ほむら「伝説の魔法……騎士?」

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357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 12:48:01.62 ID:X8KFQQnwO
アホ丸出しな事言ってage正当化しようとすんな餓鬼
気付かないなら一生気づくな
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 23:08:04.21 ID:xYxd/2sIo
乙ですた

そろそろ2巻も半ばを過ぎたし、第一部だけで終わるとしたら後半戦突入ですな?
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/16(土) 02:42:45.63 ID:VZZsfDPVo
>>81
10ヶ月近く前のレスへの感想だが、レイアース側第二部クライマックスまで同行してたら主人公の座を乗っ取れるかもしれんぐらいのメンタルかもね、まどかのほうも。
新・柱と円環の類似度っていうの?
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/16(土) 03:14:40.00 ID:leooBK8UO
そう言えば光もルールブレイカーが作品上の役割だったか
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/19(火) 12:22:26.22 ID:HvJRQr6rO
柱システムを無くしちゃうもんな
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/30(土) 02:44:55.69 ID:yOBmG7aBo

マミ「鹿目さん!?なにやってるの!戻って!!」


まどか「嫌です!!」


マミ「鹿目さん!?」


まどか「ほむらちゃんや海ちゃんが傷つけられて光ちゃんが戦ってるのに、じっとなんてしてられません!」

まどか「……していたくないんです!!私だって戦います!戦えます!!」


マミ「だからってそんな無茶を……」


まどか「ごめんなさい!お説教は後でお願いします!」


マミ「待ちなさい!鹿目s」

海「――――――――」

マミ(っ……今龍咲さんを放ってはいけない……鹿目さん……お願いだから無茶はしないで……)



さやか「わわっ光が押されてる!どうしよう……どうしたら良いの?」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「まどか?前の方に出てきたら危ないよ!?」

まどか「それはさやかちゃんもでしょ」

さやか「それは……そうなんだけど、光一人に任せる訳にはいかないよ……私に何ができるかわからないけど」

まどか「うん、私も同じだよ。光ちゃんを放っておくなんてできない、だから一緒に戦いにきたの」

さやか「なっ何言ってるの!?いくらなんでも足手まといになるだけだって!私達魔法使えないんだよ」

まどか「うん、確かに魔法は使えないけどプレセアさんに借りた武器はあるし」

まどか「直接攻撃当てられなくても牽制にはなると思うの、光ちゃんの手助けになるよ」

さやか「それは……そうかも……だけど……」

まどか「それに……ほむらちゃんと海ちゃんを傷つけられて怒ってるの光ちゃんだけじゃないよ、私も怒ってるの」

さやか「……わかった、私も戦うよ!」

まどか「流石にさやかちゃんの武器剣だし、二人共魔法撃ちあってるから近づくのは無理だよ」

さやか「あ、うん……」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/30(土) 02:45:22.86 ID:yOBmG7aBo

さやか「あっでも、あんたまだ弓は……」

まどか「さやかちゃんは待ってて!」

さやか「あっちょっ!?まどかぁ!」



まどか(まだうまく矢を飛ばせないのは私が一番わかってる)

まどか(でも……でも!ほむらちゃんや海ちゃんが傷つけられて、光ちゃんも危ないのにほうっておくなんてできないよ!)


光「はぁっ!はぁっ!」

アルシオーネ「ほほほ、避けてるだけで精一杯かしら?『魔法騎士』のお嬢さん!!」


まどか(光ちゃんが押されてる……今助けるから!)

まどか「届いて!」



さやか「あっまどかの撃った矢が、おばさんにちゃんと向かってる!まどかいつの間にそんなに上達したの……」



アルシオーネ「ん?……フン」

光「えっ、矢?風ちゃん……まどかちゃん!?」



さやか「あぁ!駄目だ、おばさんの周りにあるバリアみたいなのに矢が弾かれた!」



まどか「そんな……これじゃあ牽制にもならないよ……」


アルシオーネ「その程度じゃ私の魔法は撃ち抜けないわよ」

アルシオーネ「後で相手してあげるから、この娘がやられるのを大人しく見てなさい!」

光「っ!まどかちゃん下がって!!この人の相手は私に任せて!!」


まどか「っ――――」

まどか(駄目……なの?私じゃ助ける事できないの?)

まどか(私が魔法少女なら……力が欲しい……契約していたら……キュウべえ……!)

364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/30(土) 02:45:48.74 ID:yOBmG7aBo

さやか「まどか……」

さやか(まどか……凄く悔しそう……あんなまどか見た事ない……)

さやか(できるかもわからないのに必死になってあがいて、少しでも助けになる様にって)

さやか(届いたはずのそれすらも意味がなくて……無力で……悔しいんだ……)

さやか(私は見ていただけ……何やってるのよ私は……!)



アルシオーネ「さあっ助けも助けにならなかったのだから、もう後がないわよ!」

光「くっ!」


まどか「光ちゃん!」

まどか(どうすれば……どうすればいいの?魔法少女には変身できない、魔法は使えない、矢は射っても弾かれる……)

まどか(早くしないと光ちゃんが……!!)


光「くぁっ!」

アルシオーネ「終わりよ!『魔法騎士』!!」


まどか「だめ……だめえええええ!!!!!」


さやか「でやああああ!!!!!!」


アルシオーネ「なっ!?」

光「さやかちゃん!?剣を……投げて!?」

アルシオーネ「ちっ!そんな程度弾かれて何の意味も……」


さやか「意識がそれただけで十分!光!!」


光「!  炎  の  矢  !!」

アルシオーネ「くっ! 殻 円 防 除 !!」


さやか「防がれた!ちぇっおしい!」


365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/30(土) 02:46:17.51 ID:yOBmG7aBo

アルシオーネ「小癪なマネを! 氷 槍 投 射 !!」

光「くっ!」


さやか「わっわっ!氷の塊飛ばすなぁ!!」


まどか「さやかちゃん!」


アルシオーネ「剣を投げてはもう何もできないでしょう!後でお返ししてあげるから大人しくしていなさい!」


まどか(どうしよう……あの人の言うとおり、さやかちゃんにはもう武器が無いから何も……)

まどか(でも、私の矢じゃ弾かれて牽制にも……でも……やるしかないんだ!)

まどか「てぇい!」


アルシオーネ「フン!そんなものとどきもしないわよ」

アルシオーネ「さあ、まずは貴方から片づけさせて貰うわよ!」

光「――――!」


まどか「やっぱり弾かれる……でも他にできる事は……どうすれば良いの……」



フェリオ「信じろ!」



まどか「え!?」


さやか「フェリオ?」



フェリオ「この『セフィーロ』は意志の世界なんだ!『信じる心』が『力』になる!矢があいつにとどくと信じるんだ!!」

フェリオ「そうすればきっととどく!」



まどか「『信じる心』が…………」


さやか「『力』に……」


まどか「――――――――」

まどか(信じる……私の矢がとどくと…………)

まどか(正直よくわからないけど……でも……信じる事で光ちゃんや皆を助ける事が出来るのなら……信じる)

まどか(私の矢が届いて助けになるって信じてみせる!!)

