他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
Check
Tweet
359 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/15(金) 02:18:24.55 ID:4Kox3n960
ーー 北拠点から移動中 主査 ーー
営技女「営業技術 2名着任しました、業務指示書の確認お願いします」ピピッ
主査「お疲れ様、ほい、受領っと。で、来て早々で悪いんだがそろそろ現場に着いちゃうのね
ツールの準備とか補給とかデータリンクとかとかとか、チャチャッとよろしくね」
営技女「AFVの上でIT女さん経由でリンクは完了してます。備品もさっき受け取りました」
エリ男「予備弾倉の支給が少ない。技能社員に渡す分がある位なら俺に回してもらいたいんだがな」フン
営技女「このバカ!主査さんに何てクチきくの!」ポカッ
エリ男「っつ!何するんだ?事実だ。進捗効率考えても俺が使った…」
技能課員「…」ギロッ
営技女「っっ!!」ボカッ
エリ男「気安く頭を叩くなバカ女」
営技女「バカ女ぁ!?アンタ上司に向かって…」
主査「まぁまぁ、二人とも落ち着いて。コッチも庶務課がいないから台所事情カツカツでね。
みんなで上手くリソース活用するしかないんだ、すまない」ペコッ
営技女「いえ、トンデモない。失礼なヤツで申し訳ありません」グイッ
エリ男「やめろ、掴むな」チッ
主査「ははっ、まぁ宜しく頼むよ」ヤレヤレ
端末『特操員:主査、この先3分後、道幅が狭くなり支店への最短ルート取れません。迂回しますか?』
さて、分かってたことだけど、どうしたもんかな…
後方の大折衝団は……約20分の距離ってとこか…
迂回路使うと徒歩進行の技術課員と離れるしなー
かといってここから徒歩に切り替えると到着遅れるし人員配置の密度薄くなるしなー。
主査「ウーン…。IT女どう思う?」
端末『IT女:徒歩,車両最適ルート検索.ルート提示,迂回推奨』ピピッ
ふーん、徒歩組は主任男の使ったルートを活用してショートカット、車両は北側回りか…。
どっちにしろ車両側が若干先行するな…。
徒歩組が孤立気味になるか…
360 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/15(金) 02:19:01.15 ID:4Kox3n960
営技女「なるほど、技術課員は技能2課長さんのグループに合流させて車両は裏手から進入か…
それならいっそ、こんな手はどうでしょう?」ピピッ
ほぉ支店北側を通って更に西側まで突っ込むか…。
確かにこれなら2課長さん側と二側面進捗ができるな…。
しかし積極的な課題形成する娘だな。いやー若さって素晴らしい。
主査「うーし、営技女案採用。特操員、ルートしっかり確認して。車内全員、周辺確認を厳に。
未整理課題がまだまだあるかも地域だ。よーく確認して、何かあったら報連相よろしくねー」
営技女「え?採用ですか?ありがとうございます」
端末『特操員:了解』
端末『IT女:了解』
ウェーイ。ヨクミロー。ソコーネテンナー。
主査「工機男、いつでも突発課題に対応できるように準備。いざとなったら頼む」
端末『工機男:承知』
主査「技術1係長、取れる?ってことで畑ん中ショートカットして2課長さんに合流。
合流後の指示は2課長さんに貰って」
端末『技術1係長:了解しました』
うん、何とか業務遂行できる体にはなったかな?
イリーガルな課題が起きなきゃいーんだけどなー。
端末『特操員:迂回ルートへ変針します。曲がり角がキツイので少し揺れます、ご注意下さい。
お立ちの方は、お近くの手すり、つり革にお掴まり下さい』
361 :
後方班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/15(金) 02:23:48.98 ID:4Kox3n960
投下終了。
>>358
支援あざます。
なるべく更新間隔開かないようにチョコチョコ進捗します
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/07/15(金) 09:05:41.56 ID:BcYf60NEo
>>360
工機漢の折衝が見れるのか…
363 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/15(金) 16:10:55.14 ID:y4AVshpbO
ーーーーーーーーーーーーーーー
管理課長「特殊社員育成施設を稼働停止だ。内容物も破壊措置しろ」
支店管理『え?あ、はい。しかし宜しいので?』
管理課長「つべこべ言わずに対応しろ!貴様と議論している暇は無い!」
「起動閾値まであと2ポイント、上昇速度上がり続けてます。起動までの開始予測時間……およそ10分」
管理課長「さっさと止めろ!…ただ、サンプルゼロとサンプル6については停止後移動させる。
コーディネーターを手配するから引き渡せ」
支店管理『了解しました。ですが、あの施設の管制は独立してるのでここからだと対応できま…」
管理課長「それなら早く動け!口を動かす前に人を動かせ無能が!!」ダンッ
支店管理『りょ、了解致しました』
「技能課が支店南側に到着、折衝開始しました」
「技術課が移動開始、二手に分かれて支店に向かっています。AFVも健在の模様」
「先方技能課が仮拠点2つを抑えました。G県側の拠点がゼロになりました」
「労使交渉が開始されました。本店職制代表は営業部長と人事参与のようです」
「管理課長、3番に外線が入ってます」
「SE男さん依然行き先不明。ったく豚探ししてる場合じゃないのに…」
「応接システムに異常検知……」
「G県との連絡ルーターに通信障害………」
「衛星管理システムに一部障害発生…………」
「ツール管制システムのアクセス権限が…………」
管理課長「どうなってるんだ一体!各自状況確認徹底、正確に事態を把握しろ」ガチャ
管理課長「あっはい、お世話になります。今の状況は……」
ーーーーーーーーーーーーーーー
364 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/15(金) 16:11:40.08 ID:y4AVshpbO
ーー 支店二号館2F 通信男 ーー
端末『モブX:クリア。次目標確認、進捗開始』
端末『モブZ:認識済み残目標 6名、タスク割り振り。業務予定表提出します』
教官「はい、予定表承認。気をつけてね」
端末『モブX/Z:了解』フォン
通信男「あ、あの。一体どこへ?」
教官「んー」スタスタ
通信男「主任男さんの業務タスクからも外れますし…」
教官「んー」スタスタ
端末『モブX/Z:タスククリア。残課題、追加工数への警戒に移行します』
教官「はい、ありがと」ピッピッピッ
通信男「あ、あのー…」
教官「こちら教官です、取れますか?現在目標施設へ移動中。複数課題発生ありましたが問題無しです」
どこに報告?目標施設?
通信男「主任男さんへの報告とかって…?」
教官「んー」スタスタ
端末『後輩女:課題クリア。管制室前に到着。かあさ…教官、管制室のセキュリティ解除お願いします』
教官「はいはい、ちょっと待ってね」ピッピッ
教官「はいどうぞ、気を付けてね後輩女ちゃん」スタスタ
端末『後輩女:ありがとうございます。みんな入室のタイミングが一番危険だから集中して。
行くわよ、いちにの、さん!』
後輩女さんたちが管制室の掌握に入った。
これでほぼほぼ予定は完了か。
通信男「重点課題も進行してきましたし、そろそろ主任男さんの方と…」
教官「うん、そうね。そろそろいいかしら?」スチャ
通信男「え?」
パシュ
365 :
後方班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/15(金) 16:14:28.33 ID:y4AVshpbO
時間早いけど投下終了。
>>362
支援あざます。さてどうなることやら…
(まだ考え中とは言えない…)
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/15(金) 19:18:39.10 ID:IzSKbbtYo
乙〜
wwktk
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2016/07/16(土) 18:09:02.40 ID:ejTI9jpEo
ちょ、まさかの教官が敵側とか洒落になってないw
368 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/16(土) 18:24:40.97 ID:nJySWYrL0
369 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/17(日) 12:27:43.03 ID:lKQzQ+Rm0
>>366
>>367
支援ありがとうございます。
最後をどうまとめるか悩み中なので少し間が空くかもです。
相変わらずの亀進行で申し訳無いですが暫しお待ちを。
370 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/18(月) 00:04:07.44 ID:IPCKUqa70
ーー 本館4F 進捗中 主任男 ーー
技術3係長「 」ヒュンヒュン、ヒュバッ
主任男「痛っ!やめて下さい!どうしたんですか!」
話しをする余地も無いな。
しかしナイフの軌跡も的確に急所を狙ってくるし、キレも落ちない。流石係長クラス。
主任男「って、感心してる場合じゃねぇ!」シュバッ
無音機動を吹かして距離を長めに取る。
これでダメなら3係長さんには申し訳無いが…。
ブワッバシュッ
無音機動出力全開。一気に距離が詰まる、ナイフの軌跡が首筋を狙っているのが良く分かる。
主任男「フン!」ドンッ
技術3係長「 」シュッ
すれ違いざまに鳩尾に拳を叩き込む。手応え有りだ。
主任男「痛うー」タラー
かろうじて首は繋がってるな。動脈も外れてる、浅くてよかった。ホッ
技術3係長「ゴフッ」ユラッ
え?まだ立つの?仕方ない…。
バシュ、ドンッ。バシュ、ドン。バシュ……。
371 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/18(月) 00:04:36.61 ID:IPCKUqa70
端末『後輩女:こちら管制室、課題進捗完了。新人男が軽度の被災。他問題ありません』
主任男「了解、お疲れ様。すぐ行くから警戒緩めないでね」チキチキ
技術3係長「 」ボロボロ、クタ
よし、これでひとつ大きな課題が払拭できた。
主任男「通信男、教官達と一緒に一旦管制室に。この環境だと籠った方が良さそうだ」
