過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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763: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 23:06:29.20 ID:/AJabT4wo
>>762

【──── 銃口を向けられて尚、シモンの表情は変わらない、休日の昼下がり悠々と走らせる車中の様に】
【自分より遙かに大きなその女を見上げる、ギリシア彫刻ですら裸足で逃げ出す美しさであった、それでいて】
【その完璧すぎる形は時として、圧迫する様な威圧感を用いて、時に大河すら飲み込むのだろうか】
以下略



764:合歓 ◆KWGiwP6EW2[sage saga]
2018/10/29(月) 23:09:43.74 ID:95GAXIxw0
>>760
――お前の言ってることは全然分からない。


【挑発でも何でもなく、事実であった】
以下略



765: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 23:18:44.25 ID:/AJabT4wo
>>764

【跳ねた血しぶきが地面を濡らしたなら、空中に浮かぶ口が、その下へと殺到する】
【 "舐る" ──── 否、"吸い尽くす" と表現すべきか、その可憐な口を地面へと押しつけて、吸い尽くす】
【生々しい水音が響いた、そうしてやがて、その場から血の名残さえ消えて無くなる】
以下略



766: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/29(月) 23:23:44.01 ID:Q5L3lQ0x0
>>763

【その威容に違わずその内面もまた現実味がなかった。 ─── やはり女は表情を変えずに、シモンの言葉を聞いていた】
【頷きも驚きもなかった。ただデバイスからメモリを介しプロセッサに通達される作業的な解釈であった。ならば口を開く刹那まで、やおらであって】

以下略



767: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 23:35:54.68 ID:/AJabT4wo
>>766

【シモンは思考する、──── 成程、如何にも正常に "狂っている" と、彼の中で腑に落ちる】
【そこに良心の呵責は無いのだろう、下手な同情を惹くほどに無意味な行動は、目の前の相手にないだろう】
【逆に言えば、理屈と理論は其れを凌駕するほど効果的と考えた、──── だからこそ、】
以下略



768:合歓 ◆KWGiwP6EW2[sage saga]
2018/10/29(月) 23:36:21.71 ID:95GAXIxw0
>>765
グッ……ギ……!


【格好をつけはしたものの、脚の傷は治療を受けなければヤバいと言う痛みの警鐘を鳴らし続けている】
以下略



769: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 23:45:44.13 ID:/AJabT4wo
>>768

【──── 少女は存外に疑い深い、それでいて強かだ、能力の振る舞いにも無駄がない】
【けれども少年の行動は理に適っていた、追撃のチャンスであるというのに、彼女は "血を摂取する" 事に移行した】
【瀟洒な雰囲気を携えて、落ち着いた言葉で話す、けれども、──── その "実態" とは】
以下略



770: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/29(月) 23:53:01.36 ID:Q5L3lQ0x0
>>767

【 ─── 向けられる銃口。生じるのはメキシカン・スタンドオフ。それでも女はやはり表情を変えずに、淡々と言葉に耳を傾けて】
【狂ってはいるが道理は通る女であるようだった。 ──── 双方に利のある限り、約束を反故にされることもないだろう。然して】

以下略



771: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/30(火) 00:04:08.74 ID:Dn8M4cA7o
>>770

【──── "我々の特質ね" とシモンは幾らか表情を緩めそうになる、中々耳に心地よい旋律であった】
【そうなれば目の前の "アリア" の大体の目星は付く、幾ばくか情報は必要になるが】
【シモンは荷台に向かうアリアを止めようとはしない、ただ新しい煙草を胸ポケットから取り出して】
以下略



772: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/30(火) 00:20:53.51 ID:vEMdJQpt0
>>771

【「仕事柄、 ─── 詳しいだけよ。」ならばそれは、幾らか迂闊な返答でもあった。国内外の各種法令に対する知識を必要とする、"秩序"の側に近しい職業】
【コンテナの扉を軽々と開いて、その中を覗き込む。確かに輸送物そのものに問題はないような印象を受けた。そして、現れるのは】

以下略



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