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ゼロ「オレを目覚めさせてどうしようっていうんだ」×艦これ2
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143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/16(水) 23:04:02.44 ID:rYEdcCc0O
>>140
レプリロイドにゃ効かないし
カプコン製縛りだともっとやばい奴らがいるからなぁ
144 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/17(木) 23:56:34.85 ID:6zRERyCj0
商店街付近 公園
港湾「北方ーどこなの!北方ー!」アタフタ
「どこかしら…早く見つけないと泣いてないかしら?」
少年1「…」
港湾「北方ー!どこなのー!」
少年1「…八尺様だ」
港湾棲姫の装備・麦わら帽子・いつもの縦セーター
港湾「ぽっぽー!」
少年1「噂は本当だったんだ」ガクブル!
(喰われる!みんな知らせないと!)
145 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/17(木) 23:59:29.06 ID:6zRERyCj0
商店街
レヴィアタン「色々な店があるのね」
伊19「休みの日にここに来るのが楽しみなのね」
レヴィアタン「…あなたは外出する時もその水着なの?」
伊19「当たり前なの!イクの正装なのね!」
レヴィアタン「どこから見ても痴女が歩いているわよ」
伊19「レヴィアタンも似たようなもんなの」
レヴィアタン「はあ!私のどこが同じなのよ!」
伊19「イクの艤装とほとんど同じなの」
レヴィアタン「私のボディはお父様が設計したのよ!」
伊19「あ…お父さんの趣味だったのね」
レヴィアタン「なんか誤解してない?」
伊19「趣味はそれぞれなの」
レヴィアタン「絶対に誤解しているでしょ!」
ナンパ男1「ねえ二人とも何かの撮影?」
ナンパ男2「そんな恰好して声かけられるの待ってたんでしょ?」
レヴィアタン「なにこいつら?」
伊19「あーナンパなの。無視するのが一番なのね」
ナンパ男1「無視しないでさあー」グイッ!
ナンパ男2「楽しい事しようぜ」グイッ!
レヴィアタン「…」
伊19「ちょっとなのね!」
146 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/18(金) 00:00:42.37 ID:tc+Nk9xS0
レヴィアタン「…私。弱い漢に興味無いの」
ナンパ1男「おお強気な女は好みいー」ヒューン!ドガ!
ナンパ男2「何しやが…ひぃ!凍っている」ピキピキ!
レヴィアタン「何度も言わせないで…消えて」
ナンパ男2「ば…化け物だあ」タッタッタッタ!
レヴィアタン「イク服買うわよ」
伊19「へぇ?」
レヴィアタン「私達の恰好はここでは目立つのよ。そこに服屋もあるし」
伊19「えー!イクは艤装以外着るのは恥ずかしいのぉ///」
レヴィアタン「いいから行くわよ」ガシッ!
伊19「イクのー」ズルズル
147 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/18(金) 00:01:19.83 ID:tc+Nk9xS0
商店街
北方「ウィ!ラィ!エッヴァグリ!フォエバーハピネスメイカッドリム!」
ロッポウ「フォーエバー↑エーンデバー↑エーヴァグリーン↑ファーミリィー↑↑」
タイガード「お嬢ちゃん見ない顔だな?」
北方「ほっぽは冒険しに来た」
タイガード「冒険?冒険には食料が必要だ。これを食べな」
北方「え!いいの?」
タイガード「マンガ肉だ。うまいぞ」
北方「ありがとなの!」
ローズレッド「素敵なお嬢ちゃん。この花をどうぞ」
北方「わあ♪きれいだ。帽子につけよう」
タイガード「ローズレッド相変わらず女に甘いな」
ローズレッド「僕は花も好きだけど女性も大切にする主義だからね」
北方「これで最強装備なの!」
北方棲姫の装備 麦わら帽子on綺麗な花・マンガ肉
ロッポウの装備 首輪(犬用GPS付)
148 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/18(金) 00:04:17.10 ID:tc+Nk9xS0
街近郊
ゼロ「もう少しで街だな」
アイリス<ゼロ。聞こえますか?>
ゼロ<アイリスか。まもなく街に到着する>
アイリス<ファントムくんの情報だと商店街の防犯カメラに北方ちゃんらしき姿が確認されました>
ゼロ<まだいればいいがな>
アイリス<鎮守府からも捜索隊が向かっています>
ゼロ<了解した>
アイリス<レヴィアタンちゃんと伊19ちゃんが街にいますので連絡を取ってみます>
ゼロ<…悪いな>
アイリス<悪いと思っているなら間宮さんで一緒にパフェを食べて下さい>
ゼロ<奢るのはいいがオレもか?>
アイリス<間宮さんが「ゼロくんは奢ってばかりで食べてくれない」と寂しそうでしたよ>
ゼロ<…了解した>
アイリス<はい。楽しみにしていますよ>
149 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/18(金) 00:05:22.02 ID:tc+Nk9xS0
パトカー車内
「どうだ?新人。この街には慣れたか?」
「まだ着任して3日ですよ」
「着任日に盛大に遅刻した大物新人だからな」HAHAHA
「…それは何も言い返せない」
「着任日の前日に彼女にフラれてやけ酒して夕方に来るとはな」クスクス
「まさか正直に訳を話したら署長が笑って許してくれるとは思わなかった」
「まあ、あのゴリラ署長は結果で示せと言いたいんだろ?」
「平和なこの街で結果を残せとか…泣けるぜ」
車内無線<エコー2応答せよ
「こちらエコー2どうぞ」
車内無線<市民からこのような通報が来ている
「えーなになに…二人組のスク水痴女に暴行された。八尺様が出現した。ハガー市長候補が行方不明か」
「ハガー市長候補ってあのマイク・ハガーの事ですか!俺ファンなんですよ」
「ハガー市長候補を探すぞ。その前にコンビニに寄るぞ。サイン色紙買わないとな」
「コンビニじゃなくて文具屋じゃないと売ってないのでは?」
「商店街の本屋ならあるはずだ。直ぐに買って捜索だ」
車内無線<お前らいい加減にしろよ…
150 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/18(金) 00:06:09.30 ID:tc+Nk9xS0
商店街 服屋
伊19「レヴィアタンは強い漢が好みなのね」
レヴィアタン「急になによ?」
伊19「さっき言ってたの」
レヴィアタン「そうね…私よりも強くないとね」
伊19「ふーんなのね」
レヴィアタン「なによ」
伊19「それってゼロの事なのね!」
レヴィアタン「なんでゼロなのよ」
伊19「だってゼロは強いの」
レヴィアタン「…ねえ。聞きたいんだけどさ」
伊19「なーに?」
レヴィアタン「ゼロと話したり、ゼロを見ていると胸の高鳴りが発生す…」
伊19「それは恋なのね!」
レヴィアタン「え…動力炉の故障じゃなくて」
伊19「間違いなく恋なのね!」
レヴィアタン「私が…恋している?」
伊19「それは正常な反応なの。故障じゃないのね」
レヴィアタン「……///」
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/18(金) 00:28:52.64 ID:tMRGo2ML0
エックス、戦友に「お義父さん」と呼ばれる日は近いか?
