ミリマスSS投稿スレ

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228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 00:12:10.85 ID:WaGM1bywO
>>227
グロ注意
229 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/07(木) 12:54:49.40 ID:f81bwybh0
【アイドル水上大運動会での志保と、心配性なプロデューサー】


 そんな水着で水上騎馬戦に出場したら、絶対ポロリするだろ……。

 志保が身につけている水着を見た瞬間に、俺はそう思った。

「なあ志保、その水着ってちょっとセクシーすぎないか?」
「……セクハラですか?」

 心配して声をかけた俺に、志保は冷めた視線を向けてくる。

「セクハラとかじゃなくてさ。心配だから聞いてるんだよ」
「どういう意味ですか? どんな水着だろうと仕事に影響はないと思いますけど」

 いやいや、影響あるに決まってるだろ。

 志保のビキニは、首の後ろで紐を結ぶタイプだ。
 良くないハプニングが起きてしまいそうな予感がする。

 具体的には、もみ合いになるうちに水着が外れてキャー! みたいな……。
 って、志保はそんなこと知ってる世代じゃないか。

「えーと、つまり俺が言いたいのは……」
 俺がポロリの危険性について説明しようとしていると、

「すいませーん、そろそろスタンバイお願いしまーす!」

 番組スタッフの一人が、こちらに向かって呼びかけてきた。

「では、行ってきます。心配には及びませんから」
「お、おう……」

 不安を抱えたままの俺の気も知らずに、志保はさっさと歩いて行ってしまった。

「まあ……ちょっと気がかりではあるけど、志保のことだし大丈夫だよな」
 俺は自分に言い聞かせるようにそう呟いた。

 だって、志保だしな! 
 こういうイベントで羽目を外すタイプじゃないもんな!

 競技が始まるまでは、そう思っていた。
 だが俺の考えは、ほんの数分後に打ち砕かれることになる。
230 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/07(木) 12:55:53.66 ID:f81bwybh0
「やった、ハチマキ取った! 次はあの騎馬を狙うわよーっ!!」

 志保さんが、ノリノリで騎馬戦を楽しんでらっしゃる……。
 まさかこんなことになるとは思っていなかった。

「くっ、なかなか手ごわいわねっ!」

 志保のハチマキを狙って、相手のアイドルが素早く手を伸ばした。
 しかし、志保は体を反らすようにして、その手をギリギリで躱す。

 その様子がモニターに映し出されると、会場の観客が大きくどよめいた。
 空を切った相手アイドルの手が、志保の水着のすぐ横をかすめていったからだ。

「……あやうく志保のビキニが剥ぎ取られるところだったじゃねーか」

 俺は背中に冷や汗をかきながらその様子を見守っていた。
 勘弁してくれよ、生中継されてるんだから……。

 どうにか無事に終わって欲しい、そう祈りながら過ごすこと数分。
 ついに決着の時が来た。

「あーっと、ここで最後の騎馬が倒れるー! 勝利したのは765プロでしたー!!」

 実況者が声を張り上げて、水上騎馬戦の終了を告げた。
 大きな歓声と拍手が会場を包むと、志保は高く手を上げてそれに応える。

 その顔は、仲間と戦い抜いた充実感に満ちていた。

「これより表彰式に移ります。優勝した765プロの皆さんはどうぞこちらへ――」

 アナウンスに従って、嬉しそうに表彰台に並び始めるアイドルたち。

 色々あったけど、なんだかんだでいい日だったかもな……。
 彼女たちの笑顔を遠巻きに眺めていると、そんなふうに思えた。
231 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/07(木) 12:56:53.37 ID:f81bwybh0
「うわー、ジャグジープールってめっちゃ豪華やん! びっくりしたわ〜」
「みんなで頑張って……よかった、ね?」
「すごいですー! 夜景の見えるプールでリサイタル〜、ららら〜♪」

 優勝賞品は、豪華ジャグジープールへの招待券だった。
 奈緒、杏奈、可奈の三人は特にはしゃいでいるみたいだ。

 最後まで志保と一緒に、騎馬として頑張った三人だもんな。
 喜びもひとしおなのだろう。

 そんなことを考えつつぼーっとしていると、一人の女の子がこちらに歩いて来ることに気づいた。

「……志保? 俺に何か用か?」
「ちょっとこっちに来てください。お聞きしたいことがあるので」

 それだけ言うと彼女は、俺の腕を引っ張って部屋の隅へと向かっていった。
 観葉植物の陰の、プールにいる子たちからは死角になっている場所で立ち止まる。

「あの、今日の私の仕事について、何か問題があったでしょうか?」

 志保は、真剣な表情でそう尋ねてきた。

「えっ? 優勝できたのは志保のおかげだと思ってるし、何の問題もないぞ?」
「けど……プロデューサーさん、ずっと不安そうに私の方を見ていたじゃないですか」
「ああ……」

 どうやら志保は、俺が彼女の仕事について不満を持ったと勘違いしているらしい。
 実際にはただ、ハプニングシーンが放送されるんじゃないかとヒヤヒヤしていただけなんだけどな。
 
 志保は俺の方に一歩詰め寄ると、さらに口調を強める。

「言いたいことがあるのなら、はっきり言ってください。改善しますから」
「いや、志保の仕事ぶりには全く問題はなかったんだけど…………あっ」
232 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/07(木) 12:57:41.75 ID:f81bwybh0
 ――その時、観葉植物の枝が、志保のビキニの紐に引っかかった。
 
 そして、はらりと水着が落ちる。
 彼女の真っ白な胸と、その薄桃色の先端があらわになった。

「えーと、こういうハプニングが起きないかって心配だったんだよ。あはは……」

 なんとか笑ってごまかそうとする俺。
 志保は数秒間、状況が飲み込めずにぽかんとしていたが、

「きゃああああああああああああああっ!!」

 盛大に悲鳴を上げると、両手で胸を隠した。

 彼女の顔は耳まで真っ赤に染まり、目の端には涙が浮かんでいる。
 そして俺をキッと睨みつけると、

「み、見ないでくださいっ! プロデューサーさんのエッチ! 変態っ!! うわーんっ!!」

 そう叫びながら、更衣室の方へ走り去っていった。
 ひとりでその場に残された俺は、思わず頭を抱える。

「わざとじゃないけど見てしまった……。志保には悪いことをしちゃったなあ……」

 何となくだけど、志保ってこういうハプニングについては結構引きずるタイプな気がする。
 まあ、本番中の出来事じゃなかっただけまだ良かったけど……。

「はあ……無事にイベントが終わったと思ったのに、一難去ってまた一難か」

 これをきっかけに、志保との関係がギクシャクしてしまったらどうしよう。
 面白い絵本でもプレゼントして、謝ったら許してくれるだろうか。

 気難しい十四歳の少女をプロデュースしていると、いつも心配事が尽きないのだ。


 おわり
233 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/13(水) 12:43:16.39 ID:isdK5suj0
【月の光とアロマキャンドル】


「どの写真も可憐の魅力がよく出てるな。上々の仕上がりだよ」
「そ、そうでしょうか……えへへ……」

 俺が褒めると、可憐は照れて頬を赤らめる。

 テーブルの上には一冊の雑誌が開かれていて、俺たちはそれを二人で覗き込んでいた。
 紙面には、可憐のグラビアが数ページにわたって掲載されている。

「女子高生に人気の雑誌なんだよな? 可憐も普段から読んだりするのか?」
「は、はいっ……。特に、占いのコーナーは人気なんですよ?」

「占い?」
「ふふっ、よく当たるって評判なんです。今月の運勢はどうかなあ……」

 そう言うと可憐は、うきうきしながら占いのページを開いてみせた。

「あっ、私の星座はすごく恋愛運がいいみたいですっ……!」
「そうか、それはよかったな」

 俺もそのページに目をやる。
 そこには、『好きな人と二人きりになるチャンスあり! 積極的になると良し!』とあった。

 可憐はその文面を真剣な表情で見つめている。

 雑誌の占いで一喜一憂するほどの、一途な恋をしているのかもしれない。
 その十六歳の女の子らしい姿に、俺は微笑ましさを感じた。

「さて、そろそろ帰る時間だな。駅まで送っていくよ」

 時刻は午後九時。
 高校生の可憐にとってはもう遅い時間だ。

「あっ、いえ……一人でも平気ですよ?」
「いやいや、危ないから一緒に――」

 そう言いかけたとき突然、部屋の明かりが消えた。
 辺り一面が闇に覆われて何も見えない。
234 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/13(水) 12:44:03.18 ID:isdK5suj0
「――停電か?」

