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雑文日記(写本)

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265 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/27(水) 02:18:21.42 ID:WBXMQ5ilo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ   
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  それで……こういった事があるので
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ   
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ   相手が内心で助けて欲しいと思っていようが、いまいが
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ   それを表明、伝えていないのならば
               `¨¨゙ゝ.._       , '    手を出しにくくなってしまう
                  r≠‐‐'‐>..、-<    
                 /     〃ハ.   丶.    というのが理由その@
              /     !{:弋:、   丶. 
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、     
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´ 
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´ 
          入`ミ=::;;;,,::メ,、          次に……
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ          A 相手の望みが分からないので
       〃:;      9  ハ            どこに向かうための助言をすればいいのかが分からない
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」         
                       ……これはもうちょっと良い表現というか、この言葉だけでは足りないかもしれないけれど
                       まあとりあえずこれでいいや。
                            
                      そもそも助けようとするって事は、大抵は何か相手が抱えている苦しみがあり、それが伝わっているからだろう。
                      でもそれで分かるのは「現状が嫌だ」という事だけで
                      「ではどんな状況が望みなのか」という事が伝わらない
                      「どうすればその苦しみが無くなるか」という事すら難しい      
                      苦痛とは所詮箱のなかのカブトムシ。他人には推察は出来ても実感はできない。
                      例え全く同じケースに置かれた経験があったとしても、それは同じ。
266 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/27(水) 02:33:40.52 ID:WBXMQ5ilo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ   実感ができないので
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  その苦痛の内側……苦痛の原因は何か、それが苦痛となる理由は何か。
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ  それらを探る事は本人にしかできない。
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ   
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ   ただそれを知らなくても、苦痛を和らげる事はできる。
               `¨¨゙ゝ.._       , '    快感で中和させたり、逃避させたり、そういった事でだ。
                  r≠‐‐'‐>..、-<     だが、苦痛が発生していた以上どこかに苦痛の源がある。
                 /     〃ハ.   丶.    源をどうにもしないまま、離れていないまま苦痛を和らげた所で
              /     !{:弋:、   丶.   効果が切れればまた苦痛が貯まり始める。
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、     
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´ 
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´ 
          入`ミ=::;;;,,::メ,、        そればかり繰り返していればどうなるかは、薬物中毒者の例とあまり変わらないだろう
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ        それでは苦痛から「解放」されているとは言いがたく、従ってそれは「助ける」行為には該当しない。
       〃:;      9  ハ      ただし、苦痛の源は時間経過によって去っていく事もあり
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」     その場合は無理に労苦を払って対処をしなくとも
                        快楽や逃避で和らげる事でそれまでの時間をやりすごせてしまう事もある
                        その場合はきっとそれを「助ける」行為と称しても問題は無いと思う。
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
267 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/27(水) 02:54:43.89 ID:WBXMQ5ilo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ   もっともあまりに快楽の味を占めてしまえばまた別の問題も起きるかも知れないけれど
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  今の「助ける」の定義は「相手をその時感じているある一種の苦痛から解放する事」だ
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ  結果別の苦しみが生じていようがそ定義の内だ。
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ   
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ   さておき、そういうわけで苦痛の源から逃れるためには
               `¨¨゙ゝ.._       , '   ……効率的に苦痛の源から逃れる方向へ向かうためには。その内側を探る必要がある。
                  r≠‐‐'‐>..、-<    
                 /     〃ハ.   丶.    辛い現状から逃れるという事は、今を蹴りだしてどこか別の場所へ向かうということだ
              /     !{:弋:、   丶.   だからその手助けをしたくとも、どこへ向かう手助けをしたらいいのか分からなければ
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、       手の出しようが無い。
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ  わからなくともどこかに動かす事はできるかもしれないが
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´   それで今の苦しみから解放されるのかもわからない 
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´    
          入`ミ=::;;;,,::メ,、        だから苦痛発生のメカニズムを……原因だけでなく、それを受けた自分の心の動きに至るまで
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ        探る必要がある。これは本人にしかできず、しかも辛い作業で、そして独りでは中々ここまで辿りつけない。
       〃:;      9  ハ          勿論これは行動側が手助けの一部として、まず最初に聞く事でもある。悩み相談を受ける時の基本ともいえる事だ。
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」      それが相談や、話し合い、或いはA雑のようなSNSの場での事なら。
                          だが現実での悩み事やトラブルの場合はそんなじっくりとした、1対1の問答に持っていく暇が無い場合もある
                          或いは、そもそも状況に持ち込める関係では無い時も。
                            そういう訳でこれを能動側……これ受動側って言った方がいいな。そちらから伝えて貰えるとぐっとやりやすくなる
                           何が嫌なのか、何を知りたいのか、どうなりたいのか。どういう助けが欲しいのか、を。
                           
                           これが、理由A。 
                       ……>>265でAは助言をすれば〜って書いてたけれど。正しくは手助けをすれば、だった。 
268 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/27(水) 03:11:56.23 ID:WBXMQ5ilo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ   
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  独りでは中々ここまで辿りつけない、という事に関して追記
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ  
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ  助けを求められればそういった事も聞きやすいし察しやすい 
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ   そして「何故嫌か」までできずとも、「何が嫌か」まで伝えられれば
               `¨¨゙ゝ.._       , '    トラブル等に関してはかなり助けやすくなる。
                  r≠‐‐'‐>..、-<    
                 /     〃ハ.   丶.       「何故嫌か」が必要になるのは、長期的な状況での苦痛や悩み事で
              /     !{:弋:、   丶.      そしてそういった話を聞くには、どうしても突っ込んだ話をせねばならず
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、       そういう話もやはり、相手から助けを求めていなければ
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ   やはり聞きにくい
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´ 
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´ 
          入`ミ=::;;;,,::メ,、           
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ          
       〃:;      9  ハ         
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」         
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
                            
269 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/27(水) 03:31:41.87 ID:WBXMQ5ilo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ   
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ   さて3つ目……これは単純
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ   
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ   B そもそも、その人が苦しんでいる事に、気づけない。
               `¨¨゙ゝ.._       , '   
                  r≠‐‐'‐>..、-<       >>265 で助けようとするって事は相手の苦しみが伝わっているという事
                 /     〃ハ.   丶.            と、書いたけれど
              /     !{:弋:、   丶. 
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、       そもそも苦しんでいる事に気付いていなければ
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ   助けようなんて思う事もなく、どうもしようがない
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´   
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´   
          入`ミ=::;;;,,::メ,、           
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ        そしてそれだけでなく。仮に言動の節々から察することが出来たとしても
       〃:;      9  ハ       相手が、自分がその苦痛に気付く事を望んているかどうかもわからない
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」       これは@に繋がる事でもあるけれど
                          相手がそもそもその苦痛を隠したがっていた場合。手出しを嫌い自分で解決しようとしていた場合。
                          そういった可能性を考えて動きづらくなってしまう。
                          この場合なら、相手の苦痛に気付いたとしてもその「気づいたという事」を伝える事ができない
                          そういう意味でも「気付けない」事になる。
270 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/27(水) 03:38:24.05 ID:WBXMQ5ilo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ   
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  これらの理由についてさらに色々書こうと思えば書けそうだけれど
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ  手帳の方には書いてないし、筋道だててまとめられる自信はないなあ
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ   
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ   今書いた事ですら、見なおしてみるとおかしい所もわかりにくい所も頷けない所もある
               `¨¨゙ゝ.._       , '    書きながら逐次修正もしていたというのに
                  r≠‐‐'‐>..、-<    
                 /     〃ハ.   丶.       そして、まだ理由もありそうな気はするけれど……
              /     !{:弋:、   丶.      とりあえず、時間も時間だ。今日はこれくらいにしとこう
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、     
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´ 
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´ 
          入`ミ=::;;;,,::メ,、          
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ       苦労ほどの益体もなく、単純に色々考えるために考えてるから    
       〃:;      9  ハ       こんな長々となっているけれど
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」      訓示垂れたいだけなら
                        「助けを求めない人間を助ける事は難しい。助かりたくて誰かの力が欲しくば素直に求めた方が良い」
                         で、済むね。
271 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/29(金) 06:36:09.05 ID:WnJS1haHo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ   
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ    人の発する言葉の中にある
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ     矛盾、食い違い、穴
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ     そういった「隙間」を切り捨てるのはもったいない
               `¨¨゙ゝ.._       , '   
                  r≠‐‐'‐>..、-<      確かにそこには頼れる真理は無いかもしれないけれど
                 /     〃ハ.   丶.   
              /     !{:弋:、   丶. 
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、     
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´ 
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´ 
          入`ミ=::;;;,,::メ,、          
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ      でも、その隙間からは その人の心が見える
       〃:;      9  ハ      整然と噛みあった隙のない言葉よりも、よーく見える。 
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」         
                      何故なら、言葉とは自分の心の動き(思考)を意識的に「現そうとする」もので
                      その隙間や矛盾とは、心の動き(思考)の結果として勝手に「現れてしまう」ものだからだ
                        
