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瑞鶴「もう二度と離さない」
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393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/13(土) 08:08:19.80 ID:ATSwuiuHo
乙です
394 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2018/02/14(水) 23:44:03.78 ID:OOKRidcG0
近日更新予定です
もう暫くお待ちを……
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/03/12(月) 18:22:23.46 ID:85xDovsE0
瑞鶴、瑞鳳、陽炎嫁のssの続きが見たかったりする。
あれ超好き。
396 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2018/03/15(木) 23:10:06.29 ID:AHM+4dfh0
瑞鳳(西方の艦隊の帰還にはまだ時間がかかる……北方と南方、北東、南東は敵艦隊はおろか、はぐれの深海棲艦すら見当たらない……そうなると多分東方にもいない可能性は高い……)
コンコン コン
舞風「瑞鳳さーん」
瑞鳳(やっぱり提督が何かを……?)
舞風「瑞鳳さーん!」
瑞鳳「えっ、あっ! どうしたの?」
舞風「第四艦隊と第二艦隊も帰投したので連絡です!」
瑞鳳「ごめんね、考え事してたの」
舞風「敵艦隊がいない事ですか?」
瑞鳳「そうね」
舞風「東方と近海のどちらにも敵艦はいなかったみたいです」
瑞鳳「やっぱり……」
ダッダッダッ
舞風「あれ? 夕張さん?」
夕張「瑞鳳、入るわよ!」
瑞鳳「どうしたのよそんな慌てて」
夕張「西方に出ている第六艦隊から入電が!」
瑞鳳「まさか……」
夕張「深海棲艦の大規模な艦隊を発見とのことよ……」
397 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
:2018/04/21(土) 00:49:00.84 ID:G/GCSvTe0
近日投下予定です。
今しばらくお待ちを
398 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2018/05/20(日) 09:54:05.02 ID:TO8SVhqpO
瑞鳳「深海棲艦が消えたわけじゃ無かったのね……」
舞風「瑞鳳さん、どうしますか?」
瑞鳳「舞風ちゃんは皆に出撃の連絡をお願い。夕張は全艦の艤装の点検と補給を」
舞風・夕張「了解!」
瑞鳳「鎮守府の護りは……」
夕張「他の鎮守府への要請はダメね」
瑞鳳「そうね。軍規を破っている私達に巻き込むのは流石にね」
夕張「瑞鶴と陽炎ちゃんに任せるのはどうかしら?」
瑞鳳「今の瑞鶴と陽炎ちゃんの精神状態じゃ……」
夕張「ううん、逆よ。今の二人を戦闘海域へ連れて行くのは二人を殺させに行く様なものだもの」
瑞鳳「でも、敵が来ない可能性が高いここの警護なら安心ってことね?」
夕張「そういう事。じゃ、私達は仕事して来るわね」
瑞鳳「私も二人のところに行って来るね」
……………………
…………
……
399 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2018/05/20(日) 09:54:51.02 ID:TO8SVhqpO
陽炎「瑞鶴さん、皆出撃したみたいです」
瑞鶴「……そうね」
陽炎「……私、近海の様子を見てきますね」
瑞鶴「うん。よろしく」
陽炎「瑞鶴さん」
瑞鶴「……ん?」
陽炎「司令は……もう…………」
瑞鶴「違う! 提督さんが私の前から居なくなるなんて!」
陽炎「…………」
瑞鶴「…………」
陽炎「……行ってきます」
瑞鶴「ごめん……」
陽炎「いえ。私も一人になりたいですし丁度いいです」
瑞鶴「ごめんね……」
陽炎「……はい」
スタスタスタスタ
瑞鶴「ごめんね……ごめんね……」
瑞鶴「皆、ごめんなさい……でも私、提督さんが居ないともうダメみたい……」
瑞鶴「提督さん……どこなの……?」
瑞鶴「提督さん…………」
……………………