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/09/18(金) 01:21:27.77 ID:KRegey8FO
乙ー
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/18(金) 02:16:20.63 ID:kIFmpxF1o
鬼の顔になったXさんがハイパーチップと究極鎧着込むのか…
ゼロさんがまたX泣いたのを見た時みたくビビってしまうな
http://stat.ameba.jp/user_images/20150105/17/blackecstasy20120821/e6/96/j/o0540096013180940051.jpg
http://futabanolog.net/image/thumbnail/20150430/apr/1430397416508.jpg
尚、ゼロの製作者と自分の先祖の関係図
http://livedoor.blogimg.jp/omoteuracom-netamemo/imgs/3/3/33bd991c.jpg
http://futabanolog.net/image/thumbnail/20150430/sve/1430393172056.jpg
エックスはやはりイレギュラーだな
154 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/19(土) 17:11:38.19 ID:LDcVkYuk0
>>149
を訂正します
今回はCAPCOMネタが続きます
155 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/19(土) 17:12:13.76 ID:LDcVkYuk0
パトカー車内
マービン「どうだ?新人。この街には慣れたか?」
レオン「まだ着任して3日ですよ」
マービン「着任日に盛大に遅刻した大物新人だからな」HAHAHA
レオン「…それは何も言い返せない」
マービン「着任日の前日に彼女にフラれてやけ酒して夕方に来るとはな」クスクス
レオン「まさか正直に訳を話したら署長が笑って許してくれるとは思わなかった」
マービン「まあ、あのゴリラ署長(クリス)は結果で示せと言いたいんだろ?」
レオン「平和なこの街で結果を残せとか…泣けるぜ」
車内無線<エコー2応答せよ
マービン「こちらエコー2どうぞ」
車内無線<市民からこのような通報が来ている
マービン「えーなになに…二人組のスク水痴女に暴行された。八尺様が出現した。ハガー市長候補が行方不明か」
レオン「ハガー市長候補ってあのマイク・ハガーの事ですか!俺ファンなんですよ」
マービン「ハガー市長候補を探すぞ。その前にコンビニに寄るぞ。サイン色紙買わないとな」
レオン「コンビニじゃなくて文具屋じゃないと売ってないのでは?」
マービン「商店街の本屋ならあるはずだ。直ぐに買って捜索だ」
車内無線<お前らいい加減にしろよ…
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/19(土) 18:57:38.60 ID:eBHbJEioO
泣けるぜで察しついてたけど、レオンだったのか
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/20(日) 11:51:36.82 ID:ChZeBmIsO
ハガーは公式で「50歳を越えてもいまだに筋肉が増大している」っていう筋肉モンスターなんだよな。
しかも格ゲーのMVC3ではボディプレスで地震起こしたり空中でジャイアントスイングしたりハルクと力比べまでしてるしw
あと勝利台詞でデスクワークで集中力を、営業回りで体力を鍛えてるとも言ってたな。
ハガーならレプリロイド相手でも負けないだろうなw
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/09/20(日) 20:46:22.44 ID:FL7xHQ6ZO
乙ー
159 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/21(月) 22:06:02.89 ID:aARIPx+d0
路地裏
北方「ELECTRICAL COMMUNICATION 引き裂かれてるIMAGINATION 未来縛る回路ほどいて♪」
ロッポウ<ご主人…危なそうですぜ?>
??<キラン!
北方「なんだろ?」
オーブ<…
北方「赤い…あたま?」
ロッポウ<嫌な気がする>
??「お嬢ちゃん…そいつを渡してくれないか」
北方「!」ビクッ!
??「そいつは危ない物なんだ」
ロッポウ「グウウゥ!<この紺色のコートの男…只者ではない>」
北方「…う…逃げるの!」タッタッタッタ!
ロッポウ「わん!」タッタッタッタ!
??「おい!…くそっ…仕方ないな」
160 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/21(月) 22:06:40.02 ID:aARIPx+d0
北方「…ここまでくればなの」
??「…ぐぅ」
北方「おじさん怪我してる!大丈夫?」
??「大丈夫だ…それよりジェシカを助けに行かなければ…」
ロッポウ<ボロボロじゃないか。HP1ドットも無いだろ>
北方「お肉食べる?元気になるよ」
??「…いいのかい。お嬢さん」
北方「うん。元気になって!」
??「ありがとう」ガツガツ!体力128回復!
北方「よかったの」
??「君は命の恩人だ。名前を聞かせてくれ」
北方「北方棲姫なの」
ハガー「北方ちゃんだな。私はマイク・ハガーだ」
161 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/21(月) 23:21:16.64 ID:aARIPx+d0
鎮守府
長門「行かせろ!北方ちゃんが!迷子なんだぞ!」ドスン!ドスン!
武蔵「落ち着け。ゼロが探しているだろ」ガシッ!
長門「きっと泣いているに違いない!私を探しているはずだ!」ズリズリ
武蔵「おい!私だけでは無理だ。誰か来い!」
長門「涙を!北方ちゃんの涙をpr…」
提督「…」カシュッ!
長門「」
提督「武蔵、悪いけど部屋に寝かせておいて」
武蔵「…死体みたいに動かないぞ」
提督「街には天龍が第六駆逐隊を連れて行っているから大丈夫よ」
武蔵「やっぱり重いな」
162 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/21(月) 23:21:53.71 ID:aARIPx+d0
北方「おじさん元気になって走っていったの」
車<ブオオオオオオン!
北方「え?」
車<ビシャー!
北方「…」ポタポタ…
ロッポウ「…」ブルブル!
北方「うービショビショなの」
ロッポウ<よくもご主人に無礼を…>
??「あらあら大丈夫?」
北方「大丈夫じゃない!御覧のあり様なの!」
??「そうよね。私のお店で乾かしましょ」
北方「助かるの。北方は北方棲姫なの」
キリエ「私はキリエよ」
163 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/21(月) 23:23:56.02 ID:aARIPx+d0
店
キリエ「服乾くまでこれを着てね」
北方「ありがとなの」
ロッポウ<感謝する>
キリエ「昔の服を取っといてよかったわ。あら…」
オーブ<…
北方「それ拾ったら怪しい男が寄こせってきたの!」
??「キリエ。戻ったぞ」
キリエ「お帰りなさい。ネロ」
ネロ「子どもがオーブ拾っちまったから探しに行くが…」
北方「あ…さっきの怪しい奴!」
ネロ「なんでこいつがここにいるんだ?」
キリエ「服が汚れちゃったのよ。それよりネロに話があるわ」
ネロ「キリエなんで怒って…」
ーーーーー
ネロ「悪かったなお嬢ちゃん。この赤いのは危ない物なんだ。俺はそれを集めている」
北方「なるほどなの。渡すの」スッ
ネロ「ありがとな」
北方「カッコいい右手なの」
ネロ「そうか」フフーン
北方「けど、ゼロの方が紅くてもっとカッコいいの」
ネロ「…言うじゃねえか」
北方「そして誰よりも強いの!」フンス!
ネロ「いいじゃねえか。是非、手合せ願いたいな」
キリエ「ネロ。悪い癖ですよ」
ネロ「わかっているよ」
北方「ふふ♪ネロはキリエに勝てないの」
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/09/22(火) 03:46:56.27 ID:PL5nEV7wO
乙ー
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/22(火) 08:22:26.45 ID:3nYcjiDBo
日本だよねそこ?カオスww
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/22(火) 13:28:26.69 ID:FFpWswmno
カプコン世界に艦これが混ざってるんだろ
こりゃ深海棲艦の情報が全く出回ってないのも納得
そんなのよりもヤバい奴がいっぱいいるし
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/09/23(水) 15:01:14.28 ID:HGtAN1+x0
商店街付近
港湾「あのこの子を探してまして」
マービン「ほう…あなたとの関係は?」
港湾「妹のような存在で」
マービン「家族ではないのですか?身分証明書はありますか?」
港湾「いえ…あの…」アタフタ
マービン「市民からの通報もありましたので署まで来てもらいましょうか」
港湾「…はい(どうしよう。捕まる)」
レオン「マービン先輩。色紙買ってきましたよ」
マービン「一旦署に戻るぞ」
港湾「…」フルフル
レオン「大丈夫ですよ。少しお話を聞くだけですから」
ツ級(…ゼロさんに知らせないと)
168 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/23(水) 15:02:45.71 ID:HGtAN1+x0
店
ネロ「じゃあ、ゼロは紅い体に金色の長髪で凄腕の剣使いなんだな」
北方「そうだ!他の武器もうまい」
ネロ「自慢のお父さんなんだな」
北方「…」
ネロ「どうかしたか?」
北方「ゼロは…お父さんじゃない」
ネロ「…」
北方「ほっぽが生まれた時にいたのは港湾お姉ちゃん達だった。本当はお父さんもお母さんも知らない」
キリエ「まあ…そうだったのね」
北方「本当の家族じゃないの…」
ロッポウ<ご主人…>
ネロ「あーそれがどうした?」
北方「え!」
ネロ「不幸自慢って訳じゃないが俺も孤児だ(この子も孤児なのか…)」
「生まれて直ぐに教会に捨てられていた。しかも、最近わかった唯一の肉親の叔父は仕事を押し付けるしな」
キリエ「そうね…お金に関しては凄くだらしないわね」
ネロ「いいか。難しく考えるな。血の繋がりなんて関係ない」
北方「…」
ネロ「お嬢ちゃんには難しかったか」
北方「家族だと思えば家族なの!」
ネロ「そうだぜ。お嬢ちゃん」
169 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/23(水) 15:04:43.91 ID:HGtAN1+x0
電話<ジリリリリリ!
