【皆で】魔法少女まどか☆マギカ小ネタ投稿スレ4【更新】

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159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/13(月) 08:06:12.42 ID:VOkhQALu0
まどか「今日は風見野へデザートをたべにいくよ!!」

中沢「誘われれば俺はいきますけど、なんで俺なんですか。」

まどか「中沢くんの感性は先生とほむらちゃんが買っているからね!私もしんじるよ!」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/13(月) 08:06:39.61 ID:VOkhQALu0
ほむら「まどかに奢ったらしいわね。」
中沢「まぁ…。」
ほむら「感謝するわ、これからも彼女と付き合い続けてほしい、もちろん恋人では無くて、ね。」
中沢「わかってますけど…、なんで俺なんですか、他にもいるでしょうに…。」
ほむら「買っているのよ、あなたを」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/13(月) 08:09:03.48 ID:VOkhQALu0
ほむら「まどかに奢ったらしいわね。」

中沢「まぁ…。」

ほむら「感謝するわ、これからも彼女と付き合い続けてほしい、もちろん恋人では無くて、ね。」

中沢「わかってますけど…、なんで俺なんですか、他にもいるでしょうに…。」

ほむら「買っているのよ、あなたを」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/16(木) 01:00:30.00 ID:qmX3rz1k0
「結界内部の状況を報告してくれ」
「凄く安定しているよ。再現された見滝原の街は、現実の街と多少の違いはあるけれど、完璧と言っていいくらいのリアリティで常時保持され続けている」

「安定しているということは、結界内に何も変化はないってことかい?」
「いや、新しく上条、志筑、早乙女、中沢の四名が出現した。本物だと思う。現実世界でこの四名が欠けているかを後で確認してほしい」

「ふむ、暁美ほむらにとってこの四名はどういう対象なのか、仮説は何かあるかな?」
「いや、さっぱりわからない。特に中沢、という平凡な中学生男子が一人招かれたのが謎だ。早乙女は彼女の担任という特殊な立ち位置にいるからという解釈が可能だけど、中沢に関しては他のクラスメイトを招かない理由がうまく説明できない」

「一度この世界から消滅した美樹さやかの出現と、彼女と一緒に出現したべべ、二つの事象についての見解はそろそろまとまっただろうか?」
「べべは、街を徘徊する子供たち、その他の奇怪な生き物と同じでほむらの配下じゃないかっていうのが今のところのボクの見解だね。依然として美樹さやかが結界内で甦った仕組みに関しては一切が不明だ。多分偽物ではないはずだけど……。引き続いて監視の目は一応向けておこう」

「それじゃあ、ボクらにとってもっとも重要な、鹿目まどかについては?」
「相変わらず特別な反応は何もない。活動を休止している。やはり彼女も、この結界のルールに囚われてしまったと考えるのが合理的だろう。いつ彼女がその力を行使するようになるかも未定」

「……まあいいさ。ボクたちには膨大な時間がある。少なくともこの無為な時間が、いつまでも続く膠着状態でないことは確かだ。待とう、キミの報告を聞きながら。辛抱強く、この茶番が終わる日をね」

 実験塔の上空、美しい満月が、暁美ほむらのソウルジェムを覆う干渉遮断フィールドと、塔内部のインキュベーターたち、そして魔法少女コスチュームに包まれ仰向けに横たわる暁美ほむらの肢体を照らしている。

 夜は長い。中沢という少年が、美樹さやかという少女と遠目ながら再び相まみえることになるまでは、誰もが幸せになれる茶番の舞台が真に整うための準備時間が、まだもう少しだけ必要だった。

 上条恭介。志筑仁美。早乙女和子。そして、中沢。円環の理の鞄持ちとして、結界に入り込んできた美樹さやかとの縁がきっかけとなり、魂の宝石に新しく招かれることとなった四名。

 彼らに用意された選択肢は、現世の未練、求めていたさやかとの再会を果たせた事実すら忘却し、幸せに魔女の手のひらの上で日常をしらずしらず踊り続けること、ただそれだけだった。

 しかしそれでも、魔女の舞台で踊る彼らが確かに幸せであったこと、その機会が欲しても普通は得られることなどありえない贈り物であることは、間違いなく事実だ。

 幸せな夢現、魔法の時間が、始まろうとしていた。
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/25(土) 18:52:21.72 ID:THS47hQv0
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/31(金) 17:03:11.87 ID:YJ2SHYAH0
さやか「あんたが悪魔ってことだけは絶対に忘れない!」

ほむら「せいぜい仲良くしましょう?」オホホホホ



さやか「あー!悪魔ー!!あんた転校生に何する気よ!」

ほむら「学校を案内しているのよ」

さやか「そうなんだ!」



さやか「ねぇ悪魔ァ〜ちょっと宿題わからないところがあって…」

ほむら「どこかしら」

さやか「さっすがー!話分かるぅ〜!!」



さやか「こないだ杏子といったラーメン屋が美味しくてさー一緒に行こうよ悪魔ァ〜」

ほむら「…私が悪魔って事以外全部忘れちゃったわね、美樹さやか…(困)」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/11/02(日) 00:14:27.16 ID:1UPnbMico
>>164
パクり…
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/03(月) 15:41:18.19 ID:D3NL1y650
乙です
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/04(火) 13:02:31.98 ID:b9hx+TVRO
ユウリ「お前もプレイアデスか?」
海香「貴女が……連続襲撃事件の犯人!?」
ユウリ「プレイアデスなら、私が相手だ!」
すずね「やめて、あいり!」
ユウリ「離せ!」
すずね「言ったでしょう、彼女は敵ではない。私たちの戦場はここではないと」
ユウリ「私の戦場はここだ!邪魔をするならお前から…」
かずみ「貴女達、いきなり何を…」
ユウリ「ミチル!?」
かずみ「えっ?」
ユウリ「ミチルなのか?どうしてミチルがここに……逃げたのか?自力で脱出を?」
仁美「」(無言の腹パン)
すずね「彼女はミチルではない」
海香「誰だ今の」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/08(土) 01:14:39.03 ID:9QCWp1mU0
叛逆本編内。違和感を持った中沢くん。
メガほむ→クーほむの劇的ビフォーアフター見て、何か思い出した事があったんじゃないかなって。

ほむらがクーほむになって初めて登校した時、クラスメイトに化けてた使い魔の皆さんは驚くフリとかしてくれたのかな……。性質『泣き屋』の演技派な子ども達がいるから、それくらい大した事無さそうですが。

魔法少女まどか☆マギカ
叛逆の物語
中沢くん



 朝のホームルーム前。廊下を早足に進む男子生徒がいた。見滝原中学校の制服を着ていて、肩には鞄を引っかけている。
 焦げ茶色の髪の彼は、走りたい衝動を抑えて足を動かす。まるで競歩だった。
 急いでいる理由は単純。寝坊してしまって遅刻寸前なのだ。 
 ガラス張りの教室をいくつか通り過ぎて、彼は自分のクラスに到着する。まだチャイムは鳴っていない。
「間に合った……」
 安堵した彼は教室内のざわめきを聞き流し、脇目も振らずに最前列の中央の席へ向かった。床に収納されている机と椅子を引き出して鞄を置く。
 席に座って一息吐いた時、右隣から声をかけられた。
「おはよう、中沢君」
 中沢と呼ばれた男子生徒は挨拶に振り向いて、思わず相手を見つめる。視線の先にいるのは、一カ月前に転入して来たクラスメイト、暁美ほむらだ。
 しかし、その外見は昨日までとは全く違う。長く艶やかな黒髪、雪のように白い肌は変わっていない。だが、彼女の特徴だった三つ編みは解かれて、赤縁眼鏡も外していた。
 ギリギリで教室に入った時、いつもより騒がしいなと思っていたが、大胆に見た目を変えたほむらの話で盛り上がっていたのだろう。
 変わったなと至極単純な感想を抱いて、中沢は挨拶を返す。
「あ、うん、おはよう」
 ほむらが目を見張る。怒っているのではなく、中沢のあっさりとした態度に面食らっていた。そして問いかける。
「あまり驚かないのね。どうして?」
「どうしてって……」
 昨日までの気弱な雰囲気から一変、どこか張りつめた様子のほむらに気圧されて、中沢は答えを渋る。
 前から知っているような気がしたから――そんな事言える訳がない。話したら変だと思われる。
 ほむらが髪を下ろし、眼鏡を外した状態で学校に来たのも、今の姿になった彼女を見るのも初めてなはずだ。
 曖昧にしてやり過ごしたかったものの、ほむらから鋭い目を向けられて即座に観念する。睨まれているからそう感じるのかもしれないが、眼鏡をかけていた時より目付きが険しい。
「何でか分からないけど、暁美さんは今の方が普通って言うか、意外って感じがしない」
 違和感がないのが自分でも不思議。中沢が内心ビクつきながら伝えると、ほむらは冷静に頷いた。
「佐倉さんにも同じ事を言われたわ」
「あ、そう?」
 気持ち悪がられたりしなかった事に安心して、中沢は赤髪のクラスメイトに感謝する。
 同じ事を言ったらしいのは佐倉杏子。ほむらよりも先に転入して来たクラスメイトだ。休み時間にしょっちゅう菓子を食べている。
 見滝原に来る前は隣町の風見野に住んでいた。と言うのは、杏子といつも一緒にいる美樹さやかから聞いた話だ。
 チャイムが鳴ったので話すのを止め、中沢は正面を向いて頬杖をつく。担任の早乙女先生が来るのを待っていると、不意に右隣から声が聞こえた。
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/08(土) 01:15:12.48 ID:9QCWp1mU0
「……貴方が覚えているとはね」
「は?」
 ほむらの呟きが耳に入り、中沢は呆けた声を上げる。何を、と聞き返そうとした時、早乙女先生が教室に姿を現わした。仕方なく言葉を飲み込む。
 朝のホームルームが終わり、一時間目の授業が始まっても、ほむらの発言が引っかかっていた。

