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【幻想郷から】霊夢「何なのよ此処寒い!!」【MH世界へ】
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414 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/09(土) 22:28:34.65 ID:dFbaJe4M0
〜〜〜〜翌日〜〜〜〜〜〜
====食堂====
魔理沙「おはよ〜…って明らかに調子悪そうだな」
霊夢「ちょっとね〜…」
スローモーションでも見てるかの様な手つきで口にスープを運ぶ霊夢
味と栄養、そして消化に配慮した代物だ
魔理沙「ちょっとどころじゃないぜ、三日三晩寝ずに異変解決してるくらい酷い状態になってるぞ」
霊夢「夜通し妖怪二人と四つに組めばこうなるのよ…」
魔理沙「あ〜…、・・・こりゃ完成した神廟の地鎮祭は無理そうだな」
霊夢「え?」
魔理沙「ん?これでスペカが使えるようになって私らの本領発揮できるとか聞いたぜ」
霊夢(そっか…これで夢想封印や弾幕結界らが使えるのね、これでだいぶ楽に…らく…に・・・)
「zzz…」
魔理沙「お、おーい!こんな所で寝るなって!!今じゃ妖怪の一部が異変レベルでエロくなってて
犯されるどころかマワされるぞ?!あ〜、もう仕方が無いな、ホラ立て、部屋まで送るから…」
(幽香の御手付きだからそうそうヤられる事は無いと思うけどな…)
===================================
魔理沙「…ってことで、行けそうにないんだぜ」
ミア「…わかった、じゃあこちら側で儀式は済ませておくから、あとはこの施設自由に使って良いニャ」
===================================
415 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/09(土) 23:21:32.62 ID:dFbaJe4M0
=================================
〜兵器娘本拠地〜
紫「ちょっといいかしら?」
ツバキ「…いきなり逆さで来るとか困りますよ〜」
紫「いや、色々とお腹割ってお話したくて」
ツバキ「ふむ、時間もあるしいいかな」
紫「ありがとうございます、今回の落慶と負傷の件、貴女は予想していたのかしら?」
ツバキ「そんな事は無いけどね、スペカみたいなものはこっちが取り入れたら軍備増強に繋がりそうだし
零の負傷もいつかは起こり得ると思っていたから」
紫「なるほど…しかしスペルカードの供給によって勢力が変わるかもしれませんよ?」
ツバキ「それならそれで良いよ」
紫「あら…」
ツバキ「状況、相手、環境に合わせ、刻々と変化するのが私達兵器ですからね
そう…本質が不変である貴女方とまるっきり逆かもしれない」
紫「・・・」
ツバキ「そちらには付喪神である小傘さんやこころさんが居るのに
ゴーストファイター…、完成し、日の目を見る事無く消えて行った兵器が幻想郷に居ないのもそのせいかな?」
紫「かもしれませんね、もし存在した場合事を起こされたら対応する前に幻想郷が壊されそうですわ
もしくは…貴女が真っ先に確保し、抱え込んでいるのかも」
視線を通わせた後、共に笑いだし、なんてことは無い四方山話に入る
416 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/09(土) 23:51:29.00 ID:dFbaJe4M0
紫「そういえば…零戦…かしら、どうやって治すの?」
ツバキ「見たい?」
紫「ええ、後学の為に是非」
・・・
少し移動した先の地下壕にそれはあった、不気味なほど静かだ
ツバキ「とは言ってももう治療…は終わってて、要はこの中から出しただけ」
そう言って扉を開け、明かりを付ける
紫「…圧巻、ですわね」
眼を閉じた少女が身動きせずに座り、ずらりと並ぶ
それこそ一人二人持って帰ってもばれないと思えるほどの数が
ツバキ「要は何処まで行っても兵器なのよ私達は、これらは蝋燭みたいなもの
生命の灯、魂が宿り、初めて変化し、炎の指向通りに形を変える、粘土と手って例えもあるけどね」
紫「・・・」
ツバキ「さて、戻ろうか、中々に殺風景だしね」
・・・
417 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/10(日) 00:29:01.00 ID:QAddSRIg0
紫「ちなみに、その『蝋燭』はどうやって増えるのかしら?」
ツバキ「ん〜…それは手を挙げる方法を伝えるくらい難しい
『その気になれば』と『無意識下』においての二通りがある
特に食事や資材が必要と言う訳でもなく、間接的に『愛』が関わってるのは間違いない…位かな」
紫「ふーん…」
ツバキ「まぁ、垂れた蝋が増えた、とか、粘土の一部が千切れ膨らんだ、と仮定して
その増える為に愛が必要…と思っておけば良いかも」
紫「しかし破壊の化身のような存在が愛が必要というのも中々皮肉が利いてるわね」
ツバキ「ふふ…お互い何かを思い遣ってもその方針の違いで対立するのはよくある事だよ
霊夢さんを思ってのアドバイスで反発されたことも一度や二度じゃないでしょう?」
紫「ふふふ…、お腹すいちゃった、不躾だけど何かある?」
ツバキ「鰻の蒲焼、天麩羅、カツ、どれにする?」
パシッ
扇子でツバキの頭を一閃する
紫「ど・れ・も時間がかかるじゃない」
ツバキ「あはは、特に希望が無いなら刺身の御作りでもするよ」
紫「お願いね」
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/04/10(日) 00:50:05.52 ID:QAddSRIg0
============================
〜雪山〜
ヤマメ「正直な所さ、スペカが来てどうなると思う?」
幽々子「そうねぇ〜、便利は便利だけど…反魂蝶、取っておいたのを使ったけど上位だと死なないのよ」
勇儀「なんだいそりゃ」
幽々子「もちろんタダじゃ済まないわね、けど命を奪えるのは下位まで」
妖夢「耐性でも付くのでしょうか…面倒です」
ヤマメ「来た…こいつも普通のドドブランゴのようだね」
勇儀「ふー…、なぁやっぱり見間違えじゃないか?黒いドドブランゴとか…」
妖夢「フルフルと異色の電撃を放ち、ブランゴを連れず、角まであったそうです」
幽々子「はいそこまで、さっさと倒しましょう、お腹すいちゃったわ」
ヤマメ「賛成だ」(ここは寒いから随分マシだけど…それでも気を抜くと…)
419 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/14(木) 19:36:29.83 ID:GsIN03sg0
======================
三日後 〜海村〜
霊夢「やっほ〜、魔理沙」
魔理沙「お〜霊夢…う〜ん、肌が艶々していかにも健康的だな」
霊夢「最近いつにも増して良く食べてよく運動してるからね
ここらの素材を使ったカレーやラーメンっての、かなり美味しいし
…それはそうと貴女のスペカも出来たわよ」
魔理沙「おぉ、助かったぜ!」
霊夢「それと、スペカルール下での兵器娘との模擬戦、やる気?」
魔理沙「んぁ?!それ初耳だぜ」
霊夢「そう?本格的非殺傷模擬戦闘は向こうの方で今まで無かったから改めてやろうって」
魔理沙「ん〜、でもハンコックとか相手になる気がしないんだぜ、これでも幾度か助けてもらってるしな」
霊夢「その辺はピンキリ居るらしいし、対空戦が苦手な娘も居るらしいわよ?
それに人数で調整できたりするから必ずしも勝てない訳じゃ無いってさ」
魔理沙「ほー…改めて聞いてみるかな」
420 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/14(木) 20:19:08.60 ID:GsIN03sg0
・・・
ハンコック「あ〜はいはい、ごめんね〜つい忘れちゃった」
魔理沙「しっかりしてくれだぜ〜」
ハンコック「ごめんごめん、その事だけどさ、ほら、今中継が繋がってるから、見る?」
魔理沙「中継?もしかして香林堂でも見かけるこの箱みたいなのか?」
ダイヤル式のいかにも古めかしい機会がある
ハンコック「…ま、中身は改良してあって映像もバッチリだから、で、どうかな?」
霊夢「じゃあ、お言葉に甘えて…」
・・・
画面の向こうにはレミリアが映っていた、雑魚として想定されたキャメル対空砲をやすやすとかわし、撃破する姿があった
その容姿は中々の可憐さで思わず見とれてしまうほど
レミリア「…対空砲が止んだ?って事は、誤射を防ぐためって聞いた事があるわ」
???「ご明察」
太腿まで届く長い金髪を靡かせ現れる、P-47サンダーボルトタイプだ
レミリア「サクラ…か、昼夜問わず屋敷の上で飛び交われると不愉快だってご存知?」
サクラ「聞こえない様な相当の高度な筈なんだけどね?ちんちくりんの癖に随分耳が良いのね」
===============
魔理沙「あっはっはっは!!!」
霊夢「し、失礼よ…魔理沙…」
===============
レミリア「・・・死にたいらしいわね?」
サクラ「そうやって歯を剥き出しにするのは霊長類全般に現れる自信の無さの表れだって知ってたぁ〜?」
レミリア「私は…吸血鬼よっ!!!!」
弾幕の総量はレミリアが勝るが最大速度はP-47のサクラが勝る
もっと言えば癖のある雷電の様な弾に翻弄され名勝負が繰り広げられていた
・・・が、そこで中継が止まってしまった
ハンコック「あちゃ〜…変電所の調子が悪いのかな?また調整しなきゃ」
魔理沙「ちぇ〜、良い所だったんだぜ、お前忙しそうと思ったら調整してたんだな」
霊夢「でもあの映像先からでも伝わる気迫、タダ事じゃ無いわね」
魔理沙「だな〜、もしかしたらあのティガレックスに対する精神的な予行練習になるかもだぜ」
霊夢「…そうね、うん」
ハンコック(結構こう言う事に気付くんだよね魔理沙は
トラウマになるケースは怖い事があった後大抵怪我抱えちゃうから復帰に時間がかかって
それが定着化しちゃうことにあるんだよね、実はすぐに同じ環境に出して慣れさせるのが良いとか
だから何度も凶悪な相手と戦う事で慣れさせる…のが目的
こっちとしてもスペカの技術が磨けるからwin&winなんだけどね♪)
421 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/21(木) 13:33:46.74 ID:13sCcdVc0
・・・二日後・・・
食堂 〜テレビ前〜
・・・
幽々子「何か物言いあって?」
?????「ないない、強い強い…結構自信あったんだけどね」
幽々子「クリーブランドさんとやらの自慢のVT信管とやらも大した事無いわね」
・・・
霊夢「お〜、4ボス突破、前人未到ね」
魔理沙「でもボムが残りきっついぜ〜?それに大回りして避けないと破裂するとか中々趣味悪い弾幕だ」
咲夜「文字通りの弾幕ね…残りはアレ以上って事?」
限が良いので霊夢は飲み物を淹れに行こうと席を立つ、とそこに幽香と鉢合わせした
幽香「…あら、此処に居たのね」
霊夢「どうしたのよ?」
幽香「なに、砂嵐が無くなってボルボロスを狩れるようになったからね
聞けばお花に良いらしいじゃない♪」
霊夢「あ〜、はいはい、一緒に行けばいいのね、じゃあ魔理沙、結果教えてくれる?」
魔理沙「ん、解ったんだぜ」
・・・
霊夢「で、メンバーはこの三人…?」
てゐ「にひひ」
鈴仙「お昼もよろしくお願いします」
霊夢「最近毎晩アレだから改めて顔合わせると気恥ずかしいわよね…」
幽香「ふふ、確かに本調子じゃないけどスペカの試し撃ちに良いじゃない」
422 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/21(木) 13:53:25.78 ID:13sCcdVc0
=========================
砂原
霊夢「あー、湿気が無いと暑さも心地良い物ね」
てゐ「霊夢はテレビの見過ぎだって、裸で過ごせて好きな時に泳げる快適さは他にないよ?」
霊夢「いや、本当に面白いんだって…そういや鈴仙、拳銃二丁?」
鈴仙「ええ、一人で大型とも渡り合えるようになりました」
霊夢「期待してるわよ、幽香は防具?ってここで着替えるの?」
幽香「防御、軽さ、着心地、防水性もいいけど布地が痛みやすいらしいのよ
それに虫も付きやすいからギリギリまで防虫香に晒しておきたくて」
霊夢「それはそれは…って刺激的なデザインね」
キュイラッサアーマーを布地にして、更に下乳を出した熱帯地方仕様の物らしい
と言うか幽香から見えないが乳輪が顔をのぞかせている、
幽香「…此処の世界にきて一段とエロガッパに磨きかけてるわね…」
霊夢「完全透過の防具なんて考案したりして」
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にとり「っくしょい!今日も一段と寒いなぁ…さて、フランの武器の調整でもしようか
ようやく復帰してくれてこっちとしても懐的にありがたいね!
それはそうと…このオオナズチの皮…課題はあるけどこれぞ待ち望んだ素材!!笑いが止まらない…」
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幽香「・・・覚悟した方が良いわよ?」
霊夢「・・・ええ」
423 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/21(木) 14:28:19.84 ID:13sCcdVc0
・・・
霊夢「で、あのシューシュー言ってるのかしら?」
幽香「そうね、突進と頭突きに注意すれば怖い相手じゃないわ」
鈴仙「おびき出すわよ」
霊夢「お願いね、その後攻撃、回避、回避、攻撃!」
出てきたボルボロスは標的を鈴仙にし頭突きをする、難なく避けたもののその先にある岩が砕けた
霊夢「あら〜1か月は療養コースね」
幽香「その後地獄のリハビリかしら?」
霊夢「やめてよ…なおさら受けれるものじゃないわね」
だが今回からは違う、回数に限界はあれど意識があれば結界が貼れる、随分気が楽になった
てゐ「エンシェントデューパー!!」
光弾を発射し更にハンマーに乗せ、叩く、足を縺れさせ、ダウンする
霊夢「やるじゃない!てゐ!!」
てゐ「えへへ…でも正直細かい弾はあまり効き目がない、それほどダメージは無いよ」
幽香「じゃあ、私の出番…と言いたい所だけど、肝心の泥が飛んじゃうのよね」
霊夢「私が行くわよ、夢想封印!!!」
動きを止めたボルボロスを淡々と捕獲する、泥まみれの霊夢を尻目に
霊夢「…聞いてないわよ、こんなの」
幽香「あら、泥は怖くないもの♪」
霊夢「いいからコレ、どうにかしなさいよ」
鈴仙「こちらの洞窟に水場がありますよ…?」
幽香「そうね、そこにしましょう…」
霊夢の勘が今更危機を告げる、が、もう遅いと身体が解っていた
そもそもこの三人と言う時点で危惧すべきだったと後悔する
424 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/21(木) 14:49:08.02 ID:13sCcdVc0
================================
※R−18注意
================================
泥まみれの霊夢を見つつ、てゐに鈴仙の二人が周囲を軽く見て回る
日陰になりひんやりとした洞窟、泳ぎ回るには狭いが水場もある
てゐ「そっちは平気〜?」
鈴仙「ん〜…、ジャギィもオルタロスもギィギも居ない、大丈夫よ」
幽香「じゃあ、始めましょ?」
霊夢「ちょ、ちょっとまってよ…ボルボロス倒したんだから帰れるんでしょ?」
幽香「ところが、増えたオルタロスをどうにかして欲しいらしくて、巣も処理しないと帰れないわ」
霊夢「…仕組んだのね?」
幽香「偶然に乗っかっただけよ、この通りちゃんと泥も取ってるわ」
霊夢「まず手を自由にさせるべきね」
ただでさえ粘性が高いこの泥、この乾期ではすぐに乾き
乾くとまるで岩で出来た枷のようだ
カチッ プチッ
防具の金具を外している、水で濡らし、泥を取りやすくしている
この後の展開を想像したらどうしても身体が反応する
てゐ「夜にあれだけやってもまだ足りないのかな?」
隆起した乳首を指で叩きつつ話しかける
霊夢「んっ…そっくりそのまま返すわよ、バカ」
最早調教と化している毎晩の三人の責めにどんどん敏感になっている
繁殖期が終わる頃にはどれ程になってるのかと思うと不安が物凄いが、期待している自分が間違いなく居る
425 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/21(木) 15:29:43.26 ID:13sCcdVc0
じゅるっじゅるっ!ちゅちゅっ!ちゅううっ!!
