佐天「C−MOONかぁ…」〔ジョジョ〕Part2

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477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 11:35:46.24 ID:M+k2tqKHo
大統領か
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/04/23(水) 11:41:15.99 ID:gmftqeKt0
とうとう大統領のお出ましかぁ
479 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/04/23(水) 12:06:27.95 ID:f4r1prNX0

フレンダ「えっほへぇっほ!はぁー!空港ってなんでこう無駄に広いの!」ダダダー!



どよどよ…



フレンダ「なんだろ?あの人だかりは…?って、野次馬なんかしてる暇はないってわけよ!」


フレンダ「そりゃあああああ!」ダダダダダー!




おい見ろよ!…格納庫のほうにブルーシートが張られてるぜ…事故かな?…俺、見たんだ。勢いよくコンテナが…マジかよ…ざわざわ…




受付「かしこまりました。フレンダ=セイヴェルン様ですね。こちらで確認しております。少々お待ちください」


フレンダ「ふぅ…これなら余裕で間に合う」


受付「お待たせしました。お荷物の手続きは完了しました。出発の御時間が迫っていますので、御早めの行動をお願いします」


フレンダ「はいはい。ところで、さっきあっちの方で騒ぎがあったみたいですけど」


受付「あ…いえ!格納庫の方で少しアクシデントがあったようでして…ですが、フライトには影響はございませんので、御安心ください」


フレンダ「そうですか、ありがとうございました」


フレンダ「アクシデントねぇ、物騒だなぁ。っと!みんなが待ってるんだ!」ダダダー!


480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 12:44:31.21 ID:3arIxC+U0
ピッツァが食べたい
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 17:40:29.06 ID:+t18axKAO
大統領ってプレッシャーの持ち主なのか…
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/04/23(水) 17:47:38.79 ID:EBUHX7+F0
強いスタンド持ってる人はみんなニュータイプみたいなもんだな

原作にもある、敵の気配を察知できる。って時点ですでに人外
483 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/01(木) 20:50:50.46 ID:PQffVG4n0


フレンダ「お待たせー!」


佐天「おかえり。全員揃ったし、行こうよお兄ちゃん」


ディオ「あぁ……フフフ…」ニヤ…


佐天「どうしたの?」


ディオ「なに、今に分かるさ…ほら」


佐天「?」


係員「お待ちしておりました。佐天様ですね?」


ディオ「あぁ、間違いない」



係員「ご案内いたします。こちらへどうぞ!」ササッ!




レッチリ「へぇ!飛行機ってタクシーみたいなんだなぁ」




フレンダ「いやいやいやいやいや!違うってわけよ!どっちかって言うと”電車”だから!…ねぇ、みさきち、コレ何?」ぼそ…


みさきち「え?これが普通じゃあないのぉ?」キョトン?


フレンダ「ファっ!?」


あわきん「フレンダ、気にすること無いわ。私は気にしてないもの。あなたも気にしないべきよ」

フレンダ「え!?あ、あぁ。うん…そうする。レッチリ、飛行機って言うのは、こういうものってわけよ」


レッチリ「憶えた!」




佐天「あぁ…これって…」


484 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/01(木) 20:53:12.54 ID:PQffVG4n0


ー機内ー



佐天「ファーストクラスじゃん!」


ディオ「どうだ?驚いたか?兄からのささやかな贈り物だよ」


ディオ『各種サービスを断ってまで、ここまで隠し通したのだ。このディオにぬかりは無い』

ディオ『だが、ビジネスクラスをファーストクラスにグレードアップさせたことは黙っておくか』



佐天「でも…贅沢はよくないし…」


ディオ「今回はその限りじゃあない。楽しめる時は、存分に楽しんでおきなさい」


佐天「うん。お兄ちゃんが言うなら、あたしそうする!」ニパッ!


フレンダ『なんだココ。人生で初めて乗った』


ポン…


フレンダ「はっ!?」


あわきん「大丈夫よ。普通はエコノミーだから」


フレンダ「…よかった。私は普通だ…ねぇ、るい…」


ポン…


佐天「わかるよ…あたしだって、この旅行はエコノミーだと思ったし」


フレンダ「そう…そうだよね!やっぱそうだよね!」




レッチリ「ここせまーい!でもイスふっかふかー!」もふもふ!

みさきち「ホントよねぇ。もっと広くするべきよねぇ〜あ、スチュワーデスさん。オレンジジュースとポテチ持ってきてーあと厚めの毛布も一枚ね〜」ぐて〜



スチュワーデス「かしこまりました」ペコ



フレンダ「…無知と金持ちって……怖い」ゾク…



485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/02(金) 01:38:44.98 ID:8MkURU6N0
更新きてたあぁぁぁぁ!ヒャア!もう我慢できねぇ!支援!
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/02(金) 04:20:42.40 ID:y+aSyy+e0
ジョセフが乗ってそう
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/02(金) 13:37:23.87 ID:nKipTtIB0
>フレンダ「ファっ!?」
俺「ファッ!?」
488 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/03(土) 00:49:29.30 ID:5NNfjCqA0



………………………………………



やろう、ぶっころしてやる! きゃあ、じぶんごろし!…キュルキュル…やろう、ぶっこr……



レッチリ「すげー!このテレビ、流れてるやつを巻き戻しできるー!きゃははー!おもしろーい!」



フレンダ「ね、ねぇ…あわきん、このスリッパ。もらってっていいのかな?」

あわきん「いいんじゃない?」

フレンダ「この化粧品とか、小物とかも…いいのかな?」

あわきん「さ、さぁ?いいんじゃない?」

フレンダ「ふぉぉ…恐るべし、ファースト・クラス…ッ!!」



みさきち「涙子☆何か注文しなぁい?」

佐天「そうだね。なんだか小腹が空いてきちゃった」


ディオ「…」スッ…ピンポーン




スチュワーデス「お待たせしました。いかがいたしましたか?」



ディオ「シャンパンとキャビアを頼む」



スチュワーデス「かしこまりました」



みさきち「あ、ちょうどいいわね。すみませぇん」



スチュワーデス「はい。お客様」



みさきち「これとこれとこれちょーだい。涙子はどうするぅ?」

佐天「うーんと…どうしようかな…あの乗務員さん。小腹を満たせる おススメってありますか?」


スチュワーデス「ヒラメのムースなどいかがでしょう?とても美味しいですよ」


佐天「そうですか?じゃあ、それにしよ!」


スチュワーデス「はい、かしこまりました。少々お待ちください」
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/03(土) 17:53:48.42 ID:iLuGEKSYo
[たぬき]かwwwwww
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/04(日) 07:37:58.41 ID:XwvJqL/Q0
さりげなく呼び鈴押してあげるディオさんマジ紳士
491 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/05(月) 12:26:06.32 ID:NUrMwVUy0





