男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」

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79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/09(土) 12:36:22.91 ID:fOrNQ4iSo
久しぶりに面白いの発見した!期待して待ってる
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 11:49:08.47 ID:NHCaVb06O
続きが楽しみだ
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 13:41:19.69 ID:53dmqOBsO
なんか面白そうなのあった
期待する
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/17(日) 18:20:19.25 ID:McuFmKO+o
焦らしやがる…
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/23(土) 00:22:39.76 ID:Xm9AMuCEO
まってるよ
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/27(水) 19:11:17.22 ID:ig1Mxx2gO
まだか
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/07(日) 00:52:43.55 ID:lLfPQR3uO
続きはよ!
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/09/11(木) 17:10:20.68 ID:F/CyxFaMO
ヽ( `o´)ノンゴンゴダンスの時間だあああああああああああああああ
v(`o´)vンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴンゴ若林♪L(`o´)┘
( `o´)∩ンゴンゴンゴwwwwwwwwwwwwwwww(岩嵜;) ンゴーンゴーwwwwwwwwwwww
(ノ`o´)ノンーゴンゴンゴ若林♪( `o´  )。ンゴンゴッ!(;´岩嵜)ンゴンゴンゴンゴ?ッ ヽ( 岩嵜)ノわ?かば?やし?♪
いかんのか(すまんな) ┏(`o´)┓ヨダ ヨダヨダヨダ 肩幅?♪ └(`o´)」ありがとうどういたしましてを忘れてる?┗(`o´)┓今の時代に終止符だ!(何をそんなに) 。・゚・(`o´)・゚・。
ゆくんだ若林(いかんのか!?) (`o´)勝負だ若林(いかんでしょ) o(`o´)o勝利を掴め!(お、若林か?)
┗┏┗┏┗┏(`o´)┓┛┓┛┓┛わかばーヤシの木ー ワイらがわーかーバヤシー♪
ちょwwwwフェイスブックにも若林が!?wwwwよ!フェイスブック民ゥー!wwwwww
(※^。^※)ツイッターから出る喜びを感じるんだ!wwwwwwポジハメ君可愛すぎワロタやでwwwwwwwwww
英語も練習中カッスwwwwwwwwwwwwWWWwwwwwwwwwwww???????wwwwwwwwwwWWWWWWwwwwww
(ちな東京都在住若林瑞穂23歳やけどここにいては)いかんのか!?!?wwwwww大村「駄目だろ(享楽)」←草不可避wwwwwwww
なお、好きなスポーツはサッ川カー児ンゴwwwwwwマシソンですwwwwwwwwwwぐう蓄すぎぃ!wwwwwwwwwwww
嫌い選手はメンチと本田とノウミサンやでwwwwww好きなのはメッシとチックやさかいwwwwwwwwwwww
アンチは若林騒ぐな!wwwwwwwwwwンゴオオオオオオオオwwwwwwwwカッタデー(33-4)wwwwwwww
こんなあへあへ若林まんやけどよろしくニキータwwwwwwwwwwwwwwww
ヨロシクニキー、小並感wwwwwwンゴンゴニキー、ぐう震え声wwwwww
ンゴンゴwwwwゴンゴンwwww(ぐう畜ぐうかわ)アンド(ぐう聖)
日ハム内川「(川ンゴ児ゥ)いかんの茶?!?」wwwwwwwwwwwwww
なんや!若林やんけ! (その顔は優しかった)
う?んこのホッモなカッス(お、察し)(あ、察し)あっ…(迫真)
なおわいはイライラの模様・・・(ニッコリニキ
ポロチーン(大合唱) ←チーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大松「お!(お客様ニキンゴ)?よろしくニキファル川GG児WWWW?????W」
お茶茶茶茶茶ッ茶wwwwwwwwwwwwwwww(オカン)
あのさぁぁ!あくホリデイ(憤怒)←(適当ニキ)
↑ああ?^^これは教育開始だろなあ^^(指圧)
ちょwww WAKA林に草生える可能性がBIRESON!?www(迫真ニキ
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/18(木) 00:27:12.73 ID:wkaHLZt+o
まだかねー
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/05(日) 09:43:26.99 ID:oGQqLSkAo

男「ッ……だぁあッ…!!」

─────── ガリガリガリィッ!!


声を張り上げ、限界まで体の重心を下に落としていく。

そうして同時に襲い掛かるさまようよろいの、横薙ぎの一撃を擦れ違う様に受け流して後ろへ走り抜ける。

……当然、抜けた瞬間にさまようよろいへのダメージを与える事を忘れない。




─────── ゴンッッ!!
                   ミシィッ!! バギンッッ……!!




