スパイク「七煌宝珠?」

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46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 06:29:17.71 ID:iLOzyUQoo
>>45
レンちゃんの可愛さを知らないなんて勿体無い人が多いんですよね…
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/25(金) 08:06:46.09 ID:RC6W2p6J0
これは生きる気力をくれるSSに出会えた。現状見ている人が居るかは判らんが気にせずどんどん書いていけばいいよ
読者なんてモンは後から付いてくるんだからさ。とりあえず続き待ってます。
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/27(日) 02:08:09.68 ID:oZL2C5o9O
おつおつ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/27(日) 16:26:59.64 ID:sqvI9QnJo
なんかちょこっと見てくれてる人増えた感じですかね
ではご期待にお応えして少しだけ…
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/27(日) 16:28:48.69 ID:sqvI9QnJo
―ビバップ号―

スパイク「で?俺が敵にボコボコにされてる間、二人でイチャイチャしてたって訳か?」

クード「あんた全然ボコボコにされてねーじゃん!!あと、今の説明でどう解釈したらそーなるんだよ!?」

ジェット「兎に角だ。レンが狙われているのは確かなんだな?」

レン「私が…七煌宝珠だから」

スパイク「しちこーこーじゅ?」

クード「しちほーこーじゅだろ?」

レン「七煌宝珠」

ジェット「お前らなぁ…」ハァ

クード「しちほーほーじゅ!!」

ジェット「もうそれは良い!!」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/27(日) 16:29:42.96 ID:sqvI9QnJo
スパイク「レンが狙われてるんならこれからは個別行動は避けたほうがいいな」

ジェット「そうだな。レンとクーには二人一組で行動してもらう。最悪襲われたとしてもリアクトして時間稼ぐくらいできるだろうしな」

クード「へっ、あんた等の助けなんかなくたって俺とレンなら敵が来ても楽勝だぜ!!」

レン「…」

クード「どうした?レン」

レン「何でもない…。もう寝る」

ジェット「なんだぁ?体調でも悪いのか、あいつ?」

スパイク「さぁな…。ただ、クーが楽勝楽勝言い出したとこから変だったな」

クード「俺が…なんか気に障ること言ったのかな…?」

ジェット「まぁ俺たちにはエディルレイドの気持ちは解らんからなぁ…」

スパイク「例えば、だが…。昔人間に力だけを求められてた、としたら…」

ジェット「さっきのクーの発言はトラウマを抉ったことになるわな」

クード「う…」

スパイク「早く行って来いよ、クー。女は怒らすと怖いぞ?」

ジェット「あぁ、そうだな…。何をされるか解ったモンじゃない」

クード「何で二人ともそんな遠い目してんだよ…。行くけどさぁ…」

スパイク「うっせ。おっさんには色々あんだよ」

ジェット「うんうん、寧ろ若いうちに色々経験しとけ」

クード「あーはいはい。反面教師にさせていただきますよー」ヒラヒラ
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/27(日) 16:32:54.35 ID:sqvI9QnJo
―レンの部屋―

コンコン

クード『レン、ちょっと良いか?』

レン「…うん」ガチャ

クード「レン、さっきのことなんだけど…。決して俺はレンを武器だとかそんな風には思ってないからな?」

レン「…何のこと??」

クード「へ…?あ、いや怒ったから部屋に行ったのかと…」

レン「何に怒ったと思ったの?」

クード「いや、べ、別に気にしてないなら良いんだ!」

レン「クーは、私のこと、好き?」

クード「!?な、ななな何言ってんの!?」

レン「私は、人間が嫌い…。私の力しか見ないから。でも、クーは変な人。エディルレイドだとか関係なく側に居てくれると思ってた」

クード「とーぜんだろ?」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/27(日) 16:38:04.25 ID:sqvI9QnJo
レン「でも、さっきので…クーも同じなのかな、って思った」

クード「違う!!俺はレンのことそんな風に思ったことはない!!」

レン「うん、それは解ってる。けど、そんな風に考える私が嫌になったの…。クーは私のことをちゃんと私として見てくれてる」

レン「なのに私はクーのことクーとしてじゃなく人間として見ちゃってたのかな、って…」

クード「レン…」

レン「ごめんんさい、クー…。私、嫌な子…」

クード「そんな事ない!!俺はレンの良いとこいっぱい知ってるし、もしそんな風に考えちゃったんだとしても、それは今までレンに酷いことをしてきた奴らの所為だ!!」

クード「時間はかかるかも知れないけど、いつか俺を俺として見てくれればいいさ」

レン「クー…」

クード「さ、今日はもう寝よう?俺なら大丈夫さ!レンと一緒に居られるだけで嬉しいんだから」

レン「クー…私も。クーと一緒に居られて嬉しい」

クード「うん、じゃあおやすみ、レン」

レン「おやすみ、クー」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/27(日) 16:56:38.61 ID:sqvI9QnJo
何かビバップの次回予告的なノリ書いてみたくなったんでちょこっとおまけを…

―おまけ―

スパイク「っとに女ってのは怖いよな…」

ジェット「全くだ。あいつも今頃何処で何してんだか…」ハァ

スパイク「お?何だ何だ、昔の女の話か?」

ジェット「違う、あのギャンブル女の話だ。あの野郎、金目のモンほとんど持ち逃げしやがって…」

スパイク「案外心配してんのな、アンタ。やっぱお母さんだぜ」

ジェット「違う!!俺が心配してんのはあいつが持ち逃げした金のほうで…ってこのやり取り、前にもしたな」

スパイク「あぁ、そんで前と同様、今回も元々この船にゃ金目のものなんて大してなかったさ」

ジェット「あぁ?そうだったか…?」

スパイク「それより、あの犬コロと馬鹿は何処に行ったんだ?」

ジェット「パソコンいじりながら『フェイフェイみーっけ!!』って言いながら出てったぞ」

スパイク「この船に小型船って俺のとお前のしかないだろ、今。どーやって出てったんだ?」

ジェット「スパイク、たまには自分の機体気にしたほうがいいぜ」

スパイク「…これだから女とガキと獣は嫌いなんだ」ハァ
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/27(日) 18:51:14.58 ID:mxzrbghJO
おつおつ
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/29(火) 04:54:41.45 ID:Dhp1fJzfo
おまけ書いてるとき思いの外楽しかったので今回もおまけから始めます。
おまけとは言いつつも本編で説明不足な点の補修的な意味もありますので悪しからず…
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/29(火) 04:56:56.98 ID:Dhp1fJzfo
―おまけ2―

クード「結局、今回は賞金首捕まえられなかったなぁ…」

スパイク「賞金稼ぎ何ざ大半が骨折り損のくたびれもうけだ。そんな甘いもんじゃねぇさ」

ジェット「普通ならもう少し楽な生活ができるんだがな…」

クード「??借金でもあんのか?」

スパイク「借金をたんまり溜め込んでる奴なら居るな。今はちょっと出てるが」

ジェット「それにしたって俺たちがこんなに貧乏なのは、お前が賞金首捕まえる度に周りに被害ばっか出すからだよ!!」

スパイク「へーへー次からは気を付けますよー」

ジェット「ったく、ホントに解ってんのか?」

クード「所でさ、今回のターゲットって何やらかした奴なんだ?」

スパイク「そーいや俺も、外見的特長だけ一通り教えられただけで名前すら聞いてねぇな」カチッシュボッ

クード「えーと…確か、全体的に黄色で痴女みたいなカチューシャ女、だっけ?」

スパイク「…ん?ちょっと待てよ。改めて聞くととっても心当たりがあるんだが…」

クード「へ?スパイクの元カノとか?」

スパイク「冗談でもよしてくれ…。あんなのと恋人だなんて頭イカレてるとしか思えねぇ」フー

ジェット「全くだ」フー

クード「えぇと、ターゲットの名前は…フェイ・バレンタイン?」

スパイク「やっぱりかよ…道理でアンタがターゲットの情報を隠したがるわけだ…」

クード「懸賞金出してんのは…エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世ぃ??無茶苦茶な名前だな…」

スパイク「そっちも身内かよ!?まぁた異様に賞金すくねぇんじゃねーのか?」

ジェット「懸賞金出してるのがエドだってとこまでは見てなかったぜ…」ヤレヤレ

スパイク「いや、アンタ絶対全部知ってて黙ってたろ!?」

クード「賞金は…七百万!?いや、7の後に小数点があるぞ…?」

スパイク「ハァ…真面目にやってたのが馬鹿みたいだ…」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/29(火) 04:59:21.75 ID:Dhp1fJzfo
―ビバップ号―

ジェット「クー、お前は確かにレンとリアクトさえすれば戦えるかもしれない。だがな、その能力には限界があるし、レンに負担を掛けることにもなる」

スパイク「そこで俺がクーを鍛えてやることにした。お前がヘマしてレンを連れ去られても困るしな」

クード「んなこと言ったって、そんなヒョロいおっさんに何ができんだよ」

スパイク「人を見かけで判断するな、ってことさ。そこのハゲも言ってたろ?」

ジェット「頭髪で判断するな、とも言ったがな」

スパイク「こりゃ失敬。俺はフサフサだから区別しやすいかと思ってな」

ジェット「とにかく、このテンパはこう見えてジークンドーの達人だ。多少マシにはなるだろーよ」

クード「ジークンドー?あの蹴り中心のやつ?」

スパイク「そ。まぁ何で攻撃するかはあんまり関係ないんだけどな」

スパイク「まず基本は全身の力を抜く。水の様になる事を意識するんだ。風でもいい」

クード「力を抜くったって戦うときに力入れなきゃ相手を倒せないじゃん」

スパイク「そうじゃない。相手がどんな攻撃をしてきても対応できるようにするんだ。そして相手の力を利用して倒す」

クード「だぁぁもう!!難しくて何言ってんのか解んねぇよ!!」

スパイク「実際体感してみると解るかもな。ほら、力いっぱいかかってきてみろ!!」

クード「偉そうなこと言って、怪我してもしらねぇぞ!!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/29(火) 05:02:50.98 ID:Dhp1fJzfo
クードはワイヤーフックをスパイクの方へ放つ。
スパイクは頭を動かすだけでそれを難なく避ける。

