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しらいぬ
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305 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/08/27(木) 22:13:12.18 ID:BEtbHYfyO
不知火「貴様……」グルルル...
男「……」
ザッ
男「不知火。下がれ」
不知火「司令、今すぐあの深海棲艦を捕まえて拷問に掛けましょう」
男「だめだ。しらぬい達も下がれ、最高権限を持って言う」
男「あの深海棲艦に手を出すな」
不知火「……司令。貴方は……」
レ級「ぬ……ぬはははは!!!!そういう訳だ。ここで退散させてもらうよ」
レ級「精々足掻いて捕まらない様にする事だな!!ぬはははははは!!!」
しらぬい「ぬい!!!」キシャー!!!
レ級「ヒィッ……じゃ……じゃあな……」
ドタドタドタドタ...
306 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/08/27(木) 22:16:01.36 ID:BEtbHYfyO
男「……」
不知火「司令。説明していただきましょうか」
男「……不知火」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……俺が不知火を裏切るとでも?」
不知火「……!」
男「レ級に発信機を付けておいた。これで奴のアジトもすぐに知れよう」
不知火「……司令。その……」シュン...
ポンッ
307 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/08/27(木) 22:19:04.94 ID:BEtbHYfyO
男「なに。気にするな」ナデナデ
不知火「……司令」パタパタ
男「それに発信機だけじゃない。人質ならこちらにも……」
しらぬい「……?」ツンツン
チ級「……うっ。私は一体……」
しらぬい「……」パタパタ
しらぬい「……」ペロペロ
しらぬい「ぬい……?」クンクン
しらぬい「……」ジー
チ級「……えっ?」
男「ようこそ。我が鎮守府へ」
チ級「……なにがなんだか」
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/27(木) 22:19:51.82 ID:2TyEn5PlO
いいね
309 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/08/27(木) 22:23:27.73 ID:BEtbHYfyO
夢オチなのわかってるのに結構長いとかいうあれ
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/27(木) 23:20:39.20 ID:vuLO8UsKo
乙
>>304
やめろww
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/28(金) 01:23:46.73 ID:Ut8Q7/4ho
長すぎて実は夢落ちじゃないんじゃないかって思ってました
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/28(金) 14:23:43.50 ID:PHP60WOwo
長すぎて正直夢オチってことを忘れてました
313 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:29:24.48 ID:J+7iTVa0O
男「よーするにあのレ級が勝手に盛り上がってるだけと」
チ級「急にコスプレパーティーとか言われたって……絞め落とされるわ敵の鎮守府に投げ出されるわ……」グスン
しらぬい「……」ナデナデ
チ級「うぅ……しらぬいは優しいなぁ……」ギュー
しらぬい「ぬい」ギュー
男「おっほ」
不知火「で、一体どうするつもりなんですか?」
しらぬい「いずれこちらにまたやって来るでしょうね」
しらぬい「次は容赦しないわ」
男「だいぶ既に容赦無かった気がしないでもないけど」
男「そうだなぁ……」
314 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:34:18.73 ID:J+7iTVa0O
男「折角発信機を取り付けた訳だし……やっぱり待つよりこちらから打って出るのが上策だろうな」
男「早く捕まっているしらぬい達を助けないと……」
男「むっ……剥かれて……コスプレを……ふへへ」
不知火「……」
男「ごほん!!!とりあえず敵の隙を突いて攻撃しよう」
チ級「ヲ級やヨ級達には攻撃しないでほしい。あいつらもレ級の計画には反対的だったし」
男「うーん……まぁいいけど。向こうから仕掛けて来たらそうもいかないよなぁ」
チ級「なら私も前線に出ればいい。そうすれば意図に気がついてくれるはず」
男「わかった。ならそうしよう」
315 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:39:29.17 ID:J+7iTVa0O
しらぬい「でもレ級といえばたった一人で戦艦や空母と渡り合えると有名ですよね」
しらぬい「痛いのは嫌です」
男「……不知火やしらぬい達には痛い思いはさせたくない」
男「こちらの戦力を増強する他ないな!」
男「という訳で不知火!!」
不知火「ぬいっ!」
男「工廠にいくぞ!!」
しらぬい「……?」パタパタ
男「はいはい。しらぬい達はちょーっとあめちゃんでも舐めてゆっくりしててねー」
しらぬい「あめちゃん!」
男「チ級もゆっくりしてていいぞー」
チ級「あ、ありがとう……」
しらぬい「なら遊びましょう」パタパタ
しらぬい「やはり追いかけっこですか」
しらぬい「ここはおままごとに決まってるわ」
男「かわいい!!!!」
316 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:43:49.00 ID:J+7iTVa0O
男「こうして戦力増強作戦が開始されたのである!!」
男「よっしゃあ!いくぞー」
不知火「はい」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「うっひょおおおおお!!!」
317 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:44:28.05 ID:J+7iTVa0O
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
318 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:45:21.25 ID:J+7iTVa0O
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「ほれっ!」ポイッ
不知火「ぬいっ」バタムッ
チンッ
しらぬい「しらぬいです。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
男「おっほ!!!増える増える!!!」
男「どんどんしらぬい軍団を増やすぞおおお!!!」
319 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:52:19.54 ID:J+7iTVa0O
ヒュォォォ...
