ゼロ「オレを目覚めさせてどうしようっていうんだ」×艦これ2

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474 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2016/12/23(金) 03:33:49.69 ID:VJZpd0sh0
北方「…」


睦月「北方ちゃん、しっかりして!」


北方「…睦月?」


睦月「大丈夫だよ。すぐにアイリスさんに診せるからね」


北方「みんな…死んじゃった…作戦ばれてた」


朝潮「そんなことがあったなんて」


北方「北方を逃がそうとして…囮になったり…して」


如月「いまはいいから」


北方「よくない!…この時のために頑張ってきたのに」


朝潮「すぐに指揮船に向かいましょう」


翔鶴「…それは無理みたいだ」


パンテオン群「目標発見」


如月「北方ちゃんを助けに来るのを狙っていたみたいね」チャキッ!


朝潮「通信機が繋がりません」ドォン!ドォン!


翔鶴「こいつらを何とかするぞ!」ヒュン!


艦載機<ズドドドドドド!


北方「小さい機械人形はいい…大きいのが強い」


睦月「大きいの?」


ゴォン!ゴォン!ゴォン!


ゴーレム「…」ギュォン


如月「本当に大きい」


北方「あいつだ…あいつにやられたんだ」
475 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2016/12/23(金) 03:34:40.31 ID:VJZpd0sh0
ゴーレム「破壊」キュイーーーーーン!


朝潮「あの光はなんですか!?」


翔鶴「わからないが当たったら痛いで済みそうにないぞ」


如月「あれだけ大きければ!」ドォン!


ゴーレム「…」ガキン!


早霜「まるで効いていないわ」


睦月「頭だよ!頭を狙って」ドォン!


ゴーレム「!」バシッ!


朝潮「効いている。弱点は頭みたいです」ドォン!


睦月「一斉攻撃だよ!」ドォン!ドォン!


ゴーレム「!!!」ズシン!


翔鶴「どんな奴でも頭は弱点か。直ぐに仲間に知らせないと」


如月「一体だけじゃないみたいよ!」


ゴーレム群「目標破壊」


朝潮「なんて数ですか!」


キュイーーーーーーーン!!!ドオーーーン!!
476 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2016/12/23(金) 03:37:44.42 ID:VJZpd0sh0
睦月「みんな…大丈夫?」大破!!!


如月「…」大破!!!


早霜「…」大破!!!


朝潮「っ…」大破!!!


翔鶴「ぐ…」大破!!!


北方「みんな起きろ!」


ゴーレム群「目標確認」キュイーーーーーン


睦月(だめ…みんなうごけないよ。北方ちゃん逃げて)


ゴーレム群「発射」


睦月(ゼロさん…ごめんなさい。約束守れませんでした)


ドオーーーン!!!


睦月(ぐっ…あれ?まだ生きてる?)


北方「睦月!起きろ!睦月!見ろ!」


睦月「そんな…」
477 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2016/12/23(金) 03:38:35.63 ID:VJZpd0sh0
睦月が見たのは


燃えるような紅いボディ


棚引く黄金の髪


緑色に輝く剣


もう二度と会えないと思っていた


本当に会いたかった


大好きな…


睦月「うぅ…ゼロ…さーん…」


ゼロ「あぁ…待たせたな。安心しろ。もう大丈夫だ」

478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/12/23(金) 03:43:43.69 ID:fKLnZSoAO
乙ー!
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/23(金) 16:31:16.68 ID:Ld99aPzYO
乙!
480 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/01/20(金) 23:04:10.57 ID:WP3530ki0
ゼロ<こちらゼロ…問題無い。睦月達を確認した。応援を頼む>


<了解しました。しかし、既に応援は向かっているそうです>


ゼロ<既に?>


<はい。どうやら居ても立っても居られないみたいだったようです>


ゼロ<なるほど>


ゼロ「さて、みなを頼む」パリン


妖精さん達「さあ、仕事だ!仕事!直ぐに直すよ」トンテンカン!トンテンカン!


如月「ゼロさん…しばらく見ないうちに体が逞しくなった?」


朝潮「…来てくれてありがとう…ございます!」グスン


ゼロ「待たせたな」


北方「ゼロ!」


ゼロ「大きくなったな」


北方「会いたかった!」ダキッ!


ゼロ「よく頑張ったな。ここからはオレたちに任せろ」


翔鶴「オレたち?」


ゴーレム群「目標確認」ビュオーン!


北方「まだ来る!たくさんいる!」


ドゴオオオーーン!!!
ヒュー――ーン
ドギャン!!!

ゴーレム群「!?」破壊!

481 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/01/20(金) 23:04:45.90 ID:WP3530ki0
早霜「凄いわ…戦艦?それ以上だわ」


ゼロ「この通信機を付けろ」


<早霜お姉さまー!


早霜「」キーン


ゼロ<聞こえているから叫ぶな>


<私、気づいたんですよ。戦艦には直ぐになれないけど…


早霜「あなた…」


清霜<条件付きで戦艦の主砲を扱うことなら!!>


ドゴオオオーーン!!!


清霜<出来ます!>


ヒュー――ーン
ドギャン!!!


早霜「生きていたのね。けど、どうやって」


清霜<それはですね!>


<長話している場合じゃないわよ!>ドォン!


<このウザいのよ!>ドォン!


睦月「この声!」


霞「あんたらの武器弾薬よ!さっさと装填しなさいよ!」


満潮「次の指示!直ぐに指示しなさいよ!」


朝潮「…」


満潮「ほら、しゃきっとする」


朝潮「は、はい!」


霞「心配で海の底から戻ってきたわ」


朝潮「お、おかえりなさい!」


満潮「それは全部終わってからよ」


ゼロ「みんなを助けに行くぞ」
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/20(金) 23:46:52.87 ID:UXfAjWUS0
待ってました。乙です。
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/01/21(土) 10:37:39.51 ID:qeQpikXlo
乙ー
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/21(土) 12:32:40.92 ID:czhUTXuBO
乙!
485 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/07(火) 23:10:53.22 ID:Y2hjL4LP0
ゼロ「オレが先行する。満潮と霞は盾を展開しろ」


満潮「これ大丈夫なんでしょうね?」ガシャン!


霞「一発で壊れたらただじゃおかないわよ!」ガシャン!


ゼロ「問題無い」


睦月「司令官が鎮守府跡地で捕まってます」


朝潮「直ぐにでも迎えます!」


ゼロ「オレたちは指揮船に向かう」


如月「そんな…司令官はすぐそこよ」


北方「いいのか?」


満潮「これでいいのよ」


翔鶴「…信じていいんだな」


ゼロ「あぁ」


翔鶴「ならばよし!」

486 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/07(火) 23:11:33.90 ID:Y2hjL4LP0
ー鎮守府跡地付近海域ー


龍田「やっぱり多いわねぇ〜」ドォン!ドォン!


響「けど、鎮守府までもう少しだよ」ドン!ドン!


比叡「気合い!入れて突撃しますか!?」ドゴォン!


榛名「榛名も行きます」ドゴォン!


長門「よせ!無謀過ぎる」ドゴォン!


龍田「けど、このままだと全滅よ〜」ザシュッ!


長門「…わかっている」


龍田「どうせ沈むなら一体でも多く巻き添えにしてやりたいわ」ザシュッ!ザシュッ!


響「姉さんたちの仇を取りたい」ドン!


長門「提督を助ける事を忘れるな!」


ドゴオオオーーン!!!