スパイク「ほらほら!!そんなんじゃ当たんねぇぞ!!」

スパイクは煽るが、それに対しクードはニヤリと笑う。

クード「はじめからアンタにこれが当たるとは思ってねぇ、よ!!」

クードがワイヤーを軽く引くと、クルクルとスパイクの腕に巻きつく。

スパイク「へぇ!!こんな使い方も出来るのか」

クード「関心してる場合かよ!!もうこっちのもんだぜ!!」

完全に巻きつくと、クードはワイヤーを更に引っ張りスパイクを手繰り寄せる。
それと同時に飛び上がって蹴りを入れる。次の瞬間には決着が付いていた。

クード「っ…!!」

床に叩きつけられ、声もでない様だった。

スパイク「中々やるな。でも、近接戦闘じゃあ負けねぇよ」

スパイク「ちょっとは理解できたか?」

床に倒れたままのクードを頭のほうから覗き込み尋ねる。

クード「あぁ…何となくだけど。痛ててて…」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/29(火) 05:04:10.92 ID:Dhp1fJzfo
ジェット「ま、これからしばらく面倒みてもらうんだな」

クード「よろしく頼む…。レンを守れるようになりたい」

スパイク「あんまり思いつめるなよ?力だけじゃ女の子は守れないぜ」

ジェット「それに女ってのぁ守られるだけじゃ不服らしいしな」

クード「え?でも俺はお頭に何があっても女の子は守れって育てられたぜ?」

スパイク「じゃあ一つ聞こう。そのお頭さんに恋人や妻は居たか?」

クード「そういやぁ聞いた事ねぇな、そんな話…」

スパイク「因みにこのハゲ頭のおっさんはさっきの理由で昔女に捨てられてんだ」

ジェット「スパイクテメェ…いい加減にしねぇと生身のまま宇宙に放り出すぞ」

スパイク「おーおー怖い怖い!ま、よくよく考えるこった。女は思ってること言わねーくせに察せないと怒るからな」ヒラヒラ

クード「レンが…思ってること…」ブツブツ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/07/29(火) 05:07:50.10 ID:Dhp1fJzfo
取りあえずここまでです
正直、今回はおまけが投下できりゃ満足だったので本編は軽めで
次回は八月の第2週目になるかと…それまでちょこっと忙しいので
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 16:41:30.02 ID:D5kE1ZWWO
おつおつ
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 17:27:23.15 ID:7+R+diwto
おちゅ
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/05(火) 06:21:47.69 ID:8Al/yiWUo
予告だけ投下しておきます

スパイク「なぁ、女ってのぁ何考えてんだかさっぱりだな…」

クード「どうしたんだよ、急に?」

ジェット「いやぁ、確かに解らん。ある日急に仲間になったと思ったらいきなり出て行って…」

スパイク「挙句の果てに仕事の邪魔までしてきやがる…」

レン「誰の話…?」

スパイク「跳ねっ返りで気の強い女さ…。ジェットがご執心だったんだ」

クード「へぇ…こんなおっさにもそんな時代があったんだなぁ…」

ジェット「出会ったのは三ヶ月前だがな」

クード「結構最近じゃねーか!?」

レン「ジェット…思春期?」

スパイク「そりゃオモシれぇ!!」

ジェット「…ハァ」
―――――――
???「クシュンッ!!あーやだ、風ひいたかしら…」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 10:31:34.12 ID:mJmvgfxAO

ROM専がいるのも忘れないでね(小声)
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:14:17.58 ID:Rzxy8KJ+o
お久しぶりです
ちょっとだけ投下していきます

>>65
ROM専すらいないと思ってました
嬉しい限りです
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:15:49.72 ID:Rzxy8KJ+o
―ビバップ号―
クード「フワァーあ…。オハヨー、ジェットぉ朝飯何ぃー?」

ジェット「ん?クーか、飯ならもう少し待て。今日はガニメデ名物海鼠だ」ジャージャー

スパイク「おいおい…あれ高級なだけで美味しくないっつったのアンタだぞ…」

ジェット「ガニメデに住んでる元同僚が『たくさん貰ったけど不味いからお前にやるよ』って言って送ってきたんでな」

クード「『美味しくない』ならまだしも『不味い』は聞きたくなかったぜ…」

ジェット「俺だって進んで食いたかぁないさ。だが金がねぇんだ、諦めろ」

スパイク「まぁ、俺ぁアンタの腕を信じるぜ、ジェットさん」

ジェット「そんなことより、飯食ったら出るからな。次のターゲットはコイツだ」

クード「えぇー不味いもん食ってすぐ働くのかよー」

スパイク「逆に考えるんだ、旨いもん食うために働こう、ってな…」ハァ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:16:57.47 ID:Rzxy8KJ+o
レン「おはよぅ…」

クード「おはよう、レン!」

スパイク「オハヨーさん…今日は朝っぱらからうんざりするようなニュースがあるぜ…」

レン「…?」

ジェット「今回はコイツだ」カタカタ

クード「ビーゾン…?何モンだよ、このモジャモジャ」

スパイク「きっとコイツも好きでモジャモジャなんじゃないさ…」

レン「スパイク…モジャ友…?」

スパイク「勝手に変な造語を作るんじゃねぇ…」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:18:37.40 ID:Rzxy8KJ+o
ジェット「下らん話はいい。こいつは人身売買をしているらしい。最近はエディルレイドを特に探しているって話だ」

クード「人身売買も許せねぇけど、エディルレイドを物みたいに扱うのも許せねぇな…!!」

スパイク「仕方ないさ、そういう輩がいるからこそのアークエイルだろうしな」

ジェット「あぁ、今回の賞金もそのアークエイルから出ている。人身売買だけなら見逃してもらえてただろうが、エディルレイドに手を出し始めちまったせいで追われている」

クード「なんだよそれ!!エディルレイドだとか人間だとか、そんなの関係ないだろ!!」

レン「クー…。でも、エディルレイドが差別されてるのは事実だから…」

スパイク「そーだな。そもそもそんな事俺たちがどうこう言って変わるモンでもないし、益体ないことは考えないよーにするのが吉だぜ」

ジェット「それよりも、そんな奴を一人でも多く捕まえて世の中を正しい方に導く方が有益だぜ」

スパイク「元デカのアンタらしい発言だぜ…。俺ぁ自分の周りだけでも守れるように強くなったほうがよっぽど良いと思うがね」

クード「アンタはアンタで、らしい発言だな…」

ジェット「所で…さっきから箸が進んでねぇぜ、お前ら」

レン「マズイ…」フルフル

スパイク「しかたねぇ、空腹でも働くか…」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:20:47.33 ID:Rzxy8KJ+o
―エレ・ブランカ―

スパイク「しっかし、何で所在地まで掴めてて他の賞金稼ぎたちは捕まえにこねーんだ?」

ジェット『いや…その町を訪れる賞金稼ぎは後を絶たないらしいが、全員行方不明になってる』

クード「え!?ちょっと待てよ、ジェット!!それって結構ヤバイ敵ってことじゃん!!」

ジェット『この惑星が賞金首制度を導入したのがつい最近だからな…。賞金稼ぎたちもエディルレイドについての知識に乏しいんだろう』

スパイク「つまり、相手はエディルレイドプレイヤーの可能性が高いわけか」

クード「惜しいけど間違ってるよ…」

レン「スパイク、私とクーも居るから平気…」

スパイク「あぁーまぁ、そうか…。ま、相手が何者だろうと負ける気はしないがね」

クード「まぁ、悩んでても仕方ねーしそろそろ行こうぜ!」

スパイク「お前なぁ…はぁ、まぁいいか。じゃ、俺はこのソードフィッシュで上空から敵の気を引く。その間にクー達は城に潜入しろ」

クード「んで、あのモジャモジャを見つけ次第ぶっ飛ばせばいいんだろ?」

レン「殺しちゃ、駄目…お金にならないから…」

クード「わーってるよー…。そもそも人殺しなんてしたくねーし」

スパイク「人の死に目になんざ出くわさない方が幸せさ…」

ジェット『お前の思い出話はどうでもいいから行くならさっさと行け』

スパイク「へーへ。人遣いの荒い船長さんだぜ…」バビューン
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:23:21.32 ID:Rzxy8KJ+o
―クー&レンside―

クード「こーいうのは正面から行くとトラップだらけでやられちまうのが定番だよなぁ…」

レン「じゃあどうするの?」

クード「空賊の勘ではビーゾン達が出入りする通用口みたいなのがどっかにあるはずなんだが…」

レン「でもこのお城、大きいから見つけるの大変そう…」

クード「うーん…見取り図でもありゃ良いんだけどな…」

ジェット『クー!!それなら良いモンがある。今からそっちに送ってやる』ピピピッ

クード「ん?これは…」

ジェット『航空写真と、それに基づく内部予想図だ。建物の大きさから柱の位置、地盤の状態まで様々な情報を基に作ったからそれなりに精度は高いぜ』

クード「逆にそこまでの情報は集められるのに内部構造は予想図なのかよ…」

レン「クー。この地図の東側…ここだけ通路がない」

クード「確かに…変だな。ほとんど左右対称なのにここだけないって事は…」

ジェット『恐らく隠し通路だろうな』

クード「やっりぃ!!思ったより早く潜入できそうだぜ!!行こう、レン!」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:26:12.23 ID:Rzxy8KJ+o
―スパイクside―

