過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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210: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/13(月) 01:03:06.18 ID:4liS5Fs6o
>>208

【──── 彼は静かにその所作を止めた、フェードアウトする音響の仕組みではなく】
【寧ろ、それは急に落ちたブレーカーの所以。電源から切り離されたかの様に】
【瞑目する、その流麗な仕草は祈りの動作に似て、やがて消える水滴の作用をも思わせる】
以下略



211: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/13(月) 01:08:57.54 ID:4liS5Fs6o
>>209

【文月の元来の性分はお節介焼きで、まじめ一辺倒な性格であって】
【年を取ってややも落ち着いた部分があったが、それは根本から変わることなく】
【散乱する書物、明らかに日々の整備を怠っている証拠である、から】
以下略



212: ◆Kh0dBGYsiPBw[sage saga]
2018/08/13(月) 01:36:06.87 ID:LCwkSz6V0

>>210

【不意に目を瞑る相手に少女は何事かと少し身構えた様子になって】

以下略



213: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/13(月) 01:37:19.39 ID:4liS5Fs6o
>>212
/お疲れ様でしたー!


214:白桜 ◆zqsKQfmTy2[sage saga]
2018/08/13(月) 12:17:18.53 ID:6EX5JHp90
>>211

【"カイ"の部屋は誰が見ても汚い。物が散乱し、酷い時には足の踏み場も無い】
【真面目で育ちの良い姉からすれば看過できるモノでは無い――そんな生活空間】

以下略



215:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/13(月) 17:29:19.45 ID:LsEiO33F0
【街中――――人気のない通り】
【誰かの心を写し取ったように澄み渡る青空の日だった、あるいは、誰の心模様も組んでくれない青空の、絶望的に鮮やかな日】
【ピークを過ぎた太陽光線は鋭さをいくらも失って、けれど夏らしい気温と遠くより聞こえて来る蝉の声が、限りなく一年で一番色鮮やかな季節を意識させて】

――よしっ、充電だってね、いっぱいしたわ! ばっちりだってね、思うわっ。お菓子持ったでしょ。お茶も持った……。塩の飴もあるし……。
以下略



216: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/13(月) 17:47:41.18 ID:VQBGxX1R0
>>215

【――――――路地裏。進んでいった先に、これまたその場に似合わない少女が居るんだった】
【少し前。そこには「機関車」が突っ込んできて、辺り一帯が瓦礫の山と化したんだと言う。レールもないのに】
【だからそれは都市伝説として扱われて、そのうち話題にも上がらなくなった場所だった。だけども、】
以下略



217:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/13(月) 18:01:27.93 ID:LsEiO33F0
>>216

【――ことん、と、小さな足音がする。相手はそれを聞き取るのだろうか、それとも、瓦礫を後ろに放る音に紛れて、聞こえないだろうか】
【不思議そうな吐息一つで幼子は、その光景を目に入れたそのまんまの場所で立ち止まる。――距離はまだ遠くって、いくらかあって、だけれども】
【あるいはだからこそ、がらがらの瓦礫の全体をきっと見渡すことが出来た。「えーっ」って小さな声を漏らした、どうしたんだろう、って、言いたげに】
以下略



218: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/13(月) 18:21:30.48 ID:VQBGxX1R0
>>217

探しもの――――探し人、探し……キツネビト? してるの。
でももう、ここで会ったのずっと前だから……もうどっかに行っちゃったかもしれない。
あのね、すごくきれいな髪の――キツネの人なの。あのねあのね、髪の毛、真ん中で色が別れてて、
以下略



219:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/13(月) 18:36:01.64 ID:LsEiO33F0
>>218

さ……さがしきつねびと……? ……あのね、私ね、キツネビトサン? ――その、あう……、あのね、会ったことね、ないわっ。
あのね! モンブランと……メロンソーダの……キツネさんてね、とってもね、おいしそうだなってね! 思うの、だからね、
会ってたらね、きっとね、ぜったいね、覚えてるでしょ? でもね、私ね、覚えてないから――会ったことない……。
以下略



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