男「……」
不知火「……」
男「……不知火」
不知火「全員、敬礼!!」
しらぬい軍団「ぬいっ!!!」ザッ
男「……いよいよ時は満ちた」
男「囚われた最愛の仲間を助ける時が……!!」
男「深海棲艦の毒牙に掛かる前に、進むのだ!!」
男「総力を持ってすればレ級など容易い。勝利は既に我らにある!!」
男「心を奮い起たせよ!!尻尾を揺らせ!!」
男「しらぬい……しらいぬ達よ!!今こそ立ち上がるのだ!!」
しらぬい軍団「司令!!司令!!司令!!」
不知火「声が小さい!!もっと高らかに!!敵陣まで響くように!!」
しらぬい軍団「司令!!!司令!!!司令!!!」
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/04(金) 15:55:14.52 ID:9hE7Xvo2o
チンッ ポイッ バタムッ
321 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:57:41.48 ID:J+7iTVa0O
男「では。これより海を渡り、深海棲艦の地へと出撃する」
男「海を埋め尽くすしらぬいの軍団に立ち向かえるか、深海棲艦!!」
男「風は追い風となり我らを後押しする……天すら我らに味方したッ!!」
男「不知火!!」
不知火「全員!!鳴き声合唱!!」
しらぬい軍団「ぬい!ぬい!ぬい!ぬい!」
不知火「尻尾を揺らし鳴き声を響かせ!!異様を敵に見せつけよ!!」
しらぬい軍団「ぬい!!ぬい!!ぬい!!ぬい!!」パタパタ!!
男「……全軍出撃!!!」
ザッザッザッザッザッ
男「……」
不知火「……」
男「不知火」
不知火「はい」
男「……」
不知火「……」
322 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 15:59:42.78 ID:J+7iTVa0O
男「悶え死ぬそうなんだけどどうすればいい?」
不知火「知りません」
男「あぁ^〜ぬいぬい軍団の中に飛び込んで手当たり次第もふもふしたいんじゃあ^〜」
チ級「……なにこれ?」
不知火「不知火にもわかりません」
男「あぁ^〜」
323 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/04(金) 16:00:10.36 ID:J+7iTVa0O
※ただの茶番です
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/09/04(金) 18:31:20.97 ID:9iKnICFH0
WORKING!!のOPかな?
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/04(金) 23:14:09.18 ID:sWkvWQkB0
一匹くれ
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/04(金) 23:30:17.01 ID:XnjK8Sxco
コピペやめーや、おつした
327 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/10(木) 22:23:25.00 ID:1ujWHr+hO
『てめぇなんか怖くねぇ!!野郎ぶっ殺してやぁぁぁる!!』
ヲ級「……」モッチモッチ
ヨ級「この台詞が聞きたかったんだヨ!!」
しらぬい「ピザのおかわりはないの?」
しらぬい「出前で取ればいいぬい。深海デリバリーは早くて便利だぬい」
ヲ級「ピザを頼むならマルゲリータとモッツァレラも頼むヲ」
しらぬい「サラミとチキンのボックスも頼むぬい」
しらぬい「飲み物が少なくなって来たからコーラも追加でお願いするぬい」
レ級「戻ったぞヲ級にヨきゅ……」バタンッ!!!
レ級「……」
レ級「……」
レ級「な、なんじゃこりゃあああ!?!?!?」
ヲ級「ヲ?帰ってたのかヲ」
328 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/10(木) 22:31:02.31 ID:1ujWHr+hO
レ級「食いカスゴミだらけでしかも拘束していたはずのぬいぬいと一緒に映画鑑賞で……」
レ級「いろいろと突っ込み所だらけだがどうなってんだこれは!?」
ヲ級「まぁまぁそんな騒がないでも」
ヨ級「ヌマンドー鑑賞会だヨ」
レ級「ヌマンドー……鑑賞会……!?」
レ級「……」
『まだ誰か残っているか?』
『死体だけです』
レ級「……勿論字幕版も観るんだろうな」
ヲ級「次に観る予定だヲ」
レ級「よし!!!気合い入れて観るぞ!!!」
329 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/10(木) 22:45:54.22 ID:1ujWHr+hO
数時間後
レ級「あー……久しぶりにヌマンドーを満喫したなー」
ヲ級「やっぱり定期的に観ないとだめだヲね」
ヨ級「流石アクション映画界の最高傑作だヨ!!」
しらぬい「素晴らしい鑑賞会だったぬい」
しらぬい「ヌマンドーは神作、はっきりわかるぬい」
しらぬい「シ◯ワちゃんの演技が冴え渡ってたぬい」
しらぬい「次はプレ◯ターとイレ◯ザー鑑賞会もやるぬい」
ヲ級「それはいい提案だヲ」
330 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/10(木) 22:50:33.76 ID:1ujWHr+hO
男「カチコミじゃおらあああああ!!!!!」バカンッ!!!!!
