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【モバマス×遊戯王5D'sTF】コナミ「チームシンデレラガールズ?」

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586 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:46:57.72 ID:LEs3tpnS0


「アタシ達のエモーション、しっかり刻み込んでやるぜ!」

「最後まで付いてこいよなー!!」


ワアアアアアアアアアッ!!


「それじゃ、飛ばしていくぜ!」


ギュオンギュオオォォォオオン!!!


〜〜〜〜♪
587 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:47:24.33 ID:LEs3tpnS0

コナミ「…………!」

コナミ(これは……)

コナミ(体の内側から湧いてくる、アツい気持ち……)

コナミ(強敵を相手にした時に似た、高揚感……)

コナミ(そうか……)


コナミ(これが、李衣菜の憧れ……目指すもの……)







「最高のステージだったぜ!サンキュー!」

「また会おうぜ!じゃあな!」

588 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:47:56.50 ID:LEs3tpnS0

コナミ「終わったか……まぁ、実際見てみたら、いいもんだったな」

コナミ「お前がロックってヤツに憧れる気持ち、ちょっと分かった気がする」

コナミ「さて……俺たちもそろそろ帰るか、李衣菜」

李衣菜「…………」

コナミ「……李衣菜?」

李衣菜「うそ……」

コナミ「え?」

李衣菜「コナミさん……ごめん、私!!」ダッ

コナミ「あっ、おい!お前どこに……!」


…………
………
……
589 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:48:31.35 ID:LEs3tpnS0

ライブハウス 楽屋


「ふぅー、終わった終わったー」

「今日の曲、結構イケてたんじゃないか?客のノリだってよかったし!」

「ああ……とりあえず、ウチらのリーダーが戻ってきたら反省会だな」

「そうだな、新曲もそろそろ形にしないと……」


ばんっ!


「!?」


李衣菜「はぁ……はぁ……っ!」
590 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:49:01.09 ID:LEs3tpnS0

「お、おいおいどうしたお前?」

「すごい勢いで入ってきたな……」

「ここ、一応関係者以外立ち入り禁止なんだぜ?」

李衣菜「す、すみません!だけど……!」

「アタシらの誰とも面識ないって事は……リーダーの知り合いか?」



「何か随分賑やかになってるな、どうしたんだ?」
591 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:49:30.76 ID:LEs3tpnS0

「お、リーダー!」

「遅かったな……かわいいお客さんが来てるぜ」


「客?そんなもん呼んだ覚えなんてないぜ?」

「部外者だったらとっとと追い出……」


李衣菜「…………」


「……えっ?」
592 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:49:56.48 ID:LEs3tpnS0


李衣菜「やっぱり……見間違えじゃなかったんだね」




李衣菜「……なつきち」



夏樹「……だりー?」

593 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/11/15(火) 01:50:35.80 ID:LEs3tpnS0

今回はここまでです。

流石に遅すぎですね……申し訳ありません。
スピードアップって何だよ(哲学)
なつきちとか出されても、もうその辺の話忘れちゃったよって人は
1スレ目の>>660付近から読み返してもらうといいと思います。
あと未央のデッキのお披露目は大分先になりそうです……

それでは読んでくださった方、ありがとうございました。

いつも保守してくださる方、毎度毎度ありがとうございます。

594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 02:16:40.51 ID:z2gn8MH5O

ここでついになつきちがくるのか
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 11:39:28.35 ID:evwJP+ph0
保守
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/19(月) 11:33:01.85 ID:cIqoMx9ZO
保守
597 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:14:16.67 ID:xlC0LiFH0
「リーダー?」

「やっぱりその子、夏樹の知り合い?」

李衣菜「あ、あの……」

夏樹「皆、悪いけど……先に帰っててくれるか?」

「え?」

夏樹「……頼む」

「お、おう、分かった……」
598 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:14:53.41 ID:xlC0LiFH0

…………
………
……



夏樹「…………」

李衣菜「…………」

夏樹「……久しぶり、だな」

李衣菜「うん……」

夏樹「今日は、一人で来たのか?」

李衣菜「ううん、私の今のパートナーと一緒に」

李衣菜「私の好きなロックを、その人にも聞いて欲しくってさ」
599 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:15:54.19 ID:xlC0LiFH0

夏樹「へぇ〜……」

李衣菜「な、何?」

夏樹「いやぁ、とうとうお前にも男が出来たんだと思ってさ」

李衣菜「なっ!?ちっ、違うよ!そんなんじゃないから!」

夏樹「じゃあ、女なのか?」

李衣菜「えっ?い、いや、男の人だけど……」

夏樹「ほら、それじゃあやっぱり……」

李衣菜「もうっ、違うったら!ウチの事務所のデュエルトレーナーさん!」

李衣菜「私のデッキを組まなくちゃいけないから、参考になるかなって思って来てもらったの!!」
600 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:16:33.94 ID:xlC0LiFH0

夏樹「はっはっは、そんなムキになんなって」

夏樹「分かってるよ、相変わらずからかいがいがあるなぁ」

李衣菜「むぅ……」

夏樹「ははは……」

夏樹「……そっか、まだ続けてるんだな、アイドル」

李衣菜「うん……デッキ作るの、中々うまくいかなくってさ」

李衣菜「アイドルになった頃の最初の気持ちを思い出す為に、ここに来たんだ」

李衣菜「そしたらなつきちが、ステージで歌ってるんだもん……びっくりしちゃった」

李衣菜「さっきの人達が、今のなつきちの仲間……なんだね」
601 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:17:11.97 ID:xlC0LiFH0

夏樹「ああ、癖のあるヤツばっかりだけど、本気でロックやろうって連中だ」

夏樹「……事務所辞めてから、そいつらと真剣にロックに向き合ってきた」

夏樹「技術を磨いたり、自分達で曲も作ったりしてさ」

夏樹「それで……ここから、またスタートしたかったんだ」

夏樹「お前と出会ったこの場所から、アタシのロックを……」

李衣菜「…………」
602 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:17:47.69 ID:xlC0LiFH0

夏樹「アタシは、これから自分のロックを磨き続ける」

夏樹「誰もが心を熱くするサウンドを聴かせられる……そんなロッカーになるのが目標だ」

夏樹「一度乗っかったアイドルって道を、中途半端なとこで降りたんだ」

夏樹「今度こそ、最後まで走りきらなくちゃならない」

夏樹「そうじゃなきゃ、示しがつかねぇよ……一緒に進んできたのに裏切っちまった皆にも」

夏樹「それから……傷つけちまった一番の親友にもな」

李衣菜「なつきち……」

李衣菜「…………」
603 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:18:47.23 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「……そうだよなつきち、私はすごく怒ってるよ」