明石<指揮船に直撃!このままでは危険です!>


長門「ぐっ…」


龍田「指揮船を守ってね〜」


響「ついてくよ」


長門「よせ!」
487 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/07(火) 23:12:57.63 ID:Y2hjL4LP0
榛名「鎮守府が見えてきました」


比叡「あんなにボロボロになってるなんて…」


龍田「許せないわねぇ〜」ギリッ!


響「いたよ。司令官だ!」


榛名「変な機械に入れられてますね」


比叡「直ぐに出しましょう!」


パンテオン群「発見」


龍田「邪魔よ」ザシュッ!


響「もうすぐだから」


バシャッ!


比叡「海の中から!」ドゴォン!


龍田「わざわざ斬られに来たの?」ザシュッ!


パンテオン「…」ガシッ!


龍田「あら〜まだいきてるんですかぁ?」


響「ダメだよ!龍田さん離れて!」


パンテオン「起動」カチッ!


龍田「えっ?」


ドオーーーン!!!
488 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/07(火) 23:13:37.26 ID:Y2hjL4LP0
比叡「龍田さん!」


榛名「自爆なんて…」


龍田「うっ…」中破!!


響「もう少し早く気付ければ」


龍田「…いいのよ。それより…」


パンテオン群「一斉掃射」


響「囲まれっ…!」


ドォォォォォ!


比叡「あれ…?」


榛名「大丈夫みたいです」


「死ぬまで戦わせろよって…よく言ってたけどよぉ。ありゃ駄目だ」


「勿論デース。紅茶も楽しめないのはゴメンデース」


龍田「…天龍ちゃん?」


比叡「金剛お姉さま!?」


天龍「おうよ!天龍様の参戦だぜ!」


金剛「ティータイムの前に終わらせマース」

489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/02/08(水) 14:20:42.29 ID:gEqUM/pdO
乙ー
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/09(木) 07:14:21.66 ID:FJ0vYFwXo
乙ー
491 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/27(月) 02:42:06.86 ID:1FJm2+zZ0
ー指揮船ーレヴィアタン船内ー


長門「補給が完了したら直ぐに出るぞ」


夕張「…これが最後の補給になります」


長門「提督は目の前だというのに」グッ


明石「このままだとみんなが危険です」


長門(このままでは全滅だ。どうすればいいんだ)


アイリス<高速で接近する機影を確認!>


長門「新手か!?」


アイリス<これは…そんな…>


大鳳「何が来るんですか?」


アイリス<ゼロ>


明石「え?」


アイリス<ゼロです!ゼロが戻ってきました!>


ゼロ「テイ!セイ!ハア!」シュパ!シュパン!ザシュ!


パンテオン「…がっ!」ボン!
492 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/27(月) 02:42:38.59 ID:1FJm2+zZ0
アイリス<ゼロ!聞こえますか!>


ゼロ<聞こえている>


アイリス<よかった…生きていたのね>


ゼロ<アイリス、皆に伝えてくれ>


  <前線に出過ぎないようにしろ、と>


アイリス<わかったわ。それとゼロ…>


ゼロ<なんだ?>


アイリス<おかえりなさい>


ゼロ<それはまだ早いな>


アイリス<うふふ。そうね♪>


睦月「むー。イチャイチャしないで指示を下さい」


如月「まあ、いいじゃない」


アイリス<ごめんなさいね。じゃあ、帰ってからで>


睦月「もおー!」


ゼロ「指揮船を守りきる」


「「「「了解!」」」」
493 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/27(月) 02:43:29.93 ID:1FJm2+zZ0
ー鎮守府跡地ー


バイル<いいか。人質を殺すんだ>


パンテオン「…対象の処刑を開始する」


提督「…」


パンテオン「…?」ビシ!ドス!


「戻ってきたぞ!生き恥曝し戦場に!」


パンテオン「!」ボン!


ファントム「投<トゥ>!」ヒュン!ヒュン!


パンテオン「がっ…」ボン!


ファントム「行け!お主等の主を取り戻すのだ!」


叢雲「言われなくて!」ザシュッ!


曙「わかっているわよ!」ドォン!


パンテオン群「…」ボン!


曙「この機械なんなのよ!空きなさいよ!」ガシッ!ガシッ!


ファントム「拙者が機械ごと運ぶ。雑魚を頼むぞ」


叢雲「了解したわ!」ドォン!ザシュッ!


ファントム「罠も無し…提督の体も異常無し」


曙「どうなのよ?」


ファントム「問題無い。行くぞ」

494 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/02/27(月) 02:44:49.88 ID:1FJm2+zZ0
ー指揮船レヴィアタンー


夕張「艦載機?大きすぎる」


ファントム<拙者だ。提督を救助した。長居は無用>


夕張「ファントムさん!?」


ーーー
ーー


明石「なんとか逃げ切れたみたいですね」


アイリス「みんな無事でよかった」


明石「ここはいいから早く会いに行きなさい」


アイリス「けど…」


夕張「いいから、いいから」


アイリス「ありがとうございます」タッタッタッタ


夕張「これから修理が大変ね。何日かかるのかしら」


明石「指示通りここまで来たけど」


グオン!


夕張「何?船ごと持ち上がっているの?」


明石「外を見て!」


夕張「格納庫の中?」


ーーー
ーー


明石「凄い見た事も無い機械が沢山ある」


夕張「ここはどこかの基地なの?」


「ここは安全ですから。安心してください」


明石「あなたは誰ですか?」


「ごめんなさい。自己紹介がまだでした」


アルエット「司令官のアルエットです」


  「ガーディアンのみんなはあなた達を歓迎します」

495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/02/27(月) 19:06:21.04 ID:+OO+L7xRO
乙ー
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:43:54.54 ID:wa7Cj9HBo
497 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/03/16(木) 22:21:22.35 ID:ehzA8Ii50
アルエット「負傷者はいませんか?直ぐにメディカルルームに案内します」
   (やった♪ちゃんと司令官ぽく言えたかな?)

夕張「この女の子がここの代表?」ヒソヒソ


明石「いや、お手伝いとかでしょ?」ヒソヒソ


アルエット「どうしました?」


明石「そうよね。若すぎるし」ヒソヒソ


夕張「お手伝い偉いね」


明石「ここの一番偉い人に会わせてもらえるかな?」


アルエット「…私です」


「「え?」」


アルエット「私なんです」ウルウル


ファントム「アルエット様」


アルエット「もう!様はいいから」


ファントム「提督をメディカルルームに運びます。チェックしましたが問題ありません」


アルエット「みんな準備しているから直ぐに運んであげてね」


ファントム「御意」


アルエット「ゼロお兄ちゃ…ゼロ隊長からの報告が無いけど?」


ファントム「今は動けないようです」


アルエット「負傷したの!?」


ファントム「違いますが…行ってしまったか」
498 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/03/16(木) 22:38:26.92 ID:ehzA8Ii50
ゼロ「皆無事で何よりだ。オレに何があったか説明するから」


睦月・如月・早霜・朝潮・北方「…」ダキッ!


ゼロ「離れてくれないか」


睦月・如月・早霜・朝潮・北方「…」ギュー


翔鶴「こら!ゼロが困っているだろ。離れるんだ」


睦月・如月・早霜・朝潮・北方「…はーい」


ゼロ「翔鶴、助かっ…」


翔鶴「会いたかったぞ!」ダキッ!ギュー!


睦月「ずるにゃしぃ!」


如月「大人げないわ!」


早霜「…やるわね」


朝潮「卑しいずい!」


北方「もっとしたいのに!」


翔鶴「騙されたな!会いたかったぞ〜」ギュー!


