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提督「安価で艦娘に甘えよう」
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374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/03(日) 01:03:35.54 ID:I4sqS5QJO
秋月 シチュはおまかせで
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/03(日) 01:03:35.81 ID:h/6tQNCgO
名取
376 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/04(月) 06:21:44.62 ID:IieQt+E90
―――――――――
――――――
―――
秋月「…し、司令?その…」
提督「……」ジー
秋月「そんなに見つめられると、その、ご飯、食べづらいのですが…」
提督「…おいしそうだね」
秋月「え、あっ、た…食べたいんですか?」
提督「その大和煮おいしそうですね」
秋月「やま…あ、牛缶ですか……ど、どうぞ?」
提督「お箸が無い」
秋月「えっ、あ、そうですね、お箸無いと食べられませんよね!今取ってきますね…」ガタッ
提督「お箸なんて取ってきてくれなくていいから今すぐ食べたいなぁ」
秋月「……え、っと……」
提督「…そこでね、自分から『はい、あーん♪』なんて出来たらね、世の雄共なんてイチコロなんですのよ秋月さん」
秋月「いちっ…え"っ、あっ、そっそういうことですか!?」
提督「Exactly(そのとおりでございます)」
秋月「は、はぁ…」
提督「まぁ、せっかくだし『あーん』してほしかったよね」
秋月「そうですか…」
提督「し て ほ し か っ た よ ね」
秋月「…ぅー…分かりましたよ、もう!はい…あ、あーん……」スッ
提督「あー…あぐっ」
秋月(あ、お箸に口付けないようにはしてくれるのね…)
377 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/04(月) 06:22:48.09 ID:IieQt+E90
提督「…ん、やっぱ大和煮は美味いね」モグモグ
秋月「ええ、ご飯が進む味ですよね」
提督「…前に自分でこの味を再現しようとしたんだがどうも上手くいかなくてなぁ…」
秋月「え、これって個人で作れる物なんですか?」
提督「うん、調べると一応作り方は出てくる。ただ2回ほど作ってみたんだがどーにもただの『やたら味付けの濃い煮物』になってしまう」
秋月「なるほどー…難しい料理なんですね、わりと」
提督「だからって缶詰のほうは買うと高いんだよなー」
秋月「そうなんですよねぇ、だから私もこれは大事に食べるようにしてますし…」
提督「お前らは定期的にタダで支給されてるんだからいいだろ、ケチケチしないでガーっと食え」
秋月「あはは、そうなんですけどやっぱりほら、どうしても節約してしまうというか…」
提督「まだ成長期なのにそうやって粗食ばっかだと体が出来上がらんぞ」
秋月「うー…やっぱりそうですよね…」
提督「どっかの誰かさん達みたいにはなりたくないだろ?」ニヤリ
秋月「あ!それ!司令がそういうこと言ってたって本人にチクっちゃいますよ?」
提督「え、本人〜? 本人って誰だよ」
秋月「え?あっ……」アセッ
提督「なぁ…正直に言いなさいよ、君も少なからず『そう』だと思ってる人らがいるんだろう?おじさん怒んないからほら…」ニヨニヨ
秋月「え、え、っと……も、黙秘!黙秘します!」アセアセ
提督「ちえー、つまらん」
秋月(ごめんなさい……)ヒキツリ
提督「あ、お肉ありがとうな。後でどっか美味しい店連れてってやるからそれで貸し借り無しってことで」ガタッ
秋月「えっ!?そ、そんな!私のためになんか、わざわざそんな、贅沢…」
提督「察してくれよ、そういう口実でも無けりゃわざわざ他所に飯食いになんて行けないんだよ…!」ボソボソ
秋月「ぁ……ふふ、そういうことでしたら…秋月、ご一緒させていただきますね♪」
(司令…お気遣い、ありがとうございます!)
378 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/04(月) 06:26:12.12 ID:IieQt+E90
甘えるっていうか、ただ単に仲良くつるんでるだけになってしまいましたね
秋月に甘える、という状況がどうもイメージできなくて・・・
では次の艦娘(シチュ込みも可)安価↓×2
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/04(月) 06:58:27.44 ID:rFN4vXYFo
ぼのの
素直になりたいんじゃあ
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/04(月) 07:04:01.85 ID:21tWmCRIo
浜風
のちt…胸で泣きたい
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/04(月) 18:14:54.36 ID:pSPZFEC9o
ナイス
382 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/04(月) 19:54:18.94 ID:IieQt+E90
―――――――――
――――――
―――
こんこん。
浜風「浜風です。午後の演習結果の報告に伺いました」
「…提督?」
がちゃり。
浜風「失礼しま…っ!?」ギョッ
提督「……あぁ、浜風か」ポロポロ
浜風「ど、どうされたんですか!?」
提督「ぐすっ…ちょっとな…」
浜風「何かあったんですか…?その、よろしければお話をお聞かせ願えませんか」
提督「……その前に…ちょっと胸貸してもらっていいか…」
浜風「へ!?む、胸ですか!?」///
「…分かりました…どうぞ」///
提督「…ありがとう」ギュッ
もにゅん。
浜風「っ……」///
提督「…ふぅー…ぐすっ、はぁ、うぁ…」
浜風「……」
(この人がここまで泣くなんて尋常じゃない…いったい何があったんだろう)
(とりあえず…まずは落ち着かせないと)ナデナデ
―――――――――
――――――
―――
浜風「……落ち着きましたか?」ナデナデ
提督「…うん。ごめんな、こんなことしてもらって」ズビッ
浜風「はい、ティッシュです」スッ
提督「ん、すまん……」チーン!
浜風「…あなたがここまで泣かれるだなんて、ただ事ではありません。何があったのかお話しください」
提督「……あー…実はな」
浜風「……」
提督「加賀と喧嘩しちゃってな」
浜風「加賀さんと…!? そんな…普段あんなに仲良いじゃないですか…何か心当たりは?」
383 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/04(月) 20:03:47.25 ID:IieQt+E90
提督「……あいつの玉羊羹間違って食べちゃったんだよ」
浜風「………………は?」
提督「私のだから食べないで、って言われてたのすっかり忘れてて…」
「食べないでと言ったのに、楽しみに取っておいたのに、信じられない、あなたなんて嫌いです、って……」グスッ
浜風「…………」シラーッ
提督「結構キツいもんなんだな…好きな人に嫌われるって…」
浜風「……くっだらな」ボソッ
提督「へ?」
浜風「ふんっ」ガスッ
提督「い"っ…!?」
浜風「離れて」グイッ
提督「え?ちょ、浜風…」
浜風「惚気んな馬鹿提督!!」
提督「!?」ビクッ
浜風「報告書!そこ置いときますから!じゃ!」ズンズン
がぢゃっ!
浜風「失礼しました!」
ばぁん!