霊夢「ふぁっ!!あっ!あっ!!はぁあっ!!!」
兎二人掛かりの乳首口撃、簡単に感覚が狂う
さらに幽香の指が秘裂に入ってくる、いつものパターンだけど完全に抵抗の術は無い
土と砂の入り混じった地面が痛いながらも心地よく、愛液で湿り気を帯びる
鈴仙「いつもより硬いですね…青姦で興奮してます?」
霊夢「そんなっ!ふっ!!あぁああっ!そこダメっ!!!」
乳首を歯で挟みつつ乳首の先端を舌で押しつぶすようにし、こする
蕩けてしまいそうな快楽が襲う
幽香「もぅ、そんなに締めないでよ、痛いじゃない」
せわしなく二本の指が霊夢の膣を責める、当然弱点は把握されているが
焦らす事で却って気分が上り詰める、むしろ乳首を貪る二人と息を合わせている
チームワークの訓練みたいなものを無意識の内に霊夢で実践しているようだ
如何に長く楽しみ、如何に快楽を与え、如何に霊夢が上り詰める表情を見るか…
長ければ長いほど絶頂の際の反応が高まる
やり過ぎると危険ではあるが鈴仙やてゐという医師(?)の元に行われているので危険は無い
散々犯しある程度性欲も晴れた所で目的である巣の駆除に向かう、ジャンケンの結果鈴仙が霊夢の傍に居て
二人が探索と言う形となった
426 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/21(木) 16:57:16.94 ID:13sCcdVc0
当然その間鈴仙の手にゆだねられる
第2ラウンドが始まった
泥こそあの後剥がされたものの連続して犯された事でスタミナはもう無かった
鈴仙「すべすべで、モチモチですね霊夢さん、すっごい気持ちいいですよ」
期せずして泥パックの効果があったようだ
そのかなり良い状態の身体を持つ霊夢の乳房を掴み、乳首を抓む
霊夢「ふあっ、ひゃんっ…」
鈴仙の手により踊る乳房、痛いほどに尖る
鈴仙「ふふ…でも、初めてですね、こうやって独占できるのは、だから…」
腰を浮かし、お尻を上げる体制を取らせる、秘裂が完全に露わになる
霊夢「こ、こんなのって…!」
はずかしい…
鈴仙「愛液ジュクジュクしてて美味しそう…いきますよ」
ジュルッジュル…ぐちゅっ、ぬじゅ、ぐちゅっぐちゅっ
霊夢「んふぁあああああっひぁあああっ!!!!」
吸われ、舌を挿れられ、舐め回されかき混ぜられる
野外でまんぐり返しの上クンニと言うのは刺激的過ぎた
小魚のように跳ね、何度もイく
ミア「は〜い、そこまでにゃ」
4度目に差し掛かった時ばつの悪そうな顔をしつつミアがやってくる
鈴仙「…クエストクリア、かぁ、もうちょっとのんびりしてても良いのに」
ミア「…お楽しみは解るけど早急に荷物纏めて欲しいかにゃ、あ、霊夢は私が担ぐから」
たすかった…と思う反面、もう少しこの体験に浸りたいとも思っていた・・・
427 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/04/21(木) 17:34:04.35 ID:13sCcdVc0
・・・
〜食堂〜
魔理沙「…お疲れだな、霊夢」
霊夢「ええ、乱入三匹は堪えるわー…」
咲夜「特製の羊羹とお茶よ、如何?」
霊夢「ありがと〜…気が利くわねぇ・・・そうだ、あの後どうなったの?」
魔理沙「ん?おぉ、5面ボスで負けた形だな、気負い過ぎて道中で残機減らしたのが痛かったぜ」
咲夜「だいぶ糸口は見えてきたけど、一筋縄ではいかないわ」
霊夢「そっかぁ…今は…チルノか」
・・・
チルノ「どぉーだ!寒いだろう!降参するなら今だぞ!」
???「あー…この寒さ、祖国で言えば珍しくないよ?」
チルノ「なにぉー!!もう怒った!氷漬けにしてやるー!!!」
???「そうね、氷漬けになってみるのも一興かもね、さぁて遊びましょ、可愛い妖精さん」
・・・
霊夢「二人とも氷系弾幕なのね…あー、見た目涼しくて良いわねぇ…」
魔理沙「うぉ!!いきなり地中から氷柱かよ!!!こぇえなぁ」
咲夜「落ち着きなさい、ちゃんと予兆があってパターン通りよ、良く見ればまだ緩いわ
二面ボス相応の弾幕ね」
魔理沙「そういえばそうだな…いやでもこれは当事者だと面食らうぜ、壁ステージなのも納得だ
あ、ピチュった…でも後二機あるのか、突破できそうだな」
428 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/03(火) 01:10:16.75 ID:8BNdPMhR0
・・・〜〜3日後〜〜兵器娘側・・・
ツバキ「ごきげんよう…って相当ヤバそうね」
霊夢「ええ…とりあえずもうエッチぃのは勘弁してほしいから匿って…」
身体には見えないが狩り場も含め連日の輪姦に精神的に相当消耗したらしい
一週間ほどで限界にきたが、発情してる相手に伝えても聞く耳持たず
かといって神経衰弱&情のわいた相手に弾幕は撃てない
そこで力によって抑えられる事の出来るココに避難しに来た
ツバキ「じゃあベッドに…そうだ、少し休んだらまた戦術の訓練する?」
霊夢「へ?」
ツバキ「弾幕ごっこで一層貴女達のデータが取れたから、スペカを元にした狩りの連携方法とか…」
霊夢「そうね…願ってもないわ」
エッチに耐えられず逃げ込んだものの
身体の開発自体はされているので長い時間をかければ霊夢の欲求が貯まるまでになってしまっている
2〜3日で戻る事になるだろう
====================================
429 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/03(火) 01:24:15.75 ID:8BNdPMhR0
その頃・・・
〜海村〜
天子「え?」
素っ頓狂な声を張り上げる
それもそのはず、苦汁を嘗めた相手のラギアクルスが付近にやって来てるとの知らせが入った
天子「上等!…なんだけど、衣玖も藍も橙も今回どーにもなりそうにないわね
・・・映姫に声をかけてみましょうか」
・・・
バタン
天子「天子だけど、居る・・・?」
小町とそのパートナーが寝具の上で絡み合っている、あの三人に加え小町もか…と思ったが
小町「なんだい?狩りなら私は大丈夫だよ?」
天子「そう?そういえば相棒と仲良かったわね」
小町「あぁ、で、映姫様ならこの場に居れなくなって集会所に居るんじゃないかな?」
天子「そうね…じゃあ水中装備着てあとで集合ね、シャワーの時間位は待つわ」
小町「ん〜…もう一声いいかい?良い所でさ」
天子「・・・あ〜もう///好きにしなさいよ!!」
・・・
430 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/03(火) 01:39:09.41 ID:8BNdPMhR0
〜集会所〜
天子「…ん?」
・・・
???「へー、その体で私の風に耐えるんだ?すごいね」
文「生憎そういう力の扱いには慣れてるんですよ」
???「ふーん…でさぁ、こっちも仕事中だからそろそろ帰ってくれない?」
文「そのお仕事とやらで沢山の社や封印が燃えて大変な事になってるんですよ?知ってます?」
・・・
天子「文も本土空襲ステージやってるのね…」
(私はこのB-29タイプの後の護衛機に負けたっけ…思えばリベンジに策を練ってたら知らせが舞い込んだのよね)
村紗「どこまで行くと思う?」
天子「私としてはこの後で負けて欲しいわね」
村紗「やっぱり?」
<ピチューン
天子「・・・みえみえの焼夷弾食らったわね」
村紗「あー…多分舐めてたんだろうね、この失点は痛いかなー」
天子「…貴女、暇?」
村紗「ん?うん」
天子「ラギアクルスに行かないかしら?決定権はないけど」
村紗「なんだよぉ、まぁ確かに気になってた相手だから願ったりだけどさ」
431 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/03(火) 02:53:38.04 ID:8BNdPMhR0
天子「そういえば映姫知らない?」
村紗「料理頼みに行ったからもうそろそろで…噂をすれば」
映姫「あら、私に何かご用ですか?」
天子「ラギアクルスに行きましょう?」
映姫「そうですね…わかりました、スペカを用いればきっとイケるでしょう」
天子「決まりね!・・・お腹すいちゃった、私も何か頼んでこようかしら」
・・・
天子「やっぱりギガントミートよね…」
映姫「あ、今良い所なので後ろから回って下さい」
天子「なによ…!」
・・・
???「で?みすみす不確定要素を逃がすとでも?」
文「ああもう!こんな事してる場合じゃないのに!」
???「だから後は任せてって言ってるでしょう…わかりました、私の残弾はたっぷり残ってるから…」
文「ええ、遺恨の無いようやりましょう」
・・・
天子「?!」
天子の知らない娘がいる、もしや護衛機を突破したのか…
村紗「特定条件で出るエクストラボスみたいだよ」
天子「なるほど…」
見た目(トランジスタグラマー)からは想像がつかないほどの加速力を用い
1ランク上の雷を操る、そんな相手に文はよく戦っている
天子「再戦した時はコレとやりあう可能性があるのね…」
村紗「ん?髪の色は違うけど、私が乗ってきたサクラに似てる…いや、彼女より軽快そう?」
天子「遭ったことあるの?」
村紗「うん、文と競走したのさ、結果見てなかったけど引き分けだったよ」
食べつつ観戦する、結果はエクストラボスの勝利だった
天子(…次は他のステージにしようかしら)
432 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/18(水) 03:48:01.25 ID:iNXr8vYs0
=======================
某ネトゲの大和と戦ってました
上で表記されてる兵器娘との模擬戦も大体あんな感じです
=======================
〜孤島〜 :海岸:
天子「ここまで歩いてきたけど…陸地には居ない様ね」
村紗「相手の有利な地形か…やっかいだなぁ」
映姫「言っても仕方ありませんよ、潜りましょう」
小町「一応カラダ解しておきましょうよ、攣ったら事ですよ?」
映姫「…一人で出来ますから小町は触らないように」
小町「えー?連れないですよ映姫さまぁ〜」
映姫「ならばそのいやらしい手つきをどうにかしなさい」
(予め拒否しておけば無理強いの罪で裁けますが、性欲自体は罪じゃない上
そこに相手が気持ち良くなって欲しいという想いがあると裁けないんですよね…)
・・・と、そんなやり取りをしつつ数分ほど解し、海に入る
付近には居なさそうだ
村紗「ラギア自体は遠くない場所に居るね、エピオスが騒いでる」
だとすればこの先の深くなったエリアだろう、意を決して乗り込む
433 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/18(水) 04:11:36.16 ID:iNXr8vYs0
天子「む・・・・」
かなり遠くに居る、マグロを食べていて気付いてないようだ、もしくは意にも介していないのか…
奴は前より大きく、プレッシャーが強くなっている
こちらが強くなっている間、相手も手を拱いていた訳ではないようだ
村紗「ねぇ、本当にアレとやりあったの?スペカ無しで挑むとか即Uターンしたいんだけどさ」
天子「事前情報無しでもある程度戦えたのだから事前情報があれば大した事無いわよ
それに藍の負傷が無ければ結果は随分違っていたわ」
嘘は言っていない、ある程度の範疇ではあるし、藍の他に誰かが大怪我をしてたかもしれない
下手したら全滅もあり得た話
小町「どうする?今なら私の能力で奇襲も出来そうだけど…」
天子「…じゃ、おねがい、その後すぐに戻って」
ザスッ
小町「んなっ?!」
首から背中にかけて斬る…が、あまりの硬度に自慢の大鎌がラギアクルスの鱗を滑る
どうやら鱗部分は村紗の打撃以外碌に通らなそうだ
追撃はせず能力を使いすぐに天子達の元に戻る
小町「ちょっと痺れた…あんなに硬いなんて聞いてなかったよ?」
天子「色恋沙汰に現抜かして手入れを怠ってたんじゃないの?仕方ないから刃の通る所を探しなさいよ」
小町「ぐ…」
無論手入れはちゃんと行っている、が、この中の攻撃の要が通用しないとあれば士気にかかわる
今は口八丁でお茶を濁すしかなかった
そして天子達に気付き、吼えるラギアクルス、大海の王との再戦だ
434 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/28(土) 18:26:22.25 ID:A81AEAoX0
相手は身をかがめ、バネのように急突進する
狙いは気持ち前に出ていた天子だ
天子「くっ!」
ガリガリガリガリガガガガガガガガガッ
剣の腹でそのホームに雪崩れ込む特急列車の様な突進を躱す
被弾でもしようものなら天人の身体でも無事では済まない
映姫「大丈夫ですか?」
天子「なんとかね…」
傷こそないが一時的に握力を失う
こんな方法で躱していれば武器はもとより身体が持ちそうにない
そして反撃に弾幕を展開するがまるで効いてる様子が無い…いや、大型弾が多少のダメージにはなってるが
一向に怯む様子が無い、このクラスの相手には荷が勝ちすぎるようだ
弾幕のお返しにとブレスを返す、速度自体は以前と変わっていないので難なく避けれるが
威力はさらに上がっているようだ、もし被弾すれば戦線復帰は当分先になる
435 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/28(土) 18:51:27.10 ID:A81AEAoX0
村紗「ならばこれはどう?!『道連れアンカー』!!」
巨大な錨がラギアクルスへと突っ込む、効果的なダメージを叩きだしているのが解る
・・・しかし
グゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!
怒り状態へ移行した際の咆哮、その衝撃でスペカが無効化された
村紗「えぇっ?!そんなのアリ?!」
小町「ボムじゃあるまいし…振出しに戻ったようだよ、歓迎したくない形で」
怒り時の機動力で容易に詰め寄り、食らいつく
標的になったのは村紗だ
村紗「えぇいっ!!!」
寸での所で躱し、いなす、ただし集中力に体力が欠ければすぐに食らいつかれる
当然三人も黙って見ていない、注意を逸らすため攻撃する
特に天子が目覚ましい、成形炸薬弾よりヒントを得て完成した
水中でも扱える緋想の剣だ、貫いた後内部より高熱を発せれば水蒸気爆発は起こらない
無論以前の戦闘による慣れが攻撃チャンスの増進に最大の貢献をしている
映姫、小町も勇敢に挑むが、一歩遅れる事が多く、
防具の上で済んでいるがジワジワと損傷が増えている
この応酬で胸部の甲殻を剥がすことに成功
頃合いと見て一時撤退の合図を出す
モドリ玉…は温存し、小町の能力で無事キャンプに帰還した
436 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/05/28(土) 19:11:45.71 ID:A81AEAoX0
村紗「はー…はー…ひー…」
着くなり簡易ベッドの上に横たわる村紗、打ち身や傷の上ではスペカを使用した彼女が一番多かった
兵器娘によりすぐに応急処置が施される、更に防水テーピングによりまだまだ戦力になりそうだ
小町「はぁ…とんでもない…ねぇ…藍がやられるのも…わかったよ…」
映姫「ふぅ…さしあたって…はぁ…このあと…ふぅ…どうします?」
この二人は防具こそささくれているがスタミナを多少失っただけで済んでいる
防具のチェックを済ませればまた出れるだろう
天子「う〜ん…罠…いってみる?」
映姫「そうですね…ただ、水中となると痺れ罠…ですか」
雷光蟲は効果薄そうなので神経毒系、従来のゲネポスの牙タイプに加え、麻痺袋も使った改良型も持ってきた
…が、生産ラインに乗れてない貴重品な上、合成に特殊な機材が要るから現状一人1個の代物である
ちなみに落とし穴はヤマメの糸を使った従来より強力な物だが、本人のその場で出した糸には劣る。
天子「先に牙の方から使いましょ、止めた隙なら吼えられないからスペカも通用するわ」
作戦は決まった、全員呼吸を整え、移動する
437 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/08(水) 17:33:31.91 ID:6VIz72mM0
海岸に移動する、沖に向かおうとしたその時
映姫「ちょっとまってください」
天子「なによ?」
映姫が制止をうながす
映姫「ラギアクルスは上陸もするのですよね、この辺りに罠を仕掛けませんか?」
村紗「一理あるね、油断した時とか効果が大きそうだ」
天子「・・・じゃあ、私と村紗が持ってきた罠を仕掛けさせてもらうわ」
映姫「ええ、解りました」
小町「むぅ、結構重たいんだよねぇ」
天子「だからこそ、よ、攻撃の主体は今回私になるし
村紗はスペカで注意を引いてる、かといって4人が仕掛けたらこちらも身動き取れないし
まだ余裕がありそうだからね」
村紗「ま、悪いね」
小町「いんや、納得したよ、じゃあ沖の方を見張っておくから」
マグロの死体に偽装した罠を二個ほど仕掛け、落とし穴もかけておく
上陸された場合の準備も万端だ
438 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/08(水) 17:56:15.71 ID:6VIz72mM0
・・・
『一人は3度目となるが、懲りずにまた来たのか…』
呆れとも取れる表情を見せ、向かってくる
休憩時間によって怒りが収まったようだ、精度こそ高いが威力は低くなっている
小町「この硬さはなんとかならないかねぇ?すぐ刃が欠けっちまうよ!!」
映姫「この相手を狩れば爪や牙で強化でき甲殻を穿つ事が出来ますよ、小町」
小町「そういう装備が今欲しかったんだけどねぇ…」
ガカァンッ!
切り返し体当たり、直撃こそ避けたが武器に直接ダメージがいく
村紗「大丈夫かい?」
映姫「…出来るなら、今すぐ帰りたいですよ…少し距離を取ります…」
天子(・・・)「わかったわ、貴女の分まで攻撃しておくから」
村紗「しょーがないやね…」
・・・
村紗「どっ・・・せい!!」
錨の打撃がラギアクルスの額に直撃
朦朧状態になり動きを止める
天子「小町!私と村紗を連れてコイツから離れて!!」
小町「!!わかった!」
映姫「審判「十王裁判」 !!」
光の波がラギアを襲う、防ぐことも避ける事も出来ず攻撃をマトモに受ける
が、仕留めるまでは至らなかった、硬さもさることながら今までとは一線を越えた体力だ
439 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/08(水) 18:19:23.77 ID:6VIz72mM0
激昂したラギアクルスの目標は完全に映姫に移った、岩陰に居る映姫をみつけ、突進する…が
グォオオオオオォォッ?!