李衣菜「私にだけ何にも言わずに突然事務所出てって……」

李衣菜「すごく、ショックだった……なつきちの事、知らない間に傷つけてたのかなって思った……」

夏樹「……いいや、違うぜだりー」

夏樹「一方的にお前を傷つけたのは、アタシの方だ」

李衣菜「出ていくなら出ていくって言ってくれれば、ケンカだって出来たし、文句だって言えたのに……」

李衣菜「なのに、なつきちは……それさえさせてくれなかった」

夏樹「……ああ、お前の言う通りだ」

夏樹「アタシは……大馬鹿だ」
604 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:19:19.07 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「そうだよ!なつきちはバカだよ!」

李衣菜「それに、久々に再会してみたら他の人とバンドなんか組んで……」


李衣菜「すごく……」

夏樹「…………」






李衣菜「すごくカッコよかった!!」




夏樹「…………ん?」
605 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:20:01.46 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「何あの曲!?すっごい心が震えたんだけど!?」

李衣菜「演奏だって息ピッタリだったし!客席だってあんなに沸かせて!」

李衣菜「私を差し置いて自分だけあんなにロックなライブして!!」

李衣菜「なつきちのばかー!あほー!」

夏樹「お、おいちょっと待て……」

李衣菜「何っ!?」

夏樹「い、いや……何か怒るポイントズレて来てないか?」

夏樹「……アタシは、お前をこれ以上ないって位に傷つけた」

夏樹「さっきお前と再会した時、アタシはお前に殴られる覚悟だった」

夏樹「お前にはその権利がある、なのに……」
606 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:20:47.97 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「私だって、ビンタの一発でも入れてやろうかと思ったよ」

李衣菜「……ステージの上のなつきちの姿を見た時、正直気持ちの整理がつかなかった」

李衣菜「驚きと、戸惑いと、それからちょっぴりの腹立たしさが混ざって……変な感じだった」

李衣菜「だけどね、曲を聴いてる内に、これだけは分かったんだ」

李衣菜「なつきちは、私の知ってるなつきちのままなんだって」

夏樹「…………!」

李衣菜「なつきちの覚悟が伝わってきたんだ」

李衣菜「本気でこういうロックをやりたかったんだっていう、そんな覚悟」

李衣菜「遠くに行っちゃったみたいで寂しかったけどさ、すっごくうれしかった」
607 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:21:26.58 ID:xlC0LiFH0
李衣菜「なつきちがどうして黙って行っちゃったのか、ずっと心につかえてたけど……もう、いいんだ」

李衣菜「なつきちが、自分の道を進めてるんなら……私は、何も聞かないよ」

夏樹「だりー……」

李衣菜「言っとくけど許した訳じゃないからね!」

李衣菜「私が落ち込んだのは本当なんだから!」

李衣菜「だから、ちゃんと……なつきちの目指すロッカーになって!」

李衣菜「そしたら……この件は水に流す!」

夏樹「お前……本当に、それでいいのかよ?」
608 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:22:07.12 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「いいって言ってるじゃん、なつきちは不満?」

夏樹「それは……」

李衣菜「……分かった、それじゃあ1個だけいい?」

夏樹「え?」

李衣菜「私ね、今度初めてユニットデビューするんだ」

李衣菜「ほら覚えてる?DAGPって言って、プロダクション対抗のデュエルライブトーナメント!」

夏樹「……ああ、よく覚えてるぜ、いつか出られればいいなって、あの頃よく言ってたっけな」

夏樹「そっか……とうとう出られるようになったんだな」

李衣菜「うん、それで……」

李衣菜「なつきちに、見に来て欲しいんだ、私達のデュエルを……」
609 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:22:46.09 ID:xlC0LiFH0

夏樹「アタシが、デュエルを……」

李衣菜「……うん」

夏樹「……だりー、アタシはもう、アイドルを……デュエルの道を降りちまった」

夏樹「だから、デュエルは……」

李衣菜「分かってる、なつきちがどんな想いでアイドルを辞めたのか……」

李衣菜「だけど……それでも、見に来てほしい」

李衣菜「ただのお客さんとしてでいいから、さ」

夏樹「ただの客として、か……」
610 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:23:20.34 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「……私ね、なつきちが居なくなってから、どうしようもなく凹んでた」

李衣菜「だけど、プロデューサーにも、事務所の皆にも励ましてもらって、支えてもらって……」

李衣菜「それに……なつきちの背中を追いかけるだけで、何も見えてなかった私を叱ってくれた人とか」

李衣菜「目指すものは違うけど、お互いに励ましあえるライバルにも出会えた」

李衣菜「本当に、いろんな人にいろんな事教えてもらって、少しは変われたと思うんだ……でもね」

李衣菜「なつきちが残してったものは……変わらずに、私がちゃんと受け継いでるから」

夏樹「アタシの、残したもの……?」

夏樹「…………!」

夏樹「お前、もしかしてあのカード……!」
611 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:23:50.85 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「なつきちは、今の自分を見せてくれた」

李衣菜「今でも変わってないアツいハートを、自分の道を進む覚悟を」

李衣菜「今度は、私がなつきちに見せたいんだ」

李衣菜「私がこれまで歩いてきた道のり、全部デッキに込めて戦うから……」

李衣菜「だから……見に来てよ、今の私を」

夏樹「だりー……」
612 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:24:17.77 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「あはは、何か随分話し込んじゃった」

李衣菜「一緒に来た人待たせてるから、もう行くね?」

李衣菜「また、なつきちのライブ見に行くから……」

李衣菜「だから……絶対、見に来てね」

李衣菜「……それじゃ!」タッ

夏樹「あ、おい……!」


タッタッタッ・・・
613 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:24:46.79 ID:xlC0LiFH0
李衣菜「…………ふぅ」

コナミ「李衣菜」

李衣菜「あ……」

李衣菜「ごめんなさい、私……」

コナミ「もういいのか?もっと話してきてもよかったんだぜ?」

李衣菜「……ううん、今のなつきちには待ってる人達がいるから」

李衣菜「なつきちの今の時間を、奪いたくないんだ」

コナミ「……そうか」
614 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:25:20.19 ID:xlC0LiFH0

李衣菜「コナミさん、これから事務所に行っていいですか?」

コナミ「フフ、どうやら大分やる気になったみたいだな」

李衣菜「はい……!あんなステージを見せられて、燃えるなって方が無理です!」

コナミ「ああ、お陰で俺の方も湧いてきたからな……インスピレーションってヤツが」

李衣菜「…………!!」

コナミ「見せるんだろ?今の李衣菜を」

李衣菜「だとしたら、いい加減デッキを完成させないとな」

李衣菜「……はいっ!」
615 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:25:53.73 ID:xlC0LiFH0