グジュ…グジュル………



???「GYYYAHAAA……」




492 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/05(月) 12:28:57.88 ID:NUrMwVUy0



フレンダ「…zzz」


あわきん「…zzz」




レッチリ「ンッン〜♪おぅ べすといやぁず〜♪」シャカシャカ!(エアギター)




スチュワーデス「お待たせしました。また、いつでもお申し付けください」ペコリ


佐天「ありがとうございます…わぁ!」


みさきち「ん〜おいしそぉ〜♪」


佐天「ホントだね〜♪」



「「ではでは…いっただっきまぁーす♪」」




ディオ「……美味い」クイ…ゴクゴク…




佐天「初めて食べたけど…んん!美味しいね!」あむあむ


みさきち「まぁ、トニオさんには勝てないけどねぇ〜☆」パクパク


佐天「言えてる!あはははははは!」

みさきち「でしょぉ?うふふふふ♪」

493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/05(月) 17:01:43.72 ID:1IXVPuXu0
え、ちょっとまってノトーリアス?
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 19:59:13.83 ID:+LPXMjIL0
破壊できない。本体がいないからディスクも抜けず。スタンドだから精神も操れない。

オワタ
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 20:23:08.56 ID:nBQ48H6Zo
あ、本当だ 天敵だなこりゃ
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 20:42:02.41 ID:bfIhczhJ0
逆恨みもいいとこだな本当に

佐天さんがナニしたってんだ
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/06(火) 22:38:13.56 ID:bW1ObiRK0
DIOの時止めがスタプラ理論ならノトーリアスも入門するかもって考察があってだな…
あれ?マジでヤバくね?
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 22:49:27.50 ID:GaffD5T0o
入門できなくても始末は難しい
499 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 01:39:45.73 ID:AzpTpeLc0
………………………………………



レッチリ「…」

フレンダ「ぐ〜…ぅ〜ん……やめ…ろぉ…くるなぁ…むぎ……の」zzz

あわきん「す〜…」zzz

 
みさきち「く〜……ん?あ…涙子?」パチ…



佐天「ゴホ…うぅ…ゴホッ!…ゲホッ…うっ…うぅぅ…」だらだら…



みさきち「涙子!?どうしたの!汗が!!具合が悪いの!?」ガバッ!



ディオ「涙子、どうした?」



みさきち「お兄ちゃん。涙子が突然…」

佐天「いや……何でもないよ。ちょっとムせただ…ゴホッ!ゴホッッ!!」

みさきち「涙子!?」



ディオ「こッ…これは!?まさか!」ゴゴゴゴゴ…!!



ディオ「操祈、涙子が使っていた食器はあるか?」



みさきち「は、はい。まだ、もってってもらってないです…これ…」カチャリ…



ツツツ…ザリ…ペロリ…



ディオ「……!」


みさきち「お、お兄ちゃん!涙子どうしちゃったの!?ま、まさか毒が…!?」オロオロ!


ディオ「ホタテだ…」


みさきち「ホタテ?」ピタ!


ディオ「あぁ…この料理に使われていたソースに、ホタテが含まれていたようだ…涙子は、貝類にアレルギーなんだ。中でもホタテは特にな…」


みさきち「アレルギー!?わたし聞いてない!」


ディオ「無理もない。昔から徐々に慣らしてきて、最近では少し摂取した程度では発作も起きずにいたのだが……注意しなかった私の責任だ…」


佐天「う゛…ん…ゲホッ!ゴホ!大丈夫だよ。症状も軽いから」


ディオ「……すまない、涙子。少し横になって休みなさい…」なで…


佐天「うん。そうする……お兄ちゃんの手…冷たくて…きもちいい……すぅ……」
500 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 02:55:54.98 ID:AzpTpeLc0


みさきち「涙子…」



みさきち『もしかしたら………ムースを食べてからの、小1時間…涙子は苦しいのを…ずっと我慢して…?』


みさきち『それなのに、わたしは…隣にいたのに!ニヤニヤしてすっとぼけてて…なんて間抜けなの!?わたし…!』


ディオ「…」


ディオ「操祈、到着まであと9時間ほどある。着いてから疲れないように、今のうちに休んでおきなさい」


みさきち「…はい」コテン…↓パサ…




ディオ「…このディオが……ミスを犯すとは……たるんでいるな。鍛えなおさねば…」グイ!…ゴクン…



ディオ「…」チラ…


ディオ「良い景色だな…ん?………なんだ…これは?」




死ねバカ


ハナ毛を切らなくては


女の子と南の島へ


杜の都の避暑地




ディオ「…よく見ていなかったから気づかなかったが…この窓際、落書きが多いな…クレームものだ」
501 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 03:06:00.82 ID:AzpTpeLc0

楽しい楽しい旅行



ぼくたちは




ディオ「………」



クルリ…キョロ…


ディオ「この区画には、我々以外に乗客はいないはず…」


ディオ「これは…何を意味しているのだ?イタズラにしては…あまりに…」スッ…カチャ…(折りたたみテーブルを開く)



カパ……………ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……



ディオ「…」




ぼくたちは  死体 に 喰 われ る。 助けてく れ。



あ の男は カワイ ソーに ゴキブ リ み たいに 死 んだ。


幸せな 他人を 恨 んで 死ん で 行 った。


恨みこそ が ヤツの エ ネルギー。


殺される ことによ って 始めて 作動す るエネルギー。


  死ぬ前  あの男さえも 見たこと のなかった エネルギー。


死体だから もう 殺すこ とはで きない。


敵スタンドの名は 

     
      〔ノトーリアス ・ B ・ I ・ G〕
   
    助けてくれ お願いだ  もう助からない


                   死ぬ前に天国に行きたい。




ディオ「詩にしては…悪趣味だな」



グジュ…ボジュバァアアアアアアア!!


BIG「GYHAAAAAAAAAAAAAAAAアアアアアアアアアアアアアアァーーーーーッ!!!」


ディオ「ザ・ワールド」
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 13:15:44.39 ID:/Yzufi+P0
ノトーリアス登場もビックリしたけど
佐天さんってホタテアレルギーだったか?
503 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/07(水) 23:29:50.76 ID:AzpTpeLc0
みなさんお久しぶり。

>>1です。

最近やっと落ち着いてきました。更新も捗りそうです。

0時更新。
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 23:51:39.67 ID:DpCwzMSAO
楽しみです
505 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/08(木) 00:01:33.47 ID:8mHjhDcI0




キュオオオオオオ………フゥン…



BIG「…」ビタァ…!



ディオ「時は止まった」


ディオ「……何処の回し者かも知らないし、どんな能力かも知らないが」


ディオ「このディオの邪魔をするものには”死”…あるのみ」


ディオ「無駄!」



ザ・ワールド「ウォオオオオオオッ!!」ドズッ!ゴシャアッ!!