アァメンドクサ…カッテニヤッテナサイヨ…
提督「…………」
「……はまかぜ……うぇぇ……」グスン
384 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/04(月) 20:07:43.84 ID:IieQt+E90
台詞をよく見てみると、浜風って素の喋り方は結構くだけてそうな印象を受けます
ま、親しくなったら提督相手でもこのくらいのことは言うかも?ですね
では次の艦娘(シチュ込みも可)安価↓×2
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/04(月) 20:11:35.62 ID:cvLosuBAO
阿武隈
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/04(月) 20:11:38.66 ID:JUUSeYLUO
足柄
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/04(月) 20:12:09.78 ID:21tWmCRIo
´;ω;` kskst
388 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/05(火) 05:58:10.18 ID:YOM90AM00
―――――――――
――――――
―――
提督「……」トボトボ
足柄「てーいとくっ!」ガシッ
提督「うお…あぁ足柄か…」
足柄「どーしたのよそんな浮かない顔して…そんなんじゃ勝利は掴めないわよ?」ニヒヒ
提督「…あぁ…ちょっと色々あってな…」
足柄「……ちょっと、ホントにどうしたのよ…私でよければ相談に乗るけど?」
提督「…じゃあ…話、聞いてくれるか。立ち話もなんだから座れる所を探そう」
足柄「…えぇ、分かったわ…」
―――――――――
――――――
―――
提督「―――というわけなんだ…俺どうしたらいいかなぁ……」ズーン
足柄「……あなた、馬鹿じゃないの?」アキレ
提督「う"っ……」
足柄「はぁ……っていうかあなたもだけど加賀も加賀よ、自分のおやつ食べられたくらいで普通そんな怒る?」
提督「…まぁでも、食べないでって釘刺されてたのは確かだしあいつは責めないでやって…」
足柄「…しっかしホントすぐ弱音吐くようになったわよね、あなた…前はあんなに凛としてたのに」クスッ
提督「ごめんな、情けない上司で……」
足柄「あ、いいえ、その、ごめんなさい。別に悪く言ってるわけじゃないから安心して…?」
提督「そうか…」
足柄(…ちょ、ちょっと…これ本気で危ないやつなんじゃないかしら…!?あぁもーホントめんどくさくなったわね…)
「…まったくもう…あなた、ちょっとここで待ってなさい!」スクッ コツッコツッ
提督「え?ちょ…行っちまった…」
―――――――――
――――――
―――
足柄「はい、これ持って行きなさい!私のお昼の残りだけど」ガサッ
提督「これ…カツサンドか」
足柄「そうよ、落ち込んだときはガッツリ栄養補給!これに限るわ!それでも食べて早く元気出しなさい」
提督「…はは、足柄らしいな」
足柄「多めに入れといたから、せっかくだし加賀と一緒に食べれば?」
提督「え…」
足柄「おやつ取られたからって拗ねてるんでしょ?だったらどうせ食べ物で釣れるわよ」
提督「……ありがとな」
足柄「まったく…ほら、シャキッとしなさい!早いとこ仲直りしちゃいたいんでしょ?」
提督「…ありがとう足柄、あとでお礼させてくれ」スクッ
足柄「あらホント?だったら新しい装備でも支給してもらおうかしら♪」
提督「…そこで甘いものとか欲しがらんあたりがお前らしいよな」クスッ
足柄「それじゃ楽しみにしてるわね。提督もがんばりなさい!」
提督「あぁ、またな足柄!」
389 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/05(火) 06:00:25.26 ID:YOM90AM00
足柄はきっと良いねーちゃん。私もこんな姉が欲しかった・・・
では次の艦娘(シチュ込みも可)安価↓×2
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/05(火) 06:04:50.35 ID:232r+gNoo
夕雲
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/05(火) 08:50:55.80 ID:RmKMIFjfo
長門
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/05(火) 08:51:35.04 ID:RmKMIFjfo
あ、シチュは添い寝で
393 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/05/07(木) 03:53:57.15 ID:F2f8aAA40
正直に言うと
安価取るときくらいしか他の方の書き込みが無いってのはさみしいゾ(わがまま)
さぁて長門さんにどうやって添い寝させるか・・・
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/07(木) 04:01:12.92 ID:BYEERyyao
何話して良いかわからないんだもん
395 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/05/07(木) 05:22:16.26 ID:F2f8aAA40
>>394
あ、そっかぁ・・・(虚無感)
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/07(木) 11:17:55.22 ID:y2gqXuMFo
安価スレあるあるなんやなぁ…
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/07(木) 20:40:25.28 ID:ugXE8Y9Vo
ウカツにレスした結果安価を取り損ねる事はよくあること 備えよう
感想としてはおねーさんな足柄さんはすごく良かった どうしてうちの姉はこうでないのだろう・・・
398 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/17(日) 06:27:26.84 ID:ikq/f9US0
<番外編10:ジュークボックス>
―――――――――
――――――
―――
提督「…というわけで」
「ねんがんのジュークボックスをてにいれたぞ!」テテーン
加賀「随分大きいのね。100曲は入ってそう」
提督「いや、いくらでも入るぞ」
加賀「えっ」
提督「というのも、説明書によると…」ガサッ
「実はこいつ、外観はこんなだが完全デジタルオーディオなんだそうだ。見た目はただの雰囲気ってことだな」
加賀「あぁ…レコード内蔵ではないのね」
提督「512GBのSSD!内蔵…SSDかよすげぇな…で、CD、MD、SDカード、それとUSB接続できる機器なら大体大丈夫らしいな」
「ストリーミング配信にも対応…なになに、『こだわりの高品質スピーカー搭載、お気に入りの音楽を極上の音質でお楽しみいただけます』?」
「ひゃー、贅沢ですこと!」
加賀「…よく分からないけれど、とにかくすごい物ということは分かったわ」
提督「お前電子機器はからっきしだもんな」
加賀「あまり興味無いもの」
提督「まーそうだよなぁ…お、サンプルで最初から何曲か入ってるのか」カサッカサッ