ネロ「…デビルメイクライ2号店…合言葉無しか」
北方「夕日が出たから帰るの」
キリエ「気を付けてね。また遊びに来てね」
北方「うん♪」タッタッタッタ!
ネロ「仕事が入った。直ぐに出る」
キリエ「あら気を付けてね」
ネロ「直ぐに終わらせる」
キリエ「私達はいつ本当の家族になるのかしらね」ウフフ
ネロ「…///」
キリエ「大変北方ちゃんに服を渡すの忘れちゃったわ」
ネロ「今なら間に合うから俺が行く」
キリエ「いってらっしゃい」
ネロ(稼いで指輪を買わないとな)
170 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/23(水) 15:06:18.34 ID:HGtAN1+x0
路地裏
ゼロ「この辺りはずなのだが」
アイリス<監視カメラの映像だとそこに入ったのだが最後みたい>
ゼロ「直ぐに探す」
ネロ「間に合えばいいが…」
ゼロ「…あれは北方の服じゃないか」
ネロ(北方が話していたゼロか?)
ゼロ「おい…なぜその服を持っている」
ネロ(くそっ!完全に誤解してやがる)
ゼロ「…話してもらうぞ」ブォン!
ネロ「いいぜ!相手してやるよ(その強さ確かめてやるよ)」チャキッ!
171 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/23(水) 15:06:50.27 ID:HGtAN1+x0
服屋
ヨ級「これなんてどうでしょう」
レヴィアタン「いいわね。これにするわ」
伊19「レヴィアタンはそういうのが好きなのね」
レヴィアタン「なによ。文句ある?」
伊19「いや、以外というかなの(ロリータファッションが好きだったとはね)」
レヴィアタン「イクは相変わらず露出激しいわね」
伊19「これでも我慢しているの!」(パーカーと尋常じゃねえローライズホットパンツ)
ヨ級「二人ともとても似合っています」
伊19「あれ鎮守府から電話が着てたの」
レヴィアタン「それにしてあなたも肌白いわね」
ヨ級「そ…そうなんですよ」
伊19「大変なの!」
レヴィアタン「どうしたのよ」
伊19「北方ちゃんが街に来ているみたいなの!」
レヴィアタン「どういう事よ!独りで来たの」
ヨ級(北方棲姫様が…)
伊19「ゼロもこっちで探しているみたいなの」
ヨ級(ゼロさんも!)
172 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/23(水) 15:07:23.82 ID:HGtAN1+x0
倉庫街
北方「迷ったの」
ロッポウ<引き返しますか?>
北方「こういう時は高い所から見ればいいの」
倉庫屋上
北方「わからないの」
ロッポウ<鎮守府の匂いがすれば…>
北方「降りるの」ヨチヨチ
床<あ…らめっす。バキバキ
北方「え…」ヒューン!
ロッポウ<ご主人!>
ハガー「くそ…鎖が解けない」
ダイナマイト<ジジジジジジジ
ハガー「これまでなのか。済まないジェシカ…」
北方「わあー」クルン!クルン!クルン!シュタッ!
ハガー「なんと!」
北方「さっきのおじさん」
ハガー「なにをしているんだ!速く逃げるんだ。爆弾が爆発するぞ!」
北方「ならほっぽが…足が痺れて動けないの」ジンジン
ハガー「何てことだ!」
ハガー(くそ!動け!マイク・ハガー!子ども一人助けられなくてどうする!)
(私は…私は、闘う市長候補!)
(マイク・ハガーの本気を見せてやる!)コンティニュウ!バキバキ!バチン!
ハガー「うおらああああぁぁぁぁ!」ガシッ!ブオン!ヒューーーーーーーーーン!
北方「鎖を引き千切ったの」
173 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/23(水) 15:08:06.79 ID:HGtAN1+x0
少し離れた倉庫
ベルガー「これでマイク・ハガーは死に市長は私に決まったな」
大佐「わかっているな。貴様のやるべきことは」
ベルガー「勿論だ。お前らの都合のいいようにこの街を作り直してやるよ」
大佐「我々に邪魔するものは多いからな」
ベルガー「しかし、ただの倉庫だと思えば弾薬と燃料が隠されているとはな」
大佐「私の鎮守府の艦娘共から集めさせたものだ。資材が大量に必要だから誤魔化すのも大変だ」
ベルガー「まるで奴隷だな」HAHAHAHA
壁<ガシャン!
大佐「なんだ!」
ダイナマイト<ハーイ!
ベルガー「なんだと!」
ドカ―――――――――――――ン!!!!
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/09/24(木) 05:16:23.54 ID:84dDt89yO
乙ー
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/25(金) 11:55:16.63 ID:qqwk4z410
乙
この町に何も知らずに攻め込んだら地獄を見るな
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/09/28(月) 11:04:19.37 ID:1rS+3bwk0
ゼロ「ハア!」ガキン!
ネロ「ウオラ!」ガキン!
ゼロ「人間がそれほどの大剣を扱えるとは」ジリジリ!
ネロ「ただの剣じゃないぜ!」ブオン!ブオオォォン!
ゼロ(剣圧が増した!)シュタッ!
ネロ「まだだ!」ヒュン!
ゼロ「捕まった!」ガシッ!
ネロ「地面にキスしてもらうぜ」ブン!
ゼロ「フン!」バキバキ!
ネロの悪魔の右腕に捕まれ地面に叩き付けられる直前にゼロはゼロナックルで地面を殴り勢いを[
ピーーー
]。
ネロ「いい腕を持っているな。俺ほどじゃないがな」
ゼロ「ただの人間じゃないようだな」
ネロ「まあな、自慢じゃないが神様を握り潰した事もあるぜ」
ゼロ「不思議な腕だ。何故伸びる?」
ネロ「俺も聞きたいくらいだ。気がついたらこうなってたからな」
ゼロ「それは厄介だ」
ドカ―――――――――――――ン!!!!
177 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:05:10.34 ID:1rS+3bwk0
ゼロ「ハア!」ガキン!
訂正
ネロ「ウオラ!」ガキン!
ゼロ「人間がそれほどの大剣を扱えるとは」ジリジリ!
ネロ「ただの剣じゃないぜ!」ブオン!ブオオォォン!
ゼロ(剣圧が増した!)シュタッ!
ネロ「まだだ!」ヒュン!
ゼロ「捕まった!」ガシッ!
ネロ「地面にキスしてもらうぜ」ブン!
ゼロ「フン!」バキバキ!
ネロの悪魔の右腕に捕まれ地面に叩き付けられる直前にゼロはゼロナックルで地面を殴り勢いを殺す。
ネロ「いい腕を持っているな。俺ほどじゃないがな」
ゼロ「ただの人間じゃないようだな」
ネロ「まあな、自慢じゃないが神様を握り潰した事もあるぜ」
ゼロ「不思議な腕だ。何故伸びる?」
ネロ「俺も聞きたいくらいだ。気がついたらこうなってたからな」
ゼロ「それは厄介だ」
ドカ―――――――――――――ン!!!!