夏樹(……アイツ、言うだけ言って帰っちまった)

夏樹(今の自分を見に来い、か……)

夏樹(あの時……アタシはアイツに嫌われる覚悟で事務所を離れた)

夏樹(とことん嫌われて、アタシの事なんか、とっくに忘れてるんだと思ってた)

夏樹(なのに……)


だりー、もしアタシがここから出て行くことになったら

……その時はこのレッドアイズ、お前が使ってくれよ


夏樹「真紅眼……」

夏樹「あの時のアタシとの約束を、今も……」
616 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/21(水) 01:26:23.89 ID:xlC0LiFH0
今回はここまでです。

だいぶ遅れましたがモバマス5周年、おめでとうございます。
遊戯王と同じ位、息の長いコンテンツになってほしいものです。
というか遊戯王の方も春からいよいよアニメ6作目ですね。
楽しみだなぁ(アークファイブから目を背けながら)

それでは読んでくださった方、ありがとうございました。
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 11:15:27.61 ID:GyeR1/cDo
更新乙です!

今のカードプールでレッドアイズ組むと普通に強いから困るなw
618 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:01:11.90 ID:GORqiirq0

数日後



コナミ「……よし、かな子は一旦ここで終わりだな」

コナミ「とりあえず、今の課題は先の事も考えてカードを切る事」

コナミ「やられそうになったら、莉嘉に繋ぐためにカードを伏せて残してやるのも大事だ」

かな子「は、はいっ!」ソワソワ

コナミ「よし、じゃあ次は莉嘉の番だな」

莉嘉「う、うん!」ソワソワ

コナミ「…………」

李衣菜「ど、どうしたの?」ソワソワ
619 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:03:34.16 ID:GORqiirq0

コナミ「……お前ら、今日はやたら落ち着きが無くないか?」

ちひろ「無理もありませんよ」

コナミ「ちひろさん?どういう事だ」

ちひろ「何せ、今日はDAGP予選トーナメントの組み合わせ抽選会ですから」

コナミ「抽選会、って事は……」

莉嘉「……アタシ達の対戦相手が、今日決まるんだって」
620 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:05:39.84 ID:GORqiirq0

コナミ「何だそんな事かよ……最終的に全員ぶっ倒すんだからどうだっていいだろ?」

李衣菜「むぅ、他人事だと思って……」

かな子「そ、そうですよ!強いところと当たったらと思うと、私気が気じゃなくて……」

コナミ「はぁ……こりゃ練習にならねぇな、組み合わせはいつ分かるんだ?」

ちひろ「プロデューサーさんと卯月ちゃんが今抽選会の会場に行ってます」

ちひろ「組み合わせ抽選会と言ってもちゃんとしたイベントなので、公表されるのは今日の夕方位になりそうですね」

621 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:06:14.95 ID:GORqiirq0
…………
………
……


DAGP予選トーナメント抽選会


アイドル控え室


ザワザワ……


卯月(わぁ……すごい女の子の数)

卯月(皆それぞれが、プロダクションの代表って事だよね……?)

卯月(この中から勝ち上がらなきゃ……)
622 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:06:51.83 ID:GORqiirq0

卯月(……ううん、皆これまで頑張ってきたもん!)

卯月(コナミさんだってサポートしてくれるし、きっと大丈夫!)

卯月(でも、抽選会かぁ……私、クジ運そんなに良くないからなぁ……)

卯月(李衣菜ちゃん達のためにも、最初から強いところに当たりませんように……!)

卯月(それにしても……)


「卯月ちゃんだ……」

「あれがDLCで優勝した……」


卯月(うぅ……何だかすごく視線を感じるよぉ……)

623 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:07:18.65 ID:GORqiirq0

「ねぇ……アンタ、島村卯月だよね?」

卯月「ひゃ、ひゃいっ!?」

「あっ!急に声掛けたりしてごめんね?」

「だけど、アンタにはちゃんとアイサツしときたくってさ」

卯月「えっ?……あ、あなたは!」

卯月「城ヶ崎、美嘉ちゃん?」

美嘉「一応初めまして、だよね?莉嘉がいつも、お世話になってまーす★」

卯月「あっ、いえ!こちらこそ!」
624 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:07:53.30 ID:GORqiirq0

美嘉「ふふっ、そんなに畏まんなくっていいって★」

美嘉「それより大丈夫?何か緊張してない?」

卯月「えっと、それが……」

美嘉「……あー、そりゃ今年のDLC優勝者となれば、皆注目するよね」

美嘉「去年アタシもあんな感じで見られてさ……同じアイドルなんだから、別に特別視する事なんかないのに」

美嘉「まぁ、堂々としとけばいいじゃん?強い事は本当なんだしさ」

卯月「そ、そういうものでしょうか……」
625 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:08:21.92 ID:GORqiirq0

美嘉「うんうん、あんまり気にしない方がいいって……あ、そうだ!」

美嘉「アンタ達……こないだ、アタシの事つけてたんでしょ?」

卯月「あっ……そ、それは……」

美嘉「もー、あの後莉嘉に質問攻めにあって大変だったんだからね〜?」

卯月「ご、ごめんなさい!コナミさんが珍しくデュエル以外の事で頭がいっぱいだったみたいだから……」

卯月「その、未央ちゃんが、デートなんじゃないかって……」
626 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:08:50.66 ID:GORqiirq0

美嘉「アイツとアタシが?あははっ、無い無い!」

美嘉「アイツとはその前の日に会ったばっかりなんだから、そんな事にはならないって★」

卯月「で、ですよね!あはは……」

卯月「あの……ちなみに、あの時どんな話を……?」

美嘉「……え?あ、アイツから何も聞いてない?」

卯月「それが、結局教えてくれなくって……」

美嘉「あ、あー……そうなんだ、まぁそりゃ気になるよねー」

美嘉(アイツ〜、バレてんだったらちゃんとフォローしとけっての!)