ヲ級「ヲ!?」
ヨ級「ヨ!?」
レ級「ぬぉあっ!?何故ここが!!」
不知火「発信機を付けさせてもらいました」
チ級「ヲ級にヨ級!!早くこっちに!!」
ヲ級「いきなりでなにがなんだかわからないヲ!?」
ヨ級「でもとりあえず嫌な予感がするからあっちにいくヨ!!」ダッ
男「しらぬい達もあめちゃんあげるから集合!!」
しらぬい「あめちゃん!」
しらぬい「あめちゃん欲しいぬい!」
しらぬい「お腹いっぱいでもあめちゃんは別腹だぬい」
しらぬい「ソーダ味とメロン味がいいぬい」
331 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/10(木) 22:53:03.86 ID:1ujWHr+hO
レ級「なっなにがどうなっているんだ……一体……!?」
男「しらぬい軍団戦闘用意!!」
しらぬい軍団「ぬいっ!!」ジャコン
レ級「ぬふふ……ぬははははは!!そうか!!私と決着をつけに来たという事か!!」
レ級「いいだろう……ならばその挑戦……」
男「てぇぇぇぇ!!!」
レ級「ちょっ……」
しらぬい軍団「ぬいっ!!!」
ズドォォォ...
332 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/10(木) 22:56:35.75 ID:1ujWHr+hO
男「こうして97隻のしらぬい軍団は見事レ級の魔の手から4隻のしらぬいを救い出しました」
男「その後101隻のしらぬい達は仲良く家に帰ってプ◯デター鑑賞会をしましたとさ」
男「これにて101隻ぬいぬい。めでたしめでたし♪」
男「めでたくねぇぇぇぇぇ!!!」ガバッ!!!!!
男「……」
男「……酷い夢だった」
333 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/10(木) 23:00:37.76 ID:1ujWHr+hO
眠れる森のぬいぬいとかぬいデレラとか言われてももう童話シリーズはないと思います(白目
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/11(金) 01:58:11.84 ID:LfgyhE3xo
おつした
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/11(金) 02:54:15.40 ID:ppv0kRRto
なんて長い夢オチなんだ…
乙です
336 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:22:43.22 ID:eX8sBJXmO
翔鶴姉改ニおめでとう記念スピンオフをやりたい(願望
337 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:26:12.08 ID:eX8sBJXmO
男「……いやぁ。たまにはこうしてのんびりと海を眺めながらお茶をすするのも悪くないなぁ」
「そうですね」
ズズッ...
男「……」
「……」
男「……」
「……」
男「……」
「……」
男「……」ズズッ...
「……」ズズッ...
「「ふぅ……」」
338 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:29:05.41 ID:eX8sBJXmO
男「……」
「……」
男「こう……波の音を聞いていると落ち着くな……」
「本当に……」
男「……」
「……」
男「……ところで」
「なんでしょうか」
男「……」
「……」
男「……なんで」
「……はい」
男「……犬耳と尻尾が生えているんだ」
翔鶴「……」パタパタ
339 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:38:27.33 ID:eX8sBJXmO
男「……」
男(なんだ……このなんというか……)
男(翔鶴本来の可愛さと美しさに……)
男(犬耳と尻尾というスパイスを足す事によって)
男(より一層その可愛さに磨きがかかり……)
男(落ち着いた佇まいから見える尻尾や犬耳の動きによって……)
男(まるで成熟した犬を思わせる様な大人の気品と……)
男(全てを包み込んでくれる様な優しさと愛情が溢れ出てきている……ッ!!)
翔鶴「あの……そんなに見つめられると……」モジッ
男「あ、あぁ……ごめん」
男「……」
翔鶴「……」
340 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:42:29.27 ID:eX8sBJXmO
男(まるでまともに会話すら出来ないッ!?)
男(まるで付き合いたてのお互い純情すぎるカップルみたいじゃないか!!)
男(恐ろしい……犬要素が加わるだけでこれほどとは……)
翔鶴「……」パタパタ
男「……」チラッ
男(頬をほんのり上気させながら俯いているものの尻尾はパタパタと動き犬耳はピクリと動く)
男(かっ……かわっ……!!かわわっ!!可愛い!!!そして美しい!!!)
男(なんという……!!なんという……!!)
男(ふぉぉぉあああああ!!!!!)
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/23(水) 20:47:43.75 ID:cxOuByifo
わ か る わ
342 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:48:06.20 ID:eX8sBJXmO
翔鶴「あの……提督」チラッ
男「な……なんだ……?」
翔鶴「……その……ええっと……」パタパタ!!
男「……」
男(尻尾の動きが激しい!!)
翔鶴「な……なんでもないです……」パタパタ!!
男(どう考えてもなんでもあるよね!!)
男「……なにかあるなら遠慮しなくても……い、いいぞ……?」
翔鶴「……ぅぅ」ギュゥ
男(なにかを物凄く我慢している!?)
男(恥じらいと本能のせめぎ合い……翔鶴と犬成分のせめぎ合い……!!)
男(なんだ……なんかエロい!!!)
343 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:53:48.43 ID:eX8sBJXmO
翔鶴「……そのぉ」ピクピクッ
男(まるでこれは散歩に行きたいがご主人様がまったりしているのではしゃげない犬のよう!!)
男(ご主人様に何年も連れ添い堅い絆で結ばれた……そうだ。老人とそれに添う老犬の様な……!!)
男(ご主人様の為に、ご主人様を想い。心通わせたパートナーの様な)
男(固い決意と忠誠を匂わせる犬の鑑!!)
男(忠犬翔鶴……!!翔鶴犬……!!)
男(うごっ……!!うおおおお!!!おうおおおおおおおお!!!!!)
男(素晴らしい!!!!すぅんばらしぃぃいいいい!!!!!!)