178 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:06:03.90 ID:1rS+3bwk0
パトカー車内
車内無線<エコー2応答せよ
マービン「こちらエコー2どうぞ」
車内無線<倉庫街にて大規模な爆発が発生。至急現場に急行せよ
マービン「こちらからも聞こえたが消防の仕事じゃないのか?」
車内無線<君達が一番近い。何をするにも情報は必要だ
マービン「畜生…いつもの店で一杯奢れよな」
車内無線<俺は朝まで勤務だ。早く行け
マービン「エコー2了解した」
レオン「あのこの人どうするんですか?」
港湾「…」
マービン「あー。様子見たら直ぐに署に向かうぞ」
179 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:06:44.49 ID:1rS+3bwk0
ゼロ「今通り過ぎた車に乗っていたのは港湾か」
ネロ「よそ見とは余裕だな」ブオン!
キリエ「何をしているのですか?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ!
ネロ「…キリエ」ピタッ
キリエ「あなたがゼロさんね。北方ちゃんが話してくれたわ」
ゼロ「北方に何があった」
キリエがゼロに説明中…ネロ反省させられ中
ゼロ「そうだったのか」
キリエ「そろそろ帰るとは言っていたけど…」
ゼロ<アイリス。鎮守府に北方は戻ったか?>
アイリス<いえ、戻っていないわ。みんな頑張って探しているけど>
ゼロ<了解。港湾を見つけたので追う>
アイリス<追う?何かあったの?>
ゼロ「北方が世話になった」
ネロ「おい、さっきのパトカーに知り合いが乗せられてたんだろ?」
ゼロ「そうだ」
ネロ「飛ばしてやるよ…悪魔の力に頼ってみるか?」
180 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:07:34.99 ID:1rS+3bwk0
倉庫
大佐「なんて事だ!弾薬が…燃料が…」
ベルガー「くそ!何が起きたってんだ!」
ハガー「見つけたぞ!ベルガー!」
ベルガー「げっ!ハガー」
ハガー「ジェシカを返してもらうぞ!」
マッドギア達「ヒャッハー!」
ハガー「ぬおおおぉ!」ブオン!
マッドギア1「ひでぶ!」グシャ!
ハガー「ふん!ふん!ふん!」パイプ連打
マッドギア2「ぐへ!えぐ!があ!」バキ!バキ!バキ!
ハガー「どうした!私は闘えるぞ!」
ベルガー「人質を連れてこい!」
マッドギア3「へっへ!これで動けねえだろ!」
北方「捕まった…」
181 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:08:31.19 ID:1rS+3bwk0
倉庫付近
レオン「ガラの悪そうなのがいますね」
マービン「不良少年の集まりじゃなさそうだな」
レオン「殉職してロボコップに改造されるのはごめんですよ」
マービン「さっきの女性を途中で降ろしておいてよかったな」
レオン「悪人には見えなかったしな」
マービン「あの見張りには眠ってもらうか」
道中
港湾「降ろされたけど北方を探さないと」テクテク
ヒュー―――――ン!
港湾「…あの飛んでいるのはゼロ?」
倉庫付近
レオン「とぉわ!」
マッドギア「へぐ!」
マービン「ジャーマンスープレックとは若いな」
レオン「本当は蹴りの方が得意なんですけどね」
マービン「突入するぞ。いいか」
レオン「了解」
ドア<ドゴオン!
マービン「警察だ!動くな!」
レオン「…誰もいない」
ジェシカ「むーうー」
マービン「おい冗談だろ!ハガーさんの娘さんじゃないか!」
レオン「何が起きているのですか?」
マービン「新人…それは俺も聞きたいぜ」
182 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:09:09.85 ID:1rS+3bwk0
倉庫
ベルガー「そうだ!動くとこのお嬢ちゃんの命は無いぞ」チャキッ!
ハガー「…くそっ!卑怯な奴だ」
北方「あ…あぁ…」ビクビク
ベルガー「その面を吹き飛ばしてやる!」
ハガー(無念だ)
天井<ズドン!ガラガラ!
ベルガー「今度はなん…あがっ!」ベキッ!
北方「あれ?」
ゼロ「ネロに感謝しないとな」
北方「ゼロ!」
183 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:09:46.96 ID:1rS+3bwk0
少し前
ネロ「あのパトカーは多分倉庫街に向かっている。飛ばしてやるよ」
ゼロ「飛ばす…どういう事だ」
ネロ「俺の右腕でぶん投げてやるよ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ!
ゼロ「お前は何者なんだ?」
ネロ「ネロだ。あんたなら合言葉無しでサービスしてやるよ」
ゼロ「オレはゼロ。鎮守府に所属している」
ネロ「そうか。軍人なら報酬も期待出来そうだな」グググググッ!
ゼロ「期待するな」スタッ!
ネロ「じゃあ、飛んでけ!」ビュン!
184 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:10:59.90 ID:1rS+3bwk0
再び倉庫
ゼロ「北方。大丈夫か?」
北方「うん。元気だ!」
ゼロ「よかった…だが、帰ったら覚悟しておけよ」
北方「うぅ…ごめんなさい」
ベルガー「貴様は何者だ!」
ゼロ「オレはゼロ。この娘の…父親だ」
北方「ゼロ///」
マッドギア3「お前なんか怖くねえ!」
マッドギア4「やろう!ぶっころっしゃあぁぁぁ!」
マッドギア5「見てこい!カルロ」
北方「あのおじさんを助けて!」
ゼロ「任せろ」
ゼロ「テイ!セイ!ハア!ウオリャ!ハア!」
シュパ!シュパン!ザシュ!ゴオ!バシュン!
マッドギア達「…」チーン
ベルガー「この役立たずが!」
ハガー「逃さんぞ!」
マービン「あなたはベルガー達に誘拐されていた訳だな」
ジェシカ「はい。パパは私が捕まっているせいで独り戦う事に」
レオン「これはとんでも無い事に巻き込まれたな」
ジェシカ「奴らのアジトは直ぐそこです」
185 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:11:31.37 ID:1rS+3bwk0
マービン「火災現場じゃないか!」
レオン「あれ見ろ!マイク・ハガーだ!」
ジェシカ「パパ―!私はここよ!」
ハガー「ジェシカ―!無事だったんだなあ!うおおおおぉ!」
ベルガー「死ねえぇ!」チャキッ!
ゼロ「撃たせん」パス!
ベルガー「があ!」
ハガー「喰らえ!」ガシッ!
マービン「あれはマイク・ハガーの必殺技の!」
レオン「デスクワークガトリングだ!」
ハガー「ふん!ふん!ふん!ふん!うおら!」
ドス!ドス!ドス!ドス!ドガ!
マービン「パンチはめが必殺技だ!まだあるぞ!」
ハガー「うおりゃ!うおおぉ!これで最後だあぁ!」
ドスン!ブンブンブン!ドギャアァン!
レオン「バックドロップからのジャイアントスイングで」
マービン・レオン「スクリューパイルドライバーだあ!」
ベルガー「」KO!