…………
……
400 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2018/05/20(日) 09:59:44.02 ID:TO8SVhqpO
今回はここまでです。
陽炎改二で歓喜しました。
これで瑞鶴、瑞鳳、陽炎の三艦全てに改二が実装されたので私は満足です。
次は4駆勢に是非……
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/11(水) 16:34:58.19 ID:YMX92FdbO
待ってる
402 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2018/07/12(木) 20:47:59.33 ID:za+EhcIiO
大変お待たせしております。
海外出張や国内出張で更新する余裕がありませんでした。
なおかつデータが全て吹き飛びました……
更新はもう暫くお待ち下さい……
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 23:09:58.18 ID:OwlugCsm0
のんびり待ってる
404 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2018/08/11(土) 10:03:08.54 ID:atPftxR0O
リランカ島沖
瑞鳳「凄い数……」
夕張「これは、100やそこらじゃ効かないわよ……」
瑞鳳「でも、この艦隊を殲滅しないと国が……」
夕張「滅ぼされちゃう」
瑞鳳「……腹を括るしかないわね」
夕張「そうね」
瑞鳳「全艦に告げます。状況は見ての通り圧倒的な物量差で不利です。ですが、ここで私達が負けたら他の鎮守府の戦力再建の目処すら立っていない日本が蹂躙されてしまうのは確かめるまでもありません」
瑞鳳「これから過酷な戦いが始まります。だけど、一つだけ約束して欲しいの。皆さん、絶対に生きて下さい。沈むなんて以ての外。死に物狂いで生にしがみ付いて下さい。生きてさえいればチャンスがありますから」
瑞鳳「まずは瑞鳳の航空隊で敵艦隊へ攻撃を仕掛けます。その後風上へ移動し戦艦、重巡による砲撃戦へ移行して下さい」
比叡「了解!」
瑞鳳「各水雷戦隊は別途指示があるまでは対潜警戒をお願いします」
夕張「りょーかい!」
瑞鳳「では、作戦を開始します! 第一次攻撃隊発艦!」
……………………
…………
…….
405 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2019/05/01(水) 03:36:45.82 ID:fL52TU+/0
鎮守府
瑞鶴「うっぅ……提督さん……ひどいよ……どうして……」
コンコン コン
瑞鶴「……陽炎? ごめん、また後にして……」
??「……すまない瑞鶴」
瑞鶴「……えっ!?」バッ
ガチャッ
提督「久しいな瑞鶴」
瑞鶴「提督、さん……本当に提督さんなの……?」
提督「ああ。長らく留守にしてしまいすまなかったな」
瑞鶴「うっうぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 提督さん! 提督さん! ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
提督「少し痩せたな」ポンポン
瑞鶴「ずっと……ずっと待っていたのに! 提督さんが帰ってくるって信じて待ってたのに! どうして連絡の一つもくれなかったの!? どうして!」
提督「それは……この終わりなき戦いを終わらせる為、瑞鶴達艦娘が戦いでいつか命を落とす運命を救う為に私はお前達の元を去ったのだよ」
406 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2019/05/01(水) 03:48:22.39 ID:fL52TU+/0
瑞鶴「ごめん提督さん……意味が分からないよ……どうして私達を救う為に提督さんは居なくならなきゃいけなかったの!?」
提督「それを話す前に外へ行かないか?」
瑞鶴「外?」
提督「ああ。それと、瑞鶴にとって大切な物があれば持って来て欲しい」
瑞鶴「私にとって提督さん以外に大切なものなんて無いわ。外に行こう」
提督「いいのか?」
瑞鶴「うん」
提督「分かった。付いて来てくれ」