返事が無い……
主任男「通信男、教官、どうしました?何か問題でも発生しましたか?」
おかしい、退職通知も異常事態の報連相も無いのに…
主任男「モブA、外から2階廊下見えるか?通信男と連絡が取れない」
端末『モブA:さっき教官が合流したのは見えたけどその後は…。ちょっと様子を見てきます』
端末『後輩女:特技男が管制システムの解析を始めました。教官がいた方が効率良さそうですね』
主任男「ちょっと連絡取れないんだ。何かトラブルかな?取り敢えず俺もそっちに合流する」
何だこの気持ち悪い違和感みたいなものは…。
372 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/18(月) 00:07:06.01 ID:IPCKUqa70
本日の投下終了。
さて、この後どうしたものか…。
(回収する伏線多すぎ…。失敗したなー)
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 01:51:51.20 ID:h9xGAoHeo
乙乙
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/18(月) 20:28:19.31 ID:JOekxxlro
解決するタスク間違えたら折衝開始前に全滅か
375 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/20(水) 00:52:29.31 ID:SIFsO1SB0
ーー 管制室 システム処理中 特技男 ーー
『管理者権限のIDとパスワードが必要です。入力して下さい』
ちっ、またかよ。いちいち全部のシステムで出てきやがんなコレ。
こんなことならここのヤツら退職させないでおけば良かった。
特技男「強制ログインスクリプト作動、システムにアクセス」
端末『アクセス成功.……解除失敗.リトライしますか?』
特技男「アルゴリズムをCに変更してリトライ」
端末『……解除成功.システム展開します』
さて、これでコードを書き換えてっと。カタカタカタ
正面突破で1つずつ処理してると時間食うな…。
IT女さんとか教官みたいに裏口からいっぺんにバツッと掌握できれば楽なんだけどな。
この節終わったら上級情報処理検定受けるか。
主任男「ふぃー到着っと。お疲れ様、具合は?」
後輩女「1分前に応接設備管理システム、セキュリティゲート管理システム掌握完了。
ツール管制、端末管制、通信管制は現在作業中です」
主任男「やっぱそこら辺は堅いか。支店の業務状況とか出納関係は?」
後輩女「抑えました。先方との癒着が認められます、やはり支店丸ごと背任ですね」
主任男「了解、まぁそれは追々分析しよう。まずは追加工数の抑制しちゃお」
後輩女「了解です。待機中各課の居室強制ロック。周辺防火扉閉鎖します」ピッピッ、ポチ
端末『第一プロテクト解除.次のパスワードを入力して下さい』
特技男「端末管制システムプロテクトあと2つ。10分は欲しいです」
主任男「うん、丁寧にお願いね。ミスってアクセスブロック食らったら笑えないしな」
特技男「了解」カタカタカタ
端末『システム展開,表示域を指定して…』
あー目がイテー。
376 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/20(水) 00:53:16.06 ID:SIFsO1SB0
ーー 管制室 後輩女 ーー
母さん達と連絡途絶?何かあったの?
主任男「後輩女、支店設備の全体構成表示して。社員情報は?取れてる?」
後輩女「あ、はい。一般社員の所属、所在情報取れてます。メインに表示します」カコカコ、ピピッ
主任男「んー…。2Fは特に何も無さそうだなー。…分からん、ここで口開けて待ってても仕方無いな」
主任男「うん。後輩女、新人男、俺と一緒に2F確認に行こ。特技男はシステム対応継続。
新人女は管制室の定置業務。ここの居室は完全封鎖して外部進入防止して」
一同「了解」
主任男「教官、通信男取れますか?」
以前内線はつながらない…。
何か問題があったと考えるのが妥当だろう。
後輩女「新人女、頼むわね。間違えてもロック解除しちゃダメよ。新人男、準備大丈夫?」
新人女「うっす」シャキッ
新人男「問題ありません」
主任男「じゃあ行くよー。出たらすぐロック宜しく。後輩女、ルート内での折衝相手いそう?」
後輩女「現状一般社員は認められません。ルート外からの侵入も防げる計画でいけます」
主任男「2号館の進入口んとこだけは開けておいて、モブA達が来るかもだからね」
後輩女「了解です」
何か起こってるのは間違い無い。
課題抽出からの即時業務環境整備がキモね。
主任男「俺が先行する。新人男、追従して。後輩女は1オブジェクト離れて援護ね」
後輩女/新人男「了解」
377 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/20(水) 01:02:51.88 ID:SIFsO1SB0
本日の投下終了。
>>373
>>374
支援ありがとうございます
ちょいミス即退職の職場だったら私は既に無職……。
寛容な職場万歳(でも仕事量はもうちょい減らしてもらいたい…)
378 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/21(木) 23:26:27.29 ID:OrAxLzGa0
ーー 連絡車内 営技女 ーー
支店が目視確認できるところまできた。
もう少ししたら折衝開始ね。
周囲確認は技能さんにお任せして申し訳無いけど少し休ませてもらおう。
はぁそれにしても技術課さんとの仕事は相変わらず色々と起きるものね…。
技術課さん?あれ?先輩男さんは?
営技女『社員近況確認、営業部技術課2係』ボソッ
端末『営業部技術課2係の人員情報を表示します』
『先輩男…確認途絶後29時間経過.現況不明』
え?え?え!? ガバッ
営技女「主査さん!これって……」
「先方社員確認!進行方向左前方、距離80!!!」
な、ヤバッ見落とした!?
主査「全員けいか…」
ガチャンガチャンガチャン、チュンチュンチュンチュン
『技能……の退職届けを……』
『技能……の退職届けを……』
『技能……の退職届けを……』
『特操員さんの退職届けを……』
グァナンダ!?フセロー!オイダイジョウブカ!
主査「チッ!全員頭を低く!営技さん対応してくれ!」
エリ男「了解、進捗開始。そこ、邪魔だどけ」
主査「工機男、先方位置取れてるか?キャリアの上から進捗してくれ」
端末『工機男:位置認識完了、情報転送。遠隔進捗開始する』ドルルルルル
ピピッ『先方社員情報が更新されました』
え、1人だけ?いや、その後ろに20人弱か…とにかくまずは業務に集中!
営技女「光学で確認、捕捉完了。進捗開始します」カカカ、チュンチュン
まさか先輩男さんが……
379 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/21(木) 23:26:54.46 ID:OrAxLzGa0
ーー 連絡車内 主査 ーー
主査「通路空けて!俺が運転する」ダダッ
グイッ、ドサッ
ダラララララララララ、チュンチュンチュンチュン
主査「蛇行運転になる。全員捕まれ!」クルクル
ビシッビシッ
くそ、前が見えん。ガンガン、パラパラ
主査「営技!進捗できてるか?工機男、牽引問題ないか?」
「『問題無し」』
イテ、アタマウッタ。オイ!シセイヒククシロ!
双方向進捗の為にもムダな工数ロスは出せない。
何とかやり過ごすしかねーな。
端末『工機男:ここは我々が受け持つ。キャリアをパージしてくれ』
主査「お前らだけでか?電源は大丈夫なのか?」
端末『工機男:拠点に有ったバッテリーと発電機をキャリアに架装した。
大幅に活動時間は伸びている、問題無い』
……いつの間にそんなん加工してたんだ?
主査「分かった。キャリア連結機ロック解除。…3,2,1,分離、今!」
端末『工機男:分離確認。外部電源接続。工機班活動開始』
端末『工機A/B:ウェイ、シェシャシャース』
端末『工機男:本目標処理後このまま支店内に最短距離で進行する。宜しいか?』
主査「ああ、それで構わない。頼んだ」
端末『工機男:承知』
主査「IT女、進行に問題無いか?追従できてる?」
端末『IT女:問題無し.衛星情報,周辺環境情報 工機班同期.バックアップ開始』
端末『工機男:かたじけない、助かる』
主査「技能2課長に連絡を取る、IT女 回線を開け」
端末『IT女:了解,回線接続,技能2課長.回線確保』
380 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/21(木) 23:37:08.44 ID:OrAxLzGa0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「サーベイ4,5起動閾値超過。!!反応途絶!モニターできません!」
管理課長「何だ!破棄されたのか?それとも…」
「サンプルゼロ、バイタル低下。反応が微弱になっていってます」
管理課長「バカ者!早く介入しろ!サンプルゼロの維持だけでもいい!何とかしろ!」
「……何だ?…コレ」
管理課長「今度はどうした!?」
「サンプル6の覚醒度とバイタル値が一気に限界値を超えました!おかしい…こんなはずは…」
管理課長「支店管理!何してる!さっさと対応しろ!」
「…………」
管理課長「支店管理、返事をしろ!何が起きてる!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
381 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/07/21(木) 23:37:58.16 ID:OrAxLzGa0
本日の投下終了。色々迷走してます
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga 世界観に合わせて関西の大手を設定してみました(汗]:2016/07/23(土) 17:29:26.97 ID:HTI8klpCo
>>381
エタらなければいいですよ…。
スルッと関西維持委員会補給センター「TEA社救援物資発送開始」
383 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/03(水) 16:03:53.68 ID:MIa2qf6AO
ーー 二号館2F 主任男 ーー
後輩女「こちらの方も3係の人員ですね……」
廊下に点々と転がる道標
変わり果てた技術2課の同僚たちの姿を確認しながら先へと進む。
主任「ここにもか…。ん?」
あのベストのマークはウチの係…通信男か?