ディオ「フン…原型も留めぬほどに潰れたか…おっと、5秒ほど経ったな…」



ディオ「時は動き出す」

506 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/08(木) 00:18:26.05 ID:8mHjhDcI0


ブシュゥウウウウウウウウ!!ブワァアアアアッ!!!!



BIG「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ビタン!



ディオ「雑魚め…今頃こいつの本体は血だるまか…ファースト・クラスの客には関係の無い話だが」クルリ…



ドジュゥ…ドロロロ…グジュウジュ…



ディオ「何?」



BIG「GYAHAAAAAAAAAAA…!!!」



ディオ「……驚いたな。致命傷を与えるつもりで攻撃したが…手加減が過ぎたか?」ズキ…!


ディオ「!?」


ディオ『何だ?右足に…鈍い痛みが…』


ディオ「こいつ…」




グジュグジュ…!




ディオ「”右脚”を少し喰われたのか?…なかなか手強いヤツ。楽に勝つことはできん相手のようだ」

507 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/08(木) 00:26:47.93 ID:8mHjhDcI0



ディオ「…焦りは禁物だ。先ずは冷静に状況を分析するのだ」



ディオ『見たところ敵は1人のようだ。こちらも1人だが…しかし、こちらには守るべき対象が多すぎる…』


ディオ『どうにか…この機が墜落する前に、こいつを始末しなければ。それもこの区画の中でな』


ディオ「…来るか?」



BIG「…ギギ」ウロウロ…



ディオ「…」




ディオ『…仕掛けてこないだと?このディオの隙を突くほどのスピードを持ちながら…攻撃してこないだと?』

ディオ『ヤツはスタンドだ…ならば〔遠距離操作型〕か〔自動操縦型〕のどちらかだ…』



ディオ『ヤツの動きには…何か法則のようなものを感じる…ならば、ヤツは〔自動操縦型〕の確立が高い』


BIG「GYAAAAAAAAAAAAAAA……」ドロロロロ…


佐天「…スゥ〜……」zzz



ディオ「いかん!!」



ディオ『シートで寝ている涙子に照準を合わせたか!?何が…何がヤツの攻撃のトリガーなんだ?』



ディオ「行かせん!!」ゴゴゴゴゴゴ…!!



BIG「…GYAAHAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」クル!ドギャアアアン!!



ディオ「なッ…こちらに突っ込んで来るぞ…!まさか…ヤツの標的は…!」

508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 19:01:23.04 ID:uAnbECnV0
ぶっちゃけノトーリアスに勝つ方法はないよな

スパイスガールだからなんとか逃げおおせたってだけで、ジョルノたちは全員完敗してるし

ジョジョ&とあるのボスたちでも勝利は不可能。究極カーズでも無理。

GERとかact4なら可能性ある。ってレベル。

どう処理するか楽しみだ。
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/09(金) 20:40:33.08 ID:iOxDBteq0
アトムハートファーザーなら・・
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 21:15:16.10 ID:27A1cPPK0
どうやらD4Cの真髄を知らんやつがいるな、ノトーリアスがなんだって?
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 21:26:44.95 ID:btcOQJuao
全部消えちゃうぜ
512 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/09(金) 21:34:33.31 ID:TLa1xWf80
>>1です。23時更新。

ロン毛&巻き毛がカッコいいと思ってしまうのは私だけじゃあないはず。
513 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/09(金) 23:04:36.49 ID:TLa1xWf80

バヂヂヂヂッ!!



レッチリ「テメェ!お兄ちゃんに何してやがんだッ!!」ドズン!


ディオ『起きたのか!?』


ディオ「レッチリ!?離れるのだ!!そいつの始末は私がつけるッ!」


レッチリ「心配無用です!べすとぽじしょん…だぜ!なにかわからんが!くらえ!」ゴシャ!



BIG「グバァアアアア!!」



レッチリ「へへへ…やったッ!やってやったぜ!と、ミサカは勝利せんげ…」


グジュグジュ…ドジャアアアアアア!!


レッチリ「れ?…わぁ!ち…チリペッパーの腕が!?…う、うわああああああああ!いだぁああ!」


ディオ「落ちつけ!……落ちつくのだ。レッチリ!」


佐天「んん…」


ディオ「はっ!?レッチリ!落ちつくんだ!音を立ててはいかんッ!!」


レッチリ「はぃ…ぐぐぐぅ…!」



ヒュン!……シーーーーーン…
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 23:37:28.29 ID:mLGss7XAO
>>512

太ったおっさん→耽美なイケメン
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 23:38:01.70 ID:mLGss7XAO
>>512

太ったおっさん→耽美なイケメン

何があった!?
516 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/09(金) 23:55:00.95 ID:TLa1xWf80

あわきん「そのまま、海面にキスでもしに……落ちていくがいいわ……」ドドド……スッ…



みさきち「間一髪ってやつかしらぁ?」

フレンダ「そうね…」



あわきん「ふぅ……いきなりだから状況が掴めなかったけど、なんとかうまくいったみたいね」



ディオ「ムーブポイント〔座標移動〕か…淡希、よくやってくれた」



あわきん「いいえ、フレンダがいち早く異変に気づいて、私とみさきちをこっそり起こしてくれたからです。ね?」


フレンダ「うん…マジびびったってわけよ」ぶるぶる…!


みさきち「でも、ファインプレーだったわぁ。おかげでお兄ちゃんの心を読んで、あの怪物の弱点を見切れたからねぇ」


フレンダ「これぞ、チームワーク♪」



フレンダ『丸腰だと何も出来ない私って一体…』



ディオ「そういうことだったのか。いや、今回ばかりは私も焦っていた。ありがとう」


フレンダ「お兄ちゃん、怪我の手当てを。レッチリも」


レッチリ「う〜ん…いまのおれひょっとして…(カマセ)ってやつじゃあ…うぅ、かっこわるい…」


ディオ「その前に、涙子は?」


あわきん「大丈夫です。眠りが深いみたいで、ぐっすりと眠っています。ふふ、あんな騒ぎがあったのに♪綺麗な寝顔」


ディオ「そうか…無事なら、それでいい………操祈」


みさきち「もう、終わりました〜☆パンピーは座ったまま動かないし、乗務員たちも何も知りませぇん」



ディオ「ご苦労。とんだ…アクシデントだったな」




佐天「すー…」










佐天「…………廃墟の街」ボソ…




517 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/10(土) 00:22:58.04 ID:Vqw2ulna0

太った男「…」


太った男「……終わったか。さすがだな」


太った男「あーキミ」


スチュワード「はい。お客様」


太った男「キンキンに冷えたコーラと、新聞を頼む」


スチュワード「はい。少々お待ちを」



太った男「ん〜?」



グジュグジュ…



BIG「GYAAAAA…!」ベタァ…!



