ほむら「伝説の魔法……騎士?」

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223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 01:17:40.84 ID:uStYinwXo
このスレ見つけてからアニメ見てみたけど、車種だけじゃなくオートザムとか
ファーレンみたいにディーラーの名前まででてきて吹いたわ
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 16:08:08.39 ID:44JSl9C+o
>>221
そのみっつもあった
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 23:33:56.22 ID:Ti15PIlKO
>>223
車は詳しくないんでよくわからんがオートザムとファーレンがディーラーの名前ってことはチゼータもディーラーの名前なの?
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/24(金) 19:50:04.80 ID:63k/KosDO
落ち着けお前ら!話が段々レイアースやまどマギから車になってきてるぞw
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/24(金) 20:29:34.83 ID:MBSmmDMiO
>>222
風の魔法騎士だからやろうとすればレイジングストームもスクリューアッパーもギガンテックサイクロンもやみどうこくもやれるんじゃないか?
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/24(金) 22:38:04.86 ID:u2eMNk/RO
>>227
他の三つはともかくギガンティックサイクロンは身体の回転で竜巻起こしてるから流石に無理だろw
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 17:19:12.38 ID:zEaQKgW1O
風「ダボゥレップゥケ-ン」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/25(土) 22:00:51.71 ID:ynRSXNtg0
まどか達の属性は?
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/25(土) 22:02:12.06 ID:ynRSXNtg0
sage忘れてた。
スマン・・・
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 22:05:51.98 ID:YxoKblN3O
>>227
スクリューアッパーの場違い感www
でもそれらの技を使う奴の中で純粋な風使いはゲーニッツだけだね。
ゲーニッツは動作がどれもカッコ良くて好きだったわ(特にやみどうこく)…。風がゲーニッツの技を使うところを妄想したらニヤニヤが止まらねえw
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 22:47:04.32 ID:qZEgxXFpo
なおサンダーブレイクは光に持ってかれた模様
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 23:02:53.42 ID:YxoKblN3O
>>233
赤い稲妻とサンダーブレイクを一緒にするのは無理があるだろw
それならブラスターウェイブの方が近いと思う
海の青い竜巻は…KOFで当てはまりそうな技が思い浮かばんな
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 01:55:05.45 ID:2w68FrNDo
>>220
地球人たちとモコナと魔神の炎神レイアースといくつかの魔法名以外に車(等)の名前じゃないのはあったっけ?


対応表としては、アンサイクロペディアの魔法騎士レイアースの項目が詳しい気がする、のだが、ギャグ成分が多いので事実とギャグの弁別が必要。

・ザガート
> イタリアのカロッツェリア、ザガートをパクったラスボス

・セフィーロ
>日産・セフィーロをパクっているのは言うまでもない

・エメロード姫
> セフィーロの柱という存在で、名前の由来となった車をすぐに売れなくし、存在感すら失わせた全く酷い姫である。

・アスコット
>名前の由来のホンダ・アスコットはこの後すぐにカタログ落ちした。

・イーグル・ビジョン
>名前はクライスラー社の大型乗用車であったイーグル・ビジョンをパクった。


あと、こんなキャラもいたらしいが忘れてたな
・シエラ
> TVアニメ版オリジナルキャラクター。プレセアの双子の妹だが、名前の由来はなぜかスズキ・ジムニーの小型乗用車バージョンである。

236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 03:38:16.86 ID:8xqiTSsDO
炎水風が光達の属性だからまどかは神属性でさやかは従者属性でいっか(適当)
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 04:37:06.42 ID:1Cd6hlLfO
マミさんは闇属性とか言ってあげたら喜びそう
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 06:42:58.59 ID:SN4AdZnAO
杏子の出番あるのかね…

>>211
まだなにか出るだけマシだよね。タルトみたいに「ない」場合は彼女やほむらみたいに用意しないとどうしようもない

>>220
登場人物が車の名前が多い某魔砲少女思い出した
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 10:33:18.00 ID:xUlyJuUGO
>>235
エメロードの解説ひでーなw
たしかノヴァとデボネアもアニメオリジナルだったね

>>238
???「一撃必倒!!」
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 14:46:01.53 ID:2w68FrNDo
>>239
>たしかノヴァとデボネアもアニメオリジナルだったね
原作にないアニメオリジナルのキャラだったね。もう1人、イノーバってのもいた(これは一期キャラ)
これらも一応は自動車関係だったはずだが、アンサイクロペディアではノヴァだけしか車名がない
>元はシボレー・ノヴァだが日本ではどっかの英会話教室だと思われている。

三菱デボネア
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CCMQFjAA&url=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2Fwiki%2F%25E4%25B8%2589%25E8%258F%25B1%25E3%2583%25BB%25E3%2583%2587%25E3%2583%259C%25E3%2583%258D%25E3%2582%25A2&ei=CopMVMHcNaLDmwXM8oC4BA&usg=AFQjCNHEbSXfOVQwux-GmD2W2CKGa9ZdcA&sig2=lTu_ft3CmGzCOVrRgrY4Ug&bvm=bv.77880786,d.dGY

トヨタ・イノーバ
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=4&cad=rja&uact=8&ved=0CEcQFjAD&url=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2Fwiki%2F%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A8%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A4%25E3%2583%258E%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2590&ei=LopMVPi8PKO9mgXS84LIAw&usg=AFQjCNHUnc7eXzUkSdm-3p7yoWSmwG1_2g&sig2=TrB6QtgNwXLFQmJxm5MQSA&bvm=bv.77880786,d.dGY

>エメロードの解説ひでーなw
こき下ろす系ギャグが多用されてるアンサイクロペディアのギャグ解説だから……
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/26(日) 20:46:41.77 ID:xUlyJuUGO
車関係は詳しくないんでそうじゃないかどうかは分からんが車っぽくなさそうな名前なら幾つか思い当たるな
導師(グル)、幻惑師(ラル)、剣闘師(ダル)、精獣戻界(スレイヤ)、稲妻招来(サンダス)、氷尖激射(アライア)、氷槍投射(アライル)、氷流切刃(アストラ)、精獣招喚(クレフト)、闇爆殺襲(ストラトス)
思い出せたのはこれ位だ
これ位挙げればどれかはヒットするだろう!

そういやデボネアってアニメではオリジナルキャラの名前だったけど漫画ではエメロード姫の必殺技の名前だったんだよな(「金爆殺襲」でデボネアと読む)
レイアースって漫画では前述通りルビが振ってあるけど、アニメでは漢字読みだったけどってのがあったりそもそも使われてない魔法や技が大半なんだよね
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/27(月) 00:15:04.66 ID:4GJ42g4To
>>241
ストラトスは海外メーカー、ランチア社製のスポーツカーだな
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/27(月) 04:15:06.03 ID:RBVi5wYDO
お前らが車好きなのはわかったから少しは自重しろ
いい加減にウザい
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/29(水) 00:05:31.72 ID:hJzP4cMao

さやか「うわぁ……森だねこれ。自然って言えば良いのか、ここまで木や植物が生い茂ってるの見るの初めてかも」

まどか「鳥?虫かな?何かウケケケケケケって鳴き声が聞こえる……」

マミ「プレセアさん、こんな所に家を持つなんてやっぱり身を隠すためなのかしら」

光(……必ず帰ってくるから……プレセア……クレフ……)

ほむら「道が分かれてるわね」

海「さて、これからどっちに行けばいいのかしら?」

モコナ「ぷぅ?」

海「『伝説の泉・エテルナ』よ」

モコナ「ぷぅ?」

マミ「いや、ぷぅ?じゃなくてね」

海「『エテルナ』へ行く道よ!こっちでいいの!?それともこっち!?」

モコナ「ぷぅぷぅ」

まどか「ハシャイじゃって」

さやか「ちょっと?まさか……」

海「何……?このリアクションは……ひょっとして……」

風「ごぞんじないのかも知れませんわね」

海「ちょっとお!話が全然違うじゃない!!」

さやか「聞いてた話と違うじゃない!!」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/29(水) 00:05:59.42 ID:hJzP4cMao