スパイク「全く…何で俺が囮なのかねぇ…。エディルレイドプレイヤーとか言うのと戦ってみたかったぜ…」

ジェット『そう拗ねるな、スパイク。いくらレンが七煌宝珠だからってあいつ等だけで何とかなるならとっくに他の賞金稼ぎに捕まってるさ』

スパイク「つまり、俺にもチャンスはあると?」

ジェット『あぁ、寧ろ俺はクー達が中で派手にやってる間に、お前にも中に入ってもらってビーゾンを捕まえてもらいたいと思ってる』

スパイク「ホントかよ…?っと!ようやくお出ましか!!また後でな、ジェット!!」ブツッ

スパイク「おぉ!中々手馴れてるじゃねーか!!だがこちとら、今日の晩飯がかかってるんで、ね!!」ババババ

そう叫ぶと同時にスパイクは相手の小型船に向け機関銃を撃つ。しかし、相手は素早く上昇しそれを回避すると、反転、ソードフィッシュ目掛けて落下してくる。

スパイク「うわぁ!!なんっつー野郎だ!!自分諸共落っこちる気かよ!?」

スパイクは急加速でそれをギリギリ避ける。敵はそのまま機体の両脇についている機関銃をソードフィッシュ目掛けて放ってくる。
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:29:05.31 ID:Rzxy8KJ+o
スパイク「つーかあの機体、何か見覚えあんぞチクショウ!!アイツこんなとこで何してやがんだ!?」

宙返りで敵の後ろにつけるスパイク。しかし、コックピットは狙わず、動力だけを打ち抜く。クルクルと回転しながら落ちていく敵機。
しかし、何故かスパイクはその敵機を捕縛した。

スパイク「おい、テメェこんなとこで何してやがる!?勝手に出てくだけならまだしも邪魔すんなよな!!」

???「何よ!?アンタこそ私の仕事の邪魔しないでくれる!?」

スパイク「けっ、賞金稼ぎの次は賞金首の護衛たぁ節操のねぇ女だぜ」

???「で、なんでアンタは態々私を捕まえたのかしら?未練でもあった?」

スパイク「相変わらず鬱陶しい野郎だぜ…。俺は単に城内の案内をしてもらおうと思っただけだ。お前じゃなくても捕まえたさ」

???「あっそ。でも気を付けた方がいいわよ?女って結構簡単に裏切るから」

スパイク「私は、の間違いだろ。前も言ったが、女が皆自分と同じだなんて思ったら大間違いだぜ」

???「私も前に言ったけど、女が昔の男の事思ってるなんて思ったら大間違いよ」

ジェット『スパイクゥ!!護衛を片付けたならさっさと城内に侵入してくれ』

スパイク「ったく…わーったよ!!それより面白いもん拾ったぜ」

ジェット『面白いもん?今回のターゲット確保に役立つモンか?』

スパイク「あぁ、そりゃもちろん」

ジェット『もったいぶってないでさっさと教えやがれ!!」

スパイク「昔の女さ」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:31:12.92 ID:Rzxy8KJ+o
―クー&レンside―
クード「えぇーと…さっきここ曲がっただろ?ってことは今ここで…」
レン「クー、大丈夫…?」
クード「へ!?あ、あぁもっちろん!!なんたって元空賊だぜ?この程度の屋敷で迷子になんか…」
レン「でも…さっきもここ、通った…」
クード「いやいやいや!!気のせいだって気のせい!!」
レン「クー、前!!」

クード「な、なんだありゃ!?」

クード達の目の前には巨大な狸の様な化け物が数匹居眠りをしていた。
しかし、今のクードの叫び声で目が覚めてしまったらしく、不機嫌なうなり声を上げている。

クード「なんかヤバ目?」ダラダラ

レン「クー、リアクトを…!!」

レンはそう言うとクードに両手を差し出す。

クード「いや、でも…」

しかしクードはそれに応じず、逡巡しているようだった。

ラグールス「グァァァ!!」

そうこうしている間に巨大狸が襲い掛かってくる。
クードはさっとレンを抱えるとギリギリ跳んでかわす。
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/15(金) 06:32:48.20 ID:Rzxy8KJ+o
クード「この程度の敵にレンを疲れさせることもないさっ!!」シュン

レンを安全な位置に下ろすと、フックを天井へ向け放り、ぶら下がると勢いをつけて巨大狸の胸辺りに蹴りを繰り出す。単純な軌道のため難なくかわされてしまうが、蹴りが外れたことにより一匹の腕を縛ることに成功した。

クード「へっ、どーよ!オラオラァーどんどんいくぜー!!」

その後も、ちょこまかと動き回ることで次々に縛り上げていった。

レン「クー…ロープが、あとちょっとしかない…」

その様子をずっと見ていたレンであったが、最後の一匹を残してロープが足りなくなるという失態に呆れていた。

クード「うっわ…ちょっとまずいかも…?」

クードもロープの残量に気が付いたらしく、残り一匹を前に固まる。
他の巨大狸を縛り上げるために走り回ったため、レンとの距離もだいぶ開いてしまっていた。

ラグールス「グゥオオオオ!!」

巨大狸が腕を振り下ろす。当然、その真下にいるのはクードだ。

レン「クー!!」

レンは駆け出す。だが、到底間に合う距離ではない。
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/15(金) 17:33:07.92 ID:+bBXF7xhO
漫画版おもしろかったなエレメンタルジェレイド
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/18(月) 22:41:35.05 ID:1vZG74wvo
明後日かその次の日辺りにまた投下しに来ます。
読んでいて解ると思いますが戦闘描写苦手です…。
ですがストーリーの展開上これから戦闘描写が続きます…。
違和感とか解りにくいとかあったら指摘していただけると幸いです。

>>76
アニメも、ストーリーと背景の雑さに目を瞑ればレンちゃんの可愛さを動きと声付きで見ることができる
素晴らしいものでしたよ!!
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 14:24:15.87 ID:YPIrhcLpo
お待たせいたしました
宣告より一日遅れてしまいましたが投下していきます
ビバップ組の絡み書くの楽しいです
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 14:26:14.93 ID:YPIrhcLpo
―スパイクside―

ジェット「で?態々コイツを届けるために一旦引いてきたのか?」チラッ

スパイク「あぁ、お荷物になりかねんしな。それに、そいつには城内のナビゲートをしてもらおうと思ってる。
だから、ここでアンタが見張ってて、時折無線で指示くれれば一番効率がいいだろ」チラッ

ジェット「まぁ連れて行って邪魔されるよりは良いかも知れんが…」チラッ

フェイ「さっきから二人してチラチラと…そんなに魅力的かしらぁ?」ニヤニヤ

スパイク・ジェット「「うぜぇ…」」

スパイク「ま、取り敢えず俺はそろそろ戻るぜ。どーせクーの事だ、迷子にでもなってるだろ」

ジェット「おい!待てよスパイク!!まさか俺をこの女と二人にするつもりか!?」

フェイ「ふっつーそういうのってさぁ、私みたいな女が言う台詞じゃないの?」

スパイク「お前は普通の女じゃないからな」

フェイ「何よそれ!?どういう意味!?」

スパイク「放っとけないって意味さ」

フェイ「あらそう?じゃあこれ、外してくださる?」ジャラ

スパイク「これ以上ないってくらいお似合いのアクセサリーじゃねぇか」ヒラヒラ

フェイ「あ!ちょっと待ちなさいよ!!」

ジェット「はいはい、愚痴なら俺が聞いてやるから仕事の邪魔はすんなよ」

フェイ「それじゃあまるで私がかまって欲しがってるだけみたいじゃないの!!」

ジェット「ん?違うのか?」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 14:28:24.44 ID:YPIrhcLpo
―エレ・ブランカ―

スパイク「さってと…あいつ等は今何処にいるのかなーっと」ビューン

ジェット『クーの奴ら、城の東が怪しいとか言って入ってったぜ』

スパイク「じゃあそこの女に聞いてみてくれよ」

ジェット『それもそうだな…おい、フェイ!あの城には隠し通路とかあるのか?』

フェイ『さっき東側がどうとか言ってたわね…。その入り口はフェイクよ。ワザとらしく怪しく造ってあるの。その先にはラグールスの群れが居るわ』

スパイク「ラグールスってのは?」

フェイ『デカイ狸の化け物よ。ほとんどの賞金稼ぎがそこで殺られてるわ』

ジェット『何ィ!?ビーゾンにやられてたわけじゃないのか!?』

フェイ『ま、当然ビーゾンのが強いけどね。あいつの元にまでたどり着いたのはほんの一握りだけよ』

スパイク「ったく世話の焼けるガキ共だぜ…」

ジェット『スパイク急いでくれ!!朝のクーの調子だともしかしたらリアクトせずに戦おうとするかもしれん!!』

スパイク「オーキードーキー」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 14:30:06.19 ID:YPIrhcLpo
フェイ『あ、ちょっと待ちなさい!!ソードフィッシュに乗ってんなら上から入ったほうが早いわ!!』

スパイク「上から?そりゃ一体どーいうことだ?」

フェイ『ちょっとジェット、地図出して!!』

ジェット『あぁ?何で俺がお前に指図されにゃ…』

フェイ『良いから!!』

ジェット『ハァ…ほらよ、これだ』

フェイ『大体ラグールスが居るのがこの辺り。で、ここは一階部分しかないから天井ぶっ壊せばすぐそこってワケ』

ジェット『成る程なぁ…。でもビーゾンに気付かれねぇか?』

スパイク「逆に好都合さ。クーたちを助けるついでに奴さんも駆けつけてくれるんだろう?」

ジェット『ハァ…まぁいい、好きなようにやってくれ』

フェイ『地図に赤く示した辺りに居るわ』

スパイク「良いねぇ!久々にわくわくしてきたぜ」

スパイク「っとこの辺か…。クーたちが居るなら巻き添え食らわせないよう気を付けなきゃな」ババババ

機関銃で天井をなるべく細かく砕いていく。と、そこに見えたのは今にもクードに襲い掛からんとするラグールスだった。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 14:33:52.65 ID:YPIrhcLpo
―クー&レンside―