 俺はそう呟きつつ、辺りを見回す。
 どうやら、事務所の外の建物や街灯などの明かりも消えてしまっているようだ。

「プロデューサーさぁん……」
「うおあっ!! びっくりした!」

 背後からシャツの裾を掴まれて、俺は思わず声を上げ、身を竦ませた。

「可憐か……?」
「は、はいっ……ううっ、怖いです……。離れないでください……」
「大丈夫だよ、ここにいるから」

 可憐に声をかけながら、俺は自分のスーツのポケットに手を突っ込む。
 手さぐりでスマホを見つけてタッチすると、ぼんやりとした明かりが灯った。

 ほんの弱い光だが、無いよりはマシだ。

「それにしても、どうやってこの闇の中で俺の居場所が分かったんだ?」

 ふと疑問に思って聞いてみた。
 暗さに目が慣れるのが早いのだろうか。

「えっ? プロデューサーさんの匂いを辿っただけですけど……?」
「そ、そうか……すごいな」
 
 すごいを通り越してちょっとした恐怖を感じるんだが……。

 いや、今はそんなことを考えている場合じゃないな。
 スマホの光だけでは心もとないので、他に明かりになるものを探さなければならない。

「うーん、懐中電灯かろうそくでもあればいいんだけどな」
「あっ……それならちょうどいいものを持ってますよ?」

 可憐はそう言って自分のバッグから、ごそごそと何かを取り出した。
235 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/13(水) 12:44:31.03 ID:isdK5suj0
「偶然、今日のお昼に買い物したばかりだったんです」
「それって……アロマキャンドルか?」

 可憐が取り出したのは、透明なグラスに入ったアロマキャンドルだった。

「火を付けられるもの、何かありますか?」
「ああ、ちょっと待ってくれ」

 俺が机からマッチを取り出して渡してやると、可憐は手早くキャンドルに火を灯した。
 すると、ふんわりとした明かりが部屋を照らす。

「おおっ、結構明るいんだな」
「はいっ。……私、よく自宅でもアロマキャンドルを使っているんです」

 彼女はそう言いながらソファに腰を下ろす。
 俺もその隣りに座って、机の上でゆらめく火を見つめた。

「なんだか落ち着くなー」
「ろうそくの明かりって、リラックス効果があるらしいですよ」

「そうなのか? それに、すごくいい匂いもしてきた」
「はいっ……バニラの香りです。緊張をやわらげるって言われていますっ」

 可憐はアロマテラピーが趣味というだけあって、知識も豊富みたいだ。

「ところで、せっかく買ったものをすぐに使わせちゃってすまないな。何か埋め合わせはするから」
「ええっ!? そんな、気を使って下さらなくていいんですよ……?」

「そうだなあ……新しいキャンドルを買ってプレゼントしようか?」

 問いかけながら、横に座る可憐の方に顔を向ける。
 すると、その時になって初めて、彼女との距離がとても近いことに気がついた。

 肩と肩が触れそうなほどの距離で、普段ならこれほど密着することはない。

 暗い中、ずっとキャンドルを見つめていたので気がつかなかったのだ。 
 可憐も少し遅れてこちらを向き、すぐ傍にいる俺と目が合うと、 
 
「はわわっ……」

 と焦ったような声を出してうつむいてしまった。
 彼女の頬が赤くなっていくのが、薄暗い中でもはっきりと分かる。
236 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/04/13(水) 12:45:15.37 ID:isdK5suj0
「ご、ごめん……すぐに離れるから」
「い、いえっ! いいんです、近くにいてくださいっ……」

 俺は気を使って離れようとしたのだが、なんと可憐は逆に寄り添ってきた。
 二人の距離が、先ほどよりもさらに縮まる。

 彼女の思いがけない行動に、俺は自分の心臓が高鳴るのを感じた。

 どうにもじっとしていられない気持ちになり、スマホに手を伸ばす。 

「ちょっと、停電の情報がないか調べてみるよ」

 そして、数秒間の沈黙。
 あまりの静けさに、可憐の吐息の音すらもかすかに聞こえてきた。

「停電の原因は変電所のトラブルみたいだな。うーん、復旧は未定か……」
「でも大丈夫ですよ。このキャンドル、長時間使えますからっ」

 つまり、もうしばらくはこのまま二人きりで過ごせるみたいだ。

 バニラの甘い香りと炎のゆらぎのせいだろうか。
 俺は、夢の中にいるような不思議な気持ちになっていた。

 そして何より、可憐が隣りにいてくれることに安らぎと幸せを感じる。

「……俺もアロマキャンドルが欲しくなってきちゃったな」
「じゃ、じゃあ……今度、一緒に買いに行きますか……?」
「あ、ああ……そうだな」

 そしてまた、二人でこんな夜を過ごせたらいい。
 部屋の明かりを全て消して、小さなろうそくの炎の前でくつろぐんだ。

「バニラ以外でおすすめの香りって何かあるのか?」
「定番はラベンダーやローズですね……。すごく気分が落ち着くんですよ」

「へえ、そうなんだ」
「他には、好みが分かれるんですけどイランイランも私の一押しですね……」

 そんな何気ないようなことを、俺たちは喋り続けた。
 話題は尽きることはなく、幸せな時間はゆっくりと過ぎていく。
 
 窓から差し込む月光と、アロマキャンドルの明かりだけが、二人を優しく包んでいた。


 おわり
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 14:09:07.83 ID:Dy8oixlpO
あまーい!!
だがそれがいい
乙乙
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 14:13:09.25 ID:P0OFXvDFo
甘い話だなぁと思ったら、おい最後。
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 19:40:07.84 ID:YJAeEabPo

可憐はイランイラン出しとけという風潮
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 19:12:17.60 ID:r8QJvCn60
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/23(月) 01:17:00.44 ID:hyOMLeaa0
保守
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2016/05/29(日) 01:42:01.06 ID:A30prR/E0
0613
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 00:21:12.54 ID:FJx5yRtWO
ブロロロロロ…

P「ごめんな、せっかくの誕生日なのに仕事で」

杏奈「ううん、大丈夫……。」

杏奈「お仕事の前に…みんなに沢山、お祝いして貰えたし…」

杏奈「今回のお仕事、ゲームの事色々お話できて楽しかった、よ…」

P「そうか…良かったよ」

杏奈「いつも…お仕事取ってきてくれて…ありがと、ございます…プロデューサーさん…」ニコッ

P(かわいい)


P「…さて、俺からのプレゼントはまだだったな」

杏奈「え…?」

P「誕生日おめでとう杏奈。これ、プレゼント」スッ

杏奈「あ…これ、杏奈が欲しかったゲーム……ありがとう、プロデューサーさん…。」

杏奈「これ、2人で出来るから…プロデューサーさんと一緒にやりたい、な…」

P「うん、今度一緒にやろうな」

杏奈「うん…楽しみ…♪」

P「それと、これも…」スッ

杏奈「え…?あっ…」

杏奈「…これっ…指輪…!?」

P「杏奈に似合うと思ってさ、どうかな?」

杏奈「…ゆ、指輪って…もしかして、プロデューサーさん…」ボソッ

P「…もしかして、気に入らなかったか?」

杏奈「う、ううん…凄く、凄く嬉しい…!」

杏奈「ずっと、大事にするね…えへへ…」///

P(かわいい)

244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 00:25:52.70 ID:FJx5yRtWO
P「はい、家に着いたぞ」

杏奈「あ…うん…」

P「それじゃあ、また明日な」

杏奈「…プロデューサーさん」

P「ん?」

杏奈「…お願いが、あるんだけど…」

P「なんだ?俺にできる事ならなんでも言ってくれ」

杏奈「えっと、ね…」


P「よしよし」ナデナデ

杏奈「…♪」

P「こんな事でいいのか?」ナデナデ

杏奈「うん…杏奈、プロデューサーさんに頭撫でてもらうのと…すごく、嬉しくなるから…」

杏奈(胸が、キュンってするし…)

P「これくらいならお安い御用だ」

P「言ってくれれば、何時でもやってあげるぞ」ナデナデ

杏奈「…ほんと?」

P「もちろん!」

杏奈「…ありがとう、プロデューサーさん…」

杏奈「…大好き♪」ギュッ

P(なんだ天使か)



短いけれど誕生日SSはどうしても書きたかった、ダイレクトに大好きと言ってくれる杏奈可愛い
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 02:42:54.01 ID:hiAxG1OPo
(砂糖を吐いて倒れる音)

246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/01(金) 23:24:28.25 ID:VoLVigKu0
ほそ
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/31(日) 00:40:39.09 ID:RKPa/vAu0
保守
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/02(火) 23:58:48.28 ID:mCYsHkoUO
静香「今日はカレーうどんの日ですね、プロデューサー」

P「そうか、そんな日があることすら全く知らなかったが」

P「じゃあ隣にあるカレーは……」

静香「もちろん、カレーうどん用のカレーです!具材からはじめて、スパイス、ダシとこだわり抜き、うどんにあう最高のカレーを求めた結果、今日一日まるごとかかってしまいましたが」

ガチャ

未来「あ!美味しそうな匂いがすると思ったら、静香ちゃんとプロデューサー!」

静香「未来!ちょうどいいところに来たわね。完成したから食べていくといいわ」

未来「わーい!静香ちゃんの作ったカレーライスだー!」

静香「違うでしょう未来。今日はカレーうどんの日なんだから、カレーうどんよ」

未来「そっか!静香ちゃんだもんね!じゃあ……、ってあれ?うどんは?」

静香「え?」

P「そういえば気になっていたんだが、カレー作るのに丸一日かけたならうどんはいつ茹でたんだ?」

静香「あ…」

未来「へ?」

P「ん?」





静香「……今から打ってきます!」

未来「がんばってー!静香ちゃーん!」

P「もうすぐ日付かわるけどなー」
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/05(金) 14:47:25.94 ID:UhCnZhqxo
かわいい
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/12(金) 09:51:25.99 ID:GlXFfmQTo
まつり「朋花ちゃん」