レオン「うおおぉ!生で見たぜ!」
マービン「流石マイク・ハガーだ!」
港湾「ロッポウが案内してくれたけどこれは?」
北方「港湾!」
港湾「北方!よかったわ。無事だったのね」
ゼロ「港湾も無事だったか。直ぐにここから避難するぞ」
186 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:12:02.17 ID:1rS+3bwk0
鎮守府
提督「火災はその後来たレヴィアタンが凍らせて鎮火したと」
ゼロ「あぁ」
提督「それでこれはどういう事?」
ゼロ「わからん…」
ツ級「港湾様に北方様。ご無事でなによりです」
ヲ級「二人とも無事でよかった」
ヨ級「心配だったから皆に声を掛けて探していた」
北方「みんな元気だった?」
伊19「服屋の店長さんが北方ちゃんの知り合いだって言って車で倉庫まで来たの」
レヴィアタン「自分は深海棲艦でゼロとも知り合いだ、なんて言われて驚いたわ」
提督「ヨ級の車で帰って来たわけね」
叢雲「部外者入れたら不味いんじゃなの?」
提督「…もう面倒だからいいわよ」
187 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/09/28(月) 11:12:32.96 ID:1rS+3bwk0
とある海域
泊地「うぅ…許さない。次は絶対に勝つ」
南方「何を泣いているの?」
泊地「…南方か」
装甲「同じ相手に二度も負けるなんて…姫の誇りはないのですか?」
泊地「…ぐぅ。次こそは必ず」
南方「お前は姫の中で一番弱い」
装甲「そんなお前に勝ち目はありますか?」
泊地「なんだよ!二人でいつもいじめやがって…」
装甲「私はあなたが心配なんですよ」
南方「これを使いなさい」
泊地「これは?」
装甲「あなたの力を限界まで引き出す事の出来る薬です」
泊地「いいのか!こんな貴重な物をもらって」
南方「私達は仲間を大切にしますから」
装甲「ええ。仲間は大切です」
泊地「これさえあれば…感謝するぞ!」タッタッタッタ!
南方「行きましたね」
装甲「馬鹿な奴だ」
南方「奴は我々とは違う」
装甲「我々は仲間は大切にする」
南方「しかし、奴は違う」
装甲「奴は…元艦娘だ」
南方「哀れな墜ちた鶴だ」
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/09/28(月) 20:45:21.55 ID:rDAdqdy7O
艦これだと思ったらカプコンだった
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/28(月) 23:26:48.91 ID:ixtvK+d00
いつから艦これだと錯覚していた?下げ忘れのクズめ
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/09/28(月) 23:59:16.03 ID:yS2l1dGiO
乙ー
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/29(火) 21:11:24.65 ID:0l0pV7uyO
乙ー
相手が悪党とはいえデスクワークガトリングからマッスルディスコースとか容赦無さ過ぎだろハガーw
ゲームなら体力の低い奴は即死する破壊力だぞwww
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/29(火) 23:20:35.97 ID:9ldwESMio
乙です
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/04(日) 00:05:50.99 ID:BOwRFNhf0
乙 ゼロとネロのコンビが半端ないな
194 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/12(月) 11:38:25.88 ID:CR8zGxBF0
警察署
マービン「色々あり過ぎて疲れたな」
レオン「コーヒー飲みます?」
マービン「悪いな…」
レオン「まさかマイク・ハガーからサイン貰えるなんてな」
マービン「彼女と別れてここに来たかいがあったな」
レオン「えぇ、まったくですよ!」
マービン「…自棄になるなよ」
レオン「ベルガーの取り調べはどうなっています?」
マービン「署長ことゴリラ自らが担当しているぜ」
レオン「そりゃ残念。洗いざらい吐きそうですね」
取調室<ウオリャ!ドゴン!
マービン「泥車鰍フ事態が判明したからな…選挙はハガーで決まりだな」
レオン「元々ベルガーには色々と疑惑がありましたからね。投票する気はなかったけど」
マービン「どうだ?我が街「CAPCOM」は?」
レオン「刺激的な街ですよ」
マービン「そうかwそれはよかったw」ゴクゴク
マービン「これ麦茶じゃないか!」
195 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/12(月) 11:39:17.19 ID:CR8zGxBF0
鎮守府 娯楽室
TV<倉庫街で発生した火災は目撃者の証言によると…これ本当なの?
<失礼しました。謎のロリータファッション少女が凍らせて鎮火したようです
<マイク・ハガーさんが出てきました!ハガーさん一言!
<一言と言われてもな。色々あり過ぎて…そうだ!
<北方ちゃん。あの時はお礼も言えなかったが助けてくれてありがとう
<君のおかげで私もジェシカも助かった…本当にありがとう
<それと明日から選挙活動を再開しますので宜しくお願い致します
<あのハガーさん市長候補はハガーさん一人ですので確定ですが
<それでも最後までやりますよ
天龍「このおっさんすげーなー」
龍田「市長も強くないといけないのねぇ」
あきつ丸「この街はそんな危険でありますか?」
天龍「治安はいい方だぜ。チビ達を街に行かせても問題無いだろ?」
龍田「商店街の自警団さん達が見回りしているしねぇ」
196 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/12(月) 11:40:07.59 ID:CR8zGxBF0
ゼロ「勝手に街に出てはいけない」
北方「ごめんなの」シュン
港湾「そうよ」
ゼロ「港湾もだ」
港湾「ごめんなさい」シュン
ゼロ「まあいい…無事でよかった」
北方「…」シュン
ゼロ「北方、楽しかったか?」
北方「うん♪あ…」
ゼロ「そうか…よかった」ナデナデ゙
北方「えへへ♪」
…………
北方「…」スヤー
ゼロ「寝たか」
港湾「遊び疲れたのかしら」
ゼロ「港湾も休んでおけ。歩き回って疲れただろ」
港湾「そうするわ」
ゼロ「…必ず自由に出歩けるようにする」
港湾「ふふ、わかったわ」
ゼロ「あぁ」バタン
197 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/12(月) 11:40:39.04 ID:CR8zGxBF0
とある鎮守府
大佐「くそっ!私の資源が…」
Prrrrrrrr!
大佐「誰だ!」ガチン!
中将「随分と機嫌が悪いみたいじゃないか」
大佐「中将…大変失礼致しました」
中将「火災のあった倉庫は君の管理していた資源があったはずだな」
大佐「…申し訳ありません」
中将「まあ、仕方ない。ただ我々は火消しに躍起になっている」
大佐「…はい」
中将「暫くは大人しくしているんだな」
大佐「わかりました」
中将「では、また連絡する」ガチン!
ーーーーー
中将「博士」
バイル「どうされましたか?」
中将「大佐の鎮守府を攻撃してもらえないか」
バイル「よろしいのですか?」
中将「倉庫の件は隠蔽出来たが」バサッ!
バイル「この写真は?」
中将「大佐とベルガーが倉庫で密会していた時の写真だ」
バイル「なるほど…これは実によくないですなあ」
中将「フランク・ウェストというフリージャーナリストに撮られたようだ」
中将「追及されたら面倒だ。だが、大佐は卑劣な深海棲艦の襲撃により戦死してしまう」
バイル「わかりました…艦娘達は?」
中将「大佐さえ確実に仕留めればいい。放っておけ」
バイル「では、そのように」
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/10/12(月) 22:48:04.21 ID:MaN/xX+mo
乙ー
199 :
◆Iris/WZGeA
[sage saga ]:2015/10/12(月) 22:58:44.05 ID:tF4O3A8Ao
乙です
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/12(月) 22:59:33.85 ID:tF4O3A8Ao
間違えた
201 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/13(火) 23:38:57.05 ID:1bu1J1/+0
鎮守府 食堂
睦月「…」チラッ!チラッ!
如月「どうしたの、睦月ちゃん?」
睦月「如月ちゃん、あれを見てください」ユビサシ
ファントム「…」
ゼロ「…」
睦月「先からずーと黙ってご飯食べているんですよ」
如月「沈黙が苦じゃない間柄なのかしら?」
睦月「仲良しならお喋りぐらいしないかな?」
早霜「…あれは…違うわ」
睦月「早霜ちゃん?」
早霜「…女の私達にわからない何かがあるのよ」
響 「本当はライバルになる予定だったのに勢いで自爆してしまうなんて」ボソ
如月「響ちゃん?」
響 「ウーラー」テクテク
202 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/13(火) 23:39:37.10 ID:1bu1J1/+0
ファントム「…何故お主は飯を食べる?」
ゼロ「どうした?急に」
ファントム「我々レプリロイドは人間と同じ食料を食べる必要は無い」
ゼロ「そうだな」
ファントム「エネルギー回復も大した事もない。何故だ?」
ゼロ「…さあな。自分で考えろ」カツカツカツ
ファントム「拙者には理解出来んな」
??「あの?」
ファントム「なんだ?」
鳳翔「お口に合いませんでしたか?」
ファントム「クッ!」バシン!