太った男「おぉ、追いつけたのか?速いな。しかし、そこは邪魔だ……景色が、見えないだろう」


スチュワード「お客様、お待たせしました」


太った男「こちらも速いな……ありがとう」パシ…



ゴクゴク!



太った男「と、こんな風に勢いよくコーラを飲むと、炭酸が喉を爽やかにしていく感触を楽しめる」グイ!



BIG「GYHAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ゴォオオオ!!



太った男「うるさいな…今、何時だと思ってるんだ」



ゴォオオオオオオオオオオ!!!……ぱちん!…ぴら…



BIG「ギャッ…」



太った男「どじゃああーん」



パサ……ヒラヒラ……



太った男「さて…静かになったことだし……新聞でも読もう」
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/10(土) 01:03:14.57 ID:amchOsCi0
かっけええええ
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/10(土) 08:31:54.21 ID:ql5OP6Rq0
まさにラスボスって感じだぜ…あと、ノトーリアスを送られたどっか他の世界の人達がかわいそう…
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/10(土) 16:48:25.41 ID:+vAGJ1zio
スゲェないともたやすく
521 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/13(火) 05:37:54.48 ID:Pl237XFE0

ーナポリー



佐天「そんなこんなで、イタリアに着いたー♪」



佐天「あたしが寝込んでるあいだ、みんなは突然襲撃を受けて大変だったらしい」


佐天「敵の正体も掴めず、あのお兄ちゃんが怪我をしちゃったなんて…とても信じられなかったけど、それほど強い敵だったんだと思う」


佐天「でも、お兄ちゃんは、そんなことは気にせず、旅行を楽しもう。と言ってくれました」


佐天「そのとおり!旅行は楽しまなくちゃあ意味が無い!」


佐天「で…空港について、タクシー乗って。よさげな喫茶店を見つけて、ご飯食べて、お弁当も作ってもらって…」


佐天「天気もいいし、見晴らしのいい所でのんびり食べようってことになったんだけど…」



ホワイトスネイク「そうだな」



佐天「ここ……どこ?みんなは、どど…どこ行っちゃったんだろう?」



ホワイトスネイク「私には…わからない。すまない、涙子」



佐天「もしや、これって迷子?あたし…中一にして…”迷子”?」



ホワイトスネイク「そう受け止めるしかないな…」ズーン…



佐天「…」ドズゥーン…
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/13(火) 06:51:44.00 ID:YZReD+1AO
Oh・・・・
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/13(火) 11:54:39.17 ID:kciEjZMj0
ホワイトスネイクがあればどの街でも困ることはない。
どんなトンデモ命令でも、お願いDISCでどうにかなるし

十徳どころじゃないわ!?
524 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/15(木) 18:59:12.61 ID:ZA51QmvR0

佐天「…ま、まずは状況を整理しよう!ホワイトスネイク!」


ホワイトスネイク「そ、そうだな」


佐天「…」


ホワイトスネイク「ヌゥ…」


佐天「えーと…あ、ダメ。なんでここにいるのかも、まったく心当たりないや…」

ホワイトスネイク「弱ったな…」

525 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/15(木) 19:06:44.64 ID:ZA51QmvR0
↓過去

ー海沿いの喫茶店ー


みさきち「だーかーら、コーンポタージュ味が最強って言ってるじゃなぁい」

フレンダ「Noッ!!先輩だからって、これだけは譲れない!絶対チーズ味ってわけよ!」


あーだこーだ!どーだちゃうわ!


あわきん「あなたたち…何もイタリアに来てまで、おいしい棒の話をしなくてもいいじゃない…」

みさきち「悪いけどぉ…」

フレンダ「世の中には白黒つけなきゃあならないことがあるッ!自分の好きなものならなおさら!」


あわきん「もう…そもそも何故そんな話が…」


レッチリ「モッツァレラ!も…このオレンジジュースも!マジうまー♪」むぐむぐ


みさきち「ねぇ、レッチリは何が好きなのぉ?」


レッチリ「んぁ?おいしい棒の味?」


フレンダ「そう!」


レッチリ「めんたいこ味だなー」


みさきち「あだー…」

フレンダ「ぐぬぬぬ…」


あわきん「この子らは……ね!その話はもうやめて、涙子と話をしてくれば?落ち着くわよ?」


フレンダ「だってー!………うーん」

みさきち「あれじゃあ……ねぇ?」

あわきん「あれ?」


みさ フレ「「ん!」」ゆびさし!



佐天「……でね?……カブト虫がね……それでね…」ぴっとり…上

ディオ「あぁ…そうか………ほう?…そうか………ははは……よかったな……」下



あわきん『サービスの一人用のハンモックに…重なるようにして二人でおさまってる!?』


あわきん「なるほど…確かにあの間に入っていくのは辛いわね…」


あわきん『だから二人ともご機嫌ナナメなのかしら』


レッチリ「そういやさー、あわきお姉ちゃんは何が好きなの?」


あわきん「え?なっとう味だけど?」きょとん


みさ フレ「「んもぅッ!!」」

526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 21:51:02.70 ID:LWN0nY5No
なっとうはガチでうまい
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/15(木) 23:27:19.40 ID:xAwzTqtDO
サラミを忘れてはいけない
528 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/19(月) 01:22:35.90 ID:S+84ol6a0


佐天「はぁ〜〜…」ぽぉ〜

ディオ「…」


佐天『やっぱり、お兄ちゃんの近くにいると安心するなぁ〜…んん』


佐天『なんだか…眠くなってきちゃった…』


佐天「…く〜」zzz



ディオ「…」zzz



あわきん「あら?涙子とお兄ちゃん…あ……ふふ、起こさないようにしないと。ほら、あなたたちも」


みさきち「え?……あ!…そ、そうねぇ…」


フレンダ「静かにしなきゃ…か」



あわきん『これで良しと。さて、店内に入って直接店員に注文しよ。それなら静かよね』スッ…


レッチリ「ねぇ、おしっこ〜」クイクイ…


あわきん「あらあら、じゃあ一緒にいきましょ」

レッチリ「はーい」てくてく…


みさきち「…」チラ…

フレンダ「…」チラ…


みさきち「…」キ☆ラッ♪


みさきち『じゃあこうしましょ。これなら音なんか立たないわぁ☆』


フレンダ『なるほど…上等、受けて立つってわけよ。年上らしく、見事論破してやる!』




佐天「ん〜…」zzz……ごろりん


529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/23(金) 21:05:24.03 ID:LKxZdysB0
更新楽しみにしてます
530 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/29(木) 01:12:38.27 ID:xRAA287U0



ディオ「…」zzz


佐天「ん〜…」zzz……ごろりん





ススス…ぽてっ↓





ごろごろごろ…




佐天「むにゃ…」zzz



ごろごろごろごろごろーーーー…



佐天「ぐぅ…」zzz



ごろごろごろ…ごろん!↓


531 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/05/29(木) 01:25:52.37 ID:xRAA287U0