卯月「…………?」
627 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:09:19.22 ID:GORqiirq0

美嘉「あー、んっとね……」

美嘉「……ほら!トーナメントに出られた者同士、顔合わせでもしようかと思ってさ!」

卯月「顔合わせ、ですか?」

美嘉「そ!DAGPともなると、デュエルのレベルも高くなるからさ」

美嘉「新しい戦術とか去年のトーナメントがどうだったかとかを共有したくて、蘭子ちゃんも一緒にアタシが誘ったの」

美嘉「共同戦線って訳じゃないけど……情報交換ってやつ?」

美嘉「まぁそれでも、他のプロダクションの子と会うって事だから、皆に内緒にしたかったんじゃないかな?」

卯月「な、なるほど……」

美嘉「うん★そーいう訳で、アイツとはホントに何もないからさ」

美嘉「アンタ達の大事なデュエルトレーナーを取ったりなんてしないから、安心してね★」

卯月「は、はぁ……」
628 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:09:52.65 ID:GORqiirq0

ガチャッ



スタッフ「はい、それじゃあこれから抽選を始めていきます」


スタッフ「10人単位で進めていきますので、呼ばれた方はスタジオの方に移動お願いしまーす」

スタッフ「まずはCuプロの……」


卯月「10人単位……?」

美嘉「なるほど、去年と同じ進行って感じかな」

卯月「そういえばさっき去年のって……美嘉ちゃんは去年もDAGPに?」

美嘉「うん、予選トーナメントの2回戦でやられちゃったんだけどね」

美嘉「今年は決勝トーナメント行きたいなぁ……でもそうなると、アンタと戦う事になっちゃうかもね」

629 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:10:29.30 ID:GORqiirq0

スタッフ「Paプロ、城ヶ崎美嘉さん」

スタッフ「そしてCGプロ、島村卯月さん」


美嘉「!」

卯月「!」


スタッフ「以上、呼ばれた方はスタジオへどうぞ」


卯月「い、いきなり呼ばれちゃった……」

美嘉「先でも後でも変わんないって、どうせ決まるのは全員終わってからなんだからさ」

美嘉「じゃあ行こっか、卯月」

卯月「は、はい!」
630 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:11:14.16 ID:GORqiirq0
…………
………
……


一方


抽選会会場



モバP(ふぅ……お偉いさんへのあいさつ回りは一通り済んだな)

モバP(そろそろ抽選が始まる時間か、卯月の出番は……)

モバP(うお、最初の10組か……てことは組み合わせ決まるまで待機って事になるな)

女の子「あ、あのっ、すみません!」

モバP「ん?」

モバP(女の子?どこかのプロダクションのアイドルか?)
631 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:11:51.98 ID:GORqiirq0
女の子「抽選会、ひょっとしてもう終わってしまったんですか!?」

モバP「えっ、これから始まるところだよ?」

女の子「え!?で、でも他のアイドルの人は……」

モバP「いや、今日は人数も多いから、何回かに分けて抽選を行う段取りになってる」

モバP「アイドルは一旦控え室で待機して、スタッフに呼ばれたらスタジオ入りだよ」

モバP「時間的に、そろそろ最初の10人の抽選が始まるはずだ」

女の子「……そうだ、思い出した」

女の子「昨日、プロデューサーさんと確認したはずなのに……」

女の子「どうしよう……私のせいで、皆失格になっちゃう……」ジワ…

モバP「えっ!?だ、大丈夫だよ!それ位で失格になんてならないって!」オロオロ
632 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:12:35.46 ID:GORqiirq0
…………
………
……


スタジオに移動中……


卯月「ところで、何で10人ずつ抽選なんでしょう?」

美嘉「まぁ、これも一種のイベントだからね、クジ引くだけじゃ流石に絵的に寂しいでしょ?」

美嘉「だから、出場者の軽い撮影会も兼ねてるんだ」

美嘉「去年は確か……クジを引いて、撮影があって、カメラに向かって意気込みを言って終わりだったかな」

卯月「えっ?い、意気込みなんて考えてなかったです……」

美嘉「ふふっ、だったら今の内にコメント考えといた方がいいよ?」

卯月「うぅ〜、何て言おうかな……」



どんっ!



卯月「きゃっ!?」

「うわっ!?」
633 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:13:04.41 ID:GORqiirq0

美嘉「ちょ、ちょっと大丈夫!?結構派手にぶつかったけど……」

卯月「いったぁ〜……ご、ごめんなさい!私……あっ!」

卯月「あなたは……!」

ブルーノ「いたたた……はは、また会ったね」

卯月「蘭子ちゃんの、プロデューサーさん?」

美嘉「えっ、蘭子ちゃんの……」

美嘉(てことはこの人、もしかしてアイツの……!)

ブルーノ「ごめんね、すごく急いでたんだ……怪我は無かった?」

卯月「あ、はいっ!」
634 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:14:06.15 ID:GORqiirq0

ブルーノ「そうか、君はCGプロの代表で来たんだね」

ブルーノ「それから……」チラッ

美嘉「あ……えっと」

ブルーノ「ああ、城ヶ崎美嘉さんだね、初めまして」

ブルーノ「いつも蘭子と仲良くしてくれて、ありがとう」ニコッ

美嘉「は、はい……」

ブルーノ「そういえば今日は、コナミは一緒じゃないの?」

卯月「いえ、今日はプロデューサーさんと一緒なので……」
635 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:14:50.60 ID:GORqiirq0

ブルーノ「そうか……ああーっ!そうだった、こうしちゃいられない!」

卯月「えっ!?どうされたんですか?」

ブルーノ「実は、一緒に来たウチのアイドルが迷子になっちゃったみたいで……」

美嘉「えっ!?」

卯月「まっ、迷子!?」

ブルーノ「うん、さっきスタッフの人から連絡があって、控え室に来てないって言うんだ」

美嘉「確かに、この建物結構広いもんね」

美嘉「それに控え室も会場から結構遠いとこにあったし、初めての子は迷っちゃうかも……」
636 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:15:30.90 ID:GORqiirq0
ブルーノ「ああ……僕がもっとしっかり確認しておけば……!」

ブルーノ「早く探しに行かなきゃ……!」

卯月「……あ、あの、私も一緒に探します!」

ブルーノ「えっ?」

美嘉「う、卯月!?だけどアンタこれから……」

卯月「抽選まで、時間は少しだけ残ってますから」

卯月「私が同じ立場だったら、不安で押しつぶされちゃうと思うんです」

卯月「だから、その……きっとその子も今、すごく心細いんじゃないかなって……」

ブルーノ「卯月さん……」
637 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:16:05.70 ID:GORqiirq0

卯月「み、美嘉ちゃん、あの……!」

美嘉「……はぁ、お人よしなんだから」

美嘉「卯月がそこまで言ってるのに、アタシだけ先に行くなんて出来る訳ないでしょ?」

美嘉「分かった、同じアイドルのよしみで、助けてあげる★」

美嘉「言っとくけど、アタシ達の抽選が始まるまでだからね?」

ブルーノ「……2人とも済まない、恩に着るよ」
638 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:18:06.38 ID:GORqiirq0
…………
………
……