わざわざ岩陰に位置したのは痺れ罠を設置するためだ
戦線を退き、気絶させるまで此処に罠を仕掛け、気を窺っていた
小町「死歌「八重霧の渡し」!!」
天子「要石「カナメファンネル」 !」
村紗「転覆「沈没アンカー」!!」
畳みかける様なスペカの集中砲火
今までの相手であれば確実に生きてはいない
が、角が欠け、爪が折れたもののまだ命を奪うに至らない
村紗「え…えぇ…?」
天子「呆れたわ…天界の桃でも食べたのかしら?」
小町「だとしたら悪いのは天子って事になるよねぇ?」
しかし、襲ってはこない、海岸の方へ悠々と移動する
天子「・・・!」
初動こそ遅れたがすぐに後を追う、が、誘っている可能性もあるので
付かず離れずの位置を保持する
440 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/20(月) 16:26:42.89 ID:C4lMdf1y0
天子はこちらが疲弊してる可能性を考え、休息を取るべきかとも考えた
小町「…どうしたんだい、天子?」
天子「…考えを纏めてただけよ、すぐに行くわ」
沿岸付近に到達した、罠が功を奏し絶好のタイミングでラギアクルスが痺れ罠にかかる
当然集中攻撃を仕掛ける…と言いたいところだが
威力、範囲的に4人が共同して使えるスペカはなく、せいぜい二人が限度だった
天子「小町!合わせなさい!『気性「勇気凛々の剣」』」
小町「おっと、『薄命「余命幾許も無し」』」
二人の刃は尾を切断し、かなりの部位に損傷を与えた
この戦闘、終わりはすぐそこだが手負いの獣の怖さもまた然り
休憩をやめ完全に倒す事に集中したラギアクルス、最後の砦となった
グゥウウウウウウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォッ!
・・・
天子「ぐっ・・・この…っ」
爪が折れて裂かれる事は無いが裏拳をまともに受ける形となる
相手の速度は変わっていない、こちらの動きが鈍りつつある
それでも天子はまだマシな部類だ、周囲に気をかける暇があるのだから
村紗「ふっ・・・はっ・・・」
牙により村紗の腕防具はボロボロだ、ああなってはもう修理も出来ないだろう
頭突きも幾分か食らい、威力も落ちている
小町「こっ・・・のぉ・・・倒れろってんだよ!」
電気を帯びた体当たりにより今一番危険な状態だ
スタミナはあるが武器の接合が緩み戦力として正直期待できない
映姫「はぁ…ハァ…」
逆にスタミナとして怪しいのが彼女
直撃コースならお迎え(キャンプ移送)が来るだろう
が、もう策は無い、そして、相手もブレスの度に血を吐き、
身体を捻らすごとに血を撒き散らす
441 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/20(月) 16:52:17.31 ID:C4lMdf1y0
お互いの悲鳴、うめき声が交差する
もはやもうここでは退けない戦いとなっていた
そして、この一撃が決定打となる
自棄になった小町による背部への柄殴り
背部甲殻が壊されバランスを崩し横転する
皆、最後の力を振り絞り、装甲が薄い腹部甲殻を穿つ
断末魔の悲鳴を上げ、動かなくなり、ゆっくりと…ゆっくりと海底に沈んでゆく
死闘を制し、勝ったのだ
武器を放り、近かった者同士、天子と小町、村紗と映姫同士で抱き合い、喜びを分かつ
・・・
ひとしきりはしゃいだ後、剥ぎ取るために近付く
動かないのを確認し、剥ぎ取りナイフを突き立てる
映姫「あはは…力が入りませんよもう…」
小町「あたいは今になって目が霞んで来ました…一旦戻ったらこの目は当分戻らないでしょうね…」
村紗「し!慎重に剥ぎ取ってよ?!」
天子「全く…気持ちは解るけど・・・ん?」
異質な手応えを感じる、切開し摘出した
村紗「わぁ・・・!」
映姫「美しい玉ですね…」
小町は必死に目を擦っている
噂に聞く海龍の蒼玉と言うものだろうか、天子は大切に保管する
映姫「ん…この鱗も別格ですよ…?」
これは聞いた事が無い、帰ったら調査してもらうべきだろう
村紗「甲殻も鱗も今までとは断然違うよ、こんなのを纏ってればそりゃあ苦戦するよね」
小町「肉も相当な物じゃないかい?触れただけでも別格って解るね」
こうして宝の山を持ち帰り、この戦域を後にする
442 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/20(月) 17:10:45.03 ID:C4lMdf1y0
帰還し、ともかくご飯にする
小町の言うとおり、そのラギアクルスの身は旨みが凝縮し、絶品だった
とはいえ協議の結果赤身部位等は後回し、足の早い内臓から先に食べることになった
単純に炭火で焼くバーベキュー式だ
天子「・・・!?!」
目を丸くする、言葉が紡ぎだせないようだ
村紗「口が幸せ…今死んでも良い…」
小町「あんたもう死んでるだろう?いや〜でも凄いですよ!
コレが仕事の後食べれるならあたい休憩返上で働きますよ!ね!映姫さま!」
映姫は燃料の墨とそこにあった葉っぱで字を書く…
『今話しかけないでください、口を開けたくありません』
…と大賑わい、今日こそはとばかりに最上位のお酒を頼む
運悪く橙と妖精3人が物欲しげに近付く、映姫が一口だけ、と肉片を渡す
当然味覚が支配されるが続きは断固として貰えない
橙は藍に泣き付き妖精三人はこれほどの肉を狩れるよう意気を燃やす
米俵にも匹敵する量の内臓は4人によりほぼ全て平らげられた
幸せの中各々がベッドに入った
443 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/20(月) 17:37:05.00 ID:C4lMdf1y0
・・・翌日・・・
天子「ふぅ…昨日は色々凄かったわ…」
同室の衣玖にポツリ呟く
が、相変わらずあっちは衝立の向こうで凄い事になっている
声が届いてるかも不明だ
軽い溜息をつき部屋を後にし、個人倉庫を確認する
兵器娘によりさらに分解された素材が追加されていた
天子「ん?」
宝玉みたいなのがある、が、昨日の物は入れていない筈…
確かに美しいが昨日の物にしては…ポーチから取り出し比較するがやはり別格だ
天子「どういうことなの?…はぅっ!!」
今頃になって戦闘の痛みがぶり返す
改めて被弾箇所を見れば哀れなほど赤く変色、一部は紫にもなっている
昨日の食事は美味しすぎて鎮痛剤をも凌いでいた
…というか、天人はじめ幻想郷勢に下手な薬は効かないので悩みの種である
流石の永琳も素材不足だけはどうにもならない
天子「診て貰おうにも鈴仙は衣玖みたくなってるし…仕方ないか」
このまま宝玉の事を聞きに行く、行先は魔理沙のパートナー、ハンコックだ
・・・
ハンコック「結論から言うと、こっちは海竜の蒼玉ではないわ」
天子「え?」
より美しい方の玉を指し、こう言い放つ
444 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/20(月) 17:49:52.32 ID:C4lMdf1y0
ハンコック「貴女達にとってもっと大事な物よ」
と、言い終わるや否や空間が裂け、紫がやってくる
紫「はぁい♪」
だいぶ関係は改善しているが、まだ友と呼べる間柄でもない
天子「あら、あなた見学?」
紫「そうじゃな…凄い格好ね」
天子「ええ、とんでもないのとやりあったわ」
さりげなく傷を指す
紫「いえ…恥じらい的にどうなのかしら?」
慣れているが天子は海村のノリで服を着ていない
寒冷期でも服を脱いでいて快適だったのだ、温度が上がりつつある現状
下手な着衣は忌避対象ですらあった
天子「…貴女も3日居れば解るわ、見学でないならからかいに来たのかしら?」
紫「はずれ、用があるのはこっちの事よ」
美しい玉を指す
紫「見立てだと、幻想郷に還る為の鍵となっているわ」
天子「えっ?!」
紫「・・・とは言えこれだけだと封印解くのに全然足りないけれどね
一歩前進したことは褒めてあげる」
天子「…そりゃあどうも」
紫「上位をも超越する存在の内、1体が持っている、とまでは判別してたけど実物見るのは初めてよ」
天子「へぇ」
445 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/20(月) 18:15:52.28 ID:C4lMdf1y0
紫「ところで、狩ったのは他に誰が居るのかしら?」
天子「村紗、小町、映姫よ」
紫は頷くと改めて向き直り頭を下げる
紫「ありがとう、改めて感謝しますわ」
面食らったのは天子だ
天子「や、やめてよ、こっちが恥ずかしいわ全く…」
紫「ふふ…じゃあ、その三人にも謝意を伝えてくるわ」
天子「あ、まって!」
紫が立ち止まる
天子「…特別に絶品の肉を分けるわ、今度海を見つつ飲みましょう?」
紫「…楽しみにしてる」
・・・
ザプン
天子「あ…改めて沁みるわね…」
映姫「あら、こんにちは」
天子「ん、私達だけ?」
映姫「村紗は本格治療、小町は武具の改良に寒村へ移動しました」
天子「そう…映姫の具合はどうなのよ」
映姫「手首が痛み握力にも支障、あとは腕と大腿部の打ち身で済みましたよ
…ええ、今思えばこれくらいで済んでよかった」
天子「大腿部…?ああ、フトモモね」
太腿部分が赤黒く腫れている、兵器娘らによれば骨折は無く、自然治癒で良いとのこと
映姫「そっ、そんなマジマジと見ないでください!」
それもそうだ、バッチリ秘部も目に映っている
446 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/20(月) 18:40:35.50 ID:C4lMdf1y0
天子「あら、ごめんあそばせ?」
しかし、言葉と裏腹に目が離せなくなった
秘部を隠せば上半身に、後ろを向けば臀部に視線が移る
今や海村は治療中の二人を除き幻想郷滞在組全員発情状態
おのずとジワジワと影響を受けていた
映姫「は、離れましょう!海水治療は大事ですから出る訳にもいきませんし!」
その一喝で少し我に返る
天子「そ、そうね…」
が、他に気を紛らわせる方法が無い
無意識に映姫へと視線が移る
向こうも同様のようで明らかに天子の身体に目をやり、首を振って視線を逸らす
…が、三十秒もしない内また目が向いてしまう
天子(衣玖を見ても気持ちよさそうと思ってたのよ…
ちょっとだけ…なら…いいわよね?交渉してみようかしら…)
映姫(小町の行為も笏が反応しなかったし…合意の上なら罪はないんですよね…
正直羨ましかったし、あの死闘を一緒に潜り抜けた相手ならば…)
どちらともなくお互いが少しずつ、少しずつ歩み寄る
気付けば心音が聞こえるほど、影が重なるほどに近づいていた
447 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/24(金) 21:02:17.28 ID:eG2rI6dC0
==========================
※R−18表現アリ
==========================
天子「太陽の下改めて見ると凄い生傷ね」
軽い重いが混ざり合い大げさに言えば迷彩柄にも近くなっていた
乳房も含めまじまじと見つめる
映姫「ほ、本当に薄氷の勝利でしたから…」
改めて顔が赤くなる映姫
天子「落とし穴が使えなかったのは痛かったわね、あっちのほうが効果高かったのに」
映姫「私見ですが、二度目の痺れ罠による攻勢が無ければ上陸してたかもしれません」
天子「ふー…だったら休憩なしの進撃は失敗だったかもしれないわね」
映姫「戦闘の流れもありますしなにより経験は積めましたからあながち悪くは無いですよ…?」
天子「ん・・・ありがと」
ん…ちゅ…れろ…
映姫「ぷは…貴女も最近丸くなってますね」
天子「ここに来て貴女も随分変わってるわ、覚え違いじゃなければ四季様って小町は呼んでたはずだけど
その辺も関係あるのかしら?」
映姫「どうでしょうね…ええ、紫と違ったまた異質な灰色にであって…」
れちゅっ…
映姫「ふあっ!!」
天子が映姫の乳房に吸い付く、軽い悲鳴と共にビクッとはねる
天子(試しに吸った衣玖のと違って吸いにくい…けど、やっぱり乳房は乳房ね)
映姫「い、痛いです、歯を立てないでください…っ」
れろ、れろれろ、ちゅうぅうっ
映姫「あふぅっ!」
乳首を舌で転がし、吸いたてる
息が荒いのも顔が赤いのも、この日差しの所為では無さそうだ
448 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/24(金) 21:19:17.95 ID:eG2rI6dC0
天子「すごいじゃない、おっぱいの感度、すぐに硬くなった」
映姫「ば、バカ言ってないでください!」
天子「相手は誰なの?小町?」
映姫「…」
天子「…パートナー?」
映姫「・・・・・・・デス・・」
天子「ん?聞こえなかった」
映姫「自慰ですよ!小町の陰でコッソリやってました!!
き、聞きたい事はそれだけですか!?」
天子「…ん〜、自慰は何処をどんな具合に?」
映姫「乳房や…アソコを弄る程度…」
天子「じゃあ、ここはまだなのね?」
くにっ
映姫「うぅっ!」
天子の指が淫核にそっと触れる、少し苦しそうに呻く映姫
天子(あー、まだ慣れてないか…)「私に任せて貰って良いかしら?」
映姫はコクリ、と頷き、応える
449 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/24(金) 21:43:33.39 ID:eG2rI6dC0
天子(正直実践はそこまでじゃないのよね…)「えいっ」
むきゅ
映姫「あうっ」
皮をむき、淫核が外気に晒される
天子「じゃあ、このまま少しおいといて…」
乳房を再度弄る、今度は両手で乳首を重点的に
天子の指によって乳首が踊っているようだ
映姫「ん…はぁ…」(自分でやるのと全然違う…小町が現を抜かす筈ですよ…)
20分程の愛撫後に股間へ手をやる
天子「脚開いて、腰浮かして…?」
映姫「は、はい…」
この真昼間、日差しも強い中に股間をマジマジ見られる羞恥心は今までにない
事前に乳房へ愛撫せず、一時的に頭が呆けていなければ拒否してただろう
ちゅぷ…
膣内に指を一本入れる
どうやら入れた事は無いらしく顔に驚きと羞恥が入り混じる
天子「あとはこの指を…」
ゆっくりと優しくクリトリスに塗りたくる、言わば自己生産ローションだ
天子「だいたい準備できたわ、覚悟は良いかしら?」
完全に観念し、身を委ねる
450 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/24(金) 22:10:13.82 ID:eG2rI6dC0
ひたすら愛液をクリトリスに塗りたくり、その刺激が急激に映姫の陰核を慣れさせる
結果、ある程度の刺激であれば快楽として判断できるようになった
天子(今後肌を重ねるなら…おいおい慣れさせていかないとね、今回だけじゃ難しいわ)
「今度から自慰のとき、ココ触ってみなさいよ、慣れると一番気持ちいいわよ」
映姫「は、はいぃ…」
天子(さぁて、どうしよ…膣も生娘っぽいしイかせるのは後かな…そうだ!)