344 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 20:56:23.98 ID:eX8sBJXmO
男「翔鶴……俺に気を使う事はないぞ?」
翔鶴「その……ええと……」パタパタ
翔鶴「出来れば……その……提督と」ピクッ
翔鶴「海辺を……歩きたい……なんて」ボソッ
男「……」
翔鶴「……」ギュゥ
男「……」
男(……)
男(……)
男(……)
男(……)
男(……)
345 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 21:00:09.43 ID:eX8sBJXmO
男(うわ!!!!うわあああああ!!!!!!!!!)
男(あがじゃああああああばばばばばば!!!!!!)
男(かっ!!!!かわッ!!!!かわいっ!!!!!!かわいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!)
男(ひぃッ!!!!!!ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!!)
男(転げ回りたい!!!!!!!今すぐ全力で身悶えしながら転げ回りたい!!!!!!!)
男(ごろごろしたいいいいいいいいい!!!!!!!!!!)
男「……い、いいぞ。大丈夫だ……大丈夫」ハァ...ハァ...
翔鶴「本当ですか……!!」パァァ!!
男「も、もちろん……いこう……早くいこうか」
翔鶴「はいっ!」ニコッ
346 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 21:03:25.85 ID:eX8sBJXmO
男(死ぬッ!!!!死にますッ!!!!悶絶して死にますッ!!!!!!!!)
男(こんなに……!!!こんなに可愛くて許されるんですか!?)
男(世界がッ……!!!!!翔鶴犬の可愛さで世界が生まれ変わるレベルですよ!?!?)
男(あぁ……神よ……!!!)
男「……心臓止まるかと思った」
翔鶴「?」パタパタ
男「な、なんでもない!さ、いこうか」
男(果たして俺は無事に生還できるのだろうか……)
347 :
◆SOkleJ9WDA
[saga]:2015/09/23(水) 21:18:20.39 ID:eX8sBJXmO
コツコツ...
男「……」
翔鶴「……」ニコニコ
男(並んで歩くだけでも心臓がいつ止まってもおかしくないレベルまで追い詰められている……)
男(ご主人様の斜め後ろをついていく姿)
男(嬉しくて走りたいがそれを我慢しながらも追従しているその美しさ)
男(リードの代わりに手をつないでいるがそれも合わさり抜群の破壊力を生み出している……!!!)
男「……海はいつ見ても綺麗だな」
翔鶴「……そうですね」
男(おかげでロクな言葉すら出てきやしねえ!!!)
男「……」
翔鶴「……提督。海の真ん中に」
男「ん……あぁ。本当だ」
ずいずい「ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ」
男「あれは野生のずいずいだな。ああして自分をアピールしているんだよ」
翔鶴「そうなんですか」ニコッ
ずいずい「ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ」
男「さて、もう少しゆっくり歩いたら戻ろうか」
翔鶴「はいっ!」
ずいずい「ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ」
ずいずい「ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ」
ズイズイ...ズイズイ...
348 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 21:19:35.16 ID:eX8sBJXmO
男「なんだよ野生のずいずいってえええええ!!!!」ガバッ!!!!!
男「……」
男「……」
男「……割といい夢だったな」
349 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/09/23(水) 21:23:11.04 ID:eX8sBJXmO
成し遂げたぜ。(スピンオフ
翔鶴姉改ニ!!!!あぁ運営様……ありがたやありがたや……という訳でしらいぬ要素無しでお送りしました
ゾロ目が出たらしらいぬ本編に翔鶴姉が登場する(確信
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/23(水) 21:32:23.58 ID:cxOuByifo
ゾロ目が出る場所の指定はないからこっから
>>1000
までの間のゾロ目でもええんやな
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/09/23(水) 21:42:49.50 ID:qkeDRUgW0
乙ズイズイ
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/23(水) 21:43:24.01 ID:qkeDRUgW0
sage忘れごめん
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/23(水) 22:40:36.43 ID:jM8IWy99o
乙
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/24(木) 00:49:33.30 ID:atMVtpa/o
しょうわふかわいい
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/24(木) 12:39:42.93 ID:nZ0eiwNfO
乙
全部ずいずいに持ってかれたわw
356 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/07(水) 19:39:25.17 ID:uPNM52hwO
男「時間は……全然経ってないんだな」
男「……その割には随分濃厚な夢だった様な……むむむ」
男「……」
男「まぁいいか。今のうちに仕事の続きを……」
ガチャ
男「お、不知火。上がったのか」
男(お風呂上がりのしっとりぬいぬいいただきました!!!!)
男(まだやんわり水分を含んだ髪の毛につやつやしっとりな肌)
男(Yシャツが少しはだけてるのもグッドポイントですよぬいぬいさん!!!)
不知火「……」
男「……不知火?」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……ずぴぴ」
男「ん?」
357 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/07(水) 19:44:51.15 ID:uPNM52hwO
不知火「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「不知火!?」
不知火「さ、さささむいです……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「何故!?風呂で少しは温まったんじゃないのか!?」
不知火「ちゅ……注射の後は温まると血流が早くなって血が吹き出して溢れ出すのでははは」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「そ、そりゃあ少しは出るかもしれないけど……吹き出さないし溢れません!!」
男「というか不知火まさか……」
不知火「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「……」
不知火「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「……水で洗って来たのか」
不知火「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「……」
不知火「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「……」
不知火「……」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
男「……」
不知火「……へ、へっくち!」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
358 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/07(水) 19:56:49.84 ID:uPNM52hwO
男「と、とりあえず……そうだ!!赤ずきん装備を!!早く早く!!」
不知火「ぢ、ぢらぬ゛いになに゛がおぢどでも゛……へっくち!」ガタガタガタガタ
男「ない!!ないから!!」
男(落ち度しかないから!!)
