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南条光「光あるところ、闇があるっ!」
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220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/12(土) 22:51:32.08 ID:71F3Jwloo
ageスマン
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/20(日) 03:14:33.39 ID:gzDo5pjKo
ヒーローシールチョコがまさか予言になってるとは
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/04/19(火) 23:18:10.78 ID:cMDSMQs3o
a
223 :
>>1
[sage saga]:2016/04/20(水) 21:45:58.33 ID:RRL5JwmOO
飛鳥「……フッ……ボクらは今日、言語という境界線を越えた先の心の旋律を共有した……所謂『フツウ』とは少し違う、特別な経験だったけど……悪くはなかったんじゃないかと思うよ?」
麗奈「まぁね……中々有意義な時間の使い方だったわ。ちょっと大人っぽかった気がする」
蘭子「ええ……今宵の集い……こうして新たな見識が増えることによってまた一つ我も自らの世界を上の領域へと昇らせることができた気がするわ……!」
光「うん、そうだな……なんかこう、さっきのとか大人って感じがしたな……」
紗南「洋ゲーやってると少し大人っぽくなった感じがするけど、洋楽もなんかそんな感じがするね」
光「まぁ、何歌ってたのか正直アタシさっぱりだったけど……」
全員「……」
光「あ……でも大人な感じはしたけど悪とはあまり関係なかったかも」
飛鳥「……そこは、あれだよ。ボクらの第一目標は夜更かしという悪いことをするためのモノで……」
蘭子「う、うむ。その通り。我らはこの闇の帳の下りた世界が終焉を迎える時まで如何に時を終えるかが……その……えっと……」
光「なるほど……それもそうか……」
麗奈「良いのよ別に細かいことは。それにアレよ、大人になると自然と人って悪い部分が膨らむもんなのよ。早苗がそんな感じのこと言ってたわ」
光「えっ!?そうなのか!?」
麗奈「声がでかいわよ!隣に聞こえたらどうすんの!?(小声)」
シーン……
全員「……」ホッ
紗南「元警官が言うとなんかこう、重みがあるね」
飛鳥「ヒトが普段モラルと理性という仮面(ペルソナ)の下に隠している部分を見続けている訳だからね……」
光「……」
光「……そうか……確かに特撮もそんなこと言ってる作品もあったな……大人になるってことは悪に近づく事にも繋がりかねないのかもしれない……アタシも気を付けないと……」
麗奈「今悪に近づこうとしてんだけどね」
光「(゜ロ゜)」ハッ
224 :
>>1
[sage saga]:2016/04/20(水) 22:02:26.32 ID:RRL5JwmOO
紗南「……」
紗南「……あのさ、麗奈ちゃんも光ちゃんも両方いるしこの際だから聞いとこうかなって思ったんだけど」
光「……?」
麗奈「……?」
紗南「二人のいう「悪」って具体的になんなの……?」
光「?」
麗奈「?」
紗南「……いや、今更かなぁと思ったけど、ふと気になっちゃって……」
紗南「光ちゃんがヒーロー好きになった理由は一応聞いたけど悪いことを嫌がる以上ヒーローとの約束以外にも嫌って思う理由があったりするのかなって」
紗南「いや、普通はそりゃ悪いことはダメとかって教わるし育つんだけどね?わかってるけどさ」
飛鳥「……言われてみると片方は悪を拒絶し片方は悪そのものになりたがる……不思議な組み合わせだね」
光「そ……そうか?」
麗奈「そ……そうなのかしら……?」
蘭子「……ふむ……そうね。我が友達の考える悪とは何か、折角の今宵の機会、改めて話し合うのは良いかもしれないわ……!」
光「……」
麗奈「……」
光「悪、か……改めて言われると……うーん……やっぱり……うん」
飛鳥「……」
飛鳥「……ちなみに……ボクの考える悪とは……」
紗南「長い?」
飛鳥「え?」
紗南「長くなりそう?」
飛鳥「……」
紗南「1レスでまとまる?」
飛鳥「れ……れす……?」
???「読んだれすか〜?」
飛鳥「……」
飛鳥「……後で良いです」
紗南「うん、ごめんね」
光「……さっき誰かいなかった?」
225 :
>>1
[sage saga]:2016/04/20(水) 22:32:11.34 ID:RRL5JwmOO
光「……悪とはなにか、か……難しいな。やっぱりこの時代、価値観がより複雑かつ多様化した現代において、何が正義で何が悪かを見極めそれを語るのは、簡単ではないと思うんだ」
紗南「!?」
蘭子「光ちゃんが難しい感じの話を……!?」
飛鳥「まさか、キミも普段は仮面(ペルソナ)を被って……!?」
麗奈「……。どうせそれ特撮番組の受け売りかなんかでしょ、多分」
光「……うん」
紗南「あ、なんだ……」ホッ
蘭子「びっくりした……」ホッ
飛鳥「ああ、驚いたよ……」ホッ
光「……皆アタシのことなんだと思ってるんだろう」
麗奈「……アンタ嘗められてんのよ。馬鹿だと思われてんの。年下とかにタメ口聞かれるタイプね」←年下
光「」ガーンッ
蘭子「わ、私そんなつもりじゃ…」アワアワ
光「くっ…!だが、麗奈の言ってることは悔しいが正直否定できない……!」
蘭子「……できないの?」
飛鳥「……まぁ、目の前に実例がいるからね」
※小関麗奈(13)、南条光(14)
紗南「……光ちゃんはほら、親しみやすいんだよ……多分……」
光「尻すぼみなのか……でもフォローありがとう紗南」ズーン…
光「……やっぱり背が低いから威厳が足りないのか……?」ウーン…
飛鳥「落ち込んでしまった……」
蘭子「ど、どうしよう……?」
麗奈「めんどくさいわね。でかくて威厳だらけの奴が正義振りかざしてたら恐いんだからアンタは今のままで良いのよ」
光「!!」
光「そうかな……?……そうかも……うん!そうだな!アタシはアタシだ!その通りだ!気にすることなんてなかった!」
麗奈「そうよくだらない」
光「ああ!ありがとう麗奈!」
飛鳥「立ち直ったね」
蘭子「良かった……光ちゃん……っ」
紗南「何今の落として上げる流れ……新しいツンデレなの……?」
226 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 01:34:57.50 ID:xgICvl7mO
紗南「で、麗奈の考える悪ってなんなの?」
麗奈「悪の女王のアタシにそれを聞くの!?良いわ!答えてあげる!」
紗南「ノリノリだね。そしてお隣にも気を付けてるんだね」
麗奈「怒られるの恐いし……違う!そうじゃない!
いい!?『悪』ってのはね、昔から自分のために手段を選ばず他人を蹴落としたり踏み台にしたり支配しようとする奴って決まってんの!それがワルなのよ!アタシはそれを究めるの!!」
蘭子「麗奈ちゃん……そんなのになりたいの?」
麗奈「ちょっ……素で返すんじゃないわよ!?堕天使目指してる奴に言われたくないわ!!」
麗奈「世の中他人の為だのなんだのと良い子ちゃん気取った連中もいるけどね!アタシから言わせたら馬鹿よそんな連中!」
紗南「目の前にそんな子いるけど……」
光「ああ!やっぱり人の役に立ちたいもんな!」
飛鳥「そしてそんな麗奈も今光の為にと特訓に付き合ったりしてくれてるよね」
光「麗奈すき!」ガバッ
麗奈「んぎゃぁっ!?違う!放せ!今は違う!流れ読め!」グイッ
光「ごめん」
麗奈「あのね、良い!?いくら綺麗事言ったってね!?他人の為にどれだけ頑張っても報われるとは限らないし得なんかしないのよ世の中!!ってか無駄なの!ダサいのよそういう、その、自己満足とか!!
だったら、悪いことしようがなんだろうが自分のために生きるのが一番に決まってるわ!」
麗奈「大体『正義が勝つ』って何よ!?馬鹿じゃないの!?勝った方が正義なのよ!悪い奴が勝てば悪い方が正義になるしフツーに考えてルール守ってる奴がルール破ってる奴に勝てるわけないわ!
なら手段を選ばず自分のことしかしない悪の方が良いじゃない!絶対良いわ!」
麗奈「“ワルの方がカッコいい!”とか“悪役の方が好き!”なんて単純な話よ!周りなんか気にせずどうなろうが自分のために自分のやりたいことやってる奴って羨ましいじゃない!あと周りがそんな悪に右往左往してる様も滑稽だしね!!つまらなくないの!!」
麗奈「それが『悪』よ!そしてアタシはそんなワルどもの頂点に立って世界を征服する悪の女王レイナサマになるのよ!!なりたいのよ!どう!?わかった!?」
全員「……」
227 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 01:39:26.97 ID:xgICvl7mO
麗奈「ゼェ…ゼェ…なんかすごく酸素を使ったわ……仕事でもこんなに沢山一度に喋ったことないかも……」
全員「……」シーン…
麗奈「……?」
全員「……」シーン…
麗奈「な……何よ?なんか言いなさいよ……」
全員「……」シーン…
麗奈「……ふ……フン!ひょっとして今更このレイナサマのワルっぷり恐れをなしたわけ?ずっと言ってんでしょ!アタシは生まれつき生粋の悪なのよ!ワルの中のワル、それがアタシで……」
紗南「……」
蘭子「……」
飛鳥「……」
光「……」
麗奈「……な……何よ……なんか言いなさいよ……」
全員「……」
麗奈「……」
麗奈「ひょ……ひょっとしてアタシのこと嫌いに──?」ボソッ
紗南「いや、ビックリしたね」
麗奈「!?」ビクッ
228 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 01:44:35.34 ID:xgICvl7mO
紗南「意外と考えてるんだね麗奈ちゃん」
麗奈「!? は……はぁっ!?どういう意味よ!?」
蘭子「うむ……まさか悪の女王がそのような思想の下で悪を為そうとしていたとは私も驚いたわ……!」
麗奈「どんな考えだと思ってたのよ!?」
飛鳥「いや、ボクも驚いたよ……てっきりキミは理由もなく悪いことに憧れてるだけだと思っていたからね……」
麗奈「大概失礼ねアンタも」
光「……」
麗奈「……な……何よ?」
光「……いや、麗奈の言ってた悪、そして今度の役について、ちょっと考えてさ」
麗奈「……?」
229 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 01:49:58.95 ID:xgICvl7mO
光「こうやって改めて振り返ると……悪っていうのはただ単純に悪いことをすることじゃないってアタシ思うんだ」
飛鳥「ほぅ……今度は光の悪についての論か……興味深いね。で、キミの考える悪とはなんなんだい?」
光「……そうだな……やっぱり麗奈が言ったのもその通りだとは思う。でも、アタシが考える悪っていうとやっぱり、自分のためだけとかではないと思うんだ。『悪』ってのはやっぱり、『誰かを踏みにじること』だと思う」
蘭子「……踏みにじる?」
光「うん」
光「正義って難しくてさ。正しいって思ってした事でも誰かを傷つけたりするかもしれないんだ」
紗南「まぁそうだね。ゲームとかでもよくそういうのは描かれるよ」
蘭子「うむ。書物にもそのような事が描かれていることはある」
飛鳥「古来から哲学者や倫理学を修める者達もきっと幾度も議論してきた事なんだろうね……」
麗奈(えっ……?コイツらひょっとしてアタシが思うより頭良い……?)