「…何故か那珂ちゃんの曲が入っている…」ピラッ
加賀「…本当?どうしてあの子の曲が…?」スタスタ
提督「さぁ…本営に売り込みでもかけたんじゃないのか…」
399 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/17(日) 06:30:47.83 ID:ikq/f9US0
加賀(…本当に入ってる…)ズイッ
提督「……」ジー
加賀「……?」
提督「……香水とか付けてる?」
加賀「私が?」
提督「あー、そう、加賀が」
加賀「特に何も付けていないけれど」
提督「あ、そう?」
(んじゃシャンプーか何かか…)
加賀「気になる?」
提督「んー、別に?良い匂いするなぁってだけだから」
加賀「っ……そう……」///
提督「よし、じゃあ試しに何か適当にかけてみようか。どれにする?」
加賀「私が決めていいの?」
提督「いいよ」
加賀「…それなら、やっぱりこれが気になるわ」
ア『恋の2-4-11/那珂』
提督「…やっぱ気になるよなぁ…それじゃあ流してみるか」ピッピッ
加賀(あ、リモコンも付いてるのね…)
―――――――――
――――――
―――
<コイノトゥーフォーイレーブーン♪
提督「すげー!ちゃんとアイドルっぽいぞ!」
加賀「ここまで熱心に芸能活動に励んでいたとは…驚いたわ」
提督「なかなかポップだし覚えやすそうだし、とにかく盛り上がりそうな曲だなぁ」
加賀「そうね、今度からはもっと応援してあげましょう」
提督「…さーてそんじゃ俺の聞きたいやつ流すか」ピッ
加賀「えっ、最後まで…」
提督「あ、悪い!聞きたかったか?」
加賀「いいえ、そういうわけではないけれど…気に入ったのではないの…?」
提督「ポップスとしての良し悪しと俺自身の好みは違う!俺はもっとこう、音が重くて、なんというかロックなのが良いのだ」ガサゴソ
「というか別に気に入ったわけじゃないし」バッサリ
加賀(ひ、ひどい…)
400 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/17(日) 06:43:27.11 ID:ikq/f9US0
私、音楽にはこだわりがあるのです
本当に良い音楽に出会おうと思ったら日本のヒットチャートなんてほとんどアテにならないのが悲しいところ・・・
その点艦これは音楽に恵まれていて良いですねぇ
ちなみに個人的にはロックだけじゃなく電子音楽の類が大好物です
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/17(日) 07:19:24.69 ID:68EOqSslo
加賀さんかわゆす
402 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/17(日) 19:44:32.72 ID:YvyxaXXTo
乙 電子音楽好きならテルミン聞こう(提案)
403 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/27(水) 06:39:59.57 ID:UP8R3uoM0
<番外編11:商品企画>
―――――――――
――――――
―――
提督「……海軍広報グッズを作る?」
明石「そうです!私達海軍について一般市民の方々に興味を持ってもらうとともに、常々予算カツカツな軍の新たな収益源とするためにもぜひ…」
提督「…つってももう、Tシャツとか帽子とか…本営のほうで色々作ってなかったか?そのあたりのグッズ類は一通り揃ってた気がするが」
明石「いやいや、あんなベタなやつじゃダメですって! もっとインパクトがある…そう、独自色の強い商品群を用意するべきだと思うんです」
提督「あぁ、なるほどねぇ…まぁ、俺もそういうのは嫌いじゃないからな…例えばどんな?」
明石「そうですね、例えば…」ゴソゴソ
「こういうの作ってみたんですけど」サッ
提督「…まな板? あれか、飛行甲板モチーフのまな板、みたいな感じか」
明石「いいえ、これは『TZRまな板』です」
提督「てぃーぜっとあーるぅ? なんでヤマハのレーサーレプリカ…?」
明石「…? 違いますよ、『大鳳(T)・瑞鳳(Z)・龍驤(R)』のイニシャルです」
提督「おい」
明石「あとはこんなのも作ってみました」サッ
提督「…それは…一式陸攻の模型か? なんか…わりと普通のような…」
明石「これね、実はライターなんです」カチッ シュボッ
提督「おい」
明石「すぐに火がつくので実用的ですよ!」
提督「おい馬鹿洒落にならんぞ」
明石「えぇー…これ、最高の自虐だと思うんですけどねぇ…」
提督「最っ低の自虐だよ馬鹿!そんなもん認められるかこの阿呆!」
明石「しょうがないですねぇ……えーと他には…」
提督(まだあるのかよ…)ゲンナリ
明石「これ! 艦娘一人ひとりの特別レシピを再現したレトルトカレーです!」スッ
提督「おっ、これは良い案だな!」
明石「ちゃんと本人監修ですからね…お気に入りの艦娘手作りの味がご自宅で楽しめます!というコンセプトで」
提督「おぉ…なんだか危ない領域に足を踏み入れてる気もするがこれは人気が出そうだ!」
明石「こーんな感じで…金剛カレー、赤城カレー、第六駆逐隊カレーなどなど色々な子の味を取り揃える方向で行こうかと」
提督「あぁー…これは売れるだろうなぁ」
明石「他にもですねぇ、伊168カレー、足柄カレー、早霜カレー…あっ」ゴソゴソ ポロッ
提督「おっと、1個落としたぞ…」ヒョイッ
『比叡カレー』
提督「おい」
明石「いやあ…ものは試しと言いますし…ね?」
提督「おい、やめろ馬鹿この企画は早くも終了ですね」
明石「…さすがに冗談じゃ済まないですかね、これ…?」
提督「当たり前だろ! 下手に食中毒事件なんて起きた日には軍の威信にすら関わってきちまうぞ…」ゲンナリ
明石「…では、名残惜しいですが比叡さんのカレーはボツってことで…」
提督「そうしてくれないと困る…」
404 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/27(水) 06:43:02.13 ID:UP8R3uoM0
明石「…よし!それじゃ気を取り直して次いきますか!」
提督「おぉ…まだあるのか…」
明石「お次はですねぇ…じゃんっ! 艦娘達の写真集です!」
提督「おー、これまた売れそうな…」
明石「青葉さんに協力してもらいまして、こんなふうに艦娘みんなの日常風景を切り取った本にしてみました」パラパラ
提督「なるほど、本営が広報で出してるやつはもっとグラビア、だとかスチール写真、って感じだからな…ちょっとよく見せてよ」
明石「はい、そうぞ」スッ
提督「ありがとう……」パラッパラッ
明石「……」
提督「……」パラッパラッ
明石「……?」
提督「……あのさ、ちょーっと気になることがあるんだけどいいかなぁ」
明石「…? はい、なんですか?」
提督「これさ……なんでさ、カメラ目線の写真が 1 個 も 無 い の?」
明石「………」
提督「………盗撮じゃないよな? まさか撮影許可取ってあるんだよな?」
明石「……あとで確認取ってみますね」
提督「そうしてくれ……」パラパラ
「…んん?」パラッ
明石「ん?どうしましたか…」
『加賀さんのお着替えシーン』ワーオ
明石「あっ……」
提督「……明石」パタン
明石「…あ、えっ、はい?」
提督「やっぱ駄目」ゴゴゴゴ
明石「へ?」ビクッ
提督「この写真集は発禁。それと今から青葉シめてくるから留守番頼む」ガタッ スタスタ
明石「えっ!? ちょっ、え、待っ……」
がぢゃっ、ばだぁんっ!