モバP「……少しは落ち着いたかい?」

女の子「はい……ごめんなさい」シュン

モバP「はは、もう気を落とさなくたって大丈夫だよ」

モバP「俺からスタッフに事情を話して、君は出番までこのスタジオで待機って事になっただけなんだから」

モバP「……そういえば、君のプロデューサーは?」

モバP「各プロダクションの関係者は、皆スタジオに入ってるはずなんだけど……」
639 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:22:36.80 ID:GORqiirq0
女の子「さっき探してみたんですけど、ここには居なくて」

女の子「だからきっと、プロデューサーさんも私の事探してるんだと思います……」

モバP「うーん、そうか……」

女の子「はぁ……せっかく、こんな大役を任せてもらえたのにな……」

モバP「……これが、初めての仕事だったのかい?」

女の子「はい、実は私、事務所の中でもアイドルになってから日が浅くって」

女の子「今の事務所に入ってからも、プロデューサーさんにデュエルの事を沢山教えてもらってたんです」

女の子「その……私、緊張しいだから他の人よりデュエルの練習は一杯しなきゃって思って」

モバP「…………」
640 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:26:25.29 ID:GORqiirq0

女の子「そんな中で、一緒に養成所に入ってた友達が他のプロダクションでブレイクして……」

女の子「もっと頑張らなきゃって思ってた矢先に、プロデューサーさんがこの仕事を私に任せてくれたんです」

女の子「デュエルも大事だけど、アイドルなんだからお仕事もやってみないかって」

女の子「でも……」

モバP「……大丈夫だよ、君はまだ失敗なんてしてないじゃないか」

女の子「え?だけど……」
641 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:26:52.40 ID:GORqiirq0

モバP「あー、まぁ確かに集合場所を間違えるってのはあんまり褒められた事じゃないけどな」

モバP「だけど……君のプロデューサーが今君を必死に探してるのは、君に期待しているからじゃないかな?」

女の子「私に……?」

モバP「ウチにも養成所出身のアイドルが居るから分かる、アイドルとして輝きたいという気持ちは人一倍強い子だ」

モバP「養成所でのレッスンも、どれだけ大変か分かってるつもりだ……だから、俺はいつも思ってるよ」

モバP「その子をステージの上で、目一杯輝かせてやりたいって」

モバP「きっと、君のプロデューサーも、君に対して同じ事を思ってるはずだよ」

女の子「…………!」



ブルーノ「い、居た!やっと見つけた!」
642 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:27:28.11 ID:GORqiirq0

モバP「あっ!」

女の子「ぷ、プロデューサーさん!」

ブルーノ「あぁ、良かった……間違ってスタジオの方に直接来てたんだね……」

女の子「ごめんなさい!私、私……!」

ブルーノ「大丈夫だよ、それより、君に何もなくてよかった」

モバP(ああ、よかった……)

卯月「プロデューサーさんっ!」
643 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:28:15.11 ID:GORqiirq0

モバP「卯月!……と、君は……」

美嘉「ぴ、Paプロの城ヶ崎美嘉、です……莉嘉がいつもお世話になってます」

モバP「いいえ、こちらこそ……ふふ、莉嘉のお姉さんなんだから、気兼ねせずにもっと砕けてもらって大丈夫だよ」

美嘉「そ、そう?じゃあ遠慮なく、普段の感じで行かせてもらうね★」

モバP「うん、それにしても2人共、時間ぎりぎりだったな……迷ったのか?」

卯月「えっと、私達が迷ったんじゃなくて、迷子になってたアイドルの子を探してて……」

モバP「あぁなるほど、彼女を一緒に探してたのか……偉いな、卯月」

卯月「えへへ……」

美嘉「でもさぁ、迷子だと思ってたら先にスタジオに入ってたって、ホント人騒がせなんだから……」

美嘉「まぁでも、見つかってよかったかな」
644 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:28:41.04 ID:GORqiirq0

ブルーノ「あ!そうだ、君を探すのをこの2人が手伝ってくれたんだ」

ブルーノ「知ってるだろうけど紹介するよ、彼女はCGプロダクションの……」


女の子「う、卯月ちゃん!?」

卯月「えっ……!?」


ブルーノ「ああ、やっぱり知ってるよね」

ブルーノ「卯月さん、彼女は僕のプロダクションの……」




卯月「……美穂、ちゃん?」



ブルーノ「……えっ?」
645 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2016/12/31(土) 12:29:11.38 ID:GORqiirq0

今回はここまでです。

これが今年最後の更新となります。
今年はあまり話が進まず、申し訳ありませんでした。

出したいアイドルとか、使ってもらいたいデッキとかは頭にあって
デュエルを早く書きたいとは思ってるんですが、
書く時間と技量が足らず、ズルズルと引き延ばしになってしまいました。
これからも相変わらず亀更新となりそうですが、来年はもうちょっと頑張りたいと思います。

それではここまで読んでくださった方、ありがとうございました。


よいお年を。
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 13:12:49.73 ID:8MaV0zEUo
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 13:25:04.42 ID:hG8eTehS0
昨日読みはじめて追い付いてしまった…
続き待ってます
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 16:59:08.66 ID:LK8SRifLo
乙ー
こっひ、いったい何デッキなんだろうか……
よいお年を!
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 00:59:42.52 ID:XSCBzS9s0
乙。
あけおめ
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/01/23(月) 17:46:18.22 ID:D8rN6Ryu0
保守
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/02/14(火) 23:32:54.88 ID:hUmeUmPc0
ほしゅ
652 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:02:35.00 ID:xUoMk6sD0


卯月美穂「…………!」パァァ



卯月「美穂ちゃんっ!」ダキッ

美穂「卯月ちゃんっ!」ハグッ


モバP「う、卯月?」

美穂「もしかして……」

ブルーノ「2人は……知り合い?」
653 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:03:11.02 ID:xUoMk6sD0

美穂「はいっ!同じ養成所で、一緒にレッスン受けてたんです!」

卯月「こんなところでまた会えるなんて……!」

モバP「同じ養成所……」

モバP「それじゃあ……さっき言ってたブレイクした友達ってのは……!」

スタッフ「あのー……島村卯月さん」

卯月「えっ?は、はいっ!?」

スタッフ「これから抽選と撮影に入りますので、準備をお願いします」

卯月「あ……そ、そうですか」

美穂「えへへ、まずはお仕事だね」
654 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:03:59.22 ID:xUoMk6sD0