不知火「……」パタパタ
男(赤ずきん装備で隅っこで丸くなりながらホットココアを飲む不知火……)
男(かわいい!!!!)
不知火「……」ペロペロ
不知火「……ふぅ」ピクピクッ
男(すごいほっこりしてる……)
男「まぁ……なんだ。別に夜に入れば多少は温まれたんじゃないか?」
不知火「流石に汗で身体がベタベタのまま過ごすのは気持ちのいいものではないですから」
男「そりゃあそうか」
男(でも僕はそれでも構わないですけどね!!!)
359 :
◆SOkleJ9WDA
[saga]:2015/10/07(水) 20:07:56.89 ID:uPNM52hwO
男「……そういえば」
不知火「なんですか?」パタパタ
男「その犬耳と尻尾が生えたのは今日だろ?」
男「昨日はなにしてたんだ?」
不知火「昨日ですか?昨日は……」
不知火『……』ムクッ
不知火『朝ですか。まずは乳酸菌飲料とバターとはちみつたっぷりトーストで朝食でも……』
不知火『今日の出撃も大した事なかったわね』
陽炎『不知火ー!今日のお昼はどうするー?』
不知火『不知火は間宮食堂でから揚げ定食にします』
不知火『おやつにはドーナツと丁度珍しいジュースがあったのでこれにしましょう』モチモチ
不知火『……』ゴキュゴキュ
不知火『……甘くていいわね』
不知火『晩ごはんは中華定食ですか。流石に気分が高揚します』
加賀『私も流石に気分が高揚します』
赤城『私はステーキにしようかしら』
360 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/07(水) 20:16:44.13 ID:uPNM52hwO
男「おっ……おう」
不知火「……」パタパタ
男(これは本気で糖尿の心配をしなくてはいけないんじゃないか……?)
男(いや。そもそも艦娘って糖尿になるのか?)
男(おしっこ甘い不知火……)
男(……)
男(さ、流石にまずいですよ……)
男「とりあえず目立っておかしな事は無かったんだな?」
不知火「そうですね」パタパタ
男「……」
不知火「……」ズズッ
不知火「……ふぅ」パタパタ
男(正直このままでもいいんだけどね!!)
361 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/07(水) 20:21:14.27 ID:uPNM52hwO
しっとりぬいぬい(通算3回目
ネタ募集以外にも途中ぽろっと出していただいたネタも拾いつつ進行していきたい(願望
関係ないけどゾロ目出ないじゃないですかヤダー!!
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/07(水) 21:05:21.65 ID:et/ODnGxo
耳しっぽは艦娘の糖尿の症状だった…?
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/07(水) 21:26:03.90 ID:Fog7sTe7O
乙ぬい
ゾロ目出るとよいのう
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/08(木) 12:19:39.05 ID:DFJ6bUXLo
珍しいジュースが怪しすぎるんだよなぁ……
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/10(土) 12:09:30.25 ID:4tB6xijSo
謎のジュースww
366 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/14(水) 21:06:31.93 ID:VRhPevD5O
男「しかし特になにかあった訳でもないというと……」
不知火「……」パタパタ
男「むぅぅ……」
不知火「司令」
男「ん……?」
不知火「もうそろそろお腹が空きませんか?」パタパタ
男「あー……そういえばそろそろ晩飯時か……」
不知火「今日は……パスタに……グラタンもいいですね」パタパタ
男「不知火」
不知火「はい」
男「しばらく脂っこいものに甘いものは制限な」
不知火「!!」ピシャーン!!
男「……」
不知火「……」プルプル
367 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/14(水) 21:09:43.26 ID:VRhPevD5O
男「昼間控えようなって言ったしなー」
男「不知火にあげてるあめちゃんも糖質控えめなやつだし」
不知火「そ、それじゃあ……チーズに、お肉に、オリーブオイル、ごま油、脂の乗った魚介にマヨネーズ……」
男「全部制限な」
不知火「!!」ガタッ!!
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……ぬぃぃ」グスン
368 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/14(水) 21:14:21.07 ID:VRhPevD5O
不知火「それでは……不知火が今までなんの為に……!!」
不知火「なんの為に厳しい訓練に耐え……!!」
不知火「なんの為に戦いに明け暮れてきたのか……!!!」ダンッ!!!
男「不知火……」
不知火「……」プルプル
男「まさかそこまで食い意地の張ったキャラクターだとは思わなかったぞ……」
不知火「それは司令が……司令が美味しいものを沢山食べさせてくれたから……!!」
男『不知火ー?今日はチーズハンバーグにペペロンチーノだぞー?』
男『不知火!よく頑張ったな!今日は焼肉にしよう!』
男『そう落ちこむな……ほら、甘いアイスでも食べて……』
369 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/14(水) 21:20:51.38 ID:VRhPevD5O
不知火「どうして司令は太らないんですか!!どうして司令は糖尿病にならないんですか!!」
男「いや……太らないのは体質としか……食事もそれなりにバランスよく食べてるし……」
不知火「不知火は……糖尿病になるかもしれないのに……!!」
不知火「お腹のお肉も……少し……」ギュッ
男「!!」ガタンッ
男(不知火の……お腹……!!)