明石「っ!」ビクッ
「……うわぁ、青葉さん、あの人完璧地雷踏んじゃったよ……ご愁傷様です」ナムナム
405 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/05/27(水) 06:44:14.01 ID:UP8R3uoM0
その後、倉庫において体を鎖で拘束されながら虚ろな目でうわごとのように謝罪を繰り返す青葉が目撃された
そしてカレーとまな板だけが市販化された
龍驤「なんでや!」
406 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/27(水) 10:24:14.67 ID:D2S8F0m7O
千代田とか蒼龍のマウスパッド出たら本当に使いづらそうだな
407 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/27(水) 11:34:08.69 ID:UA66vu3WO
青葉…いい奴だったよ…
確か千代田と千歳のマウスパッドはもうあるはず。
…その横に龍驤の3Dマウスパッドもあったが。
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/27(水) 11:52:44.52 ID:wIf/OLhlo
ワンショットライターネタに笑ってしまった
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/27(水) 15:35:44.43 ID:SWu1Y08Io
http://i.imgur.com/ShrdpfY.jpg
何のいじめか
410 :
◆Ear7SFfAVg
[sage]:2015/05/27(水) 23:20:07.43 ID:UP8R3uoM0
>>409
なんで千歳お姉より阿賀野姉のほうが大きいんだ・・・?
そして何より龍驤のサイズが大きすぎるじゃないか(無慈悲)
411 :
本編
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/06/03(水) 05:20:36.61 ID:FqkhMQF80
―――――――――
――――――
―――
提督「……」ペラッ ペラッ カリカリ
長門「……」カリカリカリカリ
提督「……ぬあああああもーー事務仕事したくねええええええ!」ギシッ
長門「…仕方無いだろう、もうじき大規模作戦が発動されると発表があったのだからな」バサッ
「これはそのための前準備…色々と要り様なのだろう?」カリカリ カリカリ
提督「んんっ…まぁ正論ですな」グイー
長門「こうして私達も協力しているではないか。あと少しの辛抱なのだ、我慢してくれ」
提督「そうは言っても体は言うことを聞いてはくれんのですよ…お"ぉっ…」ゴキッ ゴキリッ
「っ…あ"ー体が痛い」
長門「なんだ、もう歳か」カリカリ
提督「そーかもなぁ」フー…
長門「……そこは否定してほしかったのだが」
提督「だって事実だもの。お世辞にも若いとは言えない歳だろう、もう」
長門(嘘をつけ)カリカリ
提督「…あぁそうだ、せっかくだしマッサージでもしてくれよ。力あるだろ?」
長門「……ふぅ、仕方無いな」クスッ
「ほら、そこに横になれ」ガタッ
提督「ありがとう!ではよろしく頼むっ」バスン
長門「全く…前はこのくらいで音を上げるようなタマではなかったのだがな」
提督「そうしたいとこなんだがね、どーにもそれだと心配かけちゃうみたいで」
長門「…ま、そうか…そうだろうな。……上着は脱がなくていいのか?」
提督「おーっと、忘れてた忘れてた…」イソイソ
長門「ほら、掛けてきてやるからこちらに寄越せ」
提督「ん、頼む」スッ
長門「……」コツコツ
(…これも随分とくたびれてきたものだな。あとで皆で新しい軍服でも買ってやろうか)スッ
「…よし、ではうつ伏せになってくれ」
提督「よろしくぅ」ゴロン
長門「痛かったら言ってくれ…ふっ」グイッ
提督「あ"あ"っ」
長門「っ! す、すまない。大丈夫か?」パッ
提督「あぁいや、大丈夫大丈夫…いやー予想以上に凝ってるみたいだなぁ、あっはは」
長門「そ、そうか…ならばいいのだが」グリッ
提督「お"ぉう"っふ」
長門「……」グリグリ
提督「あ"ぁーー…」
長門「…力の加減はこのくらいでどうだ?」グイッグイッ
提督「い"いっかん"っじっぃい"っ」
412 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/06/03(水) 05:23:41.95 ID:FqkhMQF80
長門「……」グニッグニッ
提督「ふうー……」
長門「……ふっ」グイーッ
提督「お"ふぅ……」
長門「……」グイッグイッ
(……無言だとつまらんな)
提督「あ"ー…寝ちゃいそう」ウトウト
長門「…あぁ、ならば寝ていいぞ」グリグリグリ
提督「ぉー……わかった……」
長門(……寝られてしまうといよいよつまらん)グッグッ
提督「……ふー……すかー……」Zzz
長門(早っ)グリッグリッ
(…まぁ、無理も無いか。ここ最近はしっかりと寝られていないようだしな)
(少しだけ、今だけは寝かせてやろうじゃないか……)グリッグリッ
―――――――――
――――――
―――
提督「すぅ……すぅ……」
長門「……ふぅ…さて、このくらいで充分だろう」スッ
「……ふっ、気持ち良さそうに寝て、全く羨ましい……」
「…………」
「っ」キョロキョロ
「……す、少しだけ私も……」/// イソイソ
「…………」/// モゾモゾ
(……相変わらず……大きな背中だ)ギュッ
(背丈は私と大差無い筈だが…存在感というのか、不思議なものだな)
「守ってやりたい…が…いつも…守られて……」ウトウト
413 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/06/03(水) 05:25:00.65 ID:FqkhMQF80
―――――――――
――――――
―――
??「……さい……きて…起きて頂戴」ユサユサ
長門「…んぐ……ん"ん、なんだ…人が気持ち良く……」ムクリ
「寝"っ」ピシッ
加賀「…………」
長門「」
加賀「……どういう状況か説明してもらえるかしら」ゴゴゴゴ
長門「…え…あ、そっその、だな……そのぉ……あのぉ……」ダラダラ
加賀「………説 明 し て も ら え る か し ら」
長門「ちっ違う!違うんだ加賀!こっこれはだな、そのぉ……」アセアセ
提督「…ん………っ!!!」バッ ←@今何時だ!?という焦り
長門「あっ…」
提督「…?」
加賀「……」 ←Aいつの間にか加賀が演習から帰ってきていた
提督「…!?」バッ
長門「……」 ←Bいつの間にか長門が同じベッドに入ってきている
提督「!!!???」ポヒー ←結果:思考がパンク
加賀「…おはよう、今はおおよそヒトロクフタマルよ」
提督「ヒト…えぁあ!?ちっちょっえっ、なぁっ…なぁんだよ、お前長門、お前まで寝ちゃったのかよ!!ああああやっばいなぁこれ!!」ガタッ
加賀「…大丈夫? 私も手伝うわ」
提督「あーいや!それよりもほら、自分のことを」
加賀「もう済ませているわ」
提督「えっ、あそう? そっか、んじゃあ頼んだ!」ゴソゴソ
長門「えっと……」
提督「あぁえっとだな…長門、お前はあれだ、あのー、手の空いてる奴呼んできてくれ! 手伝ってもらわなきゃ間に合わんこれ」ビシッ
長門「わ、分かった! すぐに呼んでくる!」ガタッ
提督「あぁそうだ長門、マッサージありがとな!」
「っあーこれ今日中に終わるかな……」ドタドタ
加賀「…ふー、まったく……長門?」ギロッ
長門「っ! な、なんd…ナンデショウ!?」ビクーッ
加賀「……あの人の様子からして、きっと疚しいことはしていないでしょうから、今回は特に何も言いません」ジトッ
長門「あ、あぁ……」
加賀「……ですが」
「あの人は私の夫です。それを忘れないよう」
長門「…分かっているさ」
加賀「…では」クルッ
長門「……」スッ
がちゃっ、ばたん。
長門「…………」コツ コツ コツ コツ
(……分かっている。分かっているのだ…頭では)
(分かっては、いるのだ……)
「……はぁ……」コツ コツ コツ コツ
414 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/06/03(水) 05:38:16.22 ID:FqkhMQF80
今更だけど、この提督寝てばっかじゃねーか!!