朋花「はい?」

美也「お腹は大丈夫ですか〜?」

朋花「……?特に体調は悪くないですよ〜?」

美也「調子ではなくて〜」

まつり「朋花ちゃんは最近よく食べてますよね?」

朋花「いえ、そのようなことは……」

美也「何かと春香さんにお菓子貰ってますよね〜?」

朋花「は、春香さんはアイドル向けにカロリーカットにも余念がありませんし…」

まつり「こないだ響ちゃんと大食いしたって聞きましたよ?」

朋花「……それはその、やよいちゃんの為で……」

まつり「ほ?でも聞きましたよ?それを機にやよいちゃんちのもやしパーティに呼ばれたり響さんたちとご飯に行ったりしてますよね?」

朋花「う……」

美也「騎士団の方々からの貢ぎ物もたくさん頂いてますよね〜?」

朋花「あ、あう……」

まつり「お・な・か」

美也「大丈夫ですか〜?」

朋花「」ダッ

美也「あ〜、逃げちゃいました〜」

まつり「追いますよ美也ちゃん!朋花ちゃんのお腹をチェックなのです!」

美也「お〜!」



ちょっと前に書いた奴だけど完成しなさそうだから短くまとめた
ちょっとキャラ崩れた朋花様が書きたかったんだ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/12(金) 09:52:17.32 ID:GlXFfmQTo
ごめんsage忘れた
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/12(金) 10:35:00.51 ID:6rZskrFLO
いいのよ
笑顔で逃げる朋花様を思い浮かべてしまった
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/12(金) 13:25:48.40 ID:q+Mao4jEO
まつともはいいぞ
もっと朋花ちゃんを見たい
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/14(日) 21:59:20.37 ID:c5Hu+v4SO
にこにこ笑顔で徐々に追い詰めていく2人が面白いな
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/16(火) 22:28:50.08 ID:yjZ8yW20o
ちょっと遅れた?けどお盆ネタ


美也「そういえぱまつりさん、最近後ろに珍しい方を連れてますよね〜」

まつり「え、悪い冗談はよしてください美也ちゃん、まつりの後ろには誰もいないのです」ビクッ

美也「確かにいつもはいませんね〜、いつから着いてきちゃったんでしょ〜?」

まつり「も、もう美也ちゃん!そういうのはほんとに勘弁してほしいのです……」

朋花「まつりさん、どうかしたんですか〜?珍しくそんな大きな声を出して〜?」

まつり「あ!朋花ちゃん!朋花ちゃんからも辞めるように言ってほしいのです!美也ちゃんが、美也ちゃんが!」

美也「私はまつりさんの後ろに珍しい方がいますね〜とお話してただけですよ〜?」

まつり「美也ちゃん!」

朋花「ふふっ、もうお盆ですし、すっかり目を付けられてしまってますよね〜」

まつり「と、朋花ちゃんまで!」

朋花「私はもっと前から気づいてましたけど、特に危害を与えるわけじゃないので言わなかっただけですよ〜」

まつり「ひぃぃぃぃ……」



亜利砂「はいオッケーです!」ヒョコッ

まつり「ぃぃぃぃ……………ほ?」パチクリ

美也「お〜亜利砂ちゃん、じゃあここまでですね〜」

亜利砂「はい!撮れ高ばっちりです!美也ちゃんも朋花ちゃんも本当にありがとうございました!」

朋花「亜利砂ちゃん、まつりさんの新しい一面を見るためにと、お盆前からこっそりつけ回してましたからね〜」

美也「せっかくお盆休みが一致したから密着取材だって張り切ってると一部では話題になってましたね〜」

まつり「…ほ?」

亜利砂「謎の多さがまつりさんの魅力の一つだっていうのはもちろん分かってるんです、分かっていてもやっぱり知りたいのがファンの心理というものです!」

美也「熱いファン魂というやつですね〜」

亜利砂「前の肝試しイベントでは本当にまつりさんが怖がっていたのか分からなかったので、これは貴重な資料になります!」

まつり「……ほ?」

美也「私としてはみやみやオバケ2号の出番がなくて少し残念でしたぞ〜」

朋花「2号を作る気なら着せる用の服用意してきてくださいね〜?アイドルなんですから、カメラ回ってるところで脱ぎ出してはいけませんよ〜?」

美也「は〜い」

亜利砂「亜利砂的には眼福ですけどね!」

朋花「亜利砂ちゃん〜?」

亜利砂「じょ、冗談です!冗談ですからそんな怖い顔しないでくださ〜い!」

ワイワイキャッキャウフフ……




まつり「…………ほ?」パチクリ
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/16(火) 23:31:58.46 ID:vinhFzEd0
亜利沙がなんか砂の能力者っぽい名前に
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/16(火) 23:50:15.34 ID:yjZ8yW20o
ほんとだ……
ごめん
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/20(土) 17:25:06.98 ID:VZPRLSeMo
ーーーーーーーーー少し前

P「ちゃまの水着ハァハァ……これは全力で課金……いや、課金力3倍だぁぁぁ!!!」

桃子「……」

P「おぉちっひ……無慈悲な悪魔はまだ我が財布を貪り足りぬと言うか……」

P「これはミリオンに回す資金が……でもちかたないね!」

P「さらに倍プッシュd桃子「オラァ!!!」ドゲシッ

P「ごほぉっ!」

桃子「お兄ちゃん何やってんの?」

P「お、おぉ桃子か、おはよう」

桃子「おはようじゃないでしょ!お兄ちゃんなんなの!?」

桃子「桃子いが……じゃなかった、他の事務所のアイドルにデレデレして!」

P「デレマスだけに?」

桃子「は?」

P「ご、ごめんごめん」

P「いやほら、でもこんなに魅力的なんだし……」スマホミセ

桃子「ふーん……確かに桃子ほどじゃないけどなかなか……」

P「だろ?だろ?仕方ないだろ?」

桃子「と見せかけてふんっ!!」スマホマドカラポイー

P「あぁっ!!!なんてことを!仕事用のスマホなのに!!」

桃子「仕事用のスマホで何やってんの?……どうやらお兄ちゃんには、桃子の魅力をよくわからせる必要があるみたいだね」

P「うわぁ、遠くてよくわかんないけどスマホ粉々になってんなあれ……どうしよ、助けて桃華ちゃま……」

桃子「……」イラッ

桃子「お兄ちゃん!!」ドンッ

P「ひぃっ!?え?何?」

桃子「桃子にこれよりすごい水着の仕事取ってくるまで帰ってこないで!!」ドゲシドゲシッ

P「痛っ!痛い!痛いって、すまん桃子!冗談が過ぎた!」

桃子「うるさい!もう出てって!!」ゲシッ

桃子「お兄ちゃんの馬鹿!嫌い!!」ベーッ

ドアバタン

P「えぇ……そんなに怒らせるとこあったかなぁ……というかすごい水着の仕事って何……?」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/20(土) 17:25:58.30 ID:VZPRLSeMo
ーーーーーーーーー海
ザバーン……

桃子「桃子、つい無理言っちゃったなぁと思ってたのに、ほんとに水着の仕事とってくるとは思わなかったよ」

P「満足してもらえたみたいで何よりだ」

桃子「こんな海沿いの良いところで撮影だなんてお兄ちゃんずいぶん頑張ったんじゃない?」

P「うちの稼ぎ頭に機嫌損ねられてるわけにいかないからな」

桃子「べ、別に桃子機嫌悪くなんてなってないし……そもそもお兄ちゃんが情けない顔晒してるから渇を入れてあげたんでしょ!」

桃子「これに懲りたらだらしない顔してないでよね、お兄ちゃんは桃子のプロデューサーなんだから」

P「あぁ、気を付けるようにするよ」

桃子「まったく……あ、これ今日の水着?……ふーん、水玉のビキニなんだ、いつもよりオトナっぽい感じだね」

P「この仕事自体亜利沙たちの撮影もあったからなんとかなったとこあるからな、その代わり彼女らと合わせてビキニになっちゃったけど」

桃子「ううん、桃子プロだからオトナっぽいシチュエーションだってばっちり合わせてみせるよ」

P「桃子は頼もしいなぁ」

桃子「……それに、このくらい大胆じゃないとお兄ちゃんまた他の子に目移りするでしょ」ボソッ

P「ん?なんか言ったか?」

桃子「なんでもない!ばっちり決めてくるからそこで見ててよね!」


おわり

パイセンのビキニでお腹見放題とか最高だぜ
ちょっとパイセンぽくないとこあったらごめん
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/20(土) 19:32:14.29 ID:Bn2gjmTUo
ええぞええぞ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/20(土) 22:16:46.94 ID:SodO32tN0
控えめに言ってすばらしい!
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 11:18:21.14 ID:1ZhenFN8o
イトル:誤爆(・A・)イクナイ!!