後輩女「係員確認、新人男バイタルチェック」
新人男「通信男さん発見。バイタル……微弱ですが維持できてます」
足を撃たれてる。意識が無い?薬剤か?
主任男「新人男、覚醒させてやってくれ。心音見ながら薬剤量気を付けて」
新人男「了解です」スッ…プスッ
通信男「っ痛……。ここは?主任男さん?」
後輩女「大丈夫、無理に起きないで。楽にしてて」
主任男「辛いところスマンが何があった?ゆっくりでいいから教えてくれ」
通信男「あ、はい…」
……………
………
主任男「そうか…教官が…」
後輩女「母さんが?一体、なんで…」
主任男「行動からすると元々ここに何かの目的があったと予想すんのが自然だろ。特技男取れるか?」
端末『特技男:はい、管制sys掌握はまだですが」
主任男「いやそれはいい。済まないがここのフロアの電源管理系統確認できるか?」
端末『特技男:ええっと…出ました。転送します』
後輩女「やけに配電されてますね…やっぱり何かの設備がここに」
主任男「うん、さっきからやけに端末に入る電磁ノイズが大きいから気になってな。
この先にやけに電源が集中してる居室がある。備品保管庫?そんなワケねぇな」
新人男「何かの秘匿施設が何かだと?」
主任男「分からん。分からんモノをいくら考えても意味無いからな。まずは現状確認だ、行くぞ」
後輩女/新人男「了解」
384 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/03(水) 16:04:43.06 ID:MIa2qf6AO
ーー 二号館2F 通信男 ーー
後輩女「足の傷は綺麗に動脈避けてるわね。痛むだろうけど安心して」
主任男「歩くのは無理だよな。とはいえここに一人で置いとくワケにも…」
新人男「俺が残りましょうか?」
主任男「んー…そうだな、頼むわ。通信男、何か異常があったら連絡してな」
通信男「あ、それが…。さっきから端末の調子が悪くて、何か破損しているみたいです」
新人男「すみません、報告遅れましたが俺もです」
電磁ノイズの影響か、物理故障かは定かでは無いですが、二人同時となると前者の確率が高そうですね
後輩女「いつから?異常報告は迅速にしなさい。報連相怠ると業務に支障が出るわよ」
主任男「まぁまぁ。しかし俺らのは問題無いんだけどなぁ。…仕方ない…二人とも気を付けてな、頼むぞ」
通信男/新人男「了解です」
あ、主任男さんに教官がどこかと連絡してたのを報告し忘れた…。
戻ってきたらちゃんと報告しよう。
新人男「傷大丈夫ですか?痛み止め打ちましょうか?」
通信男「あ、あぁ助かる。お願いするよ」
新人男「はい、じゃあじっとしていて下さい」ゴソゴソ、プスッ
新人男も気が利くようになってきたな。
新人男「それにしても相変わらず良く分からない業務環境ですね…一体何がどうなっているのか…」
通信男「うん、こういう不透明な時こそ基本に忠実に情報整理からだよね…。……薬が効いてきたかな?
少し眠くなってきた、申し訳無いが休ませてもらうよ」
新人男「ええ、無理しないで下さい。ごゆっくり」
385 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/03(水) 16:05:30.76 ID:MIa2qf6AO
ーー 二号館2F廊下 後輩女 ーー
母さんの行動目的が分からない。もしかして背任に関わっていた?
いや、違うかな…出世とか権力とか全く興味が無い仕事人間だからな。
じゃあ何が目的でこんな行動を?
もし課全体で関わってるとしたら背任じゃなくて会社から命令?
先期の孤立も行動し易くする為の工作?
主任男「考え事もいいけど気を抜くな。注意散漫になってるぞ」タタタッ
後輩女「あ、はい。申し訳ありません」タタタッ
何にしてもこの先に答えがあるはず、母さん本人に聞けば済む話しね。
主任男「…なあ後輩女」タタッ
後輩女「はい」タタタッ
主任男「もし…。教官が不正を働いていて是正に応じないようなことがあったら…」タタタッ
後輩女「業務処理できるか?ってですか?もちろんできますよ、仕事ですから」タタタッ
後輩女「でも…教官とモブX,Zさん3人に対して2人で対応できるかは別の問題かと…」タタタッ
主任男「あ……確かに」タタタッ
後輩女「近接業務は私専門外ですし、なにせあの3人ですし…」タタタッ
主任男「……。うん、教官はきっと潔白だ、何か特命があるに違いない」ウンウン
後輩女「ええ、そう願ってます」クスッ
廊下の角に突き当たり曲がる。
奥に見えるドアの前に転がる複数の社員と3人の後ろ姿を光学で確認した。
端末『主任男:突発折衝になる可能性大だ。気を引き締めろ』
後輩女『了解』
我々の推測が杞憂であることを願う。
386 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/03(水) 16:11:19.04 ID:MIa2qf6AO
早い時間ですが本日の投下終了。
少し時間ができたので何とか終わらせたい!
ここを逃したらきっと冬まで終わらない!頑張ります
387 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/04(木) 10:07:34.14 ID:uArIWNpWO
ーーーーーーーーーーーーーー
ダラララララ、バチュンバチュンバチュン
『左上腕部に被弾.油圧系統に異常発生』
工機男「ぬ!1番遮断、補助系統に切り替え」ガチャ、カチッ
ドルルルルル、ドルルルルル
『タスク 8,9,12 クリア.残タスク 22です』
『業務過多状況です.上司の指示を確認して下さい』
工機男「確認不要!左方タスク 1に照準固定!」
工機男「工機A,B!まずはあの支援社員から処理を行う!射線を交差させて手前の遮蔽物に張り付けろ!」
ドルルルルル、ドルルルル
端末『工機A/B:ウェーイ、リョウカイっス』
バラララララ、バラララ
タタタタ、タタタン、チュンチュン
工機男「雑魚には構うな!多少の被弾は覚悟しろ」ドルルルルル
端末『工機A:っRPG!!大将!あぶねぇ!』ガチョンガチョン、ガバッ
ズガッ、ズガッ、ズガッ!ズンズズン
工機男「ぐぬ…。スマン助かった」
端末『工機A:へへ…良かった…大将が無事で…』
バチバチバチ、ジジジ
ダラララララ、タタタタ、タタタタン
端末『工機B:先方前進!突貫してきます!』
工機男「む!?」
端末『工機A:うぐ、まぁ任して下さいよ。大将』パシュ、バシュン
『外部電源 2送電カット.共有バッテリー残24%』
工機男「待て!そんな許可は出しとらん!」
端末『工機B:RPG!クソっ左右から!』バラララ
ブワッ、バシュン
端末『工機A:うおぉぉー!左腕射出ぅ!』バシュッ
端末『工機A:クレイモア発射後、爆破!』バラララララ、ボン!ドゴォ!
端末『工機B:バカ!死ぬ気か!戻れ!』
388 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/04(木) 10:08:17.27 ID:uArIWNpWO
『タスク 4,7,10クリア.残タスク 19です』
『右前方 25°から熱源接近.着弾まで……』
端末『工機A:やらせてぇぇ!』ガチョン、バシュ
端末『工機A:たまるかよぉー!!!』バシュン
端末『工機A:右腕射出!クレイモア射出と同時に爆破だ!』バシューウ、ボンボン!ズガッ!
工機男「P-EX全sys!リミッタァカットォッッ!!」パシュ、フォンフォンフォン
『電源離脱.稼働停止まで 7:35.15』
工機男「ブースター点火!全ノズル出力全開!」キュンキュンキュン、バシュン!
工機男「ふんぬ!」ガチャ!グイ!
工機男「右マニュピレーター油圧制御カット!炸薬点火!掘削作業ぉ開始ぃ!!」
カッ!ズガッズガッ!ズガーン!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
389 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/04(木) 10:49:56.45 ID:uArIWNpWO
ーーーーーーーーーーーーーー
「ギギッ」キョロキョロ
『前右下方 40m.高速移動物』ピピッ
「……」ギロッ
シュバッ、ガチャン
ーーーーーーーーーーーーーー
390 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/04(木) 14:05:50.05 ID:uArIWNpWO
ーー 支店北側道路 連絡車内 主査 ーー
カッ!ズガッズガッ!ズガーン!