まどか「当たってえぇぇ!!!」


アルシオーネ「また懲りずに矢を射ってきて、そんなの効かないと……がっ!?!」


さやか「やった!!まどかの矢がおばさんのバリアみたいなの突き抜けて命中したよ!!」

366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/30(土) 02:46:43.83 ID:yOBmG7aBo

まどか「や……やったぁ!!」


さやか「凄いよまどか!!あんたやったんだよ!!」


光「――――!まだだ!まだ終わってない!!」


まどか「え?」


さやか「そんな!?頭に命中したのに……あっ、おばさんの額につけてた宝石みたいなのが壊れてる」

さやか「またあれに当たって直撃しなかったの!?」


アルシオーネ「がっ……よくも……よくもやってくれたわね!!」

アルシオーネ「  氷  尖  撃  射  !!」


さやか「げっ!海と転校生がやられた魔法だ!まどかああぁ!!!」


光「まどかちゃん避けて!!!」


まどか「あ…………」

まどか(駄目だ……間に合わない……避けれないなら鎧で……駄目、とても防げそうに思えない……そんな……)

まどか(これで終わり……なの?私死んじゃうの?)

まどか(……少しでも役に立てれたのかな…………なら……いいか……ごめんね、ママ、パパ、たつや)

まどか(……さやかちゃん、光ちゃん、風ちゃん、フェリオさん、マミさん……海ちゃん……ほむらちゃん……)

まどか「――――――――っ」


さやか「まどかあああああ!!!!!!」


光「土埃が起こって見えない!まどかちゃんは無事なのか!?返事して!まどかちゃん!!」


アルシオーネ「まず一人……あんな子供が私の魔法喰らって生きてる訳…………!?」

光「あ――――」


さやか「まど……――――っ!」


まどか「――――――――?」

まどか(あれ?……生き……てる?それ所がどこも痛くない?)

まどか「何で…………え……」

まどか「――――ほむらちゃん――――」

ほむら「――――――――」


さやか「転校生!?間に入って盾のバリアみたいなので防いだの!?……よ……よかったぁ〜〜」


まどか「ほ……ほむらちゃん……?」

ほむら「――――良かった……」

まどか「え?」

ほむら「守れ……た――――」

まどか「たっ倒れ……ほむらちゃん!!?」


光「ほむらちゃん!!血が!さっきの怪我が治ってない!?そんな……あんな状態で庇ったりしたら……」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/30(土) 02:47:19.83 ID:yOBmG7aBo
今日はここまで
続きはまた今度
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 03:24:46.30 ID:mfM6mV+/o
死亡確認!
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 00:49:49.90 ID:emDa+CdDO
ソウルジェムが無事な限り死なない
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/08(月) 06:19:10.48 ID:PzxTU2fAO
ほむらやばくないか?

>>357
亀だけど誰も正当化なんかしてないぞ
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/08(月) 06:53:27.78 ID:PzxTU2fAO
>>357
すまん
>>356をよく見たらage正当化してる内容だった。ごめんなさい
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 13:24:36.40 ID:ZT15936To

なかなかのほむ酷使
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 01:44:58.21 ID:mVom0MjDo
額の宝石のセーブ率たるや
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 22:52:39.60 ID:H9AF6Bb2o
今日見つけたけど面白いので期待
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/24(水) 01:33:41.93 ID:M8VSjShr0

亀レスだが290-334のフェリオの扱いが草不可避www
原作準拠だけどアニメのノリもあっていいね
期待sage
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/24(水) 03:03:00.39 ID:ZySXShFDo
期待ageと同じ感覚で上げずにsageたんだろうけど、期待を下げるって盛り下がるとか萎えるって意味になるから今度から期待だけにしとこうな
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/25(木) 23:08:18.56 ID:AD7YCZPho
今気付いたが>>39で驚いてる人数が『4人』だな
ミスでないとすればこれは……
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 01:10:53.66 ID:3w93pAzj0
自然消滅が近い
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 01:34:22.61 ID:Cs5P0Jkxo
あと1ヶ月あるで
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/11(土) 09:22:03.46 ID:J5rfSe3DO
あと29日か
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/19(日) 10:54:40.70 ID:qlxCOiWDO
まだか…生存報告だけでもいいからきてほしいぞ
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 04:46:07.88 ID:xBksSDomO
こりゃ消滅しちゃうかな?
期待してただけに残念だ
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 17:32:36.89 ID:FtDigryCo
もう、60日まで残り3日か……
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 00:48:55.10 ID:StzVfYc+o
奇跡は起きないのか……
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 04:54:01.49 ID:4NIDGHY+o
セフィーロは意志の世界だから>>1が来ると信じれば来る
きっと来る
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 09:34:27.96 ID:8W+ZGoUZO
せめて生存報告だけでも
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/07/28(火) 22:31:38.44 ID:3oG0GCnwo

まどか「ほむらちゃんん!ほむらちゃんんん!!いや……いやああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ほむら「……………………」


さやか「て……転校生……?……血があんなにいっぱい……意識もないの…………死……」

さやか「や……やだ……こんな……こんなぁ……」


風「そんな……さっきまで、ほむらさんここに……」

フェリオ「くっ!いつの間に……あいつが助かってもお前が倒れちゃ駄目だろうが!」


アルシオーネ「あの傷で私の魔法を防ぐなんて……流石は『魔法騎士』の卵ね」

アルシオーネ「でもいくらしぶとくても、そんな無茶をしたんじゃもうその娘は助からないわね」

光「――――っ!!」

アルシオーネ「次はあなた達の番よ!まとめて終わらせてあげるわ!」



マミ「暁美さん……!」

マミ(駄目!鹿目さんも美樹さんも暁美さんの惨状を見て半狂乱になってる……)

マミ(あのままじゃ獅堂さんが二人を守りながら戦う事に……それにもたもたしていたら暁美さんが手遅れに……)

マミ(龍咲さんの傷も思ったより酷い……このままじゃ皆……)

海「…………う……」

マミ「龍咲さん!気がついたのね!大丈夫!?」

海「……皆は……」

マミ「今あの黒ずくめのおばさんと戦闘中よ」

海「!!」



アルシオーネ「   氷   流   切   刃   !!」

光「っ!!」

まどか「やだ……やだよぅ……」

388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/07/28(火) 22:32:05.15 ID:3oG0GCnwo