海「『伝説の泉・エテルナ』まではこの子が知ってるってプレセアが言ってたわよね!!!!」

さやか「言ってた!!絶対に言ってたよ!!!」

モコナ「ぷぅぷぅ」

海「ねぇ、この子なんて言ってるの!?」

さやか「エテルナの事何か言ってる!?」

光「……なっなんだか一緒に旅ができるから……喜んでるみたいだけど……うれしいなぁ〜〜みたいな……」

光「…………あっ」

まどか(何か血管マークの怒気が見える気がする……)

海「これは遠足じゃないのよぉぉぉ!!!」

さやか「山にでも行ってお弁当食べたりしないのよぉぉぉ!!!」

風「おやつもありませんしねぇ」

海「はっそうだわ!!食料よ!確かプレセアは旅に必要な物はこの子が持ってるって言ってたわよね」

さやか「そう言えば!この丸々太った兎みたいな見た目だけど……」

海「わーーーー!!!よく考えたらこの子のどこに『旅に必要な物』がついてるって言うのぉぉ!?」

さやか「ついてる訳ないよ!!!プレセアさんの嘘吐きーーーー!!!!」

ほむら「食糧にはなるわね」

マミ「さっさすがにそれはちょっと……」

海「帰るのよ!とにかく一度プレセアの所に戻るの!!」

さやか「そうだよ!今ならまだ帰れるから食糧や地図を……」

海・さやか「…………道が……消えてる……?」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/29(水) 00:06:26.87 ID:hJzP4cMao

海「さっきまで見えてたプレセアの家もないわ!」

さやか「何で来た道が無くなって木が生い茂ってるの!」

風「これは戻りたくとも戻れませんわね。さすが不思議一杯の『セフィーロ』」

ほむら「こんな不思議いらないわよ……」

風「空飛ぶお魚さんやお馬さんだけじゃなく今度はいきなり来た道が消えてる森まであるんですのね」

海・さやか「「感心してる場合じゃない!」」

まどか「どっどうしよう……」

海「これじゃ私たちここでフォークダンスでも踊ってるしかないわよ!!!」

風「あら私フォークダンス得意ですわよ」

海「私もよ、特にマイムマイム」

さやか「へっへ〜〜ん私なんてブレイクダンス踊れちゃうよ」

まどか「みっみんな錯乱しないで」

マミ「落ち着いて!こう言う時は方角を確かめるのよ。誰かコンパス持ってる?」

ほむら「別に森を出るのが目的じゃないのだから、何所に向かうのかわからないのに方角わかっても仕方ないでしょ」

モコナ「ぷぅぷぅ」

光「モコナ!?」

まどか「あっどこに?」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/29(水) 00:06:53.45 ID:hJzP4cMao

モコナ「ぷぅぷぅ」

光「…………――――」

さやか「ちょっ、いきなり走りだしてどこ行くのよ!?」

まどか「モコナが、その飛び跳ねて行っちゃって……」

海「どっどうしたの?」

光「モコナがついてこいって」

ほむら「私達も行くわよ。エテルナに向かっているのかもしれないし、分かれるのは危険よ」

風「本当に動物に詳しい方がいらっしゃって助かりましたわね」

海「道を知ってるなら最初っからちゃんと案内してよぉ、寿命が23秒縮まったわよ」

マミ「なにその微妙な縮まり方は?」



〜〜森〜〜

光「モコナ!」

まどか「やっやっと追いついたぁ……」

モコナ「…………」

まどか「わっ跳びついたりしたら危ないよ」

光「足早いね、モコナ」

まどか「ふふっよくあなたに懐いてるね」

光「そうかな?偶に貴方の方をじっと見ている時あるけど」

まどか「えっそうなの?なんでかな……あれ?何か急に暗く……」

光「!」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/29(水) 00:08:15.44 ID:hJzP4cMao

海「もう少しゆっくり走って欲しいわ」

風「お三人ともお若いですわね」

ほむら「あれも人で数えるのね……」

さやか「いたいた。お〜〜い、あまりs」

光「きちゃだめだ!!」

まどか「皆逃げて!!」

???「オオオオオオオ!!!!」

海「さっ早速怪獣のご登場なの!?」

さやか「おっ大きい!そこらの木よりよっぽど大きいよ!?」

風「あれは怪獣ではなく魔物と言うのでは?確かクレフさんがそうおっしゃっていましたわ」

マミ「一つ目の巨人……サイクロプス?いえ、でも翼や尻尾もあるわね」

ほむら「敵が何かなんてどうでもいいわ!そんな事より二人を!!」

魔物「グッオオオオオ!!!!」

ほむら「!尻尾の攻撃が来る!避けなさい!!」

海「きゃああ!」

光「わっ!!」

まどか「わっわわわ!!!」

魔物「カハアッ!」

さやか「今度は火を吐いた!?本当に怪獣じゃない!!」

まどか「きゃあっ!危なかった……」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/29(水) 00:09:02.97 ID:hJzP4cMao

ほむら「……動きも狙いも大雑把ね」

光「え?」

マミ「そうね。こんな大人数だったのに一人もかすりもしないなんて、見た目に反して大した敵じゃなさそうね」

海「おおっ!!流石は歴戦の魔法少女達!ぱぱっとやっつけちゃって!!」

マミ「そうしたいのはやまやまだけど……武器が……」

ほむら「巴マミ、その事だけど……恐らくこの森でも私達の魔法は使えるわ」

さやか「え?そうなの!?」

マミ「本当に!?でもどうして……」

ほむら「プレセアは魔法の呪文は森の結界に阻まれて唱えられないと言っていたわ」

ほむら「でも私達の魔法は呪文なんて元々必要ない。そもそも森に入ってるのに変身が解けてないもの」

ほむら(それに本当に魔法が使えなくなったら私達は身体が……)