うーん、どうも寝てしまうシチュエーションばっかり思いついてしまうんですよね・・・
そしてようやくの長門さん回
この人はたぶん「男の取り合い」ってのは出来ないタイプの女性でしょうね、個人的にはそんな印象を受けます
かといって男相手に真正面からぶつかっていけるような性格かというと、そういうわけでもなく。
「不慣れなことはてんで苦手」といった塩梅でしょうかね
問題は、それで自分自身諦めがつけられればいいんだけれど。と、いう話です
そしてこれは、作品と関係無い個人的なお話ですが。
諦めたいけれど、諦めたくない
矛盾した、自分勝手な自分が大嫌い
もしも、そんな自分を肯定してくれる人間がいたら?
私なら、申し訳なくて死にたくなります
415 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2015/06/03(水) 07:25:57.59 ID:gL33eCZz0
次大鯨お願いします
416 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/06/03(水) 09:59:44.61 ID:FqkhMQF80
しまった、安価指定忘れてましたね
次の安価は直下!
>>415
さんも、もっかい大丈夫ですよ
417 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/03(水) 10:00:21.97 ID:ZJcP7qquO
五月雨
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/04(木) 09:28:38.63 ID:lshavyzro
甘えて安心するシチュだとついついうとうとしちゃうよね
419 :
◆Ear7SFfAVg
[sage]:2015/06/19(金) 10:36:14.47 ID:wdLFdQo40
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431673886/
ほーう・・・ほほーう・・・(恍惚)
五月雨ちゃんもうしばしお待ちください
真面目っ子だと描写しづらいです
たぶん私が不真面目だからだと思います
出来上がるまでは上に挙げたSSでもお読みになっていてください
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/29(月) 04:16:57.41 ID:lm9LM4tcO
ほ
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/08(水) 21:06:26.65 ID:Z4UJWqoBo
ほ
422 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/07/20(月) 04:46:35.42 ID:MReJOfvD0
<番外編12:歌>
―――――――――
――――――
―――
提督「…ふぅ、とりあえず今日の分の工廠への指示は全部出したから…」コツコツ
(さぁて、次は本営から回ってきた書類の確認だな)
<〜…♪
提督「…ん?歌…?」
(…執務室から、か?)
がちゃり。
加賀「っ!」ビクッ
提督「……あぁ、加賀が歌ってたのか」
加賀「!」///
「…聞こえていたかしら」///
提督「ん、微かにだけど」
加賀「……」///
提督「しかし、意外だな。加賀も歌とか歌うんだな」スタスタ
加賀「…それは、まあ…多少は…」///
提督「しかも上手いし」
加賀「えっ」///
提督「え?いや、『えっ』って…俺は良い歌声だったと思うが…よっこいせ」ギシッ
加賀「…そん…そんなこと…」///
提督「……」ゴソゴソ
加賀「……」///
提督「…もっと、聞きたいな」
加賀「…!」///
提督「何か歌ってみてよ」
加賀「…その、恥ずかしいから…」///
提督「えぇー…残念、せっかく綺麗な歌声だったのに」
加賀「っ! さ、先程から恥ずかしいことを言わないでっ」///
提督「……」
加賀「……」///
提督「…駄目?」
加賀「……気が向いたら…そうね、歌ってあげるわ」///
提督「ふっ…そっか、楽しみにしてるよ」
加賀「…全く…」///
423 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/07/20(月) 04:50:18.76 ID:MReJOfvD0
間違ってsageてしもうた・・・
えー皆さんお久しぶりです
生きております
色々忙しくてなかなかこちらに時間が割けません
ふぇぇいい加減続き書きたいよぉ・・・
424 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/07/20(月) 04:52:20.71 ID:MReJOfvD0
しかし加賀さん歌手デビューですか
しかも上手いですし
これでは輪をかけてハイスペック空母になってしまうずい・・・
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/20(月) 09:21:29.12 ID:LiXdnrSw0
加賀の歌が上手いので
那珂ちゃんのファンやめます
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/21(火) 07:54:20.65 ID:eCm8av6xo
加賀さんも〜那珂ちゃんと一緒に〜アイドルやろうよ〜
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/30(木) 11:07:12.20 ID:2v2nlY1P0
更新、待ってるで。
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/19(水) 02:26:05.58 ID:PwA4hv8S0
良スレ
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/23(日) 14:33:29.30 ID:R6yh+OSF0
続き書くんだよ
あくしろよ
430 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/08/27(木) 20:37:39.75 ID:BaWK8Fpt0
<番外編13:いつの日か>
―――――――――
――――――
―――
………おぎゃあ!おぎゃあ!
―――おめでとうございます!元気な女の子ですよ!
「っ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
……良かった、無事に生まれたのね
意識は半ば朦朧としている
出産がこんなに苦労するものだったなんて
最前線で戦っていたときのほうがまだマシだったかも…
…それでも今は
―――お母さん、抱いてあげてください
……暖かい
この暖かく、愛おしく、この上なく尊い宝玉を
その温度を感じることに全身全霊を傾けよう
「加賀、お疲れ様」
…あぁ
最愛のひとが私の頭を優しく撫でる
私は今、ありったけの幸せに包まれている
私は今、とめどない愛に満ち満ちている
そうか、これが
母親になるということなのね
―――お父さんも抱いてみますか?