海「……皆……戦えるのが光一人じゃ危ないわ……」

マミ「駄目よ!私の魔法で少しは治ったはずだけど今動いたら傷が……!!」

海「……でも……光が……光を皆を助けなきゃ……」

マミ「龍咲さん……でも……」

モコナ「ぷぅ」

マミ「あなた……」

海「モコナ……心配してくれてるの?」

モコナ「ぷぅぷう」

海「あなたの本当のご主人様の……あの生意気な魔法使いに……ちゃんと『魔法』を習っておけば良かった……」

海「そうしたら……皆を助けられたのに……」

マミ「……………………」

海「皆を助ける『魔法』……『魔法』が欲しい……『魔法』が……欲しい!!」


モコナ「――――――――」


マミ「えっ!?この子の額の宝石が光って……!さっきまで『赤』だったのに『青』に変わったわ!」


モコナ「――――――――」

海「――――――――」


マミ「龍咲さん!!何!?宝玉から龍咲さんの額に光の線が……」


???≪……ウミ……聞こえるか、ウミ……≫

海≪……クレフ……?≫

クレフ≪そうだ、このモコナを通じてお前の心に直接語りかけている。聞こえるか?≫

海「聞こえるわ」


マミ「え?何を言ってるの……もしかして龍咲さん……その光を通じて、この子『モコナ』と会話しているの?」


クレフ≪お前は皆を助けたいと願った、皆を助けるために『魔法』が欲しいと願った≫

海「助けたい……皆を助ける『魔法』が欲しい!!」


マミ「これは!?龍咲さんの胸のあたりから光が……もしかしてこの子、モコナも『魔法』を授ける事が出来ると言うの?」

マミ「そんな事が出来るなんて……いったい……」


クレフ≪わかるか?お前の中に『力』がある事が、今までと違う『力』がある事が……≫

海「わかるわ……胸の奥があつい……『言葉』が……『言葉』が浮かんでくる……」

≪それがお前の『魔法』だ≫

389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/07/28(火) 22:32:31.06 ID:3oG0GCnwo

光「っ!」

まどか「うぁ……ぅぅ……」

ほむら「……………………」

さやか「あぅ……うぁああ……」


風「まどかさん!さやかさん!!気をしっかりもってください!」

フェリオ「怪我人だからって覆いかぶさって盾になろうとするな!避けろ!また魔法が来るぞ!!」


アルシオーネ「   氷   槍   投   射   !!」


さやか「わあああ!!!」

まどか「やだ……いやあああ!!!!!」

光「――――!」



マミ「皆!くっ……龍咲さん!加勢に行ってくるから貴方は安静に……!?」

海「――――――――」

マミ「な……なに?龍咲さんの周りに水が集まって……これは龍咲さんの魔法?」




海「     水     の     龍     !!!」




アルシオーネ「なっ!?きゃああああ!!!」



マミ「ぅあ!?……龍咲さんの放った、水でできた龍があの魔導師の人を飲み込んだ……」


さやか「え?……なっなに?……助かった……の?」

まどか「ぁ…………」

ほむら「……………………」



マミ「凄い……魔導師の人が付けていた頭の飾りだけしか残ってない……食べたの?」

海「――――――――」

マミ「倒れ……龍咲さん!!!」


光「海ちゃん!!」

390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/07/28(火) 22:32:58.41 ID:3oG0GCnwo

マミ「龍咲さん!!」

風「海さん!」

光「海ちゃん!海ちゃん!!」

海「……光……だいじょうぶだった?」

光「うん!海ちゃんが助けてくれたから!海ちゃんの『魔法』で助けてくれたから大丈夫だ!」

海「よかった……光って、なんだかほっとけないんだもの……妹みたいに可愛くて……一生懸命で……」

マミ「無茶をして……塞がっていた傷も開いてるじゃないの!」

海「風も……皆も……怪我はない……?」

風「……ええ、海さんの『魔法』で敵もちゃんと倒せましたわ」

海「よかった……私たちどうなっちゃうかわからないけど……この『セフィーロ』に7人そろって呼ばれたんだもんね……」

マミ「龍咲さん?いけない!意識が……!」

光「海ちゃん!海ちゃん!」

フェリオ「おい!怪我人運んで来たぞ!」

まどか「マミさん!ほむらちゃんが……ほむらちゃんが……」

さやか「転校生の血が……血が止まらないんです!マミさん魔法で治療を……海!?」

さやか「そんなまだ怪我が……さっき魔法使って助けてくれたのに……」

フェリオ「おいおい……二人共そんなに持ちそうにないぞ、二人同時に回復できるのか?」

マミ「――――っ、できるだけの事はやってみるわ……けど……」

フェリオ「……そうかよ……くそっ……」

まどか「そんな……ほむらちゃん……海ちゃん……なんで……なんで、こんな……」

さやか「転校生……海…………風?」

風「……海さんは私達を助けてくださいました。私達を助けるために……『魔法』を使ってくださいました……」

風「今度は私の番ですわ……」

さやか「私の番って……どうするつもり?」

風「マミさん、海さんがどうして『魔法』を使える様になったのか知っていたら教えてくださいませんか?」

マミ「それは……その子、モコナの額の宝石から光が出て、そうしたら龍咲さんがモコナと会話し始めて……」

マミ「たぶんだけど、その時にモコナが……」

風「なるほど……モコナさんの額の宝石から光が出て、海さんは『魔法』が使えるように……」

まどか「モコナの額の宝石……それで『魔法』が……」

風「モコナさん……私に『魔法』をください」

風「海さんとほむらさんを助けたいんです。二人を助けるための『魔法』をください!!」

モコナ「――――――――」

391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/07/28(火) 22:33:25.04 ID:3oG0GCnwo

さやか「うおっ!?モコナの額の宝石から光が……レーザ?」

光「風ちゃん!!」

マミ「今度は額の飾りが『緑』になった!」

さやか「今度は緑って、さっきは違ったんですか!?」

マミ「龍咲さんの時は『青』だったわ。それぞれの魔法の属性で色が変わるのかしら……」


???≪……フゥ……≫

風「……あなたはクレフ……?」

クレフ≪そうだ≫


マミ「え?クレフって……モコナと話してたんじゃなかったの?」


風「……私に『魔法』を教えてください」

クレフ≪もうお前の『魔法』は、お前の中にある≫

風「胸の奥から何か『言葉』が……」

クレフ≪そうだ、その力がお前の『魔法』だ≫

クレフ≪お前達はそれぞれ仲間を思いやる『心』で『魔法』を習得したんだ≫

風「――――――――――――――――」

クレフ≪忘れるな、この『セフィーロ』では何よりも『意志』の『力』が勝るのだ≫

クレフ≪『信じる心』こそが、この『セフィーロ』での『力』となるのだ≫



風「     癒     し     の     風     」



さやか「なっ何!?風から出た風が転校生と海に纏わりついてるの?」

マミ「これは!二人の傷が治ってる……しかも、とてつもなく速く修復しているわ」

まどか「あ……あぁ……」

海「――――ぁ」

光「海ちゃん!!!」

ほむら「――――――――…………ぅ……これは……?」

まどか「ほむらちゃん!!!」

さやか「おおっ!!やったああ!!二人共傷が完全に治ったよ!!」

風「ふぅ……『信じる心』が……『力』になる……」

マミ「本当にとんでもないわねこの世界は……」

392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/07/28(火) 22:35:30.38 ID:3oG0GCnwo
今日はここまで
続きはまた今度
すいません遅くなってしまって
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 22:39:38.57 ID:M2wdx8nQo
乙でした
ほむ生存
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 01:45:01.58 ID:JwEzQqxYo


ほむほむは『信じる心』を取り戻せるかのう?
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 04:10:35.94 ID:G7AjP9M+O