男(さらさらすべすべのお肌に……ぷにぷに感触……!!)
男(尻尾まで振ってつんつんしたらぬいって鳴いてくれるんですか!?)
男(たまらねぇぜ!!!)
370 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/14(水) 21:22:30.66 ID:VRhPevD5O
あぁ〜〜たまらねぇぜ
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/14(水) 21:25:31.07 ID:T0KYYrg90
乙
たまらぬい
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/15(木) 00:30:15.16 ID:aqYv1Tu1O
乙乙、
>>370
でゾロ目出たやん!
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/15(木) 00:34:01.73 ID:+4tTwROOo
乙
確かにたまらんな
374 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 19:46:11.39 ID:832iROyLO
やったぜ。(ゾロ目
375 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 20:00:45.08 ID:832iROyLO
不知火「……」プルプル
男「……」
不知火「……」グスン
男(あぁ^〜お腹周りを抑えながらプルプル涙目なぬいぬいもかわいいんじゃあ^〜)
男「まぁ……そうだな。ううん……」
男(制限するとは言ったけど少し可哀想になって来たな)
男(ジュースでも買ってきてあげるか……)
男「不知火。少し待っててくれないか?」
不知火「いえ……部屋に戻らせていただきます」
男「まぁまぁいいからいいから」
男(ごきゅごきゅジュースを飲む不知火もかわいいからな!!)
男(犬耳付きならなおよし!!!!)
不知火「それでは……」スッ
男「不知火!!おすわり!!」
不知火「ぬいっ!!」ストンッ!!
男「それじゃあ少しだけな〜」バタン
不知火「……ぬい」
376 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 20:16:03.42 ID:832iROyLO
男「自販機自販機っと……」
「あら提督。お疲れ様です」
男「おぉ、その声は鳳翔さんじゃないですか」
鳳翔「この間頼まれていたもの、入荷しましたよ」
男「本当ですか!そりゃあ楽しみだなー!」
男「やっぱりいも焼酎は茜霧島が一番旨いですよ!」
男「コクと深みのある味わいながらに飲みやすい……」
男「肉でも魚でも。よく合うんですよねー」
鳳翔「それと赤兎馬に森伊蔵も。森伊蔵は抽選に当たりましたので……」
男「伊蔵!!伊蔵ですか!!」
男「あの濃厚な味わいに香り、喉を過ぎた後にも残る上品ながらも存在感のある風味……」
男「鳳翔さんの作ったがんもと是非……いただきたいですね」
鳳翔「ふふ、お待ちしております」
377 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 20:22:22.27 ID:832iROyLO
鳳翔「そういえば……隼鷹さんに霧島さんもお取り置きを頼まれまして」
男「へぇ……隼鷹はともかく霧島が。あまり酒は飲まないものかと」
鳳翔「隼鷹さんも実は森伊蔵が入ればという事だったのですが……」
鳳翔「内緒にしておきますね」ニコッ
男「ありがとうございます」
男(鳳翔さん……あぁ……鳳翔さんの膝の上で眠りたい……甘えたくなる……!!)
男「それで霧島は?」
鳳翔「金霧島を」
男「霧島が霧島を飲むのか……」
鳳翔「お酒の席でたまたま飲んでみたら美味しかったそうですよ?」
男「へぇ……しかし金霧島ねぇ……」
男「健康志向なんですかね?」
378 :
◆SOkleJ9WDA
[saga]:2015/10/21(水) 20:42:33.11 ID:832iROyLO
男(霧島ねぇ……)
霧島『始めまして、私、霧島です』
白霧島『その……聞かれたんですか。マイクチェック……恥ずかしい……』カァァ
黒霧島『あぁ?調子こいてるとブチ殺すぞクソガキ』パキッゴキッ
赤霧島『状況分析ばかりに頼っていてはダメ!!拳と!!友情と!!気合いが大事です!!』
茜霧島『死なすわよ!!』
金霧島『ゴールデン!!!』
男「……」
鳳翔「それで……今日いらっしゃられるのでしょうか?」
男「あぁ……いや。今日は少し用事がありまして」
男「夕食も自前で済ませようかと」
379 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 20:49:10.56 ID:832iROyLO
鳳翔「それならいいものが……」
男「不知火ー?戻ったぞー」
不知火「……!」
不知火「司令、おかえりなさい」パタパタ
男(尻尾振ってお出迎えぬいぬい……)
男(あぁあれだなぁ……仕事で疲れきってこのお出迎えだったらきっと可愛さと癒しパワーで身体中蕩けそうになるな)
男(間違いないな!!)
男「不知火……実はだな。夕食なんだが……」
不知火「……はい。不知火は野菜もちゃんと食べますよ。お肉が無くても大丈夫ですよ……」
男「えっと……それなんだけど……まぁ、あれだ」
男「少しずつ抑えていくようにしたほうがいいんじゃないかと思ってな……」
男「今日は……これを食べようと思う」スッ
不知火「こっ……これは……!!」ピクピクッ
380 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 20:53:58.94 ID:832iROyLO
不知火「焼けば香ばしい香り、脂がジワっと溢れてふっくら食感……」
不知火「お刺身なら舌の上で馴染んで沁みていく様な味わい……」
不知火「秋の風物詩……秋刀魚……ッ!!」
男「お昼頃捕れたばかりのものらしい。折角だから七輪でも出して焼こうか」
不知火「司令……!!」
男「不知火……!!」
不知火「ごはんは……ごはんは……!!」
男「新米、新潟県魚沼産こしひかりだ……!!」
不知火「ぬぃぃ……!!」パタパタパタパタ!!!