「あ…ぜひ、お願いします」
…何をそんなにおっかなびっくり抱いているの
その子は私とあなたの子なのよ
あなたはたった今から父親なの
もっと堂々としてもらわないと困るわ…
「加賀」
「……なに」
「ありがとう」
「ありがとう…無事に生んでくれて」
そう言って最愛の人は顔をくしゃりと歪めて
あぁ、やめて頂戴
そんな顔をしないで
あなたにそんな顔をされたら私まで
私まで―――
431 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/08/27(木) 20:39:54.58 ID:BaWK8Fpt0
―――――――――
――――――
―――
加賀「…………」
むくり。
加賀「…………」ボー
提督「すー…すー…」Zzz
加賀「……夢……」
(……この人と私の、子供)
(……)
(いつかそんな日が、ほんとうに訪れるのかしら)
もしそんな日が本当に訪れたなら―――
加賀「…………」モゾモゾ
ぎゅっ。
提督「ん……すー…すー…」Zzz
加賀(…流石に気分が高揚してしまうでしょうね、きっと)///
432 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/08/27(木) 20:41:42.84 ID:BaWK8Fpt0
―――――――――
――――――
―――
加賀「……なんていう夢を見たわ、ゆうべ」モグモグ
提督「…そっか」モグモグ
加賀「……」モグモグ
提督「幸せだったか?その夢」
加賀「……えぇ……とても。とっても、幸せな夢だったわ」
提督「そっか」モグモグ
「…あ、お醤油取ってもらえる?」
加賀「はい」
提督「ん、ありがと」チー
加賀「……」モグモグ
提督「……」モグモグ
加賀「……」モグモグ
提督「……その夢さ」モグモグ
加賀「…?」モグモグ
提督「…正夢にしてやろうか」
加賀「……」モグモグ
「……っ!!」///
提督「……」ジッ
加賀「ぁ……その……」///
提督「……」
加賀「…ぇと…」///
提督「……ママー、ぼくおなかすいたでちゅ〜」
加賀「」
提督「……」
加賀「」ドンビキ
提督「……ツッコんでよ!! ちょっとぉ!!」///
433 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/08/27(木) 20:43:57.71 ID:BaWK8Fpt0
おめでとうございます
どうか今世では幸せな一生を過ごせますように
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/28(金) 12:58:10.10 ID:MSkZUs7+O
おつ
これは良い
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2015/08/31(月) 00:06:43.95 ID:+JRv9NXh0
加賀さんがアイドルとか…
なんか嫌
436 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/09/02(水) 07:11:40.88 ID:DQlRgQrS0
「五月雨ちゃんに甘える」というお題の消化がこれまた非常に難しく、続きの執筆に四苦八苦している次第で御座います
あぁ、特に誰にも甘えやしない「番外編」ばかりが増えていく・・・
といっても別スレ立てるほどのボリュームは無いしなぁ・・・難儀
437 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/09/02(水) 07:15:54.27 ID:DQlRgQrS0
<番外編14:新しい航空機>
―――――――――
――――――
―――
加賀「…新型の艦載機?」
提督「うん、なんでも今試作中のがあるらしくて、そいつの試験運用をしてほしいんだと。空技廠からの依頼」
加賀「機種は」
提督「…確か攻撃機って言っていたな」
加賀「攻撃機…それを私達の部隊で実際に使ってみて塩梅を確かめてほしい、と」
提督「そう。諸々の試験飛行は済んでるらしいが空母では一度も運用されてない」
「…で、そのテスト役をお前に頼みたい」
加賀「分かったわ。次の訓練で使ってみた後、結果を報告書にまとめて提出するわね」
提督「よろしく頼むな」
加賀「…それで、肝心の機体はどこにあるの?」
提督「船渠に持ってきてもらう手はずになってる。もうそろそろ頃合じゃあないかな…よし、んじゃ一緒に見に行くか」
加賀「新型機…流石に気分が高揚するわ」
―――――――――
――――――
―――
提督「…で、船渠にやってきたわけですが」
妖精「あ、提督さん! どうも、空技廠の者です。もう運び込み終わりましたよ」
提督「あぁこれはどうも、いや遠路はるばるお疲れ様です」
妖精「いえいえこちらこそ、お忙しいなかでこのような…」
加賀「これが…新型の艦攻…?」
(機首の形からして発動機は液冷…『彗星』に似ているけれど、それ以外にもどこかで見たことがあるような…)
提督「…さて、それじゃあ担当さん、説明のほうをお願いします」
妖精「はい、これは『M6A1-K 南山』という…あぁ、これはまだ仮称なんですがね…まぁ、とにかくそういうものです」
提督「あー、こいつがあの」
妖精「はい。見てもう既にお分かりかもしれませんが、これは『晴嵐』のフロートの部分を引き込み脚に変更して…」
加賀「あぁ」
提督「どした?」
加賀「あ、いえ…道理で見覚えがあるなと思っただけ、気にしないで…担当さん御免なさい、続けてください」
妖精「はい。で、ですね、その晴嵐を要は陸攻にしたもの、それをさらに着艦フックを設けて艦上機化したものがこちらです」
提督「へぇ、しかしあいつを艦上機に…えーそんなこと出来ちゃうのかぁ、マジかぁ」
妖精「特徴は概ね晴嵐のほうと同様です。ただ、『彗星』ほどではありませんが離着艦時に速度が必要になるので注意してください」
提督「分かりました、ご丁寧にありがとうございます」
妖精「いえいえ、こちらこそどうぞよろしくお願いいたします、はい…それでは、あのー私はこのへんで…」
提督「えぇそんな、せっかくですから何か、お茶くらい飲んで行かれては?」
妖精「いやぁありがたいんですが実はこの後すぐ、用事がありまして…」
提督「あーそうですか、分かりました。それじゃあ、どうかお気をつけて…」ペコッ
妖精「はい、それでは失礼しますー」ペコッ
加賀(ほんとおっさん臭いやり取りね……)
438 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/09/02(水) 07:16:45.89 ID:DQlRgQrS0
提督「ふぅ……さて、それじゃあこいつのデータは追々取ってもらうとして…」
加賀「……」
提督「…しかし南山の艦上機仕様ねぇ、こういうのが『有り』なんだ…」
加賀「……?」
提督「…てことは終戦時にまだ存在していなかった仕様でもいけるってことなんだなぁ艦娘の装備は…」ブツブツ
加賀「……提督?」
提督「あぁそういや『震電』使ってるとこもあるんじゃなかったっけか……」ブツブツ
加賀「!?」ピクッ
提督「6翅…あれは空冷より水冷のほうが、いやいっそネ20……武装は特呂を使ってボーンッと…」ブツブツ
加賀(………嫌な予感)ゾクッ
提督「加賀」
加賀「っ…な、なに?」
提督「もっと強い飛行機欲しくない?」
加賀「え、えぇ、そうね」
提督「どうせなら敵の飛行機はボンボン打ち落としたいよなぁ」
加賀「そうね」
提督「船だってボカンボカン沈めたいよなぁ?」
加賀「ソウネ」トオイメ
提督「急降下爆撃なんかじゃ物足りねぇよなぁ…!?」
加賀「……ソーデスネ」
提督「……南山改も震電改も有りなんだろ? だったらもう何だって有りだよなぁ!?」ニヤァァァァ
加賀「…ちょっと」
提督「 血 が 騒 ぐ 」 ←機械オタク
加賀「ちょっと!!」
提督「いっちょ明石に相談して来る」ザリッ
加賀「待ちなさい! いったい何をする気!?」ガッ
提督「まずは強い艦上機を作らせる」ビシッ
加賀「……強い艦上機、とは」
提督「超高速爆撃機、及びそれを護衛する超高高度戦闘機」
加賀「ちょうっ……何をさせる気!?」
提督「大出力の高速戦闘機で制空権を一気に掌握、その後爆撃機が高度1万メートルから急降下しロケット推進式の中型徹甲爆弾を投下…」
「超音速で敵艦に叩き込み誘爆による継戦能力喪失を狙う! 要は原始的な無誘導ASM(空対艦ミサイル)だッ!」ドーン