230 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 01:56:32.22 ID:xgICvl7mO
光「自分も悪になるかもしれないんだよ。正義って。昔から特撮とかでも言われてるけど、気を付けないといけないんだ」
飛鳥「善悪はコインの表と裏、簡単にひっくり返る事もある、と?」
光「うん。だから正義の味方は常に気を付けなきゃいけないって」
光「アタシにとっての悪は、どんな理由があっても誰かを踏みにじるのが『悪』、かな」
光「踏みにじられた人はずっと傷つくし哀しい思いをする。悪はやっぱりダメなんだ」
光「アタシの役も……すごく嫌な奴だ。自分のために色んなモノを盗んで、沢山の人を不幸にする。主人公もそのせいで大切な思い出を踏みにじられてるんだ」
紗南「悪い奴だね……」
麗奈「中々のワルだわ」
蘭子「良くないと思う……」
飛鳥「まさに悪だね」
光「うん」
光「そして……そういう悪を止めるのが、『正義』だと思うんだ」
蘭子「正義……?」
光「うん。やっつけるんじゃなく、止める。それが、アタシが思う正義。悪の話じゃなくなっちゃうけどね」
231 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 02:02:53.57 ID:xgICvl7mO
飛鳥「……だがその正義はキミがさっき言ったように、悪に容易に変わりえるものではないのかい?」
光「……」
飛鳥「誰かを踏みにじるのが悪だとして……それを止めること事態がそれを行う人間にとっては『自分の意思を踏みにじられる』行為に繋がる事態もある訳だ」
光「……うん。だから難しいんだ。それでも、止めないと沢山の人が大切なものを踏みにじられて哀しむから、迷ったり考えながらでも、誰かが止めなきゃいけないんだよ」
光「やっつけるんじゃなくて、止める。それがやっぱりアタシが思う正義なんだ」
光「……誰かが悪い気持ちや弱い気持ちに負けそうになった時……それを止めたり出来る、勇気をあげられるアイドルになりたい……」
光「それが、アタシが目指してるヒーローでアイドルなんだ……!」
蘭子「……!光ちゃん……っ!」
飛鳥「……光……!」
紗南「光ちゃん……光ちゃんも色々考えてるんだね……!」
麗奈「……ふん、まぁアンタがどうでもアタシは変わらないけどね!」
光「……ああ、アタシにも一緒だ!そこはずっと変わらない!」
紗南「……」
232 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 02:09:35.33 ID:xgICvl7mO
紗南「……まぁ光ちゃんがどうでも次にやる役はその正反対な存在な訳で」
光「うわぁぁぁぁぁぁっ!!そうだったぁぁぁぁぁっ!?」ウワァァァァッ
麗奈「忙しい奴ね」
飛鳥「折角さっきまでカッコよく決めてたのに」
蘭子「哀れなり我が友よ……」
光「うぅ……やっぱりどうすれば……このままアタシは悪になって良いのか……!?誰かを踏みにじる悪になんて……」
ガチャツ
光「?」
紗南「? 何今の音」
蘭子「えっ……」
飛鳥「……扉の音?」
麗奈「あっ……そういえば鍵開けっ放しに……」
玄関の暗闇に白い首だけが浮かんでる
全員「!?!?!?」
233 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 02:15:02.85 ID:xgICvl7mO
お肌のために早く眠りたい
暗闇に白い美肌パックを付けた顔だけがぼうっと浮かんでる・川嶋瑞樹(28)「……」
全員「――……っ!!?」
光「……っ!」←声もでない
紗南「──……っ!!」←声もでない
麗奈「──っ!?」←声もでない
飛鳥「──……っ」←息が出来ない
蘭子「」←意識がない
川嶋瑞樹(28)「……」
「ええんやで」
全員「!?」ビクッ
「若いんやし」
「今そういうん」
「楽しんで」
「ええんやで?」
全員「……!?」
234 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 02:18:38.19 ID:xgICvl7mO
「……」
「せやけどな」
全員「」ビクッ
「これ以上」
「ウチの儀式を邪魔する言うんやったらな」
「おどれら」
「ワシの肌を踏みにじるいう」
「悪やぞ」
全員「……」
235 :
>>1
[sage saga]:2016/04/21(木) 02:19:43.45 ID:xgICvl7mO
全員「……」
全員「すいませんでした」
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/12(木) 06:01:01.35 ID:oGr4zjem0
やった続き来てた
237 :
>>1
[sage saga]:2016/05/19(木) 10:20:37.05 ID:3I5C7rKtO
光「あー……怖かった。いや、怖くないけどヒーローだし」
麗奈「……結構余裕ねアンタ」
紗南「いやー怖かったね。真っ黒の空間に白い顔だけ浮かんで……下手な和製ホラーゲームより怖かったや」
飛鳥「少し調子に乗りすぎたね……川島さんは早苗さんの部屋で今日は寝るそうだよ」
光「川島さん怒らせちゃったなぁ……酷いことをしてしまった……」
蘭子「……」プルプル
光「……蘭子がまだ回復してないな」
紗南「仕方ないよ、怖かったもんね」
飛鳥「あれは最早理性で制御できるものではない、本能的な恐怖さ」
麗奈「流石のアタシもヤバイ!って思ったもの。蘭子なら仕方ないわよ」
光「そうだな。ところで皆……」
蘭子「……」ギュー…
飛鳥「……」ギュー…
紗南「……」ギュー…
麗奈「……」ギュー…
光「……」
光「……いつまでアタシに抱きついてるんだ……?」
238 :
>>1
[sage saga]:2016/05/19(木) 10:33:17.42 ID:3I5C7rKtO
麗奈「……これはアレよ。まだビビってるとか、そういうんじゃないわよ。アンタが寒いと思ってこうしてるのよ」ギュー…
光「今もう夏だぞ……」
飛鳥「何を隠そう震えが止まらなくてね。何かにしがみついてないと安心できないんだよ」ギュー…
光「どうしたんだ飛鳥……キャラがおかしいぞ」
紗南「いやホントさっきしがみついた時からこう、指が離れなくなっちゃってさ……アハハ……あ、ヤバイまだ震えてる」ギュー…
光「まぁアタシは別に良いけど……」
蘭子「……ぁ」ボソッ
光「?」
蘭子「っjぢsgwyしjふyhしこすdkwそhうぃどどどあp2929919うfyぃ」
光「怖い怖い怖い怖い!?大丈夫か蘭子!?どうやって発音してるんだそれ!?」
蘭子「……マ"マ"ぁぁぁぁぁぁぁぁっ」ウワァァァァァンッ
ギュー… ギリギリ
光「ぐえっ……む、胸で顔が塞がって……く、苦しい……!」
麗奈「相当怖かったのね……気の毒に」ギュー…
飛鳥「怖かったろうね……もう大丈夫だよ蘭子」ギュー…
紗南「スゴいね光ちゃん。モテモテじゃん。絵面だけならハーレムだよ」ギュー…
光「あ……アタシはママじゃないぞ……」ギリギリ…
蘭子「うわぁぁぁぁんっパパァァァァァッ!!」ギューッ
光「ぐええええっ!?ぱ……パパではもっと無いぞ!?」
239 :
>>1
[sage saga]:2016/05/19(木) 10:39:40.14 ID:3I5C7rKtO
光「死ぬかと思った」
麗奈「大袈裟ね」
蘭子「……ヒック…うぅ……」クスン…グスン…
紗南「落ち着いた?」
蘭子「うん……ごめんなさい……」
光「そうか、良かったな!うん!」
光「……麗奈は胸ないな」
麗奈「なんで今それ言うのよ!?アタシはアンタらより年下よ!これからなのよ!!つーか比較対象(蘭子)おかしいでしょ!」
紗南「まぁまぁ。ほら、アタシ達はまだレベル上げの途中だからさ……」
飛鳥「この話はやめないかい」
光「でも胸なんかあってもアクションとかの邪魔になりそうだよな」
麗奈「なんかって何よ。あるに越したことないでしょアイドルなんだし」
「くっ」
飛鳥「この話はやめよう」
紗南「今誰かいなかった?」
光「……どうしたら蘭子みたいに大きくなれるんだろう」
蘭子「……?」キョトン
飛鳥「胸の話はもうやめよう」
光「身長の話だぞ」
飛鳥「あぁ、身長の話か」
240 :
>>1
[sage saga]:2016/05/19(木) 10:47:06.23 ID:3I5C7rKtO
麗奈「……身長……身長ね……確かに気になるわ」
紗南「……どうやったら伸びるんだろうね」
飛鳥「そうだね……ここにいるメンバーは比較的小柄な子が多い」
紗南「まぁ、うん。そうだね。アタシも背大きくないし」
光「食べ物が原因なのか……?蘭子の好きな食べ物ってなんだ?」
蘭子「ハンバーグ」
光「ハンバーグか!美味しいよな!」
蘭子「うん!」ニッコリ
麗奈「中学生の会話なのかしらこれ」
飛鳥「なるほど、ハンバーグを食べるのか……」ジーッ
蘭子「……?」
光「よし、ハンバーグか!覚えておこう!」
紗南「あとはほら、筋肉付けすぎると伸びないって聞くね」
光「えぇっ!?」ガーンッ
麗奈「筋トレし過ぎなんじゃないのアンタ」
光「で……でもヒーローだし……特訓しなきゃだし……」
麗奈「さっき抱きついてる時も思ったけどアンタ意外と身体しっかりしてるのね」
光「鍛えてるからな!」ビシィッ
飛鳥「そうだね……あとは夜ちゃんと睡眠を取るべき、とかもよく聞くね」
光「なるほど……睡眠か……」
※深夜
光「……」
飛鳥「……」
紗南「……」
蘭子「……」
麗奈「……」
241 :
>>1
[sage saga]:2016/05/19(木) 10:59:01.51 ID:3I5C7rKtO
光「おやすみ皆」モゾモゾ
麗奈「布団に潜るな!やると思った!!」ガシィッ
紗南「ダメだよ光ちゃん!光ちゃんの特訓の為の夜更かし(悪いこと)なんだよ!!」ガシィッ
光「話してくれ皆!身長180cmが……身長180cmが遠くへいってしまう!!」
紗南「思ったより理想高っ!?えっ40cm!?40cmも身長伸ばすつもりだったの!?14歳からどんだけのチャレンジなの!?」
蘭子「せ……折角ここまで頑張ったんだから最後までやろうよ!!」
光「うっ……っ!で……でも身長……身長175cmはやっぱり欲しいし……」
紗南「5cm妥協した……」
麗奈「遠くにいくも何も元々近くにないわよそんなもの!!えぇーい!布団から出なさいよ!!」
光「嫌だ!!このまま寝るんだ!そしてぐっすり眠ってニチアサの時間になっても寝てたら起こしてくれ!!」
麗奈「あれ!?意外と厚かましい!?何なのコイツ!ってかお母さんかアタシは!!起ーきーなーさーいー!!」ギリギリ
飛鳥「順調に悪の芽が育ってきてるね」
麗奈「言ってる場合か!このタイミングで育つな!えぇぇぇぇい起きなさいよ!起きろ!布団から出なさいワガママ娘が!!困らすんじゃないのぉぉぉ!!」ギリギリ
蘭子(お母さん?)