…………
………
……



スタッフ「それじゃあ撮影の方から、お願いしまーす」

卯月「はいっ!よろしくお願いしますっ!」


美穂「…………」

ブルーノ「まさか、君が彼女と友達だったとは思わなかったよ」

美穂「……はい、私が養成所に入った頃からずっと」

美穂「休みの日も一緒にお買い物に行ったりして、どこに居ても一緒でした」

美穂「養成所のレッスンが辛くて、同期の子はほとんど辞めちゃったけど」

美穂「それでも、卯月ちゃんと一緒に励まし合いながら乗り越えていけました」

美穂「お互いに立派なアイドルになってから、一緒にお仕事できたらいいねって、いつも話してたんです」
655 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:04:36.57 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「そうか……とても仲が良かったんだね」

美穂「……でも、卯月ちゃんはもうずっと前に進んじゃって」

美穂「もう、すっかり置いて行かれちゃったなぁ……」

ブルーノ「……確かに彼女は、君よりもずっと先に進んでしまったかもしれない」

ブルーノ「でも、君だってこれまで無駄に過ごしてきた訳じゃないはずだよ」

美穂「う……そ、それはそうなんですけど、やっぱり、その……」

ブルーノ「不安かい?」

美穂「……はい、自信を付けるために、プロデューサーさんにずっとレッスンに付き合ってもらってたのに」

美穂「いざ人前に立つ事になると、全然緊張が取れなくて……」

美穂「またヘマをして、スタッフさん達を怒らせてしまわないか、心配で……」
656 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:05:15.55 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「美穂……」

ブルーノ「……大丈夫!その時は、かわりに僕が怒られるから」

美穂「ええっ!?だっ、ダメですよそんなの!」

ブルーノ「あはは、なんて事はないよ、怒られるのには慣れてるんだ」

ブルーノ(……主にジャックのおかげで)
657 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:05:55.33 ID:xUoMk6sD0

美穂「だ、だけど……」

ブルーノ「……僕はずっと見てきた、弱音を吐かずに、僕のデュエルレッスンに真剣に取り組む君の姿を」

ブルーノ「きっと、卯月さんとの約束が、君の原動力になっていたんだと思う」

ブルーノ「積み重ねてきた努力が大きいから、きっとその分不安になってしまうんだ」

美穂「…………!」

ブルーノ「それで失敗して、君を責める人が居ても、その時は僕がいくらだって受け止める」

ブルーノ「僕だけは、君の努力をずっと見てきたからね」

ブルーノ「だから美穂は自分らしく、アイドルに取り組めばいい」

ブルーノ「君が思い切ってアイドルやれるように……僕が、君を守るよ」
658 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:06:37.94 ID:xUoMk6sD0

美穂「プロデューサーさん……」

美穂「……ふふっ」

ブルーノ「?……どうしたの?」

美穂「ご、ごめんなさい、今のセリフ、何だか王子様みたいだなって」

ブルーノ「えっ?そ、そうかな?」

美穂「はいっ……でも、そうですよね」


その子をステージの上で、目一杯輝かせてやりたい

きっと、君のプロデューサーも、君に対して同じ事を思ってるはずだよ


美穂「……プロデューサーさんが守ってくれてるのに、私が立ち止まってる訳には行かない」

美穂「だから今日は……うまくできないかもしれないけど、頑張ってみますねっ!」

ブルーノ「……うん、その意気だね」
659 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:07:14.20 ID:xUoMk6sD0

卯月「美穂ちゃんっ!」

美穂「あっ、卯月ちゃん!もう終わったんだ!」

卯月「えへへ、何とかね」

ブルーノ「せっかく友達と再会できたんだ、2人で話して来たら?」

美穂「えっ、いいんですか?」

ブルーノ「もちろん!久しぶりに会えたんでしょ?美穂の出番までは時間もあるし、ゆっくり話しておいで」

ブルーノ「少しは緊張もほぐれるかもしれないよ?」ニコッ

美穂「プロデューサーさん……!」

卯月「あ、ありがとうございますっ!」

ブルーノ「うん、出番が近づいたら教えるよ」
660 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:08:00.31 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「…………」

美嘉「へぇー、結構いいところあるじゃん、王子様?」

ブルーノ「君は……」

ブルーノ「そういえば、まだお礼を言ってなかったね」

ブルーノ「……本当に君には助けられたよ、ありがとう」

美嘉「大げさだって、美穂ちゃんだって結局スタジオに居た訳だし……」

ブルーノ「いや、君にはまだお礼を言わないといけない事がある」

美嘉「え?……あー、コナミの事ね」
661 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:09:11.04 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「……彼とは、もう2度と会えないと思っていた」

美嘉「やっぱり、知り合いだったんだ……アイツと」

ブルーノ「ああ……僕の、かけがえのない仲間だ」

ブルーノ「だけど、無関係の君を巻き込んでしまったね……すまない」

美嘉「別に、謝る事なんかないって」

美嘉「正直、別の世界なんて言われても、まだピンと来てないしさ」

美嘉「それに、アンタもアイツも、少なくとも悪いヤツじゃないんでしょ?」

ブルーノ「そ、それは……」
662 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:09:46.13 ID:xUoMk6sD0

美嘉「え?悪いヤツなの?」

ブルーノ「う、ううん!そんな事は……無いよ」

美嘉「でしょ?なら全然平気じゃん★」


スタッフ「城ヶ崎美嘉さん、そろそろ準備お願いしまーす」


美嘉「あ、はーい!」

美嘉「……あのね」

ブルーノ「?」
663 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:10:16.38 ID:xUoMk6sD0

美嘉「アンタ達が何者で、どんな事をしてきたのかは分かんないけどさ」

美嘉「少なくとも、蘭子ちゃんはそんな事抜きでアンタの力になりたいって思ってるよ」

美嘉「アンタの事、すごく心配してたんだから」

ブルーノ「……ああ、分かってる、心配を掛けた事は反省してるよ」

美嘉「だったら、ちゃんと蘭子ちゃんの事、見てあげてね?」

美嘉「蘭子ちゃんにとって、プロデューサーはアンタしかいないんだから」

美嘉「蘭子ちゃんのライバルとして……友達として、お願い」

美嘉「……なーんて★余計なお世話だったかな」
664 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:10:52.74 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「……いいや、君の言う通りだね」

ブルーノ「蘭子達を導いてあげられるのは、僕しかいない」

ブルーノ「だから絶対、連れて行ってみせるよ……トップアイドルのステージへ」

ブルーノ「そして……君やコナミにも勝つ」

美嘉「……うん、アタシも楽しみにしてる」

美嘉「それじゃ、トーナメントで当たった時はよろしくね★」

ブルーノ「ああ」




ブルーノ(悪いヤツでは無い、か……)
665 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:11:25.64 ID:xUoMk6sD0