さまよう鎧「ぐぉ……ァッ!!…?……」ズシャァッ!!


振り向き様、鎧の腰部分へ振り抜いた木槌が打ち付けられる。

僅かに破片が散り、朽ち欠けていた鎧が更に亀裂を深めて悲鳴を挙げていた。

そう……大きく体勢を崩して、遂に膝をついていたのだ。


男(常に動き続けろ……それしかコイツには勝てない、殺される……!!)

男(殴れ! 振れ! 叩きつけろ!!)ブンッ!!


─────── ゴンッ!! ガッ…ガツッ! ガンッ!!


さまよう鎧「ぐゥ…ぉ、お……ッ!!……がぁ…!」ミシッ…ミシッ…


89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/05(日) 09:49:14.00 ID:nLR1g2cto
待ってた
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/05(日) 11:18:51.05 ID:pr2z/ZgkO
やっとだー
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/05(日) 12:25:28.15 ID:A93OTcd0O

─────── ガギィッ!!

男「っ……!?」


一閃が駆け抜けたのと同時に、俺の手から大木槌が飛ばされそうになった。

それが力任せに振った裏拳によるものだと気づいたのはその後。

そして、一瞬の動揺が


さまよう鎧「シィ……ッ!!」


────────── パァンッ……


男「……?」

何かが横一文字に薙がれ、俺の左腕を叩きつけながら引っ掛けた。

だがしかしそれ以上の変化は無く、俺は全身を僅かな一瞬で動かす。

例え裏拳で弾かれようと、大木槌は俺の手にまだ握られているのだから。

ここで止まって生き残れる筈は無いのだから。


───── ヒュッ ─────


さまよう鎧「グ……、まッ……」

振り被り、大木槌を握り締める手を強めて。

刹那に感じた死の危険に声を漏らす目の前の鎧に、俺は一切の加減はしなかった。


────────── ガギュッッ!!


腕に込められる全力を乗せた一撃。

さまようよろいの頭部であるバイザーに大木槌が叩き込まれた瞬間、それまで朽ち欠けていた鎧が遂に砕けたのだ。

金属が悲鳴を挙げ、形が捻り曲がる音が鳴り響き、バイザー部分のボルトが弾かれた様に宙を舞う。

俺は……軋む大木槌を更に振り上げた。





────────── ゴッッ!!!




92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/06(月) 02:06:34.68 ID:9lTw/5eMO
よしっ
来てた!
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/06(月) 16:04:14.70 ID:cndlDU9qO




────────── ポワァ・・・ン……ッ





< ガキィンッ!! カラカランッ……!

男「はぁ……ッ、っぜぇ、はぁ……ッ…はぁぁ…っ」ドサッ


どれだけの時間が経ったのだろう。

僅かにさまようよろいが動けば、それよりも速く叩きつけて砕き。

僅かにさまようよろいが揺れればそれよりも速く強く叩きつけて粉砕した。

それこそ、右手に握っていた大木槌がボロボロになるまで金属の残骸を叩き続けたのだ。


暫くして、遂にさまようよろいが黒い煙と僅かな光の残滓に包まれて消えるまで。


俺は一切の身動きも出来ず、さまようよろいの残滓から落ちてきた腕輪と鋼の剣をただ見ていた。


男(……あの、赤い腕輪……………)

男(なんだ……? 見たことがある、確か……あれは……)フラッ…

< ドサッ


男「ぅ……う………」ズル…ズル…

男(そうだ、思い出した……)

男(……これは…『豪傑の腕輪』………)カチャ…パチンッ…


94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/06(月) 16:38:13.67 ID:cndlDU9qO


〜〜 1ヶ月後 〜〜



男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」

男「今まで真夜中にひっそりと魔物を倒してたけど」

男「なんというか……メラとか放火魔の素質に目覚めたんじゃないかと心配になる」

男「……」


男「メラッ!」バッ


< バカァアンッッ!!    カランッ! カランカランッ…!