こてん…↓





引越し屋A「ん?…兄貴、今なんかへんな音しませんでした?」


引越し屋B「へんな音?どんな?」


引越し屋A「いや…なんていうか、コテン…てか……とにかく、へんな音っすかね」



引越し屋B「そーか。おら、馬鹿なこと言ってんなよ。青だぞ」



引越し屋A「へい、えーっと、行き先は”ネアポリス”でしたっけ?」



引越し屋B「そーだよ。まったく、お前は……そろそろ要領よくなってもいい頃なんだがな」


引越し屋A「へへへ…すいやせん」



引越し屋B「ま、入社3ヶ月で辞める根性なしもいるくらいのご時世だ。それよりはマシだろうよ」



引越し屋A[へぇ、がんばります!」


引越し屋B「おぅ」




ブロロロロロロ…




佐天「…」zzz

532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/29(木) 07:50:54.67 ID:9OmC2imAO
あ、なるほど… って、え?
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/29(木) 08:52:01.28 ID:t4q+MO/AO
そういや寝相良くないもんな…
534 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/04(水) 22:32:20.78 ID:G653ycN60


佐天「ぐー…」






引越し屋B「おい、この先のカーブ気をつけろよ。急カーブだからな」



引越し屋A「へぃ」グイ→




ブロロロロロロロ……グイィ!ピョイ



ズルルルル…



佐天「ぐ〜…」zzz



ガタン!



引越し屋A「わ!?すいやせん!石かなんか踏んだみたいっす」


引越し屋B「言わなくてもわかるよ」



佐天「フガ…」ゴシゴシ



ゴロン!↓



引越し屋A「な!?兄貴!」



引越し屋B「ん?どうした」



引越し屋A「サイドミラーが…トト…トラックの屋根から…このトラックの屋根から女の子が落っこちました!!」



引越し屋B「…」


引越し屋B「そうかそうか、そりゃあ、めちゃ大変だな……おら!前見ろタコ!!」



ブロロロロロロ…!!

535 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/04(水) 22:46:59.81 ID:G653ycN60



ぴゅ〜↓



佐天「ん…」



佐天「ふぁああああ……あんまり気持ちよかったから寝ちゃった」



佐天「あれ?」



佐天「おかしいな?地面が動いてる。まるで、天地がひっくりかえったみたいだ」




ズォオオオオ!!↓




佐天「ん〜」くるりん!



ホワイトスネイク「フン!!」グイ!



ホワイトスネイク「フシュ……着地した…」バシン!!



佐天「っと……?どうしてこうなったんだっけ?」






>>521



536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/04(水) 23:37:22.99 ID:iZHGkQFDO
オー、米ガー
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/05(木) 07:52:18.11 ID:fmvMMu4AO
どうなることか…
538 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/05(木) 22:39:54.62 ID:RtzGuU4nO

佐天「…」


ホワイトスネイク「…」


佐天「んーー………ぱッ!!悩んでてもしょうがないや!細かいことも気にしない!」


ホワイトスネイク「あぁ」


佐天「何とかしてお兄ちゃん達と合流しないと…」


ホワイトスネイク「…涙子、携帯電話で連絡をとってはどうだ?」


佐天「ケータイ?……あ!忘れてた!?ありがと!ホワイトスネイク」ゴソゴソ…


ホワイトスネイク「フシュル」ドヤ!


佐天「あ、あれ?おかしいなぁ…ジッパー付きのポケットにしっかり入れといた筈なのに…」


ホワイトスネイク「ウジュ…」ショボン


佐天「け、ケータイがない…あるのは…お財布だけ…」


ホワイトスネイク「こちらで使える通貨か…円に換算して五千円ほどだな」


佐天「五千円かぁ…これじゃあタクシーで移動はできないよ…」


ホワイトスネイク「どうする?涙子。私は涙子に従うだけだ」


佐天「うーん…ま、なんとかなるでしょ!ほら、ここって凄く綺麗な街じゃない?」


ホワイトスネイク「そうだな。美しい街並みだ」


佐天「なら、お兄ちゃん達を目指しながらゆっくりと行こうよ」


佐天「大丈夫、なんだか…こっちからお兄ちゃんが呼んでるような気がするの」


ホワイトスネイク「了解した。きっと、その感覚は幻ではないな」


佐天「うん!大好き!!」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/05(木) 23:01:15.80 ID:8P4Ch/ePo
大好き!!じゃねーよ
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/06(金) 17:24:19.29 ID:Z5f0hkviO
大好きとは

白蛇さんに対して言ったのか、ディオに対して言ったのか…

どっちにしてもナルシストかブラコンの二択か…なんということだ
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 13:46:41.73 ID:t1EzkCknO
同じレベル5でも能力に差がありすぎと思ったけど、一方さんの視力検査の話聞いて納得した
542 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 06:37:13.39 ID:ruUPfRx90


佐天「何となくだけど、こっちから歩いてみよ」




テクテク…




ーしばらくしてー



テクテク…



佐天「お腹すいたなぁ…ん?」




やーいやーい!





佐天「なんだろーね?あれは…」

ホワイトスネイク「子供のようだ……どうやら、いじめだな」






佐天「………………いじめか」






子供A「へーい!マヌケのギルガはのーたりん〜」


子供B「掛け算もできねぇのかよー!このイモ野郎!」


子供C「てか、その服も眼帯もきめーんだよドジ!」



???「…」



子供A「おら!何とか言えよ!」ドン!


子供B「へーい!へーーーーーい!!」


子供C「もう学校くんなよコラ!」

543 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 06:59:50.30 ID:ruUPfRx90


佐天「コラァーーーッ!!!やめなさいッ!!」ドドドドドドッ!!





???「!」



子供A「わぁ!?なんだ!?」


子供B「知らないよ!に、逃げよう!」


子供C「まって!こ、腰が抜けて!……」




わぁあああ〜〜〜〜…………!!




佐天「まったく…どこの国でもあるんだね。いじめは…絶対にあっちゃあいけないことなのに…」



ホワイトスネイク「命令のDISCでも、入れてやればよかったものを」

佐天「それはないよ。相手は子供だよ?まぁ、あたしも子供っちゃあ子供だけど」ブツブツ…



???「…?………あ!」ビク!



佐天「え?…あぁ、ゴメンね。脅かすつもりはなかったの。ただ、あなたが意地悪されてるように見えたから」スス…なで…


???「わ……」///


佐天「大丈夫?怪我してない?さっきいじめっ子にどつかれてたみたいだけど頭打ったりしてない?」スリスリ…むにゅ…


???「!?……うん…平気だよ。いつものことだから…でも、助けてくれてありがとう」バッ!