「じゃあ、また中に入れるよ、もっと脚、開ける?」
映姫「ここだと…あの木陰のあたりで」
木陰には寝そべるのに丁度良いスペースがあった
そこに仰向けになり、カエルの様な姿となる
天子「なかなか…いい格好じゃない、いくわよ…?」
ちゅぷっ…くちゅ…
指二本でもかなりの締め付けがある、が、濡れているので進むのは問題ない
そしてクリトリスの裏側に指が届き、中指の腹で刺激する…
映姫「はひぃいっ!!ちょ、ちょっと待ってください…」
天子「だめ、もう少し我慢して〜」
映姫「こ、怖いんです…!こんな、初めての感覚…」
指が締まる、愛液がどんどん溢れる、聞いたとおりだ
イヤらしい音が周囲に響き、顔を真っ赤にし涙目になりながら耳をふさぐ
五分後、弓反りの形になり愛液を噴射する
完全にイったようだ、天子の指には濃くなった愛液がこびりつく
満足そうにその中指を自分の口に、人差し指を映姫の口に入れ、舐めさせる
451 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/25(土) 03:33:10.18 ID:d8ejjoWg0
・・・
映姫「はぁ・・・ふぅ・・・」
天子「どうかしら?」
映姫「ええ、まさに天にも昇る気持ちでしたよ
では、次は私の番で…」
天子「ちょ、ちょっと待って!」
映姫「…?」
天子「いや、これよ」
映姫の掌を掴み、見せる
映姫「…どういうことですか?」
天子「爪さ、これだと痛いから…」
よくよく見れば天子の爪は深爪ギリギリで丸く切ってある
天子「中に入れるんじゃないなら…ど、どうぞ?」
そして顔を赤くしつつ胸を張る
頷いて乳首を口に含む映姫
452 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/25(土) 04:00:43.27 ID:d8ejjoWg0
天子「うっ…こ、こら、歯、痛いって」
映姫「も、申し訳ありません」
自分がやるとなると本当に加減が難しい
コツをつかむのに幾分かかかる
天子「は…っ、うん…そうそう、それくらいが甘噛みで気持ちいいわ…」
ゆっくりと、しかし確実に天子の乳首が勃ってくる
乳輪全体も引っ張られ実に口に含みやすい
慣れてきたので強めに噛んでみる、が、勃ってくればある程度の刺激は快感になる
その痛気持ち良さに天子も満足してる様だ
しばらく赤子のように口で弄り倒す
天子「…そろそろ、アソコに…いいかしら?」
段差の上に登り自らシェルピンクの股間を晒す
映姫「ど、どうしましょう・・・?」
天子「ゆ、指を中に入れないなら好きにしていいわよ」
映姫「はい…んっ」
くぱぁっ・・・
天子「!!!!」
淫唇を開く、中まで丸見えだ
映姫「す、すごい、ヒクヒクして…あ、奥の方が開閉してて喋ってるみたい…
潮の匂いに混じって貴女の匂いも…」
みるみる顔が赤くなる
天子「ば、バカ!実況しなくていいのよ!コラ!匂いかいじゃ駄目だってば!」
映姫「こんな機会初めてで…あ、キュウって締まりましたよ?愛液も…」
天子「ばかばかばかぁああああ!!」
453 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/25(土) 04:18:46.69 ID:d8ejjoWg0
羞恥&言葉責めにより反応する陰核
勃起したそれを映姫はおっかなびっくり触れる
天子「ひぅうっ!!」
明らかに凄い反応、どんどん好奇心が反応する
クリトリスに対しクンニを開始した
天子「そ、そんなのって…あふぁあああっ!!」
念の為吸う、舐めるに絞って痛くしないように刺激する
それで十分だった。
言葉にならない嬌声を上げ、果てる
・・・
天子「・・・」
映姫「おまちどうさま!そう臍を曲げないでくださいよ〜」
冷たい飲み物を持って映姫が現れる
あの後に完全に好奇心に負けた映姫は無抵抗になった天子を連続絶頂させていた
飲み物を受け取り一気に半分ほど飲み干す
天子「…はぁ、そりゃあ指入れなければ何しても良いって言ったけど
こともあろうに連続5回は限度があるわよ」
映姫「ほ、本当に申し訳なかったです!」
天子「…ま、いいわ、今回だけは許してあげる、その代わり…」
映姫(う・・・)ドキッ
天子「また、付き合いなさいよ………初めてにしては上手じゃない」
映姫「…わかりました♪」
ちゅっ・・・んちゅ・・・れろ・・・
454 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/25(土) 04:32:32.82 ID:d8ejjoWg0
・・・
狩りに出ていた班が帰ってくる、砂原にて上位との戦闘をしていた
防具に熱がこもってたようで脱ぎ散らかし海に走る影がある
魔理沙「あーあっちぃなぁ!…お?珍しい組み合わせじゃんか」
天子「ああ、魔理沙ね、どう?そっちの首尾は」
魔理沙「いやぁ、敵も強かったけどおおむね順調!ただなぁ、見てくれよこれ!」
太腿および腕に痣がある
天子「何やったのよ?転んだの?」
魔理沙「ご挨拶だぜ、まだ武器に慣れてないから反動酷くってさー海洋治療に…」
魔理沙の股間に一点集中する視線がある
魔理沙「…な、なぁ、映姫、そんなにまじまじ見られると同性でも恥ずかしいぜ…」
映姫「あっ、し、失礼しました!」
慌てて沿岸に視線を逸らす
魔理沙 ヒソ なぁ天子、何があったんだ? ヒソ
天子「ま、タイミングが悪いのよ、気にしないで置く事ね」
遅れて咲夜が入ってくる、丁寧に防具を置いているようだ
咲夜「何の騒ぎよ」
魔理沙「わりぃわりぃ、何でもないよ」
455 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/25(土) 04:53:50.12 ID:d8ejjoWg0
・・・食堂・・・
魔理沙「そうそう、知ってるか?今度から新番組が始まるそうなんだ」
天子「何をやるのかしら?」
魔理沙「元実戦を基にしたサバイバル形式戦闘と言ってたな、
仲間と拠点を守りつつ、何日生き延びれるかってモノらしい
聞いた話によれば一番難しい物を選んだとか…」
天子「ふーん…」
テレビには幽々子、妖夢、加奈子に諏訪子が出ている
見た事無い街並みの…廃墟が広がっている
魔理沙「大連続狩猟って形式の狩りに対応させたものだって聞いた
今回の件で手が足りなくなって一回で何頭も狩る必要が出たとか…」
天子(そういう場合は兵器娘が出張る筈じゃ…なぜこのタイミングで・・・・
あぁ、そうか、この前のラギアクルスみたいなのに対応するにはそれくらい出来なければ…って事ね)
映姫に目をやる、大体同じ考えのようだ
映像が始まる、彼女たちの隣で天空に向かって大砲が火を噴く
どうやらコレは味方のようだ、空では大軍勢が隊列を組んで爆撃を行っている
下には1945年4月、ベルリン攻防戦と書いてあった
456 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/06/25(土) 05:19:44.54 ID:d8ejjoWg0
==================================
空には加奈子に諏訪子、地上では幽々子に妖夢が当たる事となったようだ
弾幕によりまた1つ、また1つと撃破してゆく
兵器娘は当時の力を反映しており弾幕戦と比較し遥かに弱くなっている(撃破扱いになると退場する)
が、その数が尋常ではない、特に地上は軍兵魂札を使用したソ連兵士が防衛目標のベルリン包囲をはじめ出す
当然止めようとするが幾ら撃っても大きな湖を泳いでいるような手応えしかない
幽々子「妖夢、一度こっち来て手伝いなさい、反魂蝶でも処理しきれない物凄い数よ」
妖夢<<そ、そうしたいのは山々ですが…私と共に西の防備をしてるびー(B)軍団がもう支えきれません!
これ以上崩れると空襲がさらに激しくなってしまいます!>>
諏訪子「はぁ、空が片付いたから応援に…って何コレ…地上が人間と戦車で埋まってるよ?!」
加奈子「!二人とも下がれ、砲撃が来るぞ!!」
===================================
魔理沙「じょ、冗談だろ?」
天子「…確かにこれは…けど、この趣向は面白いわね、やりやすさは難易度によるんでしょう?」
咲夜「…」(絶句している)
映姫「この辺の裁判は物凄く疲れたのを思い出しましたよ」
この数時間後、妖夢が対地攻撃機に巻き込まれ、そこでゲームセットとなった
今後の放映は基本的にダイジェストになるそうだ
457 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/10(日) 15:12:43.27 ID:KhQ/kF2+0
・・・明後日・・・
霊夢「今日は何か狩るわよ」
天子「いきなり何なのよ…」
必死な形相で言い放つ霊夢、引く天子
霊夢「毎晩毎晩三人の相手とか…もう限界よ、今日こそは狩りと言う名の休暇を貰うんだから」
天子「それはそれで良いけど…今は人手不足で素材収集には裂けないと聞いたわ
寒村の方も古龍ってのが現れて対応に注力してるし援軍はなさそうよ」
霊夢「ええ、だからなるべく狩猟時間がかかりそうな相手をね」
いつも気絶まで行くので睡眠状態は良好だ、むしろ運動不足になってしまう
咲夜「だったら良さげなのがあるわ、一緒にどうかしら」
霊夢「渡りに船ね、天子は?」
天子「ん〜、そろそろ出るかな、あまり兵器娘に借りを作るのも癪だしね
咲夜、あとは誰か居るの?」
咲夜「いいえ、魔理沙は三妖精と組んで上位狩猟に出ました
ちなみにコイツも上位なのですが、少々勝手が違うようで…」
天子「それは後で聞くわ、ちょっと待って、映姫呼んでくる」
そういうと小走りに小屋へ行った
霊夢「ラギアクルスの一戦以来であの様子…デキたわね」
咲夜「…///」
458 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/10(日) 15:33:06.44 ID:KhQ/kF2+0
霊夢「赤いディアブロス?!」
咲夜「事前調査の結果、相当にタフな個体のようで…
二個大隊で狩猟しようと試みたものの返り討ちに合い敢え無く撤退したようです」
霊夢「それを4人でやれって言うの…?」
天子「新番組基準で言えば私たちは軍に真っ向挑めるだけの戦力らしいから…イケるんじゃない?」
ただし、敵弾が当たらなければ、と言うのが前提
流石の鬼もマッハ5で落ちてくる4t近い爆弾は耐えられないそうな
霊夢「…むぅ、まぁいいわ、こっちだって新防具があるし丁度良い練習相手よ」
映姫「まさかこのまえのラギアクルスが上位の上、G級相当と言うのも驚きましたが
霊夢が余剰素材の競り合いに勝つとは思いませんでした」
霊夢「ここだとお金持ちだからね、私、と言うかそうでもしないとスタートが遅れてる分取り返せないわよ」
咲夜「私は時間停止でなんとか回避します」
天子「場所は…砂原ね、まぁ楽しんでいきましょうか」
459 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/19(火) 08:00:12.43 ID:CndP1kZm0
・・・砂原・・・
〜テント〜
あいかわらずジリジリ焚き付けるこの太陽、いや、心なしかもっと…
霊夢「前来た時より暑いわね…」
天子「そりゃそうよ、封鎖期間が冬で今春みたいなものだし」
映姫「ちなみにこの辺りは秋らしい物が無く夏に行ったらいきなり冬になるそうです」
繁殖→温暖→寒冷→繁殖…と続いていく
霊夢「あ〜、この次は夏でもっと暑いのね…」
咲夜「今回の相手ですが…繁殖期の変異種の更に希少種…と考えて良いのでしょうか?」
天子「砂色の相手なら幾度かやりあったけど黒いのはまだないし、紅い甲殻なんて初めてよ」
霊夢「そもそもディアブロス自体初めてよ、どういう攻撃してくるの?」
咲夜「潜ってからの奇襲、突進、尻尾…の辺りでしょうか
もしかしたらこの相手は遠距離も持っているかもしれませんが…」
スジャータ(咲夜のパートナー)「事前偵察だと遠距離攻撃は無い、ただ仲間意識は無く豪い凶暴になってるとか」
咲夜「だ、そうです」
霊夢「ありがとう二人とも、じゃあ行きましょうか」
サボテンが点在する程度の地形を見て軽くため息が出た後、歩を進める
460 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/19(火) 08:12:41.44 ID:CndP1kZm0
探索の為数十分歩を進める、そして異変に気付く
霊夢「…ちょっと、おかしくない?」
天子「ん?何よ」
霊夢「じゃあ天子、貴女ジャギイや虫、草食竜みたいなの見かけた?」
天子「・・・そういえば居ないわ」
いち早く気付いたのは以前に此処に来た際、クルペッコとドスジャギイ、そしてジャギイの群れに出くわし
かなりの辛酸を舐めたからである
映姫「だとしたらこの雰囲気の所為ですね、ピリピリと感じますよ」
咲夜「…この食い荒らされたサボテンなんかもそうかしら?」
霊夢「あら、天子の魚を食べた後みたいになってるわ」
天子「そうそう…って失礼な!私だって骨が無ければ綺麗に食べるわよ!」
映姫(今度は身を取ってあげましょうか…)「まだ樹液が乾いていない…近いのは間違いなさそうです」
戦慄を覚えつつ、改めて歩を進める4人、G級を下した余裕を諌めるほどの不安が広がっていた
461 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/19(火) 08:41:31.40 ID:CndP1kZm0
天子「比較的涼しい場所はもう見たけど居ないわね」
霊夢「と、すれば熱砂地帯かぁ」
咲夜「液冷装置を稼働しましょう」
クーラードリンクの代わりに鎧の温度調節装置がある
携帯燃料にて動き、MHFの温冷ドリンクと一緒と見て良い
霊夢「はぁ、涼しい…ずっとつけっぱなしだといいのに」
天子「また遭難した時燃料切れて困るわよ?今回はロマンスも期待できなさそうだし」
そう、あの遭難以降開発し、付けられたものだ
霊夢「う…」(うぅ…こんな時なのにてゐを意識しちゃうじゃない)
咲夜「ロマンス?」
天子「ええ、大騒ぎの中霊夢とてゐがお互い全裸で濃厚にいちゃついてたと聞いたわ」
咲夜「?!ゴホッゴホッ!!そんな事が…」
霊夢「あーもう!魚の件は謝るから勘弁してよ!」
咲夜(霊夢の謝罪なんてまた珍しい…退屈しのぎにもう少し聞きたかったけどまぁ良いわ)
・・・
霊夢「な、何よコレ…」
リノプロスの巣がズタズタに荒らされ、血まみれになっている
生き残りは居ない
卵も容赦なく踏み荒らされ、その液体が足跡となって点々と続いている
天子「・・・流石に気分が良い物じゃないわね、でも…霊夢、見て?
こんな風にリノプロスの甲殻を平気で突き破る角を持つ、コレが今回の相手よ」
この辺のリノプロスは従来(下位)の物より頑丈だ
しかも甲殻部分はただでさえ硬い
が、障子紙の如く破られている
天子「私はともかく霊夢に咲夜…特に咲夜は気を付けた方が良いわ」
霊夢「・・・ま、それはそうとして肉と使える甲殻は剥いでおきましょ
まだ新しいとは言え念の為内臓は捨てるけど使えるものは取っておかないと」
映姫「ふふっ、霊夢さんらしい、ではこの辺りで見ています」
天子「手伝わないの?」
映姫「奴の縄張りと言うのは間違いないので長時間作業してたら来るかもしれません
ましてや相手は奇襲が得意なのですから」
咲夜「…それもそうね、私も見張るわ、歩くのもちょっと疲れたし」
462 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/19(火) 08:52:20.82 ID:CndP1kZm0
ジュウジュウ…
天子「いや、何してるの」
霊夢「焼けた岩肌で焼き肉?細かい肉は持ち帰れないし」
天子「まぁいいわ、それにしても来ないわね」
映姫「まぁあくまで予測ですから」
咲夜(香ばしい匂い…調味料持って来ればよかった)
4つ並べた辺りで手を止める
霊夢「ま、そう時間はなさそうよ?」
天子「…巫女の勘?」
霊夢「そんな感じ、これ頬張ったら…」
・・・
あらためて緊張が走る
この状況では味など解らないが、スタミナの為摂取するのは良いだろう
霊夢「…あ」
咲夜「あつっ…でも良い焼け具合です」
霊夢「一番脂乗ってて狙ってたのに…」
2つ3つとカウントダウンのように取り除かれ、最後の肉片が除かれた…
ゴゴゴゴゴゴ・・・
映姫「砂が!奴です!!」
463 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/19(火) 09:16:36.21 ID:CndP1kZm0
丁度焼肉に使ってた岩が吹っ飛ぶ
大きい、ティガレックスと違い高さもあるが凄まじい体格だ
角は炭のように漆黒、体躯は血のように赤い
天子「…!言い忘れてた!耳をふさいで!!!」
霊夢・咲夜「「?!」」
言われたとおりに耳を塞ぐ…その瞬間
高音と低温が入り混じる大音量が周囲に響く、周囲の砂が大きく吹き飛び
こんなのを立て続けに聞かされたら気を失いかねない
霊夢「あーもう!耳を投げ捨てたいわ!耳鳴りが酷い!!」
映姫「一時的とはいえ声が届かなくなっています、咲夜も同じ状況でしょう」
天子「くぅ…見た所間に合ったから安堵してたけどそれでもこれか…」
咲夜「わ、私なら幾分か平気です、この装備に一定の防音効果があるので」
天子「それは良かった、さぁて、どう戦うか…前やりあったのより二回りも大きいわよ」
映姫「もはや小山ですね、近接の私らだけだとどうなってたやら…」
鬱憤晴らしとばかりに遠距離攻撃を叩きこむ霊夢
一通りばら撒いて羽と尾の付け根、腹部が有効だと解った
背中はともかく正面は弾を弾き返すほど硬く、流れ弾が懸念された
霊夢「咲夜!狙うならお腹や尻尾の付け根よ、私と正対するよう動いて!」
咲夜「はい!」
霊夢は羽を中心に狙う、その威力と手数に目標を霊夢に定める
すると身体を向き直し尾と腹部がガラ空きになって咲夜の前に晒される
すかさず幾本ものギギネブラの毒を有したナイフを投げる
天子「…ほおって置くと取られるわね、策はある?」
映姫「今の所彼女らの射線を考え、私が角、天子は尾を側面から狙いましょう」
464 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/19(火) 10:00:15.96 ID:CndP1kZm0
戦況は優勢で手応えはあるものの、その凄まじい生命力に圧倒される
現にまだ怒ってすらいない
霊夢「毒が回ってもこんなのって…大した生命力ね」
ラギアクルスよろしく、このディアブロスもスペカを織り交ぜないとどうにもならなそうだ
咲夜「埒が明かないわね、メイド秘技『殺人ドール』」
幾本ものナイフが突き刺さる、一歩踏み出した衝撃でナイフが抜け、血が飛び散る
これが怒りのトリガーとなった
いままで彼女にとって小生意気な小動物とじゃれ合ってる程度だったのだろう
周囲の高温の中発せられる凍てつくような殺気
威嚇に唾液と血液が入り混じった体液が口から洩れる
天子「コイツ…ラギアクルス以上…なの?」
映姫「海が殺気を緩和していたのでしょう、仮定ですが」
天子「なるほど…霊夢!気を付けて、ここから急に速くなるわよ!」
霊夢「わかったわ!」
軽くひと吼えした後に突進を開始する、その速さはもはやカタパルトのようだ
一気に彼方へ走って行ったが依然こちらに向けた殺気は変わらない
霊夢「あの質量であの速度、あの角を持つ体当たりなんて…」
天子「防具込みでもあれは私でももたないわ」
向きを変え、すぐさま走って戻ってくる
霊夢「わっぷ!」
付近を通ったが視界が砂でふさがれる
映姫「近くを通っただけで凄い砂…」
そして、視界が晴れた先には流血する咲夜の姿があった
465 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/19(火) 10:25:06.62 ID:CndP1kZm0
霊夢「咲夜、大丈夫?!」
咲夜「小石が飛んできただけです、それも凄まじい速度で…」
防具に命中し表皮をかすった程度だが、タダの石が拳銃の弾ほどの火力はある
もしギリギリで避ける癖のある霊夢が防具新調しなかったらリタイアとなっていただろう
映姫「それも厄介ですが、この突進を繰り返されると攻撃手段が…」
また遥か遠くにいるディアブロス、遠距離過ぎると霊夢の銃撃も効果が薄い
しかも今度は知恵を付け、角を突き刺す事をやめ、角で砂をかきあげながら突進する
小石散弾と精度の威力が増し、突進中の付近はもう弾幕だ
咲夜は時を止め完全に距離を取ったが、霊夢はもろに受け
防具が受け止めたものの小石が食い込み鱗のようになっている
なにより衝撃が凄まじい、緩衝材込みで受けた方向が鞭で打たれたくらいの痛みが走り、涙が流れる
霊夢「じょうだんじゃないわよっ!壁際まで退きましょ!!!」
泣き叫ばないよう我慢しても痛い…と口から洩れ、涙が止まらない、四肢に影響がないのが不幸中の幸いだ
霊夢「もう!ただの小石と侮ったわ、あれはもう素直に結界使うしかないわね…」
涙声になりつつ悪態をつく、治療の事も考え湧水のある洞窟方向へ移動できた
さしずめ第二ラウンド、戦いはまだ始まったばかりだ
466 :
◆vDejidqJ6g
[sage]:2016/07/29(金) 12:59:33.34 ID:VQmUEum/0
霊夢「・・・うん、粘着榴弾ならある程度効果はある、ただ主力の徹甲弾は弾かれて使えないから時間かかるわよ
短砲身の大口径銃なら良かったんだけど」
天子「こっちはこっちで暴れられるとどうにも…コイツはこんなに厄介なのね」
全く歯が立たない…訳ではないが決め手に欠ける
ディアブロスの方も有効打が与えられずスタミナ勝負となっていた
咲夜(この高温で動き回るのは堪えますね…時を止めて身体を整えないとあの角の餌食にされそうです
・・・・霊夢は大丈夫なの?)