272 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/08/29(金) 07:39:30.92 ID:WnJS1haHo
              . 、‐ ¨ ̄¨   .     
           .  ´  ヽ        \   
        .  ´    ,. ,.. /       ハ     正論や厳しい教師が嫌われるのは
     . ,.´. ξ弋へノノ ,r'ーo ⌒ ー-- " !  
   <. __jー心.   γ、ヽ.      __    ハ    人は自分に「良い思い」をさせてくれる相手を慕うからだと思う
         ` ‐-キ::ハ:ヘ  Y   ヽ  {_ノ   
                 マ:::}:::}   ゝ.....ノ   リ   だから納得……「成る程!」と腑に落ちる快感を与えられないのならば
               `¨¨゙ゝ.._       , '   どんなに正しい事だろうが、相手のためになる事だろうが
                  r≠‐‐'‐>..、-<    好かれる訳がないだろうし、好かれたいなら言わない方がいい
                 /     〃ハ.   丶.   
              /     !{:弋:、   丶.  後々から納得できて「自分のために言ってくれてたんだ」って思い返して「良い思い」ができる
              ,i     o〉ミ;:::彡、    ,rミ:、  _...... --‐rx::‐‐‐- 、        場合もあるけど
           /≠ 、..   ,..〉'′  \ 〃、ミミ/         }'//ミョ: ,ュ.....=わ    時間がかかるしね
              〃}:o::::::::心.ン′     \マソ::{リ        .≠`¨x:‐←'x<´ 
          / {ノ:::::::::::::::::リ            `^`'----‐   ´     ヘ.ハ  `´ 
          入`ミ=::;;;,,::メ,、          
        ,./  `¨¨¨¨¨´ ヘ         しかし、好かれる事を目的にするならそうした方が良い、とは言ったが
       〃:;      9  ハ         
        /'::::i     ,. ャ:::::王心」        ただただ相手に「良い思い」をさせる事しか考えずに言葉を選び
                           無責任に快楽だけを与えるやり方は
                           私は嫌いだ。
273 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/13(土) 20:11:45.97 ID:Wartwi2io
                ,ャ===ミ                
             /〃ヽ__∧               
             ヾ /}  ゚.-‐┬──- .       
             /゚   ∨广o ̄ヽ.  ヽ      
             / rt∧_∧=ミ y==ミー‐}       誰かを救おうとするのは結構だが
             /ヽ _.ィ∧.   ∨ 乂_ノ y′     
.          / /::::::/ノノ∧_∧o     {         誰かに救われた時、人は喜ぶという事を忘れてはいけない
       /  《::::::/¨ ̄ ̄《  ム≧===彳__      
.       /    >’     弋_ノ::::l}  〈〈〈〈 >rミ、   そして生き物は、快楽を学習する生き物だという事も
         ̄ ̄ ̄           ゝ:::イo  く._ノ:::ノ (_)) 
                        Y!o--r‐《  ̄ ̄   
                       _…≧彡ヘ      
                      厂 ̄`:ミト.  ト.     
                        i      \ノ::∧  
                        |         i::ノ :  
              ___   ゚.        |′ i  
                 \   >==ミ     / |   |  
                 \   《:::ヽ   ,:::V   ′ 
                 \  {:::::廴_/:::厶  /   
                   ヽ __》::::/∨ /厂}   
                      ̄》___/  ′   
                        /    /    
                           i     /     
                           l   ./      
                           |   /      
                           |__,/       
274 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/13(土) 20:18:33.36 ID:Wartwi2io
                ,ャ===ミ                
             /〃ヽ__∧               
             ヾ /}  ゚.-‐┬──- .       
             /゚   ∨广o ̄ヽ.  ヽ      
             / rt∧_∧=ミ y==ミー‐}      「生き物だという事」じゃなく、「ものだという事」。だった
             /ヽ _.ィ∧.   ∨ 乂_ノ y′     
.          / /::::::/ノノ∧_∧o     {       
       /  《::::::/¨ ̄ ̄《  ム≧===彳__        
.       /    >’     弋_ノ::::l}  〈〈〈〈 >rミ、   
         ̄ ̄ ̄           ゝ:::イo  く._ノ:::ノ (_))  大抵は意識的でなく無意識的な問題だろうけれど
                        Y!o--r‐《  ̄ ̄    喜びを与えて貰える手段を覚えてしまったら
                       _…≧彡ヘ      誘引力は発生してしまう
                      厂 ̄`:ミト.  ト.   
                        i      \ノ::∧  
                        |         i::ノ :    だから私は、困った時にだけ現れるヒーローが嫌いだ
              ___   ゚.        |′ i    
                 \   >==ミ     / |   |  
                 \   《:::ヽ   ,:::V   ′ 
                 \  {:::::廴_/:::厶  /   
                   ヽ __》::::/∨ /厂}   
                      ̄》___/  ′   
                        /    /    
                           i     /     
                           l   ./      
                           |   /      
                           |__,/       
275 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/13(土) 20:24:25.75 ID:Wartwi2io
                ,ャ===ミ                
             /〃ヽ__∧               
             ヾ /}  ゚.-‐┬──- .       
             /゚   ∨广o ̄ヽ.  ヽ      
             / rt∧_∧=ミ y==ミー‐}      
             /ヽ _.ィ∧.   ∨ 乂_ノ y′     
.          / /::::::/ノノ∧_∧o     {        
       /  《::::::/¨ ̄ ̄《  ム≧===彳__        悲しい時にだけ側に寄って、喜びを与えるのではなく
.       /    >’     弋_ノ::::l}  〈〈〈〈 >rミ、 
         ̄ ̄ ̄           ゝ:::イo  く._ノ:::ノ (_))   楽しそうにしている時にも、一緒に楽しむようでないと
                        Y!o--r‐《  ̄ ̄   
                       _…≧彡ヘ       
                      厂 ̄`:ミト.  ト.      さもなくば
                        i      \ノ::∧     「自分を呼びたければ、できるだけ悲しげに鳴いてみせろ」と
                        |         i::ノ :     言われてるように感じちゃうじゃあないか
              ___   ゚.        |′ i  
                 \   >==ミ     / |   |  
                 \   《:::ヽ   ,:::V   ′ 
                 \  {:::::廴_/:::厶  /   
                   ヽ __》::::/∨ /厂}   
                      ̄》___/  ′   
                        /    /    
                           i     /     
                           l   ./      
                           |   /      
                           |__,/       
276 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/13(土) 20:39:41.80 ID:Wartwi2io
                ,ャ===ミ                
             /〃ヽ__∧               
             ヾ /}  ゚.-‐┬──- .       
             /゚   ∨广o ̄ヽ.  ヽ      
             / rt∧_∧=ミ y==ミー‐}      
             /ヽ _.ィ∧.   ∨ 乂_ノ y′     それが出来ないならば
.          / /::::::/ノノ∧_∧o     {       元々手を出さないか
       /  《::::::/¨ ̄ ̄《  ム≧===彳__      つい手を差し伸べてしまうような時でも
.       /    >’     弋_ノ::::l}  〈〈〈〈 >rミ、  程度を見て、じっと我慢して見守る事がいいのだろうか
         ̄ ̄ ̄           ゝ:::イo  く._ノ:::ノ (_))  
                        Y!o--r‐《  ̄ ̄    見てられないような危うさを
                       _…≧彡ヘ      知らんぷりするでもなく見守る事は大変な事だけれど。
                      厂 ̄`:ミト.  ト.    飢えた捨て猫が、餌を与えてもらえる手段を知ってしまったのに
                        i      \ノ::∧   それを振りきって自分で食べ物を得ようとするのは  
                        |         i::ノ :   きっともっと大変だろう
              ___   ゚.        |′ i    
                 \   >==ミ     / |   |  
                 \   《:::ヽ   ,:::V   ′   
                 \  {:::::廴_/:::厶  /   
                   ヽ __》::::/∨ /厂}   
                      ̄》___/  ′   
                        /    /    
                           i     /     
                           l   ./      
                           |   /      
                           |__,/       
277 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/13(土) 20:42:13.00 ID:Wartwi2io
                ,ャ===ミ                
             /〃ヽ__∧               
             ヾ /}  ゚.-‐┬──- .       
             /゚   ∨广o ̄ヽ.  ヽ      
             / rt∧_∧=ミ y==ミー‐}      
             /ヽ _.ィ∧.   ∨ 乂_ノ y′       しかし、時に支えておきながら
.          / /::::::/ノノ∧_∧o     {         時に見放す事は
       /  《::::::/¨ ̄ ̄《  ム≧===彳__        
.       /    >’     弋_ノ::::l}  〈〈〈〈 >rミ、    相手には薄情にも、残酷な気まぐれにも見え
         ̄ ̄ ̄           ゝ:::イo  く._ノ:::ノ (_)) 
                        Y!o--r‐《  ̄ ̄   
                       _…≧彡ヘ       態度としても、誠実なのか適当なのか……
                      厂 ̄`:ミト.  ト.   
                        i      \ノ::∧  
                        |         i::ノ :     ままならないなぁ
              ___   ゚.        |′ i  
                 \   >==ミ     / |   |  
                 \   《:::ヽ   ,:::V   ′ 
                 \  {:::::廴_/:::厶  /   
                   ヽ __》::::/∨ /厂}   
                      ̄》___/  ′   
                        /    /    
                           i     /     
                           l   ./      
                           |   /      
                           |__,/       
278 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします [sage/saga]:2014/09/13(土) 20:46:21.04 ID:PCciv/xVo