やった、!>>1がきた!これで勝つる!
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 19:48:27.78 ID:+zmZJl+AO
乙ん
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/30(木) 17:08:01.08 ID:iTESyMnDO
信じる心を忘れなければ期限ギリギリでも>>1は来てくれるんだね!
よかった信じてて…
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/10(月) 14:14:15.31 ID:3q9LfLs3O
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2015/08/23(日) 15:02:34.55 ID:7nNEbm7V0
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/28(金) 20:14:40.66 ID:MiRywhUM0
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/28(金) 21:09:03.34 ID:MiRywhUM0
ほむほむ
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/17(木) 09:40:34.73 ID:RS1N7CWDO
今月の28くらいでエタってしまう…信じてるから>>1よ来てくれ
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/22(火) 11:33:51.79 ID:casaGALDO
あと一週間くらいしかないぞ来てくれよ>>1
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/28(月) 15:22:25.25 ID:wf1jEMl6o
明日の夜か深夜に予定
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/28(月) 19:21:26.97 ID:K/DQyNU5O
きたーーーーーー!!
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/09/30(水) 02:06:12.31 ID:9lMaOKyKo

光「海ちゃん!ほむらちゃん!よかったほんとによかった!」

まどか「もうどこも痛くない?ケガも平気?」

海「大丈夫よ二人共」

ほむら「ええ……不思議なほど痛みも怪我も無いわ」

ほむら「これは誰かの『魔法』なの?」

マミ「鳳凰寺さんの『魔法』よ。あれだけの怪我をあっという間に治してしまうなんて反則モノよね」

海「ありがとう風」

ほむら「感謝するわ……」

風「いいえ、海さんの魔法がなければ私達全員あのおばさんに殺されていたかも知れませんし」

風「ほむらさんが最初に海さんを庇ってくださらなかったらその魔法も使う事もできなかったでしょう」

風「海さん、ほむらさん、ありがとうございます」

海「ほむら、私からもありがとう」

ほむら「え……えぇ……」

風「光さん、まどかさん、さやかさんもあのおばさんと戦ってくれて本当にありがとう」

まどか「そんな……」

さやか「あはは……あまりやくに立てなかったけどね」

光「――――っ」

マミ(頭をぶんぶん横に振ってる……)

光「私達は仲間だ、まだ出会ったばかりだけどこの『セフィーロ』で七人きりの大切な大切な『仲間』だ」

さやか(七人きり……結構多い気が……)

光「私一人でこの『セフィーロ』に招喚されてたら寂しかったかもしれないけど」

光「海ちゃんと風ちゃんとまどかちゃんとほむらちゃんとさやかちゃんとマミさんがいてくれたから一緒に頑張れる」

マミ(やっぱり多いわよね……)

光「『仲間』がいるとおもうと『力』がわいてくるんだ」

407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/09/30(水) 02:07:06.44 ID:9lMaOKyKo

まどか「……………………」

海「……………………」

さやか「……………………」

風「……………………」

マミ「……………………」

ほむら「……………………」

光「…………     !    」

光「……ひょっとして……そう思ってるのって……私だけ……かな……」

光「あの、あのっ『仲間』だって言ったの迷惑だったかな」

光「皆に聞いてないのにかってに皆のこと『仲間』なんて……」

さやか(赤くなってる……けど……何か聞いてるこっちが照れる……)

海「光ってほんっとうに今どき珍しい『いい子』よね」

風『ほんとうに。私こんな可愛い方と『仲間』になれて幸せですわ』

マミ「『仲間』がいると思うと『力』がわいてくる……良い言葉だわ!」

まどか「マミさん……」

さやか「同意はするけど繰り返さないであげてください……」

モコナ「ぷぅ」

光「――――――――」

ほむら(喜んでる……猫の耳とシッポが見えそうな喜び方ね……)

408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/09/30(水) 02:10:14.58 ID:9lMaOKyKo

海「私も光を助けたいと思ったら『力』がわいて来たわ」

海「大切な『仲間』の光をあのおばさんの魔の手から救わなきゃと思ったら勇気が出て、自然と『言葉』が出てきた」

光「海ちゃん……」

海「何が何だかわからないしどうして私達七人がこんな目にあうのか理不尽ではあるけど」

海「元の世界『見滝原』に戻るために力を合わせて頑張りましょ。これからもよろしく光」

風「私もよろしくお願いいたしますわ」

光「……風ちゃん……」

さやか「もちろん私もよろしくね」

まどか「私も『仲間』でいいんだよね?」

マミ「ふふ……『見滝原』に戻ってもずっと皆『仲間』でもいいわよね?」

ほむら「………………………………」

光「……みんな……」

ほむら(……『仲間』…………私は…………)

さやか「それはそうと」

光「?どうしたの?」

さやか「もぉっ、こぉっ、なぁぁ〜〜ぁ」

海「……猫なで声で気持ち悪いわよ……」

モコナ「……ぷぅ」

風「モコナさんも引いてますわ」

さやか「そんな事はどうでもいいの!モコナ、クレフと連絡取れるんだよね!しかも魔法を使える様にできてたよね!?」

海「えっ……ええ……だから私も風も魔法使う事ができたんだし……」

さやか「と言う事は、私達も魔法覚える事できるんじゃない!?」

まどか「!!そうなの!?モコナ!?」

モコナ「ぷぅ?」

さやか「ぷぅ?じゃなくて!クレフと連絡取れるなら私達にも魔法を授けてくれる事もできるんじゃないの!?」

光「わぁ!それじゃあ、みんな魔法使える様になるんだ!」

まどか「モッモコナ!お願い!私も魔法使える様にして!」

さやか「私も!私も!」

マミ「……できるのなら私もお願いしたいけど……」

ほむら「無理……でしょうね……」

さやか「え!?なっなんで……やってみないとわからないでしょ!?」

海「私も無理だとと思うわ」

風「私も同意見です。先程もモコナさんを通してクレフさんは魔法を授けてくれたのではなく使い方を教えてくれたのです」

海「そうそう、それも不思議な魔法の力で教えてくれたと言うより助言?本当に教えてくれただけだったわ」

風「恐らくは電話とかみたいに会話はできても直接何かを寄こす事とかはできないのでしょう」

ほむら「やっぱりそう上手くはいかないわよね……」

まどか「そっそんなぁ〜〜……本当なのモコナ?」

さやか「そんなの、それこそ魔法で解決とかできないの!?」

モコナ「ぷぅぷぅ」

マミ「興味なさそうに踊ってるわね……キュウべえも直接会ってじゃなかったら契約できないみたいだったから」

マミ「この世界の魔法も離れていたら授かる事できないんじゃないかしら」

まどか「……そう……ですか……」
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/09/30(水) 02:10:42.03 ID:9lMaOKyKo

フェリオ「やっぱり妙だと思った」

光「フェリオ……」

ほむら(そう言えばいたわね……忘れてたわ……)