男(多分、掌を向けなくても炎弾は出る)

男(速度も威力も……殆ど銃弾だな、現代の人間に撃ったら即死だ)

男(……俺の賢さが一定を越えているなら、そっちの補正もあるかもしれないが…期待しても無駄だな)

男(メラでこの威力……スライムやホイミスライム、奴等の攻撃力を元に考えてみれば自然かな)

男「……あ」


男「あー……またか、やっちまったな」

男「朝日を迎えちまったかー、本当にこれが病気なら俺は本当に末期だな」

95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sаge]:2014/10/06(月) 17:46:51.63 ID:mWF1W2FUO
いよいよスレタイに追いついたか
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/06(月) 18:00:25.30 ID:1fMiyZpXo

面白い
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/06(月) 18:42:29.67 ID:1o8mnA6d0
終わりですか?
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/06(月) 19:26:13.11 ID:Yl0FK/tSo
更新を待ってたよー乙
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/06(月) 19:44:01.47 ID:cndlDU9qO

────────── ダンッ!! タタタタタタタタッッ・・・!!


男(『狩場』にしている廃屋の三階屋上から飛び降りてから、いつも通り自宅に向かってフリーラン……)ダッ!!

男(我ながら、人間としてそろそろ自重しないとって気はしてきた……でもやめられない)

男(毎日が楽しい、一部の事に目を閉じれば毎日が楽しくて仕方ない)


< 「ぎゃぁあああっ!?」


男「っと……」ピタッ…

男(……そう、一部の事にさえ………目を閉じれば……)


100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/06(月) 20:21:27.67 ID:QT8DmN9UO
男なら誰もが憧れる生活の一つではある
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/06(月) 20:34:59.50 ID:D1TXUpDXO
ようやっと来なさったか
9月末まで6時間ごとに更新来てないか確認してた俺だぜ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/06(月) 22:06:28.44 ID:cndlDU9qO


< ガシャッ…ガシャッ…


リーマン「うわぁあああっ!! なんで腕が斬られて……っ、たすっ…助けてくれ誰かぁあ!!!」


さまよう鎧【シィィ……】ガシャッ…ガシャッ…

ホイミスライム【ホヨヨ…】フヨフヨ

ホイミスライムB【ホヨヨ…】フヨフヨ


男(………1ヶ月前、俺がこの生活になる様になった時から世界は変わった)

男(不可視の傷害、殺人、猟奇事件は日本だけでなく……ほぼ世界中で確認されるようになった…らしい)

< 「ひっ、ぃ……ぎゃぁぁああ……ッ…!!」

< ビシビシビシィッッ!! ズパンッ!! ブシャァァア!!!


男(……何より、日が経つに比例してスライムよりもレベルの高いモンスターが出てきてる)

男(半月前まではホイミスライムすら最大の強敵だったのが、今ではさまようよろいすら普通に出てきてる)

男(まぁ……明け方に出てきたのは初めて見たけどさ)スッ


ホイミスライムB【ホヨヨ…】ヒューンッ


男「来いよ、新技を試したいんだ」ボォウッ


103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/06(月) 22:13:44.70 ID:cndlDU9qO


< シュゥゥ……ポワァ…ン…


男「ふぅ…ホイミスライムはメラ2発で行けるな」

男(さまようよろいは近づかれなければ、一発当てて回り込めば倒せそうだ……けど)

男(丸腰で挑むものじゃないな、背中に一太刀受けて血まみれだ……やくそう一枚消費か)ムシャムシャ


< パチャッ……

男「!」


リーマン「」ピクンッ…ピクンッ…


男「……っ」ダッ!!

男(……そう、『これ』だ)

男(俺の見ている世界も、能力も、何もかも俺以外には見えてないし見てないものだ)

男(だからなのかもしれない……俺は、怖い……)

男(この楽しい生活が、誰かを助けようとして『実は寝たきりの俺が見ている夢』なんて幻想で終わってしまうのが、堪らなく怖い……)

男(だから……その『現実』を見ないために、俺は誰かが死ぬのも……モンスターと戦うのも、俺の妄想だと思うしかない)

男(……消えてしまいそうで、どうしようもできないから)


104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/06(月) 23:46:06.08 ID:9lTw/5eMO
薄ら怖い
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/06(月) 23:46:39.55 ID:9lTw/5eMO
薄ら怖い
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/10(金) 17:52:15.87 ID:US1EcmHlo
期待
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/10/14(火) 03:44:53.66 ID:QfI/oGQLO
期待
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/24(金) 00:21:57.74 ID:hO0Ur3pvO
まだか
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/06(木) 00:18:18.62 ID:3r09ct8JO
まだかー
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/06(木) 18:19:25.78 ID:cL51kt9Co
はよ
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/22(土) 14:31:49.60 ID:UAWrTLSAO
まだー
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/24(月) 09:26:25.25 ID:YQd2ILXco


< ガチャッ…バタンッ!

