過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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789: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/30(火) 14:43:37.22 ID:Dn8M4cA7o
>>788

【病魔は知らず知らずの内に追い詰める、見えない病巣がいつの間にか浸食している作用に似ていた】
【壁に追い込んだならじぃ、とその大きな瞳を見据える、大きな瞳が見据える、重なる細工は同様に美しく】
【また同様に歪であった、合わせ鏡の成れの果て、狂ってしまうしか方法が残ってないみたいに】


──── "それから" ? それから、どうするのかな? また睦まじく夜に耽るのかな? 背徳に身を窶すのかな?
あはは、良いんじゃない? ボクもね、鈴ちゃんと一杯一杯したもの、一杯一杯になったもの、全然否定はしないよ


でもね、君が見捨てた "彼ら" に、それからなんてないんだ、あの時がその終着点だったしね
君が快楽に身を捩らせて、媚態に身を悶えさせて、羞恥に身を翳している間にも、──── 忘れ去られて


良いじゃん、──── とってもニンゲンらしい、素敵な、素敵な自分勝手さだよ、好むところだからね♪


【そうして、彼女は気付いた、──── 目的論と方法論の逆転、歓喜に身を震わせて、狂気に身を任す】
【徐に彼女の手が伸びた、貴女の胸元、愛しき相手以外に蹂躙を許さないその場所へと】
【まるで侵略者の様に彼女は向かう、蹂躙して君臨する以外に、道を知らないかの如く】


ああ、やっぱり、──── そこに隠してたんだね、跡地を探しても見つからない筈だよ
ほら、返せよ、之は "ボクのもの" なんだから、さ────


【指先が一つ貴女に触れたなら、その手に握るのは "一片" ──── 有る方向から見れば、鱗でしかなく】
【また別方向から見れば、桜の花びらであった、然るに矛盾をしていて、然れど矛盾はなく】
【──── "ウヌクアルハイ" の中に残っていた、鈴音の名残を、そうして手に入れようとする】


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