まどか「え?でも、マミさん魔女を倒す時いつも呪文唱えてるよ!?」

さやか「うん!私も聞いてるよ!」

光「てぃろふぃなーれ?」

まどか「うん、ティロ・フィナーレ」

マミ「……鹿目さん……実はあれ叫ばなくても撃てるの」

まどか「え!?」

ほむら「詳しい話は後!今は魔物を……」

マミ「そっそうね!魔法が使えるなら任せてちょうだい!派手に決めるわ!派手にね!」

さやか「マミさん赤くなってる……」

海「何でもいいから早く倒しちゃってちょうだい!!」

ほむら「あっ待って巴マミ。グリーフシードの残数は少ないわ」

ほむら「もしもの時の事を考えて普段は借りた武器で戦って魔法は使わないようにしましょう」

マミ「……そっそれはそうした方が良いんでしょうけど……でも……」

ほむら「それに今回は魔法騎士の三人で戦ってちょうだい」

光・海・風「えええええええっ!!!!」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/10/29(水) 00:10:24.85 ID:hJzP4cMao
今日はここまで
続きはまた今度
あとそろそろまた遠い所に行かなければならなくなりそうです
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 01:19:05.40 ID:Ib3IQiY6o
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 04:44:43.12 ID:Ap1sTllDO
なんやて!?そしたらこのスレどうするの?
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 12:15:55.23 ID:vGv7lIF/O
>>1はセフィーロに召喚されるのだ
我々は>>1が使命を果たすまで待つ事しか出来ぬ…
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 16:37:39.32 ID:Ap1sTllDO
>>253
なるほど、俺達ができるのは>>1の無事を祈るだけか
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 18:46:59.00 ID:YF1D23c+o
意志の力が全てを決めるセフィーロなら魔女になっても呼びかけて戻せる可能性が存在する……?
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 19:29:20.51 ID:eyoOV9qco
>>255
まあ、世界の仕組みを作り替えることさえできるわけだしな
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 23:29:41.07 ID:F+mnFJ+9o
流石にそれは ほとんど死人を蘇らすようなものじゃないか?難易度的には
仮に可能でもエメロード姫並かそれ以上が必要なレベルじゃね
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/30(木) 02:27:24.64 ID:F95iqwsto
時間を巻き戻す的なことはできないみたいだったし魔女化したのを戻すのは無理かも。
ルール改変は本編(後編)最後で次期の柱として実行してるんで、魔女化しないルールをなんらかの形で設定することができるかもしれん。できないかもしれん。
ただし、改変できるのは宇宙全体のルールじゃなくセフィーロ世界のルール限定っぽい。ので、改変しても元の世界に帰ってしまったら改変の影響を受けられない気はする。
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/30(木) 02:58:50.15 ID:CKB5tKTDO
べえやんがいない以上まどさやは契約すらできないから足手まといかな?
それとも活躍の場は用意されてるのか
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/03(月) 12:25:56.45 ID:bLl8jOQ/O
>>259
召喚されるまでは一緒にいたんだしキュゥべえも一緒に召喚されて別の場所に飛ばされたと見るべきだな
そしているとしたら十中八九敵側にいるだろう
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/03(月) 13:25:49.74 ID:YxtVS2wQo
>>260
>>4の最後
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:34:38.65 ID:wVFkuNkHo

海「なんで!?どうしてよ!!?」

ほむら「話を聞いた限りでは、貴方達が成長して魔法騎士にならなければこの世界は救えないみたいじゃない」

海「まっまぁそうね……」

ほむら「それに、どれくらい戦えるのか知らなきゃ守る事も鍛える事もしづらいわ」

風「鍛える……ですか?」

ほむら「ええ、実戦が基本になるでしょうけど旅している間に私と巴マミで貴方達を鍛えるつもりよ」

まどか「実戦って……それはちょっときつ過ぎない?」

マミ「確かにきついでしょうけど、そうも言ってられないわね」

さやか「マミさん?転校生の案に賛成なんですか!?」

マミ「ええ。時間があれば安全に鍛えれたでしょうけど……そんな余裕はないみたいだし、旅もしながらじゃなおさらね」

ほむら「貴方達が『魔法騎士』なれなければ、私達もこの世界も未来はないわ。多少の無茶は覚悟して」

光「うっうん……がんばる!」

海「でっでも私達だけでって……どーすればいいぉ!?」

ほむら「武器があるでしょ?」

風「そうそう、プレセアさんに武器を貸していただいたんでしたわ」

光・海「おおっ!」

さやか「何で忘れてるのよ……」
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:35:06.23 ID:wVFkuNkHo

光「――――――――」

海「――――――――」

風「――――――――」

さやか「おおっ!本当に手の宝石から武器が出てきた!」

ほむら「これは……」

マミ「へぇ……」

海「なかなか様になってるじゃない、二人共」

風「私、学校では弓道部ですの」

光「私は家が剣道の道場やってるから、小さい時からずっと剣道やってたんだ」

海「なるほど。確かに『今の私達に一番合った武器』だわね」

魔物「シャーーッ!!!」

光「!!」

まどか「ああっ今まで傍観していた魔物が襲いかかってきたよ!」

ほむら「数が多かったから誰から狙うか迷ってたんでしょうね」

マミ「それで武器を出したから優先して襲いかかってきた、と言う訳ね」

さやか「のんきに解説してる場合ですか!?今のところ皆避けてるですけど」

海「ねえ試しに魔法唱えてみてよ」

光「えっでもプレセアがここは『沈黙の森』で魔法は使えないって……」

さやか「そうだよ!使える訳ないじゃない」

風「クレフさんの精獣も消えてしまいましたしね」

海「ものは試しよ。ほら魔法だったら、あの馬に乗った女王様みたいなおばさんもやっつけられたわけだし」

海「使えたらきっと便利よ」

ほむら「……まぁ一度検証するのは良いかもしれないけど」

光「うっう、うう……うん」

光「すぅ…………炎の矢!!!!」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:35:32.71 ID:wVFkuNkHo

光「……………………」

海「……………………」

風「……………………」

まどか「……………………」

さやか「……………………」

マミ「……………………」

ほむら「……………………」

魔物「……………………」

光「はれ?」

さやか「な……何も起こらない」

まどか「しぃ……んん、とした感じが痛々しいよ……」

風「やっぱり駄目みたいですわね」

海「じゃあクレフが私達にくれた魔法が、一体何なのか全然わからないじゃないの!」

マミ「使えないのは仕方ないから武器で戦う様にしなさい!」

海「ああっせっかく『魔法少女』になれるチャンスだったのに」

風「この『沈黙の森』を抜ければきっと憧れの『魔法少女』になれますわ」

ほむら「貴方達は『魔法少女』じゃなくて『魔法騎士』になりなさい!」

265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:36:13.03 ID:wVFkuNkHo

魔物「シャーーアアアッ!!!」

光「!」

さやか「おおっ!あの子、体格差が十倍ぐらいあるのに剣で魔物の攻撃受け止めたよ」

光「くっ!」

風「――――――――」

まどか「あっ弓を……」

風「!」

魔物「!――――オオオオ!!!!」

さやか「うわっ目玉に命中したよ!」

海「!」

魔物「ガアアア!!!!」

マミ「脇腹を剣で斬り裂いたわね……」

まどか「あっ跳んd」

光「たああぁっ!!」

魔物「――――――――」

ほむら「頭頂部から一刀両断……やるわね」
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:37:35.90 ID:wVFkuNkHo

海「やったわね!」

風「皆さんご無事で良かったですわ」



さやか「うわぁ……」

まどか「すっ凄い……」

ほむら「これは流石『魔法騎士』と言ったところかしら」

マミ「皆予想以上ね。本当に今まで普通の中学生だったのか疑問に思う程に」

まどか「本当!凄い!凄いよ皆!」

さやか「特に一刀両断した子ただ者じゃないよ!!」



海「強い強い!凄いのね」

光「――――」

ほむら(抱きしめられて撫でられてる姿は猫みたいに可愛いのに……)

海「……えっと名前は」

光「獅堂光」

海「光ね。『光』って呼んでいい?」

光「うん!!」

海「貴方は?」

風「鳳凰寺風ですわ」

海「じゃ『風』ね」

風「貴方は龍咲海さん。『海さん』ってお呼びしてよろしいですか?貴方は『光さん』でよろしいですか?」

海「これから私達は『運命共同体』なんだから呼び捨てで良いわよ」

光「私も光で良いけど」

風「いえいえ、私はさんづけでお呼びするのが親愛の証ですから」

海「へえ」

光「じゃ私は『海ちゃん』と『風ちゃん』でいいかな?」

海「いいわよ」

風「『風ちゃん』なんて呼んでいただくのは初めてですわ」

光「海ちゃん。風ちゃん」

ほむら(にこにこしながら笑顔で名前を呼んでる……気の所為か猫の耳が見える気がするわ……)

海「……光って今時珍しく純朴そうな娘さんよね」

風「ほんとうに」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:39:17.84 ID:wVFkuNkHo