 一時間目と二時間目の間の休み時間。
 教室は別人並みに変わったほむらの話題で賑やかだった。突然の変化が信じられないのか、実は双子の姉妹じゃないかと話す声まで聞こえる。
「大胆なイメチェンしたね、暁美さん」
 友人の一言に中沢は視線を落とす。椅子に座っているのは灰色の髪の男子生徒で、名前は上条恭介。将来を期待されている天才バイオリニストだ。
 傍らに立つ中沢は同意して頷く。
「先生も驚いてたな。まあ、あれだけ変われば驚くだろうよ」
 ほむらを見るなり目を丸くした早乙女先生の顔が浮かぶ。もしかしたら見知らぬ生徒がいると思ったかもしれない。
 ほむらの呟きが頭をよぎり、中沢は確認の為に尋ねた。
「なあ、暁美さんがあの格好で来たの、今日が初めてだよな?」
「そうだね。最初は誰かと思ったよ」
 一目でほむらだと分からず、さやか達と話しているのを見て気が付いたと、上条は幼馴染の名を上げて返す。
「……やっぱそうだよなぁ」
 案の定か、と中沢は溜息を吐く。三つ編み眼鏡を止めたほむらを見たのは今日が最初。それは間違いない。
 なのに、前から知っているような気がする。覚えていないだけで、実はどこかで会った事があるのか?
 可能性を考えて、すぐにそれを否定する。
 土台無理な話だ。彼女は心臓の病気でずっと入院していた。事故に遭って同じく入院していた上条ならともかく、病院に通ってもいない自分が会っていたなんて出来過ぎている。
 もう松葉杖なしでも大丈夫なのか。リハビリ中の友人を見やった瞬間、中沢は強烈な違和感に襲われた。
 ……ちょっと待て。上条が事故に遭った? いつ? そもそも入院なんてしていない、はずだ。
 今の状況と食い違った記憶が飛び交う。訳が分からない。頭の中がちりちりする。
 佐倉杏子。……そんなクラスメイトがいたか?
 美樹さやか。欠席が続いた後に亡くなって……いや、行方不明になってなかったか?
 自分がおかしいのかと不安に駆られ、中沢は尋ねていた。
「上条、何か変じゃないか?」
「何が? ……あ、変と言えば」
 怪訝な表情を浮かべたものの、上条には思い当たる事があるようだ。
「やけにリアルな夢を見たよ。事故に遭って、どこかの病院に入院してる夢」
 中沢は息を呑む。偶然の一致に心臓が跳ね上がり、激しい鼓動が耳を打つ。
「それ、マジか?」
「うん。しかも左手がまともに動かなくて、『もう演奏は諦めろ』って医者に言われた」
「うわ……お前にとっちゃ最悪じゃないか」
 夢の中とは言え、二度と演奏が出来ないと告げられた上条の絶望はどれほどだったか。放課後の付き合いを断るのは日常茶飯事。休日も練習に費やして、交際中の彼女よりバイオリンを優先する奴だ。
 その彼女――志筑仁美が愚痴をこぼしている所に居合わせた事がある。曰く「上条が忙しくてなかなか会えない」らしい。
 恋人を放ったらかしているのだろうと想像できる程、上条のバイオリンへの打ち込みぶりは半端ではない。筋金入りの音楽バカで、バイオリンに人生を捧げている。そんな奴だ、上条は。
 勉強も運動も普通で、趣味はゲーム。そんな平凡な自分とは違う。
「凄くリアルだったよ。もしかしたら現実だったんじゃないかって、今でも少し怖くなる」
 上条は左腕を軽く持ち上げ、ゆっくりと手を握り、そして開いた。まるで動くのを確かめるように。
「見舞いに来てくれたさやかに八つ当たりしてさ……。嫌な夢だったよ」
 酷い事を言ってしまったと渋い顔をして、上条は教室後方を見やった。釣られた中沢は視線を追いかける。
 ほむらとさやか、それに杏子が立っているのが目に映り、三人と談笑する女子の姿も見えた。今の休み時間は彼女の席に集まったようだ。
 座っているのは、桃色の髪を左右で結んだ女子生徒。「小さくて可愛い」と、男子の間で密かに人気がある鹿目まどかだ。周りの三人が壁になって、頭のリボンが見え隠れする。
「……?」
 中沢は若干眉を寄せる。視線の先には話題をころころ変えて話す女子達。雰囲気と表情は和やかで、喧嘩をしているような険悪さは全く感じない。
 要するに普通。ありふれた日常の一部として捉える光景だ。昨日までと変わった所と言えば、ほむらの見た目くらいだろう。
 だが、あるはずの物が見当たらない感じがする。それは何かを思い出そうと、中沢は思考に意識を集中させた。
 席に座っている時の光景がおぼろげに浮かぶ。前は右側に目をやると、赤くてひらひらした物が見えていた、ような。それは彼女の眼鏡じゃなくて……。
 ふと、脳裏に光が差し込む。ほんの一瞬だけ、鮮明な記憶が蘇った。
 そうだ、覚えている。どうして忘れていたのか。思い出してしまえれば、今まで気付きもしなかった自分に呆れてしまう。
 彼女とは友達と言える程仲が良い訳でもないし、どうしてそんな記憶があるのかはさっぱり分からないけれど。
「上条、おかしいと思うかもしれないが、真面目に聞けよ?」
 誰かに話さずにはいられず、中沢は疑問を口にした。
「暁美さんって、頭にリボン着けてなかったか?」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/08(土) 18:26:34.17 ID:0tuLVJFG0
乙だぜ
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/13(木) 19:54:01.73 ID:TiBWoCoq0
マツリ「キュゥちゃん、スズネちゃんってどのくらい強いの?」

キュゥべえ「彼女は戦闘の天才だね。以前なんて、二十五人もの魔法少女を屠った強力な魔女を倒してのけたよ」

マツリ「そんなに凄い魔女を……?」

キュゥべえ「知りたいかい? それじゃ見せてあげるよ」ピカッ


***


魔女の結界

ツバキ「この結界、魔女の気配が複数ありますね」

スズネ「ひぃ、ふぅ、……大きい気配は26かな!」

ツバキ「複数の魔女の集合ですか。幸いほとんどの魔女は散らばっているようですが……」

スズネ「能力コピーし放題だね、ツバキ!」

ツバキ「ふふっ、スズネったら……」

スズネ「あっ! このオブジェクトから魔女の力を吸収できるみたい!」ワーイ


***


キュゥべえ「あれほど強力な魔女を倒せたのはスズネの能力の多様性があってこそだったね」

キュゥべえ「特に、ラストの宇宙魔女に対して放った、鬼殺し火炎ハンマーの魔法は凄まじかった」

キュゥべえ「とはいえ、僕としては中盤で活躍したプラズマの魔法が万能で強力だったと思うね」

キュゥべえ「ちなみに、あの魔女は『格闘王の魔女』といって……」

アリサ「ちょっ! キュゥべえ、それ以上はダメ! それ以上はいけないから!」





マツリ「銀色の悪魔が跳ねるとき、魔女達は恐怖におののく……」

アリサ「マツリィィィィ!! アンタも自重しろおおおおお!!」
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/18(火) 19:31:50.13 ID:QdPE/P1go
私は魔法少女、暁美ほむら
見滝原中学校に転校して
魔女の結界に取り込まれた
転校デビューに失敗して自己嫌悪に陥っていた私は
足元から世界が変化していくのに気づかなかった
私は魔女に襲われ、気づいたら

クラスのみんなには内緒だよ☆と言われていた!

ワルプルギスの夜を倒さなかったら、またまどかは命を落とし
まわりの人間にも被害が及ぶ

キュゥべえの契約で魔法少女になった私は
時間をさかのぼって

私も魔法少女になったんだよ☆と告白し

ワルプルギスの夜の情報をつかむために
先輩で魔法少女をやっている巴マミの家に転がり込んだ

何回繰り返しても結果は同じ
出口なしの魔法少女

その必要はないわ
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/18(火) 22:22:00.02 ID:vL/ZZBLT0
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/23(日) 21:15:36.84 ID:pvLLMuER0

 魔法少女たちは、共同で魔獣の発生を止める魔法を編み出した。しかしそれが使えるのは1回だけ。ゆえに、その前に地球上のインキュベーターを駆逐する必要があった。その役割を担うのはまどかだ。まどかの矢は、複数の対象を同時に射る能力を持つ。それをパワーアップすることで、地球上の全インキュベーターを一瞬にして殲滅することができるのだ。
 しかし実行の日になって、まどかは矢を放つのを躊躇った。そして、仲間にキュゥべえと話がしたいと告げ、彼の元へと向かった。

…みたいな話のラストです。
 
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 21:16:29.61 ID:pvLLMuER0

まどか「ねぇ、キュゥべえ。話があるんだけど」

QB 「改まってどうしたんだい? 鹿目まどか」

まどか「キュゥべえ、わたしたちね、
    地球上にいるインキュベーターを滅ぼそうとしているの」

QB 「なんだ、そんなことなら知っているよ」

まどか「えっ?」

QB 「君はいつの間にか、それが可能な能力を身に付けていたようだね。
    まったく、この星の魔法少女は想定外のことが多すぎるよ」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 21:17:12.83 ID:pvLLMuER0

まどか「だったら、何で逃げないの?
    あなたたち、みんな死んじゃうんだよ」

QB 「死ぬのなら逃げなければいけないのかい?
    それは僕たちにとって、合理的な理由にはならないね」

まどか「確かにあなたたちの死は、わたしたちの死とは意味が違うかも知れない。
    でも、体を潰されるのはもったいないって言ってたでしょ?」

QB 「確かにそういった面はあるよ。
    でもね、今こうしている瞬間にも、この星のどこかで魔獣が生まれ
    それを魔法少女が倒してくれている。
    せっかく回収可能なエネルギーが目の前にあるにもかかわらず、
    それに手を付けずに撤退するなんて、そっちの方がもったいないじゃないか」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 21:18:18.50 ID:pvLLMuER0
まどか「分かって、わたしはあなたたちを殺したくないよ」

QB 「君は僕たちを恨んでいるんだろう?
    だからこうして、僕たちをこの星から駆逐する作戦を練ってきた。
    なのに、どうして今さら殺したくないとか言い出すんだい?」
   
まどか「確かにインキュベーターは人類の敵だけど、
    それでもわたしは魔法少女になったことで、みんなと出会えたんだもん。
    わたしね、あなたに感謝しているの」

QB 「やっぱり人間の感情は理解できないなぁ。
    でもこの際だから、僕からも礼を言わせてもらおうか。
    この星でのミッションはいったん中断するけれど、それでも君たち人類が
    今まで放出してくれたエネルギーは膨大なものだったよ。
    ありがとう」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 21:19:20.24 ID:pvLLMuER0
    
まどか「なぜそうまでしてエネルギー回収にこだわるの?
    あなたたち、いったい何者なの?」

QB 「ねえ、まどか。
    君たちの細胞は、死の瞬間まで生きるための活動をやめないだろう?
    それと同じだよ。
    僕たちインキュベーターはね、死の瞬間まで宇宙の寿命を延ばすために
    エネルギーを回収し続ける、そのためだけに生まれてきた存在なんだ」

まどか「じゃあ、どうしても地球から出て行くことって…」

QB 「その選択肢はないね」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 21:20:22.65 ID:pvLLMuER0

まどか「そう……。ごめんね…キュゥべえ……」グスッ

QB 「お別れだね」

まどか「うううう……」キリキリキリ.....(弓を引く)

QB 「さようなら、まどか」

まどか「うわああああぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!」バヒュン!!



ズ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドウウウウウゥゥゥゥゥンンンンン!!!!