光「やだぁぁぁぁ……身長165……身長170cmがぁぁぁ……」
紗南「10cm妥協しようとして5cmに留めた……」
飛鳥「譲れないラインなのかな……」
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/20(金) 00:45:36.95 ID:UJgy1YLw0
140x1.1=154
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/05/20(金) 01:43:44.47 ID:iarKKm1YO
絶対に妥協しないヒーローはシークレットブーツ履いてるぞ
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/20(金) 07:47:17.27 ID:JDeq7do7O
光にウォッチメン読ませたら泣きそう。蘭子は死にそう
245 :
>>1
[sage saga]:2016/06/13(月) 00:20:50.42 ID:NyXUSWfiO
麗奈「こいつ意地でも布団から出ない気ね……どんだけ身長への執着スゴいのよ……」
光「だってもう14歳なんだ!アタシには後がないんだ!」モゴモゴ
紗南「光ちゃん、正直それをやるのって4年くらい遅かったと思うんだ」
光「手遅れだって勝手に決めつけて、それをやらなかったらアタシはこの先ずっと後悔するかもしれない、そんなの絶対嫌だ!」モゴモゴ
紗南「うわヒーローっぽい!でもシチュエーションが極めて無駄だ!」
光「……アタシ背の順で一番前にしかなったことない」モゴモゴ
蘭子「で……でも!小さい方が可愛らしいとか、そういうのあると思う!小梅ちゃんとかちっちゃくて可愛いし……」
光「……」
光「……小梅ちゃんアタシより2cmも大きい……」モゴモゴ
全員「……」
光「……」モゴモゴ
光「……いつか千佳ちゃんにも抜かされちゃうのかな……」モゴモゴ
飛鳥「ミノムシから声が聞こえる……」
紗南「意外と根深いコンプレックスなんだね……」
麗奈「身長ぐらいで小さいやつね」
光「」グサッ
蘭子「光ちゃん!?」
麗奈「あっしまった」
紗南「トドメ刺した」
246 :
>>1
[sage saga]:2016/06/13(月) 00:33:04.45 ID:NyXUSWfiO
光「……」モゾモゾ
麗奈「拗ねないでよ……悪かったわよダブルイーミングで小さいとか言っちゃって……」
光「……」モゾ…
光「……」
光「……ダブルミーニング?」
麗奈「……そうとも言うわね」
紗南「二人って仲良いよね」
蘭子&飛鳥「……」ウンウン
光「……靴のサイズが全然変わらないんだ」
麗奈「良いじゃないの買い換えなくて良いし楽でしょ」
光「まぁ靴自体にはそんなに拘らないけど小学校からサイズが変わらないのってやっぱり気になる……」モゾモゾ
飛鳥「二人とも仮にも中学生女子ならもう少し拘りを持った方が……」
蘭子「うん……ファッションに靴は大事だと思うよ……」
紗南(ファッションの流れじゃ発言できないね)
光「でもアタシ服とか普段お母さん任せだし……」
麗奈&飛鳥&蘭子「えっ」
光「えっ」
247 :
>>1
[sage saga]:2016/06/13(月) 00:43:56.46 ID:NyXUSWfiO
紗南「ミノムシになっちゃった光ちゃんがほんとに眠る前に布団から出さないと」
飛鳥「やれやれ……ここにきて問題発生か……でもやらないとボクらはこの先に進めないからね……」
紗南「普通に本末転倒になるしね」
蘭子「うむ……なんとしても同胞を封印されし天岩戸より誘い出すのよ……!」
麗奈「おーきーなーさーいーーーっ!!」グイグイ
光「やだぁぁぁぁっ!やーなのぉぉぉぉぉっ!」グィーッ
麗奈「何可愛く嫌がってんのよ腹立つ!ここでビジュアルレッスンの成果出すな!つーかコイツの力強過ぎじゃないっ!?全っ然布団剥がれないんだけど!!」グイグイ
光「やぁぁぁぁだぁぁぁぁぁっ!!」グイーッ
紗南「……貴重な光ちゃんだね」
飛鳥「……二度と見られない気がするよ」
蘭子「うむ……しかし友もたまには秘められし自らを表に出すことが必要なこともあろう……」
飛鳥「そうだね……心のペルソナは誰しもが持つもの……時にはそれを外し自らをさらけ出すことは、蘭子の言う通り必要なことかもしれない」
光「う"ぅぅぅぅぅっ……やなのぉぉぉぉぉぉぉっ!!」グィーッ
麗奈「こ・ん・の・ンワガママ娘ェェェェェェッ!!」グイグィーッ
光「うああああ……やだなのぉぉぉぉぉぉぉ……っ」ググイーッ
紗南「……」
飛鳥「……」
蘭子「……」
紗南「……」
紗南「もうちょっと眺めてよっか」
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/19(日) 00:39:52.99 ID:cDPx4GP/0
身長体重スリーサイズから言うと凄い筋肉質な南条ボディ
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/12(火) 00:36:25.78 ID:WRRQw7Rto
待ってるぞ
250 :
>>1
[sage saga]:2016/07/12(火) 23:54:58.80 ID:CXDUoTY+O
麗奈「ゼェーッ ゼェーッ ……全っっっ然動かない!おかしいでしょ!なんなのよコイツ!動かざる子と山猿のごときじゃない!」
飛鳥「……動かざること山のごとし?」
麗奈「……そうだったかも」
光(ミノムシ)「……」
光「ガメラの構え」ボソッ
麗奈「蹴り入れてやろうかしらもう」
紗南「どうどう」
蘭子「光ちゃん、折角の特訓なんだしもうちょっと頑張ろ?」
光「……!」
光「……っ」モゾモゾ…
飛鳥「どうやら『折角自分のために集まってくれたのに……』という気持ちと『でも身長170cmが遠くに行ってしまう……』という2つの気持ちの狭間で迷ってるね」
麗奈「そんなになの?そんなに身長欲しいものなの?」
飛鳥「彼女も14歳だからね……色々ギリギリなのかもしれない」
光「……」
紗南「ゲームのキャラとかなら1〜2年後が舞台の続編とかで皆背伸びてたりするんだけどねぇ」
251 :
>>1
[sage saga]:2016/07/12(火) 23:59:58.79 ID:CXDUoTY+O
麗奈「あったま来た!もうこっちにも考えがあるわよ!」
飛鳥「麗奈の考えか……嫌な予感しかしないな」
麗奈「本人の前で言うんじゃないわよ!見てなさい!ホラこれ!」
バン!←光の荷物
蘭子「む……?それは我が友の所有物では……」
麗奈「そうよ!お泊まり用に持ってきた光のカバンよ!」
光「……」ピクッ
麗奈「クックックックッ……さぁ!早くでないとカバン開けてアンタの荷物全部見ちゃうわよ!スマホ(事務所に持たされてるやつ)だって中身見ちゃうわよ!」
光「……」ピクッ
蘭子「そ……それは流石にやり過ぎでは……」
麗奈「うっさいわね!出てくりゃ見る必要なんかないのよ!さぁ!どうすんの!?」
光「……!」モゾモゾ
紗南「……」
紗南「……よくわかんないけど迷ってるのかなこれ」
252 :
>>1
[sage saga]:2016/07/13(水) 00:05:47.70 ID:oC6VceojO
麗奈「ほーらカバン開けちゃうわよ!何が入ってるのかしら〜?」
光「……!」モゾ…
麗奈「クックックックッ……どんな恥ずかしいものが出てくるのかお楽しみねぇ……まずは……」
ゴソゴソ
麗奈「……?何これ」
ドンッ
※『レイナサマも出演!子供向け特撮魔法少女番組マジカルテットDVD(録画)全話分』
麗奈「」
紗南「あ、マジカルテットのDVDだ!」
麗奈「」
飛鳥「これは驚いたな……全話分ある」
麗奈「」
蘭子「おぉ……記憶の円盤の一枚一枚にそれぞれどの記憶(話数)が封じられているか記してあるのか……」
麗奈「」
紗南「手書きできるDVDなんだね」
光「……皆で観るかもって思って」ボソッ
麗奈「」
麗奈「ちょっ……アンタ何持ってきてんのよ!!」
253 :
>>1
[sage saga]:2016/07/13(水) 00:17:25.82 ID:oC6VceojO
飛鳥「確かにそうだね……こんなものを持ってくる必要はなかったんじゃないかな?」
麗奈「そうそうその通り……こんなものって何よ!?馬鹿にしてんじゃないわよ!!」
紗南(大好きなんだね麗奈ちゃん)
麗奈「何『大好きなんだね麗奈ちゃん』みたいな顔してんのよ!違う!違うから!」
光「……ダメだったか?」ヒョコッ
麗奈「首だけ出して!亀みたいに!」
飛鳥「ダメというより……ここは麗奈の部屋なんだから麗奈のデッキの中にきっと番組が入ってると思ったのさ。だから、ね」
光「あぁ、なるほど」
麗奈「録ってない!録ってないから!」
蘭子「……3倍?標準?」
麗奈「え?そりゃ標準に決まってるじゃない」
四人「……」 ニッコリ
麗奈「優しい笑顔で見るな!腹立つコイツら!」
麗奈「あああああっもう!ダメとか良いとかの話じゃない!わかるでしょ!
何が哀しくて自分の出演してる番組友達と一緒に観なきゃいけないのよ!!