バックミラーの奥に盛大な土煙が写る、工機男か。
主査「もうすぐ、目的ポイントに到着する。各自ツール最終確認」
カクニン、アレ?タマガナイ。バカヤロー。
営技女「私たちはどうすれば?技能さんのバックアップでしょうか?」
エリ男「フン。そんなクダラナイ業務はお断りだ」
営技女「だぁかぁらぁ!アンタわぁ!」ワナワナ
主査「いや、技能さんには連絡車を盾に定置で業務してもらう。君らと俺はAFVと一緒に更に進行する」ドードー
営技女「個別で更に進行?目標は何ですか?」フー
主査「支店ん中。さっき君から受け取った業務指示書に解凍型の暗号指示があってね」
営技女「暗号指示?ですか?」
主査「そ、本店総務部からの直特命事項…」
営技女「差し支えなければ内容を……」
バンッ!!ダダダダダッ
エリ男「!!車体上部後方接触音。先方反応…無し」
主査「いや来客だ!振り落とす!全員掴まれ!」
キャキャキャキャキャ、グゥン
ウワー。ゴロゴロゴロ。ツカマレー。
主査「IT女!ルーフ上確認できるか?」クルクル
端末『IT女:先方社員1名確認.射角車体交差.支援不可』
主査「ルーフなら当てて構わない!撃てぇ!」
端末『IT女:了解』ダラララララ
主査「総員、上方に向けて進捗!」バキンバキン、パラパラ
ウェーイ。ドコウツノ?イイカラウテ!
カカカカカカ、カシュンカシュン、パシュパシュパシュ
チッ!ここで来るか。ったくタイミング悪いな
391 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/04(木) 14:06:21.93 ID:uArIWNpWO
端末『IT女:目標前方移動.進捗中止』
主査「前半分に射線集中!仕留めろ!」
カカカカカカカカカ、カシュンカシュンカシュン
ブワッガバッ
主査「ちぃ!」スチャ、パシュパシュパシュ
サベ4「フシュゥ」バッ、ヒョイヒョイ
営技女「先方浸入!な!?えっ!!」スチャ
エリ男「何ボッとしてる早く仕留め…なっ!」スラッ
サベ4「ギギギ」クルッ
営技女「何…これ……エ、エリ男がもう一人?」
エリ男「は?」
主査「説明は後だ!狼狽えるな!進捗しろ!」パシュパシュ
サベ4「フッ」ヒュン、ヒュバ
ザワザワ。オナジカオ?ドッチガセンポウダ?
ミリャワカルダロ!ウツナゴシンチョクスルゾ!
やべ、混乱max。
2人には先に話しておくべきだったか…。
サベ4「ガァ」ヒュパ
主査「ぐっ!!」ザシュ
キャキャキャ、ガシャバキバキバキ、キキキー
サベ4「ギギッ?」ブワッ
ドォンッ、ゴシャ………プシュー
主査「くっ…」クラクラ
営技女「主査さん!平気ですか!?」ダダッ
主査「あぁ…済まない操作ミスった。ヤツは?」
サベ4「グッ、ギギッ」グイッグイッ
衝突した拍子に投げ出されたのか。
支店の壁と車体に挟まれ目の前でもがいている。
エリ男「何だ?コレ?」スチャ
エリ男「何なんだよぉ!!!」カカカ、カカカ
バシュバシュバシュバシュ
392 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/04(木) 22:27:35.13 ID:uArIWNpWO
ーー 支店管制室 特技男 ーー
『端末管制sys管理画面コンソールです...』
特技男「くぅ疲。やっと抜けたわ。支店社員用端末全機停止っと」ポチッ
『強制停止処理受付.,,,停止準備中,,』
まずはこれで支店社員の目と耳頂きっと。
次は手足をもいじゃる、ツール停止しちゃうぞっと。
特技男「ん?」チラッ
新人女「くうぅう」グラグラ
特技男「コラ!そこで舟漕いでるアホ!起きろ!」ヒュッ
新人女「あぅっ!」ゴビシッ
ヨロヨロ、ゴスン、ポチッ
新人女「痛ひ…」グスグス
ヨロケてコケるのはいいけどケガすんなよなー。
『機密情報フォルダの解凍を始めます,,,Y/N』
特技男「ん?なに押した?」カコカコ
特技男「メインモニターに表示っと」ブォン
新人女「すんませんっす。だいじょぶっすか?」
特技男「取り敢えずYESっと」タン
『解凍 35%,,65%,,,95%,,97%,,,』
いつも思うんだけどこの進行ステータスって最初早いのに最後で突っ掛かるよな…。
『解凍正常完了.フォルダを表示します』
<メニュー>
| 特殊社員育成管理シート_ ←
| F事案連絡会議事録___
| 特別会計予算出納帳___
| フォルダ内容一括削除__
| 戻る
え?
なに?
特技男「こ、これって……?」
.
393 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/04(木) 22:29:05.25 ID:uArIWNpWO
本日の投下終了。
あー少しは道筋がついた(雑さは否めない)
ちょっと考えさせて下さい。
394 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/05(金) 07:24:55.61 ID:sjcLIbuXO
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
<<特殊社員育成管理シート>>
.新規培養記録___ ←
.搬入/搬出記録__
.ステータス記録__
.思想再教育記録__
.出荷完了個体記録_
.戻る
ーーーーーーーーーーーーーー
<新規培養記録>
No.00:管理課長娘……12960h(o) ←
No.01:エリ男_2……04320h(c)
No.02:エリ男_3……02880h(c)
No.03:エリ男_4……02880h(c)
No.04:エリ男_5……02520h(c)
No.05:同期男_1……04320h(o)
No.06:先輩男_1……00049h(o)
_←←年度 戻_・ _年度 進→→_
ーーーーーーーーーーーーーー
<思想再教育記録>
***社**部員:04名 ←
xxx社xx部員:06名
…
……
FHW中途入職者:01名
………
……
技術2課3係係員:09名
_←←年度 戻_・ _年度 進→→_
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
395 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/05(金) 07:25:31.96 ID:sjcLIbuXO
ーー 支店北側 連絡車内 営技女 ーー
主査「全員速やかに降車、周囲に注意して慎重にな」
ガヤガヤ、オスナー。シャベルナ!マジメ二!
ア、アッチニセンポウハッケン!シンチョクー!!
カカカカカカ、タタタタ、カシュンカシュン
SE男「ブヒっ?」ソロ〜
営技女「ドサクサに紛れてどこ行こうとしてるのよ」ガシッ
SE男「フヒヒ、ちょっと花摘みに」ボリボリ、チラッ
エリ男「………」
サベ4「」
SE男「う、うぇえぇえぇ。エリ男殿がふ、ふたり〜!!ひぃ〜悪霊退散!悪霊退散!」ガタブル
エリ男「っ!!黙れ!この豚!!」バキッ
ガッ、ゴッゴッ、ボグッ
営技女「ちょ、アンタ!なにしてんのよ!やめ…」
SE男「ブ、ブヒィ…。ちょ、やめ…。グボォ、いや、ま、マジでや…やめ…」
主査「エリ男くん」
エリ男「…」ガッ、ゴスッ、ゴスッ
主査「エリ男くん」
SE男「ピュルルルル…、も、もう…ヤメ、死…」ズルズル
主査「エリ男!」ガツッ
エリ男「ってぇな!何すんだ!この!」グッ
営技女「落ち着いて!その手を…離しなさい」スチャ
エリ男「あぁ?お前、誰に向けて」ギロッ
営技女「もう一度だけ言うわ。手を離しなさい」グイッ
主査「ツールを下ろせ営技女。エリ男くんが混乱するのも無理は無い…」スッ
エリ男「…お前らは知ってるのか?コレは何だ?」
主査「いや、我々もつい先日認知した案件だ」
営技女「どう見てもエリ男……ですよね…」
エリ男「何なんだよ!一体!コレは…コレは…」
主査「だが………お前は知ってるよな?SE男?」
SE男「ぷひ?」ボロッ
396 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/05(金) 07:26:50.81 ID:sjcLIbuXO
ーー 支店北側 連絡車内 主査 ーー
端末『モブA:お疲れ様です、主査。そちらを光学で認識しました。色々状況錯綜中です』
主査「お疲れ、モブA。いまちょっと取り込み中だ。少し待ってくれ」
端末『モブA:了解。内線封鎖中のこちらのログだけ送っておきます』
主査「報告ありがとう。IT女、周囲警戒とログ確認。課題形成しておいて」
端末『IT女:了解.ログ授受完.確認開始』
主査「さて、と。お前、本店でこの案件関わってるだろ?」
SE男「え?」
主査「社員育成施設システムの隠蔽と運用だよ。トボけるな」
SE男「ん?……あー!あの案件でゴザルね!何だか有機化合施設とかゲノム解析とか…ゴベッ」ズザー
エリ男「知っていることを全て答えろ…」
主査「待て、エリ男くん。手を出すな」グッ
エリ男「触るなっ!…俺に…触るな」バッ
営技女「エリ男…」
主査「さぁ知ってることは話してもらおうか…。音声記録開始。エビデンスモードON」
SE男「グフゥ…知ってることも何も…」ボソリ
………………カクカク
…………シカジカ
……でゴザル
タタタタ、タタタン、カカカカカカ
エリ男「っな!このクソ豚がっ!」ガッ、ゴス
主査「いい加減にしろ。そいつを殴ったところで何も進まない。冷静になれ」
営技女「……信じられない…。そんなの…だって倫理規定とか!」
主査「営技女も冷静になれ。IT女、今の記録丸秘指定な。役職閲覧のみにしといて」
端末『IT女:了解.アクセス権設定.機密フォルダ格納完了』
端末『IT女:ログ確認完了.ToDoリスト作成完了.承認要求』ピピッ
主査「本内容で承認。モブA、こっちに合流しろ。まずはそこにいるカス達を処理する」
端末『モブA:了解。モブD移動だ、行くぞ』
………クソが……誰がこんなこと信じられるか…
397 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/05(金) 20:45:24.56 ID:hB+wptkT0
まだイケるかな?と思いましたが無理でした。
本日の投下終了です。ちょっと休憩。
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/06(土) 00:46:44.65 ID:jsdak012O
乙です〜
お母さんが気になる…