フェリオ「お前達があの『伝説の魔法騎士』だったんだな」

まどか「あ……」

光「騙すつもりはなかったんだ……!でも……」

フェリオ「俺が敵か味方かわからないから警戒したのか」

風「……すみません」

マミ「ごめんなさい……」

フェリオ「賢明だな」

光海風まどかさやかマミ「「「「「「え?!」」」」」」

ほむら「……いやに物わかりが良いわね」

フェリオ「さっきからの会話を聞いているとお前達は力を合わせてエメロード姫を救う決意をしたようだ」

光「皆。本当の事、フェリオに話したい」

まどか「私も……話した方が良いと思う」

さやか「うん、私も賛成」

ほむら「まぁ……敵だったらさっきの戦いの時にチャンスは幾らでもあったでしょうから信用しても大丈夫だとは思けど」

光「私達は『見滝原』からきたんだ」

まどか「突然『見滝原タワー』の床が抜けて気がついたら、この『セフィーロ』にいたの」

光「そして……『クレフ』と言う名の魔法使いにあってこの『セフィーロ』を救ってほしいって言われたんだ」

フェリオ「導師クレフにあったのか!あの『セフィーロ』最高の魔導師に!」

海「あのおぢさんって有名人だったのね」

風「そのようですわね」

さやか「若づくりなのに」

ほむら(この場にいたら「だれが若づくりのおぢさんだっ!」とか怒りそうね)

マミ(『セフィーロ』最高の魔導師……ワクワクする響きね。今度会ったら色んな話聞いてみたいわ)

410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/09/30(水) 02:11:10.87 ID:9lMaOKyKo

フェリオ「ヒカル達を招喚したのは……」

光「エメロード姫だってクレフは言ってた」

フェリオ「さっきエメロード姫をさらったのは神官ザガートだって言ったな」

まどか「それもクレフさんが教えてくれたの」

ほむら「……言った覚えないわね」

マミ「え?いえ、さっき……ってそう言えば、あの時暁美さん気絶してたわね」

海「私も覚えがないから最初の不意打ちの後かしら?」

さやか「そうね。そうそう、あのおばさんクレフの教え子でエメロード姫付きの魔導師でザガートの事好きらしいよ」

ほむら「……その話、後で詳しく聞かせてちょうだい」

フェリオ「やっと納得がいった、なぜ平和なはずの『セフィーロ』に魔物が闊歩しているのか」

まどか(クレフさんも魔物はいなかったって言ってたっけ……)

フェリオ「常春なはずの『セフィーロ』に天変地異が続いているのか」

ほむら(天変地異……今の時点でそこまで影響あるのね……)

海「今度はあなたの番よ、私達は自分の正体を明かしたわ。あなたは何者なの?」

フェリオ「……エメロード姫の知り合いだ」

光海風まどかさやか「「「「「  ?  ?  ?  」」」」」

マミ≪……訳ありみたいね≫

ほむら≪敵じゃないのなら無理に聞きださなくてもいいでしょうから触らないでおきましょう≫

フェリオ「『伝説』は本当だったんだな」

マミ「その話詳しく!」

ほむら「『伝説』ってどんな『伝説』なの!?」

フェリオ「え?お……おぉ……」

風「クレフさんもプレセアさんも口にしてらっしゃいましたが、内容はお聞きできなかったんです」

さやか「伝説のってよく言われてるけど伝説の内容しらないから気になってるのよね」

フェリオ「そっそうか……『伝承』だよ、きちんとした文章にもなっていない口伝えに伝えられている『伝説』」



フェリオ「この『セフィーロ』の『柱』に異変が起こった時」

フェリオ「『異世界』から招喚された者が『伝説の魔法騎士』となって『魔神』の『力』を借りて戦う」




411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/09/30(水) 02:12:44.09 ID:9lMaOKyKo
今日はここまで
続きはまた今度
次はまだ近いうちに
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 10:57:41.78 ID:ChuG0cCvO

待ってた
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 20:40:57.10 ID:G8CBy2HAO
乙でした。
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 23:30:43.57 ID:I7l/DIsVo

光たちはいい子だなぁと再確認
比較するとマミさんとほむらの思考がスレ……苦労してる感じ
それでも大分柔らかくなった気はするけど
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 23:30:43.57 ID:I7l/DIsVo

光たちはいい子だなぁと再確認
比較するとマミさんとほむらの思考がスレ……苦労してる感じ
それでも大分柔らかくなった気はするけど
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 23:31:20.05 ID:I7l/DIsVo
連投失礼
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/01(木) 19:22:48.44 ID:tRaK0sxto
ほむらはともかくマミはもっとスレてるんじゃね、とか思うオレはたぶん異端?
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 15:31:56.32 ID:WGGeBPECo
乙でした
ほむらさんアルシオーネに興味ありか
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 23:30:04.88 ID:K1Qj8i8DO
マミさんは伝説やら伝承やら好きそうだもんな…
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 00:40:53.01 ID:1Q2clMCK0
自分に魔神がないことに絶望して魔女になるマミ
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 08:22:00.65 ID:7Xfz8S4vo
                / )´))ヽ           /      :
        ,. ::''´::: ̄〈 〈r‐、/´ ̄` ヽ、 __   /       :
        / .:::::// \\二´ ̄   } `/   /  
      / ::::::/ / , -─‐-`ー─ヽv‐、 | : : : : /    ィ □ 
    //::::: / /(     ヽγ‐‐、! V: : : :/ : : : :    | 木
 // {:::/:f/   `ー──'^⌒7 ヽ ゝ、 : : : : : :    _
     ゝ‐、:{          :::/`ーく   `丶  /   r┴┐
  / {γ、          __  }  ',     / \:   寸
  // (ヽ    /∠´──->′ ,'    /  /  
     \_人   /           /      / : :   -レ‐、
     /::::::::::::::\          //⌒>ー' : : : : :   /l Cヽ
   /〈::::::::::::::::::ヽ>::::....,,__,.//: : :| : : : : : : : : : :
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 04:15:35.05 ID:nC/48uBDO
もう1ヶ月以上経過したのか…まだかね?
まあ管理人仕事してないし急ぐもんでもないが
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/25(水) 15:12:34.46 ID:a6Mh9tvW0
ほむほむ
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/25(水) 19:42:37.39 ID:xxJqTjYjO
まだ残っていたのね
かなり序盤の状態で
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:13:01.06 ID:S5U5VE+Ro
第一部3巻第二部3巻の原作コミックでフェリオが出てくるのは1巻の最後のコマじゃん
フェリオとの会話が始まってるんだからすでに中盤だろ?
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 16:42:29.18 ID:DXWQ3LxDO
原作通りに進んでるとはかぎらない
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/11/29(日) 23:24:56.26 ID:pGyo6+W+o
もう少し待って
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 23:55:54.58 ID:YM236Kjio
お、>>1か?
待ってるぞ
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/30(月) 00:09:32.40 ID:MaTh3M2Ro
ギリギリだの
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 00:09:59.01 ID:MaTh3M2Ro
うおageスマン
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/28(月) 17:35:54.46 ID:Hu3kTN6B0
ほむほむ
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/29(火) 04:46:03.35 ID:kw3q/NoDO
まだすかー?
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/21(木) 21:03:23.73 ID:nF5cyq/DO
もうすぐ2ヶ月になっちゃうな
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/01/26(火) 21:49:50.05 ID:jgHOEeUao