さやか「ちょっとちょっと!呼び方決めてるの?私達も入れてよ!」

まどか「その……三人とも凄かったよ!何かこう……上手く言えないけど本当に凄かった!」

ほむら「ええ、思ったより動けて強かったわ。初めての実戦なのにあれは驚いたわ」

マミ「本当、これなら教えるのも楽そうだし何とかなりそうね」

海「ふっふ〜〜ん、もっと言っていいわよ」

風「ふふっありがとうございます。皆さんもさんづけで呼んでかまいませんか?」

マミ「ええっかまわないわよ。さっきの話聞こえてたけどさんづけで呼ぶのが親愛の証なのよね?」

さやか「じゃあ私は海みたいに呼び捨てで良い?」

海「良いけど、もう呼んでるじゃないの」

まどか「私は光ちゃんと同じでちゃんづけでも良いかな?」

光「うん!おそろいだね」

風「あらあら、風ちゃんって呼ばれるの二人目が現れましたわ」

光「皆もちゃんづけで呼んでいいのかな?」

さやか「まどかで慣れてるからどんどん呼んじゃってよ」

光「うん!『さやかちゃん』と『まどかちゃん』と『ほむらちゃん』と『マミt」

海「光、待った!」

光「え?なっなに?」

風「マミさんは年上で先輩の様ですし、ちゃんづけは失礼になりませんか?」

マミ「え?いや別n」

海「それにこれから戦い方とかを教えてくれる言わば師匠になるんだから、さんづけの方が良いんじゃないかしら?」

さやか「そう言えば、まどかもマミさんだけはさんづけで呼んでるね」

光「なるほど……それじゃあ『マミさん』って呼ぶね」

マミ「えっあっ……うん」

マミ(一人だけ皆から『さん』づけ……わかっていた事だけどやっぱり寂しい……)
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:39:57.50 ID:wVFkuNkHo

海「私もマミさん以外は呼び捨てでかまわないわよね?」

さやか「OK!OK!」

マミ「私は……苗字にさんづけで良いかしら?」

風「先輩ですし、これから師事する事になるのですから呼び捨てでかまいませんわ」

マミ「いえ、鹿目さん達もそう呼んでいるからそっちの方が慣れてるのよ」

海「そう言う事なら良いと思いますよ」

さやか「え〜〜とこれで全員決まったかな?」

まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんがまだだよ」

ほむら「…………」

光「 ワク ワク 」

さやか「あ〜〜……転校生の呼び方って……」

ほむら「フルネームで呼ぶわ」

光「え!?」

ほむら「もうその呼び方の方が慣れてるから」

光「そっそうなのか……」

海「フルネームって……珍しいわね……」

風「そんな呼び方で呼んでいただくのも初めてですわ」

さやか「なんで少し嬉しそうなのよ……」

光「名前で呼んで欲しいけど駄目かな?」

まどか「私もそっちの方が良いと思うけど……どうかな?」

ほむら「……そうね、考えとくわ」

さやか「これ絶対変える気ないよ!?」

モコナ「ぷぅ」

光「モコナ!大丈夫だった?モコナ」

海「あっこのぉお!いったいどこに隠れてたのよ!!」

さやか「いないと思ったら一人逃げてたのね!?」

モコナ「ぷぅぷぅ」

まどか「喜んでるね……」

海「ああ、全然反省してない!!この子が一体何の役に立つと言うのよ!!」

ほむら「丸々太ってるし囮になら使えるかしら?」

マミ「!今、向こうの茂みから物音が聞こえたわ!」

ほむら「皆警戒して!新手かもしれないわ!」

光「!!」

海「また魔物ぉ!?」

さやか「よぉ〜〜し今度は私達の番だあぁ!!行くよまどか!」

まどか「えっあっ、うっうん……」

ほむら「ばっ!ちょっちょっと待ちなさい!!」

風「武器を取り出して二人が音のしたらしき方へ駆け出しましたわ!」

マミ「鹿目さん!美樹さん!!近づいちゃ駄目!!」

魔物「シャアアアアッ!!!!」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/11/05(水) 00:41:44.14 ID:wVFkuNkHo
今日はここまで
続きはまた今度
次は遠くに行く事になったので少し間が空くと思います
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/05(水) 00:55:52.04 ID:r2B1CDVbo
とおいところ
さむいさむい
とおいところ
息災でな
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/05(水) 01:51:47.83 ID:M+SDIwQ6O
海ってフェンサーで初期の武器もレイピアなのに切る攻撃ばっかりで全く突きを使わないんだよなー
フェンシングにも斬撃は無い訳じゃないけどメインは飽くまでも刺突なのにね
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/05(水) 11:43:07.12 ID:QYLePXQDO
二ヶ月たつ前に来てくれればいい
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/09(日) 17:51:23.28 ID:1/z2SDUM0
転勤?
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/02(火) 18:06:09.56 ID:FZYzs4jDO
まだかな?
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/15(月) 10:40:25.51 ID:HK2QGViDO
一ヶ月以上経過しましたがまだですか?
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/29(月) 02:18:25.83 ID:F6iaauxDO
このまま2ヶ月たたないよね?
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 02:01:38.77 ID:+vG4pOTDO
あけおめことよろーでだ、まだですか?
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/01(木) 22:52:00.70 ID:jgbS+u1q0
年が明けた
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/02(金) 00:03:07.54 ID:4AWAz76AO
>>259
べえやんだとジュゥべえのことになるぞ
いや、キュゥべえもそう呼ばれていたのかもしれないけど
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/02(金) 14:50:31.29 ID:ZRWmqNtDO
あと3日で終わりか…
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/04(日) 16:27:26.07 ID:1mRB7nkDO
明日で終わりかよ…生存報告でいいからしてくれ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/05(月) 02:04:42.18 ID:Gz67ee/Oo

海「おっきな花!?」

風「花型……植物型の魔物ですわ!」

さやか「こんなの私達だけで……でえええいいっ!!!」

魔物「シャアアアッ!!!!」

マミ「美樹さんが剣で魔物を斬りつけたわ!」

光「駄目だ!あんな斬り方じゃ斬れっこない!!」

ほむら「二人共下がりなさい!!」

さやか「わっわっま……まどかぁ!!」

まどか「えっえーいっ!!」

ほむら「貴方達じゃむrきゃっ!」

マミ「危なっ!」

海「ちょっ!?こっちに飛んできたぁ!!?」

風「構えからできてませんからあれでは何所に飛ぶかわかりませんわ!」

魔物「キシャアアアアッ!!!!!」

さやか「うわっ!マっマミさぁぁん!!!」

光「駄目だ!さっきの矢で追いかけてた二人がバランス崩してる!間に合わない!!」

まどか「さやかちゃぁああん!!!」

マミ(くっ!魔法で間に合え間に合え間に合え間に合え間に合……わない!?)

魔物「ガアアアアアッ!!!!!」

ほむら(――――――っ!!!)
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/05(月) 02:05:36.31 ID:Gz67ee/Oo

さやか「あっあれ?」

海「魔物の動きが……止まった?」

ほむら「いえ、これは……」

魔物「――――――――」

光海風「え!?」

まどか「魔物が真っ二つに……」

マミ「割れた……」

さやか「もっもしかして、さっきの私の攻撃で……」

ほむら「そんな訳ないでしょ。魔物本体どころかツルさえ斬れなかったのに」

さやか「うぐっ……それじゃあ一体誰が……」



????「お前たち何者だ!?」



さやか「えっ!?木の上に誰かいるよ!?」

まどか「男の子?大きな剣を持ってる、あの人が助けてくれたんだ」

さやか「そっか、お〜〜い!」

マミ「待って美樹さん!」

さやか「え?」

ほむら「警戒をしておきなさい、まだ味方と決まった訳じゃないのよ」

海「……敵かしら?」
                                    アルシオーネ
風「……さあ、一応『人型』はなさってますけど先程のおばさんの例もありますから安心できませんわね」
.      アルシオーネ
まどか「おばさんの仲間かも知れないんだ……」

284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/05(月) 02:06:10.13 ID:Gz67ee/Oo