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga 世界観に合わせて関西の大手を設定してみました(汗]:2016/08/20(土) 09:30:14.19 ID:o31JxAXEo
保守業務遂行中…
「ステルスドローン、偵察開始。陽動A大隊、FHW社支店迫撃開始」
400 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/23(火) 11:55:58.45 ID:In78di1cO
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なぁ…」
「何だ?手ぇ止めるとまた管理課長に怒られるぞ」カタカタカタカタ
「あぁ分かってる…。でさ、今更なんだけど…」
「もしかして俺らヤバいことになってんじゃね?」カコカコ
「ん?あー…それな。実は俺も…」カコカコ
「え?何々?内緒話し?俺も混ぜてよ」カタカタ
管理課長「そこぉ!何してる!ムダ口をを!」ダンッ
「すみません、作業タスクの割り振りを見直してま…」
管理課長「うるさい!黙って働けぇ!」ブツブツブツ
「はい!申し訳ございません!」
ブツブツブツブツブツ………
「うわー。壊れちゃってないアレ…」カタカタ
「このままだと俺らも……」
「それなら………」
「じゃあ俺から…………」
管理課長「どいつもこいつも…ブツブツ…役立たずども…ブツブツ……」カチャ、ピッポッパッ
トゥルルルル、トゥルルルル、ガチャ
管理課長「TEAの管理課長です、お世話になります。リボ男様いらっしゃいますか?」
管理課長「え?不在?お戻りは…」
管理課長「ま、待って下さい!何とか連絡を!あっっ!」
「ボソボソ…」「ヒソヒソ…」
管理課長「何を見ておる!貴様ら全員懲戒にするぞ!」フーフー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
401 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/23(火) 11:56:42.27 ID:In78di1cO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「リボ男主査、3番にTEAさんです」
リボ男「ん?あぁ、席空きだと言っとけ」
「TEA技術課混成WGが支店へ到着しました。……先行グループが管理sysへアプローチ中の模様」
リボ男「進捗状況はモニターできるか?」
「すみません、流石にsys内部状況までは」
リボ男「まあいい。サンプル回収班の準備は?」
「現在編成中…ですが工数不足で編成に苦慮しています」
リボ男「本店に工数充当要請は出したのか?」
「出しましたが、T県との折衝が大詰めらしく、こちらには…」
リボ男「ちっ!アホ管理課が。このスキームがコケた時のリスクが分かってんのか」
リボ男「……。仕方ない、T市に詰めてる彼方さんに出張要請出して動いてもらうか…」
「し、しかし…」
リボ男「構わん、俺の責任でやる。包括業務提携だ、応じてもらえるさ。
技術交流会での地域監査って名目にしてもらえば直接的な問題はあるまい」
「それですと彼方は折衝行動できないのでは?」
リボ男「なーに、させりゃいいんだろ?」
リボ男「火の粉が飛べば振り払わざるを得ないだろ」クックックッ
リボ男「営技を一班待機させろ。厳秘作業、隠蔽レベル4で準備。でき次第俺に報告」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
402 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/23(火) 12:02:28.74 ID:In78di1cO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タタタタタタタタ、ドルルルル
カシュン、カシュン、カカカ
技術1係長「技術1係混成Gr到着しました、お疲れ様です」
タタタタタタタタ、チュンチュン
2課長「おぅ、お疲れ!助かるよ」
技術1係長「進捗いかがですか?」
カカカ、カシュン、タタタタタタタタタタタタ
ガァッイテェ!!ケンコウカンリイイーン!
2課長「営技さんが来てくれて大分助かってる……が、正直な話をすると著しく停滞してるな」カシュン、カシュン
ドルルルルルルルルルル、チュンチュン、バシュ、バシュ
グォ!オイッシッカリシロ、ウンダイジョブダ!
技術1係長「っと。あの間接支援社員ですか。確かにこれは厳しいですね…」
2課長「そこ!頭低くしろ!安全作業が最優先だ!」
ウェーイ。ソコニドノウツモウゼ。イイネイイネ。テヲカセー。
2課長「あぁどうにもフォローが手厚くてな。あんな社員ウチにも欲しいくらいだ」
技術1係長「困りましたね……。定地業務専任か、ツールも備品も保護具も充実してますね」
ドルルルルルルルル、チュンチュンチュン
技術1係長「ふむ」スルスル、スチャ
2課長「ほほぅ狙撃機B型か、珍しいな。遠隔ツールの中でも滅多に見ない型式だな」
技術1係長「えぇ、こう見えても特殊遠隔持ちなんですよ。まぁ受けたのはかなり昔ですけどね。
対物限定なんて変な資格取ってしまったので取り回しが悪いB型支給になってしまいました」ガシャ、パカッキリキリ
タタタタタタタタタタタタ、チュンチュンチュン、シュパ
2課長「ハハッ、まあ確かに機動的な業務が多い技術課だと使わんだろうなぁ」
カシュンカシュン、カカカ、カカカ
技術1係長「そうなんです。重い、単発装填、メンテも面倒な困ったツールですね」チャキ、カション
2課長「酷い言いようだな」カシュン
技術1係長「ですが、定期メンテを欠かしたことは一度たりともありません」ジャコ
ガゥゥン ジャコ、カラン、チャキ
ガゥゥン ジャコ、カラン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
403 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/23(火) 12:17:00.36 ID:In78di1cO
本日の投下終了。
>>398
>>399
支援ありがとございます。
TWC社は東海地方ですね。最大手とはいえ闇雲に業務拡大はできないようです。
商い慣習的なものもあり色々と複雑のようです。
404 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/24(水) 23:26:41.68 ID:6P6UXldp0
ーー 支店二号館2F 後輩女 ーー
後輩女「母さん、なんでこんなことを…」
主任男「……」スッ
主任男さんに手で制される。感情的にはなってないつもりだけど…ここはお任せしよう。
教官「……」クルッ
主任男「どちらですか?」
曖昧な問い。でも結論だけを聞くには十分な問い。
向き合い無言のまま時間が流れる。
教官「……私は死ぬまでTEAの社員よ。それ以上でもそれ以下でも無い」
自嘲気味に放つ母さんの言葉は少し憂いを含んでいるように感じた。
主任男「俺もです。だからこそ…この施設とこの状況は看過できない。したくないです」
主任男さんは今までの状況とさっきの特命項目で事の全容を把握したようだ。
教官「その業務意識、眩しいくらいね」フフッ
主任男「茶化さないで下さい。上はこれをどこまで認知、承認してるのですか?」
教官「分かってるんでしょ?全部よ。計画外だったのは一部の能無しが背任、機密漏洩、個人利益に走ったことくらいかしら?」
主任「………」
重苦しい空気が場を支配する。どう対処すれば良いのか、私には判断できない。
端末『主査:主任男取れるか!たった今、二号館北に到着した。これからそこに向かう。
教官との口頭折衝を頼む、俺が行くまで場をつないでおけ!』
主任男「了解。ですが余り自信はありませんよ」
端末『主査:とにかく真意を聞き出すんだ、相手の考えを読め。何が肝かを見極めて折衝しろ』
主任男「最善は尽くします」
教官「主査くん?早い到着ね。さて、これ以上拗れないウチにさっさと処置しちゃおうかしら」クルッ
主任男「動かないで下さい」スチャ
後輩女「……」スチャ、カシン
教官「あらあら、困ったわね。……モブX,Zお相手してあげて。退職させちゃダメよ」
モブX/Z「了解」コキコキ
405 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/24(水) 23:27:24.23 ID:6P6UXldp0
ーー 支店二号館2F 主任男 ーー
主任男「後輩女!徒手近接進捗用意!」
後輩女「了解。……正直なところを申し上げるとツライと思うのですが…」
うん、その通り。俺も無理な気がして仕方ない…。
でもこれ以外選択肢無いし…。
モブX「労災になっても恨むなよ」フォン
モブZ「お前らレベルだと手加減が難しいからな」シュン
おぉ嬉しいお言葉、高く評価してもらってる。
…いややっぱ嬉しくないな。
主任男「っっっ!!!」ガキッ
後輩女「痛つっ!」ガシッ
はえー見えねーつえー無理だこれー。どうすっかな
主任男「でも、黙ってやられるか!」シュッ
ガッ、ゴキッ、ゴスゴス、ガンッ
……………
………
後輩女「ガハッ!」バタッ、ゴロン
主任男「クッ…」ガクッ
モブX/Z「……」
『セキュリティランクSセクションの扉を開放します.認証コードを入力して下さい』
くそッ、教官に行かれちまう。このままじゃ…
モブX「……なぁ主任男さん。何とかここは引いてはもらえないだろうか?」
主任男「なに?」
モブZ「やり方に疑問はあるかもしれないが我々はこれが最善策だと思っている」
モブX「俺たちが目を瞑ればそれで万事丸く収まる」
主任男「ふ ざ け ん な。その場凌ぎの疑問の残る対応で問題解決してもそんなもん一時凌ぎだ。
事実を明らかにして、根本から対応するのが仕事の基本だろ。こんなやり方…」
主任男「俺は認めない!」ブワッ、バシュン
406 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/24(水) 23:27:50.93 ID:6P6UXldp0
モブX「チィ!すみません課長!抜かれました!」
主任男「うぉー!!!」バシュ、グッ
教官「しょうがないわねー」フーヤレヤレ、ヒュン
ドン!ゴシャ、メキメキ!ゴロゴロゴロ
主任男「ガフッ!グボォ!」ゴプッ
な…ん…だ…?な…に…を…された?