男「……大丈夫、目を閉じれば……問題ない」

男「……」

< ズルズル……


男「はぁ……」

男「着替えたら会社に行こう、それでもって……」ヨロヨロ…

男「いつも通りだ……今さら振り返っても、後悔しても、『もう助けられないし、見捨てた事に変わりはない』んだから……」ヨロヨロ…


男「ん……?」

男(なんだ、またタンスが開きっぱなしになってる気がする)

男(気のせいか?)

男(だとしたらヤバイな俺の頭、いや……もうやめよう…それより仕事だ仕事)


113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/24(月) 09:52:42.17 ID:3kTKt5b40
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/24(月) 10:08:30.89 ID:6UIM6gtG0
期待
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/24(月) 15:16:02.33 ID:QyBdbqnvO
セシウムまみれなのは関東では柏だけ

まあ、松戸に住んだほうが
都心にも近いし、駅もキレイになるし、放射能もないし
全然いいのは間違いない
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/26(水) 18:00:19.02 ID:HWt39IHIO
みじかっ
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/02(火) 08:06:07.91 ID:u9KseOJDO
待ってる
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/03(水) 19:52:17.28 ID:22XqSC86O

< ガチャッ


男(……いつものルートで行くか)

男(いや、今日は電車を使おう)

< カチャンッ

男「ああ……外して行かなきゃな」チャカチャカ…

男(『豪傑の腕輪』、シリーズ次第では力の基礎を25の値を上昇させるアクセサリー……)

男(とはいえ、殆どのDQ作品では15しか上がらない筈の代物だ)

男(……)

男(それでも日常生活でまともに過ごせない位には力が上がる、だから出勤時には外してる訳だ)


男(あの夜に戦ったさまようよろい、奴が特別な存在だったって事だろうなぁ)グググ……ッ

男「さて……行ってきます」





────────── タンッ・・・!

             ・・・シュタタタタタタッッ!!! ──────────






119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/03(水) 20:16:51.34 ID:zYR1oTx40
まってたー!
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/03(水) 20:50:24.06 ID:d8MWypzw0
面白いですな
頑張って完結させて欲しい
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/03(水) 22:27:31.35 ID:22XqSC86O

男(この時間なら余裕で間に合うな)

男(駅までは極力、人に見られないように建物の隙間を縫いながら走る)ダンッッ

男(フリーランニングはスーツでやるとボロボロにしちまうしなぁ、パルクールで会社行けたらどれだけ楽しい事か)

男(まぁ、【深く考える必要はない】訳だけど)タンッ


スライム【ピキィーッ】ヒョコッ

男(……そう言えば他にも変わったな、この1ヶ月)

< ゴッッ

スライム【ピギィィ……】ボシュッ…ポワァン…


男(例えば、このスライムの出現頻度)ニチャァ…

男(他の強力な奴等に比べて、コイツらは昼間でも物陰に出てくる様になってる)ダンッッ

男(……まぁ、レベル上げ出来るから良いけど)

122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/04(木) 20:57:57.45 ID:SYCcphtkO
きたっ!
待ってたよ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/21(日) 22:34:10.69 ID:UPf94eJoO
はよ
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 10:55:39.67 ID:2lLOmHTUO
見てるぜ!!
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/06(火) 11:55:48.46 ID:LjSrKTWWo
待ってるよ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/18(日) 12:18:11.64 ID:DsU91kcqo
夜な夜な凶器を片手にうろつく男
真犯人は見えない、倒すと消える
警官殺害の凶器所持
男アウトですわ〜
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 19:39:32.39 ID:vqFkfgCiO

【会社】


男「おはようございます」

女「あ、おはよー男くん」

男「今日は溜まった仕事片付なきゃですねー、終わったら一階のカフェ行きません?」

女「んー、それより気になる事があってさ? 聞いて聞いて」

男「あれ、先輩確かこないだ下のカフェにできた新メニュー食べたいって言ってましたよね?」

男「それとも今夜は飲みに行きますか?」

女「やーだよ、こんな物騒でホラーな世の中なのに外なんて出歩けないよ」

男「じゃ、どうして?」

女「ほら、うちの主任だよ」

男「主任さん?」

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 19:55:25.71 ID:vqFkfgCiO

女「ほら、主任さん……ここ1ヶ月ずっと会社を有給使ったりして休み続けてるでしょ?」

男「あー……」

女「これは他の上司に聞いたんだけど、その理由って精神的な病から来る幻覚が原因なんだって」

男「え、幻覚?」

女「そうそう」

男「通院してるんですかね、いやそれより大丈夫なんですか主任」

女「分かんない、レイプされたんじゃないかって噂もあるんだけど曖昧だし」

男「そんな……あの主任が…」

男「……で、主任の事が気がかりだと?」

女「うん、結構酷い幻覚らしくて最初の三日間はなにがなんだか分からなくて誰か向かわせる話まであったらしいの」

男「重症じゃないですか……麻薬じゃないっすよね、まさか」

女「多分……? なんでも、ドラクエのスライムが家の外を夜中うろついてるって言ってたらしいよ……」



男「…………は?」



129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/29(木) 20:01:14.76 ID:VlnolPhFO
1ヶ月はやばいな……
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 20:17:35.90 ID:vqFkfgCiO