映姫「霊夢、大丈夫ですか?」
霊夢「ん?あぁ、全身痛い、ひりひりする、防具の下を見るのが興味あるけど怖い」
映姫「そうではなく、体力が…」
日も昇り、サウナで喧嘩するような状態になっている
調節機構があるとはいえ装甲重視の鎧についてるのは未だ微々たるものであり
重さもあり体力、精神力が容赦なく削られる
霊夢「ん〜、この程度ならまだ平気よ、今のてゐの足元にも及ばないわ」
映姫(あ…アレはアレで体力増進の役に立ってたのですね…)
天子(こんど覗きに行こうかしら?)
咲夜(こんな時と言うのに何を考えてるのか…しかしその余裕が今は頼もしい)
467 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/07/29(金) 13:18:54.50 ID:VQmUEum/0
霊夢「…そうだ、お喋りながら戦いましょう!」
天子「どういうこと?」
霊夢「体力の損耗調査よ、普通の事で言葉が詰まったりしたら
体力や判断力に問題があるか解るわ、声が小さい場合も同様ね」
映姫「なるほど」
咲夜「温泉の我慢比べみたいですね」
霊夢「のぼせない内に皆で上がるんだからね!!じゃあ天子!恋人はいる?」
咲夜「い、いきなりなんて話題…」
天子「映姫よ!」
咲夜(即答しましたかぁ////)
映姫「か、隠す事ではないですが…恥ずかしいですよ!」
天子「映姫は私をどう思うの?」
映姫「今聞くのですか?!」
天子「ホラホラ、調査の為よ!それとも休む?」
映姫「!!おっとっと…、ええ!好きですよ!!」
尻尾が霞める、何だかんだであくまでも戦闘中なのだ
映姫「咲夜はどうなのです?!」
咲夜(お嬢様…と、言いたいところですが…)「それよりも!他にナイフが通りそうな箇所はありますか?
スペカを使おうにも弾かれては意味が無いですし!!」
天子「ひざの裏なんか弱そうね!ただやっぱり尾の付け根に集中した方が良いわ!
尾と言えば、中々切れないわね!!」
映姫「上手く傷が広がりませんね、信じられない強靭な体です!霊夢、角はどうですか?」
霊夢「ちょっとまってね!…目立ったヒビも無い!嫌になるわよ
酷使してるから折れやすいって聞いたのに嘘じゃないでしょうね?!」
天子「今までの個体は折れてたわよ!赤いのは別なのかしらね!?」
468 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/07(日) 05:19:24.74 ID:yQNfnNwN0
しりとり、百人一首(霊夢、咲夜が知らないので早々に断念)、昨日の献立…
かなりの会話を重ねて来てその間千日手の様な争いとなっていた、が
霊夢「…そろそろ退きましょ」
天子「わかったわ、どうする?モドリ玉?」
霊夢「いいえ、潜った後ケムリ玉で見失わせて後ろの洞窟に行くわよ」
咲夜「では、そのように…」
ボフッ
・・・
霊夢「追ってこない…かしら?」
映姫「低空飛行が幸いしましたね」
高空域だと他のモンスターを呼び寄せるイレギュラーが多くなるが
低空域なら幾らかどうにかなる、ただし気流、地形、動向その他で戦闘中はあまり使えない
天子「ゴクッゴクッ…ぷはっ、相手はどんな感じ?」
咲夜「デルクスに標的を変えたようで、文字通り惨殺していました」
天子「で、どうしてこっちに撤退を?」
霊夢「…」
ガチャ…ッ
鎧を外す、その裸身に無残な赤い斑点が残る
霊夢「ごめん、もう我慢できない…誰か鎮痛薬塗って欲しいわ」
映姫「では、私が…少し、沁みますよ?」
霊夢「…っ!!」
高速の石つぶてを防いだ際の細かな擦り傷が目立つ
天子「御札を使わなくなったなと思ったら…」
霊夢「激しく動いてたら汗出て来て、それがすっごくヒリヒリするのよ全く…あぅうっ!!!」
469 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/07(日) 05:42:44.41 ID:yQNfnNwN0
・・・
霊夢「ありがとう映姫、ずっと楽になったわ」
映姫「それは良いですが、秘薬には限りがありますよ?待っていても良いのでは?」
霊夢「…アレを一人欠けた状態で倒せるかしら?」
映姫「それは…」
霊夢「行きましょ、もう同じ手には…ちょっと待って…」
天子「?」
・・・
バガァアアアンッ!!!!
霊夢の居る洞窟オアシス地帯に真紅のディアブロスがやってきた
さんざんデルクスを弄んだ後、臭いを頼りにやってきたのだ
が、しっかり予見されていた
相手を補足するまでの隙を突き、麻痺弾を込めた陰陽機銃で攻撃を加える
身体の自由が奪われ、一時的に行動不能になるディアブロス
咲夜「殺人ドール!!」
映姫「十王裁判!!」
天子「非想非非想の剣!!」
霊夢「八方龍殺陣!!!」
完全に待ち伏せが決まり、形勢は大きく傾く、がまだ倒すに至らず
予断を許さぬ強敵であった
470 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/07(日) 05:57:59.84 ID:yQNfnNwN0
・・・
この区域は適度に狭い上日陰なのでずっと優位に事が進む
しかしそれ故に精神疲労がずっと高まった
「不死身ではないのか?」
そんな疑念が頭を過る
傷は増えている、血も出ている、なのに一向に弱らない
ガァンッ!!!
映姫「!!!」
尻尾の一撃が天子に命中した
主に武器が受け止め、防具に頑丈な身体が
巨大なハンマーと言うべき打撃を耐える
天子「大丈夫よ!汗が目に入っただけ!!!」
眼にはいるほどの汗はこの日陰では考えにくい
9割がた考え事によるものだろう
咲夜「シビレ罠設置しました!」
霊夢「追い込むわよ!それっ!!!陰陽宝玉!!」
咲夜「パーフェクトメイド!!!」
完全に不意を突いた状態ではないので皆のスペカが間に合わない
確かに一撃の火力を上げたものではないが
こうも血気逸る目を投げられると優位なのに委縮してしまう…その時
「はい、おしまい」
471 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/07(日) 06:21:34.76 ID:yQNfnNwN0
兵器娘から連絡が入った
霊夢「ちょっと、おしまいってどういう事?!」
状況は優勢なのだ、指定された時間も残っているし死亡扱いされた訳でもない
スジャータ「説明するから…ここなら、飛んで拠点まで戻って」
霊夢「…むぅ、皆、戻るわよ!」
天子「わかったわよ」
・・・拠点・・・
霊夢「戻ったけど…何よ」
スジャータ「食事にしましょう」
霊夢「えぇ?!」
スジャータ「えいっ」
文句を重ねようとした霊夢の額の中心を軽く小突く、簡単に尻もちをついてしまう
スジャータ「精神疲労が大きすぎる、ご飯食べて、ぐっと休んで、続きは夜よ
警戒しておくからゆっくり休んでてね」
霊夢「・・・」
不思議な事に糸の切れた操り人形のように立てなかった
他3人もその場にへたり込む、どうやら相手が気迫勝ちしていたようだ
もし気付かず戦っていたら今頃は…
スジャータ「そうそう、経験の無い一度目はサービスだけど、二度目からは死亡扱いにするから
精神的疲労が限界行く前にちゃんと敵から離れる事、良いね?」
霊夢「…わかった」
ようやく座りながら動けるようになり、布団の上に腰を落ち着ける
程なくして料理が運ばれる
アプトノスで出汁を取り、炒めたレアガーリックと輪切りにしたシモフリトマトのスープだ
予想以上に疲弊していた身体に無理なく染み渡る
霊夢「そうよね…考えて見れば、ちゃんとした龍だものね…」
ボソッと漏らし、再びスープを啜る
472 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/17(水) 20:41:48.57 ID:uEKx+tEo0
・・・
霊夢「やっぱり生物ね、夜行性じゃなくて助かったわ」
もしかしたらこの個体だけが違うのかもしれない
負傷による要因で動きが鈍いのかもしれない
しかし動きが鈍っているのは確実で、夜目に慣らした霊夢達にアドバンテージがあった
天子(プレッシャーは霊夢や紫と同じ…けど…)
ゴッゴッゴゴゴゴ・・・・
映姫「潜りました!気を付けて!!」
ザザザザザ・・・・
咲夜「狙いは天子、貴女よ」
天子(零戦の木の葉落としに比べたらこんなの児戯も一緒!!)
ザンッザンッズガッ!!
ガキィイインッ
ギャォオオオオオオオオオオオッ!!!
霊夢「凄いじゃない!!」
映姫「角一本イケました!良い感じですよ!」
霊夢「ん、そうだ、角が残ってる内にやっておきたいんだけど…」
角を片方失っても相変わらずの殺気だ、正面に位置する霊夢に狙いを定め、突進する
霊夢「結界!!」
ガズンッ!!!!ビキビキビキッ!!!!
障子紙をぶち抜くように角が結界を突き破る、が、もう片方の折れて臼状になった角は貫けず、突進が止まる
霊夢「うわぁあ…角二本だったら割られてたかも…とにかくチャンスよ!!」
473 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/17(水) 21:03:28.92 ID:uEKx+tEo0
咲夜「連続殺人ドール!!」
映姫「ギルティ・オワ・ノットギルティ」
天子「カナメファンネル!!」
強烈な攻撃が集中する・・・が
天子「あ」
バキィンッ!!!
もう片方の角も折ってしまった、これでもう角を利用しての足止めは使えない
とは言え相手も追い込まれている、あと一押しで…
霊夢「足止め手段はある?」
天子「もう無いね、痺れ罠も昼に使い切った」
咲夜「私なら問題ないわ」
霊夢「お、そうね、とっておきを忘れてたわ」
咲夜「ルナ・クロック!!!」
時が止まり、無数のナイフが降り注ぐ、以前とは違い銀から鋼鉄製になっている
それだけならディアブロスにとって気にするまでも無い
が、今咲夜の用いる武器は毒を利用した狩猟用、今の状態にとってあまりにも効いた
霊夢「じゃあ、仕上げは私!夢想封印!!!」
・・・
霊夢「あぁ〜…疲れた、もう一歩も動きたくない…」
咲夜「あら、では泳いで帰るのかしら?」
霊夢「?」
不思議そうな顔をして咲夜を見る霊夢
咲夜「これから雨でこの一帯は洪水になるのよ?平気?」
霊夢「ば、バカ、それならちゃんと帰るわよ、ったくもぉ…」
グゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ・・・
霊夢(危険は無いようだけど、この声、以前聞いたような…なんだっけ…?)
474 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/17(水) 21:21:45.39 ID:uEKx+tEo0
=================================
〜ロックラック、ギルド〜
「熱砂による深刻な火傷、命綱トラブルによる死傷、巨岩による死傷
そして小舟の犠牲…」
「中堅ハンター殺し…数少ない熟練ハンターも体の衰えに気付かぬものは…
祭りだ、と掻き立てては見たがもう限界か、ジエンモーラン」
「年々狩猟数が減り数は増す一方、もうハンターの対応では限界」
「ギルドハウスも今は昔…か、上級部屋も空きが出る一方で運用上赤字です」
アオイ「・・・と言う情報に相違ないですね」
ロックラック責任者「…ああ、すぐにでも手を貸してほしい、報酬は弾む」
(何処から情報を…これでは値切る事も出来ない、か…背に腹は代えられん)
アオイ「解りました、じゃあまず上級4部屋、使えるようにしてください」
ロックラック責任者「うむ、解った」(流通の要衝が立ち枯れてはもうどうにもならんからな)
===================================
475 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/17(水) 21:42:51.10 ID:uEKx+tEo0
紫「で、寒村の対応を加味して、選出はこの四人?」
スキマの紫に、他三人は羽を有する
椛「巨大な相手と聞きましたが、どれほど…?」
吹雪「牙の部分も合わせて…」
艦艇を発現させる、全長112mの船体が現れた
吹雪「これくらいかな〜?個体差はあるけどね」
椛「…そんなの倒せるんですか?本当に…」
レミリア「不安?退くなら今よ」
椛「ひっ、退きなどしません!!」
フランドール「うん、何かワクワクしてきた!」
紫「特に飛行能力に長けた娘ばかり選んだのね」
バルチモア「今回はある程度飛んでも飛龍とかの標的にならないからね、熱砂に焼かれるより良いでしょ?
ついでに言えば私に乗って出向いてもらうよ」
吹雪の倍近い船体が現れる、もはや浮かぶ要塞だ
椛「・・・いつ見てもここの火砲とは比較にもなりませんね」
バルチモア「とは言え主砲は緊急時まで封印かな、狩る対象バラバラにしちゃまずいし、
両用砲、機関砲でどうにかしちゃってね、あ、あと必然的に夜戦だから」
スカーレット「「・・・」」
476 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/27(土) 13:34:44.24 ID:HIXg4yxL0
・・・
紫「最終的には私達で…か」
還る鍵になる代物はどうやら幻想郷勢で倒さないといけないようだ
もっとも、倒したからと言って必ず鍵を持ってると言う保証もないが
椛「あ、あれじゃないですか?砂埃が見えます」
バルチモア「んじゃ、向かうよ〜」
・・・・
レミリア「どうやら、当たりみたいね」
液状化した砂からでも解る地響き、とてつもなく巨大な牙が姿を現す
まだ距離はあるが・・・
バルチモア「どうする?触る程度でやめておく?」
紫「そうね…未知の相手に急ぐ必要は無いものね」
レミリア「月の機嫌も今日はあまり良くないみたい」
椛(良かったぁ…なんなんでしょう、この世界は…)
フラン「えっと、適当に戦って逃げるの?つまんないなぁ」
レミリア「壊せるポイントはある?」
フラン「…口の中」
紫「食べられちゃうわよ?」
フラン「・・・やめておく」
477 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/27(土) 13:55:12.45 ID:HIXg4yxL0
紫「と言う事で、特に指示は無いわ、相手の行動を見定めるから好きに動いて」
レミリア「いい加減ね・・・」
紫「じゃあ全員無事に帰ろうって事で♪」
フラン「そのための指示でしょ…」
紫「無茶ばかり言わない!…砲座から狙い撃って、比較的安全でしょう」
ドドンッ!!!ズドドンッ!!!
朱い閃光が二つ上がる
椛「命中…突撃とかならず良かったですよホント…」
フラン「お姉さまへたっぴー!」
レミリア「うるっさいわね!!貴女やってみなさいよ!!ホラ、砲弾そっち持って!
せーのでいくわよ!せーのっ!!」
紫「スペカはまだまだ早いわね、見やすいように機銃で・・・と」
ドンドンドンドンドンドンドンッ!!
