らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2013/02/11(月) 19:07:56.21 ID:W145K4B60
ここは「らき☆すた」のSSスレです。

・どんなジャンルでもどんどん投下したまへ〜 by こなた
・でも、他所からの作品の無断転載は絶対ダメよ! by かがみ
・あとね、あんまりえっちなのはちょっと恥ずかしいから遠慮してほしいな by つかさ
・メール欄に「saga」と入力するとこの板特有のフィルターを回避できます。「sage」ではありませんよ。
 代表的な例が「高良」です……よろしくお願いしますね by みゆき
・長編作品はタイトルをつけてもらえるとまとめるときとかに助かります! by ゆたか
・それと、できればジャンルを明記するようにしてほしいの。
 特定のジャンルが苦手な人もいると思うから…… by あやの
・パロディとかクロスオーバーとかもおっけーだけど、
 あんまり度が過ぎると他の人に引かれっから気をつけろよなー by みさお
・シラない人へのハイリョがアればgoodネー byパティ
・初めてでもよっしゃーいっちょ書いたろかって人大歓迎するでー by ななこ
・まとめてくれる人募集中です……そして、現在のまとめ人には感謝してます…… by みなみ
・お題を出せば書いてくれる職人さんもいるっス。ネタのため……
 いや、いろんなお話を読んでみたいんで、いいお題があったら書いてみてください! by ひより
・そしてそして、SSだけじゃなくて自作の絵もOK!
 投下された絵は美術室に展示されるからジャンジャン描くべしっ! by こう
・注意! 荒らしへの反応は絶対ダメ。反応する悪い子は逮捕だ! by ゆい


(避難所)
 
 避難所は休止中(再開の見込みは今の所ありません) 

(まとめサイト)
 http://www34.atwiki.jp/luckystar-ss/

(SSスレ用画像掲示板)
 http://www.sweetnote.com/site/luckystar/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1360577276
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 19:30:55.31 ID:PL0Oeqr7o
こんなスレが存在してたこと自体今知ったよあたしゃ
3 :ひよりの旅 39/112 [saga sage]:2013/02/11(月) 20:16:47.10 ID:W145K4B60
前スレ続きです。