.V∧                       .ィ≦ニ=-                   
 V∧                   {-=ニニニニニ=-                 
  .V∧                  V乂>、ニニニニニ\             
   V∧                   r‐=≦`ヽ ̄::¨::<ニニニニ\           
   .V∧              r<{八::::::::::::}∨:::::::::::::\.ニニニニヽ           
     V∧ヽ          /}:::》¨´V: }:::::|:::∨::::::::::::::::ヽニニニ∧          
      .Vリ::::}、       ./:/:/   __Vハ::::|:::::∨::::::::::::::::∧Yニニ.∧         
     /::::/::ハ       /:/V、 ´ / }:八:::::}::::|::::::::ハ:::::}ノニニニノ         
     .′::::::::/〉    ./:/:从   .i符ア:::::::八:|:::::::::::l::::|≧=≦           
     _{:::::::::::::∧   .ィ〃::/::┌ ´   ¨´从::::::/:::::八::::::::|::::|             
  /´: .: :`\ハ.∧ ( {{::/:::::::ハ      ./::::::::/:::::/}::::!:::::::{:::ハ             
. /: : : : : : : : : 〉V∧ 八{::::::::{∧¨´   /:::::::イ:::::/イ:::::|:::::从::∧              
_l{: : : : : : : : : ′.V∧ .∧::::::|:込 _ //:::::::/::人:::{:::::{:::::V∧              
_l!: : : : : : : : :l{   .V_》z  ヾ八「¨7  ` </:::/}:::}:人:人::::V:::}             悲しみには、人を捉えて離さない力があると思いませんか?
ハ : /: : : : : 《   《:::∧   {{.//´: ̄>、>:八:|::::::}::::::乂}ノ              
  ∨ /: : : : ∧    ヽ:::≧=-ノ/: : : : : : : : :.ヽ }:人:/}:::/                  
  ∨: /: : / ∧-===≦>. :´: : : : : : : : : : : : :}    j/               
   .∨ :/ : /: ∧/><: : : : : : : : : : : : : : : /:′                      
    ∨: /: : /: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.イ:.ハ                         
      V: :/ : : : : : : : : : : : : : : :>--=≦ : /: :!                       
      ∨: : : : : : : : : : :> :´: : : : : : : : : /: : :|                      
        ヽ:_:_:_: >: :´: : : : : : : : : : : : : :イ: : : ハ                     
      ./: : /: : : : : : : : : :{: : : : : : /!: /: : : {:l}                        
     / : : ′: : : : : : : ヽ:|: : :>イ  V: /: : :八                       
     .′: :′ : : : : : : : : : }¨´ V∧  V: : : : :/                      
    .′: :′ : : : : : : : : : {′   .V∧ .′: : : .′                     
    .′: /: : : :/: : : : : : :}      V/l{: : : : : :{                   
    {: : /: : /: : : : : : : : 人.     ∨: : : : : : |                    
    | : {: /: : : : : : : : : 、: : :`: 、  人: : : : : :/                   
    .}: :}′: : : : : : : : : : : `: :、 : \  ≧=<∧                   
279 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/13(土) 20:55:41.35 ID:Wartwi2io
                ,ャ===ミ                
             /〃ヽ__∧               
             ヾ /}  ゚.-‐┬──- .       
             /゚   ∨广o ̄ヽ.  ヽ      
             / rt∧_∧=ミ y==ミー‐}      
             /ヽ _.ィ∧.   ∨ 乂_ノ y′     
.          / /::::::/ノノ∧_∧o     {       
       /  《::::::/¨ ̄ ̄《  ム≧===彳__      人は自分を悲しい人物にする事で
.       /    >’     弋_ノ::::l}  〈〈〈〈 >rミ、  現実から目を逸し「物語」にする事ができるし
         ̄ ̄ ̄           ゝ:::イo  く._ノ:::ノ (_)) 
                        Y!o--r‐《  ̄ ̄   
                       _…≧彡ヘ      自分を嫌悪する事で
                      厂 ̄`:ミト.  ト.    「悪いところをちゃんと嫌悪できる正しい自分」を作る事ができる
                        i      \ノ::∧    
                        |         i::ノ :    
              ___   ゚.        |′ i    人が一番飲みにくいのは、甘すぎる甘露でも悲劇的な毒でもなく
                 \   >==ミ     / |   |    生臭い泥だと、私は思う
                 \   《:::ヽ   ,:::V   ′ 
                 \  {:::::廴_/:::厶  /   
                   ヽ __》::::/∨ /厂}   
                      ̄》___/  ′   
                        /    /    
                           i     /     
                           l   ./      
                           |   /      
                           |__,/       
280 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/23(火) 01:16:39.00 ID:6owt+Thmo
                     ____                   
               ,. ‐''"´        ` 丶 、            
            /                \   \          
              ,イ            \   \::: : \       
            /   /     !   :|  :|ヽ\   \:::::. ヽ        
            ,'  .:/  .::::/ ,'   :,' .::iハ . ヽ:::: :::ヽ:::::. ヘ       
         i   .:/  ::/ /  ::/!: .::,' | |∨:|ヘ:::: : :::ヘ:::::::ハ       
           |  .:,' /  .:/  ::/,' :::/ |:.! |:.:| |∨::::::::∧::::::i、.      
            | .::i:./  .:::,イ ::_/:::/   リ !斗f‐-、::::::::::ハ::::| !.    世のどんな職業よりも
            |/:|/  :/,ィ"´/:``   /  |/'_」」. i:`: :::::::|::::| |.         
        .,ィ|  / ::::::/i,.>''"アiヽ      /´::::}`.|:::::::::::::l::::| |.     休みが無く、拘束時間が長く、気が抜けず
        / | ,'::::  { rT{::::::::::r !     {:::::rリ. ‖:: :::::/ト、ハ|  
       .{  | {::/:::::.ヽ|:|乂、_,ノリ      ヾ之' ,.'|::::::::,'. | 乂  .  世話した相手にも辛く当たられる事が常であり、上司からのいじめも横行し
       ヽ | |,' |::::|::::|`ト! ''' "´      、    ハ|::::.::i  !   `''    
         i   |::::|::::l::::|ト、          /:::|:::::::|  ヽ       1つ1つの判断の責任が重く失敗すれば容赦なく追求され
           ハ::  l: ::|::::|::::iハ \      ´   イ:|!:::ハ:::::|          
        ∧:  !::::i:,.-、「|∧  > 、 _,. <:i::|:::|:::::.ヘ:::ヘ         それでいてちゃんとした給与などまず出ない  
        /::::: _厶イ ./ |:.:.|` ー-L>、:::::::|::|:::|:::::::::.`iー\     
 .      />< \   ヘ. i:.:.i   ,'!ハ| `<ュ」::|::::::::.:.∧   `ー     そんな仕事があるとしたら    
 .     ,イ-― 、` 、\  ヽ|,イ   /_||__〉   ハ`ヽ :::::.:.:.∧          
     / :: :: :: :: \ \`'''" `''ー-イ>=<ヽ  | !:: ヘ:::::.:.:.∧        その職業の名は、きっと「母」というのだろう
     ,i :: :: :: :: :: :: :\ \  く/,' ハ ト、\ ` | |:: :: }:::::::.:.:.ヘ        
 .   /:| / ̄\:: :: :/:ヽ ヽ   // ,':: ヘヽ ) | |:: :/!:::::∧::.:.ヘ         
281 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/25(木) 05:52:38.07 ID:nj1a7MZDo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'     今の時代 
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ     電子辞書や検索エンジンがあるのだから
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ     知識を貯めこむ事は必要ない……かというと、そんな事はなく
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人       人は頭の中にある既知の事から
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)       想起し、要素を結びつけ、閃く事ができる
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入      1の知識から10の知見を得ることができる
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}     だが、まだ知らない知識からは
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ     何も生み出せないし何も閃く事はできないのだ
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
282 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/25(木) 23:58:24.15 ID:nj1a7MZDo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          >>281 について追記
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        知識を教える事は実に簡単だけれど
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ       そこから知見を得る方法というのは
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      それぞれが自分で考えなければ身につかないため
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ       意図的に身に付かせるなら、教えるのではなく導かなくてはいけない
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)     それがなーかなか、難しい。
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}     自分で考える、実績の無い人間が生きづらい社会でもあるしね、昨今は……
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     
283 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 00:19:13.56 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       んー……まぁいい加減に
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'           
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          >>246 で言ってた奴
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)         1つくらい書いておこうか
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}       改稿しながらになるから時間かかるし、1つくらいになるけど
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ       どれにしようか…… 
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
284 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 00:47:23.88 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ    せっかくだし
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'       能力と才能という物が具体的にどういう物なのかについての考察 にしよう
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人       しばらく雑文書き散らしましょ  
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
285 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 01:06:25.67 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      まず「能力」 とは何か。
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      それは文字通りに、「何かを可能にする力」の事
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       精神的だろうが、肉体的だろうが、何らかの課題に対して言われる事だ
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ      寄って「能力が有る」とは何かの問題、課題に対して
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          それを達成する力があるとみなされている時に言われる事。
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          それは他人に対して言う時も、自分に対して言う時もそうだ
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        よってその逆になるならば、「能力が無い」という言葉は達成する力が無いという時
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      その人物では不可能な時に言われるべき事だけれど……
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      実際には、「○○には能力がない」と「○○には不可能である」という言葉は
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      しばしば別のニュアンスが含まれる
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)     そこについて色々……はもちょっと後で
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
286 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 01:31:53.81 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'        さて、能力を語るにあたって、踏まえておきたい事として
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ        「才能」とは何か?という事についての考察。
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          一般的なニュアンスとしては、その人自身が生まれ持っている
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          物事への適正であり
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         「才能がある」とはそれに向いており、飲み込みが早かったり成長が早かったり
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        「才能がない」とは概ね、努力した積もりなのに中々「能力」の可能域が伸びない時に言われる
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ       で、その才能、物事の適正とは一体どういう事か、どうやって形造られるか
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      それを考えると……ここからは多分に感覚的で憶測混じりの事になるが
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト      まず、人には宿命がある。
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)     これは「銃夢」という漫画のセリフから一部借用した言葉だけれど
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}      
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}      人が産まれる時、何時、何処の、どんな環境へ、どんな肉体を持って産まれるかを
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {       自分で選ぶ事はできない。
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ      よって、人は産まれた瞬間にそれぞれの人間の生きる条件は異なっている。
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ       それが「宿命」だ    (ここまでがその例のセリフを借りた箇所)
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从     そしてその宿命の中に置いて、人はその人物にしか得ることのできない
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_     様々な外からの影響、経験、過去、記憶を積み重ねて「自己」を作り上げていく。
                                     その「自己」とは、その人自身の過去であり、環境であり、肉体であり、精神であり、思考や感受性の癖だ
                                     「自己」の違いがあるから、人は途中から同じ環境に放り込んでも全く同じ反応は返さない
287 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 01:42:24.35 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ       他にもたーくさん有るだろうけれど
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴      「自己」について、の部分は
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===    大分わかりにくく、厳密にしようとするととてーも長くなるお話……
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'    なので、今回の話に関して大事な部分だけを抜き出す
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ    「肉体」 「経験」 「感受性の癖」 「思考の癖」 の4つだ
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ    
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'       「肉体」とは肉体及びその遺伝的形質、幼年期からの生育環境によって形作られた成長の癖   
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}       これが一番わかり易い「才能」の概念で、これがきっと一般的認識に近い
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人       思考速度にも関係してるかもしれないし
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)      筋力や体格等、スポーツ関係の「才能」にはこれが一番大きく影響しているだろう
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入      最も大きく「宿命」に支配されてどうしようもない箇所だ
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}     「経験」とは
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      その人が辿った過去であり、学んだ事柄、学習した事柄であり、知識だ
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     これは後述の「感受性の癖」「思考の癖」に大きく関係して来る
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)     人の意識と無意識両方に対して 
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}      「それがどういう物か」 「それに対してどうするべきか」