光「……!!」
麗奈「恥ずかしいの!あたりまえでしょ!!」
四人「……」
麗奈「……?何よ」
光「……今麗奈アタシ達のこと友達だって!!」パァァァ…
紗南「麗奈ちゃんの口から……」ジーン…
飛鳥「……フフッ…まさかキミの口からそんな言葉が出るなんてね……」テレテレ
蘭子「我が友レイナ!我等の友情の契りは永遠ぞ!!」ビシィッ
麗奈「ぎゃあああああなんなの!?もうホントになんなのコイツら!なんでアタシが恥ずかしい思いしなきゃなんないのよ!!もぉぉぉぉぉ!!」
254 :
>>1
[sage saga]:2016/07/13(水) 00:24:07.98 ID:oC6VceojO
麗奈「ぅぅぅぅぅ……」プシュゥゥゥ…
紗南「真っ赤になってうずくまってる」
蘭子(可愛い)
飛鳥「少しからかい過ぎたね」
光「大丈夫か麗奈」
麗奈「やかましいわ!原因が心配してんじゃないわよ!」
光「でも悪は自分を棚上げするものだってさっき麗奈言ってたし……」
麗奈「あ、ホントだ。ちゃんと覚えてたのねアンタ。偉いじゃない」ナデナデ
光「ヘヘッ」テレテレ
麗奈「悪への道も順調に進んで……違う!おかしい!そうじゃない!!」
グイッ (※アホ毛)
光「いだっ!?」
麗奈「あっごめん」
麗奈「コイツに恥ずかしい思いさせる筈だったのよ!アタシが恥ずかしい思いしてどうすんの!!」
光「麗奈!友達を想うことは恥ずかしいことなんかじゃないぞ!!」
麗奈「五月蝿い!一々口に出すと恥ずかしくなるもんなの!アタシはそうなの!!」
麗奈「あったま来た!2回目よ!コイツの鞄の中身もっかい見てやるわ!」
麗奈「何が入って……ん?」
255 :
>>1
[sage saga]:2016/07/13(水) 00:38:46.92 ID:oC6VceojO
麗奈「……何これ」
光「……変身ベルトだ。これを腰につけてスイッt」
麗奈「こっちは?」
光「変身ブレスレットだぞ!これを空に掲げt」
麗奈「これは何なのよ」
光「変身ペンライトだ。これを空に掲げt」
麗奈「じゃあこれは?」
光「変身グラスアイだ。これを装着するt」
麗奈「ふーん、じゃあこれは?」
光「変身電動歯ブラシだ。歯を磨いてピカピカにしたあとこれを空に掲げt」
麗奈「変身ばっかりじゃない!?何これ!?どう反応したら良いの!?」
蘭子「スプーンが入ってる……」
飛鳥「ベルトも複数入ってるね」
紗南「わーオタクっぽい」
光「流石に全部は持ってこれなかったけどな……」フッ
麗奈「持って来なくて良いわよ別に!つか何!?これ持ってきてアンタはどうしたかったのよ!」
光「えっ……何って言われても……?」
蘭子「」フンスフンス
飛鳥「着けてみたのかい?似合うね蘭子」
麗奈「何着けて楽しんでんのよ!男子か!!」
紗南「でもオタクは取り合えず持ってきちゃうとかあるよね。わかるわかる」ゲーム機ドバー
麗奈「アンタもどっからそんなに出してんのよ!さっきはスルーしたけども!」
麗奈「……四国ってオタクか変なやつしかいないの?」
光「そんなことないぞ多分」
麗奈「……どうすんのよこの変身グッズ。どうしたかったのよ……」
光「……どうって言われても……」
光「……」
光「……変身?」
麗奈「……何に?」
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/13(水) 14:46:31.83 ID:ZeaOW/1/o
きてたww
光の天然ボケと麗奈のスキのないツッコミが見事だ
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/07/13(水) 16:02:00.27 ID:4fIYqzMAo
この空気と流れからどうやってあの悪名だかい怪盗公演に繋がるのか……
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/20(水) 21:21:59.13 ID:iD1D3SoQ0
デレステ登場おめでとう
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/22(金) 08:05:44.87 ID:D2tqN0So0
デレステの南条が天使だった
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/23(土) 04:02:04.06 ID:7RnOgavno
まーた人間は簡単に天使などという言葉を使う……
http://i.imgur.com/vNPsWr2.jpg
http://i.imgur.com/Vuye8T9.jpg
http://i.imgur.com/kevy9ER.jpg
http://i.imgur.com/NHC7g3y.jpg
http://i.imgur.com/BusXwoa.jpg
http://i.imgur.com/TynAUun.jpg
http://i.imgur.com/2m5BPSY.jpg
http://i.imgur.com/Pm19kLy.jpg
http://i.imgur.com/yfxfEIN.jpg
http://i.imgur.com/3wgK4pr.jpg
http://i.imgur.com/oQ2gWiU.jpg
261 :
>>1
[sage saga]:2016/08/12(金) 23:51:07.59 ID:lkgrxxgJO
光「5人集まってるし……戦隊?」
麗奈「……だったらせめて変身アイテム統一しなさいよ……」
紗南「そういう問題なの?」
光「麗奈は仕事で変身したからそんなことが言えるんだ!変身は羨ましくてカッコいいんだぞ!」
麗奈「いつまで引っ張るのよ魔法少女レイナサマ!?なんなの!?お気に入りなの!?そんなに羨ましかったの!?」
光「変身は羨ましいけど魔法少女は別にそんなでもないかなぁ」
麗奈「羨ましがりなさいよ!?魔女っ娘良いじゃない!?何が不満なのよ!?」
光「個人的には可愛いよりカッコいいの方が好き」
麗奈「布団にくるまってカッコ悪いやつが何言ってんのよ!?いつまでカメみたいな姿してんの!?早く人間に戻りなさいよ!」
紗南「カメ怪人に変身みたいな」
光「はっ!これはもしかして悪役っぽいのか……!?」
麗奈「その変身で満足なのアンタは」
飛鳥「光……ヒトは誰でも別の何かに変わりたいと……変身願望を抱くものだ。ただボクは変わる先は選んだ方が良いと思うよ」※変身グラス
蘭子「ええ……今の貴女は本当に貴女が変わりたかった姿なの……?」※変身ベルト
光「……っ!!」※イモムシ
麗奈「二人とも説得してくれてるみたいだけど完全に台無しだからね?」
262 :
>>1
[sage saga]:2016/08/12(金) 23:59:39.75 ID:lkgrxxgJO
飛鳥「キミはどうやら変身が好きなんだね……だがもう一度思い出して欲しい。キミが本当に今なりたいもの、本当になりたかったものを……」
蘭子「そして今の貴女の姿が本当にそれに、そこに辿り着くのに相応しい姿なのか……ちゃんと心で感じるのだ、我が友よ!」
光「……っ!!」ハッ
光「本当に……アタシがなりたかったもの……今のアタシがしてることが……本当にそこに繋がるか……!?」
光「……」
光「……しn」
麗奈「身長170cmとか言ったらぶっ飛ばすわよ」
光「……」
麗奈「……」
光「……」
光「……悪い奴のことを……少しでも知ること……!悪い奴に……なれること!」
麗奈「……」
紗南「……」
飛鳥「……」
蘭子「……」
麗奈「……そうだっけ?」
光「えっ」
紗南「多分そう?」
蘭子「夜更かししたりゲームしたり悪いことスゴくしちゃったね……」
飛鳥「そういえばそうだね。悪いことしまくりだね」
光「えっ……あれ?」
263 :
>>1
[sage saga]:2016/08/13(土) 00:22:48.42 ID:LehlLdWWO
飛鳥「……今そこに至るのにこれは必要なのかい?とか言っちゃったけど……これひょっとしてボク達ってもう目的果たしてるんじゃないのか?」
光「えっ」
蘭子「夜更かししたり怒られたり悪いことは既にやり遂げているわ……」
光「あ……」
紗南「アタシ確かに『ちょっと悪いことしよう!よし!じゃあ夜更かしだ!』とは言ったけど、よく考えたら何も徹夜に拘る必要ないねコレ」
光「……」
麗奈「引きずり出して悪いこと続けるわよ!ってことばっか考えてたわね……」
麗奈「でも冷静に考えたらアタシ達も光も悪いこともうしちゃってて、なんやかんや光もそれ楽しんでたわよね?」
光「……えっと……」
飛鳥「……光は楽しくなかったのかい?」
光「えっ!?そんなことないぞ!皆と一緒に色々出来て楽しかったぞ!」
飛鳥「ふむ……なら、これってつまりキミは夜更かしという悪いことを既に楽しんだ、悪いことを楽しむ事が出来たという話になってるんじゃないか?」
光「!?」
紗南「なんか改めて目的ぱっと挙げるともう達成してるような気するよね」
光「えっ……と……」
蘭子「我らの目的は……既に果たされていたわけか……盲点だったわね……」
紗南「悪いこと知るために〜知るために〜ってしてたけど知ってるってかやってるじゃん!的な?」
飛鳥「ね。そうだね」
光「……」
264 :
>>1
[sage saga]:2016/08/13(土) 00:32:16.89 ID:LehlLdWWO
飛鳥「改めて考えれば考えるほど光を起こす必要ってなくないかい」
光「……」
蘭子「私も……だって光ちゃんこうやって見たらもう目標果たしてる……」
光「……」
紗南「確かにゲームのクリア条件満たしてるならもう無理強いするのは余計なことかも」
光「……」
飛鳥「……このまま寝てもいいんじゃないか彼女は」
光「……!」
飛鳥「光は寝せて……ボク達はボク達で勝手に夜更かしして遊ぼう」
光「!!」
紗南「そうだね。やることやってんだし光ちゃんはもう寝ても良いんだよね……アタシ達はアタシ達で楽しめばいいし、やっぱりもう寝せてあげよう」
光「!!」ガーンッ
光「……!……!」
麗奈「……」
光「……麗奈……」チラッ
麗奈「……」
麗奈「無理強いして悪かったわね……グッスリそのまま寝なさい」
光「……!!」
265 :
>>1
[sage saga]:2016/08/13(土) 00:44:22.81 ID:LehlLdWWO
麗奈「さぁ、そのまま亀のようにお眠り……ニチアサの時間になったらちゃんとしっかり起こしてあげるから……」
紗南「お母さん?」
光「……!……!」プルプル
麗奈「さーて、もういいでしょ。じゃあアタシ達はアタシ達で遊びましょうね」
紗南「じゃあ何やる?」
飛鳥「……そうだね、深夜のテレビ番組、何か点けてみないかい?」
蘭子「この時間のテレビ……!どんなのやってるんだろう……」
四人「……」チラッ
光「……」プルプル
四人「……」
((((思ったより効いてるな……))))
麗奈(わかりやすいやつね)
飛鳥(この数日で少しわかったことがある。彼女は意外と俗っぽく誘惑に弱い)
麗奈(どんなヒーローよ)
紗南(人間味があるんだよ)
飛鳥(さっきの蘭子の言葉がヒントだったね)
蘭子(日本神話でもある……無理矢理外にんじゃなく周りが楽しそうにしてたら勝手に出てくる話……!)
飛鳥(寝る寝ると言いつつ顔を出してこちらとコミュニケーションを取る意思を見せている……つまり充分彼女の興味と楽しみはこっちに向いてることに気付いたのさ)
蘭子(楽しかったって言質もさっき取れたもんね)
紗南(そこであえて引き離す方が効果あるんじゃ?って踏んだんだね!流石!)
麗奈(やるわねアンタ……ただの中二馬鹿じゃなかったのね)
飛鳥(……今のは酷くない?)
266 :
>>1
[sage saga]:2016/08/13(土) 00:53:48.01 ID:LehlLdWWO
飛鳥(行こう!なるたけ楽しそうに振る舞って彼女の興味を引くんだ……!)
光(※イモムシ)「……!」モゾモゾ
麗奈「あー何しようかしらー?光が寝ちゃうし四人になっちゃうしなー(棒演技)」
飛鳥「折角変身アイテムがあるんだから戦隊ごっこでもするのはどうかなー(棒演技)」
光「!?」
飛鳥「あーでも四人だから戦隊ごっこは無理だなー(棒演技)」
飛鳥「……」チラッ
光「……」プルプルプルプル…
紗南(いける!いけるよ!もう一押しな気がする!)
蘭子「あ……あーなら何しよっかなー!た、楽しいこと何しよっかー!?(棒演技)」
麗奈「夜更かしといえばー美味しいお菓子よねー(棒演技)」
蘭子「えっ!?お菓子あるの!?」
麗奈「素で食いついた!?あ……あるわよ沢山お菓子、そこの下の扉の中」
紗南「えっ本当?わー美味しそー!!(素)」
光「」ピクピクピクッ
麗奈(反応した……意外と食いしん坊なのかしらコイツ)
飛鳥(夜食が欲しくなる時間だからね)
267 :
>>1
[sage saga]:2016/08/13(土) 01:04:03.81 ID:LehlLdWWO
麗奈「わ……わー美味しー!このポテチすっごく美味しいわー!(棒演技)」
パリパリポリポリ
光「……」グーキュルルー
麗奈(わかりやすっ)
麗奈「飲み物取ってくるわ!あーお菓子に合うのは何かなー?牛乳かなー?」
光「……」ピクッ
紗南「ポッキーも美味しー!」
光「……!」
飛鳥「この時間のじゃがりこも最高だね」
光「……っ!」
蘭子「プリンもすっごく美味しい!」ニマー
麗奈「ん?ちょっと!冷蔵庫の中のプリンまでなくなってるんだけど!誰よアレ食べたの!?楽しみにしてた奴よ!」
蘭子「えっっ」ササッ
光「……」
飛鳥「美味しいなーこの時間のお菓子は!(棒演技)」
光「!!」ピクピクッ
紗南「普段は怒られるしダメだけど今は皆悪い子する為だから食べれちゃうなー!(棒演技)」
光「……」
麗奈「ねぇちょっと!誰よプリン食べたの!?」
飛鳥「まぁ悪い子とは関係なくこの時間は夜食が食べたくなるからなぁー(棒演技)」
麗奈「聞いてる!?誰かアタシのプリン知らないの!?」
飛鳥「あーお菓子美味しいなー(棒演技)」
モグモグポリポリ
麗奈「誰か盗った!?ねぇっ!?」
紗南「あープリングルスも美味しいなー!(棒演技)」
麗奈「今プリンって言った!?ねぇちょっと」
光「……」グゥゥゥキュルルゥゥゥゥゥゥ…
飛鳥「音でかっ」
紗南(わかりやすっ)
麗奈「ちょっと!アタシの……」
麗奈「アタシのプリン!!誰か食べたの!?」
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/15(月) 20:54:51.09 ID:i88p6Df60
舞ってた
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/01(木) 01:29:39.93 ID:ke08K18p0
過ぎたけど、一周年おめでとう?
