって事かぁ……」

社長「うむ、まずタッグチームに関しては、高垣君と緒方君のキルシュでほぼ決定だろう」

未央「残ってるメンバーは私にしまむー、リーナに莉嘉ちーの4人……」

李衣菜「私達で2チームに分かれるって訳だね」
148 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:11:48.56 ID:mXXmIXTV0
社長「前回も、我々と同じように8人未満でエントリーしたプロダクションがいくつかあったようだが」

社長「その中で本選へ進めたプロダクションは無かった」

社長「……数的なハンデを背負っている以上、厳しい戦いになるのは間違いないだろう」

李衣菜「3回中2回がハンデ戦って事だもんね……」

莉嘉「あーあ、凛ちゃんが戻ってきてくれたらなぁ……」

智絵里「り、莉嘉ちゃんっ……」

莉嘉「あっ……!」


卯月「…………」


莉嘉「ごめん、なさい……」
149 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:18:32.58 ID:mXXmIXTV0
卯月「ううん、気にしないで」

卯月「私は……もう、大丈夫ですから」ニコッ

モバP「…………」


卯月(凛ちゃん……)



……卯月

またやろう、デュエル



卯月(どうして……アイドル辞めちゃうなんて……)
150 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:29:13.43 ID:mXXmIXTV0
未央「……うん、状況は分かったよ」

モバP「未央?」

未央「要は、予選を突破できるかは、私達がどれだけ強くなれるかにかかってるって事、だよね」

卯月「未央ちゃん……」

モバP「……そうだな、トリオユニット戦に負担がかかる以上」

モバP「タッグユニット以外の4人……特に李衣菜と未央はまだデッキを模索中だったな」

モバP「お前らの力がどれだけ伸びるか、それがカギになってるのは確かだ」
151 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:40:39.11 ID:mXXmIXTV0
未央「そっか……うん、安心した!」

モバP「えっ?」

未央「いやー!だって2人足りないなんて言うんだもん!てっきり戦えないで終わっちゃうと思ったからさ」

未央「でも、例え数のハンデがあったって、上に行けるチャンスがあるんだったら」

未央「私、やってみたい……挑戦してみたい!」
152 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:42:37.19 ID:mXXmIXTV0
李衣菜「……へへ、確かに」

李衣菜「こういう逆境を乗り越えてこそ、ロックって感じがするよね!」

莉嘉「アタシだって、お姉ちゃんに負けてないってとこ、見せちゃうから!」

楓「ふふっ、私達も忘れちゃ……めっですよ?」

智絵里「はいっ、あの、タッグデュエルなら、任せてくださいっ」

卯月「わ、私も……私も一杯、頑張りますっ!」
153 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:46:12.09 ID:mXXmIXTV0
社長「……フフフ、どうやら我々の心配は杞憂に終わりそうかな?」

未央「うん!杞憂にしてみせる!」

李衣菜「任せといて、プロデューサーさん!」

モバP「……正直、お前ら2人が一番心配なんだがなぁ」

李衣菜「ちょっ!」

未央「そこは激励するとこじゃんっ!」

モバP「ははは、悪かった……でも、俺も安心したよ」

モバP「……今度は、皆で勝ちに行こう」

アイドル達「はいっ!」
154 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 01:56:16.87 ID:mXXmIXTV0
社長「さて!それではネガティブな話題はこの辺でおしまいにして……」

社長「最後に、いい話を一つしておこうかな」

卯月「いい話?」

社長「うむ、これはまだ確定ではないんだが……」

社長「ひょっとしたら、君達が背負うハンデが無くなるかもしれない、という話だ」

未央「えっ!?そ、そんな話あるの!?」

智絵里「そ、それって……」
155 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 02:03:32.04 ID:mXXmIXTV0
モバP「実はDAGPに向けて、新しいアイドルをスカウトしてるところなんだ」

李衣菜「ホント!?」

未央「おお!新メンバーだね!」

莉嘉「ねぇねぇ、何人来るの?どんな子?」

モバP「い、いや、まだ正式に返事をもらえてる訳じゃないんだ」

モバP「何人か見所のある子に声を掛けてはいるんだがな……」

未央「むぅ、そっか……」
156 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 02:11:18.35 ID:mXXmIXTV0
楓「でも、このタイミングでスカウト出来たとして、予選に間に合うかしら……?」

社長「うむ、DAGP予選までにはまだ時間はある」

社長「本人次第な部分もあるが、本番までには十分モノになるだろう」

社長「まぁ、そこは優秀なトレーナー陣に期待といったところかな」

コナミ「…………」

未央(コナミん……?)

社長「それでは、私からの話は以上だ……君達の健闘、心から祈っているよ」
157 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 02:16:43.48 ID:mXXmIXTV0
李衣菜「DAGP、か……」

未央「あんな事言った以上、気合い入れてかないと……」

李衣菜「うん!早いとこ、デッキを完成させなきゃ!」

未央「よーっし、そうと決まれば……コナミん!」

コナミ「……ん?」

未央「最近仕事ばっかりで、デッキの事見てもらってなかったでしょ?」

未央「久しぶりにデュエルしようよ!私もちょっとは強くなってると思うからさ!」

李衣菜「あ、私も!久しぶりにデッキ、見てほしいな」

コナミ「あぁ……悪い、今日はダメなんだ」

未央「え?」
158 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 02:19:34.65 ID:mXXmIXTV0
李衣菜「何で……」

コナミ「これからちょっと用事入ってるんだよ」

未央「でも、ちょっと位なら……」

コナミ「いや、もう出なくちゃいけない……約束の時間に遅れちまう」

コナミ「ごめんな、また今度デュエルしようぜ」

未央「う、うん……」
159 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2015/11/05(木) 02:22:18.73 ID:mXXmIXTV0
智絵里「行っちゃった……」

未央「怪しい……」

卯月「未央ちゃん?」

未央「だって今日のコナミん、絶対おかしいよ」

未央「社長が話してる時も、何か上の空だったし」

未央「それにあのDAGPに出れる事になったんだよ?」

未央「デュエルの大舞台だって言うのに、何か反応薄くなかった?」

楓「確かに……人数が足りないなら俺が出る!位言いそうね……」

李衣菜(な、無いと言いきれないのがまた……)
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