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}     これらを導きだす要因となるものが、経験によって創りだされるのだと思う
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     価値観を構築する物というと通りがいいかな
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    生物的な本能とかは肉体の一部としてカウントします
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ      
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ    
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
288 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(東京都) [sage]:2014/09/26(金) 01:57:32.94 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ        あと改めて言うと、私は二元論信奉者です
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'     さて、そして後者2つが、これまた説明が大変な物……
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ    まず「感受性の癖」
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'       これは意識が観測、あるいは気づいた物事に対して
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}       無意識がどういう物として捉えるか、どう感じるか。そういった物。
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)      私はこれも飽くまでも「癖」であり、有意識の動きで矯正できる物だと思っているが
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入     それでも無意識の領域であり、すぐにはどうにもできない事だと思う
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ     だからよく、「そう感じてしまうのは仕方ない事」といった旨の事を言う
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}     実際意識ではどうしようもないし、宿命が関わる以上そうなる課程を責めた所で
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ     やっぱりどうしようも無いのだ
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)   さておき……自分の行動に関して長期的な視点を持ってメリット・デメリットを比べる時
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}     この「感受性の癖」というのは中々大きく関わってくる
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    自分が感じる「不快感」「悦楽」「安堵」そういった目的に関わる事が
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    この感受性の癖によって左右されるからだ。
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ    
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
289 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(東京都) [sage]:2014/09/26(金) 02:16:24.02 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      この感受性の癖。
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       字面からは見抜く力や感じ取る力
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       他人の感情や意図を読み取る力も含んでいるようにも思えるけれどお
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       その辺は、私は「思考の癖」との合わせ技であると考えます
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}        というわけで「思考の癖」について
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)       さっきの感受性の癖が無意識の領域での事 
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       物事によって感情がどう波立つかだとすると
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      こちらは有意識の領域であり
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      最も自己に近く自由になり得る部分だと思う。完全に思うままって訳じゃあないが……
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      可能性に関してはきっと一番広く自在
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    で、具体的にどういう事かというと
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}     情報を受け取った後でその情報をどう整理するか、どういった視点や着眼点を持つか
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}     どういう意味合いに受け取るか、どういうイメージで処理するか
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     脳内でどういう計算を行うか、そもそも考えようとするか……等など、そういった事かな
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ      所謂「頭がいい」とか、そういう系の才能は
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ    だいたいこの「思考の癖」だと思う。
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从    これに関しては正直根拠は薄いが
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   脳の処理速度や記憶の良さなんて、構造的な差異よりも技術的な差異の方が大きいと思うね
290 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(東京都) [sage]:2014/09/26(金) 02:26:54.42 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===     機能的構造的な差異より技術的な癖の差異が大きく影響している事について  
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'      何故そう思うかというと
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ      頭の中での情報処理の手法において
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ      どんな人間でも覚えればより効率的に勧められる方法、例えば
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'         「九九」等(心理学的にはおそらくチャンク数の圧縮?)が 
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}         むかーしから、たくさん、様々な人種の文化にあり
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人        そしてその習得の有無によって明らかに処理速度等が目覚ましく変化しているからだ
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       所謂「箱のなかのカブトムシ」なせいで中々共有ができないが
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      情報の処理方法、思考方法、どこからどう考えるか、っていうのは
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      「頭の良さ」の個人差について肉体的な差異以上の物を与えているのだと思う
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト       
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)     というわけで、そういう手法の差が「思考の癖」だ
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}     ただ処理速度とかそういうわかりやすい性能だけじゃなく 
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     方向性としての思考の癖も勿論あると考える
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ     計算等に限らず、癖は飽くまでも「癖」であり、性能の良し悪しとは考えていない
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
291 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 02:33:13.96 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       で、上の4つとその他細々とした差異等が組み合わさって出来上がった
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       個性の集合体が「自己」である。
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       と、私は考えます
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         さて才能の話に戻ろう
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        これら4つの「自己」が
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      何か1つの課題を達成しようとした時に
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      都合良く作用し、「能力」を得たり広げたりしやすくしている時
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      それこそがその事に対して「才能がある状態」
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    よって才能とは、ただ単純に生まれ持った何かではなく
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}     今まで辿った道筋や総合的な個性が合致した時に
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    「やりやすくなる」物を指すのだと
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     私は思う。
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ     「宿命」は関わるが先天的な物でも、肉体的などうこうだけじゃ無いのだ 
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ    
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
292 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 02:40:25.78 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´    例えば幼児期にたまたまテレビで流れていた野球の試合を見て
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'     その選手が観衆に応援されているのを見て
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ     野球という物に憧れを感じ、成長後実際に野球をやってみて
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ     たまらなく楽しい!と感じるようになり練習も苦にならなくなったのなら
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'        それは「野球の才能」を後天的に得たのだし
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人       例えば夫婦仲の悪い課程に産まれ両親の顔色を伺って育ち
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)      鎹の役目もこなす内に人間関係の調整のノウハウを掴み、人の感情の機微にも聡くなったのなら  
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入      結果的にそれは部下の管理も任される管理職としての才能を後天的に得たと言えるだろう
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト    日常の色んな経験や、感じ方の癖や、行動の癖や、思考の癖が
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)   才能に通じる事であり
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}     才能を生まれ持ってないからどうやっても駄目
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    というのは、大抵においては
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     体格等遺伝的肉体的な才能について言われた事を
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    他の才能についても混同して言っている事である。と思う
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
293 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 02:46:10.08 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      そしてそれを踏まえて
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       さっき一旦置いておいた能力の話に戻ろう
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          さっき言った4種類の「自己」を用いて
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          能力の有無とはどういう事か、という事に関して
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         1つの例えを出してみよう
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}     
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト      
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
294 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 02:52:56.43 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'      とある、大きな水たまりが真ん中にある一本道があったとしよう
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ         
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ      人が歩いていてそこに行き当たった時
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人       そもそも目が悪かったり盲目だったりして
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)      水たまりのある場所とない場所を認識もできず
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入      避ける事もできずに足を突っ込んで濡らしてしまうのが
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      「肉体」の能力が無い場合
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ     きちんと目視して水たまりの範囲を確認できるのが
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト    「肉体」の能力がある場合
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    視認した水たまりが、一体どういう物なのか
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    足を突っ込むと濡れてしまう物だと知っているかどうか
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ   足元が水に濡れるとこの後どうなるかが推察できるか
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ    この後の自分の行動や快不快のために避けるべきであると判断できるか 
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从   それが「経験」の能力の有無
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
295 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 03:00:46.76 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       肉体の能力によって得た情報と
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       経験によってそれにつけられた価値観から
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          どういった心情に至るか
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         さあ今からこの水たまりを越えてやるぞとワクワクするか
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        特に何も思う事はなく超える方法を考えるか
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        こんな状況に遭遇するとはなんて不幸なんだと打ちひしがれるか
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      これが、「感受性の癖」による差異
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     そしてその水たまりに対して対処方とそのメリット・デメリットを考えて
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    超える方法を考えようとするか
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}     道を戻ろうとかんがえるか
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    その場にくずおれて鳴き始めるか
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    この辺が「思考の癖」と「感受性の癖」との合わせ技だと考える
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ     で
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   まず水たまりのどこを見るか、深さを見るか広さを見るか水たまりの端の地面を見るか
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从   或いはそれら全てを見るか、それらに「経験の能力」と自分が持つ「肉体の能力」も合わせて
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   その水たまりを足を濡らさずに超える方法を考え出せるかどうかが
                                   「思考の癖」による能力の有無
296 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 03:06:50.71 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      更に言うと
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ      「思考の癖」による能力から導き出した水たまりを超える方法に対して
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ      
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'         その方法が自分にとってどの程度
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}         大変であり労苦であるか
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人        楽しかったり快楽であったりするか 
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        その辺を導き出すのも「感受性の癖」だ
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      メリット・デメリットを比べて
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      その方法を実行するかどうかを考える時に
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      その結果が大きく作用するだろう
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}      
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
297 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 03:11:54.39 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       さてさて