もはや砲とも言える大きさの機銃が夜陰を切り裂く
ジエンモーランは敵と認識し身体をうねらせる
紫「ん…岩…?」
ガンガンガンッ!!
バルチモア「いたた…相手にも大層な遠距離攻撃はあるね、でもって近付いてくるつもりだけどどうする?」
紫「迎え撃つわ、色々な物を見なければ意味が無い、でしょう?」
478 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/27(土) 14:11:56.40 ID:HIXg4yxL0
接舷できるまでに肉薄した。視界がかの体で埋まる
椛「で、でかい…」
フラン「椛1万人分はあるんじゃない?」
椛「な、なんで私なんですか!?それにそこまで小さくは・・・・」
と、そこに一足先に背中に乗ったレミリアに催促される
レミリア「ホラ、遊んでないで手を貸しなさい、背びれが良い感じに脆そうよ」
カツンッ!カツンッ!!
レミリア「紫!?貴女何やってるの!!」
事もあろうに武器ではなく鶴嘴を振り下ろしている紫
紫「表皮採集・・・と思ったけど、もっと面白い物が手に入ったわ、にとりに見せたら良いのが出来そうよ」
レミリア「・・・・あとで分けなさいよ、全く…」
椛「私はこっち側から…ってわわわ!!!」
バルチモアに向け体当たり、その方向に立っていた椛は建造物に叩き付けられそうになったが
間一髪で飛び上がり難を逃れる
椛「下手したら医務室行きですね、あれは…」
紫「ちょっとバルチモア?沈んだりしないわよね?」
バルチモア「・・・水より浮力的に随分マシだから相当耐えれるよ、何度も食らいたくは無いけどね」
言うには砂漠専用にチューンしてあり駆動形式も押し出す形の墳進式である
479 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/27(土) 14:32:55.47 ID:HIXg4yxL0
今の受難はレミリアだった
再び体をうねらせての岩とばし、大半は何とか武器で弾くことに成功した
フラン「お姉さま大丈夫?!」
レミリア「これは…ダイミョウザザミ以来ね…ゲホッ…ちょっと色直ししてくるわよ…」
なお発射箇所から離れ、後方の鰭を攻撃していた椛とフラン、より前方で採掘していた紫は無傷だった
椛「ダイミョウザザミ以来って…」
フラン「あの時お腹真っ赤にしてたからね…あの時はすぐに治ったんだけど…心配」
紫(前兆が短い…あれが乗った時に一番厄介ね)
・・・
レミリア「…で、どうなの?」
バルチモア「打ち身だよ、大した事無いから行った行った!
気になるなら後でもう一度寄りなさい」
レミリア「…なら良いけど」
バルチモア「そうそう、この腹巻していきなーね、随分マシになると思う」
レミリア「いただくわ」
バルチモア(吸血鬼の頑丈さが無かったらこのまま此処に留めておいたところだけどね)
・・・
レミリア「おまたせ…ぇえええええっ!!!?」
目の前にはほぼ直立しお腹を見せたジエンモーランが居た
今から逃げようにもどうにもならない…
480 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/27(土) 14:49:55.06 ID:HIXg4yxL0
レミリア「スピア・ザ・グングニル!!!!」
丁度中心を真紅の槍が突き刺さる
たまらず体をよじって再び砂に隠れる
フラン「やったねお姉さま!!」
椛「と、止まった…ぁ…」
一転戦勝ムードになる…が
紫「まだ…あきらめてないわね」
速度を上げ前方に位置する、逃げた訳でなく敵意はしっかり向いている
そして岩とばし、流石に慣れてきて幾分か弾幕で撃ち返す余裕も出てきた
バルチモア「レミリア、戦闘艦橋に入りなさい!」
レミリア「わ、わかったわ」
紫「私たちは…スペカの用意ね、来るわよ」
飛びかかり体当たりをするつもりだ、相手より小回りが利かないので迎撃するほかない
紫「生と死の境界!」
椛「レイビーズバイト!!!」
フラン「レーヴァテイン!!!」
ズドガァアアアンッ!!!
重傷を負わせ、流石に観念したのか踵を返し、撤退する
初戦ジエンモーラン戦はこれにて終わった
481 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/08/27(土) 15:11:48.30 ID:HIXg4yxL0
・・・夜明け・・・
=海上=〜医務室〜
傷んだ砂漠装備を棄て帰路に着く、燃費は悪いが墳進式でも海上を進む事は出来る
その間・・・
紫「ふぅ…随分…参考になったわ」
レミリア「当分はジエンモーランは遠慮したいわね」
レミリアが退いていたのちも激戦が繰り広げられ、少なからず被害を負っていた
椛「あてて…まさかデルクスの奇襲とは…」
紫「最初に迎撃した際、岩が連なってる可能性は想定してなかったわね…少しの間片腕は使えないわ」
フラン「破片が意外に鋭くて軽く怪我しちゃった…防具はもうダメかなぁ」
・・・
レミリア「次は心臓を貫いてあげる」
紫「この罪は重いわよ…?」
椛「プライドに賭けて次こそはやってみせます!!」
フラン「今度は壊しちゃうんだ…」
バルチモア(意気消沈してないようで何より…かな)
「そろそろ着くよ〜、相変わらずの曇天で傘は要らないね、予約取るけどまずはどうする?
ご飯?おh…」
「「「「お風呂!!!」」」」
この隅から隅まで砂で覆われてるような気分にさせる今の状態は
否応なく今日の記憶を焼き付ける
482 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/09/10(土) 11:52:50.52 ID:cl8IMW5U0
=寒村= :夜:
〜温泉〜
フラン「お風呂おっふろー!!ねぇ!レイナも入ろうよ!!」
レイナ「はいはい、滑るからはしゃがないの」
レミリア「まだズキズキするけど…傷は消えてる様ね」
椛「寒いですがちゃんと砂落としましょう、前にお空とキスメが勇儀と萃香にマジギレして
湯船分解掃除させてましたからね…」
紫「あの時はどっちが鬼か解らなかったわねぇ」
・・・
フラン「髪いつも洗ってくれてありがとー、お返ししたいんだけど凄い硬くてびっくり」
レイナ「あはは、まぁ背中なら洗いっこ出来るからね」
レミリア(私も呼ぶべきだったかな…でも姉の矜持的に…
こういう時に咲夜はアッチだし、美鈴、小悪魔は夜狩待機だし、パチェリーは寝ちゃったのよね
・・・ちょっとシャンプー足りなかったかな?)
ヒョイッ サッ…サッ…
レミリア「ん?…ちょっと、私のシャンプーは?!」
紫「髪長いと洗髪も一苦労ね、私の分終わっちゃったわ」
レミリア「こっ!このっ!!!」
紫「出たら高級なシャンプーリンスセット1本奢るから怒らないで♪」
レミリア「…香料は鉄でお願いね、待ってるんだから早く返しなさい、寒いのよ!」
フラン「わーい!いっちばん!!」
ドポン
レイナ「何か食べる?」
フラン「んー、とりあえず生(肉)!!」
483 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/09/10(土) 12:15:06.53 ID:cl8IMW5U0
=======※R−18要素アリ========
紫(スキマで後ろに手を伸ばせるとは言え中々一苦労よね…藍や橙居ればいいんだけど…)
「そう言えば椛は平気なの?発情とか」
椛「ええ、狩りに出る前処方してもらいましたから」
尻尾を洗いつつ答える、手慣れた上改良した風呂用櫛もあるので直に終わりそうだ
紫「そう…それがあればあの二人も…あれ?でもコッチでもソレ服用せずにいる妖怪多いわね…?」
椛「…そういえば?・・・・っ!!!」ドクン!!
・・・
レミリア「次の一番風呂は私なんだからね!!」
レイナ「まぁまぁ、広い心を見せる機会だって、レミリアさんはこれでしょう?」
レミリア「…鰹の刺身じゃない!!うふふ、幻想郷にはこんな魚居なかったものね…昆布混ぜた血のソース垂らして…
あぁ!!さいっこう!!!もうずっとこれで良いかもしれないわ!!」
フラン「おねーちゃんはレバーとかちょっと重すぎるんだっけ?」
レミリア「まぁあっちも食べられなくはない部類ではあるけど、旨味だっけ?これが格別!!」
・・・
紫「カツオ…マグロと同じ海の魚だっけ、幻想郷に海は無いからね…海の魚が肴に良いの知った時は
長い年月食べずに過ごした事を後悔したわ」
椛「おっ、お先、ハァ…湯船...ハァに入ります…っ!!」
紫「あら、私が殿ね」(何か椛の声の感じ…おかしかったような?)
※洗髪中で目が見えてない
484 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/09/10(土) 12:33:15.46 ID:cl8IMW5U0
フラン「ありゃ?どうしたの?入る前から顔真っ赤、のぼせちゃった?」
椛「いえ、そんな事は…」
レミリア「ゆっくり温まれるよう温めだから大丈夫よね」
レイナ「一応風邪予防に効く入浴剤使っておきますね、椛さん、何か食べます?」
椛「いっ、今は、いい…です…」
レミリア「…おかしいわね、食べ貯め出来る体質でしょう?」
椛「じゃあ…今回の戦闘で得た、ジエンモーランの肉片を…」
震える手で受け取る
椛「ありが…っとう、か、河を見ながら食べますから…っ!!!」クチュ
(今までよりずっと強い…何ですかコレ…誰でも良い…エッチして…ッ…)
もう湯船水面下では椛の自慰が止まらない
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
永琳「処方したわよ、大物狩るから発情抑えたいって言って来て…でも、発情そのものは病気じゃないし
先送りになった上利子付きで数倍になって発情するって前もって説明しておいたはずなんだけど…」
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レミリア(あー…コレはどう見ても発情してるわね、可愛そうだけど放っておくしか…)
レイナ「…フラン、御舟浮かべて遊ばない?」
フラン「ん〜、あとでね!ねぇ、どうしたの?椛?」
レミリア&レイナ((あっちゃ〜・・・))
485 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/09/15(木) 18:56:46.58 ID:2jVIyhja0
白魚のような指がサクランボのような乳首を転がし、もう片手で秘裂を弄る
フラン「…手伝おうか?」
レミリア「えぇ?!」
フラン「だって苦しそうだし、レイナも親切なフラン大好きだって言ってくれるし…
ね!レイナも手を貸してよ!!」
レミリア「ま、待ちなさい!」
フラン「ん?」
レミリア「・・・こういう協力は姉の役目でもあるわ!レイナも疲れてるんだし手を煩わせちゃダメ!」
つまるところレイナに対する嫉妬心である
フラン「そっかぁ、じゃあ椛、腰浮かせて〜」
そして浮き出た乳首にしゃぶりつく、戸惑いながらもレミリアも倣う
こういった経験はフランのが上になったようだ
レイナ「あ、吸血はしない様に」
レミリアの動きが乳首を咥える寸での所で止まる
レミリア「わ、解ってるわよ!!」
紫「経験上?」
レイナ「経験上、貴女は参加しないの?」
紫「ジエンモーランの肉を肴に見てるとしますわ、この御肉、セミクジラと牛肉みたいな味…と言うけど
牛肉はともかくセミクジラは食べた事無いから何とも言えません…けど、癖になりますわね」
レイナ「今現在セミクジラは元となった日本じゃ食べる事はまず出来ないってさ
逆に増えに増えてるミンククジラってのが居るけどまた違った味だしそっちのが合うかもね?」
紫「成程、今度輸入して頂けます?」
レイナ「はーい」
486 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/09/15(木) 19:21:46.52 ID:2jVIyhja0
椛は姉妹による乳首責めと自慰でだいぶ安定を取り戻してきた
緊急事態こそ脱したがまだまだ気が抜けない
椛「フランさん、それ…良いッ!!ひはぁあああああぁぁっ!!!」
何度も何度も湯船に波を立てる
徳利が一本空く間に23回というハイペースでイきつづけ、流石の妖怪であっても体力的に安心できない
紫「…どう見るかしら?」
レイナ「最後の手段は鎮静剤ですけど…使った薬を考えるとどうなるか…
命の危険も勿論ですがこんな状態が慢性化すると…」
紫「あとは…スキマを使っての部屋移送、本格エッチもアリですわね、どうせ服も防具も洗濯しなければ着れないですし
血の廻りは早くなってますから湯冷めの心配も無いでしょう
…しかし、乳首だけでああなるとは、少しだけなら味わってみたくもありますね」
確かに不自然とは言え、快楽には違いない、デメリットさえなければ享受したいのも事実
徳利が更に一本空いたころ、欲情が衰えない椛とスカーレット姉妹はスキマにより椛の部屋に転移させられる
レイナ「長期戦でしょうし差し入れを持っていきましょうか…貴女はどうします?」
紫「もう少しだけ浸かっていきますわ、ごきげんよう」
・・・
紫(幾ら湯船だからって愛液出し過ぎなのよ…今夜は幽々子の部屋に行きましょう)
487 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/09/26(月) 08:10:28.56 ID:HjdlpGPx0
・・・翌日・・・ :寒村:
〜食堂〜
朝焼けと共に紫と幽々子二人で出向く
いつもより盛況なようだ
それもそのはず、ジエンモーランの肉を味わおうと早い者勝ちで食べに来たようだ
紫「ジエンモーランの…ヤマトニ?っての頂戴?」
???「はいはい、待っててね〜」
幽々子「私も同じ物を♪」
???「あー申し訳ない、丁度売り切れ」
幽々子「そう?なら仕様がないわね…」
紫「いいわ、分け合って食べましょう…そうね、鮭で良い出物はある?」
???「脂乗ってるのと控えめなの、どっちが良い?」
紫「乗ってる方が良いわ、そうね、特産キノコとエリンギ、猛牛バター入れて…調理は任せるわ」
???「ふむ…、輪切りにしてステーキかな、いい?」
紫「ええ、宜しく」
暫くして料理が運ばれる、ご飯やパンと合わせた濃いめの大和煮と
適度な塩と絶妙な香辛料、丁寧な骨抜きで最後まで食べられる鮭のステーキキノコ添えが運ばれた。
アリス「…あら?それジエンモーランの肉?」
紫「そうよ?」
唐揚げを頬張りながら聞いてくる、どうやら食べ損ねたようだ
アリス「売り切れって聞いたけど…」
レミリア「そりゃそうよ、狩ったのは私達だから優先権はあるわ」
今の時間になってレミリアが現れた
アリス「あぁ…なるほど、忘れてたわ」
レミリア「で、相談なのだけど…アリス、今回あなたのPTに入れなさい」
488 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/10/08(土) 07:36:19.37 ID:LLOpXQ7x0
アリス「…藪から棒に何よ?」
レミリア「いいから、目的地は火山よ」
焦ってる…訳では無さそうだが余裕がない、というか訳アリみたいだ
アリス「ちょっと待ちなさいよ、相手によって準備もあるわ、どういうクエスト?
大型は居る?相手は下位?上位?」
レミリア「…鉱石を掘るクエスト」(しまった、大型の確認忘れてた…)
アリス「そんなクエストあったかしら?もっと詳しくお願い」
レミリア「・・・」
はぁ〜とため息を吐くアリス
アリス「幾らか魔法で補えるとは言え妖怪と比べ肉体面では脆弱なのよ
リスクの説明してくれないと動きようがないわ、この手だってまだ痺れるし…」
上位ゲリョスとやりあって尻尾が腕に命中した際、ダメージが残った
アリス「随分良くなったし完治もするけど、極力またこうなりたくないからね」
レミリア「…わかったわよ、じゃあご飯食べたら呼びなさい、紹介するわ」
・・・
紫「…なんか私達、完全に蚊帳の外ね」
幽々子「あそこまで必死になる理由も大いに気になるわね…あ、追加オーダー頼んでくるわ」
489 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/10/08(土) 08:02:13.38 ID:LLOpXQ7x0
・・・
アリスが出るとレミリア、勇儀、美鈴がいた
レミリア「今回のクエストはコレ、燃石炭採取よ」
勇儀「つまり力仕事だ!アリスの場合人形使ってのことになるかね?」
美鈴「ドドブランゴらしきものの存在が確認されていますが…交戦の必要性は無いですね」
クエストの詳細書を手渡される、上位相当だそうだ
アリス「熱が強く地形も複雑、乱気流で飛行船も近づけない、か
それで手つかずのお宝が採り放題で、しかも飛行船運用活発化の為、特に良質の燃石炭は欲しい
…と、で分け前が…えっ!?コレ本当?!」
指で指して数え直している、いつもの依頼より3桁は多い、しかも別途報酬付きだそうだ
レミリア「美味しいでしょう?貴女の武器にはお金かかると聞いたしね」
アリス「…ええ、人形の武器に魔法の素材に…このクエストならツケも払えるわ」
勇儀「でさ、物は相談だけど…金にならない鉱石だったら私の換金鉱石と交換して欲しいんだ」
アリス「良いけど…どうしたのよ?」
勇儀「ここで採れる鉱石が凄い良質らしいんだけどこれで金棒作りたいって言ったら凄い量要求されちゃってねぇ」
アリス「成程、交渉成立よ、じゃあ対熱魔法は…念の為全員かしら?」
490 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/10/08(土) 08:20:04.11 ID:LLOpXQ7x0
輸送機内部
四方山話をしていたが・・・
勇儀「あと気になるのが、このドドブランゴさ」
アリス「?」
美鈴「ずっと追ってたんでしたっけ、お金に困らなくなったほどドドブランゴを狩って…」
勇儀「ああ、奴の牙で一軒家が建ちそうなくらいにはあるかな?