180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/24(月) 21:06:22.18 ID:jhX6qbe3o
悪魔ほむら「ホムフフフフフ………
       『誰も来なかった』……それは当たり前よ
        クリスマスは人間同士でやるもの
        貴女がこれだけの支度をして待っている
        し か し 誰 も 来 な い
        それはみんなが貴女を魔法ゾンビだいうことをと知っているからよ!
        ゾンビはクリスマスを祝わない!」

マミ「ぐっ……!くうぅ……!」

悪魔ほむら「なんならどう?巴マミ
        ゾンビはゾンビ同士 私とやらない?
        メリークリスマス!アハハハハハ!」

マミ「誰が!誰があなたなんかと……!」

悪魔ほむら「さあ!魔獣退治以外何も出来ない魔法ゾンビの為に乾杯!アハハハハハ!!」

マミ「ぐうぅ……!こんなもの!誰が……!誰があなたなんかとぉ……!」ドスン!バキン!パリン!
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/28(金) 16:19:40.87 ID:JkzHsNZWo
坊さん「なんまいだーなんまいだー」

仁美「どうしてこんなことに・・・」グスッ
まどか「さやかちゃん・・・凄く悩んでた。」
仁美「・・・!」
まどか「私には愛される資格が無いとか言って飛び出して行って・・・そのまま行方不明に・・・」
仁美「わ、私は何てことを・・・」
まどか「仁美ちゃん?」
仁美「あんなこと言わなければよかった・・・!」
まどか「最後に会ったさやかちゃんの顔は世界の終わりみたいな顔してた・・・どんなことを言ったの?」
仁美「上条君をお慕いしています。さやかさんには先に告白する権利がある。と」
まどか「・・・あっ、さやかちゃんはそれで想い人と親友の板挟みになっちゃったんだ。」
仁美「うわあああああ!」ポロポロ
まどか「でもそんなことで死んじゃうのかな・・・よりによってラブホテルで・・・」
ほむら「まどか、もうやめなさい。あなたは全てを知っているはずでしょ・・・もう行きましょう。」
仁美「うううううぅぅぅぅぅ・・・さやかさぁぁぁん!」
まどか「泣いたってさやかちゃんは帰って来ないよ、仁美ちゃん。」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/28(金) 16:25:27.01 ID:+Qpc5We+o
>>181

こういうの嫌いじゃない
何故かなんまいだーで少し笑ってしまったww
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 17:11:52.59 ID:6CokJAJh0
さやか「ミニストップでファーストフード頼んだ時に

「骨なしチキンのお客様ー!」って呼び出されたんだけど、
なんかすごい罵詈雑言を浴びせられたような気がする」

ほむら「的を得ているわね」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/29(土) 01:30:29.02 ID:oCRoavaEo
マミ「暁美さんいるかしら?ちょっと話したいことがあるんだけど」
さやか「へー転校生って上級生に知り合いいるんだ」
ほむら「巴マミ・・・今行くわ」

ほむら(マミ)「初めまして暁美さん、私たち入れ替わっちゃったのよね?」
マミ(ほむら)「そうみたいね・・・QBに聞いても僕は関係無いの一点張りで困ったわ」
ほむら(マミ)「これからどうしたらいいのかしら・・・できれば元に戻りたいのだけど・・・」
マミ(ほむら)「私だってやることが山程あるのに・・・!こんなところで終わりたくない!」
ほむら(マミ)「終わる・・・?どういうことか説明してもらえるかしら?」
マミ(ほむら)「私の能力は時間遡行よ。魔法少女の能力も入れ替わっててこのままではこの時間軸に固定されてしまう!」
ほむら(マミ)「時間遡行?」
・・・
ほむら(マミ)「私達だけになっちゃったわね・・・時間遡行は私がするの?」
マミ(ほむら)「お願い・・・まどかを・・・救って!あなただけが頼りなの!」
ほむら(マミ)「わかったわ、でもあなたも連れて行くわよ!盾に入れてね!」ヒョイ
マミ(ほむら)「うわっ!」ギュイーン
・・・
ほむら「・・・あっ、元に・・・」
マミ「・・・戻った。暁美さん今あなたに会いに行くわよ!」
未完ED
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/01(月) 11:34:18.73 ID:LIfa9KbpO
早乙女「皆さんに大切なお話をします。映画館ではポップコーンは塩ですかキャラメルですか!?はい、美樹さん!」
さやか「ぅえ!?わ、私!?んーと、キャラメルのが美味し
早乙女「その通りです!!それなのに掃除の人が困らないようにだとか手がベタつくだとかで妥協することを強要する男の多いこと!!」
早乙女「いいですか男子の皆さん!女性を映画館に誘う時には合理的な発言を決してせずに心の底から楽しむこと!!わかりましたね!?」

早乙女「卵焼きは甘いのとしょっぱいのどっちがいいですか!?ハイ鹿目さん!」
まどか「わ、えと…私は甘いのがいいけど人それぞ
早乙女「その通り!人それぞれ好みがあるのだからわざわざ自分の好みを口にする必要はありません!!それを俺甘いの苦手なんだよね〜などと母親心を蹴飛ばすような男になってはいけません!いいですね男子諸君!そして女子の皆さんはお相手の好みの味を見つけられるようになること!!いいですね!?」

早乙女「あ、あと今日は転校生が来てます。暁美さん、こっちよー」
ほむら(違和感ないんですけど)
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/02(火) 07:21:03.55 ID:g0JnLNVao
ほむら「私何でこんなことやってるのかしら…まどかを救うって約束したからなんだけどさ。」
ほむら「何回やっても救えないのよね。何で私の言うことを誰も信じてくれないのかしら…」
ほむら「いえ、信じてくれなくてもいいから皆生きてて欲しい。」
ほむら「時間遡行する前に反省しないとね…どこで失敗したんだろう。」
ほむら「今回は巴マミの豆腐メンタルのせいで全滅したのよね・・・QBが魔法少女の秘密を教えて発狂したのだけれど・・・」
ほむら「これって無理ゲーなのかしら・・・?巴マミが生きてると全滅する可能性が高いのよね。」
ほむら「美樹さやかは高確率で男を取られて魔女化。佐倉杏子は心身共に強いから高確率で最後まで残る。」
杏子「もう行くのか?」
ほむら「あ、杏子・・・そうね、少し反省してから。杏子はこれからどうするの?」
杏子「あたしはあそこにいるまどかの魔女と戦ってみるよ。まどかも一人ぼっちはさみしいもんな。」
ほむら「そう・・・じゃあそろそろ行くわ。元気でね・・・杏子」ガシャン
杏子「本当に行きやがった・・・次は頑張れよ。さて…」
クリームヒルト「フォォォォォ」

ほむら「もう戻ってきてしまったけど残ったほうがよかったのかしら…杏子・・・?」
ほむら「魔法少女の秘密をいつ言うのかがポイントよね・・・武器も調達しないと・・・」ブツブツ
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/02(火) 07:26:53.95 ID:g0JnLNVao
あっ矛盾してしまった
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/03(水) 02:32:04.94 ID:4BMYb9P9o
恭介「わ〜かめスキスキピチピチ〜♪お前はどこのワカメじゃっ!」
さやか「それ懐かしいね。ラーメンのCMだったかな?」
恭介「うん、僕の大好きな曲なんだ。」

さやか「…と、こういうことがあってね、今日は差し入れにわかめラーメン持っていくんだ。」
まどか「へぇ〜上条君ってワカメが好きなんだねー」
仁美「わかめが好き…?それってつまり…」

仁美「さやかさん、大事なお話がありますの。」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/03(水) 02:45:18.66 ID:4BMYb9P9o
恭介「わ〜かめスキスキピチピチ〜♪お前はどこのワカメじゃっ!」
さやか「それ懐かしいね。ラーメンのCMだったかな?」
恭介「うん、僕の大好きな曲なんだ。」
さやか「じゃあ次お見舞いに来るときにわかめラーメン持ってきてあげるね!」
恭介「ありがとうさやか。でも…ワカメもいいけど…さやかのワカメも好きだよ。」キリッ
さやか「あ、あたしのワカメ…???」

さやか「ということ何だけど、恭介何言ってんのかわかんなくてさ…どういう事なんだろうね?」
ほむら「ワカメというのは陰毛の隠語のことよ。上条君て酷いエロ河童なのね。」
さやか「へっ?へっ?あたしの陰毛???」
まどか「さやかちゃん良かったね!両想いで!」
仁美「私は陰毛だったのですね…」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/03(水) 03:17:42.25 ID:4BMYb9P9o
恭介「イッヒマンゲ!イッヒマンゲ!」
さやか「えーと…ナインハルトズイーガーだね、なっつかしいなー。」
恭介「そうだよ、よくそんなこと知ってるね。」
さやか「へへー恭介のことは何でも知ってるからね。幼馴染だもん!」
恭介「僕もさやかのことは何でも知ってるよ。僕のことが好きだってことも。」
さやか「ななななんでそれを…!あっ!」
恭介「さやか…こっちにおいでよ。」グイッ
さやか「あっ。」
恭介「イッヒ…」
さやか「…?マンゲ?」
恭介「イッヒ」
さやか「マンゲ」
恭介「イッヒイッヒイッヒイッヒー!」
さやか「マンゲマンゲマンゲマンゲー!」
恭介「はぁはぁ…よかったよさやか。」
さやか「はぁはぁ…何だこいつ。」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/03(水) 04:02:27.36 ID:4BMYb9P9o
さやか「恭介の奴…入院してから変態になっちゃったんだけど。もうお見舞いに行きたくない…」
ほむら「上条君は怪我のショックをあなたに知られたくなくて強がってるだけよ。そんなこともわからないの?美樹さやか…」
さやか「うっ…そうなのかなぁ、忘れてたけど恭介怪我してるんだよね…今日もお見舞い行こう。」
ほむら「今日は私も付いていってあげるわ。」ファサァッ

さやか「恭介ー!来てやったぞー!転校生も連れてきたぞー!」
ほむら「初めまして、暁美ほむらです。よろしく。」ファサァッ
恭介「暁美さんよろしく。僕は上条恭介、天才バイオリニストさ。」キリッ
ほむら「自分で天才って言ったわ…」
さやか「でも今は手を怪我しててバイオリン弾けないけどねー。」
恭介「…いやもう一生弾けないみたいなんだ。この手はもう動かないって。」
さやか「えっ…そんなぁ!」
ほむら「じゃあ作曲家を目指したらどうかしら、天才なんでしょ?」ファサァッ
恭介「フッそれもいいね、僕の曲を暁美さんが演奏してくれるのかな?」キリッ
ほむら「…それは美樹さやかがやるわ。私は用事があるので失礼するわね。」ファサァッ
さやか「えっー?あたし?」ポカーン
恭介「さやか、僕の代わりにバイオリンを弾いてくれるかい?」