レン「クー!!」

もう間に合わない、とレンが目を瞑った時だった。天井がガラガラと音を立てて崩れ去った。その先にいたのはスパイクのソードフィッシュだ。

スパイク「オラオラ狸ちゃん、こっちだぜ」バババババ

ラグールスに向けて機関銃を放つ。主砲を使わないのはクードが居るからだろう。

クード「スパイク!!サンキュー、助かったぜ!!」

ラグールスはクードからスパイクへと攻撃対象を移したようだ。

スパイク「そんなこと言ってる暇ありゃリアクトしやがれ!!今のでビーゾンにも感づかれただろーから直にやってくるぞ!!」

ラグールスと付かず離れずで攻撃をかわしながら叫ぶ。

クード「リアクトか…」

しかしそれでもクードは躊躇いがあるようでチラリ、とレンの方を見る。

レン「クー…。私は、クーに守って欲しいんじゃない」

レンは、クードの考えていることを読み取ったのか、神妙な面持ちで呟く。

クード「え…?」

一方のクードは何を言われているのか理解できていないようだった。

レン「私は…クーと一緒に居たい…。」

クード「レン…。よし、リアクトだ!!」

レン「うん!」

スパイク「イチャイチャしてねーで早くしてくれ!!こんな狭いとこ飛び回るの意外と難しいんだからな!?」

クード「…台無しだよ」ハァ
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 14:35:18.30 ID:YPIrhcLpo
―――

???「では、この子はこれ位で買取デショ」

ビーゾン「何ぃ?こんなはした金で満足しろってのか!?」

???「高く買い取って欲しいならエディルレイドを捕まえてくるといいデショ」

ビーゾン「チッ、足元見やがって…」

パール「お取り込みの所悪いけど、侵入者よ」

ビーゾン「ラグールスにでも食わせとけ!!」

パール「それが…エディルレイドプレジャーみたいで、既にラグールスは突破したわ」

ビーゾン「クックック…丁度良い。おい、玉翠!!今から捕まえてくるから高値で買い取れよ!!」

玉翠「解ったデショ」

ビーゾン「行くぞ、パール!!」

玉翠「貴方の手に負える相手では無いと思いますが…」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 14:46:39.32 ID:YPIrhcLpo
毎度の事ながら遅筆ですみません
今回の書き溜め分は以上です
次回予告的なおまけもちょっとだけ…

ビーゾン「そこのモジャモジャかチビかどっちがプレジャーだ?プレジャーから先に殺してやるぜ!!」

スパイク「モジャモジャって…アンタが言うのかよ…」

クード「スパイクも似たようなこと言ってなかったか?」

レン「やっぱり…モジャ友…?」

スパイク「よしてくれ…。そもそもモジャモジャって言ったのクーだからな」

ビーゾン「……」

パール「ちょっと!!あんた達止めなさいよ!!ビーゾンは本気でこの髪型カッコいいと思ってるんだから!!私が何度言っても変えなったくらいには!!」

ビーゾン「パール…もういい…止めてくれ…」

クード「あーあ…」

スパイク「やっちまったな、そこのお嬢ちゃん…」

レン「モジャモジャ…可哀想…」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/23(土) 01:25:20.13 ID:BvX0HdZzO
待ってるよ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:00:46.53 ID:fSOXlB8Yo
大変大変お待たせしました。
と言ってもいつも通り余り書き溜めはないのですが…
取り敢えずエレブランカ編、今回で終わります。
原作だと何か女の子と最後会話してた様な気もしますが今手元にないのでその辺りは省きます。
そもそもこのSSだと出会ってないですし…。
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:01:39.99 ID:fSOXlB8Yo
―ラグールスの部屋―

スパイク「やっぱすげぇな、エディルレイドって…。あれだけ居た狸を一瞬で片付けちまいやがった」

クード「レンと俺だから出来たんだよ!!な、レン?」

レン「うん、クーと一緒に戦えて、嬉しい…」

スパイク「やれやれ、そのイチャイチャを見せ付けるの、どうにかしてくれませんかね…」ピピピッ

フェイ『ちょっとぉ!?どうなったのか報告くらいしなさいよ!!』

クード・レン「…誰?」

スパイク「ったく、相変わらず大人しくしてらんねぇ奴だな…」ハァ

ジェット『で、首尾はどうだったんだ?』

スパイク「上々、とは言えねぇかな…。狸共を倒しはしたが俺のソードフィッシュが航行不能になっちまいやがった」ハァ
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:03:47.95 ID:fSOXlB8Yo
フェイ『あらぁ?あんなに自信満々で突撃してったのに、結局ガキンチョに助けられたの?』

スパイク「うるせぇ、ほっとけ!!大体、飛行機で城に突っ込めなんて無茶なこと言い出したのはお前だろ!?」

フェイ『ぁによ!?私の所為にする気!?』

ジェット『ったく、お前らはもう少し静かにできないもんかねぇ…』

スパイク「ちっ。だぁから女は嫌いなんだ」

ジェット『くだらねぇ言い争いしてる暇があったら次に備えとけ』

フェイ『そーよー、もうじきビーゾンが現れるでしょうからねー』

クード「ビーゾンが現れるってどー言うことだ!?」

フェイ『あぁら始めまして、ガキンチョ。その城全体、カメラで監視されてるもの』

スパイク「こんだけ派手にやりゃあ、んなもん関係ないけどな」

クード「レン、連続してリアクトできるか?」

レン「うん、大丈夫。前より力の使い方に無駄がないから、前より眠くならない」

クード「良かった…。あ、でも無理はするなよ?賞金なんかの為にレンを危険な目に合わせたくはないからな」

レン「ありがとう…。でも、お金が無いと、エディルガーデンにも行けないんでしょう?」

クード「う…それは、そうだけど…」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:06:01.82 ID:fSOXlB8Yo
スパイク「どうやら先行きの心配をするのは後回しにしたほうが良いみたいだぜ、お二人さん」

ビーゾン「ほぉう…。そのガキ共とヒョロモジャがこれをやったのか…?」

スパイク「…ヒョロ…モジャだぁあ!?テッメェこの野郎、喧嘩売ってんのか!?」

レン「スパイク…落ち着いて?向こうもモジャモジャだから…」

クード「いや、レン…。そこじゃないと思うぜ…?」

スパイク「オラァ!!何上から見下してやがんだ!!さっさと降りてきて戦え!!」

ビーゾン「あぁ?何切れてんだ、あの野郎…?」

パール(…髪型のことでしょうね、大方。でも、それ言うとビーゾンも…黙っとこ)

ビーゾン「まぁいい。パール!!リアクトだ!!」

パール「えぇ」ピカー

パールの体が光りだす。光が収まった頃に見えたビーゾンには、右腕に龍の頭、左腕に大剣が装備されていた。
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:07:40.99 ID:fSOXlB8Yo
スパイク「クー、レン!!俺が時間を稼ぐからその内にリアクトを!!」

クード「あ、あぁ!!」

クードは急いでレンへと手を伸ばす。

ビーゾン「させるかぁ!!」

ビーゾンは左腕の大剣を帯電させると、右腕の龍頭を前に突き出し、クードに向け放電する。

スパイク「そりゃこっちの台詞だぜ!!」

そう叫ぶとクードとビーゾンの間に銃弾を数発放つ。

ビーゾン「なにぃ!?」

弾丸に電撃が直撃する。弾丸はそのまま電撃を纏いあらぬ方向へ飛んでいく。

スパイク「頭はそれ程良くねぇから原理とかはさっぱりだが…案外上手くいったな」

クード「サンキュー、スパイク。おかげで無事リアクト出来たぜ」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:09:34.62 ID:fSOXlB8Yo
ビーゾン「チッ。まぁいい。どんなエディルレイドでもプレジャーがあれじゃあ宝の持ち腐れだぜ」

ビーゾンはまた腕を振り電撃を飛ばす。

レン『クー、来る!』

クード「おう!!」

ワイヤーフックを電撃に向け投げる。

クード「スパイクの真似するみたいで気にいらねぇけど…な!!」

電撃にフックがぶつかる寸前で握っていたワイヤーを上方へ投げる。すると、電撃はワイヤーを伝って行き上へと飛んでいく。
更に電撃を回避すると同時に大剣を地面に向け振りかざす。

クード「うぉおりゃぁあ!!」

レンの力により凄まじい風が巻き起こる。その風圧でクードはビーゾンの居る高さまで飛び上がった。

ビーゾン「な、なんだと!?」

パール『落ち着いて、アイツにもう電撃をかわす手段はないわ!!』

ビーゾン「うるせぇ!!俺に指図するな!!」

パール『…』
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:11:03.13 ID:fSOXlB8Yo
ビーゾン「俺と同じ高さまで上がってきたって事はっ!!その分距離も近くなったってことだぜぇええ!!」バリバリ

ビーゾンは同じポーズで電撃を蓄える。それに対しクードは真正面から突っ込んでいく。

クード「そうそう何度も同じ攻撃を繰り出してちゃあ見切られちまうぜ!!」チラッ

ビーゾン「はんっ。ほざいてろガキが!!」

パール『待ってビーゾン!!アイツ今、何処かを確認するような素振りを…!!』

ビーゾン「黙ってろってのが解らねぇのか、パール!!」

パールを一喝すると放電の体勢に入るビーゾン。しかし、その電撃が放たれるより早く、ビーゾンの体勢が崩れる。

スパイク「大人しくその嬢ちゃんの忠告聞いとけば良かったな!!」

いつの間にかビーゾンの居るところまで上がってきていたスパイクが、膝を撃ち抜いたのだった。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:12:44.24 ID:fSOXlB8Yo
ビーゾン「くっそがぁああ!!ならテメェから殺してやる!!」