ラインッ!

琴葉「ん、LINE来たわ、誰からかしら…プロデューサーからだわ」

エレナ「アレアレー、今の聞きましタ?所さん?」ニヤニヤ

恵美「聞きましたわー島原さん?プロデューサーからラブLINEですってよ?」

エレナ「プロデューサーとアイドルの秘密のオツキアイ!」

恵美「カタブツな琴葉がそんな爛れた関係を築いてるなんて!」

エレナ・恵美「「キャーっ!!」」ダキアイ

琴葉「も、もう二人とも!からかわないで!私とプロデューサーはそんな関係じゃないわよ…///」

恵美「どうかなー?そんな顔真っ赤にしてたらなんの説得力もないよ?」

エレナ「コトハはプロデューサーのこと大好きなのはみんな知ってるヨ!」

琴葉「そんなんじゃないってば!たぶん仕事のメールよ、きっと誰かが体調を崩したとかで代役を探してるとかそういうのよ」

エレナ「そうゆうのはメールでするカナ?」

恵美「しないよねー?急ぎの時は電話してくるよねー?」

エレナ「ウンウン!」

琴葉「恵美もエレナも、すぐ私をおもちゃにするんだから…」

エレナ「それでなんて内容だったノ?」

恵美「話せる内容だったらいいけどねー♪」ニヤニヤ

琴葉「二人がからかってくるから確認できてないんでしょ!」

エレナ・恵美「「えへへー」」

琴葉「まったくもう…」ポチポチ

琴葉「…………」

恵美「琴葉?」

琴葉「そんな…」カタンッ

エレナ「え、えっと、ケータイ落としたヨ、琴葉?」ヒロイ

恵美「ごめん琴葉、ちょっと画面見るよ?エレナ、ちょっと見せて」

エレナ「ウ、ウン、ワタシも気になるヨ」

恵美「何々…」ノゾキ


P:やっぱり俺は小鳥が一番好きだな。
 ふとした時に優しさを感じるし、出かける時も帰ってきたときも笑顔で送り出したり迎えたりしてくれるだろ?
 あれがあれば俺は今日も明日もも頑張っていこうと思えるんだ。 15:26

P:すまん琴葉、今のは誤爆だから見なかったことにしてくれ 15:27


恵美「あちゃー……」

エレナ「プロデューサーがコトリをそんな風に思ってたなんテ……」

恵美「まぁ確かに小鳥さん可愛いし、に笑顔で送り出されると頑張ろうって思えるからね…とはいえ」チラッ

琴葉「……」

エレナ「琴葉のハイライトがまた仕事放棄してるヨ」フリフリ

恵美「どうしよっかなぁー」ポリポリ

エレナ「とりあえず明日、プロデューサーのとこ行くヨネ?」

恵美「そうだね、そのあとは出たとこ勝負って感じかな」




263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 11:18:54.20 ID:1ZhenFN8o
------------------------------------------------------------------------------------次の日

恵美「えーっとプロデューサー?ちょっといい?」

エレナ「大事な話があるヨー」

P「なんだお前ら揃っ…てもないな、琴葉は?」

エレナ「そのコトハについてだヨ!」

恵美「きっちり説明してもらうからね?プロデューサー?」



P「え?俺が小鳥さんを?無い無い」

小鳥(そんなに平然と無い無い言われるとけっこうショックピヨ……)

恵美「え?じゃあ昨日のLINEは?」

P「あれは小鳥さんじゃなくてRewriteの小鳥ってキャラの話だ、今アニメやってるから久しぶりにそれについて杏奈と話してたんだ」

エレナ「えー…ややこしいヨ」

恵美「これは酷いなぁ」

P「そんなにまずかったか…?やっぱり一般的な女子高生は勧められたからって言ってもギャルゲーやってたら引くか」

恵美「そっちじゃなくてー、いやそれはそれでアレなんだけど……あーもう、なんか面倒くさくなってきた……」

エレナ「まぁまぁメグミ、落ち着いてヨー」ツンツン

恵美「だってさー、もういっそこのままの方が琴葉のためじゃないかとすら思えるよ?」ヒソヒソ

エレナ「アハハ…、そうは言ってもふたり共悪気があるわけじゃないんダカラ…」ヒソヒソ

恵美「そりゃそうだけどさ、……悪気があってやってたらジャスティスクラッシュもんだよ」ヒソヒソ

P「何ひそひそ話してるんだ?」

恵美「…・…なんでもないよ、それよりプロデューサーは昨日の誤爆のこと、ちゃんと琴葉に説明してあげて?」

P「いや、誤爆だから忘れてくれていいって説明したぞ?」

エレナ「それじゃぜんぜん言葉が足りてないんだヨー!」

恵美「そうだよプロデューサー、琴葉は生真面目なんだから、そういうとこ気を使って話してあげてよねー」

P「そうか、そんなに言葉が足りなかったか…」

エレナ「あとワタシたちギャルゲーも深夜アニメもだいたい知らないカラ、そういうのがあるって言ってくれないとわかんないヨ」

P「わかったわかった、じゃあ今LINEで…」

恵美「若者かっ!!」ビシッ

P「えっ」

恵美「ちゃんと会って説明してあげて?」

エレナ「そうダヨプロデューサー、女の子はちゃんと会って話をしてもらいたいものだヨー」

P「こんなことでもそうなのか?このくらいなにで説明しても一緒だと思うんだけど……まぁ二人がそう言うならそうしようか」

エレナ「ウンウン」

恵美「ほんっとプロデューサーは乙女心がわかってないんだからー」

264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 11:20:45.28 ID:1ZhenFN8o
------------------------------------------------------------------------------------数日後

杏奈『そういうわけでね!とってもいい子たちなんだよ!!ゲーム貸そうか?アニメも録画してるのいる??!』キラキラ

琴葉『あ、あはは…私は遠慮しておこうかな、これ以上何かやると成績落ちちゃいそうだし…』

P『そうか?ゲーム片手にでも琴葉ならなんとかすると思うけどな』

杏奈『ならKanonから全部貸そっか?!!』キラキラ

琴葉『い、いいってば杏奈、私ゲーム機も持ってないし……』

杏奈『そのくらい私のを貸……あ、一台律子さんに没収されたまんまだった……』ショボーン

杏奈『ぷ、プロデューサー……』

P『わかったわかった、後で一緒に謝りに行こうな』

杏奈『やったぁ!さすがプロデデューサー!』キラキラ

P『今度からは没収されないように気を付けるんだぞ』ナデナデ

杏奈『あ……えへへ、うん。気を付けるね、プロデューサー……』テレテレ




琴葉「…と、だいたいこんな感じだったわ」

エレナ「え、えぇー…」

恵美「なんでそこで杏奈が一緒なの……?」

エレナ「しかもアンナといちゃついちゃってるヨ…」

琴葉「ちゃんと説明するには自分一人じゃ信用に足りないだろうから、って言ってたわ」

琴葉「プロデューサーがみんなに優しいのはいつものことだしね」

エレナ「そういう問題じゃないヨー!」ウガー

恵美「そうだそうだ!もっと言ってやれエレナ!」

エレナ「せめてコトハの頭も撫でなヨ!会社のPCでギャルゲーやっちゃダメ!!アンナやアミマミと遊ぶゲームを資料って言って経費で落とそうとしちゃダメ!!灼熱少女にワタシも入れテ!!!この3人でユニット組ませてヨ!!!!」

恵美「いいぞいいぞー!」

ギャーギャーアーダコーダ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 11:21:33.04 ID:1ZhenFN8o
琴葉「…ふふっ」