ゼロ「…」グイッ!


翔鶴「あぁん///」


アイリス「その姿はとても懐かしい」


ゼロ「そうか?」


アイリス「えぇ…イレギュラーハンターゼロ」


ゼロ「イレギュラーハンターか」


アルエット「ゼロお兄ちゃん!」


ゼロ「アルエット、報告を待っていたか」


アルエット「えっと…遅いから負傷かなと思って」


ゼロ「大丈夫だ。心配させてすまない」


アルエット「そんなことないよ。無事でよかった。けど、セルヴォさんのところでチェックしてきてね」


ゼロ「了解した。皆を頼む」
499 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/03/16(木) 23:01:15.44 ID:ehzA8Ii50
天龍「おい!いい加減に離れよ」


龍田「もう絶対に離さないから〜」ギュー!


天龍「あー!まともに歩けねえだろ」


比叡「金剛お姉さまー!」ヒエーン!


榛名「よくぞご無事でした。榛名は信じていました」


金剛「ヘイ!ドントクライ。霧島も無事だから会いにイクネー」


ロシニョル「いいかい?怪我している娘はメディカルルームに連れていくよ」


響「…」


ロシニョル「あんた顔色悪いね。大丈夫かい?」


響「平気だよ。それより…」フラッ


ロシニョル「はい。連れていくわ」ヒョイッ


響「平気だから降ろして」ブラブラ
500 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/03/16(木) 23:04:08.87 ID:ehzA8Ii50
ーメディカルルームー


ロシニョル「注射が怖いとか言わないわよね?」


響「別に怪我してないから」


ロシニョル「フラフラしてたら危ないからね。休んでなさい」


響「平気だって言ってるじゃないか」


ドア<ウィーン


雷「響じゃない!?どうしたの?怪我したの?」


電「響ちゃん、大丈夫なのです?」


響「…」


雷「響?」


電「響ちゃん?」


響「ウラー!」ウエーン!


雷「泣いてるじゃない!」


電「もう大丈夫なのです!」


暁「一人前のレディーでナースな暁に任せなさい」


響「ウラー!ウラー!」ダキッ!ズリズリ!


暁「こら!鼻吹かないでよ!」


ロシニョル「なんだい姉妹だったのかい。連れてきて正解だったわ」
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/03/17(金) 05:04:24.68 ID:kkyl7u+rO
乙ー
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/17(金) 09:59:39.81 ID:PRMdSALnO
更新きたか
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/03/19(日) 04:55:08.27 ID:zMItKiztO
下げ
504 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/04/12(水) 22:24:01.72 ID:fnXlCE4A0
セルヴォ「隣が賑やかだな」


ゼロ「あぁ」


セルヴォ「体の方はどうだ?」


ゼロ「問題無い」


セルヴォ「それはよかった。もうあんなのはごめんだぞ」


ゼロ「すまない」


ドア<ウィーン


アイリス「失礼します」


ゼロ「アイリス?」


アイリス「ゼロ!」ダキッ!


ゼロ「どうした?」


アイリス「本当に心配したんですから」ギュー


ゼロ「…すまない」


アイリス「反省していますか?」


セルヴォ「ゼロはボロボロになる度に「すまない」で誤魔化してたぞ」


ゼロ「おい、セルヴォ」


セルヴォ「少しは反省しろ。バラバラのお前を見たアルエットが気絶してどんなに大変だったか」


ゼロ「…」


セルヴォ「まあいい。その話は後でにしよう。君は?」


アイリス「アイリスです。鎮守府ではメディカル担当でした」


セルヴォ「兵器開発整備主任のセルヴォだ。よろしく頼む」


アイリス「ゼロから聞いてましたよ。腕のいい技術者と」


セルヴォ「そうか。苦労させられたがな」ハハッ


アイリス「私もです」クスクス
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/13(木) 00:08:01.72 ID:7qTLQTjl0
まってた
506 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/04/13(木) 00:21:50.23 ID:GXkoPz9d0
ーーー


提督「…」


叢雲「私の事…わかる?」


提督「えぇ」コクン


曙「長い間、眠らされていたのよ」


提督「!?」


叢雲「みんな無事だから落ち着きなさいよ」


提督「…よかった」


曙「けど、鎮守府は壊滅して」


提督「いいのよ。みんなが無事ならそれでいい」


叢雲「今は休みなさい。明日に今までの事を話すから」


提督「吹雪は?それに入院していた艦娘たちは?」


曙「私たちもわからないわ」


提督「そう…きっと大丈夫よね」


叢雲「きっと大丈夫よ。だから寝なさい」


提督「二人とも」


曙「なに?」


提督「助けてくれてありがとう」


叢雲「それはみんなにいいなさいよ」


提督「そうね」


ーー
507 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/04/13(木) 00:48:36.81 ID:GXkoPz9d0
ー翌日ー会議室ー


如月「ここでいいのよね?」


睦月「うん。ここの人たちが教えてくれたけど」


朝潮「おはようございます。もう少しで会議が始まるみたいですよ」


睦月「もしかして遅刻しちゃった?」


早霜「大丈夫…ここの司令官は来てないから」


如月「よかったわ。そこ座っていい?」


清霜「勿論です。まだ座れますから」


如月「昨日は寝れた?」


早霜「清霜と遅くまで話して…」


清霜「嬉しくて話が弾んじゃいました」


睦月「睦月は沢山食べたらグッスリでした」


朝潮「あの…そろそろ始まるみたいです」
508 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/04/13(木) 00:50:24.72 ID:GXkoPz9d0
ーー


アルエット「おはようございます。ガーディアン司令官のアルエットです」


  「この数か月で何があったのか説明します」


睦月(私たちと同じ年かな?)


アルエット「海軍は会見で艦娘には深海棲艦化という病があり最終的に深海棲艦となり人を襲うと説明しました」


   「そして、艦娘に代わり海を守るパンテオンというメカニロイドを導入する、と」


長門「我々はいずれ敵になると海軍本部は説明したのか!?」


アルエット「…はい。あの放送を見た限りそのように説明していました」


  「その最中にあなた達の鎮守府が反乱を起こし鎮圧に向かった」


大鳳「深海棲艦化は事実ですが…反乱だなんて」


龍田「今までさんざん利用してきたのにねぇ〜」ギリッ!


アルエット「あなた達がいなくなってからは街は悲惨の一途でした」


  「メカニロイドが住民を監視し少しでも海軍に反抗的な態度、証言すれば収容所に送られます」


  「街は封鎖され逃げも助けも呼べない」


  「それがあの街の現状です」


龍驤「酷すぎて何も言えへんわ」


夕張「これからどうする気なんですか?」


アルエット「数日後に海軍本部を攻撃し捕まった人々を助けます」


朝潮「海軍と戦うのですか?」


アルエット「海軍の行いをこのまま見過ごす訳にはいきません。それに…」


ゼロ「倒さなければならない奴がいる」


睦月「ゼロさんの偽物ですか?」


ゼロ「それもあるが、バイルを倒す」


早霜「バイル?」


アルエット「私達がガーディアンを結成する前からの宿敵です」


翔鶴「なあ、そのガーディアン?について教えてくれないか?」


アルエット「そうですね。少し長くなりますからね」
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/13(木) 04:20:46.33 ID:+HtXpQGJO
乙ー
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/13(木) 08:24:33.56 ID:DYrWhtdNO
511 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/03(水) 23:08:14.11 ID:IprfsmBy0
アルエット「ガーディアンは最初はとても小さな組織でした。その頃はレジスタンスと呼ばれていました」


  「初代司令官シエルお姉ちゃんは不当なイレギュラー診断を受けた私達と脱出して『切り札』を探していました」


如月(もしかしてこの娘は私よりも年上かしら?)


