過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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780: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/30(火) 01:35:02.58 ID:s2ylCQZw0
>>778

【女性の述べる言葉に矛盾はなかった。 ─── あまりに矛盾がないと言わざるを得ないほど。】
【言葉を綴る毎に合理的な判断は固められた。然して直感的な判断もまた固まるとして、方向性は完全な相転移を見せていた】


「 ──── 成る程、ね。」「ありがとう。 ……… 私はそれを信じましょう。」
「にしても、 ─── 我ながら、些か乱暴に過ぎたわね。 ……… "真正面から"打つけてしまうなんて。酷い衝撃だったでしょう?」


【自分の意識に不全性はない。 ─── ならば目前の相手に不全があると見做すのが適切であった。】
【中途でアリアの声音は世間話のような温度感を帯びる。確かに彼女の車は、トラックと酷い正面衝突を遂げる所だった。】
【半損で済んだのは偏に運転技量の賜物であるのか。 ─── 然して、今一度、青い隻眼が女性を覗き込む。】


「では、もう一つ聞かせて貰いましょう。」「 ─── "これ"が何か、解るかしら。」


【 ───── 車内に残っていた"着弾痕"より、アリアは潰れた小さな金属塊を摘み上げていた。彼女の放った弾丸である】
【確かにそれは運転席を貫徹していた。そうしてカーゴ内に着弾していた。 ─── 仮に銃声が聞こえなくとも、"騒がしい"という普遍的感覚に済まされる騒動だったろうか。】


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