教官「そこで少し寝ててね。ゴメンね♪本気で打っちゃって」テヘペロ
後輩女「主任男さん!」ガバッ
モブZ「おっと、大人しくしてて下さい」グイッ
教官「さてと、仕事終わらせちゃいましょ」ピッピッ
『コードを認証しました.扉が開きます,ご注意下さい』
ゴゥンゴゥンゴゥンゴゥン、プシュー
教官「……」コツコツコツ
主任男「ま…待て…」ググッ、パタッ
407 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/24(水) 23:28:25.42 ID:6P6UXldp0
本日の投下完了。
ヤバイ拗れた……。
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/25(木) 00:51:08.65 ID:KSgQ9BXgo
乙
つまり
主任:何が起きているかの全容把握
教官:暴走した一部のバカの排除
が目標ってことか。そら混乱するわ……。
つうか本社が知ってたことなら、最初から教官たちのチームだけで強襲しかけりゃよかったんじゃね?
409 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/26(金) 18:54:52.83 ID:2E8ZRPuO0
ーー 支店二号館北 主査 ーー
主査「全員!左方先方一団に進捗!工機チームをフォローしろ!」カカカカカカ、ピンッポイッ
ウェーイ!ヤルゾー!マッテロー!!
カカカ、タタタタ、バシュ、ズズーン
ウワ!ココラアナダラケダ!アシモトチュウイー!
当初の業務計画は崩れた、ならまずは目の前の課題を片付けて次いで早急にリスケしないとだが…。
主査「IT女、ここは任せる!営技女、エリ男、モブA,モブD、集合しろ!主任男と合流する」
『『『「了解」』』』
厳しい状況だがIT女とAFVの業務遂行能力があればギリギリ何とかなるだろ。
それより教官の案件の方が先々を考えると放っておけない。
端末『特技男:主査、お忙しいところすみません!緊急で報告が』
主査「なんだ?要点だけ手短に話せ」カカカカカカ
端末『特技男:はい。データ転送します、見て頂いた方が早いかと…』ピピッ
端末『暗号化データを受信しました.解凍を開始します…….解凍完了ファイル展開,内容表示』
………全部裏が取れたか。なっ……先輩…男……。
いや、まずは指示に集中だ。この特命で本店の思惑はどこにある?俺はどう動くべきだ?
主査「報告ありがとう。お前は引き続き管制システムの掌握に集中しろ。この案件は俺が預かる」
端末『特技男:了解しました。よろしくお願いします』
すぐ行くからもうちょい粘ってくれよ主任男。
営技女「主査さん、全員集合完了しました」
主査「よしっ!二号館二階の秘匿施設に急行する。営技女、エリ男が先行。モブA、モブDは後方から追従」タタッ
「「「了解」」」タタッ
営技女「ほらエリ男!シャンとしなさい!行くわよ!」ポンッ
エリ男「あ、あぁ」タタッ
アレ?アナタドチラサマ?チカヅカナイデイタダケマスカ?
エ?オレ?アァ、ハイ……ゴメンナサイ……
教官と直接会話しないと会社の意図は完全に理解できないだろうな…。
会話できるのか?理解できるのか?……納得ができるのだろうか………。
410 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/26(金) 18:55:24.40 ID:2E8ZRPuO0
ーーーー 業務命令書(ランクS) ーーーー
発:営業部 営業部長
宛:営業部 主査
自動転送(参考)
IT女,技術課係長,主任男,後輩女
@支店二号館二階の社員育成施設の破壊
A施設で教育中社員の保護、若しくは処理
B支店データベースからの育成施設データ消去
C当該内容を認知した社員への箝口措置
上記実行に当たり手法は営業部 主査に一任する。
本指示書確認後、速やかに実行のこと。
※※※※転送厳禁※※※※
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
411 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/26(金) 18:59:32.61 ID:2E8ZRPuO0
本日の投下完了。
>>408
その通りです、でも主任たちは元々支店への進捗予定無かったんです。
今の状況は会社的にイリーガルな環境なんですよね。
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 00:00:41.97 ID:ujL6uO7xo
なるほど、主任たちにとってみれば
・なんかこの辺おかしいから、統括してる支店を見に行くか→教官の作戦範囲でした……orz
って感じになるわけか。
しかも社外秘どころか、社内でも箝口令が敷かれるレベルの厄ネタとか。
これで退職したら浮かばれねぇ……。
413 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/28(日) 20:09:14.39 ID:LK9gVi++O
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※第1回 労使団体交渉※
組合書記「…でありますので、会社側の姿勢が…」コマゴマ
…………アーダ
………コーダ
……ドーダ
営業部長「なぁ人事参与……」イライラ
人事参与「何ですか営業部長?」
営業部長「面倒だからガッとやっちまっていいか?」グググッ
人事参与「ダメです…」
キイテマスカー?ソレデデスネー
…………
………
……
ーーーーーーーーーーーーーーーー
414 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/28(日) 20:09:44.55 ID:LK9gVi++O
ーー 二号館1F 営技女 ーー
営技女「建物内、動体反応無し進入します」ガチャガチャ
ってあれ?セキュリティー解除できてないし。
端末『主査:特技男、二号館北東入り口のセキュリティー解除』
端末『特技男:了解、解除完了。その区画は隔離済みですんで課題無しです。直接階段まで向かって下さい』
端末『特技男:扉はどうしますか?再施錠しときますか?』
端末『主査:ロックしといてくれ。ウチの社員も緊急退避以外では入れないでいい』
営技女「解除確認、進入します」カチャ、タタタッ
後続グループにはフォローさせないのね…
この人数で処理できる業務は限られると思うけど…
特命とはいえ達成目標は共有してもらいたいんたけどな、主査さんを信じるしか無いか。
エリ男「クリア」スッ、クイクイ
営技女「……」タタッ
エリ男も落ち着きを取り戻したし、もう大丈夫そう。
営技女『階段到着、進行よろしいでしょうか?』
端末『主査:二階通路の確認と安全確保を頼む、モブA、モブDこっち来て』
『『『了解』』』
非常灯だけの薄暗い空間。オレンジの光の中、音を殺して進んで行く。
課題無しと言われていても油断はできない、確実作業を徹底だ。
端末『有効視界低下,夜間モードに切り替えます』
夜間業務か…あんまりやったこと無いな。
これもいい経験だと思って取り組もう。
415 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/28(日) 20:12:08.67 ID:LK9gVi++O
投下完了。
>>412
しかも指示の一元化できてるかも怪しいですしね
※※予告※※
ここから酷い展開になる予感しかしない…
416 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/30(火) 01:05:15.83 ID:wkwpxR7u0
ーー 本館管理課管制室 特技男 ーー
端末『営技女:二階廊下進行開始します』
端末『主査:二階到着。特技男、周辺環境に変化ないか?』
特技男「当該区域も封鎖完了済み。モニターできる異変はありません」
端末『主査:了解。管制掌握と並行して状況確認を頼む。些細な異変でも報告してくれ』
特技男「任せて下さい」ピッピッ
『第3プロテクト解除,最終認証コードを入力して下さい』
とは言ったものの…あれやこれやで全然捗らん!あー効率悪い!
特技男「うしっ!端末管制掌握!!新人女、技能2課長さんに連絡し…。どうした?」
新人女「……何か……来るッス」ジー
特技男「あ?」チラッ
新人女が通路越しの窓を見つめてボソッと呟く。
いや俺の目には灯り一つ見えないんだが…。
特技男「いーから早く…。もういい、技能2課長、支店員の端末掌握完了しました!ツールはまだです」
端末『技能2課長:報告ありがとう、これで大分楽になる!
お前ら!技術さんがやってくれたぞ!もう一踏ん張りだ、手番再確認、安全呼称の上業務継続!!』
特技男「ふぅ…。次っと…」カコカコ
新人女「!!」ピクッ、ガバッ
特技男「どうした、新人女?さっきからどうしたんだ?お前」
新人女「あっちからも来るッス!」
特技男「はぁ?だから何が来るっていうんだ?寝ぼけて無いで真面目に…」
ビィー!ビィー!ビィー!ビィー!