佐天『急に飛び退いて…痛いところでも触っちゃったかな?』

544 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 11:18:36.40 ID:ruUPfRx90



佐天「あはは!いーのいーの!困ったときはお互い様なんだから」



???「へへ……あのさ…お姉ちゃん、外国の人?イタリア語…上手だね」



佐天「ありがと♪そして、質問も当たり!あたしは日本から来たんだ。名前は 佐天 涙子っていうの。よろしくね」




ナランチャ「う、うん!おれ…おれ! ナランチャ! ナランチャ・ギルガ !」




佐天「へぇ〜ナランチャ?かわいい名前だね〜♪あれ?……俺って…もしかして、君……男の子?」


ナランチャ「そうだよ。俺、男だよ……あー!女だと思ってたな!!」


佐天「あはははは!!ごめんごめん!あんまり可愛かったものだから……さてと」


ナランチャ「?」


佐天「あたし、今迷子なんだ。だから、あたしを探してくれている人に、あたしから会いに行かなきゃいけないの。だから、もう行くね?」


ナランチャ「え!?迷子!?え?え?…せっかく知り合ったのに…」


佐天「あたしも、名残惜しいけど心配してくれてる人たちがいるから。じゃあ…」


545 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/10(火) 11:21:40.11 ID:ruUPfRx90


ぐ〜〜〜!!



佐天「…」


ナランチャ「姉ちゃん……腹…減ってんの?」


佐天「…コホン」///


ナランチャ「…そ、そうだ!!俺、おいしいピッツァの店知ってるんだ!そこの店まで案内するよ!」


佐天「はは……そ、そう?じゃあお願いしちゃおうかなぁ…」///



ナランチャ「うん!着くまで10分くらいだからさ!それまで…ちょっと話し相手になってくれよ!」



佐天「OK!じゃ…ゆっくり歩こうか」



ナランチャ「やった!!」



テクテク……




佐天『…この子…寂しいんだな…なんか、あたしに似てる所…ちょっぴりあるかも』


ホワイトスネイク『妙なことになったな。さて、どうしたものか』


佐天『なるようになるよ』


ホワイトスネイク『なるように”しか”ならないとも思えるが?』


佐天『まぁ、いざとなったらホワイトスネイクに任せるよ。いい?』


ホワイトスネイク『勿論…了解した』




テクテク…




546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/10(火) 11:27:43.66 ID:jIIfw1sAO
ナランチャキター!
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/10(火) 13:01:16.79 ID:JfjWQ3EXO
眼病にかかってる時のナランチャなのでエアロスミスは無しか
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/10(火) 19:37:34.13 ID:SKX+nIirO
イタリア編のラスボスは若本か、はたまた釘宮か…どっちでもホワイトスネイクなら接戦やろなぁ
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/10(火) 19:58:51.72 ID:RJiQke81O
射程がパンチの届く距離かつ、ケンカがちょっと強い高校生の上条さんと比べて

射程20mかつ、超人的なパワーとスピード。さらに一撃必殺持ちのホワイトスネイクの方が明らかに好条件な訳だが…

本体の耐久は上条さんのが勝る程度。

哀れビアージオ

今後もやっぱ佐天さん無双なのか…
550 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/11(水) 22:15:27.12 ID:smbfd5bB0

一方…



ーキオッジア(ベニス地方の海に囲まれた小さな田舎町)ー


ーオープンカフェー





上条「ふぅ〜……いいなぁ。旅行って」


イン「そうだね!」


上条「ん…」ゴクゴク…


上条「ぷは…こんなに美味いオレンジジュースは初めてだ」


イン「うふぅ〜♪ジェラートも美味しいんだよ〜!!」パクパク!



上条「お?」



イン「どしたの?とーま?」



上条「ちょっと…動くなよ?」スクッ↑



イン「きゃ…///」ビクッ!?



上条「ほら、口もと」フキフキ…

イン「んむむむ……あ、ありがとうなんだよ…」



上条「ははは、時間はたっぷりあるんだから、ゆっくりしようぜ?それに…」


イン「え?」


上条「綺麗な顔が汚れてると、台無しになっちゃうぞ…お、ピザも美味いなw」ニコ!



イン「」



イン『…おかしいんだよ!?今日のとうま、すっごく優しいかも…ちょっぴり人が変わったみたい…』ドキドキ



上条「ん?どした?」


イン「な、なんでもないかも!」ニパッ!


イン『まさか…これはいける!!今日こそいけるかも知れないんだよ!!』キュピーン!


551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/11(水) 22:30:43.68 ID:veMupNmqo
どうしたんだい?先輩?
552 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/11(水) 22:40:29.83 ID:smbfd5bB0


ー学園都市ー


美琴「スー…とーま…」zzz


美琴「…」zz…






美琴「はッ!?」キュピーン!




ガバッ!↑




美琴「今…なにか、…邪悪な気配が……あのクソチビシスターか他の♀ブタ共か……一体…」



ヒュン!

553 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/11(水) 22:45:03.19 ID:smbfd5bB0


黒子「おねえさまあああああああああ!!ただいまかえりましたのーーーーーーー!」ダイブ!!



美琴「…」スーッ…



黒子「アーーーッ!美しいポーズをとったまま平行にかわすなんて!!なんてスタイリッシュな回避ですの!!」




黒子「そこに痺れる!あこがr…う゛ひょアアアアアアアアアアアアアアアアアア゛!!」



美琴「何時だと思ってんのよ!勝手に痺れてなさい!!」ビリビリ!!



黒子「もっと!もっっっっと!!痛みを!痛みをくださいですのぉおおおおおおおおおお!!うひぃいいいいいいいいいいいい!!」



美琴「アンタか!!邪悪な気配の元は!浄化してやるわ!!」ビリリリ!!



黒子「オオーーーーッ!この黒子めに生きる実感をくださィィイイイイイイイイイイイイ!!」



美琴「言われんでもやるわよ!この変態!ド変態がぁああああああああああああ!!」




30分後…




まっ黒子「…」ぷすぷす…




美琴「ゼェ…ゼェ!…やっと…気を失った…はぁ…もういいや…寝よ…」


美琴「…」




美琴「眠れない…」




美琴「…よし」


美琴「とうまが1人…とうまが2人…とうまが3人…とうまが4人…とうまが5人…」ぶつぶつ…




美琴「……スー…」zzz



554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/11(水) 22:56:59.93 ID:QkZWPVd4O
クレイジーサイコツンデレww
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 23:12:50.20 ID:DG92FMBM0
変態しか居ないじゃないですかーヤダー
556 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/11(水) 23:44:37.74 ID:smbfd5bB0


>>550




イン「あのね…とうま!私…」




オルソラ「まぁ!やっぱり…!ふふ♪お久しぶりでございます」ぺこり↓




上条「え?……あー!なんでここに!?」



イン「…くぬっ」



オルソラ「くすっ♪」



オルソラ「通りがかりに貴方様をお見かけしたので、挨拶をしようと思ったのでございます」にこー




上条「オルソラ!」ぱぁ!