270 :
>>1
[sage saga]:2016/09/13(火) 00:20:35.93 ID:LSicYdmoO
南条誕生日おめでとー!!
271 :
>>1
[sage saga]:2016/09/13(火) 00:21:10.84 ID:LSicYdmoO
ちょっと待って!ほんと待ってて!ごめん光!!
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/13(火) 00:52:11.43 ID:A5ljyhfk0
南条ハピバー!
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/10(月) 18:07:57.82 ID:dRdiPX4Xo
続きまだかなー
274 :
>>1
[sage saga]:2016/10/10(月) 23:47:39.61 ID:PYim3xuBO
光「……!……!」モゾモゾ
麗奈「迷ってる!思ったより迷ってるわコイツ!やっぱりちょいちょい俗っぽいわよコイツ!(小声)」
飛鳥「ヒーローといっても人間だからね……人は結局欲望には勝てないのさ……でもあと一押し……あと一押しだけ足りないね……!(小声)」ポリポリ
紗南(じゃがりこ一人で占領してる……)
麗奈「ねぇ、ところで誰かアタシのプリン」
蘭子「っ!」ゴクンッ
蘭子「あ……あの……あと少しで光ちゃんを、外に出せると思うから……何か考えよ!?(小声)」
ササッ←プリンの空カップ
麗奈「えっ!?うーんあと一押し……お菓子作戦……飲み物作戦……あと何がある?」
紗南「あっ、そうだ飲み物、皆ホットミルクでいい?アタシ人数分今から作ってくるよ」
麗奈「えっ?いいの?」
紗南「電子レンジじゃなくてキャンプの時みたいにヤカンでやろーっと!」
飛鳥「……!それはなんだか心惹かれる感じだね……」
蘭子(洋画みたい……!)
麗奈「ホットミルクはね、ハチミツ入れると美味しいって悠貴が言ってたわよ」
蘭子「美味なる誘惑……(美味しそう……)」
飛鳥「ハチミツなんてあるのかい?」
麗奈「あるわよ。悪戯用に木に塗って虫とか呼ぼうかなって。本物の虫怖いからやめたけど」
飛鳥「見切り発車過ぎるなキミは……」
光「……」グーキュルルー
275 :
>>1
[sage saga]:2016/10/10(月) 23:52:54.92 ID:PYim3xuBO
光「……」グーキュルルー
光「……」グーキュルルー
光「グーキュルルー」グーキュルルー
麗奈「そこまで露骨で何故粘るのよ!?最後もう口で言ってんじゃないの!!」
飛鳥「身長は欲しいけど皆が盛り上がってて寂しいし無視されるのは嫌だしお腹空いたしでも今から欲望に負けるのは……みたいに葛藤してるのかな」
蘭子「甘味な誘惑を抗うことは我が魔力を持ってしても容易ではないわ……!恥じることなど何もない……!」バッ
ポイッ(※ゴミ籠にプリンの空カップ)
光「……」グーキュルルー
麗奈「粘るわね……ちょっと布団(イモムシ)の前にクッキー一枚置いてみよ」
コトン…
光(イモムシ)「……」
麗奈「……」
飛鳥「……」
蘭子「……」
にゅっ (※光の手)
ひょいっ(※クッキー)
シュッ
麗奈「クッキー取って引っ込んだ!?」
276 :
>>1
[sage saga]:2016/10/10(月) 23:58:53.95 ID:PYim3xuBO
光(イモムシ)「……」モッモッモッ
麗奈「……多分食ってるのだけはわかるわ」
飛鳥「この調子でお菓子を出して手を出した所を掴んで引っ張り出すのはどうだろう?」
麗奈「アタシが言うのもなんだけどコイツ結構な馬鹿力よ……上手く出せるかしら」
蘭子「フッ……造作もないわ……我等は四人……対して相手は僅か一人……負ける要素がないわ……!」
紗南「それフラグ」
麗奈「あっ!戻ってきた!ホットミルク!飲むわ!」
飛鳥「ボクもいただこうかな」
蘭子「あ……私も……!」
紗南「はいはい順番ね。ハイ、光ちゃんのはここ置いとくね」
コトン (※ストロー付き)
光「……」
光「……アリガトウ」ボソッ
麗奈「いやアンタが起きてるのはわかってるから。小声の必要ないから」
光「……」
チュゾゾゾゾゾゾ… ←ストロー
麗奈「なにこれ……バレてないと思ってるの?プライドなの?」
277 :
>>1
[sage saga]:2016/10/11(火) 00:06:58.31 ID:roC0vGmRO
飛鳥「こうなったら最後の手段だね」
麗奈「最後の手段?そんなのあるの?」
飛鳥「比奈さんに借りてきたDVDだよ。よくわからないが比奈さんの趣味の友人から布教用に貰い受けたものだそうだよ」
紗南「布教用……ガチなヤツだね」
蘭子「飛鳥ちゃんそんなの持ってきてたんだ……」
飛鳥「……」
飛鳥「……まぁ、折角行くなら何か皆と話の種になりそうなものを……って……」
飛鳥「……」
紗南「……飛鳥ちゃん……パジャマ汚して来るの迷ってたのに……そんなことまで……」
麗奈「結構可愛いわねコイツ……」
飛鳥「……」
飛鳥「……皆でDVD観てたら気になって顔ぐらい出すかもしれないだろう?DVD観てる内にそのままなぁなぁで布団から出てくる流れになれば狙い通りさ」
紗南「っていうかこれなんのDVD?」
飛鳥「えっ?……さぁ、『悪を学ぶならこれッスね!』って言ってた記憶だけど……」
麗奈「R指定の怖い奴かしら……」
蘭子「ぴぃっ!?」
飛鳥「いや……流石にそんなのは中学生には渡さないと思うけど……」
飛鳥「……」
飛鳥「渡さないよね?」
紗南「知らんよ」
278 :
>>1
[sage saga]:2016/10/11(火) 00:30:46.83 ID:roC0vGmRO
飛鳥「とりあえず点けてみよう」ウィーーン パタンッ
蘭子「どんなDVDなのかな……」
紗南「悪を学ぶ……怖いのとか残酷な奴だったりして……」
麗奈「こういうのこそ光が見るべきなんじゃないかしら……」
紗南「……」チラッ
光(イモムシ)「……」ジー…
紗南「大丈夫大丈夫、めっちゃこっち気にしてる。ポ○モンのコ○ルーみたいになってる」
麗奈「引くに引けなくなってんのかしらね……」
蘭子「光ちゃん、じゃがりこ食べる?」
スッ ←じゃがりこ
光「……」
モゾコクンッ
にゅっ←光の手
ひょいっ
シュッ
光「……」ポリポリポリポリ
麗奈「……ひょっしてアイツあれ楽しくなってきてんのかしら」
279 :
>>1
[sage saga]:2016/10/11(火) 00:36:56.12 ID:roC0vGmRO
紗南「あ、そろそろ始まるよ!悪を学ぶDVD!」
<ナンタラカンタラエンタテェイムェェェントゥ!!
麗奈「まぁ悪を学ぶって言ってもアタシは今さら学ぶ悪なんてないけどね!」
蘭子「おぉ……流石悪の女王麗奈……!」
飛鳥「まぁ、普段アレだけ悪に拘るキミか見れば大概の創作物の悪は既に見慣れたものなのだろう……」
紗南「でも悪っていっても色々だよね。ボス戦の前に回復してくれたりさ」
飛鳥「……それは果たして悪なのか?」
光「……」モゾモゾ
麗奈「……あ!始まったわよ!」
『とぅ!そこまでだ悪党ども!正義の戦士!ヒーローマン!!参☆上!!』
ババーン!
ヒィールォームワァァァンッ!
〜〜♪(※OP)
全員「「「!!!?!!?」」」
280 :
>>1
[sage saga]:2016/11/07(月) 10:45:40.67 ID:C05x9bs0O
生存報告です。ごめん南条。時間をくれ。
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/10(木) 10:15:36.75 ID:cEz4RO9Yo
キャーレイナサマー
http://i.imgur.com/5nVT8Vs.jpg
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/12(土) 20:45:00.05 ID:Qy8RNZAso
上位だな……
283 :
>>1
[sage saga]:2016/12/07(水) 01:20:44.51 ID:JpXJv53rO
生存報告です、なんとか今週中には続き書きます。ネタばかり貯まってるに……。
284 :
>>1
[sage saga]:2017/01/03(火) 03:14:21.75 ID:NjwFqQ4PO
明けましておめでとう光。年明けの仕事片付けたら続き書くからな…
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/04(水) 08:10:08.68 ID:4BfnQz860
あけおめー
お仕事頑張ってください
286 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:03:16.95 ID:0LyNzIftO
(ヒーローマンのテーマ)
〜♪
ジャッジャカージャッジャッジャ…
ジャスティィィィィスッ!!(シャウト)
麗奈「……」
紗南「……」
飛鳥「……」
蘭子「……」
((((なんか始まった……))))
麗奈「……なにこれ。なんか始まったんだけど」
紗南「特撮だね。特撮ヒーローっぽいよ」
飛鳥「特撮に見えるね。休日朝とかにやってる子供が見るようの」
蘭子「うむ……我にもやはり同じように見えるが……」
麗奈「っていうかヒーローマンって……名前スゴいわね」
紗南「すごい自己主張。絶対に引かないヒーロー性に溢れてるね」
飛鳥「この番組を作ったスタッフはこの名前に何も思わなかったんだろうか」
『私の名はヒーローマン!悪は決して許さない!』
飛鳥「OPの最後に台詞、しかも今日日聞かない程にシンプルなものがきたね」
『そしてぼくはヒーローマンの相棒のジャスティスくんだ!』
麗奈「やっすいマスコットみたいなのいるんだけどなにこれ」
紗南「マスコットじゃないの……?ホラ、マスコットいればグッズ出せるしちびっこに人気出るし」
飛鳥「低年齢層へのあからさまなアピール……そして商業主義の汚い大人の意志がこれだけでもう垣間見えるね」
287 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:08:52.15 ID:0LyNzIftO
紗南「……っていうかOPのシャウトの『ジャスティィィィィスッ!!』ってやつ、これそのまんま見るならマスコットの名前無駄にシャウトしてるだけなんだけど」
麗奈「緊急の用があったんじゃないの?叫んで呼ばなきゃダメなぐらいの」
蘭子「緊急って……どんな?」
紗南「……トイレの紙がなかったとか?」
飛鳥「」ブフゥッ
蘭子「」ンフゥッ
麗奈「男子か!発想が!」
飛鳥「……」プルプル
蘭子「……」プルプル
紗南「ゴメン。今のは流石にアタシもないよねって思った」
麗奈「全く……ん?」
曇りなき眼でTVの画面を正座して視聴してる
南条光(14歳)
光「……」(※真剣)
全員「「うわぁっ!!?」」
288 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:15:13.48 ID:0LyNzIftO
紗南「出てきてた!あっさり!」
光「……」ジー…
飛鳥「しかも正座してる!真剣だ!」
光「……」ジー…
蘭子「曇りなき眼で……あの、えっと、映されし電子の箱を観てる!」
麗奈「蘭子!かなり無理ある!」
光「……」ポリポリモグモグ
蘭子「あっ!さっきのじゃがりこ食べてる!」
麗奈「なんなのコイツ!自由か!自由すぎるわ!!あんだけ何しても出てこなかったのにこんなあっさり……」
光「待って皆!静かに!!」ビシィッ!