鳳翔「苦手な品があれば食べやすいようにしますので」
ファントム「…そんな事はなかったでござる!」アセアセ
鳳翔「本当ですか?よかった…」ニコッ
ファントム「」ティウン!ティウン!ティウン!ティウン!ティウン!ティウン!ティウン!
鳳翔「ファントムさん?丸太を忘れてますよ!」
203 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/13(火) 23:40:14.69 ID:1bu1J1/+0
鎮守府 廊下
ファントム「…」ガクッ!
霞 「何やってるのよ?」
ファントム「お主は…」
霞 「霞よ。それより片膝ついてどうしたのよ?」
ファントム「拙者にも何が起こったかわからない。気がついたら逃げてしまった」
霞 「逃げた?」
ファントム「食堂にいるあの女性は何者だ?」
霞 「鳳翔さんのこと?」
ファントム「…鳳翔」
霞 「この鎮守府のご飯を作ってくれたりしているのよ」
ファントム「鳳翔さんか…」
霞 「あんた、大丈夫?」
ファントム「…動力炉の故障かもしれん。点検してくる」
霞 「ちょっと、工廠は逆よ!」
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/10/14(水) 14:53:25.00 ID:DSUH0AJjO
乙ー
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/14(水) 19:46:27.89 ID:IE29U1qCO
乙
フランク…だと…
これから大量ゾンビパニックが起こるのか…
206 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/15(木) 00:52:13.20 ID:LMMgpccF0
大佐鎮守府
大佐「くそっ!この私が今までどれだけ中将達に貢献したと」ガン!ガン!
「まあいい、艦娘共の遠征数を増やせばいいだけ…」
ヒュー――――――ン!ドカア―――――ン!!
大佐「なんだ!何が起こった!」
無線<深海棲艦からの襲撃です
大佐「なんだと直ぐに迎撃しろ!」
無線<…出来ません
大佐「ふざけるな!私を守れ!」
無線<工廠と弾薬庫を破壊されました
大佐「なん…だと」
無線<ここを…放棄するしか…ザー!
大佐「おい!応答しろ!」
無線<…に…げる……あいつ…放って…
大佐「まさか私を消しに…」
ヒュー――――ン!
207 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/15(木) 00:53:04.66 ID:LMMgpccF0
大佐鎮守府 正面海域
大井「鎮守府に直撃したわ!」
卯月「そんなどうすればいいぴょん!」中破!!
弥生「このままだと…全滅」中破!!
陸奥「撤退するしかないわ…鎮守府を盾にするしか」
(ここの艦娘達は遠征ばかりでまともに戦闘出来る訳なじゃない!)
夕立「陸奥さん、他の鎮守府に助けを呼ぶしかないっぽい!」
陸奥「けど…私達を助けてくれるのなんて」
青葉「…いますよ」大破!!!
陸奥「青葉!酷いけがじゃない!」
青葉「…艦娘を…大切にしてくると有名な提督が…」
208 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/15(木) 00:53:54.55 ID:LMMgpccF0
工廠
提督「大佐鎮守府が襲撃を受けているの」
「直ぐに艦娘達を助けに行って」
ゼロ「被害は」
提督「鎮守府は崩壊状態としか…」
ゼロ「直ぐに出る」
提督「けど、距離が…」
ゼロ「手段は問わない。オレが一番速くつければいい」
ファントム「拙者の出番だな」
ゼロ「策があるのか?」
ファントム「これは拙者にしか出来ない」
209 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/15(木) 00:54:43.21 ID:LMMgpccF0
大佐鎮守府
陸奥「こいつら…統率が取れてる」ドオン!
夕立「弾が全然当たらないっぽい!」ドォン!ドォン!
卯月「もう弾がないぴょん!」カチカチ!
弥生「…こっちも…」カチカチ!
大井「こんなところで死ぬなんて…」
ホ級「…」×10 カチャ!
卯月「もうだめぴょーん!」グッ!
ヒュン!ドス!×4
ホ級「…ぐ…がぁ…!」×4
ドガ―ン!×4 轟沈!
4本の巨大な苦無がホ級を真上から貫く
陸奥「味方なの?」
鎮守府上空を何かが通過する。妖精の乗る艦載機よりも巨大な飛行物体だ。
その飛行物体から何かが舞い降りた。
紅いボディに、金色の長髪、緑色に輝くセイバー
青葉「ほら…来てくれた」
ゼロ「…」シュタッ!
青葉「…真の殺戮者のエントリーです」
210 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/15(木) 00:55:25.49 ID:LMMgpccF0
ファントム「ゼロ、艦娘達と合流したようだな」
ゼロ「あぁ、まさかお前も変形出来るとはな」
ファントム「この姿はエックス様にしか見せた事がなかったからな」
ゼロ「まるで刀だ」
ファントム「拙者はエックス様を守る刀になりたかった」
ゼロ「今はどうだ」
ファントム「アルエット様の命令に従い…お主の刀になってやろう」
ゼロ「ふっ…扱いづらい刀だな」
ゼロとファントムが来てから戦況は一変した。
敵を斬り、叩き潰し、砕き、全て破壊した。
鎮守府からの本隊が来る頃には既に決着がついていた。
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/15(木) 12:27:01.70 ID:+r/vpNvvO
ファントムは変形出来るのか?
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/10/15(木) 13:23:25.61 ID:HqwjIDj2O
乙ー
213 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:45:32.45 ID:HiJfyW950
ゼロ「片付いたな」
ファントム「拙者は討ち漏らしがいないか周囲を探索する」
ゼロ「頼んだ」
陸奥「あなた達は?」
ゼロ「提督の命令で助けに来た」
陸奥「ありがとう…あなた達が来てくれなかったらどうなっていたか」
ゼロ「直ぐに本隊が来るから負傷者を運ぶ準備をするぞ」
陸奥「わかったわ。動ける者は負傷者の探索と手当をお願い」
艦娘達「わかりました!」
ゼロ「ここの提督はどこにいる?」
陸奥「…あそこにいたと思うわ」
陸奥は吹き飛ばされた鎮守府の執務室を指さす。
ゼロ「オレが行こう」
陸奥「…私も行くわ」
ゼロ「案内してくれ(妙だ…上官の身に何かあれば動揺があるはずだが全く無い)」
214 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:46:55.15 ID:HiJfyW950
鎮守府 執務室
ゼロ「…死んでいるな」
陸奥「えぇ」
執務室には大佐の焼け焦げた腕だけが転がっていた。
陸奥「生存者を探しましょう」
ゼロ「あぁ」
陸奥「こいつは死んで当然よ」ボソ
ゼロ「…」
弥生「…さっきの人強かったね」
卯月「うーちゃんよりぴょんぴょん跳ねて飛んでたぴょん!」
青葉「…あの人が噂の新人さんですよ」
弥生「青葉さん…無理せずに休んで…」
青葉「紅い鬼神、性別なんて関係ない!夜戦したいされたい噂の人」
大井「最近聞いた零(ゼロ)という艦娘の活躍が評判みたいだけど本人かしら」
夕立「夕立と同じ金色の髪っぽい」
潮 「男の人だったら怖いな…」
215 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:47:20.74 ID:HiJfyW950
数時間後 鎮守府
ゼロ「報告は以上だ」
提督「ありがとう…疲れたでしょ?ゆっくり休んで」
ゼロ「大丈夫だ。それよりあの艦娘達はどうなる?」
提督「しばらくはここで預かるわ」
ゼロ「そうか」
提督「私は様子を見に行ってくるわ」
ゼロ「オレは工廠に向う」
216 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:47:49.53 ID:HiJfyW950
鎮守府 娯楽室エリア
提督「えーと」
陸奥「提督どうしました?」
提督「みんなの様子を見に来たのだけど」
陸奥「みんな回復して寝ているわ」
提督「よかった。暫くはゆっくり休んでね」
陸奥「いいの?」
提督「私はみんなを家族のように姉のように妹のように娘のように愛する方針なのよ」
陸奥「…よかった」
提督「え?」
陸奥「ここにこれてよかった」
提督「…深海棲艦化が進んでいる艦娘がいたからもしかしたらと思ったけど」
陸奥「あの鎮守府は酷かったわ。私達を…いつも…」
提督「大丈夫」ダキッ
陸奥「…」
提督「ここは楽しいところよ」
217 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:48:44.04 ID:HiJfyW950
鎮守府 工廠
アイリス「左手の調子をどうですか」カチャ…カチカチ
ゼロ「問題無い」
アイリス「無理はしないでくださいね。ここでは予備のパーツが手に入らないので」キリキリ
ゼロ「解っている」
アイリス「理解しながら飛び込むじゃないですか」ジージュッ!