『ALERT!ALERT!高速飛翔物が接近しています』
『ALERT!ALERT!高速飛翔物が接近しています』
ビィー!ビィー!ビィー!ビィー!
417 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/08/30(火) 02:46:36.29 ID:wkwpxR7u0
特技男「!!!な、な、マジか!」ピッピッ、カタカタカタ
『西北西 2500m.遠隔進捗弾確認 総数4+4.距離ゼロまでおよそ120秒』ビィービィー
『北北西 3000m,識別不明航空機 1機検出』ピッ
『西北西 4200m,識別不明航空機 2機検出』ピッ
特技男「ウソだろ!?」カタカタカタカタカタカタ
なんだそりゃ!?いきなり航空機からの遠隔進捗だと!?
特技男「音声入力サポートオン!遠隔進捗対応シーケンス展開!」カタカタカタカタカタ
無理!無理!無理!無理!こんなん専門外だって!
特技男「MDシステム全表示!いや、どれでもいいから作動!作動!!」
『指示が不適切です.マニュアルを参照して適正な処理をして下さい』
特技男「んな暇ねぇよ!クソッ」カタカタカタ、ピッピッ
ピピッ、ピピッ、ピィー
フォン、ピーーー、ピピピピッ
『管制システムライセンス更新……….完了』
『応接システムの管理権限を委譲します』
ピピッ
『全棟防護シャッター及び緩衝壁展開』
『赤外線シーカー撹乱開始』
『ダミー熱源連続放出開始』
『指向性EMS設備作動開始』
『対象物距離再測定,各システムへフィードバック』
ガシャーン……ガシャーン…ガシャーン
特技男「応接システムが勝手に!?」
端末『IT女:AFV,MDシステム連携完了,飛来物第一波捕捉,全迎撃設備全開運転開始』
ジャカ ウィーン ガション バララララララララ………
バシュバシュバシュバシュ
パッパッパッ……ズガンッ ズズーン
『第一波,3機の消失を確認.残数1機,着弾まで約2秒』
『従業員の皆さんは安全な区画へ……』
カッ!ガガァーン!
特技男「うぉ!」 新人女「きゃあ!」
『…退避し衝撃に備えて下さい』
418 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/09/01(木) 00:46:04.86 ID:bZnr/kt50
ーー 支店二号館2F廊下 主査 ーー
『従業員の皆さんは安全な区画へ……』
カッ!ガガァーン!
『…退避し衝撃に備えて下さい』
主査「何が起きた!報告しろ!」グラグラ ヨロッ
端末『特技男:先方からの遠隔進捗です!第二波きます!着弾、いま!』
カッ!ガガァーン!
「グオッ」「ウワッ」「キャ」ブワッ、ズザー、ゴロゴロ
ガラガラガラ…
ジリリリリ…カサイガハッセイシマシタ…ジリリリリ
モブA「ペッペッ!危ね…もう少し進んでたら…」
営技女「完全に巻き込まれてましたね…」
廊下が崩落しポッカリと空いた壁の穴から夜空が覗いている。
主査「全員労災無いか?相互チェック」
モブA「問題無し」モブD「問題無し」
営技女「問題無し」エリ男「問題無し」
主査「特技男、状況を正確に把握。焦らなくていい、先方所在含めて正確に情報整理しろ」
端末『特技男:了解、北北西目標を航A、西北西目標をそれぞれ航B、航Cと呼称設定。
現在航Aのみ支店へ進行の模様、航B、Cは座標に変化無し。双方に対し観測ドローン射出します』
主査「IT女、上空警戒とそこの折衝両立できてるか?状況教えてくれ」
主査「IT女?状況を報告しろ………IT女?おいっ!」
営技女「主査さん…あれ」スッ
営技女が指をさした先。ガレキの中に見覚えのある車両が……
主査「IT女ぁ!無事か!?返事しろぉ!!」ダダッ
タタタタ、タタタタン、チュインチュイン
モブA「うぉ!屋外先方から進捗!対応開始」カカカ
営技女「主査さん!このルートは無理です、退避を提案します!」カカカ
主査「クソッ!退避する!一旦階段まで戻って状況把握だ、急げ!」タタタッ
「「「「了解」」」」」タタタッ
419 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[sage]:2016/09/01(木) 00:46:58.94 ID:bZnr/kt50
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『右脚部駆動モジュール破損,機動性60%低下』
『外部電源ユニット残量15%,節電モードをお勧めします』
工機男「ハイパフォーマンスモード継続、省電力ウィザードオフ」ピッピッ
タタタタタタタタ、タタタタ、バシュ
工機男「ぬ!左腕アブソーバー全開!」ギュイ、ヒューン
ズガッ!ズズン、パラパラ
『左腕駆動モジュール破損,マニュピレーター作動停止,自動消火装置エラー』
工機男「ぐぬ…左腕分離、回路遮断。工機A、工機B、まだイケるか!?」
端末『工機B:右腕機銃残弾ゼロ!うぉー!クレイモア発射ぁ!』バシュバシュバシュ
端末『工機A:うはっ!マジキツイっす大将!』カカカ
『進捗目標が追加されました,タスク42から58で追加設定します』
カカカカカカ、タタタタタタタタ、カシュン
マタフエタゾー!エンジンボウギョヲキズケー!
カカカカカカカカカ、タタタタ、ボボン
『進捗目標が追加されました,タスク59から72で追加設定します』
「そこ!密集し過ぎ…ぐあー」バチュバチュバチュ
「健康管理い゛ぃ員…来でぐれぇ…俺の手がぁ」バタバタ
「あぁ、目が…あぁ…目がぁ…」ウロウロ
ヒサイシャヲウシロニサゲロー!
タマガナイ!ダレカタマヲクレー!
『……さんの退職……』『……さんの退職……』『……さんの退職……』『……さんの退職……』
工機男「……これまで…か…無念」ドルルルル、バシュバシュ
端末『工機B:先方機動車両3両追加確認。あー終わったかな?これ』
タタタタタタタタ、タタタン
工機男「マーカー散布」パシュ、パーン パラパラ
工機男「先方密度分布計算、中心座標確認」ピピッ
工機男「工機Bぃ!貴様は進捗中止しAFVの復旧、保全作業に掛れぇ!」
工機男「工機Aぇ!貴様は技能さんを集約してあそこの影まで退避!」
工機男「動力モジュールリミッター解除、臨界閾値消去、最大運転開始」
『注意!動力モジュール温度上昇.注意!動力モジュール温度上昇』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
420 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/09/09(金) 05:10:05.58 ID:AGpG3BDG0
ーー 支店管理管制室 特技男 ーー
『施設被害状況集計中….構造体破損箇所表示』
『小火災が発生しています.該当区画閉鎖,ハロゲン消化設備作動』
『航空監視外部センサー展開完了.状況を表示します』
『MDシステム消費18%.残64%』
『対遠隔警戒レベル9.管制員はマニュアルに従って所定の体制を維持して下さい』
『区画2Bの封鎖が解除……』
『外周部来客センサー,4,8,25番が破損……』
『本館………『2号館……『北部…』
うわぁ…全モニターがお祭り騒ぎだぁ…
特技男「IT女さん、お忙しいところ申し訳ありません。MD管制について相談があるのですが」
……………
ん?応答が無い。何かあったのか?
取り敢えず主査に報告しなくちゃ…
端末『後輩女:緊急…業務停滞中…。…至急…おうえ、ムグッ』
え?なに?主任男さんグループも課題発生?マジで?
新人女「…ッス」
特技男「なんだ?新人女。今はお前を…」
新人女「私も二階に向かうッス」ズダッ
特技男「おい!待て!ここで待機だって指示」
ダダダッ、カチャ、バタン
特技男「されただろ。って早ぇなおい!」
あーあーあーどうなってんだこりゃ。
まず非常時は報連相を徹底だ、主査に判断を仰ごう。
421 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/09/09(金) 05:11:38.69 ID:AGpG3BDG0
ーー 支店二号館2F 後輩女 ーー
モブX「おっとっと、もう少しだけ静かにしてて下さい」
後輩女「ムグムグ」キッ、ジロッ
モブY「すみません、我々もこれ以上手荒な対応はしたく無いので…」
状況は報告しきれなかった…でも異常事態なことは何とか伝えられたはず。
端末『特技男:こちら管制、各グループの業務実態把握中。間接各員は現状のタスクを報告下さい』
端末『特技男:管制から状況口頭報告。先方航空機からの遠隔進捗により設備一部損壊。
各員については上空の目視確認の励行及び異常発見時の即時報告をお願いします』
『課題共有リストが更新されました』ピピッ
二方面からの航空機の来訪、二波の遠隔進捗
随分と派手な原資の投入。
やはり目的はこの施設か…。
教官「先方も大胆に、っていうか結構雑な折衝してきたわねー。こちらも早く終わらせなきゃね」ピッピッピッ
部屋に並ぶ培養菅。立ち並ぶ10本の鈍い光に母さんが照らし出され奥に進んで行くのが見える。
母さんの目的もこの施設。私達の受けた特命と目的は違うのか?それとも…
教官「あら?先輩男。見ないと思ったらこんな所にいたの?」
え!?先輩男さん?