ビーゾンは激昂してスパイクに向き直る。その一瞬の隙をクード達は見逃さなかった。

クード「行くぜ、レン!!」

レン『うん』

「『汝貴とかくいめ結ばん地の終えのさやけし天のはら

  颯颯の声 汝貴とかくいめ紡がん

  などさは臆せにしかゆめゆめ独り臥すなきかげ光り満ちらん

  地の終えのさやけし天の海 颯颯の声

  かくいめ合わさん』」

クード「エウロスループ!!」

クード達を中心に風が回転し、上空に吹き上げていく。かなり近い位置で食らったビーゾン達は巻き上げられ、天井に叩きつけられる。
が、その天井も壁ごと上空に巻き上げられていくため、更に上昇していく。
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:14:29.83 ID:fSOXlB8Yo
スパイク「ばっきゃろう!!俺も巻き込む気かよ!?」

クード「いやぁ、悪い悪い。スパイクが居るのすっかり忘れてた」ピカー

レン「私たちの…勝ち?」

クード「おう、完全勝利だぜ!!」

スパイク「なぁ、レンが戻ってさ、風が止んだんだけど…」

クード「そりゃあ風はレンの力で出てた訳だし…」

スパイク「そうじゃない、俺が言いたいのは巻き上げられたものってどーなんの?ってことだ」

レン「落ちて…くる…」

レンは上空を指差しながらそう言うと眠ってしまった。

クード「だぁあああ!!に、逃げねぇと潰されるぅう!!」

レンをお姫様だっこしながら駆け出すクード。二人は下に居るので逃げやすかった。

スパイク「あ、おい!!ちょっと待ってくれよ!!」

そう言う間にも建物は落下してくる。

スパイク「迷ってる場合じゃねぇか…」

元は壁があった所から下を覗き込み、スパイクは決心したように飛び降りた。

先程までクード達とスパイクが居た場所は落下した建物の残骸で瓦礫と化していた。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:15:21.43 ID:fSOXlB8Yo
―クード&レンside―

クード「ふぃー。何とか助かったぜ…。咄嗟に隣のフロアに逃げ込んだが…」キョロキョロ

レン「スースー…」

クード「案外丈夫みたいだな、この城。それより、スパイクは無事なんだろうか…」

クード「畜生、通信機もさっきの落下で舞い上がった砂埃で使い物になんねぇや」

クード「ま、スパイクなら大丈夫か。殺しても死にそうにないし」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:16:40.06 ID:fSOXlB8Yo
―スパイクside―

スパイク「…ってぇええ!!」

スパイクは飛び降りた衝撃により悶えていた。

スパイク「くっそぉ…。あのガキ共、絶対許さねぇ!!覚えてやがれ!!」

???「そいつは俺の台詞だぜ、くそがっ」

スパイク「…っ!?テメェは…ビーゾン!?」

建物が崩壊した際に舞い上がった砂埃の中からゆらりと姿を現したのはリアクトが解除されたビーゾンだった。

ビーゾン「あのガキを殺すのは確定だ。しかしテメェから先に殺してやるぜ!!」

ビーゾン「おい、パール!!リアクトだ!!」

パール「っ…」

ビーゾンの足元にはぼろぼろの姿になったパールが横たわっていた。
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:19:55.89 ID:fSOXlB8Yo
スパイク「無茶だ!!そんな状態でリアクトなんか出来るわけが…」

ビーゾン「おい、何してやがる!!さっさと起きやがれ!!」

スパイク「その嬢ちゃんはお前を庇った所為でそうなったんじゃないのか!?」

ビーゾン「知ったことか!!人間の道具なんだから人間の役に立つのは当たり前だ!!」

ビーゾンはパールの横腹を蹴り上げながら怒鳴る。

パール「かはっ…!!」

痛みで意識を取り戻したのか、ヨロヨロと立ち上がるパール。

ビーゾン「さっさとしろ!!貴様等エディルレイドは俺たち人間に使ってもらって初めて価値が出るんだろうが!!」

起き上がりかけたパールの腕を強引に引っ張り上げ立たせる。スパイクは苦虫を噛み潰したような顔でビーゾンに銃口を向ける。

スパイク「いい加減にしろ!!そんな状態の彼女にリアクトなんか無理だ!!」

ビーゾン「うるせぇ!!死ぬまで使ってやるのがこいつ等の為なんだよ!!」

スパイク「この野郎…っ!!」パンッパンッ

パールを引っ張り揚げているビーゾンの左腕を鉛弾が打ち抜く。
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:22:42.71 ID:fSOXlB8Yo
ビーゾン「くっ…」

腕を引っ込め、右腕で傷口を押さえる。その際、パールからは腕を離したため彼女はその場に倒れ込む。

スパイク(チッ。さっきの崩壊のおかげで予備の弾丸どっか行っちまったぜ…)

ビーゾン「てめぇ…もういい!!リアクトなんざせずともこんなヒョロい奴ぶっ殺してやる!!」シャキン

ポケットからナイフを取り出す。それを見たスパイクは拳銃をしまうとヒュー♪と口笛を吹いた。

スパイク「えらく小物臭くなっちまったじゃねぇか、え?そんなモンでこの俺を倒せるのかい?」

馬鹿にするような、煽るような台詞を吐く。案の定、ビーゾンはブチ切れた様子だった。

ビーゾン「く…死ねぇええ!!!」

一直線に駆け出しナイフを振り下ろす。一方のスパイクは軽いバックステップでかわす。

スパイク「ほらほら!!当たんねぇぞ!!」

ビーゾンは続けざまにナイフを振り回すが、どれもヒョイヒョイ避けられてしまう。

ビーゾン「ちょこまかちょこまかと!!」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:24:21.99 ID:fSOXlB8Yo
パール「ビ、ビーゾン…」

二人がやりあっている間にパールが目を覚ます。まだ立ち上がれるほど回復はしていない様だが、ナイフを取り出すと二人のほうへと放った。
位置的に、完全にスパイクの背後からの投擲であったため、真っ先にビーゾンが気付く。

ビーゾン(ふっ、良いぞパール!!)ニヤリ

しかし、ビーゾンの表情に笑みがこぼれると、スパイクも不自然に思ったのか背後を振り返る。

スパイク「くそっ!!いつの間に…」

気付いたはいいが、もうナイフはすぐそこまで来ており、急所を避けるだけで精一杯だった。
左に倒れ込むように回避したため、ナイフはスパイクの右肩に深々と突き刺さった。

ビーゾン「ちっ、気付きやがったか。しかしこれでテメェもさっきまでの様には動き回れないだろぅ?」

ビーゾンは先程までと同様ナイフを振り回しながら近づいてくる。しかし、スパイクは右肩に手を当て顔を苦痛に歪ませながら避ける。
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:26:28.04 ID:fSOXlB8Yo
スパイク「へっ、アンタ程度の敵を倒すにゃ丁度良いハンデってやつさ!!」

言葉こそ強気であったが、先程までの余裕はそこにはなかった。

ビーゾン「いつまでそんな減らず口が叩けるか、見ててやるよ!!」

ビーゾンは膝と腕を撃ち抜かれているとは言え、弾丸サイズの傷では出血量も多くない上、賞金首を殺さないようにというスパイクの銃撃は更に出血しにくいところを狙って撃ち抜いていた。
対してスパイクは右肩にナイフが突き刺さっており、もう少しで頚動脈に繋がる血管まで達しそうな程であった。

スパイク(確かにこのまま逃げ回ってたんじゃあ、その内俺が出血多量でぶっ倒れちまうぜ…どうするか…)

ビーゾンも持久戦に分があると踏んだのか、ナイフでの攻撃を浅くし、スパイクとの距離を一定に保つような牽制をし始めた。

スパイク「この程度でくたばる程軟な体じゃねぇぜ?」

スパイクははったりをかますが、傍から見ても先程より動きが鈍っているのは明白だった。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:28:42.84 ID:fSOXlB8Yo
ビーゾン「良いぜ、その挑発乗ってやる!!弱りきったテメェを殺してもスカッとしねぇからなぁ!!」

一気に決めに行くつもりなのか、ビーゾンはナイフを大きく振りかぶった。スパイクはそれに合わせるように、グイッと踏み込む。

ビーゾン「んなっ!?」

スパイク「確かに弱っちゃいるがテメェを捕まえるにゃ充分だ、ぜ!!」

ビーゾンに肉薄すると、ナイフを持っているほうの腕を掴み、捻り上げる。
流石に、その程度でナイフを取り落としはしないが、振り下ろすことも出来なくなる。

ビーゾン「て、っめぇまだこんな力が…ッ!!」

スパイクはそのまま頭突きをかます。後ろによろめいたビーゾンの腕を引っ張り、腹部に膝蹴りを入れる。

ビーゾン「ぐがっはぁ…ッ!!」

更に腕を離し、手の甲を蹴り上げることでナイフを吹っ飛ばす。
最後に回し蹴りがビーゾンの顔面に決まると、2,3m飛ばされて意識を失ったようだった。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:31:58.10 ID:fSOXlB8Yo
スパイク「こちとら朝から何も食ってねぇんだ。晩飯の為なら嫌でも頑張るさ」ドサッ