…………
………
……


美穂「2人でこうやって話すの、久しぶりだね」

卯月「うん、最近は電話でも話せてなかったから……」

美穂「そうそう、2人とも事務所に配属されてから毎日のように電話してたよね」

美穂「それが、卯月ちゃんがブレイクしてから、中々時間が取れなくなって……」

卯月「う、うん……ごめんね」

美穂「あ、謝る事なんかないよ!忙しいのはアイドルとしていい事だし!」

美穂「それに……テレビで、卯月ちゃんが頑張ってる姿見てたら」

美穂「私も負けないように頑張らなきゃって、思えたから」

卯月「美穂ちゃん……」
666 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:12:09.86 ID:xUoMk6sD0

美穂「……何だか、不思議な感じだなぁ」

卯月「えっ?」

美穂「最後に直接会ったのが、養成所に居た時で……お互い、まだアイドルの卵だったのに」

美穂「今日久しぶりに会った卯月ちゃんは、すっかり立派なアイドルになってた」

卯月「そ、そんな事ないよ!私なんてまだまだ未熟者で……」

卯月「事務所の皆にだって、助けてもらってばっかりだし……」

美穂「ううん……だって私、見てたから」

卯月「見てた……?」

美穂「卯月ちゃんの、DLCでのデュエル」

卯月「あ……」
667 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:13:13.10 ID:xUoMk6sD0

美穂「拓海さんや晶葉ちゃんの対戦相手として、卯月ちゃんが出てきたとき、すっごく驚いたの」

美穂「2人ともすごく鍛えてもらって、デュエルの腕だって確かだったはずなのに……卯月ちゃんは、そんな2人に勝っちゃうんだもん」

美穂「それに、あの決勝戦のデュエル……勝ち負けを超えて、2人共すっごくキラキラしてた」

美穂「お客さん達が、2人のデュエルに夢中になって……私も、ずっと目が離せなかった」

美穂「卯月ちゃんが、私よりもずっと先に行っちゃったんだなぁって思って、少し寂しかったけど」

美穂「でも、とっても嬉しかったんだ……」

美穂「ずっと……ずっと、卯月ちゃんが頑張ってるのを隣で見てきたから」

卯月「…………!」
668 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:13:59.59 ID:xUoMk6sD0

美穂「だから、卯月ちゃん……」


美穂「本当に……本当に、おめでとう……」


美穂「えへへ……今更だけど、ようやく言えてよかった」

卯月「……うん、ありがとう、美穂ちゃん」

卯月「でも……今度は美穂ちゃんの番だよ」

美穂「えっ?」
669 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:14:34.63 ID:xUoMk6sD0

卯月「私だって、美穂ちゃんが一生懸命頑張ってきたのを、ずっと見てたから」

卯月「私にも出来たんだから、美穂ちゃんにだって絶対出来るよ!」

卯月「美穂ちゃんが立派なアイドルになるの、私ずっと待ってるから!」

卯月「……えへへ、私ももっと頑張らなきゃなんだけどね」

美穂「卯月ちゃん……」


ブルーノ「それなら、まずはこの仕事をしっかりこなして自信をつけないとね」


美穂「ひゃあっ!?」

卯月「み、美穂ちゃんのプロデューサーさん?」
670 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:15:07.05 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「あはは、びっくりした?」

美穂「も、もうっ!プロデューサーさんっ!」

ブルーノ「ごめんごめん、でもその調子なら、緊張は大分ほぐれたみたいだね」

ブルーノ「そろそろ時間だ、準備しようか」

美穂「は、はいっ!」

卯月「頑張って!ファイトっ!」

美穂「うんっ!」

美穂「それじゃ、プロデューサーさん!行ってきますっ!」

ブルーノ「うん、美穂らしくを忘れずにね」

美穂「はいっ!」
671 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:15:43.85 ID:xUoMk6sD0

卯月「…………」

ブルーノ「……卯月さん」

卯月「は、はい?」

ブルーノ「美穂に聞いたよ、養成所での事」

ブルーノ「君の存在は、美穂にとって大きな支えになっていたんだね」

卯月「……はい、私にとっても、美穂ちゃんは大切な友達です」

ブルーノ「……美穂はあの通り、自分に中々自信が持てない子だ」

ブルーノ「きっと、これからいくつもの壁にぶつかる」

ブルーノ「でもそんな時、君と頑張ってきた思い出が、美穂を支えてくれると思う」

ブルーノ「だから……これからも、美穂と支え合う関係で居てくれるとうれしい」

卯月「……は、はい!もちろんですっ!」

ブルーノ「うん、ありがとう」ニコッ
672 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:16:14.46 ID:xUoMk6sD0

…………
………
……



モバP「卯月、もうよかったのか?」

卯月「はいっ、そろそろ美穂ちゃんの出番みたいなので」

卯月「だから、その……美穂ちゃんの撮影、近くで見に行っちゃダメですか?」

モバP「フッ、同じアイドルを志してきた友達だもんな」

モバP「分かった、行ってこい」

モバP「でも、スタッフさんに迷惑かけないようにな」

卯月「はいっ!」
673 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:16:52.61 ID:xUoMk6sD0

モバP「…………」

ブルーノ「……あの」

モバP「あなたは、美穂さんの……」

ブルーノ「先ほどは美穂を助けて頂き、ありがとうございました」

ブルーノ「卯月さんにもご迷惑をお掛けして、何とお礼を言ったらいいか……」

モバP「い、いえ!こちらこそ……あの、良かったら名刺を……」

ブルーノ「ええ、喜んで」

モバP「……TG、プロダクション?」

モバP「もしかして……向井拓海さんや、池袋晶葉さんの?」
674 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:17:26.27 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「あはは、DLCでは僕達の完敗でした」

モバP「そんな事はない……紙一重の勝負だったと思ってます」

ブルーノ「いいえ、おかげで2人共、一から鍛えなおしだって張り切ってます」

ブルーノ「成長のきっかけをくれた卯月さんには、感謝の言葉のありません」


スタッフ「それじゃあ撮影に入っていきますねー」

スタッフ「笑顔でお願いしまーす」

美穂「は、はいっ!」


モバP「……美穂さん、これが初めての仕事らしいですね」

ブルーノ「え?」
675 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:18:40.46 ID:xUoMk6sD0

モバP「先ほど、美穂さんに聞いたんです」

モバP「事務所に在籍してからも、あなたからデュエルを教わっていたと」

ブルーノ「……ええ、美穂本人からの強い希望で、デュエルレッスン中心にして欲しい、と」

モバP「プロデュースに加えて、デュエルレッスンまで……同じプロデューサーとして、尊敬します」

ブルーノ「……いいえ、そんな事はありません」

モバP「?」
676 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:19:12.71 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「僕が教えてあげられるのは、デュエルしかありません」