瑞鶴「……うん」
407 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2019/05/01(水) 04:00:49.42 ID:fL52TU+/0
提督「お前達と別れたあの日、私は大本営へ向かったのは瑞鶴も知っているな」
瑞鶴「うん」
提督「あの日私は死んだのだよ。提督としての肩書きは勿論、私という存在はこの國から抹消され、二度と日本に戻ることは無いはずだった」
瑞鶴「でも提督さんは今ここに」
提督「まどろっこしい言い方になるが、かつて提督と呼ばれた男はこの鎮守府はおろか日本という國にも足を踏み入れていない。だから監視カメラはおろか、この國の人間に姿を見られる訳にもいかない。痕跡は一切残さないのだよ。つまりは密入国と言うことになるな」
瑞鶴「じゃあどうして戻って来たの?」
提督「未練だ」
瑞鶴「未練?」
提督「ああ。瑞鶴、私は君を迎えに来た」
408 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2019/05/01(水) 04:19:30.82 ID:fL52TU+/0
瑞鶴「私……を……?」
提督「そうだ。どうやら私は君に強く心を惹かれていたらしい。そして私には自分が思っていた以上に執着心と強い衝動があったらしい。この國を去った後も君の事が忘れられなかった。君達を救う為に存在を抹消したというのに私は諦めきれなかった」
瑞鶴「どうして……」
提督「瑞鶴?」
瑞鶴「どうして最初から私を連れて行ってくれなかったの!? 提督さんがあの日に連れて行ってくれれば私はこんなにも苦しむ事はなかったのに!」
提督「あの日瑞鶴が見抜いた通り、私は大本営の人間を殺すつもりだった。元帥殿やその周りの人間の全てを。そんな地獄に瑞鶴を連れて行ける筈が無い。だから私は一人で全てを背負うつもりだった」
瑞鶴「でも元帥はまだ……」
提督「ああ、結果としては殺していない。彼はこの世界の仕組みを理解し、そして打開策を見出すことが出来ない現状に抗い生き続けて来た人間だった。だから私は私が為すべきを成した後の世界を任せる事にしたのだよ」
瑞鶴「為すべき事?」
提督「ああ。私がこの世界の絶対悪として見做され地球上の全ての人間に望まれ殺される。これが私の為すべき事なのだよ」
409 :
ずいずい
◆9eWjFae4dI
[saga]:2019/05/01(水) 04:53:16.30 ID:fL52TU+/0
瑞鶴「ダメ! そんなの許さない!」
提督「瑞鶴。君は艦娘という存在の真実を知っているか?」
瑞鶴「艦娘の真実……?」
提督「ああ。艦娘、そして深海棲艦の真実だ」
瑞鶴「……教えて」
提督「艦娘と深海棲艦は同一。つまり深海棲艦もまた艦娘だという事なのだよ」
瑞鶴「私達と深海棲艦が一緒……!?」
提督「お前はアメリカという國を、アメリカ人という人種を、アメリカの軍艦をどう思っている?」
瑞鶴「そ、それは……」
提督「憎いか?」
瑞鶴「ううん、そんな事……」
提督「かつてお前の姉を、先輩を、同僚を、お前に乗り込んでいた乗組員を、そしてお前自身を殺し沈めたアメリカを好いているのか?」
瑞鶴「…………」
提督「人が人でなくなる戦争だったから仕方がなかった、お互い様だった、恨みっこ無しの戦闘だった。様々な偽善の言葉で飾り感情を抑えようとしていても結局の所憎しみや恨みの感情は間違いなく存在する。その負の感情により対象の本質を正しく見通すことが出来ず、歪み間違った認識をその者に与えてしまう。これが艦娘と深海棲艦を分ける」
提督「つまり、日本に対して負の感情を持つ者が艦娘を見れば艦娘は化け物に、日本に対して負の感情を持たない者が艦娘を見れば艦娘もして認識すると言うわけだ。アメリカと戦争をし、殺しあった艦艇がアメリカの艦娘やアメリカ人をを見ればアメリカの艦娘は……」
瑞鶴「う……うそ……」
提督「そう、艦娘と艦娘の殺し合い。これが世界の真実なんだ」
瑞鶴「それじゃあ私達は同じ艦娘を沢山……沢山殺して……ヴォエッ」
提督「すまない……だが瑞鶴には真実を知って貰いたかった」
瑞鶴「ゲホッゲホッ! ……どうしてこんな酷い……」
提督「君にはもう隠し事をしたくない。だから私は瑞鶴に真実と私の為すべき事を伝えねばならない」
瑞鶴「……続けて」
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