他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【女の子と魔法と】魔導機人戦姫U 第14話〜【ロボットもの】
Check
Tweet
116 :
卵かけ御飯にかわりまして白米入り生卵がお送りします
◆22GPzIlmoh1a
[saga sage]:2014/09/16(火) 20:02:33.51 ID:PlNK1o9mo
???『Grrrrrrッ!!』
廃墟の物陰から、低いうなり声を上げて巨大な影が飛び出した。
遼『な、何だコイ……うわあぁっ!?』
巨大な影は驚愕する遼のアメノハバキリに飛び掛かり、
連射式魔導ライフルを構えていた右腕をもぎ取る。
遼の悲鳴と共にアメノハバキリはその場に倒れ込み、巨大な影はすぐさま跳躍した。
紗樹『徳倉君!? このぉっ!』
小刻みに素早い跳躍を続ける巨大な影に向けて、紗樹は魔導ライフルの弾丸をばら撒く。
凄まじい弾幕にさすがに“敵”も避ける事もままならないのか、数発の魔力弾が命中する。
だがしかし、命中した魔力弾は一瞬で掻き消されてしまう。
紗樹『コイツも結界装甲!?』
その事実に気付き、紗樹は愕然と叫ぶ。
巨大な影の速度にもようやく目が慣れて来ると、その全身に若草色のラインが走っているのが見えた。
間違いなく、オリジナルギガンティックと同じブラッドラインだ。
その姿は巨大な狼を思わせる、ヴィクセンと同じく獣型で、
彼女よりも一回りは大きなギガンティックであった。
レミィ『二人とも退いていて下さい! ここは私がっ!』
その姿を確認したレミィは、倒れた遼の機体を庇うように躍り出る。
既に空を守れるのはレミィ、フェイ、紗樹の三人だけ。
その内、フェイは満足に動けず、
新たな獣型ギガンティックにはアメノハバキリの武装は通用しない。
必然的に陸戦をレミィが引き受けるしか無かったのだ。
レミィ「フェイ! 徳倉さん達と一緒にヤツから逃げろ!」
フェイ『了解です、ヴォルピ隊員!』
レミィはフェイに指示を出すと、彼女の返事を聞く間も無く新たな狼型ギガンティックに飛び掛かる。
補助兵装として前脚に取り付けられた小型スラッシュクローに魔力を込めた一撃だ。
如何に結界装甲で守られていても、同じ結界装甲ならば貫く事が出来る。
それを分かっているのだろう、狼型ギガンティックは横に跳んでヴィクセンの一撃を避けた。
だが、レミィも回避される事を予測していたのか、
着地と同時に横に跳んで、まだ着地前の敵に向けて追撃を加える。
狼型G『Ggaaaaッ!?』
結界装甲同士が干渉して相殺されると、狼型ギガンティックはうなり声を上げて弾き飛ばされた。
ヴィクセン『キツネとオオカミ……、
体格は向こうの方が上だけど、小回りはこっちが上みたいね』
瓦礫に叩き付けられた狼型ギガンティックの様子に、ヴィクセンは確かな手応えを感じる。
人型ギガンティックに比べれば凄まじい機動性と俊敏性を誇った狼型も、
さらに機動性と俊敏性に特化して設計されたヴィクセンよりは劣るようだ。
問題は体格差だが、当たらなければ問題は無い。
そして、フェイ達もこの場を離れたようだ。
まだ改造エクスカリバーの追撃は続いているようだが、レオンも攻撃のショックから立ち直ったのか、
紗樹の機体と共に遼の機体を支えながら、後方に向けて牽制射撃を続けている。
1250.74 KB
Speed:0.1
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)