ゼロ「…っ!」
アイリス「本当に昔のままですね」
ゼロ「悪い、だが…」
アイリス「仲間が傷つくのは見たいくない。それが女の子なら尚更ですよね」
ゼロ「そうだ」
アイリス「もう…決めました!今日は朝までメンテナンスに変更します!」
ゼロ「いや、そこまでしなくても大丈夫だ」
アイリス「いーや駄目です。決めましたからね」
「あなたを万全の状態で送り出す事が私の使命です♪」
「そして、多少の故障なら直してみせますから」
ゼロ「…よろしく頼む」
アイリス「はい♪喜んで」
218 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:49:44.56 ID:HiJfyW950
鎮守府 食堂
ファントム「こんな遅くまで働いているのか?」
鳳翔「あら、ファントムさん。こんばんわ」
ファントム「暇なもので鎮守府を見て回っていたのだ」
鳳翔「そうですか。私は朝の準備でもう少しで終わりますので」
ファントム「拙者に手伝えることはないか?」
鳳翔「ありがとうございます。けど、これは私の仕事ですので」
ファントム「そうか…では失礼する」
鳳翔「はい。あら…」ガクッ!
ファントム「どうした?」
鳳翔「ごめんなさい。足の補助装置のバッテリー切れで…その」
ファントム「どうすればいい?」
鳳翔「準備は丁度終わったから部屋に戻るだけなんですけど」
ファントム「部屋まで運べばいいのだな?」
鳳翔「お願い出来ますか///」
ファントム「無論だ」
219 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:50:18.94 ID:HiJfyW950
鳳翔「あの///重くないですか?」
ファントム「全く重くない」
鳳翔「いきなりこんな事を頼んでしますなんて恥ずかしいわ///」
ファントム「拙者に出来る事なら何でも言ってください」
鳳翔「優しいのですね」
ファントム「…」
鳳翔「私は見ての通り足が不自由ですから戦えません」
「戦場で役に立てない分、鎮守府で役に立てればと思ったのですが」
「戦場に行く娘達を見ると…何も出来ない事が悔しくて」
「ごめんなさい。こんな事を言って」
ファントム「弱気になる事もあるであろう。拙者は秘密は必ず守る」
「地蔵だと思って…話してみるといい」
鳳翔「ふふ…忍者なのにお地蔵さんですか」
ファントム「…///」
鳳翔「…私が寝るまで聞いてくれますか」
ファントム「無論だ」
220 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:50:55.59 ID:HiJfyW950
レヴィアタンの部屋
レヴィアタン「はあー」ゴロゴロ
「私が…あいつを…」ポフッ
「ゼロ…」
「あーんもう!なんなのよ」バタバタ!
「イクめ…余計な事を」
レヴィアタンの部屋の前
エックス「…」
221 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 16:55:48.65 ID:HiJfyW950
鎮守府 工廠
エックス「…身体が…身体が欲しい」ガクガク!
「エルビス…」
「ゆ”る”さ”ん”!」
妖精さん1「ヒエー」
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/20(火) 17:24:42.45 ID:RClzACLAO
アルティメットアーマ装備したエックスが復活すのか?!
223 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 22:39:49.00 ID:HiJfyW950
海軍 本部
中将「大佐の件は残念だった」
少将「突然の出来事に動揺が隠せないな」
少佐「大佐の鎮守府はどうしましょうか?」
中将「新型兵器の完成も間近だ。無くても問題無い」
少佐「艦娘達は?」
中将「大佐を守れなかった役立たずだ。解体して…」
ドア<バタン!
??「それは待ってもらおう」
少佐「ザッケンナー!コラー!ダレダコラー!」
??「大佐の鎮守府を調査していた憲兵だ」
少将「憲兵がなんのようだ」
憲兵「処分を決めるのが速過ぎるのでな」
「大佐の鎮守府の艦娘達は日頃から折檻を受けまともな休息も食事も無かった」
少将「軍人であればそのような事は日常茶飯事だ」
憲兵「毎日一日一食で睡眠時間が3時間も無いのが当たり前だと?」
少将「いつ戦闘になるかわからないからな」
224 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 22:40:32.05 ID:HiJfyW950
憲兵「彼女らは戦闘は殆どせずに遠征ばかりでしたが」
中将「…」
憲兵「集めた資材は鎮守府には無い。一体どこに行ったのだろうな」
中将「何が言いたい?」
憲兵「大佐が死んだのは自業自得だ。運営方法に問題が有り艦娘達は被害者だ」
少佐「証拠も無しに!」
憲兵「証拠は有る。映像、証言、その他色々揃っている」
一同「…」
憲兵「生き残った艦娘達は我々で保護する」
「それが出来れば死んだ大佐と無くなった資源の件はどうでもいい」
中将「いいだろう…艦娘達は君に任せよう」ギリギリ!
憲兵「そうか。では失礼する」
225 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/20(火) 22:41:06.97 ID:HiJfyW950
海軍 本部 駐車場
憲兵2「あっ!戻って来た」
憲兵 「待たせたな」
憲兵2「もー遅いわよ。どうせまた正面からやり合ってきたんでしょ?」
憲兵 「いつもの事だ」
憲兵2「一緒にいる私の身になってよね」
憲兵 「次に行くぞ」
憲兵2「もう!待ってよ。ピュイピュイ」
憲兵 「…何度も言わせるな」
ハルピュイア「ハルピュイアだ」
憲兵2「えー可愛いじゃん♪」
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/10/22(木) 09:07:44.83 ID:8WVpvUzCO
乙ー
227 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:10:20.12 ID:tX24SAq50
鎮守府 執務室
叢雲「保護した艦娘達の検査が終わったわ」
提督「うん。ありがとう」ヨミヨミ
叢雲「酷い扱いを受けてたみたいね」
提督「それでも…深海棲艦化は一番進行している艦娘で40%ね」
叢雲「どうするのよ?」
提督「暫くは休ませるわ。ここでの生活に慣れてもらわないとね」
叢雲「じゃあ、ここに集合させるわよ」
提督「説明と案内は私がするから」
228 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:11:03.43 ID:tX24SAq50
鎮守府 食堂
天龍「よお、離島」
離島「あら、天龍さん。おはようございます」
鳳翔「♪〜♪〜///」
天龍「なあ?鳳翔さん、朝からご機嫌だな」ヒソヒソ
離島「そうなんですよ。何かあったのかしら」ヒソヒソ
天龍「新しい調理器具でも買ったのか?」
中間「…違う気がする」
空母「良い事があったのだろう」
天龍「お前らなにやっているんだ?」
中間「…働いている」
空母「働かされている」
中間「…掃除と炊事と洗濯を手伝うと…お小遣いくれる」
空母「私は脱出の機会を窺っているだけだ」
天龍「おう…そうか」
鳳翔「中間さんと空母さん、午後から倉庫の整理を手伝ってもらえますか」
中間「…もちろん」
空母「まあ、隠れる場所も把握しないとな」
鳳翔「はい。よろしくお願いしますね」ニコッ
天龍「…」
空母「…鳳翔さんからの頼みは何故か断れないのだ」
中間「不思議だ」
天龍「そうか。頑張れよ」
229 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:11:46.91 ID:tX24SAq50
鎮守府 執務室
提督「と、言う訳でおかしな言い方かもしれないけど」
「みんなには一週間の休暇を与えます」
一同「…え?」
提督「あれ?少なかった?」
弥生「…そんなに休んでいいのですか?」
卯月「遊んでいいぴょん?」
青葉「取材してもいいんですか?」
夕立「自由にしても怒られないっぽい?」
提督「節度ある行動ならいいわよ」
一同「ありがとうございます!」
230 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:12:23.63 ID:tX24SAq50
ゼロの部屋の前
青葉「一週間♪取材し放題ですね♪」
「さて、噂のあの人に会いに」コンコン
ドア<ガチャッ!