アルエット「多くの犠牲を払い見つけたその切り札は『伝説の英雄』と呼ばれた…」


翔鶴「『ゼロ』だな」


アルエット「『ゼロお兄ちゃん』でした」


翔鶴「『ゼロお兄ちゃん』」


睦月「『ゼロお兄さん』いいかも」


早霜「『ゼロお兄様…』…ありね」


アルエット「ごほん!サイバーエルフの力によって復活したゼロの活躍によりレジスタンスは何度も危機を救われました」


  「そう。まさに…伝説の英雄と呼ばれるのに相応しい強さと美しさ」ウットリ


朝潮「昔から強かったんですね」


アルエット「戦いが終わりレジスタンスは『ガーディアン』と名のり新たな活動を始めました」


セルヴォ「私たちの技術力を困っている人達に役立てようとしたんだ」


アルエット「弱き者、迫害される者に救いの手を差し伸べる。それが『ガーディアン』です」
512 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/03(水) 23:10:35.33 ID:IprfsmBy0
ーガーディアン本部ー鎮守府が襲撃された日ー


セルヴォ「工業プラントの拡大は順調だ。5日後には完成する」


アルエット「あとは農業プラントの収穫率の向上ね」


セルヴォ「…そろそろゼロに会いに行ったらどうだ?」


アルエット「え?」


セルヴォ「司令官として頑張っているんだ。少しぐらい休んでも問題ない」


アルエット「けど、私がここを離れる訳には」


セルヴォ「みんな心配しているんだ。働き過ぎだと」


アルエット「そ、そうかな?」


セルヴォ「たまには年長者の言うことを…」


<<緊急事態発生!!司令官はトランスサーバーまで来てください>>


セルヴォ「!?」


アルエット「直ぐに行きましょう!」
513 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/03(水) 23:11:37.45 ID:IprfsmBy0
ーーー
ーー


アルエット「何があったの!?」


イロンデル「司令官!彼らがいきなり転送されてきたんだ」


アルエット「彼ら?」


ファントム「…」ボロボロ


鳳翔「…」グッタリ


アルエット「ファントム!」


ファントム「ここは…何処?」


アルエット「ガーディアン本部よ。何があったの!?」


ファントム「鎮守府が襲撃を…受けました。拙者は…自爆したはず…」


アルエット「自爆しようとしたら転送されるように設定したの」


ファントム「拙者が生きているなら…鳳翔殿は無事ですか?」


セルヴォ「一緒に来た女性か?気を失っているだけだ。安心しろ」


ファントム「あぁ…そうか…修理してくれ。直ぐに…助けに行かなければ」


アルエット「ゼロお兄ちゃんは?」


ファントム「おそらく…最後まで戦っているはず」


セルヴォ「司令官…指示を」


アルエット「ガーディアンは鎮守府に向かいます!」


<<了解!!>>
514 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/03(水) 23:13:52.10 ID:IprfsmBy0
ー鎮守府前海域ー襲撃から1日経過ー


<こちら捜索隊…生存者は確認出来ず。捜索を続行します>


アルエット「了解…そろそろ交代の時間だから戻ってきて」


<いえ、まだ捜索出来ます>


アルエット「無理しないでね」


<了解!>


アルエット「…」


セルヴォ「ファントムの修理は完了した。後は目を覚ますのを待つだけだ」


アルエット「疲れたでしょ。休んでて」


セルヴォ「いや、これから大物が来るからな」


アルエット「…」


セルヴォ「ゼロなら大丈夫だ」


アルエット「…うん」


<報告します!生存者を発見!>


アルエット「続けて!」


<海中に少女を複数確認しました。息があります!>


アルエット「どういうこと?」


<バリアーが少女を守っていたようです>


アルエット「バリアー?まさか…」


<ゼロ隊長を発見!映像を送ります>


セルヴォ「…上半身だけじゃないか」


アルエット「…」フラッ


セルヴォ「アルエット!」


<こんなにボロボロなのに動力炉は僅かに動いています>


セルヴォ「直ぐに運んでくれ!」
515 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/03(水) 23:15:12.51 ID:IprfsmBy0
ーメディカルルームー


セルヴォ「レヴィアタンがゼロに動力炉を繋げた事により死なずに済んだか」


ゼロ<機能停止>


レヴィアタン<機能停止>


セルヴォ「だが、一番の功労者は…」


妖精エックス<治療中>


アルエット「エックスさんがみんなを守ってくれた」


セルヴォ「そうでなければ全滅だったな」


アルエット「準備はいい?」


セルヴォ「任せろ。絶対に死なせるものか」


アルエット「では、お願いします」


セルヴォ「シエルの残した設計図だ。これでゼロは生まれ変わる」

516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 07:09:13.06 ID:S0ewCfxUO
乙ー
517 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/31(水) 23:02:24.70 ID:tqwMusEj0
ー会議室ー


天龍「沈んだけど死なずに済んだのはエックスが守ってくれたからだ」


金剛「バット、目を覚ますのに時間が掛かってみんなをロストしたデース」


アイリス「そんな事があったんですね」


アルエット「これがあなた達がいない間の出来事になります」


提督「なるほどね。それでどうやってあの街を攻略するの?」


「提督!」「司令官!」


提督「みんな助けてくれてありがとうね。それとアルエット司令官」


アルエット「はい。なんでしょうか?」


提督「我々を受け入れてくれた事に感謝致します」


アルエット「こちらこそ。よろしくお願いします」


提督「これからの事について話し合いましょう」


アルエット「大丈夫ですか?目が覚めたばかりでは…」


提督「問題ありません。海軍本部の暴走を止めなければいけません」


アルエット「わかりました。皆さんの力を貸してください」


提督「よろしくお願いします。それとここはガーディアン本部なんですか?」


夕張「私も気になっていました」


アルエット「ここはガーディアンのみんなで協力して作った「シャリテ号」の中です」


提督「素敵な名前の船ですね」

           
アルエット「はい。とても優秀な船です」


セルヴォ「説明することが山ほどある。まずは…君達の艤装に詳しい子は私のラボまでついてきてくれ」


アルエット「提督は引き続きお話ししましょう」


睦月「あれ?ゼロさんはどこですか?」


アルエット「…たぶん、メディカルルームだと思います」
518 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/31(水) 23:04:10.85 ID:tqwMusEj0
ーメディカルルームー


ゼロ「…」


妖精エックス<治療中>


レヴィアタン<治療中>


ウィーン


ゼロ「誰だ」


睦月「む、睦月です」


ゼロ「何故ここに来た」


睦月「ゼロさんが気になってつい。あの…二人とも目を覚まさないのですか?」


ゼロ「あぁ…エネルギーを使い過ぎたんだ」


睦月「…」


ゼロ「エックスは皆を守る為に…レヴィアタンはオレを生かす為に」


睦月「そうでしたね」


ゼロ「治療受けてかなり経つ…もしかしたら」


睦月「大丈夫です!」


ゼロ「睦月?」


睦月「絶対に二人とも元気になります!だから…」


ゼロ「…」


睦月「今は信じて待ちましょう!」


ゼロ「!?」


睦月(どうしよう!?偉そうな事言っちゃったよぉ!怒られる!)