加賀「無茶苦茶すぎる!!」ガビーン
提督「そうすると連携取るのに今度は高性能な無線も要るし、ミサイルもゆくゆくは誘導式にしてぇよなぁ…! おぉ〜やることいっぱいだ!!」キラキラ
加賀「っ……」クラッ
提督「善は急げ! ちょっと明石んとこ行ってくる!!」ダダダダダダ
加賀「あっ!……あぁ……ついていけない……」ゲンナリ
なお、この後ジェットエンジンも排気タービンもまだロクに作れないことが判明し提督の野望は早々に頓挫した
439 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/09/02(水) 07:45:51.48 ID:DQlRgQrS0
ちなみに航空機用の噴進爆弾は旧日本軍もきっちり実用化していたようで、ゼロ戦に搭載されていた記録も残っているらしいですね
せっかく南山まで引っ張り出してきたことですし、烈風や震電だって実装済みなんですから、ここまできたらどうせなら「キ94U」とか「P51マスタング」とか、いっそのこと「XP-72」とか持ってきちゃったらいいんじゃないですかね
とりわけロールスロイス・マーリンは本当に良く出来たエンジンですから大いに妖精さん達の参考になることでしょう
個人的には工作技術に物を言わせて力づくで仕上げました!って感じのDB600系なんかよりよっぽど気に入っています(あれが軍用じゃなくて民生品だったらまた評価も違ったんですが・・・)
でも中島・誉はもっと好き(ボソッ)
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/02(水) 07:49:22.93 ID:vFembWomo
おつー
バルキリー作る位してみろぉ
441 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/09/02(水) 08:19:09.87 ID:DQlRgQrS0
>>440
マッハ3で飛ぶ戦略爆撃機だなんてハイテクすぎるからダメです(半ギレ)
もっと歪でもいいからローテクでメカニカルじゃないとワクワクしないじゃあないですか
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2015/09/12(土) 10:40:19.56 ID:fAXcDdaN0
夢に出てくるくらい加賀さんの事が好きなんだ
加賀さんに甘えたい
443 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/09/30(水) 06:51:35.64 ID:0qArgMZ70
「艦娘が提督さんに甘える」シチュエーションしか思い浮かばない苦しみ
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/30(水) 14:16:20.70 ID:2s0ORCmxO
提督が艦娘に甘えてるならいつも甘えられる側の艦娘が甘えて来ても良いじゃない
大和とか武蔵みたいな普段甘えて来なさそうな艦娘なら尚更
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/09/30(水) 14:17:37.66 ID:Lu/W9pqPO
サミィ
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/10/14(水) 12:55:15.67 ID:UyYtxRKto
ほ
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/11/07(土) 14:14:17.19 ID:ZxpJEa9Mo
ほ
448 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/11/21(土) 11:43:50.49 ID:PUyyltqF0
お久しぶりです
現在少しずつ本筋を書いております
このまま滞りなく最後まで行けば連休中には投下できるでしょう
今しばらくお待ちくださいませ
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/11/21(土) 12:18:03.77 ID:iHnYgLh8O
期待
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/11/21(土) 13:55:56.84 ID:iPOUSMq9o
待ってた
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/11/21(土) 13:56:51.05 ID:iPOUSMq9o
ageごめん
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2015/11/25(水) 01:40:46.13 ID:GG7ipoF90
把握
453 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/11/26(木) 01:04:26.68 ID:oBYBAKMN0
難航してます
私の中では五月雨ちゃんは良い子すぎてあんまり自分勝手に動いてくれないんですよね
だからって安易にテンプレドジっ子にしちゃうのは私のプライドが許しませんし
うーむ
もうしばしお待ちヲ
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/11/26(木) 01:11:18.18 ID:NXJZNcQ9O
期待してる
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2015/12/19(土) 01:00:56.49 ID:kDUUXr/90
のんびり待ってます
456 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/12/26(土) 04:37:36.89 ID:1FLq6Cyx0
<番外編15:クリスマス2015>
時は、12月24日。
提督「…え?喧嘩?」
大淀「そうなんです、小さい子達が…!」
提督「…ぁあガキんちょ共か…分かった」ガタッ
「で? なんでまた喧嘩なんぞ」
大淀「それが…サンタが本当にいるかどうかで揉めてて」
提督「」
大淀「…ほんと、すみません……」
提督「……あー…あぁー……そっかぁ…サンタさんねぇ…」
大淀「その…こればっかりは、私達では、ちょっと、説明もその、しづらいものですから」
提督「そんで俺の出番ですか」
大淀「はい…その…」
提督「んー大丈夫大丈夫、そこらへんはね、うん、ちゃんと上手く説明できるから」
大淀「本当ですか? はぁ、ありがとうございます…」
提督「それより喧嘩してるんなら早いとこ止めないとな」
大淀「あっそうでした、急ぎましょう…!」
457 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/12/26(土) 04:38:14.49 ID:1FLq6Cyx0
―――――――――
――――――
―――
提督「…で」
大淀「……」
清霜「いるもん!! サンタさんは本当にいるの!!」
雪風「そうです! サンタさんは実在します!」
曙「あんたたちもしつっこいわね! サンタさんなんているわけないじゃない!」
暁「そうよ、1人前のレディはそんなとし、とし、とし…」
響「都市伝説」ボソッ
暁「…そう、『としでんてつ』なんてものに騙されたりしないのよ!」
電「さ、サンタさんってほんとはいないのですか…!? 陽炎ちゃん、ほんとなのですか!?」
陽炎「え゛っ私!? え、えぇっと…おー…し、不知火! あんたはどう思う!?」
不知火「!?」
電「……!」ジッ
不知火「くっ…」キッ
陽炎(ごめんなんとかして!)パクパク
不知火「…えぇと、その…信じたいのはやまやまだけど、実際の目撃情報が無い以上は安易に『実在する』とは言いがたいと思うわ…」
陽炎「堅っ」
不知火「陽炎」ギヌロ
陽炎「ごめん」
電「そんな…」シュン
ワーワーギャーギャー
提督「なんですかこの有様は」
大淀「すみません、本当すみません…」
提督「はぁ…ったく」