まどか「それから毎日二人で特訓してるんだって。夜も特訓してるのかな?」ウェヒヒ
ほむら「ええそうだといいわね。」ファサァッ
仁美「上条君とさやかさん、お似合いのカップルですわ…」ニコッ
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/04(木) 02:53:59.99 ID:caa5WDkoo
杏子「あーあ世間ではクリスマスかぁ。けっ、どいつもこいつも浮かれやがって。」
杏子「あたしが魔女を倒してるから平和にクリスマスを楽しめるっていうのに。」
杏子「ほんと魔法少女なんてなっちゃダメだね。」
杏子「くそっ…ゲーセンでも行くか。」
杏子「マミの奴どうしてるかな…あいつのことだからでっかいケーキで一人でクリスマスやってんだろうな。」
杏子「それとも誰かと一緒に…?」
杏子「くそっ…もう寝る。」
杏子「昔のことなんか思い出したってあたしにはもうどうしようもないじゃないか…!」
杏子「でも…ひとりぼっちは…マミ…」
杏子「おっ魔女の気配、行くか!」

マミ「今日はクリスマスなのに…杏子もう帰ってこないかしら…」
マミ「せっかくケーキ作ったのに…ひとりぼっちのクリスマスケーキ程みじめな物は無いわね。」
QB「わぁ凄いケーキだね!僕も一口いいかな?」
マミ「あらキュウべえいらっしゃい!いっぱい食べていいのよ♪」

杏子「魔女と戦ってるときだけ全てを忘れられるなんて、とんだ戦闘狂だぜ…」
杏子「あたしみたいなバカが魔法少女に向いてるんだろうな…」
杏子「クリスマスはGS濁るの速いな…早く終わってくれ。」シュウウウウ
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/04(木) 02:55:22.58 ID:caa5WDkoo
GSじゃなくてSGだった
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/12/05(金) 01:32:58.40 ID:ufefnzMH0

【ジェムニー】自分のソウルジェムを自分の指などで刺激し、性的快感を得る行為。
【解説】ソウルジェムは身体の外にあるため、様々な刺激にさらされる機会が多い。
そのため、ソウルジェムの表面の汚れを拭き取るなどといった、ごくささいなことから得られる身体感覚をきっかけとして、ジェムニーへと容易に発展する。
また、直接性器に触れないことから、通常の女性の[田島「チ○コ破裂するっ!」]に比べて心理的抵抗も少ない。これらの理由より、魔法少女におけるジェムニーの経験率は、同年代女子の[田島「チ○コ破裂するっ!」]経験率よりもかなり高いと見られている。

【捕捉】ジェムニーには他では見られない独特の感情を伴うことから、それに興味を持ったインキュベーターは、2001年に世界規模での一斉調査を行った。
しかし第二次性徴期の魔法少女達にとって、きわめてデリケートな問題であるにもかかわらず、彼らの調査はまったく配慮を欠いたものであった。
第三者の前でもあけすけな質問をする、行為中に突然現れる、といったことを繰り返した結果、両者の関係が急速に悪化。
精神的ショックから魔女化する例も続出し、開始からわずか3日で中断を余儀なくされたのである。
魔法少女の感情を理解するために始まったこの調査が、彼女達の感情を理解していないがゆえに中断に追い込まれたことは、皮肉な結果と言えよう。
(出展:インキュペディア 2002年度版)


・・・米国同時多発テロは魔女の仕業であった、というネタでした
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/05(金) 02:20:11.15 ID:OvM9nX2to
まどか「あれっお財布忘れたみたい。」アセッ
さやか「あーあるある。今日はさやかちゃんがおご」
ほむら「私が奢るわ。今日はお近づきの印に私に払わせてくれないかしら。」ファサッ
さやか「えーマジ?ありがとう転校生!」
まどか「そんな、会っていきなり奢らせるなんて悪いよ!明日ちゃんと返すからね!」
ほむら「優しいのね、でも人の好意は受け取っておかないと後悔するわよ、まどか。」
まどか「返す!」
さやか「えー、まどか何言ってんの?まどかが返したらあたしも返さなきゃじゃん。持ちつ持たれつって言葉知らないの?」
ほむら「困ったわね…そうだ、お金返す代わりにまどかが私の言いつけを守ってくれるっていうのはどうかしら?」ファサァ
まどか「ふぇ?」
さやか「どんな言いつけ?内容次第でさやかちゃんも守っちゃうよ!」
ほむら「ウサギとネコが混ざったみたいな白い変なバケモノに変な話を持ちかけられても無視して欲しいの。」
まどか「…えっ」
ほむら「そいつは魔法少女になる代わりにどんな願いもかなえてやるって言ってくるけど、絶対に断って欲しいの。それ詐欺だから…」
さやか「転校生が何言ってんのかわかんないよ。」
ほむら「魔法少女が絶望するとバケモノになるの…そして私も…魔法少女なの…」ファサァッ
まどか「うっうん!わかったよ言いつけ守るね!さやかちゃん行こっか…」そそくさ
さやか「じゃあここでお開きだね。転校生奢ってくれてありがとー!」そそくさ
ほむら「…」ポツーン

それ以降私は電波女としてのレッテルを貼られクラスで浮いた存在となった。
でもまどかとさやかが魔法少女になっていないのを見るとあの言いつけを守ってくれてるみたいね。
後はワルプルギスに巻き込まれずに生きていてくれたらそれで…
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/05(金) 05:35:56.90 ID:OvM9nX2to
中沢「暁美さんって魔法少女なんだって?」
ほむら「…」シカト
中沢「なぁ聞いてんの?」
ほむら「うるさいわね、私のことは放っておいてよ。」

まどか「私、ほむらちゃんに悪いことしちゃったかな…きゅうべぇのこと本当だったし。」
さやか「でももう近寄り難くなっちゃったね。あたしも電波だと思われたくないし。」
仁美「…?」

仁美「暁美さん、ごはん一緒に食べませんか?」
ほむら「ありがとう、でも私と一緒にいるとあなたまで変な噂流されるわよ。」
仁美「人の目が気になるなら一緒に屋上に行きませんか?」

仁美「私は暁美さんが魔法少女でもいいと思うんです。それが本当ならとても素敵なことですわ。」
ほむら「志筑さん…私、本当に魔法少女なのよ。」
仁美「んふふっ」ニコニコ
ほむら「志筑さんを巻き込みたくないの。」
仁美「私は構いませんわ。」ニコニコ
ほむら「ありがとう…でも、ごめんなさい!」ダッ
仁美「あっ…」

ほむら「ううっ…!」ポロポロ
まどか「ほむらちゃん…」
さやか「…」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/05(金) 06:10:32.95 ID:OvM9nX2to
マミ「あなたが暁美さんよね?ちょっといいかしら?」
ほむら「巴先輩…」
マミ「あなたが魔法少女っていう噂を耳にしてね。本当なのかしら?」
ほむら「ええそうよ、要件はそれだけかしら?」
マミ「私と組まない?」
ほむら「ふふっ、わかったわ。そうよ、あなたがいたのよね…」
マミ「やった!ずっと一人ぼっちで魔女退治でつらかったのよ!これからよろしくね♪」パァァ

ほむら「一週間後にワルプルギスの夜が来る。こいつと戦っても勝ち目はゼロ。だから絶対に戦っちゃだめよ。」
マミ「私はこの街を守るために戦うわ、それが私の使命ですもの。」
ほむら「街なんてまた作り直せばいい!死んでしまったらそれで終わりなのよ!」
マミ「この街は私がずっと守ってきたのよ、それを魔女の好きになんてさせたくないの。」
ほむら「私はマミを失いたくないの!わかってよ!」
マミ「暁美さん…私のためにそこまで言ってくれるのね。わかったわ、おとなしく避難しようかしら。」

まどか「えっ温泉の宿泊券くれるの?」
ほむら「ええ、家族で行ってくるといいわ。美樹さやかや志筑仁美にも渡してくるわね。」
まどか「何でほむらちゃんは私に良くしてくれるの?私はほむらちゃんを傷つけた酷い人間なのに。」
ほむら「あなたに幸せになって欲しい…ただそれだけよ。この日はスーパーセルで街がめちゃめちゃになるから温泉に避難してて欲しいの。」
まどか「ほむらちゃんも一緒に行こうよ!」
ほむら「私は巴先輩と一緒に避難するから大丈夫よ。じゃあまた会いましょうね。」

こうして誰も欠けることなくワルプルギスをやり過ごすことができたわ。
私の魔法は使えなくなってしまったけどもう大丈夫よね…。

さやか「ほむらゴメン!あたし契約しちゃった!」
まどか「えっ?」
ほむら「えっ?」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/05(金) 18:48:25.79 ID:vQgBpVR00
見づらい
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 02:52:18.78 ID:bK+eJceGo
詢子「オッスほむら!」
ほむら「こんにちは、お邪魔してます。」
まどか「ほむらちゃんと一緒に宿題やってるの!」ティヒヒ
詢子「おっ偉いね、ほむらちゃんみたいな優等生と一緒だとまどかも変わるもんだねぇ。」ニヤニヤ
まどか「さやかちゃんといると宿題そっちのけで遊んじゃうからね。」ティヒヒ
ほむら「まどからしいわね、まどかは優しいから相手の事を尊重しちゃうのよね。」
まどか「そうかなぁ…?」ティヒヒ
詢子「まどかはほむらといる時は随分と自分本位で動いてそうだけどな。」
まどか「それはあるかも、ほむらちゃんといるとなんか嬉しくって。」
ほむら「私もよ、まどか。」
詢子「相思相愛ってやつか。ほむらが男だったらよかったのになー。惜しい!」
まどか「もうママったら、ほむらちゃんが男だったらここまで仲良くなってないからね。ねーほむらちゃん?」
ほむら「もし私が男だったらなんて考えたことなかったわ。まどかが男だったらって妄想はしたことあるけど。」
詢子「ふむふむ、どういう妄想なんだ?」
ほむら「まどかが私をベッドに押し倒して愛の言葉を囁きながら何度も何度も果てるの。」
まどか「うわぁ…ほむらちゃんは私にそういうことして欲しいんだ?」
詢子「あはは、男のまどかだろ?タツヤがそれっぽくないかな?ほむらがタツヤの嫁になってくれれば鹿目家は安泰なんだけどね。」
ほむら「私が鹿目ほむらになるんですね。それいい考えだと思います。」
まどか「ほむらちゃんが私の妹になるんだね。それ夢みたいな話だなぁ。」ティヒヒ
詢子「タツヤが18のときにほむらは29か…それまでほむらがフリーだったら考えておいてくれ。」
まどか「まぁ半分冗談みたいなもんだから気にしないでね。」
ほむら「じゃあ半分本気として受け取っておきます。というわけで、今日からここに住んでよろしいでしょうか?」
詢子「ああ、いいよ!タツヤやったー!」
タツヤ「アーイ!」
まどか「えっ本当に?」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/07(日) 05:21:25.67 ID:GQfNFz2eo
杏子「見滝ヶ原がワルプルギスに滅ぼされたのにマミの奴生きてるのかよ。あいつ正義感の塊みたいな顔して闘わなかったんだな。」
QB「マミは戦おうとしてたけど暁美ほむらが止めたんだよ。」
杏子「なんだそいつ新人か?マミをたぶらかした奴にちょっとヤキ入れてやるか。」