ゼロ「そうだな」


睦月「?」


ゼロ「大丈夫だ」


  「ーーーーとその娘だ。必ず戻って来る」

519 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/05/31(水) 23:05:07.17 ID:tqwMusEj0
ーセルヴォのラボー


夕張「凄い…見た事ない工具が沢山ある!」


明石「船の中にこんなに大きな工廠があるなんて感動ね」


セルヴォ「まあ、今は我々しかいないから広いだけでスタッフが来れば狭く感じるさ」


夕張「このバーナーの火力はいくらですか?」


明石「ゼロくんが使ってた装備もあるわ!」


セルヴォ「ここにある設備は全て好きに使ってくれ」


夕張「全部…これだけの設備なら今まで出来なかった開発が出来る」


明石「資材は気にしなくていいの!?」


セルヴォ「まあ、空にならないなら」


明石「夕張!あなたを最速の艦娘にするわ!」


夕張「それもいいですけど主砲をビックリするぐらい大きく改良しちゃいましょう!」


セルヴォ「…資材追加してもらうか」


榛名「…」ジー


セルヴォ「彼女は金剛型の榛名だったか?何か気になるものでも…」


榛名「はぁ〜大きなクレーン。素敵///」


セルヴォ「…」


榛名「動いたらもっと素敵なんでしょうか」チラッ


セルヴォ「クレーンの動作点検するぞー」

520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/01(木) 13:42:48.97 ID:hmOsG+bdO
乙ー
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 02:05:30.19 ID:7M6szPa3o
522 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/06/27(火) 18:39:09.90 ID:fg1E5dW70
ーゼロー


オメガとの戦闘で大破したゼロはレヴィアタンが自身の動力炉を繋いだ事により生き延びる。


ガーディアンではゼロの帰還を信じ研究と失われたデータの捜索が続けられていた。


発見されたデータの中に過去の姿の記録を発見したシエルはあるものを制作した。


その一つが「ゼロアーマー」だった。


アーマーを纏った姿はイレギュラーハンター時代のゼロそのものである。

523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/27(火) 18:40:21.95 ID:fg1E5dW70
ー会議室ー


アルエット「現地の隊員からの情報では海軍本部は厳重な警備で守られています」


提督「本部だけじゃないでしょうね」


アルエット「はい、街中にメカニロイドが配備されています」


提督「住民はどこにいるの?」


アルエット「ほとんどは収容所に残っているのは女性や子どもに老人です」


提督「街にほとんど住民がいない」


ーーー
ーー


アルエット「艦娘の皆さんが無傷で済むとは思いません」


提督「…覚悟の上です」


アルエット「わかりました。けど、大丈夫です。私たちもいますから」


提督「本当にありがとうございます」


アルエット「救いの手を差し伸べるが私たちですから」


提督「装備はどうなっていますか?」


アルエット「艤装は修理出来た物を使ってもらっています。どうしても我々の技術でも直せなくて」


提督「完全に壊れてしまうと妖精さんの力が必要になりますから」


アルエット「艤装が壊れてしまった娘にはガーディアンの装備を配備しますから」


ジョーヌ<司令官、報告があります>


アルエット「何があったの?」


ジョーヌ<パトロール隊からコンテナを発見したと報告があります>


アルエット「罠ではないの?」


ジョーヌ<はい。爆発の危険性や発信機もありません>


アルエット「近くに島があるようならそこに運んで調査しましょう」


ジョーヌ<了解しました>
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/27(火) 18:41:19.19 ID:fg1E5dW70
ー回収したコンテナ前ー


龍驤「こんなもん海に捨てるなんて酷い奴や」


響「ウラー!」


雷「ゴミはルールを守って捨てないとダメじゃない!」


電「こんなに沢山だとお金が掛かって大変なのです」


暁「私のお小遣いで払えるかしら」


龍驤「いや、そこは提督が払うやろ」


電「けど、司令官さんのお金は凍結されて無一文なのです」


暁「ここの自動販売機が無料で泣きながら飲んでたわね」


響「ウラー」


龍驤「しょっぱいコーヒー飲んでたんやな」


セルヴォ「…金剛もここに来た時は紅茶が無くて大変でな」


龍驤「セルヴォのおっちゃん…苦労かけたな」


セルヴォ「さて、紅茶プラントを作った話は後にするぞ」


暁「え、作ったの?」


セルヴォ「…何かいるな」


龍驤「…いるって敵か?」


セルヴォ「いや、それにしては小さいな…沢山いる?」


<ガチャ…ガチャ…


妖精さん1「提督いる?」


セルヴォ「え…あぁいるぞ」


妖精さん1「みんなーついたぞー」


妖精さん2「長かった」


妖精さん3「運べ。運べ」


電「妖精さんがいっぱいなのです!」


妖精さん1「これ提督に渡して」スッ


雷「この手紙を渡せばいいのね。わかったわ」
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/27(火) 18:42:02.84 ID:fg1E5dW70
ー陸軍基地−


陸士「よろしかったのでしょうか?」


陸将「何がだい?」


陸士「コンテナを海に放棄した事ですよ」


陸将「あれは海軍が押し付けてきた廃棄物だ。どう処理しようと自由だ」


陸士「…艤装も解体せずにですか」


陸将「…」カチッ


陸士「それに弾薬も」


陸将「弾薬は使えないものだ。暴発しても困るだろ」シュボッ!


陸士「…」


陸将「海軍本部の護衛任務が始まるから準備しろ。本部の構造も覚えてけ」フー


陸士「了解しました」


ドア<バタン…


陸将「…さて、後は向こうに合わせますよ。提督さん」

526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/27(火) 20:40:03.38 ID:oWuEukL5O
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/07/01(土) 14:57:54.87 ID:piLkVDyrO
乙ー
528 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2017/07/26(水) 22:19:59.50 ID:UhiF94pH0
投稿が遅れます
完結は必ずさせますので宜しくお願い致します
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 23:00:20.25 ID:o9SVbwH/0
了解。
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/07/27(木) 00:17:59.86 ID:pJRHZ5ebO
待ってる
531 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/08/24(木) 10:17:24.44 ID:SM5kCXMu0
ー海軍本部ー


中将「艦娘が集まっているだと!?」


バイル「この街の正面海域に集まっているのを発見しました」


中将「なぜ、逃げずに戻ってきた?」


バイル「わかりません。復讐のつもりでしょうか」


中将「そんな事はどうでもよい。必ず全員沈めろ!」


バイル「パンテオンを海に向けて出動させました。ここの守りはどうしますか?」


中将「陸軍にでもやらせておけ。どうせ暇な奴らだ」


少佐「私から伝えておきましょう」


バイル(奴らが考え無しに来るとは思えん…何を企んでいる)
532 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/08/24(木) 10:17:57.87 ID:SM5kCXMu0
ー海軍本部ー


中将「艦娘が集まっているだと!?」


バイル「この街の正面海域に集まっているのを発見しました」


中将「なぜ、逃げずに戻ってきた?」


バイル「わかりません。復讐のつもりでしょうか」


中将「そんな事はどうでもよい。必ず全員沈めろ!」


バイル「パンテオンを海に向けて出動させました。ここの守りはどうしますか?」


中将「陸軍にでもやらせておけ。どうせ暇な奴らだ」


少佐「私から伝えておきましょう」


バイル(奴らが考え無しに来るとは思えん…何を企んでいる)
533 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/08/24(木) 10:18:41.50 ID:SM5kCXMu0
ー陸軍基地ー


陸将「はい。直ぐにそちらに向かいます」


兵士「どうしました?」


陸将「艦娘が集結しているようだ」


兵士「なんと!」


陸将「我々の任務は海軍本部の護衛だ」


兵士「本部の護衛ですか?」


陸将「周辺だけだ。内部は薄気味悪いロボットが担当だ」


兵士「…そうですか」


陸将「だが、手を抜くような事は決してない。全兵力で任務遂行だ」


兵士「了解!」ビシッ
534 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/08/24(木) 10:19:20.23 ID:SM5kCXMu0
ーCAPCOM街正面海域ー


ゼロ「来たな」


翔鶴「なんて数だ。海が見えないぞ」


ゼロ「奴らを引き付けるのが目的だ。負傷したら直ぐに指揮船に帰還しろ」


如月「大丈夫よ。ゼロさんから貰った武器があるから」


朝潮「はい!肉薄して叩き潰してみせます!」ブォン!ブォン!