青葉「どうもー恐縮です。青葉です。ゼロさんの取材に…」
早霜「…ゼロなら出撃しているわ」
青葉「そうですか。それは残念ですね」
早霜「あなたは…新しく来た…」
青葉「はい。青葉と申します」
早霜「…早霜…よろしく」
青葉「ここはゼロさんの部屋じゃないのですか?」
早霜「ふふふ…」バタン
青葉「部屋に鍵をかけないタイプですか」メモメモ
231 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:13:26.20 ID:tX24SAq50
遠征海域
ゼロ「これだけ回収すれば充分か」
睦月「はい。遠征大成功で司令官も大喜びです」
如月「司令官も///満足してくれるわ///」
朝潮「しかし、海の中にはまだありますね」
霞 「全部持って帰ろうとしたら動けなくなるわ」
満潮「またくればいいのよ。帰るわよ」
ゼロ「いつもこうやって回収していたのか?」
睦月「はい。みんなで運んでいましたよ」
如月「本部から支給される資源も、もう少し多ければいいのに」
ゼロ「そうか」
睦月「けど、ある時期から半分以下になっちゃったんですよね」
??「見つけたぞ!」
朝潮「敵襲ですか!」
泊地「艦娘共と遠足か?」
ゼロ「またお前か」
泊地「雑魚には興味は無い!ゼロ、闘え」
232 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:13:54.04 ID:tX24SAq50
霞 「言うじゃない」カチャ!
満潮「試してみる」カチャ!
ゼロ「お前らは鎮守府に帰還しろ」
霞 「はぁ!何言ってんのよ」
ゼロ「あいつはオレとの勝負を望んでいる」
泊地「そうだ。だから、お前らカエレ!」
睦月「わかりました。では、帰りましょう!」
満潮「え、帰るの?」
如月「ゼロさんなら大丈夫よ」
朝潮「しかし…」
ゼロ「朝潮、大丈夫だ」
朝潮「わかりました」
ゼロ「こいつは手を出さないと思うが警戒を怠るな」
睦月「わかりました。では、鎮守府で会いましょう」
泊地「最後の挨拶は済んだようだな」
ゼロ「笑えない冗談だ」ブォン!
泊地「さあ、勝負だ!」チャキッ!
233 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:14:35.68 ID:tX24SAq50
朝潮「睦月さん、本当によかったんですか?」
睦月「え?」
朝潮「ゼロさんを残した事ですよ」
如月「そんなの決まっているわよね///」
睦月「にゃたしはゼロさんを信じているから」
朝潮「そ…そうですね(噛んだ)」
霞 (噛んだわ)
満潮(噛んだわね)
234 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/26(月) 01:15:18.69 ID:tX24SAq50
泊地「喰らえ!」ドオン!
ゼロ「フン!」ガキン!
泊地「これならどうだ!」ヒュン×8
浮遊要塞「ヒャッハー!」ドォン!
ゼロ「数は多いが」キュイン!キュイン!
泊地「囲んで蜂の巣にしてやる。撃て!」
ゼロ「ハア!」ビュン!
シールドブーメランが全ての浮遊要塞を切断する。
浮遊要塞「…ぐげっ!」轟沈!
ビリビリビリ!
泊地「やはり強いな」
ゼロ「もう終わりか?」
泊地「いや、勝負はこれからだ」
ゼロ(注射器か?)
泊地「…いたぃ」グサッ!
「うぐぅ…うわあぁぁぁぁ!」
ピカ――――――ン!
ゼロ「…」
艦載機<ブォォォォォン!ズドドドド!
ゼロ「!」シューシュタッ!
泊地「素晴らしい力だ」
ゼロ(何故あいつが艦娘の力を使える)
ゼロ「その姿は…」
泊地「深海棲艦の姫である私の真の姿だ!」バサッ!
ゼロ(こいつ…気づいていないのか)
(深海棲艦と艦娘が合わさった様な姿だ)
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/10/26(月) 07:25:08.01 ID:S5znDjdoO
乙ー
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/26(月) 12:25:22.83 ID:RHcK62FAO
乙!
泊地は残念な娘だなぁ〜
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/26(月) 14:56:42.49 ID:6OMqnASvO
乙乙
新鮮な噛み方にゃし
238 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/30(金) 01:56:12.93 ID:RDrW+Mub0
泊地「素晴らしい力だ。ゼロを蜂の巣にしろ!」
艦載機<ブォォォォォン!ズドドドド!×4
ゼロ(黒い艦載機か。しかも、速い!)シュタッ!
泊地「それだけではないぞ」ガチャリ!
ゼロ「…!」
泊地「当たれ!」ズドン!ズドン!
ゼロ(…あの巨砲は不味い)
ドゴゴゴオオ―――ン!
泊地「ふふふ…どうだ!欠片も残らないだろう」
シ―――ン…
泊地「実に呆気ない最後…」
バシャ――ン!
ゼロ「止めを刺すまで慢心するな」
泊地「きゃっ!…流石だな。簡単に死なれては困るからな」
ゼロ「その力と姿については聞きたい事が山ほどある」
泊地「私を倒せたらな!」ドオン!
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/10/30(金) 01:57:05.92 ID:RDrW+Mub0
艦載機<ブォォォォォン!×4
ゼロ(艦載機の動きが恐ろしく速い)キュイン!キュイン!
泊地「囲んで撃ちまくれ!」
ゼロ「…」シュタッ!バシュン!
艦載機<?!!!ドカン!×2
ゼロはバスターガンのチャージショットで2機の艦載機を撃墜する
??<アリガトウ
ゼロ「なんだ?声が…」
艦載機<ズ┣¨┣¨┣¨┣¨!
ゼロ「フン!」シュパン!
艦載機<……ドカン!
??<コレデタタカナクテスム
泊地「いくぞ!」
240 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/30(金) 01:58:33.61 ID:RDrW+Mub0
南方「そこまでです」
装甲「ゼロ、これを見ろ」
睦月「うぅ…」
如月「ごめんなさい」
ゼロ「…そういう事か」
泊地「え?」
装甲「捕虜がどうなってもいいのですか」
ゼロ「…彼女らに手を出すな」
南方「ふっ…」ズドン!
ゼロ「ぐっ…」被弾!
睦月「ゼロさん!」
装甲「泊地、よくやりました」
泊地「え…あ、なんでお前らが」
ゼロ「…」グッタリ
241 :
◆J1uqY4ZuttsS
[saga]:2015/10/30(金) 01:59:07.81 ID:RDrW+Mub0
南方「我々は彼が必要だったのです」
泊地(私は一対一の戦いを望んでたのに…)
装甲「彼女らはどうしますか?」
南方「ゼロを従わせる為に必要です。連れて帰ります」
泊地「待て!ゼロをどうする気だ?」
装甲「連れ帰ります」
南方「ゼロのDNAデータを抜き取ります」
泊地「DNAデータだと…(…DNAデータってなに?)」
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/30(金) 02:29:06.20 ID:CDBov+w/0
ほんとピーチ姫なみに捕まるな睦月。
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