スパイクは力尽きたように倒れ込む。

スパイク「しっかし…空腹にこの傷でホントに倒れる寸前だったぜ…」

ジェット『…ザザ…い!!おい、スパイク!!無事なのか!?』

スパイク「まぁ、無事とは言えんが生きてはいるぜ…」

ジェット『それはいつものことだろうが。で、ビーゾン達は捕まえたのか?』

スパイク「あぁ、今俺の横でお寝んね中さ」

ジェット『久々の賞金だな』

スパイク「そーだな…だから、ジェットさんよぉ、美味いもん作ってくれよ?」

ジェット『無事そいつ等を換金したら、な』

スパイク「もう海鼠は懲り懲りだぜ…」ピッ
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:34:52.33 ID:fSOXlB8Yo
―ビバップ号―

クード「す、スパイク!?どーしたんだよそのナイフ…!!」

レン「コスプレ…?」

スパイク「だとしたら斬新過ぎるだろっ!!」

フェイ「あらやだ、ドMにでも目覚めちゃった?相手してあげても良いわよ?」

スパイク「るせー!!ほっとけ」

ジェット「それくらいにしとけ。今回はスパイクの手柄が大きいんだからな」

クード「あ、ジェット!!そんで賞金は!?」

ジェット「あぁ、この通り」

フェイ「で?あたしの取り分は?」

スパイク「なぁに言ってやがる。今回は寧ろ邪魔してたろ、お前!!」

フェイ「何よ!?クーとレンを助ける為の作戦立てたのあたしでしょ!?」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:35:48.32 ID:fSOXlB8Yo
スパイク「けっ、よく言うぜ。お前が邪魔しなけりゃそもそもピンチにもなってなかったっつーの」

クード「っつーか俺たち別にピンチとかじゃなかったし!!なぁ、レン?」

レン「クー、あと少しでぺちゃんこだった…」

クード「うっ…そ、そうだったかぁ〜?」

スパイク「あ、そうだ!!お前らの最後の大技の所為で俺のソードフィッシュボコボコになったんだからな!?」

ジェット「あんまり騒ぐと傷に響くぞ?治療するから取り敢えずそのナイフ抜け」

スパイク「へーへー」

レン「やっぱり、ジェットは…お母さんみたい」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:42:06.68 ID:fSOXlB8Yo
取り敢えず今回はここまでです。
今までより1レスの文章を減らしてみたんですがいかがでしょう?
あまり長文だと読みにくいかなという純粋な思いと、レス数水増ししたいなという邪な思いから
の試みですが…不評なら止めます。

次回からはヴォル君とチルルが登場予定です!
投下予定は未定なので…少なくとも落ちないようにはします。
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/04(木) 12:54:53.44 ID:fSOXlB8Yo
次回予告というかおまけ

玉翠「アナタには次にこれを捕まえて欲しいデショ」

ヴォルクス「レヴェリーメザーランス…成る程、了解した」

玉翠「ただ、レヴェリーメザーランスは七煌宝珠だから気を付けるデショ」

チルル「そんなの、あたしとヴォル君なら余裕なのヨ!!」

ヴォルクス「黙っていろ。お前はただ俺に使われていればいい」ギロッ

チルル「ご、ごめんなさいなのヨ…」

ヴォルクス「狩猟の福音は鳴った。どんな相手だろうと全力で狩るだけだ」

〜〜〜〜
クード「んで?ジェット、次のターゲットが決まったって?」

ジェット「あぁ、コイツだ」

スパイク「ヴォルクス・ハウンド?まぁたアークエイルからの懸賞か」

ジェット「あぁ、コイツはやり手のエディルレイドハンターらしい」

クード「てことはビーゾンみたいにエディルレイドを捕まえて売りさばいてるって事か!?」

ジェット「まぁ、そういうことだろうな」

クード「許せねぇ!!俺がぶちのめしてやる!!」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 13:13:17.65 ID:mxbUET0qO
待ってたぜ

乙だ
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:35:09.88 ID:hOndLmaro
お久しぶりです。
投下しようと思って久しぶりにss速報覗いたら落ちててびっくりしました。
鯖移転か何かだったんですかね…?
取り敢えず投下していきます。
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:37:09.01 ID:hOndLmaro
――――――
玉翠「やはり彼等にはビーゾンの相手は役不足だったデショ。まだプレジャーの経験が浅いとは言え七煌宝珠じゃ仕方のないこと…」

ヴォルクス「ふん。だから俺に依頼しようと態々こんな所に呼び出したのか」

玉翠「その通りデショ。ただ、貴方とて油断していてはあの少年に一杯食わされるかもしれませんよ…?」

ヴォルクス「いくら強いエディルレイドを持っていようがプレジャーになりたてのガキに遅れを取るつもりはない」

玉翠「確かに、エディルレイドプレジャーだけなら余程のことがない限り貴方が捕まえ損ねることはないデショ。ですが、今回ビーゾンを捕らえたのは同契もしていない一介のカウボーイデショ…」

ヴォルクス「何…?プレジャーに生身で対抗したのか?」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:38:47.26 ID:hOndLmaro
玉翠「いえ、リアクトが解ける所まではプレジャーに追い詰められたようですが…」

ヴォルクス「ならば問題ない。生身同士で強い人間なんていくらでもいる」

玉翠「兎に角、今回の獲物は今までと比べ物にならない大物。報酬も弾むデショ」

ヴォルクス「俺を誰だと思っている…。絶対に取り逃がしはしない」

玉翠(まぁ…捕まえられなくてもしばらく動けなくしてさえくれれば充分デショ)

ヴォルクス「何を企んでいるのかは知らんが、俺はお前達の為にエディルレイドを捕まえている訳ではないという事を忘れるな」

玉翠「解ってるデショ。ただこちらもお金を払っているということも忘れないで欲しいデショ」

ヴォルクス「ふん…行くぞ、チルル」

チルル「あいあいさー、なのヨ!!」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:40:14.35 ID:hOndLmaro
――ビバップ号――

クード「で、ジェット!!そのクソヤロウは何処にいるか掴めてんのか!?」

ジェット「まぁまぁ、そう慌てなさんな」

スパイク「そーそ、焦っても始まらないぜ?だから取り敢えず飯にしよう」

フェイ「あら素敵。で、今日のメニューは?」

ジェット「お前らは逆にもう少し働こうという意識をだな…」ハァ

スパイク「働くにしても寝て過ごすにしても腹は減るんだ、仕方がないだろ」

ジェット「残念だが今、この船に食い物はない。ついでに言えば、金もない」

フェイ「えぇー!?何よそれ!?」

スパイク「今俺、完全に飯食うモードだったんだけど…」

ジェット「誰の所為だと思ってんだ!?」

スパイク「こいつだろ」

フェイ「こいつでしょ」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:43:20.57 ID:hOndLmaro
フェイ「ちょっと!!何でアンタアタシを指すのよ!?」

スパイク「そりゃこっちの台詞だ!!『金は天下の回り物…』とか言ってカジノに貯金しに行くの何度見たことか!!」

フェイ「アンタだってね、ちょっと出たかと思うとその辺で何か食ってたり酒飲んでたり結構目撃するわよ!!」

レン「貴方たち、二人ともだと思う…」

ジェット「レンの言う通りだ!!買い食いしてくるし、ギャンブルで有り金全部スッてくるし…」ハァ

クード「何か、ジェットが禿げたの解る気がする…」

スパイク「いや、俺と出会った頃にはもうこの頭だったぞ」

ジェット「頭髪の話はいい!!…話を戻すぞ?」

スパイク「頭髪の話なんかしてたか?」

フェイ「さぁ?アタシには頭皮の話にしか聞こえなかったけど?」

ジェット「テメェらなぁ…!!」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:46:11.97 ID:hOndLmaro
クード「あ、えぇーと!!ヴォルクス・ハウンドだっけ?結局そいつは何処にいるんだ?」

ジェット「…ハァ。それが、奴は根無し草でな…はっきり言って全く当てがない」

スパイク「おいおいおいおい、ちょっと待ってくれ。まさかなんの手がかりもなしに探すなんて言わねぇよな!?」

フェイ「捜査の基本は目と足、ってワケェ?アタシパース」

ジェット「まぁ、待て。話は最後まで聞いとくもんだぜ?実は、秘策がある」

レン「…私が、囮になる」

クード「ッ!!レンが!?そんな危ないことできっかよ!!」

ジェット「実は先にレンとは打ち合わせ済みでな。本人の了承は得てる」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:48:27.53 ID:hOndLmaro
スパイク「あぁーさっきなんか二人でジェットの部屋に入ってくから何かと思えば…」

フェイ「アタシはてっきり我慢できなくなってとうとう手を出したか、って思ってたわ」

ジェット「お前らその内追い出してやるからな…」

スパイク「追い出すなんてしなくても、二人っきりになりたいなら言ってくれりゃ席くらい外すぜ?」

クード「ジェット、アホ二人は放っておいて、その作戦を聞かせてくれよ。レンが絶対安全じゃなかったら認めねぇぜ?」

レン「クーが…真面目…」ワナワナ

クード「レンさんちょっと酷くないですかそれ…」

ジェット「あぁ、大丈夫だ。と言っても全てはクー、お前にかかっているがな」

レン「クーなら、大丈夫。私と似てるから」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:49:56.05 ID:hOndLmaro
――繁華街――

クード「なぁ、お前等真面目に捕まえる気あんの…?」

フェイ「なぁに?今更嫌だって言うつもり?」

クード「いや、もう諦めたけどさ…。こんな作戦で捕まえられる程間抜けじゃないと思うんだけど…」

ジェット『グチグチ言ってる暇があったら少しでも女の子らしく歩いてな』

〜〜回想〜〜

クード「似てる…?良く解んねぇけど俺が頑張ればレンは安全なんだな!?」

ジェット「あぁ、絶対にレンに危害が及ぶことはないと断言できる」

クード「で、その作戦ってのは?」

ジェット「レンが街で買い物をするんだ。しかもエレブランカの近くの街で」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:51:44.60 ID:hOndLmaro
スパイク「成る程、ビーゾンとボロクソが繋がってると考えたわけか」