少なくとも防寒着が一気に安くなったとか上位ドドブランゴ装備を新入り村付きハンターに装備させよう…
ってくらいには相場が下がったね」
レミリア「…程々にしておきなさいよ全く」
勇儀「そうは言うが火山灰や厚い雲に覆われてて兵器娘の偵察機でも限界があるみたいだからね
今改めて生体用探査機開発中って聞いた…おっと、そろそろ降下か
じゃあ空中からそのまま降りるぞ!」
???「いいけど忘れ物しないようにね、採掘具とか」
勇儀「わかったわかった!」
491 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/10/17(月) 18:06:37.81 ID:qOxWZcg30
アリスは全員に対熱防護魔法をかける、機内に居るのに熱い、しかも相当揺れている
更に呼吸補助魔法も用いる、水中用にパチェリーと共同開発しておいたが正反対の場所で使うとは皮肉な事だ
なお、この技術は後に兵器娘から高く買われる事となる
???「ここらが限界、帰りは熱泉からの筏を使って激流下りだからね、グッドラック」
焦熱地帯と呼ばれる場所の拠点目掛け降下する、武具と採掘道具以外所有してない
なにせ・・・
アリス「ひやっ!!?何コレ?!凄い乱気流…」
黄色、橙が大半を占める溶岩と爪のようにそそり立つ巨岩
地底より荒々しいその天然の要塞はパラシュートなぞ付けてようものならどこかに飛ばされていただろう
剛爪から生み出される狂乱するその風は回復薬のような物も減らさないと制御が出来ないほどだ
高温をもまとう炎はクーラードリンクは意味をなさない…というか継ぎ目の金属などから溶けてしまう
そして肌身を容赦なく焼いていくだろう
降下するにつれ全員険しい表情となる
それでもどうにかはぐれず拠点に辿り着いた
勇儀「まるでピザ窯に放り込まれたようじゃないか」
拠点は比較的涼しい場所に構えたらしいが十分熱い
魔法のおかげでダメージや疼痛こそないが感覚はある
美鈴「筏、応急処置場…この巨大な箱は…?」
この場に似つかわしくないトレーラーサイズの大きな箱がある
???「あぁ、ここは持ってきた燃石炭を冷やすのさ、酸素不足だから燃えないだけだしね」
レミリア「まぁいいわ、さっさと済ませましょ」
492 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/10/17(月) 18:48:31.28 ID:qOxWZcg30
すこし歩を進めたらなんとまぁ鉱石の山である
この一帯だけでも1集落が1000年使っても御釣りがくる量だ
ただ、鍛冶の炉の中に居るほどの超熱量が普通では手出しをさせない
美鈴「グラビモス亜種ですら短期間しか居れない理由、解りますね」
こんな超高温地帯に居れる大型生物なぞそうはいない
それでも、餌となる燃石炭を少ない制限時間で齧って行った結果、爪のような大岩が産まれていたのだ
レミリア「つまりあの上の方も燃石炭なのよね…下がってなさい」
弾幕を用い『爪切り』をする、これなら落石の心配がなくなる
勇儀「いいねぇ…さて数と質、どっちが上か、晩飯賭けないか?」
アリスに視線を送る
アリス「望むところよ」
重機のように掘り進む勇儀、アリスは序盤で使ってた採掘用人形装備を引っ張りだし
流れ作業のように進めて行く
美鈴「私は…?」
レミリア「人形と共に拠点まで運びなさい、私は周囲を見張るわ」
すぐに地熱発電を利用した特殊冷蔵庫が稼働し、この数分間に放り込んだ額だけでもう笑いが止まらないほど稼げている
特上の物も入り混じり、これらは良質な半永久機関となっていて焦熱地帯形成の原因となっていた
おそらくG級の原因にもなりえるほど…
493 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/11/03(木) 05:03:42.69 ID:kVcw+pcl0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アリス「そう言えば…」
レミリア「何かしら?」
アリス「何でまた急に大金に拘りだしたの?あの立地でお屋敷建てるでもあるまいし…」
レミリア「…ちょっと、あってね」
========昨日========
椛、フランは疲労でグッスリ、一息ついたレミリアは部屋から出る
別室でランプの下レイナが座っていた
レミリア「椛のバイタリティも相当なモノよね、門番にでも迎え入れたいくらいだわ
…ってレイナ何よんでるの?」
上機嫌で羊皮紙かなにか、上質な紙とは言えない物で出来た書類を読んでいた
レイナ「ん…あぁ、別世界の手紙…かな?」
見るととても読みにくい文字で書かれていた
レミリア「アハハ!何コレ!!フランの方がずっとマシな文字を書けるわ!!文法も…」
空気が変わる
レミリア「…どうしたのよ」
レイナ「この差出人は貧乏な農村の子供なんだけど、渡した辞書を頑張って読み解いて
ロクな筆記用具も無い中頑張って書いたモノなんだ」
レミリア「………学校」
レイナ「?」
レミリア「この私の名の下、学校くらい建ててやるわよ!!」
レイナ「悪いけどほんの数か月前に裸一貫だったのにどうこうできると思えないかな
・・・そこどいて、フランと添い寝するから」
重圧に圧され、無言で道を開ける
=====================
レミリア「確かに貯蓄は全然…だけどっ………!!」
ここでレミリアが異変に気付く
昨日の重圧が再び…しかし、レイナが付いてきたと言う話は聞かない…
494 :
◆vDejidqJ6g
[sage]:2016/11/17(木) 11:50:10.47 ID:I+oT3+8+0
溶岩と岩の陰から出でし大猿、到底穏便には済みそうにない雰囲気がひしひしと伝わる
溶岩の河の上にある点在する岩伝いに見事な跳躍で軽やかに跳ね回って近付いてくる
勇儀「…へぇ」
武器を手に目の色を変える勇儀、求めていた相手が今目の前にいた
横に伸びた角を持ち、漆黒に覆われた黒い毛からなる剛腕
勇儀「これは調べ直すまでも無いね」
レミリア「アリス、ここいらの収穫物を全部持ち帰って、そのまま待機して良いわ」
採掘用装備の人形ではこの存在には到底歯が立たないと察しての事だった
アリスは無言で頷き、驚くべき速さで人形を動かす
勇儀を中心に対峙し、相手が様子を見てる間にアリスらは撤退を完了させた
美鈴「お、お嬢様、本当にコレとやるんですか…?」
武器こそ構えているが明らかに怯え、聞いてくる、今までの相手とは違う
レミリア「当然ダメそうなら逃げるわよ、ただでさえ場所が悪い上準備もいつもより軽めなんだから」
槍を構え冷静に言い放つが内心泣き出したいほどだ、心が弱ければマトモに息も出来ないだろう
美鈴「じゃあ…」
レミリア「私も一目散に帰りたいけど、あの機動力よ?一斉に背を見せたら運が良くても誰かが霊夢のようになるわよ」
美鈴「こういう時つくづく後悔しません?その能力」
レミリア「…言わないで」
相手、ラージャンは時折唸り声を上げるだけで攻撃行動に移らないが、敵意はしっかり向けている
今すぐ抜け出したい空気がピリピリ流れているが、あいての気迫に負けたらその先は…
495 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/01(木) 04:52:14.41 ID:2x8mIJ+F0
灼熱の大地で凍てつくようなプレッシャーの中の戦闘
数分間に及んでいた
未知の相手だがレミリアの指揮によりどうにか渡り合っている
勇儀「こんな強敵の重圧の中、冷静じゃないか…よっと!!」
バキィン!!!
ラージャンの拳と勇儀の金棒がぶつかり合う
杉の丸太ほどもある金属の塊が歪み、予断を許さないことを告げる
レミリア「ふん、私はこれくらいの相手に実戦形式で戦った事があるのよ!」
勇儀「は〜ぁあ羨ましい!模擬戦形式だとどうしてもルールに則るからね!」
勇儀とラージャンで相対する、が、苦戦は免れない
美鈴も側面から攻撃に参加するが、いつもの力を発揮できずにいる
レミリア「美鈴、手を抜かずもっと力を籠めなさい!」
美鈴「…は、はぃい!!レミリアお嬢様!!」
レミリア(役立たずは下がってろ…と言いたいけど、コイツは素直に下がらせてくれない
でもって二人では凌ぎ切れやしないわね…運命では戦闘する事で活路が見える、とあるけど…)
勇儀「…潜った!」
美鈴「くぅう…どこから?」
ドゴォッ!!
レミリアの足元に亀裂が入る、比較的柔らかい鉱石の上に居たのが目を付けられる要因となった
ザシュッ!!
レミリア「甘いわよ」
地中からの襲撃に冷静にカウンターを決めるレミリア
少なくない鮮血が舞う
勇儀「へぇ…やるじゃないか!無事帰ったら手合せしないか?!」
レミリア「フゥ…考えておくわ」
(そう、この程度の攻撃ならアイツ…レイナの木の葉落としに比べたら脅威の内にも入らない
これで美鈴が本調子になれるなら…)
相手は弱るどころか強靭な筋肉により傷を強引に塞ぐ
猫にひっかかれた程度とでも言いたげに向き直る
496 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/17(土) 06:06:38.90 ID:79Tui1IG0
現在進行形だったのか・・・
いや、良い。俺は密かに応援しているからな。
497 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 06:37:05.33 ID:BTxvVSBv0
========================================
>>496
すいません、応援ありがとうございます
========================================
振り回す度地面の岩ごと抉る剛腕
勇儀は良くいなし、直撃を避け、カウンターを取る
レミリア「貴女、杯持ってた方が強いんじゃない?」
勇儀「そーだなぁ、持って来るべきだったかなぁ…っとぉ!!」
ゴスッ
軽口に応えつつのカウンター
今勇儀は杯の代わりに金棒を持ち、振り回す
ガキィン!
とんでもない強度の角に弾かれ、更に金棒が痛む
勇儀はもとより武器がもう限界だ
レミリアは無傷だし武器にも余裕はあるが体力自体は損耗しキレがなくなっている
此処までの長期戦は初めてで勇儀が居なくなればすぐに崩れるだろう
美鈴、回復はおろか酷くなる一方
ザシュッ!!
眉間にグングニルが命中、ラージャンが距離を取る…すると
背後の毛が逆立ち、見間違いでなければ金色の体毛と、放電を繰り返している
弱るどころか明らかな強化だ
「・・・」
流石の勇儀も呆気にとられる、レミリアも大きく戦意が削がれる
その隙を突き跳躍、狙いは美鈴・・・
498 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 06:53:19.19 ID:BTxvVSBv0
どうにか身体が覚えていた、防御、受け身…
突風の前の木の葉のように飛ばされる身体、岩壁に勢い良く叩き付けられる
勇儀「…レミリア!どうする?・・・置いていくのも選択肢の一つだ」
レミリア「…っバカ言わないでよ!」
とはいえ速度も火力も段違い、探して逃げる余裕はまずない
更に間の悪い事に冷却魔法が切れかかり、じわじわと熱が染み入る
レミリア(だれか、助けて…)
そこに現れる一つの影、交戦中だったラージャンがそっちに向き、視線を戻そうともしない
角を前方にまとめ上げ、足を四本もち、更に翼をもつ
護る事を考えず鋸のように削る事を考えている鱗
正体は解らない、が、いち早く駆け出したのはラージャンであった
次に動いたのは勇儀
勇儀「レミリア!」
ハッと気を持ち直す
レミリア「ええ、美鈴を救助後最速離脱、後の事は兵器娘らに押し付けるわよ!!」
勇儀「おうよ!」
其処からの事は熱が頭に回った事もありよく覚えていない
兵器娘の体内の収容部屋に居たことくらいだ
アリスは美鈴の治療を手伝い、勇儀は武器の損壊からラージャンへの対策を練ってる
私、レミリアは心と体が離れたように呆然としていた
499 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 07:23:24.33 ID:BTxvVSBv0
・・・
寒村:集合住宅前
港から帰路に付く、とりあえず今はもう寝たかった
パチュリー「あら、空前の賞金を手に入れた割に元気が無いのね?」
パチュリーが拗ねながら不満を漏らす
確かに人形と言う労働力の差はあれど、冷却魔法は勝るとも劣らない代物が使える
加えて高度な医療と肉食中心の生活になった事で喘息に貧血の症状も見られない
レミリア「・・・今はそれどころじゃないわ」
パチュリー「…!」(そんな言い方って…)
にとり「あ、いたいた、パチュリー!武器に付与する魔法陣だけどさ、魔法陣を描く素材が足りなくて
シーブライトでいい?」
パチュリー「それは困る…倍額払うからデプスライトにできない?」
にとり「いやー金額の問題じゃなくて供給の問題でさ、供給元に居るチームの大半が発情期でしょ?
全然、全くもって足りてない」
パチュリー「むぅ…」
にとり「取り敢えずこの配合なら予定値の75%までは保障する、金額も負けるけどどうする?」
パチュリー(にとりが負けるって事は本気で枯渇してるのね)「…むぅ」
レミリア「…武器は、武具は手を抜かない方が良いわ」
パチュリー「…あら?」
レミリア「…今回とんでもないのとやりあってきたのよ、そこで後悔したって遅いわ」
にとり「あー、もしかして勇儀の得物をあんなのにした相手は…」
コクリ、と頷く
にとり「…よし、色々アプローチしてみよう、雌火竜の宝玉も使う事検討に入れて!」
パチェリー「こ、こら!アレを勝手に使わないでよ?!」
・・・
ちなみに、魔理沙をせっついて素材を手に入れよう!と言う事で話は終わった
・・・
500 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 08:03:52.31 ID:BTxvVSBv0
寒村:食堂
紫「あーあ、尻尾剥いでおくんだったわね…」
幽々子「まだ言ってるの貴女は…どうせ鱗だから先に行くーなんて言って…」
紫「だって!帰路に就いた後パチュリーが宝玉手に入れたって!!」
幽々子「はいはい、黄金芋焼酎奢るから…」
紫「本当?!」
幽々子「一杯だけよ?」
紫「…むぅ、結構実入りが良いクエだったでしょうに」
幽々子「同じクエスト行ってたでしょ〜?」
ギュー
紫「ふぁい、ほーでひた」
ヤマメ「何出入り口で漫才やってんだいあんたらは…」
・・・
料理を持ち席に着く2人、今回は別々だったヤマメと相席だ
紫「あら?今日はクローディアと一緒じゃないの?」
今や独りで食堂に入る幻想郷勢は希少となった、紫と幽々子のように元から仲のいい二人は然り
クエの出撃、帰還共に一緒の飯を平らげるもの、そして新たに傍らにいる存在を見つけた物だ
ヤマメ「ん?あぁ、新種の相手が出たとかなんだとかで調査に駆り出されてる」
幽々子「…乳首立ってるわよ?」
ヤマメ「!!!あっ!!あぢっ!!!げほっげほっ!!!」
幽々子「あら〜良く見たらボタンだった、ごめんね〜」
ヤマメ「…ケホッ…やめとくれよ、今の時期洒落にならないんだから」(要らない事いうからスイッチはいっちまったよ…)
紫(ん?よくよく見ればさらしで押さえてるのね…アレ?前より大きい?)
幽々子「ごめんねぇ〜お詫びに何か奢るわ」
ヤマメ「だったら…そうだね、ハリマグロの赤身包んでおくれよ」
紫「あら?トロじゃなくて良いの?」
ヤマメ「元々赤身のが好きだからねぇ、ちなみにこれからひとっ風呂浴びる予定さ
これから雪になるから丁度良いかなって」
蜘蛛による天気の諺をみてもわかるが蜘蛛と天気の関係は深い
幽々子「いいわねぇ!たまには皆で行きましょうよ!お酒もって!!」
紫「そうね、雪見酒もしゃれてるわね」
ヤマメ(う…要らない事言っちゃった…だんだん考えられなくなってる…)
501 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 16:46:09.38 ID:BTxvVSBv0
===============================
※R-18要素アリ
===============================
・・・
レミリア:寝室
薄暗い部屋の中、着替えとお風呂道具の前にたたずむ
小悪魔辺りが用意してくれたのか、暖炉に置いた少量の燃石炭のおかげで部屋も暖かい
レミリア「今は入浴なんて気分じゃないわね…」
(全治二週間…身体的障害などは残らないとは言えあの美鈴をそこまで…
主なのに出来る事も無いのが口惜しい、しかし今は寝る以外ない…か)
ボフッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
白…いや、薄いピンクの部屋に居る、そして自身は裸だった
寒くも暑くもない…背後に気配を察知し、飛び退く
それは瓜二つの自分自身だった
レミリア「…誰よ、貴女」
レミリア?「あらご挨拶、それとも貴女のおうちには鏡も無いのかしら?」
レミリア「バカにしてッ!」
バシュッ バスンッ!!
レミリア「っ!?」
ダメージは光弾を放ったレミリア自身が受けた…何故?