全員「「!?」」
光「──本編が……始まる……!」
全員「「……」」
全員((あとでシバこう))
289 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:25:36.06 ID:0LyNzIftO
麗奈「特撮で釣れるのねコイツ……面白いぐらいに」
光「ヒーローマン……あの伝説の戦士のDVDが見れるなんて……それもこんなに高画質で!」
飛鳥「オタクのようなことを言い出したよ」
紗南「オタクなのは間違いないと思うけど」
光「すごい……ちゃんと当時のCMまで残ってて……感覚的にこのCMが終わったら次はもう本編だ!」
蘭子「完全に己の世界へと入り込んでいるようね……」
麗奈「オタクだとは思ってたけど思ったよりオタクでビックリしてるわ」
光「特別なんだ!ヒーローマンは!」
蘭子「特別……?」
光「うん!特撮ヒーローとしては名作と呼ばれながら当時の放送時間(平日の早朝)に恵まれず視聴率が望むほど奮わなくて更には番組スタッフとテレビ局、スポンサーの不和によって大幅な放送短縮を受け打ち切りになってしまった悲劇の名作なんだよ!!」
飛鳥「完全に曰く付きじゃないか」
光「しかも当時の契約のイザコザが酷かったらしくて映像ソフト化にも恵まれてないんだ」
蘭子「可哀想……」
光「おじいちゃんが録画してたVHSでしか観たことない……!」
麗奈「古そうとは思ってたけどそんな古い作品なのねコレ……」
蘭子「おじいちゃんも特撮ヒーロー好きなんだ……」
光「お父さんとお母さんも好きだよ」
麗奈「どんな一家よ……」
290 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:33:13.95 ID:0LyNzIftO
ヒーローマン『俺は善野正義(ぜんのまさよし)!スポーツが好きな普通の高校生だ!』
飛鳥「ヒーローになる為に生まれてきたような名前だね」
光「うん!カッコいいよな!」
蘭子(カッコいいんだ……)
紗南「光ちゃんの名前も充分ヒーローみたいだよ」
光「!?」
蘭子「うん。「ひかり」じゃなくて「ひかる」なのがちょっとヒーローっぽいと思う」
光「そ……そうか!そうかな〜♪」テレテレ
麗奈「……コイツの素直さたまに心配になるわ」
紗南「まぁそこも光ちゃんの良いところだと思うし……」
<キキィィィ…ドォォォォンッッ
善野正義『うっ……やっちまった……まさかトラックに轢かれそうな子供を庇って代わりに死んじまうとは……』
飛鳥&紗南「「いきなり超展開!?」」
291 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:39:42.34 ID:0LyNzIftO
飛鳥「いきなり主人公が死んでしまったよ!?」
蘭子「始まってまだ2分経ってない……」
麗奈「しかもテンプレみたいな死因じゃない……」
紗南「えー……こっからどうすんの?」
光「フッフッフ……皆そう思うだろ?」ドヤァ
麗奈「……思ったより腹立つわねコイツのこのノリ」
ジャスティスくん『聞こえるかい……?聞こえるかい地球人の少年……』
善野正義『うっ……誰の声だ……?』
ジャスティスくん『ぼくはヒーロー星からこの星を救うためにやってきたジャスティスっていうんだ』
善野正義『ヒーロー星……ジャスティス……?スゲェ名前だな……』
ジャスティスくん『……君にだけは言われたくないなぁ』
善野正義『うるせぇ!オフクロ……の姉貴の旦那さんの親父さんにもらった大事な名前だ!ほっとけ!!』
麗奈「作中でツッコミ入れるんだ……」
紗南「ていうか名付け親遠っ」
292 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:49:02.84 ID:0LyNzIftO
ジャスティスくん『君の行動に僕は感動したよ……地球人に限らず口で何か言うのだけは立派でも咄嗟に身体が動く人は少ない……迷わず子供を助けた君のその心の美しさ……このまま死なせてしまうのは惜しい』
紗南「意外と毒がある……」
善野正義『……ふん……どうしようもねえよ……なっちまったもんは……それに、褒められても身体が勝手に動いただけで大層な理由があった訳でもないしな』
飛鳥「ヒーローの鑑だね彼は」
ジャスティスくん『ヒーローの鑑だね君は』
飛鳥「被った…なんかやだな」
ジャスティスくん『ねぇ、君は死にたくない?』
善野正義『……当たり前だろ。それに俺は今日……待ち合わせの約束があったんだ……』
ジャスティスくん『……待ち合わせ?』
善野正義『あぁ。隣の家に住んでる、ガキの頃からの幼馴染……愛沢友子って奴に今日は買い物に付き合わされる予定だったんだよ……』
ジャスティスくん『……』
善野正義『ちっ……アイツ……まだ待ってるだろうな……』
ジャスティスくん『……』
ジャスティスくん『ちっ……彼女持ちかよ』
善野正義『えっ』
飛鳥「えっ」
麗奈「えっ」
紗南「えっ」
蘭子「えっ」
ジャスティスくん『なんでもないよ☆』
紗南「何この番組……ちょいちょい黒くいくの?」
293 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 00:57:40.60 ID:0LyNzIftO
光「子供向けのイメージを脱却するために当時のスタッフが試行錯誤した名残が見えると評判なんだ」
麗奈「絶対これスタッフに独り身の人いたでしょ。マスコットに舌打ちさせたわよ」
ジャスティスくん『君がもし生きたいと願うなら……ぼくと一心同体になれば君は助かる事が出来るんだ!』
善野正義『なんだって……!?』
紗南「あぁ、そういう展開なんだ……」
光「王道だ!ワクワクするよな!」
麗奈「別に……」
光「えー?」
飛鳥「しかし胡散臭いね……最近の漫画やアニメだとこういうのはマッチポンプでマスコットが仕掛けていたとか実は裏があって利用されているだけとけがセオリーだよ」
光「……特撮でもあるな……アタシ最近のそういう流れ自体はちょっと複雑なところあるかも」
蘭子「でも……禁忌の契約や闇を抱えて深淵を進む者の姿はいつの時代も心揺さぶられるものよ……」
飛鳥「確かに……そういうセカイの暗部を映しながらそれに抗いエンディングまで進む主人公達の姿は……人を惹き付けるものがあるね……」
光「きっとどっちもどっちの良さがあるんだろうな!アタシはこういう昔ながらのも大好きだ!」
飛鳥「……」
麗奈「どうしたのよ?」
飛鳥「……いや、」
飛鳥(……まぶしいなって)
紗南「少しわかる」
飛鳥「頭の中読むのやめてくれないか」
294 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 01:08:04.72 ID:0LyNzIftO
善野正義『おーい!待たせた!』
愛沢友子『もー!遅いよ正義!』
ジャスティスくん『あれが友子ちゃん?へー可愛いね!』
善野正義『うるせえ!』
愛沢友子『なに?どうしたの?』
ジャスティスくん『僕の姿は君にしか見えないし声も聞こえないよ!』
善野正義『あ、そうだったな……なんでもない!悪いな!』
紗南「見えないんだ……ありがちだね」
光「こっちも王道だよな!自分にしか見えない不思議な仲間!」
飛鳥「こういうのいつも思うんだけど端から見たらかなり危ない人なんじゃないかな」
光「あぁ!だから隠さないとダメなんだ!変なやつだと思われちゃうからな!」
飛鳥「……そうか……いや、そうなんだけど……アレ?」
善野正義『これでも午前の部活終わって、全力で来たんだぜ!』
ジャスティスくん『車に轢かれながらね☆』
紗南「黒いなコイツ……」
愛沢友子『もう!じゃあ早く買い物行きましょ!彼氏へのプレゼント、一緒に選んでくれる約束でしょ?』
善野正義『おお!』
ジャスティスくん『ええっ!?』
飛鳥「えぇっ!?」
紗南「えぇっ!?」
麗奈「えぇっ!?」
蘭子「えぇっ!?」
ジャスティスくん『ま……正義の彼女じゃなかったの!?』
飛鳥「う……うん!ボクもてっきりそうかと……」
蘭子「私も……」
紗南「うん、アタシも思ってた……」
麗奈「幼馴染の女の彼氏へのプレゼント選ぶのに付き合うって良い奴だけどなんも思わなかったのかしら」
紗南「兄妹みたいな感覚なんじゃない?」
ジャスティスくん『幼馴染とはいえ彼氏へのプレゼント選びに付き合うなんて……兄妹みたいな関係なのかい?』
紗南「被った……」
麗奈「なんか嫌ね……」
善野正義『うるせー!ただの惚れた弱味だよ!』
ジャスティスくん『!!』
全員&ジャスティスくん(((まさよし……っ!!)))
295 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 01:16:17.03 ID:0LyNzIftO
紗南「なんなの正義くん……いい人過ぎるじゃん……」
麗奈「コイツこんなに良い奴なのに今のところ何一つ報われてないわよ……変なマスコットと一心同体になっただけで……」
飛鳥「いや、車に轢かれても生き返ったのは運が良いと言うべきなのか……?」
蘭子「正義くん……可哀想……」
光「自分が辛くても誰かのために頑張れる……正義は良い奴だな!」ウンウン
麗奈「良い奴だけど……なんなのコイツ……何この感覚……」
紗南「この短時間で正義くんの株鰻登りだよ……」
ジャスティスくん『略奪しようとは思わなかったのかい?』
紗南「ジャスティスくん株が上がるところがないよ……」
善野正義『アイツは昔から人を見る目があったからな……アイツが好きになった奴なら信用できるし……幸せそうなアイツを泣かせるのだけは勘弁なのさ』
全員&ジャスティスくん(((まさよし……っ!!)))
296 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 01:28:35.20 ID:0LyNzIftO
愛沢友子『今日はありがとう!1日付き合わせちゃってごめんね、助かっちゃった!』
善野正義『いや、別に。気にすんなよ!暇してたし!』
紗南「好きな女の子の恋人へのプレゼント選ぶのに1日付き合わされちゃった……」
麗奈「気の毒すぎるでしょコイツ……」
善野正義『良いよ。気にすんな!兄妹みたいなもんだろ俺ら』
飛鳥「この人辛すぎないか」
善野正義『このあと彼氏とデートだろ。さっさと行ってこいよ!』
飛鳥「この人辛すぎるだろう……」
蘭子「可哀想……」
光「くっ……!大切な人の前では辛い顔は見せない……正義!カッコいいぜ!」
麗奈「アンタは単純で良いわね……」
ジャスティスくん『君は反吐が出るほどお人よしなんだね』
紗南「このマスコット今なんて?」
善野正義『うるせえなぁ……皆が笑って幸せなのが1番だろ!これも立派な俺の幸せなの!』
ジャスティスくん『……まぁ、そういうところが素敵だと思って君と合体したからね。でも、皆の幸せっていうのは単純じゃないよ……何故なら……』
ドカァァァァァンッ
善野正義『!?』
ジャスティスくん『!?』
全員「「!!?」」
297 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 01:34:42.95 ID:0LyNzIftO
???『が〜はっはっは!ようやく暴れる時が来たぜ!!俺達「秘密結社ダークシークレット」の力を世界に見せつけるのだ〜!!』
警官「なんだお前達は!止まりなさい!」
???『あーん?日本の警察か……ふふっ馬鹿め!』
???『俺様はダークシークレットの改造怪人!全身銃器の「ガンボディ」様よ!!』
ワー!キャー!