クード「もう突っ込む気にもならねぇ…」

フェイ「あぁーそう言うことね。ブローカーなんて闇商売、ただでさえ数が少ないのに、更にエディルレイドも扱うとなると相当に数は絞られる」

ジェット「あぁ、そしてビーゾンの所で派手に力を使ったからな。恐らく相手側のブローカーはレンがかなり強いエディルレイドだと認識しているはずだ」

レン「それなら、私の外見的特長をお抱えのハンターに流しててもおかしくない…」

スパイク「もしかして…」

フェイ「まさか、ねぇ…」

ジェット「そのまさか、だ。レンの安全を確保しつつ手っ取り早く捕まえるにはこれが一番だ」

クード「…?皆何でそんな俺を見てんだ…?」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:53:06.78 ID:hOndLmaro
スパイク「まぁ、確かに背格好は似てるな」

フェイ「でも流石に肩幅とかは誤魔化せないんじゃない?」

クード「な、なぁ…。皆、何の話してんだよ…?」

ジェット「それに関してはレンの髪型が幸いしてる。これを使えばパッと見では解らないだろ」ゴソゴソ

スパイク「ジェット…アンタ天才か!?」

フェイ「じゃあアタシがエスコートしてあげるわ。女の子らしい買い物してなきゃ怪しまれるもの」

クード「???カツラか?レンの髪の毛にそっくりだな。…!?」

フェイ「あぁーらようやく気付いたのかしらぁ?」

レン「頑張って、クー…!!」

〜〜〜〜〜
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:54:43.49 ID:hOndLmaro
クード「あぁもう!!こんなまどろっこしいことせずにさっさと捕まえる方法ないのかよ!?」

スパイク『これが一番効率的だってお前も解ってるだろ?』

ジェット『敵さんの居場所がわからない以上は手出しが出来ないからな』

クード「くっそぉ…人事だと思いやがって…」

フェイ「あら、そんなに気にしなくても結構イケてるわよ?」

クード「嬉しくねぇよ!!」

スパイク『ひょっとするとそこの女より可愛いんじゃねぇか?』

フェイ「そうね、アタシどっちかって言うとキレイ系だから」

ジェット『どっちかって言うと、な』

スパイク『そりゃ真理だな』
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:56:34.33 ID:hOndLmaro
フェイ「何よ、こんなイイ女捕まえてそんな事言うの?」
スパイク『イイ女、ねぇ…』
フェイ「アンタいい加減にしとかないとタダじゃおかないわよ!!」

スパイク『叱責も結構だがお客さんだぜ?釣り糸切られんなよ』

ヴォルクス「貴様がレヴェリーメザーランスだな?」

フェイ「あぁらアタシってばそんなに若く見られちゃう?」

チルル「オバサンには用はないのヨ!!」

フェイ「な、オバs…!?このチビガキどうしてやろうかしら…!!」

スパイク『良かったな、歳相応の評価されて』

ヴォルクス「チルル!!」

チルル「あいあいさーなのヨ!!」ピカー

ヴォルクス「狩猟の福音は鳴った。貴様を捕らえさせてもらう!!」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 08:58:40.44 ID:hOndLmaro
フェイ「ぷっ、何よそのピコピコハンマーみたいな武器!!」

チルル『ふん、笑っていられるのも今のうちなのヨ!!』

ヴォルクス「はぁ!!」

クスクス笑っているフェイを余所にヴォルクスはピコハンを振りかざす。
しかし、フェイもクードもその程度は予想の範囲内のようで難なく避ける。

ヴォルクス「ふ、そこの女の反応も予想外だがレヴェリーメザーランス、貴様も中々いい動きをするじゃないか」

クード(マジかよコイツ…。この距離でも気付いてないの!?)

避けられたにも関わらず余裕の表情を見せるヴォルクス。
もう一度肩に担ぐと次は横に振る。

クード・フェイ「!?」

明らかにリーチ外からの攻撃だったはずだが、ピコハンが7、8枚の円盤に分離しクード達目掛けて飛んできた。
二人はギリギリでかわすが、クードは若干反応が遅れ、右足を浅く切られた。
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 09:00:42.63 ID:hOndLmaro
クード(なんて切れ味だ…。ピコハンだからって油断できねぇな…)

ヴォルクス「ほぉう…。やはり良い動きをする。だがそうでなくては狩りも面白くはない!!」

今度はクードだけに対して円盤を飛ばす。

フェイ「少女ばっかに構ってレディを放ったらかしなんて、女の子の扱いに慣れてないわね」パンパン

足を怪我したクードでは避けきれぬ攻撃であったが、フェイがヴォルクスを撃ったため、円盤を防御に回さざるを得なかった。

ヴォルクス「ふ、良かろう。では望み通り貴様から相手をしてやる!!」

ヴォルクスはフェイに攻撃対象を移す。しかし、フェイは伊達に修羅場を潜っていない。避けつつたまに反撃し徐々にクードからヴォルクスを引き離す。

ヴォルクス「チッ、中々やる!!」

チルル『ヴォル君、ちょっと待つのヨ!!何か変なのヨ!!』

ヴォルクス「うるさい!!貴様は黙って使われていろ!!」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 09:03:42.69 ID:hOndLmaro
チルル『でもやっぱりおかしいのヨ!!レヴェリーメザーランスが全く逃げようとしてないし、何より彼女からエディルレイドの反応がしないのヨ!!』

ヴォルクス「何ッ!?」

一旦攻撃を止め距離をとる。フェイが射撃を続けるが円盤で全てはじかれてしまう。

クード「バレちゃあしょーがない!!俺は、レンじゃなくクード・ヴァン・ジルエット様だ!!」

ヅラとレンの服を剥ぎ取るとその死角からワイヤーフックを投擲する。

ヴォルクス「くッ!!」

右腕に巻きつかれ思うように動かせないため、上手く攻撃が出来ない。そこをすかさずフェイが乱れ撃ちするが防御は堅い。

クード「ぅおらぁあ!!」

巻きついたロープを力強く引くと、ヴォルクスが体勢を崩す。
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 09:10:33.97 ID:hOndLmaro
ヴォルクス「チィッ!!」

ピコハンの残った柄の部分を地面に突き立て辛うじて体勢を保っているヴォルクスだが、余裕の表情は崩さない。

ヴォルクス「ふん、ターゲットがいないのならば貴様等に用はない」

そう言うとナイフを取り出しロープを切る。更にチルルを元に戻し、ヴィーヴに跨る。

チルル「まだやれるのヨ!!」

ヴォルクス「俺に口答えするのか?奴らを相手にする意味はない」

チルル「…はいなのヨ」

クード「逃げるのか!?」

フェイ「そうはさせないわよ!!」パンパン

銃撃で逃走を阻止しようとするが、チルルの饗応の謳によって取り逃してしまった。
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 09:12:38.51 ID:hOndLmaro
クード「くそっ!!次会ったらぜってぇ捕まえてやる!!」

スパイク「あーぁ、結局逃げられちまったのか」

フェイ「な!?アンタ、近くに居たなら援護しなさいよ!!」

スパイク「まぁ、そう言うなって。何の為に今回の作戦実行したと思ってんだ」

クード「何の為って捕まえる為じゃないのか?」

ジェット『今回の敵は結構手馴れたプレジャーだ。クーとレンの力なくしては無理だろう』

フェイ「じゃあ何!?始めっからあたし達は囮だったってわけ!?」

スパイク「そゆこと。お前等がドンパチやってる間にアイツのバイクに発信機を付けさせてもらった」

クード「そんな回りくどいことしなくても最初から俺とレンで出歩けば良かったんじゃねーの?」

スパイク「先手を取るか取られるかで大分変わってくるんだよ」

フェイ「戦いの必勝法は先手必勝ってワケね」

ジェット『その通りだ。間髪いれずに攻めるぞ、戻って来い』

スパイク「りょーかい」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 09:20:47.41 ID:hOndLmaro
今回はここまでです。
やっぱりクーとレンではビバップ組に呑まれますね…
エレメンタルジェレイド舞台にしたはずなんですけどね

あと、エレメンタルジェレイド知らない人のために言っておくとチルルはcvくぎゅです。
可愛いです。
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 09:34:07.09 ID:hOndLmaro
おまけ

フェイ「ほら、じっとしてなさいって…」

クード「いや、ちょっと待ってって!!」

フェイ「だぁいじょうぶだって!!」

クード「ちょ、そんな引っ張ったら痛いって!!」

フェイ「でもそうしなきゃ全部入らないじゃない」

クード「そこまでしなくても、周りからバレなければ良いだけだろ!!」

フェイ「何言ってんの、途中でバレたらアンタただの変態ってことになるわよ?」

クード「って言ってももう無理だって…」

フェイ「アンタ短いんだから引っ張れば全部入るでしょ!?」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/21(日) 09:36:18.24 ID:hOndLmaro
スパイク「お前等、何やってんだぁ?」

フェイ「見りゃ解んでしょ!!コイツの女装手伝ってんのよ!!」

クード「だからそんなに髪の毛引っ張ったら痛ぇって!!」

フェイ「カツラからアンタの髪はみ出してたら不自然でしょうが!!」

ジェット「やれやれ…」ハァ
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/09/24(水) 09:12:32.08 ID:XVVVh0xU0
おぉ!更新キタ!!
ビバップ勢はみんな個性的だからやっぱ呑まれても仕方ないわな。面白いから良いけどw
次回更新待ってます。
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/24(水) 12:50:30.04 ID:FncZh60PO
待ってたぞぉ!
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/02(木) 23:07:33.26 ID:cHLZc9/1o
>>1です
ごめんなさい、今月は忙しい為しばらく更新できないです…
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/03(金) 15:54:56.09 ID:p8Ze3XTcO
仕方ないな、舞ってるよ
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/15(水) 00:30:41.32 ID:YNSE46q8o
>>1ですが
実家にちょっと用事があったので帰ったついでにEG原作読んでたら全然違いますね…
アニメの方ばっか覚えてました…
まだ更新は出来ませんが原作持って帰るので次回更新からは原作準拠になります
口調もマシになるかな…
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/16(木) 00:41:55.87 ID:HlrZVVWqO
りょーかい