───────── 『ど、どうしたの男くん……急に』


───────── 『先輩、主任は……もしかして夜中に徘徊するようになったとか、ありますか』


───────── 『わ……わかんないよ、でもずっと自宅療養とかで精神的に回復するの待ってるみたいだよ』


───────── 『その話をしていた上司の名前は? それと、主任の連絡先を知ってたら教えて下さい』


───────── 『男……くん…?』






◇◆◇◇◆◇◇◆◇






男「……ここが、主任の住んでるマンション…?」

男「嘘……だろ」

男「なんで、なんで誰も気づかねぇんだよ……」


男「このマンション、氷漬けにされてんじゃねえか!!」


131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/29(木) 20:41:53.63 ID:X+WO8EyXO
初ダンジョンってとこか
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/29(木) 21:05:25.74 ID:6bYqqCgyo
いいね
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/29(木) 22:21:54.06 ID:y4AzBc19O
待ちに待ってた
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/29(木) 22:35:58.36 ID:ryY4HEZKo
新キャラの登場だな!
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 07:52:33.15 ID:1XITuCpXO
きたっ
パーティ組めるのかな?
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 09:43:12.35 ID:jJ5Bu7EHO


男(……気づいてない、のか?)

男(いや違う、凍らされてるのが出入り口とかじゃないからだ)

男(つまり見えてない、でなきゃこんな明らかにヤバい物件……ニュース沙汰だろ)

男(…………)


< ゴソゴソ……


男(『豪傑の腕輪』はある、万が一モンスターが出ても多少は戦える)カチャンッ

男(剣を家に取りに行きたいけど……マンション内だ、狭い中で振り回す気になれない)

男(……主任の身に何かあったとして、それを助けられるのか?)

男(んー……まぁ、とりあえずあれだ)

男(正面玄関から行ったらカメラに映る、適当な所から二階まで跳ぶしかねぇな)


137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 09:49:48.20 ID:jJ5Bu7EHO

【氷のマンション・2F】


──────── スタンッ……!



男「っと、と……!」

男(思ったより凄いな、かなり分厚い氷が内部の天井も通路も全部凍らせてる)

男(モンスターがやったとしたら……なんだ、まさか何処かの妖精の国を冬にした女王じゃないだろうな)

男(メラで溶かせるかもしれないけど……どこまで俺が連射出来るか分からないしなぁ)

男「ってか寒っ」ブルッ



< ヒュォオオオオオ………………


男「……今の、風か?」

男(やっぱりなんかおかしいな、糞……会社のスーツのまま来るんじゃなかった)

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 10:05:31.67 ID:jJ5Bu7EHO

< カツン……カツン……


男(……主任の住んでるのは六階だ、上がるなら階段だと思ってたんだがな)

男「普通、階段の扉まで凍らすかよ……おい」ガチャガチャ

男「どうするかね、これ」

男「……」

男「メラッ!」バッ



< バァンッッ!!      ジュゥゥ……



男(……割れない溶けない、なーんてダンジョンの氷みたいな性質だったらやばかったな)

男(とりあえずマンションの住人に見つかる前に行こうかね)ガチャッ

< カツン……カツン……


139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 15:06:55.75 ID:i5M4loLe0
続きが気になる。
ついにパーティでも組むのか??
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 16:25:43.71 ID:spK/MpUDO
>140
私のパンティを組んでみるか?
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 16:27:00.86 ID:spK/MpUDO
>139 だったパンティ履かないでスカート散歩の刑に服してきます
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/30(金) 17:56:40.12 ID:sX+jbCAyO
面白いね
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 21:44:59.54 ID:jJ5Bu7EHO


「……あれは、男…さん?」


「こんな時間に何をしてるの……」


< バァンッ


「!」


「魔法……ということは、男さんも?」


「……違う、そんなはずない」


「あれはモンスター、そう……魔物」


「…………倒さなきゃ……私が世界を守るんだから、私が……殺さなきゃ…」


「ごめんね男さん、ううん、似てるだけの魔物だよね」


「行かなきゃ……」ダッ……!!