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       こういった要素が絡み合って……
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          そして、結果的に水たまりを足を濡らさずに越えた人間だけを
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          足を濡らさずに水たまりを超える「能力があった」と
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         評する事ができる
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        実際に実行していない間は
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      「あるだろう」「無いだろう」しか言えないが
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      まぁ参考程度にはきっとなる
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)     で……ここで>>285 で言った事に立ち戻ろう
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}     「能力がない」と「不可能である」という言葉が持つ
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {      ニュアンスの違いに関してだが
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ      さっきの喩えを見ると分かると思うけれども
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ    「感受性の癖」によって水たまりを越えられない(越えようとする気になれない)場合
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从    結果的に「能力がない」としばしば言われる状態にも関わらず
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_     「不可能である」とは言いがたい状態になる
298 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 03:22:07.08 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===    思考の癖による、方法を編み出す能力が無い状態でも
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´    誰かが方法を教えたなら、肉体的能力さえ満たされていれば
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'     不可能ではないんじゃないかとも思えそうだけれど
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ    独力で切り抜けられないなら「単独では不可能」である事には変わりないし    
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ    既に方法を知っている場合は「経験」の能力に含む。
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'        
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}      
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        所謂やればできる、とりあえずやってみろ、といった根性論が横行する理由や
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        概ね、こういう感受性の癖による無能力に対して言われる物を
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      広範に使っちゃってるせいだと思う
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     感受性の癖によって、その他の能力は満たしているにも関わらず
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    それに取り組む事が出来ない類の「能力が無い」状態は
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    なぜ出来ないのか。
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    それを考えると……
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ     おそらく、達成に際して「付加条件」を付けているからだと思う
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从   さっき言ったメリット・デメリットの話のように
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_    ただその行動をこなしたいのではなく、「楽しく」或いは「楽に」こなしたいと考えるから
                                     少なくともその「能力」は無いから、できないのだと。
299 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 03:29:49.23 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      ちょっと修正。こっちのがわかりやすい
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       X   少なくともその
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ      ○  でも、そこまでの
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}            
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         飽くまでも推論であり考察だけれどネ
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入      感受性の癖による「能力が無い」とは、おそらくそういう事だと思う
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ     この状態の場合、他人から見るときは「向かない」とも言われるが
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}     それは苦労しながら実行してる時も含むから
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      能力がない事だけを示す言葉ではない
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    能力が無いとは
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}     飽くまでも実際に行動できてない時か
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    或いは元より「楽しく」「苦もなく」「恙無く」等の条件込みで言われる場合
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    何にせよ、他の能力を満たしながらこの感受性の癖だけを指して
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ     能力が無いというのは、具体的な行動だけではなく
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   条件ありきに思える
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
300 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 03:42:34.59 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ      ある程度の限界を超えないレベルでなら
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ      どの「自己」だって訓練も変化も可能な物だ
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'        
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}       その変化にまで条件をつけたら不可能にもなるだろうけれどね 
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)      だが一番自由になる思考の癖だって
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入      何もない所からさっとすぐにどうこうなる物ではない。
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}    したがって、今できるかで問われれば「能力がある」「能力はない」
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ    という2つに分けなきゃいけない課題は、沢山できる。  
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}     ただ、長期的、或いは将来的なビジョンまで含めれば
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    それらの能力の伸び代とは中々広大な物であり
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     宿命や運も絡むとはいえ、可能性まで含まて
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    「能力が無い」と言えるような物は
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ      早々合ったものではない。
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ    寿命の限界を超える、とか無茶な能力の無さを本気で憂う人はごく少数だ
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从    だからこう言われる
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_     
                                    『人が不可能だと言う時、大抵は、(そんなに苦労するなら)やりたくないと決めているのだ』
                                     なんて
301 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 03:53:56.87 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      私自身は、上記でつらつら述べた考察から
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       「やりたいと思えない」というのも
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       「能力がない」の内ではあると思うが
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       この辺は個人によって変わる所だろうね
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          私だって能力がないとは思うけど
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         不可能だとは思わないし。
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      で
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ       纏めると
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト      能力や才能というのは
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}      生まれ持った肉体構造的天稟だけではなく。 
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}     宿命も関わるにせよそれだけではなく。
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {     そこから辿ってきた人生の課程によって作り上げられた
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    「自己」の要素が絡み待って導き出される
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ     「今現在実行可能であろう範囲」と『有利不利』 
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ    それが「能力」であり、『才能』
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从    
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_    
302 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 04:10:03.74 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             つまるところ
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         肉体の束縛はとてーも厄介な物ではあるけど
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      「思考力」なんてものは癖に大きく左右される物でしかないし
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       「感受性」もまた癖であり生まれつきどう感じる人間か何て決まってる訳が無いし 
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          「経験」なんざどう感じ動くかで意味合いまで180度変わるし
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         精神的習得的な飲み込みの早さに関する才能がある、だなんて
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        思考経路や物の見方の癖が
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        たまたまその活動をするのに向いていただけに過ぎない
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      まあ、思考の仕方の癖は1つ向けばそれなりに万事に通ずるけど
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      天稟でなく癖な以上何らかの課程を経て習得した物だ
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     課程を経ればどの宿命からも目指せる物ではある。
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    偶然そうなった人程楽ではないにせよね
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}     
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    でも宿命は平等にする意思なんて作用してないようだから
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ   何か同じ物を目指しても苦楽の天に置いて不条理は勿論ある
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   宿命の環境要素における家庭なんかはわかりやすいし
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从   生きる年数が浅いとどの自己もまだ全然可能性狭いしね
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_    特に感受性
303 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 04:17:32.80 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´     元々の考察結果に関しては>>301のまとめとそれ以前の説明でだいたいオチてるので
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ     >>302はまとめっていうよりは個人的感想か
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人        自戒的に説教っぽい事を垂れるなら
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)       不可能だとか、自分に能力が無いだとか嘆く場合
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入       そこに何か条件がついてしまってないかを確かめよう。
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ      なぜなら、その条件に思い当たってしまった人からすると、しばしば
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}      その嘆きはそこまで悲劇的には見えなくなってしまうから。
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ      
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}    
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
304 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/09/26(金) 04:19:49.76 ID:gBJ5irGOo
            ,,, --/:i:i:i:i:i:i≧s、               
        __/:i:i/:i:≦:i:i:i:i:i\:i:i:\_             
       /:i//:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i≧寸ニニニユ          
        /:i/:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i\:\ニニニ廴         
..     {:i/:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ :i:i:i\:i寸ニニニニ===      
     小:i:i:i:i:{:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:_:i}:i≧==-:i\弍¨¨¨´      
  _ .-=彡|:i:i:i:i:爪:i:i:i:i:i斗笊,斗ミ:i:i:i:i:i:}≧:i\彡'       
/=/ (=|:i:i:笊,斗ミ:从` ィチしリ }:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i\:iヽ       
ゞ ´   〃|:i八圦弋う ヾ   `´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i:i}、:i:}ヾノ       あー長くなってしまった。いつものことだけれど
    ノ={.|:i:i:iヾ:i\  ,    ,  }:i:i:i:i:i:i|:i:iヽ)'          書きながら「いやここはこれだと伝わらないな……」
.   /ニヲ{ハ:i: , --ゝ、  ー  /:i:i:i:i:i:/{:i:i:i:i}          「この考えは間違ってるな……?」と改めつつだったから……
   ⌒´ { / ̄: :.ヽ: : ≧-< .小/:i/:\:i:i人         
      /: : : : : : : :.Y : : :\ /:i:/{/'、:i:i:iY:i:i:i)        
        ,: : : : : : : : : :}: : :}: : /:i:メ、.{_ノ }ミx:i:i:入        言い忘れた事。伝わらなくなってる箇所
       |: :/: : : : : : : |: : :|、/:イ===彡' 、:i:i:i:iヽ::ヽ       矛盾点、見逃してる点、色々あるだろうから
       |:/: : : : : : : : |: :.リ: : /: :、=- / vr-:i:i}:i:i:}       もっかい見直したいけれど
        に : : : : : : : :}::/': :./: : : : }   }W:i:i:i:i:メ       もう寝な……
      }: : : : : : : : : ハ: :〈: : : : :.. |   /.|:ゞ、:i:i:i:i:ト     
      |: : : : : : : : ,: :}: : :V:/: : }.|  ./ |: :∧:i:i:iヽ:)    
      |: : : : : : :.:.:,:.:.|: : : V/: :.l.  /  .| /: :|{:i、:i:i}      明日早いのになぁ
      }: : : : : : : :.,: : : : : : } : : l     .|:':.:.:.|ト:i:i:i/}    
      小: : : : : : :/:|: : : : : :.:l: : :,     小:.:.:.メ:i:Y{ニ {    
     }:、: : : : : :彡}:.|: : : : : :.:|: :/     < 三≧=彡シ    
    イ、:.\: ̄:.::.:ィ: |: : : : : :.:|:/      |:\ニニ/:iヽ   
  ./: : |: :\: : :/:., : |: /: : : /      /:i:i:ゞ/:i:i:i:iハ   
  {: : : :,: : : : : : : :,:/__: : /ゝ- 、 _,彡/:i:i/:i:}:i:i:i:i:i:i从  
  |: : :/: : : : : : : : /:/: : : ///⌒Y-=ノ イ:i:i:/:i:i:i:i:i:i}ノ_   
305 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/04(土) 13:52:03.43 ID:ec4K4rzwO
激情、悲哀、懊悩、煩悶。そんなものは
楽しい事の片手間にやれてしかるべきもんだ
306 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 00:56:47.60 ID:T1jRp23W0
         ._
     .'´:::::::::::ヽ. .  他人に分かる文章に編纂するのに幾分手間がかかるので
     l /rノハ弋f.    
     | (l|゚ ヮ゚ノl1   最近の生活でここに書きたいことはたくさん増えたのだが、書く時間は無く
      | r |i準i|っ.      
       ./:|::l::|:i     手帳がますます厚くなるばかり。
       .`i7i7´
307 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 01:15:06.28 ID:T1jRp23W0
仕方ないので「なぜそう思うのか」を添えない言い捨てタイプの一言をちょくちょくと。