光「あっ」

モコナ「ぷぅ」

さやか「ああっあの白いマシュマロ、あの男の子に飛んで行ったよ」

????「……!!」

マミ「まとわりついてるわね」

モコナ「ぷぅぷぅ」

????「な……なんだこれは……」

ほむら「頭の上で踊ってる……」

光海風まどかさやかマミほむら「「「「「「「……………………」」」」」」」

光「…………」

海「光の剣が……!」

風「手の飾りに戻ってしまいましたわね」

光「…………」

さやか「ちょっ!?なんで近づいて行ってるの!?」

海「光!!」

風「なるほど、光さんが戦う『意志』をなくしたから剣もなくなったんですわ」

ほむら「『意志』……」

海「戦う『意志』をなくしたって……」

さやか「あっ光が!」

海「あっだめよ!まだ敵が味方かもわからないんだから!」

光「大丈夫だ、だってモコナが……あんなに嬉しそうなんだもの」

モコナ「ぷぅ」

????「…………」

まどか(頭の上にしがみつかれてブスッとしてるけど追い払おうともしてない……良い人なのかな?)
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/05(月) 02:06:37.87 ID:Gz67ee/Oo

光「助けてくれてありがとう」

????「お前達何者だ?」

光「私は獅堂光、見滝原から来たんだ」

????「……ミタキハラ?なんだそれは」

ほむら「止めなさい」

光「私達はエメロード姫に招喚され……むぐむぐ」

光「むぐぐ……海ちゃんどうして急に……?」

風「まだあの方が私達にとって『良い人』なのか『悪い人』なのかわかりません」

まどか「私には悪い人には見えないよ?」

風「もしあの方がザガートさんとやらの関係者だったら」

風「私達がエメロード姫に呼ばれて『セフィーロ』に来た『異世界』のモノだと知れたら……」

風「私たちきっとここで殺されますわ」

マミ「まぁもし襲って来ても大人しく殺されはしないけどね」

光「……でもモコナが……」

海「モコナはいつもああなのかも知れないわよ」

光「でも……助けてもらったのに……」

さやか「そっそうだよ!さっきあの子がいなかったら私危なかったんだから!」

ほむら「その事については二人には後で話があるわ」

マミ「私もよ……」

さやか「なっ何か二人が怖いんだけど……」

風「親切で助けてくださったのかは、これから確認すれば良い事ですわ」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/05(月) 02:07:06.03 ID:Gz67ee/Oo

風「私は鳳凰寺風、こちらは……」

海「龍咲海よ」

まどか「鹿目まどかです」

さやか「わたし、美樹さやか」

マミ「巴マミよ」

ほむら「……暁美ほむら」

????「多いな……」

風「よろしかったら、お名前をお聞かせいただけませんか」

????「俺はフェリオ」

フェリオ「お前たちどうして『沈黙の森』何かでうろちょろしてるんだ?」

フェリオ「ここは『魔法』も『呪文』も使えない、もちろん『魔法書』も『魔法具』もだ。使えるのは自分の『頭』と『体』だけ」

マミ(魔法書……何所かで手に入らないかしら)

ほむら(魔法具……何所かで手に入れられないかしら)

フェリオ「相当の剣技がないと生きて出られない所だぞ」

海「そう言う貴方はどうしてここにいるの?」

フェリオ「俺はこれから『エテルナ』に行くところだ」

光海風まどかさやか「「「「「『エテルナ』へ!?」」」」」

ほむら《敵かしら?》

マミ《まだ分からないわ》

海「エ……『エテルナ』に何しに行くの!?」

フェリオ「『伝説の鉱物・エスクード』を取りに」

光海風まどかさやか「「「「「えええええ!?」」」」」

ほむら《取りあえず拘束してから話を聞く?》

マミ《そうね、その方がよさそうね》
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/05(月) 02:08:37.99 ID:Gz67ee/Oo
今日はここまで
続きはまた今度
色々あって腰が横に曲がってて碌に座れないから少し投下感覚が空くかも知れません
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 14:18:23.08 ID:iyCh0pkDO
よかった、今回みたいにギリギリじゃなくたまに生存報告するくらいでいいから続いてくれたら嬉しい
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 20:36:59.21 ID:7+GSNluko
なつみ生きとったんかワレ! おつです
まあ強化バットならまだしもぶっつけで剣や弓を扱えるわけないよなあ
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/20(火) 01:14:17.72 ID:iwu6vKRPo

海「ちょちょっと『エスクード』ってプレセアが取ってこいって言ってた『武器のもと』よね!」

光「うっうん」

さやか「それってつまり……」

海「フェリオって子はライバルって事!?」

光「ええ!?」

まどか「そう言う事に……なるのかな?」

風「…………」

海「『エスクード』って沢山あるのかしら!?私達の分無くなっちゃわないでしょうね!?」

さやか「それは困る!!せめて私とまどかと光と海と風とマミさんの分はないと困るよ!!」

光「ほむらちゃんの分は!?」

さやか「転校生は元々魔法少女だし、どうとでもなるって」

海「マミさんも魔法少女でしょ?」

さやか「いや、ほらマミさんは……今武器が……鞭だし」

海「ああ……」

まどか「あっあの子、木の上から跳び降りてくるよ」

さやか「よっよし、何とか交渉して『エスクード』分けてもらえるよう頼んd……」

ほむら「っ!!」

フェリオ「え?――ぐえっ!?」

まどか「あっ、跳び下りてる最中にほむらちゃんの投げた石が直撃して体制を崩して落ちたよ!」

マミ「はあっ!!」

海「あっマミさんが鞭を振るってあのフェリオって子を絡めとったわ……鞭でも大丈夫そうよ?」

さやか「さすがマミさん……って二人共何やってるの!?」

ほむら「敵か味方が分からないから、取りあえず捕縛してみたわ」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/20(火) 01:14:43.99 ID:iwu6vKRPo

フェリオ「なっ何しやがる!?」

さやか「確かに敵か味方か分からないけど、これはやりすぎじゃ……」

海「一応さっき助けてもらったんだし……ぐるぐる巻きの簀巻はさすがに……」

フェリオ「解いてくれよ!俺が一体何したって言うんだよ!!」

ほむら「剥き身の剣を手に持ったまま跳び下りて近づいてきたわ」

フェリオ「……………………いや……まぁ……」

マミ「こんな魔物がウヨウヨしている様な森に来る目的なんて『エスクード』以外にないでしょうね」

ほむら「そんな森で、私達武装をした集団を見つけて、数を頼りに先に手に入れられたら堪らないと」

ほむら「推定ライバルを蹴落としにかかった……そうも考えられるのよ」

さやか「うっう〜〜ん……でもちょっと攻撃的すぎじゃぁ……」

フェリオ「いやそんなつもりじゃ……単に魔物に襲われてると思って助けただけだったんだけど……」

マミ「そりゃあ美樹さんを助けてくれたのは事実だけど……武器を収めてから降りてきてくれたらここまではしなかったわ」

フェリオ「だって何所から魔物が襲ってくるかわからないから……」

ほむら「それならあのまま木の上で話すべきだったわね」

フェリオ「うっ……ぶっ武器を出したまま近づいたのは悪かったよ……」

フェリオ「でも、近づいたのは単にあの距離じゃ話をし難かったからなんだ、信じてくれよ」

まどか「嘘を言ってる様には見えないけど……」

光「信じても大丈夫じゃないか?」

ほむら「嘘は言ってないけど真実を喋っているとは限らない、そんな喋り方もあるのよ」

292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/20(火) 01:15:10.82 ID:iwu6vKRPo