144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 21:48:25.55 ID:gTdScLTPo
モシャスとかあるから仕方ないな
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 22:15:08.46 ID:jJ5Bu7EHO


【氷のマンション・3F】



男(クソ、四階までの階段は崩れてる)

男(……いや、というかある意味ではこれって重要な崩壊な気もするな)

男(ここの住人が全員エレベーター使ってるとしても、一人はこの非常階段使うんじゃないかな?)

男(あー、とは言ってもたまたま使わなくて気づかれない、なんてのもあるか)

男(もしくは…………)


< ヴオゥンッ


男「は!?」バッ





アルミラージ【………】スタンッ

アルミラージB【………】スタンッ

アルミラージC【………】スタンッ

アルミラージD【………】スタンッ

アルミラージE【………】スタンッ



146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 22:26:43.41 ID:jJ5Bu7EHO

男(……紫色の毛並み、額の一角、あれは……アルミラージ?)

男(って、ふざけるな……! あいつら何処から出てきた!?)

男(さっきの音もなんだ? まずい、さまようよろい程では無いにせよこんな狭い通路じゃ……!!)


────────── ダダッ!!


アルミラージC【キィッ】


男「はッえぇ……!!」バッ

男「!?」



アルミラージE【キィッ】ダダッ!!

アルミラージ【キィッ】ダダッ!!

アルミラージB【キィッ】ダダッ!!


男(ヤッ……べぇ…………!!?)


147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 23:59:46.89 ID:4kf69vC/o
謎が深まるね
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 01:30:28.43 ID:QSlK2wMFO
ぱふぱふのお姉さんも現実化してくれるんだよね…ウヒヒ

あぶないみすぎきた踊り子とか
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/31(土) 11:26:57.15 ID:fUluSgMLO


< ゴッ!!


男(落ち着け落ち着け!! よく見ろ、危惧すべきはあの一角だろがッ)ズザァッ

男(間一髪避けたとはいえ、刺されれば重傷)

男(一角が半ば以上、氷の張られたマンション壁のコンクリートに突き立てられてやがる……防ぐのは無しだ)


男「メラッ!」バッ


< ボンッッ!!

アルミラージC【ギィッ!?】ドシャァッ


アルミラージE【キィッ】ダダッ!!

男「ッ……!」ヒュッ


──────── グシャァアアッ

< ドシャァッ……ポワァン……


男(メラで吹っ飛ばした奴はまだ生きてる、なら殴って倒す方が早そうか)

男(落ち着け……落ち着け、さまようよろいに比べたら何も恐くねぇ……)

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/31(土) 11:36:15.03 ID:fUluSgMLO

< ダダッ!!

< 「らぁっ!!」ヒュッ

< グシャァアッ!……ポワァン……


< 「よし……カウンター決めれば頭を潰せるな」

< 「来いウサギ共!!」












【……シィィ…………】

【……】

< チャキンッ

【…シィィ……ァアァハハァハハハハあハハハハッッ!!】ケタケタケタケタ


───── ヴオゥンッ ─────












151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/31(土) 11:55:28.18 ID:fUluSgMLO


< 【 アァハハァハハハハあハハハハッッ!! 】



男「っ!?」ビクゥッ


真夜中のマンション、いや、近辺全体にすら響き渡る様な甲高くもどこか低い笑い声が鳴った。

それは戦いに集中していた俺でさえ、足が竦む程の異質な警告音に聴こえたのだ。

現に目の前のアルミラージも動きを止めて……



────────── ヒュルンッ……



アルミラージ【キッ……ギュア 】



……動きを止めた瞬間、アルミラージの横にある『住人の部屋から』扉ごと一閃が薙いだ。

そして俺がその一瞬の光景に凍りついていると、予感していた結末が訪れた。


< ズルッ……ビシャッ…ポワァン


男(ッッ……ッ!!)