価値や意味が齎す力とは、人が見出すものであり、つまり現実に現れる影響に於いては「扱い」の差に過ぎない。
よって価値がない意味がないと嘆く者は、つまり扱いに不満があるのだ。他人からのものにせよ、自分自身からのものにせよ。
308 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 01:25:50.22 ID:T1jRp23W0
序でについでに。

上手に成功できない奴よりも、上手に失敗できない奴の方が余程愚かだ
309 :以下、VIPにかわりまして民がお送りします [sage]:2014/10/06(月) 01:40:12.99 ID:GFGXbZcio
感情をコントロールしたい
310 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 01:47:40.44 ID:x6BP1BkWO
更にさらに。


甘味を知らずに生きてきた人間が、食べさせられた甘露の味を己の既知の味の中で解釈しようとして不快に感じるように。

知っている事が狭く、またその世界に閉じ籠ろうとする人間は
例え幸運にも新しい何かが降って湧いた所で、新たな物として認識しようとしないので感じる事も狭く、幸運を幸運と認識できない。
既知の世界の何事かにカテゴリ分けされ、それ以上考えることがないのなら、それ以上得る事もない。
311 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 01:52:34.74 ID:x6BP1BkWO
おっと……珍しい。下げ忘れてなかったか確認してしまった

人の肉体はいつもその状況に於いては正しい判断をする。
怠くて動きたくない時はやらなきゃいけない事が有ってもだらけていることが正しいし。裏切られたと思えるような情報が入ってきて、それを信じられる時はそれが良い結果をもたらさないとしても、激情する事が正しい。
312 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 01:56:57.44 ID:x6BP1BkWO
よって思うに、精神には感情そのものをどうこうする力はない。

自由意志に出来るのは、推理して思考して判断して行動するだけで。自由に感じることはできないからね。

だから感情をコントロールしたい時は感情そのものをどうにかしようとするのではなく、意思で左右できる事を意識するべきと思う。

その情報がどんな意味があるのか、とか。
何が正しいのか、とか。
313 :以下、VIPにかわりまして民がお送りします [sage]:2014/10/06(月) 02:01:07.06 ID:GFGXbZcio
難しい・・・・・

単純に好きな女の子が他の男と親しくなってるのを見たときの感情をどうにかしたいのです
何事もどーでもよくなりたいのです
314 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 02:08:27.13 ID:x6BP1BkWO
例えば話を聞いてもらえない、という自分にとって不快な事をする人に対して激情したくない場合。

その感情を抑えようとした所で、できるのは行動を抑えるだけで。

ならば、自分は何故それで不快に感じるのか?相手は何故そんな事をするのか?そんな事を考えれば。

自分は相手に嫌われているのではないか、相手は自分の話を聞きたくない、あるいは聞くつもりがないんじゃないかという疑念から不快に思っていたと気付き。

相手は忙しいから、或いは単にその話題に興味が無かったから聞いてくれなかった、という事に気づいて。

事実とそれによってもたらされた情報を、自分にとって不快ではない状況に再整理出来るかもしれない。
315 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 02:13:44.63 ID:x6BP1BkWO
偶然にも近い例だった


さっきの例だと得た情報に対して無意識に自分がつけた解釈と認識によって

「激情することが正しい」状況が作り上げられるから、当然の反応として激情する訳で

ならばその状況を自分が望むままに再認識して、激情しない状況に解釈しなおせば良い。
316 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 02:19:20.47 ID:x6BP1BkWO
感受性は人それぞれだし変化もするが、急に変わるものでもなく。

一つの状況に対しては、もはやその場では人の感受性はもうどうしようもない。感じるべくして感じてしまう。

なら、感情をコントロールしたければ状況を変えるのが手っ取り早い。
それは物理的な行動で変えるだけではなく、自分に入ってくる情報の解釈を変える事でもっと大きく変えることができる。
所謂見方が変われば世界が変わる、というやつ。
317 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 02:25:12.63 ID:x6BP1BkWO
ちなみに私はここでは難しい言葉しか言わないし噛み砕くのもうまくはないのでで解釈や理解には恐らく努力が必要。

何にせよ、身をまかせるままでは何も変わらない
318 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 05:44:13.36 ID:T1jRp23W0
それが他人であれ、自分自身であれ、哀れむ人間が現れたその瞬間に初めてそいつは「可哀想な奴」になる
319 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/06(月) 05:54:38.57 ID:180OfgnDO
自分が可哀想だなどと絶対に思ってやるものか
320 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 01:29:51.02 ID:+ntZF6XmO
あらゆるものはただ其処に在るだけのものでも、皆何らかの理由や過程があってそこにある。

また、あらゆるものはどんな過程や理由があっても、その因果でただそこにあるだけに過ぎない。

それ以上の意味付けは須らくただの妄想で、各々の瞼の裏にだけ映し出されている物で、目を開けてみればその実体はどこにも見つからない
321 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 01:36:42.11 ID:Ai45AA+h0
瞼の裏の世界は詰まり精神的概念的な世界で、目で見える世界とは物質的観測的な世界。
つまり、これは概ね、「実体二元論」のお話

ただ、瞼を閉じた時の世界も、開けた時の世界も、どちらかが虚像とは思わない。
なにせ、自分が居ると感じられるのは瞼の裏の世界の方なのだし
322 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 01:40:30.25 ID:Ai45AA+h0
ただとても大事な事として、瞼の裏の世界は誰とも共有できない。
323 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 01:46:07.88 ID:Ai45AA+h0
瞼の裏の世界が実在するかどうかはどうでもいいが、人の意識による主観的な視点とはそう感じられるようなものだ

なので「そうである体」で動くと色々と都合が良い
324 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 01:55:49.13 ID:Ai45AA+h0
その前提で動くと、大事なのは自覚する事と区別すること。

瞼を閉じた時に見え、感じられるものを
目に見える世界で形として追い求めた所で、得られる物は虚ろだし

目に見える世界の法則を瞼の裏で適用させようとした所で、何を計ることもできない
325 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 01:57:42.34 ID:Ai45AA+h0

瞼の裏でどんなに善悪や法則を感じても、目を開ければそれはただそこに在るだけで

どんなに近くで人が寄り添ってくれていても、瞼を閉じればその世界では独りだ。
326 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 02:01:09.37 ID:Ai45AA+h0
だから私は

いやなことには目を開けて
楽しいことには目を瞑ろう
327 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/08(水) 02:15:19.96 ID:Ai45AA+h0
ありそうな箴言っぽく言うならば

嫌な光景にこそ、目を見開いて実体を見つめろ
楽しい光景にこそ、目を瞑って思いを馳せろ

といったところか
328 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/10(金) 23:55:42.87 ID:H3ATGwg60
楽しく過ごす事と、辛い事を避けて過ごす事は違う。

得る楽しみには喪失の恐怖が、積み上げる楽しみには完璧に届かない憤りが伴う。

辛さがあるからと捨てれば、避ければ、何も手には入らない
329 :以下、VIPにかわりまして民がお送りします [sage]:2014/10/11(土) 00:03:19.93 ID:ZolLRKbHo
都合の良い解釈なんて要らない
330 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/11(土) 00:43:30.30 ID:KPc5j31/0
安価もAAもないと察するの面倒だな!

本人がどうして自分がそう感じるのか説明も出来ない以上、心の問題に対して真実は無い。

出来るだけ悲観的な物が真実だと思う人も居るが、それは悲観的な物ほど「実感しやすい」というだけで

人は矛盾する複数の事を実感することがある。
例えばコースターを恐ろしいと感じながら楽しいと感じるように。
或いはある人を愛しいと感じながら悪だと憎むように、ね。

悲観的な予想も楽観的な予想も
どちらが間違っているとも、正しいとも言えないならば、後は「選ぶ」のみ
331 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/11(土) 00:47:45.57 ID:KPc5j31/0
矛盾する感情を感じながら、それを感じてしまう自分を許し。

その上で自分が選びたい物を「自分の感情」として信じ、採用する事が感情をコントロールする事だと私は思う。

316あたりの奴は、正確にはその選択肢を増やす手段。
332 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/11(土) 02:59:27.89 ID:KPc5j31/0
つまり
都合の悪い解釈も都合の良い解釈も、只の解釈であり真実ではない。
ならば都合の良い解釈上等。

都合の悪い解釈が過る事もあるだろうが
矛盾の苦しみくらいは受け入れて生きよう。

なにせ苦しまない道は、捨てる道だけなのだから。

以上が私の考え。ぐっどないと
333 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 02:15:25.46 ID:X2qcpCx+0
今悩んでいる問題は

極端に言えば
本人が捨てられることを望んでいる姥を、姥捨山に捨てて楽に生きるかどうか。という問題に似ている。

直ぐには死ぬわけじゃ無いが。
334 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 02:22:52.86 ID:X2qcpCx+0
本人の望みを叶えれば私はやる事は楽だが苦渋を飲むことになる