381 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 20:57:16.78 ID:832iROyLO
不知火「……そういえば?」
男「どうした?」
不知火「今はまだ初夏では……」
男「不知火!!決して今は初夏なんかじゃないぞ!!」
男「秋だから!!すぐに冬だし年末もすぐそこだし!!」
男「全ッ然一日がやたら長いとかあり得ないから!!いいね!?」
不知火「はぁ……そうですか……?」
382 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/21(水) 20:59:06.63 ID:832iROyLO
秋刀魚は焼いて大根おろしとすだちで。すっきりめな後味な日本酒と一緒にいただきます
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/21(水) 21:45:00.52 ID:I2/dLZj70
白飯「俺を忘れてもらっちゃ困るな」
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/21(水) 22:52:42.60 ID:GhDkiCeHo
ハムッ、ハフハフ、ハフッ!
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/23(金) 12:46:08.44 ID:4mMexjlKO
そろっと秋刀魚の時期も終わりか…
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/23(金) 16:20:09.94 ID:EXjUUdsLo
すっきりぬいぬい
387 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 21:52:08.08 ID:9zvC9i5HO
番外編
男「不知火」
不知火「はい」
男「この時期にあるビッグイベントとはなーんだ???」
不知火「ビッグイベント……?」パタパタ
男「ヒントは……お祭りだな」
不知火「お祭り……わかりました」ピクピクッ
男「はい不知火さん!!」
不知火「運動会ですね」
男「あぁ……うん。間違っちゃいない気もするけど……というか今運動会って少し遅いんじゃないか?」
男「ああでもぬいぬいと運動会したいっ!!リレーで走る汗でしっとりぬいぬいもみたいし少し疲れてるスポーツドリンクごきゅごきゅする不知火もみたい!!」
男「大玉ころがしに棒倒し!!騎馬戦!!!!」
不知火「で、正解は?」
男「あっはい」
388 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 21:56:38.11 ID:9zvC9i5HO
男「ハロウィンでしょうハロウィン!!血みどろおばけにお菓子をねだる駆逐艦達!!」
男「お待たせ!カルピスしか無かったけどいいかな?」
男「的な!!」
不知火「破牢院……ですか」ピクッ
男「不知火……まさか」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
389 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:04:35.31 ID:9zvC9i5HO
男「ハロウィン……知らない?」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「まぁ……知識程度には」
男「流石に知ってるよね」
不知火「でも司令。破牢院とは元々ケルト人の収穫祭では?」
不知火「現在はキリスト教のお祭りらしいですが。司令も信徒なので?」
男「俺はぬいぬい教信徒だから!!」
不知火「……?」
男「まっ……まぁあれよ。別に今はアメリカでもどんちゃん騒ぎするお祭りみたいなもんみたいだし」
男「かぼちゃに顔を掘ってジャックオランタンを作って」
男「狼男とか魔女とか。なんでもいいみたいだけど仮装してみんなでパーティー!」
男「子供はトリックオアトリートって言って家を練り歩いてお菓子を貰うのさ」
390 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:07:35.33 ID:9zvC9i5HO
不知火「それは……楽しそうですね」パタパタ
男「まぁゆくゆくは鎮守府でもそう言った催し物をして市民の皆様とも一緒に楽しみたいなぁと。一応計画してるのよ」
不知火「そうなんですか」
男「という訳で不知火」
不知火「はい」
男「トリックオアトリート!!!!」
不知火「……」
男「トリックオアトリート!!!!」
不知火「……は?」
男「お菓子をくれないといたずらするぞって意味ね」
不知火「はぁ……そうですか」
男「だから不知火」
男「トリックオアトリート!!!!」
不知火「……」
391 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:10:59.58 ID:9zvC9i5HO
不知火「不知火はお菓子なんか……」
男「ほほぅ?ならばいたずらしてもいいのかなぁ?」ワキワキ
男(うっひょおおおおお!!!!ぬいぬいにいたずらとか!!!)
男(超燃えるっす!!!!おっすおっす!!!)