気長に待っとります
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/07(金) 14:41:33.40 ID:tXqoyfbpO
そろそろ
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:25:04.47 ID:yiaCStcwo
大変長らくお待たせいたしました!!
今日オレンジレンジのライブ見てきたんで絶好調です。
なので今日書き溜めた分投下していきます。
まずは恒例おまけから
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:32:58.39 ID:yiaCStcwo
ジェット「なぁ、スパイク」

スパイク「んぁ?何だ?」

ジェット「最近お前がタバコ吸ってるとこ見た覚えがないんだが…」

スパイク「あぁ、あいつ等が来てから、というかレンが来てから船内では吸ってねぇな」

ジェット「ほぉう…。あのスパイクがガキ相手に気を使うたぁな…」

スパイク「そんなんじゃねぇよ。ただ…」

ジェット「ただ…?」

スパイク「この前、寝起きのレンにすっごい睨まれながら『タバコ臭い』って言われてな…」

ジェット「あぁ…成る程…」

スパイク「それだけならまだ良かったんだが、ファ○リーズ口に突っ込まれたんだよ…」

ジェット「そ、そうか…。まぁ、なんだ、俺もシュッとされないよう気をつけるか…」

スパイク「違うんだ、ジェット」

ジェット「何がだ?」

スパイク「詰め替え用を流し込まれたんだ…」

ジェット「oh…」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:36:58.86 ID:yiaCStcwo
後、言い忘れてましたが原作一巻見たらワイヤーフックにちゃんと名前ついてました。
これからはワイヤーフック→アンゲルで行きます。

―ビバップ号―

ジェット「さぁ、ここからが本番だぜ」

クード「おっしゃあ!!さっさとあのピコハン野郎をぶっ飛ばそうぜ!!」

スパイク「まぁまぁ、落ち着けよ。いくら先手を取れるつったって真正面から挑んだって勝てやしねぇよ」

レン「じゃあ、どうするの?」

ジェット「一番確実なのはリアクトさせないことだな」

フェイ「そんな事できるわけぇ?」

スパイク「まぁ、無理だろうな」

クード「じゃあどーすんだよ!?早くしねぇと向こうも気付いちまうよ!!」

ジェット「だからこれを使う」ガシャ

レン「なぁに、その筒?」

スパイク「ロケットランチャーだ」

ジェット「この先っぽから弾が出て、それが当たったら爆発する」

レン「爆…発…」ワラワラ
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:40:04.41 ID:yiaCStcwo
クード「でもよぉ、こんなもん何発撃ったって防がれるんじゃねぇか?」

フェイ「そうね、そもそもあたし等にロケット弾を何発も用意できるお金があるとは思えないし」

スパイク「そりゃそうだ。確かに一発しかない。だが、一発あれば充分だ」

ジェット「まぁその辺はスパイクに任せてある。クーとレンはアイツの気を引いておいてくれればいい」

フェイ「ちょっとアタシは!?」

スパイク「留守番よろしく頼んだぜ。何せ滅茶苦茶頭が良くて生意気な番犬が居なくなっちまったんでね」ポンッ

ジェット「何だスパイク、寂しいなら小型犬くらいなら飼っても良いぞ?」

スパイク「いらねぇよ!!」

フェイ「ちょっとぉ!?ホントに置いてくつもり!?ねぇってば、ちょっと!!」

フェイ「…ホントに置いて行きやがったわ」ハァ
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:44:22.01 ID:yiaCStcwo
―倉庫街―

ジェット「そろそろ奴のバイクが見えても良い頃なんだが…」

スパイク「ホントかぁ?まさか壊れてんじゃねーだろーなぁ?」

ジェット「やっぱ安モンは駄目かねぇ…バイクなんて見当たりゃしねぇ」

スパイク「因みにそのレーダー、どん位の性能なんだ?」

ジェット「街一個分くらいは探知できるはずなんだが…さっき残り20mくらいの所で急に電波が途絶えた」

スパイク「半径20m虱潰しかよ…」

ジェット「それより、クー達はどうした?」

スパイク「何かさっき二人でこっそりと茂みに入っていったぜ」

ジェット「ったく何してんだあいつ等…」チッ

スパイク「若いってのは良いねぇ」

ジェット「馬鹿言ってる暇があったら連れて来い!!」

スパイク「ったく人使いが荒いこって…」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:49:15.41 ID:yiaCStcwo
スパイク「おい、クー!!昼間っから盛ってんじゃねぇよ」

レン「盛る?」

クード「な、何言ってんだよ!?レンも居る前で!!」

スパイク「じゃあ何してたんだよ?」

クード「これだよこれ!アイツのバイク!!上手いこと隠してあったから素人目には解んなかっただろうが、
このクード様の目は誤魔化せないぜ」

スパイク「うっわ何だこれ、ボロボロじゃねぇか…。お前、ヴォルクスに殺されんぞ?」

クード「な、やったの俺じゃねぇよ!!見つけたときにはもうこの状態だったんだ!!」

スパイク「レン、ホントか?」

レン「うん、誰かが間違って倒しちゃったんじゃないかって」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:51:20.31 ID:yiaCStcwo
スパイク「そうか…何にしても無駄に歩き回らなくて済みそうだな」

クード「だから何で俺の言うことは信じてくれねーんだよ…」

ジェット「おい、スパイク!!お前までサボってんじゃねぇ」

スパイク「これを見なよ、旦那。クーのお手柄だ」

ジェット「成る程、レーダーが途絶えるわけだ…」

クード「言っとくけど見付けただけだからな!?」

スパイク「だがしかし…こんなとこあのハンターに見られたらそんな事聞いてくれそうにもないな」

クード「うっ…」

ジェット「おまけに主に戦うのはクーだしなぁ…」

クード「なっ…」ダラダラ

レン「大丈夫。見つからない内に逃げちゃえば…」バァンッ

「き、貴様等…俺の愛車〈ヴィーヴ〉を…」ワナワナ
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:52:59.43 ID:yiaCStcwo
クード「げぇっ!?なんつータイミングだよ!!」

レン「クー!リアクトを…」

クード「お、おう!!」ピカー

ヴォルクス「チルル!!」

チルル「あいなのヨ!!」ピカー

ヴォルクス「絶対に許さんぞ、小僧!!」

クード「うぉお!!あっぶねぇ、な!!」

ピコハンが分裂して円盤がクードへと迫る。それをバックステップでかわすと、
間髪居れずに大剣を振るう。今度は風の刃がハンターを襲う。

ヴォルクス「ふん、俺の攻撃を避けたことは褒めてやろう。しかし、そんな腕じゃあ一生かかっても俺には勝てん!!」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 22:59:23.12 ID:yiaCStcwo
ヴォルクスは手元に残していた数枚の円盤で防御する。続けてクードに攻撃を仕掛けようとするが、

スパイク「狩猟の福音は鳴った、だっけか?アンタの決め台詞。残念だが今回神様はハンターよりもカウボーイに味方してるみたいだな!!」パンパン

スパイクに発砲され、やむなくガードをする。

ヴォルクス「雑魚が何匹集まろうが俺の敵ではない!!」

防御には最低限の円盤を残し、他の円盤をクードとスパイクの元へそれぞれ飛ばす。
クードは避けきれない分を剣で受けるが、スパイクは右手を攻撃され、銃を飛ばされる。

スパイク「チッ…」

クード「くっ…」

クードは自分への攻撃を受けるだけで精一杯な為、スパイクの様子を確かめられない。

レン『今は、堪えて。きっとチャンスは来る』

クード「あぁ、でもそれまで持つか…」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 23:00:57.46 ID:yiaCStcwo
スパイクは急いで物陰に隠れ、銃を拾う機会を探ろうとするが、ヴォルクスもそれに気付く。

ヴォルクス「隠れてないで出てきたらどうだカウボーイ!!お前の相棒は俺の足の下にあるぞ!!」

スパイクの銃を踏みつけながら叫ぶ。ところがスパイクは焦るどころかニヤリと笑う。

スパイク「俺の相棒はこっちだぜ!!」パンパン

スパイクは上着の中に隠してあったホルダーから銃を取り出す。

ヴォルクス「くっ小癪な真似を…」

かなり近い距離からの発砲だったが円盤は難なく防ぐ。

スパイク「この距離でも駄目かっ…!!」

次の攻撃が来ないうちにスパイクは反対側の物陰に入る。
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/08(土) 23:03:33.87 ID:yiaCStcwo
スパイク「ジェット、あれをやるなら今だ」コソコソ
ジェット「おう、準備は出来てるぜ。ぶっ放して来い」コソコソ

ロケットランチャーを担ぐとジェットに拳銃を渡し飛び出す。

ヴォルクス「そこか!!…っ!?」

クード「レン、今だ!!」

レン『うん!』

「『仕る青龍集わり 強り奔らせ

白白明けと 朧なりに

いめ通わん』」

ヴォルクス「くそ、させるか!!」

スパイクが飛び出してきた方向に攻撃を仕掛けようとしたが、ほんの僅か、一瞬だけ手が止まった。
先程まで拳銃を手にしていた男がロケットランチャーを担いでいたからだ。
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