望みに反すれば心は楽だが、道はとんと険しくなるし、積み上げた物を崩さないといけない。

苦渋と共に易く生きるか
悔いなく苦路を行くか……いや、そっちでも難点が無くなる訳じゃないな

なまじ選択の余地はあるのがな……

335 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 02:33:26.40 ID:X2qcpCx+0
何が合理的かはわかるが

意味付けとは私の視点が一つなら

人の弱さも、仕方ない事か…………
336 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 02:42:00.79 ID:X2qcpCx+0
世間的に正しく、綺麗な物を選ぶのが正解ではない。

それは自分を肯定してくれるし、身を委ねる事で安心も与えてくれるだろうけれど

私は楽しく過ごしたいのであって、楽に過ごしたいのでは無いので
選びたいものを選ぼう
337 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 02:45:42.37 ID:X2qcpCx+0
楽しいのと楽なのは違うので

苦しみの少ない道が楽しい道かというと、そうでもない。

何か楽しみを得ようとするとき、それは必ず何らかの負と一緒だ。人間が関わることは特に。
338 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 03:02:59.46 ID:X2qcpCx+0
トートロジーのようだけれど微妙に意味は違うことだ。

相手の望みを叶えたいのかと言うと、それも違う。相手の要望を叶えるのも意思を尊重するのも、実利的にとても大事なことではあるけれど

私は私以外のために生きるつもりはないし
どう理由付けても自分の為にならない行動はそもそも不可能だ。

相手のために何かをすることがひどく気持ちが良いから、人は己の満足のための行動を「誰かのため」と称する、というのが持論だ。

そも相手の意思を尊重する一番のメリットはそれに任せることが最も長く相手の(精神の)ためになる結果を得やすいからだ。

つまり意思を尊重するかは、今回に関しては誰かの為になる満足感という一要素が得られるだけの問題だ。普段はそれだけで十分話が済むけれど
339 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 03:25:05.92 ID:X2qcpCx+0
結局私にとってこの問題は

世間的な親不孝に値することを行った後悔を感じ
自分が楽行をするために相手に苦行を負わせた自分の汚さを抱え
相手の苦しむ姿を目の当たりにした時に己の良心を削り
相手の意思を尊重した満足を覚え
社会的実働的には楽な道を行き

或いは

世間的な孝行、誰かのために己の何かを犠牲にした満足を感じ
自分が満足するために相手に心苦しい思いをさせる苦慮を抱き
相手の健やかな姿をみた時に良心を満たし
社会的実働的には苦労を抱き
その苦労に直面した時に再び苦しみ直す

どちらの道を選ぶか、か。
340 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 03:28:26.77 ID:X2qcpCx+0
さて、自分はどうしたいやら。
それがわかれば大分楽になるというのに

どちらが楽しく
また、過去の私が課した楽しく生きる条件付けを満たしてくれるやら
341 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/12(日) 03:33:29.42 ID:X2qcpCx+0
なんで私はこんなふぁっきん面倒くさい悩み方をする人間になってるのだろうね

342 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/14(火) 02:05:45.94 ID:/ZB40aKY0
         ._
     .'´:::::::::::ヽ
     l /rノハ弋f.    君が、己に便宜を図ってくれない世界を憎む時。世界もまた君の自分勝手を許さないだろう。
     | (l|゚ ヮ゚ノl1   
      | r |i準i|っ.      
       ./:|::l::|:i     だが君があるがままの世界を許せば。君は少しは、あるがままの自分が世界に許された様な気分に浸れる。
       .`i7i7
343 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/14(火) 02:15:27.02 ID:/ZB40aKY0
         ._
     .'´:::::::::::ヽ
     l /rノハ弋f.   まぁ現実そのものは何も変わらんがね。
     | (l|゚ ヮ゚ノl1   
      | r |i準i|っ.      雨の中で出かけるのを恐れて屋根の下にしがみついていた人間が
       ./:|::l::|:i     勇気を振り絞って一歩を踏み出した所で
       .`i7i7´ .    都合よく雨が止んで陽が射す……なんて事はない

雨の中で突っ切って走らねばならない。
344 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/14(火) 02:40:41.81 ID:/ZB40aKY0
         ._
     .'´:::::::::::ヽ
     l /rノハ弋f.   でもまぁ、世の中そんなもの。
     | (l|゚ ヮ゚ノl1   
      | r |i準i|っ.     冷たい雨に体温奪われても笑って許せるようになれば。
       ./:|::l::|:i     冷えた身体で他人に触って体温を奪ってしまう事も
       .`i7i7´ .   冷えた他人に触れられて身体を冷やされてしまう事も受け入れて

人と身体を温めあう事に怯えなくて良くなるかもしれない
345 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/20(月) 01:22:15.72 ID:9UWBA81o0
「卒直」というものは二種類あるように見える。


一つは心を開くための卒直で、他人の言葉を受け止めるために行われる。

もう一つは心を閉じるための卒直で、他人の言葉を締め出すために行われる。
346 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/22(水) 02:28:30.24 ID:EQmV3OpJo
すまーいる
347 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/22(水) 02:36:01.65 ID:EQmV3OpJo

 最近どうも色々忙しいというか心身ともに大変ではあるのだけれど
刺激が多いせいか考え事も良ーく湧く湧く
ただ、インスピレーションは増えたものの、最近だんだんと前ほど深く思考できていなくなってきているような気がする。
貧すれば鈍するとも言うし、やはり体力的余裕がないと思考の余裕もなくなるのだろうか。
じっくり考える時間がない、というのもまた真ではあるけれど。

 手帳が厚くなるのは良いが、やっぱり自分しか見ない文はどうしても「自分にしか分からない文章」になる。
そうした自分向けの文は、どうも見なおしても「ちゃんと筋が通っている」ように思えてしまうのだけれど、
でも、このスレに書き「誰かに向けた文章」として再編すると後から見なおして「これは違うんじゃないか?」と思う事が度々。
詰まる所、一度形にした考えを見直し、より深い所にたどり着くのにこのスレはとても役に立っているのだと思う。

 やはり考え事を深く深くするのは、もはや趣味であるからして
貴重な自由時間をここに投資したい所だけれど
体調が既に一線を越えてしまったのもあるし、何よりやっぱり時間がない
348 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/22(水) 02:40:18.15 ID:EQmV3OpJo
んで結局>>307で一度出した結論に戻る。

言い捨てるだけで何も説明も掘り下げも根拠の追求もしなくていい箴言もどきの
なんと楽な事か
楽すぎて悲しくなるね
349 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/22(水) 02:47:33.63 ID:EQmV3OpJo
というわけで、手帳での1項目を一言に短縮する事で
ちゃんとした、そのままの意味での『一日一言』を目指していこう
きっとネタ切れは早い

まずひとつ

「 立ち向かうことで失う物はあるが
 それは逃げることで得られている訳ではない 」
350 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/23(木) 01:26:48.66 ID:/RYuy/cfo
一日一言(予定)、きょうのぶん

苦痛は幸福を相殺しない
それらはよく天秤の両端に乗せられる事はあるが、別種類の物である

ただし苦痛は、人間から余裕という物を奪い去る
351 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/24(金) 02:11:57.36 ID:sbD34dBYo
         ._    きょうのぶん
     .'´:::::::::::ヽ  
     l /rノハ弋f 傍観に徹する事も含めた『自分の意思決定』が、どこにも介在せずとも成立する愛では無いのならば
     | (l|゚ ヮ゚ノl1 それは自分のためにならない愛ではない
      | r |i準i|っ 
       ./:|::l::|:i    自分の意思決定がどこにも介在せずとも成立する愛ならば
       .`i7i7´   それは自分の愛ではない
            
            
            
            
352 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/25(土) 01:07:30.84 ID:EguhbfVbo
                   ---
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
             ,.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
.            /:.:.:.:/:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:._
             ':.:.:.:.:{:.:.{:.:.{:.:. -----}:.:、:.\=ヽ   きょうのぶん 
              i:.:.:.:才笊:.W{\:.:}:.:.}:.:.:}、_:.:.:ヽ  
              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ 
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄   人間の、思考を経ていない感想というのは
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |    心のメカニズムから出てくる反射のような物なので、
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}   思考によって妥当性を吟味せず簡単に鵜呑みにするべきじゃないし
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }   ましてや軽々と口に出して「自分の発した言葉」にしてしまう物ではない。
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、    自分のものは特に。
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
  `¨¨´   \ニニ'ニニニ/ニニニ≦ニニニニニニニ=-…  -=ニニシ
          \ニニニニ{ニニニニニニニニ=-  ¨
           \ニニニ.{ニニニニニ=- ¨
            `¨¨¨´ ` -=ニ- ¨
353 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/25(土) 23:19:46.06 ID:EguhbfVbo
                   ---
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
             ,.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
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             ':.:.:.:.:{:.:.{:.:.{:.:. -----}:.:、:.\=ヽ
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              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄  人は自分とは「違う」、と感じられる人間に対して
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|    特に敬い褒め称える事もあれば、時に貶し迫害する事もある
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\  それを分けるのは本質的な優劣などではなく
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}   
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|   ひとえに、それを評価する本人がその「違う」人物の境遇に対して
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }    近づきたいと思うか、遠ざかりたいと思うかの差にすぎない
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、    
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \   
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            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
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  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
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354 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/27(月) 03:07:40.81 ID:OoFWo5llo
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              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|          今日のぶん
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}         どんなに苦心して辿り着き
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|          今までどんな困難を乗り越えさせてくれた「考え方」や「信条」であっても
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }    
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧        それは人を運ぶための筏に過ぎず
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、        一度人を新たな地平に送り届けてくれたのであれば
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \       もう筏としての用はなくなるものだ
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\     
            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\    敬する事はあっても固執する事があってはならず
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、   新たな困難に会ったのならば、新たな筏をその都度組み直した方がいい
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
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          \ニニニニ{ニニニニニニニニ=-  ¨
           \ニニニ.{ニニニニニ=- ¨
            `¨¨¨´ ` -=ニ- ¨
355 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/28(火) 02:21:49.44 ID:O6QdaiCoo
         ._    
     .'´:::::::::::ヽ      きょうのぶん
     l /rノハ弋f   
     | (l|゚ ヮ゚ノl1    ものごとには備わっている性質と、見出されている性質がある
      | r |i準i|っ    
       ./:|::l::|:i      区別するためのただの事実が前者で
       .`i7i7´     善であるとか美しいとかの「価値」が後者
               