満潮「考えなしに突撃しないでよ」


睦月「みんながいるから大丈夫です!」


早霜「そうよ…みんながいるわ」


ゼロ「必ず勝つ。全てを取り戻し、悪の権化を叩き斬る」


  「この一戦にオレ達の全てがかかっている」


  「CAPCOM街解放作戦開始」
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 12:27:27.84 ID:yIcWEnQMO
久しぶり乙
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/08/25(金) 03:37:01.84 ID:t8z0rTGzO
乙ー
537 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/09/16(土) 10:11:16.02 ID:7ELbCp540
翔鶴「艦載機…発艦」ギリギリ…ヒュン!


艦載機<ヒューン!ズドズド!


パンテオン「!?」ボォン!


朝潮「撃ちます!」ドォン!ドォン!


パンテオン「…」ガキン!カン!


如月「敵も種類が増えたみたいね」


早霜「盾持ち…厄介ね」


ゼロ「オレが行く」シューシュタッ!


翔鶴「おい!無理するな」

ーーーー

ゼロ「ハア!」ザシュッ!


パンテオン「!」ボォン!


ゼロ「フン!」スパン!


パンテオン「?」…ボォン!


パンテオン「ゼロ…確認」ドドドド!


ゼロ「…」ガキン!カキン!ガキン!


パンテオン「!?」


ゼロ「セイ!」ドゴ!


パンテオン「ギギッ」ガシッ!


ゼロ「っ!」


パンテオン「自…爆…」


ゼロ「させるか!」ザシュッ!


パンテオン「…」ボロ…ボォン!


ゼロ「どうした?そんなものか!?」
538 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/09/16(土) 10:12:11.44 ID:7ELbCp540
ーシャリテ号ー


アイリス「ゼロ交戦中です。前線で敵を引き付けています」


アルエット「そのままサポートをお願いいます」


セルヴォ<司令官、こちらはいつでもいいぞ>


アルエット<はい。コルボーチームを待つだけです>


セルヴォ<頼むぞ。ゼロたちも長引くと危険だ>


アルエット<大丈夫です。彼らは必ず成功します>
539 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/09/16(土) 10:12:47.48 ID:7ELbCp540
ーCAPCOM発電所ー


パンテオン「!?」ボォン!


コルボーチーム1「制圧!」


コルボー「直ぐに設置するぞ」


コルボーチーム2「敵の増援を確認」


コルボー「起動まで守り切ればいい」


コルボーチーム3「了解!」


コルボー「この作戦の成功は我々にかかっている」

540 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/09/16(土) 10:13:20.70 ID:7ELbCp540
ーCAPCOM街正面海域ー


長門「撃てえぇー!!」ドオーーン!!


パンテオン「ごぉ…」ボォン!


パンテオン「…」シュ!


武蔵「長門!」


長門「せい!」ドゴ!


パンテオン「」ベコグシャ!


長門「どうした!殴り合いなら大歓迎だぞ!」


武蔵「流石だな。負けてられ…なんだ?…なんどと!」


長門「何があった?」


武蔵「海中だ!奴ら海中から指揮船に潜入したぞ!」

541 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/09/16(土) 10:13:50.03 ID:7ELbCp540
ー海軍本部ー


バイル「オメガを出撃させました。奴らが全滅するのは時間の問題です」


中将「街にいたテロリストはどうした?」


バイル「増援が制圧するでしょう」


中将「そうか。これでもう安心だな」


バイル(オメガだけで問題ないだろうが…念のためだ。起動させておくか)

542 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/09/16(土) 10:16:16.51 ID:7ELbCp540
ー指揮船レヴィアタンー


オメガ「ヨワイ」ザシュッ!


陸奥「うぐっ」大破!!!


潮「ひぃっ!」ドォン!


オメガ「失セロ」ガキン!ドス!


潮「きゃっ!」大破!!!


陸奥「…行かせないわ!」ガシッ!


オメガ「邪魔ダ」ブォン!


陸奥「あぁ!」ドゴン!


オメガ「殺ス」


パン!パン!パン!パン!


オメガ「…」


提督「私の仲間から離れなさい!」


オメガ「愚カナ人間ダ」キュイン!キュイン!


提督「いいから離れろ!」ドォン!


バッ!バシュン!


大井「まったく落ち着きなさいよ」


北方「やっつける!」ドゴン!


提督「北方ちゃん!」


北方「提督いないと困る!逃げて!」


大井「あんたも逃げるのよ!」


北方「いいから逃げて!」シュッ!


オメガ「邪魔スルナ」ブォン!


北方「やっつけろ!」


浮遊要塞1「ガアッ!」ドォン!


オメガ「フン!」ザシュッ!


浮遊要塞1「ギャ…」破壊!

543 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/09/16(土) 10:17:33.21 ID:7ELbCp540
北方「あぁ…そんな」


オメガ「シネ」ブォン!


??「死なせない」


北方「え?」


港湾「絶対に死なせない!」ガシッ!


オメガ「!?」


北方「港湾お姉ちゃん!?」


港湾「ゼロのニセモノ!」ブォン!


オメガ「ッ!」


港湾「ここからいなくなれ!」ドゴン!


オメガ(投ゲ飛バシタノカ!?)


港湾「北方…大丈夫?」


北方「港湾お姉ちゃんなの?」


港湾「今までごめんね。寂しかったでしょ」ダキッ


北方「お…おねえーちゃんー!」ギュッ
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/18(月) 10:40:00.91 ID:ebTF2foZO
乙ー
545 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/10/13(金) 00:02:39.99 ID:6RSf9hc40
あきつ丸「はぁ!」バッ!


艦載機<ヒューン!ズドズド!


天龍「おらよ!」ザシュッ!


パンテオン「!」ボォン!


あきつ丸「そろそろ艦載機が心もとなくなったであります」


比叡「補給に戻りましょう!」


天龍「だったら援護してやるからよ!」ドォン!


あきつ丸「それは皆必要であります」バッ!


離島「だったら、みんなで行けばいいじゃない」


あきつ丸「離島殿!」


天龍「生きてたのかよ!」


離島「あら?そう簡単に沈んだと思ってたの?」ズドズド!


天龍「うるせえ!だったら!」カチッ…カチッ


パンテオン「!」バッ!


天龍「やべぇ!弾切れ…」


離島「もう…」ドゴォ!


パンテオン「ギャ…」メギャ!