風「フェリオさん……でしたわよね」

フェリオ「あっ?……ああ」

さやか「風?一応、危ないかもしれないから近づかない方が良いよ」

風「『エテルナ』に行かれるんでしたわよね」

フェリオ「ああ」

ほむら「…………」

風「『エテルナ』までの道はご存じですの?」

フェリオ「さっきも言っただろう。この『沈黙の森』では魔法は一切使えない」

フェリオ「もちろん『魔法磁石』も何の役にも立たない」

まどか「魔法磁石って何だろう?」

マミ「察するに方位磁石の魔法版かな?さっき言ってた魔法具かしら」

フェリオ「『エテルナ』へはこの『沈黙の森』を通らなきゃいけない事は知ってるが、『森の出口』は自力で探すしかない」

フェリオ「だから俺に頼られても無理だぜ」

さやか「この状況で頼られてもとか言われても……」

風「『出口』は知っていますわ」

フェリオ「なんだって!?」

さやか「ちょっ!?」

海「ふ……風?」

風「…………」

まどか(にっこり人差し指を立てて笑ってる)

ほむら(黙ってろって事ね……どうするつもりかしら)

293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/20(火) 01:15:51.11 ID:iwu6vKRPo

フェリオ「出口を知ってるだって?おいおい寝言は寝てから言えよ」

風「あら?どなたか眠ってらっしゃいました?」

フェリオ「…………っ」



さやか「強いて言うなら、縛られて転がされているこの人が寝ているとも言えなくはないかも」

海「いや、今そう言うのはいいから」



フェリオ「……『出口』を知ってると言うのは本当か」

風「本当ですわ。でも、信じないのならそれまでですけれど」

フェリオ「…………『出口』はどこだ」

風「……知りたいですか?」

フェリオ「お前達が知ってるのならな」

風「お教えしてもよろしいですわ」



光「風ちゃん何するつもりだろう」

海「……わかってきたわ」

マミ「……ちょっと危なっかしいわね」



風「でも条件があります」

フェリオ「条件?」

風「私達を『出口』まで一緒に連れて行って下さい」



海「ふ」

光「にゃっ?!」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/20(火) 01:16:26.72 ID:iwu6vKRPo

光「風ちゃん!?」

海「やるわね風」

さやか「どう言う事!?」

まどか「わかんないよ!?」

マミ「……一つの手ではあるけど」

ほむら「まだ信用して良いかわかってないのに……」



風「この森には魔物がたくさんいるようですね。私達だけで、この森から脱出するのはかなり難しそうですわ」

風「だから私達と一緒にこの『沈黙の森』で行動してくだされば『出口』までご案内しますわ」

フェリオ「……嫌だと言ったら?」

風「私達の後をつけても無駄ですわよ。私達だけでは、この森からは生きて出られそうにもありませんもの」

風「貴方も遭難なさるでしょうけど」



海「にやり」

光「風ちゃんかっこいい」

さやか「えっでも魔法少女の二人がいるし生きて出られないってのは言いすぎじゃ……」

ほむら「しっ!ああ言ってた方が相手も油断するでしょ?わざわざ敵かも知れない相手に情報を渡す必要はないわ」

まどか「え?でも……」



フェリオ「…………俺は護衛ってわけか……でもあっちの二人はやたら強そうだけどな」

フェリオ「俺あっさり拘束されたし、護衛いらなくないか?」



まどか「うん……捕まえて縛り上げてるんだから、やっぱり二人の方があの人より強いと思うよね……」

295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/01/20(火) 01:16:52.99 ID:iwu6vKRPo
今日はここまで
続きはまた今度
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/20(火) 01:22:46.25 ID:tRaIZ50Io
2人とも思考が殺伐としてるな乙
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/20(火) 02:03:12.20 ID:5R/6ZyOKo
エクスペンダブルズ少女版かww
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/21(水) 18:55:14.00 ID:VlDY5dQDO
相変わらず面白いな
できれば必ず完結してほしいな
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/27(火) 00:51:51.07 ID:XgK8VXEC0
www
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/05(木) 01:01:08.55 ID:3eaW1807o

風「あの御二人は確かに強いですわ……ですが私や残りの方々はどう見えますか?」

フェリオ「どうって……まぁ、さっき魔物に襲われていたのは『武器を持っただけ』の女の子に見えたけど」



さやか「う……」

ほむら「的確だけどそのままね……」



風「その通りですわ」

フェリオ「ん?」

風「あちらの二人は武器を持ったのも今日が初めてなのです。それに残った私達三人も実戦は今日が初めてです」

フェリオ「なんだって?おいおい、いくらなんでも……」

風「ええ、あの御二人がいくら強いと言っても私達五人も足手まといがいたらどうなるか……」

風「少なくとも全員無事にこの森を抜けられる可能性は高くはないでしょう」

フェリオ「だから俺を護衛にって訳か……」



まどか「うぅ……分かってはいたけどやっぱり私達って足手まといだよね……」

さやか「こっこれから強くなれば良いんだよ」

ほむら「……………………」



風「『世の中持ちつ持たれつ』ですわ」

フェリオ「なんだそれは」

風「私達の国の格言ですわ」

フェリオ「国……?お前たち旅行者か?」

風「…………」

フェリオ「何所から来た?」

風「…………」



さやか「にっこり笑ってる……」

マミ「ああ言う場面であんな風に笑える子はいざとなったら恐いわよ」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/05(木) 01:01:35.16 ID:3eaW1807o

フェリオ「なかなか食えない奴だな」

風「おいしく頂かれては困ってしまいますわ」

フェリオ「わかった……だからもう解いてくれ」



さやか「そう言えばまだ縛ったままでしたね」

マミ「でも……まだ安全かどうか分からないし解いていい物か……」

ほむら「巴マミ……解いて良いわ」

マミ「暁美さん?」

ほむら「信用はまだできないけど、確かに私達だけでは全員無事にこの森を抜けられるとは限らないわ」

ほむら「この世界は私達のいた世界とは違う、しかもこの森はこの世界でも特殊な場所みたいだわ」

マミ「だからこの世界の住民であるあのフェリオって子に……と言う訳ね」

ほむら「まぁ他にも理由はあるけど……」

海「他?」

ほむら「……貴方達……食糧は持ってる?」

光「……………………え?しょく……?」

ほむら「食べ物の事よ」

マミ「い……いえ……持ってないけど……」

ほむら「そうでしょうね。私も持っていないわ、抜けるまで何日かかるか分からない森の中を」

ほむら「結構な数の人数で戦闘をしながら進まなきゃいけないと言うのにね」

まどか「も、森の中なんだから果物ぐらいあるんじゃないかな?」

ほむら「どれが食べられるやつか判別できる?医者もいないし薬もないから毒のあるのとか食べたら危険よ」

マミ「……つまり他の理由って……毒見役?」

さやか「!!」

302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/05(木) 01:02:01.54 ID:3eaW1807o

ほむら「……いえ、食べられる果物や危険な植物とかの情報を教えてもらうつもりだったのだけど……」

マミ「…………そうよね……うん、分かってたわ……」

まどか「マミさん……」



フェリオ「あ〜〜……これ解いてくれないか?」

風「マミさん、解いてあげていただけませんか?このまま放置して行く訳にも行きませんし」

マミ「あ、うん……」

フェリオ(何かすんなり解いてくれたな、もう少し渋るかと思ったんだが……)

さやか「うわ……鞭の跡が……」

風「あの……勝手に護衛をお願いしてしまったのですが……」

マミ「いえ、大丈夫よ。確かに私達だけじゃみんな無事にこの森を抜けられるかわからないからありがたいわ」

ほむら「でも妙な真似をしたらその時は……」

風「ええ、それで良いですわ」

フェリオ「おいおい……」

海「あの二人だけじゃなく風も……その……厳しいわね……」

さやか「あんまり怒らせないようにしよう」

まどか「うん……」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/05(木) 01:02:27.96 ID:3eaW1807o