            
356 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/29(水) 03:38:06.27 ID:rOT0wvhxo
                   ---
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ   きょうのぶん
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|    自分がどんな言葉を使われ、どんな反応をされると喜ぶのかを覚えておこう
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |    
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\  人を喜ばせたり、自分を好い人だと想われたい時にはそれを自分が行いましょう
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}  
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|   自分が行動に起こす段階で、「何をしたら喜ぶかな」と考えるんじゃなく
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }   自分が行動を受け喜んだ段階で、「自分は何で喜ばしく感じているのだろう」
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧   「これを他人に行ったらどうなるだろう」という事を考える
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \  これが第一の手段です
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
  `¨¨´   \ニニ'ニニニ/ニニニ≦ニニニニニニニ=-…  -=ニニシ
          \ニニニニ{ニニニニニニニニ=-  ¨
           \ニニニ.{ニニニニニ=- ¨
            `¨¨¨´ ` -=ニ- ¨
357 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/29(水) 23:46:16.45 ID:rOT0wvhxo
                   ---
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
             ,.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
.            /:.:.:.:/:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:._
             ':.:.:.:.:{:.:.{:.:.{:.:. -----}:.:、:.\=ヽ
              i:.:.:.:才笊:.W{\:.:}:.:.}:.:.:}、_:.:.:ヽ
              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ   一日一言、今日のぶん
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|      
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |      「顔を美しくしたい」という欲と
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\    「心を美しくしたい」という欲とは根源は同じものだ
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|    他人から見える自分の姿と自分から見える自分の姿の
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }    どちらを重視するかだけの違いである
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、     
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
  `¨¨´   \ニニ'ニニニ/ニニニ≦ニニニニニニニ=-…  -=ニニシ
          \ニニニニ{ニニニニニニニニ=-  ¨
           \ニニニ.{ニニニニニ=- ¨
            `¨¨¨´ ` -=ニ- ¨
358 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/31(金) 01:35:29.25 ID:cfgnfjG5o
                   ---
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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.            /:.:.:.:/:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:._      きょうのぶん
             ':.:.:.:.:{:.:.{:.:.{:.:. -----}:.:、:.\=ヽ   
              i:.:.:.:才笊:.W{\:.:}:.:.}:.:.:}、_:.:.:ヽ
              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ   嘘をつく人間への罰は
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄    嘘を疑う心を持つようになる事
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |    軽率に言葉を使う人間への罰は
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\  人の言葉の重みを信じられなくなる事
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......| 
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }   
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
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          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
  `¨¨´   \ニニ'ニニニ/ニニニ≦ニニニニニニニ=-…  -=ニニシ
          \ニニニニ{ニニニニニニニニ=-  ¨
           \ニニニ.{ニニニニニ=- ¨
            `¨¨¨´ ` -=ニ- ¨
359 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします [sage]:2014/10/31(金) 01:42:36.00 ID:sf8nB+Fto
誰よりも嘘が嫌いで嘘を吐かないようにしていて
誰よりも軽い言葉を疎んじて重みも責任も持たせるようにして

それなのにそれだから
誰の言葉も、自分の言葉すらも信じられないままで

私の犯した罪は、何だったのですか?
360 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/31(金) 01:48:39.90 ID:cfgnfjG5o
                   ---
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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.            /:.:.:.:/:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:._
             ':.:.:.:.:{:.:.{:.:.{:.:. -----}:.:、:.\=ヽ
              i:.:.:.:才笊:.W{\:.:}:.:.}:.:.:}、_:.:.:ヽ
              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ  >>359
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄   断定はできないけど、もし心当たりがあったなら当たっているのかもしれない
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|     
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |    たぶん、人を「人」として許せきれなかった事かな
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\   誰も、自分も 
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|   一度言葉を裏切ってしまった罰を
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }   精算する事なく引きずってしまった時
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧   人はそうなる事がある
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
  `¨¨´   \ニニ'ニニニ/ニニニ≦ニニニニニニニ=-…  -=ニニシ
          \ニニニニ{ニニニニニニニニ=-  ¨
           \ニニニ.{ニニニニニ=- ¨
            `¨¨¨´ ` -=ニ- ¨
361 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします [sage]:2014/10/31(金) 01:52:49.93 ID:sf8nB+Fto
誰よりも罪に潔白なのは、犯した罪か、犯された罪があるから

それが当たっているとするなら

どうしたら、その罪は贖えるのですか?
362 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/31(金) 02:00:06.73 ID:cfgnfjG5o
                   ---
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
             ,.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
.            /:.:.:.:/:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:._
             ':.:.:.:.:{:.:.{:.:.{:.:. -----}:.:、:.\=ヽ
              i:.:.:.:才笊:.W{\:.:}:.:.}:.:.:}、_:.:.:ヽ   
              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄  人間一般について知る事は
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|    それぞれの個人について知る事よりたやすく
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\  それぞれの個人の弱さを許す事は
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}  人間一般の弱さを許す事より難しい
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }   
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧   「贖う」というのは、一般的な意味では
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、   罪に応じた苦しを受ける事で、懲罰者に許しを貰う事
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \  そして社会的に見れば。そうする事で次にその罪人、あるいは誰かが
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\  罪を犯す事のないようにする「見せしめ」に過ぎない……と、私は思う
            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、   だから私の考えでは、自分が懲罰者である限り
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)  どんな罪も贖う事では苦しみからは解放されないし
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]   どんな場合でも罪はなかった事にはならない
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
  `¨¨´   \ニニ'ニニニ/ニニニ≦ニニニニニニニ=-…  -=ニニシ
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363 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします [sage]:2014/10/31(金) 02:04:30.57 ID:sf8nB+Fto
その罪を探して、自らが許すしかないのですね

ありがとうございました、神父さま
364 : ◆junnXXL3g2 [sage]:2014/10/31(金) 02:10:34.38 ID:cfgnfjG5o
                   ---
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             ':.:.:.:.:{:.:.{:.:.{:.:. -----}:.:、:.\=ヽ
              i:.:.:.:才笊:.W{\:.:}:.:.}:.:.:}、_:.:.:ヽ
              |:.:.:.:.:W{__ヽヽ xぅ示7:.}:.:.:| ̄)ノ
              |:.:.:.:.爪うヅ    `¨´ }: }:.:.:|  ̄   あいにく、ウチの宗教にはキリスト様は居ないので  
              |ハ:.:.:圦""  '  "" .イ: }:.:.:|     罪を代わりに背負ってくれる人も
              {  }ヽ: 个 。. ニ イヽ: :}__ |     代わりに懲罰を与えてくれる人もいない
                  }: :}: :{ィf' _{   ノ  }: } /..\    
.                i:} ''}: :{ v'/ノヽ./}: }'...../}   司法というのは、罰するための機構でもあるけど
               从. }: :{  }   ´rノ .}: }/......|   なにより許す口実を与えてくれる機構でもある
.              /:.:ハ }: :{ _{_  八 .}: }./...... }     
.               /:.:/} }乂{..} ̄ミヽ..... ヽ}ノ..........∧    個人個人の抱える罪は裁判官が居ないからこそ
.           /:.:/ ,: }......./.............\.... /...........':.:.:.:、     消える事はなく、忘れる事は難しい
.            /:.:/ /:.:.:,.../................../.../.........../:.:.:.:.: \
          /:.:/ /:.:.:.:.v................. /.ノ............/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            {:.:.{ {:.:.:.:.:.:}................/ {............../:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.\    苦を無くすよりは
          ):.:.}ノ:.:.:.:.: 乂........ノ.....}...........∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\:.:、   苦を背負って生きていける自分自信を
      r.:.:. ̄:.:.:人:.:.:./...... ̄.... /........../.........、:.:.:.:.:.:八:.:.:\):.)   探し求める方が確実性はあるでしょう
    --=ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ .............../............ /..............ヽ:.:./  \:.:.:]
   ( r-=彡へイ/:i:i:i:i≧=-ァ................./______):{   (:.:ハ:.:)  どういたしまして
   _斗r≦⌒Y:i{:i:i:i/:i:i:i:i:/- ' ̄ \../:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:{:.{:i\ r-_彡'__
  ノ。r≦ニニ ゝ<:/:i:i斗ゝ_{ 、. 、 ∠):i:i:i:i:i:i-=ミ:i:i:i斗=彡'ヽ ニニ=.≧、
  {ニニニニニニニYニニニニ7≦ニニ==- -=ニニニニニニ}ニニニニヽ
  `¨¨´   \ニニ'ニニニ/ニニニ≦ニニニニニニニ=-…  -=ニニシ
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           \ニニニ.{ニニニニニ=- ¨
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