離島「ここは私たちに任せなさい」
546 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/10/13(金) 00:04:43.91 ID:6RSf9hc40
ー指揮船レヴィアタンー


港湾「北方が世話になったな」


提督「無事だったのね」


港湾「逃げ延びて仲間を集めていたの。皆に仲間がいることを伝えたい」


提督「これを使ってみんなに聞こえるから」


港湾「えぇ」


ーーーー
ーー
港湾<この場にいる全ての艦娘に聞いてほしい>


電「港湾さんなのです!」ドゴォ!メキャ!バキッ!


雷「もう!聞こえないじゃない!」ドス!グリ!


港湾<この場にいる全ての深海棲艦は仲間です>


暁「この場にいる全て?」


港湾<互いに争い続けた者同士でしたが今は違います>


  <私たち深海棲艦も共に戦います!>

響「砲撃音…着弾するよ!」


ヒューーーーーーン!


暁「きゃー!あーたーるー!」


ガキン!ドゴォ!


暁「ふえ?」


ル級「ぶじか?」


暁「あ…大丈夫よ」


ル級「うしろにいろ。盾になる」


電「一人じゃ無理なのです!」


ル級「ひとりじゃない」


ル級群「たくさんいるぞ」


響「ハラショー」
547 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/10/13(金) 00:06:28.36 ID:6RSf9hc40
朝潮「沈んだと思っていましたよ」


レ級「生き恥をさらして逃げてたよ」


満潮「ここに来たのなら協力するんでしょうね」


レ級「さあ、どうかな?」


霞「クズ鉄になりたいの?」ガチャッ!


レ級「きみそんなに強かった?」


霞「…」ドォン!


レ級「!?」


パンテオン「!」ボォン!


霞「これが終わったら覚悟しなさいよ」


レ級「お互い生き乗ったらね」ドオーーン!!


如月「火力は敵わないわね」


早霜「えぇ…けど」


睦月「ゼロさんから貰った武器がある!」


朝潮「肉薄し叩き潰します!」
548 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/10/13(金) 00:07:17.67 ID:6RSf9hc40
オメガ「アノ鉄爪女…必ズ殺ス」バシャッ!


ゼロ「ハァ!」ブォン!


オメガ「マタ殺ラレニ来カ!」ガキン!


ゼロ「…」


オメガ「偽物ガメシア二勝テルト思ッタカ!」


ゼロ「救世主だと笑わせるな」ブォン!ヒュン!


オメガ「グッ!」


ゼロ「お前はただの破壊者だ」ザシュッ!


オメガ「ソレハ貴様ダ!」バシュン!


ゼロ「フッ!」ガキン!


オメガ「貴様ガ創ラレタ事デ世界ガ崩壊シタ!」バシュン!


ゼロ「…ッ!」


オメガ「存在ガ罪ナンダ!」バシュン!


ゼロ「罪だと!」シューシュタッ!


オメガ「ソウダ!過去ノ厄災ハ貴様ガ原因ダ!」ザシュッ!


ゼロ「…」ガキン!


オメガ「メモリー二無イ?ソンナ事デ逃レラレルト思ウナヨ!」ブォン!


ゼロ「逃れる?」ガシッ!


オメガ「グッ!」ギリギリ!


ゼロ「それが事実なら全て背負ってやる!」

549 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/10/13(金) 00:07:48.21 ID:6RSf9hc40
ー海軍本部ー


中将「深海棲艦の襲撃?」


兵士1「はい!」


中将「丁度いい。艦娘と戦えば共倒れに」


兵士1「それが…」


中将「どうした?」


バイル「深海棲艦は艦娘と同盟を結んだようです」


中将「同盟…だ…と」


バイル「偵察機からの情報です」


中将「…」


兵士1「…どうしましょうか?」


中将「そんなもの決まっているだろ!全滅だ!街に被害が出ても構わん!」


兵士「しかし…」


中将「ここを陥落されたらそれこそ終わりだ」


ドオーーン!!


中将「な、なんだ!」


バイル「流れ弾ではなさそうですな」


兵士2「本部周辺に所属不明部隊が現れたようです!」
550 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2017/10/13(金) 00:08:27.06 ID:6RSf9hc40
ーCAPCOM発電所ー


コルボー「起動成功だ」


コルボーチーム1「各地に設置した転送装置から友軍が続々と転送されています!」


コルボーチーム2「隊長やりました!」


コルボー「…そうだな」


コルボーチーム3「やりましたが…」


パンテオン群「…」ザッザッザッ!


コルボーチーム2「脱出は無理そうですね」


コルボーチーム3「弾はまだある」


コルボー「それに最後の大物を転送させていない」


コルボーチーム4「そうでしたね」


コルボー「もう一仕事だ!いくぞ!」

551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/13(金) 03:35:54.13 ID:mLS1ROtpO
乙ー
552 : ◆Q1uOHMPjXrYw [sage]:2017/11/12(日) 03:25:50.57 ID:0RmAuePcO
投稿が遅れます
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/25(土) 23:09:47.49 ID:QkpDIJX/0
了解しマシた。
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/26(日) 05:19:35.03 ID:BbO3B26ko
はよー
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 22:38:46.13 ID:XICpHe2J0
テスト
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 22:43:08.56 ID:XICpHe2J0
テスト
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 21:37:50.35 ID:zUf3HdAA0
捕手
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/25(木) 10:00:37.87 ID:EtQF0pBwO
まだ?
559 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/01/25(木) 21:05:52.84 ID:qZ2M4aY60
ー海軍本部ー


中将「守りはどうなっている!?」


バイル「ほとんどのパンテオンは海で戦闘中ですので時間が掛かるかと」


中将「えぇい!呼び戻せ」


兵士1「陸軍に応援を要請してはどうでしょうか?」


中将「そうだ!奴らがいたではないか。直ぐに呼び出せ」


兵士2「通信つなぎます」


陸将<こちら陸将、如何なさいましたか?>


中将<海軍本部が襲撃を受けている。直ぐに来るんだ!>


陸将<………>


中将「どうした!?」


陸将<自分の身は自分で守ったらどうでしょうか?>


中将<…あぁ?>


陸将<我々は民間人の救助で余裕がない>


陸士<隊長!民間人が助けを求めています!>


陸将<そうか。では、直ぐに行くぞ!>


中将<待て!そんなどうでもよい!>


陸将<どうでもよいだと?ふざけるなよ!クソ野郎!>


中将<!?>


陸将<守るべき者を守らずして何が軍人だ!訓練所からやり直せ!>


兵士2<通信…切れました>


バイル(…)
560 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/01/25(木) 21:07:08.99 ID:qZ2M4aY60
ー海軍本部ー付近ー


陸将「あぁー言いたい事を全部言ったわ」


陸士「見ていてスッキリしましたよ」


陸将「さて、我々は民間人を守る事が優先だ」


陸士「はい!」


陸将「ここを離れることになるが…問題ない。なるようになるさ」


  (そうだろ?提督)

561 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/01/25(木) 21:08:49.82 ID:qZ2M4aY60
ー海軍本部ー


中将「役立たず!何が民間人を守るだ!」ドガッ!


兵士1「…」


中将「何をしている貴様ら!私を守らないか」


…コロン…コロン…


兵士2「あ…?」


ボン!ピカーーーン!!!


ドォン!バン!バン!バン!ババン!


中将「目が…なんなんだ!?」


バン!ドガッ!バキッ!ミシッ!


中将「があぁ!」


叢雲「全員動くんじゃないわよ!」


曙「こいつの頭をぶち抜くわ!」」


兵士1「わ、わかった」


中将「き、貴様ら!」


叢雲「黙ってなさい!」ドガッ!