杏子「よお、お前が暁美ほむらだな。ちょっとツラ貸せよ。」
ほむら「佐倉杏子…!何の用かしら、私には用は無いのだけど。」
杏子「何であたしのこと知ってんだよ…お前と面識あったっけ?」
ほむら「ふっ、私はあなたのことをよぉ〜く知ってるわ。願いで家族を失ったのよね。」
杏子「誰にも言ったこと無いあたしの秘密を…!それがお前の能力ってわけか?弱そうな能力だな。」
ほむら「私にはもう魔法少女の能力なんて無いわ。見滝ヶ原と共に消えてしまったの。だからとても弱いわよ。」
杏子「そうやって弱い振りしてマミに近づいたんだな?あたしは騙されないぞ。あたしと戦え!勝負だ!」
ほむら「…はぁ?違うし、何であなたと戦わなきゃいけないのよ!」

ほむら「ううっ…杏子。これでわかったかしら?私は最弱の魔法少女なの…ぐっ」ドシャア
杏子「こんな弱いのとつるんで、マミは何考えてんだ?」
マミ「そこまでよ。」
杏子「あっマミ。」
マミ「私の大事な人をよくも傷つけてくれたわね。覚悟しなさい佐倉杏子!」
杏子「なあなんであんな弱っちぃのと一緒にいるんだよ。」
マミ「暁美さんはちょっと前まで最強の魔法少女だったわ。この命を何度も助けてもらったの。戦えなくなっただけで見捨てるようなあなたみたいな下衆じゃないわ!」
杏子「げ…ゲス?そんな…あたしはただ…マミに」
マミ「問答無用!」

マミ「次に会ったらこんなもんじゃ済まないわよ。二度と私達に関わらないでちょうだい。」
杏子「うあっ…マミ…」ドシャア
ほむら「マミ…杏子は私の部屋に運んでもらえるかしら。この子は根は悪い子じゃないの。」
マミ「えっ?そんなのダメよ、危ないわ!」

杏子「うっ、イテテ…ここは…」ハッ
ほむら「私の部屋よ。」
杏子「ど、どうして?」
マミ「暁美さんがどうしてもっていうからここに運んだの。用心のために私が一緒にいるのを条件にね。」
ほむら「…私の能力は時間遡行だったのよ。」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/07(日) 05:53:01.26 ID:GQfNFz2eo
杏子「時間…そこう?」
ほむら「タイムスリップよ。何回も時間遡行している内に杏子が仲間になることもあってね…それで杏子のことは全部知ってるの。」
マミ「ねえ、それって私のことも全部知ってるのかしら?」
ほむら「ええそうね…良い所も悪い所も全部知ってるわ。どの魔女と相性が悪いとかもね。」
杏子「ふーん、その能力でマミを助けたのか。そーかそーか、じゃあそろそろおいとまするかな…イテテ。」
ほむら「今日はここに泊まってマミの手料理を食べていきなさい。もうちょっと杏子と話がしたいの。」
杏子「マミの料理?」

ほむら「今回のループは全員無事にワルプルギスを乗り越えたから杏子に会う切っ掛けが無かったのよね。美樹さやかもそれまで人間のままだったし。」
杏子「へー、その美樹さやかって女が魔法少女になることであたしが登場するんだ?」
マミ「魔法少女5人でチーム作ってたなんて楽しそうね。しかも私がリーダーだなんて。」
ほむら「杏子とはこれから仲良くしていけばいいと思うの。だからマミと杏子は仲直りしてね。」
マミ「暁美さんがいいならそれでいいわよ。佐倉さん、またよろしくね。」
杏子「へ、いいのか?あたしみたいな野良犬とまた仲良くしてくれるのか?マミ」
マミ「ええ、暁美さんに感謝してね。」
ほむら「…」
杏子「うわあああぁ、マミ、ほむら、ありがとおぉぉぉ!」
マミ「でも暁美さんは渡さないからね。」
杏子「へっ?」

マミ「佐倉さん出て行っちゃったわね。ここに住んでもいいって言ってるのに。」
ほむら「マミが怖くて寝れないって言ってたわ。オチは無いわ。」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/09(火) 22:22:13.97 ID:908kjWF6o
結婚マジならおめでとう
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/09(火) 22:22:41.57 ID:908kjWF6o
ごめん誤爆
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/11(木) 18:36:21.37 ID:M7Ax52Oq0
読みづらい
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:27:45.01 ID:BxVKGyoD0
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     j/{: : :l://  ̄  /  ヽ、|l ト、 : : : ハ   | 厂
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      ハヽ: {xx~´   .     ー' ノイ:/( }  } : l
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     / // ハ /   ,ィ个x、      \}j {: l : l :!
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206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:28:10.40 ID:BxVKGyoD0

.     r‐┐   /⌒ヽ            rー_、  /⌒ヽ.    rー-、                    ∠二ヽ
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.         }__}.   | | { ノ )   /}v|ヽ人.\|. |\_/  .|: |  |{/ ̄ ̄ヽ  /八リり.ノ \  {   .∧   ∧
.    __/} |__| |/ ̄ ∨ヽ.  ! |: | |{  ̄|}.__|_.}」  .|: |  |'. \   ト、{      | | |  / |   | }
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      |_| |_|:  |  | | | | |.           |__∧|__}_   | |     { /.       |   .|  :j}__|   | |
.     └─|_つ⊃ とつ 匕        └‐┴‐┘   |  |      | {.        |   .|   :{}二|_ |ニ|
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          //| l| j__{_. ィ 〃ト、._、_|_|l ',
       / / l l| Nl__,ヽ /' /__/ /l | ヘ      あう……全然売れない……
        / l ヽト、lし ̄:::::::;:::::: ̄ゝ)/ /}.  ヘ
     /      | 丶ト _ ‐_‐ _ イ|/ |   ヘ
      /    zヵ   }:ー≧≦ー―{.  lz、   ヘ
    /     l: : ヘ  |/ .八. \   { |: !   ヽ
  /      |: : : :l |_/!{i}ト _〉 l}|  !: :|     \
  /       l: : : :l\|  /'{i}|   l} |  ∨!     ヽ
 /       ト、:_:_ゞzzzz!z{i}|zzzzj}: {_」/         ',
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207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:28:49.45 ID:BxVKGyoD0

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             /  /        ̄`ヽ、
             /  /     `^\    \
            /   /         ヽ      ヽ
          /    /      ヽ    ゙, \    `、
       // /  , /   ∧   `、 ゙,  i i ヽ>=ミ、}
       //! l  i {  /  ヽ ヽ ゙, i γ=ミ<  Y=┐
       // i {  {__  / -‐-L_ i ! ! {{ }  ヾo ノ  )}
      {{ {   /lヽ / r‐- } `ト l } 乂j_ノ }{`ー≪
       人 V   i__∨   ク勹ミ}メ、l ! ハ //{(_ 斗―-、)}
         ヽトミ{沁      代;;;ノ)〉j// ィ'"   ''" ̄`}、      ……1本もらえるかしら?
         / ハ ゞ    `ー''゙ノ/// >-=ニミ、ヽ
          / /  人 '   _    / / / / >―-<ノ
     __/ { { {"⌒>、_`ー` _,,.弌j / /{/  __ }
  (\__/_{_/ ゙、 乂 _ ) ノ } ̄ }斗―V {/ / ヽノノ)ノ
  /7 У/ }  `< ___彡ノ 「|「  _乂{ /{ミ三彡/
  }_}ノ / ノ     r―-<>ァ〜'"   jヽ{人___>-‐-、
 /   /    __斗  =〈/=ニ    /  `ミ__ <⌒
 {    j }     {  ノ   /〈        /        `ヽ ヽ
∠! __ノ ヘ   У/   /==、     ∧ `〜'"    / )ノ
ヽ  ̄   ∧  /  `ア~7  jヘ    ノ \     イ  ノ
 ヘ___/__L { /  /  / } ̄ ̄   /〈 <  i
  レy〜~ } { У_ / /  ハ    ノ  {     i





       /: : : : /: : :l: : :/: : : /: l: : :l: :l: : ヽxXxXxXxXxXxXxXx.l: : : : : :i!
       /: : : : /: : :/: :/: :/: /: /: :.:/:/l: :l: :ヽxXxXxXxXxXxXxXi: : : : : :.i!
       i!: :l: : :i!: : :/: :/: :/: /: //: : :./ l: :l: : :ヽXxXxXxXxXxXxXl: : :l: : : :i!
     l: : :l: : :l: : /: :/: :/: /: //: /: / l:ll:l: l: : ヽXxXxXxXxXxXx.l: : :l: : : :.l!
.     l!: : :l: :.:l: :/: :/: /: /: //、,/__/,,,、l:!十!'、: : :ヽxXxXxXxXxXxl: : :l: : : : l
     l:: :l:.:l: : :l/: :/: /: /: / /: /: :/  l! l! ヽ、: : :iXxXxXxXxXxl: : :l: : : : :l      ありがとうございます!
.    l: :.l: :l: : :l!: /: /: /:./ ./:./:/ ,ィ''7セ''示`ヽ`、:lxXxXxXxXxXl: : :l: :.: : :.l
     l: :l: :l: : :l: :l!:/// ///.  イ ヤ:::::::つ! '  lXxXxXxXxXx!: : :l: : l: : :l
.      l: :l: :l: :.:l: : i!/、 / ./   '  .弋::::::ンつ。 lxXxXxXxXxX!: : :.l: : l:.: :.l
      l: l: :l: : :l: : l! ト示!,             ̄     iXxXxXxXxXx!: : : : : :l: : :.l!
.     l:.l: :l: : :l: : l .乂リ       〃〃〃    lxXxXxXxXxX!: : : : : :.l: : : :l!
.      l! l!:ト、:.l: : l!. `´ 、              /XxXxXxXxX/: : : i: : :.l: : : : l
      l l! ヽ!:、:i! ヘ     _        /xXxXxXxXxX!: : : :.l: : : : : : :.ヘ
        |  |xヽ!ヽ! ゝ、   ´           /xXxXxXxXxXx!: : : : l: : :: : : : : ヘ
          lXx|X|!xX.> ,          lXxXxXxXxXxXl: : :l: : l: : : : : : : : ヘ
          lxXxXxXxXxl: : > ,     _,、ィXxXxXxXxXxXl: : :l: : :l: : :ヽ: : : : :.ヘ
          l!XxXxXxXx.l: :l: : l: `.ー ' ´: ヽlxXxXxXxXxXx.l: : :l: : :.l: : : :ヽ: : : : :ヽ
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:29:25.02 ID:BxVKGyoD0