恵美「お?ちょっとは元気出た?」

エレナ「琴葉が笑ってるとワタシたちも嬉しいヨー」

琴葉「うん、二人ともごめんね?私が落ち込んでる間に話つけに行ってくれたってプロデューサーが言ってたわ」

恵美「そんなんぜんぜんいいって!私たちの仲でしょ!」ギュー

琴葉「きゃっ、何いきなり抱き着いてきて…」アタフタ

エレナ「あっ!メグミだけズルいヨ!ワタシもー!」ギュー

琴葉「え、エレナまで!二人はさすがにお、重い……」

恵美「それに、違うでしょ?」

琴葉「え?」

恵美「こういう時はごめんじゃなくてありがとうって聞きたいよ、ねーエレナー?」

エレナ「そうだヨー、そんな後ろ向きなコトハには……こうダヨ!」コショコショコショ

琴葉「ちょ、エレナ、ふふっ、なんで、ダメ、あははっ、お腹はダメだってば、あはっ、あははははっ」ジタバタ

恵美「こっちも攻撃開始だー!」コショコショコショ

琴葉「め、めぐ、うふっ、あっ、恵美まで、あはぁっ、はぁ、あははははははっ」

エレナ「どんどんいくヨー!」コショコショ

恵美「うりうりー」コショコショ

琴葉「あははははっ、ほぉっ、んっ、はぁあははははっ、ダ、ダメ、やめ、てぁ、あははははっ」

琴葉「やぁ、あっ、ん、や、やめなっ、さーーーいっ!!!」ガバァッ

エレナ「ワォ!」

恵美「おおっと」

琴葉「はぁ、はぁ……」

琴葉「もう、ほんとにあなた達は…でもそうね、言い直させてもらうわ。私なんかのためにありがとう」フゥ…

琴葉「これからもよろしくね」ニコッ

エレナ「おぉー」

恵美「琴葉がお礼を……」

琴葉「ちょっと恵美、私だってされたことにお礼くらい普通言うわよ」

恵美「えっ、琴葉は好き放題にくすぐられてお礼言っちゃう子だったの?」ニヤ

琴葉「はい?」

エレナ「コトハ、それはなかなかマニアックな性癖だと思うヨ」ニヤ

琴葉「え、ちょ、あ、確かに私の切り出すタイミングも悪かったと思うの」

エレナ・恵美「……」ニヤニヤニジリニジリ

琴葉「だからやめよ?誤解だから、ね?」アトズサリ

エレナ・恵美「……」ワキワキ

琴葉「くすぐるのはやめてーーっ!!」

ドタバタドタバタ……




琴葉「この後、二人にはきっちり仕返しさせてもらいました、改めてこれからもよろしくね♪」ツヤツヤ

エレナ「」ピクピク

恵美「うへぇ……」グデーン

終わり


ミリマスSS雑談スレ誤爆はするもんじゃない、みんなも気を付けよう
とか思ってた矢先にタイトルのタをコピペし損ねるという…
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 11:33:32.37 ID:AobBN/sWO
おつおつ
ことエレめぐもかわいいし杏奈もかわいい、最高だなうん
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/26(金) 00:36:50.25 ID:b51l4g6Ho
鍵っ子な杏奈には何か意見は無いんですかね・・・?
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/26(金) 01:36:41.09 ID:rWjBDVk7O
ぜんぶ全年齢版あるしだいじょぶだいじょぶ
269 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:53:38.15 ID:U/m+1soM0
【被害妄想ダウナー朋花】

☆都内、某遊園地

P「みんな、ライブお疲れ様! 今日は閉園まで遊園地で遊んでいいぞ!」

昴「ホントに!? わーい、楽しみだな」

美希「あふぅ……面白そうだけどミキはちょっと眠いの……」

千鶴「みんなで打ち上げを楽しみましょう♪」

紗代子「ライブも大成功だったし、気持ちよく遊べるねっ!」

朋花「…………」

P「あれっ? どうしたんだ朋花、黙り込んじゃって」

朋花「い、いえ……何でもないです……」

P「随分とダウナーな様子じゃないか」

朋花「……プロデューサーさん、私をこんな場所に連れてきたのには目的がありますね〜?」

P「目的? いや、別にないけど?」

朋花「またまた〜、私がジェットコースターが苦手だと知って、強引にでも乗せようという魂胆でしょう?」

P「いや、そんなことないって! 朋花の被害妄想だよ!」
270 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:54:37.26 ID:U/m+1soM0
昴「二人とも、さっきから何を話してるんだ?」

P「ああ、ゴメンゴメン。何でもないよ」

朋花「な、何でもないですよ〜……」

昴「ふーん、ところでオレ、乗りたいアトラクションがあるんだけどさー」

紗代子「じゃあ、最初は昴ちゃんの希望の場所に行こうかっ」

昴「えっ、いいのか?」

千鶴「もちろんですわ。昴はこの中では年下ですし、遠慮はいりませんことよ」

昴「やった、ありがとう! それじゃあ、早速しゅっぱーつ!」

朋花「あ、あのっ、昴ちゃん……。そのアトラクションはどういった乗り物なんでしょうか〜……?」

朋花(ジェットコースターだけはやめて……やめて……)

昴「すごく楽しいアトラクションだよ! あのスピード感がたまらないんだよなー!」

朋花(あああああああああああああ!! 乗りたくない乗りたくない乗りたくない……!!)
271 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:55:32.74 ID:U/m+1soM0
P「なあ、朋花」

朋花「な、なんでしょう〜?」

P「ジェットコースターが苦手なら、どうしてみんなにそう言わないんだ?」

朋花「い、いえ……決して苦手では……! その、聖母としての威厳と言いますか〜……」

P「そんなに見栄を張ることないのに」

朋花「うぅ…………」

P「仕方ないなあ。おーい、昴」

昴「ん? どしたの、プロデューサー?」

P「美希が眠っちゃったみたいなんだ。放っておけないし、俺と朋花はここに残るよ」

美希「うーん…………ハニー……大好き、なのー…………」

昴「えーっ!? みんなで一緒に遊びたかったのにー!」

千鶴「まあまあ、無理もありませんわ。全力で仕事をした後ですもの」

紗代子「美希ちゃんはリーダーとしての役目もあったし、特別疲れているのかも……」

P「そういうことだから、三人で遊んできてくれ」

昴「うーん、それなら仕方ないかー」

朋花(ホッ……)

昴「千鶴、紗代子ー、さっそくゴーカートで遊ぼうぜー!」

朋花「……えっ、ゴーカート?」

昴「それじゃっ、プロデューサー、朋花、また後でな〜っ」
272 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:56:24.07 ID:U/m+1soM0
P「なんだ、結局ジェットコースターじゃなかったのか」

朋花「どうやら私の思い込みだったみたいですね〜……」

P「言ったろ、被害妄想だって」

朋花「みんなが私をジェットコースターに乗せようとしているんだと、勝手に思い込んでいました〜」

P「そんなわけないじゃないか、まったく……」

美希「むにゃむにゃ……あふぅ……あれ、みんなは……?」

P「おっ、起きたか。昴たちはゴーカート乗り場へ行ったぞ」

美希「えーっ!? ミキ、置いてかれちゃったのー!?」

P「ははは、大丈夫だよ。俺も朋花もいるし、一緒に遊ぼう」

朋花「そうですよ〜、美希ちゃんの希望のアトラクションはありますか〜?」

美希「うん、あるよっ。ここの列に並ぶの!」

朋花「ふふっ、どこへでもお付き合いしますよ〜」

P「ずいぶん長い列だな。人気のアトラクションなのか?」

美希「うん、この遊園地では一番の名物だって昴くんが言ってたの」

P「えっ、それってまさか――」

美希「うんっ! 超高速トリプルループループ垂直落下式ジェットコースターだよっ♪」

朋花(あああああああああああああああああああああっ!!)


おわり
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 02:23:22.24 ID:3jogGHO1o
乙 朋花よ、なぜ油断したww
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 11:48:15.84 ID:rt+ZJ6zjO
これはアリだな
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/02(金) 22:15:03.32 ID:9r2RdRgNO
一難去ってなんとやら
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/02(日) 05:01:21.19 ID:LxgQ0L5M0
保守
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/04(火) 11:52:58.14 ID:JbVGm2ZZO
ルー大柴「ロコ達と一緒に」 ロコ「トゥギャザーしようぜ!」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 00:16:58.56 ID:544V4zQSo
ルー大柴「プロデューサー!目が覚めたらロコがダンディなアピアランスに!」

P「えっ」

ロコ「ヒアーがこのキュートなガールの事務所なのかい?」

P「えっえっ」


ロコ「ストレートにトークすると、僕とロコちゃんの見た目がチェンジングしちゃったみたいだね」

P「えっえっえっ」


ここまで書いたけど思いつかないから供養します
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 00:50:19.95 ID:oTG2/icgO
えぇ…
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:56:46.45 ID:aSmKb9T4o
あずさ「あらあら〜、瑞希ちゃん、こんにちわ」

瑞希「三浦さん、こんにちわ」

あずさ「今日はあんまり迷わず事務所まで来れたお陰で瑞希ちゃんに会えたわ〜」ナデナデ

瑞希「わっ、今の流れで撫でられてるとは」

あずさ「うふふ〜、今日は良い事ありそうだわ〜」トコトコ

瑞希「…なんだったんでしょう」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:57:24.76 ID:aSmKb9T4o
瑞希「周防さん、こんにちは」

桃子「あ、瑞希さん、丁度いいところに」

瑞希「何かお手伝いすること、ありましたか?」

桃子「うん、とりあえずそこで待っててね…ちょっとお兄ちゃん!桃子の踏みだ…あ、やっぱりなんでもない!あっち行ってて!」

瑞希「?」

桃子「…瑞希さん、ちょっと屈んでくれる?」

瑞希「はい、それくらいなら」スッ

桃子「うん、そのくらいで大丈夫だよ。ありがとう瑞希さん」ナデナデ

瑞希さん「おお…屈んだだけでここまで感謝されてしまいました」

桃子「屈んでもらったのはあんまり関係ないんだけど…うん、たまには撫でるほうも悪くないね」ナデナデ

瑞希「ではお返しに私も周防さんを撫でましょう」サッ

桃子「あっ、今はいいの!桃子そろそろ収録に行かなきゃいけないから、またね!」タタッ

瑞希「まさかのなでなで拒否…ショック」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:57:50.70 ID:aSmKb9T4o
志保「瑞希さん、少し時間いいですか?」