フェリオ「ふぅ……やっと解放された」

マミ「拘束してごめんなさい、それと護衛よろしくお願いするわね」

ほむら「さっきは石をぶつけてごめんなさい、この森の事詳しくないから後で色々教えてもらえると助かるわ」

フェリオ「お、おう……」

海「……魔法少女って図太くなきゃ駄目なのかしら?」

さやか「そんな事はない……と思いたい」

まどか「ん?何か今音が……」

フェリオ「!新手か!?」

さやか「うわっ!さっきの植物の魔物とよく似た魔物が飛び出してきたよ!」

魔物「シャアアアア!!!」

フェリオ「――――ッ!!」

魔物「ガアアアアッ!!!!!」

マミ「一撃で真っ二つに……御見事!」

海「良いボディガードになりそうね風」

風「私達だけではこの『沈黙の森』から何事もなく出るのは難しいですわ」

風「でもあの方がいてくださったら無事森を脱出できる確率も増えます」

マミ「彼女、なんと言うか……凄いわね」

さやか「う、うん。本当に普通の中学生だったのか疑いたくなってきますよ」

海「でも本等にモコナが『エテルナ』までの道を知ってるのかしら」

モコナ「ぷぅぷぅ」

さやか「耳閉じたり開いたりして能天気に笑って……いつも笑ってる様な顔だったけ」

海「だめかも……」

ほむら「知らなかったら捌いて燻製にでもして食料にしましょう」

マミ「……それもやむなしかしら……」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/05(木) 01:02:55.25 ID:3eaW1807o

光「すごいっ!そんな大きな剣を片手で扱えるなんてすごいな!ものすごく修行したのか!?」

まどか「あんな大きい魔物を一刀両断なんてすごいですっ!私、感動しました!!」

フェリオ「ああ……」



ほむら「二人とも凄く良い笑顔で……いえ、言われた本人もつられたのか良い笑顔で答えてるわね……」



フェリオ「『エメロード姫』の為にな」

まどかさやか光海風「「「「「え」」」」」

ほむら「――――」

マミ「――――!」

フェリオ「ぼやっとここに立ってたら何匹魔物を倒してもきりがない!」

まどか「そう言えば上の方で飛んでる魔物の鳴き声が聞こえるよ」

フェリオ「どっちへ行くんだ!」

まどかさやかマミ光海風「「「「「「じぃっ」」」」」」

モコナ「…………」

ほむら(これでこいつが知らなかったら色々台無しね……その時は……)

さやか「なんでいきなりゴツイナイフ取り出してんのよ?」

モコナ「ぷぅ」

まどか「あっ……」

光「モコナの額の宝石みたいなのが……!」

海「光ってる」

マミ「!」

ほむら「宝石から光がレーザー光みたいに……これはやっぱり……」

風「モコナさんの額から出た光が差している方が『出口』ですわ」

305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/05(木) 01:03:26.61 ID:3eaW1807o
今日はここまで
続きはまた今度
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/05(木) 09:09:32.79 ID:JeKsD6HYO
乙 待ってた
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/05(木) 10:40:38.72 ID:IsstwmcDO
いいところで焦らしますなおつ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/15(日) 02:35:14.54 ID:MhHqByPJo

光「『エテルナ』はこの先だ、行こう!」

ほむら「フェリオって言ったわね?あなたが先頭を行って。巴マミ」

マミ「ええ、私は中心でいざと言う時に備えるわ。暁美さんは最後尾お願いね」

フェリオ「おうっ!他の奴等は俺達の間にいて魔物が襲ってきたら倒せそうな奴だけ相手しろ、無理はするなよ」

さやか「おおぅ……てきぱきと……」

海「頼もしいわね、戦力が増えて助かったわ」

フェリオ「良しっ!行くぞ!」

ほむら「あっ途中で食べられる果物とかあったら取ってね」

まどか「あっこけた」

風「勢いをつけた所で転んだので痛そうですわね」

フェリオ「いてて……あのなぁ……」

ほむら「今食糧持ってないのよ。この国の住人じゃないからどれが食べられる果物なのか分からないし」

ほむら「それとも襲ってきた魔物をさばいて食べたいのかしら?」

フェリオ「ぬ……まぁ仕方ないか。わかった、でも進むのを優先させてもらうぞ」

ほむら「それでいいわ、高い所にあるのは巴マミお願いね」

マミ「ええ……ムチで絡め取るわ。このムチある程度長さが自在に変わって使いやすいわね」

さやか「おお……マミさんがムチを気に入ってる」

ほむら「取ったやつは私に渡してくれたら盾の中に収納するわ」

フェリオ「それじゃ、今度こそ行くぞ!」

309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/15(日) 02:35:47.69 ID:MhHqByPJo

〜〜沈黙の森・奥?〜〜

ほむら「日が落ちてきたわね。そろそろ野営の準備をしましょう」

海「野営って言っても……テントも何も無いんだけど、どうするのよ?」

さやか「そこはほら……詳しそうな人がいるし、ね?」

フェリオ「俺かよ!?まぁ良いけどよ……」

マミ「薪を用意して、枯葉で寝床を作って、あっ適当な大きさの石持って来て椅子変わりにして……」

フェリオ「……俺いらなくないか?」

ほむら「知識はあっても実際にした事はないのよ……焚き火する為に少し掘った方が良いわね」

風「魔物が徘徊する危険な森で野宿するのなんて初めてですわ」

まどか「流石に皆初めてだと思うよ……」

光「あっはは。……!?モコナ?」

モコナ「ぷぅ〜〜」

ほむら「額の宝石からまた光が――――!?」

マミ「え?これは……テント……?」

海「と言うより卵型の家が出てきたわよ!?」

さやか「なにこの……これ……何でもありかこいつ!?」

まどか「旅に必要なモノを持ってるってこう言う事だったんだ……」

マミ「用意が無駄になったけど野宿はしなくてすみそうね……」

光「なんで残念そうなんだ?」

フェリオ「俺が使うから無駄じゃないぞ」

まどか「え?一緒に中に入らないの?」

フェリオ「会ったばかりの奴をそこまで信用するなって」

光「大丈夫だよ、私達も出会って一n」

ほむら「中に入るわよ」

風「ええ、さあ中に入りましょう。おほほ」

光「え?あ?う……うん」

フェリオ「…………」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/15(日) 02:36:40.88 ID:MhHqByPJo

〜〜テントの中〜〜

光海まどかさやか「「「「ぅわぁあああ〜〜〜〜」」」」

光「すっごぉ〜〜いぃ!」

まどか「ベッドにテーブルやソファ……」

風「パジャマまで、いたせりつくせりですわ」

海「ここはホテルか!?」

マミ「あら?テーブルに果物が……食糧用意してあったみたいね」

さやか「えっ?あんなに苦労して果物集めたのにぃ、先に言いなさいよ」

ほむら「……聞かれなかったから言わなかったのね」

モコナ「ぷぅ?」

ほむら「…………」

光「ねえ、フェリオに食べ物持って行って良い?そんなに悪い人に見えないし」

風「光さんって優しいですね。良いですよ」

光「ほんとぉ!」

風「でも、持って行くのは私です。光さんは優しすぎますから、食物でなくこのテントにお呼びしかねませんもの」

海「確かに言えてる」

まどか「駄目……なの?」

マミ「流石にそこまで信用するのはまだ早いと思うわ。彼も言ってたでしょ?会ったばっかりなのに信用するなって」

光まどか「「でも……」」

さやか「いやそれ以前に女の子ばかりの中に男が入ってくるのは……」

ほむら「向こうも居心地悪いでしょうしね」

まどか「あ……」

光「そうなのか?」

海「そう言うものなの」

光「ふ〜〜ん」

ほむら「食べ物は私が持って行ってくるわ、盾の中に入れたのを幾つか渡してくるわ」

風「そうですか?それではお願いしますね」
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/15(日) 02:37:11.43 ID:MhHqByPJo