       パチパチ             ,'
ゝ.;:_:_;:;:_:_;:;:_;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:||(:';:;:;:;:                .::... .   . .':::;:, .:.
ミゝ、___/\二`>、;:_:___',;:;:;:;:)); :_=----......__   ..:.:λ:: ::'; ::,)、::.:;.:,:;.:
ゝミミミ / /\\  ̄7 \――};:;:;:/(;: :―三,ィ=‐--,,,..三三,kニ 人ノ从:.ソ)ノ ):.: .;,.'
彡彡/ /lll;lll;ll;\ \i\  ,' ノし': :ヽ;:;:;:-,-,-,-,-,-,-,-,-,n  ィ'  (ソヘ (::.:.:'.,; :. .
彡/ /ll;ll;ll;ll;ll;ll;ll;\ \ ((,イ: :  :: :V);:  ,',',',',',',',',',','7,','_ 人      て:;;':. パチパチ
/ /l;;l;l;l;l;l;,'    ;l\ \ゝ: :   : :(ノ};:  \,',',',',',',','|,人)ヾ; 从      (::..
;/;;;;;;;;;;;;;;;(:';:;:;:;:  ;;;;;;;;;\|ヽ: :: :  : :: :/; ;',',','\,','_ノ  _人  (,_ ソハ   ,ゞ.:.
:_:_;:__',;:;:;:;:));:;:;:;:__;:;:_:;| ゝ;:;;::;从;ノ;:__:__ヾ从 (⌒    ゙ /⌒    (: :.
_;:;:_――};:;:;:/(;:;:;:;:―_;:;:_:_;:┴;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:    _;:;:_:_;:;:_:     .    火:.::ノ  ):::...
_;:;:_:_;,' ノし': :ヽ;:;:;: :_;:;:_:_;:;:_:_;:;|; ||三三ミ|_;;:_;:;:_:_;人     .,;,.,    `ヘ/
_;:;:_((,イ: :  :: :V);: _;:;:_:_;:;:_:_;:;|; ||_三三|_;;:_;_,ノ     .,.,;   ;,,.,    (  _
_;:;:_ゝ: :   : :(ノ};: :::_;:;:_:_;:;:_:;:;:|; ||三二t|_:`ヘ(   从;:  .;       ;,   ∨(
_;:;:_|ヽ: :: :  : :: :/;:;:;_:_;:;:_:_;:;:_;:|; ||[三:   _)    ,;        ;,   从
_;:;:_| ゝ;:;;::;从;ノ;:;:;:;:;:;:_:_;:;:_:_;:;:|; || 三二|⌒ヽ   .;:          :;,   ノ_イ
_;:;:_┴;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:   / ̄/ ̄ ̄`!;;;;;;;;;;;;;;|__人ノ,   ;:           ;;   /
_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:_:_;:;:__|  i;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;/;|_;ヽ    ;        .,ノl火)   'ヘ,
_;:;:/ ̄ ̄ ̄/l:_;:;:_:_;:;,ィ´⌒i;;;;;;;;;;;;;|;;/,.,火_)i_从   ;:           ;;   火/(_
_;/_;:;;_;;:;;:;_/__:_;:;:_:_;:_|ミ_ ノ..{   {    ._ノLノl    ;       l(    ;   ヾ.,_从
             ` ┴―┴――`     、从_                 ゞ_人_
                     "゙"''`ー;、从_ノ(_.,;:.)ヘ    )L从_;:,火,.;:ー'"゙⌒



     「雪の日に1人マッチを売り歩く少女を見てこの国の異常さに気づいた巴マミは

      少女から買い取ったマッチで貴族の家に火を放ち

      王政を打倒すべく開戦の狼煙を上げた」



                                            おしまい
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:30:02.13 ID:BxVKGyoD0

           .         .!              )
           !          }               !      .、
           !         }    .          .!      .}
           !         }    !          }      .!
           !         }    !          }      .!
           |         }    !          }      .!
           |          }    !          }      .!
           |         }    !          }      .!
           |         }    !          }      .!
        _.,v-┤       _...,|    .!         .___|      !
    _.,,v‐''^′ /′ ._,.、-‐'''^″ }  _,,v(     ._..-  ゙ ̄ノ  _,v-‐'''〕  ._.r''″
  .^´       ¨'''''^′      ^^¨´./ ._,,vー'″    .〜-''″   l(,,/′
                       '─'''″



                        _,.. ==ミ
                       r<⌒丶/ >ミ   \
                  /;>ミ ヽ \/⌒丶.   \
                    { {   /\ヽ \   \   i~\
                       |  》=-‐====ミヽ |\ V⌒>‐…‐- .
                  〉 | ゙{         ``丶}ノ'"          `⌒\
            . -‐===‐-ミ|  / / 丶              `  .          \ \
        /       _ ..上f⌒丶、 \     \  \     `   .   } }     \ \
      , '          ´      ``丶\ 、\     \  ヽ      `  、}      \
     ./      /     __ /    寸冖冖\    ヽ               \ }     i
     ′            /<  ゙̄刈ハ\ {、 丶    }  }   ヽ       ∨ /   |
      .{             <゙~{  ̄`ヽ 〃\}  V >‐-=<_ ノ  |         V_    |
      〉v‐-           ` 、       ノ  ∨       >‐:.、 |         ':::::.、  |
     .{            ー- 、  \        〉 ; \   /.:.:.'⌒:.\j         '::::::ヽ }
                  \`丶\   ´  / ⌒ヽ,:'^:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:人           '::::::::∨
     :.           \  ; \ }}     , '    /.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.::::::::\ }       :::::::::}
       .\    \     \_{   Y_ ノィ∠、     {:::.:.:.:. {.:.:.:.::::::::::::::::::::∨         ヽ:::;\
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        ⌒>'"           ``'く イ   / /.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 / ̄ ̄  \|⌒ヽ
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210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:30:35.89 ID:BxVKGyoD0

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        ::::...:    ヽ/         ''⌒ヽ     ;;;::::::|_|::::::::::::::|   _|:::::::::□:::::::/ヽ:
          ヽ       ヾ         ,,ソ    ,,) _ ::::::::::::::|_|::::::::::::::::::::: / /:::
::::::...       ,,ノ、     ,,ノ  ::::...      ヾ ::::...   ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/:::::::::
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      く< ヾ 、 ‐    く< ヾ 、 ミ、  く< ヾ 、 ‐    く< ヾ 、 ミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
       \''ノ、  ミ、、 \''ノ、  'ミ、、 \''ノ、  ミ、、,,\''ノ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ ,,彡 ミ    \\      \\      \\      \\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     ,ソ      \\      \\      \\  ......:::::::::\\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
            \\      \\  ......:::::::::\\::::::::::::::::::::::\\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
             \\  ......:::::::::\\::::::::::::::::::::::\\::::::::::::::::::::::\\::::::::::::::::::::::::::::::::
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                             Q、世界には地球を何十回も破壊できる量の
                               核兵器が存在していると言われています
                   -‐   ‐-  _
                , ´ : : : : : : : : : : : ┌ 、      それらを全て巴マミにぶつけるとどうなるか。
            / : : : -‐  ̄: :\: : : : |l |
  -=ニ . . . . -=. : : : : :´ : : : : : : : : : : : : : || |
       ‐- : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ァ= 、|l -| _   _
         `ヽ : : : : : : : : : : : : : /三/三ア´ /´      ̄ ァ冖¬===―‐---  ...  _
               、: : 、 : : : : : : :.ヘ三ヽニヽ、〈‐-  _   /              //≧x
             \: ヽ: : : : : : : : : : : |l -|` - _    ̄ |             / /三三三ム
              ` 、: :‐-: :_/.: : :|| |    ¨   ‐- _           ||.三三三三}
                   ‐-    -‐|l |            ¨   ‐- _    ヘム=三三三/
                           ` ¨                  ¨   ‐-ヽヽ=三/
                                                     ̄
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:31:26.57 ID:BxVKGyoD0

    \                          _, - ― … − - 、_                  /
      丶                    ,.:: '´:: ::::::   ____    :::::: ¨丶_          , '
        丶             /:::::_ -−' ´ ̄      ̄ 'ー 、 ::::::: ヽ     , '
          丶          /::_;; -'−―== ------ ―−- ゝ- -−'- 、_
            _,. -−:::' ::: ̄ ̄:::::::: :: 二三三二二二:::.___三二 :::::::::::::: ¨'−-、__
        ,.:::'´::::::  丶_:::, -- ー−'´ ̄: : : : : : : : : : : : : : : ̄ ̄´¨丶- 、::::::::::  :::: ::::::::::::::::  ̄::丶
     , イ::::::::, -‐'´/:. :. :. :. :., '´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ': ; ̄´¨¨:.丶、 ̄ヽ:: :::::i、
    /:::;:: ィ´{   ,.:':. :. :. :. :, :': : : : : :                        : : : : : :丶:. :. :. :. :. ヽ  ¨ヽ::∧
   /::i  ´丶´` − -_:. ; ':_:_ :-: −― - | -  _                    : : : : : : 丶:. :. :. :. :. ヽ / 丶:}
    丶::.、   _  -− '´ ̄-‐┌┐_┌┐l|‐┐                      : : : : : : ヽ:. :. :._:. ノ '´ /
      `丶,r'´ ̄:. ; ': : : : : 「||::::::::::::::::::::::::::::::::|                  ー --  _ : : : : ヽ:._ l -ーt '´
      /:. ___rュ_rュ_ :. |:||::::::::::::::::::::::::::::::::|_   _     _               ̄冖¬ _|_rェュ_rェュ_
    /:. :.|::::|::|::::::|:::::::::|  |:||::::::::::::::::::::::::::::::::|               ”          ||::|:::|:::|:::|:::|||::|::||
    」:. :.:.:.:|::::|::|::::::|:::::::::|: : |:||::::::::::::::::::::::::::::::::|rェュ_     “              ・ .   ||::|:::|:::|:::|:::|||::|::||
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212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 18:32:15.62 ID:BxVKGyoD0