オルソラ「はい♪」





イン「がるる…」



イン『私にはわかるんだよ…ッ!この女もとうまを狙ってる…心までドス黒い性悪女なんだよッ!!』



オルソラ「うふふ♪」にこにこ!


557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/11(水) 23:50:54.05 ID:/Y1VKS9eO
>>1!ベニスだとォ!?なんで(ヴェネツィア)って呼ばねーんだ!イタリア語で呼べ!イタリア語で!、
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/12(木) 08:01:10.92 ID:Mj6W6XCAO
ギアッチョってでてくるのかしら…
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/12(木) 13:59:10.45 ID:fkpm18VhO
>>553
美琴のガードゲージごそっと減ってそう
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/12(木) 15:16:51.27 ID:ZRGUiTuNO
黒子の耐久値
561 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/13(金) 14:43:57.93 ID:A4nPnzZn0


>>545



テクテク…



佐天「へぇ〜それは知らなかったよ。イタリアってオシャレだね」


ナランチャ「で!それがまた…あ」



ピタ…



佐天「あ、ここが、おススメのピッツァレストラン?」


ナランチャ「そう…いや!違う!…じゃなくて、でもやっぱ違う!!」


佐天「…」


ナランチャ「あの……ごめんよ」



ナランチャ「もっとお姉ちゃんと話したかったんだ…なんだか、話してるだけで安心できる感じがして…初めてなんだ…そういうの…」



佐天「ナランチャ君………………家族、嫌いなんだね」なでなで…

ホワイトスネイク『…』



ナランチャ「え!?なんで…………わかるの?」



佐天「なんでも…♪ねぇ、ここのピザ、テイクアウトして、どこか見晴らしのいい所で一緒に食べない?どう?」



ナランチャ「…!いいよ!!俺、そういうとこ知ってる!」


佐天「よぅし!じゃあ、善は急げだ!れっつごー!」


562 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/13(金) 16:52:27.10 ID:A4nPnzZn0

テクテク…




ホワイトスネイク『まだこの少年に付き合ってやるのか?』


佐天『まぁまぁ、いいじゃない。それに、見晴らしのいい所でご飯食べたいっていう目的も、一応これで達成だし。みんなとは食べらんなかったけど』


ホワイトスネイク『ヌヌゥ……これから何も起きなければ、私はそれでいいのだが』



ナランチャ「あともうちっとだよ。ほんの10分かそこら」


佐天「そう!たのしみだなぁ!!」


佐天「あれ…?」






ドサッ…






佐天「あの人、倒れてる!?」


ナランチャ「お姉ちゃん…ほうっておいたほうがいいよ。この街にだって、浮浪者は沢山いるんだ」



ダダダッ!!!



ナランチャ「…おれも、良くないことだとはわかってるけど、どうしようもないんだ。だからほうっておくのがいいって…いない?…あれッ!?お姉ちゃん!?」


563 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/13(金) 20:20:38.63 ID:A4nPnzZn0



ガシッ!…スタスタ…ドササッ↓



青年「あぁ…オレはいつまで、こんなことしてりゃあいいんだ」



ゴソッ!



青年『あとトウモロコシの袋が50に…ジャガイモが30か…』



青年「ちくしょう!」ガシッ!グイ↑



ふらふら…




浮浪者「ぁ…」よろよろ…



青年「…」



浮浪者「どうか…食べるものを………ください…」




青年『なんだこいつ?……情けない声だ…なんだよ、人の弁当をチラチラ見やがって』


青年『俺はここ何日もずっと働きづめなんだぞ?汗水たらして!!ガールフレンドを作る暇もないくらいに!!…だが、こいつときたら…』


青年『今までずっと駅裏とか公園とかでゴロゴロしてたに決まってる。それなのに”食べ物をくれ”だと?』



青年『都合のイイヤツだ。なんか腹が立ってきたぞ』



青年「ダメだね。オレは働いて金をもらい、それで食べ物を買っている。なぜおまえもそうしないんだ?」



浮浪者「…ぅ…ぅう」よろよろ…



青年「よし……おまえ、この荷を全部倉庫にしまったら食べさせてやろうじゃあないか!!」

564 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/13(金) 20:42:29.49 ID:A4nPnzZn0



浮浪者「働きます…で、ですが、先に何か食べ物を…5日も……何も食べてないのです…本当です」




浮浪者「す…少しだけでいいんです…食べたら必ず働き…ます…約束しま…す」よたよた…



青年「それはどうかな?そもそも、おまえがいきなり飯を食わせろって言うから対応してやってるのに…ダメだ!どうだ?やるのか?やらないのか?」



青年「それにな、賃金ってのは仕事が終わってからもらうもんなんゼッ!」



浮浪者「ぁ…あぅぅ……」ガシ…


青年「おいおい…」


青年「なぁに 小さい方一コだけ持ってるんだ!!こっちだよ!こっちッ!!」バンバン!



青年「ノロノロ運ぶなよッ!あと一時間以内にやってくれッ!オレは早く帰りたいんだッ!!ほらッ!持てったら!」ズン!!




浮浪者「うっつ………」ぐら…よろよろ…



565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/13(金) 21:53:10.05 ID:AkvnrVc7O
動かなそう
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/13(金) 23:04:55.61 ID:ctZAykCU0
呪われてしまう・・・
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/14(土) 00:08:16.21 ID:mS/79USeO
呪われるな(確信)
568 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/14(土) 13:55:01.60 ID:3CB3mvmk0


青年「急げ急げッ!!早く食いたいなら早く終わらせることだぜッ!もう一個持たせるぞコラーッ!!」パンパン!


浮浪者「っぅ…」



青年「ナマケぐせがついてるな、ありゃ!ちょっぴり性根をきたえ直してやるか〜ッ!てめー!」



ドサッ…



青年「おい!フザけてんじゃあねーぞッ!!10分も働いてねーじゃあねーか!倒れたフリなんか…え?」



ギィ……スタスタ…



佐天「…」



スタ…スタ…ペコリ…スタスタ…



青年『こ…こんどは何だ!?いきなり入ってきた…黒髪の可愛い子が、オレにお辞儀をしたぞ!なんだってんだ!?』



佐天「あれが…ナマケてるように、見えましたか…」ボソッ…



青年「え!?…え?えぇ?」



スサッ…↓



佐天「おじさん、大丈夫ですか?立てますか?立てない?じゃあ、体だけ起こしますね…」ひょい…ドサ!