光「そうだ、クレフも『魔法騎士』になるには『魔神』を蘇らせなきゃならないって言ってた」

ほむら「『魔神』……詳しくはわからないのかしら?」

フェリオ「ああ、少なくとも俺は知らない」

海「でもどうして『伝説の魔法騎士』は『異世界』の人間じゃなきゃいけないの?」

海「この『セフィーロ』にもあなたみたいな強い人はたくさんいるでしょうに」

さやか「そうだよね、若年寄りみたいなクレフだってああ見えて強かったし」

フェリオ「俺もそれが納得いかなかったんだ」

フェリオ「だから『エテルナ』で『エスクード』を取って俺が『伝説の騎士』になれないか試してみるつもりだった」

風「そう言えばクレフさんはたくさんの魔導師さんや戦士さん達が」

風「エメロード姫を救うために戦ったとおっしゃっていましたわ」

フェリオ「相手が神官ザガートなら当然だ勝てるわけがない」

まどか「当然って……」

海「そ、そ、そ、そ、そんなに強いの?」

フェリオ「 め ち ゃ く ち ゃ 強 い 」

海「せっかくの決心に地震がきそうよ」

さやか「だ、だ、だ、だ、だいじょうぶだよ『伝説の魔法騎士』って言われてるぐらいなんだし、たぶんきっと……ね?」

ほむら「私に聞かれても困るわよ……」

風「でもそんなにお強いのなら、なおさら『異世界』の者では無理なのでは?」

風「この『セフィーロ』の常識もわかりませんし。私達の世界では、魔物が道路をのしのし歩いたりしませんもの」

マミ(魔女の結界内なら歩いてるけど……)

風「ゲーム内ではプレイヤーは皆勇者ですけれど」

海「そうそう『伝説の魔法騎士』なんてゲームの中の話よ」

ほむら(魔法少女も物語だけの存在と思ってたわ……)

フェリオ「それは俺にもわからない。しかし『伝説』は確かに実現してしまったようだな」

435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/01/26(火) 21:50:16.23 ID:jgHOEeUao

フェリオ「『セフィーロ』の『柱』であるエメロード姫が神官ザガートにさらわれた」

まどか「うん……」

フェリオ「姫が今どんな状態で何所にいるかは全くわからないが」

フェリオ「『柱』を失った『セフィーロ』は居住区にまで魔物が出没し地震や嵐が相次いでいる」

マミ(クレフさんも言ってたわね。魔物は本来存在しないって……)

フェリオ「この世界の『魔物』は人々の『不安』の具現だ、『柱』はこの『世界』の全てをその『意志』の『力』で支えている」

フェリオ「『セフィーロ』が常に平和で人々の暮らしやすい『世界』であるようにと祈るエメロード姫の『心』が」

フェリオ「『セフィーロ』を異常気象の無い豊かで美しい世界に保っていたんだ」

さやか「エメロード姫がこの世界を守ってるんだね……」

フェリオ「しかし今姫の『心』はこの『セフィーロ』について祈る事が出来ない状態らしい」

フェリオ「だから空は荒れ大地は鳴く、そのため人々は不安と恐怖に包まれその『負』の『心』が『魔物』を作りあげるんだ」

ほむら「……………………」

光「じゃ、あの魔物たちは……」

フェリオ「全部『心』が現実化したものだ」



クレフ「この世界では何よりも『意志』が勝るのだ」



光「……『心』……不安と恐怖の『心』が……あの『魔物』達を生む……」

風「人の『精神力』が『平和』をもたらし、同じ『精神力』が『破壊』も呼んでしまう……」

海「『セフィーロ』本当に……不思議な世界ね……」

さやか「不思議と言うか……『魔物』が不安と恐怖煽ってたら延々と『魔物』が生まれ続けるんじゃ……」

フェリオ「人々はおびえている」

フェリオ「何人かの魔導師、騎士、戦士達が異変の原因はエメロード姫に何かあったためではと思い……」

フェリオ「エメロード姫を助けようと姫のいる『城』を目指したが帰ってこなかった」

光「『城』……?」

マミ(姫って言うぐらいだからお城に住んでたのね……中世風のお城かしら?)

風「その魔導師さん達も皆さん貴方の様に『伝説の魔法騎士』になるべく戦いに出られたのですね」

フェリオ「いや」

フェリオ「『伝説の魔法騎士』の事を知っているのは、この『セフィーロ』の『柱』であるエメロード姫に近しい者だけだ」

436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/01/26(火) 21:50:42.81 ID:jgHOEeUao

風「え……?じゃあなたは……」

フェリオ「あはははーー」

さやか「なに?いきなり笑いだして……」

ほむら「何か誤魔化したい……言いたくない事があるみたいね」

フェリオ「うっ……うーーん……しかし、エメロード姫が『異世界』から『伝説の魔法騎士』を招喚したと言う事は」

フェリオ「『異世界』の者しか『伝説の魔法騎士』になれないと言うのは本当らしいな」

風「…………」


モコナ「――――――――」


光「モコナの額の飾りが……」

さやか「うわっ!?光ってまた光線だしたよ!」

海「今度はいつものように赤く光っているわ」

モコナ「ぷぅぷぅ」

まどか「これってやっぱり……」

光「……『伝説の泉エテルナ』への道を教えてるんだ」

フェリオ「…………」

まどか「え?そっちは森だよ?」

光「フェリオ!」

フェリオ「約束は『沈黙の森』の出口までだ」

ほむら「確かに森の出口までが条件だったわね」

さやか「……魔法騎士に自分はなれないのがわかったから帰るの?」

マミ「たぶんエメロードを救う為に違う方法を探しに行くつもりなんでしょうね……あら?鳳凰寺さんと見つめあって……」

風「……――……――」

フェリオ「…………――――」

さやか「耳に付けていたピアスだかイヤリングだか外して風に手渡したよ!?」

風「……これは……」

フェリオ「お前にやる」

風「でも……私にはさしあげる物が……」


フェリオ「――――――――」

風「        」

風「――――――――」


海「何事ーー?!」

まどか「え!?いっ今、風ちゃんの手を取って手の甲にキッ……キスを……」

光「???」

437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/01/26(火) 21:51:48.94 ID:jgHOEeUao

フェリオ「ちゃんと礼はいただいた」

ほむら「……キザね」

さやか「うっうん……キザだね……」

マミ(……あ……その…………ちゅ……注意した方が良いかしら……)

フェリオ「――」

まどか「あっ木の上に飛び移って……」

フェリオ「近いうちにまた会おう」

ほむら「ちょっと!待ち……」

フェリオ「『伝説の魔法騎士』たち」

まどか「……行っちゃった……」

風「――――――――」

海「何あいつ!?妙に様になってたわね。まるで王子様見たいで……あーーびっくり……」

さやか「うーん。羨ましい様な、だからって実際にされるのは恥ずかしい様な……とんでもないわね」

光「?」

海「……って、風!」

光「まっかっか」

マミ「まるでショートケーキのイチゴみたいに真っ赤になってるわね」

風「――――――――」

海「どうしたの?風!」

風「はっ……な、なななななんでもありませんわ」

海「真っ赤よ風」

さやか「汗もたっぷりかいてるよ」

風「えっえっえっ!?」

海「……風、あなた……」

さやか「これは決定的ね……」

まどか「さやかちゃんと海ちゃんがニヤリって笑って風ちゃんを見てる……」

モコナ「ぷぅぷぅ」

光「モコナが早く行こうって」

風「い、いきましょう!光さん、海さん、まどかさん、ほむらさん、さやかさん、マミさん」

光「風ちゃんそっちじゃないよ」

マミ「色々いっぱいいっぱいみたいね」

ほむら「……………………」

さやか「あ〜〜転校生?残念だったね」

マミ「大丈夫よ、きっとまたチャンスはあるわ。あの人手が早いし」

まどか「あのマミさん……その言い方はちょっと……」

ほむら「だから何の話よ……」

さやか「いや、その……何か静かだったしショックでうちひしがれてるのかと……」

ほむら「何のショックよ?……黙ってたのはちょっと考え事していたからよ」

マミ「ええ、わかってるわ。大丈夫よ、あなたはまだ若いんだから次があるわ」

まどか「あ……あはは……」

ほむら「……何を言ってるかわからないけど、考えていたのは……」

ほむら「元々『出口』がわからなかったから一緒に来ていたのに、そのまま森に戻って大丈夫なの?と思ったのよ」

まどかさやかマミ光海風「「「「「「…………あ」」」」」」
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/01/26(火) 21:52:15.00 ID:jgHOEeUao