ドカーン!ズガガガガッ!
紗南「あ、悪役だ」
飛鳥「またシンプルにストレートな悪役がきたね」
蘭子「怖そう……」
麗奈「へー……中々悪くないデザインね。やっぱり悪よ!悪の方がアタシは好みね!」
光「出たなガンボディ!コイツは一話の敵にして街を壊したり暴れたり……本当に悪い奴なんだ!」
飛鳥「悪役だからね」
298 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 01:41:46.31 ID:0LyNzIftO
警官『動くな!威嚇射撃じゃない!次は当てるぞ!!』
光『あっ!警官が……』ハラハラ
麗奈「アンタは先の展開知ってるんでしょーが」
紗南「拳銃だ。やめといた方がいいと思うけどなー」
蘭子「なんで?」キョトン
飛鳥「テンプレだからね。拳銃を撃っても怪人には効かず逆に怪人の強さの引き立て役になってしまう展開さ」
紗南「ゲームでも拳銃は威力低めだしねー」
麗奈「やれ!暴れなさい悪役!悪の力を見せつけるのよ!!」
ガンボディ『くっくっく……そんな玩具で俺達に刃向かう気か?』
警官「け……警告はしたぞ!」
パァンッ
カキンッ
ガンボディ『ふははははは!効かんなぁ!日本の警察官の装備なので俺が止められるものかぁ!』
飛鳥「ホラやっぱり」
光「くっ……ガンボディめ!なんて恐ろしい強さなんだ!!」
蘭子「ど……どうすればいいの……?」ハラハラ
紗南「良い視聴者だね蘭子ちゃん……」
麗奈「良いわよガンボディ!どうせヒーローが出たら殺られちゃうんだから今の内に暴れなさい!」
299 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 01:48:10.48 ID:0LyNzIftO
ガンボディ『いいデモンストレーションだ!全世界に我らの商品を売り込むために、そして最初に俺様に刃向かった見せしめに、食らうがいい!このガンボディの力を!』
ガシャシャンッ
警官「ひっ……」
ガンボディ『死ねぇ!!』
ズガガガガガガガッ
警官「ぎゃああああああっ──」ドドドドドッ
警官「──」
ドサァッ
蘭子「」
紗南「」
飛鳥「」
麗奈「」
ズガガガガガガガッ
ドカァァァァァンッ
ボゴォォォォォンッ
キャー!ワー!キャー!
「ビルが崩れるぞー!」
「人が……人が撃たれたー!?」
「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
ガンボディ『わははは!もっと泣き叫べ!全世界に中継したか!?これが秘密結社ダークシークレットの科学力だ!』
ガンボディ『世界中がこの力を欲しがるように、もっと商品のデモンストレーションをするぞ貴様ら!』
手下達『『シークレット!!』』※返事
蘭子「」パクパク
300 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 01:57:28.04 ID:0LyNzIftO
蘭子「お……お巡りさん……死んじゃった……?」
麗奈「や……やりすぎなんじゃ……」
飛鳥「……思ったよりガッツリ死ぬんだ……」
紗南「血……赤いんだね……いや、当たり前だけど……」
光「くそっ!悪め!なんて酷いことを……絶対に許さないぞっ!!」クッ…!
全員「「……」」
ガンボディ『グハハハハハ!捕まえた民間人どもはこれで全部か!?』
『た……助けてくれ!見逃してくれ!』
『いやぁぁ……』
『うわぁぁぁん!怖いよママぁぁぁぁぁぁっ!』
『どうしてこんなことに……』
『もうやだぁぁぁぁ……』
ガンボディ『喜べ!貴様らはこのダークシークレットが開発した特殊弾丸の実演販売の的に選ばれたのだ!さーて、どの弾丸からにしてやろうか……』
麗奈「……っ!もう!なんなのよコイツ!誰か早くなんとかしなさいよ!!」
紗南「最悪すぎるよコイツ!」
飛鳥「悪趣味にも程があるね……」
蘭子「誰か……早く誰か……!」ハラハラ
光「くっ……アタシに力があってここに飛び込めたら……っ!!」ギリッ…
麗奈「アタシだってマジカルガールレイナサマに変身できればこんなやつ……」
紗南「あっ!待って!捕まってる人達の中に友子ちゃんがいる!」
飛鳥「!?」
蘭子「ええっ!?」
301 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:05:53.70 ID:0LyNzIftO
ガンボディ『よーし小娘!まずはお前が商品実演販売の第一号だ!』
愛沢友子『ひっ……!』ビクッ!
飛鳥「あぁっ!?」
蘭子「ダメっ……!!」
ガンボディ『ふっふっふ……さーてどの弾丸にしてやろうか……』
ビシィッ!
ガンボディ『?』
ガンボディ『なんだ?……石ころ?誰だこの俺様に生意気な……』
友子の彼氏・良男(よしお)『俺の友子に手を出すな!逃げろ友子!おい化け物!こっちだ!』
愛沢友子『良男!?』
飛鳥「……誰?」
蘭子「多分恋人だよ!友子ちゃんのピンチを助けに来たんだよ!」
紗南「彼氏ほんとにいい人じゃん!」
光「この人はすごい勇気なんだ!」
麗奈「で……でもこっからどうすんのよ!!」
ビシィッ!
良男『こっちだ化け物!ついてきやがれ!』
ダッ
麗奈「そうよ!早く逃げないと……」
ガンボディ『ふっふっふ……実演販売の商品が決まったぞ……』
ガシャンッ
ガンボディ『この追尾爆発弾、ホーミングボム砲は相手がどんな複雑な地形に逃げても完璧に追跡して命中するまで止まらないのだ!』
愛沢友子『い……いや!やめて!』
ガンボディ『逃げろ逃げろ……!さて、そろそろか……死ね!!』
バシュッ
ボシュゥゥゥゥゥ……
愛沢友子『いやぁぁぁぁっ!!』
302 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:13:13.13 ID:0LyNzIftO
蘭子「……っ!ダメ!逃げて!!」
飛鳥「……っ!!」
ボシュゥゥゥゥゥ……
良男『ハァハァ……ん……?うわぁ……!?』
ボシュゥゥゥゥゥ……
良男『くっ……くそっ!』ダッ
麗奈「逃げなさいよ!早く!」
紗南「あぁっ!弾丸がビルとか瓦礫とか避けて……こんなのチートだよ!どうしようもないじゃん!!」
ジャスティスくん『つまりその時僕たちの追いかける敵が逃げ込んだのがこの星で、そいつが技術を与え力を増やし、この星を征服しようとしてる連中がいる!そいつらがぼくたちが戦わなきゃならない相手なんだ!』
善野正義『そんな奴等がなんだって日本に!』
ジャスティスくん『この国は周りを海で囲まれてる上に兵器の使用にはとても大きな制限がかかってる!それでいて一定レベルの武力も保持している先進国だ!怪人や兵器のテストやデモンストレーションには最適なのさ!』
善野正義『ふざけやがって……』
ドカァァァァァンッ
善野正義『爆発音……!?急がないと……』
ダッ
善野正義『……ん!?アレは……友子の彼氏!?』
良男『──……』
蘭子「……っ!!」
全員「「「よしおォォォォォォッ!!!」」」
303 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:22:49.97 ID:0LyNzIftO
善野正義『お……おい!しっかりしろ!どうした!?死ぬな!オイ!』
ジャスティスくん『正義……残念だけどこの傷ではもう……融合できるぼくのような存在もいない……この人はもう……』
蘭子「……っ」ガタガタ
飛鳥「そんな……良男が……!」
光「良男……っ!何回観ても辛いよ……辛すぎる……!クソッ!悪め!悪め……!」ギリッ
麗奈「……っ」
良男『うっ……誰だ……?目が……目が見えない……』
善野正義『おい死ぬな!お前が死んだら友子が哀しむ!』
良男『耳も聞こえ辛い……だ、誰かわからないけど……た……頼む……友子を……俺の大切な人を助けてくれ……!』
善野正義『!!』
紗南「良男……こんなになってまで……!」
飛鳥「良男……」
蘭子「良男さん……!」
麗奈「……馬鹿ね……!」
光「良男……良男も立派なヒーローだぞ……!」
良男『頼む……友子を……と……』
良男『』ガクッ…
全員「「「よしおォォォォォォッ!!?」」」
善野正義『……』
ゴゴゴゴゴゴゴ…
ジャスティスくん『……行こう、正義』
善野正義『あぁ……安心しろ』
スッ (良男の瞼を閉じてやる正義)
善野正義『友子は……お前の恋人は……俺が絶対に助けてみせる……!』
善野正義『……あとは任せろ!!』
全員「「「まさよしぃぃぃぃぃっ!!!!」」」
304 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:24:48.15 ID:0LyNzIftO
川島さんと反対側の隣の部屋
奥山沙織の部屋
奥山沙織「……う〜ん……」ムニャムニャ
奥山沙織「……まざよしって誰だぁ……?」ムニャムニャ
305 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:34:39.11 ID:0LyNzIftO
ガンボディ『ふははははは!今度こそお前だ小娘!』
愛沢友子『いやぁ……いやぁぁぁぁ良男ぉぉぉぉ……っ』
ガンボディ『ふっふっふ……さて、貴様にはどんな弾丸が……』
『待てぇぇぇぇぇい!!』
ガンボディ『!?何者だ!!』
謎のスーツの男『貴様らの悪事見逃せん!この俺が……貴様らの相手だ!』
ガンボディ『……?なんだ?このコスプレ馬鹿は……!』
ガンボディ『あんな高いところに陣取って……馬鹿となんたらは高いところが好きとは良く言ったものだ!』
謎のスーツの男(善野正義)『……』
善野正義『なんで高いとこに昇るんだよ!目立つし的になるだろ!』
ジャスティスくん『注意を引き付けるんだ!そして狙われても周りの人に被害が及ばないし、全体も見逃せる!敵を一人残らず把握するんだ!』
善野正義『最もらしいこと言いやがって……!』
ジャスティスくん『さぁ!変身だ!』
謎のスーツの男『……』
ガンボディ『馬鹿なやつめ……撃て!』
手下達『『シークレット!!』』
ズガガガガガガガッ
謎のスーツの男『効かん!』ガギギギンッ
ガンボディ『馬鹿な!戦車も撃ち抜くわが社のシークレット弾が……!』
306 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:38:45.36 ID:0LyNzIftO
ガンボディ『貴様……貴様何者だ!一体……!』
謎のスーツの男『……俺は正義の戦士、そして貴様ら悪を討つためやってきた……』
愛沢友子『……?』
愛沢友子『この声……何処かで……』
ガンボディ『……!?』
ヒーローマン『俺は正義の味方!!ヒーローマンだ!!』
ドンッ!!
(続く)
〜♪(ED)
光「……」
麗奈「……」
紗南「……」
飛鳥「……」
蘭子「……」
光「いやぁ〜面白かった!な!皆!」
麗奈「……」
((((途中から真剣に見てしまった……!))))