教官「うーん…。困ったわねー」
困る?社員がたいしてないことは労災抑制目標的にも良いことなのに。
教官「お疲れ様です。あ、いま大丈夫ですか?施設のサンプルの件でご相談なのですが」
教官「あーこちらから掛けておいてすみません、ちょっと待ってもらっていいですか?」カツカツ
教官「ゴメンちょっと寝ててね。おやすみ後輩女ちゃん」スチャ、パシュ
くっ…意識が……
………………
教官「ええ………新人能力開発の………が………に………」
.
422 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/09/09(金) 05:12:51.40 ID:AGpG3BDG0
本日の投下完了。
またも不安定化してます。終わらせ方が分からないです。
やばい…また忙しくなる…今年中に終わるのか?
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/09/21(水) 11:45:40.32 ID:9dSzFsXoo
保守業務遂行中…
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/24(土) 12:03:49.02 ID:gSgU/seZO
新人女ちゃん無双に期待しちゃうぅぅぅう!!!
425 :
広報班
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2016/09/27(火) 01:35:41.95 ID:zEkqvQMF0
>>423
>>424
支援ありがとうございます。早々に業務再開するべく鋭意状況整理中です!
(整理をしたからといって仕事が進むとはry
>>417
北西 2500m.遠隔進捗弾確認 総数4+4.距離ゼロまでおよそ120秒』ビィービィー
時速75km…ちょっと酷い間違いですね…20秒なら……それでも450km/hでまだ遅い………適当に読み替えて下さい。
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/10/20(木) 20:57:03.88 ID:U/dqe5/0o
保守業務遂行中…
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/07(月) 17:45:19.31 ID:IYrg7tWYo
幹線保守実行中…
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/07(月) 17:47:06.51 ID:IYrg7tWYo
幹線保守実行中…
待つ身は長い…
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/07(月) 17:54:08.71 ID:IYrg7tWY0
保線業務実行中…
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/07(月) 19:41:10.53 ID:IYrg7tWYo
oh...
多重書き込みorz
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/23(水) 23:21:13.13 ID:For1pNQYo
(`・ω・´)保守業務であります
432 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[sage]:2016/11/29(火) 00:26:12.74 ID:/1xqJq6X0
自己保守。二年経ってしまう…
いつもありがとうございます。エタらないのだけはお約束します
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/12/13(火) 22:02:34.85 ID:HlstaSURo
保守業務遂行中…
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/01/12(木) 01:37:04.04 ID:dETwm0pxo
あけおめことよろ保守業務であります
435 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2017/01/13(金) 02:07:37.11 ID:zQFlkMJ60
ーー 支店2号館3F 営技女 ーー
モブA「前方30、3名!」カシュンカシュン
営技女「エリ男、右奥」カシュンカシュン
エリ男「…」バシュ、ヒュパヒュパ
主査「よしクリア。モブD、先行して周辺探索掛けろ」
モブD「了解」ダダッ
さっきの倒壊でエリア封鎖が解けた?
主査「モブA、進行から離脱し後方警戒しつつ周辺確保」
モブA「了解。後ろは任せて先に行って下さい!後で追いつきます」スチャ
後輩女ちゃんのさっきの内線は…何にしても早く下に降りないと
主査「よし、一旦四階まで上がって反対の階段から下に降りるぞ。特技男、作業工程確認できてるか?」タタタッ
端末『特技男:各フロア……クリ…ア。問題ありません。…が、主査…』
主査「なんだ?話しがあるなら明瞭に言え」タタタッ
端末『特技男:すみません。新人女が単独で飛び出しまして…』
主査「何やってんだ!ちゃんと管理しろ!…っと言っても仕方ないな。どこへ向かった?」
端末『特技男:二階かと思われます。内線呼びかけてますが反応しません』
後輩女ちゃんのとこに向かったのか…
主査「分かった、こちらで対応する。お前はそこを死守し続け状況把握に勤めろ」
端末『特技男:了解』
IT女さんの労災チェック、AFVの状況確認と主任男さん、後輩女ちゃんのとこの緊急通信
優先度は……
主査「………新人女の回収と主任男の状況確認に二階へ向かうぞ」タタッ
営技女「了解」
急がなくっちゃ
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/01/13(金) 09:38:47.65 ID:axsZbDYqo
キター!
乙!
437 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2017/01/14(土) 15:19:48.68 ID:g2u4oDgI0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リボ男「自己診断プログラム展開……オーケー異常無し」
「営技4班招集完了。先方支店距離200で待機」
「T社各機動班後退します」
リボ男「チッもう店仕舞いか…まぁいい」
『圧力規定値まで上昇.射出準備完了』プシュー
リボ男「25分後、本機を支店距離100まで寄せろ!回収ルートは別途指示する!」ポチポチ、パチ、ガシャン
「「了解!」」
リボ男「んじゃ…」シュインシュイン…
『射出指示受領.発射まで3,2,1 …』
リボ男「ちゃっちゃと仕事済ませちまうか!!」
『ゼロ』
バシュン!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/02/03(金) 00:29:04.40 ID:frKDtijIo
保守業務遂行中…
???「対空誘導ミサイル発射準備スタンバイ」
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/03/09(木) 09:43:55.99 ID:BF4w/SMYo
保守業務であります
440 :
1
◆tsERP5rFx9iS
:2017/03/17(金) 00:18:00.27 ID:1wwsu62F0
自己保守。
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/04/23(日) 10:58:26.30 ID:FTRzeek3o
保守業務遂行中…
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/07(日) 01:31:52.19 ID:fgKTcJkvo
保守
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/29(月) 07:04:01.40 ID:9clnpClv0
新人女ちゃん無双を見るまで保守し続ける!
444 :
1
◆tsERP5rFx9iS
:2017/06/06(火) 01:51:12.01 ID:vDCW0klU0
自己保守。ホントにホントにホントに申し訳無いです…
時間取れない、展開行き詰まりの業務環境を何とかして打破します
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/27(火) 10:03:55.01 ID:/bNiKg8I0
ホッシュ
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/07/26(水) 18:31:49.80 ID:rEfdJ0Xwo
保守業務遂行中…
447 :
1
◆tsERP5rFx9iS
:2017/08/17(木) 01:15:10.38 ID:noE/oeSU0
自己保守。状況好転セズ
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/18(金) 20:24:05.31 ID:ZccX+Lygo
撤退停滞は許可出来ない
進歩セヨ
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/09/22(金) 09:05:43.16 ID:OPisdV/Eo
実働支援部隊出張開始(定期保守
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/11/09(木) 09:23:37.94 ID:LJw95YfZo
保守業務遂行中…
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/12/07(木) 16:02:37.93 ID:JS5qw3ux0
保守業務遂行中…
452 :
1
◆tsERP5rFx9iS
[saga]:2017/12/17(日) 04:34:12.33 ID:4G4s5MFz0
ーー 支店2号館 2F 主任男 ーー
「………を…して…」
「了解………こちら……」
「準備……です……起動まで…」
…ぐっ……ここは……?
そうか…教官たちと折衝して一発で…
打たれた腹が千切れそうなくらい痛む、あの細い身体のどこからこんな威力が出せんのか疑問だ
主任男「っ!……」
少し身体を捩っただけで喉から声が沸き上がってくる
耐えろ俺、覚醒してることを悟られるな
教官「よしっと、これでいいわね」
モブX「起動シークエンスチェック完了」
モブZ「いつでもいけます」
何かの管理コンソールに接続された端末で作業中みたいだな、一体何を?
ピッピッピッ
教官「常務、準備が整いました。開始してよろしいでしょうか?」
………
教官「はい、はい。状況に変化はありません。本当によろしいですね?」
………
教官「失礼しました。はい、ではそのように」ピッ
教官「ふぅー。…モブX,Z、起動後のシミュレーション再実行して報告お願いね」
モブX,Z「了解」
何を起動させ…なっ!?あの装置は!?
先輩男さん?エリ男??同期男???
モブX「コード入力、テストモード開始しました」
『休止モード解除、全個体の起動プログラムを受理。個体単位レベル5モニタリング開始』
モブZ「正常起動を確認、プロセス46までチェック完了」
教官「状況監視継続、目を離さないでね。……こっちにお客さんが向かってるみたいだけど」
お客?どこに?
端末『周辺業務状況を更新します』ピピッ
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/01/13(土) 21:57:45.36 ID:1gq37DbZ0
保守業務遂行中…
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/03/05(月) 22:04:34.67 ID:9XiRYeGg0
保守業務遂行中…
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/04/22(日) 22:11:07.55 ID:HkYRvynS0
保守業務遂行中…
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/06/29(金) 07:16:31.73 ID:SV7Xx78S0
保守業務遂行中…
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/08/04(土) 19:06:03.47 ID:kzJzEGPs0
保守業務遂行中…
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/10/20(土) 12:59:34.72 ID:PutgHDX30
保守業務遂行中…
394.58 KB
Speed:0.1
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)