〜〜?????〜〜

????「くすくす……情けないなぁ」

?????「ほんとだよ。あんな子供に負けちゃうなんて」

?????「やはり、伝説どおり『魔法騎士』は『セフィーロ』を救うべく戦う……か」

ザガート「――――」

ザガート(気になるのは伝説よりも数多く招喚された事……)

ザガート(アルシオーネを討破る程の魔法を使った者もいれば、障壁さえ破る事もできない者もいる……)

ザガート(『魔法騎士』は伝説通り三人だとしたら、残りの者達は戦う力はないのか?)

ザガート(一体どうなっている……)

?????「ね、ザガード」

ザガート「…………」

?????「僕に行かせてよ。あのお姉ちゃん達と遊んでみたいな」

ザガート「……よかろう、アスコット」

アスコット「――――くすくす――――いってきます」


439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/01/26(火) 21:52:43.65 ID:jgHOEeUao
今日はここまで
続きはまた今度
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/26(火) 22:08:33.32 ID:LYLXGaTfo

待ってました!
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/27(水) 00:26:48.34 ID:XlLGfl10o

あなたはまだ若い……裏返せばマミさんはうわなにをするやめ
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/31(日) 00:51:25.67 ID:cjOmigIW0


フェリオ「約束は『沈黙の森』の出口までだ」
ほむら「元々『出口』がわからなかったから一緒に来ていたのに、そのまま森に戻って大丈夫なの?と思ったのよ」

ほむらに言われるまでその発想が無かった…
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/31(日) 02:10:11.99 ID:AIbshodBo
ということは、出口が分からなかったという発言が嘘だった可能性が出てくるのか


マジックナイトたちの性格を見極めるために出口を知るためという口実で同行したのかな?
コミック3巻しかない短い原作にも考察の余地が色々あるのか。気付かなかったよ、1乙。
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/10(水) 05:46:23.76 ID:A1psEaODO
まどマギとクロスしてるし原作通りなってるとは限らないからこれからどうなるのか
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/16(火) 21:44:59.83 ID:jK0KZIyl0

戦力も考える頭も増えたが足手纏いと船頭も増えたからクロスが吉と出るか凶と出るかが未知数
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 13:37:36.27 ID:5vaf8tWho
待ってるで
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/20(日) 03:25:54.14 ID:JZPrIWino
そろそろマズい
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/03/26(土) 00:04:48.08 ID:17Seskyeo

光「っ!!」

さやか「やったぁ!一気に、二体魔物倒したよ」

まどか「森から出られたのに、まだ植物みたいな魔物が襲ってくるんだね」

海「本当にこれが『不安』の具現化なの?」

光「……倒した時の手応えもあるのに……」

マミ「私達の世界にも魔女とか使い魔はいたけど……」

ほむら「……魔女や使い魔とは、また違うわね。動植物的で、モンスター……魔物そのものなイメージね」

モコナ「ぷぅぷぅ」

光「モコナがこの先だって!」



まどかほむらマミさやか光海風「「「!!」」」


海「ちょっと……」

海「ここのどこに『泉』があるのよ」

さやか「岩だらけ……と言うか岩に囲まれてる」

風「……水らしきものは見当たりませんわね」

ほむら「やけに根元が細くて上面が広い円形の土台みたいなのがあるくらいね」

モコナ「ぷぅぷぅ」

まどか「すごく良い事をしたと思っている顔してるよ……」

さやか海「「モコナーーーーーーーー!!!」」

マミ(二人に叫ばれても得意そうに胸をはってる……けっこう図太い精神してるわね……)

海「確かに、あのおばさんと戦った時は助かったわよ。モコナがいなきゃクレフに『魔法』を教えてもらえなかった」

さやか「あの時モコナがいなかったら、今頃私達はおばさんの氷の魔法で標本みたいにされてたかもしれない」

さやか海「でも!それとこれは別よ!」

光「海ちゃん、さやかちゃんこわい……」

まどか「ヒートアップしてるね……」

海「私達は戦う決意をしたのよ!だから『伝説の泉 エテルナ』にいきたいの!」

さやか「泉があるどころか……どどーーんとのっぱらーっだよ……」

海「誰が原っぱに案内したと言ったの!」

海「こんなお弁当でも広げたくなるような場所……」

風「あら、ほんとうにお弁当を食べるのに適した場所ですこと」

マミ「ぺしぺし叩いちゃ駄目よ……」

449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/03/26(土) 00:05:15.08 ID:17Seskyeo

モコナ「ぷぅぷぅ」

海「『泉』なんてどこにもないじゃない!」

さやか「こんな何も無い所で一体どうしろって言うのよ!」

光「あ……あれ?」

まどか「え?」

風「どうなさったんですの?光さん」

光「あの『線』なんだろう」

海「『線』?」

ほむら「何を…………鳳凰寺風……その目の前の土台の上に浮かんでいるのは……」

風「…………」

風「『線』ですわね」

マミ「まごうことなく『線』ね」

海「なっ何これ?」

風「……わかりませんわ……ただ『線』があるだけですわね」

さやか「『線』って……浮いてるものだったけ……摘めるし……」

モコナ「ぷぅぷぅ」

光「あっ待ってモコナ!」

まどか「一人で何所か行ったら駄目だよ……ああっ岩の上に登ったりしたら危ないよ」

海「何でこんな所に『線』が横たわってるのよ」

風「さぁ『セフィーロ』は不思議なところですから」

さやか「不思議にも限度があるでしょ!」

海「不思議はいいけど『伝説の泉 エテルナ』はどこなのよぉ!?」


まどか光「あああああ!!!」


ほむら「まどか!?」

海「どうしたの光!」


光「皆!見て!」


マミ「一体どうしたの?」


まどか「えっと……その、説明しづらいんでとにかく見て下さい」


さやか「見ろって……その二人が登っている岩の上から?」

ほむら「何かあったみたいね……登ってみましょう」

450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/03/26(土) 00:05:43.50 ID:17Seskyeo