瑞希「どうかしましたか?」

志保「…」ノシ サッ

瑞希「…」ヒュッ

志保「…えっ」

瑞希「今、なぜか頭を撫でられる気配がしたので」

志保「くっ…」

瑞希「なんだか今日はみなさんに頭を触られるんです、何かあるんでしょうか」

志保「なんでもないんじゃないかし…らっ」サッ

瑞希「…しまった」ナデラレナデラレ

志保「そういう日もあるわ…それじゃあね」

瑞希「……不思議な日です」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:58:41.39 ID:aSmKb9T4o
P「よっし!ここまで完璧だ!」

桃子「…こんなの誰だって気づかないよ」

桃子「三浦、周防、北沢の頭文字3つでみ、す(ず)、き」

P「そして最後に俺が瑞希を撫でることで、瑞希Pの縦読みが完成するっ!!!」

志保「はぁ…馬鹿ですね」

桃子「苗字から始めると「へ」担当のアイドルがいなかった時点で企画としてイマイチだよね」

あずさ「あらあら〜」

P「志保と桃子の冷たいツッコミが俺の心を冷たく切り裂くよぅ…さっさと瑞希を撫でてほっこりしてこよ…」

瑞希「そういうことでしたか」

P「なっ?!」

桃子「あーあ、バレちゃった」

志保「ほんと、どうしようもない人ね」

瑞希「まさかプロデューサーが黒幕とは、本日二度目のショック」

P「まぁそう言うな瑞希、これでパーフェクトコミュニケーションだ」ノシ サッ

瑞希「おっと」ササッ

P「なっ…、そのくだりは志保でもうやったじゃないか!」

志保「一発殴ってやろうかしら」

あずさ「まぁまぁ、抑えて志保ちゃん」

瑞希「皆さんに撫でてもらうのはぜんぜんよかったんですが…」

P「…が?」

瑞希「私が周防さんに、不自然になでなで拒否されたのがプロデューサーのせいだったとわかったので」

瑞希「私もプロデューサーからのなでなでは拒否します」

P「カハッ!?!?!?!!!!」ガクン

志保「そこの人はなんでこんなことで膝を付いているのかしら」

P「うぅ…ヒック、辛い、まがべーがら、ひ、否定された…ズクッ」

桃子「むしろこれで泣きべそかきだすお兄ちゃんにドン引きだよ」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:59:18.80 ID:aSmKb9T4o
あずさ「でもちょっと可哀想だわ、私だってみんなを撫でようとして拒否されたらショックを受けちゃいそうだし…」

P「あずささん…」ウルッ

瑞希「…わかりました」

瑞希「そこまで言うのなら、Pに撫でられた後に私に周防さんをなでなでする権利をください」

P「OK瑞希、桃子の頭が擦り切れるまで撫で続ける権利をやろう!!」

桃子「そんな権利は無いよ」

瑞希「ふふふ、やりました。覚悟していてください、周防さん」

桃子「えぇ…いや、まぁ瑞希さんが撫でてくれるのは別にいいからいいんだけどさ…」

瑞希「…ではプロデューサー、どうぞ」ズイッ

P「おう」ナデナデ

瑞希「…ふおお」

P「これは…素晴らしい撫で心地だ、まかべー…」ナデ…

P「このまかべーの頭は、ほのかにウェーブのかかった毛束がほどよく撫でるものの手をくすぐり、撫でている側に心地よさを与えてくれる…!」ナデナデ

あずさ「あらあら〜、確かに瑞希ちゃんの頭を撫でたとき、私もほっこりさせてもらったわ〜」

P「さらに一度拒否してきた瑞希自身が頭を差し出してきてくれるだなんて、ただ撫でるよりも価値があると見て間違いない!」ナデナデ

志保「私は少しだまし討ちみたいな感じだったのでちょっと違いますが、確かにただ撫でるよりもストーリー性があると撫でるという行為一つにも厚みが生まれますね」

P「そして何よりこの頭の高さ!成人男性の目線より気持ち下からこちらに頭を向けることで、上目遣いも同時に発動されるという一粒で二度美味しさを感じさせる!」ナデナデ

桃子「え、この流れからそれ?桃子わかんないじゃん…何?踏み台持ってこなくていいからあっち行ってって言われたこと根に持ってるの?」

瑞希「あの、そんなに語られながら撫でられ続けると、恥ずかしいんですが」

P「つまりまかべー最高!!ひゃっほーーぅ!ってことだ」ナデリ

瑞希「なら、よかったです」テレ

あずさ「あらあら〜瑞希ちゃん良い顔してるわ〜」

志保「結局パーフェクトコミュニケーションって言ってないわね」

桃子「あれは天の声なんじゃない?」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――

―――――――――――――
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 03:00:39.67 ID:aSmKb9T4o
瑞希「……」ナデナデ

桃子「……お兄ちゃん」ナデラレナデラレ

瑞希「……」ナデナデ

桃子「ちょっとお兄ちゃん!」ナデラレナデラレ

P「ん、どうした?そんな大声出して」

桃子「瑞希さんが頭撫でるの止めてくれないの!お兄ちゃんのせいだからね!!」

瑞希「プロデューサー、やりました。周防さんの頭が擦り切れないので…私、周防さんの頭撫で放題です」

P「oh…」




終わり
まかべーをなでなでしてる夢を見たと聞いてでむぱを受けたので
オチがちょっと弱いけど勘弁してな
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 03:57:23.35 ID:cD0F3oYz0
http://i.imgur.com/BktgMMD.jpg
シエン
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 05:04:29.90 ID:aSmKb9T4o
>>286
絵を描いてもらえるとは思わなかった、ありがとう
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 18:04:44.26 ID:Axz2pJ4Ho
>>138
主役
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 00:35:20.41 ID:wjTQrLb60
>>288
気付いてなかった
サンクス
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/24(土) 21:51:12.18 ID:BXhoYWh6O
短いけどクリスマスくらいは書きたいので投下



杏奈「イルミネーション、綺麗だね…。」

P「今年は一段と綺麗だなぁ…」

杏奈「うん…えへへ…♪」




P「寒くないか、杏奈?」

杏奈「ん…うん…プレゼントのクッションが、暖かいからだいじょぶ…です…。」

杏奈「もう少しだけイルミネーション、見ていたいな…。」

P「そうだな、もう少し見ていこうか…あ、そうだ」バサッ

杏奈「…?」

P「暖かい飲み物でも買ってくるから、俺のコート羽織って待っててくれ。少しは暖かいだろ?」

杏奈「えっ…でも、Pさんが風邪引いちゃうかも…。」

P「俺ならこれくらい平気だよ、それより杏奈が風邪引いたら申し訳ないからな…はいこれ」スッ

杏奈「ん……ありがと、ございます…」

P「じゃ、ちょっと待っててくれ」

杏奈「うん…」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/24(土) 21:53:39.60 ID:BXhoYWh6O
杏奈「Pさんのコート、おっきい……。」

杏奈「あったかいな…♪」

杏奈「…?」


杏奈(…コートから、いい匂いがする…)

杏奈(Pさんの匂いなのかな…)

杏奈「…」スン

杏奈(この匂い…すごく、落ち着く…)

杏奈「……」スンスン

杏奈「…えへへ…」



P「お待たせ、杏奈」

杏奈「あ、Pさん…」

P「ほい、お茶買ってきたよ。寒くなかったか?」スッ

杏奈「ありがと、ございます…。コートのお陰で…全然寒くなかった、よ…えへへ…」

P「そっか、良かったよ」

杏奈「…お茶、あったかい…♪」


P「さて、そろそろ事務所に戻ろうか。本当に風邪引いちゃうかもしれないしな」

杏奈「…うん…。」

杏奈「…ねぇ、Pさん」

P「うん?」

杏奈「また来年も…杏奈と一緒に居て欲しい、な…」

P「勿論いいぞ、また来年も見に来ような」

杏奈「ありがとう…えへへ…。」

杏奈「…大好き…♪」

P(かわいい)


終わり
杏奈はちょっとだけクンカーだと思うの
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/24(土) 22:16:18.82 ID:tWO2SCZ5o

わかる
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/03(火) 02:57:38.11 ID:xk9vUDHWo
うむ
294 : ◆h8PchLJM6BH7 [saga]:2017/01/03(火) 22:03:40.87 ID:nkbfXPSq0


美奈子「ぷ〜ろでゅさ〜さんっ!」ヒョコッ

P「美奈子? まだ仕事の時間じゃ―・・・なんでカメラ回してんの?」カタカタ ッターン

美奈子「えへへ♪ ちょっとやってみたくなっちゃいまして!」●REC

美奈子「それじゃあいつも頑張っているプロデューサーさんにインタビューでーす!」キャッキャッ

P「お、俺にか? 今なら隣で杏奈がロンダートからの後方宙返りの練習を―」

美奈子「はい、第一問っ! 最近抜くという方が多いとも聞きますが、プロデューサーさんはちゃんと朝ご飯食べていますかー?」

P(あっ・・・これ答え方間違えたら大変なことになるやつ)