アルミラージの体が遅れて分断され、氷の張った通路床に崩れ落ちる。

消えていくモンスターの残滓を見た俺の体が即座にマンションの外へ飛び出そうとした。

何も考えていない、反射的な逃走。

しかし。

手摺に足をかけた瞬間にその行動は遅かった事を俺は思い知らされた。


堕ちる様にマンションから落下する俺を追いかけてきた、1体の死神によって。


152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/31(土) 13:45:52.27 ID:fUluSgMLO


< ヒュゥゥゥッ……

男(……ッ)バッ




───── ヴオゥンッ ─────




男「今の……!?…嘘だろ…」

男「こいつ、たしか……」ヒュゥゥゥッ





死神【 アァハハァハハハハあハハハハ……アハハハハハハハハハハハッッ!! 】






男(ドラクエ2か…? 死神なのは間違いないだろうが……ッ)

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 11:26:10.01 ID:AYvWS+r8O

手摺から飛んだ俺の背後から、空気を布が叩き煽る様な音を慣らして現れたのは死神。

扉という障害物をすり抜け、凍りついた手摺を乗り越えながら、高速で浮遊するその橙色の煙にも見えるローブに身を包んだ者。

手に持つのは、一目でそれと分かる巨大な鎌。

そして何よりも……鳥肌が立つ程に白い顔の中で光る赤い眼と裂けた様に笑う口。


さまようよろいや、人を撲殺するおおきづち等とは決して違う種類の恐怖。



男「うぉわぁあああああああ!!!!」バッ

男(だ、駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ……!! 攻撃、冷静、お、落ち着……)



唇が震えて呪文を叫ぶ事が出来ない。

もうすぐ地面のアスファルトに叩きつけられてしまうのに、俺は眼前に迫る死神から意識を逸らす事が出来なくなっていた。


死神【ァァああははァはァはあはははァはハッ!!!】


死神の鎌が高速で回転し、夜空を背後にした切っ先が突き立てるかの様に俺を…………



154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 11:39:46.44 ID:O5W7ZiLxO
(お、キルバーンか?)
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 11:55:34.13 ID:AYvWS+r8O


────────── 「『ヒャド』ッ!!」



死神の鎌が振り下ろされ、俺の胸を地面に縫い付けるより早く、何処からか撃ち込む様な声が走る。


死神【シィッ……!?】


直後、二本の太い……淡く蒼白に光る矢が死神を側面から襲ったのだ。

反射的に、俺は矢が飛来した方へ視線を移そうとする。

……だが同時に俺は、長く感じた僅かな一瞬の出来事を目にしながら遂にアスファルトへ背中から叩きつけられてしまった。


< ドッッ!!

男「ぅぐはァッ……っ…!!」


咄嗟に後頭部へ手を回していたものの、心臓がバウンドするにも似た凄まじい衝撃に打たれ、揺さぶられた意識が一気に潰されてしまう。

目蓋を開ける力すら、気怠くなり……そのまま俺は全身の力を手放した。



<     「 ?  っ!!    っ」



誰かが俺の体を揺さぶっている。

何処か、久しぶりに聞いた声の筈なのに、返事が出来ない。

数瞬して揺さぶってくる相手は俺が意識を戻さないのが確実だったからか、そのまま強引に俺を背負うと走り出した。

そうして……俺は顔に当たる夜風を気持ちよく思いながら、僅かな意識が完全に途絶えた。

156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 13:23:19.83 ID:QaOve74VO
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 13:27:55.98 ID:hZ/QKNIzO
意識が戻ってボンヤリと瞼を開けると見知った顔の女性が俺の上に跨り腰を激しく上下させていた。

それと同時に激しい快楽が俺を襲い腰を降っている女性の膣に俺の精をぶちまけた
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 14:31:14.71 ID:8KJAfKjM0
>>157
一瞬>>1かと思ったじゃねえか
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 14:42:51.61 ID:J+g53hhjo
>>157
嫌いじゃないけど紛らわしいじゃねえか
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 15:49:29.95 ID:AYvWS+r8O



────────── ・・・


< タンッ…タンッ……

男(…………ぅ………)


誰かが、俺の胸の辺りに両手を乗せて体を揺さぶっている。

目蓋は閉じているが、その向こうは明るい。

恐らく俺は助けられたのだ。


< グイッ……ヂュップヂュップ…タンッ…タンッ…


しかし、規則的な揺れに応じて俺の体が熱くなっていく。

何が起きているのだろう、そう考えるのと同じ時に俺は自然と手を自分の腰の辺りへ伸ばしていった。

同じく熱い汗ばんだ太股が指先に触れ、そこへそっと手を伸ばして掴み撫でる。


男「っ…っ…っ……ぅ……あっ…?」

< 「ぁ ♥ んんっ… ♥ はぁっ ♥ あぁあああんっ! ♥ ♥ 」


意識が戻ってボンヤリと瞼を開けると、見知った顔の女性が俺の上に跨り腰を激しく上下させていた。

それと同時に激しい快楽が俺を襲い腰を降っている女性の膣に俺の精をぶちまけた。


161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 15:52:33.08 ID:r6Ggp57a0
えっえっ

えっ?
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 15:57:01.98 ID:AYvWS+r8O

< バサァッ



男「はッッ…………!!?」



男(い、今のは……夢?)

