過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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242:白桜 ◆zqsKQfmTy2[sage saga]
2018/08/14(火) 18:13:11.56 ID:bAgKGMrOO
>>239

【ぐいぐいと引っ張られる身体。背中を後押しする頼もしい言葉】
【未知にすくんだ身体の強張りは何時しか何処かへ消えて】
【けれど同時にフラッシュバックしたのは寂しげな横顔】
【白桜は選ぶ。望まれているであろう言葉と安心させるであろう振る舞いを】

……うん、独りじゃ無い。今はお姉はんが私の側に居てくれる。
独りなら心が挫けそうでも、二人なら何処だって行ける。

【不安げな表情は一転して、ぱあっと咲く向日葵のような笑みを文月に向けて】
【強く握り返された指先も、そこから伝う想いも全部いとおしいと言外に告げていた】
【そしてもう一つ……"いつかは守られるだけじゃなくて、お姉はんを守れる様にがんばるから"と】

【そうして二人は店内で買い物を始めるのだった。文月に使う食材を聞きながら一つ二つと篭に入れていく】
【必要な食材や手間の多さに思わず嘆息を洩らして、改めて思う。色々と甘えていた、と】
【きっ、と引き締めた表情は間違いなく自分を変えようとするものの心の現れ】

オムライス一つ作るのにこんなに食材が要るなんて…知らなかった。
普段から料理を作ってるエーリカやお姉はんには頭が下がる……。うん、……がんばろう。
あっ、エーリカと言うのは私達"カイ"共通の親友の事。

きっとお姉はんとも仲良く出来ると思うからいつかまた紹介したい……。

【ーーどさくさに紛れてに自身の好物であるお高いアイスを幾つも入れていたのは秘密。恐らく露見するだろう】
【もし見つかったなら。お姉はんの分もあるから、と見逃してくれるよう懇願するだろう】






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