P「ま、まあどんなに忙しくても食べるようにはしているかな」

美奈子「素晴らしい! では第二問っ! とはいっても、お腹いっぱい食べるような時間はありませんよね?」

P「そ、そんなことないさ。今日もお腹いっぱい、食べてきたよ」

美奈子「いいですねー! じゃあ第三問っ! ぶっちゃけ朝は誰かにご飯を作ってほしい?」

P「ま、まだそういうふうにはならないかな・・・! 自分で作るのもいいし仕事が楽しくて結婚っていう気も起きないし・・・!」

美奈子「なるほどー・・・うん、これくらいでいいかな?」

P「も、もう大丈夫か?」

美奈子「はい! じゃあちょっと一緒に見て見ましょっか♡」カタカタ

美奈子「はい、スタート!」ピッ



美奈子『私、佐竹美奈子は絶対にお腹いっぱい幸せにするアイドルとして頑張っていますが、プロデューサーさんは満腹になったことありますか?』



P「ん?」


P『まあどんなに』『食べ』『ても』『お腹いっぱい』『にはならない』『な』


P「んん!?」

美奈子「ここに一つの矛盾が生まれました・・・」

P「美奈子!? なあ美奈子!」

美奈子「絶対にお腹いっぱい幸せにするアイドル対絶対にお腹いっぱいにならないプロデューサー・・・」

P「誰だ美奈子に技術力提供した奴!」

美奈子「ここに世紀の矛盾対決が始まります!」

美奈子「時間無制限! プロデューサーさんが『お腹すいた』といってから5分以内に食事を用意できなかったら私の負けです! ではスタート!」ドッチャリ

P「くっ・・・! やるしかないのか・・・! うおおお!」モグモグ

美奈子「うふふふふ♪」

P「食った! 『お腹すいた』!」

美奈子「はーい♪ まだありますからねー!」ドッチャリ

・・・


・・・

茜「あの時どうしてプロちゃんは美奈子ちゃんの勝利条件を聞くか勝負を受けないかしなかったのかなぁ・・・」

茜「・・・ハネムーンに行った今じゃもう遅いか」


お・わ・り


295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 22:12:33.22 ID:wvqrwHzq0
美奈子、恐ろしい子・・・・
こっちのキャラ知ってたんだ、乙です
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/06(金) 15:14:28.37 ID:xOna3unHO
ワロタwwwwwwww
なんだそのホコタテ怖すぎだろ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/15(日) 08:51:19.25 ID:4gpC1hoj0
P「 (ピッ

『スカートってスースーするよなー…生地も薄いし捲れるし、なんで』

昴「うわああ!な、何録音してるんだよプロデューサー!!」

P「(ピッ

『や、やだよこんな女の子の水着でさ…。みんなの前に出るの、なんかハズいよ』

昴「やーめーろ!返せよー!!」

P「(ピッ

『あっ待って!あんま見ないで恥ずかしい』

昴「このっ…手を伸ばすなんて卑怯だぞ!」

奈緒(…ただの兄弟喧嘩やんけ)


ぐらいのふざけ合いをですね
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/18(水) 07:14:24.33 ID:TBTSAPcZ0
P「この正月の間に体重増えたアイドル出てこーい」

百合子「ぎくっ」

杏奈「ぎくっ」

未来「ぎくっ」

このみ「ぎくっ」

莉緒「ぎくっ」

可奈「ぎくっ」

P「またお前らか」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 07:21:06.48 ID:48sbh/BB0
おなかの肉つまみたい
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 08:20:25.91 ID:DKBheWxu0
風花(ほっ……)

P(よし、水着だ)

風花(直接脳内に!?)
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 08:22:05.77 ID:CrH272BJ0
おむねの肉つまみたい
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 19:39:22.61 ID:+8vMXNPV0
だが水着だ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 20:46:23.46 ID:yW6CPBSdO
そのまま剥ぎ取ろう
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 19:15:35.06 ID:K3Sgb6tzO
美希「翼は敬語がなってないの。律子、さんに仕込まれたミキが言うんだから間違いないの」

翼「そうですか〜?」

美希「来週のこの日、レッスン入れとくね。ボーカルもダンスもまだまだ全然足りてないって感じ」

翼「その日出れません〜、友達とカラオケ行く約束ありますしぃ」

美希「ら抜き言葉、なの! やっぱりミキが、一から叩き直してあげる!」

翼「よろしくお願いしまーす」

美希「『いたします』なの!」

翼「『いた』『ら』無くてすみませーん♪」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 19:23:31.10 ID:BRlUvybv0
美希は知ってても使ってないだけなのかな?
あのゆるい話しかたがすきなんだが、敬語美希も見たくはある
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 01:16:42.36 ID:J0oZGOZ90

P「仕事が終わらない・・・」

P「・・・誰か俺のこと飼ってくれないかなあ」

P「俺は一体何を言っているんだ・・・。疲れてるな」

P「でも毎日仕事しなくて済むし、幸せに暮らせるんだろうなあ」

P「・・・仕事仕事」

星梨花「・・・」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 01:40:51.45 ID:J0oZGOZ90

翌日



P「しーごとはつーづくーよ、どーこまーでーもー」



星梨星「プロデューサーさん!」



P「大天使星梨花じゃないか。どうしたんだ?」



星梨花「実はプロデューサーさんの為に、家からとっても美味しい紅茶を持ってきたんです!」



P「俺のために?星梨花はいい子だなあ。じゃあ頂こうかな」



星梨花「では入れてきます」



P「星梨花はほんといい子だ・・・仕事で荒んだ心が癒される・・・」



星梨花「どうぞ、召し上がってください!」



P「いただきます・・・うーん、不思議だけどいい香りだ」ズズ



星梨花「『特別』な紅茶なんですよ。体をリラックスさせる効果があるんです」



P「ああ・・・確かに、リラックスしてきたような気がする・・・今にも・・・眠ってしまいそうな・・・」



P「・・・」



星梨花「・・・」



星梨花「おやすみなさい。プロデューサーさん・・・」



308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:12:57.93 ID:J0oZGOZ90



P「・・・うん?ああ、眠っていたのか・・・仕事やらんと・・・」ジャラ



P「ジャラ?なんで鎖が・・・て、なんで俺首輪に繋がれてんの?てかここどこ?なんか広くてすっごいゴージャスな部屋にいるんですけど」



星梨花「おはようございます!プロデューサーさん!」



P「星梨花?なんでここに・・・い、いやそれよりも、星梨花、この首輪外してくれないか?」



星梨花「ダメです」



P「へ?な、なんで」



星梨花「プロデューサーさんがして欲しいって言ったんですよ?」



星梨花「プロデューサーさんが飼ってくれって言ったんですよ?つまり、ペットにして欲しいって事ですよね?」



星梨花「プロデューサーさん、毎日お仕事で疲れてて、とっても可哀想だなって思ってたんです」



星梨花「でも、ペットになったら、お仕事もしなくていいし、ずっと幸せでいられるんですよね?」



星梨花「だから、私の家で飼うことにしたんです」



星梨花「心配しなくても、ここは私の家のとっても深い所にあるので、プロデューサーさんをお仕事に連れて行っちゃう悪い人は来ません」



星梨花「プロデューサーさんのお世話は全部私がやっちゃいます。ご飯も、オシッコも、ちょっとえっちな事も、全部私がやってあげます」



星梨花「・・・震えてるんですか?プロデューサーさん」



星梨花「大丈夫ですよ。プロデューサーさんの怖いものは、全部私が守ってあげます」



星梨花「だから、プロデューサーさん」




309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:16:09.02 ID:J0oZGOZ90




















星梨花「ずっと、一緒ですよ」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:18:39.32 ID:J0oZGOZ90

おわり

星梨花に飼われたい。
なんか星梨花にコレジャナイ感が・・・
SS初めてなんで許してくださいなんでもしまばら
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 17:56:23.68 ID:OFV6Y3A10
これが、噂のヤンデレ星梨花か
乙です
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/20(月) 08:22:12.65 ID:h0arjNR8O
ミリP「昴が倒れたっていうから戻ってきたんだが!」

琴葉「あ!プロデューサーさん」

ミリP「琴葉!昴は!?昴は大丈夫なのか!」

琴葉「そ、それが…」

昴「ぷ、プロデューサー…」

ミリP「昴…いや、え?え?え?どうしたの」

ミリP「お前そんなに胸デカかったっけ?」

昴「うわ〜!!目の前ででかい声で言うなよ〜!はーずーい!」

ミリP「あ、ご、ごめんな!デリカシーなかったな!」

志保「…」

志保「ばるんばるんすばるん」

千早「!?くっ…くくくっ!」

昴「し、志保!?千早も何笑ってんだよー笑い事じゃないのに!」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/11(火) 22:11:08.48 ID:o4jeux1X0
真壁瑞希「プロデューサー。せなか、いいですか」



瑞希「こうしてくっつくと、風があたらなくて、あったか」


バキィッ!!