不知火「……いたずらは困りますけど」
不知火「そういえば司令にもらったあめちゃんがありましたね」ゴソゴソ
不知火「どうぞ」
男「ぬいぬいありがとう〜」
男「違うんですよ!!!!!!」
392 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:14:51.08 ID:9zvC9i5HO
男「俺のあげたお菓子じゃなくて不知火が用意したお菓子じゃなきゃ意味ないんですよ!!!」
不知火「そうなんですか?」
男「だって自分のあげたお菓子返されたって嬉しくなくね……?」
不知火「それは……まぁ」
男「だから!!!ぬいぬいが用意したお菓子が欲しいんですよ!!!」
不知火「不知火の用意したお菓子……確か部屋にあったおせんべいは陽炎が全部食べてたし……」
不知火「というより司令は子供じゃないですし無理なのでは……」
男「例外!!!司令官は例外なの!!!」
393 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:19:23.54 ID:9zvC9i5HO
不知火「と言われてもお菓子は……」
男「それならいたずらする他あるまいな……うへへへへ」ワキワキワキワキ
不知火「うっ……うぐぐ……」
男「さぁさぁ……トリックオアトリート……!!」
不知火「な、なにか……なにかないの……?」
男「ならば特別に甘いものならなんでもいいぞ」
不知火「ですからお菓子は……」
男「甘ったるいくらい可愛いのでも許すぞ……!!」
不知火「甘ったるいくらい可愛いの……!?」
男「さぁさぁトリックオアトリート……!!トリックオアトリート!!」
不知火「う……うぅぅ……!!」
不知火「ちなみにいたずらとは……」
男「ふへへへへへ!!!!!」
不知火「今の質問は無かった事に!!」
394 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:22:23.01 ID:9zvC9i5HO
男「いたずら……なににしようかなぁ?」
男「尻尾?犬耳?もふもふする?」
男「抱き締めてゴロゴロするのも今日はハロウィンだから許されるっしょ!?!?」
不知火「……」ギュッ
男「ほれほれほれほれ!!」
不知火「……い」
男「むぅぅぅん?」
不知火「……ぬい」
男「……ん?」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
395 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:26:17.97 ID:9zvC9i5HO
不知火「甘ったるいくらい可愛いのでも許されるんですね……!!」ギロッ
男「は、はい!!」
不知火「……」ゴゴゴゴゴ
男「……」
不知火「……」ゴゴゴゴゴ
男「……う」
男(不知火の気迫がすごい事に……!!)
不知火「……司令」ゴゴゴゴゴ
男「は、……はいぃぃ」
不知火「……」ゴゴゴゴゴ
男「……」
不知火「……」ゴゴゴゴゴ
男「……」ゴクッ
不知火「ぬぃぃぃぃ……!!」ゴゴゴゴゴ
男(な、なんだ……?)
男(この気迫……!!修羅の様な表情……!!)
男(俺はまさか……とんでもないものを……!!)
不知火「……」
男「……」
不知火「……」バッ!!!
男「!?!?」
396 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:29:26.22 ID:9zvC9i5HO
不知火「ぬい☆にゃん♪」キャピッ
http://imgur.com/GmN8kqE.jpg
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
男「……」
不知火「……」
397 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:31:41.81 ID:9zvC9i5HO
雪風「しれぇ!!」バタンッ!!
男「……」
不知火「……」
雪風「……」
男「……」
不知火「……」
雪風「……」
男「……」
不知火「……」
雪風「……」
男「……」
不知火「……」
雪風「……し、死んでる」
男「……」
不知火「……」
雪風「……」
男「……」
不知火「……」
雪風「……」
男「……」
不知火「……」
雪風「……」
男「……」
不知火「……」
398 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/10/29(木) 22:33:21.36 ID:9zvC9i5HO
クソコラ手描きでしかも似てないし下手だし完全に言いたかっただけだしこれもうわかんねぇな(白目
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/30(金) 03:12:59.07 ID:qxFPEazXo
これからは毎回イラスト付きで宜しく
なにその溢れるぬいぬい愛があればいけるいける!
18禁でもいいのよ?
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/30(金) 06:19:53.51 ID:k6Ryysjp0
おつ
まぁ死ぬよね
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/31(土) 12:37:08.94 ID:+CoVN+nJO
乙
よし、クソウザい粘着したくせに最後に最高の結果を出した男に敬礼!
402 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/11/08(日) 19:22:58.02 ID:76t8pzFfO
パチッ...パチン...
男「この炭火を焚いてる時の音っていいよね」
不知火「しかし外でやらないといけないのは少し堪えますね……」スリスリ
男(寒くて手をスリスリしてる不知火もかわいい!!)
男(犬耳がこう……ピーンと立ってるのがたまらないっすね!!!)
男「ごはんは土鍋でちょっとオシャレに。そろそろ炊けたかな?」カパッ
不知火「こっ……これが土鍋ごはん……!!」
不知火「つやつや輝いていてしっとりふっくら」
不知火「湯気と共に上がる甘く少し焦がした匂いが食欲をそそる……!」
男「うんうん。少し蒸らしたら完成かなー」
男「さてと……秋刀魚も焼くとするか……」
403 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/11/08(日) 19:33:12.90 ID:76t8pzFfO
男「七輪は炭火を入れてから少し待って温めておく」
男「網と七輪の間に棒を挟んで網を斜めにしてあるぞ」
不知火「どうしてですか?」パタパタ
男「脂の乗った秋刀魚は美味しいけど脂の落ちる量もすごいから火が上がっちゃうんだよ」
男「だからあんまり炭火に脂が入らないように斜めにするのさ」
不知火「なるほど……」
男「まずは網に油を塗って……」
男「秋刀魚の下ごしらえは無し!肝も美味しいからそのまま網に乗せて……」スッ
ジュゥゥゥ...
男「塩をパラパラと……」パラパラ
不知火「お……音だけで口の中に味が……!!」ジュルッ
404 :
◆SOkleJ9WDA
:2015/11/08(日) 19:47:28.35 ID:76t8pzFfO
男「焼くときのポイントは強火の遠火」
男「炭は七輪の底が埋まるくらい入れて」
男「網が近い時は煉瓦とかで網を高めにするといいぞ」
男「火の先が当たらないくらいまで遠ざければ丁度いいかな」
男「さてと……しばらく眺めながら待つとしようか」
不知火「……」パタパタパタパタ!!!!
男(尻尾の動きが凄まじい事に!?)
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