'´ ⌒``ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_r'⌒(
       ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ノ`...:.:::::ヽ
   :::     ):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: r‐‐‐--、:::::::::::::::::::::::::::::: : r' .:     `ヽ
    `:::::::::::: ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: -‐''''''´     ヽ_::::::::::::::::::::::::::::).::.:.   .:.:.:::::::::)
       ヽ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : /           ``-、::::::::: : く.:.    .:.:.::::::  ⌒
        --、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : !,:´      ::::::::::::::.   ...::::::::::::::::::: ヽ  .:.:.:::::::.:. .:.:.::::::
          `ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l       `:::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ).:.:.....
        ..:::   ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j              `;:::::::::::::: _r'⌒    .:.:.:::::::::.
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            《 〃   // | 〃  ヽト    ',
              `′! ト{/7´ iA{   ̄ ソ、!  i  !
               i. i i '.ィ茫'   ーr‐、. i/ ! {!
              !ト、! ゝ        fミ`i〃 /  ト、  ヽ
.        (´   〉、i圦    _   〈i  |彡'゙.ノ ! ヾ、_ノ
.         `ー=彡ィ゙从 >     _.{  | ̄  人
              //「.( /i´1` .斗!  !、 ! 个ヽ
.          /イ 乂ノ ,斗/、 | レ゙i  ∨V  .从 \
       ,イ (  Y゙  /i.「/   ! i !  / i  《  \ )
.         ))`ヽ i   〃 `!  / ∨/ o/!  〉  ∨
.        ´  人 !  f′ ' Y/   i   /o! /  /
          /   〉  !   .レ′   ト、__/  !′  〈
       rく.   /  /!    {\  i    ∧    ゝ、
         \ゝ.〃 /│   o〉   人     }│./〉i ヾ,
         / 《  /  !    !     ゝ、_/ ノイ/ノ  》
        ((   く_∨   |   o}、      ハf´ ソ  ー′
         \__!iif′  i   i       ヽ. (
          从i  r′  i\       ゝ、
           /    i′  o!  `ー      }
.          /   /\    !          ー十、
         / _ 斗′  ヽ  !  __    ___'.
.         /  iY_ `ー、____i/   _`ー´ __ \




               A、巴マミが深い眠りから目覚める。




                                       おしまい
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/22(月) 12:17:37.07 ID:cj6ojWKM0

まどか「ねえ、ほむらちゃんもから揚げどう?」

ほむら「ぅぅぅ……」

まどか「ごめん、迷惑だった?」

ほむら「ううん、ちがうの。まどかの気持ちは嬉しいわ」

ほむら「でも、ダメなの。だって…」

ほむら「だって、私は…私はから揚げにレモンをかけない派なんだもの!!」

まどか「ガビ〜〜〜〜ン!」



中沢「どっちでもいいじゃん……」
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/27(土) 01:00:21.84 ID:qJf+SXO90
a
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/28(日) 09:38:11.85 ID:2VRsfIoAO
早乙女「目玉焼きは半熟ですか硬焼きですか、はい中沢くん!」

中沢「どっちにしても卵アレルギーである僕への嫌がらせです」

早乙女「……ごめんなさい」
216 :1/3 [saga]:2015/01/04(日) 07:28:26.33 ID:JzqotgMyo
中沢「どうした?何か嫌なことでもあったか?」

 隣の席の人が突然話しかけてきた。窓の外の風景をただ眺めるままにしていた私は
きょとんとして彼を見つめた。

ほむら「いいえ、別に……」

中沢「だってなあ、今にも泣き出しそうな顔をしているぞ。もしかしていじめにでも
   あったのか?」

ほむら「そんなことありません。私、転校してきたばかりだし……。
    でも友達とかそういう以前に、学校そのものについていけなくて。
    心臓が悪くて、これまで入院していたんですけど、体育の時間は準備運動で
    倒れそうになって見学して……」

中沢「カカカ。それなら勉強のほうを頑張って認められるしかないな」

ほむら「その勉強もまるでついていけてなくて……。
    これからずっと、私は何の価値もないまま恥ばっかりかいて生きていかなきゃ
    ならないのかなって思うと気分が暗くなって」

中沢「何の価値もない?それは違うな」

ほむら「えっ?」
217 :2/3 [saga]:2015/01/04(日) 07:29:34.73 ID:JzqotgMyo
中沢「だって君にはお父さんお母さんがいるだろ?」

ほむら「は、はい……」

中沢「親はいつだって子供の味方さ。それなのに君がそんなに悲しい顔をしていたら
   ご両親も悲しむんじゃないかな」

ほむら「……そうですね。あなたも?」

中沢「うちはその、ちょっと事情があってね。外に作った子供だから親子対面なんて……。
   ごく普通のことなのに、できなくてね」

ほむら「そうですか……」

中沢「でも、いつだったかな、手紙が届いたんだ。それを読んだとき、不意に涙があふれてきた。
   生まれてこのかた顔を合わせたこともなかった親子なのに。
   この間、まわりに手伝ってもらってようやくほんの少しだけ顔を合わせることができてね。
   それは嬉しかったよ」
218 :3/3 [saga]:2015/01/04(日) 07:31:05.19 ID:JzqotgMyo
 アナウンスが停車駅が近いことを告げる。

中沢「歳は、君よりはちょっと上だ。君には興味ないと思うけど、ボクサーになったんだ。
   いつかチャンピオンになったらいいな」

ほむら「そうですね。そのボクサー、何という方ですか?」

 列車が停まり中沢が席を立つ。

中沢「香坂裕次。応援してくれるかい?」

ほむら「はい」

 中沢がホームを歩いていくのを見ながら、私は心にほんの少し、温かいものが生まれて
くるのを感じていた。
 たった一度、列車で隣り合わせた紳士が後年大企業初芝電算の社長となることなど、このときの
私には知るよしもなかった。
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/14(水) 12:53:35.31 ID:CKxPe1zVo
魔法少女が突風に吹かれるss下さい!
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/14(水) 18:04:26.68 ID:yfU2Cvm1o
最初からほむらにデレてるまどかのSS下さい
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/14(水) 18:49:08.76 ID:ZBuiRdST0
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/18(日) 16:09:18.30 ID:DORgJnFbo
ほむら「一週間後にワルプルギスの夜が来るわ」

マミ「な、何ですって?ワルプルギスの夜が?(何だろう?」

杏子「何でほむらにそんなことがわかるんだよ(ワル…?何だ?」

ほむら「統計よ」

QB「・・・」


一週間後
杏子「何もこねーじゃねーか!」

マミ「暁美さん、嘘ついたわね」

ほむら「これは何かの間違いよ!ワルプルギスはありまぁす!(でもこれで誰も死なないわね、よかった・・・)」

おわり
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/19(月) 21:58:08.15 ID:1Xs4iXfqo
>>220
投下するよ
224 :1/22 [saga]:2015/01/19(月) 21:59:09.02 ID:1Xs4iXfqo
夢を見ました
その夢の中では一人の黒髪のとても綺麗な女の子が巨大な化け物と戦っていて……

「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた。でも、彼女も覚悟の上だろう」

とても寂しそうな、もう全てを諦めてしまっているような……
それでも前に進もうと決意に満ちた目。それがとても印象的で……

「諦めたらそれまでだ。でも、君なら運命を変えられる。避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい。そのための力が、君には備わっているんだから」

わたしでもその子の力になれる
助ける事ができる。それがわかったから

「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

わたしもその子と一緒に前に進みたい。そう、思ったのでした
225 :2/22 [saga]:2015/01/19(月) 21:59:36.45 ID:1Xs4iXfqo
--通学路--

まどか「……」

さやか「まどか。まどか。まーどーかー!」

まどか「え!? さ、さやかちゃん!? いつのまに……」

さやか「いつのまにって……さっき挨拶したじゃん。なのにまどかは上の空で……何かあったの?」

まどか「……笑わないで聞いてくれる?」

さやか「……真剣な話なんでしょ。……笑わないよ。あたしも、勿論仁美もね」

仁美「えぇ。……話してくださいますか? まどかさん」

まどか「……その、ね。今日見た夢の話で……」
226 :3/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:00:02.52 ID:1Xs4iXfqo
さやか「あははははは!!」

まどか「さやかちゃん! 笑わないって言ったのにぃ……」

さやか「ごめん。でもだって夢の中の女の子に一目惚れしたって……あはははは!」

仁美「さやかさん。笑ってはいけません。まどかさんが折角打ち明けてくれたんですから」

さやか「ごめん、ごめんって……でも、仁美も隠れて少し笑ってたよね」

仁美「……ノーコメントでお願いしますわ」

まどか「二人とも! もぅ……」

さやか「そうだねぇ。これで今日転校生が来てそれが夢に出てきた奴とかだったらもう時空を超えて巡りあった運命の仲間だと思っていいんじゃない?」

まどか「茶化さないでよさやかちゃん……。そんな偶然、流石にない……と思う、けど……」
227 :4/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:01:02.50 ID:1Xs4iXfqo
--学校--

和子「今日はみなさんに転校生を紹介します」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

まどか「……あった」

さやか「……え? 嘘でしょ。あれがまどかの言ってた……」

ほむら「……」

まどか「し、しかもこっちを見てる。ど、どうしようさやかちゃん!」

さやか「い、いや、あたしに振られても……てかマジ? これは……うーん」
228 :5/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:01:34.03 ID:1Xs4iXfqo
仁美「これは……どう解釈すべきなのでしょうか」

さやか「いや、これはもう……前世の因果で時空を超えて巡り合った運命の仲間ぐらいとしかあたしには……」

まどか「さやかちゃん! だから茶化さないでってば!」

さやか「真剣に考えてもあたしにはこれぐらいしか……」

仁美「本当はまどかさんと暁美さんは会ったことがあって、まどかさん自身は覚えていないつもりでも、深層心理には彼女の印象が残っていて、それが夢に出てきたのかもしれません」

さやか「どんな偶然よ、それ」

仁美「あら、時空を超えて巡り合った運命の仲間よりは説得力があると思いますわ」

さやか「うぐ!」

まどか「……そうなのかな」

仁美「いずれにせよ、今の段階でどうこう決めるのは……」
229 :6/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:02:11.69 ID:1Xs4iXfqo
ほむら「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が。保健室に行かせて貰えるかしら」

女子A「え?あ、じゃあたしが案内してあげる」

女子B「あたしも行く行く」

ほむら「いえ、おかまいなく。係の人にお願いしますから」
230 :7/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:03:04.45 ID:1Xs4iXfqo
まどか「わ。わわわ暁美さんがこっちに来るよ!」

さやか「ま、まどか! 落ち着け!! 深呼吸!!」

まどか「はーーー……ふー……」

ほむら「鹿目まどかさん。あなたがこのクラスの保健係よね」

まどか「え!? ひゃ、ひゃい!!」

ほむら「連れてって貰える?保健室」
231 :8/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:03:32.46 ID:1Xs4iXfqo
仁美「……どうします? さやかさん」

さやか「ちょっと尾行してみるよ。あたしは」

仁美「……あまり盗み見するのはよくない事だと思いますが」

さやか「……仁美はやめとく?」

仁美「当然行きますわ」

さやか「だよね!」
232 :9/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:03:59.57 ID:1Xs4iXfqo
まどか「あ…暁美さん?」

ほむら「ほむらでいいわ」

まどか「じゃ、じゃぁ……わたしの事もまどかって呼んで!」

ほむら「……!? え、えぇ……」
233 :9/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:04:27.74 ID:1Xs4iXfqo
さやか「おーまどか! 攻めてる攻めてる! 頑張れ!」

仁美「これは……ひょっとして、来ている?」

さやか「……仁美? 来ているって何が?」
234 :上の10/22ね。これ11/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:05:42.69 ID:1Xs4iXfqo
まどか「ほ、ほむらちゃん!」