中将「ぐっ!」


龍田「動いたら〜腕を切り落とすわよ〜」


天龍「お前ら本当に軍人か?だらしねえな」


叢雲「もういいわよ。入りなさい」


提督「お久しぶりです」ニコッ


中将「貴様…」


提督「ふん!」ドゴ!


中将「うぐ…」


提督「こんなもので済むと思わないでよ」ガシッ!


曙「後で殴らせるから。それより先に…」


提督「あの忌々しい機械人形を止めなさい」


中将「…」
562 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/01/25(木) 21:10:21.39 ID:qZ2M4aY60
「それは出来ない」


提督「!?」


バイル「お嬢さん達、それは出来ない」


天龍「動くんじゃねえ!」


バイル「もう止まる事は…」サッ!


「「「「「!?」」」」」


バイル「絶対に無い」ガシッ!


提督「ぐっ!」


叢雲「司令官!?」


バイル「動かないでくれ。首を折る」


叢雲「人間じゃない」


曙「くっ…撃てない」


中将「でかした!」


−・−−− ・−・− 


バイル「手足ぐらい撃つべきだったな」


天龍「どうだ?」


龍田「だめ。距離がある。先に折られるわ」


天龍「畜生」


−−−・ ・−・ 


提督(もう…ここで足を引っ張るなんて。私ごと撃ってもらえば…?)


−−−・ ・−・ −・−−− ・−・− 


提督(聞こえる…これは…)


バイル「なんだ?」
563 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/01/25(木) 21:11:16.77 ID:qZ2M4aY60
ドオン!ドオン!ドオン!ドオン!ガラガラ!


バイル(床が抜けた!?いや、爆破!)


提督「えい!」ドン!


バイル「逃が…」


ドン!ドン!ドォン!ドォン!ドォン!


バイル「がぁ…」バシュ!ビシュッ!グチャッ!


??「ズタボロで眠れ!!」


ドン!ドン!ドォン!ドォン!ドォン!


バイル「…」バシュ!ビシュッ!グチャッ!


??「撃ちすぎだ!止め!止め!」


「「「「了解」」」」ドォン!


??「こら!羽黒!」


羽黒「申し訳ありません。提督を傷つけた相手でしたので」


西門「そいつは深海棲艦だ。少しでも動いたら発砲しろ」


提督「西門!?」


西門「まさか同じ日に作戦を決定するとはな」


提督「どうやってここに?」


西門「地下を掘って来た。後で説明する」
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 23:32:36.24 ID:H5yQpsJYo
待ってた!
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/26(金) 11:19:43.71 ID:1LVSvN2Ho
乙ー
566 : ◆J1uqY4ZuttsS [sage]:2018/02/24(土) 00:10:37.30 ID:xAkbcanK0
2月28日投稿予定
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/24(土) 14:36:38.06 ID:OIKlmNYvO
楽しみにしてるよ
568 : ◆J1uqY4ZuttsS [sage]:2018/02/28(水) 23:12:23.02 ID:vbQRjNF40
「司令官、大丈夫?」


提督「大丈夫!西門達が助けてくれたから」


「二人降りるわ」


提督「ダメ!そのまま中将たちを見張って」


「了解!」


ーーー
ーー

バイル「まさか生きていたとはね」


西門「黙ってろ」


提督「ねえ、深海棲艦なの?」


西門「そうだ。深海棲艦の突然変異だ」


提督「深海棲艦に雄がいるなんて」


バイル「いや正確には元人間だ」


提督「[ピーーー]ない人間なんていないわ」


バイル「ほう…君はどこまで知っている?」


提督「生かされるだけの体の老人」


バイル「そうだったよ」


提督「海軍に深海棲艦が潜り込んでいたなんて」


バイル「それは違うな。彼らは知っていた」


提督「…知っていた?」


バイル「そうだ。君らの上官は全部知っていた」


西門「まさか」


バイル「君たちよりも先に深海棲艦と組んでいたのは我々だったのだ」


中将「…」

569 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/02/28(水) 23:14:08.47 ID:vbQRjNF40
「司令官、大丈夫?」


提督「大丈夫!西門達が助けてくれたから」


「二人降りるわ」


提督「ダメ!そのまま中将たちを見張って」


「了解!」


ーーー
ーー

バイル「まさか生きていたとはね」


西門「黙ってろ」


提督「ねえ、深海棲艦なの?」


西門「そうだ。深海棲艦の突然変異だ」


提督「深海棲艦に雄がいるなんて」


バイル「いや正確には元人間だ」


提督「死ねない人間なんていないわ」


バイル「ほう…君はどこまで知っている?」


提督「生かされるだけの体の老人」


バイル「そうだったよ」


提督「海軍に深海棲艦が潜り込んでいたなんて」


バイル「それは違うな。彼らは知っていた」


提督「…知っていた?」


バイル「そうだ。君らの上官は全部知っていた」


西門「まさか」


バイル「君たちよりも先に深海棲艦と組んでいたのは我々だったのだ」


中将「…」

570 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/02/28(水) 23:14:34.78 ID:vbQRjNF40
提督「停戦協定を妨害したのも」


バイル「我々だ」


中将「貴様!話しすぎだ」


キュイン!キュイン!キュイン!


提督「後で詳しく話してもらうわ。それよりパンテオンを…」


バシュン!


叢雲「危ない!」


ドゴオーン!


提督「叢雲!大丈夫?」


叢雲「平気よ…それより…」


CPエックス「バイル様迎エニ来マシタ」


バイル「さて、行くか」カチッ


西門「待て!何を押した!」


バイル「焦土作戦モード」

571 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/02/28(水) 23:15:07.41 ID:vbQRjNF40
ーCAPCOM街正面海域ー


パンテオン「…!?」


如月「動かなくなったわ。司令官たちが止めたんだわ!」


睦月「私たち勝ったの?」


早霜「待って…」


パンテオン「焦土作戦モード起動」


朝潮「逃亡でしょうか?」


早霜「止めなきゃ」


如月「え?」


早霜「街で自爆するつもりよ!」

572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/02(金) 00:36:18.55 ID:PBoSuo+yo
乙ー
573 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2018/03/24(土) 23:10:54.15 ID:soi5jss30
ー海軍本部ー


提督「ぐっ…待ちなさい!」


バイル「ここにいる理由はもう無いからな。失礼する」


提督「ちっ…!」バン!バン!


バイル「ふん」ガキン!ガキン!


大淀<応答願います!>


提督<大淀、今は…>


大淀<街中でパンテオンが破壊活動を開始しました!>


提督<街を攻撃している!?>


西門「焦土作戦ってそういうことかよ!」


大淀<西門さんもそこにいるんですか!?>


西門「敵に奪われるぐらいなら焼け野原にするって事だ!」


提督「そんな…住民はどうなるのよ」


西門「決まってんだろ…」


<助けて!ロボットが暴走して…きゃー!

<どこに逃げればいいんだ!

<私は味方だ!だから、撃たないで…ぐぅぁ!

<この子だけは見逃してくだ…あぁ!そんな!

<お母さん!お父さん!どこ!?

<死にたくない…死にたくないよ…

<だれか…助けてよ


バイル「いいのかい?市民が助けを求めているぞ」


提督「この!」パン!パン!


バイル「街や市民に危害を加えない、と思っていたのか?」ガキン!ガキン!


提督「ふざけるな!」パン!パン!


バイル「君らが招いた結果だ。君らが殺した」カチッ!


30…29…28…27…26…


バイル「これから死ぬ人間もだ」


西門「何を押しやがった!」


バイル「街中の爆弾が爆発する」
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