307 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:46:55.72 ID:0LyNzIftO
飛鳥「なんか……よく特撮とかでツッコまれる所に触れてた気がする……」
紗南「うん……でもなんか、なんだろ……アタシ途中からツッコむどころか正座して見てたよ……」
麗奈「……はっ!アンタらまだまだね!こんな子供向け作品真剣に……」
蘭子「麗奈ちゃん正座してる……」
麗奈「こ……これは違うわよ!そうよ!たまたま正座してたの!」
飛鳥「にしても普通ここで切るかい?主人公の戦闘シーンをほぼ描かずに次回に持ち越すなんて第一話としては致命的だよ」
紗南「あーそうだよね。なんか物足りないっていうか……」
麗奈「マジカルテットの時スタッフが言ってたわ!初っぱなからのインパクトで視聴者の心を掴むのが大事だから戦闘シーンは大事だって……」
光「あっ!予告編だ!」
全員「「!!」」ザザッ
ジャスティスくん『次回のヒーローマンは!!』
『馬鹿なっ!このガンボディの攻撃が……貴様は一体……!』
『この拳は……愛する者を想って死んでいった男の拳だ!』
『パパは皆をまもる警察官でしょ!?なんで死ななきゃダメだったの!?』
『待って!……あなた……あなたの正体……もしかして……』
ジャスティスくん『来週もヒーローマンをよろしくね!』
麗奈「……」
飛鳥「……」
蘭子「……」
紗南「……」
光「……は〜!予告編とかもカットされず最後まで入ってる!素晴らしいなこれは!!」ゴマンエツ
308 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 02:59:57.84 ID:0LyNzIftO
飛鳥「……ま、まぁなんだろうね。予告編で次回に関心を向けたいのはわかったよ」
蘭子「戦闘シーンちらっとだけどスゴかった……!」フンス
麗奈「……で、でもこれヤバくない?全何話か知らないけど4クール番組とかならそれ見てたら朝どころか昼まで余裕で越えちゃうわよ」
光「打ちきりだから全21話だぞ」
紗南「短っ!どんだけトラブルあったの……相当でしょそれ……」
光「CM飛ばせばそれなりに短くはなる」キリッ
麗奈「慣れてるわねコイツ……」
飛鳥「……」
蘭子「……」
紗南「……」
紗南「……どうする?」
飛鳥「……ま、まぁ……気にならない……なんて嘘をつくつもりはないよ」
麗奈「……でも折角皆で集まって夜更かしするのに特撮観て過ごすだけになるのは流石に……」
蘭子「……」
光「……実はアタシこれ最初の方、1クールしかちゃんと観れてないんだ」
全員「「「!!」」」
光「1クールでも話は綺麗にまとまってたけど……比奈さんが悪を学ぶのにこの作品が一番って言うなら……悪を学ぶためにも、続きがちゃんと観たい……!!」
光「皆が気が進まないって言うなら……皆が飽きるまでで良い!悪を学ぶため!色んな人の視点も欲しい!それまででいいから、一緒に見てくれ!」
飛鳥「……光」
麗奈「……まぁ、悪を学ぶためなら仕方ないわね」
紗南「……うん。理由があるなら仕方ないよ」
蘭子「うん、光ちゃんの勉強のためにも、観よう!」
光「皆……!皆!どうもありがとう!!」
光「アタシは良い仲間達を持った!!」ジーン…
紗南「……あ、じゃあ飲み物用意し直そう」
麗奈「お菓子まだあったわよね」
光「アタシじゃがりこ一本しか食べてない」
飛鳥「これ見たことないお菓子だ。貰っていいかい?」
蘭子「わ、私今のうちにおトイレ行ってくる……!」
309 :
>>1
[sage saga]:2017/01/09(月) 03:07:17.82 ID:0LyNzIftO
比奈「皆今頃お泊まり会してるんスかねぇ……いやぁ、若いっていいっスねぇ……」
大西由里子「ユリユリ達だってまだまだ若いじぇ……それにお泊まり会ならこっちもしてるじゃん!」
比奈「……いやぁ、こっちはもう、なんていうか枯れちゃってるじゃないっスか……」
由里子「枯れてないから!腐ってるだけだからっ!まだセーフ……な筈……!」
比奈「……女二人揃って夜遅くまで同人誌読み漁るって……」
由里子「アンソロの2巻読み終わったじぇ」
比奈「あっ、次こっち貸して欲しいっス」
由里子「この人の描く表情マジヤバイですね」キリッ
比奈「わかるっス」キリッ
310 :
>>1
[saga]:2017/01/09(月) 03:12:21.88 ID:0LyNzIftO
基本書きたいもの書いてるだけなのでゴチャゴチャしててすいません
あとヒーロー&ヒーローの「今年は光に満ちた素敵な年になる」っていうの、信じてますちひろさん。
死にたくないので寝ます
おやすみなさい
http://i.imgur.com/nBMaZuo.jpg
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/12(木) 21:05:36.24 ID:zbyLQyg6o
(キャラバンだよーーーっ!!!)
312 :
>>1
[sage saga]:2017/02/07(火) 23:52:54.10 ID:DtSN8q/EO
生存報告です。このSSに出てるメンバーってモバマスとデレステでなにがしかずっと出番ある感じで財布も口座も笑えない感じになってるのでゲームの方をプチ引退を本気でするべきなのかもしれない。
SSは今週中に続き書きます。全部がやばい。
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/15(水) 12:48:45.57 ID:E7kVfXJJ0
生存報告おつ。無理のない範囲で課金してこう。
314 :
>>1
[sage saga]:2017/03/06(月) 23:59:35.39 ID:ADGTMQsEO
生存報告です…あと、嘘ついてごめんなさい、「今週中」とか書いてたけど書けませんでしたね……。真面目にヤバイです、急ぎます。財布もマジでヤバイです。
315 :
>>1
[sage saga]:2017/04/05(水) 23:57:09.91 ID:SzrQsYL3O
【悪を学ぶ……!それは悪がどんな感じなのか……自分の目で確かめる事である!】
怪人ドクダミン『ふははははは!このダムの水を全て怪人変化液に変えてやったのだ!お前が昨日まで仲良くしていた村人は全て怪人にしてやったわ!』
ジャスティスくん『なんてことを!?』
ヒーローマン『貴様……貴様ァァッ!絶対に許さん!』
ジャスティスくん『手足もいでぶち殺してやる!!』
光「クソぉっ!!悪めぇぇぇっ!!」
麗奈「なんでアンタまでキレてんのよ」
飛鳥「完全にTVの前の子供だね」
紗南「光ちゃんは純粋だなぁ」
蘭子「村人の人達いい人だったのに……」グスッ
紗南「こっちも純粋だった」
飛鳥「大丈夫さ。子供番組でえてしてこういう事態は大元の怪人を倒せば元に戻るんだよ」
怪人ドクダミン『ふははははは!ちなみに一度怪人になった人間は殺さねば元には戻せんぞ!!』
ヒーローマン&5人『「「悪めぇぇぇぇぇっ!!」」』
316 :
>>1
[sage saga]:2017/04/06(木) 00:05:21.42 ID:s/EeTo4jO
ヒーローマン『友子……友子!?どうしてこんなことを……!?』
友子『これで……良男の所へいける……』ガクッ
ヒーローマン『友子ォォォォ!?』
怪人ネクロマン『ふははははは馬鹿な女だ!この俺の霊魂を操る力で死んだ恋人にもう一度会わせてやったらあっさり言うことを聞いたわ!ヒーローマン!貴様の正体を確かに見たぞ!』
光「くっ……!許せない!死んだ人を想う心を弄ぶなんて……!」
飛鳥「しかしまさか一度助けたという繋がりだけで友子をスパイに使われるなんて……」
麗奈「まさかの展開と悲劇的な偶然だったわね……」
ヒーローマン『お前だけは……お前だけは絶対に許さん!』
ジャスティスくん『両目くり貫いて耳と繋げてやる!』
怪人ネクロマン『ふははははは!そんなにその女に会いたければそいつの魂でも呼んでやろうか?』
ヒーローマン&5人『「「悪めぇぇぇぇぇ!!」」』
317 :
>>1
[sage saga]:2017/04/06(木) 00:13:33.25 ID:s/EeTo4jO
怪人マスメディアン『ふはははははヒーローマン!貴様の正体がわかった以上強すぎる貴様と直接戦う必要などない!貴様と貴様の家族の情報をこのまま電波ジャックで全国に流すのだ!』
ジャスティスくん『野郎!電波ジャックで街頭TVだけじゃない!全国のTVにこれを流してるんだ!』
善野正義『くっ……!何をする気だアイツは!?』
光「くっ!何をする気なんだ悪め!?」
紗南「TVジャックだって」
飛鳥「もし現代でやるならネットジャックとかになるのかな」
怪人マスメディアン『哀れな一般市民ども!これが善野正義とその家族達の顔と住所だ!』
麗奈「えっ!?顔バレどころか全国バレしてんじゃない!?」
蘭子「展開が最終回だよ!?」
飛鳥「まだ数話残ってるのに!?」
怪人マスメディアン『明日の正午までに善野正義とその家族をお前たち一般市民の手で殺せ!さもなくば都心の病院全てに仕掛けた爆弾を起爆させる!!』
善野正義『な……なんだと!?』
怪人マスメディアン『ふふふ……貴様が護ってきた人間たちが今度はお前たちへの最も強力な敵となるのだ!!』
正義&5人『「「悪めぇぇぇぇぇぇぇ!!」」』
318 :
>>1
[sage saga]:2017/04/06(木) 00:20:57.86 ID:s/EeTo4jO
※防衛隊(中盤でできた正義の仲間)基地
隊員A『ダメです!このままではあのジャンボ旅客機はこの基地に突っ込んできます!!』
善野正義『くっ……あの旅客機には大勢の人が……隊長の奥さんと子供さんも乗ってるのに!?』
隊長『……!!』
※飛行機の中
隊長の娘『お母さん……怖いよぉ……』
隊長の妻『大丈夫……大丈夫よ……』
蘭子「……!!……!!」ハラハラ
怪人ハイジャッキュー『ふははははは!この旅客機には大量の新型爆弾を仕込んでおいた!基地にぶつかる前に客ごと撃ち落とすか基地をこのまま破壊されるか選ぶがいい!!』
隊長『うっ……うわぁぁぁぁぁぁっ!?』
善野正義&5人『悪めぇぇぇぇぇぇぇ!!』
319 :
>>1
[sage saga]:2017/04/06(木) 00:27:49.65 ID:s/EeTo4jO
ダークシークレット総帥『ふははははは!よくぞここまで我が幹部達を退けてやってきた!どうだったかね?君の死んだ想い人を改造して作った最期の怪人を倒した感想は!?』
5人「「悪めぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!」」
ヒーローマン『……貴様だけは……貴様らだけは今日ここで……必ず滅ぼす!!今まで悪の犠牲になった人達の為にも……!!』
光「そうだ!頑張れヒーローマン!!」
麗奈「そんな奴に絶対敗けんじゃないわよ!!」
蘭子「お願い……勝って……!!」
紗南「大丈夫だよ!ヒーローマンなら……!」
飛鳥「そうだ。今までだって彼はどんな逆境も引っくり返してきた……!!」
ダークシークレット総帥『愚かな!私に勝てるつもりだとはな……!!我がダークシークレットの最高傑作にして究極の商品である私の力、思い知るがいい!』
ジャスティス『黙れ抜け作!テメェをぶっ殺してアジの開きみたいにして壁に張り付けてやる!!いくぞヒーローマン!!』
ヒーローマン『あぁ!最後の……最後の決戦だぁぁぁぁ!!』
5人「「「頑張れぇぇぇぇぇっ!ヒーローマァァァン!!」」」
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