ほむら「何かしら」

まどか「そ、その。かっこいい名前だよね! 燃え上がれーって感じで!」

ほむら「……」

まどか「え、えぇと。……ごめんなさい」

ほむら「まどか。あなたは自分の人生が、貴いと思う?家族や友達を、大切にしてる?」

まどか「え…えっと……わ、わたしは……。……大切だよ。家族も、友達のみんなも。大好きで、とっても大事な人達だよ」

ほむら「本当に?」

まどか「本当だよ。嘘なわけないよ」

ほむら「そう。もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね。さもなければ、全てを失うことになる」

まどか「え?」

ほむら「あなたは、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも」
235 :12/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:06:20.10 ID:1Xs4iXfqo
さやか「……うわぁ」

仁美「……私、少しさやかさんの運命の仲間説に傾きそうですわ」

さやか「ほら、まどかも完全に固まっちゃって……」
236 :13/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:06:47.80 ID:1Xs4iXfqo
まどか「わ、わかったよ! わたしはずっと今のままでいる! 違う自分になろうなんて絶対思わない!」

ほむら「……!!??」
237 :14/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:07:18.32 ID:1Xs4iXfqo
さやか「一転攻勢だーー!」

仁美「こ、これはもしや本当の本当に……!?」
238 :15/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:07:52.55 ID:1Xs4iXfqo
ほむら「まどか。お願いがあるのだけれど」

まどか「な、何? ほむらちゃん」

ほむら「少し私の頬っぺたをつねってもらってもいいかしら」

まどか「え!? ……う、うん。わかった。こう?」

ほむら「もう少し強く」

まどか「え、えい! えい!!」

ほむら「い、いたたたたたた!! も、もういいわ」

まどか「……今のに何の意味があったの?」

ほむら「ただの確認よ」

まどか「……?」

ほむら「忠告。聞き入れてくれたみたいで感謝するわ。ここからは一人で保健室に行くから」

まどか「そ、そんな。わたしも一緒に」

ほむら「い、いいから。その、今の表情をあなたに見られたくないというか……兎に角、お願い!」

まどか「う、うん」
239 :16/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:08:55.00 ID:1Xs4iXfqo
さやか「……」

仁美「……放課後、まどかさんを呼んで作戦会議ですわね」

さやか「……うん」
240 :16/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:09:36.47 ID:1Xs4iXfqo
--放課後--

さやか「まどか。分かって言ったの? あれ」

まどか「いや、実のところ全然……」

さやか「文武両道で才色兼備、と見せかけてサイコな電波さんと思わせつつ実は責められると弱い……どんなキャラなんだあいつはー!」

まどか「……どう思う? 仁美ちゃん」

仁美「暁美さんの言葉をそのまま信じるなら、まどかさんに近い将来、何かしらの転機があるということなのではないでしょうか」

まどか「……転機?」

仁美「その転機に決して乗るなと……そう忠告しているのだと思います。断言はできませんが」

さやか「でも、なんでそんな事を転校生がご存知なのさ」

仁美「さぁ……」

まどか「だよね……」
241 :また間違った。上が17/22でこれが18/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:10:31.57 ID:1Xs4iXfqo
その後、仁美ちゃんはお茶のお稽古に行き、わたしとさやかちゃんは上条君の為のCDを選びにCDショップに行きました

--CDショップ--

?『助けて! まどか』

まどか「え?」

?『僕を、助けて』


さやか「……ん? まどか、どこに……」
242 :19/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:11:38.98 ID:1Xs4iXfqo
--改装中の部屋--

まどか「あなたなの? ……て、あなたは」

それは、夢の中でみたわたしに喋りかけていた白い動物の姿そのもので……

?「助けて……」

そして

ほむら「そいつから離れて」

まどか「ほむらちゃん!?」

そこにはほむらちゃんが佇んでいて

まどか「だ、だって、この子、怪我してる」

ほむら「あなたには関係無い」

まどか「だってこの子、わたしを呼んでた。聞こえたんだもん!助けてって」

ほむら「そう……」

まどか「ほ、ほむらちゃん。ひどい事しないよね。ほむらちゃんはそんな事絶対……」

ほむら「……まどか。あなたには残念だろうけど」

ほむら「これが、私よ」

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「うおりゃぁ!!」

まどほむ「!?」

突然わたしの目の前を白煙に包まれて

まどか「さやかちゃん」

さやか「まどか! こっち!!」

まどか「え、えぇと……さやかちゃん! ごめん!! この子をお願い!」

わたしはほむらちゃんが心配で、白煙の中に飛び込みました

さやか「え? って……馬鹿!」
243 :20/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:12:18.51 ID:1Xs4iXfqo
まどか「ほむらちゃん! 大丈夫!? げほ、げほ……」

ほむら「まどか……あなたは何をやっているの?」

まどか「何って……ほむらちゃんが心配で……」

ほむら「……本当に馬鹿なぐらいお人好しね。あなたは」

まどか「それは……ほむらちゃんだからだよ」

ほむら「……」

さやか「あのー。そろそろ割って入ってもいいでしょうか」

ほむら「あなたは……美樹、さやか」

さやか「ご存知なようで光栄で。転校生。……なんでこの白い……何これ……まぁいいや。こいつを襲ったりしたのさ。てか何その格好。コスプレ?」

ほむら「あなたには関係ない」

さやか「そりゃそうでしょうけど、あたしたちには状況が……ってえ!?」

まどか「きゃ!?」

ほむら「……こんな時に」
244 :21/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:12:58.18 ID:1Xs4iXfqo
--魔女の結界--

さやか「じょ、冗談だよね。あ、あたし。悪い夢でも見てるんだよね?

ほむら「二人とも私の後ろに隠れて。……こいつらは私が始末する」

まどか「う、うん!」

その後のほむらちゃんの姿は夢でみた光景そのままで……

まどか(……かっこいい)

そう、思ってしまったのでした
245 :22/22 [saga]:2015/01/19(月) 22:13:29.63 ID:1Xs4iXfqo
さやか「ごめん。助かったよほむら。……何がなんだかわからないけど、あんたが悪い奴じゃない事は分かった」

ほむら「そう。なら、そいつをこっちに渡してくれないかしら」

さやか「そ、それは……」

?「そこまでよ」

まどか「……え?」

ほむら「……巴マミ」

マミ「私の事を知っているのね。……あなたはキュゥべえを殺そうとした。その目的は魔法少女を増やさせない事。……そう思っていたけれど」

マミ「でも、あなたはその魔法少女候補の二人を守った。魔女に一切構わず、使い魔相手に戦った。……グリーフシード目当てなら、ありえない事ね」

マミ「あなたの目的は何? 何故こんな事を?」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん……」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/19(月) 22:15:25.41 ID:1Xs4iXfqo
以上
先駆者がいっぱいいそうだけど、自分で書いてみたらちょっと楽しかった
長レスすまん
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/19(月) 22:18:47.45 ID:jMgsdh4do
乙!
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/19(月) 22:32:17.64 ID:0+HLvtT8o
おつかれ
249 :220 [sage]:2015/01/19(月) 23:48:46.65 ID:i6LvM1Bro
乙!
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/20(火) 00:23:09.94 ID:KzA6MeVDO

続きは?
251 :223 [sage]:2015/01/20(火) 01:12:51.16 ID:rD61rXuho
続きは全く考えてない! ……けど、気が向いたらスレ立てるかもわからん
いっぱい乙もらえて嬉しかった。ありがとー
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/21(水) 06:29:22.16 ID:kd/f7sm0o
まどか……私をあなたのいないこの世界に置き去りにして満足かしら

私にとってこの世界は何の意味も無いの

魔獣との戦いを消化するだけの日々

円環に導かれることが私のゴールだから

ここにまどかがいてくれたらさぞ楽しかったでしょうね

一緒に笑って、泣いて、ときには喧嘩なんかして、そして私が謝るとまどかが泣いちゃうの

あなたのくれたこのリボンを見ていると胸が苦しくて切ないわ

まどかに……会いたい

でももうすぐまどかと会える気がする

私のソウルジェムの穢れが取れないのよね

巴さんや杏子は心配してくれてるけどこれでいいと思うの

まどか……また会えるのを楽しみにしてるわ

おわり
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/21(水) 10:36:53.62 ID:x0y+YAV0o
乙ー
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/28(水) 21:49:45.27 ID:0QFAcbkEo
7レス借りるね
255 :1/7 [saga]:2015/01/28(水) 21:51:14.81 ID:0QFAcbkEo
杏子「マミー! 元気かー!」

ベベ「モベ?」

マミ「佐倉さん? どうしたの突然来て」

杏子「なーマミ。飯ってもう食ったか?」

マミ「え、まだだけど……」

杏子「そう思ってさ。じゃーん!」

マミ「これって……ぺヤングじゃない」

杏子「あたしと、ベベと、マミの分。マミって普段こんなジャンクなもの食べないだろー。たまにこういうの食べたらうまいと思ったのさ」

マミ「カップ麺はあまり体によくないのよ?」

杏子「まーまー折角もってきたんだし食べよっぜー。作るのは任せた」

マミ「もう……ちょっとまっててね」
256 :2/7 [saga]:2015/01/28(水) 21:51:44.72 ID:0QFAcbkEo
--台所--

ベベ「もべー」

マミ「でも、確かにベベと私だけだと、普段食べないものね。たまにはいいかも……って」

マミ「……ぺ、ぺヤングの中に……」

ベベ「モベ……え、ゴキ……ゴキュベ!?」

マミ(え、嘘、いじめ? いやいやこんな事佐倉さんがするはずは……で、でも実際に入ってるし! これは普段特訓が厳しすぎるという遠まわしのメッセージ……何、私佐倉さんを疑ってるの!? でも、これを他にどう説明つければ……)

ベベ「……」
257 :3/7 [saga]:2015/01/28(水) 21:52:12.60 ID:0QFAcbkEo
ベベ『さやか! SOS! SOS! なのです!』

さやか『どうしたのなぎさ。杏子がそっちに行ったと思うんだけど、何かあった?』

ベベ『杏子の持ってきたぺヤングにGがはいっていたのです!』

さやか『……OK了解した。すぐに向かう』

ベベ『頼んだのです!』
258 :4/7 [saga]:2015/01/28(水) 21:53:58.12 ID:0QFAcbkEo
マミ(結局そのまま作ってしまった……ど、どうしよう。佐倉さんが人為的に入れるわけはないから、多分最初からはいっていた……のよね。……Gを抜いて、このぺヤングを私が食べれば、とりあえず佐倉さんは傷つくことは)

さやか「きょーこーーーーーーー!!!!!」

杏子「え!? さやか!? 今日は家族で飯食ってくるって話じゃ」

さやか「鉄拳制裁!」バキィ!

杏子「ぐべぁ!! いきなり何するんだ!」

さやか「何をするんだはこっちの台詞! マミさんのぺヤングにGを入れるなんて! あんた普段食物を粗末にするなとか言っておいて何考えてるの!?」

杏子「……え? G?」

マミ「あー……」

ベベ(さやか……)
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