レミリア?「あらら?自傷なんてするものじゃないわよ?」
レミリア「くっ…」
レミリア?にジリジリと寄られる、この場所は思いの外狭くすぐに追い詰められる
レミリア?「逃げようとしなくて良いのよ?楽しみましょう?」
レミリア?は見せつけるように自慰を開始する、その刺激は本物のレミリアに伝わる
レミリア「な…何をしてるの?この痴れ者がっ…!」
目を閉じてもまぶたの裏に向こうの視界が映し出される
目をぎゅっと瞑り、裸のまま固まる自分、レミリア?は満足そうに見据えた後
偽物自身の乳首を引っ張って見せ、股間に手をやり軽く秘裂に挿入、糸が引いた手を見せる
愛液をおもむろに嗅いだ後、舐めとる、全部本物のレミリアにも通じている
502 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 17:09:11.74 ID:BTxvVSBv0
レミリア(うぅ…自分のを舐める趣味なんて無いわよ
そうだ、部屋を壊して抜け出せば…)
レミリア?「いいの?」
レミリア「えっ?」
レミリア?「瓜二つ、そしてこの通りエッチな私を解き放っても良いのかしら?」
絶妙な力加減でクリトリスを弄る
レミリア「ひゃうっ!!!」
レミリア?「どんな悪戯するか、わからないわよ?」
レミリア「・・・何が望みなのよ?」
レミリア?「さっきも言ったでしょう?楽しみたいの、ほら、無駄な抵抗はしないで…」
レミリア?の口がレミリアの乳首を覆い、舐めしゃぶり、舌で転がす
反撃を…と思い手を伸ばしレミリア?の乳房を弄るが、その感触も全部返って来る
レミリア(そんな…自分にレイプされるなんて…こんな事…)
とんでもない夢を見ている、が、醒める様子は全くない
時間は相手の味方で毒が蝕むように抵抗力を奪う
レミリア?「ふふ、凄い溢れてるわ」
レミリア「ばっ!バカ!!!」
羞恥の為思わず目を閉じる、が自分の性器をまじまじと見る事に繋がった
身体が完全にその気になってしまったレミリアは目を開け、背ける事が出来ない
503 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 17:27:46.11 ID:BTxvVSBv0
いつしかレミリア?の眼前でM字開脚する事になっていた
不快だった自身の匂いも今や官能を刺激する香水となっている
レミリア?「ん〜、これ邪魔ね」
レミリア?は小さな曲刃鋏を用意し爪を切り、ご丁寧に鑢までかけている
その焦らしている間、視線は自身の秘裂に集中していた
レミリア(目っ!!目を開けなさい、私!!でも…あぁ…開けられないし逸らせない…何でっ?!)
レミリア?「はい、これでよし、しっかり焼き付けましょうね♪」
くぱぁっ
レミリア「っ!!!!!!」
見る見る紅潮するレミリア、その姿もバッチリ捉えられていた
恥ずかしさは数倍である
レミリア?は奥が見えるように指で拡げ、その指で刺激する
更にもう片手で勃ったクリトリスを万遍なく弄る
すると加速度的に愛液が滲み、濃さ、粘度が増している
レミリア?「そろそろ頃合いかしら?」
といってお豆に顔を寄せ、強すぎず弱すぎずな力で吸い上げる
自らの弱点を知り尽くした責めに耐えきれず、レミリアは絶頂に達した…
504 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 17:48:33.63 ID:BTxvVSBv0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:温泉
ヤマメ「雪明りでほんのり明るくて、良い感じだねぇ」
紫「お酒で火照った顔に心地いいわぁ…」
幽々子「幌は付いたと言え、流し湯はしないとだけど…」
妖夢「ご安心を幽々子様、今回供給された燃石炭により暖かくなっているそうです」
御付として妖夢が増えた、酒と肴を抱え、降りて行く
着衣を外す、髪の毛を下す、ヤマメは端っこに隠れて脱ぐ
ヤマメ(さらしもいい加減キツイねぇ…お足は出るが服や防具、仕立て直してもらうかい…
でもって…あーあ、太腿までぐっしょり…手拭いで拭いておくか…)
ここに来て最低でも二回りは乳房が膨らみ、お尻、太腿の肉付きも良くなっている
それでいて活動的に動くようになったためかウェストは引き締まって・・・
コソコソしているのでつい視線を映した妖夢…
妖夢(や、ヤマメさんあんなに官能的でしたっけ…?同性なのに意識しないと視線が…)
幽々子「妖夢?いつまで脱いでるの?いくわよ〜」
妖夢「はっ!はい!ただいま!!」
505 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/21(水) 18:18:15.24 ID:BTxvVSBv0
紫(ここまでとは…)
幽々子(あらあら〜?)
妖夢(ゴクリ・・・)
ヤマメ(乳房に視線が集まってる…///)
歩けば弾み、座ればたゆみ、かけ湯をすれば弾き出す
環境変化による一時的な物かはわからないが幻想郷勢屈指のナイスバディが一人増えたことは確かだ
・・・
適度に洗った後、浴槽に入る、月明かりに雪が照らされ、風情がある
が、意識は別のところに向かっていた
湯船に浮かぶ二隻の大艦巨乳、ヤマメである
幽々子「…その胸、ホンモノよね?」
ヤマメ「あ、あたりまえさね!」
幽々子「確かめて良い?」
ヤマメ「…勝手にしなよっ」
むにゅっむにゅっ、こりこり…
鷲掴み、指で乳首を弾く
ヤマメ「も、もういいだろ…自分か紫の胸でも揉んでなよっ」
しかし欲情し、俯いた可愛いロリ巨乳を放置しておくほど
紫と幽々子の性格は良くは無い、でもって好奇心も味方しているから性質が悪い
一方妖夢はこの顛末を真っ赤になりながらガン見していた
506 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 02:27:54.02 ID:zOII1hq70
紫と幽々子を両脇に抱える形となった
紫「いいわねぇ、ハリもいいし揉み心地最高よ」
幽々子「乳首の感じも良いわよ、ほら…」
ヤマメ「ふ…二人とも…あうっ…酔いが回り過ぎじゃ…ひゃうっ!…ないかい?」
二人の玩具にされている、発情期にスイッチが入ったヤマメでは押し退ける事が出来ない
紫「そうねぇ…じゃあ酒豪で名高い土蜘蛛の体液を得れば…」
幽々子「強くなるかもしれないわ♪」
ヤマメ「な…なにいって…ひゃうっ!!!」
二人掛かりでの乳首吸引、妖夢と言う観客を目の前にして興奮度が上がってゆく
ヤマメ(このままじゃ本当にヤバい…)
ザバッ
ヤマメ「こ、これ以上は流石に怒るよ!!今日は先に上がらせて貰うから!!」
最後の力を振り絞り、立ち上がる
そして服も持たずバスタオルを巻いて自室に一目散
どうせさらしを巻かないと服に胸が入らないしそんな暇は無い
紫「…あーあ、イジメ過ぎちゃったかな?」
幽々子「今思えばやり過ぎたわねぇ、あとでちゃんと謝らないと…
妖夢?貴女も少しは止めるそぶりを見せなさい?」
妖夢「ふぇっ?!えぇっ!!!」
紫「そうね…ショーの特等席に居て入場料がまだだったわよね〜?」
妖夢「・・・お、お手柔らかに」
矛先が変わり、3人の入浴はまだ続く…
507 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 04:04:52.09 ID:zOII1hq70
・・・
たかだか1kmそこら、しかも飛んでいたのに長く長く感じる
脚から滴り落ちるのは風呂の水か愛液かすらもわからない
あのまま身を委ねても良かったが最後の砦である貞操観念がそれを抑えた
ヤマメ:自室
バタンッ!!
エッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエ
ッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッ
チしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチ
したいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチし
たいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチした
いエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたい・・・・
戸を閉じたと同時に最後の利性が切れる
自分で乳首を吸いながらオマンコを掻き回しクリを弄る
今にも倒れそうな足取りでベッドに向かい、ぶっ倒れた
ヤマメ「はぁっはぁっ…こんな時に何で居ないんだいっ…ふあっ!はっ!!あぁっ!!!」
あの時キスメに向かっても良かったかもしれない…が、上手く事が運んでも
彼女では正直経験不足過ぎてこの昂りは抑えられない
現に妖怪としての単純な力は相当高いので振り回される力も大きいのだ
ボッ ボタタッ ビチャッ・・・
大量に滴り落ちる愛液、寝具の傍らにある水筒で水分を補給する
脱水症状を起こすまで愛液を出してなお止まらないので傍らに置いてある
ヤマメ「はぁっ!はぁっ!!あぁあああぁぁあっ!!!」
イったそばから休む間もなく自慰を繰り返す
堰を切った性欲を止める術はもうない
この行為は気絶するまで及んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クローディア「…帰りたいなぁ」
???「何か言った?」
クローディア「ん?ううん」
???「頼むよ〜不測の事態が起きたら長距離戦闘機の貴女が頼りなんだから
せめて調査が済むまでは…」
クローディア(ヤマメ…心配だなぁ…)
508 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 06:35:33.31 ID:zOII1hq70
・・・
レミリアの夢の中
レミリア「…ん」
レミリア?「あら?気が付いた?」
ビクッビククッ!!プシュッ!!
レミリア(えっ?!あっ?!えぇっ??!)「んくぅうううっ!!!」
マンぐりがえしの体勢で責められていた
貪るように秘裂への口撃が行われ、快楽の奔流が一気に流れ込む
レミリア?「この空間で気絶なんて予想外だけど…その間じっくり弄らせてもらったわ」
レミリア「あ…あぅ…」(さっきより敏感になってる…うそ、そんな…)
舌でクリトリスを弄ぶ、濃い愛液の味と共に絶頂が襲う
レミリア?「これ以上は壊れちゃうかしら?…うん、まだまだ時間はたっぷりあるわ
ゆっくりとセックスの快楽を教えてあげる」
その後ゆっくり、確実にレミリアはレミリア?により開発されていった・・・
509 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 06:54:34.14 ID:zOII1hq70
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:朝:ヤマメの部屋
コンコン
キスメ「はいっちゃうよー?おじゃましまー・・・ケホッコホッ!!」
超高濃度のヤマメの匂いにあてられ思わず咳き込む
寝室の上には親友のあられもない姿が映し出される
キスメ「…うん、ヤマメの為、起きないように、起きない内に寝具の整理を…」
グチャッ
シーツに手をやると触れただけで液が溢れて来る
キスメ(ちょっこれ…失禁じゃなくて全部愛液?!信じられない量…う、うわぁ…)
・・・じゅっ…ゴクン
キスメ(…ヤマメの味・・・じゃない、交換しないと…)
ヤマメ「ん…うぅ…」
キスメ(?!)
呻いただけだった
キスメ(は、早く出ないと…ん…?)
どどん!!!
キスメ(ちょっと見ない内に…すごい…私も少し大きくなったんだけど霞んじゃう…)
こっちへきての食生活改善組は軒並み肉付きが良くなっている
キスメ(一度だけ…えいっ)
もにゅっ
すごい…クセになりそう…
キスメ(だ、ダメダメ!お仕事に戻るんだから!!…そうだ、一つ水筒を拝借して…)
ギュー・・・ゴポポポ・・・
シーツからヤマメの愛液が絞り出され、水筒を満たす
キスメ(た、大切に使うからね?!)
バタム
タッチの差でヤマメが起きる、が、未だ性欲が根強く残り、寝具の交換に感謝と申し訳なさを抱きつつ
自慰を再開する
510 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 07:13:54.97 ID:zOII1hq70
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:朝:レミリアの部屋
バタム
お空「はいりましたよー…ひぅぅ?!!」
漂っていたのは発情空気そのものだ
お空「お、おっかしいな?こういう空気に当てられちゃ駄目って聞いたしレミリアなら大丈夫って聞いたのに…」
お空も発情組である
お空「・・・いっか!お仕事しないと…」
ベッドの上には定期的に潮を吹くレミリアの姿が
お空「ほらー起きて!寝具かえるよ!」
ペシペシ
レミリア「…んあぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
お空「身体拭く?拭いてあげようか?」
レミリア「…拭いてくれない?」
自分で拭こうにも体力の消耗と寝不足で身体が動かない
お空「はーい」
ごし…ごし…
レミリア「あっ!!あぁああぁっ!!!」ビクンビクンッ!!!
お空「?!」
ごく普通に拭いただけである、むしろ生傷を付けてくる機会が増えているので
蒸しタオルを優しく動かしただけだ、が、エビぞりになり絶頂する
お空「…えっと、お股も拭くけど…」
レミリア「ふぇっ?!」(いい!!いい!!!私が拭くから!!!今は止めてぇ!!!!)
ごしっ
レミリア「んくはぁあああああぁぁああぁぁあああぁっ!!!」ビクッ!ビクッ!!
だらしなく失禁してしまうがお空の処理は手馴れていてシーツをほんの少し汚しただけで終わった
レミリアは羞恥と自尊心が傷ついた事で思わず涙を流す
平謝りをしながらお空は寝具を交換し部屋を後にする
レミリア(は、はずかしい!!はずかしい…のに、なんで…私興奮して…)
・・・
511 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 07:34:47.24 ID:zOII1hq70
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:昼:食堂
レミリア(と、とりあえず、何か食べないと…)
昨日の不思議な出来事により覇気も生気も失われていた
するとどうだろう、同じ状態のヤマメがモソモソと食事をしてるではないか
レミリア「空いてるかしら…?」
ヤマメ「…どうぞ」
今の時間空席は沢山ある、が、どうしても会話したくなった
レミリア「…貴女も昨晩のアレにやられた口?」
ヤマメ(ん?気付かなかったけど入れ違いになってあの二人の餌食に?)「だねぇ」
レミリア(私だけじゃないのね、ちょっと安心…)「勘弁してほしいわよね」
ヤマメ「いやいや、ホントだねぇ〜制止してもちっとも言う事聞いてくれなくて」
レミリア「そうね、追い詰められて、責められて…」
ヤマメ「二人がかりで乳首吸われた時は意識飛びかけたよ…」
レミリア「ブフッ!!!…えぇっ!!!」(ふ、二人も相手にしてたの?!)
ヤマメ「?ああ、でさ、じーっとその様子を真正面から見られててさ」
レミリア「?!」(3人?!)
ヤマメ「いやーたまったものじゃなかったね」
レミリア「そ、そう、私は指でアソコを弄られて…」
ヤマメ「ブフッ?!ほ、本当かい?」(確かにお尻のが魅力あるけど…そこまでしたのか…いや、しかねないねぇ)
レミリア「やったこと全て跳ね返されるし…」
ヤマメ「あ〜…」(スキマ?)
レミリア「どうしようもないから言いなりになって…クンニとか…されたわ」
ヤマメ「そいつはひどいね」(レイプ…?いやでも流石に逃げようと思えば逃げれるはず…和姦なのかな?)
512 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 07:48:40.71 ID:zOII1hq70
レミリア「クリにも吸い付かれて…腹立つことに上手なのよ」
ヤマメ「相当されたんだねぇ…」
レミリア「そもそもいきなり裸で出会うっておかしくない?」
ヤマメ「い、いや、普通だよ?」(浴場は裸になるだろう?!)
レミリア「えっ?」(あれ?あの場はそういう決まりでもあるのかしら?)
ヤマメ「えっ?」(そういえば一緒に入った事無いけどいつも水着着てるのかい?)
レミリア「…そうそう、逃げようとしても脅迫されて…」
ヤマメ「押し切られたのかい?ダメだよ強く言わなきゃ」
レミリア「強く言えば解放してくれるのかしら?」
ヤマメ「そりゃあいくらなんでも問題になるよ」
レミリア「そ…そうだったの」
ヤマメ「決まりで兵器娘もすっ飛んでくるよ」
レミリア「えっ」(あそこ兵器娘が関与してるの?)
ヤマメ「えっ」(約定でそういうのご法度ってあるけどねぇ?)
レミリア(知らなかった…)
ヤマメ(忘れてたのかねぇ…)
513 :
◆vDejidqJ6g
[saga]:2016/12/22(木) 08:08:54.13 ID:zOII1hq70
レミリア「で、気絶するほど犯されたんだけど、その後もまたされちゃって…」
ヤマメ「そりゃもうそこまでくれば(あの二人は)発情期だね」
レミリア「はつ…この段階で?(吸血鬼の私が?!)」
ヤマメ「時期に個体差があるんだろうねぇ」
レミリア(そ、そっか…発情期ってあんな感じになるのね…乱れるはずだわ)
ヤマメ(いや…もしや発情期は病原性…?いやいや、私の能力下でそれは有り得ないね)
レミリア「まぁそのせいでまんぐりがえしされていいように弄られて…どんどん敏感に…」
ヤマメ「うーん、それはそれは…誰にやられたんだい?」
レミリア「えっ」
ヤマメ(ここで名前は言いにくいか…)「いや身長で言えば…」
レミリア「そうね…私とだいたい一緒かしら」
ヤマメ(よ、妖夢かぃ?!!)「そ、それは予想外だねぇ…」
レミリア「えぇ…」(あの分身もバリエーションがあるのかしら?)
と、噂をすれば影、妖夢がそこにやって来た、たまたま休日だったのだ
ヤマメ「…あまりヤりすぎると、捕まるよ?」ボソッ
妖夢「なっ何がですかぁ?むしろやられてたのは私ですよぉ!!」
レミリア「えっ」
ヤマメ「えっ」
妖夢「えっ」
・・・
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