風「うんしょ」

海「うんしょ」

さやか「うんしょ」

マミ「っと……」

ほむら「っ……」

さやか「……皆が一生懸命岩をよじ登ってる横でジャンプしただけで飛び乗るなんて……ずるい……」

マミ「そっそう言われても……」

ほむら「魔法少女なんだからこれくらい当たり前でしょう。そんな事より、一体何が……」

海「?」

さやか「??」

ほむらマミさやか海風「!?」

海「ああああああ!い、いずみ!?」

ほむら「さっきの土台に泉が……」

さやか「こっこれってやっぱり……」

風「こ……これが『伝説の泉 エテルナ』!?」

海「だってさっきは何も無かったわよ!」

まどか「あっ光ちゃん、飛び降りたら危ないよ」


光「あの『線』だ」


海「え?」

さやか「あの『線』って……さっきの横たわってた『線』?」


光「この『泉』上から見ないと『線』にしか見えないんだ」


マミ「そんな事が……」

風「なるほど……二次元、つまり平面的な『泉』なんですね」

モコナ「ぷぅぷぅ」

海「……で。この『泉』のどこに『エスクード』があるのよ」

さやか「そう言えば……岩はあるけど……」

海「ただ『泉』があるだけで鉱物らしき物なんて見当たらないわよ」

まどか「それはやっぱり……」


光「……この中……じゃないかな」

451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/03/26(土) 00:07:06.54 ID:17Seskyeo

さやか海「えええええ!?」

海「な……なんて非常識な……」

さやか「こっ鉱物って水の中に沈んでいる物……なの?」

風「ほんとうに『セフィーロ』は不思議でいっぱいですわね」

海「不思議じゃすまないわよ!」

さやか「魔女の結界でもこんな妙なのないわよ!」

マミ「いえ、結構あるわよ」

ほむら「抽象画みたいなのや、パソコンの画面の中みたいな結界はあったわ」

さやか「そ、そう……いや、問題はそこじゃなくて!」

海「私達はこの妙な泉『エテルナ』で伝説の鉱物『エスクード』を取ってこなきゃならないのよ!」

さやか「武器を作るんだからそれなりの大きさの筈の鉱物を!」

海「この、厚みのまったくない泉で!」

風「『妙な泉』ではありませんわ『伝説の泉』ですわ」

海「こんな横から見たら線に見える泉『妙な泉・エテルナ』でじゅうぶんよ!」

さやか「釣り糸垂らしたら突き抜けそうな厚みの泉が『伝説の泉』なんて不釣り合いだよ!『妙な泉』があってるよ!」

海「決めたわ!あなたは今日から『妙な泉・エテルナ』よ!」

風「海さん、さやかさん『セフィーロ』の方々がなれ親しんでいらっしゃったお名前を変えてしまっては、後々問題が……」

光「わあっ!」

海「どうしたの!?光!」

さやか「えっ、何!?」

風「光さん!」

まどか「光ちゃんが抱いていたモコナが、いきなり跳び出して……」

海「モコナ!?」

マミ「あっちょっと、そこは泉……ええ!?」

光「モコナ!!」

海「……消えちゃった……」

ほむら「泉に入ったと言うより吸収される見たいに消えたわね……」

光「モコナ!ああーーっ、モコナ!」

風「……泉は……やっぱりこの中の様ですわね」

ほむら「やっぱり、そう示すために飛び込んだのでしょうね」

海「でも深さもわからないし水の中での呼吸はどうするの?」

さやか「そうだよ!魚でもなきゃ水の中で呼吸なんてできないよ」

風「さあ」

さやか海「…………」

風「入ってみないとわかりませんわねえ」

海「ああ、やっぱり不幸の連続なのね〜〜」

さやか「うぅ〜〜本当に潜るしかないのぉ……」

光「……私いく」

海「光……」

光「モコナはきっとこの中に『伝説の鉱物エスクード』がある事を教えてくれたんだと思う」

光「私は『魔法騎士』になるって決めた。だから『エスクード』を取ってこなきゃ」

452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/03/26(土) 00:08:43.69 ID:17Seskyeo

光「がんばろう!」

さやか「よっしゃ!そうと決まったら、早速皆でババ〜〜ンと取ってきちゃおう」

ほむら「いえ、中がどうなってるかわからないわ。探索と、もしもの時の救助要員の二手に分かれましょう」

さやか「え」

マミ「確かにそうね。それなら泉の中に入るのは精々三人ぐらいかしら」

光「あ……う、うん……」

マミ(……すっごく中に入りたいけど……伝説の鉱石……でも……)

マミ「いざとなったらリボンを伸ばして引き上げる事が出来るから、私は外で待機してるわ」

まどか「それなら私は中に……行きたい……かも」

さやか「わっ私も中に入りたい!」

海「私も行くわよ。ここまで来て待ってるだけなんてごめんよ」

光「え……私も入りたいけど……人数もう超えてるよ」
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/03/26(土) 00:09:15.07 ID:17Seskyeo

ほむら「……まどか。あなたは外で救助要員をしてちょうだい」

まどか「なっなんで!?私が……その……足手まとい……だから?」

ほむら「そうじゃないわ。泉と言うんだから見た目がこんなでも中は水でしょうね」

海「そりゃそうでしょう。これで中が水じゃなかったら、もう泉じゃないわよ」

さやか「『妙な泉・エテルナ』じゃなくて『妙なエテルナ』だね」

まどか「……えっと……」

ほむら「中で何が起こるかわからないわ。だから武器の使えない私とあなたと鳳凰寺風は中に入れないわ」

まどか「あ……弓だから……」

さやか「そっか、そりゃ水の中じゃ弓矢は使えないか」

風「いえ、私も行かせて下さい」

まどか「え!?風ちゃん……?」

風「フェリオやプレセアさんが言っていた伝説では『魔法騎士』が『魔神』を蘇らせるのに必要なのが」

風「『伝説の鉱物エスクード』で創った『武器』」

マミ「ええ、そうね」

風「こうも言いましたわ……『何人もの戦士たちが伝説の鉱物『エスクード』を求めて『エテルナ』を目指し……』」

風「『そして誰一人帰ってこなかった』……と」

ほむら「……なるほど、そう言う事ね」

光「えっと……何が?」

さやか「今ので何かわかったの?」

ほむら「あの森……いくら魔法が使えなくて道に迷うからってこの世界の戦士達が一人も辿り着けないのはおかしいわ」

海「うん、まぁ……フェリオだって結構強かったし、時間をかけたら一人でも森を抜けれたかもしれないわね」

ほむら「つまり本当の帰ってこれなかった理由は……」

風「この泉なのではないでしょうか」

まどか「ええ!?でっでも……それなら水の中で武器の使えない風ちゃんは危険なんじゃ……」

風「いえ、伝説では『魔法騎士』が『エスクード』を手に入れる事になっています」

マミ「つまり泉の中に『魔法騎士』に反応する何か、または試練みたいなモノがあると考えているのね?」

風「はい」

ほむら「……わかったわ『魔法騎士』の三人が泉に入って、他は泉の外で待機してましょう」

454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/03/26(土) 00:09:51.55 ID:17Seskyeo
今日はここまで
続きはまた今度
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 11:49:29.21 ID:/M6SQ7yPO
待ってた
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 14:09:43.26 ID:XlCP+LCoO

さやかと海の仲の良さに癒される
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