男(くそ……股間が大変な事に……ッ)グッショリ


< 「…………えーと、おはよう男さん」

男「ッッッッ!!!??」ガバァッ!!



主任「そ、そんなに驚かないでよ……あと、しゃ、シャワー使って良いから、少しは冷静になったら?」

男(……主任?)

男(ていうか、俺……夢精してぐっしょりーぬなパンツ履いてんのな、そりゃ冷静になれとか言われる)


主任「……ちなみに、それ以上近寄ったら警察に突き出します」


男(ああ、しかも溜まってただけに濃ゆい精子の臭い漂ってるしそりゃ警戒される……)

男(最悪だ……死にたい)


163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 16:08:18.17 ID:reMjCWZOo
拾ったwww
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 16:23:38.40 ID:QMHFHuK3o
やるじゃん
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 17:14:06.64 ID:8KJAfKjM0
うまいwwwwww
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 17:24:42.21 ID:eZzBEsTpo
わざわざ拾うなよwwwwwwww
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 17:47:37.47 ID:BfRd121WO
死に瀕すると生存本能で性欲が上がるからね、仕方ないね
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 21:17:04.89 ID:13XzNlHcO
うまいけど調子に乗って2度3度と同じことする奴が現れないか不安
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 21:49:12.02 ID:AYvWS+r8O


【某ビジネスホテル】



男「……シャワーも浴びた、冷静にもなった」

男「それで……」

主任「待って」

男「?」

主任「まずはこっちの話を聞いて、試さないと私も信用できないんですよ」

男「試すって……そっちは俺を助けてくれたのに?」


< カラン……

男「……へ?」


主任「なにも言わずにその水、飲んで下さい」

男「別に構わないっすけど、主任……このコップに沈んでるコインは?」カランカラン

主任「……いいから、水を飲みなさい」

男「………………」


170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 21:55:27.06 ID:AYvWS+r8O

< ゴクッ……ゴクッ……


男「……これで良いかな」

主任「…………」

主任「……ほん、とに…? 本当に今、飲んでたよね?」

男「え、ぁ……はい」

主任「…っ」


< ドサッ


男「ちょ、主任!?」

主任「ぅ…うっ、ぁぁ……っ」ポロポロ

男「なんで、主任……泣いてるんですか」

主任「ひっぅ……ぅあぁぁ…ん…っ」ポロポロ

主任「…っ……っく、だ……だって、私……ずっとこれは悪夢なんじゃないかって……ずっと……ずっと……っ!」ポロポロ

主任「誰もね…? 誰も信じてくれないんだよ?……テレビに映ってるのも外で人を襲ってるのもモンスターなんですよって……言っても…」ポロポロ

男「…………」


171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 22:19:11.77 ID:fwFbvQaN0
あぁ、そりゃ見えないものを見えるって言ってたらそうなるわな。
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 22:30:40.41 ID:b52wU3ywO
なるほど、魔翌力の水なのか
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 22:55:45.98 ID:2S9VxzR2o
ヒャドの氷でも溶かしたんだろうか
1ヶ月は長かっただろうな
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/01(日) 23:08:42.89 ID:lXJpkQ/tO
建物凍らしてるのが主任説
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 23:34:29.51 ID:AYvWS+r8O

主任「ぅっ…ぇえ…ん」ポロポロ

主任「でも……でも……、私は頑張ったんだよ…っ」

主任「沢山のモンスターと戦ったし……沢山のモンスターを殺した……」

男「…………」

主任「…っ、だ、だけど……だけど……っ」ポロポロ

男「主任」

主任「……っ?」ポロポロ

男「ゆっくり、落ち着いたらまた話を聞かせて下さい」

男「俺は……多分、現実ですから」


主任「……っ…うん、うん…っ」ポロポロ


男「…………」

176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/01(日) 23:46:51.03 ID:AYvWS+r8O

【深夜・ビジネスホテル裏】


男「…………」

男「…………」

男「…………」

男「…………」

男「…………」


男「………………はは」


177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/02(月) 08:42:02.79 ID:+TM7EgmRo
主任さんのレベルはどんなもんだろね
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/02(月) 11:55:55.98 ID:eSweWb0NO

普通の人なら主任みたいになるよな
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