〜〜沈黙の森・テントの外〜〜

ほむら「食糧持ってきたわ、ここに置いとくから食べなさい」

フェリオ「待ってくれ」

ほむら「他に何かあるの?」

フェリオ「しばらく……そばにいてくれないか」

ほむら「……何をバカな事を」

フェリオ「一人で食事をしたくないんだ」

ほむら「…………」

フェリオ「これを食べ終わるまででいい、ただ暫くそばにいて欲しいんだ」

フェリオ「ムスッとした顔のあんたでも、いないよりましだもんな」

ほむら「……早く食べなさい」

フェリオ「……意外だな、素直に待ってくれるなんて」

ほむら「良いから食べなさい」

フェリオ「ああ……」

ほむら「…………」

フェリオ「…………」

フェリオ(とまどう姿見たかっただけなんだけど……く、食いづらい……)



〜〜テントの中〜〜

さやか「転校生、食べ物持って行くだけなのに遅いね……」

海「何か話してるのかしら?」

光「話しって?」

マミ「異世界に来てパーティーに初めて入った異世界の戦士の男の子……なるほど暁美さんも女の子ね」

まどか「いやマミさん、流石にそれは……」

風「……食べ物を持って行くのを変わったのはそう言う意図があったのですね」

まどか「え?」

さやか「ほっほぉ〜〜ぉ」

光「???」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/15(日) 02:37:39.03 ID:MhHqByPJo

ほむら「遅くなったわ」

光「あっおかえり、遅かったね」

さやか「ふっふっふ、何をしていたのかなぁ〜〜」

ほむら「ちょっと食事につきあってただけよ」

海「食事!つきあった!へぇ〜〜」

ほむら「……何かあなた達変よ?」

風「あらまあ……うふふ……」

マミ「ふふっ……暁美さんは彼の事どう思ってるのかしら?」

ほむら「何よいきなり……そうね、普段は強がって格好付けてるけど本当は寂しがりやな甘えん坊……かしら」

ほむら(そう言う意味ではあなたに似ているわね……だからさっき、私は断らなかったのかしらね)

さやか「これは決まりかな?フフフ」

海「そりゃあ確定でしょうね。ウフフ」

光「何か皆が怖い……」

まどか「流石に早合点な気がするんだけど……」

ほむら「何故生温かい目で見てくるのかしら……」

マミ「それは私の口から言えないわ……恥ずかしくて」

海「照れない照れないわかってるから、うんうん」

風「おほほほほ」

さやか「まあ、転校生を弄るのはこれくらいにしてご飯食べて寝ようか。今日はなんだかんだで色々あったから疲れたよ」

まどか「そうだね。私も、もうへとへとだよ」

ほむら「……悪いけど寝るのはもう少し後よ」

海(ひょっ!?何か空気が変わった!?)

さやか「え〜〜何よまだ何かあるの?大事な事じゃなかったらもう明日にしない?」

風(これは……以前弓道の先生が同じ様な雰囲気をしていたのを拝見した事があります)

ほむら「…………」

まどか「えっえっと……マ、マミさ〜〜ん」

マミ「ええ、私もまだ寝るのは反対よ。今日やっておかなければならない事が残ってるの」

光(マミさんも同じ様な雰囲気に……一番上の兄様が子供を叱る時の感じに似てる……)

さやか「えっマミさん?今日やっておかなければならない事って……」

ほむら「昼間、後で話があると言ったでしょ?……お説教よ」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/02/15(日) 02:38:06.74 ID:MhHqByPJo
今日はここまで
続きはまた今度
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/15(日) 10:35:11.83 ID:6MPuvdTAO

男1人に女6人は確かにつらそう。
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/15(日) 11:34:35.66 ID:XeGPRtooo
>>314
さやかをのけ者にするなよ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/15(日) 13:12:33.97 ID:lKkBspRRo
>>314-315
女7人にプラス性別不詳の謎生物1匹だよな
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/15(日) 20:06:35.51 ID:cvflRlVDO
>>314-316
待てよ女の子と子供と性別不明な謎の生命体1匹だろ
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/15(日) 21:35:53.43 ID:s7Sk5uwvO
女の子5人に珍生物一匹に石が2個か
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/17(火) 17:12:55.76 ID:AN9YOyPDO
おつおつ
石が2こか…
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 00:13:41.15 ID:VcwilvEY0
非常食
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/03/12(木) 01:21:26.14 ID:r2UwakMRo

〜〜数十分後〜〜

さやか「――――――」

まどか「――――――」

光「二人共……大丈夫?」

海「まぁ、お説教されただけだし……駄目じゃない?」

風「マミさんとほむらさんのお二人で。交互に、時には一緒に、激しく熱く、極寒の吹雪の様なお説教でしたわ」

ほむら「そんな訳のわからない事してないわよ……」

マミ「とにかく二人共わかったわね?今度からむやみに攻撃しに行っては駄目よ」

さやか「はっは〜〜い……」

まどか「わ……わかりました……」

ほむら「それとこれから時間のある時は美樹さやかは獅堂光に剣を、まどかは私と一緒に鳳凰寺風に弓を習うわよ」

さやか「うっ……わかったよ……でも、光だけ?海には教わらなくても良いの?」

ほむら「龍咲海は剣の種類が違うわ」

海「細い剣を使ってるけど戦い方はフェンシングのやり方で戦ってるからね」

海「さやかの剣は細くはないし合わないでしょうね」

まどか「風ちゃんごめんね。教えてくれる?」

風「教えるのはかまいませんけど、ほむらさんもですか?魔物との戦闘では使えてたみたいですけど」

ほむら「弓で戦うのは初めてよ」

ほむら「以前、弓で戦う魔法少女がいたからそれの見よう見まねと魔力で無理矢理補正しながら使ってたのよ」

ほむら「でも多少なりとも魔力を使うから、できれば魔力での補正はしない様にしたいの」

まどか「そう言えば、ほむらちゃんのソウルジェム少し濁ってきてるかも」

風「なるほど。そう言う事でしたらビシバシ教えて差し上げますわ」

ほむら「御手柔らかに頼むわ」

マミ「…………私はする事が無いわね……」

モコナ「ぷぅ〜〜」

マミ「ふふっ……そうね、私達ね」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/03/12(木) 01:21:55.52 ID:r2UwakMRo

ほむら「さぁ、皆疲れてるだろうし今日はもう休みましょう」

海「その事なんだけど……どうやって寝る?」

光「どうやってって……ベッドで皆で寝たら良いんじゃないか?」

風「それがベッドは大きいのが一つだけあるのですが、流石に7人は無理そうです」

マミ「本来『魔法騎士』の三人用として用意したものなのでしょうね」

さやか「あれじゃ詰めても5人……まどかと光が小さいから6人でも大丈夫かな」

まどか「小さ……!」

光「そうか、最悪一人別になるんだ……なら私が……」

海「いやいや、光かまどかのどっちかが抜けたら5人までしか無理になるわよ」

風「お二人はベッドで寝るのは決定ですわね」

マミ(後輩に囲まれて寝るのは幸せそうよね……でも、ここは年長として……)

さやか「元々敵対してたし転校生が一人で寝たら良いんじゃない」

マミ「あっ?」

まどか「さやかちゃん?」

さやか「いや冗d」

ほむら「それで構わないわ」

さやか「えっちょっ……だっだからそれは……」

海「ちょっと、あんな言い方したら誰でも嫌な気分になるでしょ!?」

風「そうですわね。さやかさんも悪気があって言った訳ではないのでしょうけど……」

さやか「う゛っ……」

光「あの……さやかちゃんも本気じゃなかったと思うんだ。だから……」

ほむら「いえ、あの……別に彼女の言動で気分を害した訳ではないわよ」

さやか「へ?」

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