青年「いッ!?」


青年『今、あの女の子が…片腕で、重いトウモロコシの袋を退かしたように見えたぞ…!?あんな細腕のどこにそんな力が…!!』



浮浪者「ぅぅぅ…ごほごほッ!」



佐天「元気出して下さい。よかったら、あたしのピザあげますから…テイクアウトのだけど」スッ…



浮浪者「ぁぁあああ!!…ありがとう…ありがとうございますッ!…こ、このご恩は忘れません…ッ!!」パクパクッ!



佐天「そんなに急いで食べなくてもいいですよ。ほら、おいしい野菜ジュースもありますから、これも飲んで下さい」



浮浪者「ありが…とうッ!!…ぅう…貴女は天使だ……」

569 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/14(土) 14:07:09.06 ID:3CB3mvmk0


佐天「あたしのことはいいですから。ゆっくり食べててください…よっこいしょ!」グイッ↑!!



ガシッ…ポススススッ!!グイ↑



青年「へ?…はぁ!?か、片腕に5個も…嘘だろ!?」



佐天「これ、そっちの倉庫まで運べばいいんですよね?空いてるとこに積み上げるだけでいいんですか?」


青年「え!?そ、そう…です」



佐天「そうですか、じゃあ3分で終わらせるので、約束どおりあの人にご飯をあげて下さいね」






サッサ!!キビキビッ!!ババーーーーッ!!



3分後…






青年「ほんとに…3分で終わらせちまった…き、君!」


佐天「じゃあ、あたしはこれで行きます。ご飯、しっかりあげてくださいね。あなたが”約束”したことなんですから」スタスタ…ギィ…スタスタ…


青年「あぁ…」


浮浪者「ふぅ…なんてありがたいんだろう。私はあの子に救われた…」



青年「…!ほら!オレの弁当だ!全部やるよ!!残さず食っちまえ!オレはもう帰る!」ズイッ!


570 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/14(土) 22:31:57.71 ID:3CB3mvmk0


ナランチャ「あ、お姉ちゃん…」



佐天「はぁ!気が済んだ。ゴメンね、ナランチャ君。つい…ね」



ナランチャ「いや…逆だよ。オレ、手伝えばよかったのに…見てるだけだった…」



佐天「あぁ、いいのいいの。あたしがやりたかったから やっただけなんだから。さ、取り合えずいこっか?」



ナランチャ「うん……でも、あんなつらそうなことを…」





テクテク…





佐天「いいってばぁ♪あたしね、こう見えても強いんだよ?あれくらいお昼ご飯前!……あ!?ピザ、無くなっちゃった…」



ナランチャ「あ…あぁ!いいよ!そもそもお姉ちゃんがだしたお金で買ったんだから!俺に買ってくれたやつ食べなよ!」


佐天「いやぁ、それじゃあ、あたしが嫌だから…そうだ、半分こにするってことで!どう?」


ナランチャ「うん!じゃあそうしよ…」ドンッ!




少女「きゃ!?」グラ!?…ドシン!!グキッ!


571 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/14(土) 22:41:28.87 ID:3CB3mvmk0


ナランチャ「あ…ご、ごめんなさい。俺が前見て歩いてなかったから…」



佐天「あの、お怪我はありませんか?」



少女「…いったいわね!!お怪我は?じゃあないわよ!!…いたた…そこの看板が見えなかったわけ!?」ビシィッ!!



佐天「看板?」キョロ




((ただいま映画撮影中 大変申し訳ございませんが 迂回してください))




佐天「映画!?」


ナランチャ「あのぉ、話に…夢中だったから」



少女「ふざけんじゃあないわよ!…痛ったぁ、足を挫いちゃったじゃない!どうしてくれんのよ!!」



「「おーーーい!!」」タタターッ!



スタッフA「ちょっとーー!!君たち、困るよー!看板の内側に入ってこられちゃあ!きちんと許可をとったものなんだから!」

スタッフB「少女ちゃん。そこの男の子とぶつかったみたいだけど、大丈夫?」



少女「すみません…足を挫いたみたいで…」






????「なんだとォッ!!」






スタッフA「あ!?監督!」


スタッフB「ギアッチョ監督!!」

572 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/14(土) 23:27:11.26 ID:3CB3mvmk0


ギアッチョ「こりゃあどういうことだ!?」



佐天『わ!…いかにもおこりんぼな顔…』



少女「す…すみませんッ!!わたしはただ…!」


ギアッチョ「困るんだよなぁああ!たかがチョイ役だからって不真面目にやられちゃあよぉ〜!!普通気づくだろ!誰かが歩いてきたら!」



少女「え!?」



ギアッチョ「え?じゃあねぇんだよ!この新米がッ!こういうことは昔っから少しだがあることなんだよ!ロケってのはそーいうもんなんだッ!なぁ?」



スタッフA「えっと…はい!その通りです!」


スタッフB「いや!まったくその通り!」



ギアッチョ「もういい、メイン役じゃなきゃあ気合いれてできねぇなら、帰れ」


少女「はい、わかりました…チッ」スタスタ!!


ギアッチョ「…………幻想抱いたガキが、くそっ!このシーンは無しだ!代わりのシーンを…」チラ



佐天「…」

ナランチャ「…」



ギアッチョ「あー、すまなかったな。君たちは何も悪くない。だが、見ての通り忙しいんだ。人助けだと思って、ここから離れ……ん?」



佐天「!」びくッ…


ナランチャ「お姉ちゃん!早く行こう…!」


佐天「うん…!じゃ、失礼しま…」



ギアッチョ「待て」


佐天「ひっ…」ぞわ…!


ギアッチョ「よく見たら…いや、よく見なくても…美人だな…さっきの出来損ないなんかより遥かに……」じー!


佐天「あの!先を急ぐので!」

573 : ◆wDyAIWUkME [saga]:2014/06/15(日) 01:47:42.74 ID:N1p6ahHd0


ギアッチョ「…あぁ、困ったぜ…このままじゃあ映画が作れないな…たった十数秒のシーンなのに…誰か、代わりに出てくれないものか…?」



佐天「…」ピタ…



ギアッチョ「適役だと思ったんだがな…あぁ、どうしよう」ぶつぶつ



ナランチャ「おい!やめろよ!お姉ちゃんが嫌がってるじゃ…」



佐天「あの…エキストラですよね?」



ギアッチョ「おぉ!!!そうとも!エキストラと同じさ!君はただ花々が入った籠を持って、立っているだけでいいんだ。たったそれだけ!」



佐天「じゃあ…少しだけなら…」

574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/15(日) 15:55:50.11 ID:C9ftcZ0mO
ジョジョキャラは年齢も職業もランダムか

でも、みんな生きてるのは嬉しいことだ
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/15(日) 17:33:42.03 ID:ssycQDuBO
未来のことなんかわかる者がいるのだろうか?重要なのは、わたしたちの世界で生きているということなのだ。
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 23:43:05.35 ID:wCA4QShqO
この世界には露伴いない感じ?
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