瑞希「ぎゃーっ!!」ドサッ


P「俺の後ろに立つな……!!」

瑞希「ぷ、プロデューサー……?」ヒリヒリ

P「」ハッ


P「す、すまん瑞希! 大丈夫か!?」

瑞希「いえ……返事を聞かずに、いきなり背中にくっついた、私がいけなかったので」

P「いいや、どんな場合だろうと、アイドルを殴るなんてあってはならないことだ……本当にすまん。怪我はないか?」

瑞希「はい。それに、なんだかぶたれるのも、悪くなかった、かも。……あっ、何か、目覚めそう」

P「えぇ……」

瑞希「……冗談です。…………引かないでほしいな」


314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/11(火) 22:13:04.08 ID:o4jeux1X0


……


瑞希「プロデューサー。背中にくっついても?」

P「あぁ、今度は絶対、殴ったりしない」

瑞希「……ぶってくれても、いいんだけどな」

P「さぁこい!」

瑞希「いきます。……えいっ」



瑞希「……おおきな背中。なんだか、安心しま」


シュンッ

瑞希「!? プロデューサー、消えた……?」


P「ここだ」

瑞希「はっ! いつの間にっ」バッ

P「お前がくっついた背中は、残像だ」

瑞希「なんという」

P「手品を使えるのが自分だけだと思ったか?」

瑞希「手品の域を、越えていると思いますが。それより、……背中」

P「あ、……すまん」


315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/11(火) 22:14:12.77 ID:o4jeux1X0


……

瑞希「今度こそ」


瑞希「プロデューサー。背中にくっつきたいです」

P「あぁ、いいぞ」

瑞希「やった。……それでは」

P「でも代わりに、一つお願いしてもいいか?」

瑞希「はい。なんなりと。手錠ですか? 鞭ですか? ロウソクですか?」

P「後頭部を撫でさせてほしい」

瑞希「頭を……」

P「だめか?」

瑞希「いえ、もちろん、歓迎です。けど……少し、恥ずかしいな」

P「じゃあ撫でるぞ」スッ

瑞希「ではくっつきます」スッ


P「……」スッ

瑞希「……」スッ


スッ サッ ババッ

シュンッ シュンッ ザッ



このみ「なにやってんの? カバディ?」


P「はぁ、はぁ……いえ」

瑞希「……プロデューサー。互いの欲求を同時に満たすのは、困難なのでは……」

P「そうみたいだな……」


316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 22:16:05.86 ID:o4jeux1X0
SSとして完成しそうになかったので、この場をお借りして供養をば。

では、失礼いたしました。

317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:43:14.62 ID:0LaU6QWS0

エミリー「しかけ人様、しかけ人様!」トテトテ

恵美「プロデューサーどこー!」バタバタ

P「はいはい、ここにいるよ」

P「どうしたんだエミリー、恵美」

エミリー「あのでしゅね、しかけ人様!」

エミりー「しかけ人様は『七転びはち起き』をごぞんじでしゅか?」

P「惜しい。正しくは『八(や)起き』だな」

P「もちろん知ってるさ。ことわざの一種だろ」

P「また何か気になる事でもあるのか」

エミリー「はい!とても!」

P「で、今回は恵美が捕まったと」

恵美「そうなんだよ〜たまたま近くにいただけなんだけどさ・・・」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:45:01.13 ID:0LaU6QWS0

P「恵美にはもう聞いたのか?」

エミリー「はい!」

エミリー「『分かんない!』だそうでしゅ」

恵美「ていうかプロデューサーを探してた時点で察してよ」

P「それもそうか」

P「それで、『七転び八起き』の何が疑問なんだ?」

エミリー「さっきめぐみさんにもお聞きしたのでしゅが」

エミリー「どうして七回転んで、八回起き上がれるんでしゅか?」

P「・・・ん?」

恵美「まぁこれだけ聞くとそうなるよね」

恵美「この子が知りたい事っていうのは」

恵美「『なんで転んだ回数より起き上がった回数が多いの?』だってさ」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:47:10.53 ID:0LaU6QWS0

P「あー、なるほど」

恵美「二度手間回避の為に、スマホで軽く調べたやつ言っとくよ」

恵美「まず『最初に起きている状態をカウントする』説」

P「決定」

エミリー「だめでしゅ」

恵美「次が『「七起き」より語呂がいいから』説」

P「大事だよねそういうの。採用」

エミリー「きゃっかでしゅ!」

恵美「『起きる数の方が多い所に前向きな気持ちを込めた』説」

P「いいね」

エミリー「あいまいでしゅ!」

恵美「最後は『数の多さの例えだから気にすんな』」

P「そうだな!」

エミリー「えいやっ」ペチン

P「あいて」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:48:31.88 ID:0LaU6QWS0

恵美「・・・とまあ幾つか教えてあげたんだけど」

P「お姫様は納得するに至らなかったと」

恵美「そういうこと。それでいつもの如く」

恵美「プロデューサーならいい感じに解説してくれるかも〜」

恵美「って思って来たわけ」

P「ただ自分で考えるのが面倒なだけだろ」

恵美「いいじゃんいいじゃん♪」

恵美「アタシも気になってきちゃったし」

P「エミリーは一旦こうなると中々熱が引かないからなぁ」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:50:45.09 ID:0LaU6QWS0

エミリー「しかけ人様、わたしにもなっとくのいくように説明してほしいでしゅ!」

P「まあそう急ぎなさんな」

P「ほれ、抹茶味のおはぎだ。あーん」

エミリー「!」パクッ

恵美(どこでそんなの売ってるんだろ)

P「美味いか?」

エミリー「・・・!」モグモグ ゴクン

エミリー「Yummy, scrummy!」ニコー

恵美(なにこの天使超かわいい)

P「なにこの天使超かわいい!!!」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:52:22.96 ID:0LaU6QWS0

エミリー「・・・はっ!」

エミリー「しかけ人様、食べ物でごまかそうとしてもそうはいきませんよ!」

P「駄目だったか」

恵美「何かそれっぽいの浮かんだ?」モグモグ

P「まあね」

エミリー「! ぜひお聞かせ下さい!」

P「はいはい」

P「但し、いつも言ってるから分かっているだろうが」

P「今から話すのはあくまで俺の勝手な考えだ」

P「くれぐれもこれが絶対だなんて思わないように」

エミリー「合点しょうちでしゅ!」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:53:58.08 ID:0LaU6QWS0

P「さて。エミリーはこのことわざが」

P「転ぶ→起きる→転ぶ→・・・→起きる」

P「と、そのままの行動を表していると思ってるだろ?」

エミリー「はい」

P「しかしそうすると、数字の違いは明らかに不自然だ」

エミリー「そのとおりでしゅ!」

恵美「でもそれ以外にどう捉えるの?」

P「都合のいいように解釈する」

P「『転ぶ』は『失敗』」

P「『起きる』は『挑戦』を意味すると考えてみればいいんだ」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:55:23.64 ID:0LaU6QWS0

エミリー「・・・ええっと?」

恵美「あ〜〜・・・なんとなく分かったかも」

P「要するにエミリーの考え方だと」

P「ただ単に転んだのが七回、起きたのが八回で辻褄が合わない」

P「しかし『転ぶ』、『起きる』をさっきの意味として捉えて」

P「ことわざの形を少しいじると・・・」カキカキ

エミリー「あっ!」

P「『七回失敗したけど、八回目に挑戦しよう』」

P「と言い換えられると思わないか?」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:57:26.40 ID:0LaU6QWS0

恵美「つまり八は転んだり起きたりする回数じゃなくて」

P「そ。第○○回目という順序を表している、と俺は思う」

エミリー「なるほど!」

P「これで大丈夫か?」

エミリー「はい!しかけ人様、ありがとうございましゅ!」

P「どういたしまして」ナデナデ

P(正確には『基数詞』とか『序数詞』とか言うんだったっけ)

P(まあいいや)

恵美「しっかし毎度毎度よく思い付くもんだね」

P「屁理屈こねくり回すのは得意だからな」

恵美「にゃはは、お疲れ様!」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 18:03:08.20 ID:0LaU6QWS0

これは、とある芸能事務所の他愛無い日常

今日も今日とて小さなお姫様の疑問は尽きません

アイドル達とプロデューサーはそんな彼女に振り回されながらも

楽しい毎日を過ごしていましたとさ



〜登場人物〜

エミリー スチュアート:小学生の女の子
英語圏の出身で日本(文化)が大好き
色々な物事に好奇心旺盛で、わけあって765プロによくいる

しかけ人様(P):765プロダクションのプロデューサー
頭が良いわけではないが考える事は嫌いじゃないタイプ

めぐみさん(所恵美):765プロの高校生アイドルの一人
カラオケとドリンクバーが大好き
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 18:07:54.12 ID:0LaU6QWS0
恵美の誕生日に何か書こうと思ってたらこんなのができました

今更ですが年齢操作入ってますのでご注意を

しかもどちらかというとメインはエミリーですが細かい事は気にしない

わざわざスレ立てるほどじゃないからここで消化

誰か続けてくれてもいいのよ
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