ゆたか「コンちゃんの教育係?」
私は頷いた。ゆーちゃんの話が終わると今度は私が今までの経緯を話した。ゆーちゃんは食い入るように私の話しを聞いていた。
ひより「昨日行ってきたけど……まぁ、子供と言うのか、笑っちゃうくらい」
ゆたか「そ、そうなんだ……」
ゆーちゃんは少し寂しそうな顔になった。
ひより「ん、どうしたの?」
ゆたか「え、あっ……佐々木さんは私にコンちゃんの話しはしなかったから……私ってまだ子供なのかな……」
ゆーちゃんがこんな事言うなんて……ゆーちゃんも教育係をしたかったのだろうか。
ひより「そうかな、佐々木さんは私にゆーちゃん程詳しく自分達の話しをしてくれなかったから……同じじゃないかな?」
ゆーちゃんはあまり納得していなかった様子だった。私は話しを続けた。
ひより「それで今度、柊家に彼を連れて行く」
やたか「えぇ、それって、正体を話しちゃうって事、だ、ダメだよ」
身を乗り出して迫ってきた。
ひより「い、いや、そうじゃなくて、まばぶさんがまつりさんにお礼を言いたいって言うから……勿論、正体なんかばらすつもりは無いよ、いきなりコンはお稲荷さんで、
    人間に化けて来ましたよ、なんて言ったって信じてくれるわけ無いから」
ゆーちゃんは私から離れてホッと胸を撫で下ろした。
ゆたか「そうした方が良いよ……まつりさんにお礼……もしかして、コンちゃんは……まつりさんの事……」
ひより「そうだね、愛している……とは言えないけど、少なくとも好意は持っていると思う、殆どまつりさんが世話をしたって言うから、当然と言えば当然だね」
ゆたか「……そ、そうなんだ……ねぇ、ひよりちゃん……」
今度は改まって私に迫ってきた。だけど目は私を見ていない。言い難い話しなのかな。
ゆたか「うんん、何でもない……なんでもない……まなぶさんとまつりさん……か……うまく行くと良いね」
何を言おうとしたのだろう。少し気になるけど……今は考えるのは止めよう。
ひより「ふふ、ダメダメ、きっとまつりさんの好みじゃないと思うよ」
ゆたか「そんな事ないよ、きっとうまくいくよ!!」
珍しく私のおふざけに食いついてきた。もちろんまつりさんの男性の好みなんて知らない。適当にふざけただけだった。それなのにこの食いつき様は……
これはゆーちゃんも私と同じような状況にあると思って良い。
『よし!』
頭の中で気合を入れた。
ひより「もしかして、ゆーちゃんも誰かと誰かをくっ付けたい、なんて思っていない?」
ゆたか「えっ!?」
ゆーちゃんの表情が固まった。図星だ。この状況から察するに答えは自ずと導き出される。
ひより「ズバリそれは、佐々木さんといのりさん……」
ゆたか「え、え〜ど、ど、どうしてそれを……」
動揺してどもってしまうゆーちゃん、やっぱりゆーちゃんは嘘を付けない。ちょっとだけホッとした。
ひより「佐々木さんがコンを引き取りに来た時、佐々木さんといのりさんが良い雰囲気だったのを思い出したから、もしかしたらと思ったのだけどね」
暫くするとゆーちゃんは納得したように落ち着きを取り戻した。
ゆたか「ひよりちゃん凄い……あの時そこまで気が付かなかった、鋭い洞察力だね」
ゆーちゃんにまで同じ様に褒められるとは。流石に照れてしまう。
ひより「それで、お二人はどこまで進んでいるのかな〜?」
調子に乗った私はまたちょっとふざけ気味になった。ゆーちゃんの顔が曇った。
ゆたか「私がいのりさんに整体院を教えてから何度か通うようになって……」
いのりさんが整体院に通う……見た所身体が悪そうに見えないけど……好きになると通いたくなるものなのかな〜
整体師と巫女の恋物語……う〜ん、ちょっといやらしいかな、いや、そう思う私がいやらしいのかもしれない……でも、もっと良い題名付けられないかな……
ゆたか「ひよりちゃん……聞いている?」
ゆーちゃんの声に我に返った。
ひより「は、はい、 なんでしょうか、佐々木さんが通うようになった……はい、次お願いします」
ゆーちゃんは頬を膨らませて怒った。
ゆたか「やっぱり聞いてない……」
やばい、やばい、妄想が止まらなくなってしまう。いつもの癖が出てしまった。私はゆーちゃんを見て集中した。
ゆたか「……いのりさんが佐々木さんに好意を持っているのは私もそこで分ったのだけど……佐々木さんの方がいのりさんを避けているような感じがする……
    何とかしたいのだけど、私の力ではどうする事も出来ない……何か良い考えがないかな……」
4 :ひよりの旅 40/112 [saga sage]:2013/02/11(月) 20:18:31.09 ID:W145K4B60
ひより「う〜ん」
両手を組んで考え込んだ。これは難題だ。そもそも恋愛は私の得意分野ではない。いや、そもそもこうすればこうなるみたいな方程式なんか無い。
それが恋愛……
まなぶとまつりさんも同じ。それはつかさ先輩と相手のお稲荷さんも然り。
ひより「ごめん、私もそれに関しては全くのノーアイデア」
ゆーちゃんは沈んだ顔になった。もしかして、ゆーちゃんはこの恋愛の為に私の記憶を消したのかもしれない。
そうだ、そうに違いない。それしか考え付かない。自分だけで解決したい……そうか。無理しちゃって……
ひより「まなぶとまつりさんを会わせてそのまままつりさんがまなぶを好きになってくれれば私は何もする事がない、でもそう簡単にはいかないと私も思っている、
    こうして片足を突っ込んだからには何とかしないと、お互いにね、ゆーちゃんもそう思っているでしょ?」
ゆたか「それじゃ……ひよりちゃんも?」
ひより「恋って他人がどうこうするものじゃないって言うのは認識しているけど、相手がお稲荷さんだとやっぱり放っておけない」
ゆーちゃんは当然と言わんばかりに相槌を打った。
ゆたか「このまま私はいのりさんと佐々木さんを担当するから、ひよりちゃんはまつりさんとコンちゃんをお願い」
ひより「うん」
さて、ゆーちゃんと話してほぼ目的を果たした。でも、もう一つ決めておかないといけない事がある。
ひより「……みなみちゃんにはどうやって説明するか、それが問題だね」
突然ゆーちゃんの顔が豹変した。
ゆたか「みなみちゃ……みなみには話す必要なんかないよ」
ひより「へ?」
私は呆気にとられた。どう言うことなんだ?
ゆたか「ひよりちゃん、この話しはみなみに話したらダメだから、約束して」
いつになく強い口調だった。
ひより「……約束するのは構わないけど、みなみちゃんと何かあったの」
ゆたか「ひよりちゃんには関係ない事だから……」
言葉のトーンが少し下がった様な気がした。関係ないと言われても関係ないはずはない。
ひより「もしかして、喧嘩でもしたのかな」
ゆたか「もうその話しは止めて!」
ひより「う、うん、もう話さないよ」
また強い口調になった。どうやら喧嘩をしたのは確かなようだ……そういえば泉先輩を見送った後、かがみ先輩がそんな話しをしたっけ。
私には気が付かなかったけど、かがみ先輩の方が私より鋭い目を持っているのかもしれない。
喧嘩とはまた厄介な問題だ。
ゆーちゃんはああ見えて一途な面をもっている。みなみちゃんはちょっと言葉足らずな所があるから今まで喧嘩をしなかったのが不思議だったのかもしれない。
やれやれ、これも私がなんとかしないとならいみたいだ。
ゆたか「あっ、もうこんな時間、もう遅いし、夕ご飯を食べていかない?」
いつものゆーちゃんに戻った。
ひより「え、私は……」
ゆたか「遠慮しないで、いつも二人で寂しいから、おじさんもきっと喜ぶし、ね」
ひより「……それではお言葉に甘えまして……」
なんだろう、ゆーちゃんにこんな二面性があったなんて、これもツンデレの一種なのだろうか。いや、みなみちゃんと何があったからかもしれない。
でも喧嘩なんてどっちもどっちって落ちが殆どだし……
取り敢えずまなぶと会う前にみなみちゃんに会う必要がありそう。

 夕食はゆーちゃんとおじさんを含めた三人で食べた。おじさんは泉先輩の話しかしなかった。ゆーちゃんは何故かつかさ先輩の話しが中心になっていた。
その合間を縫うように私は雑談をした。やっぱりなんだかんだ言って泉先輩が抜けたのはこの家にとって大きな出来事だったのだろう。
そんな気がしてならなかった。
話しは長くなりすっかり夜も遅くなってしまった。おじさんの車でゆーちゃんが家まで送ってくれると言うので送ってもらう事になった。

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