458 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/12/26(土) 04:39:59.98 ID:1FLq6Cyx0
若葉「…おい、提督が来たぞ」ヒソヒソ
長波「え? げっ、マジじゃん…おいみんな、提督来ちまった! いい加減騒ぐのやめろ!」
菊月「まったく…こんな時間にくだらんことで騒ぐからこうなるんだ…」
長月「サンタはいないと言われて真っ先に目の色変えた奴が何を言う」
菊月「んにっ…!」///
ざわざわ…ざわ……
提督「…俺が来てすぐ水打ったように静かになったことは褒めてやる」
「で? なんでまた喧嘩なんかしたんだお前ら」
全員「……」
提督「望月」
望月「っ!? あ、あたし!?」
提督「状況と経緯の説明を求む」
望月「…はぁ〜? なんであたしが…」
提督「こういうのいつも一番冷静に観察してるのはお前だろ」
望月「っ…」
提督「だからだ」
望月「……ぁああめんどくせー…分かったよ、えっとだなぁ…」
「清霜達が、今夜はサンタさん来てくれるかなーとかなんとか、そんな感じの会話してたんだよ」
「ただちょっと声が大きかったね、ぶっちゃけ時間を考えて欲しかったってのは事実かな」
清霜「う…ごめん」
望月「で、最終的に曙がそれでキレたんだけど…素直に『夜遅いんだから静かにして』って言やいいもんをさぁ」
「こいつも馬鹿だから『今時サンタなんて信じてるのか』とかいちいちそんな感じの言い方しやがったんだよ」
曙「ちょっと望月あんた、馬鹿って何よ馬鹿って!!」
望月「じゃー逆に聞くけど自分の行動振り返ってお利口さんな行動でしたって胸張って言える?」ジッ
曙「っ……」
望月「ちょーっとお子様だったよねぇ」
「…んで、周り巻き込んで口論になって今こんな感じ。 あい、説明終わりー。 これでいい?」
提督「ありがとう、十二分だ…異論は?」
全員「……」
提督「無いんだな…うん、やっぱり望月に聞いて正解だったな」
望月「っ……んでいちいちそういう言い方すっかなぁ」ボソッ ///
睦月(望月ちゃん、提督に褒められて嬉しそうだにゃあ)
如月(そうね睦月ちゃん)
睦月(!?)
459 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/12/26(土) 04:41:14.13 ID:1FLq6Cyx0
提督「……さて、くだらんことで喧嘩したことに対する処罰については後日通達するとして」
「争点となったからにはお前達にはサンタさんに関してちゃんと説明しなければならないな」
全員「…!」
提督「結論から言うとサンタさんは実在します」
全員「!?」
大淀(あぁ、『いる』という方向で話すんですね…)
提督「グリーンランド国際サンタクロース協会という組織があって、そこに認められた公認のサンタクロースが世界中にいます」
暁「そ、それじゃあ日本にもサンタさんがいるの!?」
提督「います。 東京都杉並区にお住まいの『パラダイス山本』という男性です」
大淀「えっ」
暁「〜〜〜!!」パァァ
大淀「ちょ、ちょっと提督、さすがにそういう分かりやすい嘘は…」
提督「ところがどっこい本当です。 公式ホームページもあるぞ」ツイツイッ
清霜「見たい見たい!」
提督「ちょっと待ってろー、今開いてるところだから…」
「……」
清霜「……」
提督「…あああああスマホが処理落ちして一向に見れん!!」
大淀「いい加減買い替えられては?」
提督「まだ使えるのに勿体無いじゃん」
大淀「そうですけど…」
提督「あとバイク買ったんで金が無い」
大淀「えぇ…」
460 :
◆Ear7SFfAVg
[saga]:2015/12/26(土) 04:41:41.52 ID:1FLq6Cyx0
清霜「あ、それなら司令官もサンタさんにお願いすればいいじゃん! 司令官ならものすごくがんばってるしプレゼントくれるよきっと!」
提督「残念ながらそれは無理だ」
清霜「えーー!? でもサンタさんってほんとにいるんでしょ?」
提督「ちょうどページ開いたから見てみるといい」スッ
清霜「んー…?」
提督「サンタクロースの仕事はあくまで『子供に夢を届けること』だ」
「確かにプレゼントを届けたりもするけど、それは病気や怪我で入院していたり児童養護施設に入っていたり…」
「そういうクリスマスを家族と一緒に過ごせないような子供達が優先なんだ」
清霜「…そっか…」
雪風「…待ってください、それならみんなにプレゼントを配ってるのはいったい誰なんですか?」
菊月「そうだ、たった1人で日本の子供たち全員に配るなど物理的に不可能だ…!」
提督「保護者が自腹切って各々プレゼントを用意している」
全員「」
大淀「提督ーーーーー!!?」ガビーン
清霜「…つ、つまり…去年清霜たちにプレゼントを用意しておいてくれたのは…」
提督「YES I AM!」バーン
清霜「ウゾダドンドコドーーーーーーーーン!!」
菊月「」
長月「た、立ったまま気絶している…」
461 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2015/12/26(土) 04:44:15.83 ID:1FLq6Cyx0
はい、というわけでクリスマス回でした
五月雨ちゃん編はほんとごめんなさい!年明けまで厳しそうです!
年末にはほら、「お祭り」がありますから・・・色々と準備せねばならないのですよ・・・
栄養ドリンクは買い込みました(白目)
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/12/26(土) 12:55:27.62 ID:ROiJIxLB0
乙です
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/12/26(土) 13:03:18.72 ID:0OqkTdCr0
提督さんがどこのブースにいるか気になるっぽい
464 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2016/01/24(日) 01:24:54.26 ID:wypVaTkE0
生存報告だけしておきます
ちょっと今時間が取れなくて、ただでさえ文章ひりだすのに時間かかるのにますます続きが書けません・・・
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/01/26(火) 20:34:38.95 ID:H6o8ulX+O
了解
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/02/23(火) 02:48:29.71 ID:AUouRzmdO
ほ
467 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2016/03/03(木) 15:05:14.45 ID:MJOI1QaR0
つづき書く暇ないンゴォォォォォォォォォォォォ
死
書きたいよぅ
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/03/03(木) 20:34:35.42 ID:Z0pvQR9xO
待ってる
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/03(木) 20:35:03.52 ID:Z0pvQR9xO
ageスマン
470 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2016/04/02(土) 03:23:28.36 ID:87mjdcFI0
おっといけない
続きを書く意思はあるのだ
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/02(土) 04:30:22.32 ID:uFK4anSn0
待ってるぞ
472 :
◆Ear7SFfAVg
[sage saga]:2016/05/01(日) 20:05:20.77 ID:g3k+1XLB0
いま
ようやく
ちゃくちてんがみえてきました
おまちくだしあ
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/01(日) 21:56:47.88 ID:fRbRksH1O
待ってる
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