ブルーノ「歌やダンスは、どうしても他のトレーナーにお願いするしかなくて……」

ブルーノ「ステージに立つ彼女達が裏でしている努力や苦労を考えれば、僕が彼女達にしてあげられる事は、あまりにも少ない」

ブルーノ「美穂だって、もっと僕が力になって自信をつけてあげられれば、もっと早くデビュー出来たのかもしれない……」

モバP「…………」


美穂「TGプロ代表、こ、小日向美穂ですっ!」

美穂「優勝目指して、がっ、頑張りまひゅ!」


スタッフ「もう1テイクいってみようか」

スタッフ「緊張しなくて大丈夫だからねー」


美穂「は、はひっ!?」


アハハハハ…
677 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:20:07.35 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「…………」

モバP「俺も、同じですよ」

ブルーノ「……同じ?」

モバP「俺には、あなたのようにデュエルを教えられる技術もありません」

モバP「最初の頃はろくにステージに立たせてやる事も出来ませんでした」

モバP「それが、信頼できるデュエルトレーナーに出会えて、卯月がDLCで優勝してくれて……」

モバP「それがきっかけで、ようやく皆にアイドルらしい仕事も取ってやれるようになってきました」

モバP「おかげで、今ではDAGPに参加する権利まで得る事が出来た……」

モバP「……でも同時に、俺自身が本当にアイツらの役に立っているか、不安になる事があるんです」
678 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:20:49.40 ID:xUoMk6sD0

モバP「……だけど、アイツらは変わらず俺についてきてくれてます」

モバP「その日あった事なんかを、嬉しそうに話してくれるんですよ」

モバP「レッスンでここがうまくいったとか、スタッフさんに褒められたとか……」

モバP「俺が不甲斐ないせいで、長い時間待たせたって言うのに……」

ブルーノ「……それはきっと、あなたが常に彼女達の一番近くにいたからです」

ブルーノ「あなたの存在自体が……彼女達にとって支えなんだと思います」

モバP「フッ……そう思ってくれてるのなら、プロデューサー冥利につきますね」

モバP「でもそれは、あなただって同じなはずです」

ブルーノ「えっ?」
679 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:21:28.61 ID:xUoMk6sD0

モバP「DLCが終わった後、卯月が言ってたんです」

モバP「拓海さんが、優勝してあなたに報いたいと言っていたと」

モバP「自分を見つけてくれたあなたに、恩を返したい……」

モバP「デュエルしている最中も、その想いが伝わってきたと……」

ブルーノ「拓海が……」

モバP「……あなたはちゃんと、アイドル達の支えになってます」


スタッフ「はい、小日向美穂さん!撮影終了です!」

スタッフ「いい絵が撮れたよ!お疲れ様!」

美穂「あ、ありがとうございましたっ!」


モバP「そうでなくちゃ、アイドルはあんな笑顔にはならない」
680 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:21:56.00 ID:xUoMk6sD0

ブルーノ「美穂……」

モバP「……女の子に夢を見せてあげたいと、この仕事を始めた時は思ってましたが」

モバP「夢を見せてもらってるのは、いつの間にか俺の方になっていました」

モバP「だからせめて……俺は、あいつらが安心して帰る場所でありたい」

モバP「どんな事があっても、あいつらの味方でありたいと思ってます」

モバP(そう、今度こそ……)

モバP「俺達プロデューサーにしか出来ない事ってのは、そんな事なのかもしれません」

ブルーノ「……ええ」
681 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:22:23.83 ID:xUoMk6sD0

…………
………
……


そして……



ちひろ「皆さん!DAGPの公式サイト、更新されたみたいです!」

ちひろ「トーナメント表が公表されてますよ!」

コナミ「!」

かな子「あぁ〜……とうとう出ちゃった……」

李衣菜「ウチはどのブロック?」

かな子「えっと……CGプロCGプロ……」

莉嘉「……あった!アタシ達、Dブロックだって!」

コナミ(ブルーノや美嘉のプロダクションとは完全に別のブロックになったな)

コナミ(当たるとしたら決勝トーナメントって事か……)
682 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:22:58.63 ID:xUoMk6sD0

李衣菜「そ、それで……」

かな子「私達の相手は……?」

ちひろ「……Trプロですね」

コナミ「Trプロ?」

ちひろ「……昨年あたりから力を付けてきているプロダクションです」

ちひろ「様々なタイプのアイドルが在籍していて、それぞれが自分にあった分野で幅広く活躍してますね」

ちひろ「"もはやアイドルは、歌やダンスだけではない"……」

ちひろ「"バラエティやドラマ、舞台など、アイドルが活躍できるフィールドは拡がり続けている"……」

ちひろ「そんな思想もあって、正統派から個性派まで、アイドルの層の厚さは業界の中でもトップクラスです」

ちひろ「デュエルモンスターズについても言わずもがな、かなり力を入れていると聞いてます」
683 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:23:31.18 ID:xUoMk6sD0

かな子「な、何だか強そう……大丈夫かな……」

李衣菜「……大丈夫、かな子!」

かな子「え?」

李衣菜「正直、私も不安が無いって言ったらウソになっちゃうけど」

李衣菜「今からみっちり鍛えてもらえば、何とかなるって!私も精一杯やるからさ!」

李衣菜「それにせっかく初めて3人で戦うんだもん、どうせなら楽しまなくっちゃ!」

かな子「李衣菜ちゃん……」
684 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:23:57.55 ID:xUoMk6sD0

莉嘉「うん!アタシもどっちかって言えば、楽しい方がいいなー☆」

李衣菜「あ、でも莉嘉はもうちょっと緊張感を持たないとねー」

莉嘉「えー!アタシだって本番はちゃんとやるもん!」

李衣菜「はいはい、頼りにしてる」

莉嘉「むー……」

コナミ「フッ……それじゃ腹も決まったところで、練習再開と行くか」

莉嘉「うんっ☆」

李衣菜「かな子、本番まで一緒に気合い入れていこう!」

李衣菜「本番で、デュエルを楽しめるように!」

かな子「…………!」

かな子「は、はい!頑張りましょう!」
685 : ◆gXaDrhyvkE [saga]:2017/02/15(水) 01:24:27.39 ID:xUoMk6sD0

…………
………
……


一方・・・


Trプロダクション


「私達の対戦相手……決まった、みたい」

「CG、プロダクション、だって……」


「それって……し、島村、卯月ちゃんの?」


「うん……」


「おおう……こ、これ……結構、やばくないか……?」


「大丈夫、かな……?」
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